17日と18日に出かけた夏のドライブ旅行についてすでに携帯で小ネタをアップしてるんでサクサクっと書いてみます。
書き出す前は「サクサク」のつもりですが、展開によってはいつものようにダラダラになるかもしれませんが・・・。
今回ご一緒させて頂いたのは悪代官キャラでお馴染みの「foodish:”雑”食記」のishさん。
ishさんとこでアップされた小ネタと、うちの小ネタを読んだ方には2人で行ったとバレてると思うんでこの辺りは引っぱらんと行きましょう。
今回のドライブ旅は、しばらく前から夏になったらどっか行こかとishさんにお誘い頂いてました。
今年は梅雨明けした途端、夏がトップギアでやってきたようでいきなりガツンとした暑さになったかと。
ヨッシャー、夏や!! なんか分からんけど楽しいぞー!!
なんて気分になってたんですが、もしかしたらその頃にメールをくれはったishさんもそうだったのかも。(^^)
打合せの当初はとりあえず、夏を楽しみながらどっかへドライブしようってノリでした。
候補の一つにishさんからはすぐ宮津の富田屋が出たんですが、それ以外に広島の穴子飯狙いで西に行くことなんかも候補でした。
日帰りか泊まりかも考えつつ、日程を調整。
最終的にはお代官さまより
「行き先は、とりあえず富田屋や。予約取ってみぃー」
との、ご指示を頂き電話するとサクッと部屋が取れました。
月曜日に泊まって、翌日の火曜日に宿を出るって日程で1人は2食付き、1人は朝食のみっていう変則な予約をしました。
その後、メールで富田屋以外にどこへ行くかと検討してると、私の携帯へ富田屋のヒトから電話がかかりました。
先方の勘違いで受け付けてしまったけど月曜日は店の定休日やから受けられへんと。
キャンセルになった件をお代官さまにご報告して、どこか別の行き先を検討することに。
富田屋へ行く気満々になってたんで、ちょっとショックやったんですが、行き先を変えようっていうメールのすぐ後に、ishさんが行ける別の日程の連絡を頂きました。
再度富田屋に電話してみると空きがあり無事予約完了。
最初の日程ではお代官さまのご都合で、昼過ぎに大阪を出ることになってましたが、2番目の日程では丸々2日時間が取れたのでゆったり行けることに。
直前までルートもなんにも決まらんままでしたが、私は一度行ってましたが、ishさんがまだ行ってはれへんかった加西の「がいな製麺所」にはとりあえず寄ろうってことになりました。
ギリギリに神戸の出発時間だけ決めて、あとはその場の気分に合わせててけとーに走ることに。
朝早い出発に備えて、前日には車の油も満タンにして準備万端。
翌日のことを考えながら、ワクワクしてたら親父から電話がありました。
20日にイベント事があって、知り合いの車屋さんが運転手になって親父の知り合い何人かを送るのにアルファードを貸すことになってました。
親父はそのイベントに早い時間に乗り込むんで、知り合いに先にルートを教えるのとアルファードに慣れておいて貰いたいと。
明日貸してくれって言うんですが、旅行の予定が前から入ってるから無理やと一旦は返答。
何秒後かに電話をかけ直して、クラウンが借りられるんやったら、アルファードは貸してもええと気づいたんでそう伝えました。
ハイエースやったら、クラウンよりハイエースの方が好みやから、交換したくなかったんですが、アルファードやったら別にクラウンでもええかって気になったんです。
というわけで、急遽親父のハイブリッドのクラウンで出かけることになりました。
当日は5時に起きて、ニャンズのエサやらトイレやらの世話をしたら出発。
家を出たのが6時58分でした。
時間には余裕があったんで、いつものように高速は使わずダラダラと神戸へ。
思ったより車が多くて途中ちょっと不安になりましたが、無事8時41分に兵庫駅のあたりに到着。
ishさんが来られてから、ちょこっと寄り道してから、いよいよドライブスタート。
最初の目的地にしてた「がいな製麺所」は10時半オープン。
高速で行ったら着くのが早すぎるかもと思ったし、急ぐ旅でもなかったんでのんびり地道で行くことに。
国道2号線をダラダラと西へ走って、国道175号線との交差点で右折して北へ。
途中三木市で道の駅「みき(HP)」の前を通ったんで、トイレ休憩に寄ってみました。
2階は「金物展示館」になってて、ちょっとしたホームセンターみたいな雰囲気で色んな工具?を置いてました。
刃物好きの私にはけっこう誘惑が多くてヤバイかと思ったんですが、ちょろっと見学していくつか欲しいモンを見つけてしまいましたが、無事手ぶらで脱出しました。
小休憩を挟んで、さらにひたすら道なりに走って「社」で左折して国道372号線へ。
ちょっと前に走ったばかりなんで、だいたい道を覚えてたんで、県道371→県道79号と走ってサクッとがいな製麺所に到着。
ルート的には問題なかったんですが、到着したのは11:25AMで二人とも腹ぺこになってました。
車内でishさんと相談の結果、他のモンを食うかもしれんから”がいな”では「うどん1杯、天ぷら1個まで」とルールを決めてありました。
1杯だけとなると外せないので何を注文するか熟考。
とはいえ、前回は最初に「あつあつ」を食べて、冷やの醤油うどんに行ったんで割りとあっさり決まったんですけどね。
クソ暑い日やったんで、さすがに熱いメニューは頼む気にならず。
そうなると消去法的に注文が決まった次第です。
*がいな製麺所の「冷やぶっかけうどん」 330円
ぶっかけうどんを食べてなかったんで、あんまり迷わずにこれに決まりました。
かけだしとは明らかに色が違ったんですが、かなりたっぷりのぶっかけだしは珍しいんやないでしょうか。
ishさんは冷たいかけ(330円)と前から狙ってたという鶏天(120円)を頼んではりました。
私は天ぷら類は頼まずにうどんオンリーにしときました。
腹が減ってたし、冷たいせいで食べやすいからあっちゅう間に平らげてしまいました。
まだまだ腹が減ってたんで、もう1杯行きたい気分でしたが、どんなお楽しみが待ってるか分からんのでグッと我慢。
行きがけの駄賃というには、ジョートーすぎる旨いうどんを食べられてええスタートでした。
*foodish:”雑”食記 夏のええ加減ドライブ(1)〜がいな製麺所
うどんを食べ終わって、そっから先をどうするか作戦会議。
明石から走ってきた国道175号線をまっすぐ走れば舞鶴の方から宮津へ行けるのは分かりましたが、早く着きすぎるなぁと。
ちょっとでも遠回りするために、国道175号に戻って、北へちょっと走ったら国道427号線へ入ろうと。
目的地はないけど、なんぞオヤツやオモロいもんがあるかもしれんから、道の駅が出て来たら寄ることに。
ざっくりとルートを決めたんですが、地図を見てたishさんの提案で、黒田庄牛って牛肉で有名な黒田庄町を通ろうってことになりサクッと予定変更。
国道427号は無視して、しばらく国道175号を押していくことに。
思いついた瞬間にすぐ計画を変更するっていうほんまの意味で「ええかげんな」ドライブってのがええ感じ。
西脇市で一つ目の道の駅「北はりまエコミュージアム(HP)」を発見したんで寄ってみることに。
着いたのは12時29分。
黒田庄牛を使ったコロッケの冷凍品はあったんですが、揚げたやつは売ってなかったのが残念でした。
どうせなら揚げたてを売った方が、冷凍品の売り上げも上がると思うんですけどねぇ・・・・。
他にはあんまり大したモンがなくて、サクッと切り上げてまた走り出しました。
10分ちょっと走ったでしょうか、右折レーンつきの交差点を直進しかけてたら
「えて吉、ここを右折せぇー」
って、なかなかいきなりなご指示がお代官さま飛んできました。
そんなにスピードは出てなかったんで、ちょっとだけ後ろの車に迷惑を掛けつつ強引に右折。
なんで曲がるんやろうと思ったら、助手席から油断なくあたりをチェックしてたお代官さまはスーパーに「黒田庄牛」の看板が出てたんを見つけてはりました。
A−Coopの一角に肉屋が併設されて黒田庄牛が売られてました。
黒田庄牛のコロッケをオヤツにシバこうって作戦でしたが、肉屋に残念ながら揚げ物コーナーはなし。
諦めて店を出ようかと思うとコープの惣菜コーナーでお代官さまが黒田庄牛コロッケを発見。
2個入りをゲットして店のチンで温めてさっそく頂いたのが、携帯からアップした小ネタという次第です。
お味の方は別に「なにギュー」とか関係なくごく普通のコロッケでしたけどね。
うどん屋で揚げモンを食べてなかった私にはええオヤツになりましたわ。
コロッケをサクッと片づけたら1時10分頃にまた走り出しました。
ちょっと走ったら、また道の駅を発見。
1時37分に道の駅「丹波おばあちゃんの里(HP)」にまた立ち寄り。
名前だけでは分からんかったんですが、車を止めて施設に向かうと前にも来たことあるトコでした。
1人のちょいドライブの途中にここで売ってた弁当を食べた記憶がありました。
ここは農産品はあんまり大したことなかったですが、手作りパンのコーナーがけっこう充実してましたわ。
前に寄った時はかなりのヒトがパンに群がってたんで、人気があるんでしょう。
ここでishさんはジェラートをシバいてはりましたね。
普段間食をしない方なんですが、この日はドライブで気分が良かったのと、暑さで珍しく
「なんか冷たいもん食べよっかな?」
なんて思いが浮かびました。
それで真剣に売ってる色んなアイスの種類をチェックしたんですが、私の好みのシャーベットっぽいのは見つからず結局パス。
珍しく間食したい気分やったんで、ちと残念でしたわ。
この道の駅を出たら、またルート選びをishさんに任せながらのんびりドライブ。
3時半頃に道の駅「シルクのまち かや(HP)」に一瞬寄りましたが、なんにもオモロイモンが無くサクッと再出発。
丹後半島の付け根あたりに着いたのが4時頃でしたが、宿は寝るだけの場所やったんで、チェックイン時間の4時すぐに入ってもしゃあないやろうと。
晩メシの間際に入るぐらいでええやろう意見が一致したんで、丹後半島をグルッと回ることに。
国道312号を西に進んで、国道482号に入り、西から東へとグルッと一周。
私は以前に少なくとも2回は走ってるはずなんですが、あんまり記憶なく新鮮な気分で走りました。
なかなか風景のええとこもあったりで、気持ちのええルートでしたわ。
小腹が空きだしてたんで、どっかで焼きたての竹輪なんぞ囓れたらええのになぁと思ってましたが、結局なーんにも無し。
おかげで、最後はかなり腹ぺこで宿の駐車場に滑り込みました。
初日は6時5分に富田屋の駐車場に入りましたが、地道オンリーで走行距離は314kmでした。
ほんまはここから富田屋での飲み食いに進むべきなんですが、長くなりすぎたんで、一旦ココで切って続きは別の記事にさせてもらいます。
続きに興味あるかたは、下記リンク先へどうぞ。
*夏の宿泊は注意!!「富田屋」@宮津 その2にあたります
*行き着いたのはヨーロッパ軒の名物「ソースカツ丼」 その3にあたります
<翌日 追記>
記事を書いてる途中では一旦リンクを張ったんですが、書き直し中に消したままになってたishさんの記事へのリンクを追加。
<後日追記>
続編の記事へのリンク追加。
2010年08月21日
2010年08月17日
ちょいと出かけます
今日明日と近場ですが泊まりで出かけます。
そのため更新はあっても携帯からの小ネタになりますが、おゆるしください。
今朝は5時前に目が覚めてなかなか寝直せず、ウトっとして6時の目覚ましで起きました。
今年の夏は身内で出かけることもなかったんで、しばらく前から楽しみでした。
早く目が覚めるのはガキンチョが旅行の前から興奮するんとおんなじですね。
距離的には充分日帰り出来るとこなんでノンビリ行ってきます。
*朝イチの体重:57.4kg(出先ではがっつり行くつもりやけど、まぁええか。)
そのため更新はあっても携帯からの小ネタになりますが、おゆるしください。
今朝は5時前に目が覚めてなかなか寝直せず、ウトっとして6時の目覚ましで起きました。
今年の夏は身内で出かけることもなかったんで、しばらく前から楽しみでした。
早く目が覚めるのはガキンチョが旅行の前から興奮するんとおんなじですね。
距離的には充分日帰り出来るとこなんでノンビリ行ってきます。
*朝イチの体重:57.4kg(出先ではがっつり行くつもりやけど、まぁええか。)
2010年07月28日
ドライブがてら「がいな製麺所 加西店」へ
昨日のうどんを目的にした小ドライブについてさっそく書いてみます。
ここ何日か来月に遠出する件で色んなとこを見たりしてると、ドライブ欲が妙に刺激されて無性にどっかへ行きたくなりました。
それでしばらく前に知って興味の湧いたうどん屋をその目的地にすることに。
向かったのは加西市にある「がいな製麺所」ってトコですが、この店のことはおそらく以前にもどっかで目にした記憶があります。
ただ、関西でわざわざ讃岐うどん巡りをしようとはあんまり思わないんで、そのままになってました。
でもしばらく前に「Wakkyの毎日」のWakkyさんがこのお店のことをアップしてはりました。
今まではちゃんと場所を確認してなかったんですが、記事を読んで急に興味が湧いたんで場所を調べて地図を焼き、ナビにも登録しておきました。
昨日の朝起きてしばらくはツイッターでフォローさせてもうてる人のつぶやきなんぞを眺めてました。
すると急に「ヨシ、ドライブや。がいな製麺所行こ」っと決意。
1階のパソコンの前に座るとケツが重くなって出かけるのをやめがちなんで、朝メシも食べんとすぐ出発することに。
8時半頃家を出て、まずは近所のコンビニでおにぎりとお茶を仕入れました。
コンビニの駐車場でサクッとおにぎりを食べたら、ドライビングローブもはめて、走り出し。
天王寺から阪神高速に乗って池田線で終点まで。
そこからは国道176号線(通称”イナロク”)をのんびりと。
宝塚でポリがスピード違反の取り締まりをやってやがりましたが、ちんたら転がしてたのでセーフ。
*この日は、この後も3ヶ所で取り締まりをやってましたが全部クリアしました。(^^)
しばらく前に実家の仕事で発注した相手が宝塚駅からすぐのイナロク沿いに事務所を構えてたのにはビックリ。
学生時代に一時毎週のように走ったルートだけになんか奇遇に感じましたわ。
三田のあたりでブックオフを見つけたので、ちょいとチェックがてら立ち寄り。
あんまり期待してなかったんですが、なかなか品揃えが良かったですわ。
ありがたいことに古い「今日の料理」の雑誌が105円でけっこうあり、7月8月のヤツを何冊か買うてまたドライブ続行。
少し走ったトコでがいな製麺所の三田店?の看板を発見。
チラッとしか見んかったんですが、イナロク沿いやったらそっちにも寄って食べ比べようかと思ったんですが、道路工事をやってる辺りにあったのか見過ごしてしまいました。
古市って交差点でイナロクから分かれて国道372号線へ。
ちなみに今回はまったくナビは使わずに、道路地図とうどん屋の周辺だけ焼いた地図を頼りに向かいました。
走ったルートの周囲には田んぼが多くて、稲穂の緑が一面に広がって気分が良かったですわ。
都会の下町に住んでると一面の緑ってなかなか見る機会が無いですからねぇ・・・。
地図でルートを確認した時は走ったことのない道かと思ってましたが、国道372号線は以前に走ってましたわ。
ところどころで見覚えがある建物があったんですが、さすがにこれだけ近場じゃドライブバカの私の場合初じめて走る国道って減ってきてますねぇ。
社の市街地を抜けて、少し走ったら「高岡」って交差点から県道371号へ。
当初の予定では国道372号線の「繁昌」って交差点で県道79号に入るつもりやったんですが、走ってる途中で県道371号から行った方が近いと分かったんでそっちにしてみました。
ナビなしで県道から他の県道に入るのって、ちゃんと表示があるか不安な部分があるんですが、サクッと県道79号線に入れました。
中国道を越えたら一つ目の信号で左へ分かれる名もしれん道へ分岐。
店へ向かう道からして本場の讃岐うどん屋チックやのうと感心してしまいました。
しばらく走ると簡単にうどん屋は見つかったんですが、店の建物は田んぼの向こう側。
進入路はあぜ道に毛の生えたようなほっそい舗装路でした。
アルファードでも充分入れるんですが、うどん屋が見えてなかった絶対よう入らん道でしたわ。
ちょっと香川の「白川」の立地を思い出しながら、お店へ。
*がいな製麺所 加西店の店構え
香川で讃岐うどん巡りをやってるモンにとっちゃ、ここは立地の辺鄙さ、建物のシンプルさ、周りに田んぼがあるっていう点ですでに本場みたいややなぁとなりました。
で、ここの大将の修業先が「池上」っていうんやから期待が高まるじゃないですか。
いつごろ修行しはったんかは知りませんが、移転後の本家「池上」で食べたうどんは全然期待と違うてました。
で、今回そのガッカリしたのと同じうどんやとイヤやなぁと思いつつも、もしかしたら以前に食べて気に入ったうどんを引き継いでるんじゃないかと期待してたんです。
「なかむら」で食べたうどんより「一福」で食べたうどんに、”なかむららしさ”を感じたんと同じケースを期待したって感じです。
*讃岐うどんに興味ない人には意味不明な表現ですが、お許しを。
最初にカウンターで注文する形式やったんで、色々と考えた結果熱いかけうどん(330円)と天ぷらのかき揚げ(150円)をチョイス。
伝票の端っこに付いてた番号つきの半券を渡されたんで、席で待ってました。
けっこう待ったんでちょうど麺が切れて湯がいてたようですから、ベストの状態で食べられてツイてました。
出来上がったら番号を呼ばれるんで合図したら席まで運んでくれました。
「出汁が熱いんでお気を付け下さい」
ってな丁寧な声を掛けてくれました。
どのスタッフの人も愛想ようて、一生懸命仕事してる感じで気分良かったですわ。
*真夏のオープンエアーで食べた「熱いかけうどん」
まったく冷房のない野外だけに、ちょっと勇気のいるチョイスでしたが、熱くなった麺の状態もかけダシも味わいたかったのでコレです。
*がいな製麺所の巨大な「かき揚げ」
写真では大きさが伝わらないかもしれませんが、立体感があってめっちゃデカかったです。
普通のかき揚げの少なくとも2倍、もしかしたら3倍近いかも。
麺の上がりのタイミングに合わせて、出来たてを運んでくれたようでした。
*かき揚げはそのままうどんに乗せて「かきあげうどん」に
かき揚げはそのまよりだしと絡めたいので、そのままうどんの上に。
崩しながら食べたんですが、こいつを出汁のなかで崩してしまうと天ぷらが出汁を吸うて全体が天ぷらだらけになりました。
正直言うて出汁の量とのバランスを考えるとかき揚げはこの半分で充分ですわ。
値段は100円でも120円でもええんで、半分サイズにしてほしいもんです。
ちなみに、かき揚げの具にぎょうさんざく切りの玉ねぎが入ってたんですが、火が通りきらないからカリカリ、シャキシャキ。
個人的に火のちゃんと通ってない固い玉ねぎがすっきゃないんで、そのへんはちと残念でした。
玉ねぎは薄いスライスにして、サイズ半分以下が希望ですなぁ・・・・。
だしの方はイリコだしではないように思いましたが、当初はかなりガツンと来るいりこだしやったようなことをネット上でみかけました。
関西の人間はイリコだしが苦手なモンもおるから、変えたんですかねぇ・・・。
どんな出汁かは私には分析力がないんで、さっぱり分かりませんがなかなか好みの出汁で良かったですわ。
朝イチの体重が57kgジャストと余裕があったし、自分が食べた池上の麺を期待した以上かけうどんだけでは我慢出来ません。
割り箸はキープして、器を返したら、もっぺんカウンターに行って再度注文しました。
店に着いたのが12時前でそんなに混んでないと思ったんですが、しばらくするとけっこうな人数になりました。
めちゃくちゃな立地やけど、わざわざ車に乗って食べにくる人が多いですねぇ・・・。
先の注文が入ってたので、少し待ちましたがほどなく2杯目が到着。
*冷たい醤油うどん(280円)をお代わり
池上といえば、かつてはダシ醤油を掛けるだけでした。
なのでここでは冷たい麺を味見しつつ、池上の雰囲気に近づける作戦です。
天かすを入れてるタッパの脇に生姜を発見したんで、ちょっぴり加えて、テーブルにあった醤油を2周ほど回し掛けたら2度目の「いただきまーす」。
正直言うてかつての池上がどんな麺やったか、すっかり忘れてるんですが、移転後の池上よりこっちの方がずっと好みなのだけは確実です。
スッキリした舌触りに、しなやかなコシでかなり気に入りましたねぇ。
うどん巡りじゃ色々な店に行くのを優先するあまり、オプション(天ぷら類)もほとんど取りませんし、ましてや同じ店でお代わりなんかすることありません。
せやからどうしても「あの食べ方やったら、この麺はどうなるやろう?」ってな未練が残りがち。
1軒しか行けへんから、かき揚げも頼んだし、熱いダシもその中の麺も味わい、お代わりで冷たい麺も堪能。
非常に満足感がありましたねぇ。
そうそう、冷たいヤツを最後にしたんは色んな思惑がありました。
まず、麺のタイプによっては、熱くすると途端にコシが弱くなることがあります。
もし、2杯目にえらくコシが弱るタイプの麺やと多少の失意が後を引くなぁと。
間違いなくよりコシが強い方を念のため後に持っていきました。
まぁ「あつあつ」で食べても、しっかりしたコシのある麺やったんですけどね。
天ぷらも食べたかったんですが、2杯目に濃ゆいもんやと持て余すかもと。
口直しも含めてシンプルな醤油うどんにしましたが、コレは正解でした。
たかだかうどんを2杯食べる順番だけで、色んなことを考えて策を弄するあたりがアホですね。
あつあつで300円、醤油うどんは280円って値段を考えると関西で食べる讃岐うどんとしちゃかなりコストパフォーマンスが高いが気がしました。
お店の人は注文する人に大盛りも出来ますがって聞いてはったんですが、どこにも値段はナシ。
もしかしたら、大盛り無料なんですかねぇ・・・・。
もしそうやったらさらに値打ちモンですねぇ。
*後日追記:さすがに大盛りは追加料金要るようでした。
香川でうどん巡りをやったら、天ぷらを食べないとしても最低5軒、だいたい6軒回ります。
少なくとも5〜6玉を平気で食べる訳ですが、この日は並を2杯だけやのに胃がパンパンになりました。
帰り道で2時間経っても、3時間経ってもうどんがこなれずに胃が張りつめて苦しいほどでした。
体調が特に悪かった訳でもないんですが、不思議でしたわ。
がいな製麺所を出たら、県道79号へ戻りました。
そして国道372号線も越えて、ずっと県道を南へ。
最終的に国道2号線まで出て、そこからひたすらダラダラと2号線を通って帰りました。
神戸では長田のへんで本以外にも怪しいモンを色々置いてる巨大なブックオフを覗いたり、尼崎でデカイ中古車センターを覗いたり。
大阪に入ってから自分の走ってる側に見つけたマツダのディーラーで中古車の相場を確認したり。
最後はちょっと遠回りして、平野のBMWの認定中古車へ。
Z3やZ4の中古車の相場を聞いたり、MTは左ハンドルだけでほとんどタマがないと教えてもうたり。
寄り道をだいぶやったおかげで、家に着いたのは6時でした。
田舎道をのんびり走って、たっぷり緑を見て、うまいうどんを思う存分食べて、寄り道やってとなかなか充実した1日でした。
そうそう、久しぶりに分かりにくい目的地へナビに頼らず道路地図で行ったのも、楽しかったですわ。
自分で探検してる感じがあるほうが、道中に適度な緊張感があるし、目的地に着いた時に達成感がありましたわ。
やっぱ車はナビ無しがええなぁ・・・。
<参考情報>
*がいな製麺所 加西店:食べログ
住所:兵庫県加西市和泉町25−2
電話:0790−45−0848
営業:10:30〜15:00(平日) 10:30〜18:00(土・日・祝)
定休:第3月曜日
*朝イチの体重:57.6kg(晩は控えめにしたから、うどんが効いたか?)
ここ何日か来月に遠出する件で色んなとこを見たりしてると、ドライブ欲が妙に刺激されて無性にどっかへ行きたくなりました。
それでしばらく前に知って興味の湧いたうどん屋をその目的地にすることに。
向かったのは加西市にある「がいな製麺所」ってトコですが、この店のことはおそらく以前にもどっかで目にした記憶があります。
ただ、関西でわざわざ讃岐うどん巡りをしようとはあんまり思わないんで、そのままになってました。
でもしばらく前に「Wakkyの毎日」のWakkyさんがこのお店のことをアップしてはりました。
今まではちゃんと場所を確認してなかったんですが、記事を読んで急に興味が湧いたんで場所を調べて地図を焼き、ナビにも登録しておきました。
昨日の朝起きてしばらくはツイッターでフォローさせてもうてる人のつぶやきなんぞを眺めてました。
すると急に「ヨシ、ドライブや。がいな製麺所行こ」っと決意。
1階のパソコンの前に座るとケツが重くなって出かけるのをやめがちなんで、朝メシも食べんとすぐ出発することに。
8時半頃家を出て、まずは近所のコンビニでおにぎりとお茶を仕入れました。
コンビニの駐車場でサクッとおにぎりを食べたら、ドライビングローブもはめて、走り出し。
天王寺から阪神高速に乗って池田線で終点まで。
そこからは国道176号線(通称”イナロク”)をのんびりと。
宝塚でポリがスピード違反の取り締まりをやってやがりましたが、ちんたら転がしてたのでセーフ。
*この日は、この後も3ヶ所で取り締まりをやってましたが全部クリアしました。(^^)
しばらく前に実家の仕事で発注した相手が宝塚駅からすぐのイナロク沿いに事務所を構えてたのにはビックリ。
学生時代に一時毎週のように走ったルートだけになんか奇遇に感じましたわ。
三田のあたりでブックオフを見つけたので、ちょいとチェックがてら立ち寄り。
あんまり期待してなかったんですが、なかなか品揃えが良かったですわ。
ありがたいことに古い「今日の料理」の雑誌が105円でけっこうあり、7月8月のヤツを何冊か買うてまたドライブ続行。
少し走ったトコでがいな製麺所の三田店?の看板を発見。
チラッとしか見んかったんですが、イナロク沿いやったらそっちにも寄って食べ比べようかと思ったんですが、道路工事をやってる辺りにあったのか見過ごしてしまいました。
古市って交差点でイナロクから分かれて国道372号線へ。
ちなみに今回はまったくナビは使わずに、道路地図とうどん屋の周辺だけ焼いた地図を頼りに向かいました。
走ったルートの周囲には田んぼが多くて、稲穂の緑が一面に広がって気分が良かったですわ。
都会の下町に住んでると一面の緑ってなかなか見る機会が無いですからねぇ・・・。
地図でルートを確認した時は走ったことのない道かと思ってましたが、国道372号線は以前に走ってましたわ。
ところどころで見覚えがある建物があったんですが、さすがにこれだけ近場じゃドライブバカの私の場合初じめて走る国道って減ってきてますねぇ。
社の市街地を抜けて、少し走ったら「高岡」って交差点から県道371号へ。
当初の予定では国道372号線の「繁昌」って交差点で県道79号に入るつもりやったんですが、走ってる途中で県道371号から行った方が近いと分かったんでそっちにしてみました。
ナビなしで県道から他の県道に入るのって、ちゃんと表示があるか不安な部分があるんですが、サクッと県道79号線に入れました。
中国道を越えたら一つ目の信号で左へ分かれる名もしれん道へ分岐。
店へ向かう道からして本場の讃岐うどん屋チックやのうと感心してしまいました。
しばらく走ると簡単にうどん屋は見つかったんですが、店の建物は田んぼの向こう側。
進入路はあぜ道に毛の生えたようなほっそい舗装路でした。
アルファードでも充分入れるんですが、うどん屋が見えてなかった絶対よう入らん道でしたわ。
ちょっと香川の「白川」の立地を思い出しながら、お店へ。
*がいな製麺所 加西店の店構え
香川で讃岐うどん巡りをやってるモンにとっちゃ、ここは立地の辺鄙さ、建物のシンプルさ、周りに田んぼがあるっていう点ですでに本場みたいややなぁとなりました。
で、ここの大将の修業先が「池上」っていうんやから期待が高まるじゃないですか。
いつごろ修行しはったんかは知りませんが、移転後の本家「池上」で食べたうどんは全然期待と違うてました。
で、今回そのガッカリしたのと同じうどんやとイヤやなぁと思いつつも、もしかしたら以前に食べて気に入ったうどんを引き継いでるんじゃないかと期待してたんです。
「なかむら」で食べたうどんより「一福」で食べたうどんに、”なかむららしさ”を感じたんと同じケースを期待したって感じです。
*讃岐うどんに興味ない人には意味不明な表現ですが、お許しを。
最初にカウンターで注文する形式やったんで、色々と考えた結果熱いかけうどん(330円)と天ぷらのかき揚げ(150円)をチョイス。
伝票の端っこに付いてた番号つきの半券を渡されたんで、席で待ってました。
けっこう待ったんでちょうど麺が切れて湯がいてたようですから、ベストの状態で食べられてツイてました。
出来上がったら番号を呼ばれるんで合図したら席まで運んでくれました。
「出汁が熱いんでお気を付け下さい」
ってな丁寧な声を掛けてくれました。
どのスタッフの人も愛想ようて、一生懸命仕事してる感じで気分良かったですわ。
*真夏のオープンエアーで食べた「熱いかけうどん」
まったく冷房のない野外だけに、ちょっと勇気のいるチョイスでしたが、熱くなった麺の状態もかけダシも味わいたかったのでコレです。
*がいな製麺所の巨大な「かき揚げ」
写真では大きさが伝わらないかもしれませんが、立体感があってめっちゃデカかったです。
普通のかき揚げの少なくとも2倍、もしかしたら3倍近いかも。
麺の上がりのタイミングに合わせて、出来たてを運んでくれたようでした。
*かき揚げはそのままうどんに乗せて「かきあげうどん」に
かき揚げはそのまよりだしと絡めたいので、そのままうどんの上に。
崩しながら食べたんですが、こいつを出汁のなかで崩してしまうと天ぷらが出汁を吸うて全体が天ぷらだらけになりました。
正直言うて出汁の量とのバランスを考えるとかき揚げはこの半分で充分ですわ。
値段は100円でも120円でもええんで、半分サイズにしてほしいもんです。
ちなみに、かき揚げの具にぎょうさんざく切りの玉ねぎが入ってたんですが、火が通りきらないからカリカリ、シャキシャキ。
個人的に火のちゃんと通ってない固い玉ねぎがすっきゃないんで、そのへんはちと残念でした。
玉ねぎは薄いスライスにして、サイズ半分以下が希望ですなぁ・・・・。
だしの方はイリコだしではないように思いましたが、当初はかなりガツンと来るいりこだしやったようなことをネット上でみかけました。
関西の人間はイリコだしが苦手なモンもおるから、変えたんですかねぇ・・・。
どんな出汁かは私には分析力がないんで、さっぱり分かりませんがなかなか好みの出汁で良かったですわ。
朝イチの体重が57kgジャストと余裕があったし、自分が食べた池上の麺を期待した以上かけうどんだけでは我慢出来ません。
割り箸はキープして、器を返したら、もっぺんカウンターに行って再度注文しました。
店に着いたのが12時前でそんなに混んでないと思ったんですが、しばらくするとけっこうな人数になりました。
めちゃくちゃな立地やけど、わざわざ車に乗って食べにくる人が多いですねぇ・・・。
先の注文が入ってたので、少し待ちましたがほどなく2杯目が到着。
*冷たい醤油うどん(280円)をお代わり
池上といえば、かつてはダシ醤油を掛けるだけでした。
なのでここでは冷たい麺を味見しつつ、池上の雰囲気に近づける作戦です。
天かすを入れてるタッパの脇に生姜を発見したんで、ちょっぴり加えて、テーブルにあった醤油を2周ほど回し掛けたら2度目の「いただきまーす」。
正直言うてかつての池上がどんな麺やったか、すっかり忘れてるんですが、移転後の池上よりこっちの方がずっと好みなのだけは確実です。
スッキリした舌触りに、しなやかなコシでかなり気に入りましたねぇ。
うどん巡りじゃ色々な店に行くのを優先するあまり、オプション(天ぷら類)もほとんど取りませんし、ましてや同じ店でお代わりなんかすることありません。
せやからどうしても「あの食べ方やったら、この麺はどうなるやろう?」ってな未練が残りがち。
1軒しか行けへんから、かき揚げも頼んだし、熱いダシもその中の麺も味わい、お代わりで冷たい麺も堪能。
非常に満足感がありましたねぇ。
そうそう、冷たいヤツを最後にしたんは色んな思惑がありました。
まず、麺のタイプによっては、熱くすると途端にコシが弱くなることがあります。
もし、2杯目にえらくコシが弱るタイプの麺やと多少の失意が後を引くなぁと。
間違いなくよりコシが強い方を念のため後に持っていきました。
まぁ「あつあつ」で食べても、しっかりしたコシのある麺やったんですけどね。
天ぷらも食べたかったんですが、2杯目に濃ゆいもんやと持て余すかもと。
口直しも含めてシンプルな醤油うどんにしましたが、コレは正解でした。
たかだかうどんを2杯食べる順番だけで、色んなことを考えて策を弄するあたりがアホですね。
あつあつで300円、醤油うどんは280円って値段を考えると関西で食べる讃岐うどんとしちゃかなりコストパフォーマンスが高いが気がしました。
お店の人は注文する人に大盛りも出来ますがって聞いてはったんですが、どこにも値段はナシ。
もしかしたら、大盛り無料なんですかねぇ・・・・。
もしそうやったらさらに値打ちモンですねぇ。
*後日追記:さすがに大盛りは追加料金要るようでした。
香川でうどん巡りをやったら、天ぷらを食べないとしても最低5軒、だいたい6軒回ります。
少なくとも5〜6玉を平気で食べる訳ですが、この日は並を2杯だけやのに胃がパンパンになりました。
帰り道で2時間経っても、3時間経ってもうどんがこなれずに胃が張りつめて苦しいほどでした。
体調が特に悪かった訳でもないんですが、不思議でしたわ。
がいな製麺所を出たら、県道79号へ戻りました。
そして国道372号線も越えて、ずっと県道を南へ。
最終的に国道2号線まで出て、そこからひたすらダラダラと2号線を通って帰りました。
神戸では長田のへんで本以外にも怪しいモンを色々置いてる巨大なブックオフを覗いたり、尼崎でデカイ中古車センターを覗いたり。
大阪に入ってから自分の走ってる側に見つけたマツダのディーラーで中古車の相場を確認したり。
最後はちょっと遠回りして、平野のBMWの認定中古車へ。
Z3やZ4の中古車の相場を聞いたり、MTは左ハンドルだけでほとんどタマがないと教えてもうたり。
寄り道をだいぶやったおかげで、家に着いたのは6時でした。
田舎道をのんびり走って、たっぷり緑を見て、うまいうどんを思う存分食べて、寄り道やってとなかなか充実した1日でした。
そうそう、久しぶりに分かりにくい目的地へナビに頼らず道路地図で行ったのも、楽しかったですわ。
自分で探検してる感じがあるほうが、道中に適度な緊張感があるし、目的地に着いた時に達成感がありましたわ。
やっぱ車はナビ無しがええなぁ・・・。
<参考情報>
*がいな製麺所 加西店:食べログ
住所:兵庫県加西市和泉町25−2
電話:0790−45−0848
営業:10:30〜15:00(平日) 10:30〜18:00(土・日・祝)
定休:第3月曜日
*朝イチの体重:57.6kg(晩は控えめにしたから、うどんが効いたか?)
2009年12月01日
懐石は絶対やめとけ!!@ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩
この前の日曜日に出かけてきた身内の旅行のことを書いてみます。
1本前の記事では半分本気でボツにしようと思いながら、もう半分は”じらし”を狙っておりました。
思ったより反応してくださったんで、やっぱりネタにせなアカンと思ったんで、私の文章力でどこまで伝わるか分かりませんが書いてみますんでおつきあい下さい。
誹謗も中傷もする気はないですし、罵詈雑言にならんように注意しますが、ヒトサマに文句を言うヤツが嫌いって方は、この記事を読まんとスルーしてくださいね。(^^;)
昨日の記事を書いてから、デジカメを開けて撮った写真をチェック。
身内の旅行ではあんまり「ホテル自体」をネタにしようって意識がないんで、部屋やホテル内の写真はゼロ。
ネタの展開的には、メンバーからけっこう評価の高かった部屋の写真を見てもらいたかったですねぇ。
「ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」のサイトは今時のホテルにしちゃ、情報量が極端に少ないですが、サイトトップのフラッシュを見てもらえば、多少は雰囲気が伝わるかと。
車から降りて、ロビーに入るとかなり広めでなかなかジョートーなリゾート系のホテルって感じ。
親二人と私らはツマミを買いに行ってたんで、チェックインは先に妹一家が済ませてました。
電話で部屋番号を聞いて直接行ったんで、出だしで宿のスタッフとの接触はナシ。
部屋に入ると、ドアから部屋?への2〜3mの通路の幅がえらく広くてゆったりしてるなぁと。
ホテルのサイトの客室紹介にある和洋室の和室部分から先が2段ほどの階段で下りるようになってました。
天井も高めでサイトの写真よりずっと広々してゆったりした間取り。
かなり大きめのテレビがまだブラウン管やったのは、ご愛敬。
最近水泳教室に通ってだいぶ上手くなってるという姪っ子の泳ぎを見るために、まずは水泳に行くことに。
サイトにはちゃんと宿泊者も有料と書かれてるんですが、てっきり宿泊者はタダやと思ってた私ら一行は入場料を請求されて、ちょっとビックリ。
ホテル名に「アクアヴィラ」とつくだけに、水モンに力が入ってるんでしょうなぁ。
海パンに着替えて、プールスペースに行くと、日帰り温泉の特殊な浴槽みたいなんが何種類もありました。
週何回かフィットネスで泳いでる親父とオカンは泡風呂だのマッサージ?風呂だのに興味がなく、まっすぐ25mプールへ。
宿泊者でも1000円だか取られた割りに、真っ当なプールは2コースしかなくてちとガックリ。
大胆な水中ウォーキングをやってるおばはんらのおかげで、真面目に泳ぐんは難しかったようです。
とはいえ、私と妹一家は姪っ子を中心に大声でワチャワチャ遊んでたから、おばはんらも怒ってたかもしれませんけどね。
普通のプールしか興味ないうちらにはも一つでしたが、ジャグジーなんぞが好きな人にはそこそこええ設備なんでしょう。
今回はあんまりお客さんがおらんかったんですが、(夏は屋外プールもあるようですが)ぎょうさんのお客が入ったらどうなんかなぁ・・・・。
普通の屋内プールをせめて5コースは用意してほしいなぁという不満以外はなく、5歳になったばかりの姪っ子が25m泳げたのにビックリして、風呂へ。
プールから大浴場に行くにはいっぺん着替えて移動せなあかんのが邪魔くさかったけど、小ぶりな大浴場は塩味の温泉でなかなか温もりました。
部屋に帰ったらさっそく缶ビールをゴクゴク。
泊まりやったら帰りの運転を気にせんでええから、チャンスを見つけては飲んでしまいます。(^^;)
風呂場の窓からは海が見えて牡蛎の養殖でしょうか、筏のようなもんも見えてました。
昼メシは道の駅で食べたんですが、単品で取った牡蛎フライがなかなか大粒で、宿では旨い生牡蠣でも食えたらなぁなんて甘いことを考えてました。
6時からの夕食は待ちかねたように食堂に行ってしまい、数分レストラン?の外で待機。
ほとんどの人は大広間でバイキングのようで、大広間の手前に仕切られたスペースには2〜3組ほどのお客さんだけでした。
席に着くと、目の前に細長い紙に書かれた今夜の献立が立てられてました。
料理長の名前の入った献立があらかじめ出されてると、期待が高まりますねぇ。
せっかくなんで、先に献立の内容を転記してみましょう。
文字からどんな料理になるか想像してみてください。
当日は、
「献立があるなぁ〜、ちょっと期待できるかな。」
「料理名メモせんで済むからブログの記事を書くの楽やなぁ」
って思っただけで、内容はちゃんと見てませんでした。
今改めてここに書きながら内容を見ると、既にツッコミどころはいくつもありますねぇ・・・・。
料理に使った全ての素材を並べるような細かい書き方って、行数稼ぎというか・・・・。
海外旅行には何回か行ってますが、私はエコノミークラスしか乗ったことありません。
行きの飛行機に乗り込んで、これから海外やとワクワクしてる時ってエコノミーの機内食のメニューも旨そうに感じるんですよねぇ。
何回も食べりゃ、メニューと実物の差が想像出来るはずなのにね。(^^;)
書いてあることに間違いはないけど、食べた時の印象やら感想とは必ずしも(必ず?)一致しないんがエコノミーの機内食ですよねぇ。
まあ、今回の旅行でもエコノミークラスでメニューを見て期待したのと、同じことが身に降りかかるとは夢にも思ってませんでした。
「伊勢」で「近鉄」って付いてるホテルって、なんか期待してしまうっての部分のあったんでしょうねぇ。
今回の宿とは全く別やのに、こんなイメージがあるからでしょうかねぇ・・・。
大阪市内で「近鉄」って聞いたら、電車以外には野暮ったい百貨店ってイメージですが、伊勢になると途端に老舗の高級なフレンチってなええイメージが湧くんですよねぇ・・・。
まぁ、落ち着いて料理の内容を見ると伊勢エビとアワビばっかりで、旨いやろうけどオモロみや意外さがあるかっちゅうと微妙ですけどね。
さて、ぼちぼち本題に入りましょうか。
ネタ用写真を気合いを入れて撮ってないんで、ショボイ写真が多いですが許してやって下さいね。
では、まずは「八寸」から。
献立には単なる八寸やなくて「彩り八寸」となってたのを思い出してくださいね。

