2009年02月26日

ラムカレーとムング豆カレー

21日に作ったインド料理系のカレー2品をご紹介します。

「お前、スパイス買うたと思たらカレーばっかりかい!!」ってツッコミはどうぞご自由に。

献立が浮かばん不調期なんでカレーに逃げてる部分もありますが、我ながら続けざまやとは思ッとります。

ブログの記事的には2本前でカレーを作ってますが、それは16日なんでいちおう何日か開けたつもりですが・・・・。(^ ^;)


キーマカレーではえらく暴走してしまいましたが、今回の2品は私の感覚ではわりと真面目にインド料理を作ったつもりです。

レシピの参考にさせて貰ったのは、使うスパイスが少なくて初心者の味方な「はじめてのインド料理」です。




豆のカレーはいっぺんやりたいなぁと思って、天王寺に出たついでに成城石井っていう高級な食料品店でみつけた「ムング豆」を買うてありました。

ムング豆とは緑豆って名前でも売られてるヤツでほんまはもっと安そうな店で買おうと思ってたんですが、とりあえずソレだけが欲しかったんでちょっと高くてもヨシとしときました。


ちなみに2カップ弱?のパックが315円でした。

本のレシピでは4人分として2カップ使ってるんで、普通の家なら1回分でしょうか。

豆のカレーってなんとなく単品で食うのは寂しいなぁと思ったんで、他に何を作るか考えながらしばらく置いてました。



作った日の何日か前に生活圏の中ではちょいとマシなスーパー「コーヨー」でラムが安くなると折り込みで知り、ラムカレーと2品作ることに決定。



固まり肉もあったんですが、一人やから量はいらんし、煮込み時間が短くて済むかと思ってスライスの方をゲット。

180gで300円弱やったかと思います。

ヨーグルトはまだ冷蔵庫に残ってたから、ピーマンやトマトなんぞだけ買うたら準備完了。



ムング豆ってのは乾物やから前日に戻したらんとアカンのかと思ってましたが、本によると水洗いしていきなり炊いたらええようでした。

このへんは思い立ってすぐ出来るから私向きですな。

豆を炊いてる横でラムの方を料理。

玉ねぎはだいぶ頑張って濃いめのキツネ色を目指しました。

量が少なかったんで、鍋ではなくテフロンのフライパンで最初から最後まで料理。

スパイス類は、ターメリック、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、レッドチリパウダー、黒コショウ、なぞを使いました。

ただ、本のレシピはラム肉1kgやったんで、量はかなりええ加減です。

ラムのカレーを煮込み上がる頃には、豆の方も水分が少なくなってきて焦げそうなんで最後はけっこうバタバタ。

両方の鍋を混ぜながら最終の塩で味を決めてやりました。






だいたい真面目に作った?「ムング豆のカレー」

*だいたい真面目に作った「ムング豆のカレー」

インドのバター?「ギー」はなかったんで、バターで代用しました。

コンロの火口が2つしかないと途中でスパイスをギーで火入れして加えるってのは難儀でしたわ。

塩加減は何品もで食べる時よりは、ややしっかり味付けしましたが、豆の素朴な味を楽しむために割と控えめにしました。



ちょっと安かったラムの薄切り肉で「ラムカレー(Lamb Curry)」

*薄切り肉で作った「ラムカレー」

夕方の部屋の明るさのせいでちょっと変な写真になってしまいました。

ただ、出来上がったときの見た目はなかなかええ感じでした。

油が浮いてきてる感じが食欲をそそる姿やったっていうたらええんでしょうか・・・。



見た目はなかなかのモンやと思ったんですが、味の方は・・・・。






えらく塩が効きすぎてました。(T_T)

単品で食べるキッチリした味付けよりさらに塩が効いて「塩辛い」カレーになってました。

食べられへんってことは全然ないんですが、”しょッ辛いなぁ”というレベル。

自分ではここまで味付けするはずのない塩加減で驚いたんですが、おそらく豆を焦がさんようにかき混ぜながらバタついてて2度塩を入れたようです。

”キッチリ”より少しだけ控えて入れたハズの量を2回入れたから、大きく越えてしまったようです。

ちと残念な出来でしたが、まず冷凍庫に残ってたショボイ、チビナン一枚と食べました。




ナンはすぐ食べ終わったんで、カレーだけを食べるのもなぁとご飯に掛けることに。




ナンだけじゃ足りずご飯に合い掛け


小さい目のパックのご飯を真ん中に盛って合い掛け?にしてやりました。




けっこうたっぷり食べてもまだ両方のカレーが残りました。




翌日の昼にも同じように合い掛けパターンで。





翌日もあいがけ「カレーライス」で

*翌日に食べた合い掛けの「カレーライス」


ラムカレーにはちょっとは塩加減が薄くなるかもと思って、残ったヨーグルトをぶち込んでみました。

結果的には多少マシになったでしょうか・・・でもまだ塩辛かったです。


この日でラムカレーは食べきりました。

豆カレーの方はまだもう1回分くらい余ったんで、次回に楽するために冷凍しました。

たった1カップやけど、3回十分に楽しめたんで作るときは注意せなあきませんな。








今日は月末やったけど我慢の限界を超えて3日以上経つんで、朝イチで散髪へ。

まいど変化のない真夏向きな刈り上げにしてきました。

そのおかげで1万円札を崩してしまいました。

崩さんと貯金に回せたらなぁと思ってたんですが、日本酒もジンもなくなったんで諦めました。

*今朝イチの体重:57.4kg弱(良好。なんぞガッツリ食おうかなぁ・・・)
 
 

2009年02月24日

しゃばしゃば「キーマ・カレー」

16日の昼に作ったインド系のカレーをご紹介します。

当初の予定では一応”キーマカレー”を作るつもりでしたが、かなり変なモンになりました。

手元のインド料理のレシピ本を参考にスパイス類はそれなりに使ったんですが、だいぶ暴走してしまいました。

インド料理デビューしたばかりですが、もう地が出てきております。(^ ^;)

本にはインドじゃラムのひき肉を使うことが多いと書いてましたが、鶏でも牛でもええとのこと。

冷蔵庫にムネ肉が余ってたこともあって、私はチキンで行くことに。


妹がお裾分けしてくれって言うてたのを思い出したんで、鶏のモモ肉も1枚買うて来て追加。

ひき肉にして売ってるヤツやつじゃオモロないと思ったんで、両方を包丁で刻むことにしました。

豚バラ肉なんかは半冷凍して刻むとそんなに手間やないんですが、生の鶏、特にモモ肉はちと邪魔くさいですねぇ。

元々粗刻みでええと思ってたんですが、けっこう疲れました。


レシピはだいたい本に従って、最初にシナモンと月桂樹を炒めて?からタマネギを投入。

粉モンスパイスは、ターメリック、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、レッドチリパウダーなぞをごく大雑把にティースプーンで計量。

計量って言うても、”ターメリックが全体の中でやや少なめ”とか、”辛いのんが好きやからチリは増量”って目安でてけとーに小皿に寄せ集めていっただけです。

トマトピューレを使えって書いてましたが、それはパスして生のトマトで。

レシピにはなかったけど、まだ冷蔵庫におった生のコリアンダー(シャンツァイ)と青唐辛子も刻んぶち込むことに。

インド料理じゃ邪道のようですが、手羽元のスープが取ってあったんでソイツを水の代わりに。

さらに、スープを取ってダシがら状態の手羽元の肉もほぐしてぶち込んでやりました。

彩りにはグリーンピースの代わりにインゲンを刻んで投入。


手羽元のスープを使い切るためにたっぷり入れたんで、出来上がりは全然”キーマカレー”っぽくないモンになりました。







鶏で作ったしゃばしゃば「キーマカレー」

*鶏で作ったしゃばしゃば”キーマカレー”

キーマとはひき肉って意味ですよね?

挽いてなくて、刻み肉やし、しゃばしゃばやけど今回は意地になってキーマカレーと呼んでおきます。(^ ^;)

何カレーかを別にしたら、自分ではなかなか気に入りました。

粗刻みの鶏は歯応えがあって、しっかり噛んで食べるカレーになってました。

炒飯に使おうか迷ってた冷凍のジャスミン米を使ってやるとやっぱり納得な旨さ。




妹夫婦にお裾分けするのにいきなり”なんちゃって料理”ってのはどうだったんでしょうね。

初回のチキンカレーみたいな正統派のをやるべきやったかもしれませんね。





この時に作ったカレーは半分を妹にやって、残りは自分で食べました。


もうタイ米がなかったんでもう1回は翌日に普通の白米で。





そして、最後の1回はカレーライスばかりじゃオモロないなぁと思い別のもんで。











予想以上に旨かった「カレースパゲティ」

*予想以上に旨かった「キーマ・カレー・スパゲティ」

冷蔵庫におった冷えたカレーを見て、「ミートソースみたいやなぁ」と思ったモンで、スパゲティと絡めてみました。

味は全然ちゃうけどええ感じに麺に絡んでくれてオモロかったですわ。

こういういちびった食べ方ってのは、わたし好みで楽しかったです。







何日か前にニャンズに汚された「スパイシーオードヴル」。

匂い消しの洗剤をぶっかけても、鼻を近づけてニオイを嗅ぐとかなり強烈。

食べモンに関したモンがいつまでも汚れてると思うのは我慢できず。

久しぶりに気に入って買うた本だけに、ムチャクチャ悩みましたが昨日の夕方アマゾンで新刊本を定価でブチッと。
 *ブチって感じで気合を入れてクリックしました。
 
古本で使った1700円に新たな3000円の出費はヒジョーに痛いんですが、いつまでもウジウジやってるのに疲れたもので・・・。(^ ^;)


