またしても昼ご飯のタイミングをはずしてヘロヘロになりました。
国道9号線から 能勢に抜ける国道173号線に入ってやっと昼ご飯にありつきました。
店内にバイクが2台あってバイク好きらしいご夫婦?の店でした。
うどんは注文が入ってから湯がいてくれました。
節制せんとあかんのにかき揚げがえらく立派で焦りました。
かき揚げうどん650円はなかなかのコストパフォーマンスでした。
<翌日 追記>
この前のドライブでもヘロヘロになって飛び込んだのが喫茶店兼うどん屋さんだったんで、今回も同じようなパターンに。
でもまぁ前回が完全な喫茶店風の内外装で、全く讃岐うどん屋に見えなかったのに較べると今回はだいぶ違いましたけどね。
建物自体はいかにもうどん屋な和風で、どっちかというと喫茶店がオマケに見えましたから。
*篠山市のうどん屋「風輪里」
屋号は”風輪里”と書いて「ふわり」と読むそうです。
*篠山市のうどん屋「風輪里」の看板
看板の屋号の下に「Biker&Driver's Communication Udon&Cafe」と入ってるのでオーナーがバイクな方やってのが伝わってきますねぇ。
お店の中にはバイクが2台置いてあって、他にもキャンプ用のランタンとか調理用のストーブが飾られてました。
漢字の使い方とか、飾りの感じからは「北海道好きのライダー」って雰囲気がしましたがどうなんでしょう・・・。
うどんはそんなにコシを主張する剛麺ってタイプではなかったですが、口当たりのええ表面に伸びる系のコシがあったかと。
写真では分かりにくいですが、ストンと立った器やから、見た目以上に麺の量がありました。
かき揚げもかなりの分厚さやったんでボリュームがあって、650円ってのは安いぐらいでした。
席に着くなり奥さんと思われる方が、地元の黒豆の枝豆をサービスで出してくれはりました。
大将も奥さんも愛想が良くて気持ちのええ接客でしたわ。
ヘロヘロでたどり着いたんで、どんなうどんでもええ気分でしたが、なかなか当りでした。
今ネットで調べてみるとここの大将は千日前の讃岐うどんの有名店「釜たけうどん」で修行されたようですわ。
*阪神高速の池田木部ICまで行けば、このICから近い順に「絹延橋うどん研究所」、「讃々」とこのお店があるんで、コンパクトにうどん巡りが出来そうですね。
<参考情報>
*風輪里 (Biker & Driver's Communication U-Cafe FU.WA.RI):食べログ
住所:兵庫県篠山市福井769−1
電話:079−506−0320
営業:10:00AM〜18:00(日・祝) 10:00〜17:00(火〜土)
*うどんは麺切れ終了
定休:月曜日・第3火曜日
2011年10月27日
2011年09月07日
高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
四国旅のネタはやっと2日目を迎えました。旅ネタはもうええねんって声も聞こえそうですが、どうかあと少しおつきあいください。
今回の旅ネタの他のネタは、次のリンク先のように進んできましたので、ご興味があればご覧下さい。
四国旅行:その1・その2・その3
2日目の朝はわずかに飲み過ぎの気配がありましたが、まずまず快調に起きました。
1泊3000円の激安宿「高知ビジネスホテル別館」でしたが、特に問題なくちゃんと一夜を過ごせました。
シャワーして、天気を確かめたりするために家では朝に点けないテレビをしばらくチェック。
ロビーで7時半?だったかに待ち合わせしてたんですが、夜が少なめだったせいか腹ぺこに。
前日に香川の「阿讃亭」でお土産に貰ったバラ寿司を冷蔵庫に入れてあったんでそいつを朝ご飯に。
1合くらいはありそうでしたが、ペロリと食べてしまいました。
ishさんはホテルの朝食を食べはったんですが、100円という安さやのにかなり立派やったようですわ。
ishさんがツイッターで呟きはった写真がありますんでよければリンク先をご覧下さい。
お代官さまの朝ご飯が終わったら、そこからどうするか相談。
高知では日曜日の朝イチが有名みたいですが、ホテルにあったペラっとした地図にはそれ以外に「火曜市」というの書かれてました。
お代官さまがそれを見つけてくれて、「行ってみよう」ということに。
私も観光地には興味ないけど朝市のたぐいは大好きなんでもちろん大賛成。
その時は「火曜市」だけしか気づいて無かったんですが、高知では「土佐の街路市」として知られてて他の曜日でも場所を変えてやってるんですねぇ。
火曜市の場所は、ホテルから西に少し行った上町4〜5丁目での開催でした。
ホテルから行き帰り歩くとちょっと距離があったんで、車で移動することに。
高知の中心街は交差点にアルファベットが振られてて、地図にもそれが書いてあったんで余所モンの観光客には便利でしたわ。
8時過ぎにホテルを出て、まずは「はりまや橋」をまだ確認してはれへんかったお代官さまの要望で現地へ。
それを通り過ぎたら、高知城の際まで回ってチン電の走る大通りへ。
地図のアルファベットに従って、目的の交差点を曲がったらすぐまた右折。
大通りと並行に走る一本奥の道が火曜市の場所でした。
*高知の「火曜市」
道路の右側1/3の所に水路が走ってました。
出店はその水路の上に板を渡して屋台を建ててました。
最初は車でこの通りに入っていったんですが、周りに駐車場が見あたらず結局グルッと回ってチン電の走るお大通りの駐車場へ車を止めました。(午前8時33分)
朝イチの写真を何枚か撮ったんで、ペタペタッと貼っておきましょう。
*地元の人でにぎわう土佐の「火曜市」
同じ朝イチでもいかにも観光客をターゲットにしたようなやつやと興ざめすることがありますが、ここは地元の人向けって感じでした。
*高知「火曜市」の野菜
「りゅうきゅー」って野菜が並んでたのが目に付きました。他の店では「はす」と書いてるトコもありました。
調べてみると高知では夏に欠かせない野菜やっていう説明をしてるサイトがありました。
初めて知りましたが、いつかチャンスがあったら食べてみたいもんです。
*なすの葉入り「田舎漬け」
何店かで同じような漬け物を売ってましたが、よそでも「なすの葉」入りって書いてましたわ。
「なす」って、やっぱり茄子の葉っぱなんでしょうかねぇ・・・。
どうもこれも高知の名物というか昔ながらの漬け物のようですねぇ。
*高知の街路市の「梅干し屋さん」
*高級なトマトが並ぶお店
*高知名物ひやしあめやところてんの立ち食いのお店
上の方でリンクを張ったサイトによると冬場はうどんやそばが食べられるようですねぇ。
個人的にこういうトコで寒い時期に食べるうどんにはかなり惹かれてしまいます。(^^;)
けっこうな数のお店が出てて、端から端まで歩きましたが行った甲斐がありましたねぇ。
朝イチを見て駐車場に戻ったら、どうやって帰るかを検討。
私が事前に提案してたルートとしては
・国道194号線で今治の方へ抜けて、しまなみ海道で帰る。
・高速で香川に移動してうどん巡り
・国道195号線で徳島の阿南市へ抜ける
の3つを上げてました。
個人的に香川のうどんはどうせまた行くから、今回はパスしてもいいじゃないかと思ってるとお伝えしてありました。
今治の方へ抜けるルートは確か一度走ってる気がしたんですが、おそらく酷道ではないだろうと思っての提案でした。
今治は特になにかがあるって訳でもなく、さほど遠回りにはならんかなぁと。
国道195号線で徳島に抜けるルートはおそらく走ってないと思うんですが、調べると快適な道のようやったんで興味がありました。
ただ、このルートだとなんもない山の中をひたすらドライブするだけになるかもなぁと。
徳島に抜けるとしたら「名麺堂」くらいしか寄るトコは浮かばず。
こういうルートを提案したんですが、最終的なお代官さまのチョイスは「国道33号線で松山に行こう」でした。
運転手としては松山まで行ってしまうと帰りが遅くなるからお代官さまに悪いかなぁと思ったんで候補に入れなかったんです。
ところがお代官さま自らが遠くなるルートを選びはったんで、私としてはやや苦笑い気味。
私はなんぼでも走りたいし、松山へのルートも長いこと走ってないからウェルカムやったんですが、どんどん遠くなってまうけどええんですか?って気分でした。
国道33号線なら間違いなくええ道やろうしってことで、気楽に高知を出発しました。(午前9時23分)
2時間ほど走って愛媛県に入って少し走ったとこにあった「道の駅みかわ」で休憩。
小さな産地直売所があったんですが、ここの野菜はすごく安かったですねぇ。
久万高原町になるみたいで、このあたりで作ってるって言う巨大な「美川ピーマン」が5〜6個入って100円でした。
生でも食べられるピーマンっていうことやったんで、1袋買いましたがこれが唯一の自分土産になりました。
後日、実際に生で食べてみましたが、ピーマン特有の青臭さがほとんどなく旨かったですわ。
とりあえず松山を目的地にしてひたすら国道33号線を走ってましたが、車内での会話はもちろん食うモンのこと。
昼メシをどうするかっていうことを考えててたんですが、最終的にお代官さまが下した決断は、
あたしゃー、酒ナシで寿司ってのはどうもなぁ・・・・と思って一応意見は伝えたんですが、あえなくスルーされて気が付いたらお代官さまの寿司スイッチが完全に入ってましたわ。
*まぁ、禁酒期間中に嘘ビールで回り寿司をシバいたんで、酒ナシでも食えんことないのは分かってましたけどね。
国道が山間部から平地に降りると、周りの風景は一変して急に街になりました。
いかにも都会の幹線道って感じになったんで、ロードサイド型の回り寿司屋ぐらいすぐ現われるやろうと思ってたんです。
ただ、全国チェーンの回り寿司じゃ旅先で食べる意味がないので、その手のはNGにして、地元資本の店にしようと決めてました。
地元チェーンやとその地方の特色が出て、けっこう楽しいってのは経験してますからねぇ。
しかーし、町中に入ってもうどん屋はさっぱり現われず。
朝にたっぷりのちらし寿司を食べたのに、旅先で胃も活動的になったのか、12時前からかなり腹が減っました。
すぐ見つかるやろうと思ってからも、さっぱり現われず。
やっと見つけたと思ったら、全国チェーンの「あきんど」でガックシ。
どんどん松山の中心部に近づいて行ったんですが、あまり近づきすぎると駐車場のある店が減るかと思ったんで、国道11号線が出て来たところで右折して香川方面へ。
一度は道路脇の建物が減って、これで街が終わりかと焦りましたが、もうしばらく走ったらやっと回転寿司屋を発見。
*腹ぺこでたどり着いた「豊後水産 重信店」
まだ新規オープンして間がないようで花輪があったり、オープンの幟が立ったりしてました。
「ひょっとしてオープン記念で安かったりしませんかねぇ?」
「次回割引券やったら困るのぉ〜」
なんていいながらも店内へ。
メニューを見ると3カンのお寿司が載った「豊後のたべくらべ三昧」というシリーズ3種類が、オープン記念で315円から210円になってました。
食べてみてアカンかったら、他の店に移動するつもりやったんで、様子見がてらその三昧シリーズから行ってみることに。
*オープン記念で安かった「豊後でかネタ三昧」
ここでは地魚を八幡浜港と三津浜港から仕入れてるとメニューに書いてました。
その場でishさんが調べると、八幡浜は豊後水道に面した西側、三津浜は松山のそばで瀬戸内海に面してるようでした。
違う海域二つから仕入れてるって言うのは、一応「謳い文句」としては筋が通ってますよねぇ。
*あぶり三昧
炙ったハモにうなぎに塗るような煮詰めがかかってたのはちと意外でした。
*特上軍艦三昧
ここまでは1人一皿ずつ食べたんですが、ishさんともこの店は当りやってことで意見が一致。
よそには行かんとここでちゃんと食べることにしたんで、これ以後は二人で1皿を頼んで1カンずつ食べることに。
マメに全部の写真を撮ったんで、ここもダダッと貼り付けておきます。
*回転寿司屋「豊後水産」の穴子
サッと炙ってくれてるんで香ばしさがありました。
*「いざぎ」だったと思います
*ウリにしてた「玉子焼き」
店内で焼いて焼きたてを出してるってことやったんで、頼んで半分ずつ食べました。
甘みのあるタイプで、けっこう好みに近かったですわ。
*私がチョイスした「ハマチ」
こいつもプリプリして良かったですわ。
私は回り寿司では必ず頼むネタなんですが、お代官さまはほとんど食べへんって言うてはりましたねぇ。
*これは「鯛」だったと思います
これは逆にお代官さまの定番で、私はあんまり頼まないネタですねぇ。
100円均一の回り寿司とは明らかにネタの質が違うてましたわ。
ここは皿が105円、158円、210円、315円と分かれてるんですが、上限で315円やと安心して食べられますなぁ。
家の近所にある大起水産も均一ではなく、いくつかに値段が分かれてるんですが、上はずっとずっと高いんで用心せんとアカンのですよねぇ。(^^;)
*「上マグロユッケ軍艦」だったはず
*「上たこ」は地物とのこと
コリコリしててデカイからちょっと食べにくかったですが、これも旨かった。
*上すしえびは身がちゃんとしてた
100均のえびはヘタするとだしがらみたいなぱさぱさしたヤツが乗ってることがありますが、これはちゃんとエビでした。
これはishさんが頼みはったんですが、生エビが好きじゃないんで茹でえびを選んでくれはって良かったですわ。
*〆に「かっぱ巻き」
一番好きな〆は梅しそ巻きなんですが、なかったんできゅうり巻きにしときました。
3種類の盛り合わせを3つも食べて、それ以後も一皿を分け分けしたんで、色んな種類が食べられましたねぇ。
ちなみに嘘ビールがあれば私はそれを飲んで、ishさんには普通にビールを飲んで貰おう思ってたんですが、嘘ビールはなかったですわ。
ishさんには飲んでもうたらええと思ってたんですが、毎度のことながら私に気ぃ使こうて飲みはりませんでしたねぇ。
*個人的にはせっかく運転手がおるんやから、しっかり飲んでもうたらええと思ってるんですけどね。
二人ともお茶だけだったおかげもあって、お勘定は二人合わせて2941円で済みました。
どのネタも回転寿司としてはかなり良かったんで、この値段はリーズナブルに感じました。
<参考情報>
*豊後水産
住所:愛媛県松山市水泥町85
電話:089−990−3855
営業:不明
定休:不明
回り寿司屋を出たのが1時43分で、その後スーパーに寄って30分ほどウロウロ。
スーパーを3時頃出て車の油を満タンにしたら、松山自動車道へ。
松山自動車道から高松自動車に入ったら、4時30分に府中湖パーキングエリアに到着。
うどんを食べるために寄ったんですが、津田の松原サービスエリアが普通のセルフうどん屋みたいなのに較べてかなりショボ目でした。
かなり小さめの軽食コーナーっぽかったんで、やめようかと思ったんですが、お代官さまは別に構わないってことやったんで食べることに。
*府中湖パーキングエリアで食べた「冷やぶっかけうどん」 410円
お代官さまは「おくらぶっかけ(430円)」を頼みはりましたが、そっちはかなり具がたっぷり豪華でしたわ。
他のメニューでもいくつかあったんですが、ここのうどんの値付けは豪華なヤツの方が割安っぽかったですねぇ。
うどんを食べて府中湖PAを出たのが4時59分。
ここからは気合いを入れてかなり元気に走りました。
お代官さまは帰りが何時になっても構わんって言うてくれてはったんですが、次の日はお仕事やからあんまり遅くならんようにと思ったんです。
その甲斐あってかいつも神戸までの最後の休憩をとる淡路SAに6時26分に到着。
ここで約20分ほど休んで、7時13分には兵庫駅近くのishさんのご自宅前に到着。
あんまり遅い時間にならんで済んだんで運転手としてはホッとしました。
その後はずっと地道で大阪に向かい、8時30分ジャストに車庫に到着。
総走行距離は850.3kmと、四国4県を股に掛けた割りには少なめでした。
*foodish:”雑”食記:高知から愛媛へ〜夏の四国4県巡り(4)
何年か前にうどん巡りを再開して以来、四国にはなんべんも渡ってるんですが、走るのは香川県内ばかり。
元々四国が好きでなんべんも行ってるから、香川を走ってても高知や愛媛まで走りたいなぁと思うことが多かったんです。
今回はishさんのおかげで久しぶりに高知や愛媛へ地道で走れたんで、嬉しかったですわ。
ゲリラ豪雨の何分かを除いたらずっとピーカンの中、一度も幌を閉めずに日干しドライブにおつきあいいただいたishさんにはほんまに感謝です。
ロードスターの助手席に座った時間ではishさんがぶっちぎりの一番なんで屋根無し号もありがたいお客さまを喜んでることでしょう。
というわけで、一泊二日のミニ旅行やのにえらく長い記事になってしまいましたが、これでやっと完結です。
もし、全文に目を通してくれた方がいらっしゃったら、ほんとにお疲れさまです。(^^;)
旅ネタが終わったばかりですが、今回通らなかった徳島と高知を結ぶ国道195号を走ってみたいもんですなぁ・・・・。
*朝イチの体重:57.4kg(夜が涼しくなったから、理想体重に戻ってきたかなぁ)
*9月の休肝日:2日/6日中(前日までの休肝日日数をカウント)
今回の旅ネタの他のネタは、次のリンク先のように進んできましたので、ご興味があればご覧下さい。
四国旅行:その1・その2・その3
2日目の朝はわずかに飲み過ぎの気配がありましたが、まずまず快調に起きました。
1泊3000円の激安宿「高知ビジネスホテル別館」でしたが、特に問題なくちゃんと一夜を過ごせました。
シャワーして、天気を確かめたりするために家では朝に点けないテレビをしばらくチェック。
ロビーで7時半?だったかに待ち合わせしてたんですが、夜が少なめだったせいか腹ぺこに。
前日に香川の「阿讃亭」でお土産に貰ったバラ寿司を冷蔵庫に入れてあったんでそいつを朝ご飯に。
1合くらいはありそうでしたが、ペロリと食べてしまいました。
ishさんはホテルの朝食を食べはったんですが、100円という安さやのにかなり立派やったようですわ。
ishさんがツイッターで呟きはった写真がありますんでよければリンク先をご覧下さい。
お代官さまの朝ご飯が終わったら、そこからどうするか相談。
高知では日曜日の朝イチが有名みたいですが、ホテルにあったペラっとした地図にはそれ以外に「火曜市」というの書かれてました。
お代官さまがそれを見つけてくれて、「行ってみよう」ということに。
私も観光地には興味ないけど朝市のたぐいは大好きなんでもちろん大賛成。
その時は「火曜市」だけしか気づいて無かったんですが、高知では「土佐の街路市」として知られてて他の曜日でも場所を変えてやってるんですねぇ。
火曜市の場所は、ホテルから西に少し行った上町4〜5丁目での開催でした。
ホテルから行き帰り歩くとちょっと距離があったんで、車で移動することに。
高知の中心街は交差点にアルファベットが振られてて、地図にもそれが書いてあったんで余所モンの観光客には便利でしたわ。
8時過ぎにホテルを出て、まずは「はりまや橋」をまだ確認してはれへんかったお代官さまの要望で現地へ。
それを通り過ぎたら、高知城の際まで回ってチン電の走る大通りへ。
地図のアルファベットに従って、目的の交差点を曲がったらすぐまた右折。
大通りと並行に走る一本奥の道が火曜市の場所でした。
*高知の「火曜市」
道路の右側1/3の所に水路が走ってました。
出店はその水路の上に板を渡して屋台を建ててました。
最初は車でこの通りに入っていったんですが、周りに駐車場が見あたらず結局グルッと回ってチン電の走るお大通りの駐車場へ車を止めました。(午前8時33分)
朝イチの写真を何枚か撮ったんで、ペタペタッと貼っておきましょう。
*地元の人でにぎわう土佐の「火曜市」
同じ朝イチでもいかにも観光客をターゲットにしたようなやつやと興ざめすることがありますが、ここは地元の人向けって感じでした。
*高知「火曜市」の野菜
「りゅうきゅー」って野菜が並んでたのが目に付きました。他の店では「はす」と書いてるトコもありました。
調べてみると高知では夏に欠かせない野菜やっていう説明をしてるサイトがありました。
初めて知りましたが、いつかチャンスがあったら食べてみたいもんです。
*なすの葉入り「田舎漬け」
何店かで同じような漬け物を売ってましたが、よそでも「なすの葉」入りって書いてましたわ。
「なす」って、やっぱり茄子の葉っぱなんでしょうかねぇ・・・。
どうもこれも高知の名物というか昔ながらの漬け物のようですねぇ。
*高知の街路市の「梅干し屋さん」
*高級なトマトが並ぶお店
*高知名物ひやしあめやところてんの立ち食いのお店
上の方でリンクを張ったサイトによると冬場はうどんやそばが食べられるようですねぇ。
個人的にこういうトコで寒い時期に食べるうどんにはかなり惹かれてしまいます。(^^;)
けっこうな数のお店が出てて、端から端まで歩きましたが行った甲斐がありましたねぇ。
朝イチを見て駐車場に戻ったら、どうやって帰るかを検討。
私が事前に提案してたルートとしては
・国道194号線で今治の方へ抜けて、しまなみ海道で帰る。
・高速で香川に移動してうどん巡り
・国道195号線で徳島の阿南市へ抜ける
の3つを上げてました。
個人的に香川のうどんはどうせまた行くから、今回はパスしてもいいじゃないかと思ってるとお伝えしてありました。
今治の方へ抜けるルートは確か一度走ってる気がしたんですが、おそらく酷道ではないだろうと思っての提案でした。
今治は特になにかがあるって訳でもなく、さほど遠回りにはならんかなぁと。
国道195号線で徳島に抜けるルートはおそらく走ってないと思うんですが、調べると快適な道のようやったんで興味がありました。
ただ、このルートだとなんもない山の中をひたすらドライブするだけになるかもなぁと。
徳島に抜けるとしたら「名麺堂」くらいしか寄るトコは浮かばず。
こういうルートを提案したんですが、最終的なお代官さまのチョイスは「国道33号線で松山に行こう」でした。
運転手としては松山まで行ってしまうと帰りが遅くなるからお代官さまに悪いかなぁと思ったんで候補に入れなかったんです。
ところがお代官さま自らが遠くなるルートを選びはったんで、私としてはやや苦笑い気味。
私はなんぼでも走りたいし、松山へのルートも長いこと走ってないからウェルカムやったんですが、どんどん遠くなってまうけどええんですか?って気分でした。
国道33号線なら間違いなくええ道やろうしってことで、気楽に高知を出発しました。(午前9時23分)
2時間ほど走って愛媛県に入って少し走ったとこにあった「道の駅みかわ」で休憩。
小さな産地直売所があったんですが、ここの野菜はすごく安かったですねぇ。
久万高原町になるみたいで、このあたりで作ってるって言う巨大な「美川ピーマン」が5〜6個入って100円でした。
生でも食べられるピーマンっていうことやったんで、1袋買いましたがこれが唯一の自分土産になりました。
後日、実際に生で食べてみましたが、ピーマン特有の青臭さがほとんどなく旨かったですわ。
とりあえず松山を目的地にしてひたすら国道33号線を走ってましたが、車内での会話はもちろん食うモンのこと。
昼メシをどうするかっていうことを考えててたんですが、最終的にお代官さまが下した決断は、
寿司
あたしゃー、酒ナシで寿司ってのはどうもなぁ・・・・と思って一応意見は伝えたんですが、あえなくスルーされて気が付いたらお代官さまの寿司スイッチが完全に入ってましたわ。
*まぁ、禁酒期間中に嘘ビールで回り寿司をシバいたんで、酒ナシでも食えんことないのは分かってましたけどね。
国道が山間部から平地に降りると、周りの風景は一変して急に街になりました。
いかにも都会の幹線道って感じになったんで、ロードサイド型の回り寿司屋ぐらいすぐ現われるやろうと思ってたんです。
ただ、全国チェーンの回り寿司じゃ旅先で食べる意味がないので、その手のはNGにして、地元資本の店にしようと決めてました。
地元チェーンやとその地方の特色が出て、けっこう楽しいってのは経験してますからねぇ。
しかーし、町中に入ってもうどん屋はさっぱり現われず。
朝にたっぷりのちらし寿司を食べたのに、旅先で胃も活動的になったのか、12時前からかなり腹が減っました。
すぐ見つかるやろうと思ってからも、さっぱり現われず。
やっと見つけたと思ったら、全国チェーンの「あきんど」でガックシ。
どんどん松山の中心部に近づいて行ったんですが、あまり近づきすぎると駐車場のある店が減るかと思ったんで、国道11号線が出て来たところで右折して香川方面へ。
一度は道路脇の建物が減って、これで街が終わりかと焦りましたが、もうしばらく走ったらやっと回転寿司屋を発見。
*腹ぺこでたどり着いた「豊後水産 重信店」
まだ新規オープンして間がないようで花輪があったり、オープンの幟が立ったりしてました。
「ひょっとしてオープン記念で安かったりしませんかねぇ?」
「次回割引券やったら困るのぉ〜」
なんていいながらも店内へ。
メニューを見ると3カンのお寿司が載った「豊後のたべくらべ三昧」というシリーズ3種類が、オープン記念で315円から210円になってました。
食べてみてアカンかったら、他の店に移動するつもりやったんで、様子見がてらその三昧シリーズから行ってみることに。
*オープン記念で安かった「豊後でかネタ三昧」
ここでは地魚を八幡浜港と三津浜港から仕入れてるとメニューに書いてました。
その場でishさんが調べると、八幡浜は豊後水道に面した西側、三津浜は松山のそばで瀬戸内海に面してるようでした。
違う海域二つから仕入れてるって言うのは、一応「謳い文句」としては筋が通ってますよねぇ。
*あぶり三昧
炙ったハモにうなぎに塗るような煮詰めがかかってたのはちと意外でした。
*特上軍艦三昧
ここまでは1人一皿ずつ食べたんですが、ishさんともこの店は当りやってことで意見が一致。
よそには行かんとここでちゃんと食べることにしたんで、これ以後は二人で1皿を頼んで1カンずつ食べることに。
マメに全部の写真を撮ったんで、ここもダダッと貼り付けておきます。
*回転寿司屋「豊後水産」の穴子
サッと炙ってくれてるんで香ばしさがありました。
*「いざぎ」だったと思います
*ウリにしてた「玉子焼き」
店内で焼いて焼きたてを出してるってことやったんで、頼んで半分ずつ食べました。
甘みのあるタイプで、けっこう好みに近かったですわ。
*私がチョイスした「ハマチ」
こいつもプリプリして良かったですわ。
私は回り寿司では必ず頼むネタなんですが、お代官さまはほとんど食べへんって言うてはりましたねぇ。
*これは「鯛」だったと思います
これは逆にお代官さまの定番で、私はあんまり頼まないネタですねぇ。
100円均一の回り寿司とは明らかにネタの質が違うてましたわ。
ここは皿が105円、158円、210円、315円と分かれてるんですが、上限で315円やと安心して食べられますなぁ。
家の近所にある大起水産も均一ではなく、いくつかに値段が分かれてるんですが、上はずっとずっと高いんで用心せんとアカンのですよねぇ。(^^;)
*「上マグロユッケ軍艦」だったはず
*「上たこ」は地物とのこと
コリコリしててデカイからちょっと食べにくかったですが、これも旨かった。
*上すしえびは身がちゃんとしてた
100均のえびはヘタするとだしがらみたいなぱさぱさしたヤツが乗ってることがありますが、これはちゃんとエビでした。
これはishさんが頼みはったんですが、生エビが好きじゃないんで茹でえびを選んでくれはって良かったですわ。
*〆に「かっぱ巻き」
一番好きな〆は梅しそ巻きなんですが、なかったんできゅうり巻きにしときました。
3種類の盛り合わせを3つも食べて、それ以後も一皿を分け分けしたんで、色んな種類が食べられましたねぇ。
ちなみに嘘ビールがあれば私はそれを飲んで、ishさんには普通にビールを飲んで貰おう思ってたんですが、嘘ビールはなかったですわ。
ishさんには飲んでもうたらええと思ってたんですが、毎度のことながら私に気ぃ使こうて飲みはりませんでしたねぇ。
*個人的にはせっかく運転手がおるんやから、しっかり飲んでもうたらええと思ってるんですけどね。
二人ともお茶だけだったおかげもあって、お勘定は二人合わせて2941円で済みました。
どのネタも回転寿司としてはかなり良かったんで、この値段はリーズナブルに感じました。
<参考情報>
*豊後水産
住所:愛媛県松山市水泥町85
電話:089−990−3855
営業:不明
定休:不明
回り寿司屋を出たのが1時43分で、その後スーパーに寄って30分ほどウロウロ。
スーパーを3時頃出て車の油を満タンにしたら、松山自動車道へ。
松山自動車道から高松自動車に入ったら、4時30分に府中湖パーキングエリアに到着。
うどんを食べるために寄ったんですが、津田の松原サービスエリアが普通のセルフうどん屋みたいなのに較べてかなりショボ目でした。
かなり小さめの軽食コーナーっぽかったんで、やめようかと思ったんですが、お代官さまは別に構わないってことやったんで食べることに。
*府中湖パーキングエリアで食べた「冷やぶっかけうどん」 410円
お代官さまは「おくらぶっかけ(430円)」を頼みはりましたが、そっちはかなり具がたっぷり豪華でしたわ。
他のメニューでもいくつかあったんですが、ここのうどんの値付けは豪華なヤツの方が割安っぽかったですねぇ。
うどんを食べて府中湖PAを出たのが4時59分。
ここからは気合いを入れてかなり元気に走りました。
お代官さまは帰りが何時になっても構わんって言うてくれてはったんですが、次の日はお仕事やからあんまり遅くならんようにと思ったんです。
その甲斐あってかいつも神戸までの最後の休憩をとる淡路SAに6時26分に到着。
ここで約20分ほど休んで、7時13分には兵庫駅近くのishさんのご自宅前に到着。
あんまり遅い時間にならんで済んだんで運転手としてはホッとしました。
その後はずっと地道で大阪に向かい、8時30分ジャストに車庫に到着。
総走行距離は850.3kmと、四国4県を股に掛けた割りには少なめでした。
*foodish:”雑”食記:高知から愛媛へ〜夏の四国4県巡り(4)
何年か前にうどん巡りを再開して以来、四国にはなんべんも渡ってるんですが、走るのは香川県内ばかり。
元々四国が好きでなんべんも行ってるから、香川を走ってても高知や愛媛まで走りたいなぁと思うことが多かったんです。
今回はishさんのおかげで久しぶりに高知や愛媛へ地道で走れたんで、嬉しかったですわ。
ゲリラ豪雨の何分かを除いたらずっとピーカンの中、一度も幌を閉めずに日干しドライブにおつきあいいただいたishさんにはほんまに感謝です。
ロードスターの助手席に座った時間ではishさんがぶっちぎりの一番なんで屋根無し号もありがたいお客さまを喜んでることでしょう。
というわけで、一泊二日のミニ旅行やのにえらく長い記事になってしまいましたが、これでやっと完結です。
もし、全文に目を通してくれた方がいらっしゃったら、ほんとにお疲れさまです。(^^;)
旅ネタが終わったばかりですが、今回通らなかった徳島と高知を結ぶ国道195号を走ってみたいもんですなぁ・・・・。
*朝イチの体重:57.4kg(夜が涼しくなったから、理想体重に戻ってきたかなぁ)
*9月の休肝日:2日/6日中(前日までの休肝日日数をカウント)
2011年09月05日
高知の夜に居酒屋「葉牡丹」等 四国旅行その3
なかなか進まない四国一泊旅の記事の続きと参ります。
*始めから読んでるやるって方は、その1、その2からご覧下さい。
高知の街に繰り出してひろめ市場で生ビールを飲んだら、本格的に飲み食いするところを探しに移動することにしました。
メインの商店街(帯屋町商店街)にはおもろい飲食店街がないやろうから、一本裏の筋を歩いてみることに。
歩き出してすぐにローカルなスーパーがあったんで、とりあえずチェックに行くことに。
お代官さまも旅先のスーパーチェックに異論がないって分かってましたんでね。
冷や奴のパックにゆず風味青のりが乗ったヤツあって、高知っぽいなぁと二人で感心。
チビ鯵を干物にした「あじのだしじゃこ」が並んでたんですが、これは珍しかったですねぇ。
最初に歩いたエリアはあんまり飲食店が多くなかったんで、商店街を挟んだ反対側に行ってみるとそちらはけっこう数がありました。
脇道の味のありそうな店も逃さないようにキョロキョロと左右に目を向けながらウロウロ。
おされーなバーやら年季の入った小料理やなんかがあったりと、旅先で繁華街をあるくとワクワクしますねぇ。
以前にも書きましたが、四国の中でも高知がけっこう好きで太平洋に面したお気に入りの浜があるんです。
はりまや橋から県道34号線を海の方面に走ってドン突きで左折、県道14号線を少し進むと駐車スペースと公衆便所があるんです。
駐車スペースに止めて海を望むと視界一杯に海が広がるんで、飲みながら日がな一日ぼけぇ〜っとするのが好きやったんです。
以前は県道34号線と14号の交差点手前に日帰り温泉まであったんで、非常に快適やったんで、毎年のように春になると来てたんです。
浜辺の駐車場でのんびりするのが目的やったんで、高知には10泊以上してるんですが、高知の繁華街を歩いた経験は非常に少ないんです。
昼間に酒の肴を求めて商店街を歩いたことは何度かあるんですが、夜の街は1回か2回だけやと思います。
そんなわけで遠い旅先の中では高知に来た回数だけは多いものの、夜の街歩きは非常に新鮮な気分でした。
とりあえずの目的は晩メシでしたが、その後バーにも行くつもりだったんで、そっちも合わせてチェック。
オーセンティックっちゅうんでしょうか、正統派のバーはそんなに多くなかったんですが、バーとは名乗ってませんでしたが1軒、「ココは当りや」っていうニオイのするとこを発見。
他にも何軒かイケそうなバーを見つけました。
食べ物の方は、やっぱり地元の料理が食べたいからと和食系をメインにチェック。
入ってみてもええなぁって思える店も何軒か。
私は旅先ではハズレも含めて飛び込みで店に入るのが好きなんで、自分のアンテナに引っかかった店に入ろうと思い一切事前の情報収集はしてませんでした。
お代官さまもそんなに熱心に情報を集めた訳ではないって言うてはったんですが1軒だけ大箱の居酒屋をチェックしてあると。
全然良さそうな店がなかったら、最後はそこに行こうということで歩き出したんですが、
しばらくするとお代官さまが
「やっぱりとにかくその店に行くぞ。他の店に入るのはその店を見てからや」
と方針変更。
「どんな店なんですか?」
って、お聞きすると
「”高知”・”居酒屋”って検索したら、最初に出来てた店や」
「1階が銀行で大通りに面したビルの2階や」
ってな説明で、大バコやって聞いたんで内心は「???」って感じでした。
全国チェーンのしょうもない居酒屋がよくそういう物件に入ってますよねぇ?
全国チェーンでなくてもあんまり大きな資本の店は味気ないなぁと思うんでねぇ・・・・。
でもとりあえずお代官さまのお言葉には逆らえませんから、店を見に行くのには同意しました。
行ってみてピンと来んかったら素直にそれを伝えるつもりでした。
だいたいた店探しが一巡してからお代官さまが事前に見つけてあったお店に向かいました。
行ってみたらたしかに大通りには面してましたが、ビルの2階ではなかったですわ。
私が思わず、
「ビルの2階ちゃいますやん」
って言うと、お代官さまは
「オレ、そんなこと言うたか?」
ガックンっと来ましたわ。お代官さまの言葉を素直に聞いたから心配してたのに・・・。
*高知の居酒屋「葉牡丹」の店構え
すんごい掘り出し物ってタイプではないですが、この店構えやったら
「とりあえず入ってみましょ、入ってみましょ。」
と1発で入ろうと思える店ですわ。
「お代官さまぁ〜、もうちょっとちゃんと説明してくださいよ〜。不安になったやないですかぁ」
なんてことをいいながら、腹も減ってきてたんでさっそく店内へ。
たしかに席数はけっこうあって大バコってのも嘘ではなかったですが、店内の雰囲気もええ感じにオッサン向きでした。
メニュー以外にも壁にはお品書きが短冊で貼られてたんで、キョロキョロと見回しながらまずはいくつか注文。
町をウロウロしながら、旅先に出たらその土地の物が食べたいですねぇって言うてたんですが、1品目はこんなモンが登場。
*ホルモンの煮込み 170円
お店の人にこれを注文するなり、お代官さまからすかさず
「なんで高知まで来てホルモンやねん!!」
ってなツッコミを頂いてしまいました。(^^;)
もともとモツ系が好きで、しかも値段が「170円」と異様に安いんでどんなもんが出てくるか気になったんですよねぇ。
表の看板にも乗ってて、これが最初に目に飛び込んできたんでどうしても我慢出来ませんでした。
予想以上に量が多めで、食べてみるとけっこう旨かったんで、オーダーとしては当りでした。
これで170円はかなりの安さやと思いましたねぇ。
ツッコミを入れたお代官さまも、けっこう美味しそうに食べてはりました。
2品目はお代官さまのオーダーです。
*もみなす 390円
「そっちこそなんで高知でナスなんですかー!!」
「しかも食べ始めたばっかりで、いきなり〆っぽいし・・・」
私のオーダーもたいがいでしたが、お代官さまのナスビにもかなりこけそうになりましたわ。
「せやけど、茄子好きやし、食べたかったんや」
高知県って茄子の出荷額が日本一やから、私のホルモンよりマシかもしれませんけどね。
*高知らしく鰹のたたきとウツボのたたきの盛り合わせ 1050円
高知の名物として「かつお」と「うつぼ」って、あまりにもベタですがせっかくなんで頼んでみました。
個人的にはかつおは大阪でも食べられるけど、うつぼは珍しいから嬉しかったです。
実はかつおのたたきってそんなに好きではないんですが、これは美味しかったんでモノが違うんでしょうかねぇ。
一切れが大きすぎたんで、厚みは半分ぐらいがええなぁと思ったんですが、高知ではこれぐらいの厚切りが当たり前なんですかねぇ。
*これも高知の名物?「めひかりの串焼き」 360円
串には刺さってませんが、メニューでは串焼きになってました。
めひかりって名前は聞いたことがあったんですが、どんなもんか分からんとオーダーしてみました。
こいつがどんな魚か分からんかったんで、ishさんがその場で検索すると深海魚と分かってちょっとビックリ。
*ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑:アオメエソ
ちょっとシシャモを思い出すような味やなぁなんていいながら食べてました。
壁の短冊に気になるメニューを発見。
*不思議だった「串煮込み」のメニュー
串煮込みがどんなもんか分かりませんが、一番最初に想像するのは串に刺したおでんでした。
一番右の何かは消されてますが、なぜ「げそ」と「たまご」だけなんでしょう?
もしおでんみたいなモンやとしたら、もっとズラズラと色んなタネが書かれてますよねぇ・・・・。
単価も安いんで1人前に一つずつ入れて貰うことにしてオーダー。
*煮込みのげそ 130円
出て来たのは私にっては完全にあっさり系のおでんでした。
ちなみに1人前にすると250円で10円安くなるんですが、両方入れてもうたら勘定は130円ずつ付いてましたわ。
*手元に単価の入ったレシートがあるんで、今気づきました
後半でかなり盛り上がったのは、このお店の「エビフライ」でした。
値段がこのお店の相場からはかなり高めの870円もしてたんです。
串揚げのエビはたしか80円やったんで、どんなモンが出てくるのか非常に気になりました。
だいぶ飲み食いをした後で、えらい量の揚げモンが出て来たら困るんで頼めませんでしたがぜひ実物を見てみたいもんです。
ここで完全に仕上げるつもりでもなかったんで、このお店では以上でオシマイ。
写真を上げた料理と日本酒(1合280)を4合飲んでお会計は3350円でした。
たたきの盛り合わせがそれなりにするんで、もっと行くかと思ってたんですが予想以上に安くてビックリしました。
名物の串フライの盛り合わせは海老・豚・いか・魚介・野菜 各1本で280円という安さ。
頼むモンを考えれば十分センベロ可能なお店でした。
昼間から通し営業でやってるみたいなんで、飲兵衛にはありがたいお店ですな。
<参考情報>
*居酒屋「葉牡丹」:公式サイト
住所:高知県高知市堺町2−21
電話:088−872−1330
営業:11:00AM〜23:00 ランチ 11:00AM〜14:00(日曜・祝日はランチ無し)
定休:無休
お腹はまだ余裕があったんですが、2軒目はうろうろしてた時にビビっと来たバー「フランソワ」へ行くことに。
ギネスの看板があって、お店の外には「PUB」となってたんですが、ドアを開けてみたら年季の入ったビシッとしたバーでした。
屋号の「フランソワ」っていうのうは、若い頃京都でやんちゃしてたマスターの鈴木さんが馴染みだった喫茶店「フランソワ」から取ったって言うてはりました。
マスターとサブのバーテンダーさん三好さんが二人でお店を回してはりましたが、いかにも老舗のバーっていう雰囲気がありながら人当たりが柔らかくて一見でもくつろげました。
何を飲んだか全ては覚えてないですが、お約束のマルガリータとジントニックを飲んだのは覚えてます。
二人でそこそこの杯数を飲んで、お勘定は7800円だったような気がします・・・。
旅先でなにも調べずに、その街の重鎮のような方のバーに巡り会えたのはラッキーでした。
お店で飲み始めて、しばらくして急に思いついたんで、三好さんに質問をしてみました。
10年くらいまえに高知で飛び込んだバーで、当時でもそこそこ高齢のマスターが映画にちなんだオリジナルカクテルを出してた店があったんですがご存じないかと。
すると有名な方やったみたいで、バーの名前は「DOM(ドム)」と言ってオーナーは岡崎さんって方だったと。
残念ながらもう引退されてたんですが、三好さんは現役の頃の岡崎さんに会うたことがあるとのことでした。
よそ者にとっては、強烈な土佐弁を話す方でそのキャラクターとセットですごく印象に残ってたのにずっと名前も分からずもやもやしてたんです。
可能ならishさんとご一緒したかったんで引退されてたのは残念でしたが、長年のもやもやが晴れてスッキリしました。
<参考情報>
*BAR「フランソワ」:参考サイト
住所:高知県高知市追手筋1−9−4
電話:088−875−1644
営業:7:00PM〜0:00AM
定休::第1・第3・第5月曜日
「フランソワ」を出たら、脇道チェックで見つけたCafeBar「青い花」へ。
カフェバーと書くと、イメージが軽いですが、かなりバーよりで全面がガラス戸のカウンターのみのお店でした。
オーナーは20年以上東京で過ごした女性で高知に戻って、お店を開けてまだ1年にもならないっておっしゃってたかと。
バーは脇道がいいという信念でこのお店の物件を決めたって言うてはったとこなんか私の好みにピッタリでした。。
まだまだ艶っぽいマダムの長井美恵さんは元々シャンソン歌手やそうで、お代官さま初っぱなから質問攻めにしてはりましたわ。
*次来る時はあるモンをプレゼントするなんて約束してはりました。(^^;)
いつものことですが多少記憶が飛んでて詳細は覚えてないですが、お酒以上に会話が楽しくええ時間を過ごさせて貰いました。
旅先でオーセンティックなバーで本筋のお酒楽しんだ後に、会話が楽しいお店に入れたのはバランス良くてこれまた当りでしたねぇ。
金額は忘れましたが、好き勝手喋ってた割りに金額が安くてちと申し訳なかった記憶があります。
<参考情報>
*CafeBar「青い花」
住所:高知県高知市帯屋町1−15−2
電話:090−1032−5647
営業:不明
定休:不明
「青い花」を出て、酔うた時のお約束で〆にラーメンでも食べようって話に。
ところがけっこうウロウロしたんですがラーメン屋は見つからず。
しばらく捜したけど結局諦めてホテルに戻ったんで、旅先にしては食べた量がおとなしめでした。
というわけで、長い長い1日目はこれにて終了。
書いててやや気力がなくなりそうですが、一応2日目の話も近いうちにアップ予定です。
*foodish:”雑”食記:夜の高知をウロウロと〜夏の四国4県巡り(2)
*foodish:”雑”食記:土佐の高知の「葉牡丹」で〜夏の四国4県巡り(3)
お代官さまのトコには私たちがチェックしたお店の写真やスーパーの写真などがたくさんアップされてます。
*朝イチの体重:57.6kg(夜が涼しくて汗の量が減ってるかな。ちょっとだけ気ぃつけよ)
*9月の休肝日:1日/4日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
続きの記事をアップしたのでリンクを張っておきます。
*高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
*始めから読んでるやるって方は、その1、その2からご覧下さい。
高知の街に繰り出してひろめ市場で生ビールを飲んだら、本格的に飲み食いするところを探しに移動することにしました。
メインの商店街(帯屋町商店街)にはおもろい飲食店街がないやろうから、一本裏の筋を歩いてみることに。
歩き出してすぐにローカルなスーパーがあったんで、とりあえずチェックに行くことに。
お代官さまも旅先のスーパーチェックに異論がないって分かってましたんでね。
冷や奴のパックにゆず風味青のりが乗ったヤツあって、高知っぽいなぁと二人で感心。
チビ鯵を干物にした「あじのだしじゃこ」が並んでたんですが、これは珍しかったですねぇ。
最初に歩いたエリアはあんまり飲食店が多くなかったんで、商店街を挟んだ反対側に行ってみるとそちらはけっこう数がありました。
脇道の味のありそうな店も逃さないようにキョロキョロと左右に目を向けながらウロウロ。
おされーなバーやら年季の入った小料理やなんかがあったりと、旅先で繁華街をあるくとワクワクしますねぇ。
以前にも書きましたが、四国の中でも高知がけっこう好きで太平洋に面したお気に入りの浜があるんです。
はりまや橋から県道34号線を海の方面に走ってドン突きで左折、県道14号線を少し進むと駐車スペースと公衆便所があるんです。
駐車スペースに止めて海を望むと視界一杯に海が広がるんで、飲みながら日がな一日ぼけぇ〜っとするのが好きやったんです。
以前は県道34号線と14号の交差点手前に日帰り温泉まであったんで、非常に快適やったんで、毎年のように春になると来てたんです。
浜辺の駐車場でのんびりするのが目的やったんで、高知には10泊以上してるんですが、高知の繁華街を歩いた経験は非常に少ないんです。
昼間に酒の肴を求めて商店街を歩いたことは何度かあるんですが、夜の街は1回か2回だけやと思います。
そんなわけで遠い旅先の中では高知に来た回数だけは多いものの、夜の街歩きは非常に新鮮な気分でした。
とりあえずの目的は晩メシでしたが、その後バーにも行くつもりだったんで、そっちも合わせてチェック。
オーセンティックっちゅうんでしょうか、正統派のバーはそんなに多くなかったんですが、バーとは名乗ってませんでしたが1軒、「ココは当りや」っていうニオイのするとこを発見。
他にも何軒かイケそうなバーを見つけました。
食べ物の方は、やっぱり地元の料理が食べたいからと和食系をメインにチェック。
入ってみてもええなぁって思える店も何軒か。
私は旅先ではハズレも含めて飛び込みで店に入るのが好きなんで、自分のアンテナに引っかかった店に入ろうと思い一切事前の情報収集はしてませんでした。
お代官さまもそんなに熱心に情報を集めた訳ではないって言うてはったんですが1軒だけ大箱の居酒屋をチェックしてあると。
全然良さそうな店がなかったら、最後はそこに行こうということで歩き出したんですが、
しばらくするとお代官さまが
「やっぱりとにかくその店に行くぞ。他の店に入るのはその店を見てからや」
と方針変更。
「どんな店なんですか?」
って、お聞きすると
「”高知”・”居酒屋”って検索したら、最初に出来てた店や」
「1階が銀行で大通りに面したビルの2階や」
ってな説明で、大バコやって聞いたんで内心は「???」って感じでした。
全国チェーンのしょうもない居酒屋がよくそういう物件に入ってますよねぇ?
全国チェーンでなくてもあんまり大きな資本の店は味気ないなぁと思うんでねぇ・・・・。
でもとりあえずお代官さまのお言葉には逆らえませんから、店を見に行くのには同意しました。
行ってみてピンと来んかったら素直にそれを伝えるつもりでした。
だいたいた店探しが一巡してからお代官さまが事前に見つけてあったお店に向かいました。
行ってみたらたしかに大通りには面してましたが、ビルの2階ではなかったですわ。
私が思わず、
「ビルの2階ちゃいますやん」
って言うと、お代官さまは
「オレ、そんなこと言うたか?」
ガックンっと来ましたわ。お代官さまの言葉を素直に聞いたから心配してたのに・・・。
*高知の居酒屋「葉牡丹」の店構え
すんごい掘り出し物ってタイプではないですが、この店構えやったら
「とりあえず入ってみましょ、入ってみましょ。」
と1発で入ろうと思える店ですわ。
「お代官さまぁ〜、もうちょっとちゃんと説明してくださいよ〜。不安になったやないですかぁ」
なんてことをいいながら、腹も減ってきてたんでさっそく店内へ。
たしかに席数はけっこうあって大バコってのも嘘ではなかったですが、店内の雰囲気もええ感じにオッサン向きでした。
メニュー以外にも壁にはお品書きが短冊で貼られてたんで、キョロキョロと見回しながらまずはいくつか注文。
町をウロウロしながら、旅先に出たらその土地の物が食べたいですねぇって言うてたんですが、1品目はこんなモンが登場。
*ホルモンの煮込み 170円
お店の人にこれを注文するなり、お代官さまからすかさず
「なんで高知まで来てホルモンやねん!!」
ってなツッコミを頂いてしまいました。(^^;)
もともとモツ系が好きで、しかも値段が「170円」と異様に安いんでどんなもんが出てくるか気になったんですよねぇ。
表の看板にも乗ってて、これが最初に目に飛び込んできたんでどうしても我慢出来ませんでした。
予想以上に量が多めで、食べてみるとけっこう旨かったんで、オーダーとしては当りでした。
これで170円はかなりの安さやと思いましたねぇ。
ツッコミを入れたお代官さまも、けっこう美味しそうに食べてはりました。
2品目はお代官さまのオーダーです。
*もみなす 390円
「そっちこそなんで高知でナスなんですかー!!」
「しかも食べ始めたばっかりで、いきなり〆っぽいし・・・」
私のオーダーもたいがいでしたが、お代官さまのナスビにもかなりこけそうになりましたわ。
「せやけど、茄子好きやし、食べたかったんや」
高知県って茄子の出荷額が日本一やから、私のホルモンよりマシかもしれませんけどね。
*高知らしく鰹のたたきとウツボのたたきの盛り合わせ 1050円
高知の名物として「かつお」と「うつぼ」って、あまりにもベタですがせっかくなんで頼んでみました。
個人的にはかつおは大阪でも食べられるけど、うつぼは珍しいから嬉しかったです。
実はかつおのたたきってそんなに好きではないんですが、これは美味しかったんでモノが違うんでしょうかねぇ。
一切れが大きすぎたんで、厚みは半分ぐらいがええなぁと思ったんですが、高知ではこれぐらいの厚切りが当たり前なんですかねぇ。
*これも高知の名物?「めひかりの串焼き」 360円
串には刺さってませんが、メニューでは串焼きになってました。
めひかりって名前は聞いたことがあったんですが、どんなもんか分からんとオーダーしてみました。
こいつがどんな魚か分からんかったんで、ishさんがその場で検索すると深海魚と分かってちょっとビックリ。
*ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑:アオメエソ
ちょっとシシャモを思い出すような味やなぁなんていいながら食べてました。
壁の短冊に気になるメニューを発見。
*不思議だった「串煮込み」のメニュー
串煮込みがどんなもんか分かりませんが、一番最初に想像するのは串に刺したおでんでした。
一番右の何かは消されてますが、なぜ「げそ」と「たまご」だけなんでしょう?