席について、これが出てきて私は
「こんな風に和食でちまちま前菜を料理出来るようになりたいねん」
「豆皿を買うところからせなあかんけどなぁ」
なんてことをみんな言うてました。
食事スタートから文句言わんように、自分の話に持っていったんですが、料理に目ぇやるとツッコミを入れてしまいますねぇ。
個別の内容は上の方に書き写した献立をご覧いただくとして・・・。
この小皿に乗った5品で、料理人が作ったモンって何品あるんでしょう。
鶏皮ポン酢は、妹が「コレってミミガー(豚耳)?」って言うたぐらい、ちめぇた〜く(冷たく)て歯ごたえアリ。
烏賊と鮎の甘露煮は、業務用の惣菜でしょ。
*この時期に伊勢で鮎の甘露煮をわざわざ料理せんでしょ。
青梗菜の炒め煮ぐらいは、作ったかもしれんけど、これもくったぁ〜なって、ヘボイ味付けやから出来合いの惣菜疑惑は払拭出来ず。
惣菜でも気持ちを込めて盛りつけたら、もうちょっとマシやと思うんですが、ニンジン二切れが投げやりに盛っただけって雰囲気をかもしだしてます。
青梗菜のシャキッとした感じもなく、惣菜じゃなかったら逆に作り手を疑うなぁ・・・・。
続きましては、お造りです。
献立の頭には堂々と「伊勢エビの姿作り」と書かれてました。
オカンと妹の前に二人分、親父、妹の旦那のA君、私の前には3人前が盛り合わせに。
フロアのスタッフがテーブルに運んできてくれた大皿はけっこう豪華でした。

どうです?けっこう豪勢な感じでしょ。
この時は、献立を見ながら、どんなモンが乗ってるか確認しました。
すると、実際の一人分は、こんな感じと判明。

*一人分は青い線で囲った分量
二昔前?ほど前まで、旅館の料理で食い切らん量の舟盛りなんかが出ましたが、まぁあれよりはええかな。
囲った部分のサザエの手前に可愛く盛られてるのが伊勢エビでした。
「姿作り」なんて書かれると、でっかい伊勢エビをイメージしてしまいますが、ちょっと大物のザリガニサイズでした。
サイズの話はだれもしてないんやから、まぁしゃあないですな。
小さなヤツが二切れほど乗ってましたが、味自体はプリプリして良かったですよ。
伊勢=伊勢エビやからサイズを下げてでも、無理に出してるんでしょうなぁ。
甘みを楽しむような海老の刺身やカニ刺しってあんまり好みやないんですが、伊勢エビの刺身はけっこう好きなんです。
こっからの不満は個人的なことですが、カンパチ、鯛、烏賊っていう他のお造りがちと残念。
毎日のように行くスーパーでサクのお刺身として売ってるのは、鯛、カンパチ、ヒラメの3種類にほぼ固定。
毎度、毎度、変わり映えがせんでオモロないなぁと思ってるヤツ2種類に登場されてちと気分が盛り下がってました。
風呂から牡蛎いかだを見て生牡蠣を期待してたしで、オモロみのないお造りやなぁと。
妹の誕生日を祝う宴会やったんで、最初の一杯はビールで乾杯。
お造りが出たところで、燗酒をオーダーしました。
とりあえずは、「2合とお猪口3つ」とね。
こんなトコにネタが仕込まれてるとは思わんかったんですが、出てきたモンを見るとこれもネタでした。

ワンカップとはちゃうけど、こういう瓶詰めの日本酒を出されるとガクッと。
場末の立ち飲みやないねんから、銚子くらい用意しとこうよ・・・・。(T_T)
それとも正味1合あるって分かるようにしとかんと、ゴネる客ばっかりなんでしょうか?
カウンターに並んでる一つ100円ぐらいの料理を取って、立ったまま飲んでる時はええけど、ホテルの小ぎれいな食堂でこれはないですわ。
続いてのお料理は煮物。
「煮物でお店のレベルを計る」ってな食に詳しいヤツもおるとか、おらんとか。
「懐石」やと名乗って、手前ぇの料理を出す以上、それなりのもんを期待してました。

料理に口を付ける前に私が感じた雰囲気が伝わってるでしょうか・・・。
この写真はなんとなく実物よりマシに見えるのが残念です。
料理の味がどうこうって前に、盛りつけがだらけ切ってるような第一印象がありました。
例えば、普通の煮物を「和服を着慣れたシュッとした女性の浴衣姿」とすると、コレは「初めて浴衣を着たガングロ(←古ッ)のアーパー娘の浴衣姿」って感じです。
アホなヤンキー娘なんかが襟元や裾も気にせんとぐちゃぐちゃに浴衣を着てると日本の和ぁのええとこをけがすなって気分になるのと同じ
リゾートホテルやから、すんごい名店の煮物椀ってなモンは期待したらあかんとは思ってます。
しっかりした着物でなくても、あっさりした浴衣でええけど、スキッとした浴衣姿くらいはしといて欲しいですわ。
実際に食べてもねぇ・・・・、これがヘボいんですわ。
海老は、「弁当の惣菜で傷んだらあかんからギッチリ火を入れました」ってな茹で加減。
野菜たちは、「柔らかくておいしぃ〜」ってバカの一つ覚えに言うテレビ番組のレポーター向けでしょうか。
素材の歯ごたえなんか残らんグズグズ具合。
献立には先頭に、他の素材より一つ上に頭を出して「赤魚葛煮」と書いてあります。
魚の産地のことは、全く無知なんですが伊勢の海で「赤魚」って上がるんですか?
私は「赤魚」って名前を見ると、近所のスーパーで1匹100円でコチンコチンになって売られてる遠い遠い外国からやってきた魚しか頭に浮かばんのですよねぇ。
魚の名前で「赤魚」ってどないやねん?って思いながら、だいたいはパスしてるヤツとおんなじモンが旅先の食卓に上がるとねぇ・・・・。
葛をまとってブニョブニョした食感の身を味わうと、これまた親の敵やと思って煮込みまくったかのようなウェルダン。
自分で赤魚買うて来て、解凍して、粉打って、煮込んでももうちょっとちゃんと出来るんちゃうかなぁ・・・と悲しくなるほど。
赤魚じたいの質が悪くて、だれがどうやってもこうなるんかもしれませんけどね。
続くお料理は献立によると分類上は「焼物」になるようです。
「すずきソティ」ってなってるから、洋食やとは想像してもらえますよね?
ちまたで創作和食や創作懐石なんてモンが流行って、もう何年も経ちますね。
最初は目新しかったけど、盛りつけばっかりやったり、変な素材を組み合わせることだけを狙ったようなヤツが多くて、このごろは食傷気味やってことは何度か書いてると思います。
ここまでごく普通の和食とおぼしき料理が続いて、いきなり洋モンってのはかなり構えてしまいます。
やってきたお料理はこんなんです。

*スズキのソティとかいう料理
まずは見た目でどうですか?
私にはなんかもっさりして、30年位前に家庭の主婦が料理本を見ながら作った洋食ってイメージなんですが・・・。
盛りつけには自信が無くて、いつも自分の料理でも苦労してるんで、どこがどう悪いとか、こうしたらええのにとは言えませんが、なんだかなぁ・・・・と。
横っちょにおる「芝海老」なるもん、これってココにある必要あるんですか?
この料理を前にして、私の頭に浮かんだのは、
となりの大部屋のバイキングに出す料理を用意してる厨房。
居酒屋っぽいツマミも要るやろうと、海老の唐揚げを山ほど作ったばかり。
そいつがバットに山盛りになって、大きな作業台の上に置いてある。
で、懐石の盛りつけ担当になったバイトのヤンチャ系高校生が、
「ヨッシャ、懐石組にオレがサービスしたろ」
って、つぶやきながら山盛りの海老からひょいひょいと摘んで、一匹ずつ足してる図ですわ。
見ただけでも萎えるけど、食べたらやっぱりガックリやったのが、手前のアスパラ。
初めて料理する若ぁ〜い娘ッこが、加減も分からず茹でたんでしょうか?
アスパラの歯ごたえなんか全くなく、ブニョンブニョン。
冷凍のアスパラって、軽く火が通ってて、使う時には火加減に気を遣うんですが、冷凍品の茹ですぎでしょうか。
メインの魚に箸を付ける前に、気分がグダグダでしたが、食べ始めた他のメンバーから不思議な反応がありました。
「とにかく早よ食べてみぃー」
て、言われて「すずき」を一口食べてビックリ。
どエラい塩辛さでしたわ。
健康ブームなんかのはるか前に
「保存食は塩をキッチリ効かさなアカン」
と真っ白になるまで塩をまぶして作った塩鮭のようやと言うイメージして貰えるでしょうか。(^^;)
誹謗中傷にならんために書いとくと、そこまで塩辛くはないんですが、とてもじゃないけど食べられず全員がほとんど箸を付けずに残したのは事実です。
塩辛いのが残した理由ではありますが、料理としてみても残したくなるような代物でしたわ。
掛かってる得体の知れんソースについて献立で触れられてないのが不思議ですが、なんかのってり重いタレでした。
スズキ自体の火加減もムチャクチャで、食感としては干物を焼きすぎたようなパッサパサ。
ここまでマズイもんを作れるってのはちょっと信じられへんのんですけどねぇ・・・。
さっき登場させた、ヤンチャな男子高校生は盛りつけだけやなくて、メインも思いつきで作ったんでしょうか?
献立を考えながら冷凍庫をごそごそやってたら、いつ仕入れたか分からん冷凍の魚を発見。
とりあえず焼いて、業務用のソースをぶっかけといたけど、実はソレは冷凍庫で干からびてた干物すずきやったとか。
だれが作ったか知らんけど、味見だけはして出して欲しかったですわ。

*伊勢エビの小鍋
とりあえず小鍋を並べるってのも、ちんけな温泉旅館がやる定番で、チビコンロを見るだけでやや警戒してしまいます。
味の方は、伊勢エビのダシがでてまずまずでしたわ。
こう書くと珍しく普通の食べモンが出たと思うでしょ?
これが違うんですねぇ〜。
この宿の料理は「ブレなく」ハズしてますから、ちゃんとネタが仕込まれてたんです。
私の小鍋はツキが味方したのか、一応沸騰したんですが、5つの鍋のうち3つは沸騰に至らず。
沸騰した私の小鍋にしても、白菜に火が通るはずもなくシャッキシャキ。
3人は固形燃料をお代わりしてました、私はもうやる気が失せてたんで、ご遠慮申し上げました。
ザリガニの身はせせる気にもならず、ダシだけちょろっとすすッときました。
バイキングで泊った人の感想とか口コミ情報にチラホラと伊勢エビのみそ汁が旨かったって記述がありました。
それやったら最初からちゃんと炊いて、ザリガニが納まるサイズのお椀で出してくれた方が89倍マシですわ。
カッコだけのコンロで生煮えを食わされるぐらいやったら、だしがらの海老の殻もなしで汁と野菜でええんですから。
ここまで書いて、すでに両腕がだるいけど、まだネタは続きます。
次は献立上の分類では「強肴」となってる何かです。
強肴(しいざか)とは、本来メインの料理が終わった後にもうちょっと酒を勧める肴ってな意味ですよね。
そういう位置づけのモンとして「海鮮サラダ」「そば」ってどうなんですか?
この時点でなんかどっかオカシイと思うんですよねぇ。
で、出てきた料理がこれまた素晴らしい。
もちろんネタとして「素晴らしい」んですよ。
もっぺん確認ですが、料理は「海鮮サラダ」と「そば」です。
ちゃんと頭のなかで料理をイメージしてくださいね。
そうせんと私らが受けた印象の何分の一も楽しめませんから。
ジャーン、これがホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩の料理長が誇る「強肴」です。

あのー、私なんか盛りつけ担当の人に悪いことしました?
私は誰かに料理を作る時ってその人への気持ちを込めて料理してます。
このヒト皿に気持ちがこもってるとしたら、私への敵意ですか。
「オレのこと、キライなん?」って、面識のない相手に聞きたくなりました。
盛りつけは無視して、料理を見ると、海鮮サラダというだけあって、ベリーレアなむきエビ、ヒモつきのベビー貝柱、イカのカケラ 各1個ずつちゃーんとそばの上にあります。
掛かってるドレッシングが手作りやとしたら、市販の香味野菜系に似せるすんごい努力の結果でしょうなぁ。
ちなみに昆布が入ってるからヌル付くそばは、先日食べた堺名物の某せいろそばを意識してるのかも。
コシらしいモノを徹底的に排除して、非常に柔らかな茹で加減。
突っ込む気にもならんけど、献立では「オレンジ釜」となってますが、見事なクシ切り。
100均に売ってるような乾蕎麦でええから、茹で加減だけ真剣に見て、冷水でビシッと締めて、市販の麺つゆをぶっかけて欲しかったですわ。
この記事を書いてるとじゃっかんムカツキ気味ですが、食べてる時は気分悪いのを通り越して笑ってましたけどね。
やっと料理が終わって、御飯やと言われたんで、それで腹を膨らませるかと諦めモード。

献立上では「漁師御飯」となってますねぇ。
魚の身ぃが入ってるんやけど、正体はシャケかな?
飲んでた私は食べるのが遅れたんですが、オカンや妹がまたしても不思議な挙動。
「ええから早よ食べてみぃ」ってなセリフがまたしても聞こえました。
とりあえず一口食べると理由が分かりました。
このホテルの厨房には「うっかり八兵衛」さんがおるんでしょう。
きっと、味付けの調味料を計ってボールにでも用意してたのに、入れんの忘れて炊飯器のスイッチ押したんやと思いますわ。
味が薄いとかのレベルやなくて、まったく塩気?がございませんでした。
で、さらにもう一口を落ち着いて味わうと、妙に甘いんです。
よく見ると、昆布と椎茸らしいカケラがあったんですが、甘い佃煮かなんかが入ってたんでしょうか。
塩気の味付けを忘れてるから、甘さが妙に出っぱるんでしょうか。
〆の段階の御飯モンで甘さが気になると、かなりキツかったですわ。
私はまだまだ腹ぺこだったんで、あんまり味わわんようにして全部食べました。
他の何人かは、これもとてもじゃないけどよう食わんと残してましたわ。
というわけで、お料理終了。

コストを掛けんと、一応甘いモンを用意しましたって感じのデザート。
抹茶のええ香りのせんクリームと、どれか分からんけど杏仁豆腐やったようです。
一口だけ食べましたが、缶詰のミックスフルーツって感じの印象でした。
献立によるとデザートはこれだけのハズでしたが、もう一皿。

どうやら塩辛すぎたと伝えた上で下げて貰ったすずきのソテーに対するゴメンナサイの一品やったようです。
で、この1皿で注目すべきは左ッ側のオレンジ色の物体。
最初、季節柄からして柿かいなと思ったんですが、どうやらマンゴーのようでした。
サービスしてもうて悪いんですが、このマンゴーかなんかが苦いんですわ。
みんな白けてしもうて、自分の皿のオレンジ色の何かも苦いと確認したらもう食べる気にはならず。
最後の最後まで筋が通った素晴らしいお料理の数々でした。
どのあたりか忘れましたが、料理を食べながらふと頭に浮かんだのは、日清のカップヌードルノーマル味。
ネタのために書いてるんやなくて、妙にあのジャンクな味が食べたくなってましたわ。
で、皮肉な話なんですが、食事を終えて自販機コーナーをチェックするとカップヌードルが並んでたんですよねぇ。
品数だけ並べて、豪華ッぽさだけ演出するよう有名温泉地のへぼホテルに泊ったこともあるけど、食事中に本気でカップヌードルを食べたくなったのは初めてやと思います。
途中、休憩を挟まんとアカンほど長文になりましたが、これが今回の飲み食いの全容です。
翌日のチェックアウト時に、オカンは客室に備え付けのご意見用紙?に不満を書いた上でフロントのスタッフにも直接クレームを付けてたようですわ。
クレーマーのようなムチャ言うわけではなく、値切ったりもしてないですが、黙って金払うのだけは納得が行かんかったようです。
このホテルは、元々郵便貯金総合保養施設「メルパール伊勢志摩」やったそうで、それを近鉄グループが買収して2007年から今のホテル名でやってるようです。
郵政がらみでジャブジャブの予算を掛けた贅沢なハコを安く買いたたいて、朝食、夕食をバイキング、スタッフ極力少なめ、値段安めで再生させたってことでしょうなぁ。
効率を最優先に再生さたから、会席料理なんていうモンに対応出来る体勢やないんでしょう。
料理長やという人の名前を入れて検索したら、どうも大した和食の職人に見えるんですが、まさかこの日の厨房にはおらんかったんでしょう。
コンビニのカップラーメンに有名店の店主の名前が入るみたいに、監修だけしてるんちゃいますか。
監修だけでも、こんな料理を近鉄系列のホテルで出してええんかと問いただしたい気分ですけどね。
朝メシでも晩メシでもバイキングのカジュアルさが好みに合う人も多いことでしょう。
それはそれで宿のやり方やからええと思いますわ。
せやけど、そういうスタンスやったら、別料金で懐石が出来ますなんてことは、口が裂けても言うたらアカンでしょ。
それをやってもうたら単なるボッタクリか、騙し、詐欺の類になってまいますわ。
近鉄グループの大きな看板を背負う以上、誠意を持って出来んことは出来んと言わんとね。
晩メシにバイキングは好みじゃないけど、それしかないと承知して泊まると決めてたらこんながっかりはしてないと思いますわ。
ここ10年くらいのスパンで見てもガッカリ度はトップやし、うちの身内ではこれからも何年もネタとして語り草になること間違いなし。
ほんまスゴイ体験をしたもんです。
<この宿に泊るか検討してる方へ>
バイキングが嫌やったら、他の宿を探すべきです。
料理はそこそこのバイキングやと割り切れば、ええ宿になるでしょう。
間違うても、割増金払って会席コースを頼んだらアカンと忠告しておきます。
*全文に目を通してくれた方へ
いつも以上にだらだらした長文を読んで頂きお疲れさまです。
読むだけでも大変だったでしょう。
もちろん書く方もかなり大変でした。(^^)
一本前のティーザー記事に反応してくれた皆様、こんな仕上がりになりましたが、表現力のショボさをお許し下さい。
1本前の記事では半分本気でボツにしようと思いながら、もう半分は”じらし”を狙っておりました。
思ったより反応してくださったんで、やっぱりネタにせなアカンと思ったんで、私の文章力でどこまで伝わるか分かりませんが書いてみますんでおつきあい下さい。
誹謗も中傷もする気はないですし、罵詈雑言にならんように注意しますが、ヒトサマに文句を言うヤツが嫌いって方は、この記事を読まんとスルーしてくださいね。(^^;)
昨日の記事を書いてから、デジカメを開けて撮った写真をチェック。
身内の旅行ではあんまり「ホテル自体」をネタにしようって意識がないんで、部屋やホテル内の写真はゼロ。
ネタの展開的には、メンバーからけっこう評価の高かった部屋の写真を見てもらいたかったですねぇ。
「ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」のサイトは今時のホテルにしちゃ、情報量が極端に少ないですが、サイトトップのフラッシュを見てもらえば、多少は雰囲気が伝わるかと。
車から降りて、ロビーに入るとかなり広めでなかなかジョートーなリゾート系のホテルって感じ。
親二人と私らはツマミを買いに行ってたんで、チェックインは先に妹一家が済ませてました。
電話で部屋番号を聞いて直接行ったんで、出だしで宿のスタッフとの接触はナシ。
部屋に入ると、ドアから部屋?への2〜3mの通路の幅がえらく広くてゆったりしてるなぁと。
ホテルのサイトの客室紹介にある和洋室の和室部分から先が2段ほどの階段で下りるようになってました。
天井も高めでサイトの写真よりずっと広々してゆったりした間取り。
かなり大きめのテレビがまだブラウン管やったのは、ご愛敬。
最近水泳教室に通ってだいぶ上手くなってるという姪っ子の泳ぎを見るために、まずは水泳に行くことに。
サイトにはちゃんと宿泊者も有料と書かれてるんですが、てっきり宿泊者はタダやと思ってた私ら一行は入場料を請求されて、ちょっとビックリ。
ホテル名に「アクアヴィラ」とつくだけに、水モンに力が入ってるんでしょうなぁ。
海パンに着替えて、プールスペースに行くと、日帰り温泉の特殊な浴槽みたいなんが何種類もありました。
週何回かフィットネスで泳いでる親父とオカンは泡風呂だのマッサージ?風呂だのに興味がなく、まっすぐ25mプールへ。
宿泊者でも1000円だか取られた割りに、真っ当なプールは2コースしかなくてちとガックリ。
大胆な水中ウォーキングをやってるおばはんらのおかげで、真面目に泳ぐんは難しかったようです。
とはいえ、私と妹一家は姪っ子を中心に大声でワチャワチャ遊んでたから、おばはんらも怒ってたかもしれませんけどね。
普通のプールしか興味ないうちらにはも一つでしたが、ジャグジーなんぞが好きな人にはそこそこええ設備なんでしょう。
今回はあんまりお客さんがおらんかったんですが、(夏は屋外プールもあるようですが)ぎょうさんのお客が入ったらどうなんかなぁ・・・・。
普通の屋内プールをせめて5コースは用意してほしいなぁという不満以外はなく、5歳になったばかりの姪っ子が25m泳げたのにビックリして、風呂へ。
プールから大浴場に行くにはいっぺん着替えて移動せなあかんのが邪魔くさかったけど、小ぶりな大浴場は塩味の温泉でなかなか温もりました。
部屋に帰ったらさっそく缶ビールをゴクゴク。
泊まりやったら帰りの運転を気にせんでええから、チャンスを見つけては飲んでしまいます。(^^;)
風呂場の窓からは海が見えて牡蛎の養殖でしょうか、筏のようなもんも見えてました。
昼メシは道の駅で食べたんですが、単品で取った牡蛎フライがなかなか大粒で、宿では旨い生牡蠣でも食えたらなぁなんて甘いことを考えてました。
6時からの夕食は待ちかねたように食堂に行ってしまい、数分レストラン?の外で待機。
ほとんどの人は大広間でバイキングのようで、大広間の手前に仕切られたスペースには2〜3組ほどのお客さんだけでした。
席に着くと、目の前に細長い紙に書かれた今夜の献立が立てられてました。
料理長の名前の入った献立があらかじめ出されてると、期待が高まりますねぇ。
せっかくなんで、先に献立の内容を転記してみましょう。
文字からどんな料理になるか想像してみてください。
志摩雪待ち月の御懐石
御 献 立
食前酒
黒糖梅酒ソーダ割り
梅果実
彩り八寸
青梗菜炒め煮
生湯葉
鶏皮ポン酢
烏賊醤油漬け とろろ掛け
鮎甘露煮
造り
伊勢海老姿作り
さざえ
鯛
かんぱち
あおり烏賊
山葵 土佐醤油
煮物
赤魚葛煮
海老
大根袱紗煮
占地茸
茄子 南京
紅葉麩
豌豆餡
焼物
すずきソティ
金時芋煎餅
芝海老
三色ピーマン
エリンギ茸
アスパラ
強肴
海鮮サラダ
オレンジ釜
昆布そば
ヨークレタス
ブロッコリー
トマト
レッドキャベツ
人参 胡瓜
伊勢海老鍋 味噌仕立
白菜 白葱
水菜 椎茸
人参 大根
留椀
赤出汁
ご飯
漁師御飯
香の物
かぶら浅漬け
水物
オリジナル杏仁豆腐
マンゴー
レモン糖水
抹茶クリーム掛け
平成二一年十一月二十九日
ホテル近鉄アクアヴィラ 伊勢志摩
料理長 北村文夫
当日は、
「献立があるなぁ〜、ちょっと期待できるかな。」
「料理名メモせんで済むからブログの記事を書くの楽やなぁ」
って思っただけで、内容はちゃんと見てませんでした。
今改めてここに書きながら内容を見ると、既にツッコミどころはいくつもありますねぇ・・・・。
料理に使った全ての素材を並べるような細かい書き方って、行数稼ぎというか・・・・。
海外旅行には何回か行ってますが、私はエコノミークラスしか乗ったことありません。
行きの飛行機に乗り込んで、これから海外やとワクワクしてる時ってエコノミーの機内食のメニューも旨そうに感じるんですよねぇ。
何回も食べりゃ、メニューと実物の差が想像出来るはずなのにね。(^^;)
書いてあることに間違いはないけど、食べた時の印象やら感想とは必ずしも(必ず?)一致しないんがエコノミーの機内食ですよねぇ。
まあ、今回の旅行でもエコノミークラスでメニューを見て期待したのと、同じことが身に降りかかるとは夢にも思ってませんでした。
「伊勢」で「近鉄」って付いてるホテルって、なんか期待してしまうっての部分のあったんでしょうねぇ。
今回の宿とは全く別やのに、こんなイメージがあるからでしょうかねぇ・・・。
大阪市内で「近鉄」って聞いたら、電車以外には野暮ったい百貨店ってイメージですが、伊勢になると途端に老舗の高級なフレンチってなええイメージが湧くんですよねぇ・・・。
まぁ、落ち着いて料理の内容を見ると伊勢エビとアワビばっかりで、旨いやろうけどオモロみや意外さがあるかっちゅうと微妙ですけどね。
さて、ぼちぼち本題に入りましょうか。
ネタ用写真を気合いを入れて撮ってないんで、ショボイ写真が多いですが許してやって下さいね。
では、まずは「八寸」から。
献立には単なる八寸やなくて「彩り八寸」となってたのを思い出してくださいね。
席について、これが出てきて私は
「こんな風に和食でちまちま前菜を料理出来るようになりたいねん」
「豆皿を買うところからせなあかんけどなぁ」
なんてことをみんな言うてました。
食事スタートから文句言わんように、自分の話に持っていったんですが、料理に目ぇやるとツッコミを入れてしまいますねぇ。
個別の内容は上の方に書き写した献立をご覧いただくとして・・・。
この小皿に乗った5品で、料理人が作ったモンって何品あるんでしょう。
鶏皮ポン酢は、妹が「コレってミミガー(豚耳)?」って言うたぐらい、ちめぇた〜く(冷たく)て歯ごたえアリ。
烏賊と鮎の甘露煮は、業務用の惣菜でしょ。
*この時期に伊勢で鮎の甘露煮をわざわざ料理せんでしょ。
青梗菜の炒め煮ぐらいは、作ったかもしれんけど、これもくったぁ〜なって、ヘボイ味付けやから出来合いの惣菜疑惑は払拭出来ず。
惣菜でも気持ちを込めて盛りつけたら、もうちょっとマシやと思うんですが、ニンジン二切れが投げやりに盛っただけって雰囲気をかもしだしてます。
青梗菜のシャキッとした感じもなく、惣菜じゃなかったら逆に作り手を疑うなぁ・・・・。
続きましては、お造りです。
献立の頭には堂々と「伊勢エビの姿作り」と書かれてました。
オカンと妹の前に二人分、親父、妹の旦那のA君、私の前には3人前が盛り合わせに。
フロアのスタッフがテーブルに運んできてくれた大皿はけっこう豪華でした。
どうです?けっこう豪勢な感じでしょ。
この時は、献立を見ながら、どんなモンが乗ってるか確認しました。
すると、実際の一人分は、こんな感じと判明。

