2009年03月04日

インド料理で一人宴会2

昨日作ったインド料理を嬉しがってさっそく紹介してみます。

初めて何品か一度に作ってみたときもかなり疲れましたが、今回は品数が一緒やのに疲れが酷かったですわ。

時間的にも前回が3時間半ほどやったのに今回は4時間半を越えてたかと思います。

スパイスの取り分け(←計量とは呼べんので)だの手順の確認だのは前回同様でリズムが悪いなりにも、多少慣れたハズなのに・・・・。



さて、今回のターリー(インドの定食?)の献立を考えたところか書いていきましょう。

前回はノンベジカレーが海老カレーでエビを安モンの冷凍むきエビにしたから旨みも少なくやや弱いモンになりました。

チキンカレーを作ったばかりやったんで違うモンにしたくてメニューからハズしたんですが、どうせならチキンを入れたヤツが食べたいなぁと感じました。

初回のチキンカレーは鶏モモ肉のブツ切り骨付きを使いました。

その後、色々と次のインド系カレーを考えてる中であばらのトコとかも骨付きのブツ切りにしたヤツを入れたいなぁと。

私はケンタッキーの鶏(長いこと食うてませんが)でも、食べやすいトコよりあばら骨とか背骨のある食いにくいとこが好きなんです。

肉単品やったらあっさりした胸肉よりモモ肉が好きなんですが、ゴチャゴチャした骨付きがええなぁと。

スーパーではブツ切りのモモ肉しか見たことなかったから、かしわ屋(鶏肉専門店)へ行って相談しようかなどと考えてたんです。

一本前の記事に書きましたが、別の用事で行った業務スーパーにたまたまイメージ通りの鶏を発見。

こりゃカレー宴会せなアカンやろうと段取りも考えずにカゴに入れちゃいました。

大きめのパックに入って、990g台後半の量があってかなりたっぷり。

別の店で安かったんで買うたカリフラワーもカレーにすることにしたんですが、こいつがまたかなりデカめ。

前回の一人宴会では出来るだけ量を抑える努力をしましたが、今回はハナから諦めました。

どうせならたっぷり使って誰かに食べて貰うことに。

前日に電話したら妹が喜んで引き取ると言うてくれたんで安心して料理できました。



昨日は11時頃に朝メシのうどんを食べ終えて、まず台所の片づけから。

食器カゴに入れたままやった食器を片づけたりして、作業環境を整えました。

12時半を少し回ったあたりからいよいよ本格的に調理開始。


最初に大量に使う食材の切り出しをまとめて済ませることに。

ショウガとニンニクをすりおろしたんですが、どの料理でも両方入れるかなぁと思ったんで一緒くたにして混ぜときました。

ほんまはショウガ単独ってやつが2つもあったんで、別にしとくべきでした。

少しでも器を減らしてスペースを確保したかったってのもありますが、レシピを無視して両方入れることになったんで失敗ですね。

ニンニク、ショウガをすりおろしたらまず鶏の漬け込み。

今回のチキンカレーは「はじめてのインド料理」と「スパイシーオードヴル」の”ええトコ取り”で行くことに。

ええトコがどこが分かるほど知識も経験もないんで、正確には”好きなとこ取り”ですが。(^ ^;)

「スパイシー〜」からは、鶏を事前にヨーグルトベースに香辛料を入れたとこに漬け込むとこを採用。

オリジナルのレシピでは”ダナジラ”っていうミックススパイスを使うんですが、そいつはコリアンダーパウダーとクミンパウダーに置き換え。

ショウガ、ニンニク、レモン果汁、チリパウダー、ターメリック、塩なんぞをティースプーンで雰囲気だけ計って、ヨーグルトに混ぜ混ぜ。


ブツ切りの鶏肉をたっぷりと


1kgっていうとなかなかの量がありますなぁ。

こいつらをデカイボールに入れてモミモミ。

「スパイシー〜」では”1時間”漬けるってなってましたが、作業の順番から結局3時間は浸けたことになると思います。





漬け込みだけやったら、材料の切り出し再開。

タマネギ3個、タマネギ1個、タマネギ1/2個をまずみじん切り。

続いて赤タマネギ1個をスライス、1/2個を細かいみじん切りに。

こんだけ玉ねぎば〜かっり刻んでるとどっかの厨房で修業でもしてる気分になりますなぁ。

フードプロセッサーを出そうかとも思ったんですが、洗って干すこととか考えるとまた作業スペースに障るかとおもってやめたんです。

スペースの狭さは人力でカバーです。(T_T)





