風邪で寝てたおかげで間が空きましたが東京旅行の2日目(10/6)をアップさせて頂きます。
その1も読んでやろうって方は、コチラからどうぞ。
前日は最後にmiki_dogさんのトコで家飲みしたんですが、そこそこで切り上げました。
ホテルなんかに泊まるとえらく早く目が覚めたりするんですが、この日は珍しく9時頃までぐっすりと。
起きた時点でほんのわずかに前日飲み過ぎた感じがありましたが、飲み食い旅でその程度なら上出来。
1時間ほど部屋でのんびりしてから、朝ご飯を食べに出かけることに。
泊まったビジネスホテルでは、ロビーにセルフサービスでパンと飲み物を用意してくれてました。
朝ご飯のパンはパサパサして喉を通らんイメージがあるんで、普段でも苦手。
まして旅先が都会で回りに色々食べるトコがあるなら、そんなもんは自動的にパス。
向かったのはホテルの最寄り駅である「平和島駅」。
*平和島駅前の立ち食いそば屋「あさま」
きしめんも置いてるのが珍しく感じました。
表に写真入りのメニューがあるんで、チェックしてみると天ぷらが充実してました。
えび天やかき揚げってな定番以外に、イカ天、なす天、いんげん天、春菊天、ちくわ天などがありました。
讃岐うどん風のセルフ店ではあたりまえですが、立ち食い系ではちょっと珍しく感じました。
外の自販機で食券を買って中に入ると先客がカレーライスを食べてはって、そば屋らしからぬカレーの香りが充満してました。
券を渡して、うどんとそばが選べたんで、旅先ってことで当然チョイスは「そば」。
せっかく東京に行ってるんやから、ここはご当地の食べ物としてそばを食べとかんとあかんでしょ。
で、その「そば」メニューの中から何を選んだかって言うと・・・・。
なんとかして引っ張ろうかと思ったんですが、よう考えたら当日携帯からアップしてたんでサクッと写真を貼ります。(^^;
*朝ご飯に東京らしい「たぬきそば」 270円
東京じゃかけそばに天かす(揚げ玉?)が乗っただけで「たぬきそば」になるんですよねぇ。
大阪じゃ天かすなんてお金を取る対象じゃないんで、天かすが乗っても「かけそば」ですよねぇ・・・。
ちなみにメニューにはちゃんと「かけそば」があって240円なんで、オプションの天かすの値ぇが30円ってことになりますな。
とはいえ、色んな天ぷらを自分んトコで揚げてるせいか、ええ風味がして旨い天かすでしたけどね。
だしもどう違うとはよう説明せんけど大阪とは全然違う濃ゆさがあって、そばにはよう合うてました。
普段食べない蕎麦ですが、朝からご機嫌で美味しくいただきました。
朝ご飯を済ませたら、そば屋から駅の反対側(西側)に出て、その先をプラっと散歩がてら探検。
駅からさほど進むことなく住宅街になって、非常に庶民的な町並みでした。
駅が競艇場の最寄り駅でちょっとガラ悪い地域やと言われてるようですが、私には地元の生野に通じる雰囲気があって落ち着く街でしたわ。
地元の人を相手にやってるようなごくごく気楽な個人経営の居酒屋なんかもあって、駅前で飲んでも十分楽しめそうでした。
なんかオモロイモンがないかとのんびり&キョロキョロと歩いてると、なんか引っかかるお店を発見。
最初に視界に入った時はピンと来んかったんですが、立ち止まってちょっと考えたら思い出しました。
*散歩してて見つけた平和島「郷土料理 ひばり」
看板には「郷土山菜料理」とか「とんやき」「にこみ」とかって言葉が見えますねぇ。
事前にネットをウロウロしてこの店で飲んでるブログの記事を見つけたんです。
なかなか濃ゆそうで興味が湧いたんですが、住所等は分からず。
適当に歩いて見つけてしまったんで嬉しくなりましたわ。
でもねぇ・・・。残念なことにお店は土日祝が定休日。
この日は土曜日で月曜日も祝日やったんで、ギリギリまで粘っても行くチャンスがなかったんですよねぇ・・・。
次回東京に行くことがあって、もしまた平和島に宿を取ることになったら、ココは優先度高めで狙いたいもんです。
散歩の途中でmiki_dogさんからメールが届いてたので、適当なタイミングでお宅に行かせて貰うことに。
散歩を終えたら、まずは宿に戻って渡すモンとか、自分の荷物を用意して移動。
前日は夜になってから伺ってたんで、近所まで行ってからちょいと迷いましたがなんとか無事発見。
お宅ではお茶を飲まして貰ったりしながら、作戦会議。
晩メシに何を食べるかってことで、私の希望でお店を選ばせて貰いました。
そこからはmiki_dogさんもご一緒いただき散歩に行くことに。
ローカルな商店街をブラブラして、八百屋をのぞいたり、海苔屋の特売をチェックしたり。
しばらく散歩してから、私の宿の近所にあるスーパーへ。
スーパー自体のチェックを楽しみつつ、惣菜やら飲み物をゲット。
宿のそばを流れる「内川?」ってのをずっと海側に進むと公園があったんでそこで「外飲み」をやらかすことに。
今まで東京で泊まったのが内陸部?だったんで、「東京」「徒歩」「海辺」ってのが全く結びつかず、不思議な気分でしたわ。
*気分良かった「大森ふるさとの浜辺公園」
東京ってどこに行っても人だらけってイメージですが、ココは土曜日やのに空いてましたねぇ・・・。
都会からすぐでこんだけオープンスペースがあるのに、人が群れてないのが逆に不思議に思いましたわ。
写真は帰る時に撮ったんですが、着いた時はもっと青空が広がって気持ちよかったですわ。
真夏の炎天下でも外飲みは嬉しい方ですが、この日は適度に涼しくて晴れてても暑すぎませんでした。
*気持ちよく海辺で「外飲み」
この日は夕方から飲み屋に行くことに決まってましたが、ここで昼間に電車に乗ってどこか遠いとこへ昼ご飯を食べに行ってたら、エネルギーが切れてた気がしますわ。
いっぺん都会に出て平和島に戻ったらそれだけで消耗して、もう電車に乗るのが嫌になったかも。
下手したら夕方の予定はキャンセルして下町の居酒屋に適当に飛び込みたいって言うてたかもです。
*スーパーで買うたお総菜
なすびの煮浸し、春雨サラダ、棒々鶏サラダ、おくらのごま和え
けっこうヘルシーっちゅうか、あっさりしたチョイスでしょ。
晩ご飯が早い時間に濃ゆいモンやったんで、それに合わせて食べ物は軽めにしときました。
飲み物はキリンの「濃い味」っていう、糖質ゼロがウリのヤツでした。
miki_dogさんが普段飲んでるっていうんで、私もおつきあいしたんですが、この手の健康志向の発泡酒にしてはちゃんと味がありましたね。
夜にがっつり飲むつもりやったんでアルコール分が3%と低めやったのもちょうど良かったかも。
この昼酒のチョイスは非常にわたし好みで嬉しかったですわ。
海辺でかなりのんびりしてから、早めの晩ご飯に出発。
電車に乗ってしゃべってたら一駅乗り過ごしてしまい、次の電車まで少し間があったので歩くことに。
ポテポテと一駅戻って、本来の京急の最寄り駅「立会川駅」へ。
お店はそこからスグで開店は4時半からとのことでした。
人気のお店でかなり混むってことやったんで、開店時間に合わせて行ったんですが、4時半前に到着したらすでに何人かお店に入って飲み食いしてはりました。
*立会川の「鳥勝(とりかつ)」店構え
屋号が「鳥勝」で暖簾にははっきりと「やきとり」の文字。
でも、なぜかここは焼き鳥屋じゃないんだと。
*立会川「鳥勝」の店内の雰囲気
店内はかなりの年季でしたねぇ。
私は西成なんかも飲むんで全く気になりませんでしたが、都会の小ぎれいなトコばっかり行ってる人ならちょっと引くのかな。
miki_dogさんはこの店に連れてきて喜びそうな知り合いは住んでる場所の関係もあるけど、あんまりおらんとか。
私には非常にタイプのお店で入るなりワクワク。
*鳥勝のメニュー
クリックしてもらうとデカイ画像が出ます。
生ものが230円で何種類もあったり、串焼きが1本80円とかなりの安さ。
*ガツ刺し 230円
特製のたれがかかって、味も旨いんですが、量がこの値段では信じられへんくらいたっぷり。
東京=物価が高いってイメージを壊すコストパフォーマンスにビックリでした。
最初はビールで乾杯したら、お酒の燗も頼んで、ビールと平行して飲りました。
*安いのに食べ応えたっぷりの「串焼き」
この注文はmiki_dogさんにお任せしました。
全て塩焼きにしてもらったんですが、食べてるとタレ味も気になりました。
たれ味でも追加しようと思ってたんですが、酒とアテのバランスやら腹具合で結局頼まず。
しかし、どの串も1本80円とは信じられへんボリュームでしたわ。
*めちゃくちゃ旨かった「煮込み豆腐」 600円
煮込みは年中あるけど、煮込豆腐は夏場はないそうです。
miki_dogさんのおすすめやったんで、もうやっててくれて良かったですわ。
見た目では甘みを効かせた濃ゆい味を想像してましたが、食べてみると印象とはだいぶ違うてました。
甘みはあんまりなくかなりスッキリした味。
ざく切りの白菜が不思議でしたが、モツの煮込まれた豆腐が非常に旨くてこれだけでもかなりの酒が飲めるお料理でしたわ。
生ものが食べられて安くて旨い、こういうしっかり煮込みがあるから日本酒もよう進む。
地元にあったら間違いなくちょくちょく来たくなるお店でしたわ。
瓶ビール2本とお酒の2合を1本飲んでお勘定は2830円。
このコストパフォーマンスは大阪でもなかなかないんじゃないかなぁ・・・。
2軒目に行くことにしたので割とサクッと切り上げましたが、私にはちょうどええ量でした。
<参考情報>
*鳥勝(とりかつ):食べログ
住所:東京都品川区南大井4−4−2
電話:03−3766−6349
営業:16:30〜21:30
定休:日祝
2軒目はまた電車に乗って移動。
miki_dogさんの後ろにくっついて、言われるがままに移動してましたが、次の店は立会川から平和島を通り過ぎてドンドン先へ。
miki_dogさんは最短時間で行けるようにちゃんと便をチョイスして、ここでのりかえやとか指示してくれてました。
一本の線やったら私でも行けるやろうけど、無駄なく乗り換えなんてのは無理なんでほんまに助かりましたわ。
続いていったのは東京を出て神奈川県に入った「新子安駅」ってとこの駅前にある居酒屋「きしや」さん。
店構えの写真を撮り忘れましたが、外から見たらごくごく普通であっさりした居酒屋さんでした。
*新子安居酒屋「きしや」のメニュー
miki_dogさんも久しぶりやとのことですが、お店のひとはmiki_dogさんのことを覚えてはって声を掛けてはりました。
そのしゃべり方も営業的なやらしさがなく、非常にええ感じでした。
食べるモノを頼む前から当たりな店やと感じました。
*関東らしく「こはだの酢締め」
上のメニューにはないですが、どこか他のお品書きで見つけました。
”こはだ”っていかにも東京(お店は神奈川やけど)な食べモンなんで、オーダー。
割としっかり締めてありましたが、濃ゆいもんの後で美味しかったですわ。
*いかせろり炒め
これはmiki_dogさんがチョイス。
いかの火の通し加減が絶妙で、ちょいとお高い中華料理屋で食べてる気分でした。
あんまりセロリ自体を味わうことないんですが、さっと火が通ったセロリも旨かったですわ。
*名物の「もつ鍋」はこれで1人前
お店の人に聞くと2人連れだけは鍋を1人前でも頼めるとのことでした。
miki_dogさんがこの店の名物やと言うてはったんでオーダー。
モツもたっぷりでこれが780円ってのも立派に思いましたわ。
このお店では最初、miki_dogさんが”サワー”なるモンを頼みはったんで私もおつき合い。
サワーって要はチューハイのことなんですよねぇ・・・?
大阪ではあんまり”サワー”って呼び方はしないですよねぇ。
呼び方がちゃうだけでもなんか得した気分でした。
あんまり酒が残ったら嫌やったのと口に重かったから、ここではサワーのあと芋焼酎のロックへ。
miki_dogさんは甘みのないソーダで割った焼酎?をやってはったような気が。
*もつ鍋は〆の麺までしっかり
一人じゃ麺で締めるなんて無理ですが、二人ならちょうどええ感じです。
このお店は料理もええけど、お店の人の反応が気持ちよくて、通って顔を覚えて貰いたくなるようなお店でしたわ。
2軒目もいい気分で飲み食い。お勘定は4930円やったんで、値段にも満足でした。
<参考情報>
*きしや:食べログ
住所:神奈川県横浜市神奈川区子安通2−252
電話:045−441−9503
営業:17:00〜23:00
定休:日祝
この後、当然ですがまた電車に乗って移動。(めっちゃ電車乗ってますよ。)
まだ時間が早かったので前日に続いてmiki_dogさんのお家へ移動。
*家飲みで仲村酒店の赤ワイン
このワインは私の地元にある下町の酒屋さんがブドウから育てて作ってはるんです。
*ワインについてはコチラなんかをどうぞ。
お土産にお持ちしたんですが、某所でも渡すつもりやった1本が余ったので2本引き取って貰いました。
で、私が飲んだことなかったんでmiki_dogさんが一緒に飲もうと開けてくれはりました。
私が持っていった塩豆に鮭トバ?も出してくれたんでそれを肴にチビチビと。
途中からmiki_dogさんは飲みをセーブし始めてはりましたが、私はこの日は美味しく飲めたんでそのままだらだらと飲み続けました。
後半はmiki_dogさんが飲まないっていう残り物の焼酎まで飲みきってしまいました。
この日は色んな話というか、私への色んなツッコミ?があって、長らくおしゃべり。
お開きになったのは1時過ぎだったかと。
昼の外飲みから始めて、夜中までよう飲んでよう食べた一日でした。
2日目はかなり長丁場の飲み食いにつき合っていただきmiki_dogさんには感謝しかございません。(^^;
東京旅行ネタは3日目に続く予定です。
<同日追加>
*当初予定したタイトルをやめて、この日の飲みの長さが分かるようなこのタイトルにしてみました。
2012年10月17日
2012年10月13日
初「釜玉うどん」
加西の「がいな製麺所」では初めての釜玉うどん400円。
かけうどんを先に食べて、これでお腹も満腹です。
<後日追記>
この日のドライブは*あきこ*さんにおつき合いいただいて出かけてました。
*あきこ*さんが5時には大阪に戻らんとアカンかったので高速を使えばサクッと行ける「がいな製麺所」へ。
開店の10時半に合わせて9時頃に大阪をのんびりと出発。
中国道に入ってから少し混みましたが、開店時刻のちょっと過ぎに着いたんでちょうどええタイミングでした。
*1杯目は「天ぷらうどん」
腹ぺこで出汁が身体に染み渡るようでした。
私がえび天、*あきこ*さんが野菜天を別々に頼んだら、ちょうどその内容のセットがあったようでお店のヒトが気ぃを効かせてセットにしてくれました。
2杯目はいつもなら冷やに行くんですが、この日は妙に釜玉が気になったので「がいな」では初めて食べてみることに。
*釜玉うどん
初めてやったけど釜揚げでもあんまりふわふわしてずにしっかりした麺が非常に旨かったですわ。
*釜玉と全く別物だった「釜玉バターうどん」 580円
ベーコンの天ぷらが添えてあって、ちょっと高めのお値段。
玉子は黄身だけが乗ってました。
私もちょっとだけ味見させてもうたんですが、カルボナーラみたいでノーマルの釜玉とは全く別モンでした。
*そばの田圃は稲穂が実ってました
お店のヒト曰く、もう刈り取る寸前やそうで”たわわに実る”って言葉がぴったりでした。
秋を感じられるええちょいドライブでしたわ。
2杯食べたら満腹になって、*あきこ*さんの希望で来た道をそのまま真っ直ぐ戻って高砂へ。
国道2号線で大阪方面へ。
途中、道路脇の釣具屋に3軒ほど寄って、*あきこ*さんの趣味のルアーフィッシングの道具をチェックしたりしながら戻りました。
朝は涼しかったのに、昼間はけっこう日差しがきつくて暑いほどでしたわ。
もう秋やからと帽子を被らんかったら、後で顔面が真っ赤っかになってしまいました。
屋根無し号で一日つき合って貰って感謝でした。
かけうどんを先に食べて、これでお腹も満腹です。
<後日追記>
この日のドライブは*あきこ*さんにおつき合いいただいて出かけてました。
*あきこ*さんが5時には大阪に戻らんとアカンかったので高速を使えばサクッと行ける「がいな製麺所」へ。
開店の10時半に合わせて9時頃に大阪をのんびりと出発。
中国道に入ってから少し混みましたが、開店時刻のちょっと過ぎに着いたんでちょうどええタイミングでした。
*1杯目は「天ぷらうどん」
腹ぺこで出汁が身体に染み渡るようでした。
私がえび天、*あきこ*さんが野菜天を別々に頼んだら、ちょうどその内容のセットがあったようでお店のヒトが気ぃを効かせてセットにしてくれました。
2杯目はいつもなら冷やに行くんですが、この日は妙に釜玉が気になったので「がいな」では初めて食べてみることに。
*釜玉うどん
初めてやったけど釜揚げでもあんまりふわふわしてずにしっかりした麺が非常に旨かったですわ。
*釜玉と全く別物だった「釜玉バターうどん」 580円
ベーコンの天ぷらが添えてあって、ちょっと高めのお値段。
玉子は黄身だけが乗ってました。
私もちょっとだけ味見させてもうたんですが、カルボナーラみたいでノーマルの釜玉とは全く別モンでした。
*そばの田圃は稲穂が実ってました
お店のヒト曰く、もう刈り取る寸前やそうで”たわわに実る”って言葉がぴったりでした。
秋を感じられるええちょいドライブでしたわ。
2杯食べたら満腹になって、*あきこ*さんの希望で来た道をそのまま真っ直ぐ戻って高砂へ。
国道2号線で大阪方面へ。
途中、道路脇の釣具屋に3軒ほど寄って、*あきこ*さんの趣味のルアーフィッシングの道具をチェックしたりしながら戻りました。
朝は涼しかったのに、昼間はけっこう日差しがきつくて暑いほどでしたわ。
もう秋やからと帽子を被らんかったら、後で顔面が真っ赤っかになってしまいました。
屋根無し号で一日つき合って貰って感謝でした。
2012年10月12日
東京旅行 その2 初日は2勝1地雷
東京旅行1日目(5日)の続きをアップさせて貰います。
大森のローカルな銭湯でひとッ風呂浴びたら、JRの大森駅を目指しつつ街探検。
風呂上がりってことでとにかくビールを一杯やろうと、脇道を含めてキョロキョロやりながらでした。
ところが下町のせいか意外と店がなかったんですよねぇ・・・。
何軒かコンビニの前を通ったんですが、ついつい缶ビールを買いそうになりました。
地元の街散歩だったら、節約のためにコンビニビールでええんですが、今回は旅先。
ちょっと出費してもええから店屋に入りたかったんで、喉の渇きをぐぐっと我慢。
*最初に見つけた大森駅前「大衆酒蔵一番」
大森駅の南東方向から近づいて行って、最初に見つけたのがこのお店。
「3時開店」との看板が出てました。
この店の雰囲気は十分「アリ」やったんですが、なんとなく最初の1軒ってのが気に入らなくて保留。
こんな感じの店がもっと何軒も出てくることを期待したんですが、その先の駅前にはパッと見た範囲に飲み屋は見あたらず。
線路を越えて西側をチェックすることにしたんですが、そちらも普通の商店やファーストフードはあるんですが、おっさん向けな昼酒出来るトコは見あたらず。
それでも必死にチェックしてると道を挟んだ駅側に、気になる路地がチラッと見えました。
もっぺん道路を渡って駅側に行ってみました。
*小道の入り口で気になった立ち飲み「俺の城」の看板
なんとなく早めにオープンしてそうに思ったので、階段を少し下りて小道へ。
ちょっと寂れたスナック街のような道が伸びてて、歩き出そうとしたんですが、ビクッと反応して何歩か後ずさり。
その風景を落ち着いてみると、なんか見覚えがあったんです。
*大森駅前の「山王小路飲食店街(地獄谷)」
事前にネットで関東の飲兵衛系ブログなんかをチェックしてたんですが、その中の昼酒ネタでこれと同じような写真を見てたようでした。
事前に見てたけど、場所をチェックしたりもせんかったので、自分の鼻でちゃんと飲兵衛スポットにたどり着けてニンマリ。
とりあえずビールが飲みたくて、この道を進んだんですが、一番奥の共同便所(お店に客だけが使えるから公衆便所ではないらしい)まで行っても昼間に開いてる店は1軒だけ。
やっぱり実質はスナック街に近かったようですが、「俺の城」ってトコだけが4時開店。
正確には最初に前を通ったのは開店の2〜3分前でしたが、もう一度戻ってお店の方に声を掛けてみました。
「どうぞ、どうぞ」ってな返事だったので、お店へ。
開店準備をしてはる感じだったのでとりあえず生ビールをお願いしました。
*缶ビールの誘惑に勝って「生ビール」 199円
風呂に入った後やったけど、散歩してるだけでうっすら汗ばんでたんで、さらにビールを欲してました。
おかげでククっと流し込むと、身体に水分がスゥーッと沁みわたるようでしたわ。
*大森駅前の立ち飲み「俺の城」のメニュー
お通しは250円で、4種類の中から選べるシステムになってました。
安い店だとお通しの類も嫌がるひとがいますが、私は特に気にならず。
チョイスを用意してくれてるだけでも個人的には嬉しく感じました。
この日はいつもなら一番選ばんかなぁっていう、カニかまとキュウリマヨサラダをチョイス。
男性と女性の2名で開店準備を続けてはったんで、出来るだけ邪魔にならんように静かに飲んでました。
男性の方が、声を掛けてくれたんで必死で昼酒スポットを探してて、店の対面から小道の雰囲気に反応したって伝えました。
すると「そういうチャレンジャータイプですか」ってな趣旨の返事が。
ついでにおすすめを教えてくれたんで、それをお願いして出来上がるまでのつなぎで枝豆もオーダー。
他のお客さんは居てませんでしたが、常連さんも多くて店でイベント事をやったりしてるようでした。
旅先だと客同士、客と店のやりとりなんかも楽しみのネタなんで、ちょっと早すぎたのが残念でした。
*塩麹マグロ漬け焼き 368円
2種類の部位を使ってるって言うてはったと思います。
けっこうなボリュームがあって食べ応えがありましたわ。
生中をお代わりして、合計で1522円。
まずまずリーズナブルで、湯上がりに旨い生ビールが飲めたんで大変ご機嫌でした。
その後、大森駅からJRに乗って有楽町まで。
ここまで来てしまうと私の苦手な大都会、大繁華街って感じで少々圧倒されそうでした。
初日は金曜日ってことで、もし今回誘って貰ったmiki_dogさんがお忙しかったら一人で飲み食いしようかと思ってました。
それなら土曜日の朝イチに移動しても良かったんですが、土日祝が休みで気になるお店があったんです。
結果的に定時で上がれそうだとお聞きしたんで、私が気になってたお店を7時に予約してmiki_dogさんにもご一緒いただくことに。
有楽町からはまず店の場所を確認しようと、時間つぶしに脇道の気になる店をチェックしつつのんびり移動。
お店の場所を確認してから、もう少し歩いて、6時半頃だったでしょうか地下鉄の駅を出たところでmiki_dogさんと合流。
予約時間には早かったけど、その時間までにお客を入れようがないだろうから、早めに入った方がお店にはいいだろうと判断。
ちょっと早めに入店すると先客は常連の中年男性が一人。
一番奥の狭い席に通されて、日本酒がウリのお店でしたがまずはビールで乾杯することに。
小瓶のみってが店のスタンスだったんでしょうが、それで乾杯。
食べ物のメニューは種類があんまりなかったんで、和風の総菜の盛り合わせを1人前ずつオーダー。
私はビールも平行でやるつもりで、日本酒のぬる燗を銘柄お任せでオーダー。
選んでくれた日本酒の一升瓶を目の前に置いてくれたんですが、ラベルは横向き。
奥に当たって、何県のどんな銘柄か、どういう意図でのチョイスかなどの説明は無し。
作り置きの惣菜を盛りつけるだけでもかなりたどたどしく、えらく時間が掛かってました。
2品はけっこう味の系統が被ってましたし、飲み食いのドタマやったけど、盛り合わせの一品は芋の入ったご飯モノ。
他のお客さんがオーダーしたお造りを切り出す包丁さばきが奥の席からは丸見えやったんですが、かなりのぎこちなさ。
1杯目のお酒はかなり濃ゆ重めやったんで、2杯目は違う系統をと思って「スッキリ系」でお願いしたんですが、そういうのは無いと。
お任せすることにして、出てきたお酒について1回目になんにも説明がなかったんで「どちらのお酒ですか?」とコチラから質問。
産地はご存じではなかったのでラベルで確認。
先客さんの後2名ばらばらに入ってきたお客さんも常連さんで、お互いかなりの顔見知り。
お店の人の関心はほぼ常連さんへのみ向けられてました。
常連さんはかなり温かく店のひとを見守ってる様子。
途中、ちょっとだけ私らの前に来はった時に会話のきっかけを投げたんですが、ボールは帰ってこず。
私はよそに行くと一言発しただけで、「大阪からですか?」って聞かれるタイプ。
一見でそんな大阪人が予約して来たら、「どうやってうちの店を知りはったんですか?」ってなセリフがあっても良さそうやけどその手のコミュニケーションはなし。
当然、予約したことへの感謝のようなセリフがあるはずもなく・・・。
ごくごく軽ぅ〜く飲み食いして、6800円お支払いしてお店を後にしました。
店を出て、少し歩いてからmiki_dogさんには
「どうぞ、なんぼでも罵詈雑言投げかけてください。甘んじて受けます。」
って、謝りました。(>_<)
罵詈雑言は帰って来ませんでしたが
「あれは秋葉系みたいなもの」
と一言。
詳しく聞いてみると
「日本酒メインの飲み屋の”てい”は成してるけど、実態はオッサンらにとってのメイド喫茶みたいなもの」
とのことでした。
たしかにねぇ・・・。
目の前の女性を料理人やと思わず、和服の”メイド”やと思えばオッサンには色々とご機嫌な要素がちりばめられとったんでしょう。
普通商売をやってるとやと”一見”って、その後リピートになってくれるチャンスを含んでるから大事にすると思うんですよねぇ。
でも、「常連が(同じセンス)の知り合いを連れて行って、その人が常連になる」って流れがあったら、素のイチゲンなんか相手する気にもならんのですかねぇ・・・。
あと、今回は男女の外からはカップルに見える組み合わせで行ったのも悪かったかもしれませんねぇ・・・。
って、カップルで行っただけで扱いがコロッと変わったらそれはそれで痛いですが・・・。
行く前から多少の地雷っぽさは感じてたんですが、私は「気になる店」が気にならなくなった点だけは良かったんです。
店がどうであれ行きたい店に行けたから後悔はないです。
でも、そんな「行く意味」のないmiki_dogさんにつき合ってもうたのはほんまに申し訳なかったですわ。
私には地雷でしたが、好んでる常連さんも居てはるし、気になってた特別な事情があるので店名は伏せておきます。
1軒目は大ハズレやったんで、miki_dogさんの持ちネタのええ店へ行くことに。
まずは「うまいもん屋」ってトコへ電話してくれたんですが、残念ながら満席。
続いて向かったところは築地三代ってとこがやってる「魚や粋」。
他の店舗はほとんどしまってたんでよく分からないんですが、「築地おもしろ市場」ってことで、市場みたいになってたようです。
市場の魚屋が夜には飲み屋に変わるって感じでしょうか。
地下の店は洋風に振ってて、洋モンの魚介料理とワインが食べられるそうです。
まずそちらに向かったんですが、残念ながら満席でした
幸い1階の方は空いてたので、魚屋の店頭に簡単なイスを並べたような席にもぐり込みました。
*築地「魚や粋」のメニュー
生牡蠣が目玉と聞いてたので、まずはそれをオーダー。
他のメニューで一番最初に気になった「めぢか」っていう焼き魚?は残念ながら品切れ。
*生牡蠣の三種盛り
舞鶴の小、まるえもん、昆布森の3種類で1350円。
食べ比べてみると、私みたいなショボイ舌でも違いがあるのは分かりましたねぇ。
サラッと美味しいヤツやら、濃厚でクリームみたいなヤツとけっこう違いがハッキリしてました。
*けっこう美味しかった「揚げはんぺん」
値段はメモし忘れました。
はんぺん自体をあんまり食べたことないんですが、ここで人気やとのことで食べてみました。
ふんわふんわの不思議の食感でしたが、練り物の苦手な私にも美味しく食べられました。
地下の洋風なとこではブイヤベースなんかを出しはるそうで、そちらも気になりました。
この後、食後のいつものパターンで洋酒が飲みたくなる私。
銀座にある「スタア・バー」ってトコに前回の東京旅行で一度行ったんですが、その日はたまたまマスターもサブの方もいなくてガッカリ。
もし良かったらとお誘いしたんですが、miki_dogさんはバーにさっぱり興味がないと。
ここで分かれて一人で行ったらいいとおすすめされたんですが、バーは今回の目的では全然なかったんでやめておきました。
帰り道はまだそんなに遅くなかったんで、miki_dogさんのトコにちょっと寄らせて貰うことに。
たしか、ジントニの代わりにとコンビニで缶チューハイを買うてお邪魔させてもうた気がします。
連ちゃんで最後はおうちに寄らせて貰ったんで、この日何を飲み食いしたかはちょっとあやふやに。
そんなにムチャな時間ではない頃に解散して宿に戻ったと思います。
最後はちょっと記憶があやふやですが、1日目からなかなか充実しておりました。
大森のローカルな銭湯でひとッ風呂浴びたら、JRの大森駅を目指しつつ街探検。
風呂上がりってことでとにかくビールを一杯やろうと、脇道を含めてキョロキョロやりながらでした。
ところが下町のせいか意外と店がなかったんですよねぇ・・・。
何軒かコンビニの前を通ったんですが、ついつい缶ビールを買いそうになりました。
地元の街散歩だったら、節約のためにコンビニビールでええんですが、今回は旅先。
ちょっと出費してもええから店屋に入りたかったんで、喉の渇きをぐぐっと我慢。
*最初に見つけた大森駅前「大衆酒蔵一番」
大森駅の南東方向から近づいて行って、最初に見つけたのがこのお店。
「3時開店」との看板が出てました。
この店の雰囲気は十分「アリ」やったんですが、なんとなく最初の1軒ってのが気に入らなくて保留。
こんな感じの店がもっと何軒も出てくることを期待したんですが、その先の駅前にはパッと見た範囲に飲み屋は見あたらず。
線路を越えて西側をチェックすることにしたんですが、そちらも普通の商店やファーストフードはあるんですが、おっさん向けな昼酒出来るトコは見あたらず。
それでも必死にチェックしてると道を挟んだ駅側に、気になる路地がチラッと見えました。
もっぺん道路を渡って駅側に行ってみました。
*小道の入り口で気になった立ち飲み「俺の城」の看板
なんとなく早めにオープンしてそうに思ったので、階段を少し下りて小道へ。
ちょっと寂れたスナック街のような道が伸びてて、歩き出そうとしたんですが、ビクッと反応して何歩か後ずさり。
その風景を落ち着いてみると、なんか見覚えがあったんです。
*大森駅前の「山王小路飲食店街(地獄谷)」
事前にネットで関東の飲兵衛系ブログなんかをチェックしてたんですが、その中の昼酒ネタでこれと同じような写真を見てたようでした。
事前に見てたけど、場所をチェックしたりもせんかったので、自分の鼻でちゃんと飲兵衛スポットにたどり着けてニンマリ。
とりあえずビールが飲みたくて、この道を進んだんですが、一番奥の共同便所(お店に客だけが使えるから公衆便所ではないらしい)まで行っても昼間に開いてる店は1軒だけ。
やっぱり実質はスナック街に近かったようですが、「俺の城」ってトコだけが4時開店。
正確には最初に前を通ったのは開店の2〜3分前でしたが、もう一度戻ってお店の方に声を掛けてみました。
「どうぞ、どうぞ」ってな返事だったので、お店へ。
開店準備をしてはる感じだったのでとりあえず生ビールをお願いしました。
*缶ビールの誘惑に勝って「生ビール」 199円
風呂に入った後やったけど、散歩してるだけでうっすら汗ばんでたんで、さらにビールを欲してました。
おかげでククっと流し込むと、身体に水分がスゥーッと沁みわたるようでしたわ。
*大森駅前の立ち飲み「俺の城」のメニュー
お通しは250円で、4種類の中から選べるシステムになってました。
安い店だとお通しの類も嫌がるひとがいますが、私は特に気にならず。
チョイスを用意してくれてるだけでも個人的には嬉しく感じました。
この日はいつもなら一番選ばんかなぁっていう、カニかまとキュウリマヨサラダをチョイス。
男性と女性の2名で開店準備を続けてはったんで、出来るだけ邪魔にならんように静かに飲んでました。
男性の方が、声を掛けてくれたんで必死で昼酒スポットを探してて、店の対面から小道の雰囲気に反応したって伝えました。
すると「そういうチャレンジャータイプですか」ってな趣旨の返事が。
ついでにおすすめを教えてくれたんで、それをお願いして出来上がるまでのつなぎで枝豆もオーダー。
他のお客さんは居てませんでしたが、常連さんも多くて店でイベント事をやったりしてるようでした。
旅先だと客同士、客と店のやりとりなんかも楽しみのネタなんで、ちょっと早すぎたのが残念でした。
*塩麹マグロ漬け焼き 368円
2種類の部位を使ってるって言うてはったと思います。
けっこうなボリュームがあって食べ応えがありましたわ。
生中をお代わりして、合計で1522円。
まずまずリーズナブルで、湯上がりに旨い生ビールが飲めたんで大変ご機嫌でした。
その後、大森駅からJRに乗って有楽町まで。
ここまで来てしまうと私の苦手な大都会、大繁華街って感じで少々圧倒されそうでした。
初日は金曜日ってことで、もし今回誘って貰ったmiki_dogさんがお忙しかったら一人で飲み食いしようかと思ってました。
それなら土曜日の朝イチに移動しても良かったんですが、土日祝が休みで気になるお店があったんです。
結果的に定時で上がれそうだとお聞きしたんで、私が気になってたお店を7時に予約してmiki_dogさんにもご一緒いただくことに。
有楽町からはまず店の場所を確認しようと、時間つぶしに脇道の気になる店をチェックしつつのんびり移動。
お店の場所を確認してから、もう少し歩いて、6時半頃だったでしょうか地下鉄の駅を出たところでmiki_dogさんと合流。
予約時間には早かったけど、その時間までにお客を入れようがないだろうから、早めに入った方がお店にはいいだろうと判断。
ちょっと早めに入店すると先客は常連の中年男性が一人。
一番奥の狭い席に通されて、日本酒がウリのお店でしたがまずはビールで乾杯することに。
小瓶のみってが店のスタンスだったんでしょうが、それで乾杯。
食べ物のメニューは種類があんまりなかったんで、和風の総菜の盛り合わせを1人前ずつオーダー。
私はビールも平行でやるつもりで、日本酒のぬる燗を銘柄お任せでオーダー。
選んでくれた日本酒の一升瓶を目の前に置いてくれたんですが、ラベルは横向き。
奥に当たって、何県のどんな銘柄か、どういう意図でのチョイスかなどの説明は無し。
作り置きの惣菜を盛りつけるだけでもかなりたどたどしく、えらく時間が掛かってました。
2品はけっこう味の系統が被ってましたし、飲み食いのドタマやったけど、盛り合わせの一品は芋の入ったご飯モノ。
他のお客さんがオーダーしたお造りを切り出す包丁さばきが奥の席からは丸見えやったんですが、かなりのぎこちなさ。
1杯目のお酒はかなり濃ゆ重めやったんで、2杯目は違う系統をと思って「スッキリ系」でお願いしたんですが、そういうのは無いと。
お任せすることにして、出てきたお酒について1回目になんにも説明がなかったんで「どちらのお酒ですか?」とコチラから質問。
産地はご存じではなかったのでラベルで確認。
先客さんの後2名ばらばらに入ってきたお客さんも常連さんで、お互いかなりの顔見知り。
お店の人の関心はほぼ常連さんへのみ向けられてました。
常連さんはかなり温かく店のひとを見守ってる様子。
途中、ちょっとだけ私らの前に来はった時に会話のきっかけを投げたんですが、ボールは帰ってこず。
私はよそに行くと一言発しただけで、「大阪からですか?」って聞かれるタイプ。
一見でそんな大阪人が予約して来たら、「どうやってうちの店を知りはったんですか?」ってなセリフがあっても良さそうやけどその手のコミュニケーションはなし。
当然、予約したことへの感謝のようなセリフがあるはずもなく・・・。
ごくごく軽ぅ〜く飲み食いして、6800円お支払いしてお店を後にしました。
店を出て、少し歩いてからmiki_dogさんには
「どうぞ、なんぼでも罵詈雑言投げかけてください。甘んじて受けます。」
って、謝りました。(>_<)
罵詈雑言は帰って来ませんでしたが
「あれは秋葉系みたいなもの」
と一言。
詳しく聞いてみると
「日本酒メインの飲み屋の”てい”は成してるけど、実態はオッサンらにとってのメイド喫茶みたいなもの」
とのことでした。
たしかにねぇ・・・。
目の前の女性を料理人やと思わず、和服の”メイド”やと思えばオッサンには色々とご機嫌な要素がちりばめられとったんでしょう。
普通商売をやってるとやと”一見”って、その後リピートになってくれるチャンスを含んでるから大事にすると思うんですよねぇ。
でも、「常連が(同じセンス)の知り合いを連れて行って、その人が常連になる」って流れがあったら、素のイチゲンなんか相手する気にもならんのですかねぇ・・・。
あと、今回は男女の外からはカップルに見える組み合わせで行ったのも悪かったかもしれませんねぇ・・・。
って、カップルで行っただけで扱いがコロッと変わったらそれはそれで痛いですが・・・。
行く前から多少の地雷っぽさは感じてたんですが、私は「気になる店」が気にならなくなった点だけは良かったんです。
店がどうであれ行きたい店に行けたから後悔はないです。
でも、そんな「行く意味」のないmiki_dogさんにつき合ってもうたのはほんまに申し訳なかったですわ。
私には地雷でしたが、好んでる常連さんも居てはるし、気になってた特別な事情があるので店名は伏せておきます。
1軒目は大ハズレやったんで、miki_dogさんの持ちネタのええ店へ行くことに。
まずは「うまいもん屋」ってトコへ電話してくれたんですが、残念ながら満席。
続いて向かったところは築地三代ってとこがやってる「魚や粋」。
他の店舗はほとんどしまってたんでよく分からないんですが、「築地おもしろ市場」ってことで、市場みたいになってたようです。
市場の魚屋が夜には飲み屋に変わるって感じでしょうか。
地下の店は洋風に振ってて、洋モンの魚介料理とワインが食べられるそうです。
まずそちらに向かったんですが、残念ながら満席でした
幸い1階の方は空いてたので、魚屋の店頭に簡単なイスを並べたような席にもぐり込みました。
*築地「魚や粋」のメニュー
生牡蠣が目玉と聞いてたので、まずはそれをオーダー。
他のメニューで一番最初に気になった「めぢか」っていう焼き魚?は残念ながら品切れ。
*生牡蠣の三種盛り
舞鶴の小、まるえもん、昆布森の3種類で1350円。
食べ比べてみると、私みたいなショボイ舌でも違いがあるのは分かりましたねぇ。
サラッと美味しいヤツやら、濃厚でクリームみたいなヤツとけっこう違いがハッキリしてました。
*けっこう美味しかった「揚げはんぺん」
値段はメモし忘れました。
はんぺん自体をあんまり食べたことないんですが、ここで人気やとのことで食べてみました。
ふんわふんわの不思議の食感でしたが、練り物の苦手な私にも美味しく食べられました。
地下の洋風なとこではブイヤベースなんかを出しはるそうで、そちらも気になりました。
この後、食後のいつものパターンで洋酒が飲みたくなる私。
銀座にある「スタア・バー」ってトコに前回の東京旅行で一度行ったんですが、その日はたまたまマスターもサブの方もいなくてガッカリ。
もし良かったらとお誘いしたんですが、miki_dogさんはバーにさっぱり興味がないと。
ここで分かれて一人で行ったらいいとおすすめされたんですが、バーは今回の目的では全然なかったんでやめておきました。
帰り道はまだそんなに遅くなかったんで、miki_dogさんのトコにちょっと寄らせて貰うことに。
たしか、ジントニの代わりにとコンビニで缶チューハイを買うてお邪魔させてもうた気がします。
連ちゃんで最後はおうちに寄らせて貰ったんで、この日何を飲み食いしたかはちょっとあやふやに。
そんなにムチャな時間ではない頃に解散して宿に戻ったと思います。
最後はちょっと記憶があやふやですが、1日目からなかなか充実しておりました。
2012年10月11日
東京旅行 その1 「ホテル ビジネスヴィラ大森」と「天狗湯」
5日から8日にかけて行ってきた東京旅行のネタをアップさせて頂きます。
3泊4日の旅行ってのはもの凄く久しぶりだったんですが、行く気になったのは引っ越しのおかげなんです。
なんせうちには2匹も毛モノが居るんで、そいつらのエサ、トイレ、水換えなんかの世話が必要です。
前のアパートから妹やオカンが住むマンションまではチャリで数分の距離だけ離れてました。
その程度の距離でもなんとなく申し訳ないなぁって感じてなかなか頼めんかったんです。
親父とオカンが居った部屋に引っ越したんで、妹は同じマンションの下の方の階。
これくらい近かったらニャンsの世話を頼んでもバチも当たらんやろうと思えるようになりました。
とはいえ、旅先としての「東京」ってのは、私の場合自分一人ではまず絶対に候補にならん場所。
なんで行こうと思ったかと言いますと、何度か西日本でご一緒させてもうてるmiki_dogさんって方のお誘いがあったから。
お仕事では高級なお店を接待に使ってはるけど、プライベートでの好みはかなり濃ゆいお店が好きだと伺ってました。
大阪で希望に合わせて安いけど個性のあるようなお店にお連れしても、そんなに安くないと。
俊徳道の超ディープなお店は、店のキャラ、料理、値段に感心して貰えましたが・・・・。
大阪に較べて物価が高い東京でも自分が行くのは旨くて安いトコやなんて聞くと興味が出るじゃないですか。
というわけで久しぶりの(2泊以上の)旅は珍しく東京へ向かうことに。
当日は11時頃に出ようかと思ってたんですが、用事を済ませたら手持ちぶさたに。
どうせ暇潰すんやったら東京で潰してもええかと、結局9時半過ぎには家を出発。
最寄り駅から新幹線のチケットで新大阪まで行けるとのことでした。
天王寺まで一駅乗って環状線に乗り換える時には、乗り慣れた寺田町や鶴橋を通らない側をチョイス。
大正から先はあんまり乗ったことなくて、風景が目新しくすでに旅気分でした。
大阪駅に着いたら改装で雰囲気がガラッと変わっててビックリ。
大阪でまた乗り換えて新大阪へ。
これだけですでにお腹一杯まで電車に乗った気分でしたわ。(^^;
新幹線の改札内に入ってから、駅弁とビールを2本ゲット。
自由席で無事シートを確保し、電車が動き出したらレギュラーの缶ビールをプシュッと。
*当日上げた小ネタがコチラ。
弁当はしばらく我慢することにして、ビールをチビチビ。
1本空けたら、食欲が刺激されたんで、ちょっと早めに昼ご飯を食べることに。
早めに食べとけば、晩メシの前に東京でなんぞ飲み食いできるやろうっていう期待もありました。
*新幹線で食べた駅弁「近畿味めぐり弁当」 950円
蓋に書いてあったお品書きによると内容は
かやくご飯、枝豆、たくあんじゃこ煮、しし唐素揚げ、筑前煮(近江鶏、人参、牛蒡、こんにゃく、蓮根、どんこ椎茸、きぬさや)、だし巻き玉子、生姜天、水菜と揚げの浸し、丸なす揚げ煮、近江牛メンチカツ、大根の含め煮、紀州梅
という豪華さ。
まぁ、エコノミークラスの機内食のお品書きみたいなモンですけどね。
食材は出来るだけ近畿のモンを使ってるってフタの裏に書いてましたわ。
けっこう野菜が多くて、味付けも弁当やと思うとまあまあ良くて、全体として良かったです。
この弁当を選んだ決め手は、ご飯がかやくご飯やったからです。
私は白ご飯を単体でよう食わんので、かやくご飯ならおかずを酒の肴にしても安心ですからね。
おかずをアテにちびちびと500mlの缶ビールを飲みました。
美味しく食べたら、眠気が来たのでしばらくウトウト。
新幹線で東京まで行くのも久しぶりでしたが、電車に乗ってるのは思ったよりずっと短い時間でしたねぇ。
暇つぶしに色々と用意してたんですが、そんなもんを使う間もなく「もうすぐ新横浜」ってアナウンスが流れました。
1時過ぎには品川駅に到着して、私はそこで新幹線を降りました。
私が宿を取ったのは京浜急行線「平和島駅」の近所。
まず宿に移動して荷物を置くことにしました。
新幹線を降りてからも大きなサインのおかげでサクッと京急の切符売り場に着けてありがたかったですわ。
平和島駅を降りると、駅前にちょいと小汚くて昼酒に使えそうな立ち食いうどん屋があった、好印象。
全然都会っぽくないローカルな駅前やったんで、親近感が湧きました。
平和島の駅を出て、国道15号線(第一京浜?)に沿って南に少し歩くと国道沿いにホテルを発見。
*平和島駅近くの「ホテル・ビジネスヴィラ大森」の外観
miki_dogさんからこのホテルを教えて貰って、今回は禁煙室が混み始めてたので予約は直接電話で。
金、土、日で値段は5200円、5000円、4800円とバラバラでしたが、トータルで3泊して15000円。
ちょっと手前から見てるとマンションみたいやなぁって印象でした。
*「ホテル・ビジネスヴィラ大森」のエントランス
入り口もあんまりホテルらしくないなぁ・・・と。
着いたのがチェックインの2時の15分ほど前やったんでロビーのソファで待ってました。
そしたら、10分前には準備できたってことでチェックインさせてくれました。
鍵を受け取って、部屋のあるフロアに移動してエレベーターを出るとこんな感じ。
*どうみてもワンルームマンション
もともとマンションやったのを安く買って、ホテルにしたんでしょうねぇ・・・。
*「ホテル・ビジネスヴィラ大森」の室内
少し昔の典型的なワンルームマンションみたいな部屋でした。
手前のミニキッチンの電熱コンロは、防災上使用不可やったんで、マンションからの転用は確実ですね。(^^)
*泊まったホテルのバスルーム
部屋の広さはシングルとしては十分で、宿としては文句なし。
唯一の不満は部屋のトイレがウォッシュレットじゃなかった点だけですかねぇ・・・。
1階のトイレにだけウォッシュレットがありましたが、部屋にも付けて欲しかったですわ。
ベッドのサイズも十分で、前は国道やけどガラス戸を2重にしてるせいか、さほど騒音は気にならず。
2〜30分部屋で休憩したら街を探検するために出かけることに。
iPadの地図を見ながらまず向かったのはコチラ。
*大森駅に向かう途中で寄った「天狗湯」
銭湯はもう1カ所チェックしてあったんですが、そちらは開店がもう少し遅かったのでコチラへ。
ここは銭湯やけどお湯は温泉やそうですわ。
450円払って中に入って、東京の銭湯を楽しみました。
表は今風なんですが、浴場は天井が高く、あちこちが木造のままでかなりの年季に思えました。
石けんの類は持って行ってなかったんで、湯船に浸かったり、湯船の外で冷ましたりをしばらく繰り返しました。
洗いもせんと涼んでるのが目立つんか、しゃべらんでも大阪人と分かって珍しいのか、何人かのおっちゃんの視線が少し気になりました。
浸かるだけでしたが、広い風呂を楽しんで外へ。
風が涼しくて湯上がりの身体にはええ気持ちでした。
<参考情報>
*第二天狗湯(これが正式名称?)