もしおでんみたいなモンやとしたら、もっとズラズラと色んなタネが書かれてますよねぇ・・・・。
単価も安いんで1人前に一つずつ入れて貰うことにしてオーダー。
*煮込みのげそ 130円
出て来たのは私にっては完全にあっさり系のおでんでした。
ちなみに1人前にすると250円で10円安くなるんですが、両方入れてもうたら勘定は130円ずつ付いてましたわ。
*手元に単価の入ったレシートがあるんで、今気づきました
後半でかなり盛り上がったのは、このお店の「エビフライ」でした。
値段がこのお店の相場からはかなり高めの870円もしてたんです。
串揚げのエビはたしか80円やったんで、どんなモンが出てくるのか非常に気になりました。
だいぶ飲み食いをした後で、えらい量の揚げモンが出て来たら困るんで頼めませんでしたがぜひ実物を見てみたいもんです。
ここで完全に仕上げるつもりでもなかったんで、このお店では以上でオシマイ。
写真を上げた料理と日本酒(1合280)を4合飲んでお会計は3350円でした。
たたきの盛り合わせがそれなりにするんで、もっと行くかと思ってたんですが予想以上に安くてビックリしました。
名物の串フライの盛り合わせは海老・豚・いか・魚介・野菜 各1本で280円という安さ。
頼むモンを考えれば十分センベロ可能なお店でした。
昼間から通し営業でやってるみたいなんで、飲兵衛にはありがたいお店ですな。
<参考情報>
*居酒屋「葉牡丹」:公式サイト
住所:高知県高知市堺町2−21
電話:088−872−1330
営業:11:00AM〜23:00 ランチ 11:00AM〜14:00(日曜・祝日はランチ無し)
定休:無休
お腹はまだ余裕があったんですが、2軒目はうろうろしてた時にビビっと来たバー「フランソワ」へ行くことに。
ギネスの看板があって、お店の外には「PUB」となってたんですが、ドアを開けてみたら年季の入ったビシッとしたバーでした。
屋号の「フランソワ」っていうのうは、若い頃京都でやんちゃしてたマスターの鈴木さんが馴染みだった喫茶店「フランソワ」から取ったって言うてはりました。
マスターとサブのバーテンダーさん三好さんが二人でお店を回してはりましたが、いかにも老舗のバーっていう雰囲気がありながら人当たりが柔らかくて一見でもくつろげました。
何を飲んだか全ては覚えてないですが、お約束のマルガリータとジントニックを飲んだのは覚えてます。
二人でそこそこの杯数を飲んで、お勘定は7800円だったような気がします・・・。
旅先でなにも調べずに、その街の重鎮のような方のバーに巡り会えたのはラッキーでした。
お店で飲み始めて、しばらくして急に思いついたんで、三好さんに質問をしてみました。
10年くらいまえに高知で飛び込んだバーで、当時でもそこそこ高齢のマスターが映画にちなんだオリジナルカクテルを出してた店があったんですがご存じないかと。
すると有名な方やったみたいで、バーの名前は「DOM(ドム)」と言ってオーナーは岡崎さんって方だったと。
残念ながらもう引退されてたんですが、三好さんは現役の頃の岡崎さんに会うたことがあるとのことでした。
よそ者にとっては、強烈な土佐弁を話す方でそのキャラクターとセットですごく印象に残ってたのにずっと名前も分からずもやもやしてたんです。
可能ならishさんとご一緒したかったんで引退されてたのは残念でしたが、長年のもやもやが晴れてスッキリしました。
<参考情報>
*BAR「フランソワ」:参考サイト
住所:高知県高知市追手筋1−9−4
電話:088−875−1644
営業:7:00PM〜0:00AM
定休::第1・第3・第5月曜日
「フランソワ」を出たら、脇道チェックで見つけたCafeBar「青い花」へ。
カフェバーと書くと、イメージが軽いですが、かなりバーよりで全面がガラス戸のカウンターのみのお店でした。
オーナーは20年以上東京で過ごした女性で高知に戻って、お店を開けてまだ1年にもならないっておっしゃってたかと。
バーは脇道がいいという信念でこのお店の物件を決めたって言うてはったとこなんか私の好みにピッタリでした。。
まだまだ艶っぽいマダムの長井美恵さんは元々シャンソン歌手やそうで、お代官さま初っぱなから質問攻めにしてはりましたわ。
*次来る時はあるモンをプレゼントするなんて約束してはりました。(^^;)
いつものことですが多少記憶が飛んでて詳細は覚えてないですが、お酒以上に会話が楽しくええ時間を過ごさせて貰いました。
旅先でオーセンティックなバーで本筋のお酒楽しんだ後に、会話が楽しいお店に入れたのはバランス良くてこれまた当りでしたねぇ。
金額は忘れましたが、好き勝手喋ってた割りに金額が安くてちと申し訳なかった記憶があります。
<参考情報>
*CafeBar「青い花」
住所:高知県高知市帯屋町1−15−2
電話:090−1032−5647
営業:不明
定休:不明
「青い花」を出て、酔うた時のお約束で〆にラーメンでも食べようって話に。
ところがけっこうウロウロしたんですがラーメン屋は見つからず。
しばらく捜したけど結局諦めてホテルに戻ったんで、旅先にしては食べた量がおとなしめでした。
というわけで、長い長い1日目はこれにて終了。
書いててやや気力がなくなりそうですが、一応2日目の話も近いうちにアップ予定です。
*foodish:”雑”食記:夜の高知をウロウロと〜夏の四国4県巡り(2)
*foodish:”雑”食記:土佐の高知の「葉牡丹」で〜夏の四国4県巡り(3)
お代官さまのトコには私たちがチェックしたお店の写真やスーパーの写真などがたくさんアップされてます。
*朝イチの体重:57.6kg(夜が涼しくて汗の量が減ってるかな。ちょっとだけ気ぃつけよ)
*9月の休肝日:1日/4日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
続きの記事をアップしたのでリンクを張っておきます。
*高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
2011年09月03日
高知へのんびり地道で移動 四国旅行その2
29日から一泊で行ってきた四国旅行ネタの続きを出来るだけコンパクトに紹介するつもりで書き始めてみます。
*最初から読んでやるって方は、コチラを先にご覧下さい。
香川の塩江町で国産天然うなぎを堪能したら、今晩の泊り場所である高知市を目指すことにしました。
香川から高知まではそんなにたくさんのルートがある訳じゃないんですが、今回一つだけ気ぃつけてたことがあります。
私はなんも考えんと走ってて標識に目的地が表示されたら適当にそっちに向かうなんてことやります。
そして同じ道を走るのが嫌いなんで、基本的にはどんどん前に進むばかり。
阿讃亭は国道193号線沿いにあったんですが、地図を見てると真っ直ぐ進むと美馬(脇町IC)のあたりから自然と国道438号へ入るようです。
そのまま438号を直進するといつか国道439号線にぶち当たるから適当に東に向かったらええか。
なーんて風にええかげんなコースを取ることはけっこうありがちなんですよねぇ・・・。
まぁたった1人で何時に高知に着いてもええんやったら、それも悪くは無いんですけどね。
*今回香川から高知へ移動したルート(クッリクして貰えば大きくなります)
ヤフーの地図上で確認される方はコチラからどうぞ。
今回はお代官さまという、屋根無し号の助手席に乗ってもええという貴重なお方がご一緒。
お代官さまは、高速より地道が好きなんていう嬉しいことを言うてくれる方ではありますが、あくまでも普通人。
国道439号線は、「ヨサク(=与作)」なんていうチャーミングなニックネームがつくんですが、そうやってこの道をちやほやするんは、その道の変態さんだけなんです。
その道って言うても、どの道かお分かりにならんと思いますが、世の中には「酷道マニア」っていうおかしなヒトが居るそうなんです。
国道やなくて、残酷な道ってな意味の「酷道」をわざわざ走破するなんてほんまマニアックじゃないですか。
で、その業界では四国は、酷道の宝庫らしいんですが、その中でも”キングオブ酷道”がこの439号なんです。
*その道の方の詳しい解説がありますので、興味ある方はコチラをどうぞ。
今、改めて上のリンク先を読んだんですが、私らがコースにしたかもしらん区間はヨサクの中でもかなり痛い区間やったようですわ。
で、私は決して酷道マニアではないんですが、根っからのええかげんなドライブ好きなんで、今までに「偶然」酷道に入ってしまったことがけっこうあるんです。
このヨサクも何年も前に迷い込みまして、非マニアの乏しい酷道経験なかですが、このルートの酷道っぷりに感心したんですよねぇ。
走ったのは前の屋根無し号やったんで10年以上前やのに鶏頭の私の記憶に残るんやからたいがいですわ。
酷道目的でもないのに、移動途中で酷道に入ったらマズイんでこのルートだけ避けるようと気ぃつけてたってわけです。
阿讃亭から国道193号を戻って高松空港の近くから国道377号で「山越」なんかのそばを通って国道32号に入って高知に行くっていう地道ルートも考えたんですが、戻るのがなぁ・・・と。
それならばと、国道193号をもっと進んで、美馬まで行き国道192号で吉野川沿いに西へ進むことに。
走りながら時刻を見て時間を節約したくなったら途中から高速に乗ってもええかというザックリしたルートで高知を目指しました。
阿讃亭を出発したのが1時30分でした。
美馬の手前で「うだつが上がらない」の元になった「うだつ」のある町並みがあったんで、お代官さまにお伺いを立てましたが、「パス」の一言で素通り。
国道192号に入って吉野川沿いのルートに入ると、ひと安心ですわ。
この道は前に走った記憶があって、特に問題なかったって分かってますからね。
しばらく走ると道の駅「貞光ゆうゆう館」ってのを見つけたんで寄り道。(2:06PM着 2:30PM発)
道の駅を出てすぐ沿道に「そうめん」の文字がいっぱい出て来たんですが、私の好きな半田そうめんの「半田」がそのあたりやと分かってビックリ。
半田そうめんのことを知る前に、このルートを走ってたんですかねぇ・・・。
かなりの軒数でそうめん屋さんが並んでたから、知ってたら認識したはずなんですからねぇ・・・。
しばらく走って国道192号と国道32号の交差点の手前あたりで徳島道の井川池田ICが出て来ました。
お代官さまに高速に乗って高知にスパッと行くかどうするかお尋ねしたんですが、「地道でええやろ」とのお言葉。
運転手の地道好きに気ぃ使こうてもんたんやと思いますが、遠慮なくお言葉に甘えさせて頂きました。
32号は大動脈やし、名所の大歩危・小歩危を通るからおつきあい頂いてもええかって思いましたしね。(^^)
小歩危が先に出て来て、それを過ぎてしばらく行くと大歩危になるんですが、横を流れる吉野川ではラフティングが流行ってるようでいくつも店がありましたわ。
大歩危と小歩危の中間で小ぎれいな道の駅風の施設を見つけたん寄ってみました。
するとそこは「モンベル 大歩危店」と土産もん屋やコンビニが一緒になった複合施設でした。
旅の途中でしたが、しばらくモンベルの商品をチェックしたりして休憩。(3:40PM着 4:08PM発)
朝からずっとええ天気やったんですが、モンベルを出たころから前方には雲が見えてました。
そこから20分ほど走ったらポツポツ来たんで、
「どうしましょ?屋根(幌)上げましょか?」
って、お聞きすると
「まぁええんちゃう。降らんやろ」
とのことやったんで、ポツポツ降りの中を走ってました。
屋根無しで雨に降られたらすぐビシャビシャに濡れると思われるかもしれませんが、前の窓があるんで走ってると小雨やったらそんなに濡れないんです。
ところが、幌を上げようかって話をして数分でえらい雨に。
さすがに前の窓だけでは避けきれず、路肩に車を止めて大急ぎで屋根を上げました。
屋根を上げてすぐ走り出したんですが、ワイパー強でも前が見にくく、轍に水が溜まったままでタイヤの接地感が非常に弱くなりまたすぐ路肩へ。
どうせ長続きはせんやろうと雨宿りしたんですが、ほんまに強烈な雨でしたねぇ。
幌の屋根やと、そこらじゅうから攻撃でも食らってるような気分でしたわ。
数分で多少マシになったんで、走り出しましたがゲリラ豪雨の凄さを実感出来ましたわ。
その後はサクッと高知市内までたどりついたんですが、私は全く地図を見ずに国道32号が北側から市内に向かうと誤解してました。
実際は高知市の東側から入ったんで、高知駅が現われたあたりでドコを走ってるか訳分からんように。
適当に曲がった道が以前「オーベルジュ土佐山」に行った時に通った道やと分かったんですが、自車の位置が分からなくなってしまいました。
地図を確認したいのに、店が狭くて車が止めにくいなぁと思ってたらishさんがiPhoneで場所を確認してホテルまでナビゲートしてくれました。
実家の親父がよく「旅先ではナビが便利や」って言うんですが、そのナビ無しでもスマートフォンのおかげでサクッと場所が分かったのは文明の進化を感じましたわ。
普段はナビのたぐいが嫌いですが、iPhoneの最後の手助けには感謝しましたねぇ。
朝の4時50分に家を出て、高知のホテルの駐車場に車を止めたのが5時55分でした。
この日の走行距離は371km。
地道が多めでしたが個人的には軽めのドライブでしたねぇ。
この日の宿は一応ホテルってことでしたが、どんなとこかは分かりませんでした。
「高知ビジネスホテル別館」ってとこでしたが、場所ははりまや橋のすぐそば。
そんな立地で1泊料金が3000円ですからねぇ・・・・。
どんなホテルが出て来てもこの値段じゃ驚けませんよね。
後で周りを歩いてみたら分かったんですがまず立地がトルコなんかが並ぶ風俗街のハズレでした。
ホテルの建物にはエレベーターがなく上階への移動は階段のみ。
部屋の戸を開けて目に飛び込んできたのは、こんな備品。
*部屋にあった「ラジオ」にビックリ
木製のがっしりした外箱のラジオがあったんが箱の年季を象徴してました。
廊下のカーペットは擦り切れて地が見えてるし、部屋のユニットバスの戸を開けるとかびくさいなどくたびれ度はかなりのモンでした。
それでもテレビはやむを得ず液晶になってましたし、普通のチャンネルは無料。
タオル、バスタオル、浴衣、歯ブラシ、シャンプーなどの備品も完備。
高知市内のど真ん中で一泊3000円やと思えば、私はまったく文句なかったですわ。
チケットだけ取って海外を旅行してるような気分になれたんは、プラスやったかも。(^^)
部屋に入ったらとりあえずシャワー。
屋根無しで丸一日炎天下におったおかげで体は汗でベチャベチャでしたからねぇ。
おんぼろホテルやけど、アジアのように水の出が悪いってこともなく、たっぷりのお湯で汗を流してスッキリ。
待ち合わせ時間ぴったりに部屋を出て、高知の街へゴー!!
歩き出してすぐ
「運転手にとりあえずビールをお与えくださいー」
お願いをしてしまいました。
自販機か酒屋で缶ビールを買うて、飲みながら歩いてもよかったんですけどね。
私は高知市内を何回か歩いたことはあったんですが、お代官さまは初めて。
とりあえずメインの商店街に入って、アーケードを高知城の方へ。
お代官さまの希望もあって、「ひろめ市場」を覗きに行きました。
前まで行くと節電のせいもあるのか暗くて人気が無く、一瞬潰れたのかと思いましたが、入り口を2重のビニールで覆ってクーラーの無駄遣いを避けてるだけでした。
*高知の「ひろめ市場」は大にぎわい
どうみても地元の人やと思えるお客さんでかなりのにぎわいでした。
各店舗から食べるモンや飲み物を調達して、広くなったところの席で自由に食べるフードコート形式でしたが席を見つけるのにウロウロするほどでした。
それぞれの料理や飲み物の値段はカジュアルな雰囲気からすると特別安くはなかったですが、気楽に色々摘めるんがええんでしょうねぇ。
いかにも高知らしい名物料理から中華やインド料理、その他居酒屋料理とバラエティに富んでました。
ざっくりと場内を一周したら、お待ちかねの生ビールです。
*えびの唐揚げでまずは生ビール
小海老が400円ほどで、生ビールが500円を少し切ってるぐらい値ぇだったと思います。
エビの唐揚げは注文の後に揚げてくれたんで、出来たての熱々でした。
出来上がりを待つ間に生ビールがサクッと空いたんでお代わりが要りましたが、それはしゃあないですよねぇ。
日に炙られて、しっかり運転した後のビールはホンマに旨かったですわ。
このひろめ市場は小エビと生中2杯ずつでサクッと切り上げ。
喉の乾きだけは収まったんで、ここからじっくりお店に出発しました。
高知の夜の飲み食いを一気にアップする予定やったんですが、ドライブのへんを自分用にグチャグチャ書いてたらえら時間が掛かりました。
本格的な飲み食いの様子は、次の記事に譲ることにします。
今日の午前中に台風が高知に上陸したようです。
走ってきたばかりの地名がニュースにいくつも出てくると気になってしまいます。
各地への被害が出来る限り少ないことを願うばかりです。
*朝イチの体重:56.6kg(揚げモンの単品食いに麺の〆やったけど楽勝)
*9月の休肝日:1日/2日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
続きの記事をアップしたので、リンクを張っておきます。
*高知の夜に居酒屋「葉牡丹」等 四国旅行その3
*高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
*最初から読んでやるって方は、コチラを先にご覧下さい。
香川の塩江町で国産天然うなぎを堪能したら、今晩の泊り場所である高知市を目指すことにしました。
香川から高知まではそんなにたくさんのルートがある訳じゃないんですが、今回一つだけ気ぃつけてたことがあります。
私はなんも考えんと走ってて標識に目的地が表示されたら適当にそっちに向かうなんてことやります。
そして同じ道を走るのが嫌いなんで、基本的にはどんどん前に進むばかり。
阿讃亭は国道193号線沿いにあったんですが、地図を見てると真っ直ぐ進むと美馬(脇町IC)のあたりから自然と国道438号へ入るようです。
そのまま438号を直進するといつか国道439号線にぶち当たるから適当に東に向かったらええか。
なーんて風にええかげんなコースを取ることはけっこうありがちなんですよねぇ・・・。
まぁたった1人で何時に高知に着いてもええんやったら、それも悪くは無いんですけどね。
*今回香川から高知へ移動したルート(クッリクして貰えば大きくなります)
ヤフーの地図上で確認される方はコチラからどうぞ。
今回はお代官さまという、屋根無し号の助手席に乗ってもええという貴重なお方がご一緒。
お代官さまは、高速より地道が好きなんていう嬉しいことを言うてくれる方ではありますが、あくまでも普通人。
国道439号線は、「ヨサク(=与作)」なんていうチャーミングなニックネームがつくんですが、そうやってこの道をちやほやするんは、その道の変態さんだけなんです。
その道って言うても、どの道かお分かりにならんと思いますが、世の中には「酷道マニア」っていうおかしなヒトが居るそうなんです。
国道やなくて、残酷な道ってな意味の「酷道」をわざわざ走破するなんてほんまマニアックじゃないですか。
で、その業界では四国は、酷道の宝庫らしいんですが、その中でも”キングオブ酷道”がこの439号なんです。
*その道の方の詳しい解説がありますので、興味ある方はコチラをどうぞ。
今、改めて上のリンク先を読んだんですが、私らがコースにしたかもしらん区間はヨサクの中でもかなり痛い区間やったようですわ。
で、私は決して酷道マニアではないんですが、根っからのええかげんなドライブ好きなんで、今までに「偶然」酷道に入ってしまったことがけっこうあるんです。
このヨサクも何年も前に迷い込みまして、非マニアの乏しい酷道経験なかですが、このルートの酷道っぷりに感心したんですよねぇ。
走ったのは前の屋根無し号やったんで10年以上前やのに鶏頭の私の記憶に残るんやからたいがいですわ。
酷道目的でもないのに、移動途中で酷道に入ったらマズイんでこのルートだけ避けるようと気ぃつけてたってわけです。
阿讃亭から国道193号を戻って高松空港の近くから国道377号で「山越」なんかのそばを通って国道32号に入って高知に行くっていう地道ルートも考えたんですが、戻るのがなぁ・・・と。
それならばと、国道193号をもっと進んで、美馬まで行き国道192号で吉野川沿いに西へ進むことに。
走りながら時刻を見て時間を節約したくなったら途中から高速に乗ってもええかというザックリしたルートで高知を目指しました。
阿讃亭を出発したのが1時30分でした。
美馬の手前で「うだつが上がらない」の元になった「うだつ」のある町並みがあったんで、お代官さまにお伺いを立てましたが、「パス」の一言で素通り。
国道192号に入って吉野川沿いのルートに入ると、ひと安心ですわ。
この道は前に走った記憶があって、特に問題なかったって分かってますからね。
しばらく走ると道の駅「貞光ゆうゆう館」ってのを見つけたんで寄り道。(2:06PM着 2:30PM発)
道の駅を出てすぐ沿道に「そうめん」の文字がいっぱい出て来たんですが、私の好きな半田そうめんの「半田」がそのあたりやと分かってビックリ。
半田そうめんのことを知る前に、このルートを走ってたんですかねぇ・・・。
かなりの軒数でそうめん屋さんが並んでたから、知ってたら認識したはずなんですからねぇ・・・。
しばらく走って国道192号と国道32号の交差点の手前あたりで徳島道の井川池田ICが出て来ました。
お代官さまに高速に乗って高知にスパッと行くかどうするかお尋ねしたんですが、「地道でええやろ」とのお言葉。
運転手の地道好きに気ぃ使こうてもんたんやと思いますが、遠慮なくお言葉に甘えさせて頂きました。
32号は大動脈やし、名所の大歩危・小歩危を通るからおつきあい頂いてもええかって思いましたしね。(^^)
小歩危が先に出て来て、それを過ぎてしばらく行くと大歩危になるんですが、横を流れる吉野川ではラフティングが流行ってるようでいくつも店がありましたわ。
大歩危と小歩危の中間で小ぎれいな道の駅風の施設を見つけたん寄ってみました。
するとそこは「モンベル 大歩危店」と土産もん屋やコンビニが一緒になった複合施設でした。
旅の途中でしたが、しばらくモンベルの商品をチェックしたりして休憩。(3:40PM着 4:08PM発)
朝からずっとええ天気やったんですが、モンベルを出たころから前方には雲が見えてました。
そこから20分ほど走ったらポツポツ来たんで、
「どうしましょ?屋根(幌)上げましょか?」
って、お聞きすると
「まぁええんちゃう。降らんやろ」
とのことやったんで、ポツポツ降りの中を走ってました。
屋根無しで雨に降られたらすぐビシャビシャに濡れると思われるかもしれませんが、前の窓があるんで走ってると小雨やったらそんなに濡れないんです。
ところが、幌を上げようかって話をして数分でえらい雨に。
さすがに前の窓だけでは避けきれず、路肩に車を止めて大急ぎで屋根を上げました。
屋根を上げてすぐ走り出したんですが、ワイパー強でも前が見にくく、轍に水が溜まったままでタイヤの接地感が非常に弱くなりまたすぐ路肩へ。
どうせ長続きはせんやろうと雨宿りしたんですが、ほんまに強烈な雨でしたねぇ。
幌の屋根やと、そこらじゅうから攻撃でも食らってるような気分でしたわ。
数分で多少マシになったんで、走り出しましたがゲリラ豪雨の凄さを実感出来ましたわ。
その後はサクッと高知市内までたどりついたんですが、私は全く地図を見ずに国道32号が北側から市内に向かうと誤解してました。
実際は高知市の東側から入ったんで、高知駅が現われたあたりでドコを走ってるか訳分からんように。
適当に曲がった道が以前「オーベルジュ土佐山」に行った時に通った道やと分かったんですが、自車の位置が分からなくなってしまいました。
地図を確認したいのに、店が狭くて車が止めにくいなぁと思ってたらishさんがiPhoneで場所を確認してホテルまでナビゲートしてくれました。
実家の親父がよく「旅先ではナビが便利や」って言うんですが、そのナビ無しでもスマートフォンのおかげでサクッと場所が分かったのは文明の進化を感じましたわ。
普段はナビのたぐいが嫌いですが、iPhoneの最後の手助けには感謝しましたねぇ。
朝の4時50分に家を出て、高知のホテルの駐車場に車を止めたのが5時55分でした。
この日の走行距離は371km。
地道が多めでしたが個人的には軽めのドライブでしたねぇ。
この日の宿は一応ホテルってことでしたが、どんなとこかは分かりませんでした。
「高知ビジネスホテル別館」ってとこでしたが、場所ははりまや橋のすぐそば。
そんな立地で1泊料金が3000円ですからねぇ・・・・。
どんなホテルが出て来てもこの値段じゃ驚けませんよね。
後で周りを歩いてみたら分かったんですがまず立地がトルコなんかが並ぶ風俗街のハズレでした。
ホテルの建物にはエレベーターがなく上階への移動は階段のみ。
部屋の戸を開けて目に飛び込んできたのは、こんな備品。
*部屋にあった「ラジオ」にビックリ
木製のがっしりした外箱のラジオがあったんが箱の年季を象徴してました。
廊下のカーペットは擦り切れて地が見えてるし、部屋のユニットバスの戸を開けるとかびくさいなどくたびれ度はかなりのモンでした。
それでもテレビはやむを得ず液晶になってましたし、普通のチャンネルは無料。
タオル、バスタオル、浴衣、歯ブラシ、シャンプーなどの備品も完備。
高知市内のど真ん中で一泊3000円やと思えば、私はまったく文句なかったですわ。
チケットだけ取って海外を旅行してるような気分になれたんは、プラスやったかも。(^^)
部屋に入ったらとりあえずシャワー。
屋根無しで丸一日炎天下におったおかげで体は汗でベチャベチャでしたからねぇ。
おんぼろホテルやけど、アジアのように水の出が悪いってこともなく、たっぷりのお湯で汗を流してスッキリ。
待ち合わせ時間ぴったりに部屋を出て、高知の街へゴー!!
歩き出してすぐ
「運転手にとりあえずビールをお与えくださいー」
お願いをしてしまいました。
自販機か酒屋で缶ビールを買うて、飲みながら歩いてもよかったんですけどね。
私は高知市内を何回か歩いたことはあったんですが、お代官さまは初めて。
とりあえずメインの商店街に入って、アーケードを高知城の方へ。
お代官さまの希望もあって、「ひろめ市場」を覗きに行きました。
前まで行くと節電のせいもあるのか暗くて人気が無く、一瞬潰れたのかと思いましたが、入り口を2重のビニールで覆ってクーラーの無駄遣いを避けてるだけでした。
*高知の「ひろめ市場」は大にぎわい
どうみても地元の人やと思えるお客さんでかなりのにぎわいでした。
各店舗から食べるモンや飲み物を調達して、広くなったところの席で自由に食べるフードコート形式でしたが席を見つけるのにウロウロするほどでした。
それぞれの料理や飲み物の値段はカジュアルな雰囲気からすると特別安くはなかったですが、気楽に色々摘めるんがええんでしょうねぇ。
いかにも高知らしい名物料理から中華やインド料理、その他居酒屋料理とバラエティに富んでました。
ざっくりと場内を一周したら、お待ちかねの生ビールです。
*えびの唐揚げでまずは生ビール
小海老が400円ほどで、生ビールが500円を少し切ってるぐらい値ぇだったと思います。
エビの唐揚げは注文の後に揚げてくれたんで、出来たての熱々でした。
出来上がりを待つ間に生ビールがサクッと空いたんでお代わりが要りましたが、それはしゃあないですよねぇ。
日に炙られて、しっかり運転した後のビールはホンマに旨かったですわ。
このひろめ市場は小エビと生中2杯ずつでサクッと切り上げ。
喉の乾きだけは収まったんで、ここからじっくりお店に出発しました。
高知の夜の飲み食いを一気にアップする予定やったんですが、ドライブのへんを自分用にグチャグチャ書いてたらえら時間が掛かりました。
本格的な飲み食いの様子は、次の記事に譲ることにします。
今日の午前中に台風が高知に上陸したようです。
走ってきたばかりの地名がニュースにいくつも出てくると気になってしまいます。
各地への被害が出来る限り少ないことを願うばかりです。
*朝イチの体重:56.6kg(揚げモンの単品食いに麺の〆やったけど楽勝)
*9月の休肝日:1日/2日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
続きの記事をアップしたので、リンクを張っておきます。
*高知の夜に居酒屋「葉牡丹」等 四国旅行その3
*高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
2011年09月02日
四国旅行の目的は国産天然鰻の「うな重」@阿讃亭
8月29日から1泊で出かけた四国旅行のことをご紹介します。
今回の遠出の最大にしてほとんど唯一の目的は香川で「ウナギ」を食べることでした。
うなぎ経験値の非常に低い私がわざわざ香川までうなぎだけを食べに行くなんてかなり珍しいことですわ。
*うなぎ経験の少なさについては、この前地元の 「舟屋」っていう老舗の鰻料理店に行った記事で書いたので割愛します。
今回のウナギ旅のきっかけになったのは讃岐うどん巡りの情報収集のために毎日チェックさせて貰っている{^L^}さん(メタボさん?)のブログ「{^L^} が食べたもん」でした。
そのブログに少し前になるんですが「天然うな重@阿讃亭」っていう記事が上がったんです。
香川でなければとてもじゃないけど、その値段では食べられん天然物の鰻丼が紹介されてました。
記事内には「うなぎ素人にはお奨めしません」と断り書きがあったんですが、その記事を読んでると無性に食べたくなったんですよねぇ・・・。
素人やから良さが分からんかもしれんけど、正真正銘のこれぞ本物ってなヤツを経験値の低い白紙状態で食べとくってもええんじゃないかと。
ええモンの味をとにかく受け入れて、それがホンマモンやと信じれば他のと比較もできるんじゃないかと。
とはいえ、どんな食べ物でも、きっちりと自分の評価軸を作って、新しく食べたヤツのレベルを判定するなんていう真面目さはないんですけどね。(^^)
{^L^}さんのトコでは夜にブログが更新されることが多いんで、私はだいたい翌日の朝イチで記事を読むんですが、ウナギの記事を読んだ日も朝からえらく刺激されました。
ほぼ同じ時にもっともっと刺激された方がいるってのをツイッター上のこのつぶやきで知りました。
お代官さまは私と違うてかなりのうなぎ好きだというのは前から聞いてましたから、この呟きにも納得でした。
私がそのつぶやきに反応すると「運転手させたるから、行くぞ!!」とかなり本気のレス。
というわけで、記事の翌日にはお代官さまの運転手を務めさせていくことがほぼ決定。
特に先延ばしにする理由があったわけでもないと思うんですが、その後しばらく沙汰止みに。
暑くなってきて体が欲したのか、自然とウナギが食べたい気分になってると7月下旬に一通のメールが届きました。
お代官さまから「8月末に泊りで行くってのはどうや?」とのことでしたので、暇な私は即答で「喜んでー!!」。
泊り先の候補はお代官さまから「高知」が上がっててとりあえず日程だけ押えて、うなぎ以外をどうするかはボチボチ考えることに。
最終的に高知泊りが決まって宿はお代官さまが予約してくれはりました。
そして慎重な検討を重ねた結果、2日ほど前には詳細も決定。
初日にうなぎを食ったら、そっから先はその時の気分でルートを選んで高知まで移動。
*前日にフェリーで四国に渡ることが追加的に決定
翌日はその時の気分でどう帰るか決定するという素晴しい計画でした。
当日私は4時50分に大阪の自宅を出発。(やっとここから当日のマクラがスタートです)
地元周辺はそんな時間でもけっこう車の台数が多く感じたんですが、神戸までは非常に順調でした。
ずっと地道で行ったんですが、待ち合わせ場所の兵庫駅には約束の7時よりだいぶ早い6時5分に到着。
なんべんも兵庫駅まで行ってますが、今までで一番早かったんじゃないでしょうか。
コンビニでおにぎりとお茶だけ買うたら、ishさんに到着を知らせるメールを送りました。
いつもなら集合時間の30分前くらいまでは待ってから到着をお伝えするんですが、お代官さまがツイッターの方で早めに起きたって呟いてはったんで早めにメール。
お代官さまが待ち合わせ場所に来られてから、フェリー乗り場がある岡山の宇野港までどう行くかをご相談。
とりあえず第二神明に乗ろうってことになって、6時47分に走り出し。
第二神明から先はバイパスがあるのは分かってましたが、どこをどう走るかもまったくチェックせずほんまに「とりあえず」なスタートでした。
宇高間をフェリーで何回か渡ってるんですが、岡山県に入るといつも不安になるんですよねぇ・・・。
岡山市の南やし、港まで国道30号線が走ってるからまず通り過ぎるはずないんですけどねぇ。
まぁナビがないのに地図も確認せんと走るモンが悪いんですわね。
いっぺんくらい地図を見た方がええかと思ってたら、ええタイミングでお代官さまから
「オイ、どこ走ってるか分かってるんやろなぁ?」
とツッコミが入りました。
「毎回不安になるんですが、見過ごしようがないから、大丈夫なハズですわ。」
って、答えた直後に「宇野港はコッチ」の標識を発見したんで笑ってしまいました。
国道じゃなかったんで手前の県道45号線から宇野港に向かうルートやったんかもしれませんなぁ。
県道に入ってからコンビニでトイレ休憩を挟んで、港に着いたのが10時7分でした。(神戸から156km)。
高速やバイパスなんかの自動車専用道をメインに走ったんで、けっこう早いこと着きました。
前回ざるカレーだけを食べに行った時は11時15分でしたからね。
高松行きっていう看板に従って進み、係員の誘導に従って車を止めたら「四国フェリー」の乗り場でした。
券売機で2700円の普通車用の乗船券を買うたら車へ戻りました。
何時に出るかも確認せんと車に戻ってしまったんですが、ちょうどフェリーが入港してきてたので、さほど待たんやろうとそのまま待機。
「さほど」どころか、フェリーから車が降りだしたなぁと思ってたら、すぐ乗船が始まったんで全くロスがなかったですわ。
船内ではカバンや革製品の話からサイフの好みの話になって、二人とも札入れと小銭入れを絶対に別にしたいってのが分かってビックリ。
そんな物欲まみれな話をしてると1時間の船旅なんてあっというまで、サクッと高松港に到着。
高松港を出て走り出したのが11時36分でしたが、すぐそばに「玉藻」なんていう魅力的なうどん屋があるんで、素通りするのが非常に残念でした。
国道11号線から国道193号線に入ったら、後はひたすら道なりに進むだけなんですが、二人ともすでに腹ぺこで周囲のうどん屋が眩しかったですわ。
塩江の道の駅を通り過ぎるあたりで、お代官さまからお店へTEL。
今回向かった「阿讃亭」は本来はうどんとそばの店で鰻は予約制だとか。
お代官さまが前日だったかにお店に電話して、この日に行くからと鰻を予約して、近くまで行ったら電話することになってたんです。
道の駅からは店まで大して距離がなかったんで、塩江温泉を通り過ぎたらほどなく到着。(12時26分)

*塩江の「阿讃亭」の店構え
この写真は食事を終えてから撮ったんで駐車場が空いてますが、着いた時はけっこう車が入ってました。
神戸から高速、地道、フェリーと色々乗り継いで行ったのに、着いた時刻が12時半頃ってスゴイじゃないですか!!
めっちゃくちゃ適当に走ったのに、まるで昼メシ時に合わせて行ったみたいでビックリしました。
*阿讃亭の店内の様子
年季の入った郊外にある一般店って感じですねぇ。
市街地からだいぶ離れてるんですが、お客さんは中高年が多かったですわ。
中年のおっちゃんかおばちゃんに、その親世代ってパターンが多かった気がします。
*阿讃亭の「おすすめメニュー」
机の上にあったんですが、竹の子の天ぷらおすすめになってました。
帰り際にお店の大将にお聞きしたんですが、秘伝の保存法があるそうですわ。
大きな樽にいくつもの竹の子を保存してあるからこの時期でも美味しい竹の子が食べられるんやそうです。
*阿讃亭のうどんメニュー
大阪の感覚で見たら一般店としてはごく普通の値段でしょうか。
香川のうどん屋さんは一般店でもかなり安めなんで、香川基準では少し高めには感じました。
でも、しばらくして入ってきたグループがおすすめの天ざるうどんを頼んだんですが、天ぷらの盛り合わせの量は凄かったですわ。
そこから考えたらどのメニューもしっかりした量と質なんかもしれませんねぇ。
*阿讃亭のそばメニュー
我々がわざわざ大阪から食べに行ったうな重はメニューの端っこの方に小さく書かれてますねぇ。
値段が2000円から2500円に値上げになってるんで少し目立ちますね。
しかし、お店には悪いけど、フリでこのお店に入っても鰻を食べようとおもわんし、メニューにあっても見過ごしそうですわ。
店の前の川で大将がミミズをエサにして竿で釣るらしいんですが、あんまりお客が集まると捌き切らんからあえて目立たんようにしてはるんかもしれませんね。
しばらく喋ってるとついに鰻重が到着。
*運ばれてきた阿讃亭の「うな重」 2500円
お重のフタが閉まったままだとあんまり大きくは感じませんでした。
腹ぺこで気がせいてたんで、サッと写真を撮ったら、いよいよウナギ様とご対面。
*迫力満点の阿讃亭の「鰻重」
私のショボイ写真じゃ実物の迫力が伝わらないと思うんですが、凄かったですよ。
かなり幅のある鰻の蒲焼きが載ってるんですが、並べては入らないようで、下の蒲焼きに1/3ほど上のヤツが被さってました。
鰻を一度にそんなにたくさん食べようと思わないんで、手前の1枚だけでも十分ご飯が食べ切れそうでした。
右手前の角ッこから食べ始めることにして、箸で鰻を四角く切り取ってご飯と共に口へ。
ふんわりした鰻の身が口のなかでご飯と一緒になってあっちゅう間にお腹の中へ。
最初の一口はタレの甘みを少し味わったくらいで、よう分からんうちに消えてしまいました。
改めて鰻の身ぃメインで口に含むと、ごっつい身やけど、変な脂の乗りはなく、クセのあるようなニオイもなく非常にスッキリ。
身のふんわり具合も含めて、今までスーパーで買うた鰻とは全く別モンに感じました。
今まで鰻は重いから少なめでええと思ってたんで、こんな量の鰻をいっぺんに食べられるかと思ってました。
食べ進めていっても口の中が重く感じることがなかったのは、ウナギ自体がスッキリしてるせいなんじゃないでしょうか。
ishさんみたいに鰻を食べた回数が多くないんで、他の鰻と的確によう較べんのが鰻にちょっと申し訳ないですなぁ。
すんごくふんわりしてたんですが、ishさんに蒸しを入れてるか聞くと大将は入れてないと。
蒸さんでもちゃんと焼いたらこんな風に成るんだとか。
タレについては、何十年も継ぎ足した秘伝のタレなんてのがよく紹介されるが、タレの醤油も酸化するから色が黒くなる。
そうなると仕上がりの色も濃くなるんで好みじゃない。
タレの熟成や旨みと色の濃さのちょうどええバランスのとこを加減してる。
こういう説明を偉そうな口調で語られるのは嫌いなんですが、大将の物言いが丁寧で非常に感じが良かったですわ。
色々とこだわってはるけど、それを客に押しつけないってのは大事ですよねぇ。
フロアを担当するおねぇさんや、厨房の元おねぇさんらも愛想よくて最後まで気分良く対応してくれはりました。
なんぼ料理が美味しくても、店の感じが悪いと二度と来るかって思うタイプなんで、鰻以上にお店の方の雰囲気の良さが嬉しかったです。
ええお店やと思ったんで、「大阪から鰻を食べに来たんですが、ほんとにごちそうさまでした」とお伝えしておきました。
わざわざ遠いトコから来たのを喜んでくれはったからでしょうか、帰りにはお土産まで頂いてしまいました。
*お土産にいただいた「ちらし寿司」
ご飯だけで1合くらいありそうなたっぷりしたパックをishさんと私に一つずつくれました。
すぐには食べられそうになかったんで、トランクのアイスボックスの中に直して宿に向かいました。
アイスボックスには氷もなんも入れてなかったんですが、宿に着いた時は全体が温くなってて少々慌てました。
ホテルの部屋に入ってすぐ、冷蔵庫に入れたんですが、当日は食べる機会がなく翌日まで冷蔵庫に入れてました。
朝になって傷んでないかチェックすると、特に問題は感じず。
寿司は好きなくせにバラ寿司を食べることは少ないんですが、お店の人らに感謝しつつ、私の朝ご飯として全部をペロッと頂きました。
せっかくの好意でいただいた物を無駄にせんで良かったですわ。
鰻の評価については、私ではどうしようもないんで、ishさんの記事をどうぞご覧下さい。
*foodish:”雑”食記:阿讃亭で国産天然うな重!〜夏の四国4県巡り(1)
こちらの記事にトラックバックさせて頂きました
阿讃亭を出たらのんびりと高知方面へ向かいました。
今日はこのくらいにして、続きは明日以降にアップさせて頂きます。
*朝イチの体重:56.8kg(今日も楽勝)
*9月の休肝日:0日/1日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
次の記事へのリンクを張っておきます。
*高知へのんびり地道で移動 四国旅行その2
*高知の夜に居酒屋「葉牡丹」等 四国旅行その3
*高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
今回の遠出の最大にしてほとんど唯一の目的は香川で「ウナギ」を食べることでした。
うなぎ経験値の非常に低い私がわざわざ香川までうなぎだけを食べに行くなんてかなり珍しいことですわ。
*うなぎ経験の少なさについては、この前地元の 「舟屋」っていう老舗の鰻料理店に行った記事で書いたので割愛します。
今回のウナギ旅のきっかけになったのは讃岐うどん巡りの情報収集のために毎日チェックさせて貰っている{^L^}さん(メタボさん?)のブログ「{^L^} が食べたもん」でした。
そのブログに少し前になるんですが「天然うな重@阿讃亭」っていう記事が上がったんです。
香川でなければとてもじゃないけど、その値段では食べられん天然物の鰻丼が紹介されてました。
記事内には「うなぎ素人にはお奨めしません」と断り書きがあったんですが、その記事を読んでると無性に食べたくなったんですよねぇ・・・。
素人やから良さが分からんかもしれんけど、正真正銘のこれぞ本物ってなヤツを経験値の低い白紙状態で食べとくってもええんじゃないかと。
ええモンの味をとにかく受け入れて、それがホンマモンやと信じれば他のと比較もできるんじゃないかと。
とはいえ、どんな食べ物でも、きっちりと自分の評価軸を作って、新しく食べたヤツのレベルを判定するなんていう真面目さはないんですけどね。(^^)
{^L^}さんのトコでは夜にブログが更新されることが多いんで、私はだいたい翌日の朝イチで記事を読むんですが、ウナギの記事を読んだ日も朝からえらく刺激されました。
ほぼ同じ時にもっともっと刺激された方がいるってのをツイッター上のこのつぶやきで知りました。
お代官さまは私と違うてかなりのうなぎ好きだというのは前から聞いてましたから、この呟きにも納得でした。
私がそのつぶやきに反応すると「運転手させたるから、行くぞ!!」とかなり本気のレス。
というわけで、記事の翌日にはお代官さまの運転手を務めさせていくことがほぼ決定。
特に先延ばしにする理由があったわけでもないと思うんですが、その後しばらく沙汰止みに。
暑くなってきて体が欲したのか、自然とウナギが食べたい気分になってると7月下旬に一通のメールが届きました。
お代官さまから「8月末に泊りで行くってのはどうや?」とのことでしたので、暇な私は即答で「喜んでー!!」。
泊り先の候補はお代官さまから「高知」が上がっててとりあえず日程だけ押えて、うなぎ以外をどうするかはボチボチ考えることに。
最終的に高知泊りが決まって宿はお代官さまが予約してくれはりました。
そして慎重な検討を重ねた結果、2日ほど前には詳細も決定。
初日にうなぎを食ったら、そっから先はその時の気分でルートを選んで高知まで移動。
*前日にフェリーで四国に渡ることが追加的に決定
翌日はその時の気分でどう帰るか決定するという素晴しい計画でした。
当日私は4時50分に大阪の自宅を出発。(やっとここから当日のマクラがスタートです)
地元周辺はそんな時間でもけっこう車の台数が多く感じたんですが、神戸までは非常に順調でした。
ずっと地道で行ったんですが、待ち合わせ場所の兵庫駅には約束の7時よりだいぶ早い6時5分に到着。
なんべんも兵庫駅まで行ってますが、今までで一番早かったんじゃないでしょうか。
コンビニでおにぎりとお茶だけ買うたら、ishさんに到着を知らせるメールを送りました。
いつもなら集合時間の30分前くらいまでは待ってから到着をお伝えするんですが、お代官さまがツイッターの方で早めに起きたって呟いてはったんで早めにメール。
お代官さまが待ち合わせ場所に来られてから、フェリー乗り場がある岡山の宇野港までどう行くかをご相談。
とりあえず第二神明に乗ろうってことになって、6時47分に走り出し。
第二神明から先はバイパスがあるのは分かってましたが、どこをどう走るかもまったくチェックせずほんまに「とりあえず」なスタートでした。
宇高間をフェリーで何回か渡ってるんですが、岡山県に入るといつも不安になるんですよねぇ・・・。
岡山市の南やし、港まで国道30号線が走ってるからまず通り過ぎるはずないんですけどねぇ。
まぁナビがないのに地図も確認せんと走るモンが悪いんですわね。
いっぺんくらい地図を見た方がええかと思ってたら、ええタイミングでお代官さまから
「オイ、どこ走ってるか分かってるんやろなぁ?」
とツッコミが入りました。
「毎回不安になるんですが、見過ごしようがないから、大丈夫なハズですわ。」
って、答えた直後に「宇野港はコッチ」の標識を発見したんで笑ってしまいました。
国道じゃなかったんで手前の県道45号線から宇野港に向かうルートやったんかもしれませんなぁ。
県道に入ってからコンビニでトイレ休憩を挟んで、港に着いたのが10時7分でした。(神戸から156km)。
高速やバイパスなんかの自動車専用道をメインに走ったんで、けっこう早いこと着きました。
前回ざるカレーだけを食べに行った時は11時15分でしたからね。
高松行きっていう看板に従って進み、係員の誘導に従って車を止めたら「四国フェリー」の乗り場でした。
券売機で2700円の普通車用の乗船券を買うたら車へ戻りました。
何時に出るかも確認せんと車に戻ってしまったんですが、ちょうどフェリーが入港してきてたので、さほど待たんやろうとそのまま待機。
「さほど」どころか、フェリーから車が降りだしたなぁと思ってたら、すぐ乗船が始まったんで全くロスがなかったですわ。
船内ではカバンや革製品の話からサイフの好みの話になって、二人とも札入れと小銭入れを絶対に別にしたいってのが分かってビックリ。
そんな物欲まみれな話をしてると1時間の船旅なんてあっというまで、サクッと高松港に到着。
高松港を出て走り出したのが11時36分でしたが、すぐそばに「玉藻」なんていう魅力的なうどん屋があるんで、素通りするのが非常に残念でした。
国道11号線から国道193号線に入ったら、後はひたすら道なりに進むだけなんですが、二人ともすでに腹ぺこで周囲のうどん屋が眩しかったですわ。
塩江の道の駅を通り過ぎるあたりで、お代官さまからお店へTEL。
今回向かった「阿讃亭」は本来はうどんとそばの店で鰻は予約制だとか。
お代官さまが前日だったかにお店に電話して、この日に行くからと鰻を予約して、近くまで行ったら電話することになってたんです。
道の駅からは店まで大して距離がなかったんで、塩江温泉を通り過ぎたらほどなく到着。(12時26分)
*塩江の「阿讃亭」の店構え
この写真は食事を終えてから撮ったんで駐車場が空いてますが、着いた時はけっこう車が入ってました。
神戸から高速、地道、フェリーと色々乗り継いで行ったのに、着いた時刻が12時半頃ってスゴイじゃないですか!!