注文は昨日の夕方やったのに今朝の9時には手元に届いたのはビックリ。

きれいな本が手元に戻ったこっちゃし、ニャンズ事件はなかったことにしときますわ。


*今朝イチの体重:57.6kg(晩メシをしっかり食べたけど楽勝クリア)
 
 

2009年02月18日

チキンカレーをジャスミンライスで

8日の昼は前日に初めて作ったインド料理の「チキンカレー」をご飯に掛けて頂きました。

 *作ったときの模様はコチラからどうぞ。

わざわざ”インド料理”と頭に付けて、”ご飯に掛けた”って書くと回りくどいでしょうか。(^ ^;)

単なる”チキンカレー”でも一応意味は通るでしょうからね。

私にとっちゃ日本のカレーとインド料理は別モンなのでマケといてください。




記念すべき第1回目の料理やから、ご飯の方もちとハリこんでみました。

ずっと前にお客さん用にと買うたジャスミンライスが一袋余ってました。

単価当たりでは普段食うてる日本の米より何倍もしたんで、もう1年以上寝かしたままでした。

もうええ加減使い切りたかったこともあり、この日に炊くことにしました。


日本ではインドのなんとかって言う米はもっと高いそうですが、タイ米も私にしたら贅沢品です。

ジャスミン米は炊いてる最中から部屋中に特有の香りが広がって食欲を刺激してくれますなぁ。





チキンカレーは前日食べたときに辛さは全く足らんなぁと思ってたんで、温め直すときにチリパウダーをカイエンペッパーをたっぷり追加。

食べる直前に香りも弱ってるかもと思ったので、ガラムマサラもチョイと追加。


ご飯にカレーを掛けたら、まだ生のシャンツァイがおったからチロっとトッピング。






2日目はカレーライスにして食べた「チキンカレー」

*ご飯に掛けて食べた「チキンカレー」

鶏の骨付き肉が2つ残ってました。

追加したカイエンヌペッパーが私の辛さ尺度?でど真ん中のストライクに決まりました。

食べられる最大の辛さを100としたときの85くらいの辛さでしょうか。

自分にとっては辛すぎもせず、辛さが足らんとも感じず偶然とはいえ絶妙でした。


1/3ほど食べたトコで鶏モモ肉に手を出したんですが、まだ骨からホロッと外れるほどではなかったんです。



ほんでふと思いついたのが


 「インド料理やねんから手で食べたらええやん」

ってこと。


マレーシアのインド人の家にホームステイしてたときは、毎日ごく普通に手で食べてましたモンねぇ。

その頃はよう”お前、日本人くせに指で食うのん上手いなぁ”っ言われたもんです。

ここ暫くやってなかったんですが、骨付きやったらやっぱり手で食う方が食いやすいと思ったんです。

手で食べてみると、前より少しウデが(指が?)落ちてましたねぇ。

第2関節より上?に少しカレーが付いたんで、ちと格好悪いなぁと。


下手になってても、手やと食べやすかったんですが、困ったのは食後。

冬場に入ってお湯で洗いモンするせいか、ここんとこ指のアトピーが少し出てる上に、皮がひび割れてとこが多いんです。

そんな状態で一般的な人のレベルではおそらく激辛なカレーをこね回したわけです。

食べ終わる少し前からチクチク来てたんですが、食後はえらい痛さでしたわ。

石鹸でゴシゴシあろたら(洗ったら)、余計に手のひらの皮膚がカサカサするし。(T_T)



指先はエライ目に遭いましたが、カレー自体はかなり旨かったですわ。

ジャスミンライスも嬉しいしで大満足な昼メシになりました。




今回のカレーは半分くらい作った当日にオカンにお裾分けしてたんで、当日と翌日の2回で食べ終わりました。

食べてて思ったんですが、インド料理って”香り”の値打ちが大きいですね。

で、そういうカレーやとあんまり冷凍しようって気にならんのですよねぇ。

日本式のドロッとしたヤツやったらいっぺんに大量に作って小分けで冷凍しとこうと思うんですが、あんまりそう思わんですなぁ。

今週に入って作った別のインドなカレーも妹にたっぷりやっても3回分残ったんですが、凍らせようとは思わず今日まで掛かって食べきりました。

この記事で使ったようなブツ切りの鶏やとホロッと骨から肉が取れるようなヤツにしたいって気持ちがあります。

でも、そうすると出来たての香りがどんどん減りそうですよね。

かなり煮込んでから粉系のスパイスを入れるってのも、なんか違う気がするしなぁ・・・・。

香りを重視するとどうも気分的に煮込み時間を延ばしにくいですわ。




ちなみにタイ米の方は3合入りやったんで、全部炊いて残りは冷凍。

日本米とちごうてパラパラやから、チンで食べられるか心配でしたが特に問題なかったですわ。

何回かタイ米で食べると、やっぱええなぁと思ったんで贅沢な米をまた買うてしまいそうです。(^ ^;)






今日は寺田町でうどんをしばいてから、実家の仕事で年にいっぺんの集まりへ出てきました。

1〜2年前はかなりシリアスでヘビーな議論やったんでめちゃめちゃ疲れましたが、そんなこともなく割とあっさり終了。

ほんまやったら自分へのご褒美と称して昼酒を入れるトコですが、終わったらサッサと家へ帰りました。

部屋に戻ってちゃちゃっと昼メシだけ済ませたら、今度は親父の手伝い。

やり方は教えたのに、上手いこと行かんって言うんで、紙焼きの写真をスキャンして、ちょいと補正して、ってな作業をヤラされました。

 *パワーポイントへ貼り付けるんは、自分でさせましたけどね。

珍しく2つも用事をしたし、昼酒もおあずけ食ろうたんで今晩はいつも割烹へ行っちゃうつもりです。

毎月コレだけはと思って行ってる割烹ですが、外食の言い訳が出来ると気が楽ですわ。


*今朝イチの体重:57.6kg弱(これなら外食もオッケー)
 
 

2009年02月16日

柴田書店の「スパイシーオードヴル」

昨日は昼酒をシバくと決めた時点でマトモな更新をサボることに。

その代わりと言っちゃなんですが、携帯で文字入力が苦手な私には珍しく小ネタを連投してみました。

私の飲み食いのライブ中継ってことでサボりをお許しください。



さて、昨日は当初珍しく週末のミナミへ出かけてました。

ぬくぅ(温く)てええ天気やったんで、とにかく外へ出ることにしたんですが、思いついたのがインド料理の本のチェック。

本屋に行ったらほぼ必ず料理本をチェックするんですが、今までインド料理を作ろうと思わんかったのでカレー系はチェックしたこと無かったんです。

日本のカレーライスの作り方やなくてマトモなインド料理のレシピが欲しかったので、専門書の豊富なトコへ行くことにしました。

ミナミのジュンク堂とそこからすぐの南海通りに本屋さんを目指しました。

南海通りの本屋は屋号は分かりませんが、昔からやたらと料理の専門書を置いてるんであるかもと期待。

実際行ってみると、ジュンク堂にもないモンがあったり食にまつわる本もかなりの品揃えでしたわ。

インド料理本は柴田書店から出てるヤツがなかなか良さげやったんですが、値段をみて断念。


結局どちらでも新刊本は買う勇気が出ず。

その後、まったく予定してなかったんですが、ふと思いついてプランタン(今はビックカメラ)の横にある天地書房っていう古本屋を思い出しました。

料理本なんか置いてないかなぁと思ったんですが、チラッと覗くことに。

行ってみて驚いたんですが、店に入ってすぐのトコにかなりの量の料理本がありました。
それも柴田書店なんかの専門料理系が何冊も。

前から狙ってるヤツと初見やけどよさげなヤツを発見。値段もかなりこなれてたんでかなり悩みました。

でもこれまた断念。

他の小説なんかをチェックして、もう店を出ようかとなって、また料理本のコーナーへ。

最初にチェックしたときには手に取らんかった本に目が止まりました。


それがタイトルの「スパイシーオードヴル」って本。

西洋っぽいオードブルに、スパイシーってのは合わんなぁと思いながら中身をチェックしてビックリ。

見た目はどれもこれも今時のオサレー系なんですが、料理自体はどれもこれもインド系。

実はインド料理のスパイスを少し揃えて以来、いつかその風味を生かした小ネタ料理を作ったろうと思ってたんです。

どうせ味の分からんヘボイ舌なんで、本場のインド料理ばっかり作ってもレベルが上がらんやろうと思ってます。

せやからスパイス使いとかに慣れたら勝手な料理に走ったろうと密かに思ってたんです。

そんな私の希望をそのまま本にしたようなヤツに偶然出会ってビックリでした。




柴田書店の「スパイシーオードヴル」マバニ・マサコ著

*柴田書店の「スパイシーオードヴル」マバニ・マサコ著

定価2940円は、柴田書店の本にしたらマシですが私には手の出ん値段。

ところが古本屋での価格は1700円、前から狙ってたヤツを諦めてコイツを買うてしまいました。

去年の7月に出版されたばかり新しい本で、表紙の程度もよく値打ちありますわ。

中身の写真もキレイで見てるだけでも楽しいし、150品ほどの料理が載ってるからスパイスの使い方のパターンに慣れるにも良さそうです。

本格的なインド料理を作ってはる方々には嫌われるかもしれませんが、気に入る料理本が手に入ってご機嫌です。(^^)