*一人分は青い線で囲った分量
二昔前?ほど前まで、旅館の料理で食い切らん量の舟盛りなんかが出ましたが、まぁあれよりはええかな。
囲った部分のサザエの手前に可愛く盛られてるのが伊勢エビでした。
「姿作り」なんて書かれると、でっかい伊勢エビをイメージしてしまいますが、ちょっと大物のザリガニサイズでした。
サイズの話はだれもしてないんやから、まぁしゃあないですな。
小さなヤツが二切れほど乗ってましたが、味自体はプリプリして良かったですよ。
伊勢=伊勢エビやからサイズを下げてでも、無理に出してるんでしょうなぁ。
甘みを楽しむような海老の刺身やカニ刺しってあんまり好みやないんですが、伊勢エビの刺身はけっこう好きなんです。
こっからの不満は個人的なことですが、カンパチ、鯛、烏賊っていう他のお造りがちと残念。
毎日のように行くスーパーでサクのお刺身として売ってるのは、鯛、カンパチ、ヒラメの3種類にほぼ固定。
毎度、毎度、変わり映えがせんでオモロないなぁと思ってるヤツ2種類に登場されてちと気分が盛り下がってました。
風呂から牡蛎いかだを見て生牡蠣を期待してたしで、オモロみのないお造りやなぁと。
妹の誕生日を祝う宴会やったんで、最初の一杯はビールで乾杯。
お造りが出たところで、燗酒をオーダーしました。
とりあえずは、「2合とお猪口3つ」とね。
こんなトコにネタが仕込まれてるとは思わんかったんですが、出てきたモンを見るとこれもネタでした。
ワンカップとはちゃうけど、こういう瓶詰めの日本酒を出されるとガクッと。
場末の立ち飲みやないねんから、銚子くらい用意しとこうよ・・・・。(T_T)
それとも正味1合あるって分かるようにしとかんと、ゴネる客ばっかりなんでしょうか?
カウンターに並んでる一つ100円ぐらいの料理を取って、立ったまま飲んでる時はええけど、ホテルの小ぎれいな食堂でこれはないですわ。
続いてのお料理は煮物。
「煮物でお店のレベルを計る」ってな食に詳しいヤツもおるとか、おらんとか。
「懐石」やと名乗って、手前ぇの料理を出す以上、それなりのもんを期待してました。
料理に口を付ける前に私が感じた雰囲気が伝わってるでしょうか・・・。
この写真はなんとなく実物よりマシに見えるのが残念です。
料理の味がどうこうって前に、盛りつけがだらけ切ってるような第一印象がありました。
例えば、普通の煮物を「和服を着慣れたシュッとした女性の浴衣姿」とすると、コレは「初めて浴衣を着たガングロ(←古ッ)のアーパー娘の浴衣姿」って感じです。
アホなヤンキー娘なんかが襟元や裾も気にせんとぐちゃぐちゃに浴衣を着てると日本の和ぁのええとこをけがすなって気分になるのと同じ
リゾートホテルやから、すんごい名店の煮物椀ってなモンは期待したらあかんとは思ってます。
しっかりした着物でなくても、あっさりした浴衣でええけど、スキッとした浴衣姿くらいはしといて欲しいですわ。
実際に食べてもねぇ・・・・、これがヘボいんですわ。
海老は、「弁当の惣菜で傷んだらあかんからギッチリ火を入れました」ってな茹で加減。
野菜たちは、「柔らかくておいしぃ〜」ってバカの一つ覚えに言うテレビ番組のレポーター向けでしょうか。
素材の歯ごたえなんか残らんグズグズ具合。
献立には先頭に、他の素材より一つ上に頭を出して「赤魚葛煮」と書いてあります。
魚の産地のことは、全く無知なんですが伊勢の海で「赤魚」って上がるんですか?
私は「赤魚」って名前を見ると、近所のスーパーで1匹100円でコチンコチンになって売られてる遠い遠い外国からやってきた魚しか頭に浮かばんのですよねぇ。
魚の名前で「赤魚」ってどないやねん?って思いながら、だいたいはパスしてるヤツとおんなじモンが旅先の食卓に上がるとねぇ・・・・。
葛をまとってブニョブニョした食感の身を味わうと、これまた親の敵やと思って煮込みまくったかのようなウェルダン。
自分で赤魚買うて来て、解凍して、粉打って、煮込んでももうちょっとちゃんと出来るんちゃうかなぁ・・・と悲しくなるほど。
赤魚じたいの質が悪くて、だれがどうやってもこうなるんかもしれませんけどね。
続くお料理は献立によると分類上は「焼物」になるようです。
「すずきソティ」ってなってるから、洋食やとは想像してもらえますよね?
ちまたで創作和食や創作懐石なんてモンが流行って、もう何年も経ちますね。
最初は目新しかったけど、盛りつけばっかりやったり、変な素材を組み合わせることだけを狙ったようなヤツが多くて、このごろは食傷気味やってことは何度か書いてると思います。
ここまでごく普通の和食とおぼしき料理が続いて、いきなり洋モンってのはかなり構えてしまいます。
やってきたお料理はこんなんです。
*スズキのソティとかいう料理
まずは見た目でどうですか?
私にはなんかもっさりして、30年位前に家庭の主婦が料理本を見ながら作った洋食ってイメージなんですが・・・。
盛りつけには自信が無くて、いつも自分の料理でも苦労してるんで、どこがどう悪いとか、こうしたらええのにとは言えませんが、なんだかなぁ・・・・と。
横っちょにおる「芝海老」なるもん、これってココにある必要あるんですか?
この料理を前にして、私の頭に浮かんだのは、
となりの大部屋のバイキングに出す料理を用意してる厨房。
居酒屋っぽいツマミも要るやろうと、海老の唐揚げを山ほど作ったばかり。
そいつがバットに山盛りになって、大きな作業台の上に置いてある。
で、懐石の盛りつけ担当になったバイトのヤンチャ系高校生が、
「ヨッシャ、懐石組にオレがサービスしたろ」
って、つぶやきながら山盛りの海老からひょいひょいと摘んで、一匹ずつ足してる図ですわ。
見ただけでも萎えるけど、食べたらやっぱりガックリやったのが、手前のアスパラ。
初めて料理する若ぁ〜い娘ッこが、加減も分からず茹でたんでしょうか?
アスパラの歯ごたえなんか全くなく、ブニョンブニョン。
冷凍のアスパラって、軽く火が通ってて、使う時には火加減に気を遣うんですが、冷凍品の茹ですぎでしょうか。
メインの魚に箸を付ける前に、気分がグダグダでしたが、食べ始めた他のメンバーから不思議な反応がありました。
「とにかく早よ食べてみぃー」
て、言われて「すずき」を一口食べてビックリ。
どエラい塩辛さでしたわ。
健康ブームなんかのはるか前に
「保存食は塩をキッチリ効かさなアカン」
と真っ白になるまで塩をまぶして作った塩鮭のようやと言うイメージして貰えるでしょうか。(^^;)
誹謗中傷にならんために書いとくと、そこまで塩辛くはないんですが、とてもじゃないけど食べられず全員がほとんど箸を付けずに残したのは事実です。
塩辛いのが残した理由ではありますが、料理としてみても残したくなるような代物でしたわ。
掛かってる得体の知れんソースについて献立で触れられてないのが不思議ですが、なんかのってり重いタレでした。
スズキ自体の火加減もムチャクチャで、食感としては干物を焼きすぎたようなパッサパサ。
ここまでマズイもんを作れるってのはちょっと信じられへんのんですけどねぇ・・・。
さっき登場させた、ヤンチャな男子高校生は盛りつけだけやなくて、メインも思いつきで作ったんでしょうか?
献立を考えながら冷凍庫をごそごそやってたら、いつ仕入れたか分からん冷凍の魚を発見。
とりあえず焼いて、業務用のソースをぶっかけといたけど、実はソレは冷凍庫で干からびてた干物すずきやったとか。
だれが作ったか知らんけど、味見だけはして出して欲しかったですわ。
*伊勢エビの小鍋
とりあえず小鍋を並べるってのも、ちんけな温泉旅館がやる定番で、チビコンロを見るだけでやや警戒してしまいます。
味の方は、伊勢エビのダシがでてまずまずでしたわ。
こう書くと珍しく普通の食べモンが出たと思うでしょ?
これが違うんですねぇ〜。
この宿の料理は「ブレなく」ハズしてますから、ちゃんとネタが仕込まれてたんです。
私の小鍋はツキが味方したのか、一応沸騰したんですが、5つの鍋のうち3つは沸騰に至らず。
沸騰した私の小鍋にしても、白菜に火が通るはずもなくシャッキシャキ。
3人は固形燃料をお代わりしてました、私はもうやる気が失せてたんで、ご遠慮申し上げました。
ザリガニの身はせせる気にもならず、ダシだけちょろっとすすッときました。
バイキングで泊った人の感想とか口コミ情報にチラホラと伊勢エビのみそ汁が旨かったって記述がありました。
それやったら最初からちゃんと炊いて、ザリガニが納まるサイズのお椀で出してくれた方が89倍マシですわ。
カッコだけのコンロで生煮えを食わされるぐらいやったら、だしがらの海老の殻もなしで汁と野菜でええんですから。
ここまで書いて、すでに両腕がだるいけど、まだネタは続きます。
次は献立上の分類では「強肴」となってる何かです。
強肴(しいざか)とは、本来メインの料理が終わった後にもうちょっと酒を勧める肴ってな意味ですよね。
そういう位置づけのモンとして「海鮮サラダ」「そば」ってどうなんですか?
この時点でなんかどっかオカシイと思うんですよねぇ。
で、出てきた料理がこれまた素晴らしい。
もちろんネタとして「素晴らしい」んですよ。
もっぺん確認ですが、料理は「海鮮サラダ」と「そば」です。
ちゃんと頭のなかで料理をイメージしてくださいね。
そうせんと私らが受けた印象の何分の一も楽しめませんから。
ジャーン、これがホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩の料理長が誇る「強肴」です。
あのー、私なんか盛りつけ担当の人に悪いことしました?
私は誰かに料理を作る時ってその人への気持ちを込めて料理してます。
このヒト皿に気持ちがこもってるとしたら、私への敵意ですか。
「オレのこと、キライなん?」って、面識のない相手に聞きたくなりました。
盛りつけは無視して、料理を見ると、海鮮サラダというだけあって、ベリーレアなむきエビ、ヒモつきのベビー貝柱、イカのカケラ 各1個ずつちゃーんとそばの上にあります。
掛かってるドレッシングが手作りやとしたら、市販の香味野菜系に似せるすんごい努力の結果でしょうなぁ。
ちなみに昆布が入ってるからヌル付くそばは、先日食べた堺名物の某せいろそばを意識してるのかも。
コシらしいモノを徹底的に排除して、非常に柔らかな茹で加減。
突っ込む気にもならんけど、献立では「オレンジ釜」となってますが、見事なクシ切り。
100均に売ってるような乾蕎麦でええから、茹で加減だけ真剣に見て、冷水でビシッと締めて、市販の麺つゆをぶっかけて欲しかったですわ。
この記事を書いてるとじゃっかんムカツキ気味ですが、食べてる時は気分悪いのを通り越して笑ってましたけどね。
やっと料理が終わって、御飯やと言われたんで、それで腹を膨らませるかと諦めモード。
献立上では「漁師御飯」となってますねぇ。
魚の身ぃが入ってるんやけど、正体はシャケかな?
飲んでた私は食べるのが遅れたんですが、オカンや妹がまたしても不思議な挙動。
「ええから早よ食べてみぃ」ってなセリフがまたしても聞こえました。
とりあえず一口食べると理由が分かりました。
このホテルの厨房には「うっかり八兵衛」さんがおるんでしょう。
きっと、味付けの調味料を計ってボールにでも用意してたのに、入れんの忘れて炊飯器のスイッチ押したんやと思いますわ。
味が薄いとかのレベルやなくて、まったく塩気?がございませんでした。
で、さらにもう一口を落ち着いて味わうと、妙に甘いんです。
よく見ると、昆布と椎茸らしいカケラがあったんですが、甘い佃煮かなんかが入ってたんでしょうか。
塩気の味付けを忘れてるから、甘さが妙に出っぱるんでしょうか。
〆の段階の御飯モンで甘さが気になると、かなりキツかったですわ。
私はまだまだ腹ぺこだったんで、あんまり味わわんようにして全部食べました。
他の何人かは、これもとてもじゃないけどよう食わんと残してましたわ。
というわけで、お料理終了。
コストを掛けんと、一応甘いモンを用意しましたって感じのデザート。
抹茶のええ香りのせんクリームと、どれか分からんけど杏仁豆腐やったようです。
一口だけ食べましたが、缶詰のミックスフルーツって感じの印象でした。
献立によるとデザートはこれだけのハズでしたが、もう一皿。
どうやら塩辛すぎたと伝えた上で下げて貰ったすずきのソテーに対するゴメンナサイの一品やったようです。
で、この1皿で注目すべきは左ッ側のオレンジ色の物体。
最初、季節柄からして柿かいなと思ったんですが、どうやらマンゴーのようでした。
サービスしてもうて悪いんですが、このマンゴーかなんかが苦いんですわ。
みんな白けてしもうて、自分の皿のオレンジ色の何かも苦いと確認したらもう食べる気にはならず。
最後の最後まで筋が通った素晴らしいお料理の数々でした。
どのあたりか忘れましたが、料理を食べながらふと頭に浮かんだのは、日清のカップヌードルノーマル味。
ネタのために書いてるんやなくて、妙にあのジャンクな味が食べたくなってましたわ。
で、皮肉な話なんですが、食事を終えて自販機コーナーをチェックするとカップヌードルが並んでたんですよねぇ。
品数だけ並べて、豪華ッぽさだけ演出するよう有名温泉地のへぼホテルに泊ったこともあるけど、食事中に本気でカップヌードルを食べたくなったのは初めてやと思います。
途中、休憩を挟まんとアカンほど長文になりましたが、これが今回の飲み食いの全容です。
翌日のチェックアウト時に、オカンは客室に備え付けのご意見用紙?に不満を書いた上でフロントのスタッフにも直接クレームを付けてたようですわ。
クレーマーのようなムチャ言うわけではなく、値切ったりもしてないですが、黙って金払うのだけは納得が行かんかったようです。
このホテルは、元々郵便貯金総合保養施設「メルパール伊勢志摩」やったそうで、それを近鉄グループが買収して2007年から今のホテル名でやってるようです。
郵政がらみでジャブジャブの予算を掛けた贅沢なハコを安く買いたたいて、朝食、夕食をバイキング、スタッフ極力少なめ、値段安めで再生させたってことでしょうなぁ。
効率を最優先に再生さたから、会席料理なんていうモンに対応出来る体勢やないんでしょう。
料理長やという人の名前を入れて検索したら、どうも大した和食の職人に見えるんですが、まさかこの日の厨房にはおらんかったんでしょう。
コンビニのカップラーメンに有名店の店主の名前が入るみたいに、監修だけしてるんちゃいますか。
監修だけでも、こんな料理を近鉄系列のホテルで出してええんかと問いただしたい気分ですけどね。
朝メシでも晩メシでもバイキングのカジュアルさが好みに合う人も多いことでしょう。
それはそれで宿のやり方やからええと思いますわ。
せやけど、そういうスタンスやったら、別料金で懐石が出来ますなんてことは、口が裂けても言うたらアカンでしょ。
それをやってもうたら単なるボッタクリか、騙し、詐欺の類になってまいますわ。
近鉄グループの大きな看板を背負う以上、誠意を持って出来んことは出来んと言わんとね。
晩メシにバイキングは好みじゃないけど、それしかないと承知して泊まると決めてたらこんながっかりはしてないと思いますわ。
ここ10年くらいのスパンで見てもガッカリ度はトップやし、うちの身内ではこれからも何年もネタとして語り草になること間違いなし。
ほんまスゴイ体験をしたもんです。
<この宿に泊るか検討してる方へ>
バイキングが嫌やったら、他の宿を探すべきです。
料理はそこそこのバイキングやと割り切れば、ええ宿になるでしょう。
間違うても、割増金払って会席コースを頼んだらアカンと忠告しておきます。
*全文に目を通してくれた方へ
いつも以上にだらだらした長文を読んで頂きお疲れさまです。
読むだけでも大変だったでしょう。
もちろん書く方もかなり大変でした。(^^)
一本前のティーザー記事に反応してくれた皆様、こんな仕上がりになりましたが、表現力のショボさをお許し下さい。
2009年11月30日
スゴイ経験をして大阪に戻りました
本日12時過ぎに大阪に戻りました。
まだ時間に余裕があるんで、ほんとなら旅ネタをすぐにでも上げたいところですが、今回はちょっと特別なんであえて更新しないでおきます。
今回の旅の衝撃は近年希に見るすごさで、私ら一行の受けたインパクトをどう表現したらいいか落ち着いて考えんと正しく伝わらんだろうと。
泊ったのは、伊勢の賢島にある「ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」っていうトコです。
ハコとしての宿はかなりすっきりで、ええ気分やったんです。
泊った部屋はこのページの”和洋室”ってヤツの洋室側を一段低くして、もうちょっと広げた感じ。
6人1室やったんですが、広々して気持ちのええ部屋でした。
館内も広くて全体に余裕があって、値段の割りにジョートーに感じました。
で、妹が申し込んだ時にレギュラーのプランやと晩メシはバイキング(ブッフェ?)形式だと言われたようです。
親父と私が食い放題を嫌がるやろうと思ッて尋ねたら、料金アップで懐石も出来るッてんでそれにしてありました。
この懐石がねぇ・・・・、箱とのギャップがスゴかったんですわ。
料理の質、味、盛りつけ、全体の構成、全てに置いて一切のブレなしって感じ。
その「痛さ」については、一切の非の打ち所がないお料理の数々。
ツッコミどころ満載というか、最初気分を害してたのが、ソレを通り越して大笑いしてしまうような凄さでした。
罵詈雑言にならずに、その実体を出来るだけ正確に伝えたいんですが、私のヘボイ文章力ではなぁ・・・・と悩んでおります。
ネタを練って書く自信が出たらネタにしますが、このままボツにするかもです。
さきほど初めてホテルのサイトを見ましたが、「料理」についてロクに書いてないってのは、ある種の「ヒント」やったんですかねぇ・・・・・。
<念のため>
詳しいネタを書かないかもしれないので、一言。
「料理はバイキングにしとくべし。バイキングやったらなんも期待せんぶん、キズは浅いでしょう」
懐石の後、館内の自販機コーナーでカップヌードルを見かけて、口直し&悪い記憶の上書きにソレを食べようかと本気で迷いましたので。
まだ時間に余裕があるんで、ほんとなら旅ネタをすぐにでも上げたいところですが、今回はちょっと特別なんであえて更新しないでおきます。
今回の旅の衝撃は近年希に見るすごさで、私ら一行の受けたインパクトをどう表現したらいいか落ち着いて考えんと正しく伝わらんだろうと。
泊ったのは、伊勢の賢島にある「ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」っていうトコです。
ハコとしての宿はかなりすっきりで、ええ気分やったんです。
泊った部屋はこのページの”和洋室”ってヤツの洋室側を一段低くして、もうちょっと広げた感じ。
6人1室やったんですが、広々して気持ちのええ部屋でした。
館内も広くて全体に余裕があって、値段の割りにジョートーに感じました。
で、妹が申し込んだ時にレギュラーのプランやと晩メシはバイキング(ブッフェ?)形式だと言われたようです。
親父と私が食い放題を嫌がるやろうと思ッて尋ねたら、料金アップで懐石も出来るッてんでそれにしてありました。
この懐石がねぇ・・・・、箱とのギャップがスゴかったんですわ。
料理の質、味、盛りつけ、全体の構成、全てに置いて一切のブレなしって感じ。
その「痛さ」については、一切の非の打ち所がないお料理の数々。
ツッコミどころ満載というか、最初気分を害してたのが、ソレを通り越して大笑いしてしまうような凄さでした。
罵詈雑言にならずに、その実体を出来るだけ正確に伝えたいんですが、私のヘボイ文章力ではなぁ・・・・と悩んでおります。
ネタを練って書く自信が出たらネタにしますが、このままボツにするかもです。
さきほど初めてホテルのサイトを見ましたが、「料理」についてロクに書いてないってのは、ある種の「ヒント」やったんですかねぇ・・・・・。
<念のため>
詳しいネタを書かないかもしれないので、一言。
「料理はバイキングにしとくべし。バイキングやったらなんも期待せんぶん、キズは浅いでしょう」
懐石の後、館内の自販機コーナーでカップヌードルを見かけて、口直し&悪い記憶の上書きにソレを食べようかと本気で迷いましたので。
2009年11月29日
今週もちょいと出かけます
先週に濃ゆい週末を過ごし、まだネタも書き終えてないんですが、今日は身内と一泊でちょいと出かけてきます。
妹の誕生日を口実に1泊してゆっくり飲み食いしてきます。
どんな宿に泊るかもまったく分かってませんが、旨いモンが食えるのを期待です。
天気が悪いようですが、親父と私の晴れ男パワーでなんとかなりませんかねぇ・・・。
*朝イチの体重:57.6kg弱(一応クリアしてるから、気にせず飲み食いしてやります)
妹の誕生日を口実に1泊してゆっくり飲み食いしてきます。
どんな宿に泊るかもまったく分かってませんが、旨いモンが食えるのを期待です。
天気が悪いようですが、親父と私の晴れ男パワーでなんとかなりませんかねぇ・・・。
*朝イチの体重:57.6kg弱(一応クリアしてるから、気にせず飲み食いしてやります)
2009年11月28日
盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
この前の連休のネタの中でも最も盛りだくさんな23日のことを書かせて頂きます。
ぷるみえさん、ishさんとの前日の飲み食いは、軽めに切り上げました。
というのも、この日の行動開始が朝の6時半という早朝だったからです。
6時半にぷるみえさんをホテル前で拾って、7時過ぎに兵庫駅前でishさんを拾うという予定。
それまでの2日間は、今回のイベントにワクワクしすぎて早朝に目が覚めても、寝直しに失敗気味でした。
そのおかげで少し睡眠不足やったのが、幸いしてこの日は夜中にトイレに起きても、すぐ寝直せて5時10分過ぎまで寝られました。
これなら「夕方まで」運転でも大丈夫やろうと、自信満々で布団から出ました。(^^)
ニャンズにエサをやって、猫トイレもキレイにしたら、親分の方は下の階の人に悪いんでシャワーはナシで出発の用意。
車に乗り込んで走り出しのが5時58分。早朝だけにぷるみえさんのホテル前には20分足らずで到着。
コンビニのおにぎりを一つ食べて、朝ご飯を済ませたらほどなくぷるみえさんが出て来られたんで、6時28分に出発。
JR難波のすぐ前の入り口から阪神高速に乗って、神戸へ。
兵庫駅前に着いたのが7時10分。(移動距離46km)
ishさんを乗せて走り出したのが、7時26分。
長田の方から伸びてるヨソモンには不思議な阪神高速のなんとか線で、山陽道へ。
途中えらい霧が出たりしてましたが、雨に降られず快適にドライブ。
ぼちぼち姫路やなぁと思ってた時に、ishさんの若い頃のヤンチャ話に大受け。
しばらく走ったら、山陽道から離れて播但道へ。
ここで、私は完全に「播但連絡道」へ乗り継いだつもりでしたが、実際に走ってたのは「播磨自動車道」。
どうやら山陽道の「姫路東」で乗り継がなアカンのに、それを過ぎて「姫路西」も過ぎて、「龍野」の先の相生まで行ってました。
いやー、運転手役はいつもやってるのに、こんな大ボケかますとはお恥ずかしい限りです。(^^;)
播磨自動車道への標識だって、絶対なんかいも出てたハズやのに、全く視界に入らんかったってのはヒドイですねぇ・・・・。
昼メシを予約してあって、席は11時から2時まで自由に使えるってことやったんで、11時に着くのを目標で早めに出発にしてたんです。
それやのに私のせいでロスしてしまいました。
やむを得んので、播磨自動車道の終点から、最寄りの中国道のインターチェンジへ。
中国道を東に少し戻って、今度こそ正真正銘の播但道に入って北へ。
終点間際の「朝来(あさご)」のサービスエリアがけっこう充実してるんでしばらく休憩。
*前回に身内とこっちに来た時もここで休憩してました。
和田山からは豊岡方面に走る予定でしたが、ishさんのアドバイスでそっちはやめて香住町方面へ。
目指す「柴山」の少し西から、海沿いを戻るようなルートで走ることに。
どこも混むこともなくええペースで走れたんで、ええチョイスでした。
香住町で日本海が見えると3人とも大興奮、そこから目的地までがやたら遠く感じてしまいました。
今回の昼メシに行ったのは、私が以前に身内と行って大興奮やった柴山の「甲羅戯(HP)」。
連休の過ごし方をメールでやりとりしてる時には、宮津の富田屋も候補に挙がってました。
あそこならリーズナブルやし、冬場に行ったことがなく、それもええなぁと。
で、冬場の日本海ってことで、カニも話題になり、最終的にはカニをガッツリ堪能しようと。
私のチョンボのせいで、甲羅戯に着いたのは予定より遅い11時45分になってしまいました。
*兵庫から走行距離259km
神戸から4時間あれば余裕やと思ってたんですが、30分ほどよけいに掛かってしまいました。

*お造りや突き出しなど
テーブルには鍋がセットされて、各自の前にはお造りと小鉢が並んでました。
お造りは頭も殻もついた生エビとイカ。
生エビも普段ならもうちょっと注目して貰えたやろうに蟹を前にするとえらく存在感が薄くなってました。
参加者のうち某男性なんか
「これ、いらんなぁ」
なんていう、エビには可哀想なことをつぶやいてはりましたモンねぇ・・・。
まぁ、たしかにこんなカニを目の前にしたらその気持ちも分かりますけどね。

*刺身でも食べられる生ガニ
これで3人前です。
カニを目の前にして気持ちがはやってたんで、写真はおざなりにパチパチッと。
あとで見ると実物よりショボくて迫力が伝わらんのが残念です。
皿がえらくデカくてちょっと少なく見えますが、食べやすい足の部分の下には胴体?のトコがたっぷり。
窓を開けたみたいにカットしてある足は、関節のとこでパキッと折って、細い方の先で身を掻き出すとスルッと身が取れました。
そいつはそのまま刺身でオッケー。
関節のトコで折らんと身ぃだけ出したら、そいつを鍋でフリフリやって半生でっていう食べ方も勧めて貰いました。
関節から先の細いトコには包丁が入ってなかったんで、罰当たりなほど贅沢ですが、鍋に放りこんでダシに。
かにを食べる時のお約束で、なんべんも無言の間が出来てましたが、みんなハッピーなんでそれもまたヨシ。
生ガニを食べ始めてほどなく、もう一品が登場。

*香ばしい香りがたまらん「焼きがに」
熱いうちに食べんとアカンってので、生&かにちりは一旦中断して、コッチを優先。
このかにの焙烙焼きは、鍋より旨みが強くて荒々しいほどの迫力がありました。
ええ具合の塩加減で味が付けてあって、こっちはひたすら身をせせりだして口に運ぶだけ。
かにと言えば、酒って気がしますが、こいつはビールともバッチリ。
この焼きがにを食べ終わってから、鍋に戻ると、そっちはそっちで上品な甘みがええなぁと再確認。
鍋の方はishさんの仕切で「カニ以外を入れるのは後で」となったんで、純粋にカニの味ばっかりをしっかり味わいました。
足の細いことは鍋のダシにしたりで、かなり贅沢な食べ方でしたが、胴体のややこしいトコは最後の方にけっこう余るほど。
そこで雑炊前に、全部を鍋に投入して、火が通ったら各自が雑炊の具用にホジホジ。
取り皿にカニ身の小山が出来ました。
その準備が出来たところで、宿の仲居さんが雑炊を作ってくれはりました。

*カニの身たっぷりの雑炊
これは1杯目でカニのトッピング?はかなり控えめ。
2杯目に手元の剥き身を全部ぶち込んだら、「カニ:米=1:1」ってな雑炊になっとりました。
去年はカニを食べてなかったから2年ぶりですが、「甲羅戯」のカニはやっぱり間違いなかったです。
ちなみに今回の昼宴会のコースは一番安い「さざ波プラン」で10500円。
もう一つ上のプランやと茹でガニも付くんですが、一人半匹(半杯)やから偶数人数で頼んでくれとのこと。
一人分だけなら、茹でガニも食べようかと尋ねたんですが、二人分は多いんでやめときました。
本場で食う茹でガニに興味があったんですが、量的にはヤメといて正解でしたね。
食事の後は、宿のお風呂を借りて、ゆっくり。
入浴料やら税金、サービス料も付くのかと思ったんですが、飲み物代以外はなんも無かったのは良心的に感じました。
というわけで、3人でしっかり飲んで食べて、お会計は35950円。
*私は運転手なんで前半に少し舐めただけです。(念ため)
他のお二人がどう感じはったかは分かりませんが、私は大満足でした。
風呂に入ってると、初めて行った時と同じですが、泊まりでゆっくり来たいなぁと思ってしまいました。
泊まりやったら運転手役のことを心配せず、飲めますからねぇ・・・・。
<参考>
*三吉 かに楽座「甲羅戯」:公式サイト
住所:兵庫県城崎郡香住町浦上(柴山港)
電話:096−37−0345
*素食讃歌:日本海でカニ三昧♪
*foodish:”雑”食記 :ぷるみえさん降臨ツアー(2)〜甲羅戯(兵庫県香住町柴山)
カニを満喫して、あとはのんびりと大阪(神戸)を目指してドライブして帰りました。
な〜んてことにならんのがこのメンツのスゴイところ。
持つべきは飲み食いに対するベクトルが似たブログ仲間ですねぇ・・・・
というわけで、まだまだ日帰りドライブは続きます。
そば好きのぷるみえさんからは事前に、どうせこっちの方面に行くんならと「出石そば」を食べに行こうという希望が出てました。
とはいえ、甲羅戯から出石はそんなに距離がないからまだ腹が減らんなぁと。
そこで堺にあった出雲大社大阪分祠に続いて、京都の出雲大社にもお参りしようと。
向かった先は「出雲大社巌分祠(参考HP)」。
京都府の与謝野町ってトコにあるんですが、事前にヤフーの地図で調べたところでは、周りに道がなく「ホンマに行き着けるんかいな?」と思いながら甲羅戯を出発。
途中、思いつきでショートカットを狙ったら、小さな漁港で行き止まりに当たって撤退したりしながらなんとか現地周辺まで。
近所にあった「野田川フォレストパーク(HP)」ってトコへ行って、そこのスタッフの人に聞くと巌分祠の位置も入った地図をくれました。
村中の細い道を走るとある信号に大きく「コッチ」の看板。
運転手としてはかなり苦労したんで、もっと大きな道に出してといてくれよって気分でしたわ。
車のすれ違いの厳しい道をどんどん山の方へ。
宿から76km、2時間半ほど走って巌分祠に着いたのは4時55分。
巌分祠さんには申し訳ないけど、行くまでは寂れたちぃこい社でもあるんやろうと思ってました。
ところが、建立?されてまだ50年という新しさのせいか、建物はキレイし、予想に反して巨大というか立派。
本殿の正面側は工事中やったんで、スタッフの人の案内でホール?から内階段を通って祭壇の前まで。
本殿を含めて敷地内が宗教施設としては、非常にアクティブな印象があったのが以外でした。
サラッとお参りを済ませると、あたりはかなり暗くなってました。
そこからどうするかを確認すると、腹もこなれてきたから出石へ戻ろうと。
事前に目星を付けてたうちの一軒が8時までやってるから、間に合うのも確認。
ishさんが地図を検討してくれて、ある県道を走れば回り道なしで出石へ行けることが判明。
そのルートはちゃんと道幅もあり、「険道」なんてこともなく、スイスイ。
ただ、街灯がなく真っ暗で、それなりのスピードやと先が見通せないんでちと疲れました。
対向車がないときは、車のライトをハイビームにしてましたが、そんな走り方はすごく久しぶりで新鮮でした。
出石の中心街はコッチという標識に従って曲がると、道の両脇にそば屋が現れました。
いっぺん止まって目指す店を確認しようかと思ってたら、いきなり店を発見。(^^;)
ここまで40分ほど走ったでしょうか。(走行距離 32km)

*出石のそば屋「天通」の店構え
見た目は観光地によくある民芸調のそば処。
そば好きのぷるみえさんが選んだポイントは石臼挽き、自家製粉、生わさびのキーワード。
けっこう腹が減ってたんで、座敷に上がったら即「皿そば3人前」とオーダー。