めっちゃくちゃ適当に走ったのに、まるで昼メシ時に合わせて行ったみたいでビックリしました。
*阿讃亭の店内の様子
年季の入った郊外にある一般店って感じですねぇ。
市街地からだいぶ離れてるんですが、お客さんは中高年が多かったですわ。
中年のおっちゃんかおばちゃんに、その親世代ってパターンが多かった気がします。
*阿讃亭の「おすすめメニュー」
机の上にあったんですが、竹の子の天ぷらおすすめになってました。
帰り際にお店の大将にお聞きしたんですが、秘伝の保存法があるそうですわ。
大きな樽にいくつもの竹の子を保存してあるからこの時期でも美味しい竹の子が食べられるんやそうです。
*阿讃亭のうどんメニュー
大阪の感覚で見たら一般店としてはごく普通の値段でしょうか。
香川のうどん屋さんは一般店でもかなり安めなんで、香川基準では少し高めには感じました。
でも、しばらくして入ってきたグループがおすすめの天ざるうどんを頼んだんですが、天ぷらの盛り合わせの量は凄かったですわ。
そこから考えたらどのメニューもしっかりした量と質なんかもしれませんねぇ。
*阿讃亭のそばメニュー
我々がわざわざ大阪から食べに行ったうな重はメニューの端っこの方に小さく書かれてますねぇ。
値段が2000円から2500円に値上げになってるんで少し目立ちますね。
しかし、お店には悪いけど、フリでこのお店に入っても鰻を食べようとおもわんし、メニューにあっても見過ごしそうですわ。
店の前の川で大将がミミズをエサにして竿で釣るらしいんですが、あんまりお客が集まると捌き切らんからあえて目立たんようにしてはるんかもしれませんね。
しばらく喋ってるとついに鰻重が到着。
*運ばれてきた阿讃亭の「うな重」 2500円
お重のフタが閉まったままだとあんまり大きくは感じませんでした。
腹ぺこで気がせいてたんで、サッと写真を撮ったら、いよいよウナギ様とご対面。
*迫力満点の阿讃亭の「鰻重」
私のショボイ写真じゃ実物の迫力が伝わらないと思うんですが、凄かったですよ。
かなり幅のある鰻の蒲焼きが載ってるんですが、並べては入らないようで、下の蒲焼きに1/3ほど上のヤツが被さってました。
鰻を一度にそんなにたくさん食べようと思わないんで、手前の1枚だけでも十分ご飯が食べ切れそうでした。
右手前の角ッこから食べ始めることにして、箸で鰻を四角く切り取ってご飯と共に口へ。
ふんわりした鰻の身が口のなかでご飯と一緒になってあっちゅう間にお腹の中へ。
最初の一口はタレの甘みを少し味わったくらいで、よう分からんうちに消えてしまいました。
改めて鰻の身ぃメインで口に含むと、ごっつい身やけど、変な脂の乗りはなく、クセのあるようなニオイもなく非常にスッキリ。
身のふんわり具合も含めて、今までスーパーで買うた鰻とは全く別モンに感じました。
今まで鰻は重いから少なめでええと思ってたんで、こんな量の鰻をいっぺんに食べられるかと思ってました。
食べ進めていっても口の中が重く感じることがなかったのは、ウナギ自体がスッキリしてるせいなんじゃないでしょうか。
ishさんみたいに鰻を食べた回数が多くないんで、他の鰻と的確によう較べんのが鰻にちょっと申し訳ないですなぁ。
すんごくふんわりしてたんですが、ishさんに蒸しを入れてるか聞くと大将は入れてないと。
蒸さんでもちゃんと焼いたらこんな風に成るんだとか。
タレについては、何十年も継ぎ足した秘伝のタレなんてのがよく紹介されるが、タレの醤油も酸化するから色が黒くなる。
そうなると仕上がりの色も濃くなるんで好みじゃない。
タレの熟成や旨みと色の濃さのちょうどええバランスのとこを加減してる。
こういう説明を偉そうな口調で語られるのは嫌いなんですが、大将の物言いが丁寧で非常に感じが良かったですわ。
色々とこだわってはるけど、それを客に押しつけないってのは大事ですよねぇ。
フロアを担当するおねぇさんや、厨房の元おねぇさんらも愛想よくて最後まで気分良く対応してくれはりました。
なんぼ料理が美味しくても、店の感じが悪いと二度と来るかって思うタイプなんで、鰻以上にお店の方の雰囲気の良さが嬉しかったです。
ええお店やと思ったんで、「大阪から鰻を食べに来たんですが、ほんとにごちそうさまでした」とお伝えしておきました。
わざわざ遠いトコから来たのを喜んでくれはったからでしょうか、帰りにはお土産まで頂いてしまいました。
*お土産にいただいた「ちらし寿司」
ご飯だけで1合くらいありそうなたっぷりしたパックをishさんと私に一つずつくれました。
すぐには食べられそうになかったんで、トランクのアイスボックスの中に直して宿に向かいました。
アイスボックスには氷もなんも入れてなかったんですが、宿に着いた時は全体が温くなってて少々慌てました。
ホテルの部屋に入ってすぐ、冷蔵庫に入れたんですが、当日は食べる機会がなく翌日まで冷蔵庫に入れてました。
朝になって傷んでないかチェックすると、特に問題は感じず。
寿司は好きなくせにバラ寿司を食べることは少ないんですが、お店の人らに感謝しつつ、私の朝ご飯として全部をペロッと頂きました。
せっかくの好意でいただいた物を無駄にせんで良かったですわ。
鰻の評価については、私ではどうしようもないんで、ishさんの記事をどうぞご覧下さい。
*foodish:”雑”食記:阿讃亭で国産天然うな重!〜夏の四国4県巡り(1)
こちらの記事にトラックバックさせて頂きました
阿讃亭を出たらのんびりと高知方面へ向かいました。
今日はこのくらいにして、続きは明日以降にアップさせて頂きます。
*朝イチの体重:56.8kg(今日も楽勝)
*9月の休肝日:0日/1日中(前日までの休肝日日数をカウント)
<後日 追記>
次の記事へのリンクを張っておきます。
*高知へのんびり地道で移動 四国旅行その2
*高知の夜に居酒屋「葉牡丹」等 四国旅行その3
*高知の「火曜市」を見てから帰りましょう 四国旅その4
2011年07月20日
淡路島の沼島「木村屋」で「鱧づくしコース」を堪能
先週に実家の両親と3人で出かけた淡路島のことをご紹介します。
当初は妹一家も含めて身内みんなで行こうと思ったんですが、週末は宿がえらい人気のようですでに一杯。
平日だと旦那のA君は当然仕事やし、姪っ子1号も学校があってアウトでした。
平日に動ける3人だけで行くことになった次第。
私はここ1〜2ヶ月ばかり淡路島をのんびり走ってみたいなぁと思ってました。
ここ何年かうどん巡りを復活してからは、高速で淡路島を素通りすることはしょっちゅうですが、高速から降りることはないですからねぇ。
15日の金曜日、朝の9時頃に親父とオカンを拾ってアルファードで出発。
大阪からは素直に阪神高速に乗って神戸線から淡路島へ。
途中ちょっと渋滞もありましたが、淡路島に渡ったらすぐ高速を降りて地道へ。
今まで淡路島内の移動やと国道28号線を通ることが多かったですが、高速道路での移動が好きな親父が珍しく
「あんまり通ったことない西側を走ろうや」
って言い出しました。
のんびり走れるルートほど歓迎な私は二つ返事で県道31号線へ。
途中に海水浴場もあるんですが、3連休(シーズン)直前の平日ってこともあって、どこにも観光客は見えず。
道も交通量は少なめで幅は狭いですがひなびた感じで良かったですわ。
快晴の天気で最初はあんまり暑くなかったんで窓全開で走ると「夏休みぃ〜」って気分になりました。
途中に寄ったコンビニで飲みモンやらスナック菓子も買い込んで、親父はさっそくビールをプシュッと。
延々と海沿いの道を走って、淡路島の南端まで。
宿の沼島(ぬしま)までは淡路島の土生港(はぶ港)から渡るんですが、昼メシを食べに徳島へ。
淡路島南ICから高速に乗って、鳴門海峡を渡って徳島へ。
鳴門ICで降りて国道11号線を徳島市街地へ。
親父はかなりのラーメン好きで昔はうどんなんか食べたくないって言うたんですが、今回はオカンの意見もあってうどんでもオッケーやと。
というわけで、久しぶりに徳島で旨い讃岐うどんが食べられる「うどん工房 名麺堂」へ行きました。
12時過ぎやったんで混んでないか心配でしたが、駐車場にも空きがあってサクッと店内へ。
カウンター前には何人か並んでましたが、順にお会計するころには空席も出来てほぼ待ちはゼロ。
*名麺堂の「かけうどん」大
うどん巡りじゃないんで、うどんは大を行っときました。
外はけっこうな暑さでしたが、親父らのために窓を閉めてクーラーをかけてたんで熱いうどんも美味しく食べられる気分でした。
さすがに屋根ナシ号で行ってたら、この頃には一夜干し状態で熱いのは無理やったでしょうねぇ・・・。(^^;)
これまたうどん巡りじゃないんで、オプションも行っときましたよー。
*徳島の名麺堂の「ごぼうのかき揚げ」
オカンは名物の鶏天を取って、半分押しつけて来たんで初めて食べましたが、鶏天のコストパフォーマンスはかなりのもんですね。
親父は商売人のオッサンにありがちなパターンで、「一番高そうなヤツにしたった」と温玉肉ぶっかけかなんか高額メニューを選んでましたわ。
かけ出汁を飲んだオカンの感想は大阪とはちゃうってことでしたが、私には香川と較べると大阪的というか、好みの出汁に旨い麺って感じでご機嫌でした。
ただ、麺自体はあつあつで食べると割りと柔らかくなるタイプのようやったんで、冷たい麺が食べたくなってしまいました。
親父らを待たす訳にも行かんので、我慢しときましたけどね。
お店を出たら来た道を引き返して淡路島へ。
外野がナビをセットせぇっていうんでセットしたんですが、指示はもうひとつ先のICやったのに、自然に手前の淡路南ICで降りてしまいました。
そこからてけとーに走って県道76号線へ。
フェリーの時間に合わせた訳やないんですが、1時50分に出る便にジャストなタイミングで土生港に到着しました。
着くまではギリギリ間に合うかって時間やったんで運転手としては落ち着かんかったんですが、ピッタリでした。
クルマは港の駐車場に置いて、渡し船に乗って10分で沼島へ。
宿の迎えもあるんですが、5分ほどなんでぼてぼて歩いて宿へ。
島に渡ってしまえば、運転手役はないので港から宿へ向かう間に運んでたアイスボックスからビールを出して、プシュッと。
宿のチェックインまで少し時間があったんで、玄関脇の待合いで時間を潰すことにしたんですが、海好きの親父がチェックに行くぞと。
暑いのが苦手なオカンを置いて、二人で海の方へ。
すっかり忘れてたんですが、歩き出すと見覚えのある風景で、前回も行った海水浴場に出ました。
地元の中学生が授業で突堤から釣りをしてましたが、浜辺に海水浴客はゼロ。
浜に着くなり、親父は
「ヨシ、泳ぐぞ、お前海パン取ってこい」
って言い出しました。
67才にもなるんですが、いまだに夏の海を見たら、泳いでみんと気が済まんようですわ。
とはいえ、私もつい最近の日本海側へのドライブで海に入らんかったのを深く後悔?したアホですから、文句も言わずに宿まで行ってやりました。(^^;)
濃ゆい親父なんであんまり爺さまって気はしてませんが、世間から見たらジイサマの親父と40になったオッサンが二人きりで海遊び。
ツイッターでちょろっと呟いたら、気色悪ぅ〜なんてツッコミが入ったんで、後でオカンにも教えてやりました。
親父のことを「いつまでも好きやのぉー」っていいながら、私もご機嫌でしたわ。
宿に帰ったらさっそく風呂に入って、しばらくは部屋でのんびり。
あんまり効きの良くないクーラーでしたが、冷房の苦手な私にはピッタリな弱冷ぐあいでした。
途中のコンビニで久々に買うたクルマ雑誌なんかをペラペラめくるってのも、ちょいとした旅気分になってええもんでしたわ。
6時からの食事でお願いしてたら、時間ちょうどに部屋の電話がなって、1階のなんとかって部屋に移動してくれと。
部屋食ではないんですが、大広間を間仕切りで仕切って小部屋にしてありました。
*個室にセットされた鱧づくしコース
部屋に入るとこんな風にセットされてました。
まず最初はビールで乾杯することに。
そしてゆったりとハモ料理の数々を味わっていきました。
*鱧ちり(鱧の落とし)も旨みがしっかり
私の場合鱧料理といえば、まず思い浮かぶのがこの鱧の湯引きですねぇ。
スーパーの安もんのハモやと、食感がシャゴシャゴした繊維みたいで身になんにも味がせんってのが多いですがこれはちゃいましたねぇ。
なんや知らんのですが噛みしめるとじんわりと旨さが伝わってきました。
ハモ鍋以外の料理はバカみたいに多すぎることなく、好感が持てたんですが、この鱧ちりだけはもう少し量があってもええなぁと思ってしまいました。
*鱧の焼き霜造りと沼島の鯵のお造り
沼島はハモの名産地で有名やそうですが、ここで捕れる鯵もご自慢の魚みたいです。
ハモ連合に囲まれて存在感が薄かったですが、美味しかったですわ。
*珍しい「ハモの薄造り」
ハモは小骨が多いから、こんな風に薄造りの刺身で食べるのは珍しいんやないでしょうか。
乾杯はビールでやりましたが、すぐに燗酒をオーダーしてビールと並行してやってました。
*揚げたての「鱧の天ぷら」
熱々のヤツを二切れ、塩が振ってあったんでそのまま頂きました。
普段あんまり天ぷらを食べる機会がないから、ちょっとだけ油物があると嬉しいですねぇ。
*これも適量「鱧の押し寿司」
多すぎず途中でちょっと口直しに食べるとええ感じでした。
そして、いよいよメインの鱧鍋。
まずは具材の野菜から。
*鍋の具には淡路島特産の玉ねぎがたっぷり
写真ではあまり多く見えませんが、具の半分ぐらいがタマネギでした。
鍋は割り下式のすき焼きみたいに、出汁はちょろっとだけ入ってました。
その出汁にまずはタマネギとダシを出すために鱧の荒を入れました。
そして、仲居さんの食べ方案内に従って、鱧すきです。
*鱧すき用に山ほど
普段の晩メシに食べる魚の量に換算すると7〜8人前ってな量でした。
右手の中骨や内臓の下にも身ぃが隠れてまして、かなり大量でした。
食べ方としては、皮目から鍋に入れて、しばらく炊いたらひっくり返してほとんどすぐに食べてくださいとのことでした。
炊きすぎは美味しくないから厳禁ってことで、毎回身を入れる時は他のモンに声を掛けて、しゃぶしゃぶのように頂きました。
右端の真ん中にあるのが玉子なんですが、これは最後まで置いておいてくれと。
かなり食べたところで、確実に余ると分かったんで、仲居さんのお薦めの通り翌朝の朝食に回して貰いました。
そして、最後に出汁にハモの卵を入れてそれを鶏卵でとじたらご飯の上へ。
仲居さんの「これは別腹です」って言葉の通り、かなり食べてたのにペロッと食べてしまいました。
ハモすきは酒によう合うんで、飲み過ぎないように間でビールも入れながらしっかりと沼島の鱧づくしを堪能しました。
文句ではないんですが、理想を言えば、ちょっとだけハモ鍋のダシが甘辛過ぎましたねぇ。
甘みはもっと控えて、醤油ももう少し控えてあっさり目にした出汁で食べるとさらに自分の好みに近かった気がします。
でもこれは不満じゃなくて、さらに何かを求めるならってレベルですけどね。
お宿のお風呂は温泉ではないので、10時半に閉まってしまうのが風呂好きにはちと残念でしたが、寝る前にきっちりもう1回入って寝ました。
翌朝は5時過ぎには年寄り2匹がゴソゴソと。
散歩に誘われましたが、眠かったし運転手としてはしっかり寝ときたかったんでなんとか寝直し。
6時半からの風呂に入って、食欲もきっちり出たところで朝ご飯。
*沼島の「木村屋」の朝ご飯
そんなに派手ではないですが、食べてみると多すぎるほどのオカズでした。
左上の一皿が昨日のハモの残りで追加してくれたハモの照り焼きです。
写真に写ってない味噌汁にもハモが入ってました。
小さめのお茶碗ですが、朝っぱらから3杯も食べてしまいました。
お会計は、私は誕生日ってこと全部奢って貰ってしまったので詳細不明ですが、3人で54,000円ほどだったかと。
3人以上だと1泊2食の鱧コース付きが16800円なので、日帰りで料理のみのフルコース10500円に較べてなかなかリーズナブルに感じました。
*料金の詳細は、お宿のサイトで「料金案内」をご覧下さい。
距離的には充分日帰り出来ますが、私が運転手だと飲めないのでありえませんし、泊まったおかげで1泊だけでもゆったりできました。
沼島には確か宿が2軒しかなくて、私は前回も木村屋やったんで比較は出来ません。
ただ、ハモ好きの方にはオススメ出来る宿やと思います。
オカンは帰ってさっそく飲み食い好きのツレに勧めてましたわ。
宿の女将さんによると、冬場は地の魚や伊勢エビ、石鯛などが上がってハモ以外もオススメやとのことでした。
親父らももっぺん冬に来てもええなぁと言うてましたわ。
淡路島やったら冬でも雪の心配がないからありがたいですしねぇ。
<参考情報>
*料理旅館「木村屋」:公式サイト
住所:兵庫県南あわじ市沼島899
電話:0799-57-0010
灘土生港と沼島を結ぶ渡船の時刻表は、木村屋さんのサイト内「当館へのアクセス・ご案内」にあります。
宿を出て9時50分の船で淡路島へ。
帰り道も港の前を走る県道76号線をずっと走って洲本まで。
そこからは国道28号線でまた海沿いを走ったんで、今回の小旅行で淡路島を一番外側で一周したことになりますねぇ。
国道で淡路島ICまできっちり地道だけ走って、高速へ。
そこからは来た時と同じルートでサクッと大阪まで戻りました。
カニの暴れ食いは出来たらシーズンに1回行きたいなぁと思います。
鱧づくしは毎年でなくてもええんですが、また何年かしたら来たいもんですわ。
*朝イチの体重:57.2kg(晩メシの〆にインスタントラーメンをしばいたけど楽勝)
*今月の休肝日:7日/19日中(前日までの休肝日日数をカウント)
昨日は晩メシに白ワインをちょっぴり、夜にジントニ2杯。自分ではかなり節酒。(^^;)
当初は妹一家も含めて身内みんなで行こうと思ったんですが、週末は宿がえらい人気のようですでに一杯。
平日だと旦那のA君は当然仕事やし、姪っ子1号も学校があってアウトでした。
平日に動ける3人だけで行くことになった次第。
私はここ1〜2ヶ月ばかり淡路島をのんびり走ってみたいなぁと思ってました。
ここ何年かうどん巡りを復活してからは、高速で淡路島を素通りすることはしょっちゅうですが、高速から降りることはないですからねぇ。
15日の金曜日、朝の9時頃に親父とオカンを拾ってアルファードで出発。
大阪からは素直に阪神高速に乗って神戸線から淡路島へ。
途中ちょっと渋滞もありましたが、淡路島に渡ったらすぐ高速を降りて地道へ。
今まで淡路島内の移動やと国道28号線を通ることが多かったですが、高速道路での移動が好きな親父が珍しく
「あんまり通ったことない西側を走ろうや」
って言い出しました。
のんびり走れるルートほど歓迎な私は二つ返事で県道31号線へ。
途中に海水浴場もあるんですが、3連休(シーズン)直前の平日ってこともあって、どこにも観光客は見えず。
道も交通量は少なめで幅は狭いですがひなびた感じで良かったですわ。
快晴の天気で最初はあんまり暑くなかったんで窓全開で走ると「夏休みぃ〜」って気分になりました。
途中に寄ったコンビニで飲みモンやらスナック菓子も買い込んで、親父はさっそくビールをプシュッと。
延々と海沿いの道を走って、淡路島の南端まで。
宿の沼島(ぬしま)までは淡路島の土生港(はぶ港)から渡るんですが、昼メシを食べに徳島へ。
淡路島南ICから高速に乗って、鳴門海峡を渡って徳島へ。
鳴門ICで降りて国道11号線を徳島市街地へ。
親父はかなりのラーメン好きで昔はうどんなんか食べたくないって言うたんですが、今回はオカンの意見もあってうどんでもオッケーやと。
というわけで、久しぶりに徳島で旨い讃岐うどんが食べられる「うどん工房 名麺堂」へ行きました。
12時過ぎやったんで混んでないか心配でしたが、駐車場にも空きがあってサクッと店内へ。
カウンター前には何人か並んでましたが、順にお会計するころには空席も出来てほぼ待ちはゼロ。
*名麺堂の「かけうどん」大
うどん巡りじゃないんで、うどんは大を行っときました。
外はけっこうな暑さでしたが、親父らのために窓を閉めてクーラーをかけてたんで熱いうどんも美味しく食べられる気分でした。
さすがに屋根ナシ号で行ってたら、この頃には一夜干し状態で熱いのは無理やったでしょうねぇ・・・。(^^;)
これまたうどん巡りじゃないんで、オプションも行っときましたよー。
*徳島の名麺堂の「ごぼうのかき揚げ」
オカンは名物の鶏天を取って、半分押しつけて来たんで初めて食べましたが、鶏天のコストパフォーマンスはかなりのもんですね。
親父は商売人のオッサンにありがちなパターンで、「一番高そうなヤツにしたった」と温玉肉ぶっかけかなんか高額メニューを選んでましたわ。
かけ出汁を飲んだオカンの感想は大阪とはちゃうってことでしたが、私には香川と較べると大阪的というか、好みの出汁に旨い麺って感じでご機嫌でした。
ただ、麺自体はあつあつで食べると割りと柔らかくなるタイプのようやったんで、冷たい麺が食べたくなってしまいました。
親父らを待たす訳にも行かんので、我慢しときましたけどね。
お店を出たら来た道を引き返して淡路島へ。
外野がナビをセットせぇっていうんでセットしたんですが、指示はもうひとつ先のICやったのに、自然に手前の淡路南ICで降りてしまいました。
そこからてけとーに走って県道76号線へ。
フェリーの時間に合わせた訳やないんですが、1時50分に出る便にジャストなタイミングで土生港に到着しました。
着くまではギリギリ間に合うかって時間やったんで運転手としては落ち着かんかったんですが、ピッタリでした。
クルマは港の駐車場に置いて、渡し船に乗って10分で沼島へ。
宿の迎えもあるんですが、5分ほどなんでぼてぼて歩いて宿へ。
島に渡ってしまえば、運転手役はないので港から宿へ向かう間に運んでたアイスボックスからビールを出して、プシュッと。
宿のチェックインまで少し時間があったんで、玄関脇の待合いで時間を潰すことにしたんですが、海好きの親父がチェックに行くぞと。
暑いのが苦手なオカンを置いて、二人で海の方へ。
すっかり忘れてたんですが、歩き出すと見覚えのある風景で、前回も行った海水浴場に出ました。
地元の中学生が授業で突堤から釣りをしてましたが、浜辺に海水浴客はゼロ。
浜に着くなり、親父は
「ヨシ、泳ぐぞ、お前海パン取ってこい」
って言い出しました。
67才にもなるんですが、いまだに夏の海を見たら、泳いでみんと気が済まんようですわ。
とはいえ、私もつい最近の日本海側へのドライブで海に入らんかったのを深く後悔?したアホですから、文句も言わずに宿まで行ってやりました。(^^;)
濃ゆい親父なんであんまり爺さまって気はしてませんが、世間から見たらジイサマの親父と40になったオッサンが二人きりで海遊び。
ツイッターでちょろっと呟いたら、気色悪ぅ〜なんてツッコミが入ったんで、後でオカンにも教えてやりました。
親父のことを「いつまでも好きやのぉー」っていいながら、私もご機嫌でしたわ。
宿に帰ったらさっそく風呂に入って、しばらくは部屋でのんびり。
あんまり効きの良くないクーラーでしたが、冷房の苦手な私にはピッタリな弱冷ぐあいでした。
途中のコンビニで久々に買うたクルマ雑誌なんかをペラペラめくるってのも、ちょいとした旅気分になってええもんでしたわ。
6時からの食事でお願いしてたら、時間ちょうどに部屋の電話がなって、1階のなんとかって部屋に移動してくれと。
部屋食ではないんですが、大広間を間仕切りで仕切って小部屋にしてありました。
*個室にセットされた鱧づくしコース
部屋に入るとこんな風にセットされてました。
まず最初はビールで乾杯することに。
そしてゆったりとハモ料理の数々を味わっていきました。
*鱧ちり(鱧の落とし)も旨みがしっかり
私の場合鱧料理といえば、まず思い浮かぶのがこの鱧の湯引きですねぇ。
スーパーの安もんのハモやと、食感がシャゴシャゴした繊維みたいで身になんにも味がせんってのが多いですがこれはちゃいましたねぇ。
なんや知らんのですが噛みしめるとじんわりと旨さが伝わってきました。
ハモ鍋以外の料理はバカみたいに多すぎることなく、好感が持てたんですが、この鱧ちりだけはもう少し量があってもええなぁと思ってしまいました。
*鱧の焼き霜造りと沼島の鯵のお造り
沼島はハモの名産地で有名やそうですが、ここで捕れる鯵もご自慢の魚みたいです。
ハモ連合に囲まれて存在感が薄かったですが、美味しかったですわ。
*珍しい「ハモの薄造り」
ハモは小骨が多いから、こんな風に薄造りの刺身で食べるのは珍しいんやないでしょうか。
乾杯はビールでやりましたが、すぐに燗酒をオーダーしてビールと並行してやってました。
*揚げたての「鱧の天ぷら」
熱々のヤツを二切れ、塩が振ってあったんでそのまま頂きました。
普段あんまり天ぷらを食べる機会がないから、ちょっとだけ油物があると嬉しいですねぇ。
*これも適量「鱧の押し寿司」
多すぎず途中でちょっと口直しに食べるとええ感じでした。
そして、いよいよメインの鱧鍋。
まずは具材の野菜から。
*鍋の具には淡路島特産の玉ねぎがたっぷり
写真ではあまり多く見えませんが、具の半分ぐらいがタマネギでした。
鍋は割り下式のすき焼きみたいに、出汁はちょろっとだけ入ってました。
その出汁にまずはタマネギとダシを出すために鱧の荒を入れました。
そして、仲居さんの食べ方案内に従って、鱧すきです。
*鱧すき用に山ほど
普段の晩メシに食べる魚の量に換算すると7〜8人前ってな量でした。
右手の中骨や内臓の下にも身ぃが隠れてまして、かなり大量でした。
食べ方としては、皮目から鍋に入れて、しばらく炊いたらひっくり返してほとんどすぐに食べてくださいとのことでした。
炊きすぎは美味しくないから厳禁ってことで、毎回身を入れる時は他のモンに声を掛けて、しゃぶしゃぶのように頂きました。
右端の真ん中にあるのが玉子なんですが、これは最後まで置いておいてくれと。
かなり食べたところで、確実に余ると分かったんで、仲居さんのお薦めの通り翌朝の朝食に回して貰いました。
そして、最後に出汁にハモの卵を入れてそれを鶏卵でとじたらご飯の上へ。
仲居さんの「これは別腹です」って言葉の通り、かなり食べてたのにペロッと食べてしまいました。
ハモすきは酒によう合うんで、飲み過ぎないように間でビールも入れながらしっかりと沼島の鱧づくしを堪能しました。
文句ではないんですが、理想を言えば、ちょっとだけハモ鍋のダシが甘辛過ぎましたねぇ。
甘みはもっと控えて、醤油ももう少し控えてあっさり目にした出汁で食べるとさらに自分の好みに近かった気がします。
でもこれは不満じゃなくて、さらに何かを求めるならってレベルですけどね。
お宿のお風呂は温泉ではないので、10時半に閉まってしまうのが風呂好きにはちと残念でしたが、寝る前にきっちりもう1回入って寝ました。
翌朝は5時過ぎには年寄り2匹がゴソゴソと。
散歩に誘われましたが、眠かったし運転手としてはしっかり寝ときたかったんでなんとか寝直し。
6時半からの風呂に入って、食欲もきっちり出たところで朝ご飯。
*沼島の「木村屋」の朝ご飯
そんなに派手ではないですが、食べてみると多すぎるほどのオカズでした。
左上の一皿が昨日のハモの残りで追加してくれたハモの照り焼きです。
写真に写ってない味噌汁にもハモが入ってました。
小さめのお茶碗ですが、朝っぱらから3杯も食べてしまいました。
お会計は、私は誕生日ってこと全部奢って貰ってしまったので詳細不明ですが、3人で54,000円ほどだったかと。
3人以上だと1泊2食の鱧コース付きが16800円なので、日帰りで料理のみのフルコース10500円に較べてなかなかリーズナブルに感じました。
*料金の詳細は、お宿のサイトで「料金案内」をご覧下さい。
距離的には充分日帰り出来ますが、私が運転手だと飲めないのでありえませんし、泊まったおかげで1泊だけでもゆったりできました。
沼島には確か宿が2軒しかなくて、私は前回も木村屋やったんで比較は出来ません。
ただ、ハモ好きの方にはオススメ出来る宿やと思います。
オカンは帰ってさっそく飲み食い好きのツレに勧めてましたわ。
宿の女将さんによると、冬場は地の魚や伊勢エビ、石鯛などが上がってハモ以外もオススメやとのことでした。
親父らももっぺん冬に来てもええなぁと言うてましたわ。
淡路島やったら冬でも雪の心配がないからありがたいですしねぇ。
<参考情報>
*料理旅館「木村屋」:公式サイト
住所:兵庫県南あわじ市沼島899
電話:0799-57-0010
灘土生港と沼島を結ぶ渡船の時刻表は、木村屋さんのサイト内「当館へのアクセス・ご案内」にあります。
宿を出て9時50分の船で淡路島へ。
帰り道も港の前を走る県道76号線をずっと走って洲本まで。
そこからは国道28号線でまた海沿いを走ったんで、今回の小旅行で淡路島を一番外側で一周したことになりますねぇ。
国道で淡路島ICまできっちり地道だけ走って、高速へ。
そこからは来た時と同じルートでサクッと大阪まで戻りました。
カニの暴れ食いは出来たらシーズンに1回行きたいなぁと思います。
鱧づくしは毎年でなくてもええんですが、また何年かしたら来たいもんですわ。
*朝イチの体重:57.2kg(晩メシの〆にインスタントラーメンをしばいたけど楽勝)
*今月の休肝日:7日/19日中(前日までの休肝日日数をカウント)
昨日は晩メシに白ワインをちょっぴり、夜にジントニ2杯。自分ではかなり節酒。(^^;)
2011年04月08日
白浜の宿「むさし」ではバイキングをチョイス
姪っ子の入学祝い?で南紀白浜アドベンチャーワールドに行った話の続きです。
アドベンチャーワールドの動物の写真を何枚か載せてる前編はコチラからどうぞ。
アドベンチャーワールドを出たのは4時過ぎで、十分に日帰りが可能でしたが今回はせっかくやからのんびりしようと白浜温泉の観光ホテル「むさし(HP)」に泊まることになってました。
この旅館は親父らが若い頃には手の届かない高い宿やったそうですわ。
今もそれなりの値ぇのするプランがあるようですが、大バコ系の旅館は色々としんどいのかかなり格安なプランもありました。
今回はあくまでもパンダがメインやったんで、宿を押えたオカンは安く上げることを狙ったそうです。
そこで、部屋の眺望は無視、食事も朝夕ともバイキングってのをチョイス。
アドベンチャーワールドの入場券(3800円)が付いて13000円ほどやったそうです。
宿に着いて荷物を降ろすと宿の人が良ければ、こちらで車を止めますと言って鍵を預かってくれました。
*チェックアウト後もちゃんと正面に車を回してくれました。(^^)
高級ホテルでバレーサービスを頼めばゼニを取られるだけに、初っぱなから好印象でした。
リーズナブルなコースでもチェックインを済ませると仲居さんが二人もついて部屋まで案内してくれました。
このあたりは古い旅館だけにケチらないんですかね。
大人4人にチビッコ1人と赤ん坊一匹でしたが、通された部屋は12畳だったかの和室で十二分の広さ。
建物の外側はけっこう薹が立ってますが、部屋の中は内装をキレイにやり直してあったんで、気持ちよかったですわ。
ちょっとせこくなって、コンビニで何本かビールを買うて行ったんですが、冷蔵庫は昔ながら?のブツを抜いたら自動的に計算されるタイプ。
ほとんど空きスペースがなかったんですが、なんとか押し込めて助かりました。
仲居さんが出て行ったら、さっそく風呂に行くことに。
姪っ子2号は部屋風呂で風呂に入れるって言うんで妹が残ってくれて、みんなは大浴場へ。
ここの風呂はちょっと変わってて風呂場の暖簾をくぐって脱衣場に入ると、その先に内階段がありました。
上に上がると大浴場で、下は中浴場と露天風呂って言う形式でした。
大浴場は深夜から早朝まで閉じるんですが、中浴場は24時間使えるってことで、風呂好きには十分。
晩メシのバイキングは6時にスタートやったんで部屋で缶ビールを飲みながらしばらく休憩。
昼メシが早かった上に少なかったんで、かなりの腹ぺこでしたわ。
6時数分前にはチケット握りしめて2階のバイキング会場へ。
雰囲気だけでも感じて貰えたらと思うんで、サクサクッと写真を貼っていきます。
空いてるトコを捜して写真を撮ったんで、場所の並びはバラバラです。
*入ってすぐのトコに実演調理のコーナー
バックヤードで作って持ってくるより、こういうパフォーマンスモンがあると盛り上がるんでしょうな。
実演のトコでは天ぷら、サザエと蟹の甲羅グラタン?、ステーキなんかがありましたわ。
*ピザジェノベーゼ、エビチリ、豚の角煮、ドライカレー
ピザにジェノベーゼソースだけってのはちと寂しいですなぁ。
*ペンネ、ソーセージ、シチュー、煮込みハンバーグ
左手のカップは玉子スープだったかと。
*ちらし寿司と鰹のたたき
私はあんまりちらし寿司が好きじゃないのでパス。にぎり寿司は予算的に無理ですかね。
*サラダコーナー
*ミニグラタン、鶏唐、なんかの揚げ物、鶏のレモンバジル焼き、焼きビーフン
これは奥にステーキを焼いてるトコが見えるんで、入り口のパフォーマンスモンのすぐ脇だった模様。
これ以外にもまだまだ料理はありました。
デザートも何種類かちびっこいケーキ?が並んでたりしました。
ご飯や汁モン、パンなどの主食がどうやったかは飲むしか考えてなかったんで見てませんでした。
私が取ったモンもサクサクッと行っときましょう。
*目の前で揚げてた天ぷら
入り口すぐのオープンキッチンで揚げてた天ぷらです。ミニかき揚げ、海老、シシトウ、白身魚の盛り合わせ。
これは初めから盛り合わせで置かれてました。
色々食べるためだと思いますが、かなりサイズ、量とも少なめ。
どんどん揚げて並べてたんで、ほんのり温い程度でした。
*ミニ「お造りの盛り合わせ」
これも入り口あたりに盛り合わせの状態で置かれてました。
*和風のおかず3品
小芋と鶏そぼろの煮物、イカの飯詰め、湯葉で練り物を巻いた煮物?
*コッテリ系のお料理
エビチリ、ビーフシチュー?、ペンネ、豚の角煮
*ポテサラ、ゴボウサラダ、焼きビーフン、チキンのハーブ焼き、鶏唐、カレーの春巻き?
濃ゆい揚げモン系も1つずつは取ってみました。
*竹の子となすびの煮物
それぞれ別々に置いてあったヤツを一つの鉢に盛ってます。
*みなでシェアした鰹のたたき
*シェアした「鯖の和え物」かも・・・。
これを食べたか覚えてないんですが、単なる鯖じゃなくて、きずしをさっと炙ってたのかも。
よう分かりません。
私が食べたんはこんな感じでした。
どの料理もまずまずの出来で文句はなかったですわ。
コレは旨いっていう料理はなかったですが、ヒドイなぁってのもゼロ。
惜しかったのはいくつかの料理がぬるかったこと。
器の下に保温の湯?を入れ忘れたのか、冷え始めてるんが何品かあったのは残念でした。
温さだけはコストっていうより、努力でカバー出来るんでなんとかして欲しかったですわ。
料理のラインナップ的には、かなり濃ゆいモン系が多くてビールを飲むアテには良かったんですが、日本酒をじっくり楽しめるモンは少なかったです。
おかげで日本酒は小さなとっくりで1本燗酒を飲んだだけであとはビールばっかりでした。
ただ、酒類の値段についてはこの宿はけっこう気分が良かったです。
料理や宿泊代は安いのに、ビールや酒に高い値ぇを付けられると姑息な手ぃに思えて気分が良くないんです。
でも「むさし」は中瓶が500円で、酒は1合300円ほどとまずまずリーズナブルでした。
酒類もバイキングの料理がならぶあたりにドリンクコーナーがあってそこの係の人に出して貰う半セルフでした。
勝手な希望を言うなら、酒だけはフロアの人に注文したら席に持ってきてくれるスタイルにして欲しかったですね。
飲み出すと酒を取りにいちいち歩くのがかなり邪魔くさかったもんでねぇ・・・・。
チケット代を除いて1泊2食で1万円ほどやと思えば、十分満足出来ました。
個人的にはやっぱりビュッフェスタイルは苦手やなぁ・・・とは思いましたけどね。
どうしても盛りつけがグチャグチャになるし、和洋中、濃い淡いの順番もなく食べるのは晩メシにはちと寂しかったですわ。
思った以上に早く腹は膨らんだんですが、落ち着いて食事をしたって気分になれなかったもんで・・・。
以前、宿から近い寿司屋に行ったんですが、そこは値段も結構しましたがそれだけのことがあると思える味でした。
そんな寿司屋に行きたいとは言いませんが、宿の晩メシをなしにしてその辺の中華料理屋にみんなで行く方が好みではありました。
今回の旅行で白浜に泊まると決まって嬉しかったのが久しぶりにミルク&ビアホール「九十九」に行けることでした。
かなりのこだわりを持ったマスターがこだわりを表に出さずにやってはるお店で大のお気に入りなんです。
このお店に行くために車内泊で白浜になんどか行ってるんで何年振りかで行けるなぁと思ってました。
旅行の何日か前にふと思いついてぐるナビでお店の情報をチェックすると火曜日が定休日。
思い切り定休日に被ってしまいました。(T_T)
そんなわけで食後はまた風呂に入ったり、なんでもお宝鑑定団の特番を見たりしただけで宿でおとなしくしてました。
今回の旅行はなんの緊張感もなく、いつもの旅行カバンに換えの下着と靴下を2組、本を1冊入れた程度でなんも用意せず。
寝間着代わりの部屋着も入れず、食後の酒も用意せず。
食事でビールばっかりやったこともあり、飲み足らん感じでしたねぇ。
寝てからは部屋の温度が高めやったこともあって、なんども目が覚めましたわ。
やや寝不足気味でしたが、6時には周りがゴソゴソやり出したんで起きることに。
さっそく朝風呂をシバいたら、食欲も全開になってこれぞ温泉宿に泊まった朝って感じでした。
朝食バイキングは7時からでしたが、風呂の帰り道(6時半頃)には食堂に向かうオバハンの群れがありました。
そんなオバハンのために早めに開けたのか、7時ちょうどに行ったら食堂はかなりの混み具合。
晩ご飯は部屋食でマトモなモンを食べた人も朝は一緒のバイキングやから余計に混んだんでしょうけどね。
朝食バイキングの様子は撮らなかったんで、私が食べたモノだけサラッと貼っておきます。
*白浜の旅館「むさし」の朝食バイキング
朝メシのバイキングも割りとちゃんとしてましたねぇ。
調理のパフォーマンスはなかったですが、和洋それぞれ色んな料理が並んでましたわ。
写真ではちょっと量が少なめですが、これでちょこっとだけ朝ビールをしばいてやりました。
ビールの後で、もう何品か貰ってきてご飯を2杯も食べました。
朝メシに洋モンを混ぜる気にならんかったので、和ぁなもんだけにしましたが、おかげで統一感はありました。(^^)
食後は部屋に戻って、まだ布団が敷いてあったからしばらくゴロゴロ。
その後、海を見るためにみんなでちょこっと散歩へ。
*思った以上に水がきれいだった白良浜の海
夏場に泳ぎに行くなら日本海と思ってるのと、和歌山は道が混みまくるんであんまり泳ぎに来たことがないんです。
泳ぐ海としてはあんまり印象がなかったんですが、えらく水が澄んでて意外でした。
姪っ子1号は靴下を脱いで波打ち際でチャプチャプやってました。
転けてビシャビシャとかになってくれたら、オモロイのにと悪いオッサンは期待してましたが、慎重派の姪っ子はサラッと上がってしまいました。
散歩の後、部屋に戻ってちょっと休憩したら10時少し前に宿をチェックアウト。
のんびり走って、途中堺でうどんを食べてコンパクトな白浜旅行は終わりました。
今回の宿「むさし」は特別オススメって訳ではないですが、うちの身内の基準では十分なコストパフォーマンスで、きれい好きなオカンも文句ないの部屋やったんで当たりでしたわ。
長らく営業してる大バコの宿って、ヘタすると昔のままの営業スタイルで泊まってガッカリすることがありますがそんなことはなかったですわ。
生き残るためにちゃんと努力してはる気がしたんで、気持ちよく過ごせましたわ。
今回は姪っ子の入学祝いみたいなもんやから、妹らは親父らにおごってもうたらええと思ってました。
でも関係ない私はちゃんと払うつもりやったんですが、結局私までオゴって貰ってしまいました。
親父とオカンに感謝です。
*朝イチの体重:57.4kg弱(一日でサクッと理想値に戻った。)
アドベンチャーワールドの動物の写真を何枚か載せてる前編はコチラからどうぞ。
アドベンチャーワールドを出たのは4時過ぎで、十分に日帰りが可能でしたが今回はせっかくやからのんびりしようと白浜温泉の観光ホテル「むさし(HP)」に泊まることになってました。
この旅館は親父らが若い頃には手の届かない高い宿やったそうですわ。
今もそれなりの値ぇのするプランがあるようですが、大バコ系の旅館は色々としんどいのかかなり格安なプランもありました。
今回はあくまでもパンダがメインやったんで、宿を押えたオカンは安く上げることを狙ったそうです。
そこで、部屋の眺望は無視、食事も朝夕ともバイキングってのをチョイス。
アドベンチャーワールドの入場券(3800円)が付いて13000円ほどやったそうです。
宿に着いて荷物を降ろすと宿の人が良ければ、こちらで車を止めますと言って鍵を預かってくれました。
*チェックアウト後もちゃんと正面に車を回してくれました。(^^)
高級ホテルでバレーサービスを頼めばゼニを取られるだけに、初っぱなから好印象でした。
リーズナブルなコースでもチェックインを済ませると仲居さんが二人もついて部屋まで案内してくれました。
このあたりは古い旅館だけにケチらないんですかね。
大人4人にチビッコ1人と赤ん坊一匹でしたが、通された部屋は12畳だったかの和室で十二分の広さ。
建物の外側はけっこう薹が立ってますが、部屋の中は内装をキレイにやり直してあったんで、気持ちよかったですわ。
ちょっとせこくなって、コンビニで何本かビールを買うて行ったんですが、冷蔵庫は昔ながら?のブツを抜いたら自動的に計算されるタイプ。
ほとんど空きスペースがなかったんですが、なんとか押し込めて助かりました。
仲居さんが出て行ったら、さっそく風呂に行くことに。
姪っ子2号は部屋風呂で風呂に入れるって言うんで妹が残ってくれて、みんなは大浴場へ。
ここの風呂はちょっと変わってて風呂場の暖簾をくぐって脱衣場に入ると、その先に内階段がありました。
上に上がると大浴場で、下は中浴場と露天風呂って言う形式でした。
大浴場は深夜から早朝まで閉じるんですが、中浴場は24時間使えるってことで、風呂好きには十分。
晩メシのバイキングは6時にスタートやったんで部屋で缶ビールを飲みながらしばらく休憩。
昼メシが早かった上に少なかったんで、かなりの腹ぺこでしたわ。
6時数分前にはチケット握りしめて2階のバイキング会場へ。
雰囲気だけでも感じて貰えたらと思うんで、サクサクッと写真を貼っていきます。
空いてるトコを捜して写真を撮ったんで、場所の並びはバラバラです。
*入ってすぐのトコに実演調理のコーナー
バックヤードで作って持ってくるより、こういうパフォーマンスモンがあると盛り上がるんでしょうな。
実演のトコでは天ぷら、サザエと蟹の甲羅グラタン?、ステーキなんかがありましたわ。
*ピザジェノベーゼ、エビチリ、豚の角煮、ドライカレー
ピザにジェノベーゼソースだけってのはちと寂しいですなぁ。
*ペンネ、ソーセージ、シチュー、煮込みハンバーグ
左手のカップは玉子スープだったかと。
*ちらし寿司と鰹のたたき
私はあんまりちらし寿司が好きじゃないのでパス。にぎり寿司は予算的に無理ですかね。
*サラダコーナー
*ミニグラタン、鶏唐、なんかの揚げ物、鶏のレモンバジル焼き、焼きビーフン
これは奥にステーキを焼いてるトコが見えるんで、入り口のパフォーマンスモンのすぐ脇だった模様。
これ以外にもまだまだ料理はありました。
デザートも何種類かちびっこいケーキ?が並んでたりしました。
ご飯や汁モン、パンなどの主食がどうやったかは飲むしか考えてなかったんで見てませんでした。
私が取ったモンもサクサクッと行っときましょう。
*目の前で揚げてた天ぷら
入り口すぐのオープンキッチンで揚げてた天ぷらです。ミニかき揚げ、海老、シシトウ、白身魚の盛り合わせ。
これは初めから盛り合わせで置かれてました。
色々食べるためだと思いますが、かなりサイズ、量とも少なめ。
どんどん揚げて並べてたんで、ほんのり温い程度でした。
*ミニ「お造りの盛り合わせ」
これも入り口あたりに盛り合わせの状態で置かれてました。
*和風のおかず3品
小芋と鶏そぼろの煮物、イカの飯詰め、湯葉で練り物を巻いた煮物?
*コッテリ系のお料理
エビチリ、ビーフシチュー?、ペンネ、豚の角煮
*ポテサラ、ゴボウサラダ、焼きビーフン、チキンのハーブ焼き、鶏唐、カレーの春巻き?