インド料理を作り始めたばかりやのに邪道系な本に手を出しましたが、今朝はアマゾンから別のブツが届きました。





昨日、出かける前にポチっとやってもうた本がさっそく届いたんです。





アマゾンで買うた「とっておきのインド・ベンガル料理」

*アマゾンで買うた「とっておきのインド・ベンガル料理

グルコバのこばやしさんも使ってはって、先日のチキンカレーのコメントではmyblackmamaさんからも勧めてもうたんです。

最初は絶版と聞いたんですが、アマゾンをチェックしたら新刊が1冊あったんで思わずポチっと。
 *私が最後の1冊を買っちゃッたんで今はお届けまで2〜5週間となってます。
 
この本のレシピはどれも美味しいらしいんで、こっちも楽しみです。

邪道系に色目を使こうてますが、応用の前に基礎がないとあきませんしね。(^ ^;)








昨日の夜は急に身内で外食したんですが、その場で妹夫婦が自分らにもカレーのお裾分けしてくれと。

”少々カレーが続いても飽きへんでぇ〜”なんて、作りたくウズウズしてる初心者に嬉しいこと言うとりました。

行き先がありゃ安心してカレー作りができそうですわ。

本も増えてますます作りたい欲が高まってますしねぇ。

さっそく今から単品だけでも作りましょうかね。



*朝イチの体重:58.2kg(昨日は昼酒&外食やからしゃあないなぁ・・・)
 
 

2009年02月12日

インド料理で一人宴会

昨日のインド料理でやった一人宴会の模様をさっそくアップしてみます。

出来上がりの達成感で思わず携帯からアップしちゃったので新鮮みはないかもしれませんね。

このブログは自分の備忘録を兼ねとりますんで、思いついたことでも書かせて貰いましょう。




午前11時から作業をスタートして終わったのは2時20分頃。

火を使う料理が多かったせいもあってかなり内容の濃い作業になりました。

出来上がったときには腹ぺこで早よ食べたいと思いながらも、バテててゆっくりしか手が出ないって部分もありました。(^ ^;)

今までお客さんを招いてのホンマの宴会や、一人宴会はけっこうやってるんですが、かなり疲れた部類に入ると思いますわ。



ネタはバレてるんで、さっそく本題に入りましょう。


携帯からアップしましたが、一応マトモなカメラで撮った完成品から見てやってください。




出来上がったインド料理のターリー(小)

 *この写真はクリックして貰えば横800のデカイのが出ます

*出来上がったインド料理のターリー

ターリーとはインドの定食のことなんですね。

ターリーの詳しい定義は分かりませんが、それっぽいかなと思うんで、この名称で行かせて貰います。

*南インドではミールスって呼ぶようですな。うーん素人にはややこしい。

 *今回この記事を書くのにあたって改めてインド料理の用語を色々と調べとります。

初回のチキンカレーに続いて、今回はこばやしさんのグルコバで食べるような色々盛りを目指してみました。

 *前回のグルコバの模様はコチラからどうぞ。

どんな料理でも質より数ってタイプなんで、なんとかグルコバ風にやりたかったんです。

でも1人暮らしじゃ量が出来すぎるのは困りもの。

1回で食いきる量ジャストを作るのは不可能でも、せめて2回で少し余る程度の量に抑えたところ。

今までのグルコバに登場した料理のレシピと、手元にある唯一のインド料理のレシピ本「はじめてのインド料理」をなんべんも見ながらメニューを検討。

メインは肉モンより煮込み時間が短時間で済むと思ったんでほうれん草カレーで一つ決定。

「はじめての〜」に出てきてた”えびカレー”も煮込みは短時間やろうし、グルコバでも自分でも作ってないしええかと。

ジャガイモやったら2個ほどだけで少量に出来るやろうとまた一品決定。

2日ほど前にオクラを買うたんで、そいつも一品に使うことに。

あと、グルコバで食べた火を使わんサッパリ系2つ。

肉モンがほとんどなかったんで、インド料理デビューの褒美?にこばやしさんが送ってくれたチキンティッカを加えることに。


メニューが決まってから、前日までに作る量に合わせてスパイスの量など手元のレシピをわり算して一覧に。

わざわざエクセルで上に料理名、下に各材料と分量と並べて表を作成。

同じ材料は横に並べて、切り出しなんかを出来るだけまとめてやるように。

特にスパイスは料理の最中に分量まで計算し直しすんのは鬱陶しいから、メモしといてよかったですわ。







そんじゃまあせっかくなんで個別の料理のアップにお付き合いください。







メインのひとつ「ほうれん草カレー」

*メインの一つ「ほうれん草のカレー」

グルコバでの料理名は”パラク・パニール”ってなってました。

パニールとは手製のカッテージチーズみたいなモンのこと。

今回はさすがにそこまで手作りする気にならんかったので、パニール抜きです。

その場合、パラクって料理名でええんでしょうかねぇ。

「はじめての〜」では英語名でサグ・チキン・カレーとして鶏入りが紹介されてました。

鶏を入れても良かったけど、全体でそれなりのカロリーがあるから肉は減らそうとパス。

ホウレンソウを茹でてミキサーでペーストにするとこまでは前日にやっときました。

大物のミキサーを洗って片づけるのを済ませておきたかったんです。

作り方はだいたいグルコバレシピで。

カスリメティなる正体不明の物質は手元にないのでパス。

チキンカレーでは玉ねぎを炒めるトコで根性なくかなり早めに切り上げました。

今回はかなり頑張って濃いめのキツネ色まで炒めてみました。

そのために鍋でやらんとテフロンのフライパンで行ってみました。



ちょいとショボ目の「海老カレー」

*ちょいとショボめな「海老カレー」

前日&当日にスーパーをチェックしたんですが、どうもエビの値段に納得いかず。

冷凍庫のむきエビがとっくに賞味期限を越えてるんで、そいつの消費も兼ねてむきえびで妥協しました。

作り方は一応「はじめて〜」を参考にさせて貰いました。

ただし、そのレシピではトマトピューレを加えるところをトマト缶で代用。

ホウレンソウカレーで半缶だけ使うので、そいつを余らせんようにです。
 *トマトピューレも開けたら余ったでしょうし。

むきエビやから加熱時間は最小限にせな身ぃが縮みすぎるやろうと判断。

しゃあないんでスパイスだけまぶしといたエビを、食べるちょっと前に加えることにしました。

エビがショボイのと、煮込みが少ないのもあってカレー自体にえびの旨みが出てませんでしたわ。

干しエビを粉にしたヤツを加えて、エビ風味のドーピングをやろうかとも考えたんですが他の作業も多くてやめてしまいました。


まあコレは失敗というよりは、一人宴会の都合上での妥協ですな。



ミックスライタ

*ミックス・ベジタブル・ライタ

ライタとはなんぞや?と確認すると、食事の時に食べるヨーグルトのサラダとのこと。

こいつは料理名に問題はないでしょう。

「はじめての〜」では、ほぼ刻んだ野菜をヨーグルトに混ぜただけ。

なんかシンプルすぎて不安なので、作り方はどっちかといえばグルコバレシピに従いました。

ココナツファインってモンはないので省略して、野菜を混ぜたヨーグルトに油の中でパチパチさせたマスタード・シードと鷹の爪を加えました。


こいつを献立に加えたのは、チキンティッカを作るのにヨーグルトを買うたからです。

ヨーグルトを使うために使いましたが、こういうサッパリしたモンがあるのはええもんでした。




あんまり出来の良くなかった「チキンティッカ」

*あんまり出来の良くなかった「チキンティッカ」

せっかくレシピを貰ったのに、こいつはかなりヘボかったです。

昼の宴会やったんで、漬け込みは前日の夜に。

当日はある程度熱いヤツが食べたくて、最後に調理する段取り。

他のモンを温めたりとバタバタするから、焼くのはオーブントースターで行くことに。

途中でひょいと中を見たらびっくりしました。

アルミホイルの上で焼いてましたが、一面汁だらけ。

もうちょっとトースターの発熱管?がワヤ(駄目)になるとこでした。

なんとかキッチンペーパーで液体を吸い取ってやりました。

漬け込んでるヨーグルトダレ?をぬぐいとるのが足らんかったのか、中くらいの火力したのが悪かったのか・・・。

塩味がまったく効いてなかったし、焼け方もサッパリ。


実は今回インド料理を作るきっかけはコイツやったんです。

せっかくレシピを送ってくれはったんやから、さっそく作ろうとして発展したのが今回の宴会。

せやのに陰の主役であるこのチキンティッカが失敗とは・・・・。(T_T)

