2012年11月13日

家宴会のメインに「ビーフシチュー」のようなもの

一昨日の日曜日にやった家宴会の飲み食いをご紹介します。

今回のゲストは家飲みのレギュラーメンバー?である*あきこ*さんでした。

お仕事と釣りでお忙しいみたいやったんですが、当日が雨の予報やったんで釣りはナシにして飲みに来てくれることになりました。


決まったのが前日だったので献立を考える時間はあんまりありませんでした。

前にお土産に持ってきてくれはった赤ワインが残ってたので、それが飲めるような料理を入れようと。

ちょっと寒くなってきたんでメインにはシチューのようなモンを作ることに決めました。



前日に買いモンに出かけて、仕込みをスタート。




シチューは王道のビーフで行くことにしたんですが、実はビーフシチューの作り方ってあんまり分かってないんです。

シチューの素を使えばラクチンですが、お客さんに出すのにシチューのルーを使うのは手抜きが過ぎる気ぃがするんですよねぇ・・・。

とりあえず、デミグラスソースの缶だけ買うてあとはテケトーに行くことに。



肉はいつものように近所の「イサミ」で調達。

たまたまシチュー用の肉がちょっと安くなってて助かりました。

シチュー用を500g買うたんですが、ついでにすじ肉も3パック1kg弱も。


宴会の仕込みをやる時にすじ肉の下茹でをやると混乱するけど、しばらく前からすじ肉の下処理をしときたかったんで一緒にやることに。




牛すじの方は、たっぷりのお湯で10分ちょい下下茹で。

蛇口のお湯でキレイに洗って、もう一度たっぷりのお湯で下茹で。

鍋でしばらく煮込んだら保温鍋で放置。





シチューの方は、角切りの牛肉にチューブのニンニクとコショウ、クミンパウダーを揉み込んでしばらく寝かしておきました。

玉ねぎ2個分を繊維に直角にスライスして、フライパンで炒めてやりました。

しっかり濃いめの茶色になるまで炒めて、鍋へ。

牛肉は炒める寸前に軽く塩を振ってから小麦粉をまぶして、フライパンで表面に焼き目を付けました。

最後にブランデーを掛けて、鍋へ。

鍋に水と赤ワインを注いで、アクをすくいながらしばらく煮込んだら、弱火にしてじっくり加熱。

厚手の鍋でごく弱火にしてたんですが、しばらくしてチェックすると底が焦げ始めててあせりました。

仕方ないんで、鍋はやめて炊飯器に移して、保温モードでじっくり行くことに。





下茹でのすじ肉を3時間ほど保温したら、大きなヤツは適当にカットして、小分けにして冷凍。

そのうちの一部はシチューの方にも加えてやりました。



保温鍋が空いたんで、夜になってシチューはソッチへ。



すじ肉の処理が入ったおかげで、何回も鍋を洗ったり、入れ替えたりで洗いモンばっかりやってましたわ。






シチューには冷凍のトマトソースも加えてやりましたが、当初はたっぷりの赤ワインのおかげでだいぶシャバシャバでした。



ドミグラスソースの缶をぶち込むか迷ったまま、保温鍋で一晩寝かしてやりました。


翌朝にチェックすると、シチューの量が少ないからけっこう温度が下がってましたが、朝イチでもう一度温めてまた保温鍋へ。



最終的には*あきこ*さんが到着しはってから、味見をしてもらって、そのままややあっさりめで行くか、デミグラスソースの缶を足すかお尋ねしました。

ちょっとあっさり目やけど、そのままで食べてみるとのことだったので、今回は結局缶は足さず。







ビーフシチューはメインとして最後に出したんで、流れに沿って他の料理をご紹介します。






前菜の3種盛り合わせ

*3種類の前菜の盛り合わせ

手前から

 ・舞茸としめじのソテー シェリー風味

 ・タコとオリーブのトマト煮込み

 ・シーフードのマリネ


舞茸とシメジは、あらかじめニンニクを炒めておいたオイルがあったので、それをちょろっとフライパンに入れて、オリーブオイルを足したモンで炒めました。

シェリーで香り付けして、軽く塩コショウ、最後に冷凍のパセリをぶち込んで出来上がり。

これは当日に仕込みました。


タコのトマト煮込みは冷凍のカットダコを使ったんですが、やっぱりえらく縮んでしまいました。

タコをガーリックオイルで炒めて、白ワインを注いで、冷凍トマトソースをたっぷりぶち込んでオリーブオイルと一緒に煮込みました。

具としてのタコは縮んでショボかったけど、タコの出汁?がよう出てたんで、酒の肴としてはありだったかと。
 *ちょっと塩加減がキツメだったのは、白状しておきます。



シーフードマリネは、海老、貝柱、イカを使いました。


お湯に月桂樹の葉、レモンの皮、セロリの葉っぱ、コショウ、白ワインなどを加えてから、それぞれを別々に茹でました。

貝柱は真ん中がちょっと生っぽい火の通し加減で、えびは弱火でじっくり火を通したんで割とプリッと、イカは冷凍やったんでしっかり火を入れました。


セロリのみじん切り、赤タマネギのみじん切りに、たっぷりのレモンと白ワインビネガー、味醂と酒の煮切り少々、塩コショウなどでマリネ。


盛りつけた量以外にも残ったぶんはもういっぺん盛って食べきりに協力して貰いました。






カナッペの盛り合わせ

*2種類のカナッペの盛り合わせ

エビ入りマッシュポテトと生ハム入りクリームチーズです。

チーズの方は、刻んだ生ハムと混ぜてたっぷりめに粗挽きコショウを足しただけです。

マッシュポテトの方は、ジャガイモを皮付きのまま湯がいて、熱々を布巾に包んで皮むき。

そいつをすぐ裏漉し器にかけてやりました。

フライパンにガーリックオイルとオリーブオイルを入れて、そこで冷凍の桜エビを炒めました。


この桜エビは春?頃に生協で買うたんですが、オイル煮にしようと思ってました。

長らく冷凍庫に放置してたら、ちょっと冷凍焼けした上に、霜が付いてしまってました。

単品のオイル煮で食べるにはちょっと品質に難が出てたので、もったいないけどマッシュポテトの具にしたんです。

サクラエビが香ばしくなってきたら、干しエビを細かく刻んだモノもぶち込んでから、牛乳を注ぎました。


牛乳が温まりだしたら、裏ごししたポテトを加えて、全体に混ぜて軽く塩コショウ。


こいつは大量に出来てしまったんですが、翌日妹一家に引き取って貰いました。





大根の洋風煮物

*大根の洋風煮物

寒い時期になって、メインに温いモノを用意したけど、その前にも1品くらいは温いものをと思って用意しました。

手羽元2本に、セロリの葉っぱ部分、シチューで出た人参の面取りクズやら、この大根自体の面取りクズなどであっさり目のスープを用意。

ちょっとだけコンソメも入れたかもしれませんが・・・・。(記憶がイマイチ)


優しい味付けでホロッと崩れるような柔らかい大根を目指してました。



ところが、当日食べてみるとかなり残念な出来でした。


まず、スープの味付けが薄味にするつもりやったのに、ちょっと塩辛め。

じっくり煮込んで柔らかくしようと思ったのに、大根はかなり固い仕上がりでした。

時間はだいぶ掛けたから、もしかしたら大根自体のタチがアカンかったんかもしれませんねぇ・・・。




献立の流れとして温かさが嬉しいモノを挟んだつもりでしたが、結果はイマイチでした。




蒸し鶏の洋風ねぎ塩サラダ

*蒸し鶏の洋風ねぎ塩サラダ



この宴会の2〜3日前にごま油を効かせて自称”韓国風”なねぎ塩サラダを作ったんです。

それが旨かったんで、まだ残ってる鶏むね肉の蒸し鶏を洋風にアレンジ。

細かいみじん切りにした、白ネギとセロリをボールへ。

小さなあたり鉢で細かい粉にした無化調の鶏ガラスープの素をそのボールへ。

生のニンニクのすり下ろしも1欠片分投入。


レモン汁を絞り、蒸し鶏を加えたら、水菜、赤タマネギを加えてざっくり和えました。
せっ
ちなみに水菜は事前に冷水でシャキッとさせてから、サラダスピナーでしっかり水切り。

器に盛りつけてから生のパプリカの賽の目切りを散らしてやりました。








珍しく作った「ビーフシチュー」のようなモノ

*珍しく作った「ビーフシチュー」のようなモノ

煮込み始めた時よりはだいぶしっかりしたんですが、ビーフシチューと思うとちょっと軽めやったかも。


デミグラスソースの缶を加えるんやったら、バターを足そうと思ってたんですが、缶をパスしたからバターも足さず。

シャバシャバではなかったんですが、ちょっとビーフシチューとも違うような気がしました。


ちなみに横に添えたベビーコーン、ブロッコリー、ジャガイモと別にシチューの中に人参とエリンギが入ってます。


人参はかなり初期から一緒に煮込み、エリンギは当日の昼過ぎに加えました。


シチューと一緒にフランスパンもちょろっと添えました。





宴会になると料理が足らなくなるのが嫌でたくさん作りすぎますが、今回は量的にはほどほどでした。

料理の品数はやや少なめやったんですが、ビールで乾杯して、スパークリングワインへ。

泡モンが空いたら、赤ワインに行って、結局赤を2本空けてしまいました。

それだけ飲んでも酒の肴には困らんかったので、料理の量はヨシとしておきましょう。







バスで帰る*あきこ*さんを送った後、私は家に戻って部屋着に着替えたようなんですが、次に気が付いたのは朝の5時過ぎ。

テーブルの上を片づけもせず、ソファーに寝ころんで寝てました。


部屋着に着替えるためにベッドルームに入ってるんで、片づける気ぃがないんやったら、そのままベッドに入れよって自分にツッコンでしまいました。







*朝の体重:57.30kg(理想値クリア)


*今月の休肝日:5日(昨日は酒を抜きました)