住所:東京都大田区大森西2−15−3
電話:03−3761−0675
定休:木曜日、第3水曜日
営業:14:30〜23:30
ここからJRの大森駅を目指して散歩したんですが、今日はちょっと時間がなくなったんでここまでにしておきます。
旅ネタは当分続くと思いますが、興味ある方はまた覗いてやってください。
*朝の体重:57.40kg(理想値ジャスト)
*今月の休肝日:3日(昨日は飲みました)
3泊4日の旅行ってのはもの凄く久しぶりだったんですが、行く気になったのは引っ越しのおかげなんです。
なんせうちには2匹も毛モノが居るんで、そいつらのエサ、トイレ、水換えなんかの世話が必要です。
前のアパートから妹やオカンが住むマンションまではチャリで数分の距離だけ離れてました。
その程度の距離でもなんとなく申し訳ないなぁって感じてなかなか頼めんかったんです。
親父とオカンが居った部屋に引っ越したんで、妹は同じマンションの下の方の階。
これくらい近かったらニャンsの世話を頼んでもバチも当たらんやろうと思えるようになりました。
とはいえ、旅先としての「東京」ってのは、私の場合自分一人ではまず絶対に候補にならん場所。
なんで行こうと思ったかと言いますと、何度か西日本でご一緒させてもうてるmiki_dogさんって方のお誘いがあったから。
お仕事では高級なお店を接待に使ってはるけど、プライベートでの好みはかなり濃ゆいお店が好きだと伺ってました。
大阪で希望に合わせて安いけど個性のあるようなお店にお連れしても、そんなに安くないと。
俊徳道の超ディープなお店は、店のキャラ、料理、値段に感心して貰えましたが・・・・。
大阪に較べて物価が高い東京でも自分が行くのは旨くて安いトコやなんて聞くと興味が出るじゃないですか。
というわけで久しぶりの(2泊以上の)旅は珍しく東京へ向かうことに。
当日は11時頃に出ようかと思ってたんですが、用事を済ませたら手持ちぶさたに。
どうせ暇潰すんやったら東京で潰してもええかと、結局9時半過ぎには家を出発。
最寄り駅から新幹線のチケットで新大阪まで行けるとのことでした。
天王寺まで一駅乗って環状線に乗り換える時には、乗り慣れた寺田町や鶴橋を通らない側をチョイス。
大正から先はあんまり乗ったことなくて、風景が目新しくすでに旅気分でした。
大阪駅に着いたら改装で雰囲気がガラッと変わっててビックリ。
大阪でまた乗り換えて新大阪へ。
これだけですでにお腹一杯まで電車に乗った気分でしたわ。(^^;
新幹線の改札内に入ってから、駅弁とビールを2本ゲット。
自由席で無事シートを確保し、電車が動き出したらレギュラーの缶ビールをプシュッと。
*当日上げた小ネタがコチラ。
弁当はしばらく我慢することにして、ビールをチビチビ。
1本空けたら、食欲が刺激されたんで、ちょっと早めに昼ご飯を食べることに。
早めに食べとけば、晩メシの前に東京でなんぞ飲み食いできるやろうっていう期待もありました。
*新幹線で食べた駅弁「近畿味めぐり弁当」 950円
蓋に書いてあったお品書きによると内容は
かやくご飯、枝豆、たくあんじゃこ煮、しし唐素揚げ、筑前煮(近江鶏、人参、牛蒡、こんにゃく、蓮根、どんこ椎茸、きぬさや)、だし巻き玉子、生姜天、水菜と揚げの浸し、丸なす揚げ煮、近江牛メンチカツ、大根の含め煮、紀州梅
という豪華さ。
まぁ、エコノミークラスの機内食のお品書きみたいなモンですけどね。
食材は出来るだけ近畿のモンを使ってるってフタの裏に書いてましたわ。
けっこう野菜が多くて、味付けも弁当やと思うとまあまあ良くて、全体として良かったです。
この弁当を選んだ決め手は、ご飯がかやくご飯やったからです。
私は白ご飯を単体でよう食わんので、かやくご飯ならおかずを酒の肴にしても安心ですからね。
おかずをアテにちびちびと500mlの缶ビールを飲みました。
美味しく食べたら、眠気が来たのでしばらくウトウト。
新幹線で東京まで行くのも久しぶりでしたが、電車に乗ってるのは思ったよりずっと短い時間でしたねぇ。
暇つぶしに色々と用意してたんですが、そんなもんを使う間もなく「もうすぐ新横浜」ってアナウンスが流れました。
1時過ぎには品川駅に到着して、私はそこで新幹線を降りました。
私が宿を取ったのは京浜急行線「平和島駅」の近所。
まず宿に移動して荷物を置くことにしました。
新幹線を降りてからも大きなサインのおかげでサクッと京急の切符売り場に着けてありがたかったですわ。
平和島駅を降りると、駅前にちょいと小汚くて昼酒に使えそうな立ち食いうどん屋があった、好印象。
全然都会っぽくないローカルな駅前やったんで、親近感が湧きました。
平和島の駅を出て、国道15号線(第一京浜?)に沿って南に少し歩くと国道沿いにホテルを発見。
*平和島駅近くの「ホテル・ビジネスヴィラ大森」の外観
miki_dogさんからこのホテルを教えて貰って、今回は禁煙室が混み始めてたので予約は直接電話で。
金、土、日で値段は5200円、5000円、4800円とバラバラでしたが、トータルで3泊して15000円。
ちょっと手前から見てるとマンションみたいやなぁって印象でした。
*「ホテル・ビジネスヴィラ大森」のエントランス
入り口もあんまりホテルらしくないなぁ・・・と。
着いたのがチェックインの2時の15分ほど前やったんでロビーのソファで待ってました。
そしたら、10分前には準備できたってことでチェックインさせてくれました。
鍵を受け取って、部屋のあるフロアに移動してエレベーターを出るとこんな感じ。
*どうみてもワンルームマンション
もともとマンションやったのを安く買って、ホテルにしたんでしょうねぇ・・・。
*「ホテル・ビジネスヴィラ大森」の室内
少し昔の典型的なワンルームマンションみたいな部屋でした。
手前のミニキッチンの電熱コンロは、防災上使用不可やったんで、マンションからの転用は確実ですね。(^^)
*泊まったホテルのバスルーム
部屋の広さはシングルとしては十分で、宿としては文句なし。
唯一の不満は部屋のトイレがウォッシュレットじゃなかった点だけですかねぇ・・・。
1階のトイレにだけウォッシュレットがありましたが、部屋にも付けて欲しかったですわ。
ベッドのサイズも十分で、前は国道やけどガラス戸を2重にしてるせいか、さほど騒音は気にならず。
2〜30分部屋で休憩したら街を探検するために出かけることに。
iPadの地図を見ながらまず向かったのはコチラ。
*大森駅に向かう途中で寄った「天狗湯」
銭湯はもう1カ所チェックしてあったんですが、そちらは開店がもう少し遅かったのでコチラへ。
ここは銭湯やけどお湯は温泉やそうですわ。
450円払って中に入って、東京の銭湯を楽しみました。
表は今風なんですが、浴場は天井が高く、あちこちが木造のままでかなりの年季に思えました。
石けんの類は持って行ってなかったんで、湯船に浸かったり、湯船の外で冷ましたりをしばらく繰り返しました。
洗いもせんと涼んでるのが目立つんか、しゃべらんでも大阪人と分かって珍しいのか、何人かのおっちゃんの視線が少し気になりました。
浸かるだけでしたが、広い風呂を楽しんで外へ。
風が涼しくて湯上がりの身体にはええ気持ちでした。
<参考情報>
*第二天狗湯(これが正式名称?)
住所:東京都大田区大森西2−15−3
電話:03−3761−0675
定休:木曜日、第3水曜日
営業:14:30〜23:30
ここからJRの大森駅を目指して散歩したんですが、今日はちょっと時間がなくなったんでここまでにしておきます。
旅ネタは当分続くと思いますが、興味ある方はまた覗いてやってください。
*朝の体重:57.40kg(理想値ジャスト)
*今月の休肝日:3日(昨日は飲みました)
2012年10月04日
気に入った!!「いわし寿司」@宮津「すし小銭」
この前のちょいドライブの目的がてら買いに行った「いわし寿司」についてご紹介します。
この寿司のことは6月に同じ宮津へドライブに行った翌日に知ったんです。
どういう経緯で知ったかは忘れましたが、ツイッターにURLを呟いたりしてました。
店の前を通ってるんで、知ってりゃ買うたのにぃーーって悔しい思いをしたんで、行きたいトコのリストに入れてありました。
で、何日かええ天気が続いた9月27日の木曜日にとにかくどっかにドライブに行きたかったんで目的地にしてみました。
家を出たのは7時半頃やったから割とのんびりした出発でした。
阪神高速の池田線で終点まで走って「池田木部第二」で地道に降りて国道173号線を能勢方面へ。
道の駅「能勢 くりの郷(HP)」で小休止して買うてあったコンビニおにぎり1個の朝ご飯。
さらに173号を走って国道372号と交わったところでソッチへ。
適当に走って最終的には国道176号線で宮津を目指すコースでした。
出発した時は宮津駅前の「富田屋」で昼メシを食べてもええなぁと思ってたんですが、腹がそこまでは保たず。
やむを得ず鉄っちゃんの喜びそうな施設のしょぼい土産屋でしょぼーいうどんをシバキました。
ちょうどこの日は秋の交通安全週間の最中やったんでねずみ取りには細心の注意を払ってかなりペースを落としてたんです。
せのせいで今までとは較べモンにならんほど宮津が遠く感じましたわ。
うどんを食べた後は1時間とかからず宮津に着いたんで、惜しかったですわ。
*宮津の「すし小銭」の店構え
国道176号線をドンドン進んでいって、宮津の中心地に入った国道沿いにあるんですぐ分かります。
テントや看板が派手で目立つんでなんども見た記憶がありましたわ。
「あー、やっぱりここやったんか。」
「今まで何回も見てたのになぁ・・・」
なんて思いながら道の対面のお店の前へ駐車。
お店は入り口で持ち帰り寿司を受け付けるようになってて、奥には一応カウンターもありましたがどちらかというと持ち帰りがメインに見えました。
*宮津の「すし小銭」のメニュー
*小銭寿司のいわし寿司メニュー
最初のメニューでは個別のやつのトップやし、こうやって別に1枚モンがあるからこのお店のイチオシメニューなんでしょうねぇ。
そもそも店のテントに「いわし鮨」とこれが屋号かと思うほどデカく書いてますしねぇ。
実家や知り合いに頼まれた分を含めて3つお願いするとすぐにイチから握りだしてくれました。
ちなみに買う前には折り箱のサイズを見せて貰って、トランクに積んでる小型のアイスボックス(クーラーボックス?)に入るか確認しました。
まだまだ日中はかなりの暑さやったんで、アイスボックスで保冷して帰りたかったのに、ロードスターはトランクが浅いせいでえらく小さいのしか詰めませんからねぇ・・・。
なんぼ一人ドライブでもずっと助手席にデカイアイスボックスを置いとくのは嫌なもんで。
折りは小ぶりやったんで3つでも余裕と分かってホッとしました。
*宮津「すし小銭」の鰯寿司のパッケージ
お金を払って商品を受け取るとお店の人が声を掛けてくれて、保冷用の氷をくれました。
わざわざ丼鉢にビニール袋を入れて作ったような氷を出してきてくれたんです。
しかもビニールが破れて溶けた水が出ないようにと、さらにそれをお店の鮨を入れる袋に入れた上で渡してくれました。
どこかのスーパーで氷を分けて貰うか、最悪コンビニで板氷でも買おうかと思ってたんですが、無駄な出費をせんで済んだし、親切さに感謝です。
お店を出たら同じ道を戻るのはおもろないので176号線を直進することに。
みちなりにすぐ178号線になり少しの間、海沿いの気持ちのええ道を走りました。
鮨を買うてすぐでしたが、丹後由良ってトコでまた車を止めて贅沢品を買いに行きました。
*宮津のハクレイ酒造のショップ
蔵元のそばにハクレイのお酒や他の土産モンなんかも買える小さなショップがあります。
前にも来たことがあるんですが、普段は紙パックの日本酒ばかりの私が唯一ここのお酒だけはずっと飲み続けてたんです。
過去形なのは、飲んだのが家ではなく通ってた今は無き天王寺の割烹でだから。
お店を畳まれてからは馴染みの白嶺も飲むことが無くなったんで、前を通るなら自分で買うてみようと思ったんです。
で、ショップの中にはここの酒蔵の他のブランドもいくつかありましたが、見慣れた気がする白嶺の一升瓶を1本だけ買いました。
そこからはさらに178号線を道なりにすすむと、円を描くように来る時に176号線が分岐した交差点へ。
そこからは同じルートになってしまったし、時間がけっこう遅めやし、イワシ寿司を出来るだけ早いこと届けたかったので高速を使うことに。
舞鶴若狭道の「春日IC」から高速に上がって、中国道、阪神高速と乗り継いで大阪へ。
知り合いと妹の家に届けて5時半頃部屋に着いたらさっそく戦利品を食べることに。
*宮津「すし小銭」のいわし寿司 840円
酢締めにされたいわしの上にはおろししょうがとネギがたっぷりと乗ってます。
いわし自体の鮮度がええからやと思いますが、臭みは全く感じず。
にぎりにされたいわしの締め具合がかなり良くて、非常に旨かったですねぇ。
シャリはやや柔らかく感じましたが、丸ごと一つを口に入れると全体としてよう出来てました。
8貫で840円なら私はコストパフォーマンスは良好に感じましたわ。
妹とオカンは二人で一折り食べたんですが、感想を聞くと二人ともかなりの高評価でしたわ。
日帰りで飲まれへん状態で宮津に行ったら、富田屋で濃ゆいホルモンや焼き肉の定食で昼ご飯。
そしてこのいわし寿司を買うてかえって、家で一杯やるっていうのを定番にしてもええなぁなんて思いましたわ。
そうそう、いわしのお寿司と一緒に買うて来た日本酒もさっそく飲りましたよ。
*ハクレイ酒造の日本酒「白嶺」
通ってた割烹で置いてたヤツとラベルは似てると思ったんですが、なんか違和感がありました。
思いついて原材料をチェックすると米以外に、醸造用アルコールが入ってました。
袋に入れてくれてた商品ラインナップを見ると同じ「白嶺」にも”純米”があったと判明。
純米酒を飲んでたからそれを買うつもりやったのにアル添のクラスを間違うて買うてしまってました。
まぁアル添とはいえ、普段飲んでる紙パックのヤツよりははるかにスッキリしてるんで文句はないですけどね。
宮津に富田屋に続いて毎回でも寄りたい店が見つかって嬉しいかぎりですわ。
富田屋に止まって、翌日のんびりモーニングを食べてから開店直後のお店で買って帰れたら理想ですね。
<参考情報>
*すし小銭:食べログ
住所:京都府宮津市河原町1904−2
電話:0772−22−0568
営業:10:00〜19:00
定休:年中無休
この記事を書いてたら泊まりで富田屋にめっちゃ行きたくなってしまいました。
この寿司のことは6月に同じ宮津へドライブに行った翌日に知ったんです。
どういう経緯で知ったかは忘れましたが、ツイッターにURLを呟いたりしてました。
店の前を通ってるんで、知ってりゃ買うたのにぃーーって悔しい思いをしたんで、行きたいトコのリストに入れてありました。
で、何日かええ天気が続いた9月27日の木曜日にとにかくどっかにドライブに行きたかったんで目的地にしてみました。
家を出たのは7時半頃やったから割とのんびりした出発でした。
阪神高速の池田線で終点まで走って「池田木部第二」で地道に降りて国道173号線を能勢方面へ。
道の駅「能勢 くりの郷(HP)」で小休止して買うてあったコンビニおにぎり1個の朝ご飯。
さらに173号を走って国道372号と交わったところでソッチへ。
適当に走って最終的には国道176号線で宮津を目指すコースでした。
出発した時は宮津駅前の「富田屋」で昼メシを食べてもええなぁと思ってたんですが、腹がそこまでは保たず。
やむを得ず鉄っちゃんの喜びそうな施設のしょぼい土産屋でしょぼーいうどんをシバキました。
ちょうどこの日は秋の交通安全週間の最中やったんでねずみ取りには細心の注意を払ってかなりペースを落としてたんです。
せのせいで今までとは較べモンにならんほど宮津が遠く感じましたわ。
うどんを食べた後は1時間とかからず宮津に着いたんで、惜しかったですわ。
*宮津の「すし小銭」の店構え
国道176号線をドンドン進んでいって、宮津の中心地に入った国道沿いにあるんですぐ分かります。
テントや看板が派手で目立つんでなんども見た記憶がありましたわ。
「あー、やっぱりここやったんか。」
「今まで何回も見てたのになぁ・・・」
なんて思いながら道の対面のお店の前へ駐車。
お店は入り口で持ち帰り寿司を受け付けるようになってて、奥には一応カウンターもありましたがどちらかというと持ち帰りがメインに見えました。
*宮津の「すし小銭」のメニュー
*小銭寿司のいわし寿司メニュー
最初のメニューでは個別のやつのトップやし、こうやって別に1枚モンがあるからこのお店のイチオシメニューなんでしょうねぇ。
そもそも店のテントに「いわし鮨」とこれが屋号かと思うほどデカく書いてますしねぇ。
実家や知り合いに頼まれた分を含めて3つお願いするとすぐにイチから握りだしてくれました。
ちなみに買う前には折り箱のサイズを見せて貰って、トランクに積んでる小型のアイスボックス(クーラーボックス?)に入るか確認しました。
まだまだ日中はかなりの暑さやったんで、アイスボックスで保冷して帰りたかったのに、ロードスターはトランクが浅いせいでえらく小さいのしか詰めませんからねぇ・・・。
なんぼ一人ドライブでもずっと助手席にデカイアイスボックスを置いとくのは嫌なもんで。
折りは小ぶりやったんで3つでも余裕と分かってホッとしました。
*宮津「すし小銭」の鰯寿司のパッケージ
お金を払って商品を受け取るとお店の人が声を掛けてくれて、保冷用の氷をくれました。
わざわざ丼鉢にビニール袋を入れて作ったような氷を出してきてくれたんです。
しかもビニールが破れて溶けた水が出ないようにと、さらにそれをお店の鮨を入れる袋に入れた上で渡してくれました。
どこかのスーパーで氷を分けて貰うか、最悪コンビニで板氷でも買おうかと思ってたんですが、無駄な出費をせんで済んだし、親切さに感謝です。
お店を出たら同じ道を戻るのはおもろないので176号線を直進することに。
みちなりにすぐ178号線になり少しの間、海沿いの気持ちのええ道を走りました。
鮨を買うてすぐでしたが、丹後由良ってトコでまた車を止めて贅沢品を買いに行きました。
*宮津のハクレイ酒造のショップ
蔵元のそばにハクレイのお酒や他の土産モンなんかも買える小さなショップがあります。
前にも来たことがあるんですが、普段は紙パックの日本酒ばかりの私が唯一ここのお酒だけはずっと飲み続けてたんです。
過去形なのは、飲んだのが家ではなく通ってた今は無き天王寺の割烹でだから。
お店を畳まれてからは馴染みの白嶺も飲むことが無くなったんで、前を通るなら自分で買うてみようと思ったんです。
で、ショップの中にはここの酒蔵の他のブランドもいくつかありましたが、見慣れた気がする白嶺の一升瓶を1本だけ買いました。
そこからはさらに178号線を道なりにすすむと、円を描くように来る時に176号線が分岐した交差点へ。
そこからは同じルートになってしまったし、時間がけっこう遅めやし、イワシ寿司を出来るだけ早いこと届けたかったので高速を使うことに。
舞鶴若狭道の「春日IC」から高速に上がって、中国道、阪神高速と乗り継いで大阪へ。
知り合いと妹の家に届けて5時半頃部屋に着いたらさっそく戦利品を食べることに。
*宮津「すし小銭」のいわし寿司 840円
酢締めにされたいわしの上にはおろししょうがとネギがたっぷりと乗ってます。
いわし自体の鮮度がええからやと思いますが、臭みは全く感じず。
にぎりにされたいわしの締め具合がかなり良くて、非常に旨かったですねぇ。
シャリはやや柔らかく感じましたが、丸ごと一つを口に入れると全体としてよう出来てました。
8貫で840円なら私はコストパフォーマンスは良好に感じましたわ。
妹とオカンは二人で一折り食べたんですが、感想を聞くと二人ともかなりの高評価でしたわ。
日帰りで飲まれへん状態で宮津に行ったら、富田屋で濃ゆいホルモンや焼き肉の定食で昼ご飯。
そしてこのいわし寿司を買うてかえって、家で一杯やるっていうのを定番にしてもええなぁなんて思いましたわ。
そうそう、いわしのお寿司と一緒に買うて来た日本酒もさっそく飲りましたよ。
*ハクレイ酒造の日本酒「白嶺」
通ってた割烹で置いてたヤツとラベルは似てると思ったんですが、なんか違和感がありました。
思いついて原材料をチェックすると米以外に、醸造用アルコールが入ってました。
袋に入れてくれてた商品ラインナップを見ると同じ「白嶺」にも”純米”があったと判明。
純米酒を飲んでたからそれを買うつもりやったのにアル添のクラスを間違うて買うてしまってました。
まぁアル添とはいえ、普段飲んでる紙パックのヤツよりははるかにスッキリしてるんで文句はないですけどね。
宮津に富田屋に続いて毎回でも寄りたい店が見つかって嬉しいかぎりですわ。
富田屋に止まって、翌日のんびりモーニングを食べてから開店直後のお店で買って帰れたら理想ですね。
<参考情報>
*すし小銭:食べログ
住所:京都府宮津市河原町1904−2
電話:0772−22−0568
営業:10:00〜19:00
定休:年中無休
この記事を書いてたら泊まりで富田屋にめっちゃ行きたくなってしまいました。
2012年08月06日
四日市で「工場萌え」、奈良の「大神神社」など その3
旅ネタが続いてますが、興味ない方はスルーしてくれるだろうと祈りつつ3本目をアップさせて頂きます。
最初から読んでやるって方は、その1とその2をご覧下さい。
前日は宿に11時前には帰還して、その後部屋で缶チューハイをちびちびやって寝ました。
元々睡眠力があんまりないんで、途中何回か目が覚めたんですが、運転手としてはしっかり寝ておきたくて6時までは起きずに我慢。
6時過ぎに起きて、しばらくしたらホテルのお風呂へ。
前日と変わって地下?の大浴場でしたが、割と早い時間やのにそこそこ人がいてましたわ。
前日の風呂にはちょっとだけ外気に触れられるトコがあったんですが、こっちの風呂は無し。
涼みたかったんで浴室の大きな窓を開けてじっくりめに風呂に浸かりました。
ぷるみえさんは、オリンピックの開会式好きとのことで5時頃からテレビにかじりついてはったようですわ。
開会式は8時に終わる予定やったんで、その後すぐにでも出られるように荷造りして用意万端にしてました。
結局進行が押して宿は当初の予定通り9時頃に出ることになったんですけどね。
朝メシを食べないままやったんで、その頃にはかなりの腹ぺこ度合いでした。
宿をチェックアウトしたら、すぐそばにあるコンビニでおにぎりをゲットして車へ。
9時ジャストに車で走り出しました。
国道19号線に出たらドンドンと海側へ。
国道23号に当たったところで左折して、四日市方面へ。
このルートは土曜日でしたが、けっこうな交通量でしたねぇ。
この時の車内では朝っぱらから前日の大江戸のひどさについて二人とも怒りを蒸し返して文句を言いまくってました。(^^;
この日の最初の目的地はズバリ「四日市」。
四日市って聞いても私にはなんにも見るべきモノなんて浮かばないんですよねぇ・・・。
そんな私と違ってぷるみえさんには、四日市はかなり興奮するモノが見られる特別なトコなんです。
タイトルに書いてるんで引っ張りませんが「工場萌え」な人々には四日市のコンビナートって立派な観光地になるんだそうですわ。
名古屋を出て、四日市が近づくとぷるみえさんのワクワク具合が横から見てよう分かってオモロかったですわ。
以前、ぷるみえさんが大阪に来はった時にもコンビナート巡りをやったんですが、四日市はだいぶ違いました。
四日市港に突き出た人工の島なんでしょうか?工業地帯を上から眺められる建物があるんです。
霞大橋ってのを渡ってすぐに立つ「四日市港ポートビル」の最上階が展望展示室「うみてらす14」として有料で一般公開されてるんです。
ビルの駐車場に着いたのは10時26分。
距離にしたら38kmやったんで、そこそこ時間が掛かりました。
入場料が要るってだけで、厳島まで渡りながら世界遺産の目の前でUターンしたこともあるんですが、今回はちゃんと300円払って中へ。
展示室から広がるコンビナートの風景は、全くそっちの人じゃない私にもなかなかのインパクトがありました。
*四日市港ポートビルから見た「工場萌え」な風景
写真の撮り方が分かってない私の写真では迫力が全然伝わらんが残念です。
クリックして貰えば横1200ピクセルのデカイ写真が出ます。
*工場萌えなプラント部分をアップで
よく観光地のあるお金を入れて見る双眼鏡みたいなヤツもここは無料で見放題。
手持ちする普通の双眼鏡も置いてあって、マニアなら舐めるように工場群を眺められるようになってました。
*工場萌えな人が「ジラフ(キリン)」と呼ぶガントリークレーン
個人的には写真の下の方で動いてるコンテナを運ぶ車が面白かったですわ。
オタクな人らにとっては、こういうクレーンも可愛らしい動物に見えるってのが不思議ですね。
コチラを見るとクレーンをモチーフにしたTシャツや手ぬぐいなんかもあるんですねぇ。
私は「テトぐるみ」にはかなり惹かれましたねぇ・・・。
下手な観光地より私も楽しめたんで良かったですわ。
それぞれの方角から何回かずつじっくり眺めて、四日市港を堪能。
11時に下に降りて車に乗ったら、島内をゆっくり目に走って地上レベルからも工場群をチェック。
普通だったら通過するだけの四日市をかなりしっかり楽しみました。
この後お昼は松阪市にある納豆なんかが食べ放題のお店に行きたいとお聞きしてました。
時間が時間だけにナビにセットして一旦は走り出したんですが、高速を使っても到着予定時間は1時過ぎ。
おまけに高速に入った途端、事故渋滞に巻き込まれるというハプニング。
ここでぷるみえさんは、予定してた昼ご飯先は諦めると。
その代わりに直接その次の奈良の目的地に向かうことに。
もうお腹は減りだしてたし、高速は渋滞やったんで、乗ってすぐ現れた大きなサービスエリアで適当に食事することに。
サービスエリアに入ってから、ぷるみえさんが気づいたんですが、このサービスエリアは前日に私がうどんを食べたのと同じ「御在所サービスエリア」でした。(11時32分到着)
その時は”サルまっしぐら”でうどんコーナーに行ったんですが、今回はじっくりチェック。
フードコート形式やったんですが、じっくり見るとかなりご当地色が出てました。
*御在所SAのみそかつ屋「とんとん食堂」
前日の夜は「名古屋=味噌味」ってイメージやったんで、味噌モノを食べる気満々やったんです。
ところが、全く味噌モノには出会わず。
*名古屋名物?台湾ラーメンの「吉平」
名古屋には、本場台湾にはない「台湾ラーメン」っていうローカルラーメンがあるそうですね。
ちょうど旅行の少し前にいつもみてるコチラのブログでもネタになってたんですよね。
前日に名古屋市内で飲み歩いてる時もなんどか看板を見かけました。
私はこれまで知らんかったんですが、名古屋名物なんですねぇ。
*名古屋コーチンの親子丼屋「鶏三和」
名古屋コーチンって良く聞きますが、親子丼自体も名古屋の名物なんでしょうかねぇ・・・。
*味噌煮込みうどん屋「山本屋本店」
味噌煮込みうどんも前日、店の前を通ってお代官さまが意地で何回も食べて好きになったそうやって話をしてたんです。
*名古屋の定番?きしめん屋「宮きしめん」
名古屋といえば、私は一番最初に「ういろう」と「きしめん」が浮かびますねぇ。
麺類好きなんですが、幅広麺はジャンルを問わずあんまり得意ではないんですよねぇ・・・。
とはいえ、せっかく名古屋地方に来てるんでお約束な「きしめん」を押さえてもええかとは思いました。
ほかにも「天むす」の店があったり、ここのSAって所在地は三重ですが、思い切り「名古屋ネタ」で商売してましたねぇ。
ヨソモンとしては、これだけしっかり名古屋っぽい食べ物を揃えてくれてたのは嬉しかったですけどね。
*ぷるみえさんチョイスの「台湾ラーメン」 780円
ラーメンの単価として780円はちと高めに感じますが、サービスエリア内やし、名古屋名物を一つ体験できると思えば悪くないでしょうね。
しかし、この日はめちゃくちゃくな暑さやったのに、こんな辛くて熱いモンを行くとは、気になった食べ物への根性が違いますね。
私はというと、暑さで言うとさらに上を行くモノを行っちゃいました。
*親子入り味噌煮込みうどん 900円
ノーマルの味噌煮込みうどんは700円やったんですが、ちょっとだけ贅沢。
この値段も旅気分でないとちょっと高いですかねぇ・・・。
カウンターで受け取って、席に持ってきてもグラグラと煮立ってました。
*麺の固さについての注意書き
ishさんが好きになるまで意地で食べはったって書きました。
というのも、この味噌煮込みうどんの麺って「生煮え」どころか「ナマ」ちゃうか?って思うぐらい固いんです。
コシが強いとかのレベルではなく、15分茹でろって書いてある半生うどんを3分くらいで食べてるような気分。
これはなかなかインパクトがありましたねぇ。
だしの方は、味噌味噌して重たい味をイメージしたんですが、食べてみると非常に出汁が効いてて思った以上にスッキリ。
麺の固さはちょっと異様でしたが、食べ逃した味噌味を最後で堪能できて良かったですわ。
ぷるみえさんはラーメンの後、伊勢茶のソフトクリームでクールダウンしてはりました。
*さらたび:四日市で工場萌え&名古屋名物台湾ラーメン
サービスエリアを12時22分に出発して奈良に向かいました。
目的地に着いたのは1時56分。
神社好きのぷるみえさんのご希望で向かったのは「大神(おおみわ)神社」。
私は10年くらい前に元嫁さんと行った記憶があるんですが、神社の様子はさっぱり覚えてなかったですわ。
無料の駐車場があったんで、そこに車を置いて外に出たらビックリ。
御在所SAより気温が確実に何度か上がってました。
「暑い」っていうより「熱い」、「痛い」ってほどの温度でしたねぇ。
駐車場は神社よりちょっと離れてたんで、歩いて行ったんですが、ものすごく遠く感じました。
*大神神社の参道
駐車場からの道は命の危険を感じましたが、この参道に入って木陰を歩くとホッとしましたねぇ。
神社らしい厳かさもあって、良かったですわ。
*大神神社の拝殿
お参りを済ませて駐車場から車を出したのが2時32分。
次に向かったのは、三輪そうめんのお店でした。
*「笑い飯」っていう芸人の実家のそうめん屋「中西商店」
ぷるみえさんは、「笑い飯」ってコンビがお好きで、その片割れの実家で三輪そうめんを買いたいとのことでした。
大神神社から移動って言うても、めっちゃ近かったんです。
*大神神社の大鳥居からすぐの「中西商店」
店構えは非常に地味でしたが、店の立地は一等地ですねぇ。
私はあんまりそうめんを食べないんで何も買いませんでしたが、ぷるみえさんが気に入りはるといいですなぁ。
*さらたび:大神神社参拝〜本場の三輪素麺
そうめんを買うたら、ナビに自宅をセットして最短で戻りました。
長原で車を降りて、地下鉄平野駅でぷるみえさんとは別れて、ホテルに向かって頂きました。
南森町に宿を取ってはったんで、最後だけ申し訳なかったけど谷町線に乗って移動して頂きました。
家に着いたのが3時50分。総走行距離は2日で631kmでした。
部屋に入って、まずは毛モノsのエサを入れ、水を換え、トイレをキレイに。
それから急いで水風呂をシバいて、着替え。
ぷるみえさんとは一旦分かれましたが、この後は大阪での飲み食い予定。
そっちは別の記事にするとして、今回はここで終わっておきます。
*朝イチの体重:57.20kg(飲み過ぎの水分抜けはあるけど、一応問題ない数字)
*7月の休肝日:2日/5日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
記事内にぷるみえさんの今回の旅ネタへのリンクを追加。
最初から読んでやるって方は、その1とその2をご覧下さい。
前日は宿に11時前には帰還して、その後部屋で缶チューハイをちびちびやって寝ました。
元々睡眠力があんまりないんで、途中何回か目が覚めたんですが、運転手としてはしっかり寝ておきたくて6時までは起きずに我慢。
6時過ぎに起きて、しばらくしたらホテルのお風呂へ。
前日と変わって地下?の大浴場でしたが、割と早い時間やのにそこそこ人がいてましたわ。
前日の風呂にはちょっとだけ外気に触れられるトコがあったんですが、こっちの風呂は無し。
涼みたかったんで浴室の大きな窓を開けてじっくりめに風呂に浸かりました。
ぷるみえさんは、オリンピックの開会式好きとのことで5時頃からテレビにかじりついてはったようですわ。
開会式は8時に終わる予定やったんで、その後すぐにでも出られるように荷造りして用意万端にしてました。
結局進行が押して宿は当初の予定通り9時頃に出ることになったんですけどね。
朝メシを食べないままやったんで、その頃にはかなりの腹ぺこ度合いでした。
宿をチェックアウトしたら、すぐそばにあるコンビニでおにぎりをゲットして車へ。
9時ジャストに車で走り出しました。
国道19号線に出たらドンドンと海側へ。
国道23号に当たったところで左折して、四日市方面へ。
このルートは土曜日でしたが、けっこうな交通量でしたねぇ。
この時の車内では朝っぱらから前日の大江戸のひどさについて二人とも怒りを蒸し返して文句を言いまくってました。(^^;
この日の最初の目的地はズバリ「四日市」。
四日市って聞いても私にはなんにも見るべきモノなんて浮かばないんですよねぇ・・・。
そんな私と違ってぷるみえさんには、四日市はかなり興奮するモノが見られる特別なトコなんです。
タイトルに書いてるんで引っ張りませんが「工場萌え」な人々には四日市のコンビナートって立派な観光地になるんだそうですわ。
名古屋を出て、四日市が近づくとぷるみえさんのワクワク具合が横から見てよう分かってオモロかったですわ。
以前、ぷるみえさんが大阪に来はった時にもコンビナート巡りをやったんですが、四日市はだいぶ違いました。
四日市港に突き出た人工の島なんでしょうか?工業地帯を上から眺められる建物があるんです。
霞大橋ってのを渡ってすぐに立つ「四日市港ポートビル」の最上階が展望展示室「うみてらす14」として有料で一般公開されてるんです。
ビルの駐車場に着いたのは10時26分。
距離にしたら38kmやったんで、そこそこ時間が掛かりました。
入場料が要るってだけで、厳島まで渡りながら世界遺産の目の前でUターンしたこともあるんですが、今回はちゃんと300円払って中へ。
展示室から広がるコンビナートの風景は、全くそっちの人じゃない私にもなかなかのインパクトがありました。
*四日市港ポートビルから見た「工場萌え」な風景
写真の撮り方が分かってない私の写真では迫力が全然伝わらんが残念です。
クリックして貰えば横1200ピクセルのデカイ写真が出ます。
*工場萌えなプラント部分をアップで
よく観光地のあるお金を入れて見る双眼鏡みたいなヤツもここは無料で見放題。
手持ちする普通の双眼鏡も置いてあって、マニアなら舐めるように工場群を眺められるようになってました。
*工場萌えな人が「ジラフ(キリン)」と呼ぶガントリークレーン
個人的には写真の下の方で動いてるコンテナを運ぶ車が面白かったですわ。
オタクな人らにとっては、こういうクレーンも可愛らしい動物に見えるってのが不思議ですね。
コチラを見るとクレーンをモチーフにしたTシャツや手ぬぐいなんかもあるんですねぇ。
私は「テトぐるみ」にはかなり惹かれましたねぇ・・・。
下手な観光地より私も楽しめたんで良かったですわ。
それぞれの方角から何回かずつじっくり眺めて、四日市港を堪能。
11時に下に降りて車に乗ったら、島内をゆっくり目に走って地上レベルからも工場群をチェック。
普通だったら通過するだけの四日市をかなりしっかり楽しみました。
この後お昼は松阪市にある納豆なんかが食べ放題のお店に行きたいとお聞きしてました。
時間が時間だけにナビにセットして一旦は走り出したんですが、高速を使っても到着予定時間は1時過ぎ。
おまけに高速に入った途端、事故渋滞に巻き込まれるというハプニング。
ここでぷるみえさんは、予定してた昼ご飯先は諦めると。
その代わりに直接その次の奈良の目的地に向かうことに。
もうお腹は減りだしてたし、高速は渋滞やったんで、乗ってすぐ現れた大きなサービスエリアで適当に食事することに。
サービスエリアに入ってから、ぷるみえさんが気づいたんですが、このサービスエリアは前日に私がうどんを食べたのと同じ「御在所サービスエリア」でした。(11時32分到着)
その時は”サルまっしぐら”でうどんコーナーに行ったんですが、今回はじっくりチェック。
フードコート形式やったんですが、じっくり見るとかなりご当地色が出てました。
*御在所SAのみそかつ屋「とんとん食堂」
前日の夜は「名古屋=味噌味」ってイメージやったんで、味噌モノを食べる気満々やったんです。
ところが、全く味噌モノには出会わず。
*名古屋名物?台湾ラーメンの「吉平」
名古屋には、本場台湾にはない「台湾ラーメン」っていうローカルラーメンがあるそうですね。
ちょうど旅行の少し前にいつもみてるコチラのブログでもネタになってたんですよね。
前日に名古屋市内で飲み歩いてる時もなんどか看板を見かけました。
私はこれまで知らんかったんですが、名古屋名物なんですねぇ。
*名古屋コーチンの親子丼屋「鶏三和」
名古屋コーチンって良く聞きますが、親子丼自体も名古屋の名物なんでしょうかねぇ・・・。
*味噌煮込みうどん屋「山本屋本店」
味噌煮込みうどんも前日、店の前を通ってお代官さまが意地で何回も食べて好きになったそうやって話をしてたんです。
*名古屋の定番?きしめん屋「宮きしめん」
名古屋といえば、私は一番最初に「ういろう」と「きしめん」が浮かびますねぇ。
麺類好きなんですが、幅広麺はジャンルを問わずあんまり得意ではないんですよねぇ・・・。
とはいえ、せっかく名古屋地方に来てるんでお約束な「きしめん」を押さえてもええかとは思いました。
ほかにも「天むす」の店があったり、ここのSAって所在地は三重ですが、思い切り「名古屋ネタ」で商売してましたねぇ。
ヨソモンとしては、これだけしっかり名古屋っぽい食べ物を揃えてくれてたのは嬉しかったですけどね。
*ぷるみえさんチョイスの「台湾ラーメン」 780円
ラーメンの単価として780円はちと高めに感じますが、サービスエリア内やし、名古屋名物を一つ体験できると思えば悪くないでしょうね。
しかし、この日はめちゃくちゃくな暑さやったのに、こんな辛くて熱いモンを行くとは、気になった食べ物への根性が違いますね。
私はというと、暑さで言うとさらに上を行くモノを行っちゃいました。
*親子入り味噌煮込みうどん 900円
ノーマルの味噌煮込みうどんは700円やったんですが、ちょっとだけ贅沢。
この値段も旅気分でないとちょっと高いですかねぇ・・・。
カウンターで受け取って、席に持ってきてもグラグラと煮立ってました。
*麺の固さについての注意書き
ishさんが好きになるまで意地で食べはったって書きました。
というのも、この味噌煮込みうどんの麺って「生煮え」どころか「ナマ」ちゃうか?って思うぐらい固いんです。
コシが強いとかのレベルではなく、15分茹でろって書いてある半生うどんを3分くらいで食べてるような気分。
これはなかなかインパクトがありましたねぇ。
だしの方は、味噌味噌して重たい味をイメージしたんですが、食べてみると非常に出汁が効いてて思った以上にスッキリ。
麺の固さはちょっと異様でしたが、食べ逃した味噌味を最後で堪能できて良かったですわ。
ぷるみえさんはラーメンの後、伊勢茶のソフトクリームでクールダウンしてはりました。
*さらたび:四日市で工場萌え&名古屋名物台湾ラーメン
サービスエリアを12時22分に出発して奈良に向かいました。
目的地に着いたのは1時56分。
神社好きのぷるみえさんのご希望で向かったのは「大神(おおみわ)神社」。
私は10年くらい前に元嫁さんと行った記憶があるんですが、神社の様子はさっぱり覚えてなかったですわ。
無料の駐車場があったんで、そこに車を置いて外に出たらビックリ。
御在所SAより気温が確実に何度か上がってました。
「暑い」っていうより「熱い」、「痛い」ってほどの温度でしたねぇ。
駐車場は神社よりちょっと離れてたんで、歩いて行ったんですが、ものすごく遠く感じました。
*大神神社の参道
駐車場からの道は命の危険を感じましたが、この参道に入って木陰を歩くとホッとしましたねぇ。
神社らしい厳かさもあって、良かったですわ。
*大神神社の拝殿
お参りを済ませて駐車場から車を出したのが2時32分。
次に向かったのは、三輪そうめんのお店でした。
*「笑い飯」っていう芸人の実家のそうめん屋「中西商店」
ぷるみえさんは、「笑い飯」ってコンビがお好きで、その片割れの実家で三輪そうめんを買いたいとのことでした。
大神神社から移動って言うても、めっちゃ近かったんです。
*大神神社の大鳥居からすぐの「中西商店」
店構えは非常に地味でしたが、店の立地は一等地ですねぇ。
私はあんまりそうめんを食べないんで何も買いませんでしたが、ぷるみえさんが気に入りはるといいですなぁ。
*さらたび:大神神社参拝〜本場の三輪素麺
そうめんを買うたら、ナビに自宅をセットして最短で戻りました。
長原で車を降りて、地下鉄平野駅でぷるみえさんとは別れて、ホテルに向かって頂きました。
南森町に宿を取ってはったんで、最後だけ申し訳なかったけど谷町線に乗って移動して頂きました。
家に着いたのが3時50分。総走行距離は2日で631kmでした。
部屋に入って、まずは毛モノsのエサを入れ、水を換え、トイレをキレイに。
それから急いで水風呂をシバいて、着替え。
ぷるみえさんとは一旦分かれましたが、この後は大阪での飲み食い予定。
そっちは別の記事にするとして、今回はここで終わっておきます。
*朝イチの体重:57.20kg(飲み過ぎの水分抜けはあるけど、一応問題ない数字)
*7月の休肝日:2日/5日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
記事内にぷるみえさんの今回の旅ネタへのリンクを追加。
2012年08月04日
名古屋の「末廣屋」にご機嫌&「大江戸」に怒り
この前(27日)の東海地方への旅ネタの2本目をアップさせて頂きます。
最初から読んでやろうってかたは、コチラからご覧下さい。
浜松の「蔵茶房なつめ」を出たのが3時6分で、高速とナビを駆使した結果、名古屋の宿には4時45分に到着。
今回の宿「名古屋クラウンホテル(HP)」は、すぐ横にヒルトンホテルが建つような都心部にありました。
都心部の安ホテルのパターンとして駐車場はないかと思ったんですが、ホテルのフロントに聞くと横手にあるとのこと。
メインは立体駐車場でしたが、何台かは平地のスペースもあったんで、うちのアルファードみたいな図体のデカイのはソッチへ。
1泊1000円で止められたら御の字ですな。
今回の宿はぷるみえさんが早割で私の分と2部屋押さえてくれたんですが、素泊まりのシングル一部屋が4300円という安さでした。