濃ゆい揚げモン系も1つずつは取ってみました。
*竹の子となすびの煮物
それぞれ別々に置いてあったヤツを一つの鉢に盛ってます。
*みなでシェアした鰹のたたき
*シェアした「鯖の和え物」かも・・・。
これを食べたか覚えてないんですが、単なる鯖じゃなくて、きずしをさっと炙ってたのかも。
よう分かりません。
私が食べたんはこんな感じでした。
どの料理もまずまずの出来で文句はなかったですわ。
コレは旨いっていう料理はなかったですが、ヒドイなぁってのもゼロ。
惜しかったのはいくつかの料理がぬるかったこと。
器の下に保温の湯?を入れ忘れたのか、冷え始めてるんが何品かあったのは残念でした。
温さだけはコストっていうより、努力でカバー出来るんでなんとかして欲しかったですわ。
料理のラインナップ的には、かなり濃ゆいモン系が多くてビールを飲むアテには良かったんですが、日本酒をじっくり楽しめるモンは少なかったです。
おかげで日本酒は小さなとっくりで1本燗酒を飲んだだけであとはビールばっかりでした。
ただ、酒類の値段についてはこの宿はけっこう気分が良かったです。
料理や宿泊代は安いのに、ビールや酒に高い値ぇを付けられると姑息な手ぃに思えて気分が良くないんです。
でも「むさし」は中瓶が500円で、酒は1合300円ほどとまずまずリーズナブルでした。
酒類もバイキングの料理がならぶあたりにドリンクコーナーがあってそこの係の人に出して貰う半セルフでした。
勝手な希望を言うなら、酒だけはフロアの人に注文したら席に持ってきてくれるスタイルにして欲しかったですね。
飲み出すと酒を取りにいちいち歩くのがかなり邪魔くさかったもんでねぇ・・・・。
チケット代を除いて1泊2食で1万円ほどやと思えば、十分満足出来ました。
個人的にはやっぱりビュッフェスタイルは苦手やなぁ・・・とは思いましたけどね。
どうしても盛りつけがグチャグチャになるし、和洋中、濃い淡いの順番もなく食べるのは晩メシにはちと寂しかったですわ。
思った以上に早く腹は膨らんだんですが、落ち着いて食事をしたって気分になれなかったもんで・・・。
以前、宿から近い寿司屋に行ったんですが、そこは値段も結構しましたがそれだけのことがあると思える味でした。
そんな寿司屋に行きたいとは言いませんが、宿の晩メシをなしにしてその辺の中華料理屋にみんなで行く方が好みではありました。
今回の旅行で白浜に泊まると決まって嬉しかったのが久しぶりにミルク&ビアホール「九十九」に行けることでした。
かなりのこだわりを持ったマスターがこだわりを表に出さずにやってはるお店で大のお気に入りなんです。
このお店に行くために車内泊で白浜になんどか行ってるんで何年振りかで行けるなぁと思ってました。
旅行の何日か前にふと思いついてぐるナビでお店の情報をチェックすると火曜日が定休日。
思い切り定休日に被ってしまいました。(T_T)
そんなわけで食後はまた風呂に入ったり、なんでもお宝鑑定団の特番を見たりしただけで宿でおとなしくしてました。
今回の旅行はなんの緊張感もなく、いつもの旅行カバンに換えの下着と靴下を2組、本を1冊入れた程度でなんも用意せず。
寝間着代わりの部屋着も入れず、食後の酒も用意せず。
食事でビールばっかりやったこともあり、飲み足らん感じでしたねぇ。
寝てからは部屋の温度が高めやったこともあって、なんども目が覚めましたわ。
やや寝不足気味でしたが、6時には周りがゴソゴソやり出したんで起きることに。
さっそく朝風呂をシバいたら、食欲も全開になってこれぞ温泉宿に泊まった朝って感じでした。
朝食バイキングは7時からでしたが、風呂の帰り道(6時半頃)には食堂に向かうオバハンの群れがありました。
そんなオバハンのために早めに開けたのか、7時ちょうどに行ったら食堂はかなりの混み具合。
晩ご飯は部屋食でマトモなモンを食べた人も朝は一緒のバイキングやから余計に混んだんでしょうけどね。
朝食バイキングの様子は撮らなかったんで、私が食べたモノだけサラッと貼っておきます。
*白浜の旅館「むさし」の朝食バイキング
朝メシのバイキングも割りとちゃんとしてましたねぇ。
調理のパフォーマンスはなかったですが、和洋それぞれ色んな料理が並んでましたわ。
写真ではちょっと量が少なめですが、これでちょこっとだけ朝ビールをしばいてやりました。
ビールの後で、もう何品か貰ってきてご飯を2杯も食べました。
朝メシに洋モンを混ぜる気にならんかったので、和ぁなもんだけにしましたが、おかげで統一感はありました。(^^)
食後は部屋に戻って、まだ布団が敷いてあったからしばらくゴロゴロ。
その後、海を見るためにみんなでちょこっと散歩へ。
*思った以上に水がきれいだった白良浜の海
夏場に泳ぎに行くなら日本海と思ってるのと、和歌山は道が混みまくるんであんまり泳ぎに来たことがないんです。
泳ぐ海としてはあんまり印象がなかったんですが、えらく水が澄んでて意外でした。
姪っ子1号は靴下を脱いで波打ち際でチャプチャプやってました。
転けてビシャビシャとかになってくれたら、オモロイのにと悪いオッサンは期待してましたが、慎重派の姪っ子はサラッと上がってしまいました。
散歩の後、部屋に戻ってちょっと休憩したら10時少し前に宿をチェックアウト。
のんびり走って、途中堺でうどんを食べてコンパクトな白浜旅行は終わりました。
今回の宿「むさし」は特別オススメって訳ではないですが、うちの身内の基準では十分なコストパフォーマンスで、きれい好きなオカンも文句ないの部屋やったんで当たりでしたわ。
長らく営業してる大バコの宿って、ヘタすると昔のままの営業スタイルで泊まってガッカリすることがありますがそんなことはなかったですわ。
生き残るためにちゃんと努力してはる気がしたんで、気持ちよく過ごせましたわ。
今回は姪っ子の入学祝いみたいなもんやから、妹らは親父らにおごってもうたらええと思ってました。
でも関係ない私はちゃんと払うつもりやったんですが、結局私までオゴって貰ってしまいました。
親父とオカンに感謝です。
*朝イチの体重:57.4kg弱(一日でサクッと理想値に戻った。)
2011年04月07日
姪っ子らと「南紀白浜アドベンチャーワールド」へ
この5日、6日と身内で白浜に行って来たんでそいつをサラッとご紹介します。
姪っ子がパンダを見たいって言うんで、南紀白浜アドベンチャーワールドに行こうって話は半年くらい前から出てたでしょうか。
ところが引退したくせに遊びの予定が入りまくりのジジ・ババとこっちもけっこう忙しい姪っ子の予定がなかなか合わず延び延びになってました。
もうええ加減に行っとかんと嘘つき呼ばれしそうなジジババが焦ったんでしょうか姪っ子の春休み最終日にやっと行くことに。
*この日も最初は親父は遊びの予定が入ってたんですが、キャンセルになったそうですわ。
妹の旦那は仕事なんで、姪っ子1・2号、妹、ジジババ、運転手ザルの6人での小旅行となりました。
当日8時にみんなを車に積んで大阪を出発。
私だけ朝メシがまだやったんで高速に乗る前にコンビニおにぎりを1つだけ買うて、それで済ませときました。
岸和田のSAに寄ったりしながら、かなりのんびりペースで走りました。
おそらく5日でちょうど丸一年経って、私のスピード違反の前歴がキレイに消えたハズなんですが、今回も「キレイになって早々パクられる」ってなネタを作らんように自重してました。(^^;)
阪和道で白浜方面へは何回も行ってるんですが、最終は南部(みなべ)インターチェンジやと思ッてたのに、またちょっぴり延伸されて南紀田辺ICなんてもが出来ててビックリ。
どんどん大阪から白浜が近くなるんはええんですが、みんなが一気に白浜を目指すと素通りされて潰れる店も多いと思うんですがどうなんでしょうなぁ・・・。
高速を降りて国道42号線に入っても、バイパスなんですぐ白浜方面へ向かう県道との分岐点に到着。
今回は宿の宿泊プランにアドベンチャーワールドのチケットが付いてたんで、まず宿を目指しました。
白浜には何回も行ってるんで見覚えのあるルートと通って白浜温泉の中心地へ。
白良浜をすぎてすぐのトコロに今回の宿「むさし」があって、サクッと発見。
かなり大規模で昔ながらの団体客が多そうな観光ホテルって感じの宿でした。
チケットだけ貰ったら、ぼちぼち腹が減りだしてたんで、先に昼メシを食べおくことにしました。
アドベンチャーワールドなんかの施設のなかのメシってきっとショボくて高いやろうってことで意見が一致。
私がおにぎり1個だけにしてたのは、いつも昼が早いって言う妹らに合わせるためでしたが、バッチリというか、11時前にして腹ぺこでした。
そこで簡単な海鮮丼みたいなモンを食べようってことになり、通り過ぎたばかりの「とれとれ市場」へ。
もう何年もこの手の大がかりな「市場」と称しただけの土産物センター?は、全然コストパフォーマンスがようないと思ってるんで、ボッタくられんかちょっと警戒して「とれとれ横町」っていう食事コーナーへ。
寿司を売ってたコーナーは回転寿司みたいな皿に作り置きでラップを掛けてあるような寿司が平気で1皿500円とかしてたんでゲンナリ。
でも、その先の大食堂みたいにテーブルが並んだトコの丼モンは比較的リーズナブルでした。
*とれとれ横丁の海鮮丼
頼んだ山かけ丼、鉄火丼、ルイベいくら丼、堅田丼、ネギトロ丼はどれも680円でした。
900円ぐらいの丼もありましたが、最近見かける海鮮市場のフードコートって簡単に1500円オーバーの丼を並べたりするんで印象は良かったです。
ご飯の量はかなり少なめやったんで単品じゃちと足らんでしょうけどね。
これ以外にもおかずや刺身などの単品があったんで、いくつか取って、後は運転してくれるって言う妹の言葉に甘えて親父と私にビールをゴクゴク。
11時前から入れるビールは殊の外旨かったですわ。
オカンが急かすんで、わりとサクッと飲み食いは終了。
いよいよ姪っ子お待ちかねのアドベンチャーランドを目指しました。
*昼メシを済ませて「南紀白浜アドベンチャーワールド」に到着
この手の遊園地の類に行くのは10年以上ぶりやと思うんで疎いですが、ここは結構人気があるんでしょうか。
着いたのは11じ40分頃でえらい広い駐車場の全体から見たら一部でしたがかなりの数の車が止ってました。
駐車場代1000円はまぁしゃーないでんしょうなぁ・・・・。
宿で貰うたチケットは通常3800円の入場券だけやったんでとりあえずは園内へ。
パンフレットを見ながら作戦を立てて、メインの白黒熊は13時30分から「ウェイクアップタイム」ってのがあったんでそれに合わせて行くことに。
その後14時からのマリンライブとかいうイルカショーらしきモンを見ることに。
中に入ってすぐにポニーが居って、姪っ子はそいつに乗ると。
1周20mほどの柵の中を2周、3分ほどでチャリンとワンコイン。
ペンギンやら展示物は無料でしたが、色んなトコでけっこうな別料金がかかってましたなぁ。
パンダ舎?に向かうまでにチビッコが「やりたいー!!」言いそうな罠があっちゃこっちゃにありましたわ。
姪っ子1号は比較的聞き分けがええほうですが、それでもかなり惹かれてたようですわ。
あっちゃこっちゃでジジババや妹は姪っ子の記念写真を撮ってました。
パンダ舎の近くまで来てまだ時間があったんで、とりあえずサファリパークのお約束として、サファリ巡りをやることに。
屋根の開いた2階建てバスは2階が1500円、1階が1000円、ガイドツアーは1人2500円、レンタルのジープは1台10000円と色んなパターンがありました。
私らは入場券だけで乗れるケニア号っていう列車みたいなバスにしときましたけどね。
ちょろっと撮った写真を貼っときましょうか。
*肉食獣ゾーンに居った「熊」
写真の左側にスタッフの車が止ってて車内から食べモンを投げてるんで、クマがこんなふうに座ってました。
クマは比較的営業熱心?で、2匹でパンチをしあったり、水遊びしたりと動きがありましたわ。
ライオンはけっこう数がおったんですが、やる気なくだら〜っと寝とるヤツばかり。
5人掛けのベンチシートなんで姪っ子を窓際にしてやったらあんまり写真は撮れずです。
*うろうろするチーター
このチーターは何をするってんでもなさそうでしたが、その辺をうろうろしとりました。
*トラは木陰でのんびり
ガキンチョの頃に家族で行ったサファリパークは自分トコの車で園内を巡った気がしたんでココやなかったみたいですなぁ。
今調べたら「姫路セントラルパーク」は自家用車で巡れるようなんで、パンダがメインでなきゃ個人的にはあっちの方が楽しそうに思いましたわ。
*入場料も2900円で済むみたいですし。
姪っ子2号がもうちょっと大きなったら姫路にも行ってみたいなぁと、思ったガキのようなオジです。
サファリが終わって、姪っ子はお母ちゃんと二人でジェットコースター(700円×2)をシバいたらぼちぼち大熊猫を見るのにええ時間になってました。
昔上野の動物園でパンダを見る映像を見たら「立ち止まらず進んでくださいー」ってな事を言うてたんでムチャ混みせんか心配でした。
ちょっと柄が白黒になってるだけのクマを見るんに行列やったら、すぐ冷めるやろうと思ってました。
そんな混雑が心配されたチビパンダsの前に大人パンダから。
*ウェイクアップタイムでリンゴを捜すパンダ
リンゴでパンダを釣ってるようで、地面を捜しながら移動してました。
*リンゴに釣られて近づいてきたパンダ。
*ちょうど私らの前で笹を食べるパンダ
正面の方に人が集まってましたが、空いてたトコに立ってた私らの方に来て笹を食べてました。
犬みたいに簡単には洗えんからあたりまえですが、白毛の部分は腹やらケツが特に真っ茶ッ茶。
マンガに描かれる姿とはだいぶ違って、ドロドロでしたわ。(^^;)
さて、あんまりオモロナイ写真ですが、双子パンダもちょっとだけ。
*立木で遊ぶチビパンダ
大人パンダは薄汚れたクマって感じでしたが、チビ共はさすがに実力が違いましたねぇ・・・・。
「カワイイ」ってな単語自体が苦手ですが、こいつらはほんまに動くぬいぐるみ状態で可愛かったですわ。
*木の股を狙うチビパンダ
どうもYの字になった木の股がお気入りの場所みたいでした。
この後、どっちがどっちか分かりませんが、1匹は木から落ちて、もう一匹はこの股のトコに胴体が引っかかって、手足バタバタ状態になってましたなぁ。
*子パンダを無視して笹を食う母ちゃんパンダ
ほんまに母ちゃんパンダかは分かりませんが、いちおうチビ共と同じケージにおったんでオカンパンダってことにしときましょう。
木から落ちたパンダが母ちゃんのトコに行っても、全くの素無視状態。
一切相手せんとマイペースに笹をバリバリ食ッとりました。
私はあっさりこの前を離れたんですが、チビの双子パンダは見てりゃなんぼでも楽しめそうでしたわ。
パンダの後は、これまた定番のイルカショーへ。
時間のちょっと前にええ場所を取ろうと座ったんですが、日陰やとけっこう冷たくて、ショウが終わる頃には体が冷えました。
ショーの様子を撮ろうとしたんですが、動くモンを撮ったことなかったんで失敗ばかり。
わずかにソレっぽいのが写ってたんで、貼っておきます。
*イルカショーの模様
イルカショーって色んなトコで目にしますが、私は飽きないですねぇ。
なんでこんなことが仕込めるんやろうと不思議に思いながら楽しんでました。
*イルカショウの模様 その2
2種類のイルカが出るだけでそんなに目新しさはなかったですが、十分楽しませて貰いました。
日陰におって体が冷えたんで、イルカショーの後は陽当りのええトコへ移動。
で、さっき餌を食うてた白黒熊をチェックすると、満足したんが分かりました。
*メシを食って爆睡中のパンダ
口開けてドテェ〜っと寝とりました。
この後、草食獣コーナーをのんびりと散歩。
「キリンにエサをやる」って言う姪っ子1号は実際に台に上ってキリンの間近に行くと、ビビってしまい全然やろうとせず。
代りにええトシこいたオッサンが、キリンのベロに手を舐められながらエサやりを楽しませて貰いました。
姪っ子1号はあんまり自分からよう動物を触らんし、だいぶ恐がりのようでしたねぇ。
普通の遊園地より動物がネタの分、楽しめたとは思いますがこのアドベンチャーワールドの商売気の強さにはちと辟易しましたわ。
なんかやるたびに500円、700円と料金がかかるし、乳母車を借りるだけでも1000円ってな姿勢がどうもねぇ。
子連れがターゲットなんろうから、それぐらいタダで貸したれやって気になりました。
パンダ人気でひたすら強気に出られるんでしょうが、入場料以外でガンガン金を取ろうとするスタイルでしかもそのそれぞれがかなり高いってのは好みやないですなぁ。
パンダ以外にもなんぼでもオモロイ動物はおるんやから、私やったら天王寺動物園で十分ですわ。
アドベンチャーワールドを出たのは4時過ぎやったと思います。
その時間やったら十分日帰りが可能でしたが、すぐ近くの宿に戻るだけで済んだんで非常にリラックスしましたわ。
宿のメシはバイキングなんで、全然オモロナイですが、一応その2でご紹介しようと思います。
文章になーんのヒネリもないし、写真もショボイ記事でしたが、一旦ここで終わるとしときます。
*朝イチの体重:57.8kg(危険水域なんで今日は節制しよ)
姪っ子がパンダを見たいって言うんで、南紀白浜アドベンチャーワールドに行こうって話は半年くらい前から出てたでしょうか。
ところが引退したくせに遊びの予定が入りまくりのジジ・ババとこっちもけっこう忙しい姪っ子の予定がなかなか合わず延び延びになってました。
もうええ加減に行っとかんと嘘つき呼ばれしそうなジジババが焦ったんでしょうか姪っ子の春休み最終日にやっと行くことに。
*この日も最初は親父は遊びの予定が入ってたんですが、キャンセルになったそうですわ。
妹の旦那は仕事なんで、姪っ子1・2号、妹、ジジババ、運転手ザルの6人での小旅行となりました。
当日8時にみんなを車に積んで大阪を出発。
私だけ朝メシがまだやったんで高速に乗る前にコンビニおにぎりを1つだけ買うて、それで済ませときました。
岸和田のSAに寄ったりしながら、かなりのんびりペースで走りました。
おそらく5日でちょうど丸一年経って、私のスピード違反の前歴がキレイに消えたハズなんですが、今回も「キレイになって早々パクられる」ってなネタを作らんように自重してました。(^^;)
阪和道で白浜方面へは何回も行ってるんですが、最終は南部(みなべ)インターチェンジやと思ッてたのに、またちょっぴり延伸されて南紀田辺ICなんてもが出来ててビックリ。
どんどん大阪から白浜が近くなるんはええんですが、みんなが一気に白浜を目指すと素通りされて潰れる店も多いと思うんですがどうなんでしょうなぁ・・・。
高速を降りて国道42号線に入っても、バイパスなんですぐ白浜方面へ向かう県道との分岐点に到着。
今回は宿の宿泊プランにアドベンチャーワールドのチケットが付いてたんで、まず宿を目指しました。
白浜には何回も行ってるんで見覚えのあるルートと通って白浜温泉の中心地へ。
白良浜をすぎてすぐのトコロに今回の宿「むさし」があって、サクッと発見。
かなり大規模で昔ながらの団体客が多そうな観光ホテルって感じの宿でした。
チケットだけ貰ったら、ぼちぼち腹が減りだしてたんで、先に昼メシを食べおくことにしました。
アドベンチャーワールドなんかの施設のなかのメシってきっとショボくて高いやろうってことで意見が一致。
私がおにぎり1個だけにしてたのは、いつも昼が早いって言う妹らに合わせるためでしたが、バッチリというか、11時前にして腹ぺこでした。
そこで簡単な海鮮丼みたいなモンを食べようってことになり、通り過ぎたばかりの「とれとれ市場」へ。
もう何年もこの手の大がかりな「市場」と称しただけの土産物センター?は、全然コストパフォーマンスがようないと思ってるんで、ボッタくられんかちょっと警戒して「とれとれ横町」っていう食事コーナーへ。
寿司を売ってたコーナーは回転寿司みたいな皿に作り置きでラップを掛けてあるような寿司が平気で1皿500円とかしてたんでゲンナリ。
でも、その先の大食堂みたいにテーブルが並んだトコの丼モンは比較的リーズナブルでした。
*とれとれ横丁の海鮮丼
頼んだ山かけ丼、鉄火丼、ルイベいくら丼、堅田丼、ネギトロ丼はどれも680円でした。
900円ぐらいの丼もありましたが、最近見かける海鮮市場のフードコートって簡単に1500円オーバーの丼を並べたりするんで印象は良かったです。
ご飯の量はかなり少なめやったんで単品じゃちと足らんでしょうけどね。
これ以外にもおかずや刺身などの単品があったんで、いくつか取って、後は運転してくれるって言う妹の言葉に甘えて親父と私にビールをゴクゴク。
11時前から入れるビールは殊の外旨かったですわ。
オカンが急かすんで、わりとサクッと飲み食いは終了。
いよいよ姪っ子お待ちかねのアドベンチャーランドを目指しました。
*昼メシを済ませて「南紀白浜アドベンチャーワールド」に到着
この手の遊園地の類に行くのは10年以上ぶりやと思うんで疎いですが、ここは結構人気があるんでしょうか。
着いたのは11じ40分頃でえらい広い駐車場の全体から見たら一部でしたがかなりの数の車が止ってました。
駐車場代1000円はまぁしゃーないでんしょうなぁ・・・・。
宿で貰うたチケットは通常3800円の入場券だけやったんでとりあえずは園内へ。
パンフレットを見ながら作戦を立てて、メインの白黒熊は13時30分から「ウェイクアップタイム」ってのがあったんでそれに合わせて行くことに。
その後14時からのマリンライブとかいうイルカショーらしきモンを見ることに。
中に入ってすぐにポニーが居って、姪っ子はそいつに乗ると。
1周20mほどの柵の中を2周、3分ほどでチャリンとワンコイン。
ペンギンやら展示物は無料でしたが、色んなトコでけっこうな別料金がかかってましたなぁ。
パンダ舎?に向かうまでにチビッコが「やりたいー!!」言いそうな罠があっちゃこっちゃにありましたわ。
姪っ子1号は比較的聞き分けがええほうですが、それでもかなり惹かれてたようですわ。
あっちゃこっちゃでジジババや妹は姪っ子の記念写真を撮ってました。
パンダ舎の近くまで来てまだ時間があったんで、とりあえずサファリパークのお約束として、サファリ巡りをやることに。
屋根の開いた2階建てバスは2階が1500円、1階が1000円、ガイドツアーは1人2500円、レンタルのジープは1台10000円と色んなパターンがありました。
私らは入場券だけで乗れるケニア号っていう列車みたいなバスにしときましたけどね。
ちょろっと撮った写真を貼っときましょうか。
*肉食獣ゾーンに居った「熊」
写真の左側にスタッフの車が止ってて車内から食べモンを投げてるんで、クマがこんなふうに座ってました。
クマは比較的営業熱心?で、2匹でパンチをしあったり、水遊びしたりと動きがありましたわ。
ライオンはけっこう数がおったんですが、やる気なくだら〜っと寝とるヤツばかり。
5人掛けのベンチシートなんで姪っ子を窓際にしてやったらあんまり写真は撮れずです。
*うろうろするチーター
このチーターは何をするってんでもなさそうでしたが、その辺をうろうろしとりました。
*トラは木陰でのんびり
ガキンチョの頃に家族で行ったサファリパークは自分トコの車で園内を巡った気がしたんでココやなかったみたいですなぁ。
今調べたら「姫路セントラルパーク」は自家用車で巡れるようなんで、パンダがメインでなきゃ個人的にはあっちの方が楽しそうに思いましたわ。
*入場料も2900円で済むみたいですし。
姪っ子2号がもうちょっと大きなったら姫路にも行ってみたいなぁと、思ったガキのようなオジです。
サファリが終わって、姪っ子はお母ちゃんと二人でジェットコースター(700円×2)をシバいたらぼちぼち大熊猫を見るのにええ時間になってました。
昔上野の動物園でパンダを見る映像を見たら「立ち止まらず進んでくださいー」ってな事を言うてたんでムチャ混みせんか心配でした。
ちょっと柄が白黒になってるだけのクマを見るんに行列やったら、すぐ冷めるやろうと思ってました。
そんな混雑が心配されたチビパンダsの前に大人パンダから。
*ウェイクアップタイムでリンゴを捜すパンダ
リンゴでパンダを釣ってるようで、地面を捜しながら移動してました。
*リンゴに釣られて近づいてきたパンダ。
*ちょうど私らの前で笹を食べるパンダ
正面の方に人が集まってましたが、空いてたトコに立ってた私らの方に来て笹を食べてました。
犬みたいに簡単には洗えんからあたりまえですが、白毛の部分は腹やらケツが特に真っ茶ッ茶。
マンガに描かれる姿とはだいぶ違って、ドロドロでしたわ。(^^;)
さて、あんまりオモロナイ写真ですが、双子パンダもちょっとだけ。
*立木で遊ぶチビパンダ
大人パンダは薄汚れたクマって感じでしたが、チビ共はさすがに実力が違いましたねぇ・・・・。
「カワイイ」ってな単語自体が苦手ですが、こいつらはほんまに動くぬいぐるみ状態で可愛かったですわ。
*木の股を狙うチビパンダ
どうもYの字になった木の股がお気入りの場所みたいでした。
この後、どっちがどっちか分かりませんが、1匹は木から落ちて、もう一匹はこの股のトコに胴体が引っかかって、手足バタバタ状態になってましたなぁ。
*子パンダを無視して笹を食う母ちゃんパンダ
ほんまに母ちゃんパンダかは分かりませんが、いちおうチビ共と同じケージにおったんでオカンパンダってことにしときましょう。
木から落ちたパンダが母ちゃんのトコに行っても、全くの素無視状態。
一切相手せんとマイペースに笹をバリバリ食ッとりました。
私はあっさりこの前を離れたんですが、チビの双子パンダは見てりゃなんぼでも楽しめそうでしたわ。
パンダの後は、これまた定番のイルカショーへ。
時間のちょっと前にええ場所を取ろうと座ったんですが、日陰やとけっこう冷たくて、ショウが終わる頃には体が冷えました。
ショーの様子を撮ろうとしたんですが、動くモンを撮ったことなかったんで失敗ばかり。
わずかにソレっぽいのが写ってたんで、貼っておきます。
*イルカショーの模様
イルカショーって色んなトコで目にしますが、私は飽きないですねぇ。
なんでこんなことが仕込めるんやろうと不思議に思いながら楽しんでました。
*イルカショウの模様 その2
2種類のイルカが出るだけでそんなに目新しさはなかったですが、十分楽しませて貰いました。
日陰におって体が冷えたんで、イルカショーの後は陽当りのええトコへ移動。
で、さっき餌を食うてた白黒熊をチェックすると、満足したんが分かりました。
*メシを食って爆睡中のパンダ
口開けてドテェ〜っと寝とりました。
この後、草食獣コーナーをのんびりと散歩。
「キリンにエサをやる」って言う姪っ子1号は実際に台に上ってキリンの間近に行くと、ビビってしまい全然やろうとせず。
代りにええトシこいたオッサンが、キリンのベロに手を舐められながらエサやりを楽しませて貰いました。
姪っ子1号はあんまり自分からよう動物を触らんし、だいぶ恐がりのようでしたねぇ。
普通の遊園地より動物がネタの分、楽しめたとは思いますがこのアドベンチャーワールドの商売気の強さにはちと辟易しましたわ。
なんかやるたびに500円、700円と料金がかかるし、乳母車を借りるだけでも1000円ってな姿勢がどうもねぇ。
子連れがターゲットなんろうから、それぐらいタダで貸したれやって気になりました。
パンダ人気でひたすら強気に出られるんでしょうが、入場料以外でガンガン金を取ろうとするスタイルでしかもそのそれぞれがかなり高いってのは好みやないですなぁ。
パンダ以外にもなんぼでもオモロイ動物はおるんやから、私やったら天王寺動物園で十分ですわ。
アドベンチャーワールドを出たのは4時過ぎやったと思います。
その時間やったら十分日帰りが可能でしたが、すぐ近くの宿に戻るだけで済んだんで非常にリラックスしましたわ。
宿のメシはバイキングなんで、全然オモロナイですが、一応その2でご紹介しようと思います。
文章になーんのヒネリもないし、写真もショボイ記事でしたが、一旦ここで終わるとしときます。
*朝イチの体重:57.8kg(危険水域なんで今日は節制しよ)
2011年03月25日
念願の洋食焼き屋「小嶋」@室津へ
昨日行ってきた龍野市の御津町室津(むろつ)にある洋食焼き屋さん「小嶋」についてご紹介します。
この店のことを何で知ったかは覚えてないんですが、かなり前から存在を知って行きたいと思ってました。
前のブログを検索したら2005年の冬にアップした記事の最後に「行きたかった」って書いてるんで少なくとも6年以上は経ってるかと。
室津自体にはもっと前に「関西 小さな町小さな旅 (歩く旅シリーズ町歩き)
」って本に載ってたんで行ってみたことがあります。
その当時は「御津(みつ)町室津」やったみたいですが、2005年にたつの市に組み込まれたようです。
1回目は小さな港町をポテポテ歩いただけで、「小嶋」は素通りしてしもうたようです。
日生にカキオコを食べに行くときは、室津の前を通るんで毎度小嶋のことを考えながらも通り過ぎるばかり。
3月に入ってぼちぼち牡蛎のシーズンも終わるから、春っぽいドライブのついでに行ってみようと狙い始めてました。
ただネット上の情報では定休日が木曜日っていう情報と水曜日っていうのが2種類あって特定出来ず。
とりあえず水・木を避けて行こうと思ってたら、東の方で大ナマズが暴れてしもうたんですよねぇ・・・・。
テレビにかじりついてる間に何日かが吹っ飛んだような感じでしたが、いつでも行けるようにとお店に電話をして定休日を確認すると「水曜日」と確定。
*以前は木曜定休やったんが、2007年?頃に水曜日に変わったようです。
今週になって昨日だけは全く予定がなかったんでついに出かけることに。
兵庫県内なんでそないに気合いを入れんでもええやろうと、ドライブにしちゃえらく遅めの9時に大阪を出発。
先月くらいに行こうと思ってたときは、「3月やったら春を感じるドライブやろう」って思ってたんですが、冬に戻ったような冷え込みでした。
車を運転してるときだけは寒さにも比較的強いんで「バキッと冷えた冬ドライブ」の名残を惜しむことになりました。(^^;)
神戸までは国道43号線で行ったんですが、いつもより混んでてけっこう時間がかかりました。
自然に国道2号線に入り、明石からは国道250号線へ。
10時頃に西宮でコンビニおにぎりを1個だけ食べたんですが、12時頃にはもう腹ぺこでたまらんかったですわ。
以前にも寄った好印象やった道の駅「みつ」から室津はすぐなんですが、室津はこっちってな最初の看板はスルーして、もう少し国道250号線を走るとすぐ目に付くホテル「きむらや」があります。
その宿を過ぎてすぐ高いところを走る国道から港におりる大きな道路が付いてて、それを下ったところに観光案内図とトイレがあって、空き地が広がってます。
特に駐車場とは書かれてないんですが、おそらくここに車を止めるのが正解やと思います。
町の中はえらく道幅が狭いんで手前から入ったらかなり戸惑うと思いますわ。
車を置いたトコにすぐそばに何軒か牡蛎の直売所がありましtが、今回は素通りして海沿いの道を歩きます。
湾に沿って海沿いの道を進むと「桝本酒店」と「たつの市立室津海駅館」が並んでます。
その2軒を過ぎると道は続くんですが、車の「進入禁止」の標識があるんで、そこを左折。
すぐの四つ辻を右に進むとすぐ郵便局があって、その先が今回目指したお好み焼き屋の「小嶋」。
*ここの説明を読むだけで店まで着けるよう丁寧めに書いてみました。(^^)
*室津のお好み焼き屋「小嶋」の店構え
屋号はなんにも出てないので、のれんの掛かってない玄関の表札をチェックするとちゃんと「小嶋さん」となってましたわ。
中の様子が分からないんでちょっとだけ不安を開けつつ戸を開けると、先客が二人。
思ってた大きさの半分ぐらいの鉄板の前にちょいとヤンキーがかったお兄ぃちゃんらが洋食焼きと中華そばらしきもんを食べてました。
とりあえず私は一番手前に座って、メニューをチェック。
*室津の洋食焼き屋「小嶋」のメニュー
お店では特に洋食焼きとしては売ってないようですね。
実際に食べるとねぎ焼きもその他も洋食焼きでしたけどね。
洋食焼き意外にも麺類が意外と充実してました。
*「小嶋」の麺類のお品書き
横着して席に座ったまま写真を撮ったんであんまりよう見えんでスンマセン。
うどん、きつねうどん、鍋焼きうどん、肉うどん、中華そばなんかがあるようです。
よそのブログで事前にお店のことを読むと、複数やと有無を言わさず「うめちゃんのおまかせコース」ってのを勧めてくれるなんて書いてました。
しかし私は1人やったせいかなにも言われなかったんで、基本形に思えた「豚玉焼き(340円)」をお願いしました。
*まずはクレープ状に生地を焼きました
大阪でも私がガキの頃にはあっちこっちで洋食焼きが食べられたんですが、違うところはクレープ状に生地を広げてから一旦裏返すトコです。
岸和田のかしみんでも先にいっぺん裏返してたと思うんで、洋食焼き業界には「生地裏返し派」という一派があるんかもしれませんな。
*生地のうえにちょいとキャベツ
この上に天かすと紅ショウガを散らしてたような気がしますが・・・。
で、その上に豚肉を乗せてからか、乗せる前かに生地の汁をタラタラっと掛けてた気が・・・。
一応見てたはずなんですが、目で見たり、写真撮ったりとやってるとあっちゅうまに作業が進むんでなんかよう分からんようになりました。
薄いから早いこと焼けるってのは分かるんですが、めっちゃ手早い作業でした。
*あっちゅう間に出来上がった「豚玉洋食焼き」
具を全部乗っけたら、すぐひっくり返して具の面を焼くんですが、最後にそれをもう一度ひっくり返します。
で、玉子はどう乗せるんかと思ったら、いきなりお好み焼きの上で殻を割って玉子を落としてました。
とうぜん真ん中がわずかに高いから玉子はズルリと滑り落ちますわね。
それを両手のてこでチャチャッと潰したら、どういうワザかごちゃごちゃっと混ぜるようにしていつの間にか一体化してました。
中に織り込まれてるんで、ええ具合の半熟玉子になってたまりませんでしたわ。
久しぶりに食べた洋食焼きですが、ガキの頃から好物やったんでその頃を思い出して嬉しかったですわ。
この店はビールを置いてないって聞いてたんで我慢しましたがやっぱりちょっと寂しかったですねぇ。
持ち帰りもやってるんで酒が優先なら駐車場からの途中にあった酒屋でビールを買うて、のんびり港でで食べるってのもええかもしれませんね。
*もちろん酒が抜けるまで何時間か滞在するって前提ですよ。
でも、鉄板から直接テコで食べる醍醐味とどっちをとるか悩ましいトコです。
腹ぺこやったんで1枚食べたくらいじゃまったく腹は膨らまず。
事前によそのブログなんかで見てて珍しいメニューが2つあったんで、2枚目はその一つを行っときました。
*2枚目は「ネギ揚げ焼き」 280円
ねぎ焼きの具に薄揚げを入れるってのは珍しいです。
適当に揚げをちぎってポイポイと乗せてひっくり返したら、醤油と七味を振った上で3つに折ったら出来上がり。
これも写真を撮る間もなく出来上がってしまいました。
*気が付いたら出来上がってた「揚げねぎ焼き」
薄揚げが存在感を出してて、ええ感じでしたわ。1枚目と違って醤油味ってのも良かったですねぇ。
店のおばちゃんに旨いですねぇって伝えて話を振ると、揚げを入れたのはおばちゃんの工夫やからオリジナルのようですね。
しかも、使ってるのは普通の揚げじゃないからこんだけ旨いんやってなことを言うてはりました。
これの他に気になってたのが、「ねぎとろろ焼き」。
ねぎ焼きにとろろ昆布が入るらしいですが、「この二つはうちでしか食べられへん」って言うてはりましたわ。
そっちはまぁ次回のお楽しみってことにしときましょう。
2枚食べて、次でラストにしよう思って最後の1品を思案。
他のブログで見かけた中華そばも気になったんですが、やっぱり最後も洋食焼きで行くことに。
*3枚目は気が付いたら裏返ってました
またしても予想を裏切る素早さ。
生地の上に軽く湯通ししたそばを乗っけて、キャベツをちょいと乗せてと思うんですが、写真を撮れたのはこれだけですわ。
今回のヤツは最後の玉子の処理が違うてました。
崩した玉子を全体に乗っけたら、その直後にそのまま目の前にやってきました。
*生タマゴぶっかけ状態の「そばモダン焼き 半分」 390円
そばの量が半分のヤツがあったんでそっちにしときました。
値段的には20円しか違わんのでノーマルの方がお得感がありますけどね。
事前に見てたブログではこれを半分に畳んではったんですが、個人的にはぜひ畳んで欲しかったですわ。
生タマゴをまぶしたままより、半熟の方が魅力アップですからね。
しっかり3枚食べてしめてお勘定は1010円。
ビールを飲まんぶんえらく安く上がってしまいました。
おばちゃんのおまかせは2人で1400円ほどみたいなんで、そっちやと安い上にもっと種類が食べられて楽しそうですねぇ。
3枚はペロッと食べた印象やったんで、帰り道になんか食べようかと思ッてたのに、時間が経つとえらく腹が膨れてしまいました。
最後に中華そばも行ったろうかとチラッと思ったんですが、ヤメといて正解やったようですわ。
帰り道は国道2号線をダラダラと走り、家に着いたのは7時過ぎでした。
総走行距離は約240kmぽっち。
ちょっとそこまで行っただけのつもりがけっこう時間は掛かってしまいました。
今回のお店には温なってからでもまた行きたいと思ったんですが、ドライブのルート的には若干飽きが来てるのが問題ですわ。
<参考>
*お好み焼き「小嶋」:食べログ
住所:兵庫県たつの市御津町室津347−1
電話:079−324−0057
営業:11:30〜18:00
定休:水曜日
ご注意:食べログでは、定休日が「木曜」になってますが、2011年3月時点では「水曜」に変更されてます。
*朝イチの体重:57.4kg弱(夜控えたせいか洋食焼き3枚でも全く問題なし。)
この店のことを何で知ったかは覚えてないんですが、かなり前から存在を知って行きたいと思ってました。
前のブログを検索したら2005年の冬にアップした記事の最後に「行きたかった」って書いてるんで少なくとも6年以上は経ってるかと。
室津自体にはもっと前に「関西 小さな町小さな旅 (歩く旅シリーズ町歩き)
その当時は「御津(みつ)町室津」やったみたいですが、2005年にたつの市に組み込まれたようです。
1回目は小さな港町をポテポテ歩いただけで、「小嶋」は素通りしてしもうたようです。
日生にカキオコを食べに行くときは、室津の前を通るんで毎度小嶋のことを考えながらも通り過ぎるばかり。
3月に入ってぼちぼち牡蛎のシーズンも終わるから、春っぽいドライブのついでに行ってみようと狙い始めてました。
ただネット上の情報では定休日が木曜日っていう情報と水曜日っていうのが2種類あって特定出来ず。
とりあえず水・木を避けて行こうと思ってたら、東の方で大ナマズが暴れてしもうたんですよねぇ・・・・。
テレビにかじりついてる間に何日かが吹っ飛んだような感じでしたが、いつでも行けるようにとお店に電話をして定休日を確認すると「水曜日」と確定。
*以前は木曜定休やったんが、2007年?頃に水曜日に変わったようです。
今週になって昨日だけは全く予定がなかったんでついに出かけることに。
兵庫県内なんでそないに気合いを入れんでもええやろうと、ドライブにしちゃえらく遅めの9時に大阪を出発。
先月くらいに行こうと思ってたときは、「3月やったら春を感じるドライブやろう」って思ってたんですが、冬に戻ったような冷え込みでした。
車を運転してるときだけは寒さにも比較的強いんで「バキッと冷えた冬ドライブ」の名残を惜しむことになりました。(^^;)
神戸までは国道43号線で行ったんですが、いつもより混んでてけっこう時間がかかりました。
自然に国道2号線に入り、明石からは国道250号線へ。
10時頃に西宮でコンビニおにぎりを1個だけ食べたんですが、12時頃にはもう腹ぺこでたまらんかったですわ。
以前にも寄った好印象やった道の駅「みつ」から室津はすぐなんですが、室津はこっちってな最初の看板はスルーして、もう少し国道250号線を走るとすぐ目に付くホテル「きむらや」があります。
その宿を過ぎてすぐ高いところを走る国道から港におりる大きな道路が付いてて、それを下ったところに観光案内図とトイレがあって、空き地が広がってます。
特に駐車場とは書かれてないんですが、おそらくここに車を止めるのが正解やと思います。
町の中はえらく道幅が狭いんで手前から入ったらかなり戸惑うと思いますわ。
車を置いたトコにすぐそばに何軒か牡蛎の直売所がありましtが、今回は素通りして海沿いの道を歩きます。
湾に沿って海沿いの道を進むと「桝本酒店」と「たつの市立室津海駅館」が並んでます。
その2軒を過ぎると道は続くんですが、車の「進入禁止」の標識があるんで、そこを左折。
すぐの四つ辻を右に進むとすぐ郵便局があって、その先が今回目指したお好み焼き屋の「小嶋」。
*ここの説明を読むだけで店まで着けるよう丁寧めに書いてみました。(^^)
*室津のお好み焼き屋「小嶋」の店構え
屋号はなんにも出てないので、のれんの掛かってない玄関の表札をチェックするとちゃんと「小嶋さん」となってましたわ。
中の様子が分からないんでちょっとだけ不安を開けつつ戸を開けると、先客が二人。
思ってた大きさの半分ぐらいの鉄板の前にちょいとヤンキーがかったお兄ぃちゃんらが洋食焼きと中華そばらしきもんを食べてました。
とりあえず私は一番手前に座って、メニューをチェック。
*室津の洋食焼き屋「小嶋」のメニュー
お店では特に洋食焼きとしては売ってないようですね。
実際に食べるとねぎ焼きもその他も洋食焼きでしたけどね。
洋食焼き意外にも麺類が意外と充実してました。
*「小嶋」の麺類のお品書き
横着して席に座ったまま写真を撮ったんであんまりよう見えんでスンマセン。
うどん、きつねうどん、鍋焼きうどん、肉うどん、中華そばなんかがあるようです。
よそのブログで事前にお店のことを読むと、複数やと有無を言わさず「うめちゃんのおまかせコース」ってのを勧めてくれるなんて書いてました。
しかし私は1人やったせいかなにも言われなかったんで、基本形に思えた「豚玉焼き(340円)」をお願いしました。
*まずはクレープ状に生地を焼きました
大阪でも私がガキの頃にはあっちこっちで洋食焼きが食べられたんですが、違うところはクレープ状に生地を広げてから一旦裏返すトコです。
岸和田のかしみんでも先にいっぺん裏返してたと思うんで、洋食焼き業界には「生地裏返し派」という一派があるんかもしれませんな。
*生地のうえにちょいとキャベツ
この上に天かすと紅ショウガを散らしてたような気がしますが・・・。
で、その上に豚肉を乗せてからか、乗せる前かに生地の汁をタラタラっと掛けてた気が・・・。
一応見てたはずなんですが、目で見たり、写真撮ったりとやってるとあっちゅうまに作業が進むんでなんかよう分からんようになりました。
薄いから早いこと焼けるってのは分かるんですが、めっちゃ手早い作業でした。
*あっちゅう間に出来上がった「豚玉洋食焼き」
具を全部乗っけたら、すぐひっくり返して具の面を焼くんですが、最後にそれをもう一度ひっくり返します。
で、玉子はどう乗せるんかと思ったら、いきなりお好み焼きの上で殻を割って玉子を落としてました。
とうぜん真ん中がわずかに高いから玉子はズルリと滑り落ちますわね。
それを両手のてこでチャチャッと潰したら、どういうワザかごちゃごちゃっと混ぜるようにしていつの間にか一体化してました。
中に織り込まれてるんで、ええ具合の半熟玉子になってたまりませんでしたわ。
久しぶりに食べた洋食焼きですが、ガキの頃から好物やったんでその頃を思い出して嬉しかったですわ。
この店はビールを置いてないって聞いてたんで我慢しましたがやっぱりちょっと寂しかったですねぇ。
持ち帰りもやってるんで酒が優先なら駐車場からの途中にあった酒屋でビールを買うて、のんびり港でで食べるってのもええかもしれませんね。
*もちろん酒が抜けるまで何時間か滞在するって前提ですよ。
でも、鉄板から直接テコで食べる醍醐味とどっちをとるか悩ましいトコです。
腹ぺこやったんで1枚食べたくらいじゃまったく腹は膨らまず。
事前によそのブログなんかで見てて珍しいメニューが2つあったんで、2枚目はその一つを行っときました。
*2枚目は「ネギ揚げ焼き」 280円
ねぎ焼きの具に薄揚げを入れるってのは珍しいです。
適当に揚げをちぎってポイポイと乗せてひっくり返したら、醤油と七味を振った上で3つに折ったら出来上がり。
これも写真を撮る間もなく出来上がってしまいました。
*気が付いたら出来上がってた「揚げねぎ焼き」
薄揚げが存在感を出してて、ええ感じでしたわ。1枚目と違って醤油味ってのも良かったですねぇ。
店のおばちゃんに旨いですねぇって伝えて話を振ると、揚げを入れたのはおばちゃんの工夫やからオリジナルのようですね。
しかも、使ってるのは普通の揚げじゃないからこんだけ旨いんやってなことを言うてはりました。
これの他に気になってたのが、「ねぎとろろ焼き」。
ねぎ焼きにとろろ昆布が入るらしいですが、「この二つはうちでしか食べられへん」って言うてはりましたわ。
そっちはまぁ次回のお楽しみってことにしときましょう。
2枚食べて、次でラストにしよう思って最後の1品を思案。
他のブログで見かけた中華そばも気になったんですが、やっぱり最後も洋食焼きで行くことに。
*3枚目は気が付いたら裏返ってました
またしても予想を裏切る素早さ。
生地の上に軽く湯通ししたそばを乗っけて、キャベツをちょいと乗せてと思うんですが、写真を撮れたのはこれだけですわ。
今回のヤツは最後の玉子の処理が違うてました。
崩した玉子を全体に乗っけたら、その直後にそのまま目の前にやってきました。
*生タマゴぶっかけ状態の「そばモダン焼き 半分」 390円
そばの量が半分のヤツがあったんでそっちにしときました。
値段的には20円しか違わんのでノーマルの方がお得感がありますけどね。
事前に見てたブログではこれを半分に畳んではったんですが、個人的にはぜひ畳んで欲しかったですわ。
生タマゴをまぶしたままより、半熟の方が魅力アップですからね。
しっかり3枚食べてしめてお勘定は1010円。
ビールを飲まんぶんえらく安く上がってしまいました。
おばちゃんのおまかせは2人で1400円ほどみたいなんで、そっちやと安い上にもっと種類が食べられて楽しそうですねぇ。
3枚はペロッと食べた印象やったんで、帰り道になんか食べようかと思ッてたのに、時間が経つとえらく腹が膨れてしまいました。
最後に中華そばも行ったろうかとチラッと思ったんですが、ヤメといて正解やったようですわ。
帰り道は国道2号線をダラダラと走り、家に着いたのは7時過ぎでした。
総走行距離は約240kmぽっち。
ちょっとそこまで行っただけのつもりがけっこう時間は掛かってしまいました。
今回のお店には温なってからでもまた行きたいと思ったんですが、ドライブのルート的には若干飽きが来てるのが問題ですわ。
<参考>
*お好み焼き「小嶋」:食べログ
住所:兵庫県たつの市御津町室津347−1
電話:079−324−0057
営業:11:30〜18:00
定休:水曜日
ご注意:食べログでは、定休日が「木曜」になってますが、2011年3月時点では「水曜」に変更されてます。
*朝イチの体重:57.4kg弱(夜控えたせいか洋食焼き3枚でも全く問題なし。)
2011年03月24日
ちょいと出かけます
今月に入ってからタイミングをうかがってたんですが、今日は近場にちょっと出かけてこようと思います。
今日はまったく予定がなく、明日からは月曜までなにかしらの予定があるんでちょうどええかと。
昨日基準をオーバーしてた体重もキチッとええ数字になったしこれは行っとかなアカンやろうって気分になりました。
当初の予定では春のちょいドライブにしようと思ってましたが、冬の冷たいドライブの名残を惜しんできますわ。
というわけで、通常の更新は休ませて頂きます。
*朝イチの体重:57.4kg(1日ですっきり理想値に戻せた)
今日はまったく予定がなく、明日からは月曜までなにかしらの予定があるんでちょうどええかと。
昨日基準をオーバーしてた体重もキチッとええ数字になったしこれは行っとかなアカンやろうって気分になりました。
当初の予定では春のちょいドライブにしようと思ってましたが、冬の冷たいドライブの名残を惜しんできますわ。
というわけで、通常の更新は休ませて頂きます。
*朝イチの体重:57.4kg(1日ですっきり理想値に戻せた)
2011年02月16日
終盤にやられてハードなドライブ
本宮の道の駅にて朝がしっかりやったんで昼ご飯に山菜うどん500円。
南部で梅林でも見てさくっと帰るつもりやったのに本宮から十津川に向かうハードなコースに突撃してしまいました。
中辺路で一部雪だらけやったんにはちと焦りました。
<翌日 追記>
自分のメモがてら昨日のドライブの様子を書いておきます。
家を出たのが8時と、ドライブにしてはかなり遅めのスタートでした。
松虫通から国道26号線に出て、南へ。堺で26号線が左に曲がるトコは直進してそのまま旧の26号線をひたすら南へ走ることに。
まずは石津川の吉野家に寄って牛鮭定食で腹ごしらえ。
このルートはサラリーマン時代の現場が阪南市にあったんでせんど通った道。
元現場の横を通り過ぎて岬町から和歌山へ。
和歌山からは国道42号線でひたすら南へ。
最初は南部梅林を一応の目的地にしてたんですが、走ってるとけっこうな陽射しでデコが日焼けしたほど。
*今朝、シャワーしたらデコがヒリヒリしてました。
車のヒーターは最少の「1」で足元にチョロッと温風を掛ける程度で十分でした。
なんべんも走ってて新鮮味はないですが国道42号の海が見えるあたりは春のようでほんまにのんびり。
そんな風に走ってると、なんぼ山の中でもこの時間になれば凍結なんてないやろうって気分になってしまいました。
海沿いを走ってる頃は凍結の心配どころか、雪が残ってるはずもないやろうって気分。
どうせ南部の梅林に行っても1人で梅見るのもあんまりおもろないし、せめてビール片手に見たいけど車やからそれも無理。
梅見はあっさりパスしてさらに前進。
地道で走ると白浜も昔のように「ちょっと遠い行楽地」やなぁと納得しつつ、家を出た時の予定をあっさりポイ。
白浜のすぐ先で国道311号に入って中辺路から本宮町に向かうルートへ突撃してしまいました。
当初の予定では同じ道を戻るのが鬱陶しいんで、帰りは高速でサクッと帰ろうかと思ってましたが、がっつり本気ドライブなコースになった訳です。
何年か前に本宮町の親父のツレにパソコン操作を教えに何度か通ってたこがあります。
そん時に十津川からのルートはけっこう凍結やらの可能性がある、田辺から中辺路を回るルートは峠のあたりだけが時々ヤバイと聞いてました。
田辺から311号に入ってからしばらくは全く雪の気配さえなし。
国道42号より走っててよっぽど楽しいんでやっぱりこのルートにして正解やったとかなりご機嫌。
ところが、途中でだいぶ高度が上がっていって、ある箇所でトンネルを抜けると突然の雪景色。