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2012年11月06日

前日の夜に決まったツレとの家宴会

2日の金曜日に神戸に住むツレのMが遊びに来た時の料理をご紹介します。

Mの仕事の都合で前日の夜に連絡が入ったのでこの前の宴会ほどではないですが、割と急な家宴会となりました。

献立を練る暇もなく、翌日の当日になってとりあえずスーパー回りからスタート。

残念ながら生魚はピンと来るモノがなかったんで、刺身類はパス。

買い物から帰った昼頃に、まずは時間のかかる一品を仕込み。

そいつの下ごしらえをやって、味付けを済ませたら炊飯器にぶち込んで保温調理で夕方まで放置。





自分の昼ご飯を簡単に済ませたら、ぼちぼちと他の料理の仕込みを再開。




ツレは外回りの仕事が終わったらそのまま家に来ることになってました。

早めのスタートでもええようにとは思ったんですが、あんまり事前に仕込めるモノがなかったんですよねぇ・・・。




4時頃に電話が入って到着が4時半頃になると分かったので、そこからは作業をスピードアップしました。





では、早速出した料理を見て頂きましょう。







常備菜の盛り合わせ

*常備菜の盛り合わせ

切り干し大根の煮物、金平ゴボウ、マグロの佃煮、シシトウの炒め煮を盛り合わせにして乾杯のビールの肴にしました。




常備菜って言えば、ちょっとはマシに聞こえるかなぁ・・・と思ったんですが、要は残り物中心です。(^^;

切り干し大根の煮物は、何日か前に真っ白な切り干し大根を買うて、人参、エリンギと一緒にあっさり炊いてありました。

マグロも何日か前に葱鮪鍋にした剥き身の残りを自分で佃煮にしたものです。

ししとうはすでにちょっとヘタッてたヤツを前日だったかに炒め煮で処理。

しょぼいんで出すか迷いましたが4品盛りの方が落ち着きそうだったので出してしまいました。

きんぴらごぼうは、土付きごぼうがあったんでささがきにして当日に作りました。

炒め煮にする時の出汁気は白だしで手抜きさせてもらいました。

切り干しを除くと3品ともやや甘濃ゆい系で味のメリハリが弱いですが、時間がなかったので仕方ないとしておきました。





今季初の「生牡蛎」

*今季初の「生牡蠣」

お造りはええのがなかったんですが、今季初めて生の牡蛎を食べることにしました。

到着時間を睨みながら、出来るだけギリギリに塩水で洗ってスタンバイ。

シンプルに大根おろしとポン酢を掛けて食べました。




アボカドのなめ茸マヨネーズ和え

*アボカドのなめ茸マヨネーズ和え

だいぶ前から冷蔵庫におったアボガドを2日前だったかに半分だけ食べてました。

その残り半分を他が和食系だったので、ナメタケとマヨネーズ和えにして多少和風に。




イカの沖漬けの塩辛風

*イカの沖漬けの塩辛風


冷凍の丸のままのイカの醤油漬けを刻んで、ワタとつけ汁に混ぜ込んで塩辛風にしました。





この辺まで一緒に軽く飲み食いして、台所へ。







そろそろ寒い時期やから温かいモノを出すことに。





スタートから冷たいモノばかりが続きましたが、ホンマは温かいモノを1品くらいもっと早めに出すべきやったかもしれませんね。








鶏のみぞれ煮

*鶏のみぞれ煮


この前の宴会では冷凍食品の鶏唐を使いましたが、今回はちゃんと生の鶏で作りました。

鶏モモ肉を一口大にカットして、ツレの到着30分前に醤油、酒、味醂を揉み込みました。



20分弱漬けたところで、汁気を軽く切ってビニール袋に入れて片栗粉を加えて、袋を膨らませてボンボンと振り回しました。


そいつをやや多めに油を入れたフライパンで揚げ焼きに。


表面がある程度色づいたら油から揚げて置いておきました。



宴会が始まってから、麺ツユをベースに味を整えた煮汁を沸かしてその中へ。

しばらく煮込んで、最後にたっぷりの大根おろしを加えてサッと加熱。

寒くなってきたんで、醤油多めで濃ゆい味付けにしてみました。





ホルモンの煮込み

*ホルモンの煮込み


この日の朝に新聞の折り込み広告を見てたら寺田町と桃谷の間にある肉屋の萬野が特売でした。

他の上等な肉とは違って、どれだけ安くなってたか分かりませんがミックスホルモンも出てました。

スーパーを2軒回って、オモロイもんが無かったから、ちょっと遠回りしてホルモンを買うことに。


地元の商店街だとホルモンのミックスはグラム75円ですが、今回は倍のグラム150円。

まぁ、それでもちょっとええ鶏くらいの値段ですね。





家に帰って一番最初にこいつを仕込みました。



まずはたっぷりの熱湯にぶち込んで下茹で。

10分ほど煮込んだら、蛇口から出る一番熱いお湯で何回も洗ってやりました。


それを今度は白だしをベースにあっさりした味付けの出汁に多めの生姜スライス、白ネギの青いトコを加えて煮込みました。

一緒に入れたコンニャクはまずフォークでメッタ刺しにして、手でちぎってからたっぷりのお湯でアク抜きしてからホルモンの鍋へ。

大根は一口大にカットして、こちらは下茹で無しで鍋へ。

しばらく煮込みながらアクを取ったら全体を炊飯器へ。

料理を出したのが7時過ぎなので5時間以上は保温調理出来たかと。

おかげでホルモンも柔らかくなってました。




これでだいたい料理は出し終えて、その後も喋りながらダラダラ飲んでました。


11時近くになって、もう一品材料が余ってたので料理してしまうことに。





近所のディスカウント酒屋で売ってた「ひらたけ」

*近所のディスカウント酒屋で売ってた「ひらたけ」

最近ちょこちょこ野菜を並べてる近所の酒屋で見かけて「炒め物にどうぞ」って書いてあったんで買うてみました。



意外なほど旨かった「ひらたけのガーリック醤油炒め」

*ひらたけのガーリック醤油炒め

冷蔵庫に刻みニンニクをじっくり炒めた油があったんで、そいつを使いました。


油とニンニクをフライパンにちょろっと入れて熱くなったら、ヒラタケを投入。

ササッと炒めて仕上げにチョロッと醤油を掛けたら出来上がり。

めっちゃ短時間で出来たんですが、ニンニクの香りと醤油の加減がようてええ酒の肴になりました。




食べ物はだいたいこんなもんです。


宴会の最中はビールの後、けっこうしっかりした量の日本酒を燗でやりました。

その後もジントニックを飲んだりハイボールをやったり。

だらだら喋りながら飲んでたら、気が付くと3時頃になってました。




学生時代からのツレなんで、気を遣うこともなく飲んだらえらく飲み過ぎてしまい翌日は夜まで胃がひっくり返ってました。


宴会料理としてはあんまり手が掛けられてませんが、楽しくしゃべって食って、飲めたから個人的には文句なかったですわ。






*朝イチの体重:56.80kg。(軽すぎてもったいない。)

*今月の休肝日:2日(昨日は酒を抜きました)
 
 
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2012年11月04日

急に決まった家でのちょい飲み

29日に家でちょい飲みをやった時の内容をサラッとご紹介しときます。

この日は昼前に買いモンに行って、ちょっとやる気があったんでいくつか食材を買うて来ました。

買いモンから帰って、ツイッターを見てるとishさんがお仕事の外回りでうちの方面に来はると。

もしよければ一杯飲みに寄ってくださーいなんてレスを付けてました。


とりあえず寄れるとしたら何時頃か?をお尋ねするつぶやきを書き込んでぼちぼち仕込みをしてました。




ほどなく携帯が鳴ったんで出てみると、ishさんからで平野駅(うちの一つ隣の駅)でフリーになったと。

すぐおいで頂くことになったんで、もしかしたら寄りはるかもって分かってから30分ほどでうちに到着されました。

家宴会の開催決定から開始まで30分ってのは最短記録の大幅な更新でした。(^^;




ishさんとは色んなイベント事で出かけてますが、うちに飲みに来て貰うのはもの凄く久しぶり。

何年か1人暮らしをしてたアパートに来て貰うことなく、今のマンションに久々でおいでになりました。

チャンスがあれば、いつでも料理はさせて貰おうと思ってたんですが、せっかく来て貰ったのに今回はちょっとだけツマミを並べる程度しか出来ませんでした。






ビールが冷えてなかったんで、焦って氷漬けにしてたんですが、ishさんがプレミアムモルツを6本もお土産に持ってきてくれはりました。

それをさっそく開けさせて貰ってとりあえず乾杯。





韓国風ねぎとろ

*韓国風ねぎとろ

コチュジャンを酒と味醂の煮切りで伸ばして、醤油少々、ごま油等を混ぜて冷凍のネギトロ用のマグロを混ぜました。

ねぎは白ネギのみじん切りを加えてやりました。

少し前にやったええかげんな宴会のために買うて全く食べなかったマグロですが残ってて助かりました。





鶏唐の中華風旨煮

*鶏唐の中華風旨煮

お客さんに出すのに手抜きですがこいつも冷凍食品を利用しました。

業務スーパーのPBの鶏唐をishさんの到着前からトースターで温めなおして置きました。

乾杯の後、台所に立ってこいつの仕上げ。

粗刻みにしたニンニクを油で炒めたところに鷹の爪の輪切りと白ネギの斜め切りを加えて、多めのオイスターソースを垂らして、さらに醤油を追加。

香りが立ったら紹興酒を流し込んで、中華の粉末を少々。

半分にカットした鶏唐を戻して煮汁の中で少し煮込んで、ちょっぴりトロミを付けたら出来上がり。


最後に追加した中華のケミカルかちょっと余計でしたが、一応旨煮っぽくはなってたかと。


ただ、柔らさがウリの唐揚げは食感が柔らかすぎてishさんは練り物かなんかやと思ったと言うてはりました。




鶏のタタキ

*鶏のタタキ

これはこの日の買い出しで自分が食べるために買うてあったものです。

スライス済みのヤツやったんで、ただただ皿に盛っただけです。

ネギと生姜を添えて、ポン酢で食べました。



「馬刺」はショウガ醤油で

*「馬刺」をしょうが醤油で


こいつも冷凍品です。

一人で食べてもちょうどええくらいの小さな固まりのヤツを解凍してスライスしただけです。




最初に仕込んであった「菜っぱの煮物」

*最初に仕込んでた「菜っぱの煮物」


こいつは一番最初に仕上げて、味を落ち着かせるために置いてました。

小松菜と薄揚げを白だしベースでサッと炊きました。




以上でお出ししたお料理はおしまい。

自分が料理しようと思って、レンコンと安いチビえびも買うてあったんです。

後半に落ち着いてから料理しょうかと思ってたんですが、ishさんはプライベートで知り合いのお手伝いをするための打ち合わせがあるとのこと。

この日は軽く飲んでのお開きとなりました。



私の宴会メニューにしては野菜モンが少ないし、ただ盛りつけただけの料理が多くてちょっと申し訳なかったですわ。

今度はある程度時間をもうて、ちゃんと料理させて貰いたいものです。




>ishさんへ

 「今回は簡単な摘みでお許し下さい。次はしっかり飲み食いしにおいで下さい。」








*朝の体重:57.15kg(文句のない数字)