ぷるみえさんがこのホテルを選んだ理由の一つが2つの温泉大浴場があることでした。
私も旅先の安宿を探す時に出来るだけ大浴場付きを選ぶんで、嬉しいチョイスでした。
*名古屋クラウンホテルのシングル部屋
窓の正面は大きな建物を潰した更地になってたから、安ホテルにありがちがな殺風景さはなく、明るさもあって文句のない部屋でした。
部屋の内装も別に古びてドヨンとしてたりもなくこざっぱりしてました。
*名古屋クラウンホテルのバスルーム
ウォッシュレットはかなり年期の入ったタイプでしたが、ウォシュレットが付いてさえいれば文句ないので十分。
大浴場は早朝も入れたから、部屋の風呂は使わず。
チェックインしたら、集合時間だけ決めて、それぞれに風呂へ。
2種類ある風呂は時間帯で男女入れ替え制なんで、私は両方入りましたが両方とも予想以上でした。
観光地のホテルみたいに清潔で、都会の安ホテルっぽさもなくええ感じでしたわ。
風呂上がりは、これから飲み食いに出かけるっていうのに我慢できず缶ビールをプシュッと。
館内の自販機で買うたんですがアサヒのスーパードライのレギュラー缶が230円やったのは非常に良心的に感じましたわ。
ホテルのすぐ横にはセブンイレブンもあるんですが、ボラられ気分でいちいち買いに行かんでええやんと上機嫌。
最近泊まった安ホテルの中でコストパフォーマンスでは一番良く感じましたわ。
ここならどんなメンバーで行くにしても、嫌がられることはなさそうに思いました。
ぷるみえさんの用意が出来たら、宿を出てほとんど初めて名古屋の町歩きへ。
最初のお店は大須って地区にあったんで、そっちへ向かったんですが私が最初に地図を勘違いしてたせいで少々遠回りに。(>_<)
大きく違う方向に向かいそうになったところで気づいたんですが、クソ暑い中無駄にぷるみえさんを歩かせてしまい申し訳なかったです。
*飲みに行く途中で寄った名古屋の名所「大須観音」
大須って地名は、この観音さまから来てるんでしょうが、私はまったく眼中になかったんです。
ぷるみえさんがせっかくやからお参りしようって言うてくれたんで上まで上がりましたが、一人やったら境内を通っても視界に入らんかったように通り過ぎてたでしょうね。
ぷるみさんのおかげで、罰当たりなまねもせずにちゃんとお参りできました。
名古屋大須の老舗居酒屋「末廣屋」の店構え
名古屋素人のぷるみえさんと私がそれぞれ知り合いにオススメを聞いたら、ここの名前はきっちり挙がってました。
今の建物は比較的最近建て変わったんでしょうねぇ。
酒樽があしらわれた看板はかなりの年期ものですね。
お店に着いたのは7時前でしたが、なんとかテーブル席が空いてたのでそちらへ案内されました。
湯上がりに飲んだ缶ビールはここまでの移動でキッチリ抜けてたので、最初のビールはまるでこの日の一杯めみたいに新鮮な美味しさがありました。
*鯖のきずし 300円
大阪では酢締めした魚は「きずし」って言いますが、名古屋では違うようでメニュー名として「さば酢」となってました。
関東では”しめ鯖”って言うってのは聞いたことがありますが、名古屋は間でまた別の呼び方なんですねぇ。
これくらいの量だと一人で飲みに行っても何品か料理を頼めそうで嬉しいですねぇ。
*あなご焼き 250円
値段の割には量がしっかりあるように感じました。
*末廣屋の名物「まぐろのお造り」 600円
お刺身が何種類かあったんですが、ちゃんと予習してたぷるみえさんが「ココはまぐろが名物らしい」って教えてくれたんです。
私は店の場所くらいはチェックしますが、店には出来るだけ白紙で入りたいんで、事前に店の紹介を読んでもすぐ忘れるようにしてるんですよねぇ・・・。
*忘れる努力せんでも覚えようとせんかったら、すぐに記憶から消えるだけですが・・・。
手頃な値段の料理が多いからこの600円ってのは、ちょっと高級な部類でしょうねぇ。
そんな値段を取るだけあって中トロから赤身にかけてが盛り合わされてなかなか旨かったですわ。
*茹でなすび 250円
焼き茄子はよう見ますが、「茹で」は珍しいですね。
まだ何軒か回るつもりやったのでお料理は以上で、ビール以外には日本酒をちょっと飲んだような気が・・・。
お勘定は3600円でした。激安って訳ではないですが、ちゃんとしたモノを食べた気分だったのでお安く感じました。
<参考情報>
*大衆居酒屋「末廣屋」:食べログ
住所:愛知県名古屋市中区大須3−16−4
電話:052−241−8281
営業:15:00〜21:00
定休:水曜日、日曜祝日
2軒目も事前に情報を集めて名古屋を代表するええ店って聞いたんで選んだお店でした。
*2軒目、二次会お断り 名古屋の居酒屋「大江戸」
どんな料理でどんなトコが良くて有名なんかは分かりません。
とりあえず、ええ居酒屋って声を聞いたんで2軒目に選びました。
気分良く飲み食いした末廣屋さんから歩いてもそんなにかからん近場にありました。
1軒目はごく軽く切り上げてたんで、気分としては
「さぁーしっかり飲み食いするぞー」
って感じでした。
お店に入って、店員さんからカウンターを案内されたんで、ちょっと狭いと思ったけどヨソモンとしては謙虚に一番端っこに詰めるように座りました。
*態度デカイと誤解を受けがちですが、けっこう気ぃ使いなんですよ。
さぁどんなお店かなぁ、どんなものが食べられるかなぁと思ッてた瞬間に
お店の人から
「2次会か、2軒目かですか?」
っていう、意味不明の質問をされたんです。
虚を突かれたこともあって、頭は思考停止のまま
「はっ?はぁー。(はい2軒目です)」
って、答えたんです。
すると帰ってきた言葉は
「うちは2軒目、2次会お断りです」
っていう、セリフ。
こっちは思考停止やったせいもあって、「なんで?」とも聞けず店から追い出されてしまいました。
その後、落ち着いたらだんだん怒りがこみ上げてくるんですよねぇ・・・。
言いたいことも言えずでしたから。
「大阪と東京から初の名古屋飲みでわざわざ選んだんやで。」
「2軒目とか2次会を断るのは、なんで?」
「2軒目やと売り上げが少ないから?効率上げたいの?」
「1軒目でもチンタラ粘るやつはおらんのか?」
「自分の料理は素晴らしすぎるから、1軒目でちゃんと味わえっていうのか?」
売り上げをキープしたかったら「一人料理2品、酒1杯がノルマです」とかって言えや。
表に「1人3000円以上飲み食いする人のみ入店可」って看板出しとけ。
とかなんとか、翌日のドライブ中も怒りがこみ上げてきたほどですわ。
期待満々で席に着いた直後に店から追い出されるってほんまに最悪の体験でしたわ。
店構えを見た印象ではそんなに構えた割烹なんてこともなかったし、ごく普通の居酒屋に見えたんですけどねぇ・・・。
ここまでの殿様商売が出来るほど、店の料理が魅力的やったりムチャ安やったりするんでしょうか。
大阪やったら客も黙ってないから、毎度のように店内でもめると思うんですが、名古屋人はあんな対応でも平気っちゅうか素直に従うんでしょうか・・・。
印象が悪い店は色々あるけど、お店の感想を持つ前に追い出されるなんてねぇ・・・。
他のお客さんの様子を見てなかったんですが、まさか厳格なドレスコードがあって、私の下品な服装がアウトやったんでしょうか。
とにかく、今こうして書いてても怒るっていうか、どういうスタンスでそんなふざけたシステムなんか問いつめたい気分ですわ。
今回の飲み食いを終えても、名古屋での飲み食いはまたやりたい思ってるんですが、こんなふざけた店には1軒目で出直そうとは思えませんわ。
料理の質や値段がどうこうより、お店の態度が客商売としての最低限をクリアしてんと興味すら湧きませんわ。
<参考情報>
*居酒屋「大江戸」:食べログ
住所:愛知県名古屋市中区大須3−8−26
電話:052−251−1951
営業:17:00〜23:00
定休:日曜日、第2、4月曜
さて、気分を取り直して次に行きましょう。
当日は幸い、唖然とする方が大きくてあんまり怒ってなかったですわ。
*飛び込みで入った大須の焼鳥屋「初鳥(はっとり)」
「大江戸」で痛い目に遭うとも知らず、店に向かってる途中で目にしてました。
戻ってきてこの店構えの濃さに惹かれて入ってみることに。
看板に「かも、すずめ、山しぎ、焼鳥」ってあったんで、久しぶりにスズメなんか食べられたらオモロイかもなんて思ってました。
まぁ、結局すずめは無かったんですけどね。(雀って、冬の食いモンらしいですねぇ・・・)
*大須「初鳥」の鶏肝の串焼き
この肝は旨かったですわ。
*鳥なんこつの塩焼きだったかと・・・。
炭焼きやったように思うんですが、どれも久しぶりにちゃんとした焼き鳥を食べた気がしました。
*ねぎまの塩焼き
お酒は何を飲んだんでしったけねぇ・・・。
ビールから焼酎ロックでも飲んだ気がします。
お店の大将は最初、寡黙な感じで取っつきにくいかと思ったんですが、途中でちょっとしたタイミングで向こうから話しかけてくれました。
なかなかええ感じの方で、1軒前とうって変わって気分良く飲み食いさせてもらえました。
ここでも割とサクッと飲み食いしてお勘定は3150円でした。
<参考情報>
*焼き鳥「初鳥(はっとり)」:食べログ
住所:愛知県名古屋市中区大須3−7−23
電話:052−241−2442
営業:17:00〜22:00
定休:日曜・祝日
焼き鳥を食べても、まだお腹に余裕があったので、周辺をウロウロ。
ここからは特に決めた店もなく、自分の鼻を頼りに歩きました。
ただ、この日の名古屋は夜になってもかなり暑さ。
店探し自体が旅の楽しみではあったんですが、ぷるみえさんも私も暑さにやられて来てました。
歩いてるとぷるみえさんがワイン好きやという話になったので、最後は店はどうでもええってくらいの気分。
暑くてしゃあないからクーラーで涼むためにお店へ。
*がぶ飲みワイン
気楽にワインを飲もうと思って「がぶ飲みワイン」をオーダー。
ただ、カラフェに入ってるのに受け皿を付けてグラスから溢れさせる意味が分からず。
日本酒でもよく枡で受けて溢れさせて提供するんですが、嫌いなんですよねぇ・・・。
グラスの側面やケツが飲み物で汚れるのが垂れそうでまずイヤ。
持った手が汚れるのがべたつきそうでイヤ。
溢れさせてさもお得そうに見せるのが貧乏くさくてイヤなんですよねぇ・・・。
カラフェに入ってるんやったら、適量注いでくれって言いたかったですわ。
*小さなミンチカツみたいなタン料理 600円
この店は牛たん料理がウリのようで、何品もタン料理がありました。
メニューではどうなったかは分からんのですが、テリーヌみたいなもんを想像してオーダー。
出てきたモンを食べたら単なるミンチカツみたいでした。
*「塩ボイルタン マッシュポテト」 1000円
これはちゃんとタン料理らしくて値段なりの値打ちがありましたわ。
ところで、このお店に入った理由の一つは「クーラーで涼む」やったんです。
ところが、店内はかなりの混み方で入り口近くのカウンターに座ったら、冷気はほとんど来ず。
おまけに客層がえらく若くて、店内で大騒ぎ。
大声を上げてるし、グラスを割る音が響くし・・・。
別に店選びに失敗したってなほど気分が悪くはなかったですが、ちと苦笑いしてしまいました。
お店の屋号をメモし忘れたんで、どこに行ったかは不明ですがお勘定は4030円でした。
ぷるみえさんは、翌日の5時頃からオリンピックの開会式を見るのが楽しみだと。
というわけで、この日は割とあっさり目に宿に引き上げることに。
コンビニで缶チューハイを買うて、11時前には宿の部屋に入ってました。
昔やったらもったいないからと一人でバーにでも出かけたんでしょうが、翌日の運転のことも考えて大人しく寝ました。
朝の4時起きスタートした一日なんで、早めに切り上げても充実感がありましたね。
ぷるみえさんの記事へリンクを張っておきます。
*さらたび:名古屋でほろ酔い
最初から読んでやろうってかたは、コチラからご覧下さい。
浜松の「蔵茶房なつめ」を出たのが3時6分で、高速とナビを駆使した結果、名古屋の宿には4時45分に到着。
今回の宿「名古屋クラウンホテル(HP)」は、すぐ横にヒルトンホテルが建つような都心部にありました。
都心部の安ホテルのパターンとして駐車場はないかと思ったんですが、ホテルのフロントに聞くと横手にあるとのこと。
メインは立体駐車場でしたが、何台かは平地のスペースもあったんで、うちのアルファードみたいな図体のデカイのはソッチへ。
1泊1000円で止められたら御の字ですな。
今回の宿はぷるみえさんが早割で私の分と2部屋押さえてくれたんですが、素泊まりのシングル一部屋が4300円という安さでした。
ぷるみえさんがこのホテルを選んだ理由の一つが2つの温泉大浴場があることでした。
私も旅先の安宿を探す時に出来るだけ大浴場付きを選ぶんで、嬉しいチョイスでした。
*名古屋クラウンホテルのシングル部屋
窓の正面は大きな建物を潰した更地になってたから、安ホテルにありがちがな殺風景さはなく、明るさもあって文句のない部屋でした。
部屋の内装も別に古びてドヨンとしてたりもなくこざっぱりしてました。
*名古屋クラウンホテルのバスルーム
ウォッシュレットはかなり年期の入ったタイプでしたが、ウォシュレットが付いてさえいれば文句ないので十分。
大浴場は早朝も入れたから、部屋の風呂は使わず。
チェックインしたら、集合時間だけ決めて、それぞれに風呂へ。
2種類ある風呂は時間帯で男女入れ替え制なんで、私は両方入りましたが両方とも予想以上でした。
観光地のホテルみたいに清潔で、都会の安ホテルっぽさもなくええ感じでしたわ。
風呂上がりは、これから飲み食いに出かけるっていうのに我慢できず缶ビールをプシュッと。
館内の自販機で買うたんですがアサヒのスーパードライのレギュラー缶が230円やったのは非常に良心的に感じましたわ。
ホテルのすぐ横にはセブンイレブンもあるんですが、ボラられ気分でいちいち買いに行かんでええやんと上機嫌。
最近泊まった安ホテルの中でコストパフォーマンスでは一番良く感じましたわ。
ここならどんなメンバーで行くにしても、嫌がられることはなさそうに思いました。
ぷるみえさんの用意が出来たら、宿を出てほとんど初めて名古屋の町歩きへ。
最初のお店は大須って地区にあったんで、そっちへ向かったんですが私が最初に地図を勘違いしてたせいで少々遠回りに。(>_<)
大きく違う方向に向かいそうになったところで気づいたんですが、クソ暑い中無駄にぷるみえさんを歩かせてしまい申し訳なかったです。
*飲みに行く途中で寄った名古屋の名所「大須観音」
大須って地名は、この観音さまから来てるんでしょうが、私はまったく眼中になかったんです。
ぷるみえさんがせっかくやからお参りしようって言うてくれたんで上まで上がりましたが、一人やったら境内を通っても視界に入らんかったように通り過ぎてたでしょうね。
ぷるみさんのおかげで、罰当たりなまねもせずにちゃんとお参りできました。
名古屋大須の老舗居酒屋「末廣屋」の店構え
名古屋素人のぷるみえさんと私がそれぞれ知り合いにオススメを聞いたら、ここの名前はきっちり挙がってました。
今の建物は比較的最近建て変わったんでしょうねぇ。
酒樽があしらわれた看板はかなりの年期ものですね。
お店に着いたのは7時前でしたが、なんとかテーブル席が空いてたのでそちらへ案内されました。
湯上がりに飲んだ缶ビールはここまでの移動でキッチリ抜けてたので、最初のビールはまるでこの日の一杯めみたいに新鮮な美味しさがありました。
*鯖のきずし 300円
大阪では酢締めした魚は「きずし」って言いますが、名古屋では違うようでメニュー名として「さば酢」となってました。
関東では”しめ鯖”って言うってのは聞いたことがありますが、名古屋は間でまた別の呼び方なんですねぇ。
これくらいの量だと一人で飲みに行っても何品か料理を頼めそうで嬉しいですねぇ。
*あなご焼き 250円
値段の割には量がしっかりあるように感じました。
*末廣屋の名物「まぐろのお造り」 600円
お刺身が何種類かあったんですが、ちゃんと予習してたぷるみえさんが「ココはまぐろが名物らしい」って教えてくれたんです。
私は店の場所くらいはチェックしますが、店には出来るだけ白紙で入りたいんで、事前に店の紹介を読んでもすぐ忘れるようにしてるんですよねぇ・・・。
*忘れる努力せんでも覚えようとせんかったら、すぐに記憶から消えるだけですが・・・。
手頃な値段の料理が多いからこの600円ってのは、ちょっと高級な部類でしょうねぇ。
そんな値段を取るだけあって中トロから赤身にかけてが盛り合わされてなかなか旨かったですわ。
*茹でなすび 250円
焼き茄子はよう見ますが、「茹で」は珍しいですね。
まだ何軒か回るつもりやったのでお料理は以上で、ビール以外には日本酒をちょっと飲んだような気が・・・。
お勘定は3600円でした。激安って訳ではないですが、ちゃんとしたモノを食べた気分だったのでお安く感じました。
<参考情報>
*大衆居酒屋「末廣屋」:食べログ
住所:愛知県名古屋市中区大須3−16−4
電話:052−241−8281
営業:15:00〜21:00
定休:水曜日、日曜祝日
2軒目も事前に情報を集めて名古屋を代表するええ店って聞いたんで選んだお店でした。
*2軒目、二次会お断り 名古屋の居酒屋「大江戸」
どんな料理でどんなトコが良くて有名なんかは分かりません。
とりあえず、ええ居酒屋って声を聞いたんで2軒目に選びました。
気分良く飲み食いした末廣屋さんから歩いてもそんなにかからん近場にありました。
1軒目はごく軽く切り上げてたんで、気分としては
「さぁーしっかり飲み食いするぞー」
って感じでした。
お店に入って、店員さんからカウンターを案内されたんで、ちょっと狭いと思ったけどヨソモンとしては謙虚に一番端っこに詰めるように座りました。
*態度デカイと誤解を受けがちですが、けっこう気ぃ使いなんですよ。
さぁどんなお店かなぁ、どんなものが食べられるかなぁと思ッてた瞬間に
お店の人から
「2次会か、2軒目かですか?」
っていう、意味不明の質問をされたんです。
虚を突かれたこともあって、頭は思考停止のまま
「はっ?はぁー。(はい2軒目です)」
って、答えたんです。
すると帰ってきた言葉は
「うちは2軒目、2次会お断りです」
っていう、セリフ。
こっちは思考停止やったせいもあって、「なんで?」とも聞けず店から追い出されてしまいました。
その後、落ち着いたらだんだん怒りがこみ上げてくるんですよねぇ・・・。
言いたいことも言えずでしたから。
「大阪と東京から初の名古屋飲みでわざわざ選んだんやで。」
「2軒目とか2次会を断るのは、なんで?」
「2軒目やと売り上げが少ないから?効率上げたいの?」
「1軒目でもチンタラ粘るやつはおらんのか?」
「自分の料理は素晴らしすぎるから、1軒目でちゃんと味わえっていうのか?」
売り上げをキープしたかったら「一人料理2品、酒1杯がノルマです」とかって言えや。
表に「1人3000円以上飲み食いする人のみ入店可」って看板出しとけ。
とかなんとか、翌日のドライブ中も怒りがこみ上げてきたほどですわ。
期待満々で席に着いた直後に店から追い出されるってほんまに最悪の体験でしたわ。
店構えを見た印象ではそんなに構えた割烹なんてこともなかったし、ごく普通の居酒屋に見えたんですけどねぇ・・・。
ここまでの殿様商売が出来るほど、店の料理が魅力的やったりムチャ安やったりするんでしょうか。
大阪やったら客も黙ってないから、毎度のように店内でもめると思うんですが、名古屋人はあんな対応でも平気っちゅうか素直に従うんでしょうか・・・。
印象が悪い店は色々あるけど、お店の感想を持つ前に追い出されるなんてねぇ・・・。
他のお客さんの様子を見てなかったんですが、まさか厳格なドレスコードがあって、私の下品な服装がアウトやったんでしょうか。
とにかく、今こうして書いてても怒るっていうか、どういうスタンスでそんなふざけたシステムなんか問いつめたい気分ですわ。
今回の飲み食いを終えても、名古屋での飲み食いはまたやりたい思ってるんですが、こんなふざけた店には1軒目で出直そうとは思えませんわ。
料理の質や値段がどうこうより、お店の態度が客商売としての最低限をクリアしてんと興味すら湧きませんわ。
<参考情報>
*居酒屋「大江戸」:食べログ
住所:愛知県名古屋市中区大須3−8−26
電話:052−251−1951
営業:17:00〜23:00
定休:日曜日、第2、4月曜
さて、気分を取り直して次に行きましょう。
当日は幸い、唖然とする方が大きくてあんまり怒ってなかったですわ。
*飛び込みで入った大須の焼鳥屋「初鳥(はっとり)」
「大江戸」で痛い目に遭うとも知らず、店に向かってる途中で目にしてました。
戻ってきてこの店構えの濃さに惹かれて入ってみることに。
看板に「かも、すずめ、山しぎ、焼鳥」ってあったんで、久しぶりにスズメなんか食べられたらオモロイかもなんて思ってました。
まぁ、結局すずめは無かったんですけどね。(雀って、冬の食いモンらしいですねぇ・・・)
*大須「初鳥」の鶏肝の串焼き
この肝は旨かったですわ。
*鳥なんこつの塩焼きだったかと・・・。
炭焼きやったように思うんですが、どれも久しぶりにちゃんとした焼き鳥を食べた気がしました。
*ねぎまの塩焼き
お酒は何を飲んだんでしったけねぇ・・・。
ビールから焼酎ロックでも飲んだ気がします。
お店の大将は最初、寡黙な感じで取っつきにくいかと思ったんですが、途中でちょっとしたタイミングで向こうから話しかけてくれました。
なかなかええ感じの方で、1軒前とうって変わって気分良く飲み食いさせてもらえました。
ここでも割とサクッと飲み食いしてお勘定は3150円でした。
<参考情報>
*焼き鳥「初鳥(はっとり)」:食べログ
住所:愛知県名古屋市中区大須3−7−23
電話:052−241−2442
営業:17:00〜22:00
定休:日曜・祝日
焼き鳥を食べても、まだお腹に余裕があったので、周辺をウロウロ。
ここからは特に決めた店もなく、自分の鼻を頼りに歩きました。
ただ、この日の名古屋は夜になってもかなり暑さ。
店探し自体が旅の楽しみではあったんですが、ぷるみえさんも私も暑さにやられて来てました。
歩いてるとぷるみえさんがワイン好きやという話になったので、最後は店はどうでもええってくらいの気分。
暑くてしゃあないからクーラーで涼むためにお店へ。
*がぶ飲みワイン
気楽にワインを飲もうと思って「がぶ飲みワイン」をオーダー。
ただ、カラフェに入ってるのに受け皿を付けてグラスから溢れさせる意味が分からず。
日本酒でもよく枡で受けて溢れさせて提供するんですが、嫌いなんですよねぇ・・・。
グラスの側面やケツが飲み物で汚れるのが垂れそうでまずイヤ。
持った手が汚れるのがべたつきそうでイヤ。
溢れさせてさもお得そうに見せるのが貧乏くさくてイヤなんですよねぇ・・・。
カラフェに入ってるんやったら、適量注いでくれって言いたかったですわ。
*小さなミンチカツみたいなタン料理 600円
この店は牛たん料理がウリのようで、何品もタン料理がありました。
メニューではどうなったかは分からんのですが、テリーヌみたいなもんを想像してオーダー。
出てきたモンを食べたら単なるミンチカツみたいでした。
*「塩ボイルタン マッシュポテト」 1000円
これはちゃんとタン料理らしくて値段なりの値打ちがありましたわ。
ところで、このお店に入った理由の一つは「クーラーで涼む」やったんです。
ところが、店内はかなりの混み方で入り口近くのカウンターに座ったら、冷気はほとんど来ず。
おまけに客層がえらく若くて、店内で大騒ぎ。
大声を上げてるし、グラスを割る音が響くし・・・。
別に店選びに失敗したってなほど気分が悪くはなかったですが、ちと苦笑いしてしまいました。
お店の屋号をメモし忘れたんで、どこに行ったかは不明ですがお勘定は4030円でした。
ぷるみえさんは、翌日の5時頃からオリンピックの開会式を見るのが楽しみだと。
というわけで、この日は割とあっさり目に宿に引き上げることに。
コンビニで缶チューハイを買うて、11時前には宿の部屋に入ってました。
昔やったらもったいないからと一人でバーにでも出かけたんでしょうが、翌日の運転のことも考えて大人しく寝ました。
朝の4時起きスタートした一日なんで、早めに切り上げても充実感がありましたね。
ぷるみえさんの記事へリンクを張っておきます。
*さらたび:名古屋でほろ酔い
2012年08月02日
土用の丑の日は浜松のうなぎ屋「康川」へ
この前の静岡から名古屋、そして奈良、大阪へいたる飲み食い旅行の模様をご紹介します。
今回の飲み食い旅のきっかけはブログを始めたごく初期からやりとりさせてもらってる「さらたび(旧「素食讃歌」)」のぷるみえさんからのメールでした。
私と同様に古くからぷるみえさんとやりとりのあるお代官さまにも同じ内容のメールが行きました。
東の姐御からのお誘いは「土用の丑の日(7/27)に浜松でうなぎを食べませんか?」という内容でした。
残念ながらishさんはお仕事の都合で27日は参加出来ず。
28日の夕方からなら大阪で飲み食いご一緒出来るということで、静岡へは私が単独で行くことに。
ちなみに泊まりは大阪と静岡の間のどこかでってことでしたが、結果的に二人ともあんまり知らない名古屋に決定。
27日の朝は目覚ましで4時に起きました。
ニャンズの世話なんぞを済ませて、5時15分に車庫をスタート。
行きは一人やから屋根無し号で行きたいっていう誘惑もあったんですが、ぷるみえさんを炎天下で日干しにするわけには行かんのでパス。
ちゃんとアルファードで出発しました。
阪神高速から空港線に入って、豊中からは名神へ。
名神の京都の手前で新名神高速に入ったんですが、私は初めて走った気がします。
ちょっと眠気が来てたこともあって、御在所サービスエリアで朝ご飯がてら休憩。(6:49AM)
*御在所SAの「かけうどん」 300円
今時のサービスエリアらしくうどんコーナーはセルフスタイルでした。
手頃な天ぷらもなかったので、オプションは取らずに、無料で置いてた天かすと青ネギをたっぷりと。
携帯からアップした記事では新名神道の御在所SAやと思いこんでました。
実際には新名神高速ではなく、すでに東名阪道に入ってたんですねぇ・・・。
うどんは出汁がちょっと塩辛めでしたが、濃いめが好きなので美味しく頂きました。
うどんを食べて目が覚めたので、もうちょっと先に進んでおくことにして7時25分に再出発。
この後、急に眠くなってきたんで40分ほど走った美合PAで仮眠。
こういう時にアルファードは便利ですな。2列目のシートをしっかり倒すとだいぶ寝やすかったです。
ロードスターじゃシートがほとんど倒れないんで、仮眠もままなりませんからね。
目が覚めてから少し身体を動かしたりしててから8時33分にはまた車を走らせました。
9時2分には浜名湖サービスエリアに寄って、最終的な待ち合わせ場所を確認。
ナビに浜松の駅をセットして案内に従って走ることに。
浜松駅前には9時57分に到着。(走行距離278km)
ぷるみえさんは”青春18きっぷ”を使って10時52分に到着予定でした。
だいたい1時間前ってことで、これくらい遠距離な待ち合わせ場所だとこれで予定時刻ちょうどに着いたって気分でした。
浜松駅の駐車場にでも入れようと思ってロータリーに突っ込んだんですが、送迎客を降ろす場所しかなく、やむを得ず車の中で待機することに。
ぷるみえさんからもうすぐ駅を出るっていう連絡が入ってから、婦警のパトロールが来て早よ移動せいと文句言われて焦ってしまいましたわ。
無事ぷるみえさんと落ち合って、11時10分に駅前を出発。
お昼を食べることにしてた鰻屋へ向かう道中にぷるみえさんが寄りたいって言うてはった民芸品屋?があったんです。
でも、ぷるみえさんはじっくり品物を選びたいってことやし、鰻屋が昼時で混んだら困るんでウナギをシバいてから戻ることに。
*浜松の鰻屋「康川」
駐車場に着いたのが11時32分でした。
ウナギ経験値が低い私はお店選びについては完全にぷるみえさんにおまかせしてました。
けっこう広い駐車場にはまだ空きがありましたが、サイトによると60台も収容可能やったんですねぇ・・・。
*けっこう店構えの大きな「康川」
駐車場に余裕があったんでムチャな混雑じゃないだろうと、少し安心しました。
ぷるみえさんやったら、狙った店が混んでても並ぶっていいはるんちゃうかなぁってビビってたんです。
なんぼ浜松まで行ってても並んでまでモノを食べるってことにはヒジョーに抵抗がありますからねぇ・・・。
*浜松のうなぎ屋「康川」の入り口
入り口に近づいても行列なんていうモンがなく、ホッとしましたわ。
*土用の丑の日の貼り紙
ちょっと気持ちに余裕が出たんで、いつもより多めに写真を撮ってしまいました。
店の人に案内されて店内を歩くと外から感じた以上にお店が広いように感じました。
かなりの席数でしたが、全体に余裕を取ってるし、がやがやした感じもなく落ち着いてました。
ゆったりとテーブルが置かれた座敷に案内して貰いました。
*浜松のうなぎ屋「康川」の鰻重メニュー
お店のメニューはけっこう豊富でウナギだけでなく、天ぷらやお造りが単品であったり、そんな料理が組み合わされた定食も色々。
私は鰻丼や鰻重だとそんなに酒を必要に感じないんですが、他のモノだと酒抜きはキツそうなのであんまり見ませんでしたけどね。
うな丼意外を食べる気がなかったので、このページだけをチェック。
ウナギがちょっとあれば、ご飯はけっこう食べられるんで蒲焼きが2本も乗る「梅」は要らんなぁと。
蒲焼き2枚の「松」でも不足はないやろうと思ったんですが、せっかく名産地の浜松まで来たんやからもうちょっと贅沢することに。
そこで鰻重の竹(2500円)で行くことに。
ぷるみえさんの心中は分かりませんが、結果的にはぷるみえさんのチョイスも同じ鰻重の竹でした。
*広川の鰻重の竹
写真をクリックして貰うと横1200ピクセルのデカヤツが出ます。
ちょっぴり隙間があってご飯が見えますが、私にはこれでも十分たっぷり。
食べてみるとタレの甘みが控えめで非常に上品。
ご飯に掛かってるタレの量も、私はあんまり控えてるのはイヤなんですがええ具合で過不足無し。
ウナギの善し悪しを語れるような舌を持ってないんですが、マイナスに感じるトコはなく、たいへん美味しく感じました。
出てくるのを待ってる間は長く感じましたが、食べ始めるとドンブリモノってあっちゅう間に無くなってしまうんですよねぇ。
これが飲みながらウナギだけを摘んでたらもうちょっとじっくり食べられるんでしょうけどね。
気分的にはお代わりしたいくらいでご機嫌で食べ終わりました。
ちゃんとした店のうなぎってかなり高価な食べ物ってイメージですが、個人的には大阪と較べて少し安めに感じました。
<参考情報>
*うなぎ割烹「康川」雄踏店:公式サイト
住所:静岡県浜松市西区雄踏町宇布見4863−190
電話:053−596− 1888
営業:11:30〜14:30、17:00〜20:20(月〜土)
11:30〜20:20(日・祝)
定休:水曜日(第3水・木曜連休)
お店を出たのが12時21分で、来た道を少し戻ってぷるみえさんの旅先お買い物へ。
手ぬぐい好きのぷるみえさんは、地元の「注せん染め」って技法で作られたヤツを狙ってるとのことでした。
事前に聞いてたのは地元の祭りグッズ店やったんですが、その後和風雑貨屋さんタイプ?の店を発見されたそうでそこに向かうことに。
「四季彩堂」ってトコの「根上り松店」ってトコに行きました。(12:41)
私も一通り店内を見たんですが、食器類はちょっと危険でしたし、あんまり使ったことない手ぬぐいもオモロイデザインが色々あってちょっと欲しくなってしまいました。
結局手ぬぐいは買わんかったんですが、今になって1〜2枚買うても良かったなぁ・・・なんて思っております。
*雑貨屋さんでいただいた「お茶」
私は家でいわゆる「お茶」を全く飲まないんです。
なので全く善し悪しは分からんのですが、ここのお茶はなかなか美味しいとぷるみえさんが褒めてはりました。
お昼を済ませてからだったので、ぷるみえさんもじっくり選べたようで良かったですわ。
1時20分過ぎに出たんで40分くらいはおったようですな。
<参考情報>
*和の生活雑貨「四季彩堂」根上り松店
住所:静岡県浜松市中区鴨江3−66−10
電話:053−488−8888
営業:10:00〜20:00
定休:年中無休
ぷるみえさんの記事へリンクを張っておきます。
*さらたび:土用の丑の日は浜松でうなぎ、アゲイン!
この後はドライブがてら浜名湖畔にある「舘山寺(かんざんじ)温泉」へ。
2時頃温泉街に着いて、とりあえず、一番端っこまで行ったんですが、かなりの暑さだったので「車窓より観光」ってことでサラッと通過。
次は浜名湖をぐるっと回りながら奥浜名湖っていうんでしょうか「猪鼻湖(いのはなこ)」に面したカフェへ。
店に着いたのが2時23分でしたが車から出るとものすごい熱気と湿気がモワッと全身を包みました。
「蔵茶房 なつめ」っていうだけあって梁を生かし、木がたっぷり使われた店内はオサレーな感じ。
お客さんもほとんどが女の人で私みたいに”おされー”なモンに縁のないサルはさぞかし浮いてたことでしょう。
*蔵茶房「なつめ」でホットコーヒー
珈琲豆の種類も色々あったようですが、分からんのでどこに行っても同じ「ホット下さい。」って決まりぜりふでオーダー。
ぷるみえさんは飲み物と甘いモンも一緒に頼んではりました。
元々は酒屋さんが母体だそうで、カフェを出ると繋がった建物は物販コーナーになってました。
こだわりの調味料やお酒類が並んでたたんですが、その中で全国で9店しか取り扱ってない「錫釜(すずがま)」っていう芋焼酎に目が止まりました。
” 濃厚で芋焼酎本来の豊かな香りと甘味のある芋焼酎”なんていう解説を読むと、出来るだけ濃ゆい芋焼酎が飲みたい身としては気になりますよねぇ・・・。
昔と違って酒を集めないようにしてるんですが、値段を見ると珍しいお酒やのに一升瓶で2205円とごくごく普通のお値段。
これなら家で飲んでる芋焼酎がもうすぐ無くなるからその代わりに買うてもええかという気に。
迷ってたんですが結局買ってしまいました。
<参考情報>
*蔵茶房「なつめ」
住所:静岡県浜松市北区三ケ日町津々崎342−2
電話:053−524−2525
営業:9:00〜19:00
定休:木曜日
<ぷるみえさんの記事へのリンク>
*さらたび:蔵茶房なつめ@浜松
3時6分に「なつめ」を出発して、ここからはサクッと名古屋の宿を目指して移動。
ナビを活用してギリギリまで高速を使って、ロスなくこの日の宿に到着。
到着したのは4時45分。
これでこの日の運転は終了で走行距離は424km。
ほとんどが高速やったこともあり、全然ドライブでの疲れはなかったですわ。
1日目はここから名古屋での飲み食いに突入しますが、記事は一旦ここで切っておきます。
また近いうちに続きを上げますので、読んでやって頂けると幸いです。
*朝の体重:57.65kg(昨日はジャンクなモンをぎょうさん食べて心配やったけどほどほどでよかった)
*7月の休肝日:0日/1日中(前日までの休肝日日数をカウント)
今回の飲み食い旅のきっかけはブログを始めたごく初期からやりとりさせてもらってる「さらたび(旧「素食讃歌」)」のぷるみえさんからのメールでした。
私と同様に古くからぷるみえさんとやりとりのあるお代官さまにも同じ内容のメールが行きました。
東の姐御からのお誘いは「土用の丑の日(7/27)に浜松でうなぎを食べませんか?」という内容でした。
残念ながらishさんはお仕事の都合で27日は参加出来ず。
28日の夕方からなら大阪で飲み食いご一緒出来るということで、静岡へは私が単独で行くことに。
ちなみに泊まりは大阪と静岡の間のどこかでってことでしたが、結果的に二人ともあんまり知らない名古屋に決定。
27日の朝は目覚ましで4時に起きました。
ニャンズの世話なんぞを済ませて、5時15分に車庫をスタート。
行きは一人やから屋根無し号で行きたいっていう誘惑もあったんですが、ぷるみえさんを炎天下で日干しにするわけには行かんのでパス。
ちゃんとアルファードで出発しました。
阪神高速から空港線に入って、豊中からは名神へ。
名神の京都の手前で新名神高速に入ったんですが、私は初めて走った気がします。
ちょっと眠気が来てたこともあって、御在所サービスエリアで朝ご飯がてら休憩。(6:49AM)
*御在所SAの「かけうどん」 300円
今時のサービスエリアらしくうどんコーナーはセルフスタイルでした。
手頃な天ぷらもなかったので、オプションは取らずに、無料で置いてた天かすと青ネギをたっぷりと。
携帯からアップした記事では新名神道の御在所SAやと思いこんでました。
実際には新名神高速ではなく、すでに東名阪道に入ってたんですねぇ・・・。
うどんは出汁がちょっと塩辛めでしたが、濃いめが好きなので美味しく頂きました。
うどんを食べて目が覚めたので、もうちょっと先に進んでおくことにして7時25分に再出発。
この後、急に眠くなってきたんで40分ほど走った美合PAで仮眠。
こういう時にアルファードは便利ですな。2列目のシートをしっかり倒すとだいぶ寝やすかったです。
ロードスターじゃシートがほとんど倒れないんで、仮眠もままなりませんからね。
目が覚めてから少し身体を動かしたりしててから8時33分にはまた車を走らせました。
9時2分には浜名湖サービスエリアに寄って、最終的な待ち合わせ場所を確認。
ナビに浜松の駅をセットして案内に従って走ることに。
浜松駅前には9時57分に到着。(走行距離278km)
ぷるみえさんは”青春18きっぷ”を使って10時52分に到着予定でした。
だいたい1時間前ってことで、これくらい遠距離な待ち合わせ場所だとこれで予定時刻ちょうどに着いたって気分でした。
浜松駅の駐車場にでも入れようと思ってロータリーに突っ込んだんですが、送迎客を降ろす場所しかなく、やむを得ず車の中で待機することに。
ぷるみえさんからもうすぐ駅を出るっていう連絡が入ってから、婦警のパトロールが来て早よ移動せいと文句言われて焦ってしまいましたわ。
無事ぷるみえさんと落ち合って、11時10分に駅前を出発。
お昼を食べることにしてた鰻屋へ向かう道中にぷるみえさんが寄りたいって言うてはった民芸品屋?があったんです。
でも、ぷるみえさんはじっくり品物を選びたいってことやし、鰻屋が昼時で混んだら困るんでウナギをシバいてから戻ることに。
*浜松の鰻屋「康川」
駐車場に着いたのが11時32分でした。
ウナギ経験値が低い私はお店選びについては完全にぷるみえさんにおまかせしてました。
けっこう広い駐車場にはまだ空きがありましたが、サイトによると60台も収容可能やったんですねぇ・・・。
*けっこう店構えの大きな「康川」
駐車場に余裕があったんでムチャな混雑じゃないだろうと、少し安心しました。
ぷるみえさんやったら、狙った店が混んでても並ぶっていいはるんちゃうかなぁってビビってたんです。
なんぼ浜松まで行ってても並んでまでモノを食べるってことにはヒジョーに抵抗がありますからねぇ・・・。
*浜松のうなぎ屋「康川」の入り口
入り口に近づいても行列なんていうモンがなく、ホッとしましたわ。
*土用の丑の日の貼り紙
ちょっと気持ちに余裕が出たんで、いつもより多めに写真を撮ってしまいました。
店の人に案内されて店内を歩くと外から感じた以上にお店が広いように感じました。
かなりの席数でしたが、全体に余裕を取ってるし、がやがやした感じもなく落ち着いてました。
ゆったりとテーブルが置かれた座敷に案内して貰いました。
*浜松のうなぎ屋「康川」の鰻重メニュー
お店のメニューはけっこう豊富でウナギだけでなく、天ぷらやお造りが単品であったり、そんな料理が組み合わされた定食も色々。
私は鰻丼や鰻重だとそんなに酒を必要に感じないんですが、他のモノだと酒抜きはキツそうなのであんまり見ませんでしたけどね。
うな丼意外を食べる気がなかったので、このページだけをチェック。
ウナギがちょっとあれば、ご飯はけっこう食べられるんで蒲焼きが2本も乗る「梅」は要らんなぁと。
蒲焼き2枚の「松」でも不足はないやろうと思ったんですが、せっかく名産地の浜松まで来たんやからもうちょっと贅沢することに。
そこで鰻重の竹(2500円)で行くことに。
ぷるみえさんの心中は分かりませんが、結果的にはぷるみえさんのチョイスも同じ鰻重の竹でした。
*広川の鰻重の竹
写真をクリックして貰うと横1200ピクセルのデカヤツが出ます。
ちょっぴり隙間があってご飯が見えますが、私にはこれでも十分たっぷり。
食べてみるとタレの甘みが控えめで非常に上品。
ご飯に掛かってるタレの量も、私はあんまり控えてるのはイヤなんですがええ具合で過不足無し。
ウナギの善し悪しを語れるような舌を持ってないんですが、マイナスに感じるトコはなく、たいへん美味しく感じました。
出てくるのを待ってる間は長く感じましたが、食べ始めるとドンブリモノってあっちゅう間に無くなってしまうんですよねぇ。
これが飲みながらウナギだけを摘んでたらもうちょっとじっくり食べられるんでしょうけどね。
気分的にはお代わりしたいくらいでご機嫌で食べ終わりました。
ちゃんとした店のうなぎってかなり高価な食べ物ってイメージですが、個人的には大阪と較べて少し安めに感じました。
<参考情報>
*うなぎ割烹「康川」雄踏店:公式サイト
住所:静岡県浜松市西区雄踏町宇布見4863−190
電話:053−596− 1888
営業:11:30〜14:30、17:00〜20:20(月〜土)
11:30〜20:20(日・祝)
定休:水曜日(第3水・木曜連休)
お店を出たのが12時21分で、来た道を少し戻ってぷるみえさんの旅先お買い物へ。
手ぬぐい好きのぷるみえさんは、地元の「注せん染め」って技法で作られたヤツを狙ってるとのことでした。
事前に聞いてたのは地元の祭りグッズ店やったんですが、その後和風雑貨屋さんタイプ?の店を発見されたそうでそこに向かうことに。
「四季彩堂」ってトコの「根上り松店」ってトコに行きました。(12:41)
私も一通り店内を見たんですが、食器類はちょっと危険でしたし、あんまり使ったことない手ぬぐいもオモロイデザインが色々あってちょっと欲しくなってしまいました。
結局手ぬぐいは買わんかったんですが、今になって1〜2枚買うても良かったなぁ・・・なんて思っております。
*雑貨屋さんでいただいた「お茶」
私は家でいわゆる「お茶」を全く飲まないんです。
なので全く善し悪しは分からんのですが、ここのお茶はなかなか美味しいとぷるみえさんが褒めてはりました。
お昼を済ませてからだったので、ぷるみえさんもじっくり選べたようで良かったですわ。
1時20分過ぎに出たんで40分くらいはおったようですな。
<参考情報>
*和の生活雑貨「四季彩堂」根上り松店
住所:静岡県浜松市中区鴨江3−66−10
電話:053−488−8888
営業:10:00〜20:00
定休:年中無休
ぷるみえさんの記事へリンクを張っておきます。
*さらたび:土用の丑の日は浜松でうなぎ、アゲイン!