回りには雪が残りまくって全然風景が違うてました。
路面は凍ってなく濡れてたんですが、ちょっと失敗したかと焦りましたねぇ・・・・。
まぁ結局その一番高いあたりからは路面は問題なし、周りには雪が残ってましたがさほど恐い思いはせず国道168号線までたどり着けたんでホッとしました。
川湯温泉か湯峰温泉ぐらい寄りたかったんですが、先が長かったんでパス。
なんべんも寄ってる道の駅「奥熊野古道ほんぐう」に止って、昼メシを済ませることに。
山菜うどんの割りにえらく山菜が少なかったですねぇ・・・・。
ここの道の駅ってなーんかやる気がないというか、もうちょっと工夫しようよってメニューでしたねぇ。
お土産の商品も全然地元っぽさがないし・・・。
そんな道の駅を出発したのがほぼ3時ちょうどでした。
本宮からしばらく国道168号線は快調そのもので適度なカーブが続くトコなんかは大喜び。
私は走り屋でもなんでもないんで、技術的にそんな飛ばせる訳やないんですが、そこそこのスピードでカーブを曲がってるとやっぱロードスターはええなぁって実感。
道路標識には最初どこが目的地か忘れましたが(五條?)、100kmの距離が出てました。
それを快適に進んで行って、残りが30km以下になった頃やと思うんですが、徐々に道の回りに残雪が見え始めました。
で、気ぃがつくと完全に雪国の道状態。
中辺路の方ではほんのちょっとだけでしたが、そこからはスキー場の近くにでも行ったような状態でした。(T_T)
気温が高かったから、路面は残雪が溶けた水で濡れてるとこがほとんどでしたが、ノーマルタイヤやとやっぱり気持ち悪いですねぇ。
ほとんどの距離は道幅の際まで雪がある程度やったんですが、後半のごく一部は路面が溶けた雪でシャーベットみたいにグチュグチュでかなり気持ち悪かったですわ。
なんせまったく雪道を走った経験がないんで、どういう走り方をせなあかんか分からんのでとりあえず急ハンドル、急ブレーキ、急加速を避けるようにしてました。
ブレーキを踏むんが恐くてかなり回転数が上がっても下のギアで走ってエンジンブレーキをしっかり効かせてました。
かなり恐い目をしたのはごく僅かでしたが、五條の手前あたりで明らかに平地に降りて、雪が全くなくなった時はホッとしましたねぇ。
五條からは何ルートか帰り道があるんですが、なんとなく疲れてたんでシンプルにまっすぐ進むルートを取ることに。
走ってた国道168号線が国道24号線にあたるトコをさらに直進すると国道310号線になって大阪の河内長野に抜けられるんです。
このルートも何度か走ってて一部はちょいとした酷道状態になるのは分かってました。
国道の入り口には冬期チェーン規制ありってな看板が立ってたけど、それは雪の日のことやろうとスルーして直進。
道が上りになるとちょっと残雪が現われたんですが、十津川の方が大丈夫やねんから行けるやろうとさらに直進。
しばらく行くと大きなカーブの手前にもういっぺん看板が出てで「大阪側はチェーン無いと無理」ってなことが書いてありました。
その手前にもちょろっと路面に雪が残ってるとこがあったんですが、ヤバくなったら引き返すことにしてもうちょっと進んでみました。
ほんのちょっと進んだら、いきなり路面は雪だらけで今までと全く雰囲気が変わりました。
タイヤの接地感もグニョグニョで、なんか真っ直ぐに進まん感じ。
さすがにそこまで言ったらアウトと思ったんで、すぐに引っ返すことに。
対面の2車線の箇所であんまり広くなかったんですが、広いトコを捜して先に進むと痛い目に遭うやろうと即座に方向転換をすることに。
FRのロードスターはハンドルがよう切れるんで何回か切り返しは要るやろうけど、すぐ方向転換出来ると思ったんです。
細かい手順は忘れましたが、ハンドルを切って車の方向を変えて、バックで路肩の雪に少しだけタイヤを入れたんです。
雪や言うても、ほんの5センチほどやったと思います。
ところが雪に入った途端、タイヤがまったく地面を噛まなくなってしまいました。
何回かバックしようとしても全く進まず、仕方なく前進しようとしてもそっちも進まず。
セコ発進を試さなかったのは、かなり焦ってたからでしょうなぁ・・・・。
道を直角にふさぐような格好で身動きが取れなくなったような状況。
なんどか前進後進を繰り返すとちょっと動く時もあったんですが、前のガードレールに車が滑りかけた時も焦りましたねぇ。
実際はほんの10秒かそこいらやと思うんですが、ほんまに焦りましたわ。
結果的にはなんとか少しバックして前進で回りきるスペースが出来たんで、滑りつつ方向転換出来ました。
いやー、雪って恐いんですねぇ・・・・。
ここまで簡単に操作が効かんようになるとは思ってませんでしたわ。(T_T)
上がってきた道も下ってみると、けっっこう恐くて、先のショックとセットでかなり精神的にヤラレながら平地までおりました。
このおかげで疲れがドッと出てしまいました。
国道24号線に出て一番固いルートってことで柏原に抜けて国道25号線で家まで。
24号線に入ってからはまったく雪もなくルートは問題なかったんですが、ちょっと渋滞気味で既に真っ暗やったんで疲れが出た身には残り20kmほどもエラかったですわ。
なんとなく雪が恐くて冬場は巣ごもりじょうたいですが、昨日のドライブでほんまに雪が恐いと実感もう雪のあるルートはこりごりですわ。
酷道と呼ばれるような狭い道を走るんは苦になりませんが、雪はどうしょうもないですなぁ。
朝の8時に家を出て、帰ったのが7時20分過ぎ。総走行距離は390kmほど。
牛鮭定食とうどんを食べた以外になんどかトイレ休憩した以外は、ひたすら走ってました。
行程の8割以上は大変ご機嫌でしたが、後半に雪でちょろっとビビリ、終盤に予想外の大ビビリがあったんでかなりハードなドライブになってしまいました。
雪には懲りましたが、久しぶりのドライブはやっぱり良かったですねぇ。
えて吉号に乗ってると、別にスピードを出さなくてほんまにご機嫌でなんぼでも走ってたい気がしますわ。
早いこと暖かくなってほしいですねぇ。春になったら久しぶりに泊まりがけでロングドライブに行きたいモンです。
*携帯からアップした時のタイトル「さんさ〜いう〜ど〜ん」から変更。
南部で梅林でも見てさくっと帰るつもりやったのに本宮から十津川に向かうハードなコースに突撃してしまいました。
中辺路で一部雪だらけやったんにはちと焦りました。
<翌日 追記>
自分のメモがてら昨日のドライブの様子を書いておきます。
家を出たのが8時と、ドライブにしてはかなり遅めのスタートでした。
松虫通から国道26号線に出て、南へ。堺で26号線が左に曲がるトコは直進してそのまま旧の26号線をひたすら南へ走ることに。
まずは石津川の吉野家に寄って牛鮭定食で腹ごしらえ。
このルートはサラリーマン時代の現場が阪南市にあったんでせんど通った道。
元現場の横を通り過ぎて岬町から和歌山へ。
和歌山からは国道42号線でひたすら南へ。
最初は南部梅林を一応の目的地にしてたんですが、走ってるとけっこうな陽射しでデコが日焼けしたほど。
*今朝、シャワーしたらデコがヒリヒリしてました。
車のヒーターは最少の「1」で足元にチョロッと温風を掛ける程度で十分でした。
なんべんも走ってて新鮮味はないですが国道42号の海が見えるあたりは春のようでほんまにのんびり。
そんな風に走ってると、なんぼ山の中でもこの時間になれば凍結なんてないやろうって気分になってしまいました。
海沿いを走ってる頃は凍結の心配どころか、雪が残ってるはずもないやろうって気分。
どうせ南部の梅林に行っても1人で梅見るのもあんまりおもろないし、せめてビール片手に見たいけど車やからそれも無理。
梅見はあっさりパスしてさらに前進。
地道で走ると白浜も昔のように「ちょっと遠い行楽地」やなぁと納得しつつ、家を出た時の予定をあっさりポイ。
白浜のすぐ先で国道311号に入って中辺路から本宮町に向かうルートへ突撃してしまいました。
当初の予定では同じ道を戻るのが鬱陶しいんで、帰りは高速でサクッと帰ろうかと思ってましたが、がっつり本気ドライブなコースになった訳です。
何年か前に本宮町の親父のツレにパソコン操作を教えに何度か通ってたこがあります。
そん時に十津川からのルートはけっこう凍結やらの可能性がある、田辺から中辺路を回るルートは峠のあたりだけが時々ヤバイと聞いてました。
田辺から311号に入ってからしばらくは全く雪の気配さえなし。
国道42号より走っててよっぽど楽しいんでやっぱりこのルートにして正解やったとかなりご機嫌。
ところが、途中でだいぶ高度が上がっていって、ある箇所でトンネルを抜けると突然の雪景色。
回りには雪が残りまくって全然風景が違うてました。
路面は凍ってなく濡れてたんですが、ちょっと失敗したかと焦りましたねぇ・・・・。
まぁ結局その一番高いあたりからは路面は問題なし、周りには雪が残ってましたがさほど恐い思いはせず国道168号線までたどり着けたんでホッとしました。
川湯温泉か湯峰温泉ぐらい寄りたかったんですが、先が長かったんでパス。
なんべんも寄ってる道の駅「奥熊野古道ほんぐう」に止って、昼メシを済ませることに。
山菜うどんの割りにえらく山菜が少なかったですねぇ・・・・。
ここの道の駅ってなーんかやる気がないというか、もうちょっと工夫しようよってメニューでしたねぇ。
お土産の商品も全然地元っぽさがないし・・・。
そんな道の駅を出発したのがほぼ3時ちょうどでした。
本宮からしばらく国道168号線は快調そのもので適度なカーブが続くトコなんかは大喜び。
私は走り屋でもなんでもないんで、技術的にそんな飛ばせる訳やないんですが、そこそこのスピードでカーブを曲がってるとやっぱロードスターはええなぁって実感。
道路標識には最初どこが目的地か忘れましたが(五條?)、100kmの距離が出てました。
それを快適に進んで行って、残りが30km以下になった頃やと思うんですが、徐々に道の回りに残雪が見え始めました。
で、気ぃがつくと完全に雪国の道状態。
中辺路の方ではほんのちょっとだけでしたが、そこからはスキー場の近くにでも行ったような状態でした。(T_T)
気温が高かったから、路面は残雪が溶けた水で濡れてるとこがほとんどでしたが、ノーマルタイヤやとやっぱり気持ち悪いですねぇ。
ほとんどの距離は道幅の際まで雪がある程度やったんですが、後半のごく一部は路面が溶けた雪でシャーベットみたいにグチュグチュでかなり気持ち悪かったですわ。
なんせまったく雪道を走った経験がないんで、どういう走り方をせなあかんか分からんのでとりあえず急ハンドル、急ブレーキ、急加速を避けるようにしてました。
ブレーキを踏むんが恐くてかなり回転数が上がっても下のギアで走ってエンジンブレーキをしっかり効かせてました。
かなり恐い目をしたのはごく僅かでしたが、五條の手前あたりで明らかに平地に降りて、雪が全くなくなった時はホッとしましたねぇ。
五條からは何ルートか帰り道があるんですが、なんとなく疲れてたんでシンプルにまっすぐ進むルートを取ることに。
走ってた国道168号線が国道24号線にあたるトコをさらに直進すると国道310号線になって大阪の河内長野に抜けられるんです。
このルートも何度か走ってて一部はちょいとした酷道状態になるのは分かってました。
国道の入り口には冬期チェーン規制ありってな看板が立ってたけど、それは雪の日のことやろうとスルーして直進。
道が上りになるとちょっと残雪が現われたんですが、十津川の方が大丈夫やねんから行けるやろうとさらに直進。
しばらく行くと大きなカーブの手前にもういっぺん看板が出てで「大阪側はチェーン無いと無理」ってなことが書いてありました。
その手前にもちょろっと路面に雪が残ってるとこがあったんですが、ヤバくなったら引き返すことにしてもうちょっと進んでみました。
ほんのちょっと進んだら、いきなり路面は雪だらけで今までと全く雰囲気が変わりました。
タイヤの接地感もグニョグニョで、なんか真っ直ぐに進まん感じ。
さすがにそこまで言ったらアウトと思ったんで、すぐに引っ返すことに。
対面の2車線の箇所であんまり広くなかったんですが、広いトコを捜して先に進むと痛い目に遭うやろうと即座に方向転換をすることに。
FRのロードスターはハンドルがよう切れるんで何回か切り返しは要るやろうけど、すぐ方向転換出来ると思ったんです。
細かい手順は忘れましたが、ハンドルを切って車の方向を変えて、バックで路肩の雪に少しだけタイヤを入れたんです。
雪や言うても、ほんの5センチほどやったと思います。
ところが雪に入った途端、タイヤがまったく地面を噛まなくなってしまいました。
何回かバックしようとしても全く進まず、仕方なく前進しようとしてもそっちも進まず。
セコ発進を試さなかったのは、かなり焦ってたからでしょうなぁ・・・・。
道を直角にふさぐような格好で身動きが取れなくなったような状況。
なんどか前進後進を繰り返すとちょっと動く時もあったんですが、前のガードレールに車が滑りかけた時も焦りましたねぇ。
実際はほんの10秒かそこいらやと思うんですが、ほんまに焦りましたわ。
結果的にはなんとか少しバックして前進で回りきるスペースが出来たんで、滑りつつ方向転換出来ました。
いやー、雪って恐いんですねぇ・・・・。
ここまで簡単に操作が効かんようになるとは思ってませんでしたわ。(T_T)
上がってきた道も下ってみると、けっっこう恐くて、先のショックとセットでかなり精神的にヤラレながら平地までおりました。
このおかげで疲れがドッと出てしまいました。
国道24号線に出て一番固いルートってことで柏原に抜けて国道25号線で家まで。
24号線に入ってからはまったく雪もなくルートは問題なかったんですが、ちょっと渋滞気味で既に真っ暗やったんで疲れが出た身には残り20kmほどもエラかったですわ。
なんとなく雪が恐くて冬場は巣ごもりじょうたいですが、昨日のドライブでほんまに雪が恐いと実感もう雪のあるルートはこりごりですわ。
酷道と呼ばれるような狭い道を走るんは苦になりませんが、雪はどうしょうもないですなぁ。
朝の8時に家を出て、帰ったのが7時20分過ぎ。総走行距離は390kmほど。
牛鮭定食とうどんを食べた以外になんどかトイレ休憩した以外は、ひたすら走ってました。
行程の8割以上は大変ご機嫌でしたが、後半に雪でちょろっとビビリ、終盤に予想外の大ビビリがあったんでかなりハードなドライブになってしまいました。
雪には懲りましたが、久しぶりのドライブはやっぱり良かったですねぇ。
えて吉号に乗ってると、別にスピードを出さなくてほんまにご機嫌でなんぼでも走ってたい気がしますわ。
早いこと暖かくなってほしいですねぇ。春になったら久しぶりに泊まりがけでロングドライブに行きたいモンです。
*携帯からアップした時のタイトル「さんさ〜いう〜ど〜ん」から変更。
2010年12月18日
広島・宮島口「うえの」の「あなごめし」を求めて寒中ドライブ
一昨日の木曜日に突撃してきた寒中耐久ドライブの模様をご紹介します。
タイトルにあるように目的地は広島県の宮島口にある「うえの」というお店。
そこのあなごめし弁当を買うのが最大にして唯一の目的という大アホな企画でした。
今回の広島日帰りドライブのきっかけを作ったくれたのは「煽り」の上手いあのお方でした。
お代官さまの11日のつぶやきに駅弁ネタが流れたんですが、その日食べはった駅弁がハズレで、そこから旨い駅弁の話へ。
青春18切符を使こうてわざわざ宮島口まで行きはった時の記事をもっぺん読まされるハメに。
アップされた当時に読んでえらく刺激されたんですが、時間をおいてもっぺん読んだのが運の尽き。
ちょうど腹が減ってたこともあって、上野の穴子飯欲がドーンとマックスまで高まってしまいました。
おまけに運の悪い(良い?)ことに、この日はネットで買うたロードスターのマフラーを知り合いの車屋さんに届けたばかり。
マフラーが付け替わったら、ドライブに行きたくなるのが当然の人情ですわね。
チェーンやスタッドレスを持ってないんで冬場はドライブの範囲が極端に狭くなるんですが、広島方面ならまだなんとか行けそうやなぁなんて思い始めました。
ツィッター上で他の方とやりとりしてたら、どんどん弁当とドライブの両方をセットで行きたいなぁと。
で、最終的に車検とマフラーの交換からえて吉号が帰ってきたら、試し乗りを兼ねて買い出しドライブに行くことを決意してしまいました。(^^;)
奇特なお代官さまは、当初夜中ドライブにつき合ってくれそうなノリでしたが、最終的には日程が合わず単独で行くことに。
お弁当の買い出しを希望される方を募りつつ、広島と大阪の天気予報を毎日何度も見てはタイミングはかってました。
広島くんだりまで走るのに雨やと疲れ過ぎるし、屋根が開けられへんねやったら意味ないですからね。
あなごめしを届け先を考えると、遅くても当日の夕方5時までに帰りたいなぁと。
帰りはずっと高速を走らんとしゃあないとして、せめて行きは地道を走りたかったんです。
高速なしで国道2号線だけを通ると岡山の倉敷まで8時間くらい掛かったことがあります。
前日に出発して尾道あたりで1泊するってのも非常に魅力的でしたが、宿代と夜の飲み食い代が嵩むし、ニャンズの世話も気に掛かるところ。
まだそんなに夜中のドライブを楽しんでないんで、冬のビシッと冷えた中を走ろうと決定。
水曜日(15日)の予報で、翌日の木曜日の天気がそこそこになってるのを確認して、その日の夜中に出発することに。
昼間に必要なモンを車に積み込んだり油を満タンにして、用意を済ませておきました。
長らく迷ってたシフトノブもこの日の昼間に皮巻きの付け替え。
新しいマフラーとシフトの両方を試すことになりました。
酒が残ってたら、まだ飲酒検問をやってるかもしれん時間の出発なんでこの日は酒をグッと控えました。
薄目のハイボールと芋焼酎のお湯割りを1杯ずつだけ飲んで、晩ご飯は終了。
10時頃までは起きてるつもりやったんですが、手持ち無沙汰で9時過ぎには布団へ。
これが予想通り裏目に出たんですが、早めに寝たおかげで、すぐに目が覚めてその後も眠りは細切ればかり。
予定では午前1時に起きて、2時頃出発するつもりでしたが、12時過ぎにパチッと目が覚めてしまい起きることに。
イベント事の時はワクワクしてしもうて、睡眠不足気味になるのはお約束なのでヨシとしときました。
出発は予定より1時間早い午前1時ジャスト。
大阪からは国道43号線で神戸方面へ。
そのまま国道2号線に入って、あとはひたすら西を目指しました。
途中加古川か高砂かのあたりで、国道2号線がなんどかカクン、カクンと曲がるうちに2号線からはぐれてしまいました。
とりあえず海側に走って国道250号線に入って、しばらく先の標識に国道2号線が出たんでまた復旧しました。
なんどか走ってるコースで2号線でなんどか左折させられたイメージがあったんですが、見失うとは情けないことですねぇ。
走り出して1時間もしたら、小腹が空いてる気がして、寒いこともありラーメン屋にでも入るか、がっつり吉野家の牛丼でもしばくかと考えてました。
松屋とすき家は沿道に何回も現われるんですが、吉野家はごくまれ。
ラーメンにするか、ギューにするか、もし可能なら当然うどんもありやけど、なんて思ってるとけっこう腹ぺこに。
夜中にやってるうどん屋なんてもんはなかなか無いやろうけど、もしかしてうどんの食えるローソンが現われんかなぁなんて淡い期待を抱いてました。
携帯からアップしましたが、淡い期待が叶えられたんですよねぇ。
場所は岡山県の備前市、ローソンの備前木谷店の看板に「うどん」の文字を発見した時は嬉しかったですねぇ・・・・。
*早朝にローソンで食べた「かき揚げうどん」
ここに着いたのが4時23分で、ここまでの走行距離は約150km。
うどんはカップラーメンのうどんみたいな、甘めでちょっと変わった味でした。
かき揚げはその場で揚げてくれてましたわ。
かけうどんの並が230円で野菜かき揚げが130円。
早朝に食べられたことを思えば、360円は十分に安く感じました。
道路上にときおり現われる気温計は2度や3度。
屋根無しは当然として、窓も全開、シートの後ろにある風の巻き込み防止板も無しで走ってるとけっこう体が冷えてました。
足下はヒーターを焚いてるからけっこう温いんですが、巻き込んだ風が運転席と助手席の間を後ろから前に吹き込むんです。
頭と耳のあたりがちょっと冷たいんですが、それ以上に冷たいのが両手の指先でした。
首のあたりはジャンバーのエリを立ててるし、頭は一応毛があるから、素肌が出てるのは僅か。
両手にドライビンググローブをはめてましたが、指先が切れてるんで、ほんまに指が冷たかったですわ。
時々ヒーターの吹き出し口の前に持っていって温めてました。
そんな状態で3時間半も走ると、指は冷えてガチガチ。
そんなに寒く感じないとはいえ、膝の関節なんかも妙に力んでるのか、だんだんこわばってくるんですよねぇ
空腹もあって弱ってる時に、すするうどんの旨いこと、旨いこと。
温っかい店内でうどんが出来るのを待ってると体がほぐれてくるのが分かるし、熱いうどんは体の内側から温めてくれましたわ。
何年も前にどっかの旅先でうどんローソンを見つけて以来、全国的な普及を願ってましたが、どうもその後広がってないようです。
そんな貴重なローソンに非常にええタイミングで出会えてラッキーでした。(^^)
うどん休憩を終えたら、またガンガンと車を進めます。
しばらく走ると睡眠不足が効いたのか、えらく眠くなってきました。
ローソンから70kmほど走った5時50分に道路脇の駐車スペースへ。
仮眠中のトラックの間に車を滑り込まして、屋根を閉じ、窓を閉めてヒーターを付けたまま仮眠しました。
途切れ途切れにうとうとして、6時10分にはドライブを再開。
予定では7時の時点でどこまで走ったかを見て、その先の走り方を考える予定でした。
実際に走ってみると6時過ぎでも長距離トラック以外の地元っぽい車がかなり増えてました。
まだ広島のだいぶ手前やけど、このまま広島市街に突っ込んだら、間違いなく時間が掛かりすぎるやろうと。
6時半を過ぎた頃に、山陽道はこっちっていう標識を見かけたんで、福山東ICから山陽道へ。
高速に乗ってすぐ福山SAでトイレ休憩。(仮眠場所から走行距離30km)
サービスエリアから出て、走り出してからはかなりスピード控えめでした。
高速に乗ったら、宮島まで100kmほどやったんで、マイペースに走ると1時間ほどで着くなぁと。
それでは現地で1時間以上余りそうやったんで、わざとペースを落としたんですが30分ほどでまた眠くなりました。
7時25分に小谷SAに入って、また仮眠。
今回も途切れ途切れでしたが1回目よりよく眠れて7時55分に改めて出発。
そこからは焦るほどではないけど、それなりのスピードで走りました。
宮島SAでETCゲートあるようやったんで、ちょっと手前かと思ったけど高速を降りて地道へ。
降りてから宮島口までは思って以上に近くて、8時41分には無事「うえの」の店の前に到着。
弁当を買うだけやったんで駐車場に入れず、店の手前の路肩に車を止めて待機。

*広島・宮島口「うえの」の店構え
9時を回ってもシャッターが閉まったままでちょっと焦りましたが、5分過ぎに無事開店。
私より先に二人ほど予約してた人がお弁当を受け取ってました。
私は予約をしてなかったから、10分ほど待ってくれと言われました。
出来上がった時に聞くとこの日は百貨店から200個だかの注文が入って立て込んでたそうです。
お店のおばちゃん曰く、「いつものこの時間ならお待たせすることはない」とのことでした。
頼まれてた分と自分が配る分、自分が食べる分で合わせて7個を無事ゲットし9時20分に走り出し。
自分が使ってるカードで給油出来るガソリンスタンドが来た道にはなかったので、少しだけ遠回りになるけど、一つ次のインターチェンジから乗ることに。
宮島口を左折して2号線を西に進んだんですが、この日は運がなかったようで目的のガススタは見つからず。
給油出来ないまま次の大野ICから山陽道へ。
高速に乗ってすぐ9時42分に宮島SAに寄って給油。
泣く泣く現金で4600円ほど払って満タンに。
高速でも当然フルオープン、窓全開、巻き込み防止板なし、なんですがこんな状況でも眠くなる時は眠くなるんですよねぇ。
宮島SAを出てからの眠気はけっこうヤバく、最寄りのSAで寝ようと思いながら運転してましたが、かなり恐かったですわ。
10時40分になんかと福山SAに滑り込みました。
眠かったんですが、体が冷えてこわばってたのと、腹が減りだしてたので先にメシを食べることに。
*山陽道 福山SAで食べた「尾道ラーメン」580円
めったに外でラーメンを食べようと思わないんですが、寒さに体力が削られてて背脂が浮いたラーメンが旨そうに見えました。
南極探検隊の本で読んだと思うんですが、極寒のとこじゃ1人1日6000kcalくらい摂らんと保たんのやとか。
この時はその話を思い出しながら、ラーメンをすすりましたが、うどんに続いて体に沁みる旨さでした。
ラーメンを食べ終わると、体のあっちゃこっちゃの痛みもだいぶほぐれてるました。
普段のロングドライブでは一日の終わりに膝やら足首に疲れが溜まるってことがあります。
今回は前半から軽い痛みがあるからオカシイなぁと思ったんですが、2回温いトコに入って楽になったんで分かりました。
今回の痛みやコリは疲れやなかったんですねぇ。寒さで体に力入ったり、こわばりから痛みになったようですわ。
ラーメンの小ネタを携帯からアップしたんですが、それだけで携帯の電池があと1コマに。
この後受け渡しでメールやの電話をすることになるのにぃ〜と焦りました。
仕方ないのでここで携帯の電源をオフ、大阪に着いてから電源を入れることに。
せっかく色んな人のために買うたのに、渡されへんかったらしゃれになりませんからねぇ・・・・。
ラーメンを食べたら眠気は飛んでたので、眠くなったらまたどこかで寝ることにして11時7分に走り出し。
そこからはけっこう順調で1時9分に中国道の西宮名塩SAで最後のトイレ休憩。
ここからは実験を一つすることにして、屋根はオープンのまま、両側のウィンドーを上げて、後ろの風の巻き込み防止板を上げてみました。
この効果は予想以上でしたねぇー。
後ろの巻き込み防止板を上げるだけで、風が吹き込まなくなるのは夏のドライブで分かってましたが、その効果は冬場にさらに発揮されました。
風が吹き込まないだけじゃなくて、足下のヒーターの熱気が上半身まで上がってくるんです。
そのおかげで指先のかじかみもないし、膝や股関節が凝って痛むことも無し。
これなら普通の人でもなんとか我慢出来るんじゃないかと思えるレベルになりました。
この状態で走ったのはほんの30分ほどでしたけどね。(^^;)
1時43分に1軒目のお届け先であるこばやしさんのお勤め先に到着して無事穴子飯をお届け完了。
続いて2時4分にはishさんのお勤め先にも到着して、こちらは2人前をお届け。
そして2時40分には月一回通ってる割烹へ。
ランチの後、一旦店を閉めはるから、わざわざ電話で呼び出すのも悪いなぁと思ってましたがシャッターが半分開いてました。
中で仕込みをしてはる大将の姿が見えたんで、サッとお渡し出来て良かったですわ。
最後は実家と妹一家の分でしたが、電話したら妹が取りに来るっていうたんでパソコン部屋に置いとくことにして配達完了。
3時ジャストに自宅の車庫に車を止めて寒中耐久ドライブが終了しました。
ちょうど14時間の外出で、走行距離752.9kmでした。
30分だけ窓を閉めてましたが、こばやしさんの会社前に着いてからはやっぱりフルオープンに。
全体のドライブの疲れもあったんで、まずは風呂に入ることに。
ながらく使ってなかった湯船をサッと洗ったら久々に湯を張りました。
待ってる間に缶ビールをプシュッと行っときましたが、体の隅々までアルコールが染み渡りましたねぇ。
たっぷりお湯を張った風呂に浸かった瞬間は「ふへぇ〜、うひゃ〜」って声が自然と漏れましたわ。
2本目のビールを飲みながらじっくり風呂に入ったらだいぶ体が楽になりました。
体はほかほか、冷え切ってた部屋も温もって、準備完了。
いよいよ4年半ぶりの「あなごめし」を食べることに。
450行以上掛かって、やっと本題です。(^^;)
*広島・宮島口「うえの」の「あなごめし」のパッケージ
ishさんに初めてこの店へ案内して貰うた時は店で穴子丼を食べて、弁当は買わず。
その後、一人旅の途中で朝にお弁当を買うて、夜に車内泊で冷たいヤツを食べて衝撃を受けました。
最後に食べたのは4年半前なんで、かなり久しぶりですねぇ。
私は駅弁については全く詳しくないんで、駅弁界でのこの弁当の評価は知りません。
でも、純粋に食べ物として冷めたあなごめしはすんげぇ旨い印象を持ってます。
岡山方面に行くだけで、、この弁当のことが頭に浮かんでましたから、久々のこの日は期待が高まりまくってました。
*へぎ板で出来た容器も値打ちな「あなごめし」
へぎの弁当箱に蓋もペロンとへぎ板1枚のみに包み紙のみ。
中の湿気が抜けながら冷めるんがええんでしょうねぇ。
ちなみにうえのでくれるスーパー袋も蒸れを防ぐためか何個も穴が開いてます。
ご飯の上に焼き穴子が乗ってて、それ以外は漬けモンちょろっとだけ。
これで1470円って、どうなんでしょう・・・。
もし私がなんも知らずにこれを見たら、よう買わんような気がしますねぇ・・・・。
いっぺんこの味を覚えたら、このシンプルさがすこぶる頼もしいんですよね。
*飯だけで酒が飲めるうえのの穴子弁当
写真は2口目なんですが、冷たいままの穴子飯の一角を崩して口へ。
口に入った瞬間に焼き穴子の香ばしい香りは広がるんですが、一瞬味が薄いかな?という気になりました。
期待しすぎてるモンを何年もぶりに食べると、実物にがっかりってこともあります。
でも、薄いかと思ったご飯を噛みしめたら、しっかりした穴子の旨みが口に広がって大満足。
この一口目を噛みしめただけで、往復750kmをひたすら走った甲斐があったと実感しましたわ。
こいつは穴子も旨いんですが、飯が別格に旨いんですわ。
ご飯だけをアテにして酒が飲めるんです。
お米と酒なんて普段は一緒にやることないですが、このご飯は別の料理って感じです。
穴子を囓って、チビリ、ご飯を噛みしめて、チビリ、両方を一緒にチビリ。
えらい日本酒が進みましたねぇ・・・・。
半分ほど食べたところで、残しといて明日もういっぺん楽しもうかと思いました。
でも、もしご飯の水分が飛びすぎてガビガビになったりしたらアカンなぁと。
ほぼベストな状態の間に食べてやるべきやろうと全部食べることに。
まぁ、半分だけじゃ食べた気がしなくてフラストレーションが溜まったでしょうしね。
じっくり1時間ほど掛けて味わいました。
*すっかり平らげたうえのの穴子めし
残り1/3ほどまで食べた頃でしょうか、
「こんな駅弁あったら、電車で旅行も楽しいかもなぁ・・・」
なんてことを電車嫌いの私にしては珍しく思いました。
でも落ち着いて考えると、旅の仲間が居って、車窓には知らん土地の風景が流れて、浮ついた旅気分やと自分はこの穴子めしを味わい切らんかもなぁと。
旅の添えモンになったら、あんまり味わうこともなくパクパクと口に運んで食べ終わってしまうんじゃないかと。
本来が駅弁やねんから旅のお供でなんも問題ないんですが、こいつはじっくり旨さを噛みしめたるだけの値打ちのある特別な料理なんちゃうかとまで思ってしまいました。
私がここで「オススメです」なんて書いても、「有名やから知ってるわ」って方が多いかもしれませんね。
でも、もし食うたことないって方が読んでくれてはったら、本気でオススメしておきます。
広島に行くことがあったら、これだけのために旅程を組み直してもええと思いますわ。
あんまり人に物をよう勧めん方ですが、これだけはプッシュしておきます。(^^)
私だけやなくて、味に厳しいこばやしさんやishさんも認めてはりますから安心ですよ。
お二人の記事へもリンクを張っておきますので、よければ見に行ってくださいね。
*foodish:”雑”食記:変わらぬうまさ「うえの」のあなごめし
*B 級的・大阪グルメ!ブログ:宮島名物、「うえの」のあなごめし
こばやしさんのトコはトラックバックを受け付けないので、ishさんとこだけにトラックバックさせて頂きました。
> myblackmamaさんへ
今回は都合が合わず、残念でしたね。もし次行くことがあれば、声を掛けますので次こそはぜひ。
*朝イチの体重:57.6kg(鍋食べて心配したけど、まずまず)
タイトルにあるように目的地は広島県の宮島口にある「うえの」というお店。
そこのあなごめし弁当を買うのが最大にして唯一の目的という大アホな企画でした。
今回の広島日帰りドライブのきっかけを作ったくれたのは「煽り」の上手いあのお方でした。
お代官さまの11日のつぶやきに駅弁ネタが流れたんですが、その日食べはった駅弁がハズレで、そこから旨い駅弁の話へ。
青春18切符を使こうてわざわざ宮島口まで行きはった時の記事をもっぺん読まされるハメに。
アップされた当時に読んでえらく刺激されたんですが、時間をおいてもっぺん読んだのが運の尽き。
ちょうど腹が減ってたこともあって、上野の穴子飯欲がドーンとマックスまで高まってしまいました。
おまけに運の悪い(良い?)ことに、この日はネットで買うたロードスターのマフラーを知り合いの車屋さんに届けたばかり。
マフラーが付け替わったら、ドライブに行きたくなるのが当然の人情ですわね。
チェーンやスタッドレスを持ってないんで冬場はドライブの範囲が極端に狭くなるんですが、広島方面ならまだなんとか行けそうやなぁなんて思い始めました。
ツィッター上で他の方とやりとりしてたら、どんどん弁当とドライブの両方をセットで行きたいなぁと。
で、最終的に車検とマフラーの交換からえて吉号が帰ってきたら、試し乗りを兼ねて買い出しドライブに行くことを決意してしまいました。(^^;)
奇特なお代官さまは、当初夜中ドライブにつき合ってくれそうなノリでしたが、最終的には日程が合わず単独で行くことに。
お弁当の買い出しを希望される方を募りつつ、広島と大阪の天気予報を毎日何度も見てはタイミングはかってました。
広島くんだりまで走るのに雨やと疲れ過ぎるし、屋根が開けられへんねやったら意味ないですからね。
あなごめしを届け先を考えると、遅くても当日の夕方5時までに帰りたいなぁと。
帰りはずっと高速を走らんとしゃあないとして、せめて行きは地道を走りたかったんです。
高速なしで国道2号線だけを通ると岡山の倉敷まで8時間くらい掛かったことがあります。
前日に出発して尾道あたりで1泊するってのも非常に魅力的でしたが、宿代と夜の飲み食い代が嵩むし、ニャンズの世話も気に掛かるところ。
まだそんなに夜中のドライブを楽しんでないんで、冬のビシッと冷えた中を走ろうと決定。
水曜日(15日)の予報で、翌日の木曜日の天気がそこそこになってるのを確認して、その日の夜中に出発することに。
昼間に必要なモンを車に積み込んだり油を満タンにして、用意を済ませておきました。
長らく迷ってたシフトノブもこの日の昼間に皮巻きの付け替え。
新しいマフラーとシフトの両方を試すことになりました。
酒が残ってたら、まだ飲酒検問をやってるかもしれん時間の出発なんでこの日は酒をグッと控えました。
薄目のハイボールと芋焼酎のお湯割りを1杯ずつだけ飲んで、晩ご飯は終了。
10時頃までは起きてるつもりやったんですが、手持ち無沙汰で9時過ぎには布団へ。
これが予想通り裏目に出たんですが、早めに寝たおかげで、すぐに目が覚めてその後も眠りは細切ればかり。
予定では午前1時に起きて、2時頃出発するつもりでしたが、12時過ぎにパチッと目が覚めてしまい起きることに。
イベント事の時はワクワクしてしもうて、睡眠不足気味になるのはお約束なのでヨシとしときました。
出発は予定より1時間早い午前1時ジャスト。
大阪からは国道43号線で神戸方面へ。
そのまま国道2号線に入って、あとはひたすら西を目指しました。
途中加古川か高砂かのあたりで、国道2号線がなんどかカクン、カクンと曲がるうちに2号線からはぐれてしまいました。
とりあえず海側に走って国道250号線に入って、しばらく先の標識に国道2号線が出たんでまた復旧しました。
なんどか走ってるコースで2号線でなんどか左折させられたイメージがあったんですが、見失うとは情けないことですねぇ。
走り出して1時間もしたら、小腹が空いてる気がして、寒いこともありラーメン屋にでも入るか、がっつり吉野家の牛丼でもしばくかと考えてました。
松屋とすき家は沿道に何回も現われるんですが、吉野家はごくまれ。
ラーメンにするか、ギューにするか、もし可能なら当然うどんもありやけど、なんて思ってるとけっこう腹ぺこに。
夜中にやってるうどん屋なんてもんはなかなか無いやろうけど、もしかしてうどんの食えるローソンが現われんかなぁなんて淡い期待を抱いてました。
携帯からアップしましたが、淡い期待が叶えられたんですよねぇ。
場所は岡山県の備前市、ローソンの備前木谷店の看板に「うどん」の文字を発見した時は嬉しかったですねぇ・・・・。
*早朝にローソンで食べた「かき揚げうどん」
ここに着いたのが4時23分で、ここまでの走行距離は約150km。
うどんはカップラーメンのうどんみたいな、甘めでちょっと変わった味でした。
かき揚げはその場で揚げてくれてましたわ。
かけうどんの並が230円で野菜かき揚げが130円。
早朝に食べられたことを思えば、360円は十分に安く感じました。
道路上にときおり現われる気温計は2度や3度。
屋根無しは当然として、窓も全開、シートの後ろにある風の巻き込み防止板も無しで走ってるとけっこう体が冷えてました。
足下はヒーターを焚いてるからけっこう温いんですが、巻き込んだ風が運転席と助手席の間を後ろから前に吹き込むんです。
頭と耳のあたりがちょっと冷たいんですが、それ以上に冷たいのが両手の指先でした。
首のあたりはジャンバーのエリを立ててるし、頭は一応毛があるから、素肌が出てるのは僅か。
両手にドライビンググローブをはめてましたが、指先が切れてるんで、ほんまに指が冷たかったですわ。
時々ヒーターの吹き出し口の前に持っていって温めてました。
そんな状態で3時間半も走ると、指は冷えてガチガチ。
そんなに寒く感じないとはいえ、膝の関節なんかも妙に力んでるのか、だんだんこわばってくるんですよねぇ
空腹もあって弱ってる時に、すするうどんの旨いこと、旨いこと。
温っかい店内でうどんが出来るのを待ってると体がほぐれてくるのが分かるし、熱いうどんは体の内側から温めてくれましたわ。
何年も前にどっかの旅先でうどんローソンを見つけて以来、全国的な普及を願ってましたが、どうもその後広がってないようです。
そんな貴重なローソンに非常にええタイミングで出会えてラッキーでした。(^^)
うどん休憩を終えたら、またガンガンと車を進めます。
しばらく走ると睡眠不足が効いたのか、えらく眠くなってきました。
ローソンから70kmほど走った5時50分に道路脇の駐車スペースへ。
仮眠中のトラックの間に車を滑り込まして、屋根を閉じ、窓を閉めてヒーターを付けたまま仮眠しました。
途切れ途切れにうとうとして、6時10分にはドライブを再開。
予定では7時の時点でどこまで走ったかを見て、その先の走り方を考える予定でした。
実際に走ってみると6時過ぎでも長距離トラック以外の地元っぽい車がかなり増えてました。
まだ広島のだいぶ手前やけど、このまま広島市街に突っ込んだら、間違いなく時間が掛かりすぎるやろうと。
6時半を過ぎた頃に、山陽道はこっちっていう標識を見かけたんで、福山東ICから山陽道へ。
高速に乗ってすぐ福山SAでトイレ休憩。(仮眠場所から走行距離30km)
サービスエリアから出て、走り出してからはかなりスピード控えめでした。
高速に乗ったら、宮島まで100kmほどやったんで、マイペースに走ると1時間ほどで着くなぁと。
それでは現地で1時間以上余りそうやったんで、わざとペースを落としたんですが30分ほどでまた眠くなりました。
7時25分に小谷SAに入って、また仮眠。
今回も途切れ途切れでしたが1回目よりよく眠れて7時55分に改めて出発。
そこからは焦るほどではないけど、それなりのスピードで走りました。
宮島SAでETCゲートあるようやったんで、ちょっと手前かと思ったけど高速を降りて地道へ。
降りてから宮島口までは思って以上に近くて、8時41分には無事「うえの」の店の前に到着。
弁当を買うだけやったんで駐車場に入れず、店の手前の路肩に車を止めて待機。
*広島・宮島口「うえの」の店構え
9時を回ってもシャッターが閉まったままでちょっと焦りましたが、5分過ぎに無事開店。
私より先に二人ほど予約してた人がお弁当を受け取ってました。
私は予約をしてなかったから、10分ほど待ってくれと言われました。
出来上がった時に聞くとこの日は百貨店から200個だかの注文が入って立て込んでたそうです。
お店のおばちゃん曰く、「いつものこの時間ならお待たせすることはない」とのことでした。
頼まれてた分と自分が配る分、自分が食べる分で合わせて7個を無事ゲットし9時20分に走り出し。
自分が使ってるカードで給油出来るガソリンスタンドが来た道にはなかったので、少しだけ遠回りになるけど、一つ次のインターチェンジから乗ることに。
宮島口を左折して2号線を西に進んだんですが、この日は運がなかったようで目的のガススタは見つからず。
給油出来ないまま次の大野ICから山陽道へ。
高速に乗ってすぐ9時42分に宮島SAに寄って給油。
泣く泣く現金で4600円ほど払って満タンに。
高速でも当然フルオープン、窓全開、巻き込み防止板なし、なんですがこんな状況でも眠くなる時は眠くなるんですよねぇ。
宮島SAを出てからの眠気はけっこうヤバく、最寄りのSAで寝ようと思いながら運転してましたが、かなり恐かったですわ。
10時40分になんかと福山SAに滑り込みました。
眠かったんですが、体が冷えてこわばってたのと、腹が減りだしてたので先にメシを食べることに。
*山陽道 福山SAで食べた「尾道ラーメン」580円
めったに外でラーメンを食べようと思わないんですが、寒さに体力が削られてて背脂が浮いたラーメンが旨そうに見えました。
南極探検隊の本で読んだと思うんですが、極寒のとこじゃ1人1日6000kcalくらい摂らんと保たんのやとか。
この時はその話を思い出しながら、ラーメンをすすりましたが、うどんに続いて体に沁みる旨さでした。
ラーメンを食べ終わると、体のあっちゃこっちゃの痛みもだいぶほぐれてるました。
普段のロングドライブでは一日の終わりに膝やら足首に疲れが溜まるってことがあります。
今回は前半から軽い痛みがあるからオカシイなぁと思ったんですが、2回温いトコに入って楽になったんで分かりました。
今回の痛みやコリは疲れやなかったんですねぇ。寒さで体に力入ったり、こわばりから痛みになったようですわ。
ラーメンの小ネタを携帯からアップしたんですが、それだけで携帯の電池があと1コマに。
この後受け渡しでメールやの電話をすることになるのにぃ〜と焦りました。
仕方ないのでここで携帯の電源をオフ、大阪に着いてから電源を入れることに。
せっかく色んな人のために買うたのに、渡されへんかったらしゃれになりませんからねぇ・・・・。
ラーメンを食べたら眠気は飛んでたので、眠くなったらまたどこかで寝ることにして11時7分に走り出し。
そこからはけっこう順調で1時9分に中国道の西宮名塩SAで最後のトイレ休憩。
ここからは実験を一つすることにして、屋根はオープンのまま、両側のウィンドーを上げて、後ろの風の巻き込み防止板を上げてみました。
この効果は予想以上でしたねぇー。
後ろの巻き込み防止板を上げるだけで、風が吹き込まなくなるのは夏のドライブで分かってましたが、その効果は冬場にさらに発揮されました。
風が吹き込まないだけじゃなくて、足下のヒーターの熱気が上半身まで上がってくるんです。
そのおかげで指先のかじかみもないし、膝や股関節が凝って痛むことも無し。
これなら普通の人でもなんとか我慢出来るんじゃないかと思えるレベルになりました。
この状態で走ったのはほんの30分ほどでしたけどね。(^^;)
1時43分に1軒目のお届け先であるこばやしさんのお勤め先に到着して無事穴子飯をお届け完了。
続いて2時4分にはishさんのお勤め先にも到着して、こちらは2人前をお届け。
そして2時40分には月一回通ってる割烹へ。
ランチの後、一旦店を閉めはるから、わざわざ電話で呼び出すのも悪いなぁと思ってましたがシャッターが半分開いてました。
中で仕込みをしてはる大将の姿が見えたんで、サッとお渡し出来て良かったですわ。
最後は実家と妹一家の分でしたが、電話したら妹が取りに来るっていうたんでパソコン部屋に置いとくことにして配達完了。
3時ジャストに自宅の車庫に車を止めて寒中耐久ドライブが終了しました。
ちょうど14時間の外出で、走行距離752.9kmでした。
30分だけ窓を閉めてましたが、こばやしさんの会社前に着いてからはやっぱりフルオープンに。
全体のドライブの疲れもあったんで、まずは風呂に入ることに。
ながらく使ってなかった湯船をサッと洗ったら久々に湯を張りました。
待ってる間に缶ビールをプシュッと行っときましたが、体の隅々までアルコールが染み渡りましたねぇ。
たっぷりお湯を張った風呂に浸かった瞬間は「ふへぇ〜、うひゃ〜」って声が自然と漏れましたわ。
2本目のビールを飲みながらじっくり風呂に入ったらだいぶ体が楽になりました。
体はほかほか、冷え切ってた部屋も温もって、準備完了。
いよいよ4年半ぶりの「あなごめし」を食べることに。
450行以上掛かって、やっと本題です。(^^;)
*広島・宮島口「うえの」の「あなごめし」のパッケージ
ishさんに初めてこの店へ案内して貰うた時は店で穴子丼を食べて、弁当は買わず。
その後、一人旅の途中で朝にお弁当を買うて、夜に車内泊で冷たいヤツを食べて衝撃を受けました。
最後に食べたのは4年半前なんで、かなり久しぶりですねぇ。
私は駅弁については全く詳しくないんで、駅弁界でのこの弁当の評価は知りません。
でも、純粋に食べ物として冷めたあなごめしはすんげぇ旨い印象を持ってます。
岡山方面に行くだけで、、この弁当のことが頭に浮かんでましたから、久々のこの日は期待が高まりまくってました。
*へぎ板で出来た容器も値打ちな「あなごめし」
へぎの弁当箱に蓋もペロンとへぎ板1枚のみに包み紙のみ。
中の湿気が抜けながら冷めるんがええんでしょうねぇ。
ちなみにうえのでくれるスーパー袋も蒸れを防ぐためか何個も穴が開いてます。
ご飯の上に焼き穴子が乗ってて、それ以外は漬けモンちょろっとだけ。
これで1470円って、どうなんでしょう・・・。
もし私がなんも知らずにこれを見たら、よう買わんような気がしますねぇ・・・・。
いっぺんこの味を覚えたら、このシンプルさがすこぶる頼もしいんですよね。
*飯だけで酒が飲めるうえのの穴子弁当
写真は2口目なんですが、冷たいままの穴子飯の一角を崩して口へ。
口に入った瞬間に焼き穴子の香ばしい香りは広がるんですが、一瞬味が薄いかな?という気になりました。
期待しすぎてるモンを何年もぶりに食べると、実物にがっかりってこともあります。
でも、薄いかと思ったご飯を噛みしめたら、しっかりした穴子の旨みが口に広がって大満足。
この一口目を噛みしめただけで、往復750kmをひたすら走った甲斐があったと実感しましたわ。
こいつは穴子も旨いんですが、飯が別格に旨いんですわ。
ご飯だけをアテにして酒が飲めるんです。
お米と酒なんて普段は一緒にやることないですが、このご飯は別の料理って感じです。
穴子を囓って、チビリ、ご飯を噛みしめて、チビリ、両方を一緒にチビリ。
えらい日本酒が進みましたねぇ・・・・。
半分ほど食べたところで、残しといて明日もういっぺん楽しもうかと思いました。
でも、もしご飯の水分が飛びすぎてガビガビになったりしたらアカンなぁと。
ほぼベストな状態の間に食べてやるべきやろうと全部食べることに。
まぁ、半分だけじゃ食べた気がしなくてフラストレーションが溜まったでしょうしね。
じっくり1時間ほど掛けて味わいました。
*すっかり平らげたうえのの穴子めし
残り1/3ほどまで食べた頃でしょうか、
「こんな駅弁あったら、電車で旅行も楽しいかもなぁ・・・」
なんてことを電車嫌いの私にしては珍しく思いました。
でも落ち着いて考えると、旅の仲間が居って、車窓には知らん土地の風景が流れて、浮ついた旅気分やと自分はこの穴子めしを味わい切らんかもなぁと。
旅の添えモンになったら、あんまり味わうこともなくパクパクと口に運んで食べ終わってしまうんじゃないかと。
本来が駅弁やねんから旅のお供でなんも問題ないんですが、こいつはじっくり旨さを噛みしめたるだけの値打ちのある特別な料理なんちゃうかとまで思ってしまいました。
私がここで「オススメです」なんて書いても、「有名やから知ってるわ」って方が多いかもしれませんね。
でも、もし食うたことないって方が読んでくれてはったら、本気でオススメしておきます。
広島に行くことがあったら、これだけのために旅程を組み直してもええと思いますわ。
あんまり人に物をよう勧めん方ですが、これだけはプッシュしておきます。(^^)
私だけやなくて、味に厳しいこばやしさんやishさんも認めてはりますから安心ですよ。
お二人の記事へもリンクを張っておきますので、よければ見に行ってくださいね。
*foodish:”雑”食記:変わらぬうまさ「うえの」のあなごめし
*B 級的・大阪グルメ!ブログ:宮島名物、「うえの」のあなごめし
こばやしさんのトコはトラックバックを受け付けないので、ishさんとこだけにトラックバックさせて頂きました。
> myblackmamaさんへ
今回は都合が合わず、残念でしたね。もし次行くことがあれば、声を掛けますので次こそはぜひ。
*朝イチの体重:57.6kg(鍋食べて心配したけど、まずまず)
2010年11月24日
「もりした」のカキオコと「山東水餃大王」@日生
先日、岡山県の日生(ひなせ)まで今季初の「カキオコ」を食べに行ってきた件をサクッとアップしてみます。
夏の炎天下に屋根のない車に乗るキツさを体験して頂いたお代官さまから、私が「冬は意外なほどキツくない」っていう言葉にコロッと騙され乗って下さり声が掛かりました。
「”冬のえて吉号”を体験したるから、カキオコ食いに行くぞー」
とのお誘いに喜んで運転手をさせていただくことに。
11月に入ってすぐ日程が決まり22日に行くことになりました。
当日の一週間前くらいから天気予報を注意してると、悔しいことに前後はええ天気やのに当日だけは高い確率で雨。
ishさんも晴れ男やっていうし、私も晴れ男のつもりなんでなんとか予報がズレてくれんかと祈ってました。
「晴れろ、晴れろ」と念じてたんですが、結局ギリギリになっても午前、午後とも降水確率は7〜80%の高さだったと思います。
雨の中、行くのはイマイチかと思い前々日だったかにお伺いを立てました。
・雨になりそうだから日程を変更しますか?
・雨でも行く場合、ロードスターは狭いんでアルファードにしましょうか?