*今月の休肝日:1日(昨日は二日酔いで胃がヘタッてたんで抜きました。)





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2012年10月23日

「ハウスウォーミング・パーティ」名目で「ゆるゆる宴会」

21日の日曜日にやった家宴会の模様をサクッとご紹介します。

引っ越しが決まった頃に新居は居間が広くなるから宴会出来るなぁと思ってました。

そんなことを呟いたら宴会やろうと言うてくれはる方もいたので「ハウス・ウォーミング・パーティー(新居のお披露目?)」って名目でやろうかと。

Housewarming Partyって昔英会話に一生懸命で、外人の連れも多かった時にいっぺん参加したことがあるんです。

そのツレの家はごく普通のアパートかなんかで”新居”ってほど大したことはなく引越祝いの気楽な宴会って印象でした。

私の今の家も”見て貰う”ほどの値打ちはないんで、実質は単なる飲み会でした。

前に奈良の家でやった持ち寄りというか、適当に料理しながら飲み食いするっていうゆるゆる宴会がオモロかったんでそれを新しいトコでやろうっていうノリでした。

参加者のだれもHousewarming Partyって名目を把握してなかったとは思いますが・・・。







前回のグルコバで日程調整をした関係で開催は引っ越しからだいぶ経ってしまいました。





今回参加してくれたのはグルコバでお世話になってるこばやしさんとそのファミリー4人、グルコバ常連のLAKSAさん、*あきこ*さん、ちびぱんさん&娘さんで大人は私を入れて6人でした。

ほかにもishさんmyblackmamaさん、だいこんさんもお誘いしたんですが、お三方は残念ながら参加できず。




一応スタートは昼の1時ってことにしてありました。







前日に丁寧めに掃除をして、再度当日の朝にもザッと掃除機をかけました。






宴会モードの部屋はこんな感じ。






隣の部屋と繋げて宴会モード

*隣の部屋と繋げて宴会モード。


普段はあいだの間仕切りで仕切ってこぢんまりした部屋で生活してるんですが、二部屋を続けて広くしてやりました。

 *普段の部屋の感じはコチラの記事にあります。

ゲストのみなさんが到着するまで広すぎて落ち着きませんでしたわ・・・。






最初に到着したのがこばやしさんファミリーの4名。





とりあえずビールで乾杯して、簡単なアテを並べてダラダラした飲み会がスタート。







レバーペースト、ナスペースト、きのこペーストの盛り合わせ

*レバーペースト、ナスペースト、キノコペーストの盛り合わせ


クラッカー3種類は中鉢に盛って、好きなペーストをそれぞれがカナッペにして食べて貰うことにしました。

ちなみにキノコペーストはだいぶ前にグルコバの差入れに作って冷凍してあったモノ。

レバーペーストとなすびのペーストは今回のために仕込みました。

なすびのペーストは、焼き網で真っ黒に焦がしたナスビの皮を剥いてざっくり刻んだヤツをフードプロセッサーへ。

そこに練りごま、塩、こしょう、レモン汁、にんにく&油を加えました。

当日の朝にオリーブの実を刻んでアクセントに加えました。






たことセロリのポテトサラダ

*たことセロリのポテトサラダ

だいぶ前に日経新聞の土曜日のオマケ紙で覚えた料理です。

オリジナルはセロリをざく切りで加えますが、あんまりゴツイ生のセロリは苦手なんで細かく刻んでます。

セロリの葉っぱも刻んで加えて、たっぷりの油で香りを出しておいたニンニク、オリーブオイル、塩、コショウ、レモン汁で味付け。

これは前日に仕込んだんだったかと。







ちょっとビールを飲んでる間に*あきこ*さんとラクサさんが揃って到着されました。



チビパンさんもほどなく到着されて、宴会が正式に?スタート。








いかのエスニック風マリネ

*いかのエスニック風マリネ

生のイカをさばいて、ワイン、レモンの皮、生姜のスライスなどを加えたお湯でサッと湯がいてやりました。

たっぷりのレモン汁、ニョクマム(魚醤)、スイートチリ、一味、ワインビネガーなどで味付け。

風味付けに刻んで冷凍してあったセロリとシャンツァイ(香菜)も加えてやりました。







皆が絶賛した「干しえのきの醤油炒め」

*皆が絶賛した「干しえのきの醤油炒め」

Laksaさんが作ってきてくれはったんですが、非常にインパクトがありました。


干してから焼かれたエノキの食感が非常にユニークでした。

パリッとした麺を食べてるような気がしました。

酒にもよう合うピリ辛味で旨かったですねぇ。





「カリーヴルスト・ホットドッグ」

*「カリーヴルスト・ホットドッグ」

こばやしさん作のホットドックでした。

こばやしさんは前日に神戸の摩耶山でリュックサックマーケットに参加してはって、そのソースなんかを持ち込んでくれました。

なかなか旨いソースでそれだけでもアテになりそうでした。






中華風蒸し鶏の和え物

*中華風蒸し鶏の和え物

これは*あきこ*さんが持ってきてくれはったお料理です。

*あきこ*さんは他にでっかいブルーチーズも持ってきてくれはったんですが、そちらは写真を撮り忘れてしまいました。

あと、事前の話では香港の下町にあるお弁当屋のおかずのような中華料理を作ってくれると聞いてたんですが、他の料理が多くて実現せず。

個人的には本場の庶民派中華を楽しみにしてたんでちょいと残念でした。


ちびぱんさんもワイン2本にパンに、チーズにと色んなモノを差し入れてくれはりました。



ちなみに最初にビールをちょっと飲んだら私が買うてた泡モンを白と赤一本ずつ開けました。

2本あっても6人だと1杯ずつくらいで1本空くんで、あっちゅう間に消えました。


その後はちびぱんさんのワインを飲むヒトやら焼酎飲むヒト、マッコリ飲るヒト、皆さん好きなモンをやってはりました。






カニクリームトマトスパゲティ

*カニクリームトマトスパゲティ

こばやしさんの奥さんであるゆっきーさんが作ってくれた一品。

茹でてある紅ずわいがにをちゃんと切り込みまで入れて持ち込んで、うちの台所でササッと仕込み。


殻ごと炒めて、野菜やトマト缶を加えてしばらく煮込み、最後に殻からかにの身を出してソースへ。

トマトに生クリームまで入っててかなり旨かったですわ。

リングイネやと麺が伸びにくいからけっこう安心して食べられました。




馬刺はしょうがとニンニクで

*馬刺はショウガとニンニクで


朝イチで行った業務スーパー「エンド商事」で生の魚はオモロイモンが見つからず、冷凍馬肉をゲット。







ミックスホルモンのトマト煮込み

*ミックスホルモンのトマト煮込み

地元の商店街にあるホルモン屋で買うたミックスホルモンを使いました。

グラム75円と格安なんですが、よう分からん部位が色々入ってるんです。


トマトソースにぶち込む前に10分ほどだけ下茹ではやりましたが、このメンバーはある程度クセがある方が好きそうやったんでニオイ消しはほどほどに。


トマトソースにぶち込んでしばらく煮込んでから、炊飯器の高温の保温モードで3時間ほど置いたでしょうか。


最初はゴムみたいに固かったヤツもちゃんと噛める程度に柔らかくなってました。







料理は他にも色々用意してたんですが、何品かは出番なしでした。

・水菜サラダ:パプリカ、赤タマネギ、寿司用の冷凍茹で海老

・塩豚:3日ほど塩漬けにして湯がいたモノ

・めんたいこ

・蒸し鶏

・茹でおくら

・上ミノの湯引き



調整用に中華系の食料品店で買うた冷凍水餃子が2種類。

ピザ生地が2枚あったんで、要望があれば出せるように。

締めとして炊きたてご飯、冷凍のとろたたきを買うてあったんでネギトロ丼。

生讃岐うどんも4袋あったんで希望に合わせて釜玉やらぶっかけもええかと。

アテ系でクリームチーズに刻み込もうかと生ハムと冷凍スモークサーモンもスタンバイ。
アボカドも2個あったんで希望に合わせて料理できる体勢。




食材が足らんのは寂しいので多めに用意しましたが、今回も色々と出番のないモンがありました。


今日はその食材で一人宴会でもやろうかと思ッとります。




少人数でやる宴会もええんですが、今回のように各自が料理を持ち寄りでやるゆるい宴会もええもんです。

またチャンスがあれば家宴会をやりたいもんです。





*ゆっきーさんのブログに記事が上がってたんでリンクを張っておきます。



 ・料理研究家 小林友紀ブログ Yukky's Style:持ち寄りランチ会






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2012年10月03日

秋は地味めな和食で家宴会

一昨日の1日にやった家宴会の模様をサクサクッとご紹介します。

新居での初めての宴会は和食好きのHALUさんのために和食中心にしました。

同じ系統で行くと料理の内容を変えるのに苦労するんですが、急に季節が秋めいて来たんで落ち着いて日本酒が飲みたいなぁと。

献立作りがエライのは分かってたけど結局今回も和食で行くことに。


今回のゲストはグルコバ常連の*あきこ*さんでしたが、地味な和食もありだろうと判断。




2日位前から宴会用の食材を探しに行ったりして、仕込みをスタート。


前日にはとりあえずって感じでたっぷりの出汁を引いて調理を開始。

台風で買いモンに出るのが嫌やったんで、家に籠もって煮物なんかを何品か仕上げたりしてました。


当日は朝から色んな店を回って、メインのお造りを物色。

なんとか4軒めで気に入るもんを見つけました。




宴会の開始は7時半頃の予定でしたが、*あきこ*さんのお仕事が早めに終わったんで30分ほど繰り上げてスタート。

すでに腹ぺこやったんでありがたかったですわ。





切り干し大根となすびの味噌煮で乾杯

*切り干し大根となすびの味噌煮で乾杯

お客さまなので本物ビールとして今回はプレミアムモルツをチョイス。

グラスは冷凍庫で凍らせておきました。

切り干し大根は前日に仕込みました。

切り干し大根はもみ洗いをして2回ほど水を換えて、パリパリした食感が残るタイミングで水を絞っておきました。

ニンジンをせん切りにしてから出汁の中で先に炊いてやりました。

味醂と酒で甘みは付けましたが、割と控えめな甘さですっきりした薄味にしておきました。

ニンジンにある程度火が通ったところで切り干し大根を投入。

ちゃんと歯ごたえが残る程度に煮たところで出来上がりとしときました。

ニンジンを余らせるのが嫌で1本全部使ったら、ちょっと多すぎてメインの切り干し大根より比率が高くなってしまいました。


なすびの方は、当日になってもどう料理するか決まらず。

前回の宴会では素直にあっさり系の煮物にしたんですが、同じじゃオモロないなぁ・・・と。

悩んでるまま昼メシ時になってしまい、自分の昼メシになるような味噌味の炒め煮にすることに。

当日アップした味噌なすび丼でたっぷり食べたんで、お客さまに残りモンを出すような格好になってしまいました。

 *当日、*あきこ*さんにはちゃんと事情を説明しましたよ。(^^;