*3人前の出石そば
生わさびとねぎ以外にも、生タマゴ、とろろと薬味がついてました。
5皿と言っても一皿は二口くらいで終わるから、パクパク行くとあっというまにごちそうさま。
私はそばに疎いんでなんとも言えませんが、けっこう固めでした。
「この後」(←まだある)を確認すると、一応「アリ」とのことだったのでお代わりは我慢。
1人前840円だけ食べて、サクッとお店を出ました。
<参考>
*出石そば処「天通」:公式サイト
住所:兵庫県豊岡市出石町小人75
電話:0796-52-3616
営業:10:00AM〜8:00PM
定休:火曜日(祭日は営業)
*素食讃歌:出石名物皿そば
*foodish:”雑”食記:ぷるみえさん降臨ツアー(3)〜まだ終わりではない…
この記事を書きながら、この店のことを調べてたら、どうやら観光地である出石では唯一と言うくらいマトモな蕎麦をだす店だった模様。
他の店は平気で「名物に旨いモノなし」を食わせてるけど、ここだけは違うよう。
数あるハズレの中からアタリを引くとは、ぷるみえさんの「食べ運」の良さでしょうなぁ。
そばを食べて走り出したのが6時40分。
行きとは違いチョンボなく播但道から山陽道に入り神戸方面へ。
3連休の最終日でETC割引の影響が出てたのか、けっこうな渋滞がありましたが、神戸へ向かう途中で徐々に渋滞は短くなってました。
我々一行はラッキーなことに、渋滞のシッポが見えそうなトコで山陽を離れて長田方面へ。
渋滞に一切巻き込まれることもなく、長田に着いたのが9時7分。(走行距離 155km)
最後の飲み食いネタは、長田のスジ肉入りお好み焼き。

*神戸長田の有名店「青森」
私は長田のお好み焼き屋事情に全く通じとりませんが、ishさん曰く「ここがそばめし発祥と言われてる」とのこと。
かなり有名な店やそうですが、外から見た感じはあくまでも下町にあるフツーのお好み焼き屋。
入ってみるとけっこうメニューが多く、貝焼きなど大阪にはないメニューがいくつもありました。
値段的にもあんまり高くなくて、下町価格だった印象です。
ヨソモンの二人はishさんに注文を完全にお任せ。
貝焼きと、すじ焼き、油かすすじ焼きだったかなぁ・・・・。(メモも写真もなくあやふやです)
店内では写真を撮らんかったので、実物をご覧いただけなくてすんません。
作り方は、大阪とは違ってどっちかというと広島焼きのようにクレープ上の生地の上にキャベツを盛るタイプ。
大阪とさほど距離が離れてないのに、店の雰囲気を含めて全然違うんで、ちょっとした旅気分でした。
有名店やっていうけど、店の人らも素でベタ、地元の客は濃ゆ〜くて下町度合いは、私の地元生野区と通じるモンがありました。
私はここではビールは我慢して、お二人で飲っていただきましたが、水で食う粉モンってのはやっぱりツラいもんがありました。(^^;)
ishさんは運転手にえらく気ぃ使こうてくれはって、ここはおごって貰ってしまいました。
ここでは、そばから時間が経ってお腹が膨らんでしまった、ぷるみえさんがあんまり食べられへんかったのは申し訳なかったです。
長田って土地は初めてでしたが、青森だけでももっぺんきてもっと色々食べたいモンです。
次回はお好み焼きで軽く飲んでから、酒が抜けるまでその辺でゆっくりする作戦で行きたいなぁ・・・。
*電車で行けば簡単なんですけどねぇ・・・・。
<参考>
*お好み焼き「青森」:参考サイト
住所:兵庫県神戸市長田区久保町4−8−6
電話:078-611-1701
営業:12:00〜14:00、17:00〜22:30
定休:火曜日
*素食讃歌:お好み焼き食べ比べ
ishさんを兵庫駅の近くへお送りしたら、ぷるみえさんと二人で大阪へ。
阪神高速はまだ僅かに渋滞してたんで、高速は使わずにずっと地道でミナミまで。
ぷるみえさんをお宿に落としてから走ってると、右膝の外側の筋と左足のくるぶしに痛みがあるんに気づきました。
家に戻り、車を車庫に入れてエンジンを切ったのが11時34分。
行動時間 約17時間半 総走行距離 約620km
いやー、久しぶりに体の方が音(ねぇ)を上げるほど走りましたわ。
普通の人らの2日分を楽しみました。(^^)
「夕方」に帰るつもりで朝メシしかやらなかったニャンズはえらい怒ってました。
昨晩は、また布団に入るのに失敗。コタツからファンヒーターの前に這っていって、その前で力尽き、4時頃に目が覚めました。
同じ距離を布団の方に移動してたら、安らかに寝れたのにねぇ・・・・。
おかげで連休以来の体の疲れがまだ取れんで、全体がダルイですわ。
*朝イチの体重:57.2kg(晩メシは鍋やったけど、ええ数字に戻った)
<ぷるみえさんをお迎えした連休に関連した記事>
*ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
*ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
*盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
*ぷるみえさんとご一緒した連休の最終日
ぷるみえさん、ishさんとの前日の飲み食いは、軽めに切り上げました。
というのも、この日の行動開始が朝の6時半という早朝だったからです。
6時半にぷるみえさんをホテル前で拾って、7時過ぎに兵庫駅前でishさんを拾うという予定。
それまでの2日間は、今回のイベントにワクワクしすぎて早朝に目が覚めても、寝直しに失敗気味でした。
そのおかげで少し睡眠不足やったのが、幸いしてこの日は夜中にトイレに起きても、すぐ寝直せて5時10分過ぎまで寝られました。
これなら「夕方まで」運転でも大丈夫やろうと、自信満々で布団から出ました。(^^)
ニャンズにエサをやって、猫トイレもキレイにしたら、親分の方は下の階の人に悪いんでシャワーはナシで出発の用意。
車に乗り込んで走り出しのが5時58分。早朝だけにぷるみえさんのホテル前には20分足らずで到着。
コンビニのおにぎりを一つ食べて、朝ご飯を済ませたらほどなくぷるみえさんが出て来られたんで、6時28分に出発。
JR難波のすぐ前の入り口から阪神高速に乗って、神戸へ。
兵庫駅前に着いたのが7時10分。(移動距離46km)
ishさんを乗せて走り出したのが、7時26分。
長田の方から伸びてるヨソモンには不思議な阪神高速のなんとか線で、山陽道へ。
途中えらい霧が出たりしてましたが、雨に降られず快適にドライブ。
ぼちぼち姫路やなぁと思ってた時に、ishさんの若い頃のヤンチャ話に大受け。
しばらく走ったら、山陽道から離れて播但道へ。
ここで、私は完全に「播但連絡道」へ乗り継いだつもりでしたが、実際に走ってたのは「播磨自動車道」。
どうやら山陽道の「姫路東」で乗り継がなアカンのに、それを過ぎて「姫路西」も過ぎて、「龍野」の先の相生まで行ってました。
いやー、運転手役はいつもやってるのに、こんな大ボケかますとはお恥ずかしい限りです。(^^;)
播磨自動車道への標識だって、絶対なんかいも出てたハズやのに、全く視界に入らんかったってのはヒドイですねぇ・・・・。
昼メシを予約してあって、席は11時から2時まで自由に使えるってことやったんで、11時に着くのを目標で早めに出発にしてたんです。
それやのに私のせいでロスしてしまいました。
やむを得んので、播磨自動車道の終点から、最寄りの中国道のインターチェンジへ。
中国道を東に少し戻って、今度こそ正真正銘の播但道に入って北へ。
終点間際の「朝来(あさご)」のサービスエリアがけっこう充実してるんでしばらく休憩。
*前回に身内とこっちに来た時もここで休憩してました。
和田山からは豊岡方面に走る予定でしたが、ishさんのアドバイスでそっちはやめて香住町方面へ。
目指す「柴山」の少し西から、海沿いを戻るようなルートで走ることに。
どこも混むこともなくええペースで走れたんで、ええチョイスでした。
香住町で日本海が見えると3人とも大興奮、そこから目的地までがやたら遠く感じてしまいました。
今回の昼メシに行ったのは、私が以前に身内と行って大興奮やった柴山の「甲羅戯(HP)」。
連休の過ごし方をメールでやりとりしてる時には、宮津の富田屋も候補に挙がってました。
あそこならリーズナブルやし、冬場に行ったことがなく、それもええなぁと。
で、冬場の日本海ってことで、カニも話題になり、最終的にはカニをガッツリ堪能しようと。
私のチョンボのせいで、甲羅戯に着いたのは予定より遅い11時45分になってしまいました。
*兵庫から走行距離259km
神戸から4時間あれば余裕やと思ってたんですが、30分ほどよけいに掛かってしまいました。
*お造りや突き出しなど
テーブルには鍋がセットされて、各自の前にはお造りと小鉢が並んでました。
お造りは頭も殻もついた生エビとイカ。
生エビも普段ならもうちょっと注目して貰えたやろうに蟹を前にするとえらく存在感が薄くなってました。
参加者のうち某男性なんか
「これ、いらんなぁ」
なんていう、エビには可哀想なことをつぶやいてはりましたモンねぇ・・・。
まぁ、たしかにこんなカニを目の前にしたらその気持ちも分かりますけどね。
*刺身でも食べられる生ガニ
これで3人前です。
カニを目の前にして気持ちがはやってたんで、写真はおざなりにパチパチッと。
あとで見ると実物よりショボくて迫力が伝わらんのが残念です。
皿がえらくデカくてちょっと少なく見えますが、食べやすい足の部分の下には胴体?のトコがたっぷり。
窓を開けたみたいにカットしてある足は、関節のとこでパキッと折って、細い方の先で身を掻き出すとスルッと身が取れました。
そいつはそのまま刺身でオッケー。
関節のトコで折らんと身ぃだけ出したら、そいつを鍋でフリフリやって半生でっていう食べ方も勧めて貰いました。
関節から先の細いトコには包丁が入ってなかったんで、罰当たりなほど贅沢ですが、鍋に放りこんでダシに。
かにを食べる時のお約束で、なんべんも無言の間が出来てましたが、みんなハッピーなんでそれもまたヨシ。
生ガニを食べ始めてほどなく、もう一品が登場。
*香ばしい香りがたまらん「焼きがに」
熱いうちに食べんとアカンってので、生&かにちりは一旦中断して、コッチを優先。
このかにの焙烙焼きは、鍋より旨みが強くて荒々しいほどの迫力がありました。
ええ具合の塩加減で味が付けてあって、こっちはひたすら身をせせりだして口に運ぶだけ。
かにと言えば、酒って気がしますが、こいつはビールともバッチリ。
この焼きがにを食べ終わってから、鍋に戻ると、そっちはそっちで上品な甘みがええなぁと再確認。
鍋の方はishさんの仕切で「カニ以外を入れるのは後で」となったんで、純粋にカニの味ばっかりをしっかり味わいました。
足の細いことは鍋のダシにしたりで、かなり贅沢な食べ方でしたが、胴体のややこしいトコは最後の方にけっこう余るほど。
そこで雑炊前に、全部を鍋に投入して、火が通ったら各自が雑炊の具用にホジホジ。
取り皿にカニ身の小山が出来ました。
その準備が出来たところで、宿の仲居さんが雑炊を作ってくれはりました。
*カニの身たっぷりの雑炊
これは1杯目でカニのトッピング?はかなり控えめ。
2杯目に手元の剥き身を全部ぶち込んだら、「カニ:米=1:1」ってな雑炊になっとりました。
去年はカニを食べてなかったから2年ぶりですが、「甲羅戯」のカニはやっぱり間違いなかったです。
ちなみに今回の昼宴会のコースは一番安い「さざ波プラン」で10500円。
もう一つ上のプランやと茹でガニも付くんですが、一人半匹(半杯)やから偶数人数で頼んでくれとのこと。
一人分だけなら、茹でガニも食べようかと尋ねたんですが、二人分は多いんでやめときました。
本場で食う茹でガニに興味があったんですが、量的にはヤメといて正解でしたね。
食事の後は、宿のお風呂を借りて、ゆっくり。
入浴料やら税金、サービス料も付くのかと思ったんですが、飲み物代以外はなんも無かったのは良心的に感じました。
というわけで、3人でしっかり飲んで食べて、お会計は35950円。
*私は運転手なんで前半に少し舐めただけです。(念ため)
他のお二人がどう感じはったかは分かりませんが、私は大満足でした。
風呂に入ってると、初めて行った時と同じですが、泊まりでゆっくり来たいなぁと思ってしまいました。
泊まりやったら運転手役のことを心配せず、飲めますからねぇ・・・・。
<参考>
*三吉 かに楽座「甲羅戯」:公式サイト
住所:兵庫県城崎郡香住町浦上(柴山港)
電話:096−37−0345
*素食讃歌:日本海でカニ三昧♪
*foodish:”雑”食記 :ぷるみえさん降臨ツアー(2)〜甲羅戯(兵庫県香住町柴山)
カニを満喫して、あとはのんびりと大阪(神戸)を目指してドライブして帰りました。
な〜んてことにならんのがこのメンツのスゴイところ。
持つべきは飲み食いに対するベクトルが似たブログ仲間ですねぇ・・・・
というわけで、まだまだ日帰りドライブは続きます。
そば好きのぷるみえさんからは事前に、どうせこっちの方面に行くんならと「出石そば」を食べに行こうという希望が出てました。
とはいえ、甲羅戯から出石はそんなに距離がないからまだ腹が減らんなぁと。
そこで堺にあった出雲大社大阪分祠に続いて、京都の出雲大社にもお参りしようと。
向かった先は「出雲大社巌分祠(参考HP)」。
京都府の与謝野町ってトコにあるんですが、事前にヤフーの地図で調べたところでは、周りに道がなく「ホンマに行き着けるんかいな?」と思いながら甲羅戯を出発。
途中、思いつきでショートカットを狙ったら、小さな漁港で行き止まりに当たって撤退したりしながらなんとか現地周辺まで。
近所にあった「野田川フォレストパーク(HP)」ってトコへ行って、そこのスタッフの人に聞くと巌分祠の位置も入った地図をくれました。
村中の細い道を走るとある信号に大きく「コッチ」の看板。
運転手としてはかなり苦労したんで、もっと大きな道に出してといてくれよって気分でしたわ。
車のすれ違いの厳しい道をどんどん山の方へ。
宿から76km、2時間半ほど走って巌分祠に着いたのは4時55分。
巌分祠さんには申し訳ないけど、行くまでは寂れたちぃこい社でもあるんやろうと思ってました。
ところが、建立?されてまだ50年という新しさのせいか、建物はキレイし、予想に反して巨大というか立派。
本殿の正面側は工事中やったんで、スタッフの人の案内でホール?から内階段を通って祭壇の前まで。
本殿を含めて敷地内が宗教施設としては、非常にアクティブな印象があったのが以外でした。
サラッとお参りを済ませると、あたりはかなり暗くなってました。
そこからどうするかを確認すると、腹もこなれてきたから出石へ戻ろうと。
事前に目星を付けてたうちの一軒が8時までやってるから、間に合うのも確認。
ishさんが地図を検討してくれて、ある県道を走れば回り道なしで出石へ行けることが判明。
そのルートはちゃんと道幅もあり、「険道」なんてこともなく、スイスイ。
ただ、街灯がなく真っ暗で、それなりのスピードやと先が見通せないんでちと疲れました。
対向車がないときは、車のライトをハイビームにしてましたが、そんな走り方はすごく久しぶりで新鮮でした。
出石の中心街はコッチという標識に従って曲がると、道の両脇にそば屋が現れました。
いっぺん止まって目指す店を確認しようかと思ってたら、いきなり店を発見。(^^;)
ここまで40分ほど走ったでしょうか。(走行距離 32km)
*出石のそば屋「天通」の店構え
見た目は観光地によくある民芸調のそば処。
そば好きのぷるみえさんが選んだポイントは石臼挽き、自家製粉、生わさびのキーワード。
けっこう腹が減ってたんで、座敷に上がったら即「皿そば3人前」とオーダー。
*3人前の出石そば
生わさびとねぎ以外にも、生タマゴ、とろろと薬味がついてました。
5皿と言っても一皿は二口くらいで終わるから、パクパク行くとあっというまにごちそうさま。
私はそばに疎いんでなんとも言えませんが、けっこう固めでした。
「この後」(←まだある)を確認すると、一応「アリ」とのことだったのでお代わりは我慢。
1人前840円だけ食べて、サクッとお店を出ました。
<参考>
*出石そば処「天通」:公式サイト
住所:兵庫県豊岡市出石町小人75
電話:0796-52-3616
営業:10:00AM〜8:00PM
定休:火曜日(祭日は営業)
*素食讃歌:出石名物皿そば
*foodish:”雑”食記:ぷるみえさん降臨ツアー(3)〜まだ終わりではない…
この記事を書きながら、この店のことを調べてたら、どうやら観光地である出石では唯一と言うくらいマトモな蕎麦をだす店だった模様。
他の店は平気で「名物に旨いモノなし」を食わせてるけど、ここだけは違うよう。
数あるハズレの中からアタリを引くとは、ぷるみえさんの「食べ運」の良さでしょうなぁ。
そばを食べて走り出したのが6時40分。
行きとは違いチョンボなく播但道から山陽道に入り神戸方面へ。
3連休の最終日でETC割引の影響が出てたのか、けっこうな渋滞がありましたが、神戸へ向かう途中で徐々に渋滞は短くなってました。
我々一行はラッキーなことに、渋滞のシッポが見えそうなトコで山陽を離れて長田方面へ。
渋滞に一切巻き込まれることもなく、長田に着いたのが9時7分。(走行距離 155km)
最後の飲み食いネタは、長田のスジ肉入りお好み焼き。
*神戸長田の有名店「青森」
私は長田のお好み焼き屋事情に全く通じとりませんが、ishさん曰く「ここがそばめし発祥と言われてる」とのこと。
かなり有名な店やそうですが、外から見た感じはあくまでも下町にあるフツーのお好み焼き屋。
入ってみるとけっこうメニューが多く、貝焼きなど大阪にはないメニューがいくつもありました。
値段的にもあんまり高くなくて、下町価格だった印象です。
ヨソモンの二人はishさんに注文を完全にお任せ。
貝焼きと、すじ焼き、油かすすじ焼きだったかなぁ・・・・。(メモも写真もなくあやふやです)
店内では写真を撮らんかったので、実物をご覧いただけなくてすんません。
作り方は、大阪とは違ってどっちかというと広島焼きのようにクレープ上の生地の上にキャベツを盛るタイプ。
大阪とさほど距離が離れてないのに、店の雰囲気を含めて全然違うんで、ちょっとした旅気分でした。
有名店やっていうけど、店の人らも素でベタ、地元の客は濃ゆ〜くて下町度合いは、私の地元生野区と通じるモンがありました。
私はここではビールは我慢して、お二人で飲っていただきましたが、水で食う粉モンってのはやっぱりツラいもんがありました。(^^;)
ishさんは運転手にえらく気ぃ使こうてくれはって、ここはおごって貰ってしまいました。
ここでは、そばから時間が経ってお腹が膨らんでしまった、ぷるみえさんがあんまり食べられへんかったのは申し訳なかったです。
長田って土地は初めてでしたが、青森だけでももっぺんきてもっと色々食べたいモンです。
次回はお好み焼きで軽く飲んでから、酒が抜けるまでその辺でゆっくりする作戦で行きたいなぁ・・・。
*電車で行けば簡単なんですけどねぇ・・・・。
<参考>
*お好み焼き「青森」:参考サイト
住所:兵庫県神戸市長田区久保町4−8−6
電話:078-611-1701
営業:12:00〜14:00、17:00〜22:30
定休:火曜日
*素食讃歌:お好み焼き食べ比べ
ishさんを兵庫駅の近くへお送りしたら、ぷるみえさんと二人で大阪へ。
阪神高速はまだ僅かに渋滞してたんで、高速は使わずにずっと地道でミナミまで。
ぷるみえさんをお宿に落としてから走ってると、右膝の外側の筋と左足のくるぶしに痛みがあるんに気づきました。
家に戻り、車を車庫に入れてエンジンを切ったのが11時34分。
行動時間 約17時間半 総走行距離 約620km
いやー、久しぶりに体の方が音(ねぇ)を上げるほど走りましたわ。
普通の人らの2日分を楽しみました。(^^)
「夕方」に帰るつもりで朝メシしかやらなかったニャンズはえらい怒ってました。
昨晩は、また布団に入るのに失敗。コタツからファンヒーターの前に這っていって、その前で力尽き、4時頃に目が覚めました。
同じ距離を布団の方に移動してたら、安らかに寝れたのにねぇ・・・・。
おかげで連休以来の体の疲れがまだ取れんで、全体がダルイですわ。
*朝イチの体重:57.2kg(晩メシは鍋やったけど、ええ数字に戻った)
<ぷるみえさんをお迎えした連休に関連した記事>
*ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
*ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
*盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
*ぷるみえさんとご一緒した連休の最終日
2009年11月26日
ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
この記事はぷるみえさんが大阪に来られた連休のネタその2にあたります。
連休2日目の22日は私にとってはダブルヘッダーの宴会となりました。
まずは午前中に妹一家を乗せて大阪を出て、奈良の香芝へ。
*当日に携帯から赤いスープみたいなモンをアップしました。
父方のばあさんの93歳の誕生日を祝う身内の宴会が入ってました。
最初の予定では寒いから鍋でもやろうと、他になんぞツマミぐらい用意しようかということでした。
大阪を出て、なに鍋にするか話してると、妹がなんぞもっと料理するモンにしようやと。
洋風の鍋でもしようかという話から発展して、ブイヤベースみたいなモンを作ろうと。
それだけじゃ足らんから、パエリアもやろうやということになって、後はスーパーに行って考えることに。
いつも家の近所に来てくれと思ってるスーパー「おくやま」へ。
丸一匹の「がしら」が並んでたんで、
「ブイヤベースもどきに入れたらカッチョええんちゃう?」
って思って、値段を確認すると、値札は100gの単価で、1匹2000円ほどすることが判明。
さすがにそれは行き過ぎなんでパス。
結局寄せ鍋用として何種類かの魚の切り身がパックになったヤツをメインに、エビ、ハマグリなぞをプラス。
パエリアの方は、スープモンがシーフードやから、きのこたっぷりの「山のパエリア?」にすることに。
それ以外には妹の希望でアボガドとマグロを混ぜたディップもどき、牛肉のタタキを添えたサラダなど。
ブイヤベースやと信じて、適当に作る洋モンの海鮮スープは妹が担当。私は主にパエリアを作ることに。
最初は以前に妹の家でやったホットプレートを使う作り方にしようと思ったんですが、ばあさんちのヤツはえらく浅め。
これじゃ人数分米が炊けんと思い、ちょっと変な鍋でやることに。
ばあさんトコは電化厨房でIHヒーターなんですが、な〜んか火の回り方が違うて一番最初のニンニクを炒めるとこから勝手が違うてました。
鍋の底が真っ平らでなく、えらく薄手やったこともあって熱の加わり方にムラがあるのが難儀でした。
具材を炒めて、エビだけ取りだして、水を注いでスープにして、米を入れて炊くところまではなんとかクリア。
フタをしてしばらく米を炊いて、最後の方に少しだけ水気が多かったんで、ちょっと温度を上げることに。
ガスコンロやったら問題なくやれる操作だったんですが、鍋底の中心分だけ急に高温になったのかいきなり白い煙が上がりました。
焦げたニオイに気づいてすぐ火を止めたんですが、美味しい「おこげ」ではなく、焦がしてしまいました。

*焦がしてしまったパエリア
今まで毎回不安を覚えながら作ってても、パエリアで失敗したことなかったんですが、今回は失敗でした。
焦げ臭さはじゃっかん漂うけど、なんとか美味しく食べられる範囲やったのは助かりました。
ただ、もう少し時間を掛けて水分を飛ばすつもりやったのが、すぐ火を止めたんで米がややベタつき気味。
最後の方に上に乗せた生のパエリアも、もうちょっと蒸気が上がってたら火が通ったハズなんですが、やや固めに仕上がりました。
慣れない電化コンロの火加減のせいで焦げ、ベチャつき、生ッぽさと全てが繋がって起こってしまいました。
リフォームしたら奈良の家で料理することも増える気がしますが、ちょっと本気で扱いに慣れんとあきませんなぁ・・・。
昼宴会では飲むつもりだった箱ワインはやめといてビールをほどほどだけに。
夜の飲み食いに備えてすこし控えておきました。
家に戻って相撲を眺めながら、少しウトウト。
これで元気が出たんで5時過ぎには家を出て難波へ。
出来たらチャリで行きたかったんですが、雨やったんで仕方なく電車に乗ってやりました。
「foodish:”雑”食記」のishさんは、この2日目の夜の飲み食いから初参戦。
この日の1軒目についてはかなり前から互いにメールでどうするか検討してました。
店の持ちネタが少ない私はほとんど提案出来んかったんですが、その中で一緒に行きたかったお気に入りの店は、残念ながら日祝休み。
リンク先の記事にはちょうどお二人からコメントも貰ってたんで、ぜひ3人でと思ったんですよねぇ・・・・。
ishさんとのうどんツアーの帰り道にも色々と店の検討してました。
季節が季節だけにすぐ鍋モンが浮かんだんですが、翌日のビックイベントが鍋。
前日に鍋はまずいやろうとか、コレは旨いけど東京の方が店多そうや、アレはちょっと物足りんなぁ・・・etc.
そんな話し合いの中で一軒、「素食賛歌」のぷるみえさんに喜んで貰えそうなお店のことを思い出したんです。
ishさんと一緒に行ったけど、直後に風邪を引いてしまいうちでは記事にしなかったんですが八百屋さんがやってるという「びわとも」。
*ishさんとこに詳しい記事があります。
一旦はそこに決まったんですが、残念なことに既に貸し切り予約が入ってて願いはかなわず。
ぷるみえさんは、翌日が濃いからこの日は簡単に焼き鳥かなんかでええよーって言うてくれはったトコからの鶏繋がり?で今回の一軒目が決まりました。
心斎橋にあるとはいえ、本来は香川名物である骨付鶏の「一鶴」へ行くことに。

*2日目の夜は「一鶴」からスタート。
6時の予約で店に入りましたが、すでに予約席以外はほぼ満席でした。
連休の中日とはいえ、開店からしばらく経っても人気に衰えはないようですね。
ぷるみえさんは初一鶴やったんで、ishさんが仕切って、まずはひな鳥を一切れ食べて貰い、その後親鳥へ。
3人で2皿はちょっと物足りなかったので、親鳥だけもう一皿追加。
サービスのキャベツ以外に頼んだのは醤油豆だけだったかと。
しっかり噛まんと喉に詰まりそうな親鶏の歯ごたえはやっぱり良かったですねぇ。
一鶴はサクッと切り上げて、もう一軒ぐらいは行こうかと。
雨であんまりウロウロしたくなかったんで、一鶴の入ってるアクロスビルのすぐ近くにあったスペインバルへ。
みんなが集まる前に私が前を通って、ちょっと引っかかったんでお二人に確認すると、良さげな雰囲気をしてると同意して頂きました。
店のドアを開けて、一階がいっぱいで2階へどうぞと言われた一言目から、ほぼ当たりやと感じました。
飲みもんのオーダーを取って貰い、メニューを眺めてるとアタリを確信。
フロアの女の子の対応も気分ええし、置いてる肴(タパス)もまずまずええ感じ。
タパスの盛り合わせに単品料理のレバーペーストを加えて貰えないかと、ishさんが聞いた時も出来ると思うんで(厨房に)聞いてみますってな反応はかなり加点。
ぷるみえさんはギネス、ishさんと私は銘柄違いのシェリーでスタートだったかと。

*2軒目のスペインバルの「生ハム」
ぷるみえさんご希望で注文した生ハム。

*なかなか充実してた「タパスの盛り合わせ」
レバーペーストもちゃんと盛り込んでくれました。
自分でもレバーペーストを作りますが、それと較べるとかなり生ッぽさがありました。
フレッシュなレバーを食べてるようなキモ、肝、した味わいがあって、非常にスムーズ。
肝好きにはかなり旨いレバーペーストでしたわ。
それ以外には生ハム入りクリームコロッケ、生ハム詰めのマッシュルーム焼きなんぞを食べたかと。
私はこの写真だけで料理写真を撮るのは止めてしまったんで、食べたモンに興味ある方はishさんの記事をご覧下さいね。
飲みもんの方もシェリーに続いて、ギネスを飲んだり、みんなで赤ワインをサクッと一本空けたり。
一人4000円ほどついたかと思いますが、なかなかええ店でした。
店の名前とか全く分からんかったんですが、ishさんが調べて記事に書いてくれたんで、下に書いておきます。
<参考>
*ガンバス・アル・アヒージュ・アンド・タパス・ソル(Gambas Al Ajillo&Tapas SOL):参考サイト
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2−6−17
電話:06−6212−1219
営業:17:00〜24:00(金・土〜3:00AM)
定休:無休
*一鶴 心斎橋店:公式サイト
住所:大阪市中央区心斎橋筋2−6−14 アクロスビル3階
電話:06−6213−0817
営業:17:00〜23:00(平日) 11:00〜23:00(土日祝)
定休:無休
2軒で飲み食いして、バーをハシゴしたい気分で満々やったんですが、翌日が早いのでググッと我慢。
お二人と別れてからもかなり色んな誘惑がありましたが、なんとか電車にものり無事に帰りました。
連休ネタはまだ続きますが、この記事はこの辺りで。
*朝イチの体重:57.6kg弱(まぁこんなもんか)
素食讃歌:ミナミで再会!
<ぷるみえさんをお迎えした連休に関連した記事>
*ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
*ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
*盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
*ぷるみえさんとご一緒した連休の最終日
連休2日目の22日は私にとってはダブルヘッダーの宴会となりました。
まずは午前中に妹一家を乗せて大阪を出て、奈良の香芝へ。
*当日に携帯から赤いスープみたいなモンをアップしました。
父方のばあさんの93歳の誕生日を祝う身内の宴会が入ってました。
最初の予定では寒いから鍋でもやろうと、他になんぞツマミぐらい用意しようかということでした。
大阪を出て、なに鍋にするか話してると、妹がなんぞもっと料理するモンにしようやと。
洋風の鍋でもしようかという話から発展して、ブイヤベースみたいなモンを作ろうと。
それだけじゃ足らんから、パエリアもやろうやということになって、後はスーパーに行って考えることに。
いつも家の近所に来てくれと思ってるスーパー「おくやま」へ。
丸一匹の「がしら」が並んでたんで、
「ブイヤベースもどきに入れたらカッチョええんちゃう?」
って思って、値段を確認すると、値札は100gの単価で、1匹2000円ほどすることが判明。
さすがにそれは行き過ぎなんでパス。
結局寄せ鍋用として何種類かの魚の切り身がパックになったヤツをメインに、エビ、ハマグリなぞをプラス。
パエリアの方は、スープモンがシーフードやから、きのこたっぷりの「山のパエリア?」にすることに。
それ以外には妹の希望でアボガドとマグロを混ぜたディップもどき、牛肉のタタキを添えたサラダなど。
ブイヤベースやと信じて、適当に作る洋モンの海鮮スープは妹が担当。私は主にパエリアを作ることに。
最初は以前に妹の家でやったホットプレートを使う作り方にしようと思ったんですが、ばあさんちのヤツはえらく浅め。
これじゃ人数分米が炊けんと思い、ちょっと変な鍋でやることに。
ばあさんトコは電化厨房でIHヒーターなんですが、な〜んか火の回り方が違うて一番最初のニンニクを炒めるとこから勝手が違うてました。
鍋の底が真っ平らでなく、えらく薄手やったこともあって熱の加わり方にムラがあるのが難儀でした。
具材を炒めて、エビだけ取りだして、水を注いでスープにして、米を入れて炊くところまではなんとかクリア。
フタをしてしばらく米を炊いて、最後の方に少しだけ水気が多かったんで、ちょっと温度を上げることに。
ガスコンロやったら問題なくやれる操作だったんですが、鍋底の中心分だけ急に高温になったのかいきなり白い煙が上がりました。
焦げたニオイに気づいてすぐ火を止めたんですが、美味しい「おこげ」ではなく、焦がしてしまいました。
*焦がしてしまったパエリア
今まで毎回不安を覚えながら作ってても、パエリアで失敗したことなかったんですが、今回は失敗でした。
焦げ臭さはじゃっかん漂うけど、なんとか美味しく食べられる範囲やったのは助かりました。
ただ、もう少し時間を掛けて水分を飛ばすつもりやったのが、すぐ火を止めたんで米がややベタつき気味。
最後の方に上に乗せた生のパエリアも、もうちょっと蒸気が上がってたら火が通ったハズなんですが、やや固めに仕上がりました。
慣れない電化コンロの火加減のせいで焦げ、ベチャつき、生ッぽさと全てが繋がって起こってしまいました。
リフォームしたら奈良の家で料理することも増える気がしますが、ちょっと本気で扱いに慣れんとあきませんなぁ・・・。
昼宴会では飲むつもりだった箱ワインはやめといてビールをほどほどだけに。
夜の飲み食いに備えてすこし控えておきました。
家に戻って相撲を眺めながら、少しウトウト。
これで元気が出たんで5時過ぎには家を出て難波へ。
出来たらチャリで行きたかったんですが、雨やったんで仕方なく電車に乗ってやりました。
「foodish:”雑”食記」のishさんは、この2日目の夜の飲み食いから初参戦。
この日の1軒目についてはかなり前から互いにメールでどうするか検討してました。
店の持ちネタが少ない私はほとんど提案出来んかったんですが、その中で一緒に行きたかったお気に入りの店は、残念ながら日祝休み。
リンク先の記事にはちょうどお二人からコメントも貰ってたんで、ぜひ3人でと思ったんですよねぇ・・・・。
ishさんとのうどんツアーの帰り道にも色々と店の検討してました。
季節が季節だけにすぐ鍋モンが浮かんだんですが、翌日のビックイベントが鍋。
前日に鍋はまずいやろうとか、コレは旨いけど東京の方が店多そうや、アレはちょっと物足りんなぁ・・・etc.
そんな話し合いの中で一軒、「素食賛歌」のぷるみえさんに喜んで貰えそうなお店のことを思い出したんです。
ishさんと一緒に行ったけど、直後に風邪を引いてしまいうちでは記事にしなかったんですが八百屋さんがやってるという「びわとも」。
*ishさんとこに詳しい記事があります。
一旦はそこに決まったんですが、残念なことに既に貸し切り予約が入ってて願いはかなわず。
ぷるみえさんは、翌日が濃いからこの日は簡単に焼き鳥かなんかでええよーって言うてくれはったトコからの鶏繋がり?で今回の一軒目が決まりました。
心斎橋にあるとはいえ、本来は香川名物である骨付鶏の「一鶴」へ行くことに。
*2日目の夜は「一鶴」からスタート。
6時の予約で店に入りましたが、すでに予約席以外はほぼ満席でした。
連休の中日とはいえ、開店からしばらく経っても人気に衰えはないようですね。
ぷるみえさんは初一鶴やったんで、ishさんが仕切って、まずはひな鳥を一切れ食べて貰い、その後親鳥へ。
3人で2皿はちょっと物足りなかったので、親鳥だけもう一皿追加。
サービスのキャベツ以外に頼んだのは醤油豆だけだったかと。
しっかり噛まんと喉に詰まりそうな親鶏の歯ごたえはやっぱり良かったですねぇ。
一鶴はサクッと切り上げて、もう一軒ぐらいは行こうかと。
雨であんまりウロウロしたくなかったんで、一鶴の入ってるアクロスビルのすぐ近くにあったスペインバルへ。
みんなが集まる前に私が前を通って、ちょっと引っかかったんでお二人に確認すると、良さげな雰囲気をしてると同意して頂きました。
店のドアを開けて、一階がいっぱいで2階へどうぞと言われた一言目から、ほぼ当たりやと感じました。
飲みもんのオーダーを取って貰い、メニューを眺めてるとアタリを確信。
フロアの女の子の対応も気分ええし、置いてる肴(タパス)もまずまずええ感じ。
タパスの盛り合わせに単品料理のレバーペーストを加えて貰えないかと、ishさんが聞いた時も出来ると思うんで(厨房に)聞いてみますってな反応はかなり加点。
ぷるみえさんはギネス、ishさんと私は銘柄違いのシェリーでスタートだったかと。
*2軒目のスペインバルの「生ハム」
ぷるみえさんご希望で注文した生ハム。
*なかなか充実してた「タパスの盛り合わせ」
レバーペーストもちゃんと盛り込んでくれました。
自分でもレバーペーストを作りますが、それと較べるとかなり生ッぽさがありました。
フレッシュなレバーを食べてるようなキモ、肝、した味わいがあって、非常にスムーズ。
肝好きにはかなり旨いレバーペーストでしたわ。
それ以外には生ハム入りクリームコロッケ、生ハム詰めのマッシュルーム焼きなんぞを食べたかと。
私はこの写真だけで料理写真を撮るのは止めてしまったんで、食べたモンに興味ある方はishさんの記事をご覧下さいね。
飲みもんの方もシェリーに続いて、ギネスを飲んだり、みんなで赤ワインをサクッと一本空けたり。
一人4000円ほどついたかと思いますが、なかなかええ店でした。
店の名前とか全く分からんかったんですが、ishさんが調べて記事に書いてくれたんで、下に書いておきます。
<参考>
*ガンバス・アル・アヒージュ・アンド・タパス・ソル(Gambas Al Ajillo&Tapas SOL):参考サイト
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2−6−17
電話:06−6212−1219
営業:17:00〜24:00(金・土〜3:00AM)
定休:無休
*一鶴 心斎橋店:公式サイト
住所:大阪市中央区心斎橋筋2−6−14 アクロスビル3階
電話:06−6213−0817
営業:17:00〜23:00(平日) 11:00〜23:00(土日祝)
定休:無休
2軒で飲み食いして、バーをハシゴしたい気分で満々やったんですが、翌日が早いのでググッと我慢。
お二人と別れてからもかなり色んな誘惑がありましたが、なんとか電車にものり無事に帰りました。
連休ネタはまだ続きますが、この記事はこの辺りで。
*朝イチの体重:57.6kg弱(まぁこんなもんか)
素食讃歌:ミナミで再会!
<ぷるみえさんをお迎えした連休に関連した記事>
*ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
*ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
*盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
*ぷるみえさんとご一緒した連休の最終日
2009年11月25日
ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
この前の3連休+もう1日のネタをぼちぼちアップさせて頂きます。
全体通してかなり盛りだくさんやったんですが、特に3日目なんかは時間的にも二日分くらい遊んだんで初日のことがずっと昔のような気分です。(^^;)
今回の連休中のイベントはブログをやり出したごく初期からやりとりさせてもらってる「素食讃歌」のぷるみえさんがゲストでした。
大阪でのコンサートに来られるついでに「foodish:”雑”食記」のishさんとわたしに一緒に飲み食いしようと声が掛かりました。
ぷるみえさんの当初の予定では連休に合わせて3日間やったんですが、色々と計画を練り始めた段階で、時間が足らんなぁと。
結局もう1日お休みを取られて、4日間にわたる飲み食いツアーとあいなりました。
初日の21日の昼間は、ishさんがお仕事だったので、ぷるみえさんと二人で回ることに。
12時過ぎの新幹線でおいでになるぷるみえさんを新大阪でお出迎え。
車に乗っては、まずは堺市内へ移動して昼メシを食べることに。
向かったのは堺の宿院にある知ってる人には有名だというそば屋「ちく満」。
元ネタには当たってませんが、元禄8年(1695)創業だいう情報がネット上にありますなぁ・・・。