この後はドライブがてら浜名湖畔にある「舘山寺(かんざんじ)温泉」へ。
2時頃温泉街に着いて、とりあえず、一番端っこまで行ったんですが、かなりの暑さだったので「車窓より観光」ってことでサラッと通過。
次は浜名湖をぐるっと回りながら奥浜名湖っていうんでしょうか「猪鼻湖(いのはなこ)」に面したカフェへ。
店に着いたのが2時23分でしたが車から出るとものすごい熱気と湿気がモワッと全身を包みました。
「蔵茶房 なつめ」っていうだけあって梁を生かし、木がたっぷり使われた店内はオサレーな感じ。
お客さんもほとんどが女の人で私みたいに”おされー”なモンに縁のないサルはさぞかし浮いてたことでしょう。
*蔵茶房「なつめ」でホットコーヒー
珈琲豆の種類も色々あったようですが、分からんのでどこに行っても同じ「ホット下さい。」って決まりぜりふでオーダー。
ぷるみえさんは飲み物と甘いモンも一緒に頼んではりました。
元々は酒屋さんが母体だそうで、カフェを出ると繋がった建物は物販コーナーになってました。
こだわりの調味料やお酒類が並んでたたんですが、その中で全国で9店しか取り扱ってない「錫釜(すずがま)」っていう芋焼酎に目が止まりました。
” 濃厚で芋焼酎本来の豊かな香りと甘味のある芋焼酎”なんていう解説を読むと、出来るだけ濃ゆい芋焼酎が飲みたい身としては気になりますよねぇ・・・。
昔と違って酒を集めないようにしてるんですが、値段を見ると珍しいお酒やのに一升瓶で2205円とごくごく普通のお値段。
これなら家で飲んでる芋焼酎がもうすぐ無くなるからその代わりに買うてもええかという気に。
迷ってたんですが結局買ってしまいました。
<参考情報>
*蔵茶房「なつめ」
住所:静岡県浜松市北区三ケ日町津々崎342−2
電話:053−524−2525
営業:9:00〜19:00
定休:木曜日
<ぷるみえさんの記事へのリンク>
*さらたび:蔵茶房なつめ@浜松
3時6分に「なつめ」を出発して、ここからはサクッと名古屋の宿を目指して移動。
ナビを活用してギリギリまで高速を使って、ロスなくこの日の宿に到着。
到着したのは4時45分。
これでこの日の運転は終了で走行距離は424km。
ほとんどが高速やったこともあり、全然ドライブでの疲れはなかったですわ。
1日目はここから名古屋での飲み食いに突入しますが、記事は一旦ここで切っておきます。
また近いうちに続きを上げますので、読んでやって頂けると幸いです。
*朝の体重:57.65kg(昨日はジャンクなモンをぎょうさん食べて心配やったけどほどほどでよかった)
*7月の休肝日:0日/1日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2012年07月12日
今年も淡路島の沼島の「木村屋」で鱧づくし
この前に実家の親二人と鱧づくしを食べに出かけた旅ネタを出来るだけコンパクトにご紹介します。
親父らとはここに去年も来てるんですが、行程を含めて非常に似てるんで去年の記事をコピー&ペーストして一部を修正しても行けそうな感じです。(^^;
もちろん、手抜きはなしで、ちゃんとイチから書きますけどね。
梅雨に入る前だったでしょうか、実家のオカンから「今年も鱧食べに行こう」と積極的な言葉が。
ハモ大好き野郎にとっちゃ嬉しいかぎりなので忙しい親父とオカンの日程が決まったところで即座に予約。
かなり人気のある宿なんで土日はけっこう早く埋まるみたいですが、9日の月曜日に一泊で押さえられました。
当日は9時前にアルファードで二人を迎えに行って、出発。
朝メシは走り出してすぐコンビニでおにぎり1個を調達して、車内でもぐもぐ。
阪神高速の神戸線から明石大橋を渡るルートでサクッと淡路島へ。
淡路島サービスエリアでは全く似合わんジジババ&オッサンの3人連れでスターバックスでお茶してみたりとのんびり。
お茶の後はサービスエリアからそのまま高速を降りて地道へ。
1日にも妹一家と淡路島に日帰りドライブに来てたんですが、同じように国道28号線で南方向へ。
妹らとはホテルニュー淡路でお昼と風呂を楽しんだんですが、洲本も素通りしてどんどん南へ。
鳴門大橋のギリギリまで地道で行くつもりやったんですが、私の腹の減り具合が激しくて少し手前で高速へ。
徳島に渡って名麺堂でお昼ご飯。
そこからは来た道を戻って沼島へ渡る港「土生(はぶ)港」へ。
今回は去年乗った1時50分のフェリーには間に合わず。
次の3時の便まで1時間ほどあったんですが、親父は港の芝生でゴルフのアプローチの練習に励んどりましたわ。
私はこれ以上車の運転がないので早速1本目のビールを開けてクピクピ。
3時の船に乗って10分ほどでサクッと沼島に到着。
港から宿まで歩いて向かったら後ろから宿の車がやってきました。
アイスボックスが重かったから、荷物だけ運んで貰うことに。
その後歩いてたら車が又戻ってきてくれて、歩いても2分ほどのトコから車で宿へ。
去年と違って今年はチェックイン出来る時間やったから、そのまま部屋に入って私はすぐに風呂へ。
親父は今度はバンカーの練習するとボールとクラブを持って海水浴場へ。
途中で電話が入って泳げるぞーって言うてたんですがもう風呂に入ってたので私はパス。
親父は結局一人でちょこっと海に入ったそうですわ。
風呂上がりにはまたビールを舐めながら道中で買うた車雑誌をパラパラ。
新型ロードスターの記事が載ってそうで買うたんですが、記事は見開き1ページにざっくりした類推のみ。
その他のページをパラパラやっても、見事なまでにクズな記事ばかり。
3流ゴシップ紙ちゅうかタブロイド紙みたいなノリで大ハズレでしたわ。
相撲を見ながらあとはのんびり。
結びの一番を見終わって、みんながもう食堂に行こうって言うてたら、ちょうど部屋の電話がなりました。
6時からの食事でお願いしてたので、1階の食堂に移動。
*沼島「木村屋」の鱧づくし
食事処は大広間を襖で仕切って、それぞれのグループが小部屋で食べられるようになってました。
では、それぞれにお料理の写真をサクサクッとごらん頂きましょう。
*お造りの盛り合わせ
鱧の焼き霜造りに淡路島産のウニ、これまた淡路島産の鯵のお造り。
ウニにはエグミや臭みもなく苦手なオカンが旨いって言いながら食べてました。
*木村屋の名物?「鱧の薄造り」
ハモの薄造りって割と珍しいと思うんですが、ここの名物みたいです。
完全に生やと思うんですが、皮のトコに少し骨があると分かるんですが、身に旨みがありました。
最初は瓶ビールを貰ったんですが、日本酒好きとしては当然のようにお酒を燗で。
*欠かせない「鱧の落とし(はもちり)」
やっぱり落としもココのヤツは身に旨みがあるように感じました。
はもちりの食べ方って酢みそと梅肉が一般的やと思うんですが、私は断然酢みそより梅肉派。
ここは梅肉だけしか出ないんで、梅肉派で良かったですわ。
今回3回目でしたが、今までハモチリはもう2切れほど欲しいと思ったんですが、この日はこれで納得出来ました。
*鱧鍋用の生鱧は多すぎるほどたっぷり
最初に仲居さんが食べ方を教えてくれました。
鍋にはまず甘みが出るというたまねぎを投入。
そこに鱧のアラや頭を入れて出汁を出してやります。
身は皮目から入れて、裏返したらサッと炊いてしゃぶしゃぶ状態で食べると。
最初の出汁がえらく少なかったんで最初にたっぷりめに追加。
このおかげで煮詰まり度合いがゆっくりになったのか、去年はちょっと甘濃ゆく感じた出汁が今年はええ感じでした。
煮すぎはもったいないので、食べる分ずつ声を掛けてから鍋に入れるようにして頂きました。
今年もやっぱり鱧の身は多すぎたんで、後半には下げて貰って翌朝のおかずに回して貰いました。

*揚げたてを出してくれた「鱧の天ぷら」
鍋を食べ始めてしばらくして熱々を持ってきてくれました。
天ぷらもこんな風に大ぶりのヤツを一切れだけあと油のコクを楽しめてありがたいですわ。
これに海老だの野菜だのを追加して天ぷらの盛り合わせに仕立てなかったところが小食なうちのメンバーには嬉しかったです。
*鱧の押し寿司
だいぶ終盤に出てきたんで、〆を睨みつつ1個で我慢。
〆には生鱧の大皿に乗ってた「子(玉子)」を、具をすくい取った出汁へ。
これをサッと炊いて(鶏の)玉子を回し掛けて玉子とじに。
これを白ご飯の上に掛けて食べるんですが、宿の人が「別腹ですよー」って言うてた通り非常に旨かったんでご飯を控えたのが残念なほどでした。
いやー、ほんまに堪能しましたねぇ。
レベルの高いハモを食べ切らんほどたっぷりってのは贅沢すぎるように感じましたが大変ご機嫌でした。
寝る間に風呂に入って、缶チューハイをチビチビ。
暑がりのオカンが了解したんで、クーラー無しで寝たんですが、クーラー無しやと蒸し暑い微妙な気温で何度も目が覚めました。
5時半過ぎやったでしょうか、二人が起きたので私も起きてお風呂へ。
先に風呂に入った親父は部屋に戻るなり朝っぱらからビールを飲んでましたが、運転手の私は我慢。
7時半という早い時間に朝ご飯を頼んでましたが、時間の前に既に腹ぺこやったんでそれで正解でした。
*沼島の木村屋の「朝ご飯」
前日の晩ご飯と同じ部屋へ移動して朝ご飯。
左から、サザエの壺焼き、オニオンスライス、漬け物、もずく、じゃこおろし、味付き海苔、 温泉玉子、海老サラダ?。
そんなに派手やないけど、これだけでも朝メシになるくらいの量でした。
*温かい「鯵の干物」
焼きたての熱々ってほどではないですが、ちゃんと温かいヤツでした。
あんまり乾きすぎて無くて身がふんわりして旨い干物に感じましたわ。
*前日の余ったハモで「鱧の照り焼き」
前日残したヤツでこれが3人それぞれに出ました。
こいつもほの温かくて、色の割に濃ゆ過ぎることもなく、美味しかったですわ。
瓶ビールを頼んで最初の一杯だけ飲んで、後はご飯を食べましたが、これくらいのおかずがあれば、キッチリ飲んでからご飯を食べるのにも十分でした。
小さなお茶碗でしたが朝に食欲が湧きにくい私が3杯も食べて腹が満(まん)ちきちんになりました。
晩ご飯ではビールの後、私は燗酒、親父は焼酎の水割りをたっぷり。
これで込み込みで56000円ほどやったそうですわ。
これで3回目ですが、今回も大満足な鱧づくしコースでした。
<参考情報>
*料理旅館「木村屋」:公式サイト
住所:兵庫県南あわじ市沼島899
電話:0799-57-0010
灘土生港と沼島を結ぶ渡船の時刻表は、木村屋さんのサイト内「当館へのアクセス・ご案内」にあります。
去年より1本早い8時40分の船で淡路島へ。
そこからは県道76号線で洲本方面へ。
前半は海沿いののんびりしたルートで、後半はちょっと狭い林間コースと違いがあって良かったですわ。
洲本では地元唯一のゴルフコースへ。
親父がゴルフ仲間と鱧を食べに来られへんかとチェックに行きました。
それが済んだらサクッと高速に乗って大阪へ。
阪神高速がえらく渋滞してたので、結局柳原で降りてあとは地道で大阪へ。
1時過ぎには帰り着きました。
*朝イチの体重:57.05kg(中途半端な食べ方やったからこんなもんか。)
*7月の休肝日:4日/11日中(前日までの休肝日日数をカウント)
親父らとはここに去年も来てるんですが、行程を含めて非常に似てるんで去年の記事をコピー&ペーストして一部を修正しても行けそうな感じです。(^^;
もちろん、手抜きはなしで、ちゃんとイチから書きますけどね。
梅雨に入る前だったでしょうか、実家のオカンから「今年も鱧食べに行こう」と積極的な言葉が。
ハモ大好き野郎にとっちゃ嬉しいかぎりなので忙しい親父とオカンの日程が決まったところで即座に予約。
かなり人気のある宿なんで土日はけっこう早く埋まるみたいですが、9日の月曜日に一泊で押さえられました。
当日は9時前にアルファードで二人を迎えに行って、出発。
朝メシは走り出してすぐコンビニでおにぎり1個を調達して、車内でもぐもぐ。
阪神高速の神戸線から明石大橋を渡るルートでサクッと淡路島へ。
淡路島サービスエリアでは全く似合わんジジババ&オッサンの3人連れでスターバックスでお茶してみたりとのんびり。
お茶の後はサービスエリアからそのまま高速を降りて地道へ。
1日にも妹一家と淡路島に日帰りドライブに来てたんですが、同じように国道28号線で南方向へ。
妹らとはホテルニュー淡路でお昼と風呂を楽しんだんですが、洲本も素通りしてどんどん南へ。
鳴門大橋のギリギリまで地道で行くつもりやったんですが、私の腹の減り具合が激しくて少し手前で高速へ。
徳島に渡って名麺堂でお昼ご飯。
そこからは来た道を戻って沼島へ渡る港「土生(はぶ)港」へ。
今回は去年乗った1時50分のフェリーには間に合わず。
次の3時の便まで1時間ほどあったんですが、親父は港の芝生でゴルフのアプローチの練習に励んどりましたわ。
私はこれ以上車の運転がないので早速1本目のビールを開けてクピクピ。
3時の船に乗って10分ほどでサクッと沼島に到着。
港から宿まで歩いて向かったら後ろから宿の車がやってきました。
アイスボックスが重かったから、荷物だけ運んで貰うことに。
その後歩いてたら車が又戻ってきてくれて、歩いても2分ほどのトコから車で宿へ。
去年と違って今年はチェックイン出来る時間やったから、そのまま部屋に入って私はすぐに風呂へ。
親父は今度はバンカーの練習するとボールとクラブを持って海水浴場へ。
途中で電話が入って泳げるぞーって言うてたんですがもう風呂に入ってたので私はパス。
親父は結局一人でちょこっと海に入ったそうですわ。
風呂上がりにはまたビールを舐めながら道中で買うた車雑誌をパラパラ。
新型ロードスターの記事が載ってそうで買うたんですが、記事は見開き1ページにざっくりした類推のみ。
その他のページをパラパラやっても、見事なまでにクズな記事ばかり。
3流ゴシップ紙ちゅうかタブロイド紙みたいなノリで大ハズレでしたわ。
相撲を見ながらあとはのんびり。
結びの一番を見終わって、みんながもう食堂に行こうって言うてたら、ちょうど部屋の電話がなりました。
6時からの食事でお願いしてたので、1階の食堂に移動。
*沼島「木村屋」の鱧づくし
食事処は大広間を襖で仕切って、それぞれのグループが小部屋で食べられるようになってました。
では、それぞれにお料理の写真をサクサクッとごらん頂きましょう。
*お造りの盛り合わせ
鱧の焼き霜造りに淡路島産のウニ、これまた淡路島産の鯵のお造り。
ウニにはエグミや臭みもなく苦手なオカンが旨いって言いながら食べてました。
*木村屋の名物?「鱧の薄造り」
ハモの薄造りって割と珍しいと思うんですが、ここの名物みたいです。
完全に生やと思うんですが、皮のトコに少し骨があると分かるんですが、身に旨みがありました。
最初は瓶ビールを貰ったんですが、日本酒好きとしては当然のようにお酒を燗で。
*欠かせない「鱧の落とし(はもちり)」
やっぱり落としもココのヤツは身に旨みがあるように感じました。
はもちりの食べ方って酢みそと梅肉が一般的やと思うんですが、私は断然酢みそより梅肉派。
ここは梅肉だけしか出ないんで、梅肉派で良かったですわ。
今回3回目でしたが、今までハモチリはもう2切れほど欲しいと思ったんですが、この日はこれで納得出来ました。
*鱧鍋用の生鱧は多すぎるほどたっぷり
最初に仲居さんが食べ方を教えてくれました。
鍋にはまず甘みが出るというたまねぎを投入。
そこに鱧のアラや頭を入れて出汁を出してやります。
身は皮目から入れて、裏返したらサッと炊いてしゃぶしゃぶ状態で食べると。
最初の出汁がえらく少なかったんで最初にたっぷりめに追加。
このおかげで煮詰まり度合いがゆっくりになったのか、去年はちょっと甘濃ゆく感じた出汁が今年はええ感じでした。
煮すぎはもったいないので、食べる分ずつ声を掛けてから鍋に入れるようにして頂きました。
今年もやっぱり鱧の身は多すぎたんで、後半には下げて貰って翌朝のおかずに回して貰いました。
*揚げたてを出してくれた「鱧の天ぷら」
鍋を食べ始めてしばらくして熱々を持ってきてくれました。
天ぷらもこんな風に大ぶりのヤツを一切れだけあと油のコクを楽しめてありがたいですわ。
これに海老だの野菜だのを追加して天ぷらの盛り合わせに仕立てなかったところが小食なうちのメンバーには嬉しかったです。
*鱧の押し寿司
だいぶ終盤に出てきたんで、〆を睨みつつ1個で我慢。
〆には生鱧の大皿に乗ってた「子(玉子)」を、具をすくい取った出汁へ。
これをサッと炊いて(鶏の)玉子を回し掛けて玉子とじに。
これを白ご飯の上に掛けて食べるんですが、宿の人が「別腹ですよー」って言うてた通り非常に旨かったんでご飯を控えたのが残念なほどでした。
いやー、ほんまに堪能しましたねぇ。
レベルの高いハモを食べ切らんほどたっぷりってのは贅沢すぎるように感じましたが大変ご機嫌でした。
寝る間に風呂に入って、缶チューハイをチビチビ。
暑がりのオカンが了解したんで、クーラー無しで寝たんですが、クーラー無しやと蒸し暑い微妙な気温で何度も目が覚めました。
5時半過ぎやったでしょうか、二人が起きたので私も起きてお風呂へ。
先に風呂に入った親父は部屋に戻るなり朝っぱらからビールを飲んでましたが、運転手の私は我慢。
7時半という早い時間に朝ご飯を頼んでましたが、時間の前に既に腹ぺこやったんでそれで正解でした。
*沼島の木村屋の「朝ご飯」
前日の晩ご飯と同じ部屋へ移動して朝ご飯。
左から、サザエの壺焼き、オニオンスライス、漬け物、もずく、じゃこおろし、味付き海苔、 温泉玉子、海老サラダ?。
そんなに派手やないけど、これだけでも朝メシになるくらいの量でした。
*温かい「鯵の干物」
焼きたての熱々ってほどではないですが、ちゃんと温かいヤツでした。
あんまり乾きすぎて無くて身がふんわりして旨い干物に感じましたわ。
*前日の余ったハモで「鱧の照り焼き」
前日残したヤツでこれが3人それぞれに出ました。
こいつもほの温かくて、色の割に濃ゆ過ぎることもなく、美味しかったですわ。
瓶ビールを頼んで最初の一杯だけ飲んで、後はご飯を食べましたが、これくらいのおかずがあれば、キッチリ飲んでからご飯を食べるのにも十分でした。
小さなお茶碗でしたが朝に食欲が湧きにくい私が3杯も食べて腹が満(まん)ちきちんになりました。
晩ご飯ではビールの後、私は燗酒、親父は焼酎の水割りをたっぷり。
これで込み込みで56000円ほどやったそうですわ。
これで3回目ですが、今回も大満足な鱧づくしコースでした。
<参考情報>
*料理旅館「木村屋」:公式サイト
住所:兵庫県南あわじ市沼島899
電話:0799-57-0010
灘土生港と沼島を結ぶ渡船の時刻表は、木村屋さんのサイト内「当館へのアクセス・ご案内」にあります。
去年より1本早い8時40分の船で淡路島へ。
そこからは県道76号線で洲本方面へ。
前半は海沿いののんびりしたルートで、後半はちょっと狭い林間コースと違いがあって良かったですわ。
洲本では地元唯一のゴルフコースへ。
親父がゴルフ仲間と鱧を食べに来られへんかとチェックに行きました。
それが済んだらサクッと高速に乗って大阪へ。
阪神高速がえらく渋滞してたので、結局柳原で降りてあとは地道で大阪へ。
1時過ぎには帰り着きました。
*朝イチの体重:57.05kg(中途半端な食べ方やったからこんなもんか。)
*7月の休肝日:4日/11日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2012年06月14日
「うえの」の「あなごめし」と「万作」の「穴子天丼」 広島旅行その3
広島旅行の2日目について、こっちは出来るだけ”サクサク”を心がけてご紹介します。
初めから読んでやるって方は、リンク先からどうぞ。 その1・その2
8日の金曜日、広島は朝から雨でした。
後で知るんですが、この日がちょうど中国から関西にかけて梅雨入りやったようです。
前日飲み食いの後、部屋でiPadを触りながら沈没してましたが、6時半過ぎには目が覚めました。
ちょっとだけ飲み過ぎてる感じでしたが、二日酔いの不快な症状もなくまずまずの目覚めでした。
7時前にはとりあえず大浴場に降りて朝風呂をシバいときました。
遅くとも9時には1階の食堂で朝メシを食べることになってましたが、お代官さまからメールを貰ったのでちょっと早めの8時過ぎにロビーへ。
宿代は3000円でしたが、それには1階のレストランで食べる500円の朝食が付いてました。
ひどい二日酔いだったらパスするつもりでしたが、そんなこともなく、朝風呂のおかげで食欲も湧いてたのでありがたく呼ばれることに。
*ホテル28 広島の朝の和定食
これにわざわざ500円払うかというと微妙ですが、宿代に含まれてると思えば十分でした。
一般的には嫌われるかもしれませんが、ご飯がちょいと柔らかめやったんは、個人的に朝メシとしては非常に嬉しかったですわ。
ishさんは、洋定食をチョイスしてはりましたが、そっちもそれなりだったようです。
ご飯を食べながらこの日どう過ごすか作戦会議。
ま〜ったく予定を立ててなかったので、ゼロからの検討でした。
ただし、朝イチで宮島口まで行って「うえの」の本店で駅弁「あなごめし」を買うことだけは行く前から決まってました。
あなごめし以後は決まってませんでしたが、せっかく「うえの」に行くので、届け先が分かりやすい3名の方に「代わりに買うて帰りましょうか?」とご連絡。
お二人にはサクッと連絡がついて、1個ずつ買うて帰ることが決まりました。
最後の一人であるmyblackmamaさんには、メールも電話も繋がらんかったんです。
myblackmamaさんは前回の買い出しでも興味を示してはったのに受け取れるかがあやふやで話が流れてしもたんです。
だから今回こそはお届けしようと思ってたんで、朝っぱらから失礼かとも思いましたが、ご自宅にまで電話。
どれも出られず、携帯へのメールは届かず返送されるありさま。
電話番号から遅れるショートメッセージ?ってほとんど使ったことなかったんですが、とりあえずそちらにも送っておきました。
興味があるか無いか分からん方なら、そこまで押し売りじみたことはせんのですけどね。(^^;
前に行った時に予約してるヒトがあったから、今回は電話で予約することに。
ishさんが2つ、私は実家に1つ、代行で2つ、自分に1つまでは確定。
迷いに迷ってmyblackmamaさんの分は一つだけ買うておくことに。
最悪、渡せなかったから妹の家にでも回そうと決めて見切り発車。
ほんまは京都のある方のことも頭にあったんですが、3箇所の配達先が決まったので、そちらへのお届けは断念。
*朝イチにツイッターの方でうえののことを呟いた時は、ちょっと本気で京都までいくことも考えてたんですけどねぇ・・・。
チェックアウトの10時前には宿を出て、宮島口の方へ。
宿からは適当に走って、国道2号線はコッチって言う標識に従って2号線へ。
2号線にさえ乗ってりゃ、宮島口まで勝手に着くから楽なモンですわ。
ホテルから「うえの」までは時間が40分、距離にして22kmほどでした。
予約してあったからサクッと受け取って、10時20分過ぎにはもう走り出しました。
<参考情報>
*「うえの」:公式サイト
住所:広島県廿日市市宮島口1−5−11
電話:0829−56−0006
営業:10:00〜18:30(弁当 9:00〜)
定休:水曜日(弁当は無休)
朝食時の作戦会議でいくつか候補が出たんですが、呉はルート的に同じ道を行って戻るみたいでパスとか、ドコドコはオモロいけど昼間やってないとか。
そんな思いつきで行く先を探してると、お代官さまが
「尾道で寿司食おう」
っていう提案をして来はりました。
尾道はええ店が多い印象があって、寿司屋にも非常に興味があるんですが、
この提案だけは
「(飲まれへんとツライから)寿司だけはどうかお許しを〜」
と泣きついて、取り下げて頂きました。(^^;
広島焼きぐらいなら嘘ビールか最悪水だけでも楽しめるけど、飲まれへんかったら寿司は食べたくないんですよねぇ・・・。
お代官さまは酒なしの寿司もけっこう平気みたいなんですが、私には無理でした。
今回の旅は「快食.com」に世話になりっぱなしやったんですが、そん中からお代官さまが選んだのは尾道市ジャンルの中の1軒でした。
ただ、所在地は一応尾道市にはなるんですが、実際は生口島というしまなみ海道の途中にある島でした。
宮島口からは適当に山陽道を走ってりゃ、しまなみ海道に入れるやろうとええ加減に転がしてました。
11時半前に山陽道の小谷SAで20分ほど休憩して、途中、ナビと道路上の標識が違う主張をして戸惑いましたが、無事しまなみ海道に入れました。
狙ってたお店「万作」のそばに着いたのが12時54分。宮島からの距離は69kmでした。
シャオヘイさんのサイトでお店の紹介を読んでると「瀬戸田の耕三寺前」と書かれてました。
行くまで全然分かってなかったんですが、耕三寺って派手なお寺のすぐそばには「平山郁夫美術館」がありました。
ここには元嫁さんとこの美術館を目的として来たことがありました。
近くまで行くとなんとなくなく見覚えがあり、美術館の裏手にお店を発見。
町の駐車場を案内されたんで、そこに車を止めてお店へ。
*生口島(尾道市)の「万作」の店構え
お代官さまは、家で食べるために駅弁の「あなごめし」を買うてあるのに、ここでも穴子丼?を食べるって言うてはりました。
私は同じモンはおもろないから、メニューを見て簡単なもんにしとこうと思ってました。
*生口島「万作」のメニュー
いわゆる食事系のメニューのこれだけで、潔いほどの絞り込みでした。
*「万作」の一品料理のお品書き
浜子鍋ってのは、このあたりの名物料理のようですね。
*浜子鍋の説明。
ちょっと気にはなったんですが、酒なしで味噌焼きのもんを食べるのは厳しそうだったのでパス。
うどんかカレーでもええと思ってたんですが、そんなメニューはなし。
やや消去法的な選択でしたが、「穴子天丼 1260円」で行くことに。
ishさんは、予定通り「穴子重 1780円」で。
*予想以上に立派だった「あなご天丼」
この写真じゃ実物の迫力が全然伝わらないですねぇ・・・。
「オッ」って声を出してしまうほどデカイあなごが乗ってました。
天ぷら以上に天丼って食べた経験値が低いんで、評価はしにくいですが久しぶりに食べることもあってかなり嬉しかったですわ。
あなごは長い1匹を二つに切ってるようでしたが、私が知ってる穴子よりだいぶ分厚くて食べ応えがありました。
天ぷらが多くてしつこくないかと少し心配もしたんですが、そんなことは全くなく、ペロッと食べました。
食べてからも油のイヤな残り方なんてなくて、スッキリ。
立派な天ぷらだったんで、お上品に盛られたご飯がほんまにちょっぴりに感じました。
大盛りなんて節制人生にはタブーですが、これだけたっぷり天ぷらがあれば、ご飯は倍でも楽勝、それ以上でも十分食べられそうでした。
ishさんの「あなご重」も写真を撮らせてもうたんで貼っておきます。
*ishさんの「あなご重」
蓋を掛けるとこんな風に皮目を上にした姿が飛び込んできたのでインパクトがありました。
このお店独自のしきたりでこんな盛り方をされるそうです。
食後のお店の方に話を振ると穴子は先にサッと炊いてあるんやそうです。
それを炙って?から出してはるようでした。
味見させてもうたんですが、天ぷらに使う穴子とは別物のようで厚みとかは違ってました。
知らなかったら、お寺の前にある観光客向けっぽいお店で食事ってしにくいと思うんですが、シャオヘイさんのおかげでええお昼ご飯になりました。
<参考情報>
*「万作」
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田530−1
電話:0845−27−3028
営業:11:00〜15:00
定休:木曜日
食後は、ishさんと出かけた時としてはおそらく初めて飲み食い以外を。
平山郁夫美術館に行ったことないとのことだったので、一緒に見学。
久しぶりでしたが、見応えがあって良かったですわ。
美術館に行ってから、2時20分に車で走り出し。
もうちょっと「しまなみ海道」を進めば、四国。
”ちょっと遠回りして讃岐うどん”なんていうムチャ誘惑もありましたが、穴子飯の配達があったので大人しく来た道を戻って山陽道へ。
朝からほぼずっと雨だったんですが、昼メシの後走った山陽道ではところどころで強烈なドカ降りに遭いました。
16時27分には兵庫県に入って龍野西SAで15分ほど小休憩。
そして、兵庫駅近くのガススタに着いたのが18時7分。
朝からここまでの走行距離413km。
給油は最後のこの一回だけやったんですが、ハイオク44.37リットルで6478円。
総走行距離752kmなんで、燃費はリッター16.95km。
広島への往復でガソリン無補給ってのは、自分の乗る車がどれもあんまり燃費がようないんでビックリでした。
さて、ここで普通なら旅行記?もオシマイとなるところですが、私はここからが終盤戦。
3カ所に穴子飯を届けるという使命が残っておりました。
ishさんのご自宅でロードスターに荷物を載せ替えて、6時半に再出発。
myblackmamaさんとはなんとか連絡がついて、ご自宅で奥さまに弁当をピックアップ願うことに。
柳原から阪神高速の神戸線にに入ってすぐの分岐で神戸山手線へ。
さらに北神戸線へ入って「西宮山口東」まで。
高速を降りたら勝手知ったる国道176号線で西宮名塩へ。
幸い、以前にmyblackmamaさんのお宅の前まで行ってたので、奥さんにご足労かけることなくご自宅でお弁当を手渡し。
4人家族の小さな折り詰め一つってのは申し訳なかったんですが今回は味見ってことでご勘弁願いました。
これが7時20分頃で、再度走り出して次に向かったのはグルコバでお世話になってるこばやしさんのお宅。
時間に寄って会社かご自宅かを選ばんとアカンかったんですが、myblackmamaさんの地元を出る時点で門真のご自宅を目指すことに。
普段は地道を優先するんですが、門真までは高速が一番分かりやすいんで宝塚から中国道に乗り、近畿道を経て門真ICまで。
8時8分に駅前のロータリーに車を滑り込ませたと同時にこばやしさんが車のそばに来られました。
ちょうど電車で駅に着いたばかりとのことで、お互いに時間のロスはゼロでした。
門真からは自宅に向かルート上の今里筋でぐるこば仲間の*あきこ*さんにお届け。
最終的に自宅に着いたのが8時56分でした。
兵庫からはジャスト100kmの走行距離でした。
帰り着いた時は、私のハードなドライブ経験の中でもトップクラスの疲れっぷりでした。
なんせ朝から高速を使ったとはいえ、かなりヒドイ雨の中で長距離移動。
さらに日が暮れてからの運転しにくい雨の中をプラス100km。
足首、膝、背中、腰と身体のいたるトコに疲れが凝り固まってました。
今回は申し訳ないけど京都まで行く約束をしてなくて良かったですわ。
朝からずっと安全運転を心がけ、特に兵庫からは気を締めて運転してましたが、ここに京都の往復が加わると保たなかったでしょうねぇ。
最後でかなりヘビーなドライブをしましたが、本店か広島市内の百貨店でしか買えない特別な弁当だけに3つだけでも食べたいってヒトに届けられて良かったですわ。
部屋に帰って、「メシよこせー、メシよこせー」ってうるさい越後屋にエサを入れてやりました。
それからまずは濃い目のハイボールを作ってちびちび。
油を入れて多少復活したんで、いよいよ自分もお土産を食べることに。
*うえののあなごめし 1470円
昔の包装紙を復刻したこのパッケージも味わいがありますね。
*いよいよご対面うえのの「あなごめし」
普通の料理ってなんでも出来たてが旨いと思うんですが、何回か食べてみて個人的には冷めたヤツが一番好みです。
長年駅弁として売ってるだけに、「冷めても旨い」を追求してきはったんじゃないかと感じます。
もちろん、家で食べる以上温めなおしてもええんですが、今回初めて食べはるmyblackmamaさんと*あきこ*さんには
「最初の一口だけでも冷たいまま試してください」
ってな、いらんことをお伝えしてしまいました。(^^;
冷めて少し固くなってるご飯を箸でむしり取るようにして口へ。
落ち着いて噛みしめると、なんぼ期待が膨らんでも裏切られん旨さというか、あなごの風味が口に広がりました。
へぎ(経木)の折り箱やからその香りが加わって、さらに旨くなってるように思いますわ。
ご飯自体になんとも言えん旨みがあるから、それを肴に冷や酒をちびり、ちびり。
焦って食べたらすぐ無くなるから、大事に大事に味わいながら頂きました。
*米粒一つ残さず食べた「あなごめし」
いやー、やっぱり旨かったですわ。
普段の晩メシと較べるとかなり夜も遅く、一折りでけっこうな量なんですがペロッと食べてしまいました。
今回の旅も1泊とは思えん充実っぷりでした。
旅行自体に加えて、ishさんの車も自分の身体が馴染むほどたっぷり運転出来たし。
2日目は雨でガッツリ疲れましたが、初日は真夏を思わせる快晴。
通いたいと思えるほどええ店に出会えたり、久々の駅弁を買うたりと大満足な2日間でした。
誘ってくれはった上に、新しい車をたっぷり運転させて貰えてishさんには大感謝です。
ネタ的には今回はお代官さまキャラが発揮されず、もしかしたら残念に思ってはる方もいるかもしれませんが・・・・。
ishさんの記事へリンクを張っておきます。
*foodish:”雑”食記 :広島での宿は3000円ポッキリ〜広島県満喫ツアー(2)
*朝イチの体重:57.30kg(夜中はえらく腹減ったけど、まぁこんなもんか。)
*6月の休肝日:5日/13日中(前日までの休肝日日数をカウント)
なんとか目標の半分まで盛り返したぞ。
<後日 追記>
ishさんトコに続きがアップされたので、 リンクを追加。
*foodish:”雑”食記 :マストな店になってしまった「むろか」(前説)〜広島県満喫ツアー(3)
<後日 追記>
ishさんの記事の続きがアップされたのでさらにリンクを追加
*foodish:”雑”食記 :マストな店になってしまった「むろか」(本編)〜広島県満喫ツアー(4)
初めから読んでやるって方は、リンク先からどうぞ。 その1・その2
8日の金曜日、広島は朝から雨でした。
後で知るんですが、この日がちょうど中国から関西にかけて梅雨入りやったようです。
前日飲み食いの後、部屋でiPadを触りながら沈没してましたが、6時半過ぎには目が覚めました。
ちょっとだけ飲み過ぎてる感じでしたが、二日酔いの不快な症状もなくまずまずの目覚めでした。
7時前にはとりあえず大浴場に降りて朝風呂をシバいときました。
遅くとも9時には1階の食堂で朝メシを食べることになってましたが、お代官さまからメールを貰ったのでちょっと早めの8時過ぎにロビーへ。
宿代は3000円でしたが、それには1階のレストランで食べる500円の朝食が付いてました。
ひどい二日酔いだったらパスするつもりでしたが、そんなこともなく、朝風呂のおかげで食欲も湧いてたのでありがたく呼ばれることに。
*ホテル28 広島の朝の和定食
これにわざわざ500円払うかというと微妙ですが、宿代に含まれてると思えば十分でした。
一般的には嫌われるかもしれませんが、ご飯がちょいと柔らかめやったんは、個人的に朝メシとしては非常に嬉しかったですわ。
ishさんは、洋定食をチョイスしてはりましたが、そっちもそれなりだったようです。
ご飯を食べながらこの日どう過ごすか作戦会議。
ま〜ったく予定を立ててなかったので、ゼロからの検討でした。
ただし、朝イチで宮島口まで行って「うえの」の本店で駅弁「あなごめし」を買うことだけは行く前から決まってました。
あなごめし以後は決まってませんでしたが、せっかく「うえの」に行くので、届け先が分かりやすい3名の方に「代わりに買うて帰りましょうか?」とご連絡。
お二人にはサクッと連絡がついて、1個ずつ買うて帰ることが決まりました。
最後の一人であるmyblackmamaさんには、メールも電話も繋がらんかったんです。
myblackmamaさんは前回の買い出しでも興味を示してはったのに受け取れるかがあやふやで話が流れてしもたんです。
だから今回こそはお届けしようと思ってたんで、朝っぱらから失礼かとも思いましたが、ご自宅にまで電話。
どれも出られず、携帯へのメールは届かず返送されるありさま。
電話番号から遅れるショートメッセージ?ってほとんど使ったことなかったんですが、とりあえずそちらにも送っておきました。
興味があるか無いか分からん方なら、そこまで押し売りじみたことはせんのですけどね。(^^;
前に行った時に予約してるヒトがあったから、今回は電話で予約することに。
ishさんが2つ、私は実家に1つ、代行で2つ、自分に1つまでは確定。
迷いに迷ってmyblackmamaさんの分は一つだけ買うておくことに。
最悪、渡せなかったから妹の家にでも回そうと決めて見切り発車。
ほんまは京都のある方のことも頭にあったんですが、3箇所の配達先が決まったので、そちらへのお届けは断念。
*朝イチにツイッターの方でうえののことを呟いた時は、ちょっと本気で京都までいくことも考えてたんですけどねぇ・・・。
チェックアウトの10時前には宿を出て、宮島口の方へ。
宿からは適当に走って、国道2号線はコッチって言う標識に従って2号線へ。
2号線にさえ乗ってりゃ、宮島口まで勝手に着くから楽なモンですわ。
ホテルから「うえの」までは時間が40分、距離にして22kmほどでした。
予約してあったからサクッと受け取って、10時20分過ぎにはもう走り出しました。
<参考情報>
*「うえの」:公式サイト
住所:広島県廿日市市宮島口1−5−11
電話:0829−56−0006
営業:10:00〜18:30(弁当 9:00〜)
定休:水曜日(弁当は無休)
朝食時の作戦会議でいくつか候補が出たんですが、呉はルート的に同じ道を行って戻るみたいでパスとか、ドコドコはオモロいけど昼間やってないとか。
そんな思いつきで行く先を探してると、お代官さまが
「尾道で寿司食おう」
っていう提案をして来はりました。
尾道はええ店が多い印象があって、寿司屋にも非常に興味があるんですが、
この提案だけは
「(飲まれへんとツライから)寿司だけはどうかお許しを〜」
と泣きついて、取り下げて頂きました。(^^;
広島焼きぐらいなら嘘ビールか最悪水だけでも楽しめるけど、飲まれへんかったら寿司は食べたくないんですよねぇ・・・。
お代官さまは酒なしの寿司もけっこう平気みたいなんですが、私には無理でした。
今回の旅は「快食.com」に世話になりっぱなしやったんですが、そん中からお代官さまが選んだのは尾道市ジャンルの中の1軒でした。
ただ、所在地は一応尾道市にはなるんですが、実際は生口島というしまなみ海道の途中にある島でした。
宮島口からは適当に山陽道を走ってりゃ、しまなみ海道に入れるやろうとええ加減に転がしてました。
11時半前に山陽道の小谷SAで20分ほど休憩して、途中、ナビと道路上の標識が違う主張をして戸惑いましたが、無事しまなみ海道に入れました。
狙ってたお店「万作」のそばに着いたのが12時54分。宮島からの距離は69kmでした。
シャオヘイさんのサイトでお店の紹介を読んでると「瀬戸田の耕三寺前」と書かれてました。
行くまで全然分かってなかったんですが、耕三寺って派手なお寺のすぐそばには「平山郁夫美術館」がありました。
ここには元嫁さんとこの美術館を目的として来たことがありました。
近くまで行くとなんとなくなく見覚えがあり、美術館の裏手にお店を発見。
町の駐車場を案内されたんで、そこに車を止めてお店へ。
*生口島(尾道市)の「万作」の店構え
お代官さまは、家で食べるために駅弁の「あなごめし」を買うてあるのに、ここでも穴子丼?を食べるって言うてはりました。
私は同じモンはおもろないから、メニューを見て簡単なもんにしとこうと思ってました。
*生口島「万作」のメニュー
いわゆる食事系のメニューのこれだけで、潔いほどの絞り込みでした。
*「万作」の一品料理のお品書き
浜子鍋ってのは、このあたりの名物料理のようですね。
*浜子鍋の説明。
ちょっと気にはなったんですが、酒なしで味噌焼きのもんを食べるのは厳しそうだったのでパス。
うどんかカレーでもええと思ってたんですが、そんなメニューはなし。
やや消去法的な選択でしたが、「穴子天丼 1260円」で行くことに。
ishさんは、予定通り「穴子重 1780円」で。
*予想以上に立派だった「あなご天丼」
この写真じゃ実物の迫力が全然伝わらないですねぇ・・・。
「オッ」って声を出してしまうほどデカイあなごが乗ってました。
天ぷら以上に天丼って食べた経験値が低いんで、評価はしにくいですが久しぶりに食べることもあってかなり嬉しかったですわ。
あなごは長い1匹を二つに切ってるようでしたが、私が知ってる穴子よりだいぶ分厚くて食べ応えがありました。
天ぷらが多くてしつこくないかと少し心配もしたんですが、そんなことは全くなく、ペロッと食べました。
食べてからも油のイヤな残り方なんてなくて、スッキリ。
立派な天ぷらだったんで、お上品に盛られたご飯がほんまにちょっぴりに感じました。
大盛りなんて節制人生にはタブーですが、これだけたっぷり天ぷらがあれば、ご飯は倍でも楽勝、それ以上でも十分食べられそうでした。
ishさんの「あなご重」も写真を撮らせてもうたんで貼っておきます。
*ishさんの「あなご重」
蓋を掛けるとこんな風に皮目を上にした姿が飛び込んできたのでインパクトがありました。
このお店独自のしきたりでこんな盛り方をされるそうです。
食後のお店の方に話を振ると穴子は先にサッと炊いてあるんやそうです。
それを炙って?から出してはるようでした。
味見させてもうたんですが、天ぷらに使う穴子とは別物のようで厚みとかは違ってました。
知らなかったら、お寺の前にある観光客向けっぽいお店で食事ってしにくいと思うんですが、シャオヘイさんのおかげでええお昼ご飯になりました。
<参考情報>
*「万作」
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田530−1
電話:0845−27−3028
営業:11:00〜15:00
定休:木曜日
食後は、ishさんと出かけた時としてはおそらく初めて飲み食い以外を。
平山郁夫美術館に行ったことないとのことだったので、一緒に見学。
久しぶりでしたが、見応えがあって良かったですわ。
美術館に行ってから、2時20分に車で走り出し。
もうちょっと「しまなみ海道」を進めば、四国。
”ちょっと遠回りして讃岐うどん”なんていうムチャ誘惑もありましたが、穴子飯の配達があったので大人しく来た道を戻って山陽道へ。
朝からほぼずっと雨だったんですが、昼メシの後走った山陽道ではところどころで強烈なドカ降りに遭いました。
16時27分には兵庫県に入って龍野西SAで15分ほど小休憩。
そして、兵庫駅近くのガススタに着いたのが18時7分。
朝からここまでの走行距離413km。
給油は最後のこの一回だけやったんですが、ハイオク44.37リットルで6478円。
総走行距離752kmなんで、燃費はリッター16.95km。
広島への往復でガソリン無補給ってのは、自分の乗る車がどれもあんまり燃費がようないんでビックリでした。
さて、ここで普通なら旅行記?もオシマイとなるところですが、私はここからが終盤戦。
3カ所に穴子飯を届けるという使命が残っておりました。
ishさんのご自宅でロードスターに荷物を載せ替えて、6時半に再出発。
myblackmamaさんとはなんとか連絡がついて、ご自宅で奥さまに弁当をピックアップ願うことに。
柳原から阪神高速の神戸線にに入ってすぐの分岐で神戸山手線へ。
さらに北神戸線へ入って「西宮山口東」まで。
高速を降りたら勝手知ったる国道176号線で西宮名塩へ。
幸い、以前にmyblackmamaさんのお宅の前まで行ってたので、奥さんにご足労かけることなくご自宅でお弁当を手渡し。
4人家族の小さな折り詰め一つってのは申し訳なかったんですが今回は味見ってことでご勘弁願いました。
これが7時20分頃で、再度走り出して次に向かったのはグルコバでお世話になってるこばやしさんのお宅。
時間に寄って会社かご自宅かを選ばんとアカンかったんですが、myblackmamaさんの地元を出る時点で門真のご自宅を目指すことに。
普段は地道を優先するんですが、門真までは高速が一番分かりやすいんで宝塚から中国道に乗り、近畿道を経て門真ICまで。
8時8分に駅前のロータリーに車を滑り込ませたと同時にこばやしさんが車のそばに来られました。
ちょうど電車で駅に着いたばかりとのことで、お互いに時間のロスはゼロでした。
門真からは自宅に向かルート上の今里筋でぐるこば仲間の*あきこ*さんにお届け。
最終的に自宅に着いたのが8時56分でした。
兵庫からはジャスト100kmの走行距離でした。
帰り着いた時は、私のハードなドライブ経験の中でもトップクラスの疲れっぷりでした。
なんせ朝から高速を使ったとはいえ、かなりヒドイ雨の中で長距離移動。
さらに日が暮れてからの運転しにくい雨の中をプラス100km。
足首、膝、背中、腰と身体のいたるトコに疲れが凝り固まってました。
今回は申し訳ないけど京都まで行く約束をしてなくて良かったですわ。
朝からずっと安全運転を心がけ、特に兵庫からは気を締めて運転してましたが、ここに京都の往復が加わると保たなかったでしょうねぇ。
最後でかなりヘビーなドライブをしましたが、本店か広島市内の百貨店でしか買えない特別な弁当だけに3つだけでも食べたいってヒトに届けられて良かったですわ。
部屋に帰って、「メシよこせー、メシよこせー」ってうるさい越後屋にエサを入れてやりました。
それからまずは濃い目のハイボールを作ってちびちび。
油を入れて多少復活したんで、いよいよ自分もお土産を食べることに。
*うえののあなごめし 1470円
昔の包装紙を復刻したこのパッケージも味わいがありますね。
*いよいよご対面うえのの「あなごめし」
普通の料理ってなんでも出来たてが旨いと思うんですが、何回か食べてみて個人的には冷めたヤツが一番好みです。
長年駅弁として売ってるだけに、「冷めても旨い」を追求してきはったんじゃないかと感じます。
もちろん、家で食べる以上温めなおしてもええんですが、今回初めて食べはるmyblackmamaさんと*あきこ*さんには
「最初の一口だけでも冷たいまま試してください」
ってな、いらんことをお伝えしてしまいました。(^^;
冷めて少し固くなってるご飯を箸でむしり取るようにして口へ。
落ち着いて噛みしめると、なんぼ期待が膨らんでも裏切られん旨さというか、あなごの風味が口に広がりました。
へぎ(経木)の折り箱やからその香りが加わって、さらに旨くなってるように思いますわ。
ご飯自体になんとも言えん旨みがあるから、それを肴に冷や酒をちびり、ちびり。
焦って食べたらすぐ無くなるから、大事に大事に味わいながら頂きました。
*米粒一つ残さず食べた「あなごめし」
いやー、やっぱり旨かったですわ。
普段の晩メシと較べるとかなり夜も遅く、一折りでけっこうな量なんですがペロッと食べてしまいました。
今回の旅も1泊とは思えん充実っぷりでした。
旅行自体に加えて、ishさんの車も自分の身体が馴染むほどたっぷり運転出来たし。
2日目は雨でガッツリ疲れましたが、初日は真夏を思わせる快晴。
通いたいと思えるほどええ店に出会えたり、久々の駅弁を買うたりと大満足な2日間でした。
誘ってくれはった上に、新しい車をたっぷり運転させて貰えてishさんには大感謝です。
ネタ的には今回はお代官さまキャラが発揮されず、もしかしたら残念に思ってはる方もいるかもしれませんが・・・・。
ishさんの記事へリンクを張っておきます。
*foodish:”雑”食記 :広島での宿は3000円ポッキリ〜広島県満喫ツアー(2)
*朝イチの体重:57.30kg(夜中はえらく腹減ったけど、まぁこんなもんか。)
*6月の休肝日:5日/13日中(前日までの休肝日日数をカウント)
なんとか目標の半分まで盛り返したぞ。
<後日 追記>
ishさんトコに続きがアップされたので、 リンクを追加。
*foodish:”雑”食記 :マストな店になってしまった「むろか」(前説)〜広島県満喫ツアー(3)
<後日 追記>
ishさんの記事の続きがアップされたのでさらにリンクを追加
*foodish:”雑”食記 :マストな店になってしまった「むろか」(本編)〜広島県満喫ツアー(4)
2012年06月13日
居酒屋「むろか」から「酔族館」を経て「八昌」へ 広島旅行その2
この前の広島への1泊旅行の続きをアップさせて頂きます。
*出だしから昼メシまでの”その1”からご覧頂く方はコチラからどうぞ。
福山の「蓮香」で中華料理を食べた後は、広島の宿が決まってただけでそれ以外にはまったく計画なし。
このあたりお代官さまも私も非常にええ加減なんですよねぇ・・・。(^^;
蓮香のオープンを待ってる時に二人とも高速がそんなに好きじゃないんで、昼メシのあとはのんびり地道で行こうかなんてしゃべってました。
お代官さまがネットで調べてくれたところ、福山から広島は山陽道を使って1時間半、距離にして95kmほどやと判明。
広島県内の距離感がなかったんですが、けっこうな距離があるなぁと。
それでものんびり地道で走れば夕方頃には広島市に着けるかなぁ・・・と。
昼メシを食べてみると量的には軽めやったんで、これならオヤツに広島焼きを食べるんもありじゃないかと。
それならサクッと広島市内に移動して宿に車を置いたら私も一杯やれるって思ったのでご提案。
それならとりあえず高速を使って移動しようかということになり、福山を12時55分に出発。
50分ほど走って山陽道の小谷SAで小休憩を挟み、その後山陽道から広島高速1号線ってヤツに入って市街地へ。
広島には何度か来てるんですが、広島高速ってのは知りませんでしたねぇ。
お代官さまの車にはナビが付いてたんで、一応そいつの力を借りつつ市街地へ。
ゴッツイ繁華街の中へ突っ込んでいって、2時40分にはサクッと宿の前に到着しました。
これでこの日の運転はおしまい。
走行距離は神戸の兵庫区から340kmほどでした。
高速を使っての移動で途中福山に寄って気分がリセット?されてるせいか、ものすごく近く感じましたわ。
まぁ前回私が”あなごめし”の買い出しに来た時は福山まで地道やったんで、その時の”遠さ”と較べりゃ近く感じるのが当たり前なんでしょうねぇ。
*「ホテル28広島」の外観
*ホテル名は「ホテルトエニーエイト ヒロシマ」って読むんか・・・。
高知、京都に続きこの宿も1泊3000円。しかも朝食付き。
高知では風俗街の外れで、今回はどんなとこかと思ったんですが、平和大通りから一本裏に入ったトコで繁華街のど真ん中ですが特に酷くはなかったですわ。
一旦ishさんがフロントに行って駐車場のことを聞いてくれはって、ホテルからすぐそばの提携立体駐車場へ。
チェックイン時刻からチェックアウト時刻までの駐車代は1300円。
数分前やったんで、その追加料金に80円だけ払ってホテルへ。
3時に数分あったけど、チェックインさせてくれたんで、部屋に荷物を置くことに。
*ホテル28広島 1泊3000円の部屋
一部屋ずつとったんですが、縦に二つベッドが並んでたんで、場合によればこの部屋で2人泊まるんですかねぇ・・・。
*ホテルのサイトによるとシングルにはなってます。
ベッド以外のスペースは写真で見えてる青いカーペットの部分だけです。
風呂・シャワー、トイレ全て共同です。
かなり狭いですが、窓の外が開けてて光が差すんでけっこうマシでした。
トイレがちょっと離れてたんで、夜中に必ずトイレに起きてしまうおっさんとしては多少不便でしたけどね。
風呂付きの部屋が最安の日曜日で3500円、平日3800円、土曜日が4400円。
風呂は小さな”大浴場”があるんでシャワーはイランとすると、トイレ付きにこの差額を払うかですねぇ・・・。
寝るだけの部屋におってもしゃあないので、部屋に荷物を置いたらすぐロビーに降りて作戦会議。
オヤツにお好み焼きってのも考えてて、ホテルのすぐそばに有名な「八昌」っていう店があるのを車で通った時に見てまました。
八昌って店が広島には何軒もあってややこしいんですが、見かけたのは流川町の八昌と呼ばれる店のようでした。
そこの営業が4時からで、まだ開いてませんでした。
ほかにも宿からすぐのトコに「薬研堀 八昌」と呼ばれる有名店もありました。
*お世話になった「快食.com」のお好み焼き屋リストで実質トップ。
が、そちらもオープンは4時。
ずっと前にお代官さまと日帰り広島旅で行った「元祖八昌」という竹屋町のお店が朝の10時からやってたんで、なんとなくいつでも食べられると思ってたんです。
昼メシの後の感覚で、2時台にオヤツで食べるのもアリかもって思ってましたが、4時から食べたら晩ご飯がなかなか食べられんようになるなぁと。
そこでオヤツは無しにして、朝の車中でしゃべってた通り、お好み焼きは腹具合で可能なら締めにするという作戦で行くことに。
では、晩メシをどうするか?とさらに作戦会議を続行。
他の旅ネタでも書いてますが、旅先では適当にうろうろして店に飛び込むのが好みなんです。
ハズレも含めてそれが旅の楽しみみたいに思ってるんです。
ただ、今回は予めシャオヘイさんって方の「快食.com」の「日本料理」と「居酒屋・ビアホールなど」のジャンルをちょこちょこ読んでました。
読んでると上位の店なんかは特に行ってみたいって思ってしまいますよね。
何軒かの情報を紙焼きにして、iPadの地図には店の場所をプロットしてありました。
お代官さまにどうするか相談すると、リストの「むろか」ってお店に行ってみようと。
居酒屋ジャンルのトップで唯一星5つなんで、かなり気になってたお店でした。
意見がぴったり一致したんで、平日やけど念のために予約することにしてお代官さまが電話してくれました。
するとサクッと予約が取れて5時半から行くことに決まりました。
予約まで時間があって、宿の風呂が5時からやったんで、とりあえず広島の街を歩くことに。
風呂の開く時間に戻って、サッパリしてから晩ご飯に行くという計画になりました。
まずは、〆に使うかもしれん広島焼き屋「薬研堀 八昌」がすぐ近所なんで下見に行くことに。
*4時の開店前から行列 「八昌」@薬研堀
曲がり角を曲がったら、開店前やのに数人の行列が出来ててビックリ。
並ぶのが大嫌いなんで、昼の3時過ぎからお好み焼き屋に並ぶってのは信じられんことでした。
そうそう私は歩き出すなり、コンビニに入って缶ビールをゲット。
一人だけ缶ビールを舐めながらぶらついてました。
八昌の場所をチェックしたら、お代官さまが
「百貨店にあなごめしの「うえの」の支店?があるらしいから見に行こう」
と、言いはりました。
地名では「八丁堀」って言うんでしょうか、三越、天満屋、福屋という3つも百貨店が集まったトコへ。
三越の地下に降りてみたら、階段からすぐのトコに「うえの」のブースを発見。
見慣れたサイズの2/3ほどの小さなヤツもありましたわ。
*昔バスで降り立った「広島バスセンター」
原爆ドームの方にあるくと「そごう」の建物に「広島バスセンター」っていう看板を発見。
このバスセンターって、20年位前からここにあるんですかねぇ・・・。
というのも、私が初めて広島に来たのは浪人明けの一人旅の時なんです。
日本海側を回ってて、鳥取まで行ったんやけど宿が無くて、急遽広島におったツレに電話してその日泊めて貰うことにしたんです。
で、鳥取から広島まで長距離バスで移動でしてバスセンターでツレに合流した覚えがあるんです。
広島の町中のことはほとんど覚えてないんですが、バスセンターって看板を見るとなんとなく懐かしい気分になりました。
*福島原発のことを思い出した「原爆ドーム」
原爆ドームに行ったのは、初めて広島に行った時ぶりだと思います。
ちょうど野田首相がなんの理屈も通らんまま原発の再稼働を言い出した時だけに、原爆ドームを目にすると怒りが湧いてしまいましたわ。
楽しい旅の途中でしたが、ishさんともしばらくは合理性のない再稼働のでたらめさについて話をしてました。
原爆ドームを見終わったらやや急ぎめで宿に戻りました。
戻ったら大急ぎで風呂に行って、ちゃちゃっと身体を洗いました。
かなり暑い日やったのにクーラー無しで窓だけ開けて運転したから昼間にかなり汗をかいてたんです。
せっかく良さげな店に行くのに、汗でベタベタなんてねぇ・・・。
買うたばかりのアロハの2枚目に着替えて、ロビーでお代官さまと合流。
予約時間にギリギリやったんで、ちょっと焦りつつお店へ。
ホテルからすぐやったんで良かったですわ。
*広島の割烹風居酒屋「むろか」の店構え
居酒屋と聞いてましたが、かなり割烹よりでした。
ここから当然飲み食いの内容になるんですが、申し訳ないですが今回は料理写真がありません。
通されたのがカウンターで大将の目の前やったんです。
ヨソモンが初回から写真を撮るのもなぁって雰囲気でした。
おまけにたまたまishさんのデジカメが不調やったんで、どうせなら料理に集中するために写真は無しで行こうってことにしたんです。
というわけで、申し訳ないですがお料理については文字だけでご紹介となります。
私には味の分析や描写が出来ないんで、しょぼい記事になりますがお許しを。
予約の段階でオススメされたコースをお願いしてありました。
邪魔くさいでしょうが、文字をちゃんと読んでやろうって方がいらっしゃったら、ついでなんでコースの値段がいくらか想像してみてください。
カウンターに座って、まずは飲み物から。
車で汗かいて、広島の街を歩いて、風呂を浴びた直後。
やっぱりビールでしょうってことに。
お店は生ビールだけやったんですが、「コクとキレのどちらにしましょう?」と聞かれました。
ビールのブランドじゃなくて、方向性で聞かれたのが印象的でした。
私は喉が渇いてたし、まだお腹になんにも入ってないので「キレ」を、ishさんは「コク」をチョイス。
出てきたビールを見ただけでも、ニンマリ。
ishさんのは足があってぽってり丸いグラス、私のはシンプルなタンブラー型で出てきました。
私の方のグラスはパッと見ぃでその薄さが分かりました。
最初私が気に入ってジントニ使ってる木村硝子の別サイズかと思いました。
後でメニューを見ると木村硝子ではなく「うすはりグラス」やと判明したんですが、初っぱなからほんまご機嫌になるグラスでした。
ちなみに中身の方もメニューに載ってて「キレ」はアサヒのスーパードライで、「コク」はアサヒの熟撰でした。
スーパードライって自分からは飲まんのですが、このお店のはグラスの良さもあってか非常に美味しく感じました。
ishさんの熟撰に使われたグラスはリーデルのグラスとのことで、ちゃんとビールに合わせてグラスを替えるのは凄いなぁと。
ビールだけでこんだけ行数を費やしてしまいましたが、ぼちぼちお料理の方へ行きましょう。
最初に出てきたのは小さな足つき円錐形のグラスに入ったアスパラのムースでした。
ムースの上には出汁でしょうか、透明感のあるジュレがちりばめられて、グラスのエッジにはアスパラの穂が飾られてました。
スプーンで一口ムースをすくって口に含むとアスパラの爽やかな香りが広がりました。
クーラー無し運転でしっかり夏を感じてただけに、このスタートはピタッと夏気分にハマリましたねぇ。
その低いグラスの方が、仕込んでからの保管も楽やろうになぁ・・・なんて思いながら頂きました。
続いて出来たのは、お店では定番のつきだし?前菜?のようですが「ハンバーガー」。
もちろんコースの最初から2つ目のお料理なんでサイズはミニミニ。
小さなバンズの間に鰹のフライが挟まってて、中身がこぼれてもええように紙に挟まれてたので、その紙ごと手に持ってカプリと。
一口でも十分食べられそうでしたが、大事に2口ほどで頂きました。
事前にお店のことを快食.comで読んでても、ほぼキレイに情報が消えた状態でお料理に向かってました。
ただ、お酒についてはお店が選んでくれるようなシステムだってのは覚えてました。
そこでishさんは日本酒の冷やを頼まれました。
出て来たのは「富久長 辛口夏吟醸 プラスX」(今田酒造本店)ってお酒でした。
ishさん好みのスッキリ系やったようです。
私は少し遅れて、ぬる燗をお願いしました。
メモには「カモキンシュウ」って書いてあるように見えるんですが、詳細は不明です。
ハンバーガーに続いて出たのは、「トマトのサラダ仕立て」。
お料理を出す時にトマトの産地を言うてはったように思うんですが、地名に馴染みがないせいもあって聞き取れず。
かなり小さめのトマトで軸?の葉っぱが付いた部分で横にカットされて蓋のようになってました。
本体は切り目が入ってて、真ん中にポテト?のような何かが詰められてました。
トマト自体もモノがええようで良かったですわ。
ちゃんと蓋の方もヘタ以外キレイに食べさせて貰いましたよ。
次に出てきたのは丸焼きの新たまねぎ。
外側の茶色皮まで付いてたから、どうやって食べるんやろうって思ったら、上を摘んで引っ張ってくださいと。
皮には下半分くらいに縦に何本か切り目が入っててズルッと抜けました。
玉ねぎにも切り目が入っててその間のチーズがトロ〜リ。
常連さんらしき人と大将の話では、チーズも2種類のを混ぜてるそうでした。
玉ねぎ自体の火の通り方は割と浅めで、歯ごたえが少し残ってましたが、こういう加減は新たまを使うからこそでしょうね。
ここからはお刺身が出てきました。
二節(ふたふし)分くらいの青竹を縦半分に割って、そこに細かめの氷をビッチリ固めるように詰めてありました。
カウンターの前が一段高くなって斜面?になってるんですが、そこにその竹の容器を置きはりました。
竹の下を見るとちゃんと足?が付いてて氷の面は水平になるようになってました。
お刺身が出てくるのが分かったんで、醤油と小皿が出るのを待ってました。
小皿が来る前に目の前の大将がお造りを氷の上へ。
置かれたのは「ホタテ貝柱の昆布締め」で、これは「わさびだけでどうぞ」と。
一切れずつ食べると、続いて「鰹のたたき」が出て、これはもう”うめおろし”が掛かってました。
次は鯛で軽く炙ってあってわさびのみで頂きました。
お酒のお代わりは「群馬泉?(島岡酒造)」だったでしょうか、銘柄はあやふやですが・・・。
お代わりをお願いすると、大将が他のスタッフに出すべき地酒の銘柄を指示してはりました。
お造りと同じ氷の上に続いて乗せられたのは、厚焼き玉子で中には穴子が巻き込まれてました。
続いて隠し包丁の入ったピカピカのイカにカラスミの粉が掛かって登場。
カンパチはおろしポン酢をちゃんと乗せた状態で置かれました。
次に出てきたモノが意表を突いてました。
食材としてはミニトマトなんですが、それを細工して赤ヘル(広島カープ)にしてありました。
小さなトマトの正面にはマヨネーズで小さく「C」の文字まで入る凝りようでした。
さっき、ネット上でお店の情報を探してたら、大将のブログに写真が出てました。
*気になる方はコチラをご覧下さい。
*ちなみにイカはコチラにありました。カウンター限定の料理だそうです。
一品一品大将が出してくれるお刺身?コースは続きます。
鱧の落としはお約束の梅肉で。
ミニミニ鮑(あわび)が生きたまま登場。これはそのまま踊りで。
お刺身コースの最後にはにぎり寿司の上に細い絞り出しでマヨネーズで和えた玉子をモンブランみたいに盛りつけたモノが出ました。
このあたりでお酒をお代わりすると「こわっぱ 瑞冠(甲奴町の山岡酒造)」が出てきました。
コースのお料理に戻って出てきたのは「もずく酢の茶碗蒸し キューリのすり流し」。
温い茶碗蒸しに酸味のあるモズクが乗ってて面白かったですわ。
「太刀魚の巻き焼き 沢ガニ添え」太刀魚が竹の棒に巻かれて登場。
大将のブログによると人気のお料理のようですわ。
お代わりで出てきたお酒は「睡龍(すいりゅう)(奈良県宇陀郡 久保本家酒造)」だったかと。
書いてるお酒の銘柄がishさんのか私のかはよう覚えてないんですが、これは私のでした。
かなり濃ゆいお酒でしたわ。
次のお料理は鶏手羽元のスパイシー煮込み。
丸皿で真ん中が半球型にへこんだ器に、カレーのルーのようなモノが入ってて、その上に焼いてから煮込んだ鶏の手羽元が一本乗って登場。
鶏の煮込み加減は、箸でほぐそうとすると簡単にほぐれるけど、ぐずぐずにはなってない程度でええ感じでした。
そして最後に小さな小さなへぎの折り箱に入ってお寿司が登場。
ちゃんと夏向きの包み紙が掛かってて蓋を取ると上に海老がぴっちり敷きつめられてました。
これと一緒にトマトのすり流しが出てきました。
わざわざへぎの折り箱を使うなんてコストでも手間でもスゴイなぁと思ってしまいました。
包み紙が掛かってるから開ける楽しみがあるのも良かったですねぇ。
お酒の方は、それぞれ少なくとも3杯は飲んだと思うんでメモが抜けてると思います。
お料理ももしかしたら、書き漏らしがあるかもしれません。
ちなみに冷で通したishさんのお酒はずっとスッキリ系、ぬる燗で行った私はどんどん濃ゆくしっかりした系統に変わっていきました。
濃ゆい系はあんまり飲み慣れてないんで、面白かったです。
もし可能なら次はスッキリ系を燗でやってみたく思いました。
さて、全部読んでくれた方は、このコースの値段と総額のお勘定がいくらだったと思いますか?