まあ、鶏料理は好きやし、まだヨーグルトがあるから近いうちにもっぺんやってみますわ。

オクラとピーマンのサブジ

*オクラとピーマンのサブジ

「はじめての〜」に載ってるのを眺めて作ることに決めました。

ただ、グルコバレシピにも万願寺唐とオクラでやってました。

そっちでは料理名が”ポリヤル”となってました。

ほんで速報ネタのコメントでこばやしさんから料理名の指摘があったのはこの”サブジ”。

サブジとはなんじゃ?ポリヤルも炒めモンやけどどうちゃうねん?と。

検索してみるとカレーの大家?の渡辺玲という人のブログでええ説明がありました。

ポリヤルとは南インドの料理で、それを北ではサブジと呼ぶんだとか。

ポリヤルでは最初にマスタード・シード、続いてクミンシードとメティ・シードを入れるんだそうです。

ほんでカレー・リーフ、ウラド・ダール、チャナ・ダール、ヒングという私の手元にないもんばっかりを入れるのが”常套パターン”やそうですわ。

「はじめての〜」では、玉ねぎのスライスを入れてますが、それはパスしてスパイスはグルコバで入れてるマスタード・シードを追加。

ちょいとええ加減ですが、まあこのくらいは許しといたってください。

グルコバの万願寺唐の代わりに余ってたんでピーマンを入れてみました。




ジャガイモと枝豆のサブジ

*ジャガイモと枝豆のサブジ

「はじめての〜」には、”じゃがいもとグリーンピースの炒め物”として出てました。

個人的はあんまりグリーンピースが好きではないので、冷凍の枝豆に代えました。

冷凍の枝豆やったら量の加減もしやすいですしね。

それ以外はほぼ本の作り方に準じてます。




赤玉ねぎのアチャール

*赤玉ねぎのアチャール

赤たまねぎとピーマンの薄切りをごく軽い塩でしんなりせたヤツ。

プリッキーヌはなかったので青唐辛子にしといたんで辛さはほどほど。




真ん中のご飯は、先日のチキンカレーを2回目に食べるときに炊いたジャスミンライス。

この手の長粒種はパサパサやから冷凍して大丈夫か不安でしたが、なんとかオッケーでした。

冷凍ごはんの入れ物の大きい方一つを最初にチンして食べたんですが、具が山盛りあまったこともあってもう一パックもチンして半分食べました。

食べ終わったらホンマに満腹になってしまってました。





今回の料理全般で気を付けたのが塩加減。

単品で食べると自分の感覚では全然足らんと思うくらい薄味で止めました。

グルコバで3回食べて分かったんですが、単品で食べると薄くて何品も食べるとちょうど良かったんです。

スパイスのおかげで素材の味だけで十分旨いんで、普段の料理の感覚で塩加減を決めるとアカンと思いますわ。

グルコバでは味付けなんかの肝心なトコは全部こばやしさんに任せてたんで、自分でやるとなって塩を入れ過ぎんようにかなり気を使いました。




事前に予想はしてましたが、スパイスを計ったり、手順を確認したりで、調理のリズム感が悪かったですわ。

えらく疲れたんはそのせいなんでしょうかね。いつも以上に体の奥まで?疲れた気ぃしますわ。


今回は一人で食べましたが、お客さんに食べてもらうんもありかもしれませんなぁ。

カッテージチーズを作るか買うかして、エビをマトモなヤツにするかチキンカレーでも作りゃそこそこかなぁ。

問題は料理が一度にドッと出るからダラダラと酒を飲みつつアテをつつくって感じにならんトコですな。

その前に写真で使った大皿は一枚しかないし、小鉢も数が足りませんわ。




全体を食べた感想はなかなか良かったですわ。

ただ、メインのカレーは両方とも辛過ぎん方がええと思ったんで、辛さ控えめにしました。

バランスから言うと一品くらいガツンと自分好みの辛さモンがあると良かったでしょうか。

チキンカレーを作ったばっかりやったから避けましたが、辛さの効いてるチキンカレーが入るとピリッとした気がしました。



料理は1.5人前ほど残ったんですが、先ほど実家に電話したらオカンが食べるとのこと。

なんぼ気に入った料理でも、2日連続で同じモンはツライと思ってたんで助かりました。

昼に食べ過ぎたんで、夜は出汁で食べる湯豆腐のみ。

そのおかげか今朝イチの体重はトイレなしで58.0kgとギリギリセーフ。

あんだけ食べたと思うと文句のない数値でよかったですわ。
 


2009年02月11日

リベンジで「カレーオムライス」

2日の昼ご飯でサクッと更新をさせていただきます。

前々日にオムライスを包むのに大失敗したのをかなりショックだったんで翌日に記事にしました。

記事にしても気分の悪さが解消せんので、立て続けですがリベンジすることに。


ビーフシチューはもう1パック凍らせてあるんですが、そっちの連ちゃんはツライんでカレーで行くことに。

今回はオムライスを”作ること”が目的やから選んだカレーは神戸物産の業務スーパーで買うた激安レトルト。

たしか1個70円台やったかと。


前回半熟になったオムレツにご飯を移動させる時にチョンボしたので、すこしやり方を工夫。

オムレツ型?にしといたご飯をいっぺんに移すんやなくて、大きめのスプーンで2〜3回に分けて乗せることに。









さて、リベンジの結果をご覧いただきましょう。










リベンジの「カレーオムライス」は成功!!

*リベンジ成功!!の「カレーオムライス」

大失敗の後やからちょっと慎重に行ったんで、卵の表面がほんのわずか焼けすぎですが減点は2〜2点でしょうか。

表面は少し減点ですが、中身はちゃんとふわふわでオムレツとしてはまったく問題なし。
さて味の方は激安レトルト君が決めるわけですが、これが意外な結果やったんです。

普通にカレーライスとして食べると、喫茶店やらスキー場やらで食べる典型的な業務用のカレーよりさらにショボイんです。

辛さもニオイも弱いから、舌触りのネットリ感も含めて平坦さが際だちます。

 *「際だったら、平坦ちゃうやん」ってツッコンでください。(^ ^;)

いつもは無駄な足掻きですがカレー粉ぶち込みぃの、韓国唐辛子(コチュカル)入れぇのといじくってるんです。


で、そんなヘノヘノカレーなんですが、オムライスに掛けると妙に合うてたんです。

カレーライスのルーやと思うとショボイのに、タマゴと一緒になるとカレー風味のソースって感じで非常にしっくり来てました。

今までに、この組み合わせでやったことなかったんですかねぇ・・・。

なんしろ全然安モンな食いモンって気分になりませんでしたわ。

オムレツも成功したし、たいへん満足なお昼ご飯になりました。(^^)





今日は祝日を口実に今からインド料理を作って一人宴会を催そうと思ってます。

昨日の晩から段取りを考えたり、ちょこっと仕込みをやったりしてました。

インド料理以外なら、ご存じのように何品かの料理をやるのも多少慣れてるつもりです。
でも、カレー類はスパイスの計量だの、調理の手順確認だのでかなり手間取りそうですわ。

いつものように全ての工程や段取りを組切れんあたりにはちょいとしたストレスがありますが、ド素人やからしゃあないですなぁ。

さてどうなることやら。

失敗しても後日ネタにしますんでどうぞ(失敗を?)お楽しみに。(^ ^;)


*朝イチの体重:57.8kg(クリアはしてるけど、昨日の晩少なめやったからちょい不満な数字)



<同日追記>

記事をアップしてから自分のブログ内を検索してみました。

やっぱり業務スーパーのカレーでオムライスやってましたわ。
 *相変わらず記憶力ないですなぁ・・・

でもその時は、特別うまいとは思ってなかったようです。

ええ加減な舌なんで、気のせいなんでしょうかねぇ・・・。 
 

2009年02月06日

自作の初インド料理は「チキンカレー」

昨日は初めてインド料理を作ってみました。その模様をアップさせて頂こうと思います。

うちのブログのいつものパターンで料理に至るまでをダラダラと行きますんで、興味ない方はササッと写真だけチェックしながらスクロールしてやってください。(^ ^;)

なんせ当初の予定では3本の記事にしようかと思ッてたのを1本にまとめるわけですから書く前から長くなりそうな予感がしとります。


さて、話をどこまで遡りましょうか・・・・。


一番戻ると学生時代にマレーシアのインド人家庭でホームステイしてた話まで行っちゃいそうです。

そこまで戻るとオチまで行き着けるか不安なんでほどほどにしときましょうか。



今回インド料理を作ってみようと思うようになったのは、記事をご覧頂いた方もいると思いますが、カレーを作って食べる集いである「グルコバ」のおかげです。

初参加となった第2回グルコバでは、全く勝手が分からずえらく緊張しながらただただ単純作業に精出してました。

この時はなんか分からんうちに終わった感じで、まだ自分で作ろうなんて大それた思いは持ってませんでした。

その次の第3回グルコバでは場の雰囲気が分かってたんでだいぶ気楽でした。

2回食べてみて、香辛料以外の調味料はシンプルで、けっこう塩気も少ないのにインド料理っちゅうのは旨いなぁというしみじみとした想いを持つようになりました。

私の作るカレーなんぞは家中にあるモンをぶち込んで、ゴチャゴチャと誤魔化した味。

同じ”カレー”と名前が付いとってもえらく違うんで、自分でもそっち系をやってみようかなぁと思うようになりました。

で、去年の年末には道具屋筋に行ったついでに業務系スーパーの”A-Price(A−プライス)”を覗いてみました。

どんなスパイスが要るかわからんかったんですが、見覚えのあるいくつかをチェック。

業務用で容量が大きいこともあるんでしょうが、どれもけっこうな値段。

1つ4〜500円でもイチから何種類も揃えたら、それなりの額になりそうで1度目は躊躇。(^ ^;)