*堺の老舗そば屋「ちく満(ちくま)」の店構え
地図は焼いてあったんですが、私がボケて交わる大通りをそれぞれ逆に認識してちょっとちゃうトコに車を止めてしまいました。
歩き出して間違いに気づいて、そのまま店に向かったんですが、チン電の通りに面したトコに大きな駐車場がありました。
不思議な工場のような建物の間にいかにも古いお店っぽい木造家屋がありますが、2階に上がる階段はしっかりしたビルのような作り。
そんなビルの階段を上るとまた時代を感じさせる和風の広間にいくつも座卓が並んでました。
このお店のことをぷるみえさんが知って行こうと言われてから、ネットで情報を探すと蘇る記憶がありました。
メチャクチャあやふやな記憶なんで、小学校の低学年かそれ以前のことやと思います。
もう何年も前に亡くなったんですが、ちょっと食にうるさい親戚のおっちゃんがおって、その人がうちの一家を堺の蕎麦屋に連れってってくれたんです。
なんか薄暗い三和土があって、座敷で身ぃを小いちゃくして、生卵を溶いたダシでそばを食べた記憶があるんです。
スナップ写真2〜3枚程度のイメージだけしか残ってないんですが、わざわざ堺くんだりまでそばを食べに行ったなぁ・・・・と。
実際にお店に入ってみると、きっと記憶の店に間違いないやろうって気がしました。
自分の記憶のかなり底の方にわずかに残ってたモンに、急に光が当たった気がしました。
お店のメニューは基本的に「せいろそば」オンリー。
そばを数える単位は1斤で、1斤と1.5斤があったんで、二人とも1.5斤(1000円)をオーダー。

*全くコシのないちく満の「せいろそば」 1.5斤
蒸籠で蒸したそばって、ガキの頃は味の記憶がないんで、実質初めて食べたでしょうか・・・。
鶏卵の全卵を溶いたトコに、ダシをそそいで、まずは一口食べてみました。
食べた感想はというと、「一般的に”そば”と呼ぶモンとは別や」ってことでした。
ウソかホンマ知らんけど、300年以上これ一本でやって来てはったんやったら、ソレをつかまえてええか悪いか言うんは失礼ですよね。
ただ私にはかなり不思議な食べモンに感じましたねぇ・・・。
例えば、イタメシ屋で食うアルデンテなスパゲティと喫茶店のナポリタンにかなりの違いがあるのと同じって感じでしょうか。
どっちかを基準に他方を評価すると、「ありえん」モンになりますが、それぞれを別に味わえば、おのおのに違った美味しさがあるじゃないですか。
ちく満のそばは、「ちく満のせいろ」っていう別の食べモンですね。
蒸されたそばはコシというモンとは、まったく縁がなく、麺をつまんで引っぱっても全体から何本かがスルスルと抜けて来たりはしません。
箸の先でつまんだらその周辺をちぎり取って、溶き卵でトロミのあるタレにドボっと漬けて、あとはツルツルではなく、ムシャムシャ食うって感じ。
私の鼻が悪いせいかもしれませんが、ソバだけを口に含んでも特に強いそばの香りも感じず。
ほんと不思議な食べ物でした。
ただ、同じ座敷のお客さんの中で2組ほどはお代わりしてはったんで、ここの蕎麦にはここの蕎麦なりに惹きつけるもんがあるんでしょうねぇ・・・・。
とはいえ、私はそばを食べるならコシのあるスッキリ系が好みなんで、自分からぜひまた食べたいとはならない気がします。
今回は子供の頃の記憶の片隅にあるもんを改めて食べられたんが嬉しかったですわ。
<参考>
*「ちく満」:参考サイト
住所:大阪府堺市堺区宿院町西1−1−16
電話:072−232−0093
営業:10:30AM〜21:00
定休:月曜日(祝日の場合営業、翌日休)
*「素食讃歌」:ちく満@堺
そばをサクッと腹におさめたらチン電の通る無駄に幅の広い道をテクテク。
「ちく満」からすぐにある「くるみ餅」で有名な和菓子屋「かん袋(HP)」へ。
ここもチン電沿いの大通りに駐車場があったんで、勘違いからコインパークに入れてえらく無駄なことをしてしまいました。
大和川の南で仕事をしてたこともあるんで、この「くるみ餅」のことは知ってましたが、お店で食べるのは初めて。
大通りから一本裏に入ったトコにあるお店では、お土産用のくるみ餅と店内飲食用に「くるみ餅」と「氷くるみ餅」があるだけ。
お店のサイトによると、創業は「鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)」ってことなんで、えらい歴史がありますなぁ・・・。

*「かん袋」の店内で食べた「くるみ餅」と「氷くるみ餅」
ぷるみえさんのご希望で甘いモン屋に行きましたが、私は甘いモンが苦手で基本的に自分からは食べません。
甘味屋でもよく甘いモノ以外にコーヒーなんかも置いてるんで、場合に寄ったらそんな”ノン甘モン”に逃げようかと思ってました。
ところが、ちく満より徹底してて、店内にあるのは無料のお茶と「ノーマル」と「氷乗せ」のくるみ餅2種類のみ。
大小で値段は変わりますが、逃げが効かんのでおとなしくシングルを1種類ずつオーダー。
値段はどちらも336円、店内で食べられてこの値段ってけっこうリーズナブルですね。。
白玉ダンゴ?を”くるん”でるあんは、上品な甘さで私にもある程度楽しめました。
*くるみ餅の”くるみ”は、クルミではありませんよー。
特に氷くるみ餅は、氷に甘みがついてないから、あんの甘さが弱まってさらにあっさりに。
個人的にどっちか一杯を全部食えと言われたら、氷くるみ餅にしましょうかねぇ。
どちらも団子2つ分ずついただいて、後はぷるみえさんにタップリ楽しんで頂きました。
<参考>
*「かん袋」:公式サイト
住所:大阪府堺市堺区新在家町東1−2−1
電話:072-233−1218
営業:10:00AM〜17:00(売り切れ終了)
定休:火曜日、水曜日(祝日は営業、振り替え休日)
*「素食讃歌」:かん袋のくるみ餅
昼メシにデザートまでシバいて、腹ごしらえはバッチリ。
ここからは観光をしようってことで、車に戻ってまず向かったのが堺市役所。
ぷるみえさんが事前に調べたところによると、市役所庁舎の一番上にある展望ホールから仁徳天皇陵が眺められるんだそうです。
今になって、堺市役所の公式サイトに行ってみましたが、展望ホールの情報はよう発見せず。
ただ、夜景好きのためのサイトにはこんな情報がありました。
土・日・祝も10:00AM〜21:00で営業してるとのこと。
市庁舎の駐車場はコッチって看板に従って、車を走らせて入り口まで行ったのに、ゲートが閉まってました。
なんか気になるお知らせが張られてたんですが、車を降りて少し離れたトコにおったガードマンに確認すると、
「年に1回の電気設備点検で、全く庁舎に入れません」
とのこと。
せっかく東京から来はって、上から仁徳天皇陵の全体像を見ようと思ってはったのに・・・・。
庁舎に入れんのではどうしようもないので、堺市役所はパスして、次の目的地への行き方をチェック。
ちょっと分かりにくい場所でしたが、前方後円墳である仁徳天皇陵の「方」の直線部分にあたる御陵通を通って次へ。
それが携帯からアップした「出雲大社大阪分祠」です。
私はまったくこの神社の存在を知りませんでしたが、予想以上に立派な社殿がありました。
ここへの参拝が終わったら、時刻は3時半ごろになってました。
そこからは、ちょっと慌て気味に車を転がしてこの日最後の目的である「コンビナート巡り」。
こちらも当日に携帯から上げて、翌日に追記してますので、よければリンク先をご覧下さい。
「工場萌え
」なんて本を買うぷるみえさんは、大の工場好き。
前回大阪に来られた時にも工場に興奮してはったんで、その直後に一度もっとええビューポイントがないかロケハン。
さらに今回の来られる前にも改めて探検してありました。
時間が押してたんで、南の方へ走ってから、工場を見るためだけに阪神高速の湾岸線に乗るって言う酔狂が出来なかったのは残念でした。
上の方から絶景?を眺めては貰えませんでしたが、巨大な工場群の中をそれなりに走り回ったんで、少しは楽しんで貰えたかもしれませんね。
1日目はぷるみえさんが夕方からコンサートに行く予定だったので、5時過ぎにお宿にお送りしてサクッと終了。
時間にして5時間ほどなんでややコンパクトでしたが、なかなか盛りだくさんだったんではないでしょうか。
連休ネタはまだ続きますが、その1はこの辺で終わっておきます。
連休+1日を完全に空けてたら、さっそく今日は実家から用事が飛んできております。
朝に生協の配達を受けたら、印鑑証明を上げに、区役所と法務局へ。
区役所は車を止めるのが邪魔くさいんで、両方ともチャリで行きましたが、まだ運転の疲れが残っててペダルを漕ぐ足が重かったですわ。
今日はこの後、夕方から車の買い換えの正式な契約。
そして明日は近々リフォームする奈良のばあさんちの片づけを手伝えと。
ほんまはしばらくボケェ〜っと休憩したいけど、しゃあないですなぁ・・・・。
*朝イチの体重:57.8kg(セーフやけど、晩メシがショボかったからちと不満)
<後日 追記>
ぷるみえさんとこに上がった記事へのリンクを追加
<ぷるみえさんをお迎えした連休に関連した記事>
*ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
*ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
*盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
*ぷるみえさんとご一緒した連休の最終日
全体通してかなり盛りだくさんやったんですが、特に3日目なんかは時間的にも二日分くらい遊んだんで初日のことがずっと昔のような気分です。(^^;)
今回の連休中のイベントはブログをやり出したごく初期からやりとりさせてもらってる「素食讃歌」のぷるみえさんがゲストでした。
大阪でのコンサートに来られるついでに「foodish:”雑”食記」のishさんとわたしに一緒に飲み食いしようと声が掛かりました。
ぷるみえさんの当初の予定では連休に合わせて3日間やったんですが、色々と計画を練り始めた段階で、時間が足らんなぁと。
結局もう1日お休みを取られて、4日間にわたる飲み食いツアーとあいなりました。
初日の21日の昼間は、ishさんがお仕事だったので、ぷるみえさんと二人で回ることに。
12時過ぎの新幹線でおいでになるぷるみえさんを新大阪でお出迎え。
車に乗っては、まずは堺市内へ移動して昼メシを食べることに。
向かったのは堺の宿院にある知ってる人には有名だというそば屋「ちく満」。
元ネタには当たってませんが、元禄8年(1695)創業だいう情報がネット上にありますなぁ・・・。
*堺の老舗そば屋「ちく満(ちくま)」の店構え
地図は焼いてあったんですが、私がボケて交わる大通りをそれぞれ逆に認識してちょっとちゃうトコに車を止めてしまいました。
歩き出して間違いに気づいて、そのまま店に向かったんですが、チン電の通りに面したトコに大きな駐車場がありました。
不思議な工場のような建物の間にいかにも古いお店っぽい木造家屋がありますが、2階に上がる階段はしっかりしたビルのような作り。
そんなビルの階段を上るとまた時代を感じさせる和風の広間にいくつも座卓が並んでました。
このお店のことをぷるみえさんが知って行こうと言われてから、ネットで情報を探すと蘇る記憶がありました。
メチャクチャあやふやな記憶なんで、小学校の低学年かそれ以前のことやと思います。
もう何年も前に亡くなったんですが、ちょっと食にうるさい親戚のおっちゃんがおって、その人がうちの一家を堺の蕎麦屋に連れってってくれたんです。
なんか薄暗い三和土があって、座敷で身ぃを小いちゃくして、生卵を溶いたダシでそばを食べた記憶があるんです。
スナップ写真2〜3枚程度のイメージだけしか残ってないんですが、わざわざ堺くんだりまでそばを食べに行ったなぁ・・・・と。
実際にお店に入ってみると、きっと記憶の店に間違いないやろうって気がしました。
自分の記憶のかなり底の方にわずかに残ってたモンに、急に光が当たった気がしました。
お店のメニューは基本的に「せいろそば」オンリー。
そばを数える単位は1斤で、1斤と1.5斤があったんで、二人とも1.5斤(1000円)をオーダー。
*全くコシのないちく満の「せいろそば」 1.5斤
蒸籠で蒸したそばって、ガキの頃は味の記憶がないんで、実質初めて食べたでしょうか・・・。
鶏卵の全卵を溶いたトコに、ダシをそそいで、まずは一口食べてみました。
食べた感想はというと、「一般的に”そば”と呼ぶモンとは別や」ってことでした。
ウソかホンマ知らんけど、300年以上これ一本でやって来てはったんやったら、ソレをつかまえてええか悪いか言うんは失礼ですよね。
ただ私にはかなり不思議な食べモンに感じましたねぇ・・・。
例えば、イタメシ屋で食うアルデンテなスパゲティと喫茶店のナポリタンにかなりの違いがあるのと同じって感じでしょうか。
どっちかを基準に他方を評価すると、「ありえん」モンになりますが、それぞれを別に味わえば、おのおのに違った美味しさがあるじゃないですか。
ちく満のそばは、「ちく満のせいろ」っていう別の食べモンですね。
蒸されたそばはコシというモンとは、まったく縁がなく、麺をつまんで引っぱっても全体から何本かがスルスルと抜けて来たりはしません。
箸の先でつまんだらその周辺をちぎり取って、溶き卵でトロミのあるタレにドボっと漬けて、あとはツルツルではなく、ムシャムシャ食うって感じ。
私の鼻が悪いせいかもしれませんが、ソバだけを口に含んでも特に強いそばの香りも感じず。
ほんと不思議な食べ物でした。
ただ、同じ座敷のお客さんの中で2組ほどはお代わりしてはったんで、ここの蕎麦にはここの蕎麦なりに惹きつけるもんがあるんでしょうねぇ・・・・。
とはいえ、私はそばを食べるならコシのあるスッキリ系が好みなんで、自分からぜひまた食べたいとはならない気がします。
今回は子供の頃の記憶の片隅にあるもんを改めて食べられたんが嬉しかったですわ。
<参考>
*「ちく満」:参考サイト
住所:大阪府堺市堺区宿院町西1−1−16
電話:072−232−0093
営業:10:30AM〜21:00
定休:月曜日(祝日の場合営業、翌日休)
*「素食讃歌」:ちく満@堺
そばをサクッと腹におさめたらチン電の通る無駄に幅の広い道をテクテク。
「ちく満」からすぐにある「くるみ餅」で有名な和菓子屋「かん袋(HP)」へ。
ここもチン電沿いの大通りに駐車場があったんで、勘違いからコインパークに入れてえらく無駄なことをしてしまいました。
大和川の南で仕事をしてたこともあるんで、この「くるみ餅」のことは知ってましたが、お店で食べるのは初めて。
大通りから一本裏に入ったトコにあるお店では、お土産用のくるみ餅と店内飲食用に「くるみ餅」と「氷くるみ餅」があるだけ。
お店のサイトによると、創業は「鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)」ってことなんで、えらい歴史がありますなぁ・・・。
*「かん袋」の店内で食べた「くるみ餅」と「氷くるみ餅」
ぷるみえさんのご希望で甘いモン屋に行きましたが、私は甘いモンが苦手で基本的に自分からは食べません。
甘味屋でもよく甘いモノ以外にコーヒーなんかも置いてるんで、場合に寄ったらそんな”ノン甘モン”に逃げようかと思ってました。
ところが、ちく満より徹底してて、店内にあるのは無料のお茶と「ノーマル」と「氷乗せ」のくるみ餅2種類のみ。
大小で値段は変わりますが、逃げが効かんのでおとなしくシングルを1種類ずつオーダー。
値段はどちらも336円、店内で食べられてこの値段ってけっこうリーズナブルですね。。
白玉ダンゴ?を”くるん”でるあんは、上品な甘さで私にもある程度楽しめました。
*くるみ餅の”くるみ”は、クルミではありませんよー。
特に氷くるみ餅は、氷に甘みがついてないから、あんの甘さが弱まってさらにあっさりに。
個人的にどっちか一杯を全部食えと言われたら、氷くるみ餅にしましょうかねぇ。
どちらも団子2つ分ずついただいて、後はぷるみえさんにタップリ楽しんで頂きました。
<参考>
*「かん袋」:公式サイト
住所:大阪府堺市堺区新在家町東1−2−1
電話:072-233−1218
営業:10:00AM〜17:00(売り切れ終了)
定休:火曜日、水曜日(祝日は営業、振り替え休日)
*「素食讃歌」:かん袋のくるみ餅
昼メシにデザートまでシバいて、腹ごしらえはバッチリ。
ここからは観光をしようってことで、車に戻ってまず向かったのが堺市役所。
ぷるみえさんが事前に調べたところによると、市役所庁舎の一番上にある展望ホールから仁徳天皇陵が眺められるんだそうです。
今になって、堺市役所の公式サイトに行ってみましたが、展望ホールの情報はよう発見せず。
ただ、夜景好きのためのサイトにはこんな情報がありました。
土・日・祝も10:00AM〜21:00で営業してるとのこと。
市庁舎の駐車場はコッチって看板に従って、車を走らせて入り口まで行ったのに、ゲートが閉まってました。
なんか気になるお知らせが張られてたんですが、車を降りて少し離れたトコにおったガードマンに確認すると、
「年に1回の電気設備点検で、全く庁舎に入れません」
とのこと。
せっかく東京から来はって、上から仁徳天皇陵の全体像を見ようと思ってはったのに・・・・。
庁舎に入れんのではどうしようもないので、堺市役所はパスして、次の目的地への行き方をチェック。
ちょっと分かりにくい場所でしたが、前方後円墳である仁徳天皇陵の「方」の直線部分にあたる御陵通を通って次へ。
それが携帯からアップした「出雲大社大阪分祠」です。
私はまったくこの神社の存在を知りませんでしたが、予想以上に立派な社殿がありました。
ここへの参拝が終わったら、時刻は3時半ごろになってました。
そこからは、ちょっと慌て気味に車を転がしてこの日最後の目的である「コンビナート巡り」。
こちらも当日に携帯から上げて、翌日に追記してますので、よければリンク先をご覧下さい。
「工場萌え
前回大阪に来られた時にも工場に興奮してはったんで、その直後に一度もっとええビューポイントがないかロケハン。
さらに今回の来られる前にも改めて探検してありました。
時間が押してたんで、南の方へ走ってから、工場を見るためだけに阪神高速の湾岸線に乗るって言う酔狂が出来なかったのは残念でした。
上の方から絶景?を眺めては貰えませんでしたが、巨大な工場群の中をそれなりに走り回ったんで、少しは楽しんで貰えたかもしれませんね。
1日目はぷるみえさんが夕方からコンサートに行く予定だったので、5時過ぎにお宿にお送りしてサクッと終了。
時間にして5時間ほどなんでややコンパクトでしたが、なかなか盛りだくさんだったんではないでしょうか。
連休ネタはまだ続きますが、その1はこの辺で終わっておきます。
連休+1日を完全に空けてたら、さっそく今日は実家から用事が飛んできております。
朝に生協の配達を受けたら、印鑑証明を上げに、区役所と法務局へ。
区役所は車を止めるのが邪魔くさいんで、両方ともチャリで行きましたが、まだ運転の疲れが残っててペダルを漕ぐ足が重かったですわ。
今日はこの後、夕方から車の買い換えの正式な契約。
そして明日は近々リフォームする奈良のばあさんちの片づけを手伝えと。
ほんまはしばらくボケェ〜っと休憩したいけど、しゃあないですなぁ・・・・。
*朝イチの体重:57.8kg(セーフやけど、晩メシがショボかったからちと不満)
<後日 追記>
ぷるみえさんとこに上がった記事へのリンクを追加
<ぷるみえさんをお迎えした連休に関連した記事>
*ぷるみえさんと盛りだくさんな連休 その1
*ダブルヘッダーの連休2日目(詳細)
*盛りだくさん過ぎ?「日帰りドライブ」
*ぷるみえさんとご一緒した連休の最終日
2009年10月31日
ちょっと出かけます
今日はこれからある方と車で某方面へ出かけます。
ETC割引を初めて使いますが、どうなることでしょう。
帰りは夕方以降になると思うので更新は明日以降になると思います。
*朝イチの体重:57.4kg(しっかり飲み食いオッケー)
ETC割引を初めて使いますが、どうなることでしょう。
帰りは夕方以降になると思うので更新は明日以降になると思います。
*朝イチの体重:57.4kg(しっかり飲み食いオッケー)
2009年07月14日
休暇村 紀州加太の「はもまつり」
この日曜日に行ってきた旅宴会ネタをさっそくアップしてみます。
うちの身内では誰かの誕生日がある月はそれを口実に外食するのが恒例になっております。
今回は私がその口実だったんですが、最初は大阪で洋モンを食べようかとか、ミナミで鱧を食べようかなぞと検討してました。
私がハモ好きってこともあって、なんとなくハモに向きだしたんですが、そうするとオカンが今まで何回か行って良かった徳島のホテルの昼食プランはどうかと言い出しました。
「鳴門グランドホテル(HP)」ってとこで以前にも鱧づくしのコース(HP)を食べに行ったことがあります。
*今、ホテルのページを見に行くと鱧づくしの料金が10500円になってますが、以前行った時のはも懐石は3400円やったんですけどねぇ・・・・。
段取りを任せてたら、いつのまにかオカンが今回の「休暇村 紀州加太(HP)」で同じような企画を見つけてきました。
親父とオカンは2度ほどこの国民休暇村に泊っててなかなか良かったというので、そこに行くことに。
最初は日帰りで飲み食いだけするつもりやったんですが、妹の旦那のA君が月曜日の仕事へ宿から直接行ってもええというんで、結局泊ることに。
まだ梅雨が明けてないこともあり、当初の予定では雨かもと。
雨やったら加太なんか大阪から和歌山に入ってすぐやからあんまり早よ出発しても時間を持てあますやろうと。
そこで当日の朝8時に出発時間を決めることにしてたんですが、結局は野郎ども3人の晴れパワーが炸裂。
ええ天気になりそうやと分かったんで、8時過ぎに出発することに。
キワまで予定が決まらんかったので、昼メシの段取りなどはなんにもなしでとりあえず海パンだけ持って車2台で出発。
1台やったら加太なんかずっと地道で行きたかったけど、親父の方は当然のように高速で行くって言うんで、行動を揃えるために私も高速で。
とりあえずの集合場所を宿に決めて、走り出したんですが、結局高速でもずっと連んで走りました。
阪和道の泉南ICで降りて、勝手知った国道26号線で和歌山方面へ。
深日の交差点を右折したトコにうまいことスーパーがあったんで、そこに寄って飲むモン食うモンを調達。
ビールとスナック菓子に惣菜コーナーの揚げモンやらジャンクなモノを何品か。
一旦宿に寄って、フロントに訪ねると、宿から和歌山方面へもう少し進めば海水浴場があると。
数分のトコにあるようやったので、私の車一台に荷物を積んでレッツらゴー。
海水浴場はそんなに混んでなくて、ホッとしたし、加太あたりじゃ水はイマイチかと思ってたんですがけっこうキレイでした。
最初にまだ冷ための海でちゃぷちゃぷやったら、お待ちかねの野外飲みターイム。
真夏のような日差しの下で飲むビールは飲むはしから汗になるような感じでいつもよりスッと入るし、酔いもせずええかんじ。
ジャンクな揚げモンも海辺で食うとなかなか夏気分を盛り上げてくれました。
この日は風がえらく強くて、おまけに浜辺の砂の目が細かかったんで、なんべんも口に砂が入ってしまいました。
ある程度飲んだら、私は姪っ子と砂山作り。それを終えたら、早々に海辺は撤収。
宿のチェックインが1時とのことで、2時頃には部屋に入ったでしょうか・・・。
海で泳いだあとやったんで、まずはお風呂へ。
風呂上がりにまたチロリとビールを舐めたら、それぞれ昼寝したり、本読んだりしてしばし休憩。
そのまま夕方になって、晩ご飯へ。
と、行かんところが我ら身内の濃いところ。(^^;)
妹が4時からテニスコートを押さえてて、出来たらぐだぐだしてたかったA君や私は無理矢理テニスをさせられるはめに。
妹は最近テニスを再開したそうで、ちょくちょくレッスンにも通ってるそうです。
旦那のA君は学生時代にサークルでバリバリテニスをやってたと聞いてます。
元々運動音痴な私は学校を出て何年かまではテニスだけはやってました。
でももう10年近くやってないから、一人だけヘタヘタでゴマメ状態かなぁと心配してました。
大して上手くないのはやってた当時から変わらんのですが、思ったよりは遊べました。
そこそこラケットに球が当たったのは良かったんですが、呼吸の方は苦しかったですねぇ・・・。
途中から息が出来んというか、ムチャクチャ胸が苦しくて、拷問状態でした。
たった1時間で何年振りかで”ずくたんぼ”に汗をかいたんで、部屋に戻ったらまた風呂へ。
体がカッカ、カッカしてるから水風呂中心に露天で風に当たってクールダウン。
部屋に戻って、小一時間腹ぺこ状態を我慢したらいよいよ晩ご飯。
朝食も夕食も食堂で食べるんで皆でいそいそと2階へ。
いつものようにマクラがダラダラ長かったんで、飲み食いの様子をさっそくご覧いただきましょう。

*休暇村 紀州加太「はもまつり」のメニュー
・造り 旬のお造り3種盛
・向附 はも落とし 梅肉酢
・台物 活はも鍋
・油物 活けはもてんぷら 抹茶塩、レモン
・蒸し物 冷し茶碗蒸し
・ご飯 はも寿司
さて、このメニューが実際はどんなもんやったかをサクッと見てもらいましょう。

*鱧のマリネ
これは席に座った時点でテーブルに置いてありました。
ズッキーニとパプリカの香りでしっかり洋モンなキャラになっとりました。
最初はビールでスタートしたんで、そいつにええアテでした。

*はもの箱寿司
こいつも器とそろいの蓋をかぶって、始めからテーブルにおりました。
そぼろのようなモンが具にのってました。
鱧寿司やっていうんやからそいつが鱧で出来てるに違いないんですが、身ではないように思ったし、鱧の子(卵)にも思えず正体不明でした。

*ハモと関係ない「冷し茶碗蒸し」
これは料理を食べてる途中でよう冷えたヤツを持ってきてくれました。

*なかなか良かったお造りの盛り合わせ
なんぼ鱧づくしや言うても、他のモンも食べたいんでこのお造りは良かったです。
鯵、タコとあと一つ魚が入ってましたが、忘れてしまいました。
鯵は大振りな切り身でしたが、なかなか良かったですわ。

*はもちり(はもの落とし)
夏場に食べる鱧といえば、このはもちりを思い浮かべます。
ただ、何種類ものハモを使った料理のウチ、こいつだけはあんまり大したこと無かったです。
スーパーの味のないヤツよりはマシやけど、ヒットやと思ってる地元の魚屋で買うたヤツより下でした。
写真を撮り忘れたハモ鍋(はもすき)は、ハモの量も多く、ハモ自体も旨く、インパクトがあったんで落としは影が薄かったけど、これだけはちと残念でした。