お造りの盛り合わせを頼んで、このお店みたいに銘々で、しかもどれも仕事をしたモンが出てきたらかなり高額を予想しますねぇ。
というか、お造りだけでも相当な金額とられてもしゃあないわなぁと感じてました。
ちなみにお店には奥に座敷かテーブル席があったみたいですが、そちらには長〜い竹の器を使って一度に盛りつけて運んではりました。
カウンターの一つずつ提供ってスタイルの方がずっと贅沢ですが、そっちも長さと色んなもんがちょっとずつ乗ってて見栄えがしましたよ。
この記事もかなりの行数になってきたんで、あんまり引っ張らんときますか。
お勘定は二人で飲み食いした全てを含めて、12810円でした。
コースだけならなんと破格の3000円!!
どの料理も色々と手を入れてあって食べてて楽しいモノばかり。
厨房には5〜6人の職人さんが入ってて、大将の指示の元キリッとした動作。
そんな状況で3000円という安さで成り立つんかと驚きましたわ。
私らは夕方前に電話して予約したんですが、お店に入ってしばらくすると続々とお客さんが。
平日の木曜日やというのに、ほどなくカウンターは満席に。
奥の席にも何人ものお客さんがおって大繁盛。
安さだけやなくて、丁寧な仕事をしてはるから広島ではかなり人気のお店なんでしょうねぇ。
翌日になっても、「昨日は良かったなぁ〜」ってしみじみ反芻してしまうくらいでした。
広島となるとそんなにしょっちゅうは行かれへんけど、高速さえ使えば1泊で往復するのは楽勝。
常連になるのは無理でも裏を返す程度や無く、なんとか大将に顔ぐらい覚えて貰う程度に通いたい気分ですわ。
今回の宿を使えば、泊まり代は3000円で済むんでねぇ・・・。
こんなええ店を知ってしまうと、次から広島に行く時にこの店を素通り出来んぞって気になるのがツライほどですわ。
上の方で書いた通り、飛び込みで失敗するのも楽しみのうちやと思ってますが、このお店には無理してでも行きたくなりますわ。
お店の料理写真がないので、写真を載せてはるブログをいくつか見つけました。
私のヘボイ文章にいらついた方は、リンク先をご覧になってみてください。
*デザウマ:安くて美味しい広島の居酒屋むろか
*ヨシリンの広島悠々日記:居酒屋むろかのおまかせコース
*さとなおのおいしい店リスト:むろか
写真無し。この人の本や文章が好きなので載せておきます。
*COAKI - 広島発Over30女性コミュニティー :噂の「むろか」に行ってきました。
自分でリンク先に見に行って、さらに再訪したくなってしまいました。(^^;
広島のことを全然知らん私が言うのもオカシイですが、激しくオススメとしておきます。
<参考情報>
*「むろか」
住所:広島県広島市中区三川町6−3
電話:082−545−8822
営業:17:00〜23:00
定休:日曜祝日
お店を出て、どこをどう歩いたかさっぱり覚えてないんですが、一応気合いの入った真っ当なバーを探してました。
そんな途中で気になるドアを見つけたのでお代官さまにお願いしておつき合いいただくことに。
お店は「酔族館」という名前で、中は全く見えずかなり年季の入ったドアでした。
ドアを開けてダメっぽかったら「間違えました」って逃げましょうと言うて私がオープン。
中は予想とはちょっと違って振りモンのショートカクテルなんかをバンバン出すような感じではなかったです。
ジョニ黒のキープボトルがずらっと並んで、バックバーのボトルは割と限られてました。
それでも年配の女性ともう一人の女性がやって居られて、ええ雰囲気やったで座ることに。
後でお聞きするとスッキリきれいなオーナーの女性が50年以上やってるというお店でした。
私らより先に長らく通ってはるような常連さんが座ってましたが、やりとりから土地の空気を感じられるお店でした。
私には旅先で入る店としては当たりのお店やったんですが、ishさんも気に入りはったようなんで、それぞれお代わりをしてゆっっくり楽しませて貰いました。
お勘定は二人で3〜4杯ずつ飲んでジャスト10000円。
<参考情報>
*スタンド「酔族館」
住所:広島県広島市中区堀川町1−34
電話:082−243−0501
営業:不明
定休:不明
酔族館を出て、どう歩いたかは覚えてませんが、宿の方に戻って昼にチェックした八昌へ。
*薬研堀の広島焼き屋「八昌」のメニュー
閉店時間に近かったので、お店の人に入らせて貰っていいか確認の上、入店。
これまたお店の人の顔色をうかがいつつ、二人で1枚でもいいかと尋ねると快諾してもらえました。
生ビールを一杯ずつ飲んだから、最低限の客単価をクリアしたことにさせて貰いました。
注文はメニューに大きくオススメされてた「そば肉玉 840円」に広島のお好み焼きといえばの「いか天 157円」をプラス。
携帯からアップしましたが、デジカメで撮った写真をもっぺん貼っておきます。
*薬研堀「八昌」で締めに広島焼き 半枚
広島のお好み焼きはものすごく久しぶりに食べましたが、夜中に食べる禁断の味っていうプラス作用もあって非常に旨かったですわ。
<参考情報>
*お好み焼き「八昌」
住所:広島県広島市中区薬研掘10−6
電話:082−248−1776
営業:火〜土 16:00〜22:30 日祝16:00〜21:00
定休:月曜、第1、3火曜
いやー、1日のこととは思えんくらい充実してましたわ。
*出だしから昼メシまでの”その1”からご覧頂く方はコチラからどうぞ。
福山の「蓮香」で中華料理を食べた後は、広島の宿が決まってただけでそれ以外にはまったく計画なし。
このあたりお代官さまも私も非常にええ加減なんですよねぇ・・・。(^^;
蓮香のオープンを待ってる時に二人とも高速がそんなに好きじゃないんで、昼メシのあとはのんびり地道で行こうかなんてしゃべってました。
お代官さまがネットで調べてくれたところ、福山から広島は山陽道を使って1時間半、距離にして95kmほどやと判明。
広島県内の距離感がなかったんですが、けっこうな距離があるなぁと。
それでものんびり地道で走れば夕方頃には広島市に着けるかなぁ・・・と。
昼メシを食べてみると量的には軽めやったんで、これならオヤツに広島焼きを食べるんもありじゃないかと。
それならサクッと広島市内に移動して宿に車を置いたら私も一杯やれるって思ったのでご提案。
それならとりあえず高速を使って移動しようかということになり、福山を12時55分に出発。
50分ほど走って山陽道の小谷SAで小休憩を挟み、その後山陽道から広島高速1号線ってヤツに入って市街地へ。
広島には何度か来てるんですが、広島高速ってのは知りませんでしたねぇ。
お代官さまの車にはナビが付いてたんで、一応そいつの力を借りつつ市街地へ。
ゴッツイ繁華街の中へ突っ込んでいって、2時40分にはサクッと宿の前に到着しました。
これでこの日の運転はおしまい。
走行距離は神戸の兵庫区から340kmほどでした。
高速を使っての移動で途中福山に寄って気分がリセット?されてるせいか、ものすごく近く感じましたわ。
まぁ前回私が”あなごめし”の買い出しに来た時は福山まで地道やったんで、その時の”遠さ”と較べりゃ近く感じるのが当たり前なんでしょうねぇ。
*「ホテル28広島」の外観
*ホテル名は「ホテルトエニーエイト ヒロシマ」って読むんか・・・。
高知、京都に続きこの宿も1泊3000円。しかも朝食付き。
高知では風俗街の外れで、今回はどんなとこかと思ったんですが、平和大通りから一本裏に入ったトコで繁華街のど真ん中ですが特に酷くはなかったですわ。
一旦ishさんがフロントに行って駐車場のことを聞いてくれはって、ホテルからすぐそばの提携立体駐車場へ。
チェックイン時刻からチェックアウト時刻までの駐車代は1300円。
数分前やったんで、その追加料金に80円だけ払ってホテルへ。
3時に数分あったけど、チェックインさせてくれたんで、部屋に荷物を置くことに。
*ホテル28広島 1泊3000円の部屋
一部屋ずつとったんですが、縦に二つベッドが並んでたんで、場合によればこの部屋で2人泊まるんですかねぇ・・・。
*ホテルのサイトによるとシングルにはなってます。
ベッド以外のスペースは写真で見えてる青いカーペットの部分だけです。
風呂・シャワー、トイレ全て共同です。
かなり狭いですが、窓の外が開けてて光が差すんでけっこうマシでした。
トイレがちょっと離れてたんで、夜中に必ずトイレに起きてしまうおっさんとしては多少不便でしたけどね。
風呂付きの部屋が最安の日曜日で3500円、平日3800円、土曜日が4400円。
風呂は小さな”大浴場”があるんでシャワーはイランとすると、トイレ付きにこの差額を払うかですねぇ・・・。
寝るだけの部屋におってもしゃあないので、部屋に荷物を置いたらすぐロビーに降りて作戦会議。
オヤツにお好み焼きってのも考えてて、ホテルのすぐそばに有名な「八昌」っていう店があるのを車で通った時に見てまました。
八昌って店が広島には何軒もあってややこしいんですが、見かけたのは流川町の八昌と呼ばれる店のようでした。
そこの営業が4時からで、まだ開いてませんでした。
ほかにも宿からすぐのトコに「薬研堀 八昌」と呼ばれる有名店もありました。
*お世話になった「快食.com」のお好み焼き屋リストで実質トップ。
が、そちらもオープンは4時。
ずっと前にお代官さまと日帰り広島旅で行った「元祖八昌」という竹屋町のお店が朝の10時からやってたんで、なんとなくいつでも食べられると思ってたんです。
昼メシの後の感覚で、2時台にオヤツで食べるのもアリかもって思ってましたが、4時から食べたら晩ご飯がなかなか食べられんようになるなぁと。
そこでオヤツは無しにして、朝の車中でしゃべってた通り、お好み焼きは腹具合で可能なら締めにするという作戦で行くことに。
では、晩メシをどうするか?とさらに作戦会議を続行。
他の旅ネタでも書いてますが、旅先では適当にうろうろして店に飛び込むのが好みなんです。
ハズレも含めてそれが旅の楽しみみたいに思ってるんです。
ただ、今回は予めシャオヘイさんって方の「快食.com」の「日本料理」と「居酒屋・ビアホールなど」のジャンルをちょこちょこ読んでました。
読んでると上位の店なんかは特に行ってみたいって思ってしまいますよね。
何軒かの情報を紙焼きにして、iPadの地図には店の場所をプロットしてありました。
お代官さまにどうするか相談すると、リストの「むろか」ってお店に行ってみようと。
居酒屋ジャンルのトップで唯一星5つなんで、かなり気になってたお店でした。
意見がぴったり一致したんで、平日やけど念のために予約することにしてお代官さまが電話してくれました。
するとサクッと予約が取れて5時半から行くことに決まりました。
予約まで時間があって、宿の風呂が5時からやったんで、とりあえず広島の街を歩くことに。
風呂の開く時間に戻って、サッパリしてから晩ご飯に行くという計画になりました。
まずは、〆に使うかもしれん広島焼き屋「薬研堀 八昌」がすぐ近所なんで下見に行くことに。
*4時の開店前から行列 「八昌」@薬研堀
曲がり角を曲がったら、開店前やのに数人の行列が出来ててビックリ。
並ぶのが大嫌いなんで、昼の3時過ぎからお好み焼き屋に並ぶってのは信じられんことでした。
そうそう私は歩き出すなり、コンビニに入って缶ビールをゲット。
一人だけ缶ビールを舐めながらぶらついてました。
八昌の場所をチェックしたら、お代官さまが
「百貨店にあなごめしの「うえの」の支店?があるらしいから見に行こう」
と、言いはりました。
地名では「八丁堀」って言うんでしょうか、三越、天満屋、福屋という3つも百貨店が集まったトコへ。
三越の地下に降りてみたら、階段からすぐのトコに「うえの」のブースを発見。
見慣れたサイズの2/3ほどの小さなヤツもありましたわ。
*昔バスで降り立った「広島バスセンター」
原爆ドームの方にあるくと「そごう」の建物に「広島バスセンター」っていう看板を発見。
このバスセンターって、20年位前からここにあるんですかねぇ・・・。
というのも、私が初めて広島に来たのは浪人明けの一人旅の時なんです。
日本海側を回ってて、鳥取まで行ったんやけど宿が無くて、急遽広島におったツレに電話してその日泊めて貰うことにしたんです。
で、鳥取から広島まで長距離バスで移動でしてバスセンターでツレに合流した覚えがあるんです。
広島の町中のことはほとんど覚えてないんですが、バスセンターって看板を見るとなんとなく懐かしい気分になりました。
*福島原発のことを思い出した「原爆ドーム」
原爆ドームに行ったのは、初めて広島に行った時ぶりだと思います。
ちょうど野田首相がなんの理屈も通らんまま原発の再稼働を言い出した時だけに、原爆ドームを目にすると怒りが湧いてしまいましたわ。
楽しい旅の途中でしたが、ishさんともしばらくは合理性のない再稼働のでたらめさについて話をしてました。
原爆ドームを見終わったらやや急ぎめで宿に戻りました。
戻ったら大急ぎで風呂に行って、ちゃちゃっと身体を洗いました。
かなり暑い日やったのにクーラー無しで窓だけ開けて運転したから昼間にかなり汗をかいてたんです。
せっかく良さげな店に行くのに、汗でベタベタなんてねぇ・・・。
買うたばかりのアロハの2枚目に着替えて、ロビーでお代官さまと合流。
予約時間にギリギリやったんで、ちょっと焦りつつお店へ。
ホテルからすぐやったんで良かったですわ。
*広島の割烹風居酒屋「むろか」の店構え
居酒屋と聞いてましたが、かなり割烹よりでした。
ここから当然飲み食いの内容になるんですが、申し訳ないですが今回は料理写真がありません。
通されたのがカウンターで大将の目の前やったんです。
ヨソモンが初回から写真を撮るのもなぁって雰囲気でした。
おまけにたまたまishさんのデジカメが不調やったんで、どうせなら料理に集中するために写真は無しで行こうってことにしたんです。
というわけで、申し訳ないですがお料理については文字だけでご紹介となります。
私には味の分析や描写が出来ないんで、しょぼい記事になりますがお許しを。
予約の段階でオススメされたコースをお願いしてありました。
邪魔くさいでしょうが、文字をちゃんと読んでやろうって方がいらっしゃったら、ついでなんでコースの値段がいくらか想像してみてください。
カウンターに座って、まずは飲み物から。
車で汗かいて、広島の街を歩いて、風呂を浴びた直後。
やっぱりビールでしょうってことに。
お店は生ビールだけやったんですが、「コクとキレのどちらにしましょう?」と聞かれました。
ビールのブランドじゃなくて、方向性で聞かれたのが印象的でした。
私は喉が渇いてたし、まだお腹になんにも入ってないので「キレ」を、ishさんは「コク」をチョイス。
出てきたビールを見ただけでも、ニンマリ。
ishさんのは足があってぽってり丸いグラス、私のはシンプルなタンブラー型で出てきました。
私の方のグラスはパッと見ぃでその薄さが分かりました。
最初私が気に入ってジントニ使ってる木村硝子の別サイズかと思いました。
後でメニューを見ると木村硝子ではなく「うすはりグラス」やと判明したんですが、初っぱなからほんまご機嫌になるグラスでした。
ちなみに中身の方もメニューに載ってて「キレ」はアサヒのスーパードライで、「コク」はアサヒの熟撰でした。
スーパードライって自分からは飲まんのですが、このお店のはグラスの良さもあってか非常に美味しく感じました。
ishさんの熟撰に使われたグラスはリーデルのグラスとのことで、ちゃんとビールに合わせてグラスを替えるのは凄いなぁと。
ビールだけでこんだけ行数を費やしてしまいましたが、ぼちぼちお料理の方へ行きましょう。
最初に出てきたのは小さな足つき円錐形のグラスに入ったアスパラのムースでした。
ムースの上には出汁でしょうか、透明感のあるジュレがちりばめられて、グラスのエッジにはアスパラの穂が飾られてました。
スプーンで一口ムースをすくって口に含むとアスパラの爽やかな香りが広がりました。
クーラー無し運転でしっかり夏を感じてただけに、このスタートはピタッと夏気分にハマリましたねぇ。
その低いグラスの方が、仕込んでからの保管も楽やろうになぁ・・・なんて思いながら頂きました。
続いて出来たのは、お店では定番のつきだし?前菜?のようですが「ハンバーガー」。
もちろんコースの最初から2つ目のお料理なんでサイズはミニミニ。
小さなバンズの間に鰹のフライが挟まってて、中身がこぼれてもええように紙に挟まれてたので、その紙ごと手に持ってカプリと。
一口でも十分食べられそうでしたが、大事に2口ほどで頂きました。
事前にお店のことを快食.comで読んでても、ほぼキレイに情報が消えた状態でお料理に向かってました。
ただ、お酒についてはお店が選んでくれるようなシステムだってのは覚えてました。
そこでishさんは日本酒の冷やを頼まれました。
出て来たのは「富久長 辛口夏吟醸 プラスX」(今田酒造本店)ってお酒でした。
ishさん好みのスッキリ系やったようです。
私は少し遅れて、ぬる燗をお願いしました。
メモには「カモキンシュウ」って書いてあるように見えるんですが、詳細は不明です。
ハンバーガーに続いて出たのは、「トマトのサラダ仕立て」。
お料理を出す時にトマトの産地を言うてはったように思うんですが、地名に馴染みがないせいもあって聞き取れず。
かなり小さめのトマトで軸?の葉っぱが付いた部分で横にカットされて蓋のようになってました。
本体は切り目が入ってて、真ん中にポテト?のような何かが詰められてました。
トマト自体もモノがええようで良かったですわ。
ちゃんと蓋の方もヘタ以外キレイに食べさせて貰いましたよ。
次に出てきたのは丸焼きの新たまねぎ。
外側の茶色皮まで付いてたから、どうやって食べるんやろうって思ったら、上を摘んで引っ張ってくださいと。
皮には下半分くらいに縦に何本か切り目が入っててズルッと抜けました。
玉ねぎにも切り目が入っててその間のチーズがトロ〜リ。
常連さんらしき人と大将の話では、チーズも2種類のを混ぜてるそうでした。
玉ねぎ自体の火の通り方は割と浅めで、歯ごたえが少し残ってましたが、こういう加減は新たまを使うからこそでしょうね。
ここからはお刺身が出てきました。
二節(ふたふし)分くらいの青竹を縦半分に割って、そこに細かめの氷をビッチリ固めるように詰めてありました。
カウンターの前が一段高くなって斜面?になってるんですが、そこにその竹の容器を置きはりました。
竹の下を見るとちゃんと足?が付いてて氷の面は水平になるようになってました。
お刺身が出てくるのが分かったんで、醤油と小皿が出るのを待ってました。
小皿が来る前に目の前の大将がお造りを氷の上へ。
置かれたのは「ホタテ貝柱の昆布締め」で、これは「わさびだけでどうぞ」と。
一切れずつ食べると、続いて「鰹のたたき」が出て、これはもう”うめおろし”が掛かってました。
次は鯛で軽く炙ってあってわさびのみで頂きました。
お酒のお代わりは「群馬泉?(島岡酒造)」だったでしょうか、銘柄はあやふやですが・・・。
お代わりをお願いすると、大将が他のスタッフに出すべき地酒の銘柄を指示してはりました。
お造りと同じ氷の上に続いて乗せられたのは、厚焼き玉子で中には穴子が巻き込まれてました。
続いて隠し包丁の入ったピカピカのイカにカラスミの粉が掛かって登場。
カンパチはおろしポン酢をちゃんと乗せた状態で置かれました。
次に出てきたモノが意表を突いてました。
食材としてはミニトマトなんですが、それを細工して赤ヘル(広島カープ)にしてありました。
小さなトマトの正面にはマヨネーズで小さく「C」の文字まで入る凝りようでした。
さっき、ネット上でお店の情報を探してたら、大将のブログに写真が出てました。
*気になる方はコチラをご覧下さい。
*ちなみにイカはコチラにありました。カウンター限定の料理だそうです。
一品一品大将が出してくれるお刺身?コースは続きます。
鱧の落としはお約束の梅肉で。
ミニミニ鮑(あわび)が生きたまま登場。これはそのまま踊りで。
お刺身コースの最後にはにぎり寿司の上に細い絞り出しでマヨネーズで和えた玉子をモンブランみたいに盛りつけたモノが出ました。
このあたりでお酒をお代わりすると「こわっぱ 瑞冠(甲奴町の山岡酒造)」が出てきました。
コースのお料理に戻って出てきたのは「もずく酢の茶碗蒸し キューリのすり流し」。
温い茶碗蒸しに酸味のあるモズクが乗ってて面白かったですわ。
「太刀魚の巻き焼き 沢ガニ添え」太刀魚が竹の棒に巻かれて登場。
大将のブログによると人気のお料理のようですわ。
お代わりで出てきたお酒は「睡龍(すいりゅう)(奈良県宇陀郡 久保本家酒造)」だったかと。
書いてるお酒の銘柄がishさんのか私のかはよう覚えてないんですが、これは私のでした。
かなり濃ゆいお酒でしたわ。
次のお料理は鶏手羽元のスパイシー煮込み。
丸皿で真ん中が半球型にへこんだ器に、カレーのルーのようなモノが入ってて、その上に焼いてから煮込んだ鶏の手羽元が一本乗って登場。
鶏の煮込み加減は、箸でほぐそうとすると簡単にほぐれるけど、ぐずぐずにはなってない程度でええ感じでした。
そして最後に小さな小さなへぎの折り箱に入ってお寿司が登場。
ちゃんと夏向きの包み紙が掛かってて蓋を取ると上に海老がぴっちり敷きつめられてました。
これと一緒にトマトのすり流しが出てきました。
わざわざへぎの折り箱を使うなんてコストでも手間でもスゴイなぁと思ってしまいました。
包み紙が掛かってるから開ける楽しみがあるのも良かったですねぇ。
お酒の方は、それぞれ少なくとも3杯は飲んだと思うんでメモが抜けてると思います。
お料理ももしかしたら、書き漏らしがあるかもしれません。
ちなみに冷で通したishさんのお酒はずっとスッキリ系、ぬる燗で行った私はどんどん濃ゆくしっかりした系統に変わっていきました。
濃ゆい系はあんまり飲み慣れてないんで、面白かったです。
もし可能なら次はスッキリ系を燗でやってみたく思いました。
さて、全部読んでくれた方は、このコースの値段と総額のお勘定がいくらだったと思いますか?
お造りの盛り合わせを頼んで、このお店みたいに銘々で、しかもどれも仕事をしたモンが出てきたらかなり高額を予想しますねぇ。
というか、お造りだけでも相当な金額とられてもしゃあないわなぁと感じてました。
ちなみにお店には奥に座敷かテーブル席があったみたいですが、そちらには長〜い竹の器を使って一度に盛りつけて運んではりました。
カウンターの一つずつ提供ってスタイルの方がずっと贅沢ですが、そっちも長さと色んなもんがちょっとずつ乗ってて見栄えがしましたよ。
この記事もかなりの行数になってきたんで、あんまり引っ張らんときますか。
お勘定は二人で飲み食いした全てを含めて、12810円でした。
コースだけならなんと破格の3000円!!
どの料理も色々と手を入れてあって食べてて楽しいモノばかり。
厨房には5〜6人の職人さんが入ってて、大将の指示の元キリッとした動作。
そんな状況で3000円という安さで成り立つんかと驚きましたわ。
私らは夕方前に電話して予約したんですが、お店に入ってしばらくすると続々とお客さんが。
平日の木曜日やというのに、ほどなくカウンターは満席に。
奥の席にも何人ものお客さんがおって大繁盛。
安さだけやなくて、丁寧な仕事をしてはるから広島ではかなり人気のお店なんでしょうねぇ。
翌日になっても、「昨日は良かったなぁ〜」ってしみじみ反芻してしまうくらいでした。
広島となるとそんなにしょっちゅうは行かれへんけど、高速さえ使えば1泊で往復するのは楽勝。
常連になるのは無理でも裏を返す程度や無く、なんとか大将に顔ぐらい覚えて貰う程度に通いたい気分ですわ。
今回の宿を使えば、泊まり代は3000円で済むんでねぇ・・・。
こんなええ店を知ってしまうと、次から広島に行く時にこの店を素通り出来んぞって気になるのがツライほどですわ。
上の方で書いた通り、飛び込みで失敗するのも楽しみのうちやと思ってますが、このお店には無理してでも行きたくなりますわ。
お店の料理写真がないので、写真を載せてはるブログをいくつか見つけました。
私のヘボイ文章にいらついた方は、リンク先をご覧になってみてください。
*デザウマ:安くて美味しい広島の居酒屋むろか
*ヨシリンの広島悠々日記:居酒屋むろかのおまかせコース
*さとなおのおいしい店リスト:むろか
写真無し。この人の本や文章が好きなので載せておきます。
*COAKI - 広島発Over30女性コミュニティー :噂の「むろか」に行ってきました。
自分でリンク先に見に行って、さらに再訪したくなってしまいました。(^^;
広島のことを全然知らん私が言うのもオカシイですが、激しくオススメとしておきます。
<参考情報>
*「むろか」
住所:広島県広島市中区三川町6−3
電話:082−545−8822
営業:17:00〜23:00
定休:日曜祝日
お店を出て、どこをどう歩いたかさっぱり覚えてないんですが、一応気合いの入った真っ当なバーを探してました。
そんな途中で気になるドアを見つけたのでお代官さまにお願いしておつき合いいただくことに。
お店は「酔族館」という名前で、中は全く見えずかなり年季の入ったドアでした。
ドアを開けてダメっぽかったら「間違えました」って逃げましょうと言うて私がオープン。
中は予想とはちょっと違って振りモンのショートカクテルなんかをバンバン出すような感じではなかったです。
ジョニ黒のキープボトルがずらっと並んで、バックバーのボトルは割と限られてました。
それでも年配の女性ともう一人の女性がやって居られて、ええ雰囲気やったで座ることに。
後でお聞きするとスッキリきれいなオーナーの女性が50年以上やってるというお店でした。
私らより先に長らく通ってはるような常連さんが座ってましたが、やりとりから土地の空気を感じられるお店でした。
私には旅先で入る店としては当たりのお店やったんですが、ishさんも気に入りはったようなんで、それぞれお代わりをしてゆっっくり楽しませて貰いました。
お勘定は二人で3〜4杯ずつ飲んでジャスト10000円。
<参考情報>
*スタンド「酔族館」
住所:広島県広島市中区堀川町1−34
電話:082−243−0501
営業:不明
定休:不明
酔族館を出て、どう歩いたかは覚えてませんが、宿の方に戻って昼にチェックした八昌へ。
*薬研堀の広島焼き屋「八昌」のメニュー
閉店時間に近かったので、お店の人に入らせて貰っていいか確認の上、入店。
これまたお店の人の顔色をうかがいつつ、二人で1枚でもいいかと尋ねると快諾してもらえました。
生ビールを一杯ずつ飲んだから、最低限の客単価をクリアしたことにさせて貰いました。
注文はメニューに大きくオススメされてた「そば肉玉 840円」に広島のお好み焼きといえばの「いか天 157円」をプラス。
携帯からアップしましたが、デジカメで撮った写真をもっぺん貼っておきます。
*薬研堀「八昌」で締めに広島焼き 半枚
広島のお好み焼きはものすごく久しぶりに食べましたが、夜中に食べる禁断の味っていうプラス作用もあって非常に旨かったですわ。
<参考情報>
*お好み焼き「八昌」
住所:広島県広島市中区薬研掘10−6
電話:082−248−1776
営業:火〜土 16:00〜22:30 日祝16:00〜21:00
定休:月曜、第1、3火曜
いやー、1日のこととは思えんくらい充実してましたわ。
2012年06月10日
昼は福山の中華料理店「蓮香」へ 広島旅行その1
この前の7日、8日と1泊で行ってきた広島旅行についてぼちぼちアップしていきます。
今回の旅行に出るきっかけは”お代官さま”こと「foodish:”雑”食記」のishさん。
少し前から広島に行ってみたいと言うてはったんですが、お誘いのメールを頂き即答でご一緒させて頂くことに。
それとは別件で車を買い換えるはるっていうのを聞いてたんで、どちらの車でいくかお伺いを立てました。
いつもなら電車嫌い&運転好きの私が車を出すのは決まってて、二人だけならロードスター、それ以上の人数ならアルファードってのがパターンでした。
新しい車に替えはったばっかりやったら、長距離のドライブもやりたくなってはるんじゃないかと打診した次第です。
結果的に、私が車で神戸まで行ってishさんの車に乗り換えて行くことに。
運転は私もさせてもらえるような雰囲気やったんで、旅行とは別に初めての車に乗るのを楽しみにしてました。
旅行の行き先の方は、初日の昼はishさんが希望してはった中華料理屋に行くことに決めた以外はほとんど白紙でした。
広島といえば、現地で食べる広島焼きと持ち帰りで「うえの」の「あなごめし」は欠かせんなぁというのが共通理解だったでしょうか。
初日は福山のなんていう中華料理店に行くかも知らず、神戸に向かうことに。
福山の中華とだけ知らせてたんで、屋号ぐらい聞いても良かったんですが、なんも知らんと行くのもええかと。
当日は5時に目覚ましを掛けてたんですが、3時過ぎにトイレに起きたら興奮のせいで寝直せず。
布団に入って寝直す努力はしたんですが、3時半過ぎには起きてしまいました。
あんまり早く出てもしゃあないと思ったんで、家で時間を潰して6時に屋根無し号で出発。
早く着いたら神戸でうどんでも食べようかと思ってたんですが、結局うどんはパス。
7時半頃兵庫駅近く、国道2号線沿いのファミマに寄っておにぎりをゲット。
約束の8時よりちょっと早めにishさんのご自宅前に到着。
車を乗り換えて荷物を移したら、ishさんの運転で7時50分に神戸を出発。
柳原入口から阪神高速に入って、山陽道へ。
ishさんとは何回もあっちゃこっちゃへ出かけてますが、助手席に乗るのは初めて。
普段も人の助手席で遠出することが少ないので、なんだか不思議な気分でした。
ドライブが始まると、いつもは携帯をいじったり出来へんのに助手席でのうのうとしてたんでツイッターの方でつぶやくなんていう調子こいたこともやってみました。
約150kmほど走って山陽道の吉備サービスエリアに到着したのが9時37分。
お代官さまから
「そろそろ運転しとうてしゃないんやろ」
なんて言われたんで
「もしよければぜひ」
と、運転を代わらせて頂きました。
新しい車はもう何年も前に車オタクのツレが認めてるのを知ってから気になってて、いっぺん運転したいと思ってたんですよねぇ。
日本の環境対応車と違って、コンパクトなエンジンにターボを付けることで燃費とパワーの両立を図ってるタイプ。
初めて乗る車で小排気量やと、いきなりの高速の合流が怖いんちゃうかなんて思いながら運転スタート。
そんな排気量やとは思えん素直な加速でサクッと高速に合流。
そこからはお代官さまの説明を聞きつつ、初めての車の乗り味を色々とチェック。
爆走するためのターボとは方向性が違うみたいで、とにかくスムーズなエンジンでした。
マニュアルモードでギアを落としても、回転数が多少上がっても騒音はごく僅か。
非常に品が良かったんでそれを伝えると
「上品すぎてちょっとおもろない」
なんてことを言うてはりました。
シートがかなりしっかりしてて、これならなんぼ乗っても疲れへんのちゃうかと思うほどでした。
うちのアルファードなんかはパッと座った瞬間はなんとなく豪勢な感じがしますが、実際には距離を乗るとそれなりに疲れるんですよねぇ。
ゆるい下りなんかでうちのアルファードだとエンジンブレーキが効かずツルツル転がり落ちる印象があってギアを落とします。
でもお代官さまの車は同じオートマでも少しエンジンブレーキが効いて、Dレンジだけでもけっこう走れる印象。
3年オチで走行距離が1万キロほどで、車内の状態も新車みたいやし、中古車としてはめっちゃ当たりのタマを掴みはった印象でした。
*10年を越えてるロードスターはだいぶ内装の樹脂がヤレて見えるのとは大違い。
それ以外にもトヨタの車とはけっこう違うところがあって、前半は車ネタばかりで盛り上がってました。
お代官さまが買いはったばかりの車なんで、誰かを乗せてる時の丁寧運転以上に、車に優しい運転を心がけてました。
95kmをのんびりと1時間ちょい掛けて走り、11時には福山市街に到着。
車を置いて、とりあえず目的のお店に行ってみると、11時半だと思ってた開店が12時だと判明。
とりあえず、福山駅の方に向かってしばらく街を探検。
福山市はなんかいも通り過ぎてるんですが、市街地を歩くのは初めてでした。
駅前なんかはかなり都会というか、大きな都市で土地勘がないからへぇ〜っと驚きました。
*福山の方、驚いたりしてごめんなさい。全く初めてだったのでお許しを。
ちょっとサ店で休憩がてら時間を潰したりして、12時頃お店へ。
*福山市の中華料理店「蓮香」の店構え
ishさんはこのお店のことを「快食.com」っていうサイトを運営する”シャオヘイさん”って方のトコで知ったそうです。
こちらの「快食案内サーチ」は、何年も前にお代官さまと日帰りで広島を攻めた時に参考にさせて貰ったんです。
*前回の日帰りの広島行きは前のブログのコチラにあります。
シャオヘイさんのサイトは、改行なしで文字がビッチリならぶ独特のスタイルなんですが、その内容が非常に濃ゆいんで、この人が旨いって言うモンは信じられるって思ったものです。
私はどの店か聞いてませんでしたが、シャオヘイさんがネタ元ってことで期待して出かけたんです。
お店に入ってメニューを見せて貰うと、意外やったんですが、お昼はランチコースと麺類のみ。
コースが1500円と2100円の2種類、後は単品の麺類が2種類だけでした。
昼は普段控えめにしてるし、夜にどれくらい飲み食いするか分からんし、飲まれへん時はあんまり色々出たらツライんで私は単品の麺をオーダー。
お代官さまは1500円のコースで。
まずはそちらのお料理から。
*前菜の鱧のフライ
キュウリのソースと上にはサクランボのソースがかかってて夏らしいですねぇ。
お代官さまは事前にある程度店の情報を持ってはりましたが、私はまったくサラの状態やったんでインパクトがありました。
中華っていうより、イタリアンやらフレンチの前菜みたいに見えました。
さらに前菜がもう一品。
*せんまいのピリ辛の和え物
ホルモンの「せんまい」って、中華でよう使うモンなんでしょうかねぇ。
私は初めて見ましたが、こんな料理出されたら飲まんとおれませんわ。
運転手としてはコースを選ばんかったのが正解やと納得。
お代官さまにはいつも「せっかく私が運転手やるんやから好きに飲んでくださいよー」って言うんです。
でも、私に悪いからってまず飲みはれへんのですが、このメニューにはヤラれたようで瓶ビールを1本頼みはりました。
飲んで貰うのも運転手のやりがいなんですけどねぇ・・・。
*コースの「トマト冷麺」
パスタ料理みたいじゃないですか?
味見させて貰うと鶏やと思いますが、旨みたっぷりのスープに控えめの味付けでした。
香味野菜も入ってましたがトマトはフレッシュっぽかったですわ。
中華料理とだけ聞いてたら、全く予想出来んモンが出てきましたわ。
私の単品の麺類はメニューでは「牛肉麺」と書かれてたんじゃなかったんですかねぇ・・・。
ラーメン鉢に濃い色のスープで上に焼いた肉が乗ったようなモンがぼんやり頭に浮かんでオーダー。
ishさんのが上の通りなんで、そんなんが出てくるはずないですわね。
私の麺もまったく予想とは違ったモンでした。
*濃厚な牛肉のスープで「牛肉麺」
お代官さまのヤツに較べると色が付いてますが、味付け(塩気)はもっと控えめでした。
調味料の味っていうより、牛肉の煮込んだスープの旨みが大部分って味でした。
肉の部位に詳しくないんで分かりませんが、煮込み向きのトコって感じがしました。
ある程度の歯ごたえは残しつつ箸で切れる位まで煮込まれてました。
こんな予想外のモンを食べると、夜のメニューが気になったんでフロア担当の女性にお願いしてメニューを見せて頂きました。
*福山の「蓮香」の夜メニュー
クリックして貰うとデカイ画像が出ます。
一部は料理名ですが、ほとんどは食材名だけが並んでました。
おまけに全く値段がはいってないし・・・。
お店の女性に聞くと、お客さんのほとんどがおまかせコースを選ばれると。
予算や食べたいモノ、苦手なモノを聞いて後は大将が流れでお料理を出すようでした。
お店の外に料理の写真があったので、そっちも貼っておきます。
*「蓮香」の夜の料理の写真
麺のスープが凄かったから、夜メニューを前に焦らされてるような気分になりましたわ。
少なくとも3人、出来たら4人位で来てちゃと酒を飲みながら色んな皿を味わいたくなってしまいましたよ。
そうなると当然福山泊まりにせんとアカンからこのお店だけを狙った旅行を企画せんとあかんのが難しいトコですねぇ・・・。
コースの食後には、手作りアイスが付いてて何種類もの中からお代官さまはショウガのアイスクリームを選んではりました。
ガツンとショウガの風味が効いて、マニアックなジンジャエールに通じるような風味でした。
私は単品やったんですがサービスでレモンシャーベットを出してくれました。
そちらもレモンの皮が入ってたりですごくしっかりした味でした。
全て含めてお勘定は3000円ジャスト。
ってことは、ビールが600円やったように思うんで私の麺は900円やったんですかねぇ。
あんまり気合いを入れてた訳じゃない昼ご飯でいきなり個性的な店に当たったんで、非常にええスタートでした。
お代官さまのブログへトラックバックをさせて頂きました。
*foodish:”雑”食記:蓮華でランチ(福山市)〜広島県満腹ツアー(1)
<参考情報>
*中国料理「蓮香」
住所:広島県福山市霞町1−5−6
電話:084−973−9552
営業:11:30〜14:00、17:00〜24:00
定休:不定
*昼の営業時間は12時からかも・・・。
*朝の体重:57.80kg(やや重め)
*6月の休肝日:3日/9日中(前日までの休肝日日数をカウント)
今回の旅行に出るきっかけは”お代官さま”こと「foodish:”雑”食記」のishさん。
少し前から広島に行ってみたいと言うてはったんですが、お誘いのメールを頂き即答でご一緒させて頂くことに。
それとは別件で車を買い換えるはるっていうのを聞いてたんで、どちらの車でいくかお伺いを立てました。
いつもなら電車嫌い&運転好きの私が車を出すのは決まってて、二人だけならロードスター、それ以上の人数ならアルファードってのがパターンでした。
新しい車に替えはったばっかりやったら、長距離のドライブもやりたくなってはるんじゃないかと打診した次第です。
結果的に、私が車で神戸まで行ってishさんの車に乗り換えて行くことに。
運転は私もさせてもらえるような雰囲気やったんで、旅行とは別に初めての車に乗るのを楽しみにしてました。
旅行の行き先の方は、初日の昼はishさんが希望してはった中華料理屋に行くことに決めた以外はほとんど白紙でした。
広島といえば、現地で食べる広島焼きと持ち帰りで「うえの」の「あなごめし」は欠かせんなぁというのが共通理解だったでしょうか。
初日は福山のなんていう中華料理店に行くかも知らず、神戸に向かうことに。
福山の中華とだけ知らせてたんで、屋号ぐらい聞いても良かったんですが、なんも知らんと行くのもええかと。
当日は5時に目覚ましを掛けてたんですが、3時過ぎにトイレに起きたら興奮のせいで寝直せず。
布団に入って寝直す努力はしたんですが、3時半過ぎには起きてしまいました。
あんまり早く出てもしゃあないと思ったんで、家で時間を潰して6時に屋根無し号で出発。
早く着いたら神戸でうどんでも食べようかと思ってたんですが、結局うどんはパス。
7時半頃兵庫駅近く、国道2号線沿いのファミマに寄っておにぎりをゲット。
約束の8時よりちょっと早めにishさんのご自宅前に到着。
車を乗り換えて荷物を移したら、ishさんの運転で7時50分に神戸を出発。
柳原入口から阪神高速に入って、山陽道へ。
ishさんとは何回もあっちゃこっちゃへ出かけてますが、助手席に乗るのは初めて。
普段も人の助手席で遠出することが少ないので、なんだか不思議な気分でした。
ドライブが始まると、いつもは携帯をいじったり出来へんのに助手席でのうのうとしてたんでツイッターの方でつぶやくなんていう調子こいたこともやってみました。
約150kmほど走って山陽道の吉備サービスエリアに到着したのが9時37分。
お代官さまから
「そろそろ運転しとうてしゃないんやろ」
なんて言われたんで
「もしよければぜひ」
と、運転を代わらせて頂きました。
新しい車はもう何年も前に車オタクのツレが認めてるのを知ってから気になってて、いっぺん運転したいと思ってたんですよねぇ。
日本の環境対応車と違って、コンパクトなエンジンにターボを付けることで燃費とパワーの両立を図ってるタイプ。
初めて乗る車で小排気量やと、いきなりの高速の合流が怖いんちゃうかなんて思いながら運転スタート。
そんな排気量やとは思えん素直な加速でサクッと高速に合流。
そこからはお代官さまの説明を聞きつつ、初めての車の乗り味を色々とチェック。
爆走するためのターボとは方向性が違うみたいで、とにかくスムーズなエンジンでした。
マニュアルモードでギアを落としても、回転数が多少上がっても騒音はごく僅か。
非常に品が良かったんでそれを伝えると
「上品すぎてちょっとおもろない」
なんてことを言うてはりました。
シートがかなりしっかりしてて、これならなんぼ乗っても疲れへんのちゃうかと思うほどでした。
うちのアルファードなんかはパッと座った瞬間はなんとなく豪勢な感じがしますが、実際には距離を乗るとそれなりに疲れるんですよねぇ。
ゆるい下りなんかでうちのアルファードだとエンジンブレーキが効かずツルツル転がり落ちる印象があってギアを落とします。
でもお代官さまの車は同じオートマでも少しエンジンブレーキが効いて、Dレンジだけでもけっこう走れる印象。
3年オチで走行距離が1万キロほどで、車内の状態も新車みたいやし、中古車としてはめっちゃ当たりのタマを掴みはった印象でした。
*10年を越えてるロードスターはだいぶ内装の樹脂がヤレて見えるのとは大違い。
それ以外にもトヨタの車とはけっこう違うところがあって、前半は車ネタばかりで盛り上がってました。
お代官さまが買いはったばかりの車なんで、誰かを乗せてる時の丁寧運転以上に、車に優しい運転を心がけてました。
95kmをのんびりと1時間ちょい掛けて走り、11時には福山市街に到着。
車を置いて、とりあえず目的のお店に行ってみると、11時半だと思ってた開店が12時だと判明。
とりあえず、福山駅の方に向かってしばらく街を探検。
福山市はなんかいも通り過ぎてるんですが、市街地を歩くのは初めてでした。
駅前なんかはかなり都会というか、大きな都市で土地勘がないからへぇ〜っと驚きました。
*福山の方、驚いたりしてごめんなさい。全く初めてだったのでお許しを。
ちょっとサ店で休憩がてら時間を潰したりして、12時頃お店へ。
*福山市の中華料理店「蓮香」の店構え
ishさんはこのお店のことを「快食.com」っていうサイトを運営する”シャオヘイさん”って方のトコで知ったそうです。
こちらの「快食案内サーチ」は、何年も前にお代官さまと日帰りで広島を攻めた時に参考にさせて貰ったんです。
*前回の日帰りの広島行きは前のブログのコチラにあります。
シャオヘイさんのサイトは、改行なしで文字がビッチリならぶ独特のスタイルなんですが、その内容が非常に濃ゆいんで、この人が旨いって言うモンは信じられるって思ったものです。
私はどの店か聞いてませんでしたが、シャオヘイさんがネタ元ってことで期待して出かけたんです。
お店に入ってメニューを見せて貰うと、意外やったんですが、お昼はランチコースと麺類のみ。
コースが1500円と2100円の2種類、後は単品の麺類が2種類だけでした。
昼は普段控えめにしてるし、夜にどれくらい飲み食いするか分からんし、飲まれへん時はあんまり色々出たらツライんで私は単品の麺をオーダー。
お代官さまは1500円のコースで。
まずはそちらのお料理から。
*前菜の鱧のフライ
キュウリのソースと上にはサクランボのソースがかかってて夏らしいですねぇ。
お代官さまは事前にある程度店の情報を持ってはりましたが、私はまったくサラの状態やったんでインパクトがありました。
中華っていうより、イタリアンやらフレンチの前菜みたいに見えました。
さらに前菜がもう一品。
*せんまいのピリ辛の和え物
ホルモンの「せんまい」って、中華でよう使うモンなんでしょうかねぇ。
私は初めて見ましたが、こんな料理出されたら飲まんとおれませんわ。
運転手としてはコースを選ばんかったのが正解やと納得。
お代官さまにはいつも「せっかく私が運転手やるんやから好きに飲んでくださいよー」って言うんです。
でも、私に悪いからってまず飲みはれへんのですが、このメニューにはヤラれたようで瓶ビールを1本頼みはりました。
飲んで貰うのも運転手のやりがいなんですけどねぇ・・・。
*コースの「トマト冷麺」
パスタ料理みたいじゃないですか?