ひじきと水菜のサラダ

*ひじきと水菜の和風サラダ

ひじきのサラダは、近所に肉屋の惣菜で定番なんです。

料理をやる気が無い時とかに”逃げ”としてちょくちょく買うんですよねぇ。

で、買うたびにこんなもん自分ででも出来るわなぁ・・・って思ってました。

前からいっぺん自分で作ろうと思ってたんで、今回のメニューに加えることにしたんです。


最初は上の2品にひじきの煮物として加えるつもりやったんですけどね。


ひじきサラダ自体は、戻したヒジキにドレッシングで味付けだけしたらええとは思ったんですが、お客さんに食べて貰うんで先に煮物にすることに。


ひじきを戻して、水気を切っておきました。

冷凍してあった薄揚げを解凍してから幅を半分にカットしてからごくごく細かい細切りに。

干しシイタケも戻してから細切りに。


油でひじきを炒めて、シイタケを投入。

まず醤油を回し掛けて香ばしい香りを出してから、シイタケの戻し汁少々、酒、味醂、出汁をタイミングを見ながら加えました。

こっちはやや甘みが出たしっかり目の味付けに。

ある程度汁気を飛ばして、再度出汁を足してから薄揚げを投入。

揚げに汁気を吸わせながらしばらく炒め煮にしたら完成。




水菜は食べやすい大きさに刻んでから、冷水に浸けてパリッとさせてやりました。

その後、引っ越しを機に台所に余裕が出たんで買うた野菜の水切り器を初めて使ってやりました。

しっかり水気を切って到着しはるまで冷蔵庫で保管。


乾杯してからボールにごまダレを入れて、そこにひじきの煮物を加えて先に混ぜ混ぜ。

湯がいて冷やしておいたコーンと、水煮のミックスビーンズ、水菜を加えてざっくり混ぜてやりました。

ごまだれも加わったひじきの煮物の味で他の野菜を食べるって感じにしました。


百貨店の地下の食料品コーナーで売ってるおされーなサラダを目指して豆なんぞを加えてみましたがどうでしょう?





ごぼうの天ぷら

*ごぼうの天ぷら



土付きのゴボウがしばらく前からおったんで、ぜひ献立に加えようと思ってました。

ところが、こいつも茄子同様どうやって食べるかがなかなか決まらず。

シンプルな煮物にしようかとも思ったんですが、あまりにも煮たような料理ばっかりもなぁ・・・と。

最後の最後に思いついたのが、斜めの薄切りにしてあらかじめ出汁で炊いてからこうやって揚げること。

前半のビールのあてにちょっとくらい濃ゆいモンがあってもええやろうと。


これもほんだしなんかは使わず、ちゃんとした出汁で炊いたんですが、味付けで失敗。

炊いてる時になかなか味が入らんかったんで味を足していったら、かなり(塩)辛い味になってしまいました。

失敗作を食べて貰うのは格好悪いかとも思ったんですが、せっかく煮物にしてから揚げるっていうお客さま向けの料理にしたんでお出ししました。


煮汁から出してキッチンペーパーで汁気を取ってから片栗粉を打って多めの油を入れたフライパンで揚げ焼きにしてやりました。


ごぼうの食感はしっかり残って、ゴボウらしい香りもあり。

そこに揚げたコクが加わっててまずまず良かったんで、味付けをミスッたのがほんまに残念ですわ。




初めて作った「自家製なめたけ」

*初めて作った「自家製なめたけ」


これは前々日にふと思いついて初めて自分で作ったヤツです。





これを作る前から宴会ではなめたけを使うつもりやったんですが、市販品からこっちに変更。




なめたけで作ったのはこんな一品です。






自家製なめたけで「3色ぬるぬる」

*自家製なたけで「3色ぬるぬる」

おくら、長芋、なめたけというぬるぬる、ねばねばモンを盛り合わせで行っときました。

味付けはなめ茸の味だけで十分でした。

こいつも野菜だけやけど、個人的には十分酒の肴になると思ってます。





ちょっと贅沢して「しまあじ」のお造り

*ちょっと贅沢して「しまあじ」のお造り


最初は鯛を買うて昆布締めにしようと思ってたんです。

布施の方の業務スーパーへ行ったらええサイズの鯛もおったんですが、その横にこのシマアジも並んでました。

あんまりシマアジを見かけないので半身で980円してたんですが、宴会やからと買ってしまいました。

お造りとしてカットするのは飲み食いし始めてからにして、切り立てを食べて貰いました。

写真の量で背中側の半分なんで、腹側は後で余裕があれば”しまあじ納豆”かヅケにしてご飯の上に乗せて食べようかと思ってました。






タイラギ貝の貝柱はサッと炙って

*タイラギ貝の貝柱はサッと炙って

これも業務スーパーで見つけました。

魚だけ買うつもりでしたが、*あきこ*さんは貝好きなんで思わずコッチもカゴへ入れてしまいました。

*あきこ*さんにどんな食べ方がええかお聞きして、串を打ってから、軽く塩を振って、コンロで炙ってやりました。

炙ることで香ばしさが出て、貝の甘みもよけいに分かるように感じました。






この辺りで濃ゆい揚げ物を行こうかと予定してました。






あらかじめ鶏モモ肉を醤油に味醂、酒、ショウガの絞り汁を加えたタレに漬けてありました。



食べ進めてから*あきこ*さんにも確認すると、ここから揚げモンは濃すぎるなぁと。


そこで予定を変更して、揚げるのではなく魚焼きグリルで焼くことに。







鶏モモ肉の香味だれ掛け

*鶏モモ肉の香味だれ掛け

揚げ鶏にしてから、香味野菜を加えたタレを掛ける予定やったんです。

醤油と酢に、味醂と酒の煮切りを少々、白ネギ、新ショウガ、ミョウガ、青ネギ、七味少々を加えてありました。

そうそう和風の香味野菜中心でしたが、ごま油も香り付けにちょっぴり加えました。


鶏は身の側になんぼんも包丁目を入れておいたんで、ええ感じに火が通ってふっくら柔らか。

そこに香味野菜たっぷりのたれをかけてやるとなかなか旨かったですわ。





牛すじ肉と結び糸こんの煮物

*牛すじ肉と結び糸こんの煮物

秋やからやっぱり煮物も要るやろうと、私の定番食材であるすじ肉の煮物を。

これは前日に仕込んだんですが、他と味に違いが出るように醤油は隠し味程度で塩系の味にしました。

出汁にスライスした新ショウガ、味醂、酒を加えてやりました。

糸こんは一度たっぷりのお湯で湯がいてクセを抜いておきました。





当日食べたのは以上です。


これ以外に汁モンを作ろうと思ってたっぷりの出汁を用意してました。


汁物は出汁にカニ缶を入れて、豆腐を煮込み、最後に玉子でも流そうかと。

ただ、これは先に作らず、場合によったら〆で蟹雑炊にでも出来るように出汁だけでスタンバイ。

結局汁モンも〆の雑炊もなしで出汁がぎょうさん余ってしまいました。





イカ丸ごとを醤油付けにした冷凍品を手に入れたんで、解凍してから刻んで中のワタと絡めて即席塩辛も用意してました。


ある程度落ち着いたところで出そうと思ってたら、出すのを忘れてしまったのが悔やまれます。




そうそう今回は珍しくちょっとマシな日本酒を用意してました。

この前のドライブでハクレイ酒造の「白嶺」を買うたんで、それを飲んで貰いました。

純米酒を買うたつもりが、ミスしてアル添のヤツでしたが、普段の紙パック酒よりは多少マシだったかと。




マンションのすぐ近所に*あきこ*さんの家の方に向かうバスの始発の停留所があるんで、終バスに合わせてお見送り。

そこから帰ったら私はテーブル前で沈没。

テーブルの上に食器やグラスを置いたまま、3時頃まで座椅子で寝てました。

目が覚めてから小一時間かけて全部をキレイに片づけて、ジントニを1杯飲みたかったのは我慢して布団へ。






料理としてはどれも地味でしたが、個人的にはどれも真面目に作ったんでこういう宴会もアリじゃないかと思っております。

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2012年09月18日

新居で初めての家宴会

この前の日曜日(16日)に新しい家で初めてやった家宴会の模様をご紹介します。

今回うちへ飲みに来てくれたのは二つ先の「加美駅」の近所で「カフェ ラ・ルーン・ド・エスト(Cafe La lune de l'est)」っていう喫茶店をやってるツレ夫婦。

今までに何回かは家宴会に来てもうてるんですが、最近は週末になるとお店に模型好きが集まることが多いんです。

夜中遅くまで模型関係のお客さんの対応をしてるのを知ってると休みの日曜日にも簡単には誘いにくくて遠慮してました。


前の部屋ではクーラーが効かず真夏は呼びたくても呼べないっていう事情もあったんですけどね。

引っ越ししてかなり家が広くなり、家宴会がやりやすくなったこともあって久しぶりに誘ってみたら快諾してくれました。




9月も中旬となれば、多少は秋を意識した献立にしたいとは思ったもののええ料理が浮かばずギリギリまでずっと悩みました。

奥さんのHALUさんは元々本筋の和食を修行してたことがあって、食の好みも和食中心。

香辛料のキツい料理なんかは苦手ってことで、基本的には和風をメインで献立を組むことに。








とりあえず「真夏」は終わったってことで、温かい煮物を1つは作ることに。









たっぷりのすじ肉を下茹で

*たっぷりのすじ肉を下茹で

これからの季節、下茹でを済ませたすじ肉があるとなにかと便利なんでまとめて下茹で。

3パックでだいたい750gほどのすじ肉をまず熱湯で下下茹で。

10分ほど湯がいたら、蛇口のお湯でスジ肉を洗って、キレイにした鍋へ。

水から炊いて30分ほど煮込んだら、保温鍋にセットして4時間ほど保温。


8割ほどは小分けにして冷凍庫へ。


残りは宴会に使うために冷蔵しておきました。









スジ肉の下処理をやる前に、車でミナミに出て道具屋筋に行きました。










当日アップした記事にグラスを買うたと書きましたが、その写真を貼っておきましょう。










ビールグラス用に買うた東洋佐々木ガラス「薄づくりぐらす」

*ビールグラス用に買うた東洋佐々木ガラス「薄づくりぐらす」 

右が普段ジントニやハイボールに使ってる木村ガラスの薄いグラスです。

この写真だと割と似たタイプに見えるかもしれませんね。

木村グラスは1000円ちょいして、非常に割れやすいんでビールグラスには使いにくいなぁと。

”薄づくり”の方は、道具屋筋の食器屋で420円でした。

ビールを飲むグラスがないと宴会出来ないんで、コップとしては許せるかと思ったのでこいつを半ダースゲット。



グラスの飲み口の厚み比較

*飲み口の厚みを比較

ガラスの厚みはだいぶ違ってて、佐々木グラスの方がだいぶ厚めです。

ジントニにはちと不満ですが、ビールにならええかって感じですわ。







さて、宴会の方は前日に買えるモンは出来るだけ買うて、家では出汁を引いたり、何品か仕上げたり。


当日は朝イチで何品か仕込んだら、昼前に生ものを求めて買い出しへ。

まずは前日行ったのと別の業務スーパーへ行ったんですが、ピンと来るモノは見つからず。

続いて行ったマックスバリューで刺身もオッケーっていう鯵がおったんでそいつをゲット。





当日仕入れた1匹だけデカかった「鯵」

*一匹だけデカかった「鯵」

売り場には丸のままの鯵が何匹かおったんですが、こいつだけ2回りほどデカかったんです。

値段的にもちょっと他のヤツより高かったんですが、それでも258円。(^^;