*ハモの天ぷら
これもちゃんと熱々を運んできてくれました。
ハモ鍋の写真を撮り忘れたのはチョンボですが、印象に残ったのは鍋の野菜にジャガイモが入ってたとこです。
やっぱりハモからはええダシが出るから、鍋の野菜が旨いし、豆腐もええ味になってました。
ハモも多すぎるくらいあったんで、鍋にそうめんがちょっと付いてたくらいで、ご飯は食べませんでしたがしっかり満腹になりました。
全員が鱧づくしじゃオモロナイからと、妹とオカンは普通の会席にしてましたがそっちもまずまず良かったと。
建物が半島の高台にあるせいで、近くの小島や正面にある淡路島がどの部屋からも見えました。
景色の良さやら全体的な清潔感を含めて、オカンが2回以上行こうっていうのがよう分かりました。
朝ご飯のバイキングも、お客さんに年配客が多いせいか、あっさりした和食のおかずも充実。
パン食用に洋モンのオカズもあって、朝メシとしちゃ十分以上でした。
今回、はもづくしのコースを入れたら一泊2食で約14000円ほどでしたが、コストパフォーマンスは良かったですわ。
*私は誕生月ってことで、全額おごってもらいましたが・・・。
姪っ子が車酔いしやすいこともあり、この宿ならかなり近いんでまた来てもええなぁというので皆の意見が一致しました。
テニスをやった翌日、朝起きた時はどこにも筋肉痛などなく意外でした。
もしかしたら、オッサンの証明で一日おいて出るかと思ったら、昨日帰ってきて夕方頃からなんかだるいなぁと。
夜になると腕と太股に筋肉痛が、今朝は日焼けで寝返りうつのが痛いわ、起きあがろうとしても色んなトコが筋肉痛やわでえらいことでした。(^^;)
さて、今日はこれから先週だいたい方向性が出た件の詰めでまた打合せです。
メンバーの一人の会社で打ち合わせするんで、背広は着んけど一応短パンは自粛します。
しかし綿パンを履くのはおろか、靴下と靴を履くのも鬱陶しい暑さですわ。(T_T)
*どうせ私服やから短パン&ツッカケで行ったろうかという誘惑に駆られます。
この週末ええ目させてもうたんやから、気持ちを切り替えてキチッと話し合いしてきますか・・・・。
*朝イチの体重:58.0kg弱(そんなに食べてないつもりやのにギリギリか)
うちの身内では誰かの誕生日がある月はそれを口実に外食するのが恒例になっております。
今回は私がその口実だったんですが、最初は大阪で洋モンを食べようかとか、ミナミで鱧を食べようかなぞと検討してました。
私がハモ好きってこともあって、なんとなくハモに向きだしたんですが、そうするとオカンが今まで何回か行って良かった徳島のホテルの昼食プランはどうかと言い出しました。
「鳴門グランドホテル(HP)」ってとこで以前にも鱧づくしのコース(HP)を食べに行ったことがあります。
*今、ホテルのページを見に行くと鱧づくしの料金が10500円になってますが、以前行った時のはも懐石は3400円やったんですけどねぇ・・・・。
段取りを任せてたら、いつのまにかオカンが今回の「休暇村 紀州加太(HP)」で同じような企画を見つけてきました。
親父とオカンは2度ほどこの国民休暇村に泊っててなかなか良かったというので、そこに行くことに。
最初は日帰りで飲み食いだけするつもりやったんですが、妹の旦那のA君が月曜日の仕事へ宿から直接行ってもええというんで、結局泊ることに。
まだ梅雨が明けてないこともあり、当初の予定では雨かもと。
雨やったら加太なんか大阪から和歌山に入ってすぐやからあんまり早よ出発しても時間を持てあますやろうと。
そこで当日の朝8時に出発時間を決めることにしてたんですが、結局は野郎ども3人の晴れパワーが炸裂。
ええ天気になりそうやと分かったんで、8時過ぎに出発することに。
キワまで予定が決まらんかったので、昼メシの段取りなどはなんにもなしでとりあえず海パンだけ持って車2台で出発。
1台やったら加太なんかずっと地道で行きたかったけど、親父の方は当然のように高速で行くって言うんで、行動を揃えるために私も高速で。
とりあえずの集合場所を宿に決めて、走り出したんですが、結局高速でもずっと連んで走りました。
阪和道の泉南ICで降りて、勝手知った国道26号線で和歌山方面へ。
深日の交差点を右折したトコにうまいことスーパーがあったんで、そこに寄って飲むモン食うモンを調達。
ビールとスナック菓子に惣菜コーナーの揚げモンやらジャンクなモノを何品か。
一旦宿に寄って、フロントに訪ねると、宿から和歌山方面へもう少し進めば海水浴場があると。
数分のトコにあるようやったので、私の車一台に荷物を積んでレッツらゴー。
海水浴場はそんなに混んでなくて、ホッとしたし、加太あたりじゃ水はイマイチかと思ってたんですがけっこうキレイでした。
最初にまだ冷ための海でちゃぷちゃぷやったら、お待ちかねの野外飲みターイム。
真夏のような日差しの下で飲むビールは飲むはしから汗になるような感じでいつもよりスッと入るし、酔いもせずええかんじ。
ジャンクな揚げモンも海辺で食うとなかなか夏気分を盛り上げてくれました。
この日は風がえらく強くて、おまけに浜辺の砂の目が細かかったんで、なんべんも口に砂が入ってしまいました。
ある程度飲んだら、私は姪っ子と砂山作り。それを終えたら、早々に海辺は撤収。
宿のチェックインが1時とのことで、2時頃には部屋に入ったでしょうか・・・。
海で泳いだあとやったんで、まずはお風呂へ。
風呂上がりにまたチロリとビールを舐めたら、それぞれ昼寝したり、本読んだりしてしばし休憩。
そのまま夕方になって、晩ご飯へ。
と、行かんところが我ら身内の濃いところ。(^^;)
妹が4時からテニスコートを押さえてて、出来たらぐだぐだしてたかったA君や私は無理矢理テニスをさせられるはめに。
妹は最近テニスを再開したそうで、ちょくちょくレッスンにも通ってるそうです。
旦那のA君は学生時代にサークルでバリバリテニスをやってたと聞いてます。
元々運動音痴な私は学校を出て何年かまではテニスだけはやってました。
でももう10年近くやってないから、一人だけヘタヘタでゴマメ状態かなぁと心配してました。
大して上手くないのはやってた当時から変わらんのですが、思ったよりは遊べました。
そこそこラケットに球が当たったのは良かったんですが、呼吸の方は苦しかったですねぇ・・・。
途中から息が出来んというか、ムチャクチャ胸が苦しくて、拷問状態でした。
たった1時間で何年振りかで”ずくたんぼ”に汗をかいたんで、部屋に戻ったらまた風呂へ。
体がカッカ、カッカしてるから水風呂中心に露天で風に当たってクールダウン。
部屋に戻って、小一時間腹ぺこ状態を我慢したらいよいよ晩ご飯。
朝食も夕食も食堂で食べるんで皆でいそいそと2階へ。
いつものようにマクラがダラダラ長かったんで、飲み食いの様子をさっそくご覧いただきましょう。
*休暇村 紀州加太「はもまつり」のメニュー
・造り 旬のお造り3種盛
・向附 はも落とし 梅肉酢
・台物 活はも鍋
・油物 活けはもてんぷら 抹茶塩、レモン
・蒸し物 冷し茶碗蒸し
・ご飯 はも寿司
さて、このメニューが実際はどんなもんやったかをサクッと見てもらいましょう。
*鱧のマリネ
これは席に座った時点でテーブルに置いてありました。
ズッキーニとパプリカの香りでしっかり洋モンなキャラになっとりました。
最初はビールでスタートしたんで、そいつにええアテでした。
*はもの箱寿司
こいつも器とそろいの蓋をかぶって、始めからテーブルにおりました。
そぼろのようなモンが具にのってました。
鱧寿司やっていうんやからそいつが鱧で出来てるに違いないんですが、身ではないように思ったし、鱧の子(卵)にも思えず正体不明でした。
*ハモと関係ない「冷し茶碗蒸し」
これは料理を食べてる途中でよう冷えたヤツを持ってきてくれました。
*なかなか良かったお造りの盛り合わせ
なんぼ鱧づくしや言うても、他のモンも食べたいんでこのお造りは良かったです。
鯵、タコとあと一つ魚が入ってましたが、忘れてしまいました。
鯵は大振りな切り身でしたが、なかなか良かったですわ。
*はもちり(はもの落とし)
夏場に食べる鱧といえば、このはもちりを思い浮かべます。
ただ、何種類ものハモを使った料理のウチ、こいつだけはあんまり大したこと無かったです。
スーパーの味のないヤツよりはマシやけど、ヒットやと思ってる地元の魚屋で買うたヤツより下でした。
写真を撮り忘れたハモ鍋(はもすき)は、ハモの量も多く、ハモ自体も旨く、インパクトがあったんで落としは影が薄かったけど、これだけはちと残念でした。
*ハモの天ぷら
これもちゃんと熱々を運んできてくれました。
ハモ鍋の写真を撮り忘れたのはチョンボですが、印象に残ったのは鍋の野菜にジャガイモが入ってたとこです。
やっぱりハモからはええダシが出るから、鍋の野菜が旨いし、豆腐もええ味になってました。
ハモも多すぎるくらいあったんで、鍋にそうめんがちょっと付いてたくらいで、ご飯は食べませんでしたがしっかり満腹になりました。
全員が鱧づくしじゃオモロナイからと、妹とオカンは普通の会席にしてましたがそっちもまずまず良かったと。
建物が半島の高台にあるせいで、近くの小島や正面にある淡路島がどの部屋からも見えました。
景色の良さやら全体的な清潔感を含めて、オカンが2回以上行こうっていうのがよう分かりました。
朝ご飯のバイキングも、お客さんに年配客が多いせいか、あっさりした和食のおかずも充実。
パン食用に洋モンのオカズもあって、朝メシとしちゃ十分以上でした。
今回、はもづくしのコースを入れたら一泊2食で約14000円ほどでしたが、コストパフォーマンスは良かったですわ。
*私は誕生月ってことで、全額おごってもらいましたが・・・。
姪っ子が車酔いしやすいこともあり、この宿ならかなり近いんでまた来てもええなぁというので皆の意見が一致しました。
テニスをやった翌日、朝起きた時はどこにも筋肉痛などなく意外でした。
もしかしたら、オッサンの証明で一日おいて出るかと思ったら、昨日帰ってきて夕方頃からなんかだるいなぁと。
夜になると腕と太股に筋肉痛が、今朝は日焼けで寝返りうつのが痛いわ、起きあがろうとしても色んなトコが筋肉痛やわでえらいことでした。(^^;)
さて、今日はこれから先週だいたい方向性が出た件の詰めでまた打合せです。
メンバーの一人の会社で打ち合わせするんで、背広は着んけど一応短パンは自粛します。
しかし綿パンを履くのはおろか、靴下と靴を履くのも鬱陶しい暑さですわ。(T_T)
*どうせ私服やから短パン&ツッカケで行ったろうかという誘惑に駆られます。
この週末ええ目させてもうたんやから、気持ちを切り替えてキチッと話し合いしてきますか・・・・。
*朝イチの体重:58.0kg弱(そんなに食べてないつもりやのにギリギリか)
2009年06月06日
長野県鹿教湯温泉「三水館」はやっぱり極上
長野へのドライブ旅のネタは、これで最後になります。
いつまでやってるんやとお思いの方もあるでしょうが、金のかかったネタなんで無理矢理アップしてみます。
「金のかかった」なんて書くとヤラシイですが、私にとっちゃこの旅で唯一の宿やし、ながらく行きたかった宿なんで自分のために残しておきます。
今回の宿がある「鹿教湯温泉(HP)」は長野県の松本と上田の中間くらいにあります。
長野って色んな温泉がありますが、鹿教湯温泉自体の知名度ってどの程度なんでしょうね。
けっこうな数の宿があるように思いましたが、私は「三水館」に泊るまでは知りませんでした。
今回の旅では節約の意味もあって、基本的には車内泊で行くつもりでしたが、もしかしたらと思ってこの宿と諏訪の「みなとや旅館(HP)」の連絡先だけは用意して行ってました。
方向性は全然違うけど、両方とも以前に泊ってすんごい気に入ってたんです。
前のブログでもネタにしてないってことは、ブログを始める前に行ったんでしょうなぁ・・・・。
前のブログでネタにした長野の一人旅でも、もっぺん行きたかったけど三水館はいっぱいで、みなとやは連絡先が分からんかったんです。
今の生活じゃ分不相応かと思わんではなかったですが、もし縁があったらどっちかに泊ろうかと思って旅をスタートした次第です。
さて、旅の3日目(20日)に新潟でへぎそばを食べましたが、そこ駐車場から迷いに迷った末、まず三水館から電話。
すると今回は縁があったようで、翌日の予約が取れました。
三水館のサイトによると部屋によって料金が違うようだったんで、念のために一人泊りの料金も確認しました。
15900円に割増料金の2100円が加算されて18000円になるとのこと。
その値段やったら宿の値打ちが分かってたから喜んで予約をお願いしました。
翌日は、朝をゆっくり過ごしてから、14時のチェックインまで時間つぶしを兼ねて志賀高原方面へ。
予想以上に高いトコまで行ってしまい、途中は宿入りがかなり遅くなるかと思いましたが結局ええ時間に。
2時過ぎに鹿教湯温泉の温泉街に到着したんですが、以前1回来ただけやから宿の場所は全く思い出せず。
*宿の地図を焼いとけば良かったんですけどね。
ところどころ見覚えのある温泉街をそろそろと転がしたんですが、いつのまに温泉街の出口へ。
どっかで人に聞かんとアカンなぁと思いながら、同じ道を入り口まで戻ると、な〜んか見覚えのある風景。
「かんぽの宿」の看板に引っかかりを覚えて、温泉街の外れの細い道へ突撃。
*かんぽの宿はコチラによると潰れたようですが・・・。
我ながらええ勘しとりましたわ。
田圃のある田舎道をちょいと進んだら見覚えのある三水館の建物をサクッと発見。
駐車場に車を突っ込んだのが2時34分やったんで、まずまずの到着時間ですよね。
宿の人に、「初めてですか?」って聞かれて、「2度目です」と答えると、「宿の説明は要りますか?」と。
ロビー周りの様子は覚えがありましたが、「何年かぶりなんで・・・」と言うと、風呂があっちの離れ、晩メシが1階のこっちの部屋などと簡単に説明してくれました。
風呂の位置なぞはすっかり忘れてたんですが、指さされた瞬間に思い出すから不思議ですね。
「三十坂」という名前の和室に案内して貰うと、しっかり冷えたお皿に載った小さなケーキとお茶を出してくれはりました。
単なる土産モンの温泉まんじゅうみたいなモンやなくて、チビやけど真っ当なスイーツって感じのヤツでしたわ。
初めて泊ってこういうスタートやと期待が高まるでしょうなぁ・・・・。(^^)
まあ私はあんまり甘いモンに興味がないんで、「こんなとこまで気ぃ使こてるんやなぁ」とだけ思ったらパクッと行って、すぐ風呂の用意。
お風呂の様子は、宿のサイト内コチラのページにあります。
気に入った宿やというけど、大して広くもないお風呂ですし、露天風呂からすごい風景が広がる訳でもありません。
ちなみに前回泊ったときに、シャワーの水の出(水圧?)が弱いなぁと思ったんですが、今回も同じでした。(^^)
泊ってる間に4回風呂に入りましたが、あんまり他のお客さんかち合うこともなく、手狭には感じませんでしたわ。
単なる峠越えって言うにはちと激しいドライブの後やったんで、温泉がいっそう気持ちよかったですわ。
東京からのおっちゃんが入ってて少し言葉を交わしましたが、
「平日の昼間にこうしてる贅沢やなぁ」
ということで意見が一致。
風呂であったまることだけでもご機嫌ですが、私にとっちゃその後がさらに楽しみ。
部屋に戻るなり、冷蔵庫の瓶ビールを出してゴクゴク行かせてもらいましたよ。
*その時に携帯から上げた記事はコチラです。
宿の食事は、晩ご飯が6時から、翌日の朝ご飯が8時半からと決まっています。
その時間頃になると部屋に電話が入って、順に食事場所へ案内されるシステムです。
昼メシがもりそばだけで軽めやったんで、5時半頃には腹ぺこでウズウズ。
なんとか相撲を眺めながら時間になるのを待ってました。
そうそう、ここの部屋にあるテレビは、箱に入ってて扉が付いてるんで無粋やと思う人は画面を隠せるようになってましたねぇ。
宿の中の写真を撮ってれば、引っ張りようもありますが、以前撮った記憶があり今回は全く撮る気にはならず。
というわけで、私のしょうもない文章はこんなもんにして晩ご飯の写真をご覧いただきましょう。
食事場所は2カ所くらいに分かれてようで、賑やかな大人数さんは別の場所でした。
私が食べた場所では、京都からの私と変わらん世代の夫婦(カップル?)と風呂でしゃべった男性と奥さんの3組だけでした。
部屋出しではないけど、大広間で食べさせられるような感じは全くなく落ち着けました。

*席に着くとセットされていた前菜の盛り合わせです。
左の方から順に説明してくれて、
・ワラビの煮物
・三つ葉のお浸し
・こしあぶらの天ぷら
・蕗のにぎり寿司
・山椒味噌の田楽
・信濃雪鱒の骨周りの唐揚げ
・三つ葉のだし巻き
・うどのきんぴら
だったと思います。
「こしあぶら」っていう山菜はドライブ中に道の駅でなんどか見かけて気になってたんで、出てきて嬉しかったですわ。
熱々とは行かんけど、まだほんのりと温かかったです。
派手さのない前菜ばかりですが、少しずつ山菜や野菜が食べられて私には文句なしのスタートです。
最初にビールを1本貰ったら、すぐ日本酒へ。
「お酒を燗でお願いします」
というと特に量も銘柄も確認はされず。
飲み物のメニューには数は多くないけどいくつかの地酒が載ってたと思います。
出てきたのは備前のような焼き締め?の酒器で、1合にしちゃかなりたっぷりで外食ではたいてい4合以上飲む私が2合で十分でした。
へたすると正味の1合より多かったんちゃいますかねぇ・・・。
さて、どんどん三水館のお料理を見てもらいましょう。
続いてはお造りの登場です。
なんぼ日本海まですぐでも海のない長野に泊って、お造りでマグロ・イカ・鯛なんていう組み合わせが出てくるとガックリしますが、もちろんそんなことはなかったです。

*信濃雪ますと立科牛のたたき
あたしゃ、旅先でこの手の川魚のお造りがでるとそれだけで嬉しくなります。
量も控えめでいい感じです。盛りつけも無駄に派手じゃないですしね。
手前のチビッコい大根?もナントカって言うって説明してくれはりましたが、メモし忘れました。

*わらびと蕗とジャガイモの煮物
ふきにはちゃんとフキらしいかすかなエグミが残ってて、ええ風味でした。
このお料理も素材としては、地味ですよね。特別珍しいモンでもないし。
でも、落ち着いた美味しさで頬がゆるむ感じで楽しませて頂きました。

*伽羅蕗の飯蒸し(いいむし)
料理の説明では伽羅蕗のいいむしとだけ言われましたが、蒸されたご飯の中に塩気のあるマス?みたいなオレンジ色の身の魚が入ってました。

*なぜか単独で登場した「サラダ」
これだけはこの日の料理でじゃっかん「?」マークが浮かびました。
飲み物リストにはワインもあったんで、そういう人向けなんでしょうか。
ごくごく真っ当な洋モノのサラダの味でした。(フレンチドレッシング?)
シャキッとした葉っぱモンに文句はないんですが、熱燗をやってる私にはちと合わない一品でした。

*信州サーモンの木の芽焼き
信州サーモンは、ニジマスとトラウトを交配して作った品種やってなことを説明してくれはった気がします。
詳しくはコチラをご覧下さい。

*山菜のグラタン
こいつだけはちぃと派手目の厚手の焼きモノで登場しました。
トマトベースのソースなんでしょうか、パスタ類はなしで、ソースの中に何種類かの山菜が入ってました。
普通の野菜やったら思いソースに負けそうですが、山菜のアクやクセがソースに負けんとちゃんと主張してました。
ただ、たっぷりチーズがかかってることもあって、私一人で食べるにはちと重すぎて、山菜を出来るだけつまみ出して、ソースは少し残してしまいました。
美味しかったんで仲居さんに下げて貰うときにはスンマセンと謝っておきました。

*山菜のお浸し
これで後はご飯になりますと言われて、この料理がやってきました。
手前のグラタンがちと濃ゆかったので、これのおかげで口をサッパリさせられました。

*アスパラご飯と漬け物とみそ汁
長野ではこの頃がアスパラの旬やったから、このご飯になったんでしょう。
かなり柔らかめの炊き加減で塩もキチッと効いた味付けでアスパラがえらく甘く感じました。
おみそ汁の具には、ニラともう一個山菜みたいなモンが入ってました。
お漬け物もええかげんな手抜きがなく、最後まで落ち着いた美味しさを堪能させて貰い大満足の夕飯でした。
デザートは、ラウンジに移動して頂きました。
そこでたまたま同じ食事場所だった他の2組と喋ったんですが、どちらも宿のリピーターでした。
年に1〜2回、数年にわたって来てるそうで、他の季節の料理のことなんかも教えて貰いました。
5人の意見が一致したのが、三水館はどこかスゴイって訳やない、ゆったりした良さが一番の魅力ってことでした。
お二組は、料理しかり、お部屋しかり、サービスからお風呂に至るまで自然で落ち着けるから通いたくなるって言うてはりました。
他に似た宿がないかなぁと5人で喋ったんですが、この雰囲気のとこはないなぁという結論でした。
もう一本の記事に分けて書くほどでもないので、翌日の朝ご飯も続けて行ってみます。
翌日は6時にバチッと目が開いてしまい、8時の食事までぼけぇ〜っと。
朝ご飯の時間から逆算して、風呂上がりの汗は落ち着くけど、体が冷え切らないってタイミングでお風呂へ。
男風呂と女風呂は前日の夜の8時だったかに入れ替えになってるんで、両方のお風呂が楽しめました。
前日にしっかり食べたけど、早起きして風呂に入ると、8時の朝ご飯の前に腹ぺこでした。
朝ご飯の席に着くなり、ビールをお願いしました。
運転があるから量は飲まれへんけど、朝メシのビールこそが温泉の醍醐味ですわ。

*「はたはたの干物」
頭は少し固いかもしれませんって言うてはったんで、逆に言えば食べられるってことやわなと理解。
しっかり噛んでなんにも残さんと頂きました。

*菜っぱの煮物、ごぼうのキンピラ、炒り豆腐?
これまた地味なオカズですが、ちゃんと作ってる感じが伝わる味で気に入りました。
普段から野菜中心なんで、これだけで十分ビールが楽しめました。

*席についてから持ってきてくれた「厚焼き卵」
だし巻き玉子って言う方がええんですかねぇ・・・。熱々で湯気が立ってました。

*お漬け物や佃煮など
私にはこれだけでご飯を食べるのが十分でした。
お櫃でご飯を出してくれたんで、小ぶりのお茶碗で4杯もご飯を食べました。
男モンの大ぶりのお茶碗でもしっかり2杯くらいあったと思います。
普段の朝メシではなっかなか食欲が湧かんのに、しっかり食べましたねぇ。
ご飯の後は、チェックアウトまでにまたお風呂へ。こんだけ最後の最後まで楽しんだら値打ちがありますねぇ。
お勘定をすると、なぜか基本の宿泊料金が17000円でした。
酒代だの入湯税だの、消費税まで入れたコミコミで21885円。
25000円までは覚悟してただけに、思ったより安く感じました。
私の価値感ではコストパフォーマンスでここよりええ宿はなかなかないように思います。
1泊でもしっかり楽しみましたが、この宿やと2泊したらこの5倍くらいご機嫌でしょうなぁ・・・。
朝メシでガッツリ飲みも入れて、部屋に戻って、ウトウト。
昼間は散歩がてら鹿教湯温泉の外湯なぞをシバいてみたり。
湯の後はまたビールでも入れて、本を読みながらウトウト・・・・。
食って飲んで、風呂入って、寝て、また食って飲んで。
独り身では贅ぇ沢が過ぎますが、気兼ねせんでええ相手とそんな風に過ごせたら幸せでしょうね。
というわけで、三水館は個人的にすごくお勧めです。
タイトルにつけた「極上」をどう捉えるかは人によりますが、ゆったりを求める人には分かってもらえるんじゃないでしょうか・・・。
信州方面でゆっくりくつろげる宿をお探しの人には、めっちゃええ宿やと思いますよー!!
週末はかなり予約が取りにくいんで、興味が出た方は早めに計画してくださいねー。
*平日は比較的マシみたいですが、行ける人は限られるでしょうねぇ・・・。
<参考>
*信州鹿教湯温泉 三水館:公式サイト
住所:長野県上田市西内1866−2(信州 鹿教湯温泉)
電話:0268−44−2731
<追記>
*本文で書き忘れましたが、この旅館には名物猫が居ます。
今回初めてそのニャンのことを知りましたが、宿の中をうろついるんで猫嫌いの人はご注意を。
写真を撮りたかったんですが、出会ったときにはカメラが無かったんですよねぇ・・・。
写真集?にも登場したそうで、わたし好みのデブ猫でした。
*常連さん曰く、最近はだいぶやせたそうです。
宿のサイトからにゃんこのブログへのリンクがあったんで、記事は少なくあんまり更新されてませんが一応張っておきます。
*三水館の名物猫「ニャン蔵」ブログ:ニャン蔵日記
うーん、更新が少ないのがホンマ残念です。
いつまでやってるんやとお思いの方もあるでしょうが、金のかかったネタなんで無理矢理アップしてみます。
「金のかかった」なんて書くとヤラシイですが、私にとっちゃこの旅で唯一の宿やし、ながらく行きたかった宿なんで自分のために残しておきます。
今回の宿がある「鹿教湯温泉(HP)」は長野県の松本と上田の中間くらいにあります。
長野って色んな温泉がありますが、鹿教湯温泉自体の知名度ってどの程度なんでしょうね。
けっこうな数の宿があるように思いましたが、私は「三水館」に泊るまでは知りませんでした。
今回の旅では節約の意味もあって、基本的には車内泊で行くつもりでしたが、もしかしたらと思ってこの宿と諏訪の「みなとや旅館(HP)」の連絡先だけは用意して行ってました。
方向性は全然違うけど、両方とも以前に泊ってすんごい気に入ってたんです。
前のブログでもネタにしてないってことは、ブログを始める前に行ったんでしょうなぁ・・・・。
前のブログでネタにした長野の一人旅でも、もっぺん行きたかったけど三水館はいっぱいで、みなとやは連絡先が分からんかったんです。
今の生活じゃ分不相応かと思わんではなかったですが、もし縁があったらどっちかに泊ろうかと思って旅をスタートした次第です。
さて、旅の3日目(20日)に新潟でへぎそばを食べましたが、そこ駐車場から迷いに迷った末、まず三水館から電話。
すると今回は縁があったようで、翌日の予約が取れました。
三水館のサイトによると部屋によって料金が違うようだったんで、念のために一人泊りの料金も確認しました。
15900円に割増料金の2100円が加算されて18000円になるとのこと。
その値段やったら宿の値打ちが分かってたから喜んで予約をお願いしました。
翌日は、朝をゆっくり過ごしてから、14時のチェックインまで時間つぶしを兼ねて志賀高原方面へ。
予想以上に高いトコまで行ってしまい、途中は宿入りがかなり遅くなるかと思いましたが結局ええ時間に。
2時過ぎに鹿教湯温泉の温泉街に到着したんですが、以前1回来ただけやから宿の場所は全く思い出せず。
*宿の地図を焼いとけば良かったんですけどね。
ところどころ見覚えのある温泉街をそろそろと転がしたんですが、いつのまに温泉街の出口へ。
どっかで人に聞かんとアカンなぁと思いながら、同じ道を入り口まで戻ると、な〜んか見覚えのある風景。
「かんぽの宿」の看板に引っかかりを覚えて、温泉街の外れの細い道へ突撃。
*かんぽの宿はコチラによると潰れたようですが・・・。
我ながらええ勘しとりましたわ。
田圃のある田舎道をちょいと進んだら見覚えのある三水館の建物をサクッと発見。
駐車場に車を突っ込んだのが2時34分やったんで、まずまずの到着時間ですよね。
宿の人に、「初めてですか?」って聞かれて、「2度目です」と答えると、「宿の説明は要りますか?」と。
ロビー周りの様子は覚えがありましたが、「何年かぶりなんで・・・」と言うと、風呂があっちの離れ、晩メシが1階のこっちの部屋などと簡単に説明してくれました。
風呂の位置なぞはすっかり忘れてたんですが、指さされた瞬間に思い出すから不思議ですね。
「三十坂」という名前の和室に案内して貰うと、しっかり冷えたお皿に載った小さなケーキとお茶を出してくれはりました。
単なる土産モンの温泉まんじゅうみたいなモンやなくて、チビやけど真っ当なスイーツって感じのヤツでしたわ。
初めて泊ってこういうスタートやと期待が高まるでしょうなぁ・・・・。(^^)
まあ私はあんまり甘いモンに興味がないんで、「こんなとこまで気ぃ使こてるんやなぁ」とだけ思ったらパクッと行って、すぐ風呂の用意。
お風呂の様子は、宿のサイト内コチラのページにあります。
気に入った宿やというけど、大して広くもないお風呂ですし、露天風呂からすごい風景が広がる訳でもありません。
ちなみに前回泊ったときに、シャワーの水の出(水圧?)が弱いなぁと思ったんですが、今回も同じでした。(^^)
泊ってる間に4回風呂に入りましたが、あんまり他のお客さんかち合うこともなく、手狭には感じませんでしたわ。
単なる峠越えって言うにはちと激しいドライブの後やったんで、温泉がいっそう気持ちよかったですわ。
東京からのおっちゃんが入ってて少し言葉を交わしましたが、
「平日の昼間にこうしてる贅沢やなぁ」
ということで意見が一致。
風呂であったまることだけでもご機嫌ですが、私にとっちゃその後がさらに楽しみ。
部屋に戻るなり、冷蔵庫の瓶ビールを出してゴクゴク行かせてもらいましたよ。
*その時に携帯から上げた記事はコチラです。
宿の食事は、晩ご飯が6時から、翌日の朝ご飯が8時半からと決まっています。
その時間頃になると部屋に電話が入って、順に食事場所へ案内されるシステムです。
昼メシがもりそばだけで軽めやったんで、5時半頃には腹ぺこでウズウズ。
なんとか相撲を眺めながら時間になるのを待ってました。
そうそう、ここの部屋にあるテレビは、箱に入ってて扉が付いてるんで無粋やと思う人は画面を隠せるようになってましたねぇ。
宿の中の写真を撮ってれば、引っ張りようもありますが、以前撮った記憶があり今回は全く撮る気にはならず。
というわけで、私のしょうもない文章はこんなもんにして晩ご飯の写真をご覧いただきましょう。
食事場所は2カ所くらいに分かれてようで、賑やかな大人数さんは別の場所でした。
私が食べた場所では、京都からの私と変わらん世代の夫婦(カップル?)と風呂でしゃべった男性と奥さんの3組だけでした。
部屋出しではないけど、大広間で食べさせられるような感じは全くなく落ち着けました。
*席に着くとセットされていた前菜の盛り合わせです。
左の方から順に説明してくれて、
・ワラビの煮物
・三つ葉のお浸し
・こしあぶらの天ぷら
・蕗のにぎり寿司
・山椒味噌の田楽
・信濃雪鱒の骨周りの唐揚げ
・三つ葉のだし巻き
・うどのきんぴら
だったと思います。
「こしあぶら」っていう山菜はドライブ中に道の駅でなんどか見かけて気になってたんで、出てきて嬉しかったですわ。
熱々とは行かんけど、まだほんのりと温かかったです。
派手さのない前菜ばかりですが、少しずつ山菜や野菜が食べられて私には文句なしのスタートです。
最初にビールを1本貰ったら、すぐ日本酒へ。
「お酒を燗でお願いします」
というと特に量も銘柄も確認はされず。
飲み物のメニューには数は多くないけどいくつかの地酒が載ってたと思います。
出てきたのは備前のような焼き締め?の酒器で、1合にしちゃかなりたっぷりで外食ではたいてい4合以上飲む私が2合で十分でした。
へたすると正味の1合より多かったんちゃいますかねぇ・・・。
さて、どんどん三水館のお料理を見てもらいましょう。
続いてはお造りの登場です。
なんぼ日本海まですぐでも海のない長野に泊って、お造りでマグロ・イカ・鯛なんていう組み合わせが出てくるとガックリしますが、もちろんそんなことはなかったです。
*信濃雪ますと立科牛のたたき
あたしゃ、旅先でこの手の川魚のお造りがでるとそれだけで嬉しくなります。
量も控えめでいい感じです。盛りつけも無駄に派手じゃないですしね。
手前のチビッコい大根?もナントカって言うって説明してくれはりましたが、メモし忘れました。
*わらびと蕗とジャガイモの煮物
ふきにはちゃんとフキらしいかすかなエグミが残ってて、ええ風味でした。
このお料理も素材としては、地味ですよね。特別珍しいモンでもないし。
でも、落ち着いた美味しさで頬がゆるむ感じで楽しませて頂きました。
*伽羅蕗の飯蒸し(いいむし)
料理の説明では伽羅蕗のいいむしとだけ言われましたが、蒸されたご飯の中に塩気のあるマス?みたいなオレンジ色の身の魚が入ってました。
*なぜか単独で登場した「サラダ」
これだけはこの日の料理でじゃっかん「?」マークが浮かびました。
飲み物リストにはワインもあったんで、そういう人向けなんでしょうか。
ごくごく真っ当な洋モノのサラダの味でした。(フレンチドレッシング?)
シャキッとした葉っぱモンに文句はないんですが、熱燗をやってる私にはちと合わない一品でした。
*信州サーモンの木の芽焼き
信州サーモンは、ニジマスとトラウトを交配して作った品種やってなことを説明してくれはった気がします。
詳しくはコチラをご覧下さい。
*山菜のグラタン
こいつだけはちぃと派手目の厚手の焼きモノで登場しました。
トマトベースのソースなんでしょうか、パスタ類はなしで、ソースの中に何種類かの山菜が入ってました。
普通の野菜やったら思いソースに負けそうですが、山菜のアクやクセがソースに負けんとちゃんと主張してました。
ただ、たっぷりチーズがかかってることもあって、私一人で食べるにはちと重すぎて、山菜を出来るだけつまみ出して、ソースは少し残してしまいました。
美味しかったんで仲居さんに下げて貰うときにはスンマセンと謝っておきました。
*山菜のお浸し
これで後はご飯になりますと言われて、この料理がやってきました。
手前のグラタンがちと濃ゆかったので、これのおかげで口をサッパリさせられました。
*アスパラご飯と漬け物とみそ汁
長野ではこの頃がアスパラの旬やったから、このご飯になったんでしょう。
かなり柔らかめの炊き加減で塩もキチッと効いた味付けでアスパラがえらく甘く感じました。
おみそ汁の具には、ニラともう一個山菜みたいなモンが入ってました。
お漬け物もええかげんな手抜きがなく、最後まで落ち着いた美味しさを堪能させて貰い大満足の夕飯でした。
デザートは、ラウンジに移動して頂きました。
そこでたまたま同じ食事場所だった他の2組と喋ったんですが、どちらも宿のリピーターでした。
年に1〜2回、数年にわたって来てるそうで、他の季節の料理のことなんかも教えて貰いました。
5人の意見が一致したのが、三水館はどこかスゴイって訳やない、ゆったりした良さが一番の魅力ってことでした。
お二組は、料理しかり、お部屋しかり、サービスからお風呂に至るまで自然で落ち着けるから通いたくなるって言うてはりました。
他に似た宿がないかなぁと5人で喋ったんですが、この雰囲気のとこはないなぁという結論でした。
もう一本の記事に分けて書くほどでもないので、翌日の朝ご飯も続けて行ってみます。
翌日は6時にバチッと目が開いてしまい、8時の食事までぼけぇ〜っと。
朝ご飯の時間から逆算して、風呂上がりの汗は落ち着くけど、体が冷え切らないってタイミングでお風呂へ。
男風呂と女風呂は前日の夜の8時だったかに入れ替えになってるんで、両方のお風呂が楽しめました。
前日にしっかり食べたけど、早起きして風呂に入ると、8時の朝ご飯の前に腹ぺこでした。
朝ご飯の席に着くなり、ビールをお願いしました。
運転があるから量は飲まれへんけど、朝メシのビールこそが温泉の醍醐味ですわ。
*「はたはたの干物」
頭は少し固いかもしれませんって言うてはったんで、逆に言えば食べられるってことやわなと理解。
しっかり噛んでなんにも残さんと頂きました。
*菜っぱの煮物、ごぼうのキンピラ、炒り豆腐?
これまた地味なオカズですが、ちゃんと作ってる感じが伝わる味で気に入りました。
普段から野菜中心なんで、これだけで十分ビールが楽しめました。
*席についてから持ってきてくれた「厚焼き卵」
だし巻き玉子って言う方がええんですかねぇ・・・。熱々で湯気が立ってました。
*お漬け物や佃煮など
私にはこれだけでご飯を食べるのが十分でした。
お櫃でご飯を出してくれたんで、小ぶりのお茶碗で4杯もご飯を食べました。
男モンの大ぶりのお茶碗でもしっかり2杯くらいあったと思います。
普段の朝メシではなっかなか食欲が湧かんのに、しっかり食べましたねぇ。
ご飯の後は、チェックアウトまでにまたお風呂へ。こんだけ最後の最後まで楽しんだら値打ちがありますねぇ。
お勘定をすると、なぜか基本の宿泊料金が17000円でした。
酒代だの入湯税だの、消費税まで入れたコミコミで21885円。
25000円までは覚悟してただけに、思ったより安く感じました。
私の価値感ではコストパフォーマンスでここよりええ宿はなかなかないように思います。
1泊でもしっかり楽しみましたが、この宿やと2泊したらこの5倍くらいご機嫌でしょうなぁ・・・。
朝メシでガッツリ飲みも入れて、部屋に戻って、ウトウト。
昼間は散歩がてら鹿教湯温泉の外湯なぞをシバいてみたり。
湯の後はまたビールでも入れて、本を読みながらウトウト・・・・。
食って飲んで、風呂入って、寝て、また食って飲んで。
独り身では贅ぇ沢が過ぎますが、気兼ねせんでええ相手とそんな風に過ごせたら幸せでしょうね。
というわけで、三水館は個人的にすごくお勧めです。
タイトルにつけた「極上」をどう捉えるかは人によりますが、ゆったりを求める人には分かってもらえるんじゃないでしょうか・・・。
信州方面でゆっくりくつろげる宿をお探しの人には、めっちゃええ宿やと思いますよー!!
週末はかなり予約が取りにくいんで、興味が出た方は早めに計画してくださいねー。
*平日は比較的マシみたいですが、行ける人は限られるでしょうねぇ・・・。
<参考>
*信州鹿教湯温泉 三水館:公式サイト
住所:長野県上田市西内1866−2(信州 鹿教湯温泉)
電話:0268−44−2731
<追記>
*本文で書き忘れましたが、この旅館には名物猫が居ます。
今回初めてそのニャンのことを知りましたが、宿の中をうろついるんで猫嫌いの人はご注意を。
写真を撮りたかったんですが、出会ったときにはカメラが無かったんですよねぇ・・・。
写真集?にも登場したそうで、わたし好みのデブ猫でした。
*常連さん曰く、最近はだいぶやせたそうです。
宿のサイトからにゃんこのブログへのリンクがあったんで、記事は少なくあんまり更新されてませんが一応張っておきます。
*三水館の名物猫「ニャン蔵」ブログ:ニャン蔵日記
うーん、更新が少ないのがホンマ残念です。
2009年05月31日
真田町の「いたこ庵」でやっと長野の蕎麦
もう旅ネタに飽きてはる方も多いと思うんですが、もうちぃとおつき合いください。
一部、旅行中にアップした記事とダブりますが、お許しを。
旅の4日目(21日)は朝の5時に目が覚めて、6時前に行動開始。
こっち方面には野沢温泉メインで行ったんで、もっぺん湯をしばかせて貰うことに。
前日とはちゃうとこがええやろうと思い、河原湯のちょっと先にある「大湯」へ行きました。
地元のオッチャンに入り方を教えてもうたりしたんですが、それについてはコチラの記事をご覧下さい。