年明けに第4回グルコバに行くと更に気分が盛り上がり、その記事のコメントで初心者向けの本まで教えて貰いこりゃやってみんとアカンかと。

さらにですねぇ、先日の”さいえんすぅ〜な”料理本?の企画で、記事をアップした褒美にアマゾンのクーポンを2000円分貰うたんです。

新刊の本なんかめったに買うてないから迷ってたんですが、強い味方が現れて安心してポチっとな。






翌日の午前中には手元に届いてビックリしましたわ。




貰ったアマゾンのクーポンで「はじめてのインド料理」を購入

*「はじめてのインド料理―HEALTHY WAY TO INDIAN COOKING」byミラ・メータ

 アマゾンへのリンクを張っておきますので、興味ある方はコチラからどうぞ。

グルコバの主催者こばやしさんのお勧めに従ってこの本にしました。

本を開いてみると個別のレシピの前に、”本格的インド料理のための基本スパイス13種”というページがありました。

ちなみにその13種類ってのは、次の通り

・香り付けのための粒や葉
ベイリーフ(月桂樹・ローレル)、黒胡椒(粒)、カルダモン、サフラン、シナモンスティック、クミンシード、赤唐辛子

・味付けのための粉
コリアンダーパウダー、ターメリック、クミンパウダー、レッドチリパウダー、黒胡椒(粉)、ガラムマサラ

手元にあるいくつかを除きリストアップ。

こばやしさんに貰ったレシピに載ってる他のスパイスも適当にメモっていよいよ買い出しへ。

1月の生活費がそこそこ残せたんで、やっと踏ん切りが付きました。(^ ^;)

先週末に車で堺にあるA−プライスにいくつもりやったんですが、我孫子観音ってことで節分の祭りがあって、道路が通行止め。

方向的に被ってたんで、なんとなくイヤになり今週まで延びてしまいました。

やっと今週の水曜日になって出かけることに。

結局他に寄りたいトコもあったんで、堺はやめて道具屋筋の店へ行くことに。



清水の舞台から飛び降りたつもりで買うたスパイス

*清水の舞台から飛び降りたつもりで買うたスパイス達

ついでに黒門市場の近所にあるタイマーケットにも寄りました。

そこではバジルペーストのみ。

丸ままのカルダモンだけで880円もして、また延期しかけましたが、本まで買うてしもうてたので、なんとかカゴへ。

クローブ、マスタードシード、カイエンペッパー、ターメリック、シナモンスティック、コリアンダーの粒、クミンシード、カルダモンを買うて3584円。

鷹の爪はあまりに量が多かったので、パスして次の日に業務スーパーで小さめの袋をゲット。

これで要るモンが揃ったんで、やっと昨日料理することに。

メラ・メータ氏の本から最初に選んだのは「チキンカレー」。

鶏好きが最初にやるとなったらコレしかないでしょ。(^^)



本のレシピはグルコバで作ってはったチキンカレーとはかなりちごうたんで、適当なとこだけ折衷しようかとも思いましたが、最初は出来るだけ本に忠実に行くことに。

”忠実に”って言いながら、本では手羽元でやってるのを今回は豪華にブツ切りの骨付きで行くことに。

素人のくせに最初から本と違うことしてしまってます・・・・。






でもね、他はけっこう殊勝なこともしたんですよ。





食材たち。スパイスは珍しく計量

*用意した食材たち

コリアンダーは粒のヤツしか売ってなかったんで、フライパでから煎りしてジューサーのオマケで粉末にしました。

ミルっちゅうんですか?ジューサーのオマケなんか使うことないと思ッてたのに手元にあって助かりましたわ。



”料理で計量なんかぜぇ〜ったいせんぞ”ってスタンスですが、今回は珍しくスパイスを計りましたよ。

本のレシピで小さじ何杯なんて書いてあっても、計量慣れしてないんでイメージが付かんのです。

使ったことないスパイスばっかりやから配合のバランスも分からずとりあえず本に従ってみました。

とはいえ、唐辛子はだいぶ多めにしたりはしてますが・・・・。



料理の手順はもちろん何回も途中で本を確認しながら、従いましたよ。


でも、白状すると工程の初期にある”玉ねぎを炒める”ってトコ、本では”濃いキツネ色”ってことでかなり黒っぽい写真が出てました。

ところが、強めの火でやってたらキツネ色の手前ぐらいで鍋肌に焦げがつき始めたんです。

木ベラでコゲをこそげながら混ぜたんですが、万が一でも焦げ臭いニオイが付いたらイヤでキツネ色ぐらいでやめてしまいました。

後は、だいたい手順を守った思うんですけどねぇ・・・。

水の量は本の通りだと肉が水をかぶらんのでだいぶ多めになりました。

塩の量もまったく味がせん気がして自分好みで。

煮込み時間は自分の好みでは短すぎるように感じたんですが、最初なんで従ってみました。








というわけで、やっと完成した料理までやってきました。






見た目は大してオモロイもんやないけど、せっかくなんで見てやってください。






初めてのインド料理は「チキンカレー」

*初めて作ったインド料理の「チキンカレー」

自分にとっちゃこれは普段のカレーとは全く別もんでれっきとしたインド料理ですわ。

食べてみた感想としちゃ、”スパイスッちゅうのはやりよるのぅ”ってのが一番ですわ。

スパイスのバランスなんか今後なんぼ作り慣れてもよう分析せんと思いますが、食べてて香りが良かったですわ。

何種類か香りがあって、纏まってるかどうかも分かりませんが、なかなかええもんやなぁと。

自分ではインド料理と思えるもんになってたんで、成功ってことにしときましょう。

晩メシにご飯モンはいややったんで、業務スーパーの冷凍ナンを行ってみました。

チビッコいヤツが3枚で240円ほどってのは、ちと割高ですなぁ。

この時ナンは2枚食べましたが、次からは普通のパンで我慢ですかねぇ。

作ったうちの半分ほどは実家のオカンにお裾分けしてやりました。






次に同じものを作るなら、煮込み時間はもっと長くしようかと思ってます。

この手の煮込み系なら鶏肉は骨からホロッと外れるくらいよう炊いたヤツが好きなんですよねぇ。

インド料理としちゃ間違うてるんかもしれんけど、その辺はてめぇの好みに合わせたろうと思ッとります。

あと、辛さの方はまったく足らんかったので、もっと唐辛子を効かせてガツンと辛いヤツにしようかと。



ただ、こっからどう向上させたらええか、というよりそもそもどう変わったらより旨くなったと感じるかが分からんのはツライとこですけどね。(^ ^;)

例えば和食で煮物を作るとしたら、塩加減とかはその日の気分でコレって的が決まります。

で、その狙った味からズレたかどうかで満足度が変わるってのがあります。

でも、この手のカレーの場合、そういう微妙な狙い所の絞りようがない気がしますわ。

コダワリのカレー屋さんなんかは自分なりにコレでないとアカンってなスパイスの配合を持ってはるようですが、私には無理そうです。

味を分析したり、記憶して他と較べるって能力がほぼゼロですからねぇ・・・。




レベルアップは図れそうにないですが、インド的なスパイスの使い方はかなり気に入りました。

鶏でもっと柔らかくなるまで煮たヤツも作りたいし、他の肉でもやってみたいですわ。

どれか一つのスパイスをドバッと入れて、どんな特徴が出るかなんてことも試したいですし。

1人暮らしじゃグルコバの時みたいに色々作られへんのが残念ですが、マイペースでインド料理作りを続けようと思ッとります。
 
 

2009年02月05日

あっさり「ドライカレー」?

27日の昼ご飯に作った「ドライカレー」をご紹介します。

私のいうドライカレーってのは、キーマカレーみたいなひき肉系のヤツのこっちゃなくて、カレー味のピラフやチャーハン、焼き飯みたいなヤツのことです。

安モンのサ店なんかのええ加減な食いモンってイメージがあります。

世の中ではキーマカレーみたいなモンを想像するのが一般的なんでしょうかねぇ。


具は鶏ムネ肉が残ってたんで、そいつを細かめに刻んで使うことに。

そいつは前日に鶏の水炊きでしゃぶしゃぶ風に食べてた残りでした。

その時になんとなく思いついて、カットしたムネ肉にはあらかじめややしっかりめに塩を振って揉み込んでみました。

そいつが1晩経って、しっかり肉に塩が回ってるようでした。


後は茹でたインゲン豆があったんで、そいつも刻んで彩り&食感アップに。



中華鍋で炒飯を作るときは、まず卵を入れて、それが半熟なったとこにご飯を投入してます。

今回は鶏にちゃんと火を通したいんで、まずタマゴを半熟にしたら一旦取り出して、鶏を炒めてからご飯の投入に合わせて戻すって作り方にしました。



あっさりしたドライカレー(カレー炒飯)

*あっさりしたドライカレー

味付けには近所のスーパーが潰れたときに買うた調理用カレー粉を使ってみました。

出来上がりの塩加減はちょいとキツメやのに、カレーの風味は弱いし辛さもじぇんじぇんでした。

”あっさり”といえば良く聞こえますが、こんな個性のない中途半端なモンは気に入りませんなぁ。

”調理用”とか言うヤツは、いつもS&Bの赤い缶入りカレー粉やと均一に振りにくいかなぁと思って、買うてみたんですが失敗でしたわ。

悔しいから食べ終わってすぐ、空いてる一味の瓶に赤缶のカレー粉とガラムマサラと韓国唐辛子(コチュカル)を混ぜたモンを詰めてみました。

次やるのがいつになるかわからんけど、塩気は増やさんとガッツリカレー風味を効かせてやろうと思ッとります。





今日は朝イチで泉大津で先輩がやってる酒屋さんへ行ってきました。

毎月仕入れてもうてるトニックウォーターを1ケース。

ちょうど芋焼酎が切れたトコやったんで芋焼酎も一本。

いつもは家に上がらせてもうてゆっくりダベって来るんですが、今日は用事があったんで上がらず立ち話で切り上げ。

帰り道は実家から頼まれてたFAXを買いに行ったり、古本屋、業務スーパーにも寄ってちょこちょこ買いモン。

ここしばらく新しい食いモンに挑戦しようと色々買い込んでるんですが、なんとか必要なモンが揃った感じです。

ここんとこ食いたいモンが浮かばず苦労してるんで、今日は気分転換に新しいことをしてみますわ。

では今から必要な食材を買いに行って料理に取りかかるとします。

よっぽど酷くないかぎりは後日ネタにするつもりなんで、どんなモンを作りよったか想像しつつお待ち頂くと幸いです。(^ ^;)



*朝イチの体重:57.6kg(トイレ無し。ここんとこ好調)

2009年01月20日

「第4回グルコバ」に行ってきましたー!!