けっこうええサイズやったんで、こいつで「鯵のきずし」を作ることにしたんです。









まずはお約束の三枚おろしから。









まずは鯵を「三枚おろし」に

*まずまずの出来の「アジの三枚おろし」


中骨に身は残ってしまってますが、割とササッと出来たし身ぃもあんまりガタガタにならんかったんでヨシとしときました。

もっと上手い人も多いでしょうからそんな方は、こいつを見てププっと笑っといて下さい。




まずはキツメの塩で締めた「アジ」

*まずはキツメの塩で締めた「あじ」

”強塩”とか”ベタ塩”っていうんでしょうか、鯖のキズシやと真っ白になるまで塩をするようですね。

でもサバと違ってこのくらいの鯵ならあんまりムチャな塩は要らんやろうとこの程度で。
このまま約1時間冷蔵庫で塩をしました。


それから塩を水で洗い流して、キッチンペーパーで水気を取ったら、酢をちょろっと掛けて酢洗い。

さっと拭き取って冷蔵庫で30分ほど寝かして落ち着かせてやりました。




その後で、鯵を買うてかえって来てすぐ昆布を放りこんでおいた酢に漬けることに。

酢を無駄にせんために鯵をキッチンペーパーに包んでから昆布と酢の入ったビニール袋に入れて出来るだけ空気を抜いて口を縛ってやりました。

酢に漬けた時間は30分ほどでしょうか・・・。

酢から上げたらまたキッチンペーパーで酢を拭き取って、冷蔵庫へ。

この時点で宴会の開始時刻の2時間ちょっと手前やったかと。






宴会は5時にスタートってことで、ツレが到着。






まずは冷凍庫で冷やしておいた”薄づくりグラス”にビールを入れて乾杯。
 *旦那のSやんと私はビール、ビールが苦手なHALUさんはチューハイで。




サッと出せるように用意しておいたツマミでちょいと喉を湿すことに。





和風の「前菜の盛り合わせ」でスタート

*和風の「前菜の盛り合わせ」でスタート


奥から

・ししとうと白ネギの味噌炒め煮

・アボカドのなめ茸マヨネーズ和え

・きんぴらごぼう

・鶏レバーの赤ワイン&ソース煮



ししとうはザクザクと輪切りにし、白ネギは縦に半分に切り目を入れてざく切り。

それを油で炒めてから2種類の味噌を出汁と煮切り酒&味醂で伸ばしたモンを加えて炒め煮に。

自分やったら七味でもぶち込むトコですが、HALUさんには無しがええやろうと省略。

アボカドは割と最近に思いつきでやって旨かったんでこの日も出してみました。

HALUさんはあんまりマヨネーズが好きじゃないと記憶してたんですが、量を控えめにしたんで許して貰えるかと。

ごぼうはささがきにして、油で炒めてから酒、味醂を加えてアルコールを飛ばしてから、出汁を加えて醤油少々で味付け。

鶏レバーはビールの肴に自分が食べたくて無理矢理入れました。

赤ワインにネギやらコショウなんぞを適当にぶち込んで煮詰めてからウースターソースを加えてしばらくコトコト。

それをしばらく置いて粗熱を取っておきました。


鶏肝は食べやすいサイズにカットして、たっぷりの水に漬けてから、指で血の塊を出来るだけ取り除きました。

何回か水の中でもみ洗いして血を抜いてビニール袋へ。

粗熱を取ったソースを注いで、炊飯器の保温モードのお湯へ。

30分ほど保温を掛けて、その後電源を切ってそのまま2時間ほど放置。

低温で火を通したおかげでパサ付きがなくネットリした仕上がりになり、個人的には満足できました。






慣れ親しんだタイプの「鶏の南蛮漬け」

*慣れ親しんだタイプの「鶏の南蛮漬け」


HALUさんは酢の物が好きやと思ったんで、献立を考えてる時に食材は決めずに「南蛮漬け」を作ろうと考えてました。

飲食店とかで出てくる南蛮漬けって、出汁と酢がメインで透明に近い漬け地でやるかと思います。

私も最初は鯛かなんかでそういう一般的な南蛮漬けにしようと思ってたんです。

でも、自分の晩メシ用に買うた鶏を使わなかったんで、結局そいつで南蛮漬けをやることに。

鶏の南蛮漬けとなると、私が育った実家で作ってたこのタイプが急に食べたくなったんです。

実家でやってた味付けよりは甘みを多少控えたんですが、酢に濃い口醤油と煮きりの酒&味醂を加えた漬け地を用意。

たっぷりの玉ねぎのスライスも加えて揚げた鶏を漬け込んでやりました。

こいつは前日から仕込むと浸かりすぎるかと思い、当日の朝イチに仕込み。


鶏には醤油をショウガの絞り汁で下味を付けて、片栗粉を打って、少ない油で揚げ焼きに。

写真に盛りつけた量で4割ほどでしょうか。この後追加しても全部食べてくれたんで一応アリだったと思っておきましょう。




出汁で直接炊いた「なすびの煮物」

*なすびの煮物

秋って聞いて思い浮かぶ食材って、さんま、松茸、きのこと来て、その次くらいに秋なすかなぁ・・・と。

なすび2本がちょうど冷蔵庫におったんで、出汁に直接放りこんで落としぶたをして煮物にしてやりました。

なすはいつもなら縦長にカットして長さを1/3か1/2にするんです。

で、そいつらには斜めに適当に切り目を入れるんですが、今回は筒切り?で行きたいなぁと。

そこで先に縦に何本も包丁目を入れてからカットしてやりました。

和食のプロだったHALUさんにこの手の煮物を出すのはかなり勇気がいるんですが、こういうあっさりしたモンが好きだろうと思って頑張りました。

美味しくできてると言うて貰えたんでホッとしましたわ。




「鯵のきずし」

*鯵のきずし


酢に漬け終わるまで「ぜいご」も「腹骨」も付けたままにしてました。

漬け終わってから、頭の方から手で皮を剥いてぜいごも一緒に取ってやりました。

腹骨は切り取って、骨抜きで真ん中におる小骨を抜いてやりました。





生に近くて好みに仕上がった「あじのきずし」

*生に近くて好みに仕上がった「あじのきずし」

締まりすぎてない刺身っぽいヤツが好きなんですが、ほぼ狙い通りでした。

食べ方はHALUさんの希望でおろし生姜を添えて、ちょいと醤油をつけて食べました。







この後は、秋っぽいか分からんけど、鱧を玉ねぎと一緒に炊いて玉子で閉じたモンを出しました。


一人用よりは少し大きめの土鍋にたっぷりの出汁と玉ねぎ、鱧の骨を加えて予め軽く煮込んでおきました。

味付けは甘みを効かせたふんわりした味を目指しました。

淡路島で食べる鱧鍋は甘みがキツ過ぎてちと残念なんで、それとは違う上品な甘さを狙ってみました。

これはまあまあの出来やったんですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。








塩味で炊いた「厚揚げとすじ肉の煮物」

*厚揚げとスジ肉の煮物

これは出汁が足らなくなって、白出汁をベースに利用。

あんまり醤油っぽさがない塩味?を目指しました。

鱧鍋で甘みを使ってるんでこいつはほとんど甘みはない味付けで。

HALUさんは厚揚げがあんまり好きじゃなかったそうなんですが、ちゃんと食べてくれたんで助かりました。






「韓国風ねぎとろ」

*最後の酒の肴として「韓国風ねぎとろ」


順番としては前菜の次くらいに出してもええかと思ってたんですが、量の加減が分からず後半に回しました。

コチュジャンに醤油少々、ごま油、煮きりの酒&味醂を加えて伸ばしておきました。

ネギトロやネギマグロには、いつもなら青ネギを使いますが、今回は白ネギで。

盛りつけてからごまと糸唐辛子を飾ってみました。






料理はこれ以外に、一夜干しのイカ、おくらとやまいも、メカブの酢の物なんぞを出せるようにしてました。


その2品はなしでも大丈夫やったんで、量は足りたと思っておきます。




5時から始まった宴会は終電頃まで続いた模様です。

二人は結局タクで帰ったってメールを貰ったんで、ちょっと出費させてしまいました。

私は最後の記憶がなく気が付いたらテーブルの前で沈没して朝の4時でした。

洗いモンがまだやったので、そこから1時間ほど掛かって後片づけ。

5時頃に窓の正面にある生駒山から朝日が昇り出すのを見ながら布団に入りました。




久しぶりやけど10年以上のつきあいがある二人との飲み食いは非常に楽しかったですわ。

忙しい二人やけど、またこうして一緒に宴会したいものです。




*朝イチの体重:56.95kg(昨日は身内宴会やったけど上出来の数字)

*今月の休肝日:5日(今日は酒を抜くぞー)
 