ってな内容でメールしたんです。
で、その返信は「日程はそのまま」、「車もえて吉号でええ」という意外なモンでした。
当日は5時に目覚ましを掛けてたんですが、明け方にトイレに行きたくて目が覚めました。
まだ夜中やと思ってたんで、寝直すつもりやったんですが布団に戻ってから時計を見るともう4時45分でした。
そこから2度寝したんでは寝過ごす可能性があったんで、起きることに。
寝るつもりやったのに起きたのが悪かったのは、この日は一日中眠かったですわ。
5時45分頃に大阪を出発していつものように国道45号線で神戸の兵庫駅前に向かいました。
待ち合わせ時間の7時半より15分ほど早くついただけやったんで、理想的でした。
神戸から日生まで高速を使うか地道にするかはお代官さまにお任せしたんですが、事前に「下道で行こう」と言うて頂きました。
時間はかかりますが、高速はオモロないので地道でノンビリ行けてありがたかったですわ。
ルート的には兵庫駅前から国道2号線で西明石まで走って、標識に従って国道250号線へ。
あとは、ひたすらこの国道を辿れば日生に着くって言う分かりやすさ。
前半は都市の郊外を走る幹線道って感じでそんなにオモロくないんですが、後半の海沿いはカーブが続く区間もあってちょっと気分良かったですわ。
途中コンビニでトイレ休憩を挟んで、龍野市の御津町で新しい道の駅を発見。
お代官さまとの夏のドライブでは片っ端から道の駅に寄ったんですが、どこも変わり映えせずガッカリでした。
私1人のドライブでもここ何ヶ月か色んな道の駅に寄ってるんですがやっぱりどこも大して面白くなかったんです。
それでも一応チェックしとくかと「道の駅みつ」ってとこに寄ってみました。
駐車場に入った感じではあんまり活気が無く、トイレと自販機くらいだけの施設かと感じました。
でも、この道の駅が予想以上に良かったんです。
物販コーナーに置いてる商品のかなりの部分が地元産や地元の名産品関係でした。
まったく違う地方の商品を仕入れて並べるだけの道の駅が多いんで、好印象でした。
近隣の生産者の名前入りの農産物もなかなか安くて産地で買う値打ちを実感出来るような値付け。
海産物もそこそこ置いてて、単なる生魚だけやなくて活魚もありました。
食事コーナーもしょうもないうどんやカレー程度のところが多いのに、地元の海産物を使ったメニューが多くて、この時期は牡蛎のひつまぶしとか大名にゅうめんなんていう面白そうな料理がありました。
外のテラスでバーベキューが出来たりもするんで近所だったらこの道の駅を目的に来るなんてこともありそうでした。
いつもはほとんど買いモンをしなかったんですが、面白くて値段も安い麺とこれまた非常に安い干し椎茸の2つを買いました。
帰り道にもちょうど眠くなってたんで、ここに寄り休憩。
その時ishさんが食べてはったトマトソフトクリームを一口味見させてもうたら非常に旨かったですわ。
色んなトコに運営者のやる気を感じたんでおすすめの道の駅でした。
御津の後、相生でも道の駅「海の駅あいおい白龍城」に寄りましたが腹が減りまくってたのでこっちはサクッと退散。
二人とも腹が減ってたまらん状態で日生を目指しました。
目的のお好み焼き屋「もりした」は11時開店やったんですが、日生の街に着いたのは11時過ぎだったでしょうか・・・。
いつもは車を駐車場に止めてから歩いてカキオコ屋へ移動するんですが、お代官さまから
「店に駐車場あったんちゃうか?とりあえず、店の前へ行ってみぃー」
とのご指示があり、たしかこの角やったやろうと「役場」の手間を右折。
すると見事に店の横の建物の前に1台分だけ駐車スペースが空いてました。
ロスタイムなしでお店に入ることになりましたが、平日の月曜日やからきっと店は空いてるやろうと思ってたのに、昼前にしてすでにカウンターはほぼ一杯。
2席だけ空いてたんですが、他のテーブルの人も待ってるようだったんで様子を伺ってるとお店の女将さんから
「順番に鉄板前に案内しますので、テーブル席で待って下さい」
とのことでした。
ishさんも私も「お好み焼きは鉄板から直接てこで食べる派」なんで、もしテーブル席やったら待ってでも鉄板前に座ろうと思ってたんです。
前回行った時は、確かにテーブルでお皿から箸で食べてる人を見たんですが、今回はシステムが違ってて良かったですわ。
鉄板前の席は9席しかないから、待つ時間は延びるでしょうが個人的にはありがたかったですわ。
私らが入ってしばらく待ってると先客が食事を終えて、鉄板前に移動。
その後、ぞくぞくとお客さんが来てすぐにテーブル席も一杯になり、それ以後は諦めた人も多かったですわ。
ishさんが直接、車で店の前まで行ってみろって言うてくれはれへんかったらえらい待たされるトコでした。
さて、鉄板の前に座るとカキオコ作りの作業をじっくり観察することに。
作り方を見るのは楽しいんですが、腹が減りまくってると「早よ焼けろー」って焦ってしまいますね。(^^;)
*「もりした」では先に牡蛎を焼いてからお好み焼きへ
1人分の牡蛎を鉄板に置いたら、重なったりしないようにキチッと並べてはりました。
牡蛎の裏表を焼いてからお好み焼きの上に乗せるのが「もりした」の焼き方。
他の店だと手づかみでドカッと牡蛎を入れるんで、最初はちょっと牡蛎の量が少なく感じました。
ただ、今まで何回か食べた日生の牡蛎は小ぶりのイメージやのにえらく大きく感じました。
ご主人によると今年の牡蛎はだいぶ大きめやとのことでした。
焼いてもあんまり縮まないのが日生の特長やとは、以前に聞きました。
*牡蛎と豚を入れるのももりした流
女将さん曰く、「牡蛎と豚は良く合う」から入れてるんやそうです。
この後、上からたっぷりめにゆるい粉を掛けるんですが、ここからも非常にじっくり焼いてはりました。
「もりした」は都会のイキった鉄板焼き屋ともまた違うんですが、他のカキオコの店と較べると全てが丁寧に感じます。
どう焼いて、どう食べるのが一番旨いかを一生懸命に考えた上でお客さんに提供しようとしてはる気がします。
ここを含めて4軒しか行ってないんで、あんまり大きなことは言えませんが料理としての完成度はもりしたが抜け出してる印象です。
個人的には前回行った「浜屋」ような昔ながらの庶民的な?焼き方の店も好きなんですが、単純に美味しいモノだけが食べたければもりしたがオススメですわ。
*ちなみに「浜屋」は批判的な意見も多い店ですので、ご注意を。
*出来上がった「カキオコ」をまずは醤油味で
初めてのお客さんかと確認の上、お店のおすすめの食べ方は半分に切って、醤油味とソース味の両方を試すことやと説明されます。
前に食べた時も両方が旨かったので、今回もおすすめに従いました。
「初めはそのままで、次に一味と山椒をそれぞれ、あとはお好きな食べ方で」
と、大将は丁寧な説明やけど押しつけすぎない説明をしてくれはりました。
私はちょいと山椒を振ったんが好みでした。
地元の人でしょうか常連っぽいグループの1人は「醤油のみ」を選んでましたが、それも納得出来る美味しさがありました。
*残り半分はソースで食べた「カキオコ」
大将は、まず醤油を味わうためでしょうが、しばらくしてからソースを塗って横に置いてくれました。
牡蛎はお好み焼きが焼き上がっても全然縮んだって感じがなく、プリプリのまんま。
そのへんのスーパーで買う牡蛎やと特有のニオイがすることがありますが、そんなもんも全くなし。
鉄板に接してる面がごく薄くパリッとした食感が出て、なんとも言えん食感。
広島焼きほどキャベツたっぷりでネットリではないですが、大阪式の混ぜ焼きとは違いキャベツがとろけて全体が一体化してたまりませんでしたわ。
醤油味も旨いんですが、ソースモン好きとしてはやっぱり両方味わいたいですねぇ。
牡蛎のサイズは大きいけど粒数はすくなく感じたんですが、食べてみると全く不足はなかったですわ。
どこ食べても牡蛎が入ってる気がしたので、牡蛎大盛り(1200円)もありましたがノーマル(1000円)で充分でした。
ただ、どっちの味も旨いんですが、旨いだけに半分だと両方をもうちょっと食べたいって気分になってしまいました。
このお店1軒で我慢するなら、最初にソース味を1枚、続いて醤油味を1枚ってな食べ方も良さそうでした。
*日生のカキオコ屋「もりした」の店構え
<参考>
*お好み焼き「もりした」:食べログ
住所:岡山県備前市日生町日生630−2
電話:0869−72−1110
営業:11:00〜23:00
定休:木曜日
「もりした」でカキオコを堪能したら、五味の市近くに車を移動して歩きでポテポテと移動。
天気予報は悪かったですが、振っても小雨ていどやったんで散歩?も全然苦になりませんでしたわ。
日生の名物は「カキオコ」やけど、ここまで来たらもう1個シバいときたいのがタイトルにも書いた「山東水餃大王」です。
「浜屋」や「ほり」が並ぶカキオコストリートを抜け、ほとんど店の開いてない商店街を抜けた先にあります。
浜屋はそうでもなかったですが、ほりは店の外にも数人のお客さんが並んでました。
*怪しげな「山東水餃大王」の店構え
カキオコを置いてる店の繁盛とは違い、こちらのお店には先客なし、後客?もなし。
カキオコ協会?は無理でも、町の観光協会はこのお店もPRしたらええのにと思いますなぁ。
この店は繁忙期の12月は店での飲食は休業して、持ち帰りと通販専門になるんやから知ってる人にとっちゃかなりええ店ってことでしょう。
*お代官さま12月やと水餃子が食べられへんから、天気が悪そうでも変更しはれへんかったんです。
カキオコ目当ての観光客のほとんどは全然ココのことを知らんと素通りしてる気がしますわ。
まぁ、私が歩きながらお代官さまに
「カキオコ客っぽい人らに、店のこと耳打ちしたったらどないでしょ?」
なんてことを言うと、お代官さまは
「あほか、そないなことして行列出来たらオレらが困るやろ!!」
って言うてはったんで、たしかに隠れた名店でおってくれた方がありがたいですけどね。
店に入ると奥から女の人が1人出て来はったんで、水餃子を4人前注文しました。
数分待つと久しぶりの水餃子が登場。
去年の暮れにマレーシア人の子を日生に連れてきた時は食べてないんで、けっこう久しぶりでした。
*山東水餃大王の水餃子2人前
1人前が8個で420円それを1人あたり2人前ずつ頼みました。
熱々を口に含むとジュワッと肉汁があふれます。
黄ニラを使ってるのが特徴やそうですが、干しエビの香りもしっかり効いてました。
「もりした」でお好み焼きを1枚食べた後やけど、あっさりしてるから2人前がペロッと腹に納まりました。
ishさんはご家族のお土産にと冷凍のヤツを買うてはりましたが、興味ある方は上で張ったのと同じリンクですが、コチラから買えますのでどうぞ。
*お店からなんかもうて宣伝してる訳やないですよ。(^^;)
カキオコと水餃子2人前できっちりお腹一杯になりました。
そこからは来る時と同じルートでダラダラと神戸に戻りました。兵庫駅近くに着いたのが6時半頃でした。
そこからも私は地道で大阪に帰り、帰宅したのが8時3分。
この日の走行距離は310kmほどで距離は大したこと無いし、ルートも特に問題なしでしたが、昼からはずっと雨やったん疲れましたね。
特に最後3時間くらいは雨の夜の運転になったんで、ぐっと疲れが大きくなりましたわ。
冬場に屋根なしで走るなんて、気ぃ狂とるって思われるかもしれませんが、またいつかお代官さまにはええ天気の日にお乗りいただきたいもんです。
オカシイですなぁ・・・・。昨日ツレ夫婦からマンガの「ワンピース」を借りてきてるんで、サクッと更新て続きを読もうと思ッてたのに、やっぱりけっこう時間が掛かってしまいました。(^^;)
*朝イチの体重:58.0kg(ギリギリやから、今日は気ぃつけよ)
<後日 追加>
ご一緒させてもらったishさんの記事が上がってたので、リンクを張っておきます。
*foodish:”雑”食記:もりしたでカキオコ〜2年ぶりの日生(1)
夏の炎天下に屋根のない車に乗るキツさを体験して頂いたお代官さまから、私が「冬は意外なほどキツくない」っていう言葉に
「”冬のえて吉号”を体験したるから、カキオコ食いに行くぞー」
とのお誘いに喜んで運転手をさせていただくことに。
11月に入ってすぐ日程が決まり22日に行くことになりました。
当日の一週間前くらいから天気予報を注意してると、悔しいことに前後はええ天気やのに当日だけは高い確率で雨。
ishさんも晴れ男やっていうし、私も晴れ男のつもりなんでなんとか予報がズレてくれんかと祈ってました。
「晴れろ、晴れろ」と念じてたんですが、結局ギリギリになっても午前、午後とも降水確率は7〜80%の高さだったと思います。
雨の中、行くのはイマイチかと思い前々日だったかにお伺いを立てました。
・雨になりそうだから日程を変更しますか?
・雨でも行く場合、ロードスターは狭いんでアルファードにしましょうか?
ってな内容でメールしたんです。
で、その返信は「日程はそのまま」、「車もえて吉号でええ」という意外なモンでした。
当日は5時に目覚ましを掛けてたんですが、明け方にトイレに行きたくて目が覚めました。
まだ夜中やと思ってたんで、寝直すつもりやったんですが布団に戻ってから時計を見るともう4時45分でした。
そこから2度寝したんでは寝過ごす可能性があったんで、起きることに。
寝るつもりやったのに起きたのが悪かったのは、この日は一日中眠かったですわ。
5時45分頃に大阪を出発していつものように国道45号線で神戸の兵庫駅前に向かいました。
待ち合わせ時間の7時半より15分ほど早くついただけやったんで、理想的でした。
神戸から日生まで高速を使うか地道にするかはお代官さまにお任せしたんですが、事前に「下道で行こう」と言うて頂きました。
時間はかかりますが、高速はオモロないので地道でノンビリ行けてありがたかったですわ。
ルート的には兵庫駅前から国道2号線で西明石まで走って、標識に従って国道250号線へ。
あとは、ひたすらこの国道を辿れば日生に着くって言う分かりやすさ。
前半は都市の郊外を走る幹線道って感じでそんなにオモロくないんですが、後半の海沿いはカーブが続く区間もあってちょっと気分良かったですわ。
途中コンビニでトイレ休憩を挟んで、龍野市の御津町で新しい道の駅を発見。
お代官さまとの夏のドライブでは片っ端から道の駅に寄ったんですが、どこも変わり映えせずガッカリでした。
私1人のドライブでもここ何ヶ月か色んな道の駅に寄ってるんですがやっぱりどこも大して面白くなかったんです。
それでも一応チェックしとくかと「道の駅みつ」ってとこに寄ってみました。
駐車場に入った感じではあんまり活気が無く、トイレと自販機くらいだけの施設かと感じました。
でも、この道の駅が予想以上に良かったんです。
物販コーナーに置いてる商品のかなりの部分が地元産や地元の名産品関係でした。
まったく違う地方の商品を仕入れて並べるだけの道の駅が多いんで、好印象でした。
近隣の生産者の名前入りの農産物もなかなか安くて産地で買う値打ちを実感出来るような値付け。
海産物もそこそこ置いてて、単なる生魚だけやなくて活魚もありました。
食事コーナーもしょうもないうどんやカレー程度のところが多いのに、地元の海産物を使ったメニューが多くて、この時期は牡蛎のひつまぶしとか大名にゅうめんなんていう面白そうな料理がありました。
外のテラスでバーベキューが出来たりもするんで近所だったらこの道の駅を目的に来るなんてこともありそうでした。
いつもはほとんど買いモンをしなかったんですが、面白くて値段も安い麺とこれまた非常に安い干し椎茸の2つを買いました。
帰り道にもちょうど眠くなってたんで、ここに寄り休憩。
その時ishさんが食べてはったトマトソフトクリームを一口味見させてもうたら非常に旨かったですわ。
色んなトコに運営者のやる気を感じたんでおすすめの道の駅でした。
御津の後、相生でも道の駅「海の駅あいおい白龍城」に寄りましたが腹が減りまくってたのでこっちはサクッと退散。
二人とも腹が減ってたまらん状態で日生を目指しました。
目的のお好み焼き屋「もりした」は11時開店やったんですが、日生の街に着いたのは11時過ぎだったでしょうか・・・。
いつもは車を駐車場に止めてから歩いてカキオコ屋へ移動するんですが、お代官さまから
「店に駐車場あったんちゃうか?とりあえず、店の前へ行ってみぃー」
とのご指示があり、たしかこの角やったやろうと「役場」の手間を右折。
すると見事に店の横の建物の前に1台分だけ駐車スペースが空いてました。
ロスタイムなしでお店に入ることになりましたが、平日の月曜日やからきっと店は空いてるやろうと思ってたのに、昼前にしてすでにカウンターはほぼ一杯。
2席だけ空いてたんですが、他のテーブルの人も待ってるようだったんで様子を伺ってるとお店の女将さんから
「順番に鉄板前に案内しますので、テーブル席で待って下さい」
とのことでした。
ishさんも私も「お好み焼きは鉄板から直接てこで食べる派」なんで、もしテーブル席やったら待ってでも鉄板前に座ろうと思ってたんです。
前回行った時は、確かにテーブルでお皿から箸で食べてる人を見たんですが、今回はシステムが違ってて良かったですわ。
鉄板前の席は9席しかないから、待つ時間は延びるでしょうが個人的にはありがたかったですわ。
私らが入ってしばらく待ってると先客が食事を終えて、鉄板前に移動。
その後、ぞくぞくとお客さんが来てすぐにテーブル席も一杯になり、それ以後は諦めた人も多かったですわ。
ishさんが直接、車で店の前まで行ってみろって言うてくれはれへんかったらえらい待たされるトコでした。
さて、鉄板の前に座るとカキオコ作りの作業をじっくり観察することに。
作り方を見るのは楽しいんですが、腹が減りまくってると「早よ焼けろー」って焦ってしまいますね。(^^;)
*「もりした」では先に牡蛎を焼いてからお好み焼きへ
1人分の牡蛎を鉄板に置いたら、重なったりしないようにキチッと並べてはりました。
牡蛎の裏表を焼いてからお好み焼きの上に乗せるのが「もりした」の焼き方。
他の店だと手づかみでドカッと牡蛎を入れるんで、最初はちょっと牡蛎の量が少なく感じました。
ただ、今まで何回か食べた日生の牡蛎は小ぶりのイメージやのにえらく大きく感じました。
ご主人によると今年の牡蛎はだいぶ大きめやとのことでした。
焼いてもあんまり縮まないのが日生の特長やとは、以前に聞きました。
*牡蛎と豚を入れるのももりした流
女将さん曰く、「牡蛎と豚は良く合う」から入れてるんやそうです。
この後、上からたっぷりめにゆるい粉を掛けるんですが、ここからも非常にじっくり焼いてはりました。
「もりした」は都会のイキった鉄板焼き屋ともまた違うんですが、他のカキオコの店と較べると全てが丁寧に感じます。
どう焼いて、どう食べるのが一番旨いかを一生懸命に考えた上でお客さんに提供しようとしてはる気がします。
ここを含めて4軒しか行ってないんで、あんまり大きなことは言えませんが料理としての完成度はもりしたが抜け出してる印象です。
個人的には前回行った「浜屋」ような昔ながらの庶民的な?焼き方の店も好きなんですが、単純に美味しいモノだけが食べたければもりしたがオススメですわ。
*ちなみに「浜屋」は批判的な意見も多い店ですので、ご注意を。
*出来上がった「カキオコ」をまずは醤油味で
初めてのお客さんかと確認の上、お店のおすすめの食べ方は半分に切って、醤油味とソース味の両方を試すことやと説明されます。
前に食べた時も両方が旨かったので、今回もおすすめに従いました。
「初めはそのままで、次に一味と山椒をそれぞれ、あとはお好きな食べ方で」
と、大将は丁寧な説明やけど押しつけすぎない説明をしてくれはりました。
私はちょいと山椒を振ったんが好みでした。
地元の人でしょうか常連っぽいグループの1人は「醤油のみ」を選んでましたが、それも納得出来る美味しさがありました。
*残り半分はソースで食べた「カキオコ」
大将は、まず醤油を味わうためでしょうが、しばらくしてからソースを塗って横に置いてくれました。
牡蛎はお好み焼きが焼き上がっても全然縮んだって感じがなく、プリプリのまんま。
そのへんのスーパーで買う牡蛎やと特有のニオイがすることがありますが、そんなもんも全くなし。
鉄板に接してる面がごく薄くパリッとした食感が出て、なんとも言えん食感。
広島焼きほどキャベツたっぷりでネットリではないですが、大阪式の混ぜ焼きとは違いキャベツがとろけて全体が一体化してたまりませんでしたわ。
醤油味も旨いんですが、ソースモン好きとしてはやっぱり両方味わいたいですねぇ。
牡蛎のサイズは大きいけど粒数はすくなく感じたんですが、食べてみると全く不足はなかったですわ。
どこ食べても牡蛎が入ってる気がしたので、牡蛎大盛り(1200円)もありましたがノーマル(1000円)で充分でした。
ただ、どっちの味も旨いんですが、旨いだけに半分だと両方をもうちょっと食べたいって気分になってしまいました。
このお店1軒で我慢するなら、最初にソース味を1枚、続いて醤油味を1枚ってな食べ方も良さそうでした。
*日生のカキオコ屋「もりした」の店構え
<参考>
*お好み焼き「もりした」:食べログ
住所:岡山県備前市日生町日生630−2
電話:0869−72−1110
営業:11:00〜23:00
定休:木曜日
「もりした」でカキオコを堪能したら、五味の市近くに車を移動して歩きでポテポテと移動。
天気予報は悪かったですが、振っても小雨ていどやったんで散歩?も全然苦になりませんでしたわ。
日生の名物は「カキオコ」やけど、ここまで来たらもう1個シバいときたいのがタイトルにも書いた「山東水餃大王」です。
「浜屋」や「ほり」が並ぶカキオコストリートを抜け、ほとんど店の開いてない商店街を抜けた先にあります。
浜屋はそうでもなかったですが、ほりは店の外にも数人のお客さんが並んでました。
*怪しげな「山東水餃大王」の店構え
カキオコを置いてる店の繁盛とは違い、こちらのお店には先客なし、後客?もなし。
カキオコ協会?は無理でも、町の観光協会はこのお店もPRしたらええのにと思いますなぁ。
この店は繁忙期の12月は店での飲食は休業して、持ち帰りと通販専門になるんやから知ってる人にとっちゃかなりええ店ってことでしょう。
*お代官さま12月やと水餃子が食べられへんから、天気が悪そうでも変更しはれへんかったんです。
カキオコ目当ての観光客のほとんどは全然ココのことを知らんと素通りしてる気がしますわ。
まぁ、私が歩きながらお代官さまに
「カキオコ客っぽい人らに、店のこと耳打ちしたったらどないでしょ?」
なんてことを言うと、お代官さまは
「あほか、そないなことして行列出来たらオレらが困るやろ!!」
って言うてはったんで、たしかに隠れた名店でおってくれた方がありがたいですけどね。
店に入ると奥から女の人が1人出て来はったんで、水餃子を4人前注文しました。
数分待つと久しぶりの水餃子が登場。
去年の暮れにマレーシア人の子を日生に連れてきた時は食べてないんで、けっこう久しぶりでした。
*山東水餃大王の水餃子2人前
1人前が8個で420円それを1人あたり2人前ずつ頼みました。
熱々を口に含むとジュワッと肉汁があふれます。
黄ニラを使ってるのが特徴やそうですが、干しエビの香りもしっかり効いてました。
「もりした」でお好み焼きを1枚食べた後やけど、あっさりしてるから2人前がペロッと腹に納まりました。
ishさんはご家族のお土産にと冷凍のヤツを買うてはりましたが、興味ある方は上で張ったのと同じリンクですが、コチラから買えますのでどうぞ。
*お店からなんかもうて宣伝してる訳やないですよ。(^^;)
カキオコと水餃子2人前できっちりお腹一杯になりました。
そこからは来る時と同じルートでダラダラと神戸に戻りました。兵庫駅近くに着いたのが6時半頃でした。
そこからも私は地道で大阪に帰り、帰宅したのが8時3分。
この日の走行距離は310kmほどで距離は大したこと無いし、ルートも特に問題なしでしたが、昼からはずっと雨やったん疲れましたね。
特に最後3時間くらいは雨の夜の運転になったんで、ぐっと疲れが大きくなりましたわ。
冬場に屋根なしで走るなんて、気ぃ狂とるって思われるかもしれませんが、またいつかお代官さまにはええ天気の日にお乗りいただきたいもんです。
オカシイですなぁ・・・・。昨日ツレ夫婦からマンガの「ワンピース」を借りてきてるんで、サクッと更新て続きを読もうと思ッてたのに、やっぱりけっこう時間が掛かってしまいました。(^^;)
*朝イチの体重:58.0kg(ギリギリやから、今日は気ぃつけよ)
<後日 追加>
ご一緒させてもらったishさんの記事が上がってたので、リンクを張っておきます。
*foodish:”雑”食記:もりしたでカキオコ〜2年ぶりの日生(1)
2010年11月15日
カニを食べに出かけます
今日はこれから日本海側まで両親と私の3人でカニを食べに行きます。
今まで日帰りで2回昼食を食べた「甲羅戯」へ出かけます。
やっと泊まりで行くんでのんびり温泉に浸かって、酒も好きなだけ飲めるのが嬉しいですわ。
というわけで、今日明日はいつもの更新をお休みさせていただきます。
*朝イチの体重:57.4kg(これならカニを心おきなく食べられるな。)
今まで日帰りで2回昼食を食べた「甲羅戯」へ出かけます。
やっと泊まりで行くんでのんびり温泉に浸かって、酒も好きなだけ飲めるのが嬉しいですわ。
というわけで、今日明日はいつもの更新をお休みさせていただきます。
*朝イチの体重:57.4kg(これならカニを心おきなく食べられるな。)
2010年09月24日
「ざるカレー」以外にもうどんをちょっぴり
香川のドライブネタが長引いておりますが、今回の記事でラストまで走ってしまいましょう。
*すでに上げたドライブネタは、リンク先からご覧下さい。 その1・その2
「さぬき一番 一宮店(通称さぬ一)」で、ざるカレーをあと飯セットまでシバいたら、うどん巡り換算で3軒終えた程度の腹具合でした。
「foodish:”雑”食記」のishさんと相談の結果、フェリー乗り場の近くにあり一旦はパスした「玉藻うどん」に行くことに決定。
来た道を高松市街を目指して北上しました。
高松道を越えたあたりで”全店制覇”(うどん屋のガイド本)を見てたishさんが重大な事実を発見。
向かってた玉藻うどんの営業は2時までやったんですが、その時の時刻はその数分前。
間に合わんと分かったんで、とりあえず適当に右折した路肩に停車。
お代官さまからは
「ちょっとでも、日陰のあるトコへ止めろ!!」
って、言われたんですが、見渡す限り日陰なんか欠片もなし。
昼過ぎの一番暑い時間帯だけに、暑さに強いお方も、かなりキツかったのかも。
申し訳なかったんですが、炎天下で再度の作戦会議。
近所にishさんが行ってはれへん店もあったんで、提案してみたんですが
「いや、そんなとこはイラン」
「ワシには行きたいトコがあったんや」
「えて吉、今から言うトコへ向かえ〜」
と、あっさりと行き先が決定。
さぬ一へ向かったのと同じ道をまた南へ。
さぬ一を捜した時に一つ手前の交差点やと目印にしてた、「鹿角町」の交差点を左折。
向かったの店にishさんは一度行ってはるんですが、私は行ってなくて、狙ってる一軒ではあったので嬉しいチョイスでした。
来月にはノーマルなうどん巡りを予定してるんですが、その行き先の希望の一つとしてお代官さまから上がってた店なんです。
店を選んで、コースを組むのは運転手の専決事項ってことにはさせて貰ってるんです。
ただ次回の予定が決まってすぐ「○○に行きたい!!」って言われると、けっこうなプレッシャー。
1軒決められるだけでルート作りで困ることが多いんですが、お代官さまはそんなこと知ったこっちゃないんですよねぇ・・・・。
今回ご希望をかなえておけば、私のコース作りが楽になるんで「ウッシッシ」と思った訳ではありませんが喜んでご一緒させて頂きました。
駐車場がないんで、近くに車を置いて、テクテクとお店へ。
琴電の踏切のすぐそばに立つお店は、こんな店構えでした。
*通り過ぎてしまいそうな「上田製麺所(参考HP)」のシンプルな店構え
香川では店構えの雰囲気でうどんの良し悪しは判断出来んと身にしみてはいますが、ここも車で走ってたらスッと通り過ぎてしまいそうなお店です。
さぬ一の記事でずっと刺激を与えてくれた{^L^}さんもココへつい最近にも行ってはりましたねぇ。
店構えもあっさりしてるんですが、店内に入っても非常にシンプル。
*上田製麺所の非常にシンプルなお品書き
他のお客さんはいませんでしたが、店内もいたって簡素でええ感じでした。
入ってすぐにカウンターがあって、そこで注文するんですが手書きの紙が貼ってあって、「ぬるかけ]があるとのこと。
わざわざ紙を貼ってあるんやからとishさんも私もその「ぬるかけ(170円)」を頂きました。
*上田製麺所の「ぬるかけうどん」
閉店が3時で店に入ったのが2時20分ぐらいやったんで、麺の状態としてはベストではなかったようです。
前に食べてるishさんは、前回の方が状態がよかったそうです。
それでも私には美味しかったですねぇ。
うどんだけを食べてるとちょうど良かったんですが、だしだけを飲んでみるとちょっと塩辛かったですわ。
甘みのある出汁でうどんだけを食べるならオッケーでしたが、飲むと辛いのは出汁をしっかり飲む身にはちょっと残念でした。
それでも店のあっさりした雰囲気がええ感じなんでまた行きたいお店ですわ。
ざるカレーが目的のドライブなんで、未訪のうどん屋に1軒行けたんは嬉しかったですね。
上田製麺所を出たら、徳島に向かうことに。
行く前からざるカレー以外の目的地として、徳島では行き先を決めてあったんです。
だらだらと国道11号線を流そうかと思ったんですが、地図を見てたお代官さまがわざわざ私のために別のルートを見つけてくれはりました。
そこからはishさんがナビをしてくれはったんで、詳しくどの道を通ったか覚えてないんですが、ざっくりとしたイメージでは、南に下って吉野川の北側を東へ向かうってルートでした。
途中標識に出て来た八十八番札所の「大窪寺」に絡んで、前から狙ってる店があるってな話をしてると、とりあえず前まで行ってみようと。
この流れで分かるのは、どこからか県道3号線に入って南へ向かい、途中で国道377号線に入って大窪寺に寄ったようです。
その後、たしか県道2号線で南に向かい吉野川の北側で県道12号に入って徳島市を目指したような気がします。
ちなみに私が狙ってるうどん屋ってのは大窪寺の門前にある「八十八庵(参考HP)」。
今回は徳島の店に行くと決めてたんで、前まで行って帰りましたが、思い切り門前の茶店(土産物屋)風でした。
場所的にうどん巡りに組み込みにくいし、店構え的にも他の人に行こうと言いにくいんで、ここを攻めるとしたら単独の時ですかねぇ・・・・。
それにしてもこのお店に向かってて思ったんですが、お店まではかなり距離があり最後に結構な山道やからお遍路さんが行き着いた時はより感激が大きいんでしょうねぇ。
香川の札所って、市街地に多いから周りやすいんかと勝手に思ってましたが、最後にけっこう厳しいお寺が入ってるんやなぁと認識を新たにしましたわ。
ishさんの選んでくれたルートは何度か走ってる国道11号なんかより、ずっとわたし好みで走ってて楽しかったですねぇ。
悪代官キャラに仕立ててますが、わざわざ好みのコースをナビしてくれるなんてありがたいことです。
*この1行で、悪モン扱いは全てチャラってことでお願いします。
徳島市街に入って、国道11号線当たったところで右折して徳島大学を目指しました。
そのあたりに目指す店があるってことでしたが、まだ探索モードに入る前に看板を発見。
*国道沿いで目立つ「うどん工房 名麺堂」の看板
まあ全然店を捜してなかったんですが、この看板を見て慌ててお店の駐車場へ。
お店に着いたのがちょうど5時頃でした。
お店の店構えはこんな感じ。
*徳島の「うどん工房 名麺堂」の店構え
なんとなくですが、香川県外で頑張ってる讃岐うどんのお店にありそうな店構えやなぁと感じました。
お店はこの時間でも先客があり、私らの後からもパラパラとお客さんが続いてました。
お店はセルフ形式で、ここでは天ぷらを食べようと思ったんですが、残念ながら私の好きなかき揚げは見あたらず。
ちょっと面白くないかと思ったんですが、えび天(120円)を1匹だけ行っときました。
*名麺堂の「ひやあつうどん(290円)」 えび天乗せ
カウンターに唐辛子の佃煮があったんでちょっと乗せてみました。
この唐辛子はけっこう辛さが効いてて旨かったんですわ。
うどんの方も、かなりレベルが高くてこれなら香川県内でもけっこう上の方にランクイン出来るんちゃうかと思いましたわ。
ishさんは、ここでは「ひやひや(290円)」とゴッツイさいずの鶏天(110円)を行ってはりました。
出汁が関西風でかなり好み、そこにしっかりした讃岐うどんが入ってるんで大阪人的には非常に満足感のあるうどんでした。
*香川のいりこだしが嫌いやっていうんやないですよ。
このお店もishさんはちょっと前に来てはったんで
「お代官さまは、行きはったばっかりですが、よろしいんでしょうか?」
ってなお伺いメールを送ってたんですが
「構わん、お前もこの機会に一度食べておけ」
ってな主旨のことを言うて頂き、ざるカレーなみに行きにくい徳島の讃岐うどんをご紹介頂きました。
たしかに食べといて良かったと思える、美味しいうどんでしたわ。
四国に上陸しても、行きはひたすら本場香川を目指すし、帰り道は満腹で食べる余地なしってのがいつものパターンだけにこのお店に連れてくれたishさんに感謝です。
*悪モン扱いは、ネタですからね。ishさんには色んなトコで感謝してるので誤解なきように。
お店を出たのが5時18分やったんで、さすがにこっから淡路島も地道で帰ったんでは何時になるか分からず。
というわけで、ここからは高速を使ってサクッと神戸を目指すことにしました。
ちょっと油の量に不安があったんですが、わざわざ行った1軒が私の使いたいブランドから変わってたようでガックリ。
神戸で高速を降りるまでは間違いなく保つやろうと思ったんで、結局そのまま給油無しで行くことに。
ishさんが高速でのオープンカーの具合はどうやろうってなことを言うてはりましたが、私もまだオープンでちゃんと走ってなかったのでちょうど良かったですわ。
風の巻き込みのことなんかを喋ってて、モノは試しと席の後ろにある巻き込み防止のパーツを立ててみました。
ほんの数センチの高さで後ろの壁?が高くなるだけなんで、なんの効果もないかと思ってたんで、やってみてビックリ。
高速を走ってると運転席と助手席の間を太い風の流れが出来てたんですが、それがほとんどなくなりました。
両方の窓を上げて、その部品を立てるだけで、座席への風の巻き込みがほとんどなくなったんでビックリでした。
前に乗ってたヤツにも間違いなくその部品は付いてたんですが、窓を上げることも、その部品を立てることもなかったんでエライ発見でしたわ。
そんな「えて吉号」のあたらしい発見をしながら、ノンビリと神戸へ。
ishさんの最寄り駅の兵庫駅についたのが、7時15分でした。
さらに私はそこから大阪まで地道で戻り、家に着いたのが8時38分。
総走行距離466kmでした。
私は乗りたくてたまらんかったオープンカーに乗った以上は雨の日以外、屋根無しが原則。
夏場はほとんど意地で乗ってますが、さすがに今回はishさんが乗ってくれるんで昼間のキツイ時間帯は幌を掛けようかと思ってました。
ishさん曰く、キャップタイプの帽子が効いたってことでしたが、結局一度も幌は降ろさず。
暑さに強いとは分かってましたが、そこまでおつきあい頂きありがたかったです。
ishさんは、真冬のオープンにも興味ありって仰ってましたが、冬になったらまたご一緒したいものです。(^^)
地道を使ったダラダラドライブやったんで、今回はネタの方も意識的に詳しく書いてみました。
打つ方も疲れましたが、もし全編とおして文字部分まで目を通してくれるような方が居たら大感謝です。
ishさんとこでは既にこの後半の記事が上がってますのでよければそちらもご覧下さい。
*foodish:”雑”食記 うどんネタ色々
*朝イチの体重:57.6kg弱(昨日は好物を満腹まで食べた割りにまずまず)
*すでに上げたドライブネタは、リンク先からご覧下さい。 その1・その2
「さぬき一番 一宮店(通称さぬ一)」で、ざるカレーをあと飯セットまでシバいたら、うどん巡り換算で3軒終えた程度の腹具合でした。
「foodish:”雑”食記」のishさんと相談の結果、フェリー乗り場の近くにあり一旦はパスした「玉藻うどん」に行くことに決定。
来た道を高松市街を目指して北上しました。
高松道を越えたあたりで”全店制覇”(うどん屋のガイド本)を見てたishさんが重大な事実を発見。
向かってた玉藻うどんの営業は2時までやったんですが、その時の時刻はその数分前。
間に合わんと分かったんで、とりあえず適当に右折した路肩に停車。
お代官さまからは
「ちょっとでも、日陰のあるトコへ止めろ!!」
って、言われたんですが、見渡す限り日陰なんか欠片もなし。
昼過ぎの一番暑い時間帯だけに、暑さに強いお方も、かなりキツかったのかも。
申し訳なかったんですが、炎天下で再度の作戦会議。
近所にishさんが行ってはれへん店もあったんで、提案してみたんですが
「いや、そんなとこはイラン」
「ワシには行きたいトコがあったんや」
「えて吉、今から言うトコへ向かえ〜」
と、あっさりと行き先が決定。
さぬ一へ向かったのと同じ道をまた南へ。
さぬ一を捜した時に一つ手前の交差点やと目印にしてた、「鹿角町」の交差点を左折。
向かったの店にishさんは一度行ってはるんですが、私は行ってなくて、狙ってる一軒ではあったので嬉しいチョイスでした。
来月にはノーマルなうどん巡りを予定してるんですが、その行き先の希望の一つとしてお代官さまから上がってた店なんです。
店を選んで、コースを組むのは運転手の専決事項ってことにはさせて貰ってるんです。
ただ次回の予定が決まってすぐ「○○に行きたい!!」って言われると、けっこうなプレッシャー。
1軒決められるだけでルート作りで困ることが多いんですが、お代官さまはそんなこと知ったこっちゃないんですよねぇ・・・・。
今回ご希望をかなえておけば、私のコース作りが楽になるんで「ウッシッシ」と思った訳ではありませんが喜んでご一緒させて頂きました。
駐車場がないんで、近くに車を置いて、テクテクとお店へ。
琴電の踏切のすぐそばに立つお店は、こんな店構えでした。
*通り過ぎてしまいそうな「上田製麺所(参考HP)」のシンプルな店構え
香川では店構えの雰囲気でうどんの良し悪しは判断出来んと身にしみてはいますが、ここも車で走ってたらスッと通り過ぎてしまいそうなお店です。
さぬ一の記事でずっと刺激を与えてくれた{^L^}さんもココへつい最近にも行ってはりましたねぇ。
店構えもあっさりしてるんですが、店内に入っても非常にシンプル。
*上田製麺所の非常にシンプルなお品書き
他のお客さんはいませんでしたが、店内もいたって簡素でええ感じでした。
入ってすぐにカウンターがあって、そこで注文するんですが手書きの紙が貼ってあって、「ぬるかけ]があるとのこと。
わざわざ紙を貼ってあるんやからとishさんも私もその「ぬるかけ(170円)」を頂きました。
*上田製麺所の「ぬるかけうどん」
閉店が3時で店に入ったのが2時20分ぐらいやったんで、麺の状態としてはベストではなかったようです。
前に食べてるishさんは、前回の方が状態がよかったそうです。
それでも私には美味しかったですねぇ。
うどんだけを食べてるとちょうど良かったんですが、だしだけを飲んでみるとちょっと塩辛かったですわ。
甘みのある出汁でうどんだけを食べるならオッケーでしたが、飲むと辛いのは出汁をしっかり飲む身にはちょっと残念でした。
それでも店のあっさりした雰囲気がええ感じなんでまた行きたいお店ですわ。
ざるカレーが目的のドライブなんで、未訪のうどん屋に1軒行けたんは嬉しかったですね。
上田製麺所を出たら、徳島に向かうことに。
行く前からざるカレー以外の目的地として、徳島では行き先を決めてあったんです。
だらだらと国道11号線を流そうかと思ったんですが、地図を見てたお代官さまがわざわざ私のために別のルートを見つけてくれはりました。
そこからはishさんがナビをしてくれはったんで、詳しくどの道を通ったか覚えてないんですが、ざっくりとしたイメージでは、南に下って吉野川の北側を東へ向かうってルートでした。
途中標識に出て来た八十八番札所の「大窪寺」に絡んで、前から狙ってる店があるってな話をしてると、とりあえず前まで行ってみようと。
この流れで分かるのは、どこからか県道3号線に入って南へ向かい、途中で国道377号線に入って大窪寺に寄ったようです。
その後、たしか県道2号線で南に向かい吉野川の北側で県道12号に入って徳島市を目指したような気がします。
ちなみに私が狙ってるうどん屋ってのは大窪寺の門前にある「八十八庵(参考HP)」。
今回は徳島の店に行くと決めてたんで、前まで行って帰りましたが、思い切り門前の茶店(土産物屋)風でした。
場所的にうどん巡りに組み込みにくいし、店構え的にも他の人に行こうと言いにくいんで、ここを攻めるとしたら単独の時ですかねぇ・・・・。
それにしてもこのお店に向かってて思ったんですが、お店まではかなり距離があり最後に結構な山道やからお遍路さんが行き着いた時はより感激が大きいんでしょうねぇ。
香川の札所って、市街地に多いから周りやすいんかと勝手に思ってましたが、最後にけっこう厳しいお寺が入ってるんやなぁと認識を新たにしましたわ。
ishさんの選んでくれたルートは何度か走ってる国道11号なんかより、ずっとわたし好みで走ってて楽しかったですねぇ。
悪代官キャラに仕立ててますが、わざわざ好みのコースをナビしてくれるなんてありがたいことです。
*この1行で、悪モン扱いは全てチャラってことでお願いします。
徳島市街に入って、国道11号線当たったところで右折して徳島大学を目指しました。
そのあたりに目指す店があるってことでしたが、まだ探索モードに入る前に看板を発見。
*国道沿いで目立つ「うどん工房 名麺堂」の看板
まあ全然店を捜してなかったんですが、この看板を見て慌ててお店の駐車場へ。
お店に着いたのがちょうど5時頃でした。
お店の店構えはこんな感じ。
*徳島の「うどん工房 名麺堂」の店構え
なんとなくですが、香川県外で頑張ってる讃岐うどんのお店にありそうな店構えやなぁと感じました。
お店はこの時間でも先客があり、私らの後からもパラパラとお客さんが続いてました。
お店はセルフ形式で、ここでは天ぷらを食べようと思ったんですが、残念ながら私の好きなかき揚げは見あたらず。
ちょっと面白くないかと思ったんですが、えび天(120円)を1匹だけ行っときました。
*名麺堂の「ひやあつうどん(290円)」 えび天乗せ
カウンターに唐辛子の佃煮があったんでちょっと乗せてみました。
この唐辛子はけっこう辛さが効いてて旨かったんですわ。
うどんの方も、かなりレベルが高くてこれなら香川県内でもけっこう上の方にランクイン出来るんちゃうかと思いましたわ。
ishさんは、ここでは「ひやひや(290円)」とゴッツイさいずの鶏天(110円)を行ってはりました。
出汁が関西風でかなり好み、そこにしっかりした讃岐うどんが入ってるんで大阪人的には非常に満足感のあるうどんでした。
*香川のいりこだしが嫌いやっていうんやないですよ。
このお店もishさんはちょっと前に来てはったんで
「お代官さまは、行きはったばっかりですが、よろしいんでしょうか?」
ってなお伺いメールを送ってたんですが
「構わん、お前もこの機会に一度食べておけ」
ってな主旨のことを言うて頂き、ざるカレーなみに行きにくい徳島の讃岐うどんをご紹介頂きました。
たしかに食べといて良かったと思える、美味しいうどんでしたわ。
四国に上陸しても、行きはひたすら本場香川を目指すし、帰り道は満腹で食べる余地なしってのがいつものパターンだけにこのお店に連れてくれたishさんに感謝です。
*悪モン扱いは、ネタですからね。ishさんには色んなトコで感謝してるので誤解なきように。
お店を出たのが5時18分やったんで、さすがにこっから淡路島も地道で帰ったんでは何時になるか分からず。
というわけで、ここからは高速を使ってサクッと神戸を目指すことにしました。
ちょっと油の量に不安があったんですが、わざわざ行った1軒が私の使いたいブランドから変わってたようでガックリ。
神戸で高速を降りるまでは間違いなく保つやろうと思ったんで、結局そのまま給油無しで行くことに。
ishさんが高速でのオープンカーの具合はどうやろうってなことを言うてはりましたが、私もまだオープンでちゃんと走ってなかったのでちょうど良かったですわ。
風の巻き込みのことなんかを喋ってて、モノは試しと席の後ろにある巻き込み防止のパーツを立ててみました。
ほんの数センチの高さで後ろの壁?が高くなるだけなんで、なんの効果もないかと思ってたんで、やってみてビックリ。
高速を走ってると運転席と助手席の間を太い風の流れが出来てたんですが、それがほとんどなくなりました。
両方の窓を上げて、その部品を立てるだけで、座席への風の巻き込みがほとんどなくなったんでビックリでした。
前に乗ってたヤツにも間違いなくその部品は付いてたんですが、窓を上げることも、その部品を立てることもなかったんでエライ発見でしたわ。
そんな「えて吉号」のあたらしい発見をしながら、ノンビリと神戸へ。
ishさんの最寄り駅の兵庫駅についたのが、7時15分でした。
さらに私はそこから大阪まで地道で戻り、家に着いたのが8時38分。
総走行距離466kmでした。
私は乗りたくてたまらんかったオープンカーに乗った以上は雨の日以外、屋根無しが原則。
夏場はほとんど意地で乗ってますが、さすがに今回はishさんが乗ってくれるんで昼間のキツイ時間帯は幌を掛けようかと思ってました。
ishさん曰く、キャップタイプの帽子が効いたってことでしたが、結局一度も幌は降ろさず。
暑さに強いとは分かってましたが、そこまでおつきあい頂きありがたかったです。
ishさんは、真冬のオープンにも興味ありって仰ってましたが、冬になったらまたご一緒したいものです。(^^)
地道を使ったダラダラドライブやったんで、今回はネタの方も意識的に詳しく書いてみました。
打つ方も疲れましたが、もし全編とおして文字部分まで目を通してくれるような方が居たら大感謝です。
ishさんとこでは既にこの後半の記事が上がってますのでよければそちらもご覧下さい。
*foodish:”雑”食記 うどんネタ色々
*朝イチの体重:57.6kg弱(昨日は好物を満腹まで食べた割りにまずまず)
2010年09月23日
これがドライブの目的ッ!!「さぬ一」のざるカレー
かなりあほな香川への日帰りドライブの続きをアップさせて頂きます。
「foodish:”雑”食記」のishさんと出かけたイベントですが、話の筋にちょっとでも関心のある方はぜひ前編に目を通してからこの記事をご覧下さい。
*前編:またしてもアホな日帰りドライブ
この記事こそは写真たっぷり、いらん文字は少なめで行こうとの決意で書きだしてみます。
フェリーが高松港に到着したのが12時40分頃でした。
フェリー乗り場の近くには前から気になってる「玉藻うどん(HP)」があって、ここはishさんも未訪とのことでした。
先にここをシバいてから本命に向かうっていうのも二人で検討しましたが、玉藻うどんのウリの一つは天ぷら。
濃ゆいモンを先に食べてしまったら本命の量が分からんだけに、不安やし、今回は「讃岐うどん巡り」ではなくあくまでも「ざるカレー」をシバくドライブ。
やっぱり初志貫徹でまず目的のお店に向かうことに。
フェリー乗り場から高松駅の方へ回って高松市街のど真ん中を通る、国道30号線〜国道11号線を通って、ひたすら南下。
高松道の下を通り過ぎて国道193号線をさらに真っ直ぐ。
1つ目の大きな交差点「鹿角町」を越えたら、目的の交差点である「三名町」に向かって警戒態勢。
向かううどん屋さん「さぬき一番 一宮店(HP)」のことは、ながらく行きたいと思ってはいましたが場所は未確認。
事前に住所から調べると表通りからちょっと中に入ってるように見えました。
香川のうどん巡りじゃ、かなり有名店でも
「なんで、こんな分かりにくいトコで店やるねん?」
って、ことがあるんで侮れません。
三名町の交差点の手前にクルマで入れそうな道があれば、飛び込んでみようと思いながら交差点に近づきました。
すると、こっちが警戒心を持って捜したのがアホらしくなるほどあっさりと店を発見。
国道沿いにデカデカと看板が立ってて、それなりの台数が止められる駐車場にそのまま入れました。(^^;)
*うどんの茹で上がり時間を表示する「さぬき一番(以下さぬ一)」の看板。
高松中心部から下ってくる側には、こんな風に看板の横に茹で上がりまでの時間が表示されてました。
国道193号線って、なんべんも通ってるのに今まで店の存在が全然記憶に残ってなかったですわ。
まぁ国道沿いのごく真っ当な一般店ですから、怪しさ優先でうどん屋巡りやってるとツルッと見過ごしてたんでしょうねぇ。
この看板の写真だけチャチャッと撮ったら、さっそくお店の中へ。
席に着いたら、いくつかあったメニューをチェック。
するとありましたねぇ〜、我らが待ちこがれてた「ざるカレー」もちゃんと別メニューになってました。
冷めんなんかと一緒の1枚モンに載ってたんで、夏向けのメニューっていうくくりなんかもしれませね。
*さぬ一の「ざるカレー」のメニュー
うどんの写真の横に「中華麺は450円」って書いてあるでしょ?
ざるカレーのことをブログの色んな記事で読んでると、うどんだけやなくてこのラーメンにもかなり惹かれてたんです。
両方の麺を合い盛りにしてくれたら、ありがたいなぁなんて思ッてたんで、フェリーの中でishさんに相談してました。
「お代官さまは、やっぱりうどんをお頼みになりますか?」
「うむ、もちろんじゃ」
「わたくしめは、いやしいので中華麺にも目移りしてしまうのですが・・・」
「それならば、両方取って、分けて食べればよかろう」
ってな感じで、サクッと事前にオーダーが決定。
うどん巡りやないんで、1人で二つとも食べようかと思ってたんですが、サクッと”わけわけ”食いに乗って頂けるあたりさすがはお代官さま。
お店のヒトにはどちらがどれという指定ではなく
「ざるカレーのうどんと中華麺一つずつ」
とオーダー。
そして、忘れてはいけないのが、もう一つのお楽しみ。
*あと飯セットのメニュー
メインのうどんやらーめんにもモチロンそそられたんですが、個人的にはつけ汁をこのあと飯にかけてる絵にやられました。
うどんだけやったら、讃岐うどん巡りのコースに組むのも不可能ではないんですが、このあと飯までシバきたいから断念したんですわ。
繰り返しになりますが、ぜひ{^L^}さんの総まとめ記事で皆さんも刺激的な写真の数々をご覧下さい。
麺2種類に続いて、あと飯セットも2人前オーダー。
オーダーのあとで、ishさんの背中側に座ってる席のヒトが食べてるモノが目に入りました。
どんだけご飯が入るんやろうと思うほど平べったい器の丼モノと嵩の大きな丼鉢でうどんを食べてはりました。
正統派のうどん以外にも色んな変化球系のメニューがあるし、ご飯モンのセットにすりゃガッツリ食べ応えがあるええお店のようです。
私らみたいなヨソモンが香川に行く時は、距離と交通費の問題で少しでも数多く回ろうとしてしまうんでさぬ一の良さがなかなか体験出来ないんです。
地元のヒトの普段の食事どころでしっかり食べるってのはまずない選択ですからね。
そういう意味では今回のざるカレー&あと飯ってな食べ方が出来る地元のヒトが羨ましいですわ。
前編から始まって、ここまでぎょうさん文字を連ねてきました。
ここまで来て言うのもなんなんですが、一応確認しておきたいことがあります。
私は大阪でもうどんを毎日のように食べてるんですが、実はうどんについては原理主義者?なトコロがあります。
すぱげちーを食べる時は、正統派のトマトソース系以外の和風もありやし、中華も問題なし、カレー粉ぶち込むのもあり。
パスタ自体にキツイ個性はないんやから、何かけてもええやんって思えるんです。
ところがどうも「うどん」の場合はそう思えんのです。
明太子だとか、洋モンの味付け、その他の色んな創作うどんにはどうも違和感があるです。
焼きうどんは、正当派のうどん屋のメニューではないですが、大阪のソース文化の中でオッケー。
でも、カレーうどんでさえ、カレーライスのルーを掛けたようなヤツは全くNGで、うどんの出汁にカレー粉を入れたようなヤツだけが食べたいカレーうどん。
自分のテケトー料理で、エスニックっぽいスープにレタスや海老なんか入れたヤツうどんをぶち込んだことがあるのが唯一の創作系でしょうか・・・・。
そんな私なんで実は今回のざるカレー、普通やったら頼もうと思わんメニューなんです。(^^;)
私の「カレーうどん」の範疇からも外れてるし・・・。
それやのにねぇ、こんだけ食べたくなったんですわ。
うどんを食べるって意識や無いんです、まったく別の「ザ・ル・カ・レー」って料理って感じです。
日生に「かきおこ」を食べに行くみたないモンなわけです。
そういう意味では気分的に「讃岐うどん巡り」に行くんとは全然別でしたわ。
さて、お店でオーダーして、料理が出てくるのを待ってた時間分くらい文字が続いたでしょうか・・・・。
ぼつぼつ注文したもんがやってくる頃ですな。
*ついに実物に対面「ざるカレー」のつけ汁
カレーっていうと黄色ってイメージですが、これはかなり赤くて、けっこう辛そうなルックスですなあ。
見た目はカレーっぽくないですが、香りはけっこうしっかりしたカレー系でした。
このつけ汁は熱くもなく、冷たくもない温度です。
たっぷりの白ネギと、ショウガが見えます。
{^L^}さんの記事で見てる時は紅ショウガやと思ってたんですが、食べてみるとどうも甘酢ショウガのように感じました。
底の方には、挽肉が沈んでるから、しっかり麺を浸けて底からすくうように食べるのがええなんてことを予習してありました。
このつけ汁に続いて、意外でしたが「あと飯」が「先に」到着。
*先に到着した「あと飯」とつけじるのセット
麺がまだ届いてなかったんですが、ちょっとだけご飯に掛けて食べようかと思ってしまいました。
写真を撮ってるとほどなく麺も登場しました。
*間もなく登場した「ざるうどん」
見た目からしてなかなか美味しそうなうどんです。
*50円アップの「ざるラーメン」
この平たい中華そばもすごく気になってたんですよねぇ・・・・。
ラーメンも好きやけど、コストパフォーマンスの関係で外ではめったに食べませんし、特につけ麺は割高に感じて食べたことがありません。
でも、うどんより50円アップしても450円ってな安さやったら食べたくなりますわ。
私は気が急いてたんで、パチパチっとええ加減にネタ用の写真を撮ったんですが、お代官さまは愛用のカメラでじっくりと写真を撮ってはりました。
その前で、私はというと、箸を割るトコまでやって、それをいただきますの格好で親指と人差し指の間に挟んで待機。
待てって言われてうずうずしてるワンコ状態です。
お代官さまからの「ヨシッ」の声が掛かったら、さっそくうどんから。
って、普通のブログ屋さんやったらここでつけ汁から麺を引き上げたトコなんぞをパチリと行きはるんでしょうか・・・・。
私にはそんな余裕なんか全くなく、まずは箸でつまみ上げたうどんをつけ汁にどぼんと入れて、ぐるりと一回ししてからズルズル。
続いて中華麺のほうもズルズルやって、やっと一瞬意識が戻って
「けっこう甘みがしっかりしてるんや」
ってなことを思ったような気がします。
カレーの香りはしっかり効いてますが、辛さの方はほうは辛いモン好きには大したこと無し。
辛いモンとして食べた訳やないんで、まったく問題なし。
出汁を効かせたカレーうどんのつゆとも全く違うけど、インド料理のようなスパイスとも違いました。
何系とは分からんけど、たしかにカレー味。
白ネギが入ってるせいで、なんとなく中華っぽく感じはしたけど・・・・。
どんな味なんかよう表現しませんが、とにかくやっと食べられたモンはちゃんと旨かったです。
うどん屋さんで食べてて申し訳ないけど、つけだれが旨いから、うどん自体の印象が弱まるほどでした。
気になってた中華麺もなかなかよくて、気に入りました。
つけ汁がぬるいし、麺も冷えてるんで、どんどん食べ進められてしまうんです。
あちゅうまに麺を食べ終えたんですが、つけ汁はたっぷり余ってました。
そのままゴクゴク飲む訳には行かんので、これであと飯を頼まんヒトは汁を残すんでしょうかねぇ・・・。
そうやとするとえらいもったいない気ぃがします。
その点、私は安心でした。
なんせ麺より先にあと飯が来て、テーブルの上で待っとるんですから。
つけ汁がたっぷり余って、余計に安心感が出るくらいです。
これは個人的には炸醤麺ライスを食べる時と同じ気分ですわ。
もしかして、こっちの方が食べたかったんちゃうかというぐらい気になった「あと飯」をいよいよ実食です。
既にご覧頂いてるように、あと飯セットの器は、お皿で浅く凹んでるんで、慎重につけ汁を掛けてやりました。
*つけ汁全部をあと飯セットにぶっかけ
写真の方は、ご飯なんかが白飛びしてしまってますがお許しを。
つけ汁の時は分からんかったんですが、思ったよりたっぷりと挽肉が入ってました。
さっそく一口行ったんですが、うどんで旨かったんやから当然のようにご飯でも旨いですねぇ。
1/3ほどは玉子を崩さないようにカレーだれとご飯だけで食べました。
その後は、とろっとろの温泉玉子?を崩して混ぜ込みながら、マイルドになった味を楽しみました。
辛味やカレーの味をマイルドにする必要はないんですが、タマゴ好きとしては混じったヤツは別の美味しさがありました。
あと飯を食べ始めて、思ったんですが、つけ汁が熱々やとどんな雰囲気やろうなぁと考えてしまいました。
麺をつけて食べてる時は、コレはこういうもんやとして疑問なく食べてたんですが、ご飯にかけるとなぜか熱々を食べてみたくなりました。
熱々やと辛さやスパイスの風味なんかがもっと際だつんですかねぇ・・・・。
そんなことをishさんに伝えると
「あと飯の前にチンしてもうたらどうや?」
ってなことを仰ってましたが、本気でちょっと試してみたいもんです。
*ご飯とつけ汁の持ち帰りがあるから、家でならチン出来ますなぁ・・・。
あと飯セットが登場して来た時は、蒸し鶏とキューリが添えられてるのが、非常に見た目に豪華でした。
ただ、実際に食べてみると、つけ汁にたっぷりと挽肉が入ってるんで、蒸し鶏の存在感はかなり薄かったですわ。
150円っていう値段やからお店のサービスやと思えば申し訳ないくらいですが、私は鶏ナシの150円でもまったく文句ないですねぇ。
念願のモノを食べられて、食後はたいへん満ち足りた気分でした。
このざるカレーが近所で食べられるんやったらしょっちゅう行きたいところですが、うどん巡りの時でさえ組み込めないってのがツライとこですわ。
今やったらもうちょっと落ち着いて味わえると思うんで、すぐにでももっぺん食べたいんですが、次はいつになることでしょうねぇ・・・・。
念願のさぬ一のざるカレーを食べて大満足でしたが、腹具合はうどん巡り換算で3軒目を食べ終えたトコロって感じでした。
このまますんなり帰るのももったいないですわ。
もうちょっとネタは続くんですが、それはまた後日ということにして、この記事はここまでにしておきます。
ishさんとこの記事へリンクを張っておきますので、よければそちらもご覧下さい。
*foodish:”雑”食記:食べたくてしかたなかった!ざるカレーとあと飯〜さぬき一番・一宮店
上記記事にトラックバックさせて頂きました。
続編についてはリンク先からどうぞ。
*その3:「ざるカレー」以外にもうどんをちょっぴり
*朝イチの体重:57.4kg(昨日の夜はけっこう食べたけどええ数字)
「foodish:”雑”食記」のishさんと出かけたイベントですが、話の筋にちょっとでも関心のある方はぜひ前編に目を通してからこの記事をご覧下さい。
*前編:またしてもアホな日帰りドライブ
この記事こそは写真たっぷり、いらん文字は少なめで行こうとの決意で書きだしてみます。
フェリーが高松港に到着したのが12時40分頃でした。
フェリー乗り場の近くには前から気になってる「玉藻うどん(HP)」があって、ここはishさんも未訪とのことでした。
先にここをシバいてから本命に向かうっていうのも二人で検討しましたが、玉藻うどんのウリの一つは天ぷら。
濃ゆいモンを先に食べてしまったら本命の量が分からんだけに、不安やし、今回は「讃岐うどん巡り」ではなくあくまでも「ざるカレー」をシバくドライブ。
やっぱり初志貫徹でまず目的のお店に向かうことに。
フェリー乗り場から高松駅の方へ回って高松市街のど真ん中を通る、国道30号線〜国道11号線を通って、ひたすら南下。
高松道の下を通り過ぎて国道193号線をさらに真っ直ぐ。
1つ目の大きな交差点「鹿角町」を越えたら、目的の交差点である「三名町」に向かって警戒態勢。
向かううどん屋さん「さぬき一番 一宮店(HP)」のことは、ながらく行きたいと思ってはいましたが場所は未確認。
事前に住所から調べると表通りからちょっと中に入ってるように見えました。
香川のうどん巡りじゃ、かなり有名店でも
「なんで、こんな分かりにくいトコで店やるねん?」
って、ことがあるんで侮れません。
三名町の交差点の手前にクルマで入れそうな道があれば、飛び込んでみようと思いながら交差点に近づきました。
すると、こっちが警戒心を持って捜したのがアホらしくなるほどあっさりと店を発見。
国道沿いにデカデカと看板が立ってて、それなりの台数が止められる駐車場にそのまま入れました。(^^;)
*うどんの茹で上がり時間を表示する「さぬき一番(以下さぬ一)」の看板。
高松中心部から下ってくる側には、こんな風に看板の横に茹で上がりまでの時間が表示されてました。
国道193号線って、なんべんも通ってるのに今まで店の存在が全然記憶に残ってなかったですわ。
まぁ国道沿いのごく真っ当な一般店ですから、怪しさ優先でうどん屋巡りやってるとツルッと見過ごしてたんでしょうねぇ。
この看板の写真だけチャチャッと撮ったら、さっそくお店の中へ。
席に着いたら、いくつかあったメニューをチェック。
するとありましたねぇ〜、我らが待ちこがれてた「ざるカレー」もちゃんと別メニューになってました。
冷めんなんかと一緒の1枚モンに載ってたんで、夏向けのメニューっていうくくりなんかもしれませね。
*さぬ一の「ざるカレー」のメニュー
うどんの写真の横に「中華麺は450円」って書いてあるでしょ?