なんとかパソコンの機嫌が直ったので、一昨日の日曜日に参加した第4回の「グルコバ」の模様をアップさせて頂きます。

グルコバとは、「B級的・大阪グルメ!ブログ」のこばやしさんが主催するインド料理をみんなで作って食べようって集まりです。



インド料理の解説なんて出来ませんので、いつものように私の行動に従って当日の模様をダラダラっと書かせて貰いますんで、我慢できる方だけお付き合いください。



当日の模様と書きましたが、今回は実は前フリからスタート。(^ ^;)



私は第2回第3回のグルコバに参加させて頂き、今回が3回目でした。

前の2回に参加して驚いたのがこばやしさんが当日持ち込みはる荷物の多さ。

一応毎回の調理を始める前に近所のスーパーで食材を買い出しに行くんですが、そこじゃ手に入らないor高すぎるモノが多いんです。

麦で出来た大人向けなモンを飲みながら調理することもあって車では来れんので、なんかムチャな荷物になってました。

毎回出る料理の名前さえ覚えられへん私は調理では下仕事しか手伝えんので、今回は荷物持ちくらいさせて貰うことに。

前日にいくつかの材料を車で受け取りに行っておきました。


そいつをリュックに詰めて担ぐと昔海外をブラブラしたのを思い出すなかなかの重さ。

全部一人で担いではったんに申し訳なくなりましたわ。




当日の朝は、10時過ぎに家を出て最寄り駅から電車で会場を目指しました。

荷物が多くてチャリで天王寺に向かうのは無理やったんで、久しぶりに東部市場駅から乗りました。


雨が降るって予報で、地下鉄御堂筋線の西中島南方駅に着いて、阪急に乗り換えるかしばし思案。

電車嫌いの私にとっちゃ一駅、二駅の乗り換えがまた鬱陶しいんですわ。

なんとか会場に着くまで雨は降らんやろうと読んで、歩くことに。


リュックと別に寸胴を持ってたんですが、歩いてる途中で2回思い切り足にブツけて叫んでしまいました。

酷かった一遍は、膝の皿割れたんちゃうかって痛さでしばし悶絶しました。(^ ^;)





会場に着いたのが11時過ぎで、とりあえず荷物をお渡しすることに。





調理中のネタ写真が少ないと思ったので荷物をパチリと。




私が運んでいったブツ達

*私が運んでいったブツ

・お米 1.6升

・トマト缶 3つ

・ココナッツミルク? 2缶

・サラダ油 2本

・ギー 1本

以上、こばやしさんからの依頼分。

私のモンとして

・容量10Lの寸胴

・柄の部分の長い木ベラ

・台ふき用のタオル

・手ふきのタオル

・まな板や包丁を拭くタオル

・包丁研ぎ器

・調理中の着替えのシャツ

<自分メモ>次回は鍋磨きに「スチールのタワシ」を持っていってもええかも。




前回のグルコバの後、大きなコンロでの調理がものすごく熱いと分かったんで道具屋筋へ。

長〜い木のヘラを探してきたので、今回は寸胴ともども初参加。

寸胴が入るようなカバンがなく、デッカイビニール袋に入れてたんですが、見た目かなり怪しかったかもしれませんね。



ここからは、ネタ写真がないので”巻き”で参りましょう。


荷物を出してからは、フードプロセッサーで少々作業。

その後買い出し班の2名が到着されてから、買いモンへ。

近所の安い八百屋とスーパーで要るモンを買うたら会場へ。

私は昼メシのおにぎりと今回もビール6本をゲット。


今回は参加者が会場に着いたら、まずガムテープに名前を書いて服にはることになってたんでお名前が分かり易くてよかったですわ。

 *あたしゃ、記憶力がないんで、お名前はほとんど覚えられませんけどね。
 



私は相変わらず玉ねぎだの青唐辛子だの簡単なモンを刻むのが中心でした。

下僕と思って使こうてくださいってノリですね。(^^)

「玉ねぎ2個 粗みじん」、「唐辛子2本 輪切り」「玉ねぎ2個 細かいみじん」

「唐辛子1本 みじん切り」

等々、こばやしさんからのオーダーに合わせてせっせと刻んどりました。


紫玉ねぎを使こうた辛いサラダみたいなモノ(トマトのサンボール?)を混ぜろとの指示も貰いました。

こいつにはごっつぅデンジャラスな唐辛子を刻み込むんですが、コレがキツイ。

唐辛子に触れると手がカッカと熱くなって、何時間も痛むんですわ。

ここ1週間ほど、指のアトピーが出てて一部の皮が薄くなったりヒリヒリしてました。

玉ねぎやらトマトやら調味料やらに唐辛子を加えたら最後によく混ぜるんですが、指の状況ではかなりの恐怖。

両手でやらんと混ざりにくいんですが、フライ返し二本で混ぜるのに逃げてしまいました。

他の参加者のヒトが見たら

 「なにを横着しとるんや、手ぇでやれ、手ぇで!!」
 
って思われたでしょうなぁ。ここでコソッと言い訳しときます。(^ ^;)



ワダを揚げてるところ

*ワダを揚げてるところ

ちょこっと手が空いたんで、パチリと。

ミキサーにかけた豆(ウラドダル)がメインの生地でそいつを揚げたんがワダやそうです。
今回は調理班のオヤツとして用意してくれはりました。

ただ、こいつは生地がえらく緩いせいかすごく揚げるのが難しそうでした。

油の表面スレスレまで手を持って行って油に入れんとアカンのだとか。



揚げたてが旨いワダ

*揚げたてのワダ

こばやしさんから「ワダは揚げたてが旨いからすぐどうぞー」ってアナウンスがありました。

私も揚げたてをよばれましたが、フワッとした食感でかなり良かったです。

味や風味は全然違うんですが、手作りしたときの”ひろうす(飛竜頭、がんもどき)”を思い出しました。

一口にちぎったヤツを2つ頂きましたが、けっこう気に入りました。


昼メシにおにぎりを1個買うてあったんですが、こんなんを食べたり、作業中に味見したり、油や香辛料のニオイを浴びてるとあんまり腹は減らず。

おにぎりを食うこともなく昼飯抜きで食事会まで行ってしまいました。



広い会場では小さく見えたうちの寸胴

*マイ寸胴と長木ベラの晴れ姿をパチリ

この10リッターの寸胴は自宅で使ってるとコンロの上ですんごい存在感があります。

でも業務用の巨大なごとくの上やとえらくちぃこくみえました。

ちなみにこの鍋ではパラク・パニールっていうほうれん草のカレーを作ってました。

木ベラもなかなかの威力で前回までみたいに熱い目に遭わんで済んでた気がします。

大量に我流のカレーを作るときしか使ってもらえん寸胴も働けて喜んどったことでしょう。



粉モン班の皆さんが作業中

*粉モン班の皆さんが作業中

私は粉モンに疎いんで、ここには参加せんと全くおまかせでした。

下手ッぴが手ぇ出さんでも、他にやることはありますしね。

粉モンは2種類あって、パロタってのは生地を屏風折り?みたいにやってから丸めたのをまたペッチャンコに延ばしてはりました。

そいつにギーを塗って焼くのは半分やらせて貰いました。


包み終わり揚げられるのを待つ「サモサ」


もう一種類のサモサは、中に詰める具の調理を担当。

調理って言うても火の通し加減やスパイスの量、味付けなんかはすべてこばやしさん任せ。

私がやったのは単純に焦がさないように混ぜ続けただけ。

ただジャガイモを加えて潰していくのはそこそこの作業で、ヘタレな私は2日経っても腕が筋肉痛です。

市販の皮を使ってもギョウザの包めない私は、包むのは器用な粉モン班に丸投げでした。










さて、引っぱるネタが尽きたんで、ぼちぼち完成品をご覧頂きましょう。











ほとんど人がダルイ文章を読まんとここまでスクロールしてはる気ぃもしますが・・・。






出来上がった料理の盛りつけ見本

*クリックして貰えば、横幅800ピクセルのデカイ画像になります。

これが完成した料理の盛りつけ例です。

それぞれの料理名については下の写真を参考にしてご覧下さい。



料理名の解説は、こばやしさんの記事から写真ごとコピーさせて貰いました。


料理の解説写真

*こばやしさんとこから借りた解説写真



A.スリランカ風マトンカレー
玉ねぎを濃く炒め、ゴラカやココナツミルクを多めに加え、ガラムマサラとブラックペッパーを仕上げに使い、インパクト強めの出来にしました。