味見させて貰うと鶏やと思いますが、旨みたっぷりのスープに控えめの味付けでした。
香味野菜も入ってましたがトマトはフレッシュっぽかったですわ。
中華料理とだけ聞いてたら、全く予想出来んモンが出てきましたわ。
私の単品の麺類はメニューでは「牛肉麺」と書かれてたんじゃなかったんですかねぇ・・・。
ラーメン鉢に濃い色のスープで上に焼いた肉が乗ったようなモンがぼんやり頭に浮かんでオーダー。
ishさんのが上の通りなんで、そんなんが出てくるはずないですわね。
私の麺もまったく予想とは違ったモンでした。
*濃厚な牛肉のスープで「牛肉麺」
お代官さまのヤツに較べると色が付いてますが、味付け(塩気)はもっと控えめでした。
調味料の味っていうより、牛肉の煮込んだスープの旨みが大部分って味でした。
肉の部位に詳しくないんで分かりませんが、煮込み向きのトコって感じがしました。
ある程度の歯ごたえは残しつつ箸で切れる位まで煮込まれてました。
こんな予想外のモンを食べると、夜のメニューが気になったんでフロア担当の女性にお願いしてメニューを見せて頂きました。
*福山の「蓮香」の夜メニュー
クリックして貰うとデカイ画像が出ます。
一部は料理名ですが、ほとんどは食材名だけが並んでました。
おまけに全く値段がはいってないし・・・。
お店の女性に聞くと、お客さんのほとんどがおまかせコースを選ばれると。
予算や食べたいモノ、苦手なモノを聞いて後は大将が流れでお料理を出すようでした。
お店の外に料理の写真があったので、そっちも貼っておきます。
*「蓮香」の夜の料理の写真
麺のスープが凄かったから、夜メニューを前に焦らされてるような気分になりましたわ。
少なくとも3人、出来たら4人位で来てちゃと酒を飲みながら色んな皿を味わいたくなってしまいましたよ。
そうなると当然福山泊まりにせんとアカンからこのお店だけを狙った旅行を企画せんとあかんのが難しいトコですねぇ・・・。
コースの食後には、手作りアイスが付いてて何種類もの中からお代官さまはショウガのアイスクリームを選んではりました。
ガツンとショウガの風味が効いて、マニアックなジンジャエールに通じるような風味でした。
私は単品やったんですがサービスでレモンシャーベットを出してくれました。
そちらもレモンの皮が入ってたりですごくしっかりした味でした。
全て含めてお勘定は3000円ジャスト。
ってことは、ビールが600円やったように思うんで私の麺は900円やったんですかねぇ。
あんまり気合いを入れてた訳じゃない昼ご飯でいきなり個性的な店に当たったんで、非常にええスタートでした。
お代官さまのブログへトラックバックをさせて頂きました。
*foodish:”雑”食記:蓮華でランチ(福山市)〜広島県満腹ツアー(1)
<参考情報>
*中国料理「蓮香」
住所:広島県福山市霞町1−5−6
電話:084−973−9552
営業:11:30〜14:00、17:00〜24:00
定休:不定
*昼の営業時間は12時からかも・・・。
*朝の体重:57.80kg(やや重め)
*6月の休肝日:3日/9日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2012年03月23日
朝は「イノダコーヒー」・昼は「スマート珈琲」
京都に泊まった翌日のこともサクッとご紹介しておきます。
前日は初対面のhanaochayaさんを遅くまで引っ張り回し寝たのは3時頃だったかと。
いつもは夜中に目が覚めるんですが、寝た時間が寝た時間だけに朝に目が覚めました。(^^;
トイレに起きたんは8時頃やったと思うんですが、それでお代官さまも起きはったんでぼつぼつ行動かいしすることに。
お代官さまが風呂に入りはってから、クルマは宿に置いて散歩がてら街を歩くことに。
ishさんは学生時代に京都で暮らしてはったんで、色々とレクチャーしてくれはりながらポテポテと。
ベタやけど有名な茶店があるからそこへ行こうとのことでした。
二人で向かった「イノダコーヒー」について私はなんにも知らんかったんですけどね。
本店と支店がすぐ近所にあるそうで、まずはishさんの好みで支店の方へ。
開店時間まで10分ちょいあったんで、一度は諦めて本店へ。
そっちはもっと早くから開いてたようですが、平日だというのに既に行列。
私は並んでまでモノを食うのは大嫌いやし、茶ぁーシバくのに誰かが並んでたら落ち着きませんわ。
ishさんも並ぶ気はないってことだったんで、また支店に戻ることに。
あと数分で開店って時間になると近所の年配のおっちゃんがやってきて、店内に慣れた様子で入って行きはりました。
きっと昔から毎日のように通ってはる常連さんなんやろうなぁと眺めてました。
開店時刻になると店の人が出てきて営業中になったんで、我々も店内へ。
知らんかったんですが、ここのコーヒーって黙って頼むと砂糖とミルクが入ってるんですねぇ。
ishさんがあらかじめ教えてくれたんですが、せっかくなんでお店の流儀で飲んでみることに。
コーヒーの写真は携帯からアップした小ネタでどうぞ。
コーヒーの善し悪しは分からんのですが、円形のカウンター席に座ると中の店員さんの動きがよう見えました。
けっこう年配の方と若めの方の二人が働いてはったんですが、所作の一つ一つがキッチリ決まってて見応えがありましたねぇ。
老舗のオーセンティックなバーと同じような雰囲気がありました。
*イノダコーヒーで食べた「ハムトースト」 650円
サンドイッチ類はけっこう高くて千円を超えてたかと。
このハムトーストは比較的こなれた値段やったんで1つだけ取ってお代官さまとシェア。
支店の方も開店時間からぼつぼつお客が入り出してましたが、並んだりはなくのんびりお茶出来て良かったですわ。
こういう時に旅の前から本店を狙ってたら何が何でも本店で飲まんと気ぃすまんタイプやと一緒に旅行なんか出来ませんわ。
ishさんは最初から支店狙いやったそうですが、私にはありがたいチョイスでした。
お茶したらまたのんびり歩いてホテルまで。
宿代は安かったのにチェックインが15時でチェックアウト11時はありがたかったです。
*泊まったホテル「ホテルシャトレーイン京都」についてはコチラをご覧下さい
宿からクルマに乗り込んだら、散歩中に御池通の下に駐車場があるのをチェックしてあったんでそのまますぐそこへ車を置きました。
車を置いたら、またishさんの案内で京都の町中をウロウロ。
イノダコーヒーでちょっとだけ食べたら余計に腹が減ったくらいに感じてたんで早めに昼ご飯を食べることに。
ishさんの後ろにくっついて歩いてたら、またコーヒー屋に入ろうとしはったんでビックリ。
以前、ブログ仲間のぷるみえさん達と来たお店でした。
その時は普通にお茶したんですが、今回は2階席へ。
上はえらく年期の入った洋食屋さんのような雰囲気でした。
スマートランチってのがあって、洋食のメインがいくつかあってそこから2種類選ぶスタイルでした。
久しぶりの洋食だったので、けっこう悩んだ末にそれぞれがオーダー。
*スマート珈琲のランチ 1050円
私は洋食の定番である「ハンバーグ」と鶏好きなので「チキングリル」をトマト風味で。
お皿に盛られたご飯をナイフ&フォークで食べるのはすごく久しぶりでした。
朝のコーヒーから時間が経ってなかったので、食後のコーヒーはパスして食事だけに。
食べてる時はサクサク食べ進んだんですが、意外と量があった上に、夜遅くまで飲んでたせいで胃が本調子では無かったんでしょう。
この後は満腹状態のままかなり長い時間お腹が減りませんでしたわ。
食後は駐車場に戻って、ちょいとドライブに。
ishさんの道案内で途中なんども行ってはるというベーグル屋さんに寄ってishさんはお買い物。
私は車で待ってたんですが、後で味見をさせて貰いました。
ガーリック入りやったんですが、それだけで酒が飲めそうなくらい濃ゆかったですわ。
ベーグルの後は、貴船神社へ。
仮の本殿にお参りしてから、さらに前の道を奥へ走ってみたんですが、道の荒れ方が尋常ではなかったですわ。
周りに倒木がいっぱいあるし、路面も石ころだらけ。
道の脇に雪まで残ってたんで、ビビって途中で引っ返しました。
そこからは市内を縦断して南へ。
国道171号線に入って大阪方面へ。
私は最初ishさんの地元にお送りせんと申し訳ないかなぁと思ってたんですが、ishさんは途中の駅で構わんと。
そこで171号線を伊丹まで走って、適当に県道を南下。
ちょうどJR尼崎駅のそばを通ったので、そこでishさんを降ろして解散ということに。
家に戻ったら6時頃だったんで、2日目もきっちり堪能して今回の旅を終えました。
ほとんど飲み食いしたことのない京都は非常に楽しかったですわ。
今回の宿にはレンタサイクルもあったんですが、次回はチャリンコでウロウロしてみたいもんです。
前日は初対面のhanaochayaさんを遅くまで引っ張り回し寝たのは3時頃だったかと。
いつもは夜中に目が覚めるんですが、寝た時間が寝た時間だけに朝に目が覚めました。(^^;
トイレに起きたんは8時頃やったと思うんですが、それでお代官さまも起きはったんでぼつぼつ行動かいしすることに。
お代官さまが風呂に入りはってから、クルマは宿に置いて散歩がてら街を歩くことに。
ishさんは学生時代に京都で暮らしてはったんで、色々とレクチャーしてくれはりながらポテポテと。
ベタやけど有名な茶店があるからそこへ行こうとのことでした。
二人で向かった「イノダコーヒー」について私はなんにも知らんかったんですけどね。
本店と支店がすぐ近所にあるそうで、まずはishさんの好みで支店の方へ。
開店時間まで10分ちょいあったんで、一度は諦めて本店へ。
そっちはもっと早くから開いてたようですが、平日だというのに既に行列。
私は並んでまでモノを食うのは大嫌いやし、茶ぁーシバくのに誰かが並んでたら落ち着きませんわ。
ishさんも並ぶ気はないってことだったんで、また支店に戻ることに。
あと数分で開店って時間になると近所の年配のおっちゃんがやってきて、店内に慣れた様子で入って行きはりました。
きっと昔から毎日のように通ってはる常連さんなんやろうなぁと眺めてました。
開店時刻になると店の人が出てきて営業中になったんで、我々も店内へ。
知らんかったんですが、ここのコーヒーって黙って頼むと砂糖とミルクが入ってるんですねぇ。
ishさんがあらかじめ教えてくれたんですが、せっかくなんでお店の流儀で飲んでみることに。
コーヒーの写真は携帯からアップした小ネタでどうぞ。
コーヒーの善し悪しは分からんのですが、円形のカウンター席に座ると中の店員さんの動きがよう見えました。
けっこう年配の方と若めの方の二人が働いてはったんですが、所作の一つ一つがキッチリ決まってて見応えがありましたねぇ。
老舗のオーセンティックなバーと同じような雰囲気がありました。
*イノダコーヒーで食べた「ハムトースト」 650円
サンドイッチ類はけっこう高くて千円を超えてたかと。
このハムトーストは比較的こなれた値段やったんで1つだけ取ってお代官さまとシェア。
支店の方も開店時間からぼつぼつお客が入り出してましたが、並んだりはなくのんびりお茶出来て良かったですわ。
こういう時に旅の前から本店を狙ってたら何が何でも本店で飲まんと気ぃすまんタイプやと一緒に旅行なんか出来ませんわ。
ishさんは最初から支店狙いやったそうですが、私にはありがたいチョイスでした。
お茶したらまたのんびり歩いてホテルまで。
宿代は安かったのにチェックインが15時でチェックアウト11時はありがたかったです。
*泊まったホテル「ホテルシャトレーイン京都」についてはコチラをご覧下さい
宿からクルマに乗り込んだら、散歩中に御池通の下に駐車場があるのをチェックしてあったんでそのまますぐそこへ車を置きました。
車を置いたら、またishさんの案内で京都の町中をウロウロ。
イノダコーヒーでちょっとだけ食べたら余計に腹が減ったくらいに感じてたんで早めに昼ご飯を食べることに。
ishさんの後ろにくっついて歩いてたら、またコーヒー屋に入ろうとしはったんでビックリ。
以前、ブログ仲間のぷるみえさん達と来たお店でした。
その時は普通にお茶したんですが、今回は2階席へ。
上はえらく年期の入った洋食屋さんのような雰囲気でした。
スマートランチってのがあって、洋食のメインがいくつかあってそこから2種類選ぶスタイルでした。
久しぶりの洋食だったので、けっこう悩んだ末にそれぞれがオーダー。
*スマート珈琲のランチ 1050円
私は洋食の定番である「ハンバーグ」と鶏好きなので「チキングリル」をトマト風味で。
お皿に盛られたご飯をナイフ&フォークで食べるのはすごく久しぶりでした。
朝のコーヒーから時間が経ってなかったので、食後のコーヒーはパスして食事だけに。
食べてる時はサクサク食べ進んだんですが、意外と量があった上に、夜遅くまで飲んでたせいで胃が本調子では無かったんでしょう。
この後は満腹状態のままかなり長い時間お腹が減りませんでしたわ。
食後は駐車場に戻って、ちょいとドライブに。
ishさんの道案内で途中なんども行ってはるというベーグル屋さんに寄ってishさんはお買い物。
私は車で待ってたんですが、後で味見をさせて貰いました。
ガーリック入りやったんですが、それだけで酒が飲めそうなくらい濃ゆかったですわ。
ベーグルの後は、貴船神社へ。
仮の本殿にお参りしてから、さらに前の道を奥へ走ってみたんですが、道の荒れ方が尋常ではなかったですわ。
周りに倒木がいっぱいあるし、路面も石ころだらけ。
道の脇に雪まで残ってたんで、ビビって途中で引っ返しました。
そこからは市内を縦断して南へ。
国道171号線に入って大阪方面へ。
私は最初ishさんの地元にお送りせんと申し訳ないかなぁと思ってたんですが、ishさんは途中の駅で構わんと。
そこで171号線を伊丹まで走って、適当に県道を南下。
ちょうどJR尼崎駅のそばを通ったので、そこでishさんを降ろして解散ということに。
家に戻ったら6時頃だったんで、2日目もきっちり堪能して今回の旅を終えました。
ほとんど飲み食いしたことのない京都は非常に楽しかったですわ。
今回の宿にはレンタサイクルもあったんですが、次回はチャリンコでウロウロしてみたいもんです。
京都に泊まって飲み食い「えいたろう屋」と「グランジ・プラス」
マクラで終わったしまった「泊まって京都で飲み食い」ネタの続きをアップさせて頂きます。
私は1本前の記事に書いたとおり「ホテルシャトレーイン京都」に先にチェックインしてだらだらやってました。
なんかツマミでも買うておけば良かったんですが、なんもなかったのでかなり腹ぺこでした。
仕事先から電車で来られたお代官さまが宿に着きはったのは6時半頃だったでしょうか。
二人で宿を出て、まずは大通り沿いを烏丸御池駅の方向へ。
大通りから中に入ったトコに見かけた店を2〜3軒チェックしながら歩きました。
入ってもええかと思える店が1軒ありましたが、ishさんが駅からホテルまで歩いてる途中で見つけた店がなかなか良かったと。
ishさんのチョイスなら私の好みにも合うと思ったので、とりあえずその店の前まで行ってみることに。
大通りに面して烏丸御池の駅からすぐっていう立地だと、普通なら敬遠しがちですが、店構えを実際に見るとなかなかいい感じ。
アカンかったらサクッと店を変えたらええんやからと入ってみることに。
この店に入ったのには「良さげ」やった以外にも理由がありました。
ishさんとの京都行きが決まってから、ishさんが誘いはった方があったんです。
ツイッターでishさんと私が共通してフォローさせてもうてるhanaochayaさんとこの日会えることになってたんです。
hanaochayaさんのお母さんであるrubiconboiseさんのことも二人でフォローさせてもうてるんですが、二人揃ってのご参加は叶わず。
お仕事帰りのhanaochayaさんとお店で直接お会いするなら、分かりやすいところがよかったんで、その店ならバッチリやろうと。
一軒目に入った「えいたろう屋」は地下鉄の烏丸御池駅から上がったら見えるようなトコにありました。
入り口を入ってすぐのカウンターだけかと思ったらその奥にはこぢんまりしたお座敷がありました。
しっかり食べるのは主賓であるhanaochayaさんが到着してからってことにして、まずは軽めにオーダー。
*つきだしに出た「ばい貝の塩煮」
瓶ビールをお願いしたら、黙ってサッポロの赤星が出て来たのも嬉しかったですね。
つきだしの貝もええ感じでした。
冊子になったメニューや壁にある本日のオススメをざっくり眺めた感じではムチャな高さではないけど、それなりにお値段するって感じでした。
*えいたろう屋で最初に来た「ふきと穴子の玉子とじ」 950円
メニューの写真を撮ったりせんかったんで料理名はええかげんです。
フキは歯ごたえを残した食感で単品の煮物にはしますが、こういう卵とじは自分ではやったことなかったです。
蕗は割としっかりめに火が通ってて全体の食感に合うてました。
出汁が旨くて初っぱなから酒が欲しくなるお料理でした。
*春キャベツとすじ肉の煮物 750円
小鍋仕立てのモノが2品も続いてしまいました。
両方とも私がチョイスしたんですが、お代官さまの記事を読むと私が頼みそうやとバレてたようです。
*リンク先の記事にトラックバックさせて頂きました。
こちらも出汁がええ感じなんで旨かったですわ。
春キャベツとすじ肉って組み合わせだと、トマトソースをぶち込んだことはありますが、こういうあっさりした和食もええなぁと。
*春らしく「竹の子の天ぷら」 1000円
タケノコの食べ方だと、とりあえずは煮物かと思うんですが、小鍋モン2品だったんでこっちは天ぷらにしてみました。
朝掘りの京都産って言うだけあって、香りが良く甘みもしっかりあって良かったですわ。
いつも筍は安もんの水煮しか使ってない身には地味な油モンやけどインパクトがありました。
最初に頼んだ3つのお料理が出そろったあたりで、hanaochayaさんがお店の到着されました。
ツイッター上ではもうしばらく前からやり取りさせてもうてましたが、多少緊張しつつ挨拶を交わしてまずは乾杯。
ツイッター上で気になってたことを互いに質問したりしながら、さらにお料理を追加注文。
*豆腐の味噌漬け 400円
これなんかはビールのアテっていうより、やっぱり日本酒向きですね。
私は早々に日本酒に切り替えて燗酒をお願いしました。
*薄揚げの炭焼き 500円
この油揚げは肉厚で上等やったん、この値段でも文句ないですねぇ。
飲み食いしながらしゃべってると、ほどなくhanaochayaさんから
「ishさんってもっとキツい人かと思ってました」
ってな意味で意外そうに感じてはる趣旨の発言が。
どうもこのブログに登場するお代官さまキャラからhanaochayaさんはもっともっと怖い人?をイメージしてはったようです。
おかしいですねぇ・・・・。
私はそんな趣旨でお代官さまにご登場願ってる訳ではないんですけどねぇ・・・。
(あくまでも)事実に基づいて、読んで頂く方に分かりやすいようにメリハリを付けてる程度なんですけどねぇ。
hanaochayaさんの発言を聞いたishさんからは
「ほらみろ、またえて吉のせいで誤解受けてたやないかー」
ってなお言葉が。
グルコバ常連の*あきこ*さんもうどん巡りで初めてishさんと一緒になった時
「意外でしたー。あのキャラのままやったら、怒って帰るかもって思ってました」
って趣旨のことを言うてはったんですよねぇ。
ishさんは*あきこ*さんに続いてhanaochayaさんまで誤解してはったんでえらくご不満のようでした。
うーん、今後お代官さまキャラの登場させ方には多少の変更が必要かもしれませんねぇ・・・。
*リアルなishさんをご存じでこのままの路線でええって方が居たらお知らせ下さい。
*ふきのとう鯛味噌 500円
これまた酒を飲むためにあるようなお料理ですねぇ。
遅れて来はったhanaochayaさんに食べる方で追いついて貰わんとアカンなぁと思いながら時々お隣の皿をチェックしてました。
ところが、意外と食べ物の減りが遅いんですよねぇ・・・・。
最初は多少の緊張があったかも分かりませんが、しばらく経てばなんも気ぃ使わんでええオッサン二人やとはご理解頂けたはず。
で、おっさん二人にも徐々に分かってきたんですが、どうやらかなり”おっとこ前”な飲み方をしはる方のようでした。(^^;
誰かは着ぐるみの背中のチャックが開くと、中からおっさんがのぞくかもなんてことを言うてはりましたからねぇ。
*これはオフレコやったかも・・・・
*つぼ鯛の一夜干し 630円
他の料理を食べてると、やや高めのお造りもきっとその値段に見合う価値があるやろうと思ったんですが結局頼まず。
最後に手頃な値段やった干物だけ行っときました。
食べ物は以上で、飲む方はそれぞれが好きなモンをマイペースにオーダー。
当初の予定ではちょっとずつ食べて色んな店に行くような雰囲気やったんですが、結局1軒目でじっくりと飲み食い。
どの料理も器がそれぞれ違うし味もどれも文句なし、ふらっと入って当たりのお店でしたね。
hanaochayaさんとも初対面で落ち着いて話が出来たんでこれはこれで良かったかも。
<参考情報>
*えいたろう屋:食べログ
住所:京都府京都市中京区御池通烏丸西入北側龍池町448
電話:075−221−4604
営業:17:30〜23:00(L.O 22:00)
定休:日曜日・月1回不定休
*情報はお店のカードによります。食べログとは異なります。
えいたろう屋を出て、もうちょっと飲みたい気分だったのでバーを探しつつ3人でしばらく町を歩きました。
とりあえず店の多そうな南方向に歩いて行ってたかと。
しばらく歩くとishさんが1軒のお店に反応しはりました。
バーっていうより、カフェかバールのような割とカジュアルな感じに見えました。
私はまだなんか摘みたい気分やったんで、酒に本気ではない軽い感じでもええかって気分でした。
入ったお店は「grange plus(グランジ・プラス)」ってトコでした。
お店に入ってカウンターに座ったんですが、お酒のボトルはどこにも見えず。
カウンターの中の壁には黒板が掛かってて手書きでフードメニューが書いてありました。
バーではないけど、ジントニぐらいならあるだろうと思って自分の定番をオーダー。
ishさんもいつものお約束でウォッカトニック、hanaochayaさんはボンベイサファイアのロックだったようです。
*この情報はお代官さまの2本目の記事からパクらせて貰いました。
<訂正>
hanaochayaさんの飲んでたのはラムだったそうです。コメントでご指摘頂きました。
割と若くめでサラッとした男性が作ってくれたんですが、出てきたグラスはえらくしっかりしたタンブラー。
アレっ?って思って、斜め上からグラスの底をチェックするとなんだか見覚えのあるマーク。
カウンターの兄ぃさんに聞いてみると「バカラ」のグラスでした。
*ホタルイカのアヒージョ(ガーリックオイル焼き) 800円
こういうスパニッシュなアテなんかが色々あるとあんまり固いバーには思わないですよねぇ。
ホタルイカはモノが良くて、しっかりと味噌?の味がしてたんでこの量なら良心的ですね。
ちょこちょこ話を聞いてみるとカフェっぽい店やのに元々はかなりマニアックで本格的なバーをされてたとのことでした。
単に高い酒って意味じゃなく、限定品とかデッドストックモンの稀少なボトルを買い漁ってたとか。
割とポピュラーな銘柄でもレアもんだとショットの単価がものすごく高くなって行ってたそうです。
凝りに凝った挙げ句、そんな金額を出してもうたり、そんなスタンスでおるのがイヤになったとかで正反対のカジュアルスタイルに路線を変更したとか。
見えるトコにボトルがないのもバックバーで威圧したり、見せびらかしたりしたくないからのようでした。
気軽なお店やから振りモノは遠慮しようと思ってたんですが、シェーカーはちゃんとあるし当然作れると。
そこで店に入った時は頼まないつもりだった食後の定番をお願いしてみました。
*すごくステムの細いグラスで「マルガリータ」
かなり背が高くて足が細いんで繊細なイメージのグラスでしたねぇ。
こんなグラスが出てくると思えん内装だけにそのギャップだけでもご機嫌でしたわ。
私のツボにはまるお店だったんで、客の3人だけでしゃべるんじゃなくてバーテンダーの兄ぃさんにも話を振りつつ楽しませて貰いました。
普段、おばはんクサイ料理ばっかり作ってるからhanaochayaさんには私がバー話で盛り上がるのが違和感があったかも。
前のブログではカクテルのカテゴリまで作ってイチビってたんですって白状しときました。
hanaochayaさんは2軒目でも男前な飲み方をしてはりましたねぇ。
へなちょこなロングドリンクスなんか興味ないって感じでした。(^_^)
初対面の女性だったのに気分良く飲み出したらブレーキが効かず。
楽しくしゃべって、レベルの高い酒を飲んでたらあっちゅう間に時間が経つんですよねぇ・・・。
気が付いた時には、なんと夜中の2時!!
この日はそんなに飲み過ぎてないし、悪い酔い方もしてなかったんですが・・・。
hanaochayaさんの終電の時間にまーったく気を遣わずに午前さまにさせてしまいました。
お代官さまと私は泊まりで次の日の予定もないけどhanaochayaさんは平日なんで当然お仕事あり。
長いことおつきあいいただき大感謝するしかないんですが、翌日はさぞお疲れやったことでしょうねぇ。
というわけで、飲み歩き、食べ歩きのつもりが行った店は2軒だけになりました。
2軒だけやけど両方のお店でしっかり飲み食いしたんで、大変満足度の高い夜でした。
<参考情報>
*grange plus(グランジ・プラス):食べログ
住所:京都府京都市中京区堺町通四条上ル東側
電話:075−212−0034
営業:11:00〜14:00 17:00〜2:00AM
定休:日曜日
> hanaochayaさんへ
長時間にわたってホンマにありがとうございました。
> rubiconboiseさんへ
娘さんを初回から遅くまで引っ張り回してスミマセン。
*朝イチの体重:56.75kg(今日もえらく軽め)
*3月の休肝日:8日/22日中(前日までの休肝日日数をカウント)
私は1本前の記事に書いたとおり「ホテルシャトレーイン京都」に先にチェックインしてだらだらやってました。
なんかツマミでも買うておけば良かったんですが、なんもなかったのでかなり腹ぺこでした。
仕事先から電車で来られたお代官さまが宿に着きはったのは6時半頃だったでしょうか。
二人で宿を出て、まずは大通り沿いを烏丸御池駅の方向へ。
大通りから中に入ったトコに見かけた店を2〜3軒チェックしながら歩きました。
入ってもええかと思える店が1軒ありましたが、ishさんが駅からホテルまで歩いてる途中で見つけた店がなかなか良かったと。
ishさんのチョイスなら私の好みにも合うと思ったので、とりあえずその店の前まで行ってみることに。
大通りに面して烏丸御池の駅からすぐっていう立地だと、普通なら敬遠しがちですが、店構えを実際に見るとなかなかいい感じ。
アカンかったらサクッと店を変えたらええんやからと入ってみることに。
この店に入ったのには「良さげ」やった以外にも理由がありました。
ishさんとの京都行きが決まってから、ishさんが誘いはった方があったんです。
ツイッターでishさんと私が共通してフォローさせてもうてるhanaochayaさんとこの日会えることになってたんです。
hanaochayaさんのお母さんであるrubiconboiseさんのことも二人でフォローさせてもうてるんですが、二人揃ってのご参加は叶わず。
お仕事帰りのhanaochayaさんとお店で直接お会いするなら、分かりやすいところがよかったんで、その店ならバッチリやろうと。
一軒目に入った「えいたろう屋」は地下鉄の烏丸御池駅から上がったら見えるようなトコにありました。
入り口を入ってすぐのカウンターだけかと思ったらその奥にはこぢんまりしたお座敷がありました。
しっかり食べるのは主賓であるhanaochayaさんが到着してからってことにして、まずは軽めにオーダー。
*つきだしに出た「ばい貝の塩煮」
瓶ビールをお願いしたら、黙ってサッポロの赤星が出て来たのも嬉しかったですね。
つきだしの貝もええ感じでした。
冊子になったメニューや壁にある本日のオススメをざっくり眺めた感じではムチャな高さではないけど、それなりにお値段するって感じでした。
*えいたろう屋で最初に来た「ふきと穴子の玉子とじ」 950円
メニューの写真を撮ったりせんかったんで料理名はええかげんです。
フキは歯ごたえを残した食感で単品の煮物にはしますが、こういう卵とじは自分ではやったことなかったです。
蕗は割としっかりめに火が通ってて全体の食感に合うてました。
出汁が旨くて初っぱなから酒が欲しくなるお料理でした。
*春キャベツとすじ肉の煮物 750円
小鍋仕立てのモノが2品も続いてしまいました。
両方とも私がチョイスしたんですが、お代官さまの記事を読むと私が頼みそうやとバレてたようです。
*リンク先の記事にトラックバックさせて頂きました。
こちらも出汁がええ感じなんで旨かったですわ。
春キャベツとすじ肉って組み合わせだと、トマトソースをぶち込んだことはありますが、こういうあっさりした和食もええなぁと。
*春らしく「竹の子の天ぷら」 1000円
タケノコの食べ方だと、とりあえずは煮物かと思うんですが、小鍋モン2品だったんでこっちは天ぷらにしてみました。
朝掘りの京都産って言うだけあって、香りが良く甘みもしっかりあって良かったですわ。
いつも筍は安もんの水煮しか使ってない身には地味な油モンやけどインパクトがありました。
最初に頼んだ3つのお料理が出そろったあたりで、hanaochayaさんがお店の到着されました。
ツイッター上ではもうしばらく前からやり取りさせてもうてましたが、多少緊張しつつ挨拶を交わしてまずは乾杯。
ツイッター上で気になってたことを互いに質問したりしながら、さらにお料理を追加注文。
*豆腐の味噌漬け 400円
これなんかはビールのアテっていうより、やっぱり日本酒向きですね。
私は早々に日本酒に切り替えて燗酒をお願いしました。
*薄揚げの炭焼き 500円
この油揚げは肉厚で上等やったん、この値段でも文句ないですねぇ。
飲み食いしながらしゃべってると、ほどなくhanaochayaさんから
「ishさんってもっとキツい人かと思ってました」
ってな意味で意外そうに感じてはる趣旨の発言が。
どうもこのブログに登場するお代官さまキャラからhanaochayaさんはもっともっと怖い人?をイメージしてはったようです。
おかしいですねぇ・・・・。
私はそんな趣旨でお代官さまにご登場願ってる訳ではないんですけどねぇ・・・。
(あくまでも)事実に基づいて、読んで頂く方に分かりやすいようにメリハリを付けてる程度なんですけどねぇ。
hanaochayaさんの発言を聞いたishさんからは
「ほらみろ、またえて吉のせいで誤解受けてたやないかー」
ってなお言葉が。
グルコバ常連の*あきこ*さんもうどん巡りで初めてishさんと一緒になった時
「意外でしたー。あのキャラのままやったら、怒って帰るかもって思ってました」
って趣旨のことを言うてはったんですよねぇ。
ishさんは*あきこ*さんに続いてhanaochayaさんまで誤解してはったんでえらくご不満のようでした。
うーん、今後お代官さまキャラの登場させ方には多少の変更が必要かもしれませんねぇ・・・。
*リアルなishさんをご存じでこのままの路線でええって方が居たらお知らせ下さい。
*ふきのとう鯛味噌 500円
これまた酒を飲むためにあるようなお料理ですねぇ。
遅れて来はったhanaochayaさんに食べる方で追いついて貰わんとアカンなぁと思いながら時々お隣の皿をチェックしてました。
ところが、意外と食べ物の減りが遅いんですよねぇ・・・・。
最初は多少の緊張があったかも分かりませんが、しばらく経てばなんも気ぃ使わんでええオッサン二人やとはご理解頂けたはず。
で、おっさん二人にも徐々に分かってきたんですが、どうやらかなり”おっとこ前”な飲み方をしはる方のようでした。(^^;
誰かは着ぐるみの背中のチャックが開くと、中からおっさんがのぞくかもなんてことを言うてはりましたからねぇ。
*これはオフレコやったかも・・・・
*つぼ鯛の一夜干し 630円
他の料理を食べてると、やや高めのお造りもきっとその値段に見合う価値があるやろうと思ったんですが結局頼まず。
最後に手頃な値段やった干物だけ行っときました。
食べ物は以上で、飲む方はそれぞれが好きなモンをマイペースにオーダー。
当初の予定ではちょっとずつ食べて色んな店に行くような雰囲気やったんですが、結局1軒目でじっくりと飲み食い。
どの料理も器がそれぞれ違うし味もどれも文句なし、ふらっと入って当たりのお店でしたね。
hanaochayaさんとも初対面で落ち着いて話が出来たんでこれはこれで良かったかも。
<参考情報>
*えいたろう屋:食べログ
住所:京都府京都市中京区御池通烏丸西入北側龍池町448
電話:075−221−4604
営業:17:30〜23:00(L.O 22:00)
定休:日曜日・月1回不定休
*情報はお店のカードによります。食べログとは異なります。
えいたろう屋を出て、もうちょっと飲みたい気分だったのでバーを探しつつ3人でしばらく町を歩きました。
とりあえず店の多そうな南方向に歩いて行ってたかと。
しばらく歩くとishさんが1軒のお店に反応しはりました。
バーっていうより、カフェかバールのような割とカジュアルな感じに見えました。
私はまだなんか摘みたい気分やったんで、酒に本気ではない軽い感じでもええかって気分でした。
入ったお店は「grange plus(グランジ・プラス)」ってトコでした。
お店に入ってカウンターに座ったんですが、お酒のボトルはどこにも見えず。
カウンターの中の壁には黒板が掛かってて手書きでフードメニューが書いてありました。
バーではないけど、ジントニぐらいならあるだろうと思って自分の定番をオーダー。
ishさんもいつものお約束でウォッカトニック、hanaochayaさんはボンベイサファイアのロックだったようです。
*この情報はお代官さまの2本目の記事からパクらせて貰いました。
<訂正>
hanaochayaさんの飲んでたのはラムだったそうです。コメントでご指摘頂きました。
割と若くめでサラッとした男性が作ってくれたんですが、出てきたグラスはえらくしっかりしたタンブラー。
アレっ?って思って、斜め上からグラスの底をチェックするとなんだか見覚えのあるマーク。
カウンターの兄ぃさんに聞いてみると「バカラ」のグラスでした。
*ホタルイカのアヒージョ(ガーリックオイル焼き) 800円
こういうスパニッシュなアテなんかが色々あるとあんまり固いバーには思わないですよねぇ。
ホタルイカはモノが良くて、しっかりと味噌?の味がしてたんでこの量なら良心的ですね。
ちょこちょこ話を聞いてみるとカフェっぽい店やのに元々はかなりマニアックで本格的なバーをされてたとのことでした。
単に高い酒って意味じゃなく、限定品とかデッドストックモンの稀少なボトルを買い漁ってたとか。
割とポピュラーな銘柄でもレアもんだとショットの単価がものすごく高くなって行ってたそうです。
凝りに凝った挙げ句、そんな金額を出してもうたり、そんなスタンスでおるのがイヤになったとかで正反対のカジュアルスタイルに路線を変更したとか。
見えるトコにボトルがないのもバックバーで威圧したり、見せびらかしたりしたくないからのようでした。
気軽なお店やから振りモノは遠慮しようと思ってたんですが、シェーカーはちゃんとあるし当然作れると。
そこで店に入った時は頼まないつもりだった食後の定番をお願いしてみました。
*すごくステムの細いグラスで「マルガリータ」
かなり背が高くて足が細いんで繊細なイメージのグラスでしたねぇ。
こんなグラスが出てくると思えん内装だけにそのギャップだけでもご機嫌でしたわ。
私のツボにはまるお店だったんで、客の3人だけでしゃべるんじゃなくてバーテンダーの兄ぃさんにも話を振りつつ楽しませて貰いました。
普段、おばはんクサイ料理ばっかり作ってるからhanaochayaさんには私がバー話で盛り上がるのが違和感があったかも。
前のブログではカクテルのカテゴリまで作ってイチビってたんですって白状しときました。
hanaochayaさんは2軒目でも男前な飲み方をしてはりましたねぇ。
へなちょこなロングドリンクスなんか興味ないって感じでした。(^_^)
初対面の女性だったのに気分良く飲み出したらブレーキが効かず。
楽しくしゃべって、レベルの高い酒を飲んでたらあっちゅう間に時間が経つんですよねぇ・・・。
気が付いた時には、なんと夜中の2時!!
この日はそんなに飲み過ぎてないし、悪い酔い方もしてなかったんですが・・・。
hanaochayaさんの終電の時間にまーったく気を遣わずに午前さまにさせてしまいました。
お代官さまと私は泊まりで次の日の予定もないけどhanaochayaさんは平日なんで当然お仕事あり。
長いことおつきあいいただき大感謝するしかないんですが、翌日はさぞお疲れやったことでしょうねぇ。
というわけで、飲み歩き、食べ歩きのつもりが行った店は2軒だけになりました。
2軒だけやけど両方のお店でしっかり飲み食いしたんで、大変満足度の高い夜でした。
<参考情報>
*grange plus(グランジ・プラス):食べログ
住所:京都府京都市中京区堺町通四条上ル東側
電話:075−212−0034
営業:11:00〜14:00 17:00〜2:00AM
定休:日曜日
> hanaochayaさんへ
長時間にわたってホンマにありがとうございました。
> rubiconboiseさんへ
娘さんを初回から遅くまで引っ張り回してスミマセン。
*朝イチの体重:56.75kg(今日もえらく軽め)
*3月の休肝日:8日/22日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2012年03月22日
京都で飲み食いするなら泊まりでないと
15日から1泊で京都に出かけてきた時の模様をご紹介します。
今までに何回も書いてますが、私は「電車嫌い」で「酒が無かったら旨いモンは食わん」というタイプ。
このため京都にはたまに実家のオカンの運転手で美術館に行ったりはするんですが、ほとんど飲み食いしてません。
行くなら車なんで、飲めない。飲めないからまともなモンは食べない。
観光にはあんまり興味が無く、飲み食いにばっかり目が行く私にとって京都は近くて遠いとこなんですよねぇ。
ただ、去年の12月にちょこっと京都の町中を歩いた時に、オモロそうな店をいくつか見かけて興味は湧いてました。
今月はだいぶ前から色々と予定が入ってたんですが、4日になって急にメールが入りました。
「急やけど15日の夕方から泊まりで京都に行かんか?」
との、お誘いが某お代官さまから来たんです。
普段なら予定さえ空いてりゃ、前日のお誘いでも乗るので急には感じませんでした。
ただ、珍しく同じ週の週末(18日)に家宴会の予定が入ってたんです。
数分間悩んだ末、17日に1日余裕があればなんとかなるやろうと思いishさんには参加で返信。
その前の週に入ってた次郎吉に行こうっていうお誘いが伸びて13日なったんで、最終的にはかなり過密なスケジュールになったんですけどね。
宿はishさんが既に見つけてくれてたんで、私の泊まりの追加と駐車の申し込みをお願いしました。
お代官さまからは事前に行きたいところがあるか聞いてもうてたんですが、京都の情報は全くないんで希望は無し。
二人で行くなら”てけとー”に街を歩いて見つけりゃええかと思ってました。
当日はツレのサ店でお茶してからのんびり出かけるつもりでした。
9時過ぎに1階の事務所に降りて、週末のゲストのための布団をチェックすると敷き布団が見つからず。
急遽奈良の家まで行って敷き布団を取ってくることに。
奈良の家で無事に布団を見つけて、事務所に戻ったのが11時頃でした。
もうお茶は諦めて、そこから地道で京都に向かうことに。
外環に出て、だらだらと北に向かうことにしたんですが、途中で阪奈道の標識を見かけて急に奈良周りで行くことに。
国道308号線で生駒の山を越えて、奈良の中心部に向かう手前で左折して国道24号線へ。
京都の市街地あたりからはどのルートやったかよう分からんのですが、標識の目的地に「堀川五条」って出てたような気がします。
堀川五条を過ぎて、もう少し北の「堀川御池」って交差点を右折したらすぐそこに今回の宿「ホテルシャトレーイン京都」を発見しました。
*「ホテルシャトレーイン京都」の外観
チェックインが3時で着いたのはその少し前でした。
もうちょっと早く着いてたらどこぞで美術館でもシバいてから宿に入ろうと思ってたんです。
宿の駐車場は台数が限られてるっていうんで、とりあえず車を入れてしまうことに。
チェックインには少し早かったけど、部屋の掃除は終わってたんでチェックインさせて貰いました。
料金は前払いってことやったんで、7500円をお支払い。
7500円って、まずまずの値段やと思いません?
でもねぇ、これには内訳があるんです。
まず駐車場代が1500円。
だから、クルマ無しやったら6000円って訳です。
で、この6000円がishさんと私の二人分での値段やったんです。
京都の繁華街に近い御池通っていう大通りに面してて、一人1泊3000円はビックリでした。
高知への旅行でも同じ値段でしたが、宿の立地は風俗街の外れで、部屋は日本の宿っぽくないヘタリ具合でした。
ところが部屋に入ってみてビックリ。
*ホテルシャトレーイン京都のきれいな風呂とトイレ
この写真ではあんまり分からんと思うんですが、ユニットバスはピッカピカでした。
ishさんによると最近改装したとのことですが、ほんまに新品でした。
*ホテルシャトレーイン京都の和室
客室内も改装したてって感じで非常にキレイでした。
この写真はトイレの方から撮ってるんですが、二人で寝るには広すぎるほど。
窓の外もすぐ壁って訳ではなく、陽も差してるし・・・。
布団は自分らで敷かんとあかんけど、そんなもんに何分もかからんから文句なし。
個人的に嬉しかったのは大浴場が付いてるとのことだったんですが、それについては入浴出来る時間が16:00〜24:00だけだったんでやや残念。
どうせなら朝風呂に入りたかったんですが、3000円じゃ望みすぎですね。
せっかくなんで4時まで待って、お風呂も覗き行きました。
ロビーが2階で、風呂が1階なんで駐車場か倉庫を潰して風呂場にしたんですかねぇ・・・。
安ホテルの風呂やから期待はせずに向かいました。
*ホテルシャトレーイン京都の大浴場
そんなに大きくはないけど、思ったよりは大きかったですね。
朝に家でシャワーはしてきたんで、軽く湯船に使って部屋へ。
最初は出かけようかとも思ってたんですが、風呂上がりに買うたビールを舐めながら大相撲を眺めてだらだら。
結局ishさんが宿に到着しはるまでどこにも出ずのんびりしてました。
朝昼兼用で、コンビニおにぎりを1個食べただけやったんんで、摘むモンがないのだけが痛かったですわ。
腹が減りまくったところに、ishさんがお着きになり、早速外に出ることに。
行き先も決めずにお店を選ぶことになるんですが、続きは別の記事でアップすることにします。
*朝イチの体重:56.60kg(晩メシが少なめだったからなぁ・・・)
*3月の休肝日:8日/21日中(前日までの休肝日日数をカウント)
今までに何回も書いてますが、私は「電車嫌い」で「酒が無かったら旨いモンは食わん」というタイプ。
このため京都にはたまに実家のオカンの運転手で美術館に行ったりはするんですが、ほとんど飲み食いしてません。
行くなら車なんで、飲めない。飲めないからまともなモンは食べない。
観光にはあんまり興味が無く、飲み食いにばっかり目が行く私にとって京都は近くて遠いとこなんですよねぇ。
ただ、去年の12月にちょこっと京都の町中を歩いた時に、オモロそうな店をいくつか見かけて興味は湧いてました。
今月はだいぶ前から色々と予定が入ってたんですが、4日になって急にメールが入りました。
「急やけど15日の夕方から泊まりで京都に行かんか?」
との、お誘いが某お代官さまから来たんです。
普段なら予定さえ空いてりゃ、前日のお誘いでも乗るので急には感じませんでした。
ただ、珍しく同じ週の週末(18日)に家宴会の予定が入ってたんです。
数分間悩んだ末、17日に1日余裕があればなんとかなるやろうと思いishさんには参加で返信。
その前の週に入ってた次郎吉に行こうっていうお誘いが伸びて13日なったんで、最終的にはかなり過密なスケジュールになったんですけどね。
宿はishさんが既に見つけてくれてたんで、私の泊まりの追加と駐車の申し込みをお願いしました。
お代官さまからは事前に行きたいところがあるか聞いてもうてたんですが、京都の情報は全くないんで希望は無し。
二人で行くなら”てけとー”に街を歩いて見つけりゃええかと思ってました。
当日はツレのサ店でお茶してからのんびり出かけるつもりでした。
9時過ぎに1階の事務所に降りて、週末のゲストのための布団をチェックすると敷き布団が見つからず。
急遽奈良の家まで行って敷き布団を取ってくることに。
奈良の家で無事に布団を見つけて、事務所に戻ったのが11時頃でした。
もうお茶は諦めて、そこから地道で京都に向かうことに。
外環に出て、だらだらと北に向かうことにしたんですが、途中で阪奈道の標識を見かけて急に奈良周りで行くことに。
国道308号線で生駒の山を越えて、奈良の中心部に向かう手前で左折して国道24号線へ。
京都の市街地あたりからはどのルートやったかよう分からんのですが、標識の目的地に「堀川五条」って出てたような気がします。
堀川五条を過ぎて、もう少し北の「堀川御池」って交差点を右折したらすぐそこに今回の宿「ホテルシャトレーイン京都」を発見しました。
*「ホテルシャトレーイン京都」の外観
チェックインが3時で着いたのはその少し前でした。
もうちょっと早く着いてたらどこぞで美術館でもシバいてから宿に入ろうと思ってたんです。
宿の駐車場は台数が限られてるっていうんで、とりあえず車を入れてしまうことに。
チェックインには少し早かったけど、部屋の掃除は終わってたんでチェックインさせて貰いました。
料金は前払いってことやったんで、7500円をお支払い。
7500円って、まずまずの値段やと思いません?