続いて・・・





って、このまま作業の順に書いていくと、完成品に行き着くまでまで4時間くらい掛かりそうなんで、それは完成品を見てもうてからチョコチョコ書くことにします。


出来たカレーは遅めの昼メシにするつもりでしたが、予定より時間がかかり晩メシになりました。

妹が取りにくるのが4時過ぎって聞いてたんですが、正直言うてギリギリになりました。
休みナシにバタバタ作業やって4時間以上、最後のカレーを煮込んでるだけの状況までたどり着いたときは気ぃ抜けて”ホケッ?”って感じでした。


妹にたっぷり持って帰ってもらったら、小さめの器にちょっとずつ盛り付けてまずばあちゃんのトコへ。

同じアパートの別の部屋にいるばあさんの世話はいつもはオカンがやってますが、3泊4日で台湾に行ったんでその間は私が少しやることに。

晩メシのオカズとして今回のカレーを運んであげました。

 *そのために全般的な辛さはグッと抑えました。









分ける相手に分けたら、ハイボールをチロチロ舐めながらしばしコタツに座り込み。

油が入ったら(酒飲んだら)ぼつぼつ正気に戻り、腹が減ってるなぁと。


酒の力でコタツから立ち上がって自分の食べる分を盛り付けました。














インド料理の盛り合わせ

 *クリックしてもらうと横800ピクセルのデカイヤツになります。

・チキンカレー

・ほうれん草カレー

・ミックスベジタブルライタ

・カリフラワーとジャガイモの炒め物

・赤タマネギのアチャール

・キャベツのスパイス炒めしょうがとバター風味


ご飯はタイ米を買いに行きたいと思いながら行けてないので、せめて少しでもパラッとするようにと押し麦を混ぜた麦ご飯にしてみました。

前回はチキンティッカも作って品数が一つ多かったのに、今回の方がたいへんでした。










調理に時間かけたんで個別のヤツのアップにもお付き合いください。(^ ^;)



事前の予定では今回は各料理の出来上がり全量を個別に写真に撮ってアップしようと思ったんです。

でも、出来上がりが遅れて、妹は姪っ子のお迎えがあって急いでたで断念しました。













赤タマネギのアチャール

*赤たまねぎのアチャール

赤タマネギ1個とピーマンのスライス1個分で作りました。

まだ生の青唐辛子が残ってたので、そいつのみじん切りも加えてやりました。

タマネギとピーマンのスライスに軽く塩をして、しばらく置いて水を絞りました。

そこにコショウ、レモン汁、レッドチリパウダーなぞで味付けするんですが、ここでチョイとミス。

水を絞った後に、最初の塩の残り具合を見てから最終の味を決めようと思ったのにコロッと忘れてました。

コショウから順に加えていって、ほぼ自動的に一つまみの塩を散らしてました。

少なめのもう一つまみを行こうとして、「ギャッ」っていいながら思い出しました。

結果的にはちぃと塩が効いてしまいました。

最初に作って夕方に食べる頃にはさらに水気が出てマシになってましたが、予定よりはしっかりした味でした。


じゃがいもとカリフラワーのカレー(アルーゴビ)

*じゃがいもとカリフラワーのカレー(アルーゴビ)

アルーゴビとは「スパイシー〜」に載ってた料理名で、アルー(Aloo)がジャガイモ、ゴビ(Gobi)がカリフラワーのことやそうです。

その解説によるとインド北部(ブンジャビ地方)で生まれて有名になったそうです。「はじめての〜」にも載ってるから基本的な料理なんでしょうかね。

両書で多少作り方に違いがありましたが、「はじめての〜」を参考にシシトウの代わりにピーマンを入れて生のトマトを使いました。

鍋にフタをして蒸し煮にするんですが、ジャガイモを生から火を通すのは不安やったんであらかじめ電子レンジで固めにチンしときました。

カリフラワーがデカかったのと古いじゃがいも3つ使い切りたかったんで、全部で行ったらかなりたっぷりになってしまいました。

塩はごく控えめにして素朴味を目指しました。


キャベツのスパイス炒めしょうがとバター風味

*キャベツのスパイス炒めしょうがとバター風味

こいつは絶版になってる「誰も知らないインド料理」って本の著者渡辺玲氏のウェブサイトに載ってた料理を参考にさせて貰いました。

オリジナルのレシピでは、チャナ・ダル、ウラド・ダル、ヒングと最初のスパイスで私の持ってないものを使うんで、氏の料理を作ったと言うより参考にキャベツを炒めただけってかんじですね。