風呂に入ったら、道の駅への帰り道にコンビニに寄って朝飯を調達。
泊ってた道の駅に戻り、この日もどうせやから意地になってそばをしばくことに。

*セブンイレブンで買うたキンレイの冷凍「香り味わいそば」
ほんまは電子レンジ用の冷凍そばやったんですが、裏を見たら一応鍋でも作れるようやったんで買うてみました。
コンビニで150円やったらまずまずの値ぇやなぁと。
スーパーの袋入りの茹で蕎麦より冷凍の方が多少期待出来るかなぁと。

*スープだけで具は付いてないのでまた「わかめそば」
期待通りでなかなか旨かったですわ。
長野やからと意地でそばを食べましたが、パッケージを見ると「キンレイ(HP)」ってのは大阪の会社でした。
大阪人が長野くんだりまで行って、大阪で作ったそば食うって、けっこうアホですね。(^^;)
今、ふと「キンレイって大ガスの子会社とちゃうかったっけ」って思ったんですが、もうだいぶ前によその会社に売却されてるようですなぁ・・・。
さて、この日は宿をとってありました。その宿はチェックインの時間が早くて2時でした。
ゆっくりくつろげる宿やから2時頃に入ろうと思ったんですが、まっすぐ向かうとえらく早く着きそうでした。
どうせやからちぃと山手をドライブしようかと思って、遠回りしていくことに。
「ちょっとだけ」の遠回りが、かなりしっかりした濃ゆいドライブになるんですけどね・・・・。(^^;)
朝メシを食べて、ゆっくりブログの記事の補足をアップして、10時頃にドライブをスタート。
道の駅からすぐの飯山市で国道403号線に入って木島平方面へ。
野沢温泉への進入路が1つしかないと思ってたんですが、この国道からも野沢温泉に行けたようで標識に出てましたなぁ。
その後、10時半頃に国道292号線に入って志賀高原方面へ。
走り出す前は暑くなるかと思ったんで、半袖に半パンというカッコでした。
ところが、志賀高原方面にくるとドンドン道が高いトコへ向かうんですねぇ。
途中では走ってる国道の横にスキー場があって、スキーヤーやらスノウボードやってる人が見えてビックリしましたなぁ。
11:10AMに横手山ドライブインというトコに到着。
そこの駐車場から下が見えましたが、こんな感じです。

ここに着く少し前には、さすがに我慢出来なくなって、全開やった窓をかなり狭めてました。
で、ドライブインの駐車場で温い服装に着替えました。
それにしても5月の後半でもスキーって出来るんですねぇ。スキー場の横を走るってのはけっこう不思議な気分でした。
横手山ドライブインに止ってみると、以前にもココに来たのを思い出しましたが、そんときはスキーはやってなかったですわ。
おそらく来たのが真夏やったんでさすがにもう雪がなくなっとたんでしょうねぇ。
ドライブインから少し走ったところが、国道の最高地点でした。

*渋峠の「日本国道最高地点の碑」
標高2172mってことです。長野って平地に思えるトコでも大阪なんかと較べるとずっと海抜が高いんですよねぇ。
平地(海抜0m)から2000mも上がった訳やないからやと思うんですが、感覚より意外と高いなぁと感じました。

*渋峠から下を見た景色
野沢温泉に行く前に大回りして新潟県に入ったのも予定外でしたが、今回のルートの後半は群馬県内でした。
別にいくつの県を通れるか競ってる訳やないんですが、思った以上に色んな県を通る旅になりました。
渋峠からは、本格的な下りになりまして、オートマの箱車にはなかなか難儀でした。
ギアをドライブから、3速に落とす程度じゃエンジンブレーキの効きが足らんから時折2速まで落としながらタラタラと下りました。
草津を過ぎた「長野原」ってとこからでしょうか、国道144号線に入ってまた長野方面へ。
今回の旅行ではほとんど飛ばさなかったんですが、144号に入って鳥居峠を越えていくあたりは、ちぃと気合いを入れて運転してみました。
しっかりアクセル、しっかりブレーキでやや飛ばしめでした。
たまには飛ばしてもええかと思ったのと、ここまで距離の割に予想以上に時間が掛かったんで、多少急ぎたかったのもありますね。
この日も昼メシはそばを食うたろうと思ってたんですが、12時過ぎから捜してもなかなか店が見つからず。
今回の旅では信州のそばにとことん嫌われたかと思ってると、やっと真田町でそば屋を発見。
走ってきた方角からは店の入り口が見えず、看板(のぼり?)を頼りに駐車場に突っ込んだと思います。
その時に建物を見ると、普通の民家っぽかったんでハズレかもって思った記憶があるんです。

*真田町のそば処「いたこ庵」の店構え
店に入ってメニューを見るとここは新潟のそば屋と違って、色んなメニューがありました。
朝メシではかけそばばっかり食べてますが、個人的にまともな蕎麦やったらだしを掛けるんはあんまり選びません。
温っかいそばはどうしてもそば自体が柔らかくなりますよねぇ、うどんやったら冷やも熱も食べたいんですがそばはかなり冷たいのが好みです。
晩メシは宿でたっぷり食べるやろうから、ごくシンプルに行っときました。

*やっと長野で食べられた「いたこ庵」のもりそば
ざるそばと両方あったんで、安い方のもりそばにしときました。
そばはやや平べったくてしっかりしたコシがありました。
へぎそばは旨かったけど、普通にイメージするそばとはだいぶ違いました。
ここのヤツはいかにも蕎麦って感じで、やっと食べられたって思いましたね。
600円でこれだけの量があったから量に不満もなく、美味しく頂きました。
ここのダシもあんまり辛すぎずそば湯で割らんでも飲めんことないくらいの塩加減でした。
店に入る前は、自宅っぽくて心配もしましたが、しっかり満足出来ました。
これで長野のノルマ達成です。(^^;)
<参考>
*そば処「いたこ庵」:参考サイト
住所:長野県上田市真田町 本原1188-4
電話:0268−72−5132
営業:11:00〜20:00
定休:水曜(月末以外の水曜日)
*住所などを調べようと検索したところによると、ここのそばは二八そばのようです。
*本日朝イチの体重:57.0kg(昨日の晩飯はショボかったからなぁ・・・。)
一部、旅行中にアップした記事とダブりますが、お許しを。
旅の4日目(21日)は朝の5時に目が覚めて、6時前に行動開始。
こっち方面には野沢温泉メインで行ったんで、もっぺん湯をしばかせて貰うことに。
前日とはちゃうとこがええやろうと思い、河原湯のちょっと先にある「大湯」へ行きました。
地元のオッチャンに入り方を教えてもうたりしたんですが、それについてはコチラの記事をご覧下さい。
風呂に入ったら、道の駅への帰り道にコンビニに寄って朝飯を調達。
泊ってた道の駅に戻り、この日もどうせやから意地になってそばをしばくことに。
*セブンイレブンで買うたキンレイの冷凍「香り味わいそば」
ほんまは電子レンジ用の冷凍そばやったんですが、裏を見たら一応鍋でも作れるようやったんで買うてみました。
コンビニで150円やったらまずまずの値ぇやなぁと。
スーパーの袋入りの茹で蕎麦より冷凍の方が多少期待出来るかなぁと。
*スープだけで具は付いてないのでまた「わかめそば」
期待通りでなかなか旨かったですわ。
長野やからと意地でそばを食べましたが、パッケージを見ると「キンレイ(HP)」ってのは大阪の会社でした。
大阪人が長野くんだりまで行って、大阪で作ったそば食うって、けっこうアホですね。(^^;)
今、ふと「キンレイって大ガスの子会社とちゃうかったっけ」って思ったんですが、もうだいぶ前によその会社に売却されてるようですなぁ・・・。
さて、この日は宿をとってありました。その宿はチェックインの時間が早くて2時でした。
ゆっくりくつろげる宿やから2時頃に入ろうと思ったんですが、まっすぐ向かうとえらく早く着きそうでした。
どうせやからちぃと山手をドライブしようかと思って、遠回りしていくことに。
「ちょっとだけ」の遠回りが、かなりしっかりした濃ゆいドライブになるんですけどね・・・・。(^^;)
朝メシを食べて、ゆっくりブログの記事の補足をアップして、10時頃にドライブをスタート。
道の駅からすぐの飯山市で国道403号線に入って木島平方面へ。
野沢温泉への進入路が1つしかないと思ってたんですが、この国道からも野沢温泉に行けたようで標識に出てましたなぁ。
その後、10時半頃に国道292号線に入って志賀高原方面へ。
走り出す前は暑くなるかと思ったんで、半袖に半パンというカッコでした。
ところが、志賀高原方面にくるとドンドン道が高いトコへ向かうんですねぇ。
途中では走ってる国道の横にスキー場があって、スキーヤーやらスノウボードやってる人が見えてビックリしましたなぁ。
11:10AMに横手山ドライブインというトコに到着。
そこの駐車場から下が見えましたが、こんな感じです。
ここに着く少し前には、さすがに我慢出来なくなって、全開やった窓をかなり狭めてました。
で、ドライブインの駐車場で温い服装に着替えました。
それにしても5月の後半でもスキーって出来るんですねぇ。スキー場の横を走るってのはけっこう不思議な気分でした。
横手山ドライブインに止ってみると、以前にもココに来たのを思い出しましたが、そんときはスキーはやってなかったですわ。
おそらく来たのが真夏やったんでさすがにもう雪がなくなっとたんでしょうねぇ。
ドライブインから少し走ったところが、国道の最高地点でした。
*渋峠の「日本国道最高地点の碑」
標高2172mってことです。長野って平地に思えるトコでも大阪なんかと較べるとずっと海抜が高いんですよねぇ。
平地(海抜0m)から2000mも上がった訳やないからやと思うんですが、感覚より意外と高いなぁと感じました。
*渋峠から下を見た景色
野沢温泉に行く前に大回りして新潟県に入ったのも予定外でしたが、今回のルートの後半は群馬県内でした。
別にいくつの県を通れるか競ってる訳やないんですが、思った以上に色んな県を通る旅になりました。
渋峠からは、本格的な下りになりまして、オートマの箱車にはなかなか難儀でした。
ギアをドライブから、3速に落とす程度じゃエンジンブレーキの効きが足らんから時折2速まで落としながらタラタラと下りました。
草津を過ぎた「長野原」ってとこからでしょうか、国道144号線に入ってまた長野方面へ。
今回の旅行ではほとんど飛ばさなかったんですが、144号に入って鳥居峠を越えていくあたりは、ちぃと気合いを入れて運転してみました。
しっかりアクセル、しっかりブレーキでやや飛ばしめでした。
たまには飛ばしてもええかと思ったのと、ここまで距離の割に予想以上に時間が掛かったんで、多少急ぎたかったのもありますね。
この日も昼メシはそばを食うたろうと思ってたんですが、12時過ぎから捜してもなかなか店が見つからず。
今回の旅では信州のそばにとことん嫌われたかと思ってると、やっと真田町でそば屋を発見。
走ってきた方角からは店の入り口が見えず、看板(のぼり?)を頼りに駐車場に突っ込んだと思います。
その時に建物を見ると、普通の民家っぽかったんでハズレかもって思った記憶があるんです。
*真田町のそば処「いたこ庵」の店構え
店に入ってメニューを見るとここは新潟のそば屋と違って、色んなメニューがありました。
朝メシではかけそばばっかり食べてますが、個人的にまともな蕎麦やったらだしを掛けるんはあんまり選びません。
温っかいそばはどうしてもそば自体が柔らかくなりますよねぇ、うどんやったら冷やも熱も食べたいんですがそばはかなり冷たいのが好みです。
晩メシは宿でたっぷり食べるやろうから、ごくシンプルに行っときました。
*やっと長野で食べられた「いたこ庵」のもりそば
ざるそばと両方あったんで、安い方のもりそばにしときました。
そばはやや平べったくてしっかりしたコシがありました。
へぎそばは旨かったけど、普通にイメージするそばとはだいぶ違いました。
ここのヤツはいかにも蕎麦って感じで、やっと食べられたって思いましたね。
600円でこれだけの量があったから量に不満もなく、美味しく頂きました。
ここのダシもあんまり辛すぎずそば湯で割らんでも飲めんことないくらいの塩加減でした。
店に入る前は、自宅っぽくて心配もしましたが、しっかり満足出来ました。
これで長野のノルマ達成です。(^^;)
<参考>
*そば処「いたこ庵」:参考サイト
住所:長野県上田市真田町 本原1188-4
電話:0268−72−5132
営業:11:00〜20:00
定休:水曜(月末以外の水曜日)
*住所などを調べようと検索したところによると、ここのそばは二八そばのようです。
*本日朝イチの体重:57.0kg(昨日の晩飯はショボかったからなぁ・・・。)
2009年05月28日
道の駅で因縁のナガラ食品「ホルモン鍋」
ドライブ旅の3日目(20日)の晩ご飯をご紹介します。
十日町で昼メシにそばをシバイてからのことは、旅行中にアップした記事にありますので興味のある方はコチラをどうぞ。
道の駅「花の駅 千曲川(HP)」で車内泊することに決めて、とりあえず野沢温泉に向かうことにしました。
A−コープは定休日、飯山市街が予想より小さくスーパーが見つからず、晩メシはコンビニ飯に覚悟を決めました。
温泉に向かって走りながら、セブン・イレブンとローソンが道中にあるのをチェック。
温泉からの帰り道に買えば、冷たいビールが飲めると分かり一安心。
脱衣所と浴槽が一続きの「河原湯」がイメージしてた野沢温泉の共同温泉にピッタリ来てたんで、妙に懐かしい気分になりながら湯に浸かりました。
車に戻ったら、まずは晩メシを調達するためにコンビニに向かいました。
まずは、野沢温泉から国道に入る角にあったローソンへ。
何品か買うてから、念のため?セブンイレブンにも寄りましたが、そっちではピンと来るモノがなくチューハイを一本だけ買うて道の駅へ。
6時近くでしたが、まだまだ明るいし、気温もそんなに低くなかったので外で食べることに。
この日の晩ご飯はこんなんでした。

・ナガラ食品の「ホルモン鍋」
・長野県産のアスパラガス
・トマト
・冷や奴
・ネギトロ巻き
ローソンの冷凍食品コーナーで見つけた「ホルモン鍋」。
こいつには懐かしい気持ちというか、因縁めいた思い出があるんです。
かなり前のことなんですが、今ほど本格的?ではないのですがその時も車内泊で旅行をしてました。
実家の商売用の車がまだマツダのボンゴやったんで、下手すると10年以上前のことかもしれませんねぇ・・・・。
そん時もおそらく上手く食料が調達出来ずにコンビニ飯で我慢したんだと思います。
けっこう寒い時期で、当時は火にカセットコンロしか持ってませんでした。
アウトドア用の十字五徳は上手くできてて、ちょっとした風でも消えないんですが、カセットコンロはすぐ消えて難儀しましたわ。
気温が下がるとガスの気化が悪いのか、使いにくかったりもしましたし。
で、その日は雨やったのか、車内でこのホルモン鍋を食べようとしてました。
しょぼい火力でなかなか煮えてくれんのを酒を飲みながら待ってました。
やっと煮えたんで、さあ食べようとちょっと離れたトコに置いてた箸かなんかを取ろうとしました。
もうお約束の展開なんですが、体のどっかがアルミのペナっとした鍋に引っかかって見事に転落。
カーペット敷きの車の床にブチまいてしまいました。晩メシのメインがなくなるし、借りモンの車は汚すし、車内は濃ゆいニオイが充満するし。
ぜ〜んぶ自分が悪いんですが、それ以来このホルモン鍋には特別なもんを感じてしまいます。
*さきほどメーカー名が知りたくて、検索したらこの商品ってどうもローソンにしかないようですねぇ。
もっぺん、ぶっちゃ返すのを恐れた訳やないんですが、外で食べることにしました。
暑すぎず寒すぎずでなかなかええ温度やったし、道の駅の前は国道を車が走ってるけど、割と視界が広くて気持ちよかったんです。
まあ基本的には雨でなけりゃ、少々寒くても外で食うのが好きですからね。

*食事の風景はこんな感じです。
この道の駅みたいに屋根のあるベンチがあると助かりますねぇ。
雨の日でも外で料理が出来るんでかなりありがたいですわ。
食事の方はまずはアスパラガスから料理。
新潟から長野方面に走ってると、道路脇でアスパラを売ってるのを何カ所も見かけたんです。
十日町から津南って街あたりは、アスパラで有名なんでしょうかね。
直売のアスパラは車を転がしてるうちに通り過ぎたんで、その後ローカルなスーパーで長野県産と書いてあるのを買いました。
そのスーパーには保冷用の氷がなかったんで、他の食材は買えませんでした。
かなり太めやったんで、下の方は2cmほどカットして、下の方半分くらいは皮を剥いてやりました。
フライパンにチロっと水を沸かせたら、1/4にカットしたアスパラを時間差で投入してすぐにフタして蒸し煮にしてやりました。
これやったら大量に湯を沸かすよりボンベのガスを節約出来るかと思ったモンで・・・。
アスパラが出来たら、そいつや他の食べモンをツマミつつホルモン鍋の出来上がりを待ちました。
たまたまボンベのガスが無くなりかけで、かなり火力が弱くなっかなか煮えなくて参りました。
途中で完全にガスが無くなってくれたんで、新しいボンベに替えたらあっちゅう間に煮えましたねぇ。
因縁のホルモン鍋は、予想とはちぃと違った味でした。
てっきり甘みの効いたべたっとした味やと思うてたんですが、予想ほど甘みはなかったですわ。
ただ味付けの方はかなり濃いめで、塩が効いてたんで、モヤシやキャベツなんかを足したかったですねぇ。
今回はやむを得ずのコンビニメシやったんでしょうがないですが、次はスーパーの食材と組み合わせるのもありやなぁと思いましたわ。
294円って値ぇはコンビニの食いモンとしちゃ、ええ肴になったんでなかなかええコストパフォーマンスでした。
ビールを2本やったら、日本酒を冷やでちびちびと。
外の空気の中で飲み食いするんはほんまに楽しかったですわ。
普通やったら嫌々食べるようなコンビニ寿司も、美味しく食べられたほどですわ。
この日は食後もまだ気持ちよかったんで、車のよこに折りたたみイスを出して読書。
車のドアを開けてその窓の外側にデカイ吸盤式フックをつけて、そこにシガレット電源を使う蛍光灯をぶら下げて読みました。
食後のジントニックが欲しい気分は、チューハイを代わりに舐めときました。
食事の用意を始めようとしてると、オッチャンから声を掛けられました。
奥さんと3人で車内泊をしながら回ってるとのこと。
奥さんが横におったんで、チビッコはどこやと思ったら抱いてるダックスフンドが息子やと真顔で言うてはりました。
刈り上げた頭を真ッキンキンに染めてるんで、ちぃと恐い系のおっちゃんかと思ったんですが、息子の毛色と一緒にしたかったんやと。
ペットに対する姿勢は私とはかなり違いましたが、しばらくしゃべってるとなかなか濃いキャラの方でオモロかったですわ。
見た目はもっと若いと思ったんですが61才になるんだとか。(奥さんは44才)
何日くらい旅してはるんですか?って聞いたら、用事で八王子の自宅に戻る以外は1年7ヶ月も旅を続けてると。
もともと栄養士で健康食品の会社やら飲食店を何軒か持ってたのを息子(←人間です)に譲ったとか。
全く休みのない毎日から一転して旅にでたそうです。で、どんなとこ回ってるか聞いてみると、道の駅を全て網羅しようとしてるとのこと。
それで道の駅とその周辺の見所やら食べモンやらも取材?しつつ、道の駅自体を批判的に評価してるんだと。
バリアフリーとか、障害者向けのパーキングスペース、そこにちゃんと屋根があるかとか、かなり細かいチェックをしつつ道の駅の善し悪しをまとめて本にする予定やと。
3年を目標に各地を巡ってる最中とのことでした。
色んなことに「意見」持ってて、それを出来るだけ多くの人に伝えたくて、色んな人に声を掛けてるそうで、それで私にも挨拶してくれたって言うてました。
24時間使えるトイレを付けただけで無理矢理道の駅にしてるトコなんかをかなり強烈に批判してはりました。
日本全国色んなトコ行ってはるから、旅のエピソードもなかなか良かったですわ。
メシのしたくを始めてたんで、こっちは食べながら飲みながら、向こうは突っ立ったままでなんかもうしわけなかったですが、飲みモンも勧められるほどなかったんでねぇ・・・。
*しゃべりながらやったんでアスパラが蒸し煮しすぎて、ちと柔らかくなってしまいました。
状況は申し訳なかったけど、濃いキャラは好きなんでかなり長い時間しゃべれてオモロかったですわ。
トヨタのノアに乗ってて、リアウィンドウには趣味で集めてるって言う各地のステッカーがべたべた貼ってありましたねぇ。
またどこぞの道の駅で会えるとオモロないなぁ思えるヒトでした。
*朝イチの体重:57.8kg(まあこんなもんでしょ)
十日町で昼メシにそばをシバイてからのことは、旅行中にアップした記事にありますので興味のある方はコチラをどうぞ。
道の駅「花の駅 千曲川(HP)」で車内泊することに決めて、とりあえず野沢温泉に向かうことにしました。
A−コープは定休日、飯山市街が予想より小さくスーパーが見つからず、晩メシはコンビニ飯に覚悟を決めました。
温泉に向かって走りながら、セブン・イレブンとローソンが道中にあるのをチェック。
温泉からの帰り道に買えば、冷たいビールが飲めると分かり一安心。
脱衣所と浴槽が一続きの「河原湯」がイメージしてた野沢温泉の共同温泉にピッタリ来てたんで、妙に懐かしい気分になりながら湯に浸かりました。
車に戻ったら、まずは晩メシを調達するためにコンビニに向かいました。
まずは、野沢温泉から国道に入る角にあったローソンへ。
何品か買うてから、念のため?セブンイレブンにも寄りましたが、そっちではピンと来るモノがなくチューハイを一本だけ買うて道の駅へ。
6時近くでしたが、まだまだ明るいし、気温もそんなに低くなかったので外で食べることに。
この日の晩ご飯はこんなんでした。
・ナガラ食品の「ホルモン鍋」
・長野県産のアスパラガス
・トマト
・冷や奴
・ネギトロ巻き
ローソンの冷凍食品コーナーで見つけた「ホルモン鍋」。
こいつには懐かしい気持ちというか、因縁めいた思い出があるんです。
かなり前のことなんですが、今ほど本格的?ではないのですがその時も車内泊で旅行をしてました。
実家の商売用の車がまだマツダのボンゴやったんで、下手すると10年以上前のことかもしれませんねぇ・・・・。
そん時もおそらく上手く食料が調達出来ずにコンビニ飯で我慢したんだと思います。
けっこう寒い時期で、当時は火にカセットコンロしか持ってませんでした。
アウトドア用の十字五徳は上手くできてて、ちょっとした風でも消えないんですが、カセットコンロはすぐ消えて難儀しましたわ。
気温が下がるとガスの気化が悪いのか、使いにくかったりもしましたし。
で、その日は雨やったのか、車内でこのホルモン鍋を食べようとしてました。
しょぼい火力でなかなか煮えてくれんのを酒を飲みながら待ってました。
やっと煮えたんで、さあ食べようとちょっと離れたトコに置いてた箸かなんかを取ろうとしました。
もうお約束の展開なんですが、体のどっかがアルミのペナっとした鍋に引っかかって見事に転落。
カーペット敷きの車の床にブチまいてしまいました。晩メシのメインがなくなるし、借りモンの車は汚すし、車内は濃ゆいニオイが充満するし。
ぜ〜んぶ自分が悪いんですが、それ以来このホルモン鍋には特別なもんを感じてしまいます。
*さきほどメーカー名が知りたくて、検索したらこの商品ってどうもローソンにしかないようですねぇ。
もっぺん、ぶっちゃ返すのを恐れた訳やないんですが、外で食べることにしました。
暑すぎず寒すぎずでなかなかええ温度やったし、道の駅の前は国道を車が走ってるけど、割と視界が広くて気持ちよかったんです。
まあ基本的には雨でなけりゃ、少々寒くても外で食うのが好きですからね。
*食事の風景はこんな感じです。
この道の駅みたいに屋根のあるベンチがあると助かりますねぇ。
雨の日でも外で料理が出来るんでかなりありがたいですわ。
食事の方はまずはアスパラガスから料理。
新潟から長野方面に走ってると、道路脇でアスパラを売ってるのを何カ所も見かけたんです。
十日町から津南って街あたりは、アスパラで有名なんでしょうかね。
直売のアスパラは車を転がしてるうちに通り過ぎたんで、その後ローカルなスーパーで長野県産と書いてあるのを買いました。
そのスーパーには保冷用の氷がなかったんで、他の食材は買えませんでした。
かなり太めやったんで、下の方は2cmほどカットして、下の方半分くらいは皮を剥いてやりました。
フライパンにチロっと水を沸かせたら、1/4にカットしたアスパラを時間差で投入してすぐにフタして蒸し煮にしてやりました。
これやったら大量に湯を沸かすよりボンベのガスを節約出来るかと思ったモンで・・・。
アスパラが出来たら、そいつや他の食べモンをツマミつつホルモン鍋の出来上がりを待ちました。
たまたまボンベのガスが無くなりかけで、かなり火力が弱くなっかなか煮えなくて参りました。
途中で完全にガスが無くなってくれたんで、新しいボンベに替えたらあっちゅう間に煮えましたねぇ。
因縁のホルモン鍋は、予想とはちぃと違った味でした。
てっきり甘みの効いたべたっとした味やと思うてたんですが、予想ほど甘みはなかったですわ。
ただ味付けの方はかなり濃いめで、塩が効いてたんで、モヤシやキャベツなんかを足したかったですねぇ。
今回はやむを得ずのコンビニメシやったんでしょうがないですが、次はスーパーの食材と組み合わせるのもありやなぁと思いましたわ。
294円って値ぇはコンビニの食いモンとしちゃ、ええ肴になったんでなかなかええコストパフォーマンスでした。
ビールを2本やったら、日本酒を冷やでちびちびと。
外の空気の中で飲み食いするんはほんまに楽しかったですわ。
普通やったら嫌々食べるようなコンビニ寿司も、美味しく食べられたほどですわ。
この日は食後もまだ気持ちよかったんで、車のよこに折りたたみイスを出して読書。
車のドアを開けてその窓の外側にデカイ吸盤式フックをつけて、そこにシガレット電源を使う蛍光灯をぶら下げて読みました。
食後のジントニックが欲しい気分は、チューハイを代わりに舐めときました。
食事の用意を始めようとしてると、オッチャンから声を掛けられました。
奥さんと3人で車内泊をしながら回ってるとのこと。
奥さんが横におったんで、チビッコはどこやと思ったら抱いてるダックスフンドが息子やと真顔で言うてはりました。
刈り上げた頭を真ッキンキンに染めてるんで、ちぃと恐い系のおっちゃんかと思ったんですが、息子の毛色と一緒にしたかったんやと。
ペットに対する姿勢は私とはかなり違いましたが、しばらくしゃべってるとなかなか濃いキャラの方でオモロかったですわ。
見た目はもっと若いと思ったんですが61才になるんだとか。(奥さんは44才)
何日くらい旅してはるんですか?って聞いたら、用事で八王子の自宅に戻る以外は1年7ヶ月も旅を続けてると。
もともと栄養士で健康食品の会社やら飲食店を何軒か持ってたのを息子(←人間です)に譲ったとか。
全く休みのない毎日から一転して旅にでたそうです。で、どんなとこ回ってるか聞いてみると、道の駅を全て網羅しようとしてるとのこと。
それで道の駅とその周辺の見所やら食べモンやらも取材?しつつ、道の駅自体を批判的に評価してるんだと。
バリアフリーとか、障害者向けのパーキングスペース、そこにちゃんと屋根があるかとか、かなり細かいチェックをしつつ道の駅の善し悪しをまとめて本にする予定やと。
3年を目標に各地を巡ってる最中とのことでした。
色んなことに「意見」持ってて、それを出来るだけ多くの人に伝えたくて、色んな人に声を掛けてるそうで、それで私にも挨拶してくれたって言うてました。
24時間使えるトイレを付けただけで無理矢理道の駅にしてるトコなんかをかなり強烈に批判してはりました。
日本全国色んなトコ行ってはるから、旅のエピソードもなかなか良かったですわ。
メシのしたくを始めてたんで、こっちは食べながら飲みながら、向こうは突っ立ったままでなんかもうしわけなかったですが、飲みモンも勧められるほどなかったんでねぇ・・・。
*しゃべりながらやったんでアスパラが蒸し煮しすぎて、ちと柔らかくなってしまいました。
状況は申し訳なかったけど、濃いキャラは好きなんでかなり長い時間しゃべれてオモロかったですわ。
トヨタのノアに乗ってて、リアウィンドウには趣味で集めてるって言う各地のステッカーがべたべた貼ってありましたねぇ。
またどこぞの道の駅で会えるとオモロないなぁ思えるヒトでした。
*朝イチの体重:57.8kg(まあこんなもんでしょ)
2009年05月27日
新潟県十日町の「由屋」で「へぎそば」
旅ネタはまだしばらく続くかもです。旅の3日目(20日)は、大町市の扇沢駅そばから走り出しました。
まずは山を下りて国道148号線へ復帰して、北へ。
9時50分頃には県境を越えて新潟県へ入りました。
10時20分を過ぎた頃、糸魚川で国道8号線へ右折して北方向へ。
山だらけの国を走り回ってたから、R8号に入って日本海が目の前にパーンと開けるとなかなかええもんです。
普段でもドライブしてて海が見えると声を出したり、内心のつぶやきやったりで
「海やぁ〜〜!!」
って言うてるようなヤツなんで、ちと興奮してしまいました。
その興奮をみなさんにもお伝えせんなならんと、11時前に見つけた道の駅「能生(HP)」へ。
読んでくれてる人にはなんもオモロナイやろうに、携帯から海が見える写真をアップしてしまいました。
この道の駅は、Pキャン(車でパーキングに泊まること?)にはすんごい気持ちよさそうでした。
特に建物の奥っていうか、国道から見て裏っていうかの場所にある駐車スペースは好みでしたねぇ。
目の前に海が広がっててぼけぇ〜っとするのに、ピッタリって感じ。
走り出して間が無かったし、まだ午前中やから先に進むことにしましたが、3時頃やったら、ここに泊まってたと思いますわ。
メチャメチャええ天気で、海を眺めてると無性にビールが飲みたくなりました。
泊まらないのが残念でしたが、トイレを借りて、半袖に着替えたらまた出発。
道の駅を出たらさらに国道8号線を走って、上越市へ。
国道8号線と国道18号線の交わる交差点を過ぎて、少し先で国道253号線に入って内陸へ。
国道18号線も妙高高原とかいうとこを通るんで、走ってみたかったんですが、この日のルート設定はあくまでも野沢温泉に向こう側から入っていくこと。
”大回りする”って目的だけで国道253号線を走ることにしました。
12時半を過ぎた頃に道の駅「まつだいふるさと会館(HP)」へ寄りました。
直前の道路上の温度計は28度を示すくらいの暑さでした。
この道の駅は、鉄道の駅にある会館に併設されたのか、無理矢理に電車の駅を道の駅にしたんかは分かりませんが、だいぶ変わってました。
道の駅ってのは、すくなくとも24時間便所が使えるモンやと思ってますが、ここのトイレは紙が有料でした。
ようJRの公衆便所の横や中にある壁掛けのちり紙販売機が設置されてました。
この時は個室に用事がなかったんでええんですが、他はどこトイレットペーパーがあるからなんかけちくさく感じましたわ。
駐車場のスペースもバスのロータリーが大きく取られてて、狭くてあんまり感じのようない道の駅でしたね。
ぼちぼち腹が減ってたんで、暑いことやし、こりゃ〜ざるそば日和やと周りをキョロキョロ。
するとええ具合にあるんですねぇ・・・・そば屋さんが。
道の駅からすぐ近くの見えるトコに「松代そば」を看板に掲げたそば屋がありました。
前日に食べようと思ったらそば屋がなくなったんで、さっそくそこで食べることに。
駐車場もあるようやったんで、すぐソコやけど車を移動させました。