でもねぇ、これには内訳があるんです。
まず駐車場代が1500円。
だから、クルマ無しやったら6000円って訳です。
で、この6000円がishさんと私の二人分での値段やったんです。
京都の繁華街に近い御池通っていう大通りに面してて、一人1泊3000円はビックリでした。
高知への旅行でも同じ値段でしたが、宿の立地は風俗街の外れで、部屋は日本の宿っぽくないヘタリ具合でした。
ところが部屋に入ってみてビックリ。
*ホテルシャトレーイン京都のきれいな風呂とトイレ
この写真ではあんまり分からんと思うんですが、ユニットバスはピッカピカでした。
ishさんによると最近改装したとのことですが、ほんまに新品でした。
*ホテルシャトレーイン京都の和室
客室内も改装したてって感じで非常にキレイでした。
この写真はトイレの方から撮ってるんですが、二人で寝るには広すぎるほど。
窓の外もすぐ壁って訳ではなく、陽も差してるし・・・。
布団は自分らで敷かんとあかんけど、そんなもんに何分もかからんから文句なし。
個人的に嬉しかったのは大浴場が付いてるとのことだったんですが、それについては入浴出来る時間が16:00〜24:00だけだったんでやや残念。
どうせなら朝風呂に入りたかったんですが、3000円じゃ望みすぎですね。
せっかくなんで4時まで待って、お風呂も覗き行きました。
ロビーが2階で、風呂が1階なんで駐車場か倉庫を潰して風呂場にしたんですかねぇ・・・。
安ホテルの風呂やから期待はせずに向かいました。
*ホテルシャトレーイン京都の大浴場
そんなに大きくはないけど、思ったよりは大きかったですね。
朝に家でシャワーはしてきたんで、軽く湯船に使って部屋へ。
最初は出かけようかとも思ってたんですが、風呂上がりに買うたビールを舐めながら大相撲を眺めてだらだら。
結局ishさんが宿に到着しはるまでどこにも出ずのんびりしてました。
朝昼兼用で、コンビニおにぎりを1個食べただけやったんんで、摘むモンがないのだけが痛かったですわ。
腹が減りまくったところに、ishさんがお着きになり、早速外に出ることに。
行き先も決めずにお店を選ぶことになるんですが、続きは別の記事でアップすることにします。
*朝イチの体重:56.60kg(晩メシが少なめだったからなぁ・・・)
*3月の休肝日:8日/21日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2011年12月09日
今年も香住町の「甲羅戯」でかにを堪能
12月の5日から1泊で行ってきたカニ食い旅行についてサラッとご紹介します。
香住町の柴山にある旅館「三吉 かに楽座 甲羅戯」には日帰りで2回行って、泊まりで行きたいなぁと思ってました。
三度目の正直で去年はついに泊まりで行って、日帰りは何倍も値打ちがあるのを実感。
宿の館内がきれいで実家のオカンが気に入ってるんで、誘いやすいのもありがたいトコロ。
実家の親父や私はどんなとこでもええんですが、オカンは清潔感や雰囲気にうるさいですからねぇ・・・。
今年は秋になっても暑いくらいの日があって、カニって気分にならずちょっと出遅れました。
去年は11月になってすぐカニ漁の解禁前に予約したんですが、今回は解禁日をちょっと過ぎての電話予約となりました。
親父もオカンも遊びに忙しいんで、候補日がそんなに多くはなかったんですが、11月は平日でも希望日はすでに一杯でした。
冬場に日本海側に行くのは雪が怖いんで去年は11月の半ばに行ったんですが、今年は12月に入ってしまいました。
オカンは腰の調子が悪くてあんまり長いこと同じ姿勢でおられへんので、宿のチェックインの時間に合わせて遅めに出発することに。
近場の旅行でも出かけるとなったら暗いうちから出発する方が気分が盛り上がるんですが、体調の問題じゃしゃーないですわね。
大阪を10時に出発することにしたんで、朝起きてからブログを書いたりして暇を潰してました。
すると9時半頃には実家から電話が入って、
「もう準備万端やからいつでも出発出来るでー」
とのことでした。
どうせこういう展開になるとは思ってたんで、ブログは書きかけやった読書メモを途中で切り上げました。
親父らのマンションまでアルファードで迎えに行って、出発したのが9時45分でした。
おかんの腰のことがあるんで、ルートはごくノーマルに高速を使って行くことに。
走り出してからも座りっぱなしがアカンっていうんで、コマメに休憩することに。
走りだして1時間ちょっと経った11時8分に加西SAで最初の休憩。
播但連絡自動車道に入って、11時46分にはまた朝来SAでも休憩。
朝来のSAは土産物が充実してるんで、腰のためっていうよりはSAをチェックするために寄りました。
朝来を走り出す前に親父が「ナビに案内させるようにセットしろや」と。
うちのオッサンはナビ大好きなんで、ことあるごとにナビを使おうとするんですよねぇ・・・。
あたしゃ器械に横からごちゃごちゃ言われるんが嫌いやし、自分で紙の地図を見ながら走るんが好きなんですけどねぇ・・・。
地図を見てチンタラやってられんかったので、そこからはナビをセットして出発。
高速を降りて少し走ったところ(和田山)で、うどん屋「一心」を見つけたんでお昼ご飯。
カレーうどんの出汁の効きがイマイチ、親父の鶏南蛮うどんにモヤシが入ってて出汁を完全にスポイルしてるというハズレなお店でした。
個人的にはうどんは少々ヘボくても気にならんので美味しくいただきましたけどね。
ナビに任せたら今までと全然違うルートを走らされたんで、ちと不安はあるものの道中の風景には新鮮みがありました。
いつもは宿の西側に出て海沿いを東に戻る、回り込むルートだったんですが、今回は西側で海に出て宿に向かうルートでしたわ。
宿のチェックインは3時ですが、前日にお宿の人からの確認の電話で2時半頃には部屋の用意が出来るから入ってもらえると聞いてました。
そんな状況で宿の駐車場に車を止めたのが2時34分。
なーんも考えんとのんびり走ってましたが、狙ったような到着時刻となりました。
お部屋に案内されたら、すぐにお風呂へ。
風呂好きなんで泊まりで行って宿に着いたら何はともあれお風呂なんです。
*甲羅戯の「海雨(404号)室」の鍵
甲羅戯の館内には色々木彫がおいてありますが、部屋のカギまでこんな彫刻の作品付きです。
オカンは部屋の掛け軸を見て、去年も大根の絵やったから同じ部屋ちゃうか?って言うてましたがどうなんでしょうねぇ。
なんとなくカギのデザインには見覚えがある気がしましたけどね。
風呂上がりのビールはやっぱり旨かったですねぇ。
部屋のビールは中瓶が750円で、3階のお風呂の前にある自販機だと500ml缶が500円だったかと。
風呂上がりに缶ビールを買わんとアカンかったのに、買い忘れたらすぐ飲みたくて瓶を開けてしまいました。(^^;
風呂前のキャビネットの中に雑誌やマンガがあったんで、晩ご飯の時間までのんびり暇つぶしがで来たのは嬉しかったですわ。
2本目はマンガの続きを借りにいくついでにちゃんと缶ビールを買いましたよ。
お宿の食事は5時半から選べたんですが、親父のチョイスで6時からに。
昼がうどんだけやったんで、早いこと腹が減ってしまい、最後の30分がかなり長く感じてしまいました。
6時数分前にフロントから用意が出来てると連絡があったんで、喜び勇んで2階の食事どころへゴー!!
*甲羅戯の「お造り」 イカとエビ2種類
食事どころに席に着くと仲居さんがそれぞれの料理を説明してくれました。
料理の内容はいつも一緒なんで4回目となるとお馴染みの面々って感じでしたね。
カニをがんがん食べ始めるとこのお刺身たちは影が薄くなるんで、今回は意識して出来るだけ早めに食べてやりました。
*細いモズクと珍味の盛り合わせ
非常に細いもずくなんで、カニがなければこいつももっと印象深かったかも。
珍味の盛り合わせもちゃんと内容を説明してくれたんですが、カニにばっかり目が行ってたんで聞き流してしまいました。
*生の白菜と食べる「かに味噌」
甲羅戯では野菜にもこだわってるそうなんですが、この生で食べる白菜も甘みがあって旨かったですわ。
オカンが
「こんなぎょうさんカニ味噌食べられるかなぁ・・・」
って言うてたんですが
「安心せぇ、これは3人で一皿や!!」
って、ツッコミつつ安心させたりました。
*別盛りの鍋の野菜
3人分としてはやや少なめですが、甲羅戯ではこれで十分ですねぇ。
なんせカニばっかりしっかり食べんと大食いじゃないうちのメンツではカニを残してしまいますからねぇ。
モチはだれも食べられそうになかったので残しました。
*生で食べられる蟹で「かにちり」
かに刺しとして別では出ませんが、鍋用のヤツがそのまま生で食べられるんです。
うちの家族はだれもカニ刺しに興味が無くほぼ全てかにしゃぶで食べたんですけどね。
かに鍋といえば、かにすぎが一番やと思ってるんですが、甲羅戯ではポン酢で食べるかにちり。
ポン酢も美味しいし、カニ自体が旨いから全然文句はないんですが、かにすきも食べてみたいなぁとは思ってしまいますね。
鍋をのんびりつついてると、メインとでも言える最後の一品が熱々で登場。
*宝楽陶板で焼く「焼きがに」
宝楽で蒸し焼きにするっていう甲羅戯の焼きがには、まず最初に香りの良さでヤラれるんですよねぇ。
で、食べてみると焼きガニやのに、身がほとんど縮んでないのがええんですよねぇ。
この焼きがにはほんまに値打ちがありますわ。
これが登場したら蟹鍋の方は一時火を小さくして、熱々の焼きガニに集中していただきました。
酒と食べるのもよし、香ばしいからビールともばっちりでした。
焼きガニを片づけたら、鍋に戻ってじっくりと。
胴体の食べにくいトコロは、オカンがせっせと身を取って、最後の雑炊にドカンと加えてましたわ。
カニの旨みが出まくった雑炊を食べて、大満足なお食事となりました。
部屋に戻って親父が家から持ってきた焼酎を舐めながらマンガを読んだり、またのんびり。
食事をした後で家に帰るんじゃなくて、寝るまでだらだら出来るとリラックス度?が全然違うんですよねぇ。
宿のお風呂は温泉なんですが、源泉の温度が低いため加温してるようでした。
そのためかお風呂が使えるのは夜の11時までと朝は6時からになるのはちと残念ですが、リーズナブルな値段で泊まれるんでしょうがないですね。
11時までにもっぺん風呂に入って寝ました。
翌朝は朝の5時頃に一度トイレに起きたら、寝直しに失敗。
お風呂が使える6時になったらさっそくお風呂へ。
温泉宿に泊まって朝風呂をシバくと、朝から食欲がしっかり湧くんでありがたいんですよねぇ。
7時半からという朝食を待ちかねるようにまた食事処へ。
*なかなか豪華な「甲羅戯の朝ご飯」
焼き魚に「えてがれい」の干物、イカの刺身、おかずの盛り合わせ、サラダ、お漬け物3種類。
大鍋で湯豆腐、小鍋でカニ入り味噌汁、味付き海苔と生タマゴ。
出発まで時間があったこともあって、朝っぱらから当然のようにビール。
温泉に来たら朝メシでビールを飲るのも欠かせませんわ。
普段は朝イチから米粒は喉を通りにくいんですが、この日は食欲全開やったんで3杯も食べました。
食べてからまた温泉に入って、布団を敷いたままにして貰ってあったんで、しばらく朝寝。
チェックアウトの10時までゆっくりさせてもらいました。
カニのコースは一番安い「さざ波プラン」にしましたが、平日3名で1人当たり19500円。
酒代だのなんだのぜーんぶ込み込みで66000円ほどだったかと。
去年は茹でガニがつく「白波プラン」にしたんですが、多過ぎる感じがしました。
今回はさざ波に戻しましたが、うちのメンツやとやっぱりさざ波が一番合うてましたわ。
3人ともやっぱり甲羅戯で食べるカニには大満足でした。
これで4回同じトコに行ったんで、ちょっと希望を出すならカニの天ぷらを揚げたてで食べられたりすると嬉しいかなぁ・・・と。
あと、ムチャな金額でなければ追加料金を払ってもええからカニすきを出して欲しいもんですわ。
宿を出たら「冬の日本海をもっと見たい」という親父の希望に合わせてしばらく海岸線を東へ。
*出石の「辰鼓楼」
城之崎温泉を通って、その後円山川を渡って出石の市街地へ。
何回か来てるんですが、そばを食べただけで帰ったりで町中を散歩したのは久々でした。
出石を出たら、またしても親父の指示でナビをセット。(T_T)
帰りぐらいは地道を走りたいなぁと思ったんですがオカンの腰があるんで、やむなく高速へ。
*播但連絡道の市川SAで食べた「山菜そば」
出石で刺激を受けたんで、昼メシは途中のサービスエリアで安もんの山菜そばをしばいて大阪へ。
3時46分に車庫に車を入れました。二日間の総走行距離419.8km。
カニみたいに贅沢なモンをここ数年毎シーズン食べられてるのはほんまに幸せなことですわ。
<参考情報>
*「三吉 かに楽座 甲羅戯」:公式サイト
住所:兵庫県美方郡香美町香住区浦上312−1
電話:0796−37−0345
*朝イチの体重:58.2kg(昨日の鍋のせいでしょうなぁ。今日は節制します。)
*12月の休肝日:3日/8日中(前日までの休肝日日数をカウント)
香住町の柴山にある旅館「三吉 かに楽座 甲羅戯」には日帰りで2回行って、泊まりで行きたいなぁと思ってました。
三度目の正直で去年はついに泊まりで行って、日帰りは何倍も値打ちがあるのを実感。
宿の館内がきれいで実家のオカンが気に入ってるんで、誘いやすいのもありがたいトコロ。
実家の親父や私はどんなとこでもええんですが、オカンは清潔感や雰囲気にうるさいですからねぇ・・・。
今年は秋になっても暑いくらいの日があって、カニって気分にならずちょっと出遅れました。
去年は11月になってすぐカニ漁の解禁前に予約したんですが、今回は解禁日をちょっと過ぎての電話予約となりました。
親父もオカンも遊びに忙しいんで、候補日がそんなに多くはなかったんですが、11月は平日でも希望日はすでに一杯でした。
冬場に日本海側に行くのは雪が怖いんで去年は11月の半ばに行ったんですが、今年は12月に入ってしまいました。
オカンは腰の調子が悪くてあんまり長いこと同じ姿勢でおられへんので、宿のチェックインの時間に合わせて遅めに出発することに。
近場の旅行でも出かけるとなったら暗いうちから出発する方が気分が盛り上がるんですが、体調の問題じゃしゃーないですわね。
大阪を10時に出発することにしたんで、朝起きてからブログを書いたりして暇を潰してました。
すると9時半頃には実家から電話が入って、
「もう準備万端やからいつでも出発出来るでー」
とのことでした。
どうせこういう展開になるとは思ってたんで、ブログは書きかけやった読書メモを途中で切り上げました。
親父らのマンションまでアルファードで迎えに行って、出発したのが9時45分でした。
おかんの腰のことがあるんで、ルートはごくノーマルに高速を使って行くことに。
走り出してからも座りっぱなしがアカンっていうんで、コマメに休憩することに。
走りだして1時間ちょっと経った11時8分に加西SAで最初の休憩。
播但連絡自動車道に入って、11時46分にはまた朝来SAでも休憩。
朝来のSAは土産物が充実してるんで、腰のためっていうよりはSAをチェックするために寄りました。
朝来を走り出す前に親父が「ナビに案内させるようにセットしろや」と。
うちのオッサンはナビ大好きなんで、ことあるごとにナビを使おうとするんですよねぇ・・・。
あたしゃ器械に横からごちゃごちゃ言われるんが嫌いやし、自分で紙の地図を見ながら走るんが好きなんですけどねぇ・・・。
地図を見てチンタラやってられんかったので、そこからはナビをセットして出発。
高速を降りて少し走ったところ(和田山)で、うどん屋「一心」を見つけたんでお昼ご飯。
カレーうどんの出汁の効きがイマイチ、親父の鶏南蛮うどんにモヤシが入ってて出汁を完全にスポイルしてるというハズレなお店でした。
個人的にはうどんは少々ヘボくても気にならんので美味しくいただきましたけどね。
ナビに任せたら今までと全然違うルートを走らされたんで、ちと不安はあるものの道中の風景には新鮮みがありました。
いつもは宿の西側に出て海沿いを東に戻る、回り込むルートだったんですが、今回は西側で海に出て宿に向かうルートでしたわ。
宿のチェックインは3時ですが、前日にお宿の人からの確認の電話で2時半頃には部屋の用意が出来るから入ってもらえると聞いてました。
そんな状況で宿の駐車場に車を止めたのが2時34分。
なーんも考えんとのんびり走ってましたが、狙ったような到着時刻となりました。
お部屋に案内されたら、すぐにお風呂へ。
風呂好きなんで泊まりで行って宿に着いたら何はともあれお風呂なんです。
*甲羅戯の「海雨(404号)室」の鍵
甲羅戯の館内には色々木彫がおいてありますが、部屋のカギまでこんな彫刻の作品付きです。
オカンは部屋の掛け軸を見て、去年も大根の絵やったから同じ部屋ちゃうか?って言うてましたがどうなんでしょうねぇ。
なんとなくカギのデザインには見覚えがある気がしましたけどね。
風呂上がりのビールはやっぱり旨かったですねぇ。
部屋のビールは中瓶が750円で、3階のお風呂の前にある自販機だと500ml缶が500円だったかと。
風呂上がりに缶ビールを買わんとアカンかったのに、買い忘れたらすぐ飲みたくて瓶を開けてしまいました。(^^;
風呂前のキャビネットの中に雑誌やマンガがあったんで、晩ご飯の時間までのんびり暇つぶしがで来たのは嬉しかったですわ。
2本目はマンガの続きを借りにいくついでにちゃんと缶ビールを買いましたよ。
お宿の食事は5時半から選べたんですが、親父のチョイスで6時からに。
昼がうどんだけやったんで、早いこと腹が減ってしまい、最後の30分がかなり長く感じてしまいました。
6時数分前にフロントから用意が出来てると連絡があったんで、喜び勇んで2階の食事どころへゴー!!
*甲羅戯の「お造り」 イカとエビ2種類
食事どころに席に着くと仲居さんがそれぞれの料理を説明してくれました。
料理の内容はいつも一緒なんで4回目となるとお馴染みの面々って感じでしたね。
カニをがんがん食べ始めるとこのお刺身たちは影が薄くなるんで、今回は意識して出来るだけ早めに食べてやりました。
*細いモズクと珍味の盛り合わせ
非常に細いもずくなんで、カニがなければこいつももっと印象深かったかも。
珍味の盛り合わせもちゃんと内容を説明してくれたんですが、カニにばっかり目が行ってたんで聞き流してしまいました。
*生の白菜と食べる「かに味噌」
甲羅戯では野菜にもこだわってるそうなんですが、この生で食べる白菜も甘みがあって旨かったですわ。
オカンが
「こんなぎょうさんカニ味噌食べられるかなぁ・・・」
って言うてたんですが
「安心せぇ、これは3人で一皿や!!」
って、ツッコミつつ安心させたりました。
*別盛りの鍋の野菜
3人分としてはやや少なめですが、甲羅戯ではこれで十分ですねぇ。
なんせカニばっかりしっかり食べんと大食いじゃないうちのメンツではカニを残してしまいますからねぇ。
モチはだれも食べられそうになかったので残しました。
*生で食べられる蟹で「かにちり」
かに刺しとして別では出ませんが、鍋用のヤツがそのまま生で食べられるんです。
うちの家族はだれもカニ刺しに興味が無くほぼ全てかにしゃぶで食べたんですけどね。
かに鍋といえば、かにすぎが一番やと思ってるんですが、甲羅戯ではポン酢で食べるかにちり。
ポン酢も美味しいし、カニ自体が旨いから全然文句はないんですが、かにすきも食べてみたいなぁとは思ってしまいますね。
鍋をのんびりつついてると、メインとでも言える最後の一品が熱々で登場。
*宝楽陶板で焼く「焼きがに」
宝楽で蒸し焼きにするっていう甲羅戯の焼きがには、まず最初に香りの良さでヤラれるんですよねぇ。
で、食べてみると焼きガニやのに、身がほとんど縮んでないのがええんですよねぇ。
この焼きがにはほんまに値打ちがありますわ。
これが登場したら蟹鍋の方は一時火を小さくして、熱々の焼きガニに集中していただきました。
酒と食べるのもよし、香ばしいからビールともばっちりでした。
焼きガニを片づけたら、鍋に戻ってじっくりと。
胴体の食べにくいトコロは、オカンがせっせと身を取って、最後の雑炊にドカンと加えてましたわ。
カニの旨みが出まくった雑炊を食べて、大満足なお食事となりました。
部屋に戻って親父が家から持ってきた焼酎を舐めながらマンガを読んだり、またのんびり。
食事をした後で家に帰るんじゃなくて、寝るまでだらだら出来るとリラックス度?が全然違うんですよねぇ。
宿のお風呂は温泉なんですが、源泉の温度が低いため加温してるようでした。
そのためかお風呂が使えるのは夜の11時までと朝は6時からになるのはちと残念ですが、リーズナブルな値段で泊まれるんでしょうがないですね。
11時までにもっぺん風呂に入って寝ました。
翌朝は朝の5時頃に一度トイレに起きたら、寝直しに失敗。
お風呂が使える6時になったらさっそくお風呂へ。
温泉宿に泊まって朝風呂をシバくと、朝から食欲がしっかり湧くんでありがたいんですよねぇ。
7時半からという朝食を待ちかねるようにまた食事処へ。
*なかなか豪華な「甲羅戯の朝ご飯」
焼き魚に「えてがれい」の干物、イカの刺身、おかずの盛り合わせ、サラダ、お漬け物3種類。
大鍋で湯豆腐、小鍋でカニ入り味噌汁、味付き海苔と生タマゴ。
出発まで時間があったこともあって、朝っぱらから当然のようにビール。
温泉に来たら朝メシでビールを飲るのも欠かせませんわ。
普段は朝イチから米粒は喉を通りにくいんですが、この日は食欲全開やったんで3杯も食べました。
食べてからまた温泉に入って、布団を敷いたままにして貰ってあったんで、しばらく朝寝。
チェックアウトの10時までゆっくりさせてもらいました。
カニのコースは一番安い「さざ波プラン」にしましたが、平日3名で1人当たり19500円。
酒代だのなんだのぜーんぶ込み込みで66000円ほどだったかと。
去年は茹でガニがつく「白波プラン」にしたんですが、多過ぎる感じがしました。
今回はさざ波に戻しましたが、うちのメンツやとやっぱりさざ波が一番合うてましたわ。
3人ともやっぱり甲羅戯で食べるカニには大満足でした。
これで4回同じトコに行ったんで、ちょっと希望を出すならカニの天ぷらを揚げたてで食べられたりすると嬉しいかなぁ・・・と。
あと、ムチャな金額でなければ追加料金を払ってもええからカニすきを出して欲しいもんですわ。
宿を出たら「冬の日本海をもっと見たい」という親父の希望に合わせてしばらく海岸線を東へ。
*出石の「辰鼓楼」
城之崎温泉を通って、その後円山川を渡って出石の市街地へ。
何回か来てるんですが、そばを食べただけで帰ったりで町中を散歩したのは久々でした。
出石を出たら、またしても親父の指示でナビをセット。(T_T)
帰りぐらいは地道を走りたいなぁと思ったんですがオカンの腰があるんで、やむなく高速へ。
*播但連絡道の市川SAで食べた「山菜そば」
出石で刺激を受けたんで、昼メシは途中のサービスエリアで安もんの山菜そばをしばいて大阪へ。
3時46分に車庫に車を入れました。二日間の総走行距離419.8km。
カニみたいに贅沢なモンをここ数年毎シーズン食べられてるのはほんまに幸せなことですわ。
<参考情報>
*「三吉 かに楽座 甲羅戯」:公式サイト
住所:兵庫県美方郡香美町香住区浦上312−1
電話:0796−37−0345
*朝イチの体重:58.2kg(昨日の鍋のせいでしょうなぁ。今日は節制します。)
*12月の休肝日:3日/8日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2011年12月04日
日生でカキオコ:「あらた」と「もりした」をハシゴ
1日の木曜日に岡山県の日生(ひなせ)まで行って食べたカキオコをご紹介します。
カキオコとはなんぞや?って方のために、正体を先にバラしておきますと牡蛎入りのお好み焼きのことです。
初めて食べたのが2005年の2月で、行けなかった年もありますが、シーズンになると食べたくなるんです。
今年は牡蠣のシーズンが始まる前によそのブログやツイッターで広島焼きのことを見聞きして刺激を受けてました。
岡山は大阪と較べると広島焼きに近いこともあって、カキオコが食べたいなぁと。
とはいえ、今年は変な天候で11月になっても暑いくらいの日がちょこちょこありましたよね。
牡蛎って寒くなると美味しくなるってイメージがあるんで何度か行こうと思ったこともあったんですが、なんとか我慢してました。
11月も中旬を過ぎてぼちぼちええかと思ってると、お代官さまからツイッターのDMでお誘いがありました。
11/29、30,12/1のどこかでカキオコに行かんか?とのことでした。
どの日でも行こうと思えば行けたんですが、一番都合が良かった12/1で行くことに。
その日ならmyblackmamaさんご夫妻も行けるってことがわかり、当初は4人で出かけることになってました。
ところが、直前にmyblackmamaさんご夫妻はご都合が悪くなったのが残念でした。
みんなでわいわい行けなくなったのは、残念ですがメンバーが二人となったんで・・・・。
普通ならメンバーが二人になっても何にも変化はないんですけどね。
相手がお代官さまとなれば、話は違います。
すでに一番キツい真夏も、周りの人から見たらアホにしか見えない冬場も体験されてるお方。
思わず「屋根無しで行っていいですか?」とお伺いを立ててしまいました。
「二人になった時点で、そうなると思ってたわ」
と諦めてご快諾をいただきました。(^_^;)
前日は20度を越えるような気温やったんですが、その日の予報では翌日はものすごく冷えるとのことでした。
極端な温度の変化で、ishさんに風邪を引かせたらマズイかなぁ・・・・。
と殊勝なことも考えたんですよ。
おまけに天気予報の方も曇り一時雨だとかで、雨降りだとロードスターよりアルファードの方が快適なんで当日に朝に最終的な決断を下すことに。
で、1日の朝、布団を出ると室内の温度は意外なほど寒くなかったんです。
外の天気を確認するととりあえずは雨は降ってませんでした。
というわけで、結局大阪から幌をオープンで出発。
家を出たのが5時52分でしたが、待ち合わせ場所の兵庫駅前に着いたのが7時16分。
約束時刻が7時半やったんで、私にしてはかなり無駄のない到着時刻になりました。
myblackmamaさんご夫妻と行くときは、高速を使うつもりでしたが、お代官さまに聞くと
「地道でええんちゃうか?」
との答えやったんで、高速はパス。
国道2号線をしばらく走って、明石の先で左折して国道250号線へ。
この国道はちょくちょく直角に曲がったりするんで、夜中に走っていつのまにか国道から逸れてたこともあるんですが、今回はちゃんと標識を見てフォローし続けました。
途中、ishさんも気に入ってはる「道の駅みつ」に寄ったのが9時46分。
ここで10分チョイ物産品をチェックして9時59分にまた走り出し。
いつもええかげんに走ってるんで誤解してたんですが、御津から日生はすぐやと思ってました。
実際に走ってみると思ったより離れてて、ほぼジャスト1時間かかって日生に到着。
御津を出た時点でもうすぐ食べられると思い始めてたんで、着いたときは腹ぺこでした。
車は「五味の市」に向かう道沿いにたくさん車が止まってるところがあって、空きがあったんでそこに駐めさせてもらいました。
行き先は特に決めてなかったんですが、まだ行ったことのないお店が気になってるというとishさんも行ったことないから行ってみようと意見が一致。
私は店の前をなんべんも通ってましたが、どうにも怪しげで今まで避けてたんですよねぇ・・・。
そんなお店に行ってみようと思ったのは、いつもうどん情報を仕入れさせて貰ってる{^L^}さんのブログで記事を読んだからでした。
その中で「あらた(安良田)」のおねえさんからカキオコのハシゴは困るって言われたと。
牡蛎ってのはいくらモノが良くても当たるときは当たるから、何軒も食べ歩くとどこのカキで当たったか分からんようになるからアカンのやそうです。
その記事を読んでると「あらた」ではかなり牡蛎の質を吟味してて、自信があることの裏返しに思えたんで、それなら食べに行ってみんとアカンなぁと思ったんです。
*建物が新しくなってた「あらた(安良田)」の店構え
去年行ったときも車で前を通ってるんですが、建物に記憶はないですねぇ・・・。
ちょうど道がカーブしてるところにあるんで、運転に集中して見てなかったのかもしれませんが、ちょっとビックリ。
カキオコブームでよう儲けて建て替えはったんですかねぇ。(^^)
建て替えてもやっぱり怪しい人形が店先にいるんですよねぇ。
この人形が怪しすぎて今まで避けてたんですが・・・・。
*安良田の「鉄板周り」
他の店でもこういうタイル張りの鉄板台見かけるんで、日生のあたりのお好み焼き屋の定番なんですかねぇ。
えらく愛想がよくて腰の低い”おねぇさん”が迎えてくれました。
*このへんの地方では全ての女性を"おねえさん”と呼ぶんやそうです。
先客が一組入って、私らがそれに続いて入ったと思うんですが、その後もお客さんが続いて食べ終わるまでにはほぼ満席だったかと。
*牡蛎を焼いてからお好み焼きの上へ
お店のおねぇさんはテープが繰り返すみたいに、お店の牡蛎は無菌で、取れたてやってことを説明してはりましたわ。
私らの分を焼き始めたときは「殻から剥いて30分」って言うてはったんですが、しばらく後のおきゃくさんにはちゃんと「殻から剥いて1時間」って言うてはったのが律儀でした。
一旦牡蛎を焼いてから、毎回背後のカウンターの向こう側に手を伸ばして2〜3個牡蛎を追加してはりました。
「オマケしとくわ」とは言いはれへんかったんですが、そういう意味のパフォーマンスなんでしょうかねぇ。
今まで日生で食べたカキオコではやや小振りな生地の上に牡蛎を乗せるとはみ出るほどの量でした。
そうそうこのお店は細切りのキャベツを粉と混ぜてから鉄板に広げて焼いてましたねぇ。
その上からキャベツを足してたようなんで、大阪と広島の折衷みたいな作り方でした。
焼きながらしつこいぐらいに「(食中毒を防ぐためには)80度以上で1分加熱」っていうフレーズも繰り返してはったんですが、かきおこが出来上がりかけると温度計をブスッと生地に刺して温度を測りはったのにはビックリ。
客の前でそこまでやるのはお好み焼き屋に限らず初めて見た気がします。
テコの角でぐりぐりお好み焼きの真ん中をほじくってチェックまでしてたんですが、かなり気ぃを使ってはるんですねぇ・・・。
最後にサービスやという玉子を目玉焼きにして、その上にお好み焼きを乗せて、それをひっくり返したら完成。
*非常に美味しそうな”あらた”の「カキオコ」 900円
客にソースの入れ物を渡してくれて、塗り終わるとネギと紅ショウガを乗せるか聞いた上でトッピングしてくれました。
辛めのソースやマヨネーズ、一味なんかもよければどうぞ勧めてくれはりました。
ガキンチョの頃から大阪で食べるお好み焼きにはマヨネーズを使うことが多いんですが、最近はなくてもええかなぁと思うことあります。
この日はそんな気分やったんで、マヨネーズはパスして、後半に一味をちょいちょいと振って頂きました。
事情は分からないんですが、このあたりでポピュラーな「タイメイ」っていうソースがえらく品薄やって言うてはりました。
牡蛎はたっぷりで、やっぱり火を入れて縮むこともなく、クサミなんかも全くなし。
ただ、お好み焼きの味としては、やや粉っぽさを感じたのが残念でしたねぇ。
厚みが結構あったんですが、そのせいで火の通りが悪かったんでしょうかねぇ。
サイズは小さめなんで、サクッと一枚を食べ終えてお店を出ました。
<参考情報>
*お好み焼き「安良田(あらた)」:食べログ
住所:岡山県備前市日生町日生825-2
電話:0869−72−0851
営業:10:00AM〜21:00
定休:月曜日
あらたも庶民派というか地元のベタな雰囲気がある系統やと思います。
同じ系統として私は「浜屋(みっちゃん)」ってトコが気に入ってるんですが、そこのお好み焼きは1枚がかなりデカいんですよねぇ。
あそこに行ってたら、1軒で終わりだったでしょうが、幸いあらたが軽かったので事前の計画通り次に行くことに。
*日生のお好み焼き屋「もりした」の店構え
店のとなりの本屋の看板も「モリシタ」となってるんですが、元本屋さんが始めた店なんて聞くとイマイチか思うじゃないですか。
でも、今回で3回目でまだ全部のカキオコ屋を回ったことないですが、ここのお好み焼きはレベルが他の段違いに上に感じるんですよねぇ。
私は安牌の店ばっかり行くより、ハズレでもええから色んな店に行きたいタイプ。
1軒だけやったら安良田を選んで終わりでもええんですが、2軒目も行くんならここは確実なトコを押さえておこうかと。
お代官さまが大のお気に入りなんで、2軒ともここを外すなんて許されなかったでしょうしね。
お店に入ると長い鉄板前に空きが二席。他にテーブルで一組か二組待ってはったでしょうか。
お好み焼きは絶対に鉄板からテコで直接食べたいんで、お店に人に鉄板前に座れるか確認しました。
前に行ったときはテーブルで食べてるお客さんも居ったように思ったからなんです。
待ってでもええから鉄板前で食べるか、それがダメならよその店に行きたいと思ったんですが、順に鉄板前に案内すると言われて一安心。
その後、どんどんお客さんが来てテーブル席は待ち客で埋まるほどでした。
平日の木曜日でこの混み方だと土日はえらい行列が出来るんじゃないでしょうか。
週末はもしかしたら、テーブル席も使ってそっちはお皿から食べることになるかもしれませんねぇ。
*日生の「もりした」の長い鉄板
しばらく前に無事鉄板前に案内されました。
写真に写ってる作りかけのお好み焼きはながらくこの状態でしたが、これを頼んだお客さんがカウンターに着くまで火を落として待ってたんかもしれません。
下に広げた生地がやや乾き始めてましたが、焦げそうな雰囲気じゃなかったですからねぇ。
*「もりした」の焼き方
いつものように「もりした」では牡蛎を焼いてからお好み焼きに乗せてました。
さらにこの上に何枚か豚バラ肉を乗せるのがモリシタの流儀。
その上からシャッバシャバの粉を掛けて、すぐにひっくり返してました。
それをじっくり焼いて出来上がったら
「オススメはソースと醤油の半分ずつですがどうしますか?」
ってなことを聞いてくれはるんです。
お店の大将からこのセリフが飛び出すギリギリまで悩んでました。
そして出した結論は「醤油だけで!!」。
どっちの味も捨てがたいんですが、半々だとどっちの味ももうちょっと食べたいなぁって気分になったんです。
そこで1軒目にソースたっぷりで食べたから、森下を醤油オンリーにしてもソース味に未練が出んやろうと判断。
決めるまでは両方に未練がありまくりで、迷いに迷ったんですけどね。
ちなみにお代官さまも同じチョイスをしてはりました。
*もりしたの「醤油味のカキオコ」 1000円
モリシタでは必ずこうやって半分に切って切り口を手前に半月サイズを2枚並べてくれます。
これを正面に置いて食べるために、イスの位置がズレてると大将から指導が入ってました。
2枚食べ比べたから余計にモリシタの良さが際だってましたねぇ・・・。
下町のお好み焼きとは全く別で、生地の香ばしさが良かったですわ。
油をたっぷりめに引いた鉄板で焼いて、裏面を焼くときも油を足した鉄板に返すっていう焼き方にも理由があるんでしょうかねぇ。
もちろん生地自体にもかなり工夫をしてるんでしょうしね。
大阪の繁華街なんかでカッコつけて鉄板焼き屋としてやってる店だとこんなお好み焼きが出てくるんじゃないかと連想。
単なる下町のオヤツとしての粉モンじゃなくて、コダワリがあって一つの料理として完成してる印象です。
町おこしネタとしてカキオコがメインですが、モリシタの生地やったら牡蛎なしで他のどんな具を入れても旨そうに思いましたわ。
牡蛎の使えない夏場は”夏期オコ”としてえびのお好み焼きを出すとこもあるようですが、モリシタならエビオコも旨そうですねぇ。
*独歩の「牡蠣に合う白ビール」
ネタになるんで、私に遠慮して飲まないっていうishさんにこれを飲んでみるようお薦めしました。
一口だけ味見をさせて貰いましたが、私のしょぼい下には特別牡蠣に合うかは分からず。
運転さえなければ銘柄はなんでもええからビールを飲みたかったですね。
モリシタの醤油味のお好み焼きはそのまま食べても旨いんですが、ちょいと山椒を振るとまたぐっと雰囲気がようなりましたねぇ。
繁盛してるお店やから、山椒の補充も頻繁なのか、山椒自体の香りもシャキッと元気で良かったですわ。
一軒目を庶民派にして、2軒目を洗練派?にした順序は正解でしたねぇ。
先にモリシタを食べてしまうと、庶民派だとアラが目立つでしょうからねぇ。
初めて行く人にはその土地の風情を楽しむために、個人的にはモリシタ以外をオススメしますねぇ。
でも、ハシゴで2軒目あるいは、カキオコ2回目以降なら「モリシタ」は激しくお勧めですわ。
ソースと醤油のハーフ&ハーフだと、もうちょっと食べたいと思いましたが、今回は一枚全部を醤油味で食べたんでそういう欲求不満も無し。
お腹も満腹になって大変ハッピーな気分でお店を出ました。
<参考情報>
*お好み焼き「もりした」:食べログ
住所:岡山県備前市日生町日生630−2
電話:0869−72−1110
営業:11:00〜23:00
定休:なし(木曜は15時閉店)
*食べログでは木曜定休となってますが、今回木曜に行ってるんでそちらが間違いでしょう。
もりしたを出たら腹ごなしがてら、日生の街をポテポテと散歩。
何軒かはカキオコ屋が増えてるようですが、それ以外の商店街なんかは相変わらず静かでしたねぇ。
更地が増えたりで、カキオコのおかげで観光客は増えてもなかなか街の活気を取り戻すほどではないようでした。
そして、散歩で向かった先は、日生のもう一つの名物。(と勝手に思ってる)
*なんべん見ても怪しい「山東水餃大王」の店構え
12月は店での飲食は無しになって、持ち帰りと通販の発送に専念しはります。
とはいえ、店では水餃子を湯がくために思われる鍋に火が入ってたんで、今年は1日時点ではまだ店内で食べられたかもしれませんね。
私は買いませんでしたが、ishさんは冷凍のヤツをお土産に買うてはりました。
水餃子を買うたら往路と同じルートで国道250号線通って神戸まで。
カキオコを食べただけでしたが、思ったより遅くなって兵庫駅前に着いたのは5時50分でした。
この日から三宮ではルミナリエが開幕してたんで、その混雑を避けるため兵庫の柳原入口からすぐ阪神高速へ。
大阪に入ったら混むと分かってるからどうせそれまでには高速を降りるつもりでした。
深江の出口のすぐ先で事故を起こしてたんで、深江でサッサと高速を降りて後は地道で自宅まで。
家に着いたのが7時11分。総走行距離は327km
幸い雨に降られることもなく、幌はずっと降ろしたままでした。
冬場にオープンカーという酔狂なモンでのドライブにおつきあい頂いたお代官さまには感謝です。
*foodish:”雑”食記:日生に来ています〜カキオコハシゴしてきました
上記記事にトラックバックさせて頂きました。
*朝イチの体重:57.2kg(鍋を食べ過ぎたと思ったけどええ数字)
*12月の休肝日:1日/3日中(前日までの休肝日日数をカウント)
カキオコとはなんぞや?って方のために、正体を先にバラしておきますと牡蛎入りのお好み焼きのことです。
初めて食べたのが2005年の2月で、行けなかった年もありますが、シーズンになると食べたくなるんです。
今年は牡蠣のシーズンが始まる前によそのブログやツイッターで広島焼きのことを見聞きして刺激を受けてました。
岡山は大阪と較べると広島焼きに近いこともあって、カキオコが食べたいなぁと。
とはいえ、今年は変な天候で11月になっても暑いくらいの日がちょこちょこありましたよね。
牡蛎って寒くなると美味しくなるってイメージがあるんで何度か行こうと思ったこともあったんですが、なんとか我慢してました。
11月も中旬を過ぎてぼちぼちええかと思ってると、お代官さまからツイッターのDMでお誘いがありました。
11/29、30,12/1のどこかでカキオコに行かんか?とのことでした。
どの日でも行こうと思えば行けたんですが、一番都合が良かった12/1で行くことに。
その日ならmyblackmamaさんご夫妻も行けるってことがわかり、当初は4人で出かけることになってました。
ところが、直前にmyblackmamaさんご夫妻はご都合が悪くなったのが残念でした。
みんなでわいわい行けなくなったのは、残念ですがメンバーが二人となったんで・・・・。
普通ならメンバーが二人になっても何にも変化はないんですけどね。
相手がお代官さまとなれば、話は違います。
すでに一番キツい真夏も、周りの人から見たらアホにしか見えない冬場も体験されてるお方。
思わず「屋根無しで行っていいですか?」とお伺いを立ててしまいました。
「二人になった時点で、そうなると思ってたわ」
と
前日は20度を越えるような気温やったんですが、その日の予報では翌日はものすごく冷えるとのことでした。
極端な温度の変化で、ishさんに風邪を引かせたらマズイかなぁ・・・・。
と殊勝なことも考えたんですよ。
おまけに天気予報の方も曇り一時雨だとかで、雨降りだとロードスターよりアルファードの方が快適なんで当日に朝に最終的な決断を下すことに。
で、1日の朝、布団を出ると室内の温度は意外なほど寒くなかったんです。
外の天気を確認するととりあえずは雨は降ってませんでした。
というわけで、結局大阪から幌をオープンで出発。
家を出たのが5時52分でしたが、待ち合わせ場所の兵庫駅前に着いたのが7時16分。
約束時刻が7時半やったんで、私にしてはかなり無駄のない到着時刻になりました。
myblackmamaさんご夫妻と行くときは、高速を使うつもりでしたが、お代官さまに聞くと
「地道でええんちゃうか?」
との答えやったんで、高速はパス。
国道2号線をしばらく走って、明石の先で左折して国道250号線へ。
この国道はちょくちょく直角に曲がったりするんで、夜中に走っていつのまにか国道から逸れてたこともあるんですが、今回はちゃんと標識を見てフォローし続けました。
途中、ishさんも気に入ってはる「道の駅みつ」に寄ったのが9時46分。
ここで10分チョイ物産品をチェックして9時59分にまた走り出し。
いつもええかげんに走ってるんで誤解してたんですが、御津から日生はすぐやと思ってました。
実際に走ってみると思ったより離れてて、ほぼジャスト1時間かかって日生に到着。
御津を出た時点でもうすぐ食べられると思い始めてたんで、着いたときは腹ぺこでした。
車は「五味の市」に向かう道沿いにたくさん車が止まってるところがあって、空きがあったんでそこに駐めさせてもらいました。
行き先は特に決めてなかったんですが、まだ行ったことのないお店が気になってるというとishさんも行ったことないから行ってみようと意見が一致。
私は店の前をなんべんも通ってましたが、どうにも怪しげで今まで避けてたんですよねぇ・・・。
そんなお店に行ってみようと思ったのは、いつもうどん情報を仕入れさせて貰ってる{^L^}さんのブログで記事を読んだからでした。
その中で「あらた(安良田)」のおねえさんからカキオコのハシゴは困るって言われたと。
牡蛎ってのはいくらモノが良くても当たるときは当たるから、何軒も食べ歩くとどこのカキで当たったか分からんようになるからアカンのやそうです。
その記事を読んでると「あらた」ではかなり牡蛎の質を吟味してて、自信があることの裏返しに思えたんで、それなら食べに行ってみんとアカンなぁと思ったんです。
*建物が新しくなってた「あらた(安良田)」の店構え
去年行ったときも車で前を通ってるんですが、建物に記憶はないですねぇ・・・。
ちょうど道がカーブしてるところにあるんで、運転に集中して見てなかったのかもしれませんが、ちょっとビックリ。
カキオコブームでよう儲けて建て替えはったんですかねぇ。(^^)
建て替えてもやっぱり怪しい人形が店先にいるんですよねぇ。
この人形が怪しすぎて今まで避けてたんですが・・・・。
*安良田の「鉄板周り」
他の店でもこういうタイル張りの鉄板台見かけるんで、日生のあたりのお好み焼き屋の定番なんですかねぇ。
えらく愛想がよくて腰の低い”おねぇさん”が迎えてくれました。
*このへんの地方では全ての女性を"おねえさん”と呼ぶんやそうです。
先客が一組入って、私らがそれに続いて入ったと思うんですが、その後もお客さんが続いて食べ終わるまでにはほぼ満席だったかと。
*牡蛎を焼いてからお好み焼きの上へ
お店のおねぇさんはテープが繰り返すみたいに、お店の牡蛎は無菌で、取れたてやってことを説明してはりましたわ。
私らの分を焼き始めたときは「殻から剥いて30分」って言うてはったんですが、しばらく後のおきゃくさんにはちゃんと「殻から剥いて1時間」って言うてはったのが律儀でした。
一旦牡蛎を焼いてから、毎回背後のカウンターの向こう側に手を伸ばして2〜3個牡蛎を追加してはりました。
「オマケしとくわ」とは言いはれへんかったんですが、そういう意味のパフォーマンスなんでしょうかねぇ。
今まで日生で食べたカキオコではやや小振りな生地の上に牡蛎を乗せるとはみ出るほどの量でした。
そうそうこのお店は細切りのキャベツを粉と混ぜてから鉄板に広げて焼いてましたねぇ。
その上からキャベツを足してたようなんで、大阪と広島の折衷みたいな作り方でした。
焼きながらしつこいぐらいに「(食中毒を防ぐためには)80度以上で1分加熱」っていうフレーズも繰り返してはったんですが、かきおこが出来上がりかけると温度計をブスッと生地に刺して温度を測りはったのにはビックリ。
客の前でそこまでやるのはお好み焼き屋に限らず初めて見た気がします。
テコの角でぐりぐりお好み焼きの真ん中をほじくってチェックまでしてたんですが、かなり気ぃを使ってはるんですねぇ・・・。
最後にサービスやという玉子を目玉焼きにして、その上にお好み焼きを乗せて、それをひっくり返したら完成。
*非常に美味しそうな”あらた”の「カキオコ」 900円
客にソースの入れ物を渡してくれて、塗り終わるとネギと紅ショウガを乗せるか聞いた上でトッピングしてくれました。
辛めのソースやマヨネーズ、一味なんかもよければどうぞ勧めてくれはりました。
ガキンチョの頃から大阪で食べるお好み焼きにはマヨネーズを使うことが多いんですが、最近はなくてもええかなぁと思うことあります。
この日はそんな気分やったんで、マヨネーズはパスして、後半に一味をちょいちょいと振って頂きました。
事情は分からないんですが、このあたりでポピュラーな「タイメイ」っていうソースがえらく品薄やって言うてはりました。
牡蛎はたっぷりで、やっぱり火を入れて縮むこともなく、クサミなんかも全くなし。
ただ、お好み焼きの味としては、やや粉っぽさを感じたのが残念でしたねぇ。
厚みが結構あったんですが、そのせいで火の通りが悪かったんでしょうかねぇ。
サイズは小さめなんで、サクッと一枚を食べ終えてお店を出ました。
<参考情報>
*お好み焼き「安良田(あらた)」:食べログ
住所:岡山県備前市日生町日生825-2
電話:0869−72−0851
営業:10:00AM〜21:00
定休:月曜日
あらたも庶民派というか地元のベタな雰囲気がある系統やと思います。
同じ系統として私は「浜屋(みっちゃん)」ってトコが気に入ってるんですが、そこのお好み焼きは1枚がかなりデカいんですよねぇ。
あそこに行ってたら、1軒で終わりだったでしょうが、幸いあらたが軽かったので事前の計画通り次に行くことに。
*日生のお好み焼き屋「もりした」の店構え
店のとなりの本屋の看板も「モリシタ」となってるんですが、元本屋さんが始めた店なんて聞くとイマイチか思うじゃないですか。
でも、今回で3回目でまだ全部のカキオコ屋を回ったことないですが、ここのお好み焼きはレベルが他の段違いに上に感じるんですよねぇ。
私は安牌の店ばっかり行くより、ハズレでもええから色んな店に行きたいタイプ。
1軒だけやったら安良田を選んで終わりでもええんですが、2軒目も行くんならここは確実なトコを押さえておこうかと。
お代官さまが大のお気に入りなんで、2軒ともここを外すなんて許されなかったでしょうしね。
お店に入ると長い鉄板前に空きが二席。他にテーブルで一組か二組待ってはったでしょうか。
お好み焼きは絶対に鉄板からテコで直接食べたいんで、お店に人に鉄板前に座れるか確認しました。
前に行ったときはテーブルで食べてるお客さんも居ったように思ったからなんです。
待ってでもええから鉄板前で食べるか、それがダメならよその店に行きたいと思ったんですが、順に鉄板前に案内すると言われて一安心。
その後、どんどんお客さんが来てテーブル席は待ち客で埋まるほどでした。
平日の木曜日でこの混み方だと土日はえらい行列が出来るんじゃないでしょうか。
週末はもしかしたら、テーブル席も使ってそっちはお皿から食べることになるかもしれませんねぇ。
*日生の「もりした」の長い鉄板
しばらく前に無事鉄板前に案内されました。
写真に写ってる作りかけのお好み焼きはながらくこの状態でしたが、これを頼んだお客さんがカウンターに着くまで火を落として待ってたんかもしれません。
下に広げた生地がやや乾き始めてましたが、焦げそうな雰囲気じゃなかったですからねぇ。
*「もりした」の焼き方
いつものように「もりした」では牡蛎を焼いてからお好み焼きに乗せてました。
さらにこの上に何枚か豚バラ肉を乗せるのがモリシタの流儀。
その上からシャッバシャバの粉を掛けて、すぐにひっくり返してました。
それをじっくり焼いて出来上がったら
「オススメはソースと醤油の半分ずつですがどうしますか?」