日本語の料理名には出てないんですが、URLの一部に”recipe2cabbageporiyal”って入ってるってことは、ポリヤルって料理になるんでしょうかね。

第3回のグルコバで出た”さつまいものポリヤル”でもチャナダル、ウラドダル、ヒングを使うてはりました。

典型的なパターンやとすると買い足しスパイスリストにこの3つ入れんとあきませんなぁ。


スパイスもナシにこの料理をメニューに入れたのは、バター風味ってのが他と違ってオモロイかなぁと思ったからです。

フライパンにフタをして水ナシでじっくり蒸し煮にしてやるとキャベツが甘くなってなかなか良かったですわ。




今回時間がかかった要因の一つがこの副菜?2品です。両方蒸し煮やから調理時間が予想以上に掛かりました。

デカイフライパンが1個しかないから平行して作業できんしでロスがありました。

次回以降は蒸し煮の居るヤツは1個にして、もう一つはササッと炒めたらええやつにせんとあきませんな。



ミックスベジタブルライタ(raita)

*ミックスベジタブルライタ

グルコバのこばやしさんのレシピに従いつつ手元にないココナツファインは省略。

渡辺氏のサイトにある解説のページによるとこいつは南インド風ってことになるようですな。

今確認すると3回のグルコバでもちゃんと「南インド風のヨーグルトサラダ」と解説されてました。

自分で作るようになるまで全く情報が頭に入って来んかったようです。

渡辺氏のアドバイスでは塩とレモンでしっかり味を入れた方がええようなんですが、私はごく薄味にしておきました。

生の青唐辛子にコリアンダーリーフ(シャンツァイ:香菜)のみじん切りも入れたんで薄味でも風味がよくて旨かったですわ。

普段はヨーグルトに興味ないんですが、他の料理の合間にコイツを食うのはええもんですわ。

ターリーごっこやるんやったら、コイツは個人的に固定メニューッて気がします。



ほうれん草カレー

*ほうれん草カレー

前回に続いてほうれん草カレーを作ってしまいました。

なんとなく色目が違うし、スープみたいでメンバーの中に居って欲しいなぁと。

ほうれん草をペースト状にするのは前日済ませましたが、今回は「はじめての〜」のやり方に倣ってみました。

ほうれん草を茹でるんやなくて、少量の水で鍋にフタをして蒸し煮に。

ほうれん草ってアクのある野菜ってイメージがあるんでちと違和感がありますが、蒸し汁ごとミキサーに。

インド料理の本を読んでるとインドじゃアクを取らないってことですが、そっちはかなり日本人には違和感がありますね。

キャベツをかなりクタクタにしたりと今回はほんの少し本場っぽいとこを真似してみました。


作り方を適当に折衷した「チキンカレー」

*作り方を適当に折衷した「チキンカレー」

鶏をあらかじめスパイスに漬け込むってとこは「スパイシー〜」にならいましたが、そっちはその後の手順で3つも違う鍋(フライパン)を使こうてました。

スパイス、タマネギ、鶏をそれぞれ別に炒めて合体させるって感じ。

旨そうかどうかってことより、邪魔くさいんでそのやり方はパス。

スパイス炒める、タマネギぶち込む、トマトぶち込む、粉モンスパイスぶち込む、鶏ぶち込むって感じで1個のフライパンで済ませてやりました。

トマトはホールトマトと生の両方で行ってみました。

水を加えて沸騰したら、フタをしてそのまま1時間以上グツグツと。

肉がほぐれるまでは行きませんでしたが、割と長めに煮込んでやりました。

味付けは他の料理にも全て共通しますが、塩をグッと控えて薄味に。

単品のチキンカレーやったらぜったい薄いって思うレベルでなんとか踏ん張りました。



色んなオカズを混ぜながらやと自分には十分でしたが妹一家はどう思ったでしょうね。

一緒に食卓を囲む訳やないから感想が聞けんのが残念ですわ。

「美味しい、美味しい」って言うて欲しいんやなくて、正直な感想と批評が欲しいんですよねぇ。

どんな風に作ったかとか多少聞いて貰えりゃ、やった甲斐があるって部分もありますしね。

出来た料理をネタにあれこれ会話出来ないってのが一人宴会の寂しいトコですなぁ。




食べててどれもまずまず文句なかったんですが、辛さだけが残念でしたわ。

特にチキンのカレーはバチッと辛味を効かせたかったですなぁ。

ばあさんと妹が食うからチリ類を控えたんですが、自分にはじぇんじぇん辛さ不足でした。






ご飯は写真の量からもう少しお代わりしたんで、食べ終わったらかなり満腹でした。

それなのに今朝の体重は57.0kgとかなり少なめ。

食べた時間は早めですがかなり意外な数字でした。

ぶっつづけで4時間以上台所に立ってたんが効いたんでしょうかね。(^ ^;)