*松代そばの「善屋」は定休日でガックリ。
口がもう完全に冷たいそばを食べるって体勢になってたから、ほんまショックでしたわ。
あまりのショックでちぃと怒りすら覚えてたんで、こうして写真が残ってるほどです。(^^;)
ヤラレタ気分たっぷりで松代町を後にして、十日町市を目指しました。
走り出してすぐにトイメンに別のそば屋を見つけましたが、対面には入らないってルールが生きてたんで、パス。
通り過ぎてからチラッとみたら、そこも休みやったんで無理にルールを破らんで良かったですわ。
上越から松代、十日町にかけての一帯を走ると、全く土地勘がないんですが、冬はさぞかし雪が多いんやろうなぁと感じる町並みでした。
家の屋根がえらく急やし、トタンでふいたような屋根が多く、素人目にすごい雪国に見えました。
十日町の市内?は、1車線ずつなんですが、やたらと道が広く、建物の感じと合わさって北海道を走ってるような妙な気分でした。
十日町の中心?で国道117号線に入って長野方面へ。
1時半頃になってまた今日もそば屋に振られんのかと思い始めてましたが、とりあえず車の方にメシを食わせることにして給油。
ハイエースの腹だけ満腹にして、走り出してすぐ道の反対側にそば屋があるのが目に入りました。
一旦走り出すとすぐ止まるのは邪魔くさい、その上道のトイメンにある。
普段ならまず入らんと思うんですが、そば屋に振られ続けて、もうこれがラストチャンスかと思い右折してお店の駐車場へ。
旅ネタの流れの関係もあったんで、本題までえらく掛かりましたが、やっとタイトルの「由屋」というそば屋に着いたわけです。
もう「本日定休日」とか「本日は勝手ながら・・・」なーんてネタはありませんので、ご安心を。
店構えはそば屋にはよくありそうな、和風の建てモンで
「まあ普通レベルのそばくらいは食えるやろう」
と思って店内へ。
そばの善し悪しなんかカケラも分からんサルが偉そうなことです。
*フラレ続けてだいぶ自棄てましたからねぇ・・・。
1時半やというのに、駐車場にはけっこう車がおったし、私のすぐ後ろからも車が来てたんは少し期待してましたが・・・。
小上がりの窓際で足を伸ばして座りたかったんですが、店員さんにソチラへどうぞと言われたテーブルにおとなしく座りました。
テーブルのお品書きを眺めると、こんな感じ。

*珍しくメニューを写真に撮ってみました。
「天ぷら 740円」と「野菜天ぷら 640円」を除けば、「へぎそば」の量が違うだけですよね。
”へぎ(片木)”とは、量の多いヤツを盛りつける容器のことですが、布海苔(ふのり)をつなぎにするっていうこの地方?のそばを「へぎそば」って呼ぶという理解で行きます。
「讃岐うどん」がうどんの種類の一つなのと同様に、このへんのそばを「へぎそば」ってみなすってことです。
そばの量は、小へぎが5合、中が8合、大が1升って書いてありますが、不思議な数え方ですねぇ。
何人前くらいって目安も書かれてますが、こんな計り方って初めての気がしました。
へぎに入れるか、ざるに盛るかは違いますが、麺はおなじ「へぎそば」ですよね。
そばのメニューがたった1種類しかなかったんで、「この店はそうとうプライドあるんちゃうか・・・」と思い始めました。
メニューを眺めてると、店員さんがやってきてコッチがなんか言う前に色んなモンをテーブルに並べてくれました。

*いきなり並べられた小鉢やら出汁やら
手前の真ん中は正体不明のフニャフニャスパゲティのマヨネーズ和え。
右奥の薬味の下にはゴボウとにんじんの煮物が入ってました。
右手前の漬けもんと合わせて、そばが来るまでのええ繋ぎになりました。
注文は控えめに「ざるそば」で行っときました。
ちょっと天ぷらにも惹かれたんですが、普通「天ざる」ってそばの出汁に天ぷらを浸けて食べるんですよね?たしか。
ツユに油が入るのがあんまり嬉しくないし、食べ過ぎは帰ってからがヤバイから我慢しときました。
しばらく待つといよいよやってきましたねぇ・・・。今回初のまともなお蕎麦が。
へぎそばは、長野で食べる予定やったそばとは違うんでしょうが、やっとソバにありつけたって思いましたわ。

*「由屋」のへぎそば(ざるそば)
へぎに並べるときと同じように盛りつけてはるんでしょう、一口にちょっと多いくらいの量ずつがまとめられてました。
上の海苔はけっこう大胆な感じですね。
まずは、一口薬味なしの出汁で頂きました。
ダシはけっこう香りが強くて個性があるように感じました。塩気はあんまり強くなく、そば湯で割らんでも飲めそうでした。
*香りで連想したのは、なぜか「にしん蕎麦」でした。(^^;)
薬味を入れるときに意外やったのが、香辛料にカラシを使ってはるトコでした。
なんせそば食い業界のことに疎いんで詳しくは知りませんが、芥子を使うって珍しいんじゃないかと。
なんでもその地の食べ方に合わせるほうなんで、全部ぶち込んで頂きました。
肝心のへぎそばは、信州なんかで食べられたり、大阪なんかの頑張ってる系のそば屋で食べるヤツとはだいぶ違いました。
布海苔のせいなんでしょうが、表面にヌメリがあるというか、ツルンとしてノド通りが気持ちよかったですね。
そば好きがどう評価するんかは別にして個人的にはかなり気に入りました。
こんな店が近所にあったら、たまに行きたいなぁと思いました。
気に入った理由は麺じたいの出来だけやなくて、量が多かったこともあります。
大阪なんかでまじめなそば屋でざるを言うと、下手するとここのそばの畳んだヤツ二つ分くらいやったりしませんか?
大阪のまともな蕎麦ってむちゃくちゃ量が少なくて、コストパフォーマンスが悪いイメージですがこのへぎそばはたっぷりでした。
ふだんあんまり量を食べないようにしてる身には並のざるそばで十分「食事した」って気分になりました。
食べながら店内を観察してたんで、私が食べてる最中もずっと途切れることなくお客さんがありました。
並ぶほどではないけど、パラっ、パラっとお客さんがあるのが印象的でした。
堅気の勤め人っぽい人が2時前に入ってきてましたが、ちょいと不思議ですねぇ。
食べ終わってから駐車場で用事してましたがその時もやっぱりお客さんが続いてました。
よっぽどあの辺で有名な店やったんでしょうかねぇ・・・・。
丼モノはおろか、かけそばの類も一切なしってのはなかなか潔くて、店の自信をうかがわせますねぇ。
しかし、後で思ったんですが、いかにも雪の多そうなトコで、冬場も冷たいへぎ蕎麦オンリーなんでしょうか・・・。
寒がりの私は冬にざるそばってのは勘弁して欲しいんですけどねぇ・・・。
雪の中の運転をしない私が冬場に来ることはないやろうから、まあどっちゃでもええですね。
フラレ続けてたからってのを除いても、大満足のおそばを頂きました。
駐車場から翌日に泊まろうと思った宿に連絡。
うまい具合に空きがあったんで、予約してからご機嫌で野沢温泉に向かって走り出しました。
<参考>
*名代生そば「由屋(よしや)」:参考サイト
住所:新潟県十日町市土市4区 (住所はコレだけ?)
電話:025−758−2077
営業:10:30AM〜19:30
定休:火曜日(祝日は営業)
まずは山を下りて国道148号線へ復帰して、北へ。
9時50分頃には県境を越えて新潟県へ入りました。
10時20分を過ぎた頃、糸魚川で国道8号線へ右折して北方向へ。
山だらけの国を走り回ってたから、R8号に入って日本海が目の前にパーンと開けるとなかなかええもんです。
普段でもドライブしてて海が見えると声を出したり、内心のつぶやきやったりで
「海やぁ〜〜!!」
って言うてるようなヤツなんで、ちと興奮してしまいました。
その興奮をみなさんにもお伝えせんなならんと、11時前に見つけた道の駅「能生(HP)」へ。
読んでくれてる人にはなんもオモロナイやろうに、携帯から海が見える写真をアップしてしまいました。
この道の駅は、Pキャン(車でパーキングに泊まること?)にはすんごい気持ちよさそうでした。
特に建物の奥っていうか、国道から見て裏っていうかの場所にある駐車スペースは好みでしたねぇ。
目の前に海が広がっててぼけぇ〜っとするのに、ピッタリって感じ。
走り出して間が無かったし、まだ午前中やから先に進むことにしましたが、3時頃やったら、ここに泊まってたと思いますわ。
メチャメチャええ天気で、海を眺めてると無性にビールが飲みたくなりました。
泊まらないのが残念でしたが、トイレを借りて、半袖に着替えたらまた出発。
道の駅を出たらさらに国道8号線を走って、上越市へ。
国道8号線と国道18号線の交わる交差点を過ぎて、少し先で国道253号線に入って内陸へ。
国道18号線も妙高高原とかいうとこを通るんで、走ってみたかったんですが、この日のルート設定はあくまでも野沢温泉に向こう側から入っていくこと。
”大回りする”って目的だけで国道253号線を走ることにしました。
12時半を過ぎた頃に道の駅「まつだいふるさと会館(HP)」へ寄りました。
直前の道路上の温度計は28度を示すくらいの暑さでした。
この道の駅は、鉄道の駅にある会館に併設されたのか、無理矢理に電車の駅を道の駅にしたんかは分かりませんが、だいぶ変わってました。
道の駅ってのは、すくなくとも24時間便所が使えるモンやと思ってますが、ここのトイレは紙が有料でした。
ようJRの公衆便所の横や中にある壁掛けのちり紙販売機が設置されてました。
この時は個室に用事がなかったんでええんですが、他はどこトイレットペーパーがあるからなんかけちくさく感じましたわ。
駐車場のスペースもバスのロータリーが大きく取られてて、狭くてあんまり感じのようない道の駅でしたね。
ぼちぼち腹が減ってたんで、暑いことやし、こりゃ〜ざるそば日和やと周りをキョロキョロ。
するとええ具合にあるんですねぇ・・・・そば屋さんが。
道の駅からすぐ近くの見えるトコに「松代そば」を看板に掲げたそば屋がありました。
前日に食べようと思ったらそば屋がなくなったんで、さっそくそこで食べることに。
駐車場もあるようやったんで、すぐソコやけど車を移動させました。
*松代そばの「善屋」は定休日でガックリ。
口がもう完全に冷たいそばを食べるって体勢になってたから、ほんまショックでしたわ。
あまりのショックでちぃと怒りすら覚えてたんで、こうして写真が残ってるほどです。(^^;)
ヤラレタ気分たっぷりで松代町を後にして、十日町市を目指しました。
走り出してすぐにトイメンに別のそば屋を見つけましたが、対面には入らないってルールが生きてたんで、パス。
通り過ぎてからチラッとみたら、そこも休みやったんで無理にルールを破らんで良かったですわ。
上越から松代、十日町にかけての一帯を走ると、全く土地勘がないんですが、冬はさぞかし雪が多いんやろうなぁと感じる町並みでした。
家の屋根がえらく急やし、トタンでふいたような屋根が多く、素人目にすごい雪国に見えました。
十日町の市内?は、1車線ずつなんですが、やたらと道が広く、建物の感じと合わさって北海道を走ってるような妙な気分でした。
十日町の中心?で国道117号線に入って長野方面へ。
1時半頃になってまた今日もそば屋に振られんのかと思い始めてましたが、とりあえず車の方にメシを食わせることにして給油。
ハイエースの腹だけ満腹にして、走り出してすぐ道の反対側にそば屋があるのが目に入りました。
一旦走り出すとすぐ止まるのは邪魔くさい、その上道のトイメンにある。
普段ならまず入らんと思うんですが、そば屋に振られ続けて、もうこれがラストチャンスかと思い右折してお店の駐車場へ。
旅ネタの流れの関係もあったんで、本題までえらく掛かりましたが、やっとタイトルの「由屋」というそば屋に着いたわけです。
もう「本日定休日」とか「本日は勝手ながら・・・」なーんてネタはありませんので、ご安心を。
店構えはそば屋にはよくありそうな、和風の建てモンで
「まあ普通レベルのそばくらいは食えるやろう」
と思って店内へ。
そばの善し悪しなんかカケラも分からんサルが偉そうなことです。
*フラレ続けてだいぶ自棄てましたからねぇ・・・。
1時半やというのに、駐車場にはけっこう車がおったし、私のすぐ後ろからも車が来てたんは少し期待してましたが・・・。
小上がりの窓際で足を伸ばして座りたかったんですが、店員さんにソチラへどうぞと言われたテーブルにおとなしく座りました。
テーブルのお品書きを眺めると、こんな感じ。
*珍しくメニューを写真に撮ってみました。
「天ぷら 740円」と「野菜天ぷら 640円」を除けば、「へぎそば」の量が違うだけですよね。
”へぎ(片木)”とは、量の多いヤツを盛りつける容器のことですが、布海苔(ふのり)をつなぎにするっていうこの地方?のそばを「へぎそば」って呼ぶという理解で行きます。
「讃岐うどん」がうどんの種類の一つなのと同様に、このへんのそばを「へぎそば」ってみなすってことです。
そばの量は、小へぎが5合、中が8合、大が1升って書いてありますが、不思議な数え方ですねぇ。
何人前くらいって目安も書かれてますが、こんな計り方って初めての気がしました。
へぎに入れるか、ざるに盛るかは違いますが、麺はおなじ「へぎそば」ですよね。
そばのメニューがたった1種類しかなかったんで、「この店はそうとうプライドあるんちゃうか・・・」と思い始めました。
メニューを眺めてると、店員さんがやってきてコッチがなんか言う前に色んなモンをテーブルに並べてくれました。
*いきなり並べられた小鉢やら出汁やら
手前の真ん中は正体不明のフニャフニャスパゲティのマヨネーズ和え。
右奥の薬味の下にはゴボウとにんじんの煮物が入ってました。
右手前の漬けもんと合わせて、そばが来るまでのええ繋ぎになりました。
注文は控えめに「ざるそば」で行っときました。
ちょっと天ぷらにも惹かれたんですが、普通「天ざる」ってそばの出汁に天ぷらを浸けて食べるんですよね?たしか。
ツユに油が入るのがあんまり嬉しくないし、食べ過ぎは帰ってからがヤバイから我慢しときました。
しばらく待つといよいよやってきましたねぇ・・・。今回初のまともなお蕎麦が。
へぎそばは、長野で食べる予定やったそばとは違うんでしょうが、やっとソバにありつけたって思いましたわ。
*「由屋」のへぎそば(ざるそば)
へぎに並べるときと同じように盛りつけてはるんでしょう、一口にちょっと多いくらいの量ずつがまとめられてました。
上の海苔はけっこう大胆な感じですね。
まずは、一口薬味なしの出汁で頂きました。
ダシはけっこう香りが強くて個性があるように感じました。塩気はあんまり強くなく、そば湯で割らんでも飲めそうでした。
*香りで連想したのは、なぜか「にしん蕎麦」でした。(^^;)
薬味を入れるときに意外やったのが、香辛料にカラシを使ってはるトコでした。
なんせそば食い業界のことに疎いんで詳しくは知りませんが、芥子を使うって珍しいんじゃないかと。
なんでもその地の食べ方に合わせるほうなんで、全部ぶち込んで頂きました。
肝心のへぎそばは、信州なんかで食べられたり、大阪なんかの頑張ってる系のそば屋で食べるヤツとはだいぶ違いました。
布海苔のせいなんでしょうが、表面にヌメリがあるというか、ツルンとしてノド通りが気持ちよかったですね。
そば好きがどう評価するんかは別にして個人的にはかなり気に入りました。
こんな店が近所にあったら、たまに行きたいなぁと思いました。
気に入った理由は麺じたいの出来だけやなくて、量が多かったこともあります。
大阪なんかでまじめなそば屋でざるを言うと、下手するとここのそばの畳んだヤツ二つ分くらいやったりしませんか?
大阪のまともな蕎麦ってむちゃくちゃ量が少なくて、コストパフォーマンスが悪いイメージですがこのへぎそばはたっぷりでした。
ふだんあんまり量を食べないようにしてる身には並のざるそばで十分「食事した」って気分になりました。
食べながら店内を観察してたんで、私が食べてる最中もずっと途切れることなくお客さんがありました。
並ぶほどではないけど、パラっ、パラっとお客さんがあるのが印象的でした。
堅気の勤め人っぽい人が2時前に入ってきてましたが、ちょいと不思議ですねぇ。
食べ終わってから駐車場で用事してましたがその時もやっぱりお客さんが続いてました。
よっぽどあの辺で有名な店やったんでしょうかねぇ・・・・。
丼モノはおろか、かけそばの類も一切なしってのはなかなか潔くて、店の自信をうかがわせますねぇ。
しかし、後で思ったんですが、いかにも雪の多そうなトコで、冬場も冷たいへぎ蕎麦オンリーなんでしょうか・・・。
寒がりの私は冬にざるそばってのは勘弁して欲しいんですけどねぇ・・・。
雪の中の運転をしない私が冬場に来ることはないやろうから、まあどっちゃでもええですね。
フラレ続けてたからってのを除いても、大満足のおそばを頂きました。
駐車場から翌日に泊まろうと思った宿に連絡。
うまい具合に空きがあったんで、予約してからご機嫌で野沢温泉に向かって走り出しました。
<参考>
*名代生そば「由屋(よしや)」:参考サイト
住所:新潟県十日町市土市4区 (住所はコレだけ?)
電話:025−758−2077
営業:10:30AM〜19:30
定休:火曜日(祝日は営業)
2009年05月26日
長野なので朝メシに「そば」
旅の3日目にあたる20日は朝6時15分に起床しました。
しばらく車の中におってから、トイレを借りに泊まってた駐車場の上の方へ歩いていきました。
自家用車の回送業者の建物で無事トイレが借りられました。
黒部アルペンルートは、トローリーバスしか通られへんから、自家用車で来てる観光客は車を置いとくことになります。
往復して車の場所に戻りたくない人のために、富山側の宇奈月温泉?の方まで業者が車を乗っていってくれる商売があるんですねぇ。
客待ちのおっちゃんに聞いてみると普通車で26000円(27000円?)だとのこと。
1台に4人くらい乗ってたら、往復する運賃を考えたらそれくらい出してもええんでしょうかね。
旅のルートによるけど長野からいきなり富山に行くっていうプランの人って多いんでしょうかねぇ・・・。
「立山黒部アルペンルート(HP)」自体は多少見てみたい気ぃもしますが、運賃表を見るとかなりの金額なんで私みたいなセコイヤツは腰が引けてしまいますねぇ。
自分の車で富山側まで抜けられて5000円くらいやったら、黒部ダムにも多少興味があるからいっぺんくらいは行ってみたいですが・・・。
今回の予算ではとてもそんな散財する気ぃにはならんかったので、トイレだけ借りたら車に戻りました。
朝になって驚いたんですが、駐車場で何匹もの猿がうろついてました。
箕面の猿なんぞは、食いモンを持ってたら襲って来よるなんて怖い話を聞くんで、朝メシを迷いました。
しばらく観察してどちらかというと人間を嫌がってるぽかったんで、ソコで朝ご飯にすることに。

*クマガイの「古城そば」スープ付き
普段の朝メシはうどんですが、せっかく長野来てるんやからと敬意を表してそばにしてみました。
前日のスーパーで晩メシと一緒に買うておきました。
長野県内のメーカーのヤツでスープの素が付いてたんで、これにしてみました。
うどんのつゆの素で増量するにしても、一応地元の味メインがええかなぁと思ったもので。
色んな道の駅によるとたいていのトコに茹でてない生のそばを置いてました。
ほんまやったらもちろんその手のヤツが食べたいんですが、車内泊での旅ではちと無理がありますねぇ。
麺類を茹でるとなったら、たっぷりのお湯で行きたいし、そばやったら茹で上がりにはしっかり冷水でもみ洗いして締めてやりたいですわね。
ストーブのボンベももったいないし、そんな大量の水もないし、大きな鍋もなし。
残念やけどクニュクニュの柔らかい麺で我慢しました。

*具はまたしても乾燥ワカメ
旅行中やからそばの値段なんか見やんとカゴに放りこんだんですが、レシートを見ると119円もしてました。
おつゆ代が入ってるとはいえ、こんなゆで麺?のクセにええ値ぇしたんですなぁ。
多少ソバっぽい味はしたかもしれませんが、腰はないからやっぱもったいないですなぁ。
とはいえ、朝ご飯にはこの手の麺類がノド通りもよく、美味しく頂きました。

扇沢駅に向かう観光バスや乗用車が通ってる音が聞こえたりはしてましたが、こんな山を眺めながら食うたら安モン蕎麦もごっつぉー(ご馳走)ですわね。
調理を始める前は、猿が寄ってきたら車の中に逃げようと思ってましたが、まったく問題なかったですね。
チビざるもおったりで、遠目から見てる分にはええもんでした。
ゆっくり朝ご飯を食べて、とりあえず走る方向を確認したりしてから8時43分に走り出しました。
この日はふと思いついてiPodに入れっぱなしになってたクラシックをランダムに流してみました。
何がかかってたかも分かりませんが、キリッと冷たい空気の中、山の緑を見ながら走るのにクラシックはなかなか良かったですわ。
この日はこの後糸魚川で日本海に出て、その後新潟に入って野沢温泉へグルッと大回りで向かいました。
*朝イチの体重:57.8kg弱(きっちり2日でクリア。ガッツ!!)
しばらく車の中におってから、トイレを借りに泊まってた駐車場の上の方へ歩いていきました。
自家用車の回送業者の建物で無事トイレが借りられました。
黒部アルペンルートは、トローリーバスしか通られへんから、自家用車で来てる観光客は車を置いとくことになります。
往復して車の場所に戻りたくない人のために、富山側の宇奈月温泉?の方まで業者が車を乗っていってくれる商売があるんですねぇ。
客待ちのおっちゃんに聞いてみると普通車で26000円(27000円?)だとのこと。
1台に4人くらい乗ってたら、往復する運賃を考えたらそれくらい出してもええんでしょうかね。
旅のルートによるけど長野からいきなり富山に行くっていうプランの人って多いんでしょうかねぇ・・・。
「立山黒部アルペンルート(HP)」自体は多少見てみたい気ぃもしますが、運賃表を見るとかなりの金額なんで私みたいなセコイヤツは腰が引けてしまいますねぇ。
自分の車で富山側まで抜けられて5000円くらいやったら、黒部ダムにも多少興味があるからいっぺんくらいは行ってみたいですが・・・。
今回の予算ではとてもそんな散財する気ぃにはならんかったので、トイレだけ借りたら車に戻りました。
朝になって驚いたんですが、駐車場で何匹もの猿がうろついてました。
箕面の猿なんぞは、食いモンを持ってたら襲って来よるなんて怖い話を聞くんで、朝メシを迷いました。
しばらく観察してどちらかというと人間を嫌がってるぽかったんで、ソコで朝ご飯にすることに。
*クマガイの「古城そば」スープ付き
普段の朝メシはうどんですが、せっかく長野来てるんやからと敬意を表してそばにしてみました。
前日のスーパーで晩メシと一緒に買うておきました。
長野県内のメーカーのヤツでスープの素が付いてたんで、これにしてみました。
うどんのつゆの素で増量するにしても、一応地元の味メインがええかなぁと思ったもので。
色んな道の駅によるとたいていのトコに茹でてない生のそばを置いてました。
ほんまやったらもちろんその手のヤツが食べたいんですが、車内泊での旅ではちと無理がありますねぇ。
麺類を茹でるとなったら、たっぷりのお湯で行きたいし、そばやったら茹で上がりにはしっかり冷水でもみ洗いして締めてやりたいですわね。
ストーブのボンベももったいないし、そんな大量の水もないし、大きな鍋もなし。
残念やけどクニュクニュの柔らかい麺で我慢しました。
*具はまたしても乾燥ワカメ
旅行中やからそばの値段なんか見やんとカゴに放りこんだんですが、レシートを見ると119円もしてました。
おつゆ代が入ってるとはいえ、こんなゆで麺?のクセにええ値ぇしたんですなぁ。
多少ソバっぽい味はしたかもしれませんが、腰はないからやっぱもったいないですなぁ。
とはいえ、朝ご飯にはこの手の麺類がノド通りもよく、美味しく頂きました。
扇沢駅に向かう観光バスや乗用車が通ってる音が聞こえたりはしてましたが、こんな山を眺めながら食うたら安モン蕎麦もごっつぉー(ご馳走)ですわね。
調理を始める前は、猿が寄ってきたら車の中に逃げようと思ってましたが、まったく問題なかったですね。
チビざるもおったりで、遠目から見てる分にはええもんでした。
ゆっくり朝ご飯を食べて、とりあえず走る方向を確認したりしてから8時43分に走り出しました。
この日はふと思いついてiPodに入れっぱなしになってたクラシックをランダムに流してみました。
何がかかってたかも分かりませんが、キリッと冷たい空気の中、山の緑を見ながら走るのにクラシックはなかなか良かったですわ。
この日はこの後糸魚川で日本海に出て、その後新潟に入って野沢温泉へグルッと大回りで向かいました。
*朝イチの体重:57.8kg弱(きっちり2日でクリア。ガッツ!!)
2009年05月25日
2日目の晩メシは大満足
ドライブ旅行の2日目の晩メシを別記事でアップしてみます。
旅行中に携帯から写真をアップして、その直後にそこへの追記というかたちで記事を書いてるんですが、他の写真を貼るのをメインで行ってみます。
まず、前日に食料の調達に失敗したんで、早めに寄ったスーパーから。

*「ツルヤ」なぎさ店
全国展開のチェーンはオモロナイからと、出来るだけ地元っぽいスーパーに行きたくてここへ。
さきほど会社のサイトを調べてみると紛れもなく地元資本でホッとしました。
じっくり店内を”観光”して回ってから、どこへ行っても似たようなことしてるなぁ・・・とは思ってました。
でも、「どこへ行っても」ってだけやなくて、「まいどまいど」同じことをしてました。
前のブログの長野旅行の記事を捜すと、このスーパーの全く同じ「なぎさ店」に寄ってました。(^^;)
ジンギスカンっていうと北海道ってイメージがありますが、長野でもポピュラーなようです。
マトンはメーカーがタレごとパックにしたヤツが何種類か並んでたんですが、一人には多すぎて断念。
普通の生肉を買おうかとも思ったんですが、スーパーが味付けしてパック詰めしてるラムが並んでました。
売り場のあちこちに、希望の量でパックしますって掲示があったんで、肉売り場担当の人がフロアに出てくるまで待って、少量でお願いしてみました。
100gで頼んだらええ感じに120g弱のパックが出来ました。
一緒に炒めるために、モヤシとバラ売りのピーマンを1個も用意。
3時頃にスーパーの駐車場でおにぎりを囓ったら、また走り出しました。
4時過ぎに大町温泉郷の「薬師の湯」ってトコで風呂に入って、黒部ダムへ。

*黒部アルペンルートの「扇沢駅」
標高が1425mって聞くだけで、寒く感じますねぇ・・・。
この駅のすぐ下にある市営駐車場が空っぽやったんでそこで寝ることに。

*こんな残雪のある山を見ると長野に来た気ぃがしますねぇ。

*ラムのもやし炒めの食材
ラムがグラム99円ってのは、なかなか嬉しいですねぇ。
大阪でもこんな値段でいつでも手にはいるとええんですけどねぇ。
モヤシは、袋の端をチョロッと切って、ペットボトルに入れていった水をジョロジョロ。
切り口を押さえてふりふりして、洗ったことに。
ピーマンにも一応ちょろりと水を掛けてゴシゴシ。どんな農薬が掛かってるかはしらんけど、これでもう大丈夫。
まな板も積んでたんですが、出すのと洗うのが邪魔くさくて、空中カット。
追いだされんようにビールをゴクゴクやりながら、手早く用意。

*すぐそばに残雪のある駐車場で晩ご飯
写真の上の方の白っぽいのが雪です。
目の前の山に雪が残ってるなぁと思って写真を撮ってましたが、車を止めた場所の横にふと目をやるとそこにも雪があってビックリ。
灰色に汚れてるんで、最初は気づいてなかったんですが、5月の後半やのに雪って残ってるモンなんですねぇ・・・・。
翌日の記事に書きましたが、厚切りのラムは固すぎずええ晩ご飯でした。
昼間はえらく暑かったんで、冷やし茶碗蒸し買うたんですが、こんな高いトコはかなり涼しかったんでやや場違いでした。
道の駅に泊まるってのは、トイレも水もあって便利なんですが、どこかキャンプ場を使ってるような気になります。
やっぱりこんな風に周りになんもない場所で寝ると気分が良かったですわ。
*朝イチの体重:58.4kg(あと一息ですなぁ)
旅行中に携帯から写真をアップして、その直後にそこへの追記というかたちで記事を書いてるんですが、他の写真を貼るのをメインで行ってみます。
まず、前日に食料の調達に失敗したんで、早めに寄ったスーパーから。
*「ツルヤ」なぎさ店
全国展開のチェーンはオモロナイからと、出来るだけ地元っぽいスーパーに行きたくてここへ。
さきほど会社のサイトを調べてみると紛れもなく地元資本でホッとしました。
じっくり店内を”観光”して回ってから、どこへ行っても似たようなことしてるなぁ・・・とは思ってました。
でも、「どこへ行っても」ってだけやなくて、「まいどまいど」同じことをしてました。
前のブログの長野旅行の記事を捜すと、このスーパーの全く同じ「なぎさ店」に寄ってました。(^^;)
ジンギスカンっていうと北海道ってイメージがありますが、長野でもポピュラーなようです。
マトンはメーカーがタレごとパックにしたヤツが何種類か並んでたんですが、一人には多すぎて断念。
普通の生肉を買おうかとも思ったんですが、スーパーが味付けしてパック詰めしてるラムが並んでました。
売り場のあちこちに、希望の量でパックしますって掲示があったんで、肉売り場担当の人がフロアに出てくるまで待って、少量でお願いしてみました。
100gで頼んだらええ感じに120g弱のパックが出来ました。
一緒に炒めるために、モヤシとバラ売りのピーマンを1個も用意。
3時頃にスーパーの駐車場でおにぎりを囓ったら、また走り出しました。
4時過ぎに大町温泉郷の「薬師の湯」ってトコで風呂に入って、黒部ダムへ。
*黒部アルペンルートの「扇沢駅」
標高が1425mって聞くだけで、寒く感じますねぇ・・・。
この駅のすぐ下にある市営駐車場が空っぽやったんでそこで寝ることに。
*こんな残雪のある山を見ると長野に来た気ぃがしますねぇ。
*ラムのもやし炒めの食材
ラムがグラム99円ってのは、なかなか嬉しいですねぇ。
大阪でもこんな値段でいつでも手にはいるとええんですけどねぇ。
モヤシは、袋の端をチョロッと切って、ペットボトルに入れていった水をジョロジョロ。
切り口を押さえてふりふりして、洗ったことに。
ピーマンにも一応ちょろりと水を掛けてゴシゴシ。どんな農薬が掛かってるかはしらんけど、これでもう大丈夫。
まな板も積んでたんですが、出すのと洗うのが邪魔くさくて、空中カット。
追いだされんようにビールをゴクゴクやりながら、手早く用意。
*すぐそばに残雪のある駐車場で晩ご飯
写真の上の方の白っぽいのが雪です。
目の前の山に雪が残ってるなぁと思って写真を撮ってましたが、車を止めた場所の横にふと目をやるとそこにも雪があってビックリ。
灰色に汚れてるんで、最初は気づいてなかったんですが、5月の後半やのに雪って残ってるモンなんですねぇ・・・・。
翌日の記事に書きましたが、厚切りのラムは固すぎずええ晩ご飯でした。
昼間はえらく暑かったんで、冷やし茶碗蒸し買うたんですが、こんな高いトコはかなり涼しかったんでやや場違いでした。
道の駅に泊まるってのは、トイレも水もあって便利なんですが、どこかキャンプ場を使ってるような気になります。
やっぱりこんな風に周りになんもない場所で寝ると気分が良かったですわ。
*朝イチの体重:58.4kg(あと一息ですなぁ)
2009年05月23日
ゆっくり大阪へ
名古屋の手前の安城市から6時頃出発してぼちぼち大阪を目指します。