ざるカレーのことをブログの色んな記事で読んでると、うどんだけやなくてこのラーメンにもかなり惹かれてたんです。
両方の麺を合い盛りにしてくれたら、ありがたいなぁなんて思ッてたんで、フェリーの中でishさんに相談してました。
「お代官さまは、やっぱりうどんをお頼みになりますか?」
「うむ、もちろんじゃ」
「わたくしめは、いやしいので中華麺にも目移りしてしまうのですが・・・」
「それならば、両方取って、分けて食べればよかろう」
ってな感じで、サクッと事前にオーダーが決定。
うどん巡りやないんで、1人で二つとも食べようかと思ってたんですが、サクッと”わけわけ”食いに乗って頂けるあたりさすがはお代官さま。
お店のヒトにはどちらがどれという指定ではなく
「ざるカレーのうどんと中華麺一つずつ」
とオーダー。
そして、忘れてはいけないのが、もう一つのお楽しみ。
*あと飯セットのメニュー
メインのうどんやらーめんにもモチロンそそられたんですが、個人的にはつけ汁をこのあと飯にかけてる絵にやられました。
うどんだけやったら、讃岐うどん巡りのコースに組むのも不可能ではないんですが、このあと飯までシバきたいから断念したんですわ。
繰り返しになりますが、ぜひ{^L^}さんの総まとめ記事で皆さんも刺激的な写真の数々をご覧下さい。
麺2種類に続いて、あと飯セットも2人前オーダー。
オーダーのあとで、ishさんの背中側に座ってる席のヒトが食べてるモノが目に入りました。
どんだけご飯が入るんやろうと思うほど平べったい器の丼モノと嵩の大きな丼鉢でうどんを食べてはりました。
正統派のうどん以外にも色んな変化球系のメニューがあるし、ご飯モンのセットにすりゃガッツリ食べ応えがあるええお店のようです。
私らみたいなヨソモンが香川に行く時は、距離と交通費の問題で少しでも数多く回ろうとしてしまうんでさぬ一の良さがなかなか体験出来ないんです。
地元のヒトの普段の食事どころでしっかり食べるってのはまずない選択ですからね。
そういう意味では今回のざるカレー&あと飯ってな食べ方が出来る地元のヒトが羨ましいですわ。
前編から始まって、ここまでぎょうさん文字を連ねてきました。
ここまで来て言うのもなんなんですが、一応確認しておきたいことがあります。
私は大阪でもうどんを毎日のように食べてるんですが、実はうどんについては原理主義者?なトコロがあります。
すぱげちーを食べる時は、正統派のトマトソース系以外の和風もありやし、中華も問題なし、カレー粉ぶち込むのもあり。
パスタ自体にキツイ個性はないんやから、何かけてもええやんって思えるんです。
ところがどうも「うどん」の場合はそう思えんのです。
明太子だとか、洋モンの味付け、その他の色んな創作うどんにはどうも違和感があるです。
焼きうどんは、正当派のうどん屋のメニューではないですが、大阪のソース文化の中でオッケー。
でも、カレーうどんでさえ、カレーライスのルーを掛けたようなヤツは全くNGで、うどんの出汁にカレー粉を入れたようなヤツだけが食べたいカレーうどん。
自分のテケトー料理で、エスニックっぽいスープにレタスや海老なんか入れたヤツうどんをぶち込んだことがあるのが唯一の創作系でしょうか・・・・。
そんな私なんで実は今回のざるカレー、普通やったら頼もうと思わんメニューなんです。(^^;)
私の「カレーうどん」の範疇からも外れてるし・・・。
それやのにねぇ、こんだけ食べたくなったんですわ。
うどんを食べるって意識や無いんです、まったく別の「ザ・ル・カ・レー」って料理って感じです。
日生に「かきおこ」を食べに行くみたないモンなわけです。
そういう意味では気分的に「讃岐うどん巡り」に行くんとは全然別でしたわ。
さて、お店でオーダーして、料理が出てくるのを待ってた時間分くらい文字が続いたでしょうか・・・・。
ぼつぼつ注文したもんがやってくる頃ですな。
*ついに実物に対面「ざるカレー」のつけ汁
カレーっていうと黄色ってイメージですが、これはかなり赤くて、けっこう辛そうなルックスですなあ。
見た目はカレーっぽくないですが、香りはけっこうしっかりしたカレー系でした。
このつけ汁は熱くもなく、冷たくもない温度です。
たっぷりの白ネギと、ショウガが見えます。
{^L^}さんの記事で見てる時は紅ショウガやと思ってたんですが、食べてみるとどうも甘酢ショウガのように感じました。
底の方には、挽肉が沈んでるから、しっかり麺を浸けて底からすくうように食べるのがええなんてことを予習してありました。
このつけ汁に続いて、意外でしたが「あと飯」が「先に」到着。
*先に到着した「あと飯」とつけじるのセット
麺がまだ届いてなかったんですが、ちょっとだけご飯に掛けて食べようかと思ってしまいました。
写真を撮ってるとほどなく麺も登場しました。
*間もなく登場した「ざるうどん」
見た目からしてなかなか美味しそうなうどんです。
*50円アップの「ざるラーメン」
この平たい中華そばもすごく気になってたんですよねぇ・・・・。
ラーメンも好きやけど、コストパフォーマンスの関係で外ではめったに食べませんし、特につけ麺は割高に感じて食べたことがありません。
でも、うどんより50円アップしても450円ってな安さやったら食べたくなりますわ。
私は気が急いてたんで、パチパチっとええ加減にネタ用の写真を撮ったんですが、お代官さまは愛用のカメラでじっくりと写真を撮ってはりました。
その前で、私はというと、箸を割るトコまでやって、それをいただきますの格好で親指と人差し指の間に挟んで待機。
待てって言われてうずうずしてるワンコ状態です。
お代官さまからの「ヨシッ」の声が掛かったら、さっそくうどんから。
って、普通のブログ屋さんやったらここでつけ汁から麺を引き上げたトコなんぞをパチリと行きはるんでしょうか・・・・。
私にはそんな余裕なんか全くなく、まずは箸でつまみ上げたうどんをつけ汁にどぼんと入れて、ぐるりと一回ししてからズルズル。
続いて中華麺のほうもズルズルやって、やっと一瞬意識が戻って
「けっこう甘みがしっかりしてるんや」
ってなことを思ったような気がします。
カレーの香りはしっかり効いてますが、辛さの方はほうは辛いモン好きには大したこと無し。
辛いモンとして食べた訳やないんで、まったく問題なし。
出汁を効かせたカレーうどんのつゆとも全く違うけど、インド料理のようなスパイスとも違いました。
何系とは分からんけど、たしかにカレー味。
白ネギが入ってるせいで、なんとなく中華っぽく感じはしたけど・・・・。
どんな味なんかよう表現しませんが、とにかくやっと食べられたモンはちゃんと旨かったです。
うどん屋さんで食べてて申し訳ないけど、つけだれが旨いから、うどん自体の印象が弱まるほどでした。
気になってた中華麺もなかなかよくて、気に入りました。
つけ汁がぬるいし、麺も冷えてるんで、どんどん食べ進められてしまうんです。
あちゅうまに麺を食べ終えたんですが、つけ汁はたっぷり余ってました。
そのままゴクゴク飲む訳には行かんので、これであと飯を頼まんヒトは汁を残すんでしょうかねぇ・・・。
そうやとするとえらいもったいない気ぃがします。
その点、私は安心でした。
なんせ麺より先にあと飯が来て、テーブルの上で待っとるんですから。
つけ汁がたっぷり余って、余計に安心感が出るくらいです。
これは個人的には炸醤麺ライスを食べる時と同じ気分ですわ。
もしかして、こっちの方が食べたかったんちゃうかというぐらい気になった「あと飯」をいよいよ実食です。
既にご覧頂いてるように、あと飯セットの器は、お皿で浅く凹んでるんで、慎重につけ汁を掛けてやりました。
*つけ汁全部をあと飯セットにぶっかけ
写真の方は、ご飯なんかが白飛びしてしまってますがお許しを。
つけ汁の時は分からんかったんですが、思ったよりたっぷりと挽肉が入ってました。
さっそく一口行ったんですが、うどんで旨かったんやから当然のようにご飯でも旨いですねぇ。
1/3ほどは玉子を崩さないようにカレーだれとご飯だけで食べました。
その後は、とろっとろの温泉玉子?を崩して混ぜ込みながら、マイルドになった味を楽しみました。
辛味やカレーの味をマイルドにする必要はないんですが、タマゴ好きとしては混じったヤツは別の美味しさがありました。
あと飯を食べ始めて、思ったんですが、つけ汁が熱々やとどんな雰囲気やろうなぁと考えてしまいました。
麺をつけて食べてる時は、コレはこういうもんやとして疑問なく食べてたんですが、ご飯にかけるとなぜか熱々を食べてみたくなりました。
熱々やと辛さやスパイスの風味なんかがもっと際だつんですかねぇ・・・・。
そんなことをishさんに伝えると
「あと飯の前にチンしてもうたらどうや?」
ってなことを仰ってましたが、本気でちょっと試してみたいもんです。
*ご飯とつけ汁の持ち帰りがあるから、家でならチン出来ますなぁ・・・。
あと飯セットが登場して来た時は、蒸し鶏とキューリが添えられてるのが、非常に見た目に豪華でした。
ただ、実際に食べてみると、つけ汁にたっぷりと挽肉が入ってるんで、蒸し鶏の存在感はかなり薄かったですわ。
150円っていう値段やからお店のサービスやと思えば申し訳ないくらいですが、私は鶏ナシの150円でもまったく文句ないですねぇ。
念願のモノを食べられて、食後はたいへん満ち足りた気分でした。
このざるカレーが近所で食べられるんやったらしょっちゅう行きたいところですが、うどん巡りの時でさえ組み込めないってのがツライとこですわ。
今やったらもうちょっと落ち着いて味わえると思うんで、すぐにでももっぺん食べたいんですが、次はいつになることでしょうねぇ・・・・。
念願のさぬ一のざるカレーを食べて大満足でしたが、腹具合はうどん巡り換算で3軒目を食べ終えたトコロって感じでした。
このまますんなり帰るのももったいないですわ。
もうちょっとネタは続くんですが、それはまた後日ということにして、この記事はここまでにしておきます。
ishさんとこの記事へリンクを張っておきますので、よければそちらもご覧下さい。
*foodish:”雑”食記:食べたくてしかたなかった!ざるカレーとあと飯〜さぬき一番・一宮店
上記記事にトラックバックさせて頂きました。
続編についてはリンク先からどうぞ。
*その3:「ざるカレー」以外にもうどんをちょっぴり
*朝イチの体重:57.4kg(昨日の夜はけっこう食べたけどええ数字)
2010年09月21日
またしてもアホな日帰りドライブ
先日、「ざるカレー」を食べるためだけに香川まで出かけたドライブについてご紹介します。
今回の企画は真夏のええかげんドライブの道中で「foodish:”雑”食記」のishさんがえらく行きたがってはったことから実現しました。
日本海側をうろうろやってるのに、寄り道さきとしてなんべんも「ざるカレー」、「ざるカレー」を連呼しはるんですわ。
なんぼお代官さまのご希望でも、さすがに日本海沿いから瀬戸内海を越えるのはねぇ・・・・。
クルマを転がしだしたら、どこまでも走り続けるようなアホの横で何回もつぶやいてたら、いつかホンマに行きよるかもって思ってはったんでしょうか・・・・。
さすがに悪代官さまもストレートに
「おい、えて吉、次はざるカレー行くぞ!!」
とは言えんかったんでしょう・・・・。
「1人で青春18切符使こうて行こうかと思うんや」
なーんて、ことを横で言いはるんですわ。
そんな暗示にキッチリはめられて、今回の企画に真剣になったんですが・・・・。
な〜んて書くとお代官さまの無理強い強い希望だけで私が運転手させられたような絵図になりますわねぇ。
実は私もお代官さま同様、しばらく前から見てる香川のうどん食いのプロみたいな方のブログで「ざるカレー」については刺激を受け続けてたんです。
*「{^L^} が食べたもん」
「さぬき一番 一宮店(以下、略称「さぬ一」)」で、{^L^}さんの思いつきから 夏の始まりあたりにざるかれーの開発がスタート。
その後、お店の方にアドバイスをしつつ改良、微調整を加えて行くのを読ませて貰ってると、どんどん食べたくなってたんです。
またこちらもしばらく前から読ませて貰ってる「うさぎうどん」にもざるカレーの記事が登場。
{^L^}さんところでアップされた、極め付きというべき、総まとめの記事まで読んでしまいますともう完全に洗脳されました。
どんな味かもまったく想像出来んまま、ぴょんこさんみたいに自分で中華っぽいカレー味のつけ汁を作ったりもしたほどです。
麺に加えてそのあとで〆に食べるご飯も魅力的なだけに、1軒だけでかなりお腹が膨らむのは確実。
何軒も回る、いつもの「讃岐うどん巡り」のコースに組み込むのは無理。
そうなるとほぼざるカレーを食べためだけに海を渡ることになります。
誰かとうどん巡りに行く時は、往復の全行程で高速を使うんですが、1軒だけやとさすがに交通費がもったいなぁという罪悪感がありました。
自分も食べたいと思ってた上に、もうすぐ屋根無し車のえて吉号が来ると思うとドライブ先にもええなぁとは思いました。
その後、色々考えた末に、
・新しく来るロードスターを運転するための目的地やと考える
・ドライブが目的やから、高速は原則使わず、地道とフェリーで節約
・オープンカーに乗る以上、出来る限り屋根は開けっ放し
ってな、言い訳と節約策を使うんやったら、ええんやないかと。
時間がかなり掛かる上に、炎天下の屋根なしというムチャな条件でしたが、サクッと乗ってきてくれはるのがお代官さまのスゴイところ。
こんなアホにおつきあいいただいてばかりなだけに、お代官さまの口から出る無理難題ご希望に逆らえんのですよねぇ・・・・。
なので結果的には、ishさんのお誘いを口実に私がアホなドライブをやっただけって感じですね。
当初は9月に入ってすぐ行く予定やったんですが、ギリギリで屋根無し車が届かず、ishさんのお休みの日を空けて貰ってたんですが、一旦キャンセル。
その後、9月下旬で日程を詰めたんですが、今度はishさんの仕事がややこしくなりそうに。
再調整をやり始めると17日はどうやって?ことになり、元々入ってた身内の用事をなんとかナシにして貰えたんで、急遽14日に決行が17日と決まりました。
14日の奈良の十津川村から和歌山の新宮に抜けて帰るっていうバカげたハードさのドライブ中に、3日後のロングドライブが入るってのは、かなりムチャでしたね。
前日だったかにishさんには出来たらキャップ系のかぶりもんがある方が日焼け対策になりますよーとお伝えしてありました。
当日は5時半に家を出発。
いつもは到着予定時刻に余裕を持って、出発時刻を決めても、その時刻の前に出るのがパターン。
でも、今回は体力的にもキツイから出発時刻を固めに決めて、その時刻ジャストに出発。
そうすると読みは外れてなかったんですが、途中でかなりギリギリになりそうだと分かりちょっと焦ってしまいました。
待ち合わせ時刻のすくなくとも15分位前が自分にとって安心出来る到着時刻なんですが7時の待ち合わせに対して着いたのが6時48分。
久しぶりに「遅れるんちゃうか」とビビリながらの運転になりました。
遅刻恐怖症なんで、次からはもうちょっと余裕を持って出たいもんです。
ishさんが来られて、走るルートを確認したりして出発したのが7時10分でした。
ルートの確認っていうても、
「とりあえず、国道2号線で西へ行きますわ」
「ほんで国道250号が始まったらそっちを走ります」
「あとは、適当に走ったら着くでしょう」
って、程度のええかげんさです。
明石を超えて国道250号線には入ったんですが、予定ではそのままずっと岡山まで走るつもりでした。
ところが、なーんも考えんと走ってたら、いつのまにか国道2号線のバイパス(姫路バイパス?)に入ってしまいました。
250号線に戻ってもよかったんですが、まぁバイパスでもええやろうってことで、そのままてけとーに西進。
しばらくして岡山に入りましたが、何度か使ってるとはいえ、宇野港の位置はすんごくあやふやのまま。
備前市あたりでコンビニ寄って、飲み物の補給とトイレ休憩。
その時にチラッと道路地図を確認したら、とりあえず通り過ぎてはおらん、このまま真っ直ぐ走って国道30号線が出たらそれを左折したら宇野へ行けそうやと判明。
また走り出して、2号線を転がしてると、宇野港コッチって言う標識を発見。
予定してた国道ではなかったんですが、「標識が嘘をつくことはないやろう」と左折。
ルートについては前回のドライブ同様、ほんまにええかげんでしたわ。
ええかげんやけど、フェリーのターミナルみたいに分かりやすい目的地やとサクッと到着。
11時15分に宇野港の駐車場にクルマを止めました。
宇野から高松は約1時間の航路ですが、「宇高国道フェリー」のフェリー代は2700円と格安。
これで運転手だけやなくて、同乗者全員が無料とはなかなかのコストパフォーマンスやないでしょうか。
明石と淡路島を結ぶ「たこフェリー」もけっこう安いイメージですが、あっちは20分の所要時間なんですよね。
1時間もちょっとした船旅気分が味わえて、2700円やったらなかなかのもんです。
次の便は11時40分の出航やったんで、こぢんまりしたフェリーのターミナルで休憩。
携帯からアップしましたが、ここでは珍しく「アイス最中」なんてモンを食べてみました。
ターミナルにうどんもあって、けっこう腹が減りだしてたんですが、アイスにしはったishさんを真似てみました。
たしか158円でちょっとお高めやったけど、濃厚なミルク味で旨かったですわ。
ここまで運転して軽く疲れた体に甘みがヒジョーに旨くて、アイスを食べるのは久々でしたがええチョイスでした。
船倉にクルマを止めたら、すぐ上の船室へ。
1時間の船旅ですが、まず最初にやることを決めてました。
フェリーターミナルでアイスにしといたのは、この予定があったからです。(^^)
*食べることに意義あり「宇高国道フェリーのうどん」
船内の売店で売ってたうどんは1種類だけでした。
なんとかうどんって名前は付いてましたが、1杯350円で天かすとネギ、かまぼこ1枚以外にカツオ節が乗ってるだけです。
作ってるところを見ると、麺は冷凍うどんでした。
味は正確に言えば、チープなサービスエリアのうどんってトコでしょうか。
でも、船の中で食べるもんとしては、あんまり主張のない感じがよう合うてましたわ。
船旅の気分にちょうどええって意味で、美味しく頂けました。
うどん関係で香川の人の思い出なんかを読むと、よく宇高連絡船の甲板で食べたうどんが旨かったってな話が出て来ます。
本土と四国に橋が架かってなかった時代、香川の人はフェリーに乗ってうどんをすすると地元に戻ってきたと感じたんだとか。
その当時の様子は分かりませんし、甲板で食べたってことは、このフェリーのうどんとは全く別物なんでしょう。
ホンマモンの「連絡船うどん」はもう食べられへんけど、いっぺんフェリーでうどんをシバいたろうと思ってたんです。
そういう意味では、高松道の津田の松原SAのうどん屋同様、私にとっては「食べることに意義のある」うどんでした。
ちなみに連絡船うどんの流れをくむうどん屋が高松駅の構内にあって、そのままの店名でやったはります。
まだ食べたことないですが、味よりシュチエーション優先ってことで、私には今回のうどんの方が優先度が上でした。
*いつか駅のうどんもシバきたいですけどね。
うどんを食べ終わったら、新聞を読んだり、クーラーの寒さを逃れて、甲板から景色を眺めたり。
ちょっとの間、ノンビリしたら高松港に入港となりました。
やっとネタ的にはメインの話題に入るトコロですが、昨日のグルコバの疲れもあって、限界なので一旦マクラで切らせてください。
明日以降の本編はササッと話を進めるようにしますんで、どうかご容赦を。
続編を書きましたので、リンクを張っておきます
*その2:これがドライブの目的ッ!!「さぬ一」のざるカレー
*その3:「ざるカレー」以外にもうどんをちょっぴり
*朝イチの体重:57.4kg(グルコバ明けやけど、優秀な数字)
今回の企画は真夏のええかげんドライブの道中で「foodish:”雑”食記」のishさんがえらく行きたがってはったことから実現しました。
日本海側をうろうろやってるのに、寄り道さきとしてなんべんも「ざるカレー」、「ざるカレー」を連呼しはるんですわ。
なんぼお代官さまのご希望でも、さすがに日本海沿いから瀬戸内海を越えるのはねぇ・・・・。
クルマを転がしだしたら、どこまでも走り続けるようなアホの横で何回もつぶやいてたら、いつかホンマに行きよるかもって思ってはったんでしょうか・・・・。
さすがに悪代官さまもストレートに
「おい、えて吉、次はざるカレー行くぞ!!」
とは言えんかったんでしょう・・・・。
「1人で青春18切符使こうて行こうかと思うんや」
なーんて、ことを横で言いはるんですわ。
そんな暗示にキッチリはめられて、今回の企画に真剣になったんですが・・・・。
な〜んて書くとお代官さまの
実は私もお代官さま同様、しばらく前から見てる香川のうどん食いのプロみたいな方のブログで「ざるカレー」については刺激を受け続けてたんです。
*「{^L^} が食べたもん」
「さぬき一番 一宮店(以下、略称「さぬ一」)」で、{^L^}さんの思いつきから 夏の始まりあたりにざるかれーの開発がスタート。
その後、お店の方にアドバイスをしつつ改良、微調整を加えて行くのを読ませて貰ってると、どんどん食べたくなってたんです。
またこちらもしばらく前から読ませて貰ってる「うさぎうどん」にもざるカレーの記事が登場。
{^L^}さんところでアップされた、極め付きというべき、総まとめの記事まで読んでしまいますともう完全に洗脳されました。
どんな味かもまったく想像出来んまま、ぴょんこさんみたいに自分で中華っぽいカレー味のつけ汁を作ったりもしたほどです。
麺に加えてそのあとで〆に食べるご飯も魅力的なだけに、1軒だけでかなりお腹が膨らむのは確実。
何軒も回る、いつもの「讃岐うどん巡り」のコースに組み込むのは無理。
そうなるとほぼざるカレーを食べためだけに海を渡ることになります。
誰かとうどん巡りに行く時は、往復の全行程で高速を使うんですが、1軒だけやとさすがに交通費がもったいなぁという罪悪感がありました。
自分も食べたいと思ってた上に、もうすぐ屋根無し車のえて吉号が来ると思うとドライブ先にもええなぁとは思いました。
その後、色々考えた末に、
・新しく来るロードスターを運転するための目的地やと考える
・ドライブが目的やから、高速は原則使わず、地道とフェリーで節約
・オープンカーに乗る以上、出来る限り屋根は開けっ放し
ってな、言い訳と節約策を使うんやったら、ええんやないかと。
時間がかなり掛かる上に、炎天下の屋根なしというムチャな条件でしたが、サクッと乗ってきてくれはるのがお代官さまのスゴイところ。
こんなアホにおつきあいいただいてばかりなだけに、お代官さまの口から出る
なので結果的には、ishさんのお誘いを口実に私がアホなドライブをやっただけって感じですね。
当初は9月に入ってすぐ行く予定やったんですが、ギリギリで屋根無し車が届かず、ishさんのお休みの日を空けて貰ってたんですが、一旦キャンセル。
その後、9月下旬で日程を詰めたんですが、今度はishさんの仕事がややこしくなりそうに。
再調整をやり始めると17日はどうやって?ことになり、元々入ってた身内の用事をなんとかナシにして貰えたんで、急遽14日に決行が17日と決まりました。
14日の奈良の十津川村から和歌山の新宮に抜けて帰るっていうバカげたハードさのドライブ中に、3日後のロングドライブが入るってのは、かなりムチャでしたね。
前日だったかにishさんには出来たらキャップ系のかぶりもんがある方が日焼け対策になりますよーとお伝えしてありました。
当日は5時半に家を出発。
いつもは到着予定時刻に余裕を持って、出発時刻を決めても、その時刻の前に出るのがパターン。
でも、今回は体力的にもキツイから出発時刻を固めに決めて、その時刻ジャストに出発。
そうすると読みは外れてなかったんですが、途中でかなりギリギリになりそうだと分かりちょっと焦ってしまいました。
待ち合わせ時刻のすくなくとも15分位前が自分にとって安心出来る到着時刻なんですが7時の待ち合わせに対して着いたのが6時48分。
久しぶりに「遅れるんちゃうか」とビビリながらの運転になりました。
遅刻恐怖症なんで、次からはもうちょっと余裕を持って出たいもんです。
ishさんが来られて、走るルートを確認したりして出発したのが7時10分でした。
ルートの確認っていうても、
「とりあえず、国道2号線で西へ行きますわ」
「ほんで国道250号が始まったらそっちを走ります」
「あとは、適当に走ったら着くでしょう」
って、程度のええかげんさです。
明石を超えて国道250号線には入ったんですが、予定ではそのままずっと岡山まで走るつもりでした。
ところが、なーんも考えんと走ってたら、いつのまにか国道2号線のバイパス(姫路バイパス?)に入ってしまいました。
250号線に戻ってもよかったんですが、まぁバイパスでもええやろうってことで、そのままてけとーに西進。
しばらくして岡山に入りましたが、何度か使ってるとはいえ、宇野港の位置はすんごくあやふやのまま。
備前市あたりでコンビニ寄って、飲み物の補給とトイレ休憩。
その時にチラッと道路地図を確認したら、とりあえず通り過ぎてはおらん、このまま真っ直ぐ走って国道30号線が出たらそれを左折したら宇野へ行けそうやと判明。
また走り出して、2号線を転がしてると、宇野港コッチって言う標識を発見。
予定してた国道ではなかったんですが、「標識が嘘をつくことはないやろう」と左折。
ルートについては前回のドライブ同様、ほんまにええかげんでしたわ。
ええかげんやけど、フェリーのターミナルみたいに分かりやすい目的地やとサクッと到着。
11時15分に宇野港の駐車場にクルマを止めました。
宇野から高松は約1時間の航路ですが、「宇高国道フェリー」のフェリー代は2700円と格安。
これで運転手だけやなくて、同乗者全員が無料とはなかなかのコストパフォーマンスやないでしょうか。
明石と淡路島を結ぶ「たこフェリー」もけっこう安いイメージですが、あっちは20分の所要時間なんですよね。
1時間もちょっとした船旅気分が味わえて、2700円やったらなかなかのもんです。
次の便は11時40分の出航やったんで、こぢんまりしたフェリーのターミナルで休憩。
携帯からアップしましたが、ここでは珍しく「アイス最中」なんてモンを食べてみました。
ターミナルにうどんもあって、けっこう腹が減りだしてたんですが、アイスにしはったishさんを真似てみました。
たしか158円でちょっとお高めやったけど、濃厚なミルク味で旨かったですわ。
ここまで運転して軽く疲れた体に甘みがヒジョーに旨くて、アイスを食べるのは久々でしたがええチョイスでした。
船倉にクルマを止めたら、すぐ上の船室へ。
1時間の船旅ですが、まず最初にやることを決めてました。
フェリーターミナルでアイスにしといたのは、この予定があったからです。(^^)
*食べることに意義あり「宇高国道フェリーのうどん」
船内の売店で売ってたうどんは1種類だけでした。
なんとかうどんって名前は付いてましたが、1杯350円で天かすとネギ、かまぼこ1枚以外にカツオ節が乗ってるだけです。
作ってるところを見ると、麺は冷凍うどんでした。
味は正確に言えば、チープなサービスエリアのうどんってトコでしょうか。
でも、船の中で食べるもんとしては、あんまり主張のない感じがよう合うてましたわ。
船旅の気分にちょうどええって意味で、美味しく頂けました。
うどん関係で香川の人の思い出なんかを読むと、よく宇高連絡船の甲板で食べたうどんが旨かったってな話が出て来ます。
本土と四国に橋が架かってなかった時代、香川の人はフェリーに乗ってうどんをすすると地元に戻ってきたと感じたんだとか。
その当時の様子は分かりませんし、甲板で食べたってことは、このフェリーのうどんとは全く別物なんでしょう。
ホンマモンの「連絡船うどん」はもう食べられへんけど、いっぺんフェリーでうどんをシバいたろうと思ってたんです。
そういう意味では、高松道の津田の松原SAのうどん屋同様、私にとっては「食べることに意義のある」うどんでした。
ちなみに連絡船うどんの流れをくむうどん屋が高松駅の構内にあって、そのままの店名でやったはります。
まだ食べたことないですが、味よりシュチエーション優先ってことで、私には今回のうどんの方が優先度が上でした。
*いつか駅のうどんもシバきたいですけどね。
うどんを食べ終わったら、新聞を読んだり、クーラーの寒さを逃れて、甲板から景色を眺めたり。
ちょっとの間、ノンビリしたら高松港に入港となりました。
やっとネタ的にはメインの話題に入るトコロですが、昨日のグルコバの疲れもあって、限界なので一旦マクラで切らせてください。
明日以降の本編はササッと話を進めるようにしますんで、どうかご容赦を。
続編を書きましたので、リンクを張っておきます
*その2:これがドライブの目的ッ!!「さぬ一」のざるカレー
*その3:「ざるカレー」以外にもうどんをちょっぴり
*朝イチの体重:57.4kg(グルコバ明けやけど、優秀な数字)
2010年09月06日
東京からおいでのfuyongさんと奈良のお寺巡り
先週の金曜日(9/3)に出かけた奈良でのお寺巡りについてサラッと書いておきます。
ちなみに1枚も写真を撮ってないので、文字オンリーです。
写真だけご覧になりたいって方は、遠慮無くこの記事は無視して他の記事のアップをお待ち下さい。
関西へ旅行で来られるので、会おうと声を掛けてくれはったのはもう何年も前からコメントを頂いているfuyong(フーヨン)さん。
後でお聞きすると前のブログのホッピーに関係した記事が初めてのコメントとのこと。
ということは、もう軽く4年以上にわたって私のダラダラ生活を把握されてると言うことですねぇ・・・・。
もちろん4年以上にわたってうちの記事を読んでいただいてるありがたいお方です。(^^;)
中国に留学されていたようで、時々頂く料理関係、特に中華周りは短いコメントでもかなりお詳しい様子が伝わってきました。
そんなfuyongさんからは今年に入ってラグマンって言う羊料理を頂き、その後に厚かましくも茴香餃子まで頂いてしまいました。
私は見ず知らずの方とのオフ会とかにはあんまり興味がないんで、お会いするとしても長らく互いのブログを読んだり読まれたりしてる方がほとんど。
fuyongさんはブログをされてませんが、コメントでの長いやりとりに加えて、今年はお料理という素晴らしいメッセージ?を頂き、チャンスがあればお会いしたいたと思ってたんです。
そんなfuyongさんから休暇で関西に行くというご連絡を頂き、
「もしよければ、運転手をさせて下さい」
と、ご返事させて頂きました。
その後のやり取りでは、関西圏なら日本海から和歌山の先、伊勢なんかの三重までどこでも行けますよーってなことをお伝えしました。
朝に東京を発って、午前中に大阪に着かれる初日はご希望もあって、近場の奈良でお寺巡り、そして丸々一日行動出来る2日目に希望されたのが本場香川でのうどん巡り。
奈良のお寺巡りはごく普通に思いましたが、こちらからのメールにちょろっと書いておいたにせよ、うどん巡りが飛び出したのは意外で軽く驚きました。
うちのブログでうどん巡りの記事をご覧になって食欲が刺激されてはったのかもしれませんね。
まずはこの記事ではお寺巡りについてメモしておきます。
当日は9時半頃に新大阪駅に到着されると言うことで、私は8時前に家を出発。
待ち合わせの1時間ほど前にはサクッと到着。
ちょっと早かったんですが、平日の1号線がどの程度混むか分からず、万が一で焦るのがイヤやったんでかなり早めに出ときました。
時間に余裕があったんで、1階の(イスはあるけど)立ち食い系のうどん屋で昆布うどん。
*うどんの麺はかなりヘボかったけど、うどんには寛大なんで文句なし。(^^)
予定の便より1本早く着かれたようで、もうすぐ着くなぁと思ってるトコに聞いてた服装の方が現われてビックリ。
新大阪から南森町に戻って、阪神高速に乗り、西名阪で法隆寺へ。
学生時代に何日間か法隆寺の勉強会?に参加されたそうで、かなり法隆寺のことにお詳しくてビックリ。
じっくりとお寺のなかを見て回り、続いてすぐ近くの法輪寺と法紀寺へ。
法輪寺はこぢんまりして、観光客も少なくええ感じでした。
法紀寺の方は、一度山門を通り過ぎてしまい、もう一度引き返したんですが、駐車場が見あたらず
「私は前に車を置いて中で待ってますからどうぞ」
と、お伝えしたんですが、法輪寺の方が優先でそちらに行けたからもういいと仰ったのでパス。
続いて以前、fuyongさんが海外からのお客さんを案内したことがあるという唐招提寺へ。
ここは緑が多くて日陰にはいるとかなり爽やかで、気持ちよかったですねぇ。
これで狙ってたところは回ったとのことでしたが、時間が早かったので、もし良かったらもっとどうぞをオススメしました。
希望されたお寺「飛鳥寺」までの距離が分からんってことでしたが、確認してみると明日香村の方で、大した距離でもないので行ってみることに。
唐招提寺から国道24号線に戻って、南へ向かいました。
24号線には今やってる「平城遷都1300年祭」の幟が立ってました。
ほかにいかにも今回のイベントに合わせて付けたような道路標識も。
正確な表示は忘れましたが、「明日香」とかの目的地あたりの地名へ案内がありました。
私は京都よりずっと奈良の方が好きなんですが、奈良のお寺などへの案内表示についてはあんまり信頼してないんです。
今回もちゃんと周辺まで導いてくれるか信用してなかったんですが、地図もナビもナシで土地鑑のない人が標識だけを頼りに迎えるようになってなかったですわ。
保護するとかいうてワヤにしたからって、遺跡をバラバラにしてしまった高松塚古墳などは近くまで行けば表示がありました。
飛鳥寺は日本最古の「飛鳥大仏」ってのがあって、奈良のガイドには必ず載るらしいんで、そんなに必死で地図を見ることなく周辺へ。
国道から曲がるトコぐらい出てると思ったんですが、全く見あたらず。
飛鳥寺へ行くのは最後はナビを見てても難儀しました。
周りには色んな歴史的な見所があるにしても、奈良県(明日香村?)はもうちょっと標識を充実させて欲しいモンです。
細い村中の道に、茶色地に薄茶色の文字で「飛鳥寺」は右って書いてあっても、見えへんと思いますしねぇ・・・。
なんとかお寺を発見して拝観することにして、日本最古の大仏さんを拝んでるとお寺の方が説明をしてくれました。
最初は金箔が貼ってあった大仏さんやけど、火災におうて金は溶けたと。
で、建物も焼け落ちてかなりの期間、野外で雨風にさらされたこともあるとか。
説明の中で印象に残ったのは
「この仏さまは1400年間動くことなく、同じ場所に座ってはる」
「ずっとこの地で物事を見てきはった」
ってな雰囲気のことを言うてはったところ。
大昔のこの辺がどうやったかは想像も出来んけど、大仏さんがぽつんと野天に座ってはるとこを想像するとなかなか興味深かったですわ。
聖徳太子にも直に会うてはるってなことも、説明に出て来て
もし、仏さんに聖徳太子のことを質問したら
「あの男は、こんなヤツやったで」
とか、
「ぎょうさんの人に拝まれてるからなぁ、どんな顔やったやろ」
ってなことを大仏さんが言いはるのを想像してしまいました。
説明の後、お寺の人は
「写真撮影してもいいですよ。どうぞご自由に」
って言うてはったのには驚きました。
説明してくれた人のおかげで、なんかこのお寺と大仏さんの雰囲気が妙に緩くなり親しみが湧きました
日差しが非常に厳しくfuyongさんが疲れへんかは気になりつつも、一緒にお寺を回らせて貰い私も個人的に楽しかったです。
昼ご飯については、どういう巡り方になるか分からず、法隆寺周りでカフェだの野菜中心のバイキングだの3軒ほどチェックしおいただけでした。
fuyongさんにお聞きすると、今年の夏は今までにない夏バテで、なかなか食欲が湧かないと。
移動中の国道沿いで食べられそうなモノがあれば入ろうということにして、結局は唐招提寺から飛鳥寺に向かう途中でがんこ寿司に入って軽いランチを食べて貰いました。
夜は野菜ジュース程度でいいとおっしゃるので、飛鳥寺を拝観したら江坂のお宿にお送りすることに。
次の日にうどん巡りが大丈夫か心配でしたが、お昼にけっこう食べられたのことだったので一応決行する予定でその日は別れました。
翌日のうどん巡りへ続きます。
*朝イチの体重:57.6kg(そんなに余裕はないけど、まずまずの数字かな。)
ちなみに1枚も写真を撮ってないので、文字オンリーです。
写真だけご覧になりたいって方は、遠慮無くこの記事は無視して他の記事のアップをお待ち下さい。
関西へ旅行で来られるので、会おうと声を掛けてくれはったのはもう何年も前からコメントを頂いているfuyong(フーヨン)さん。
後でお聞きすると前のブログのホッピーに関係した記事が初めてのコメントとのこと。
ということは、もう軽く4年以上にわたって私のダラダラ生活を把握されてると言うことですねぇ・・・・。
もちろん4年以上にわたってうちの記事を読んでいただいてるありがたいお方です。(^^;)
中国に留学されていたようで、時々頂く料理関係、特に中華周りは短いコメントでもかなりお詳しい様子が伝わってきました。
そんなfuyongさんからは今年に入ってラグマンって言う羊料理を頂き、その後に厚かましくも茴香餃子まで頂いてしまいました。
私は見ず知らずの方とのオフ会とかにはあんまり興味がないんで、お会いするとしても長らく互いのブログを読んだり読まれたりしてる方がほとんど。
fuyongさんはブログをされてませんが、コメントでの長いやりとりに加えて、今年はお料理という素晴らしいメッセージ?を頂き、チャンスがあればお会いしたいたと思ってたんです。
そんなfuyongさんから休暇で関西に行くというご連絡を頂き、
「もしよければ、運転手をさせて下さい」
と、ご返事させて頂きました。
その後のやり取りでは、関西圏なら日本海から和歌山の先、伊勢なんかの三重までどこでも行けますよーってなことをお伝えしました。
朝に東京を発って、午前中に大阪に着かれる初日はご希望もあって、近場の奈良でお寺巡り、そして丸々一日行動出来る2日目に希望されたのが本場香川でのうどん巡り。
奈良のお寺巡りはごく普通に思いましたが、こちらからのメールにちょろっと書いておいたにせよ、うどん巡りが飛び出したのは意外で軽く驚きました。
うちのブログでうどん巡りの記事をご覧になって食欲が刺激されてはったのかもしれませんね。
まずはこの記事ではお寺巡りについてメモしておきます。
当日は9時半頃に新大阪駅に到着されると言うことで、私は8時前に家を出発。
待ち合わせの1時間ほど前にはサクッと到着。
ちょっと早かったんですが、平日の1号線がどの程度混むか分からず、万が一で焦るのがイヤやったんでかなり早めに出ときました。
時間に余裕があったんで、1階の(イスはあるけど)立ち食い系のうどん屋で昆布うどん。
*うどんの麺はかなりヘボかったけど、うどんには寛大なんで文句なし。(^^)
予定の便より1本早く着かれたようで、もうすぐ着くなぁと思ってるトコに聞いてた服装の方が現われてビックリ。
新大阪から南森町に戻って、阪神高速に乗り、西名阪で法隆寺へ。
学生時代に何日間か法隆寺の勉強会?に参加されたそうで、かなり法隆寺のことにお詳しくてビックリ。
じっくりとお寺のなかを見て回り、続いてすぐ近くの法輪寺と法紀寺へ。
法輪寺はこぢんまりして、観光客も少なくええ感じでした。
法紀寺の方は、一度山門を通り過ぎてしまい、もう一度引き返したんですが、駐車場が見あたらず
「私は前に車を置いて中で待ってますからどうぞ」
と、お伝えしたんですが、法輪寺の方が優先でそちらに行けたからもういいと仰ったのでパス。
続いて以前、fuyongさんが海外からのお客さんを案内したことがあるという唐招提寺へ。
ここは緑が多くて日陰にはいるとかなり爽やかで、気持ちよかったですねぇ。
これで狙ってたところは回ったとのことでしたが、時間が早かったので、もし良かったらもっとどうぞをオススメしました。
希望されたお寺「飛鳥寺」までの距離が分からんってことでしたが、確認してみると明日香村の方で、大した距離でもないので行ってみることに。
唐招提寺から国道24号線に戻って、南へ向かいました。
24号線には今やってる「平城遷都1300年祭」の幟が立ってました。
ほかにいかにも今回のイベントに合わせて付けたような道路標識も。
正確な表示は忘れましたが、「明日香」とかの目的地あたりの地名へ案内がありました。
私は京都よりずっと奈良の方が好きなんですが、奈良のお寺などへの案内表示についてはあんまり信頼してないんです。
今回もちゃんと周辺まで導いてくれるか信用してなかったんですが、地図もナビもナシで土地鑑のない人が標識だけを頼りに迎えるようになってなかったですわ。
保護するとかいうてワヤにしたからって、遺跡をバラバラにしてしまった高松塚古墳などは近くまで行けば表示がありました。
飛鳥寺は日本最古の「飛鳥大仏」ってのがあって、奈良のガイドには必ず載るらしいんで、そんなに必死で地図を見ることなく周辺へ。
国道から曲がるトコぐらい出てると思ったんですが、全く見あたらず。
飛鳥寺へ行くのは最後はナビを見てても難儀しました。
周りには色んな歴史的な見所があるにしても、奈良県(明日香村?)はもうちょっと標識を充実させて欲しいモンです。
細い村中の道に、茶色地に薄茶色の文字で「飛鳥寺」は右って書いてあっても、見えへんと思いますしねぇ・・・。
なんとかお寺を発見して拝観することにして、日本最古の大仏さんを拝んでるとお寺の方が説明をしてくれました。
最初は金箔が貼ってあった大仏さんやけど、火災におうて金は溶けたと。
で、建物も焼け落ちてかなりの期間、野外で雨風にさらされたこともあるとか。
説明の中で印象に残ったのは
「この仏さまは1400年間動くことなく、同じ場所に座ってはる」
「ずっとこの地で物事を見てきはった」
ってな雰囲気のことを言うてはったところ。
大昔のこの辺がどうやったかは想像も出来んけど、大仏さんがぽつんと野天に座ってはるとこを想像するとなかなか興味深かったですわ。
聖徳太子にも直に会うてはるってなことも、説明に出て来て
もし、仏さんに聖徳太子のことを質問したら
「あの男は、こんなヤツやったで」
とか、
「ぎょうさんの人に拝まれてるからなぁ、どんな顔やったやろ」
ってなことを大仏さんが言いはるのを想像してしまいました。
説明の後、お寺の人は
「写真撮影してもいいですよ。どうぞご自由に」
って言うてはったのには驚きました。
説明してくれた人のおかげで、なんかこのお寺と大仏さんの雰囲気が妙に緩くなり親しみが湧きました
日差しが非常に厳しくfuyongさんが疲れへんかは気になりつつも、一緒にお寺を回らせて貰い私も個人的に楽しかったです。
昼ご飯については、どういう巡り方になるか分からず、法隆寺周りでカフェだの野菜中心のバイキングだの3軒ほどチェックしおいただけでした。
fuyongさんにお聞きすると、今年の夏は今までにない夏バテで、なかなか食欲が湧かないと。
移動中の国道沿いで食べられそうなモノがあれば入ろうということにして、結局は唐招提寺から飛鳥寺に向かう途中でがんこ寿司に入って軽いランチを食べて貰いました。
夜は野菜ジュース程度でいいとおっしゃるので、飛鳥寺を拝観したら江坂のお宿にお送りすることに。
次の日にうどん巡りが大丈夫か心配でしたが、お昼にけっこう食べられたのことだったので一応決行する予定でその日は別れました。
翌日のうどん巡りへ続きます。
*朝イチの体重:57.6kg(そんなに余裕はないけど、まずまずの数字かな。)
2010年08月23日
行き着いたのはヨーロッパ軒の名物「ソースカツ丼」
ドライブネタのその3をサクッとアップして、通常ネタに戻ろうと思います。
*真夏のええかげんドライブ旅行 その1
*夏の宿泊は注意!!「富田屋」@宮津 (←その2にあたります)
その1とその2に興味ある方は、上記リンクからどうぞ
前日に朝メシの時間(7〜10時?)を聞かれて、念のために8時にしてありました。
クーラーは効かず、扇風機もないクソ暑い部屋でいつまでも寝てられず、結局7時過ぎには出かけるしたくが整ってました。
ちょっとぐらい早くてもええやろうと7時半頃に富田屋の向かえにあるサ店「サイホン」へ。
「富田屋の泊まりのモンです〜」って、声を掛ければお店の人が飲み物はコーヒー、紅茶、ミルクのどれがいいかを確認して朝ご飯を用意してくれます。
泊まってないモンが「泊まりです〜」って言うたらどうなるんでしょう・・・・。(^^;)
*富田屋の泊まりにつく「モーニング」
トーストとゆで卵をモーニングの基本やとしたら、こいつはだいぶジョートーな部類のモーニングですよね。
分かりにくい写真ですが、4枚切りぐらいの厚切りトーストにハム付き目玉焼き、サラダ、フルーツなんぞが乗ってました。
喫茶店のメニューとしては500円ちょいしたと思います。
サ店に入る前に、荷物を車に置いて、ついでに道路地図を持って降りたんで朝メシを食べながら、本日のルートを検討。
まず重要なのは、「どっちに向かうか」ですわね。
お代官さまはまんざら冗談でもない口調で
「オレはざるカレーが食いたいなぁ・・・」
な〜んていうムチャ言うてはりました。
さすがに日本海側に居るのに、瀬戸内海までは越えてられんので、それは却下。
西か東だけでも決めようということで、いくつか食いモンの候補があった東に決定。
これを「ルート」と呼ぶあたりが「ええかげんドライブ」の醍醐味ですわ。
ゆっくり朝ご飯を食べて、富田屋の駐車場を走り出したがの8時20分。
9時に道の駅「舞鶴港とれとれセンター(HP)」を見つけたんで寄ってみました。
残念ながらこの日は施設の定休日で「道の駅」として常時オープンのトイレなど以外はなんにもなしやったんで、サクッと再出発。
その後、11時半を回った頃に道路沿いに海産物センターみたいなヤツを発見。
ここもとりあえずチェックがてら寄ってみたんですが、昔ながらの団体ツアー向けって感じでめぼしいものなし。
最近中古車探しで世話になってる自動車工場のおっちゃんにお土産買いたかったんですが、あまりにいかにもなお土産専用品ばかりでガッカリ。
こっち方面で候補に挙がってた食い物のネタの一つが三方五湖の鰻屋さん。
「淡水(参考HP)」ってトコで、なんでも「口細青鰻」っていう種類の天然ウナギが食べられるんだとか。
残念ながら位置的に朝メシから近すぎて腹が減りそうになく、今回はパス。
この旅のお土産を持って行ったいきつけの割烹の大将がお盆休みにそこへ行ってたっていう偶然があって面白かったですわ。
プロ用のウナギを色んなトコで買うてはる大将ですが、ウナギ自体のタチはなかなかのモンやったって言うてはりました。
ただ、うな丼(鰻重)は甘めの垂れがかかりすぎで、甘たっるさと喉の渇きにヤラレたと。
ここでは、蒲焼きとご飯を取った方がええかもしれんって言うてはりましたわ。
私もだいぶ前から狙ってたお店なんで、いつかのためにメモっておきます。
じゃあなにを食べるかとなって、もう一つの候補に挙がったのが、ishさんがこの春に行きはった敦賀のお寿司屋さん。