ターリーごっこは一旦こんなモンにして、次はエエかげんな我流カレーでも作りましょうかね・・・。

インド系のスパイスも効かせた(我流やけど)日本のカレーライスもオモロそうですから。
 
 
<同日 追加>

これからどれくらい増えるかは分からんが「カレー&インド料理」カテゴリを追加。

インド系のカレーやらグルコバネタをそこに集めることにします。
 *自分が見返すことが多いんでまとめた方が楽そうなんです。
 
 
この記事へのコメント
これは立派なターリーですな!

自分なりの味のイメージから逆算して、あちこちのレシピから自分の好みに合いそうな調理法をいろいろと折衷して出来上がりに一喜一憂するのがインド料理作りの醍醐味なんですよね。また一歩こっちの世界に進まれたなと思ってにんまりしております(笑)。

しかしここまで作って4時間半で済むならかなり手際がいいほうですよ。10日後に迫ったグルコバでも活躍を期待しております(笑)。
Posted by こばやし at 2009年03月04日 14:53
こばやしさんへ

> これは立派なターリーですな!

お褒めの言葉ありがとうございます。

> あちこちのレシピから自分の好みに合いそうな調理法をいろいろと折衷して出来上がりに一喜一憂するのがインド料理作りの醍醐味なんですよね。

自分勝手が好きなんで、今回はだいぶええ加減にやってみました。

やっぱりこういうやり方が合うてるみたいです。

ただ、事前のレシピの整理がややこしかったですわ。

> しかしここまで作って4時間半で済むならかなり手際がいいほうですよ。

そう言うていただけると嬉しいです。

でも自分ではそれなりに時間の掛かる料理が多かったのは事実ですが、
いつもの料理と較べるとまだまだ動きが悪いなぁと感じてました。
Posted by えて吉 at 2009年03月04日 15:23
非常に美味でした〜

とくに、ヨーグルトとチキンカレーは気に入りました。言われたとおりに、野菜類もまぜまぜしな
がらがっつり食べたら、体重が…

インドを思い出す味でした。ごちそうさまでした。
Posted by むくむく at 2009年03月04日 20:02
むくむくさんへ

楽しんで貰えたんなら良かったです。

薄味やからどうかと心配してました。

> インドを思い出す味でした。ごちそうさまでした。

むくむくさんとこは夫婦でインド経験ありでしたなぁ。



って、素でレス付けたけど身内がコメント欄でやりとりってどうよ?
Posted by えて吉 at 2009年03月05日 09:09
すごいなあ〜。これだけを4時間半は確かに立派だと思います。私には無理。私もおすそ分けにあずかりたかったです(笑)。
人に食べてもらう場合、ほんと、正直な感想とか批評を聞きたいですね。ちょっとした意見がよいヒントになったりしますからね。でもインド経験おありの方から「インドを思い出す味」なんて、最高の賛辞じゃないですか!
私自身にも、私の周辺にも、インド経験は皆無なので、私は開き直って日本人が食べてうまいカレーを目指していこうと思っています。
先日はアラ・ウェンジャナ、作ってみました。単品でしたけど。雛ちらし寿司のおかずにって、どんな献立やねんて言われそうですけどね・・・。
Posted by myblackmama at 2009年03月05日 11:18
myblackmamaさんへ

> 人に食べてもらう場合、ほんと、正直な感想とか批評を聞きたいですね。

ダメ出しでも自分一人で食べるより次に繋がりますよね。

> でもインド経験おありの方から「インドを思い出す味」なんて、最高の賛辞じゃないですか!

2人とも行ったのはかなり前なんで、インド料理っぽかったら出る感想やと思いますよ。(^ ^;)

> 私は開き直って日本人が食べてうまいカレーを目指していこうと思っています。

私は自分が旨けりゃいいって割り切ってますよー。

インド料理に限らずウデはあげたいと思ってますけどね。

> 先日はアラ・ウェンジャナ、作ってみました。単品でしたけど。

相変わらず料理名が覚えられなくて調べてみましたが、今度のグルコバのメニューにありましたね。

myblackmamaさんはレパートリーが多いですねぇ。
Posted by えて吉 at 2009年03月05日 11:34
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