B.パリップ
ココナツミルクとモルジブフィッシュを使ったスリランカ風のマスール豆カレー。

C.パラク・パニール
ほうれん草とカッテージチーズのカレー。これだけは北インド風です。

D.プレーン・パパド
パリパリに焼いた豆粉せんべい

E.冬瓜とカリフラワーのサンバル
タマリンドの酸味を利かせた、南インドを代表する菜食カレー。

F.かぼちゃのエリセリ
焦がしたココナツ風味のケララ風カレー。

G.パロタ
パイ状に折りたたんでギーで焼いたサクサクとしたパン。

H.ジャスミンライス

I.ポル・サンボール
ココナツ・モルジブフィッシュ・唐辛子・レモンを混ぜたスリランカを代表するふりかけ。

J.レモンライス
レモンとターメリックを炊いたジャスミンライスに混ぜ込んだもの。

K.エッグカレー
パロタ作りで余った卵を利用した一品。

L.ベジタブル・サモサ
じゃがいもとグリーンピースのカレー炒めが入ったサモサ。

M.トマト・チャットニー
南インド風のトマトディップ

N.ワダ
ウラドダルを潰した生地で作ったドーナツ。3時のおやつとして作ったのですが、1個余っていたので飾ってみました(笑)。

O.トマトのサンボール
いつもの玉ねぎアチャールも、モルジブフィッシュが入るとあっという間にスリランカ風に変身。

P.にんじんのアチャール
ネパール風の発酵タイプの漬物。

Q。ナスのアチャール
グルジリシリーズおなじみのナスの古漬け。

あと、写真には載ってませんが以下の品を作りました。

グリーン・チャットニー
ミントとコリアンダーを使った南インド風のディップ。

ミックス・ライタ
きゅうりとトマト、玉ねぎを入れた南インド風のヨーグルトサラダ。

<以上こばやしさんの記事のコピー>







当日のホワイトボードでの説明

*当日のホワイトボードでの解説

会場ではこんな風に説明がありました。



食事スタート前の配膳風景

*食事会スタート直前の配膳風景

奥の方ではみんなが盛りつけ見本を撮影中。

ここまで盛り付けた皿を各自が取って各作業台の料理を盛り付けていきました。


今回は参加人数が多かったのでこの中央のテーブルだけでなく調理台もテーブルになってました。


自分が食べたインド料理の数々

*実際に私が頂いたインド料理の数々

ご飯はだいぶ控えめにしてオカズはだいたい全部食べたかなぁ。
1〜2品貰い忘れたかもしれませんが・・・。

昼メシを抜いたせいか、調理にバタバタしたせいかそんなに量は食べず。

でも終わる頃には腹がパンパンでした。


食事中に参加者の自己紹介がありましたが、半分くらいの人はかなりインド料理に詳しいようでした。

何回もこの手のインド料理の会に参加してはったり、実際にインドで食べたことある人、近々インドでホームステイするなんて人も居てはりました。

ブログを持ってはる人もいるんでしょうが、なかなかアドレスを聞くまで落ち着いて話は出来なかったのがちと残念です。







全体を通しての感想としては、3回参加して会場の雰囲気には慣れたかなぁと。

野菜類の刻み方なんかでも最初どんなモンをどの程度の精度?で要求されてるかが分からんで、えらく緊張してました。

自分の料理なら全体の流れまで把握して動くから気楽ですが、そのへんが最初は分からずツラかったんです。

今回は少々ええ加減でもバレないor怒られんと分かりけっこうアバウトに。
 *こばやしさん、こんな下僕でごめんなさい。

料理名は覚えてないけど、だいたいどんな完成形か想像できるようになったのも助かりました。




前回の後にも思ったんですが、スパイスを揃えていくつかでも自分で作ってみたくなってます。

店で何回かスパイスを眺めたんですが、どれもけっこう値が張るんですよね。

ほんで作るとなるとスパイス使いはさっぱり分からんからレシピ本の2〜3冊は欲しいし。

道具は買わんでもだいたいありそうですが、スパイスと本への出費がねぇ・・・。

かなり”作ってみたい欲”が出てるんで、多少はスパイス揃えてみましょうかねぇ。

ここんとこ割と節約してるんでへそくり崩してもええかなぁとは思い始めとります。




次回もチャンスがあれば是非参加したいですわ。

一人で全ての段取りをやってくれはったこばやしさんに大感謝です。



*今朝イチの体重:57.8kg(なんとかセーフ)
 
 

2008年11月10日

「第3回グルコバ」に参加しました

昨日行ってきたインド料理の食事会ネタをさっそくアップしようと思います。

しかし料理名のメモを取って(撮って)こなかったので現時点ではブログの記事にしようがない部分があります。(今は9時過ぎ)

参加者の多くの方は料理をしはるかは別にしてインド料理をよくご存じで、
一度聞けば「ああ、あれね」って感じでしたが私にはさっぱり覚えられずです。

エスニック料理全般好きやのに、タイ料理にしてもインド料理にしてもいつまでたっても覚えられませんなぁ。




まだ料理名は分からんけど、どうせいつものようにマクラが長いんで見切り発車で書いて行ってみましょう。




昨日の記事でも書いてましたが、早い時間からソワソワしとったんで結局10時前に家を出発。

チャリで天王寺まで出て、JRの501蓬莱のそばに少し前に出来た立ち食いうどんで朝ご飯。

吉野家で朝から牛丼シバきたい気分ではあったんですが、がっつり飲み食いすることになりそうやったんで自粛。

天王寺から地下鉄の御堂筋線で西中島南方まで。

前回だいぶ迷ったんで、今回は阪急に乗り換えるつもりでしたがえらく早い時間に着きそうでした。

一駅だけとか電車に乗るんが邪魔くさいせいもあって、やっぱり歩くことに。

地図もなんも焼いて出なかったんで多少の不安はあったものの、前回の遠回りが悔しくて地図はチェックしてあったのでとりあえずスタート。

歩いてる途中で前回の勘違いの原因を再確認しつつ、大通りをテクテク。

今回は驚くほどサクッと着いてしまいました。

前回は炎天下を1時間くらい歩いたのに最短コースやったらすぐでした。(^ ^;)

11時過ぎくらいでまさかまだ来てないやろうと思って会場の「もと飛鳥人権文化センター」に入ると、すでに(前回はなかった)開催場所のお知らせポスターが。


*ただいまチェックすると主催者のこばやしさんの「B級的・大阪グルメ!ブログ」で、昨日のイベントの記事がアップされてました。
 

 マクラだらだら作戦成功です。(^^)




買い出しに出てはったこばやしさんが戻りはったら、指示をもらって出来ることをスタート。

今回も私は紫たまねぎ切りからです。

前回と同じ?料理に使うと聞いたんで、仕上がりのイメージが分かってかなり気楽です。

他の野菜と合わせてしんなりさせるから、「薄切り」にそないにプレッシャーを感じんで済みました。

一段落付いたら近所の八百屋とスーパーで買いだし。

今回はこばやしさんが1人でぎょうさんの食材を事前に買うてくれてたので買い出しはあっさりでした。

私は買い出しのついでちゃっかり缶ビールを6本ゲット。


12時過ぎからボツボツ調理から参加する人が集まりだし、作業がボツボツスタート。

昨日は前より参加しはったヒトが慣れてはったのか、全体にスムーズやったような気がします。

こばやしさんの話によると奥さんのパン教室の関係者やお知り合いが多かったようです。

私は相変わらず技術入らずの単純作業を主にやっとりました。

最初の紫玉ねぎ以外にも、みじん切りや薄切りでぎょうさんの玉ねぎを切らして貰いました。

他の参加者の方からは「あんた、玉ねぎばっかりやなぁ・・・」ってな声も出とりました。



ボツボツ完成品を見て貰いましょう。


と、思いましたが先に朝メシを食べてくることにします。(10時半)





 <しばし中断>

朝から一昨日の水炊きの残りで雑炊をタップリと。

体も温まったんで再スタートです。(11時半)



*写真の下の料理名とその短い解説はこばやしさんのお書きになったのをコピーさせてもらってます。


チャナ・マサラ(ヒヨコ豆のカレー)

*チャナ・マサラ
アムチュールパウダーなどを使って酸味を利かせた北インド風のひよこ豆のカレー

こいつの調理には私はまったく関わらんかったかと。



パラク・パニール(ほうれん草のカレー)

*パラク・パニール
その場で牛乳から作ったカッテージチーズとほうれん草のカレー

別の人がほうれん草を茹でてミキサーでペースト状にしてはりました。

最初のなんか炒めはったこばやしさんに代わってその後単純な炒めマシーンと化して、ただ混ぜてるだけやりました。

材料の投入だの味付けだのはすべてこばやしさん任せ。

中に入れたカッテージチーズから手作りってのがスゴイですねぇ。

そのチーズを鍋に入れる前に衣もなんもつけない素揚げにするというひと手間があってそれだけでも面倒な料理やなぁと感心。

チーズ揚げはやったんですが、そこにすぐくっつくんでなかなかやりにくかったですわ。
チーズの天かす?はビールを飲んでた男性陣がツマミにしてはりました。



さつまいものポリヤル(南インド風の炒め物)