 
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2012年07月24日

初日は品数少なめの家宴会

この前の週末にゲストを迎えて家宴会をやったんで、その時作った物をご紹介します。

今回のお客さんは東京からおいでのmiki_dogさんという方でした。

以前にうどん巡りをご一緒させて貰いましたし、春には大阪においで頂き我が家で家宴会をやりました。



飲み食いのノリが合う方だと分かったので、またいつか一緒に飲み食いしたいなぁと思ってたら6月の下旬にメールを頂きました。

出張で大阪においでになるのが月曜日で、前乗り込みも可能とのことでした。

それならぜひ飲み食いしましょうってことで、土曜日の夕方からおいでになることに。



2日あるんで、初日は私が料理させて貰って宴会、2日目は外食と決まりました。

今月は上旬からのイベント事が目白押しで、なかなか宴会メニューは決まらず。

最初は和食で食べて貰いたいと思いついた物が2品ほどあったんですが、常備してる日本酒が安物すぎるし、クーラーの死んでる我が家では燗酒もキツいやろうと。





そこで今回はビールかワイン(泡物を含む)で行けそうな料理ってことでまとめることに。



宴会前日にはちょっと張り切って文字通りの「馳走」をさせてもらおうと羽曳野の道の駅へ買い出しに出かけました。

前日にあたる金曜日(20日)の夕方からは何品か仕込む予定でしたが、ここでちょっとしたハプニング。

うちのすぐそばの施設に入ってるばあちゃんの体調が悪くなって救急搬送。

オカンにつき合って、上本町の日赤病院まで行くことに。

ばあちゃんの状況が落ち着いてから、ちょっと遅くなりましたが家に戻って簡単に夕食を済ませて仕込みをスタート。

前日から作っても料理の質が下がらないと思えるモンを3品仕込んでこの日の作業はおしまい。

きっと一晩寝かした方が美味しくなるんやと信じて冷蔵庫に保管しました。





宴会当日は朝にまずは部屋の掃除からやっつけることに。

 正確には起きた直後に寝間着のまま作業して、一品仕込みましたが・・・。

掃除は一旦2日前だったかに済ませあったんですが、毛モノsがおるんでねぇ・・・。

トイレや洗面所周りも掃除したら、買い出しへ。





買い出しのついでにサラダ巻きのハーフを買うてきて、昼ご飯をそいつだけをサクサクッと片づけました。

少しでも時間を掛けてキッチリ冷やしたい物や、直前にやったほうがええ物があったんで段取りを考えて作業。


今回は買い出しの途中でレンタル屋の近所を通った時に急に思いついてCDを借りてありました。

あんまり持ってないジャンルの洋モンを音楽をガンガン掛けながら作業すると気合いが入りましたよ。








4時半頃の到着予定で、ギリギリに1本早く着くと連絡があったので、ちょっと慌てて地元の駅へ。

待ってると、反対方向の電車に乗ったから結局最初の予定時刻に到着されました。


miki_dogさんって仕事では国内外を飛び回ってはるし、めっちゃピシッとした人やのに前回に続いて小ボケをカマしてくれはりました。(^^;




家に着いたらまずはビールで乾杯。

今回は何日か前に箱ワインを買いに行ったついでに、イギリスのビールを買うてありました。

miki_dogさんはイギリスに長いこといてはったんで、ネタにええかと思ったんです。

ところが、後で聞いてみるとmiki_dogさんの好みはしっかりしたビールより日本の瓶ビールだと判明。

ウケ狙いを外すのは私の得意技なんですが、日本のビールは残ってやつ2本しか用意してなかったのは申し訳なかったです。








では、料理の方を順にご覧頂きましょう。








なすびペースト、ラタトゥイユ、ワカモレ

*野菜物の前菜盛り合わせ

(左から)
・なすびペースト

・ラタトゥユ(ラタトゥイユ?)

・ワカモレ


当初は3品をパンに乗せてカナッペで1品ずつ盛りつけようかと思ってました。

ただ、それだとパクパクッと食べるとすぐ終わるなぁと。

別皿にお代わりを用意するくらいなら、こうやって器に入れてゆっくり食べて貰おうと思ったんです。

*次の皿を用意する間をつなぐのも1皿目の大きなつとめですし。


今回の小鉢はこういう盛りつけをするためにこの日にニトリで買うたものです。

当日に買うて急ぎで洗って乾かし、きっちり冷やしてから初登場させました。




なすペーストってギリシア風とか色々あって、地中海あたりの国それぞれにあるみたいですねぇ。

ナスビを焼いて、そこに何を加えるかで色んなバリエーションが出来るようです。

ごまペースト、ヨーグルト、玉ねぎのみじん切りの有無で名前が変わるみたいです。





あんまり詳しいことは知らんのですが、前に作った時にごまペースを加えた記憶がありました。

それに近そうなコチラのレシピを参考にしてみることに。

ババ・ガンヌージュ(ババガヌーシュ)とか言うヤツになるんですかねぇ・・・。


ただしリンク先では使ってる白みそはパスすることに。





当日の朝イチに作ったってのがコレですわ。


道の駅で買うたしっかりしたサイズの茄子を朝イチに寝間着のまま、焼き網で真っ黒に焦がしてやりました。

最近、焼きなすは手抜きして皮を剥いてチンってパターンが多いんですが、お客さまなのでちゃんとした作り方で。

熱々を難儀しながら皮を剥いたら、包丁で細かくなるまで丁寧に叩いてやりました。

1本分だけやったんでフードプロセッサーは使わずに、叩いたところにごまペースト、じっくりオリーブオイルの中で火を入れたニンニクとその油を加えました。

味付けは塩コショウにレモン汁、ごく僅かのクミンパウダー、ごくごくごく僅かのカイエンヌペッパーを隠し味に。





真ん中の野菜とトマトの煮込みは、前日に仕込んだものです。

生トマト、ズッキーニ、茄子、新玉ねぎ、赤パプリカ、ししとう、セロリ、冷凍してあるトマトソース4個など使いました。

まず最初に他の料理にも使えるように、たっぷりのニンニクをオリーブオイルでまとめて炒めてやりました。

その一部で火の通りにくそうなモノから炒めてから、厚手の鍋に移してトマトソースを加えてからしばらく加熱して全体に火を通してやりました。

温めて良かったんですがよう冷えてたんでそのまま盛りつけ。


ワカモレは、色が悪くならないようにmiki_dogさんの到着時間を睨みながら1時間ほど前に調理。


アボカド1/2庫を皮から外してボールの中で細かく潰し、皮を剥いて細かく刻み汁気を切ったトマト1/2個分、極細の玉ねぎのみじん切り少々、まとめて火を入れておいた大蒜とオリーブオイル、塩コショウ、ごくごく控えめにタバスコで味付け。

今回はアボガドの熟れ具合が良くて、きれいな緑やったのでラッキーでした。









野菜モノばかり、冷え冷えのヤツを摘んでもうてる間に次のヤツを盛りつけ。







最初が野菜やったんで、2皿目は肉っけのあるモンを行っときました。





ビールからはすぐに貰い物のイタリアのスプマンテ(発泡酒)へ。




くれた人と飲もうと思っておいてたんですが、なかなかそんな機会がないので今回いただくことに。





肉と魚モノの盛り合わせ

*肉と魚モンの前菜盛り合わせ


前菜っていうより、単なるツマミの盛り合わせですかねぇ・・・。


・洋風塩豚

・中華風マグロの佃煮

・シーフードマリネ

・さいぼし





洋風の塩豚は少し前に作って半分を凍らせてあったものです。

今回は解凍してカットしただけですが、元々はちゃんと料理したからお客さまに出してもいいですよね?

中華風のマグロは、19日にスーパーに行ったら久しぶりにまぐろのすき身を見つけたんです。

宴会のことが頭にあったから、一部は自分の肴にしましたがこの日まで置いてありました。

醤油をベースに、ニンニク、ショウガスライス、白ネギの青いトコなんぞにオイスターソース少々、隠し味にニョクマム(魚醤)、風味付けに五香粉(ウーシャンフェン)なぞを加えて炊飯器の保温モードで火を通しました。