ってなことを聞いてくれはるんです。
お店の大将からこのセリフが飛び出すギリギリまで悩んでました。
そして出した結論は「醤油だけで!!」。
どっちの味も捨てがたいんですが、半々だとどっちの味ももうちょっと食べたいなぁって気分になったんです。
そこで1軒目にソースたっぷりで食べたから、森下を醤油オンリーにしてもソース味に未練が出んやろうと判断。
決めるまでは両方に未練がありまくりで、迷いに迷ったんですけどね。
ちなみにお代官さまも同じチョイスをしてはりました。
*もりしたの「醤油味のカキオコ」 1000円
モリシタでは必ずこうやって半分に切って切り口を手前に半月サイズを2枚並べてくれます。
これを正面に置いて食べるために、イスの位置がズレてると大将から指導が入ってました。
2枚食べ比べたから余計にモリシタの良さが際だってましたねぇ・・・。
下町のお好み焼きとは全く別で、生地の香ばしさが良かったですわ。
油をたっぷりめに引いた鉄板で焼いて、裏面を焼くときも油を足した鉄板に返すっていう焼き方にも理由があるんでしょうかねぇ。
もちろん生地自体にもかなり工夫をしてるんでしょうしね。
大阪の繁華街なんかでカッコつけて鉄板焼き屋としてやってる店だとこんなお好み焼きが出てくるんじゃないかと連想。
単なる下町のオヤツとしての粉モンじゃなくて、コダワリがあって一つの料理として完成してる印象です。
町おこしネタとしてカキオコがメインですが、モリシタの生地やったら牡蛎なしで他のどんな具を入れても旨そうに思いましたわ。
牡蛎の使えない夏場は”夏期オコ”としてえびのお好み焼きを出すとこもあるようですが、モリシタならエビオコも旨そうですねぇ。
*独歩の「牡蠣に合う白ビール」
ネタになるんで、私に遠慮して飲まないっていうishさんにこれを飲んでみるようお薦めしました。
一口だけ味見をさせて貰いましたが、私のしょぼい下には特別牡蠣に合うかは分からず。
運転さえなければ銘柄はなんでもええからビールを飲みたかったですね。
モリシタの醤油味のお好み焼きはそのまま食べても旨いんですが、ちょいと山椒を振るとまたぐっと雰囲気がようなりましたねぇ。
繁盛してるお店やから、山椒の補充も頻繁なのか、山椒自体の香りもシャキッと元気で良かったですわ。
一軒目を庶民派にして、2軒目を洗練派?にした順序は正解でしたねぇ。
先にモリシタを食べてしまうと、庶民派だとアラが目立つでしょうからねぇ。
初めて行く人にはその土地の風情を楽しむために、個人的にはモリシタ以外をオススメしますねぇ。
でも、ハシゴで2軒目あるいは、カキオコ2回目以降なら「モリシタ」は激しくお勧めですわ。
ソースと醤油のハーフ&ハーフだと、もうちょっと食べたいと思いましたが、今回は一枚全部を醤油味で食べたんでそういう欲求不満も無し。
お腹も満腹になって大変ハッピーな気分でお店を出ました。
<参考情報>
*お好み焼き「もりした」:食べログ
住所:岡山県備前市日生町日生630−2
電話:0869−72−1110
営業:11:00〜23:00
定休:なし(木曜は15時閉店)
*食べログでは木曜定休となってますが、今回木曜に行ってるんでそちらが間違いでしょう。
もりしたを出たら腹ごなしがてら、日生の街をポテポテと散歩。
何軒かはカキオコ屋が増えてるようですが、それ以外の商店街なんかは相変わらず静かでしたねぇ。
更地が増えたりで、カキオコのおかげで観光客は増えてもなかなか街の活気を取り戻すほどではないようでした。
そして、散歩で向かった先は、日生のもう一つの名物。(と勝手に思ってる)
*なんべん見ても怪しい「山東水餃大王」の店構え
12月は店での飲食は無しになって、持ち帰りと通販の発送に専念しはります。
とはいえ、店では水餃子を湯がくために思われる鍋に火が入ってたんで、今年は1日時点ではまだ店内で食べられたかもしれませんね。
私は買いませんでしたが、ishさんは冷凍のヤツをお土産に買うてはりました。
水餃子を買うたら往路と同じルートで国道250号線通って神戸まで。
カキオコを食べただけでしたが、思ったより遅くなって兵庫駅前に着いたのは5時50分でした。
この日から三宮ではルミナリエが開幕してたんで、その混雑を避けるため兵庫の柳原入口からすぐ阪神高速へ。
大阪に入ったら混むと分かってるからどうせそれまでには高速を降りるつもりでした。
深江の出口のすぐ先で事故を起こしてたんで、深江でサッサと高速を降りて後は地道で自宅まで。
家に着いたのが7時11分。総走行距離は327km
幸い雨に降られることもなく、幌はずっと降ろしたままでした。
冬場にオープンカーという酔狂なモンでのドライブにおつきあい頂いたお代官さまには感謝です。
*foodish:”雑”食記:日生に来ています〜カキオコハシゴしてきました
上記記事にトラックバックさせて頂きました。
*朝イチの体重:57.2kg(鍋を食べ過ぎたと思ったけどええ数字)
*12月の休肝日:1日/3日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2011年11月24日
おっさん遠足で伊勢方面へ
この前の19日から1泊2日で出かけたおっさんsの遠足についてご紹介します。
今回の大人遠足の話が出たのはツイッター上での牡蛎話がきっかけだったかと。
それも最近のことではなく先シーズンの終わりである今年の2月頃のことでした。
話の流れでグルコバでお世話になっているこばやしさんの会社の保養所に行こうということになりました。
真夏の8月になって正式に日程が決まって、行き帰りにどこに行こう、何を食おうなんて話がスタート。
当初は4人で行くことになったんですが、その後うなぎ好きのお一人がお仕事の都合でアウトに。
最終的にはこばやしさんとグルコバの常連だいこんさん、私の3人で行くことに。
行き帰りにドコで何食うかは完全にほかのお二人にお任せしました。
運転手をやらせて貰うことになってたんで、飲めない以上積極的に食べたいモノを考えるのは無理ですからね。
当日の何日か前から用意をスタート。
立ち寄り先のチェックをしたり、ナビに登録したりはサクッと完了。
それに加えて、せっかく私が運転手をやるんやから車内ではガンガン飲んで貰おうじゃないかと。
大人の遠足やったらやっぱり朝から油(酒)を入れるんがお約束でしょ。(^_^;)
ビールはエビスの白いのと茶色のヤツを一人1本、他にチューハイも2種類を1本ずつ。
スナック菓子だのスルメの類を色々用意。
宿でめしを食べた後に飲めるようにとシングルモルトも一本。
自分の旅の用意なんか大して無いんで、飲み食い関係で荷物が膨れました。
当日は残念ながら朝から雨が降ってました。
家を7時過ぎに出発して門真の待ち合わせ場所には7時半過ぎに到着。
8時の待ち合わせ時刻にこばやしさんを乗せて、大阪を出発。
だいこんさんは、何日か前に急遽現地集合になったので行きは二人でした。
雨が降ってたこともあって、こばやしさんは朝イチでプシュッとは行かず大人しい出発。
門真を出てすぐに近畿道に乗り、西名阪から名阪国道へ。
天理を過ぎたあたりからの上り道でいきなり渋滞に巻き込まれました。
なんべんも走ってるトコで、そんなとこで混むはずがないんでオカシイと思ったら前方で事故ってました。
何台か緊急車両が渋滞の間をすり抜けて行ったんで事故直後やったんでしょうねぇ。
ここでおそらく3〜40分は足止めは食ったでしょうか。
とはいえ、三重の津まで2時間と見てそこに1時間余裕を見てあったんで渋滞を抜けても焦らず。
途中、ホルモン定食を食べに行ったことのある上野ドライブインで休憩。
名阪国道の終点「関」で一般道に降りて、伊勢別街道(県道10号線)で津方面へ。
県道のドン突きで国道163号線に当たるんで左折。
国道沿いにある津の一つ隣の駅「津新町駅」で名古屋から移動して来ただいこんさんと合流。
*だいこんさんは前日にお休みを取って一人名古屋を飲み歩いてはったと聞きびっくり。
初日のお昼は晩ご飯に備えて早めに食べることにしてたんですが、津新町でコインパーキングに車を止めたのが10時54分。
目指したお店の開店が11時とのことやったんでバッチリでした。
*渋滞に捕まらなければ、雨の中1時間近くヒマを持て余したんでしょうけどね。
お店はうらぶれた商店街の端っこにありましたが、前まで行ってもやってるのかやってないのか分からんような店構えでした。
*津新町のうなぎ屋「うなぎのいとう」の店構え
いちおう「営業中」と看板は出てるんですが、外からは全く店内の様子が分からず非常に入りにくい店構えでした。
私はこの店のことは全然知らんかったんですが、鰻好きにはけっこう有名なようですね。
鰻の旨さというより、店主の濃ゆいキャラで知られてるようですが・・・・。
お店に入ると、入ってすぐのトコで大将がくつろいでました。
大将がカウンターに入ったんで、我々3人もカウンター席に着いたんですが、ほぼその瞬間から大将の下ネタメインの喋りが爆発。
雨降り模様で人通りもない街をポテポテと歩いて、ポツンとあった店に入ってすぐ、それも午前中。
その状況で初めて入った店でいきなり下ネタって・・・・。
*津新町「うなぎのいとう」の店内
カウンターの正面にはお品書きと訳の分からん写真なんぞがベタベタと貼られてました。
あっちゃこっちゃにウナギのイラストが描かれてますが、それもスケベ方面。
右側の戦艦のポスターに2連発なんて書き込みがありますが、店主曰く
「うちのウナギを食べたら2連発の保証付き」
だそうですわ。
このお店は注文を受けてから生きてるウナギを裂いて、焼いてくれるんですが、どのウナギを焼くかも選ばせてくれました。
大将に招かれてこばやしさんがカウンターの中に入ってニョロをチョイス。
焼き上がるまでに地方ごとのウナギの焼き方の違いとか、タレの味付けなんていう鰻屋らしい話題もわずかに混じりました。
しかし、それ以外の大部分はひたすらエロ話。
ネタやと思って大将のしゃべりにつき合って合いの手を入れてましたが濃ゆ過ぎでした。
ほどなく鰻が焼き上がって、ドンブリをお盆の上に乗せたんですが、そこからがまたヒトネタあり。
鰻よりこっちがポイントやって言いながら、フルーツを盛りつけてくれましたわ。
*出来上がった「いとうの鰻丼」
大将曰く「鰻はどうでもええんや、このバナナがポイントなんや」と。
小学生のバカガキレベルのネタを嬉しそうに強調しとりました。
*半匹でも十分な量だった「いとうのうな丼」
炭火で焼いた鰻は香ばしさがあって、表面の焼けた固さと中のふんわり具合がかなり良く感じました。
鰻自体はけっこう良かったと思うんですが、食べ始めてもカウンターの向こう側からはバンバン下ネタが飛んで来て炸裂。
生臭い話のおかげで、鰻を食べることにさっぱり集中出来ませんでしたわ。
半匹分の鰻が乗ったこのうな丼で1700円。
コストパフォーマンスは悪くないと思うんですが、いかんせん食事の場にふさわしくない話題を全身に浴びながらの食事ってのはねぇ・・・・。
普通の話題やったら濃ゆい店主のキャラを楽しむのはネタ的にもありですが、個人にココは1回で十分ですわ。
オッサンの濃ゆさや店のことを否定する気はないですが、自分には合わんってのが正直な感想でした。
<参考情報>
*うなぎのいとう:食べログ
住所:三重県津市丸之内1−3
電話:059−229−1790
営業:11:00AM〜売り切れるまで
定休:無休
お店から駐車場に出て走り出したのが11時50分頃で、次は国道23号線を鈴鹿方面へ少し走った先へ。
国道沿いに広い駐車場と大きなビルを持ったものすごく間口の広い「朝日屋」というお肉屋さんに行きました。
こばやしさん曰く松阪牛の肉を買うといえばこの朝日屋さんやそうです。
このお店は松阪牛の品評会の最優秀の牛を30年くらいずっと落札してるんやそうです。
サイトによると平成22年は等一席の「みらい号」を2010万円で落としたようですね。
夕食は保養所の料理を食べることになってるんで、ここでお肉を買う訳にはいきません。
では、何をしに行ったかというと「上等のお肉の見学」でした。(^^;
見学に行ってみて意外やったのが超高級肉店やと思ってましたが、最高級でもグラム3000円ほどやし、安いのはそのへんのスーパーと変わらんか、安いぐらいの値段やったこと。
牛肉以外にも豚や鶏も置いててじっくり値段をチェックしてしまいました。
肉は買わなかったんですが、こばやしさんとだいこんさんは揚げたてのミンチカツをゲット。
こばやしさんが半分くれたんで味見させて貰いましたが、牛肉特有の癖のあるニオイは少なかったみたいです。
下味がかなりしっかり付いてたんで、何にもつけなくてもしっかり味がありましたね。
私は遠慮せんと飲んでくださいって言うたんですが、お二人とも鰻屋では飲まず。
しかし、メンチカツを食べるならとここでビールをプシュッと行ってはりました。
肉屋観光を終えたら、国道23号線を引き返して伊勢方面へ移動。
この国道でも渋滞に巻き込まれたんで伊勢神宮の内宮に着いたのは2時半を回ってました。
雨と強い風が吹いてましたが、車を置いたらおかげ横町へ。
*おかげ横町の酒屋で一杯
運転手なんで私は飲ってませんよ。
ここはこばやしさんが狙ってて店頭で日本酒を入れてはりました。
保養所がこっちにある関係でこばやしさんは何回も来てはるそうですが、いつも運転手で飲めなくて残念やったそうです。
こばやしさんの恨み?を晴らせて運転手を務めた甲斐がありました。
*おかげ横町の「地ビール」を買う二人
二人に飲んで貰うのは文句ないですが、自分が飲まれへんのはやっぱりツラかったですねぇ・・・。
買い食い向けに色んなモンを売ってましたが、飲まれへんかったら食べたいとも思わんし・・・。
1時間ほどおかげ横丁を歩いたらお参りはパスして賢島方面へ。
お伊勢さんを出たのが3時20分を少し回った時刻で、こばやしさんの保養所には5時10分頃到着。(走行距離237km)
もうかなり暗くなってましたが、部屋に荷物を置いたらビールを持ってジャグジーへ。
ジャグジーで酒を飲むのが許されてるそうで、海パンを履いて湯につかりながら私もこの日初のビールを。
距離は大したことなかったですが、雨と渋滞を食らってたんで多少は疲れがあり、そんな時に飲むビールはめちゃくちゃ旨かったですわ。
風呂を上がったらほどなく晩ご飯になったんですが、写真をさくさく貼っていきましょう。
*お造りの盛り合わせ
マグロと白身魚、イカ、いくらの四種盛り
*かますの塩焼き
この焼き魚の魚って、「かます」で良かったんでしたっけ・・・。

*酢の物とお漬け物
酢の物はメカブだったと思いますが、あんまり自信ないです。
*小鍋で「ブリシャブ」
一人分ですが枚数たっぷりのブリシャブでした。
*伊勢方面とといえばやっぱり「生牡蠣」
保養所の食事はおまかせなんですが、この生牡蠣は別注もんでこばやしさんが頼んどいてくれました。
*牛肉とアワビのステーキ
これはできたての熱々をスタッフのヒトが運んできてくれました。
肉はしっかりした脂身の旨さがあって、大きすぎるとしんどかったでしょうけど私にはありがたい量でした。
1泊2食で6500円って聞いてたんですが、アワビのステーキなんていう高級なモンが出てきてびっくり。
生のアワビってそんなに好みではないんですが、火を入れてくれたヤツは旨いですねぇ。
最初はビールを飲ってたんですが、すぐ日本酒が欲しくなりました。
保養所の飲み物はセルフやったんですが、日本酒は見あたらず。
やむを得ず、旅先で買うた日本酒を持ってきてくれただいこんさんにお酒をせびってしまいました。
こんな旨いモンがあってビールオンリーはツラかったんで、日本酒をおごってくれただいこんさんにはほんと感謝でした。
部屋に戻ってからも、おっさんの飲みは続きました。
保冷用に買うたブロックアイスを持参のアイスピックで砕いて、ウイスキーのタリスカーをソーダ割りで飲んだり、缶チューハイを飲んだりとだらだら飲み続け。
翌朝は8時半に部屋の電話が鳴って飛び起きました。
私は旅先だといつも以上に早く目が覚めるのに、この日は爆睡。
3人とも爆睡してたら、朝ご飯のタイムリミットやったみたいで半分眠った状態で食堂へ。
ほかのお客さんはだれも居ない中、3人だけで朝ご飯をムシャムシャ。
寝ぼけてて写真は撮り忘れましたが、しっかりおかずがついてたからごはんのお代わりまでしてしまいました。
酒代と追加の牡蛎を合わせて一人7500円とは思えない豪華な1晩でした。
保養所を9時15分過ぎに出て、昨日とは違うルートで伊勢方面に戻ることに。
パールロードってトコを通りましたが、前日の雨も止んでなかなか気持ちよかったですわ。
運転しながら屋根無し車で走りたくなってしまいました。
その後、ナビに頼ったり、騙されたりしながら、伊勢道の勢和多気ICを目指しました。
なんとかその辺まで行けたら国道166号線だか、国道368号線を走って途中の道の駅「茶倉」で休憩。
そこから伊賀上野を目指すぞというこばやしさんの指示に従って国道368号線へ。
茶倉を出てからの国道368号線は、全く予想してなかったんですがいわゆる「酷道」でした。
私は酷道好きでもありませんし、ヒトサマを乗せてるんで決してわざとこのルートを選んだんじゃないですよ。
一人でロードスターを転がしてるならともかく、デカイアルファードで酷道につっこむなんて自分からはしませんから。
みんな多少飲み過ぎてたと思うんですが、そんな状態で酷道を走ることになってお二人も大変やったようです。
離合の厳しい狭路でヒトを乗せてるとかなり疲れましたねぇ・・・・。
前の週に香川まで往復(700km)したんと遜色ないかそれ以上に疲れましたから。
酷道を抜けたらすぐに道の駅「美杉」があったんで、ここでも休憩。
道の駅を出たら道は走りやすく伊賀上野には2時ジャストに到着。
朝メシがしっかりやったのと飲み過ぎでなかなか腹が減らんかったんですが、上野で昼ご飯を食べることに。
初日の濃ゆい「いとう」ではなく上野市街にある伊賀牛料理店「すきやき伊藤」へ。
*伊賀上野のすき焼き屋「伊藤」のメニュー
このページは一番安いやつで5000円オーバーですが、そんなもんをオッサン3人でシバきませんわ。
我々に用のあるのは次のページでした。
*メニュー その2
このページの定食でもええ値ぇしてますが、唯一1000円を切るメニューが。
というわけで、3人そろって871円の牛丼を注文しました。
*かなり濃ゆかった「伊藤の牛丼」
まともな肉料理店の牛丼って初めて食べました。
ほかの料理の値段から見ると871円ってのはかなりお安く感じますね。
食べてみるとええ肉の脂の味が飯一粒ずつに行き渡ってるっていうイメージでした。
肉の方は少なくとも2種類は食感の違うのがありましたわ。
味付けはご飯の進む甘辛味でまずまず美味しかったですわ。
ただ、肉食いじゃない私には吉野家の牛丼ぐらいが重すぎないで合うてるなぁというのが実感でしたわ。
一人じゃなかなかこういうトコで牛丼を食べようと思わないんで、ええ経験になりましたね。
<参考情報>
*すき焼き伊藤:食べログ
住所:三重県伊賀市上野丸之内28 ラフォーレビル 2F
電話:0595−23−4500
営業:11:30AM〜15:00、17:00〜21:00
定休:木曜日
上野を出発したのが2時33分で、ここからはだいこんさんのおすすめで国道163号で大阪へ。
何度か走ったことはあるんですが、最近はあんまり走ってなかったのかけっこう新鮮みがあって良かったですわ。
だいこさんを先に降ろして、門真でこばやしさんを降ろしたのが4時半過ぎ。
自宅に帰ったのが5時40分でした。
いやー、2日間にわたって贅沢な飲み食いでしたねぇ。
飲み食い好きとこうやって泊まりで出かけると充実感がありますねぇ。
会社の保養所へご招待頂いたこばやしさんには大感謝です。
*こばやしさん、だいこんさんへ
「2日間お疲れさまです。密度の濃い二日間をありがとうございます。」
「またチャンスがあったら、ご一緒させてください。」
今回の大人遠足の話が出たのはツイッター上での牡蛎話がきっかけだったかと。
それも最近のことではなく先シーズンの終わりである今年の2月頃のことでした。
話の流れでグルコバでお世話になっているこばやしさんの会社の保養所に行こうということになりました。
真夏の8月になって正式に日程が決まって、行き帰りにどこに行こう、何を食おうなんて話がスタート。
当初は4人で行くことになったんですが、その後うなぎ好きのお一人がお仕事の都合でアウトに。
最終的にはこばやしさんとグルコバの常連だいこんさん、私の3人で行くことに。
行き帰りにドコで何食うかは完全にほかのお二人にお任せしました。
運転手をやらせて貰うことになってたんで、飲めない以上積極的に食べたいモノを考えるのは無理ですからね。
当日の何日か前から用意をスタート。
立ち寄り先のチェックをしたり、ナビに登録したりはサクッと完了。
それに加えて、せっかく私が運転手をやるんやから車内ではガンガン飲んで貰おうじゃないかと。
大人の遠足やったらやっぱり朝から油(酒)を入れるんがお約束でしょ。(^_^;)
ビールはエビスの白いのと茶色のヤツを一人1本、他にチューハイも2種類を1本ずつ。
スナック菓子だのスルメの類を色々用意。
宿でめしを食べた後に飲めるようにとシングルモルトも一本。
自分の旅の用意なんか大して無いんで、飲み食い関係で荷物が膨れました。
当日は残念ながら朝から雨が降ってました。
家を7時過ぎに出発して門真の待ち合わせ場所には7時半過ぎに到着。
8時の待ち合わせ時刻にこばやしさんを乗せて、大阪を出発。
だいこんさんは、何日か前に急遽現地集合になったので行きは二人でした。
雨が降ってたこともあって、こばやしさんは朝イチでプシュッとは行かず大人しい出発。
門真を出てすぐに近畿道に乗り、西名阪から名阪国道へ。
天理を過ぎたあたりからの上り道でいきなり渋滞に巻き込まれました。
なんべんも走ってるトコで、そんなとこで混むはずがないんでオカシイと思ったら前方で事故ってました。
何台か緊急車両が渋滞の間をすり抜けて行ったんで事故直後やったんでしょうねぇ。
ここでおそらく3〜40分は足止めは食ったでしょうか。
とはいえ、三重の津まで2時間と見てそこに1時間余裕を見てあったんで渋滞を抜けても焦らず。
途中、ホルモン定食を食べに行ったことのある上野ドライブインで休憩。
名阪国道の終点「関」で一般道に降りて、伊勢別街道(県道10号線)で津方面へ。
県道のドン突きで国道163号線に当たるんで左折。
国道沿いにある津の一つ隣の駅「津新町駅」で名古屋から移動して来ただいこんさんと合流。
*だいこんさんは前日にお休みを取って一人名古屋を飲み歩いてはったと聞きびっくり。
初日のお昼は晩ご飯に備えて早めに食べることにしてたんですが、津新町でコインパーキングに車を止めたのが10時54分。
目指したお店の開店が11時とのことやったんでバッチリでした。
*渋滞に捕まらなければ、雨の中1時間近くヒマを持て余したんでしょうけどね。
お店はうらぶれた商店街の端っこにありましたが、前まで行ってもやってるのかやってないのか分からんような店構えでした。
*津新町のうなぎ屋「うなぎのいとう」の店構え
いちおう「営業中」と看板は出てるんですが、外からは全く店内の様子が分からず非常に入りにくい店構えでした。
私はこの店のことは全然知らんかったんですが、鰻好きにはけっこう有名なようですね。
鰻の旨さというより、店主の濃ゆいキャラで知られてるようですが・・・・。
お店に入ると、入ってすぐのトコで大将がくつろいでました。
大将がカウンターに入ったんで、我々3人もカウンター席に着いたんですが、ほぼその瞬間から大将の下ネタメインの喋りが爆発。
雨降り模様で人通りもない街をポテポテと歩いて、ポツンとあった店に入ってすぐ、それも午前中。
その状況で初めて入った店でいきなり下ネタって・・・・。
*津新町「うなぎのいとう」の店内
カウンターの正面にはお品書きと訳の分からん写真なんぞがベタベタと貼られてました。
あっちゃこっちゃにウナギのイラストが描かれてますが、それもスケベ方面。
右側の戦艦のポスターに2連発なんて書き込みがありますが、店主曰く
「うちのウナギを食べたら2連発の保証付き」
だそうですわ。
このお店は注文を受けてから生きてるウナギを裂いて、焼いてくれるんですが、どのウナギを焼くかも選ばせてくれました。
大将に招かれてこばやしさんがカウンターの中に入ってニョロをチョイス。
焼き上がるまでに地方ごとのウナギの焼き方の違いとか、タレの味付けなんていう鰻屋らしい話題もわずかに混じりました。
しかし、それ以外の大部分はひたすらエロ話。
ネタやと思って大将のしゃべりにつき合って合いの手を入れてましたが濃ゆ過ぎでした。
ほどなく鰻が焼き上がって、ドンブリをお盆の上に乗せたんですが、そこからがまたヒトネタあり。
鰻よりこっちがポイントやって言いながら、フルーツを盛りつけてくれましたわ。
*出来上がった「いとうの鰻丼」
大将曰く「鰻はどうでもええんや、このバナナがポイントなんや」と。
小学生のバカガキレベルのネタを嬉しそうに強調しとりました。
*半匹でも十分な量だった「いとうのうな丼」
炭火で焼いた鰻は香ばしさがあって、表面の焼けた固さと中のふんわり具合がかなり良く感じました。
鰻自体はけっこう良かったと思うんですが、食べ始めてもカウンターの向こう側からはバンバン下ネタが飛んで来て炸裂。
生臭い話のおかげで、鰻を食べることにさっぱり集中出来ませんでしたわ。
半匹分の鰻が乗ったこのうな丼で1700円。
コストパフォーマンスは悪くないと思うんですが、いかんせん食事の場にふさわしくない話題を全身に浴びながらの食事ってのはねぇ・・・・。
普通の話題やったら濃ゆい店主のキャラを楽しむのはネタ的にもありですが、個人にココは1回で十分ですわ。
オッサンの濃ゆさや店のことを否定する気はないですが、自分には合わんってのが正直な感想でした。
<参考情報>
*うなぎのいとう:食べログ
住所:三重県津市丸之内1−3
電話:059−229−1790
営業:11:00AM〜売り切れるまで
定休:無休
お店から駐車場に出て走り出したのが11時50分頃で、次は国道23号線を鈴鹿方面へ少し走った先へ。
国道沿いに広い駐車場と大きなビルを持ったものすごく間口の広い「朝日屋」というお肉屋さんに行きました。
こばやしさん曰く松阪牛の肉を買うといえばこの朝日屋さんやそうです。
このお店は松阪牛の品評会の最優秀の牛を30年くらいずっと落札してるんやそうです。
サイトによると平成22年は等一席の「みらい号」を2010万円で落としたようですね。
夕食は保養所の料理を食べることになってるんで、ここでお肉を買う訳にはいきません。
では、何をしに行ったかというと「上等のお肉の見学」でした。(^^;
見学に行ってみて意外やったのが超高級肉店やと思ってましたが、最高級でもグラム3000円ほどやし、安いのはそのへんのスーパーと変わらんか、安いぐらいの値段やったこと。
牛肉以外にも豚や鶏も置いててじっくり値段をチェックしてしまいました。
肉は買わなかったんですが、こばやしさんとだいこんさんは揚げたてのミンチカツをゲット。
こばやしさんが半分くれたんで味見させて貰いましたが、牛肉特有の癖のあるニオイは少なかったみたいです。
下味がかなりしっかり付いてたんで、何にもつけなくてもしっかり味がありましたね。
私は遠慮せんと飲んでくださいって言うたんですが、お二人とも鰻屋では飲まず。
しかし、メンチカツを食べるならとここでビールをプシュッと行ってはりました。
肉屋観光を終えたら、国道23号線を引き返して伊勢方面へ移動。
この国道でも渋滞に巻き込まれたんで伊勢神宮の内宮に着いたのは2時半を回ってました。
雨と強い風が吹いてましたが、車を置いたらおかげ横町へ。
*おかげ横町の酒屋で一杯
運転手なんで私は飲ってませんよ。
ここはこばやしさんが狙ってて店頭で日本酒を入れてはりました。
保養所がこっちにある関係でこばやしさんは何回も来てはるそうですが、いつも運転手で飲めなくて残念やったそうです。
こばやしさんの恨み?を晴らせて運転手を務めた甲斐がありました。
*おかげ横町の「地ビール」を買う二人
二人に飲んで貰うのは文句ないですが、自分が飲まれへんのはやっぱりツラかったですねぇ・・・。
買い食い向けに色んなモンを売ってましたが、飲まれへんかったら食べたいとも思わんし・・・。
1時間ほどおかげ横丁を歩いたらお参りはパスして賢島方面へ。
お伊勢さんを出たのが3時20分を少し回った時刻で、こばやしさんの保養所には5時10分頃到着。(走行距離237km)
もうかなり暗くなってましたが、部屋に荷物を置いたらビールを持ってジャグジーへ。
ジャグジーで酒を飲むのが許されてるそうで、海パンを履いて湯につかりながら私もこの日初のビールを。
距離は大したことなかったですが、雨と渋滞を食らってたんで多少は疲れがあり、そんな時に飲むビールはめちゃくちゃ旨かったですわ。
風呂を上がったらほどなく晩ご飯になったんですが、写真をさくさく貼っていきましょう。
*お造りの盛り合わせ
マグロと白身魚、イカ、いくらの四種盛り
*かますの塩焼き
この焼き魚の魚って、「かます」で良かったんでしたっけ・・・。
*酢の物とお漬け物
酢の物はメカブだったと思いますが、あんまり自信ないです。
*小鍋で「ブリシャブ」
一人分ですが枚数たっぷりのブリシャブでした。
*伊勢方面とといえばやっぱり「生牡蠣」
保養所の食事はおまかせなんですが、この生牡蠣は別注もんでこばやしさんが頼んどいてくれました。
*牛肉とアワビのステーキ
これはできたての熱々をスタッフのヒトが運んできてくれました。
肉はしっかりした脂身の旨さがあって、大きすぎるとしんどかったでしょうけど私にはありがたい量でした。
1泊2食で6500円って聞いてたんですが、アワビのステーキなんていう高級なモンが出てきてびっくり。
生のアワビってそんなに好みではないんですが、火を入れてくれたヤツは旨いですねぇ。
最初はビールを飲ってたんですが、すぐ日本酒が欲しくなりました。
保養所の飲み物はセルフやったんですが、日本酒は見あたらず。
やむを得ず、旅先で買うた日本酒を持ってきてくれただいこんさんにお酒をせびってしまいました。
こんな旨いモンがあってビールオンリーはツラかったんで、日本酒をおごってくれただいこんさんにはほんと感謝でした。
部屋に戻ってからも、おっさんの飲みは続きました。
保冷用に買うたブロックアイスを持参のアイスピックで砕いて、ウイスキーのタリスカーをソーダ割りで飲んだり、缶チューハイを飲んだりとだらだら飲み続け。
翌朝は8時半に部屋の電話が鳴って飛び起きました。
私は旅先だといつも以上に早く目が覚めるのに、この日は爆睡。
3人とも爆睡してたら、朝ご飯のタイムリミットやったみたいで半分眠った状態で食堂へ。
ほかのお客さんはだれも居ない中、3人だけで朝ご飯をムシャムシャ。
寝ぼけてて写真は撮り忘れましたが、しっかりおかずがついてたからごはんのお代わりまでしてしまいました。
酒代と追加の牡蛎を合わせて一人7500円とは思えない豪華な1晩でした。
保養所を9時15分過ぎに出て、昨日とは違うルートで伊勢方面に戻ることに。
パールロードってトコを通りましたが、前日の雨も止んでなかなか気持ちよかったですわ。
運転しながら屋根無し車で走りたくなってしまいました。
その後、ナビに頼ったり、騙されたりしながら、伊勢道の勢和多気ICを目指しました。
なんとかその辺まで行けたら国道166号線だか、国道368号線を走って途中の道の駅「茶倉」で休憩。
そこから伊賀上野を目指すぞというこばやしさんの指示に従って国道368号線へ。
茶倉を出てからの国道368号線は、全く予想してなかったんですがいわゆる「酷道」でした。
私は酷道好きでもありませんし、ヒトサマを乗せてるんで決してわざとこのルートを選んだんじゃないですよ。
一人でロードスターを転がしてるならともかく、デカイアルファードで酷道につっこむなんて自分からはしませんから。
みんな多少飲み過ぎてたと思うんですが、そんな状態で酷道を走ることになってお二人も大変やったようです。
離合の厳しい狭路でヒトを乗せてるとかなり疲れましたねぇ・・・・。
前の週に香川まで往復(700km)したんと遜色ないかそれ以上に疲れましたから。
酷道を抜けたらすぐに道の駅「美杉」があったんで、ここでも休憩。
道の駅を出たら道は走りやすく伊賀上野には2時ジャストに到着。
朝メシがしっかりやったのと飲み過ぎでなかなか腹が減らんかったんですが、上野で昼ご飯を食べることに。
初日の濃ゆい「いとう」ではなく上野市街にある伊賀牛料理店「すきやき伊藤」へ。
*伊賀上野のすき焼き屋「伊藤」のメニュー
このページは一番安いやつで5000円オーバーですが、そんなもんをオッサン3人でシバきませんわ。
我々に用のあるのは次のページでした。
*メニュー その2
このページの定食でもええ値ぇしてますが、唯一1000円を切るメニューが。
というわけで、3人そろって871円の牛丼を注文しました。
*かなり濃ゆかった「伊藤の牛丼」
まともな肉料理店の牛丼って初めて食べました。
ほかの料理の値段から見ると871円ってのはかなりお安く感じますね。
食べてみるとええ肉の脂の味が飯一粒ずつに行き渡ってるっていうイメージでした。
肉の方は少なくとも2種類は食感の違うのがありましたわ。
味付けはご飯の進む甘辛味でまずまず美味しかったですわ。
ただ、肉食いじゃない私には吉野家の牛丼ぐらいが重すぎないで合うてるなぁというのが実感でしたわ。
一人じゃなかなかこういうトコで牛丼を食べようと思わないんで、ええ経験になりましたね。
<参考情報>
*すき焼き伊藤:食べログ
住所:三重県伊賀市上野丸之内28 ラフォーレビル 2F
電話:0595−23−4500
営業:11:30AM〜15:00、17:00〜21:00
定休:木曜日
上野を出発したのが2時33分で、ここからはだいこんさんのおすすめで国道163号で大阪へ。
何度か走ったことはあるんですが、最近はあんまり走ってなかったのかけっこう新鮮みがあって良かったですわ。
だいこさんを先に降ろして、門真でこばやしさんを降ろしたのが4時半過ぎ。
自宅に帰ったのが5時40分でした。
いやー、2日間にわたって贅沢な飲み食いでしたねぇ。
飲み食い好きとこうやって泊まりで出かけると充実感がありますねぇ。
会社の保養所へご招待頂いたこばやしさんには大感謝です。
*こばやしさん、だいこんさんへ
「2日間お疲れさまです。密度の濃い二日間をありがとうございます。」
「またチャンスがあったら、ご一緒させてください。」
2011年11月19日
ちょいと近場へ出かけます
今日は一日中雨のようですね。天気には恵まれませんが1泊で近場へ出かけます。
というわけで、通常の更新はさぼらせて頂きます。
大人(おっさん)の遠足ってことで、運転手としては車内からしっかり楽しんで頂けるように酒やツマミも用意しました。
あいにくの天気なんで車内に乗り込んですぐプシュッと行く方が居るかは分かりませんけどね。
予定がたくさんあるわけじゃないんで、安全運転で行かせてもらうとしましょう。
では、行ってきまーす!!
*朝イチの体重:57.6kg(意外とあるけど、気にせんと飲み食いするぞ)
*11月の休肝日:7日/17日中(前日までの休肝日日数をカウント)
というわけで、通常の更新はさぼらせて頂きます。
大人(おっさん)の遠足ってことで、運転手としては車内からしっかり楽しんで頂けるように酒やツマミも用意しました。
あいにくの天気なんで車内に乗り込んですぐプシュッと行く方が居るかは分かりませんけどね。
予定がたくさんあるわけじゃないんで、安全運転で行かせてもらうとしましょう。
では、行ってきまーす!!
*朝イチの体重:57.6kg(意外とあるけど、気にせんと飲み食いするぞ)
*11月の休肝日:7日/17日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2011年10月28日
鳥取まで日帰りドライブ
昨日の日帰りドライブのことを自分のメモ用にアップしておきます。
オープンカーに乗る以上、雨の時以外は常に幌を開けるってのをモットーにしてますが、春秋はやっぱり屋根なし車のベストシーズン。
他の季節にもドライブに行ってても、春秋はやっぱり重点的に乗りたいですわ。
おまけに雪が恐い身ぃとしちゃ冬になれば巣ごもり状態ですから秋は乗り貯めしとかんとって気にもなるんです。(^^;)
少し前に秋らしさを感じようと出かけ時は天気がイマイチやったんで、もういっぺん近いうちにと思ってました。
で、昨日は前日から2日間は晴天が続くって言う天気予報でした。
2日天気がええんやったら、泊りでのんびり行ってもええかなぁと。
そこで古い雑誌の鄙びた温泉特集をパラパラチェック。
載ってた鄙びた宿ってほとんどが信州より東の地方で、他は九州って感じでした。
その中で数少ない西日本、それも宿賃がリーズナブルなところが1軒鳥取にあったんでとりあえずその連絡先をチェックして出かけることに。
旅行とか本気のドライブの時って、まだ暗いうちから出発する方がワクワクするんで朝の4時に起きることに。
前日は睡眠導入剤を飲んで9時頃布団に入りました。
いつもはメチャクチャ短い時間で薬が効くんですが、今回は以外と効き始めが遅く感じました。
目覚ましで4時に起きて、泊りになった時のためにニャンズにはエサをたっぷり。
ただ、大した旅支度をするほどでも無いと思ったんで、荷物は着替えのパンツとシャツにタオルを1本だけスーパー袋に入れて完了。
家を出発したのが午前5時12分。
今回はメインは姫路から鳥取へ抜ける国道29号線でした。
最近大阪の近場は走り慣れたルートばかりで、マンネリ気味やったんです。
関西圏の1枚モンの地図を見てて、29号線やったら新鮮味があるかなぁと思ったんです。
姫路までは慣れた道なんで、そこで時間がかかるのも面白くなくて高速を使うことに。
天王寺から阪神高速に乗って、3号神戸線から第二神明に入って、そのまま加古川バイパスへ。
姫路を過ぎたあたりで国道29号線の標識が出たので、因幡街道とか言われる29号線へ。
因幡街道は途中から若桜街道って呼ばれるんですかねぇ・・・。
とにかく鳥取を目指してひたすら29号線を転がしました。
中国道の山崎ICを越えてしばらく行った道の駅「播磨いちのみや」で最初の休憩。
道の駅に着いたのが7時11分でした。
天気予報の最低気温の予報は10度くらいのトコが多かったんですが、国道にあった温度計によると4〜5度っていうトコがかなりありました。
服装は秋向きの長Tシャツに綿のシャツを着て、上から真冬のドライブでも使うジャンバーを着ていってました。
外は冬仕様やけど中があんまり温くないせいか、かなり寒かったですわ。
ヒーター焚いてても寒いし、指先は真冬並みにかじかんでました。
7時過ぎに道の駅ついたら、幌を上げて軽く仮眠。
再び走り出したのが7時45分でした。
次の休憩は8時50分に道の駅「はっとう」で、ここではトイレを借りて10分ほどで再出発。
30分ほど走って鳥取市内に入ってからコンビニに寄っておにぎり1個の朝ご飯。
鳥取に着いた時間によって、泊まるか日帰りにするか決めようと思ってたんですが、おにぎりを食べてもまだ10時前。
これじゃ宿を取ってもチェックインまでの時間を持てあますなぁと。
結局この時点で日帰りにすることにして、鳥取の市街地そばで国道9号線に合流。
島根方面へさらに進むことも考えたんですが、キリがないので国道9号線を京都方面に進むことに。
走り出してすぐ国道9号線から脇にそれると泊まろうかと思ってた「岩井温泉」があると分かったのでちょっと見に行くことに。
温泉街というか鄙びた田舎町の真ん中を通ってると、公衆浴場を発見。(9時44分到着)
*岩井温泉の共同温泉「ゆかむり湯」
本気ドライブに出かけると途中で温泉に寄る間も惜しんで?走りまくることが多いんですが、この日は寄る気になりました。
よくある日帰り温泉とかじゃなくて本物の温泉地のお風呂らしく、露天風呂などの客寄せ施設はなし。
建物は新しかったですが、湯船二つのシンプルな造りで入湯料は300円という生活密着なお安さ。
石鹸は車に積んでたんですが、タオルだけしか持って降りんかったのでお湯にゆっくり浸かっただけ。
泊まろうかと思ってた宿「岩井屋」はこの公衆浴場のすぐそばにありました。
温泉街といっても土産モンやどころか普通の商店なんかもほとんどなく旅館も3軒だけってのが良さげでした。
岩井屋は一人宿泊を受け入れてるか分からなかったんですが、雑誌曰く料理もそれなりに良くて15000円から宿泊プランがあるようでした。
コストパフォーマンスがええってことやったんで、泊まってみようかと思ったんですが、今回はパスして10時53分に温泉街を出発。
帰り道はなんべんも走ってる国道9号線をのんびり行くことに。
昨日は前日早めに寝て出発したんですが、その前の日に飲み過ぎて眠りの質が悪かったのか、寝不足気味でした。
おかげで、一度仮眠したのに途中で何度か眠気に襲われました。
危ないと思ッたんで11時39分に道の駅「ハチ北」に滑り込んで、また一眠り。
12時7分に道の駅を出てさらに国道9号線を京都方面へ。
このあたりからボチボチ昼メシにしようと思い始めたんですが、節制せなあかんなぁと思ってると何を食べるか迷ってしまってズルズルと先へ。
気が付いたらいつものパターンで店がなくなり、空腹でヘノヘノに。
国道9号線から能勢方面に抜ける国道173号線へ右折。
しばらく走った篠山市でやっと「風輪里」といううどん屋さんを見つけてお店へ。
かけうどん系の温っかいメニューを見るときつねうどん以外はどれも天ぷら系。
ほんまはデブリ気味やから昆布うどんとかわかめうどんなんかが良かったんですが、選択肢がなく結局好みに従ってかき揚げうどんを頼んだら巨大なかき揚げで焦るハメに。
うどんとしてはなかなか旨くて、量も多かったんで納得してお店を出ました。
店に着いた時刻はメモし忘れましたが、出発は2時53分でした。
そこから能勢の山を越えて、大阪側へおりて池田木部ICから阪神高速に乗ってサクッと地元へ。
車庫に車を入れたのが4時25分でした。
総走行距離は465.7km。
AT車と違ってクラッチ合わせに細かいアクセル操作をするせいか、右足の人差し指や中指あたりの筋が少し痛くなってました。
足の筋はそうやって、疲れを訴えてましたが、ドライブの満腹度でいうとまだ腹八分目って感じでしたわ。
出かける前は今回のコースを日帰りしたら、当分ドライブはええわってな気分でドライブにゲップが出るかと思ったんですけどねぇ・・・。(^^;)
それでも一日中ええ天気である程度の新鮮味のあるコースやったんで非常に楽しかったですわ。
*朝イチの体重:58.0kg(かき揚げうどんが効いたんかなぁ・・・。今日も節制や)
*10月の休肝日:11日/27日中(前日までの休肝日日数をカウント)
オープンカーに乗る以上、雨の時以外は常に幌を開けるってのをモットーにしてますが、春秋はやっぱり屋根なし車のベストシーズン。
他の季節にもドライブに行ってても、春秋はやっぱり重点的に乗りたいですわ。
おまけに雪が恐い身ぃとしちゃ冬になれば巣ごもり状態ですから秋は乗り貯めしとかんとって気にもなるんです。(^^;)
少し前に秋らしさを感じようと出かけ時は天気がイマイチやったんで、もういっぺん近いうちにと思ってました。
で、昨日は前日から2日間は晴天が続くって言う天気予報でした。
2日天気がええんやったら、泊りでのんびり行ってもええかなぁと。
そこで古い雑誌の鄙びた温泉特集をパラパラチェック。
載ってた鄙びた宿ってほとんどが信州より東の地方で、他は九州って感じでした。
その中で数少ない西日本、それも宿賃がリーズナブルなところが1軒鳥取にあったんでとりあえずその連絡先をチェックして出かけることに。
旅行とか本気のドライブの時って、まだ暗いうちから出発する方がワクワクするんで朝の4時に起きることに。
前日は睡眠導入剤を飲んで9時頃布団に入りました。
いつもはメチャクチャ短い時間で薬が効くんですが、今回は以外と効き始めが遅く感じました。
目覚ましで4時に起きて、泊りになった時のためにニャンズにはエサをたっぷり。
ただ、大した旅支度をするほどでも無いと思ったんで、荷物は着替えのパンツとシャツにタオルを1本だけスーパー袋に入れて完了。
家を出発したのが午前5時12分。
今回はメインは姫路から鳥取へ抜ける国道29号線でした。
最近大阪の近場は走り慣れたルートばかりで、マンネリ気味やったんです。
関西圏の1枚モンの地図を見てて、29号線やったら新鮮味があるかなぁと思ったんです。
姫路までは慣れた道なんで、そこで時間がかかるのも面白くなくて高速を使うことに。
天王寺から阪神高速に乗って、3号神戸線から第二神明に入って、そのまま加古川バイパスへ。
姫路を過ぎたあたりで国道29号線の標識が出たので、因幡街道とか言われる29号線へ。
因幡街道は途中から若桜街道って呼ばれるんですかねぇ・・・。
とにかく鳥取を目指してひたすら29号線を転がしました。
中国道の山崎ICを越えてしばらく行った道の駅「播磨いちのみや」で最初の休憩。
道の駅に着いたのが7時11分でした。
天気予報の最低気温の予報は10度くらいのトコが多かったんですが、国道にあった温度計によると4〜5度っていうトコがかなりありました。
服装は秋向きの長Tシャツに綿のシャツを着て、上から真冬のドライブでも使うジャンバーを着ていってました。
外は冬仕様やけど中があんまり温くないせいか、かなり寒かったですわ。
ヒーター焚いてても寒いし、指先は真冬並みにかじかんでました。
7時過ぎに道の駅ついたら、幌を上げて軽く仮眠。
再び走り出したのが7時45分でした。
次の休憩は8時50分に道の駅「はっとう」で、ここではトイレを借りて10分ほどで再出発。
30分ほど走って鳥取市内に入ってからコンビニに寄っておにぎり1個の朝ご飯。
鳥取に着いた時間によって、泊まるか日帰りにするか決めようと思ってたんですが、おにぎりを食べてもまだ10時前。
これじゃ宿を取ってもチェックインまでの時間を持てあますなぁと。
結局この時点で日帰りにすることにして、鳥取の市街地そばで国道9号線に合流。
島根方面へさらに進むことも考えたんですが、キリがないので国道9号線を京都方面に進むことに。
走り出してすぐ国道9号線から脇にそれると泊まろうかと思ってた「岩井温泉」があると分かったのでちょっと見に行くことに。
温泉街というか鄙びた田舎町の真ん中を通ってると、公衆浴場を発見。(9時44分到着)
*岩井温泉の共同温泉「ゆかむり湯」
本気ドライブに出かけると途中で温泉に寄る間も惜しんで?走りまくることが多いんですが、この日は寄る気になりました。
よくある日帰り温泉とかじゃなくて本物の温泉地のお風呂らしく、露天風呂などの客寄せ施設はなし。
建物は新しかったですが、湯船二つのシンプルな造りで入湯料は300円という生活密着なお安さ。
石鹸は車に積んでたんですが、タオルだけしか持って降りんかったのでお湯にゆっくり浸かっただけ。
泊まろうかと思ってた宿「岩井屋」はこの公衆浴場のすぐそばにありました。
温泉街といっても土産モンやどころか普通の商店なんかもほとんどなく旅館も3軒だけってのが良さげでした。
岩井屋は一人宿泊を受け入れてるか分からなかったんですが、雑誌曰く料理もそれなりに良くて15000円から宿泊プランがあるようでした。
コストパフォーマンスがええってことやったんで、泊まってみようかと思ったんですが、今回はパスして10時53分に温泉街を出発。
帰り道はなんべんも走ってる国道9号線をのんびり行くことに。
昨日は前日早めに寝て出発したんですが、その前の日に飲み過ぎて眠りの質が悪かったのか、寝不足気味でした。
おかげで、一度仮眠したのに途中で何度か眠気に襲われました。
危ないと思ッたんで11時39分に道の駅「ハチ北」に滑り込んで、また一眠り。
12時7分に道の駅を出てさらに国道9号線を京都方面へ。
このあたりからボチボチ昼メシにしようと思い始めたんですが、節制せなあかんなぁと思ってると何を食べるか迷ってしまってズルズルと先へ。
気が付いたらいつものパターンで店がなくなり、空腹でヘノヘノに。
国道9号線から能勢方面に抜ける国道173号線へ右折。
しばらく走った篠山市でやっと「風輪里」といううどん屋さんを見つけてお店へ。
かけうどん系の温っかいメニューを見るときつねうどん以外はどれも天ぷら系。
ほんまはデブリ気味やから昆布うどんとかわかめうどんなんかが良かったんですが、選択肢がなく結局好みに従ってかき揚げうどんを頼んだら巨大なかき揚げで焦るハメに。
うどんとしてはなかなか旨くて、量も多かったんで納得してお店を出ました。
店に着いた時刻はメモし忘れましたが、出発は2時53分でした。
そこから能勢の山を越えて、大阪側へおりて池田木部ICから阪神高速に乗ってサクッと地元へ。
車庫に車を入れたのが4時25分でした。
総走行距離は465.7km。
AT車と違ってクラッチ合わせに細かいアクセル操作をするせいか、右足の人差し指や中指あたりの筋が少し痛くなってました。
足の筋はそうやって、疲れを訴えてましたが、ドライブの満腹度でいうとまだ腹八分目って感じでしたわ。
出かける前は今回のコースを日帰りしたら、当分ドライブはええわってな気分でドライブにゲップが出るかと思ったんですけどねぇ・・・。(^^;)
それでも一日中ええ天気である程度の新鮮味のあるコースやったんで非常に楽しかったですわ。
*朝イチの体重:58.0kg(かき揚げうどんが効いたんかなぁ・・・。今日も節制や)
*10月の休肝日:11日/27日中(前日までの休肝日日数をカウント)