*さつまいものポリヤル
ココナツやホールガラムマサラで甘く仕上げた南インド風炒め物

これは別の調理班がやってはって、私が気付いたときにはほぼ完成品でした。



中の具だけ担当したサモサ

*サモサ
じゃがいものカレーを詰めたインド風スナック

こいつは中の具を炒めるのだけやりました。

他の方が茹でてカットしといてくれたジャガイモを使いました。

今回はこのジャガイモがちゃんと柔らかく茹でられてたんで助かりました。

前回は茹でが浅くて詰めモンの具になるように潰すのがほんま難儀でした。

あっちゅう間に潰れて味付けまで済んだんでアレッ?と驚くほど簡単に出来てしまいました。

包むのはパン業界?の人らがキレイにやってくれはりました。

食べる直前に2度揚げしてカリッと仕上がってました。



パパド(豆粉せんべい)

*パパド
パリパリした豆粉せんべい


こいつは袋入りの市販品でした。何人かの方が分担してフライパンで素焼きにしてはりました。

砕きながらご飯やおかずに混ぜ食うと食感が出たかと。



にんじんのアチャール ネパール風

*にんじんのアチャール
これも自家製のネパール風アチャール

これは事前にこばやしさんが家で作って持ってきてくれはったモノ。

行きは死ぬほど重かったと言うてはりましたが、ほんまにぎょうさんのモンを手持ちで運んでくれてはりました。



ナスのアチャール

*ナスのアチャール
家で漬け込んでおいたナスの古漬け

この写真じゃまったくどんなモンか分かりませんね。スミマセン。

なんか見た目は黒っぽいモンがぐちゃ〜っと固まりになってました。

途中で味見させてもうたら、ナスビやと言われんかったら私にはドライトマトに思えそうな味でした。

ちょっと辛味があって酸味があったんですよねぇ。

名前聞いてから食べんかったら絶対「これトマト?」とか聞いて恥かいてたでしょう・・・。



ナスのマサラフライ(素揚げ)

*ナスのマサラフライ
シンプルにターメリックで揚げ焼きしたナス

前回は同じようなやつをゴーヤーでやってましたねぇ。

揚げ焼きにしてくれてた女性陣は、茄子がスポンジのように油を吸うんでかなりビビってはりました。

フライパンから上げるときにそっと押さえて油を切ってはるほどでした。

インド人のベジタリアンにかなりごつい腹回りのヒトがおるんは、やっぱり油が多いからでしょうかねぇ。



ミックスライタ(南インド風のヨーグルトサラダ)

*ミックスライタ
ココナツとマスタードシードを使った南インド風のヨーグルトサラダ

紫玉ねぎのみじん切りだけやったような気が・・・。もしかしたら違うかも。

こばやしさんの指示に従って、なんも分からんで色んなモン刻んでましたんで・・・。



マサラ・スクランブルエッグ

*マサラ・スクランブルエッグ
パラタで余った卵に、青唐辛子や玉ねぎ、トマトを入れたインド風玉子焼き

溶き卵にいきなり生の刻みタマネギを入れてました。

これを担当しはったフードファイターと呼ばれてた方も、どうやって火を通すかかなり難儀してはりました。

弱火でジワジワいったんでだいぶ水気が出たようです。



パラタ(パイ風のパン)

*パラタ
折りたたんだ生地をギーで焼いたパイ風のパン

これはこばやしさんの奥さんのパン教室関係者がタタっと作ってはりました。

粉モン上手がそろってはったんで、私はノータッチ。

焼きたてが特に旨いそうで一切れ味見させて貰いましたが、なかなかのモンでした。



トマト・チャットニー(ケチャップ風トマトソース)

*トマト・チャットニー
甘酸っぱいケチャップ風トマトソース

これも私は作るトコを見てないうちに完成しとりました。



じゃがいもとニンジンのポリヤル(南インド風炒め物)

*じゃがいもとニンジンのポリヤル
じゃがいも、ニンジン、ピーマンを細切りにした南インド風炒め物

じゃがいも、人参、ピーマンの切り出しは私が担当。

人参は3mm角、ジャガイモは5mm角って指示が出てたんですが・・・・。

まあ火が通ればサイズの不揃いは気にならんかったってことにしてください。


またしても調理で混ぜるのはやりましたが、味付けなんかはすべてこばやしさん任せ。

こいつは生のメークイーンを使ってるんですが、焦がさないように鍋を振り続けてたんでけっこうエラかったですわ。
 *ビールを取りに行く間とかに途中ちょこちょこ代わってくれる男性はいました。

火が通るまでにかなり時間が掛かってたんで、自分やったら水でも差して蒸し煮にしちまいそう・・・なんて思ッとりました。

そんなええかげんな作り方ばっかりやってるから、なかなかホンモンって言える料理にならんでしょうねぇ。

もちろん昨日はズルせんとちゃんと火ぃ通るまで炒めましたよ。

サモサの具で楽できたぶんこっちがキツかったんでしょうかね。(^^)



グリーン・チャットニー(辛いソース)

*グリーン・チャットニー
コリアンダーとミント、青唐辛子を使った激辛ソース


爽やかなソースでした。何人かのヒトにはだいぶ辛かったようです。

何人もで辛いって言われるモンを食べてみると辛さへの好みがよう分かりますなぁ。

私にはちょいと辛味があるなぁという感じでした。



玉ねぎのアチャール(玉ねぎの激辛即席漬け)

*玉ねぎのアチャール
プリッキーヌを使った玉ねぎの激辛即席漬け

このタマネギが私が最初に切り出したヤツです。

前回もこれ担当したんでコイツとは縁がありそうです。(^^)

混ぜ混ぜは別の男性がやってくれたんで、今回はプリッキーヌで手が熱々になるんは免れました。

こいつも料理としての辛さは私にはもっともっと辛くてもオッケーでした。



ご飯以外のオカズは以上です。







全部の調理が終わったら、こばやしさんが見本の盛りつけを。

ブログ屋さんでしょうか何人かのヒトが列を作ってまずは撮影大会でした。

もちろん私もネタ用に撮らせて貰いましたよ。









完成した料理の盛りつけ例

*クリックしてもらったら横800のデカイヤツがご覧頂けます。

どの位置のヤツがどの料理かはこばやしさんの記事をご覧頂けば、記号が振ってあって分かり易いです。

ご飯は2種類あって

*.レモンライス
ご飯にレモンとターメリックを混ぜ込んだもの

*ジャスミンライス

が合わせて盛られてます。


この写真を見てて分かったんですが、オカズを2品ほど撮り忘れてました。

5つの金属製のカップ?に入ったヤツの一番左と右から2番目のヤツを撮り忘れたようです。

一番の左が

*チキンカレー
南インド風にトマトとココナツで仕上げたカレー。

手羽元はちゃんと表裏に切り目を入れるように指示が出てました。

どんな風に作ってたかは見れませんでした。

右から2番目が

*マサラ・マスール・ダール
レンズ豆を使って南インド風に仕上げたダール

豆を使ったこういう料理は奥が深いそうです。

スパイスの加減とか豆の食感とか煮詰め具合が非常に微妙やと言うてはりました。

私はそういう微妙な違いが分からんから、料理は好きやけど料理が上手いとは思えんのでしょうねぇ。



チキンカレーは当初マトンの予定が、参加者の誰かがマトンだめやから変えてくれと要望があって変更になったようです。

多くの参加者がいるイベントで急遽メインを変えるとはこばやしさんは丁寧な対応やなぁと内心驚いてました。

私が主催しとったら、「好き嫌いのある人は食べられるモンだけで我慢してくれ」って言いそうですわ。





ちなみに他の参加者は調理室にあった皿やらお椀やらで適当に食べてました。




私のは、こんな感じでした。



自分が食べたインド料理の盛りつけ

最初はかなり控えめにご飯を盛り付けました。

ある程度食べてからほんのちょっぴりご飯をお代わり。

それでも腹一杯になりましたねぇ。

前回もそうでしたが口はもっと食べたいと思ってるのに、腹だけ先にいっぱいになってしまいました。

7時頃には片づけもピシッと終わって会場を撤収。



自分があんまり緊張せんかったのもありますが、だいぶスムーズに進んで途中はすこし休憩というか、まったりタイムまでありました。

3回目となりだいぶええ感じのイベントになってるなぁと思いました。

ただ誰がどういう人か分からんし、イチイチ名前聞くのも邪魔くさいんで名札でも用意出来んもんかなぁと。

ハンドルネームだけでも分かれば顔見知りも増えるのになぁと思ってしまいました。


2回続けて参加したことで、多少料理に慣れたような気はします。

まだまだスパイスの使い分けとか、料理への加え方など細かいとこは全くですけどね。

なんとなくでもどんな料理か分かるモンが増えてきたから切り出しなんかがだいぶ気楽になったというレベルです。

次回は来年の1月18日の同じ時間帯だそうです。

初めて参加する方もちょこちょこいるんで、近場の方は参加されてはどうでしょ?

食べるだけでもオッケーですが、見てるだけでも調理から参加が面白いんじゃないでしょうか。







イベント後はこばやしさんともう1人の男性とで梅田へでて軽く2次会。

腹一杯でほとんど飲んだだけで、出費は1人頭1600円のみ。

天王寺に戻ったらまだ9時、かなりバーへ行きたい気分でしたが食べ過ぎやったんでギリギリで我慢できました。




<個人メモ>
もし次回以降参加するなら持っていくモノ。

今回の台ふき、タオル、アームバンドに追加して「金属のタワシ」。

鍋底の焦げをとるのが大変やったんで。

できたら「キッチンペーパー」も一巻きありゃ気兼ねせんと使えるかも。


*今朝イチの体重:58.2kg(飲み食いしまくったから納得)