温度を高くし過ぎなかったのがよかったのか、身はけっこふっくらした仕上がりになってたと思います。




シーフードマリネは、イカ、海老、貝柱の3種類で。

それぞれを月桂樹、粗挽きコショウ、セロリの葉っぱ、レモンの皮、たっぷりの白ワインを入れたお湯で別々に茹でました。

それを白ワインビネガー、酢、レモン汁、塩コショウ、ガーリックとオイル、タマネギとセロリのみじん切りなどで和えてやりました。








スペインで買うて来てくれた「シェリー」

*スペインで買うて来てくれはった「シェリー」

 目立つトコには「FINO GRANERO CHICLANA」と書いてますが、全く見たことのないラベルです。

金文字の下の「Manuel Aragon,S.L "Sanatoio"」ってのがメーカー名でしょうか・・・。



私はドライなシェリーはけっこう好きで冷蔵庫には欠かさないんです。

でも、その辺の酒屋で手にはいるのはティオぺぺばっかりやから、違うのも飲んでみたいと常々思ってたんですよねぇ。

miki_dogさんがスペインの知り合いのトコに行った時に一緒にシェリーの蔵元を回って、気に入ったところで買うたヤツをお土産に持ってきてくれはりました。

この日は冷たい飲み物が冷蔵庫に入り切らんかと思って、アイスボックスを持って上がってました。

そこでたっぷりの氷と水をちょろっと入れたトコにどぶ漬けして、急いで冷やしました。
1本目のスパークリングワインがサクッと空いたので、続いてこちらへ。

食中酒として、これをゆっくりやって、結局この日全部飲みきってしまいました。

シェリーは開封しても置けるから、普段ならちびちびちょっとずつ飲るんですがこの日は贅沢にも1本丸々開けちゃいました。

ドライやけど、しっかりしたコクがあって旨かったですわ。





道の駅で見つけて加えた「空芯菜の炒め物」

*道の駅で見つけて加えた「空芯菜の炒め物」

道の駅で割と大束の空芯菜が100円やったんで、”夏らしい”ってことで急遽メニューに突っ込みました。

事前にじっくりサラダ油で香り出ししておいたニンニクと共にサッと炒めて、酒と無化調のガラスープの素などで味付け。

二人でワシワシ食べたらペロッとなくなりました。






「エスニック風ステーキサラダ」

*エスニック風ステーキサラダ

買うたのは近所の「イサミ」って肉屋で、店頭ではサイコロステーキとして売ってましたがグラム700円ほどしてた気がします。

出来るだけ小さくても厚みのあるヤツを1つだけ選んで、サッと焼いてやりました。

焼き上がりに、ニョクマム(魚醤)、スイートチリ、冷凍のシャンツァイ(香菜)、カイエンヌペッパーなどを混ぜておいたたれを加えました。


サラダの方は、お客さまなんで贅沢してベビーリーフとか言う葉物のミックスがベース。

そこに赤タマネギを加えたんですが、用意してたキューリや貝割れ大根は結局入れ忘れた模様です・・・。








〆にはたっぷり「スンドゥブチゲ」

*〆にはたっぷり「スンドゥブチゲ」

最初に白状しておくと、お客さまなのに丸大食品の「スンドゥブチゲ」の素を使ってます。

とはいえ、レトルトのスープに豆腐を入れただけではあまりにも失礼。

そこで量を増やす目的もあってだいぶ手を入れてます。

まず、まとめて火を入れてあったニンニクとサラダオイルにごま油を追加。


そこへざく切りにした牛肉の上切り落としを投入して軽く塩コショウ。

ある程度炒めたら、しめじと玉ねぎのざく切りを入れて、ニョクマム(魚醤)で下味を付けながら炒めてやりました。

だいたい炒めたら土鍋に移して、上からレトルトの素を追加。

アサリの水煮缶を汁ごと加えて、韓国唐辛子、一味をプラス。

最後に韓国の調味料「ダシダ」とガラスープの素で味を整えてやりました。


ここまでを事前に用意して、スタンバイさせて置いて、宴会の終わりに温めなおして豆腐を加えて最後に玉子を投入。


ホンマモンのスンドウブからはちとズレたかもしれませんが、個人的には気に入った味でした。





写真にないですが、道の駅で買うたトマトを前日にチマチマと湯むき。

そいつを麺つゆをベースにして酢と柚子胡椒を加えた浸け地でマリネ。

一晩置いてよう冷えたヤツをしっかり冷やしたガラスの器でお出ししました。






食べて頂いたお料理は以上で全部だと思います。

前回と較べるとかなり品数がすくないですよねぇ・・・。



いい訳をしておくと、料理としてはもうちょっと用意してあったんですよ。




前菜としてオイル煮系も追加出来るようにタコを用意。

スライスして隠し包丁を入れるトコまでしてありました。

ガーリックたっぷりのオイルもコレ用に予め用意してあったのでスグに出せました。





2〜3日前に自分のおかず用と兼用で仕込んだ鶏むね肉の蒸し鶏がありました。

炊飯器で作ったら、ふっくらと非常にええ出来やったんです。

それをたっぷりほぐしておいて、明太子もほぐしたヤツを用意。

すぐにそれを和えて出せるようにしてました。


あと、スンドゥブチゲは汁物の位置づけやったんで、他にも念のための〆を用意。

ご希望に合わせて、チゲに麺を入れられるように菊水の生らーめんを用意。


チゲとは全く別にタコライスも出来るように具にするタコミートを前日に仕込み。

純粋なタコスの具より、ご飯に合うようにとええ加減なヤツにしました。

合い挽きの挽肉、極細みじん切りの玉ねぎ、シシトウのみじん切りなんぞを炒めて、タコス用のミックススパイスで味付け。

ミックススパイスだけって甘みがなくて塩気だけなのが、どうも気に入らんので、そこにトマトソースを何個か解凍して追加。

さらにちょっぴり甘みを加えたくて、ケチャップとウースターソースを追加。

しかし、最後のウースターソースがドバッと出てしまい、最後の最後でややベタでジャンクな味にはなってしまいました。


これは食べなくてもいいように冷凍して待機。

素直にタコライスでも、これを具にしたメキシカンなピザでも出来るようにしてありました。




ちょっと品数は少なかったかもしれませんが、酒の方はシェリーの後、もう一本スパークリングワインを空けました。

それだけ飲んでも別にアテが足らんってことは無かったんじゃないかなぁ・・・。

ちなみにお開きになった時間ははっきり覚えてませんが、12時頃だったでしょうか。

スタートが5時頃やからめっちゃじっくり飲み食い出来ましたわ。




私は、お開きになるあたりから記憶が一部飛んでますが、そのまま沈没して2時間ほど寝てました。

で、珍しく短時間で目が覚めると宴会の食器やグラスが全てそのまま。

そこから全部をキレイに片づけてもっぺん眠りました。






*今朝の体重:57.10kg(上々の数字)

*7月の休肝日:8日/23日中(前日までの休肝日日数をカウント)
週末は飲みまくったけど、一応目標の10日には近づいてきた。


<同日後刻 追記>

書いとかんとあかん思ってたんですが、忘れてたので追加。

今回の宴会のメニューが決まったのはほんまにギリギリやったんですが、そのすぐ翌日だったかにmiki_dogさんからメールが届きました。

そこには「よくスペインオムレツを作りはるけど、苦手なので避けて欲しい」ってな内容でした。

なんでもキッチリ火が通った卵料理が全然好きじゃないんだとか。

miki_dogさんって、うちのブログをよう読んでくれててしかも内容をかなり覚えてはるんです。
*本人が内容忘れてしょっちゅうブログ内検索かけるのに・・・。

で、ここんとこの宴会料理であんまり出てないからふと気になったそうです。

まさに「しばらく作ってないから作ろう」って思って献立に入れたばっかりやったんです。

おまけい中に入れることが多い、「ジャガイモ」もあんまり好きじゃないと。

ええ勘してメールいただけて助かりましたわ。

miki_dogさんはじゃがいも以外も、かぼちゃやさつまいもなど同じ系統のモンが苦手やと。

あと、甘みがキツイもんも全般にアウトだとか。

家に砂糖を常備してないほど甘みを必要としてないようなんで覚えとかんとねぇ・・・。

次回があるとしたら、間違いなくこの記事を読み直すので自分のメモがてら追記しときました。





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2012年07月17日

決定からスタートまで最短の家宴会

ちょっとタイミングがズレてしまったりで、ボツにしようかとも思ったんですが宴会ネタは後で見返したいのでサクサクッとアップしておきます。

宴会をやったのは今月の3日なんですが、今回は宴会決定からスタートまで最短の半日足らずでした。

グルコバ仲間の*あきこ*さんからメールを貰ったのが12時頃。

お仕事が早く終わりそうなんで、飲みに行きませんかとお誘いを頂いたんです。

身ぃは空いてたんで、一旦は天満の方まで出るつもりで返信したんです。





その後、頭の中でいくつかシュミレーションをしたら、今から料理したら家宴会出来る気になりました。

ちょうど前日に部屋の掃除をしたばかりやったのが大きかったですねぇ。

それと何回か*あきこ*さんと飲み食いして、お仕事の都合で急に時間が空くことが多いと学習してたんです。

いつでも家宴会出来るように何パターンか宴会メニューを考えてあったのでスッとやれそうやったのも大きいです。

外飲みもええんですが、やっぱり家で飲み食いする方がゆっくりして貰えるやろうと思ってネタを用意してあったのが良かったですわ。









というわけで、12時に決定して7時頃からの飲み始めを目途に料理することに。




まずは部屋に上がって、出汁を引くために昆布を水に漬けたり、在庫を確認して買いモンの段取り。


スグに出かけて買い出しを済ませたら、まず昼ご飯を食べて調理開始。




まずは冷ましてから、さらに冷たく冷やしたい煮物から。





淡路島で買うた「ちゅらとうがん等」

*淡路島で買うた「ちゅらとうがん」等の野菜

1日の日曜日に身内で淡路島に行ったんですが、その途中で道の駅に寄って買うた野菜です。

なすびやいんげんと較べて貰えば分かると思うんですが、この「ちゅらとうがん」ってのは、普通のヤツと較べるとえらいミニサイズでした。

先ほど調べると、一応ミニ冬瓜の種類として「ちゅらとうがん」ってのがあるようでした。

1個160円と安いし、サイズ的にも小さくて扱いやすいなぁと。





冬瓜の食べ方といえば、出汁で炊いて冷たくするっていうワンパターンになってしまいます。

今回も中華に使うようなしっかりタイプの干しエビをぬるま湯に浸けて、そいつと昆布と鰹の出汁で炊くことに。


冬瓜は適当なサイズにカットして、出来るだけ皮の青みを残すように薄く皮を剥いてやりました。

そのうえで、簡単に面取りをやって、皮の側に浅く隠し包丁を入れてやりました。





小鍋にちょうどの量だった「賀茂瓜(冬瓜)とえびの煮物」

*小鍋にちょうど収まった「賀茂瓜(冬瓜)とえびの煮物」

関西では賀茂瓜って言うのが正しい呼び方でしたよねぇ・・・、たしか。

こういう量の調整の効かない煮物だと鍋に上手く収まってくれんと出汁が無駄にぎょうさんいるんですが、今回は理想的でした。

昆布とかつお節のあわせだしに干しエビの戻し汁を加えて、酒と味醂、薄口であっさりと味付け。

しばらく煮込んでちょっと早いかな?ってところで火から下ろしました。

そのまましばらく様子を見ながら余熱で火を通して、ちょうどええやろってトコで鍋ごと水に漬けてやりました。

鍋を回しながら急ぎで何回も水を換えて、粗熱を取ったら全部をビニール袋に入れてからステンレスのバットに置いて冷蔵庫へ。

ちょっとでも早いこと、そしてしっかりと冷えてくれと思いながらでした。




最終的に宴会が始まったのは7時半頃だったでしょうか。




冬瓜を煮るのは焦りましたが、そこからはあんまり時間のかからんモンばっかりやったんで割と余裕を持って用意出来ました。


6時過ぎには宴会前に出来る準備を全て終えて、ハイボールを舐める余裕までありました。









まずは「冷凍の枝豆」でスタート

*まずは枝豆で乾杯

最初の一杯はとりあえずビールってことで、枝豆をお出ししました。

こいつはかなり前から冷凍庫におった冷凍食品を解凍しただけです。(^^;




急いで冷やした「冬瓜の煮物」

*急いで冷やした「干しエビと冬瓜の煮物」

器も事前にビシッと冷やしておいて冷たくなったトウガンを盛りつけました。

冷えるか心配でしたが、けっこうちゃんと冷えてたと思います。

味付け、火の通り加減、まずまず自分の狙った通りだったかと。





冷や奴のマグロユッケ乗せ

*冷や奴のマグロユッケ乗せ

冷や奴自体をお出しすることはすぐに決まったんですが、ユッケ風の刺身を乗せたのは予定外。

他の料理に使うお造りの魚が単体では無くて、盛り合わせになってたんです。

マグロとハマチかなんかが余計やったんですが、思いつきでこうやって豆腐に乗せてやりました。

マグロともう一種類を粗く刻んで、コチュジャンを味醂と酒の煮きりで伸ばしたヤツと和え、すり下ろしニンニク、ごま油、ごま、隠し味の醤油なんぞで和えました。

刺身として食べるには少なすぎたんですが、こうやって具にしてやるとちょうどよかったですわ。




うずら玉子を添えたイカ納豆

*ちょっとだけお客さま仕様の「イカ納豆」


どこが”お客さま仕様”か分かりますかねぇ・・・。(^^;