地元ネタ中心の「港にぎり(2100円)」ってのが良さげで、前日にそんなに生ものを食べてなかったこともあって寿司もええなぁと。
あと、その話から回り寿司の話になって、私が全国チェーンじゃない地元の回り寿司はけっこう面白いって言うと、それもええなぁと。
道路沿いに見たことない回転寿司屋が出たら、入ってみようかと言いながら、敦賀市内へ。
ishさんの行きはった寿司屋の近くを通ったんで、それならそこにしようとお店へ。
ところが残念ながらこの日は臨時休業でした。
お盆は観光客相手で店を開けた代りに、この頃(17、18日)に休みを取ってはったんでしょうねぇ。
回り寿司は意外となくて、結局12時40分頃、鯖江の国道沿いで見つけた1店に入ってみました。
入ってみるとどうも大手のチェーンみたいやったんですが、あまりにも腹が減りすぎてたんで3皿だけオヤツに摘みました。
100均ではないタイプで、値段はそこそこしたんですが食べたどれもがなかなか旨かったですわ。
この頃には、福井県の名物(B級グルメ?)であるヨーロッパ軒の「ソースカツ丼」を食べようかという方向でほぼ決定。
道路沿いの越前そば屋にも多少惹かれましたが、まだまだ腹減ってたし、口がけっこう濃ゆいもんを欲しがってたんでその方向へ。
ishさんは1度食べてはるんですが、私もヨーロッパ軒のソースカツ丼には何年も前にチャレンジしたことがあるんです。
リンク先の記事にコメントもしてますが、北海道へ渡るフェリーが夜中の出発で、昼間に自分だけ敦賀に先乗り込みしててその時にチャレンジ。
たしか2軒か3軒かの支店に行ってみたんですが、どこも定休日やったんです。
今回もひょっとして定休日ちゃうやろうなぁとチェックするとうまく外してたんで、行ってみることに。
ishさんの意見で「どうせなら本店に行ってみよう」ということに。
最後は珍しくナビに目的地までセットして、福井市内を目指しました。
ヨーロッパ軒のすぐそばのコイン駐車場に車を入れたのが、1時20分頃でした。
お土産の件では、ishさんが福井で有名な羽二重餅がええんちゃうかってアドバイスしてくれてましたが、なんとヨーロッパ軒の本店のすぐ先に大きな看板。
昼メシのあとでお土産までいっぺんに用意出来てラッキーと思いながらまずは腹ごしらえから。
*福井市のヨーロッパ軒総本店の店構え
この界隈では、一種の町おこしでしょうか店の前に同じデザインの看板を置いて「ひとりごと」ってのを書いてはりました。
*ヨーロッパ軒のひとりごと
ざっと目を通したらふーんって思いながら、さっそくお店の中へ。
2階へと案内されたので、階段で上へあがりました。
ワンフロアはそんなに広くないけど、3階もあるようでした。
席に着いてメニューを見ると当たり前かもしれませんがソースカツ丼だけではなく、洋食屋さんらしい定番メニューが色々ありました。
ソースカツ丼にも、サイズやとんかつ以外のバリエーションがありましたが、ここは定番ってことで二人ともソースカツ丼(850円)。
*5年経ってやっと初の「ソースカツ丼」
ishさんとこの記事で見てたはずやのに、実物が登場した時はあまりの潔さにちょっと戸惑ってしまいました。(^^;)
「ご飯、ソース、カツ、以上!!」ってのが分かっててもなんか驚きでした。
千切りのキャベツと乗せるとか、カラシかなんかをへりに添えるとかもなくただただシンプル。
頭をぶるんと振ったら、さっそくお箸を手にして一口目。
カツはやや薄手で、鶏のむね肉っぽい食感でそれなりの歯応えアリ。
とんかつにしてはかなり細かめ、薄めのコロモのおかげで、思ったより油ギッシュな感じは少なかったです。
ソースの味は分析なんてようしませんが、角がないっていうか、スッキリして変な刺激がなかったですわ。
食べてみるまで、「カツとソースだけの丼モンなんか、どうなんや?」っていう不安がちょっとあったんです。
でも、食べてみて納得したんですが、たっぷり目にソースを付けたカツを一口囓って、白飯をガツガツ口に放り込むような食べ方って、ほんまは好きなんですよねぇ。
それよりさらにご飯にソースが掛かってる分、ソース味しっかりやから旨いに決まってました。
回り寿司をシバいてたんで、ご飯は少なめにして貰ったんですが、ほんまはカツ1枚でもフルサイズのご飯を片づけられたでしょうねぇ。
ご飯を食べ過ぎないようにペース配分をしつつ、あっちゅう間に食べ終わってしまいました。
B級グルメのなかには組み合わせや食べ方なんぞで、非常にインパクトのあるモンもありますが、これはいたって穏やかでした。
食べるまでは不安があったくせに、食べてみたら安心して食べられる安定感を感じてました。
<参考情報>
*元祖ソースカツ丼「ヨーロッパ軒総本店」:公式サイト
住所:福井県福井市順化1―7―4
電話:0776−21−4681
営業:11:00AM〜8:00PM
定休:火曜日
お店を出たら、土産を買いに行くことにしました。
その時、向かえ側を見ると「天たつ」って屋号のお店がありました。
店内の様子が外から見えなかったんで、天ぷら屋なんかなぁと思いながら店の前にある「ひとりごと」を見に道を渡りました。
私はまったく知らんかったんですがその店は越前名物の「汐うに」のお店でした。
殿様にも愛用された歴史のあるお店のようやったんで、我らがお代官さまにお許しを頂いてお店の中に入ってみました。
主力商品の塩ウニ以外にも、干物やら色々と旨そうなもんが並んでました。
で、看板の塩うには値段を見てびっくり。一番小さい40g前後のヤツで5000円ほどしてたんです。 *リアルの知り合いへ、「親父へネタバラし厳禁です」
自分には縁のない高級品やけど、誰かに食べて貰うと思えば、ほんまにええお土産やなぁと。
自分が「コレは食べて貰いたい」ってお土産に長らく出会ってなかったんで、普段の生活から考えられない贅沢品ですが、清水の舞台から飛び降りた気分で買ってしまいました。
しかも、親父といつも行ってる割烹の大将へと2つも。(^^;)
*車屋のおっちゃんは、病気をしてから酒を断ってはるんでこんなモンをあげたら酷やろうと羽二重餅にしました。
女性の店長さんの物腰も非常に上品で老舗のお店だけあるなぁと感心。
うにの方は、注文があってから容器に丁寧に詰めてくれました。
保冷剤も付けてくれて、モノだけでなくお店も気持ちのええ対応でした。
割烹の大将には翌日渡しに行って、次に行くのは来月やから感想は分かりません。
親父にも渡したけど、いちいちなんか言うタイプでもないんで、楽しんでくれたのを願うばかり。
相手が価値を理解するかは別にしてちょっと濃くて旨いなぁ程度に感じて貰えたらええんです。
モノを贈るなんてのは、こっちの満足でやることですからね。
ヒトにモノを贈るチャンスがほとんどなくなって何年にもなりますが、久しぶりに嬉しいモンに出会えました。
<参考情報>
*越前仕立て汐うに(雲丹)専門店「天たつ」:公式サイト
住所:福井県福井市順化 2−7−17
電話:0776−22−1679
営業:9:00〜18:00
定休:日曜・祝日
お腹も膨らみ、ええお土産も買えて満足で福井を出発。
その直後に、コンビニで板氷を買うて、念のために雲丹と一緒のアイスボックスに入れておきました。
走り出したのは2時を回ってたかと思います。
しばらく地道を転がして時間を見たら3時を過ぎてたかと。
高速道路はあんまり好きではないんですが、そこからは北陸道に乗ることに。
4時頃ちょっと眠気が来たんで、高速のパーキングで10分ちょい寝たらスッキリ。
そこからは名神に入って、西宮まで走って、阪神高速へ。
ところが芦屋の先からえらい渋滞になったんで、阪神高速の料金を無駄にしたけど、高速を降りて地道へ。
いつもは三宮の海側から兵庫駅に行くんですが、ishさんの案内で山側のルートを通って兵庫駅へ。
6時53分にishさんをご自宅前にお送りして、解散。
高速の情報を見るとまだ混んでそうやったんで、兵庫駅からはずっと地道で自宅まで。
8時20分に自宅の駐車場に車を置きました。
2日でトータルの走行距離が779.6kmってのはあんまり多くもないですが、さすがに運転時間が長かったんでこの日は疲れてました。
あまりにも疲れてるし、腹も減ってたんで、珍しく近所のラーメン屋で済ませたという次第です。
いやー、地道中心に行き当たりばったりのドライブ旅って楽しいですねぇ。
ほとんど窓も全開でクソ暑い車でええかげんなドライブに付き合うてくれはったishさんには大感謝です。
*foodish:”雑”食記 :夏のええ加減ドライブ(3)〜ヨーロッパ軒総本店(福井)
*朝イチの体重:58.0kg(あっちゃー、節制せな)
<同日後刻 追記>
ishさんとこの記事へのリンクを追加
*真夏のええかげんドライブ旅行 その1
*夏の宿泊は注意!!「富田屋」@宮津 (←その2にあたります)
その1とその2に興味ある方は、上記リンクからどうぞ
前日に朝メシの時間(7〜10時?)を聞かれて、念のために8時にしてありました。
クーラーは効かず、扇風機もないクソ暑い部屋でいつまでも寝てられず、結局7時過ぎには出かけるしたくが整ってました。
ちょっとぐらい早くてもええやろうと7時半頃に富田屋の向かえにあるサ店「サイホン」へ。
「富田屋の泊まりのモンです〜」って、声を掛ければお店の人が飲み物はコーヒー、紅茶、ミルクのどれがいいかを確認して朝ご飯を用意してくれます。
泊まってないモンが「泊まりです〜」って言うたらどうなるんでしょう・・・・。(^^;)
*富田屋の泊まりにつく「モーニング」
トーストとゆで卵をモーニングの基本やとしたら、こいつはだいぶジョートーな部類のモーニングですよね。
分かりにくい写真ですが、4枚切りぐらいの厚切りトーストにハム付き目玉焼き、サラダ、フルーツなんぞが乗ってました。
喫茶店のメニューとしては500円ちょいしたと思います。
サ店に入る前に、荷物を車に置いて、ついでに道路地図を持って降りたんで朝メシを食べながら、本日のルートを検討。
まず重要なのは、「どっちに向かうか」ですわね。
お代官さまはまんざら冗談でもない口調で
「オレはざるカレーが食いたいなぁ・・・」
な〜んていうムチャ言うてはりました。
さすがに日本海側に居るのに、瀬戸内海までは越えてられんので、それは却下。
西か東だけでも決めようということで、いくつか食いモンの候補があった東に決定。
これを「ルート」と呼ぶあたりが「ええかげんドライブ」の醍醐味ですわ。
ゆっくり朝ご飯を食べて、富田屋の駐車場を走り出したがの8時20分。
9時に道の駅「舞鶴港とれとれセンター(HP)」を見つけたんで寄ってみました。
残念ながらこの日は施設の定休日で「道の駅」として常時オープンのトイレなど以外はなんにもなしやったんで、サクッと再出発。
その後、11時半を回った頃に道路沿いに海産物センターみたいなヤツを発見。
ここもとりあえずチェックがてら寄ってみたんですが、昔ながらの団体ツアー向けって感じでめぼしいものなし。
最近中古車探しで世話になってる自動車工場のおっちゃんにお土産買いたかったんですが、あまりにいかにもなお土産専用品ばかりでガッカリ。
こっち方面で候補に挙がってた食い物のネタの一つが三方五湖の鰻屋さん。
「淡水(参考HP)」ってトコで、なんでも「口細青鰻」っていう種類の天然ウナギが食べられるんだとか。
残念ながら位置的に朝メシから近すぎて腹が減りそうになく、今回はパス。
この旅のお土産を持って行ったいきつけの割烹の大将がお盆休みにそこへ行ってたっていう偶然があって面白かったですわ。
プロ用のウナギを色んなトコで買うてはる大将ですが、ウナギ自体のタチはなかなかのモンやったって言うてはりました。
ただ、うな丼(鰻重)は甘めの垂れがかかりすぎで、甘たっるさと喉の渇きにヤラレたと。
ここでは、蒲焼きとご飯を取った方がええかもしれんって言うてはりましたわ。
私もだいぶ前から狙ってたお店なんで、いつかのためにメモっておきます。
じゃあなにを食べるかとなって、もう一つの候補に挙がったのが、ishさんがこの春に行きはった敦賀のお寿司屋さん。
地元ネタ中心の「港にぎり(2100円)」ってのが良さげで、前日にそんなに生ものを食べてなかったこともあって寿司もええなぁと。
あと、その話から回り寿司の話になって、私が全国チェーンじゃない地元の回り寿司はけっこう面白いって言うと、それもええなぁと。
道路沿いに見たことない回転寿司屋が出たら、入ってみようかと言いながら、敦賀市内へ。
ishさんの行きはった寿司屋の近くを通ったんで、それならそこにしようとお店へ。
ところが残念ながらこの日は臨時休業でした。
お盆は観光客相手で店を開けた代りに、この頃(17、18日)に休みを取ってはったんでしょうねぇ。
回り寿司は意外となくて、結局12時40分頃、鯖江の国道沿いで見つけた1店に入ってみました。
入ってみるとどうも大手のチェーンみたいやったんですが、あまりにも腹が減りすぎてたんで3皿だけオヤツに摘みました。
100均ではないタイプで、値段はそこそこしたんですが食べたどれもがなかなか旨かったですわ。
この頃には、福井県の名物(B級グルメ?)であるヨーロッパ軒の「ソースカツ丼」を食べようかという方向でほぼ決定。
道路沿いの越前そば屋にも多少惹かれましたが、まだまだ腹減ってたし、口がけっこう濃ゆいもんを欲しがってたんでその方向へ。
ishさんは1度食べてはるんですが、私もヨーロッパ軒のソースカツ丼には何年も前にチャレンジしたことがあるんです。
リンク先の記事にコメントもしてますが、北海道へ渡るフェリーが夜中の出発で、昼間に自分だけ敦賀に先乗り込みしててその時にチャレンジ。
たしか2軒か3軒かの支店に行ってみたんですが、どこも定休日やったんです。
今回もひょっとして定休日ちゃうやろうなぁとチェックするとうまく外してたんで、行ってみることに。
ishさんの意見で「どうせなら本店に行ってみよう」ということに。
最後は珍しくナビに目的地までセットして、福井市内を目指しました。
ヨーロッパ軒のすぐそばのコイン駐車場に車を入れたのが、1時20分頃でした。
お土産の件では、ishさんが福井で有名な羽二重餅がええんちゃうかってアドバイスしてくれてましたが、なんとヨーロッパ軒の本店のすぐ先に大きな看板。
昼メシのあとでお土産までいっぺんに用意出来てラッキーと思いながらまずは腹ごしらえから。
*福井市のヨーロッパ軒総本店の店構え
この界隈では、一種の町おこしでしょうか店の前に同じデザインの看板を置いて「ひとりごと」ってのを書いてはりました。
*ヨーロッパ軒のひとりごと
ざっと目を通したらふーんって思いながら、さっそくお店の中へ。
2階へと案内されたので、階段で上へあがりました。
ワンフロアはそんなに広くないけど、3階もあるようでした。
席に着いてメニューを見ると当たり前かもしれませんがソースカツ丼だけではなく、洋食屋さんらしい定番メニューが色々ありました。
ソースカツ丼にも、サイズやとんかつ以外のバリエーションがありましたが、ここは定番ってことで二人ともソースカツ丼(850円)。
*5年経ってやっと初の「ソースカツ丼」
ishさんとこの記事で見てたはずやのに、実物が登場した時はあまりの潔さにちょっと戸惑ってしまいました。(^^;)
「ご飯、ソース、カツ、以上!!」ってのが分かっててもなんか驚きでした。
千切りのキャベツと乗せるとか、カラシかなんかをへりに添えるとかもなくただただシンプル。
頭をぶるんと振ったら、さっそくお箸を手にして一口目。
カツはやや薄手で、鶏のむね肉っぽい食感でそれなりの歯応えアリ。
とんかつにしてはかなり細かめ、薄めのコロモのおかげで、思ったより油ギッシュな感じは少なかったです。
ソースの味は分析なんてようしませんが、角がないっていうか、スッキリして変な刺激がなかったですわ。
食べてみるまで、「カツとソースだけの丼モンなんか、どうなんや?」っていう不安がちょっとあったんです。
でも、食べてみて納得したんですが、たっぷり目にソースを付けたカツを一口囓って、白飯をガツガツ口に放り込むような食べ方って、ほんまは好きなんですよねぇ。
それよりさらにご飯にソースが掛かってる分、ソース味しっかりやから旨いに決まってました。
回り寿司をシバいてたんで、ご飯は少なめにして貰ったんですが、ほんまはカツ1枚でもフルサイズのご飯を片づけられたでしょうねぇ。
ご飯を食べ過ぎないようにペース配分をしつつ、あっちゅう間に食べ終わってしまいました。
B級グルメのなかには組み合わせや食べ方なんぞで、非常にインパクトのあるモンもありますが、これはいたって穏やかでした。
食べるまでは不安があったくせに、食べてみたら安心して食べられる安定感を感じてました。
<参考情報>
*元祖ソースカツ丼「ヨーロッパ軒総本店」:公式サイト
住所:福井県福井市順化1―7―4
電話:0776−21−4681
営業:11:00AM〜8:00PM
定休:火曜日
お店を出たら、土産を買いに行くことにしました。
その時、向かえ側を見ると「天たつ」って屋号のお店がありました。
店内の様子が外から見えなかったんで、天ぷら屋なんかなぁと思いながら店の前にある「ひとりごと」を見に道を渡りました。
私はまったく知らんかったんですがその店は越前名物の「汐うに」のお店でした。
殿様にも愛用された歴史のあるお店のようやったんで、我らがお代官さまにお許しを頂いてお店の中に入ってみました。
主力商品の塩ウニ以外にも、干物やら色々と旨そうなもんが並んでました。
で、看板の塩うには値段を見てびっくり。一番小さい40g前後のヤツで5000円ほどしてたんです。 *リアルの知り合いへ、「親父へネタバラし厳禁です」
自分には縁のない高級品やけど、誰かに食べて貰うと思えば、ほんまにええお土産やなぁと。
自分が「コレは食べて貰いたい」ってお土産に長らく出会ってなかったんで、普段の生活から考えられない贅沢品ですが、清水の舞台から飛び降りた気分で買ってしまいました。
しかも、親父といつも行ってる割烹の大将へと2つも。(^^;)
*車屋のおっちゃんは、病気をしてから酒を断ってはるんでこんなモンをあげたら酷やろうと羽二重餅にしました。
女性の店長さんの物腰も非常に上品で老舗のお店だけあるなぁと感心。
うにの方は、注文があってから容器に丁寧に詰めてくれました。
保冷剤も付けてくれて、モノだけでなくお店も気持ちのええ対応でした。
割烹の大将には翌日渡しに行って、次に行くのは来月やから感想は分かりません。
親父にも渡したけど、いちいちなんか言うタイプでもないんで、楽しんでくれたのを願うばかり。
相手が価値を理解するかは別にしてちょっと濃くて旨いなぁ程度に感じて貰えたらええんです。
モノを贈るなんてのは、こっちの満足でやることですからね。
ヒトにモノを贈るチャンスがほとんどなくなって何年にもなりますが、久しぶりに嬉しいモンに出会えました。
<参考情報>
*越前仕立て汐うに(雲丹)専門店「天たつ」:公式サイト
住所:福井県福井市順化 2−7−17
電話:0776−22−1679
営業:9:00〜18:00
定休:日曜・祝日
お腹も膨らみ、ええお土産も買えて満足で福井を出発。
その直後に、コンビニで板氷を買うて、念のために雲丹と一緒のアイスボックスに入れておきました。
走り出したのは2時を回ってたかと思います。
しばらく地道を転がして時間を見たら3時を過ぎてたかと。
高速道路はあんまり好きではないんですが、そこからは北陸道に乗ることに。
4時頃ちょっと眠気が来たんで、高速のパーキングで10分ちょい寝たらスッキリ。
そこからは名神に入って、西宮まで走って、阪神高速へ。
ところが芦屋の先からえらい渋滞になったんで、阪神高速の料金を無駄にしたけど、高速を降りて地道へ。
いつもは三宮の海側から兵庫駅に行くんですが、ishさんの案内で山側のルートを通って兵庫駅へ。
6時53分にishさんをご自宅前にお送りして、解散。
高速の情報を見るとまだ混んでそうやったんで、兵庫駅からはずっと地道で自宅まで。
8時20分に自宅の駐車場に車を置きました。
2日でトータルの走行距離が779.6kmってのはあんまり多くもないですが、さすがに運転時間が長かったんでこの日は疲れてました。
あまりにも疲れてるし、腹も減ってたんで、珍しく近所のラーメン屋で済ませたという次第です。
いやー、地道中心に行き当たりばったりのドライブ旅って楽しいですねぇ。
ほとんど窓も全開でクソ暑い車でええかげんなドライブに付き合うてくれはったishさんには大感謝です。
*foodish:”雑”食記 :夏のええ加減ドライブ(3)〜ヨーロッパ軒総本店(福井)
*朝イチの体重:58.0kg(あっちゃー、節制せな)
<同日後刻 追記>
ishさんとこの記事へのリンクを追加
2010年08月22日
夏の宿泊は注意!!「富田屋」@宮津
ドライブ旅行ネタの続きをアップさせて頂きます。
自分が後で読んでルートとその時やったことを思い出せるように詳しく書いてたら、肝心の富田屋に着いたところで力尽きてしまいました。(^^;)
*無駄に文字ばかりならぶ前編はコチラからどうぞ。
この記事は、ほんまに写真中心でサクサク行きますので、どうかお許し下さい。
宮津駅前の富田屋に着いたのは、6時5分でした。
宿泊のチェックインは電話で聞くと4時ってことやったんですが、寝るだけの部屋やから早よついてしゃーないやろうと思ってました。
それでちょうど2時間ほど掛けて丹後半島を一周して来た訳です。
泊まりも2回目なんで、車はサクッと富田屋グールプ?のサ店裏にある駐車場に放り込みました。
で、富田屋の食堂部分へ行って、泊まり客であると申し出ると
「初めてですか?」
って、聞かれ
「2回目ですわ」
と答えたら、後は見事に「段取り分かってるんやったら勝手にやってくれ」モードに。(^^;)
一旦、食堂を出て、宿の入り口に回って2階に上がりましたが、部屋への案内無し。
どこか分からんから、宿の真ん中にある階段がVの字になってる内階段から食堂へ。
おばちゃん曰く「2番の部屋。上がって左の左、番号書いてあるから」っていう説明でなんとか部屋に到着。
晩メシの段取りも確認されんままやったし、すでに腹ぺこやったんで、風呂は後にすることにしてさっそく食堂へ行ってみました。
後で他の人を見てると、泊まり客はどうも内階段から下りてツッカケを使えばええようやったんですが、分からんかったので宿の入り口からグルッと回ってもっぺん食堂へ。
メシ食わして欲しいっていうと、今は満席やからもうちょっと待ってくれと。
空いたら部屋に呼びに行くって言うてくれたんですが、暑い部屋に居るのもあれなんで、他のお客さんと一緒に食堂の外で待つことに。
前に泊まった時は、たしか4時過ぎに宿に入って、晩メシの時間を6時頃って頼んであったんで席をキープしてくれてたようです。
ってことは、今回みたいに遅めに宿に入って、すぐ飯にしようって時は、当日の早い時間にでも電話を一本入れといた方がええかもしれませんね。
私らが外で待ってても、予約のお客さんは入っていくし、それ以外にも何組も待ってるんで、
「自分らのことを忘れられてるんちゃうか?」
って、ishさんが言いはったのも自然ですわね。
前に昼メシで待った時に、ちゃんとサ店まで呼びに来てくれたんでおそらく行けるやろうと答えましたが、もちろん多少の不安はありました。(^^;)
そんなことを言うてると間もなく店のおばちゃんが外に出て来て「泊まりのひと〜」って呼んでくれました。
大きめのテーブルやと相席は当たり前なんですが、私らは二人掛けのテーブルでした。
生ビールだけをとりあえず頼んで、まずは乾杯。
暑い中を一日ドライブした後なんで、最初のビールはたまりませんでしたわ。
さて、思ったより文字が並んでしまいましたが、ここからは写真をベシベシ貼っていきます。
富田屋に泊まってみようと思う人のために、まずは1泊2食付き5000円に付いてくる料理だけを固めて貼っておきます。
実際に出て来た順番ではないんですが、その方が参考にしやすいと思いますんでね。(^^)
*サザエの壺焼き
やや小ぶりですが、クサミもなくなかなか旨かったですわ。
*お造りの盛り合わせと酢の物の小鉢
お造りは、鯛、ハマチかなんか、トリ貝、烏賊
*鱧の天ぷら
お店では紙に印刷したレギュラーメニュー以外に、ホワイトボードにその日の料理がかなりゴチャゴチャと書いてあります。
白板は1枚しかないと、遠い席やとなかなか注文しにくいですが、そっちがメインやというてもええほどです。
そこに鱧天があったんで頼もうかと思ってたら、泊まりの料理に出てラッキーでした。
泊まりの料理が全部出切るまでは、絶対泊まりで出んやろうと思うモンだけ注文して様子を見てました。
おそらく単品で言うよりはちょっと少なめやと思いますが、二人でちょこっとつつくにはええ感じでした。
*ハタハタの干物
はたはたってあんまり珍しくもないと思うんですが、こいつはなかなか旨かったですわ。
塩加減がちょうど良くて新鮮なせいか、その辺で食べるヤツとちょっと違う印象がありました。
*正体不明の魚卵のにこごり
メチャクチャ忙しい店だけに、泊まり客の料理は出来たモンからバンバンテーブルに並べられる感じです。
そんなバタバタの状況なんで当然のように料理についてはなんの説明もないので、正体は不明です。(^^;)
まぁ店員を呼び止めて聞けば、答えてくれるかもしれませんが、富田屋だけに「知らん」って答えられそうな気もしますな。
生モンなんかは新鮮でモノはええと思いますが、なんせ「大衆食堂」ですからサービス面で期待するのは無理ってモンです。
*焼豚
この焼豚は、なんとなく私が作るヤツに近かったですわ。
手作り感があってなかなか旨かったですわ。
ishさんはメニューを見て、焼き豚を頼むつもりやったそうで、なかなかツイてましたね。
以上が5000円の泊まり代に含まれるお料理です。
これに最後でご飯と汁モンぐらいが出てくるはずです。
ちなみに今回もご飯はパスしたんで写真は無し。
前回はご飯をパスしたら、210円引かれててビックリしたんですが、今回はどうもおばちゃんは引き忘れてたようです。
*わざわざ引いてくれること自体が意外やし、充分安いんでちょっとしたミスに文句なんかないですわ。
では、こっからは個別に注文したモンをご紹介します。
*夏場の日本海で楽しみにしてた「岩牡蛎」
前回、身内で昼間に来た時に食べた岩牡蛎がずっと印象に残ってました。
今回もぜひってことで、席についてほどなくishさんが岩牡蛎だけは先に注文してくれました。
この写真ではあんまり大きさが伝わりませんが、かなりのサイズがありました。
中の身は3〜4切れにカットされてましたがその一つ一つに充分食べ応えがありました。
メインの身ぃの周りに白い白子のようなモンがついててそいつがヒジョーにクリーミー。
1人前2個で1155円と値段だけ見たらそこそこに思えますが、食べた時の満足感からいうたら文句のないコストパフォーマンスに感じました。
前に食べた時は、1人前が4つやったんで牡蛎のサイズで調整してるんでしょうね。
しっかりサイズが2個で充分満足しました。
*エグミもなく旨かった「生うに」 1418円
ホワイトボードには、「箱ウニ」と書かれてましたがこんな風に一応盛りつけて出て来ました。
よく安モンウニにあるクセ(ミョウバンのエグミ?)がなく、甘みがあって旨かったですわ。
ishさんは、これよりもっと味の濃厚なヤツを食べてことがあると言うてはりましたが、久しぶりに旨いウニが食えてハッピーでした。
最初は生ビールをやりましたが、その後はishさんは冷や酒、私は熱燗をやりながらでした。
このウニは当然のように日本酒にバッチリでしたねぇ。
*すごいボリュームやった「鯛のかぶと煮」 683円
この店のレギュラーメニューには「あら煮」とだけ書かれたもんがあるんですが、そのお値段は驚きの263円。
前からよそのお客さんが頼んでるのを見てすごい値打ちに思ってたんで、今回も頼んでみましたがあっさり「売り切れ」の返事。
おばちゃんが「兜煮やったらあるでー」って、言うんで値段はちょっと上がるけど、そっちをお願いしました。
料理がテーブルにやってきた時は、えらく色が薄いし、小皿に醤油?まで入れてきたんで味が付いてないのかと思いました。
寿司屋なんかやと、こっくりと濃ゆく炊くことが多いと思いますが、食べてみるとちゃんと味が付いてました。
甘濃ゆくて重いヤツより、あっさりして魚自体の味がよう分かる感じでこれはこれとして美味しかったですわ。
こいつは料理名としては兜煮なんですが、二つに割られた頭の下には、みっちり身の付いた中骨が居りました。
これも写真では量が分かりにくいんですが、すごく量が多くてコストパフォーマンスは上々でした。
他の料理を食べたせいもあるんですが、最後にちょっと残してしまいました。
これなら4人ぐらいでも充分つつけそうでした。
前回来た時に頼んだホルモン焼き(315円)のコストパフォーマンスが気に入ったんで、迷った末に頼むとそいつも売り切れ。
代りにishさんが頼んでくれたのがこちら。
*ホルモン焼きの代りに「牛肉焼き」 473円
甘濃ゆい味でビールにもええけど、昼間にどんぶり飯と一緒にワシワシやるのもよさそうでした。
ご飯は遠慮することにしてたんで、〆モノを1つ頼みました。
*〆に食べたなんかしらんけど旨い「中華そば」 368円
ちょっと甘みがあって、普通ならそんなに好みではないように思うんですが、やっぱりなんかしらんけど旨かったですわ。
冨田屋に3回来てますが、結局毎回頼んでますわ。
さて、お勘定ですが、
まずは宿泊費が2食付きで5250円、朝メシだけ付いて3990円
生中420円×3、瓶ビール420円、日本酒263円×5、岩牡蛎2人前1155円×2
箱ウニ刺し1418円、鯛のかぶと煮683円、肉焼き473円、ラーメン368円
全部込み込みで17487円。
今時、しょぼい民宿でもへたすると1人でこれくらい行きませんか?
ちなみに、飲み食いを終えて部屋に戻る前に全て精算です。
これで翌朝は系列?のサ店に行って、富田屋に泊まってるって言えば、朝メシが食べられるんで、その後は勝手に宿を出るという放ったらかし状態です。
3回行って実感しましたが、今回の1人晩飯抜き、1人晩メシ付きってのはヒジョーに満足度が高いですわ。
なんべんも富田屋に泊まってるって言う、カップルが隣に座ったんですが、二人とも2食付きでした。
食時間を言うてあったんでしょうが、早めに全部の料理がテーブルに並んで、全く同じモンをつつくだけってのは、個人的にはもったいない気がしました。
もちろん、ひたすら安くあげるなら、二人とも食事付きにすりゃええんですが、わざわざ宮津まで行くなら今回の自分らのパターンが理想ですわ。
1000円ちょっととは思えん泊まりの料理をある程度つつきつつ、バンバン好きなモンを追加すれば費用を抑えつつご機嫌になれましたからねぇ。
その上で、さらに富田屋を活用すべく今後の攻略法をメモっておきます。
・6時にしてあら炊きやらアワビなど品切れメニューが多かったので、料理を目一杯楽しむつもりなら早めのスタートが良さそう。
・今回みたいにチェックイン、即メシスタートってやるなら事前に電話で相談して席を確保した方がええかも
・風呂は小さな家庭用のヤツを入れ替えで使うんで、事前に日帰り温泉や立ち寄り湯なんぞで済ませとくと夕方早めにサッパリして飲み食いが出来そう
自分の攻略法はこんなモンですが、最後に富田屋に興味を持ってくれた方に注意して貰いたいことがあるんで書いておきます。
夏場の富田屋はクーラーなしで寝られる人限定です。
部屋には、窓に取り付ける簡易クーラーがありました。
でも、一旦熱くなった部屋を冷ますには、まったく力不足。
泊まる部屋の位置にもよるでしょうが、今回の部屋は窓がちょっと高い位置に一つだけでした。
廊下側の引き戸を少し開けてはいましたが、なかなか風が通らず。
窓全開でクーラーもフルパワーでつけっぱなしにしましたが、扇風機がないんで、風にも当たれず、ヒジョーに暑かったですわ。
正直言うて、普段から寝る時にクーラー使こうてる人やったら絶対寝られへんと思います。
私は真夏のテントで寝た経験もけっこうあるんですが、自然に囲まれてりゃずっと快適です。
結果的にはそこそこちゃんと寝たんですが、久しぶりに「寝られへんかも?」って不安になりました。
前に行った時にクーラーの存在は確認してたんですが、今回メシのあと部屋に戻って、状況を確認したらishさんが寝られるかかなりビビってしまいました。
幸い、ishさんもふだんクーラー無しで暮らしてはったおかげで寝られたようで、朝イチで聞いてホッとしました。
あと、建物は増築を繰り返してるのか造りが複雑で、急な階段あり。
高齢の人や、夜中にトイレに立たんとアカン人、ご注意を。
私は夜中、V字状の階段を上り下りしてかなり怖々でトイレに行きました。
部屋は充分な広さやけど、引き戸だけなんで子ども連れで、もし子どもが騒ぐと宿中の人に迷惑をかけるかと。
クソ暑い状況で子どもがぎゃーぎゃーやったら、キレる人も出そうですんでご注意下さい。
不便さとかサービスのなさもこの店のオモロサやと思って楽しめる人には強くオススメしますが、全く我慢出来ないと思う方も多いでしょうからご注意を。
私は結果的にまったくなんの不満も感じず、大変楽しませて頂きました。
私のブログでは料理の写真しかないので、宿の雰囲気なんかに興味ある方は、ishさんのブログをご参考下さい。
*foodish:”雑”食記 夏のええ加減ドライブ(2)〜念願の宮津・「富田屋」
リンク先の記事にトラックバックを掛けさせて頂きました。
<参考情報>
*大衆・海の幸料理「冨田屋」:食べログ
住所: 京都府宮津市字鶴賀2066−56
電話:0772−22−0015
営業:11:00〜23:00
定休:月曜日 (宿泊も不可)
泊まり:チェックイン 16:00 チェックアウト 10:00AM
続きに興味ある方は下記リンクからどうぞ
*行き着いたのはヨーロッパ軒の名物「ソースカツ丼」
*朝イチの体重:57.4kg(回り寿司シバいたけど、しっかりクリア)
<後日 追記>
続編の記事へのリンクを追加
自分が後で読んでルートとその時やったことを思い出せるように詳しく書いてたら、肝心の富田屋に着いたところで力尽きてしまいました。(^^;)
*無駄に文字ばかりならぶ前編はコチラからどうぞ。
この記事は、ほんまに写真中心でサクサク行きますので、どうかお許し下さい。
宮津駅前の富田屋に着いたのは、6時5分でした。
宿泊のチェックインは電話で聞くと4時ってことやったんですが、寝るだけの部屋やから早よついてしゃーないやろうと思ってました。
それでちょうど2時間ほど掛けて丹後半島を一周して来た訳です。
泊まりも2回目なんで、車はサクッと富田屋グールプ?のサ店裏にある駐車場に放り込みました。
で、富田屋の食堂部分へ行って、泊まり客であると申し出ると
「初めてですか?」
って、聞かれ
「2回目ですわ」
と答えたら、後は見事に「段取り分かってるんやったら勝手にやってくれ」モードに。(^^;)
一旦、食堂を出て、宿の入り口に回って2階に上がりましたが、部屋への案内無し。
どこか分からんから、宿の真ん中にある階段がVの字になってる内階段から食堂へ。
おばちゃん曰く「2番の部屋。上がって左の左、番号書いてあるから」っていう説明でなんとか部屋に到着。
晩メシの段取りも確認されんままやったし、すでに腹ぺこやったんで、風呂は後にすることにしてさっそく食堂へ行ってみました。
後で他の人を見てると、泊まり客はどうも内階段から下りてツッカケを使えばええようやったんですが、分からんかったので宿の入り口からグルッと回ってもっぺん食堂へ。
メシ食わして欲しいっていうと、今は満席やからもうちょっと待ってくれと。
空いたら部屋に呼びに行くって言うてくれたんですが、暑い部屋に居るのもあれなんで、他のお客さんと一緒に食堂の外で待つことに。
前に泊まった時は、たしか4時過ぎに宿に入って、晩メシの時間を6時頃って頼んであったんで席をキープしてくれてたようです。
ってことは、今回みたいに遅めに宿に入って、すぐ飯にしようって時は、当日の早い時間にでも電話を一本入れといた方がええかもしれませんね。
私らが外で待ってても、予約のお客さんは入っていくし、それ以外にも何組も待ってるんで、
「自分らのことを忘れられてるんちゃうか?」
って、ishさんが言いはったのも自然ですわね。
前に昼メシで待った時に、ちゃんとサ店まで呼びに来てくれたんでおそらく行けるやろうと答えましたが、もちろん多少の不安はありました。(^^;)
そんなことを言うてると間もなく店のおばちゃんが外に出て来て「泊まりのひと〜」って呼んでくれました。
大きめのテーブルやと相席は当たり前なんですが、私らは二人掛けのテーブルでした。
生ビールだけをとりあえず頼んで、まずは乾杯。
暑い中を一日ドライブした後なんで、最初のビールはたまりませんでしたわ。
さて、思ったより文字が並んでしまいましたが、ここからは写真をベシベシ貼っていきます。
富田屋に泊まってみようと思う人のために、まずは1泊2食付き5000円に付いてくる料理だけを固めて貼っておきます。
実際に出て来た順番ではないんですが、その方が参考にしやすいと思いますんでね。(^^)
*サザエの壺焼き
やや小ぶりですが、クサミもなくなかなか旨かったですわ。
*お造りの盛り合わせと酢の物の小鉢
お造りは、鯛、ハマチかなんか、トリ貝、烏賊
*鱧の天ぷら
お店では紙に印刷したレギュラーメニュー以外に、ホワイトボードにその日の料理がかなりゴチャゴチャと書いてあります。
白板は1枚しかないと、遠い席やとなかなか注文しにくいですが、そっちがメインやというてもええほどです。
そこに鱧天があったんで頼もうかと思ってたら、泊まりの料理に出てラッキーでした。
泊まりの料理が全部出切るまでは、絶対泊まりで出んやろうと思うモンだけ注文して様子を見てました。
おそらく単品で言うよりはちょっと少なめやと思いますが、二人でちょこっとつつくにはええ感じでした。
*ハタハタの干物
はたはたってあんまり珍しくもないと思うんですが、こいつはなかなか旨かったですわ。
塩加減がちょうど良くて新鮮なせいか、その辺で食べるヤツとちょっと違う印象がありました。
*正体不明の魚卵のにこごり
メチャクチャ忙しい店だけに、泊まり客の料理は出来たモンからバンバンテーブルに並べられる感じです。
そんなバタバタの状況なんで当然のように料理についてはなんの説明もないので、正体は不明です。(^^;)
まぁ店員を呼び止めて聞けば、答えてくれるかもしれませんが、富田屋だけに「知らん」って答えられそうな気もしますな。
生モンなんかは新鮮でモノはええと思いますが、なんせ「大衆食堂」ですからサービス面で期待するのは無理ってモンです。
*焼豚
この焼豚は、なんとなく私が作るヤツに近かったですわ。
手作り感があってなかなか旨かったですわ。
ishさんはメニューを見て、焼き豚を頼むつもりやったそうで、なかなかツイてましたね。
以上が5000円の泊まり代に含まれるお料理です。
これに最後でご飯と汁モンぐらいが出てくるはずです。
ちなみに今回もご飯はパスしたんで写真は無し。
前回はご飯をパスしたら、210円引かれててビックリしたんですが、今回はどうもおばちゃんは引き忘れてたようです。
*わざわざ引いてくれること自体が意外やし、充分安いんでちょっとしたミスに文句なんかないですわ。
では、こっからは個別に注文したモンをご紹介します。
*夏場の日本海で楽しみにしてた「岩牡蛎」
前回、身内で昼間に来た時に食べた岩牡蛎がずっと印象に残ってました。
今回もぜひってことで、席についてほどなくishさんが岩牡蛎だけは先に注文してくれました。
この写真ではあんまり大きさが伝わりませんが、かなりのサイズがありました。
中の身は3〜4切れにカットされてましたがその一つ一つに充分食べ応えがありました。
メインの身ぃの周りに白い白子のようなモンがついててそいつがヒジョーにクリーミー。
1人前2個で1155円と値段だけ見たらそこそこに思えますが、食べた時の満足感からいうたら文句のないコストパフォーマンスに感じました。
前に食べた時は、1人前が4つやったんで牡蛎のサイズで調整してるんでしょうね。
しっかりサイズが2個で充分満足しました。
*エグミもなく旨かった「生うに」 1418円
ホワイトボードには、「箱ウニ」と書かれてましたがこんな風に一応盛りつけて出て来ました。
よく安モンウニにあるクセ(ミョウバンのエグミ?)がなく、甘みがあって旨かったですわ。
ishさんは、これよりもっと味の濃厚なヤツを食べてことがあると言うてはりましたが、久しぶりに旨いウニが食えてハッピーでした。
最初は生ビールをやりましたが、その後はishさんは冷や酒、私は熱燗をやりながらでした。
このウニは当然のように日本酒にバッチリでしたねぇ。
*すごいボリュームやった「鯛のかぶと煮」 683円
この店のレギュラーメニューには「あら煮」とだけ書かれたもんがあるんですが、そのお値段は驚きの263円。
前からよそのお客さんが頼んでるのを見てすごい値打ちに思ってたんで、今回も頼んでみましたがあっさり「売り切れ」の返事。
おばちゃんが「兜煮やったらあるでー」って、言うんで値段はちょっと上がるけど、そっちをお願いしました。
料理がテーブルにやってきた時は、えらく色が薄いし、小皿に醤油?まで入れてきたんで味が付いてないのかと思いました。
寿司屋なんかやと、こっくりと濃ゆく炊くことが多いと思いますが、食べてみるとちゃんと味が付いてました。
甘濃ゆくて重いヤツより、あっさりして魚自体の味がよう分かる感じでこれはこれとして美味しかったですわ。
こいつは料理名としては兜煮なんですが、二つに割られた頭の下には、みっちり身の付いた中骨が居りました。
これも写真では量が分かりにくいんですが、すごく量が多くてコストパフォーマンスは上々でした。
他の料理を食べたせいもあるんですが、最後にちょっと残してしまいました。
これなら4人ぐらいでも充分つつけそうでした。
前回来た時に頼んだホルモン焼き(315円)のコストパフォーマンスが気に入ったんで、迷った末に頼むとそいつも売り切れ。
代りにishさんが頼んでくれたのがこちら。
*ホルモン焼きの代りに「牛肉焼き」 473円
甘濃ゆい味でビールにもええけど、昼間にどんぶり飯と一緒にワシワシやるのもよさそうでした。
ご飯は遠慮することにしてたんで、〆モノを1つ頼みました。
*〆に食べたなんかしらんけど旨い「中華そば」 368円
ちょっと甘みがあって、普通ならそんなに好みではないように思うんですが、やっぱりなんかしらんけど旨かったですわ。
冨田屋に3回来てますが、結局毎回頼んでますわ。
さて、お勘定ですが、
まずは宿泊費が2食付きで5250円、朝メシだけ付いて3990円
生中420円×3、瓶ビール420円、日本酒263円×5、岩牡蛎2人前1155円×2
箱ウニ刺し1418円、鯛のかぶと煮683円、肉焼き473円、ラーメン368円
全部込み込みで17487円。
今時、しょぼい民宿でもへたすると1人でこれくらい行きませんか?
ちなみに、飲み食いを終えて部屋に戻る前に全て精算です。
これで翌朝は系列?のサ店に行って、富田屋に泊まってるって言えば、朝メシが食べられるんで、その後は勝手に宿を出るという放ったらかし状態です。
3回行って実感しましたが、今回の1人晩飯抜き、1人晩メシ付きってのはヒジョーに満足度が高いですわ。
なんべんも富田屋に泊まってるって言う、カップルが隣に座ったんですが、二人とも2食付きでした。
食時間を言うてあったんでしょうが、早めに全部の料理がテーブルに並んで、全く同じモンをつつくだけってのは、個人的にはもったいない気がしました。
もちろん、ひたすら安くあげるなら、二人とも食事付きにすりゃええんですが、わざわざ宮津まで行くなら今回の自分らのパターンが理想ですわ。
1000円ちょっととは思えん泊まりの料理をある程度つつきつつ、バンバン好きなモンを追加すれば費用を抑えつつご機嫌になれましたからねぇ。
その上で、さらに富田屋を活用すべく今後の攻略法をメモっておきます。
・6時にしてあら炊きやらアワビなど品切れメニューが多かったので、料理を目一杯楽しむつもりなら早めのスタートが良さそう。
・今回みたいにチェックイン、即メシスタートってやるなら事前に電話で相談して席を確保した方がええかも
・風呂は小さな家庭用のヤツを入れ替えで使うんで、事前に日帰り温泉や立ち寄り湯なんぞで済ませとくと夕方早めにサッパリして飲み食いが出来そう
自分の攻略法はこんなモンですが、最後に富田屋に興味を持ってくれた方に注意して貰いたいことがあるんで書いておきます。
夏場の富田屋はクーラーなしで寝られる人限定です。
部屋には、窓に取り付ける簡易クーラーがありました。
でも、一旦熱くなった部屋を冷ますには、まったく力不足。
泊まる部屋の位置にもよるでしょうが、今回の部屋は窓がちょっと高い位置に一つだけでした。
廊下側の引き戸を少し開けてはいましたが、なかなか風が通らず。
窓全開でクーラーもフルパワーでつけっぱなしにしましたが、扇風機がないんで、風にも当たれず、ヒジョーに暑かったですわ。
正直言うて、普段から寝る時にクーラー使こうてる人やったら絶対寝られへんと思います。
私は真夏のテントで寝た経験もけっこうあるんですが、自然に囲まれてりゃずっと快適です。
結果的にはそこそこちゃんと寝たんですが、久しぶりに「寝られへんかも?」って不安になりました。
前に行った時にクーラーの存在は確認してたんですが、今回メシのあと部屋に戻って、状況を確認したらishさんが寝られるかかなりビビってしまいました。
幸い、ishさんもふだんクーラー無しで暮らしてはったおかげで寝られたようで、朝イチで聞いてホッとしました。
あと、建物は増築を繰り返してるのか造りが複雑で、急な階段あり。
高齢の人や、夜中にトイレに立たんとアカン人、ご注意を。
私は夜中、V字状の階段を上り下りしてかなり怖々でトイレに行きました。
部屋は充分な広さやけど、引き戸だけなんで子ども連れで、もし子どもが騒ぐと宿中の人に迷惑をかけるかと。
クソ暑い状況で子どもがぎゃーぎゃーやったら、キレる人も出そうですんでご注意下さい。
不便さとかサービスのなさもこの店のオモロサやと思って楽しめる人には強くオススメしますが、全く我慢出来ないと思う方も多いでしょうからご注意を。
私は結果的にまったくなんの不満も感じず、大変楽しませて頂きました。
私のブログでは料理の写真しかないので、宿の雰囲気なんかに興味ある方は、ishさんのブログをご参考下さい。
*foodish:”雑”食記 夏のええ加減ドライブ(2)〜念願の宮津・「富田屋」
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<参考情報>
*大衆・海の幸料理「冨田屋」:食べログ
住所: 京都府宮津市字鶴賀2066−56
電話:0772−22−0015
営業:11:00〜23:00
定休:月曜日 (宿泊も不可)
泊まり:チェックイン 16:00 チェックアウト 10:00AM
続きに興味ある方は下記リンクからどうぞ
*行き着いたのはヨーロッパ軒の名物「ソースカツ丼」
*朝イチの体重:57.4kg(回り寿司シバいたけど、しっかりクリア)
<後日 追記>
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