まず宴会なんで色んな物をちょっとずつ食べるために量がかなり少なめです。

3つ重なった納豆パックの1つを半分に分けて、ちょっとずつ盛りつけました。



お客さま用ってのは、ウズラの卵を添えたからです。

普通だったら玉子の黄身だけを使うんですが、今回はうずら玉子で行ってみました。





焼きなすのごま味噌がけ

*焼きなすのごま味噌掛け

これも淡路島の道の駅で買うた野菜です。


買い出しに出かける前に、大急ぎで皮を剥いてラップに包んで、電子レンジでチン。

それを縦にほぐしてラップをかぶせてから扇風機の風を当てて、買いモンへ。

帰ったら粗熱が取れてたので、こいつも小さなバットに並べて冷蔵庫で冷やしてやりました。

この日のたれは思いつきで、いつもと違うモンを用意したんですが、実は詳細は忘れてしまいました。

確か、味噌をごまダレで伸ばしたと思うんですが、もしかしたらごまダレでは無くて、酒&味醂の煮切りだったかも。

生姜のすりおろし加えた記憶はあります。








気に入ってる魚屋の「はもちり(はもの落とし)」

*気に入ってる魚屋の「はもちり(はもの落とし)」


地元のスーパーのすぐそばにある魚屋の鱧が妙にいつも旨いんです。

何日か前から「梅雨まで我慢したからハモを食べたいなぁ」と思ってたんです。


お客さんの時ならこんなささやかな贅沢も許されるかなぁと。

ちなみに写真が1人前で500円、これを二人で1つだけ頂きました。

1人前にしたら量もそれなりやし、やっぱり今年も旨いように感じました。






バツグンに旨かった「塩麹なめろう」

*バツグンに旨かった「塩麹なめろう」

鯵の塩なめろうが作りたくて、盛り合わせのお造りを買うたんです。

いつもならちょっとジョートーの沖縄の塩を使うんですが、冷蔵庫にmyblackmamaさんにいただいた塩麹があるのを思い出したんです。

これを塩の代わりに使って、ネギ、ミョウガ、大葉、ごまなんかを刻み込みました。

この料理の手柄は全部塩麹のモンですわ。

塩味が非常に優しくて今まで作った塩なめろうでもブッチ切りのベストでした。






食べにくかった「丸ごとトマトのおひたし」

*食べにくかった「丸ごとトマトのおひたし」

麺つゆをベースに酢と柚子胡椒を加えた浸け地に浸けたんだったと思います・・・。

トマトは皮を湯むきにしたんですが、特に煮込みはせず。

よく浸かるように縦に何本か隠し包丁を入れたんですが、実がちょっと固かったこともあって丸ごとでは食べにくかったですわ。

前にやった時は、上だけ繋げておいて下は4等分くらいに包丁を入れたのに、それを忘れたのが失敗でした。





元々用意してあったメニューをベースにいくつか組み替えたんですが、結果的にここまで冷たいモンばかりになってしまいました。

調理に掛かるまで焦ってたから気づかず、仕込みがだいたい終わったところで火を使うモンがほとんどないのに気づいた次第です。

まぁ当日決まった宴会やからその辺のちょんぼはお許し頂くしかないですわね。









料理の最後になってやっと温かい物をお出しすることに。










フライパン丸ごと明石焼き

*フライパン丸ごと明石焼き

チビッコいフライパン全面を使って焼いた明石焼き風のなにかです。

タコ焼きの粉をちょっぴり薄めに水で溶いて、玉子3個に加えました。

全部をフライパンに流し入れて、ざっくりとかき混ぜてからタコを加えて、蓋をして弱火で加熱。

一旦、別の皿に受けてからフライパンに戻し入れて、裏面も蒸し焼きに。


明石焼きの出汁の代わりに、たしか白だしを使った出汁を用意して食べやすいように軽くトロミを付けました。

今までなんどかやってるんですが、今回のが一番明石焼きっぽかったですわ。






お料理はこれだけで、後は〆に鮭ご飯を用意してありました。

塩鮭2切れをまず網で焼いて、ほぐして骨を取り、皮はもっぺん網でカリッと焼いて細かく刻みました。

2合のお米に薄口ちょっぴりを加えて、合わせだしを注いでから鮭を投入。

炊きあがってから、刻んだ皮と千切りのショウガを加えてよく混ぜてやりました。




このご飯物はけっきょく当日食べなかったので、翌日に私が半分食べて、残りは実家に押しつけました。














この日は最終的にえらく飲み過ぎてしまい、いつもなら完全に片づけてから寝るのに食器やグラスをテーブルに出したまま沈没。

記憶はあっちゃこっちゃ飛んでて、翌日はひどい二日酔いと精神的にヘタって全く使い物にならず。

お客さんがある時に飲み過ぎは絶対にアカンなぁと大いに反省しました。

*あきこ*さんにはあきれられたでしょうが、またいつか家宴会においで頂けることを祈るばかりです。


<翌日 追記>
1枚写真を貼り忘れてたので追加しときます。



茹でいかと水菜のサラダ

*茹でイカと水菜のサラダ

刺身用のイカが2枚入りやったんで、1枚を細く切って”いか納豆”にして、残りはサッと茹でてやりました。

そいつを細切りにして水菜の上に散らしてポン酢で食べました。

何日か前から茹でたイカをサラダの具にしてみたいと思ッてたので、この日の献立に入れてみました。







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2012年05月21日

前日の夜に決まった家宴会

この前の金曜日(18日)に神戸のツレMが遊びに来たんでそん時の料理をご紹介します。
しばらく前に久々に私の方からMに電話して近いうちに会おうと話を振ってありました。
そしたら前日の夜に明日やったら行けると電話が入りました。

あまりにも急やったんで外食することも考えたんですが、Mはうちの部屋の方がのんびりできると。

料理の内容がショボくなるのを許してもうて料理することに。



当日は朝メシを食べたら、まず部屋の掃除から。

客がなくても、もう掃除せんとアカンってくらい部屋が汚れてたんでねぇ・・・。(^^;

トイレと洗面所、風呂の掃除もやってから、冷蔵庫の在庫なんかを見ながら宴会の献立を検討。

いくつか浮かんだところで、地元のスーパー巡りへ。



まずちょっとマシなスーパーへ魚を見に行ったんですが、残念ながら今回はピンと来るモノがあんまりなし。

いかにもマグロの中骨からスプーンや貝殻ではぎ取ったようなすき身を見つけたので、それだけゲット。

八百屋でゴーヤーやらちょこっと買いモンして、いつも使ってるスーパーへ。


いくつか買いモンして魚売り場を覗くと最近では大当たりと思えるマグロのすき身を発見。

最初に買うたのはネギトロなんかが出来そうなすき身で、こっちは細長い冊(サク)のような大きめの切り目。

マグロが被るとは思ったんですが、冬場何回か楽しんだ「葱鮪鍋」をツレに食べてみて貰うことに。



冷や酒とやるのに良かった「葱鮪鍋」

*冷や酒を飲るのによかった「葱鮪鍋」のすき身

このタイプのすき身では身もキレイに量もたっぷりやったんで198円が非常に値打ちに感じました。

ちなみに鍋をやる時にすき身のことをツレにも説明して、値段の安さも白状しました。

鍋の写真は撮ってないんですが、夜になってちょっと涼しくなるとこの時期でも「ネギマ鍋」が楽しめました。

鍋の出汁は昆布とかつお節で引いて、濃い口、薄口、味醂と日本酒などで味付け。

かなり色の濃ゆく、関西っぽくない出汁にしてみました。

そこに薄目の斜め切りにした白ネギを加えて煮込んでやりました。

マグロの方は一口大にカットして、食べる分だけ鍋に加えるようにして火が通りすぎないようにサッと煮込んで頂きました。

ツレは食べたことなかったようで、けっこう喜んでくれてたように思います。




順番としては鍋を最後の方にしました。





ツレが部屋に着いてから出したモノを、順にご紹介しましょう。






乾杯のビールに「ピーちゃん豆」

*乾杯のビールには「ピーちゃん豆」

ついこの前に*あきこ*さんからいただいたピーナツを使った醤油豆です。

サッと出せるし、ツレには珍しいかと思ったので出しました。

ちなみに写真は私がツレの到着を待ちかねてハイボールをちびちび飲ってる時に撮ったモンです




初めての「ピータン豆腐」

*初めての「ピータン豆腐」

ピータンは好きでたいてい冷蔵庫に1つは買い置きしてるんです。

でも、普段はピータンをカットして適当なタレだけ掛けて食べることばっかり。

前から冷や奴の上にピータンを乗せる食べ方知ってましたが初めて自分でやりました。

タレはニラだれで、細かく刻んだニラ、チューブのニンニク、豆板醤、一味、コショウ、魚醤、ごく少量の酢などを混ぜました。

タレだけは掃除の後に仕込んで味を馴染ませておきました。

豆腐の方はお客さんなのでいつもの一番安いヤツではなく、ちょっとだけマシなソフト木綿ってヤツを。

乾杯の後は、ツレの希望でスペインのスパークリングワイン(カヴァ)を飲りましたが、それにも問題なかったですね。





キノコのホイル焼き おろしポン酢

*キノコのホイル焼き おろしポン酢

しめじ、マイタケ、えのきをホイルで包みトースターを使って焼きました。

ホイルを閉じる前は軽く塩コショウくらいしようかと思ってたんですが、忘れて閉じてしまいました。

大根おろしとポン酢ぶっかけて食べましたが、下味なしでも問題なかったです。





野菜中心の肴盛り合わせ

*野菜系の肴の盛り合わせ

・ピーマンのオイスターソース和え

・焼豚とキュウリ

・焼きなす

・ゴーヤーのワサビマヨネーズ和え

・長芋の梅だれ和え


自家製のチャーシューがちょろっと入ってる意外、野菜モンばっかり。

普段の食卓によう並ぶようなモンばっかりですが、小鉢だと数が多くなりすぎるんで盛り合わせに。




水菜と蒸し鶏のサラダ

*水菜と蒸し鶏のサラダ

ささみの蒸し鶏が残ってたんで、ほぐして水菜に乗せてしんぷるなサラダに。



前半はスパークリングで、肴を摘んで、後半はネギマ鍋でこの前買うた盃を使って冷や酒を楽しみました。



ちなみに、最初のスーパーで買うたネギまぐろに良さそうなすき身の方は、結局出番無しでした。


ネギマ鍋のマグロの量が多かったんで、アテは野菜モンばっかりですが、ちゃんと腹は膨らんだと思いますわ。





宴会料理としては全然手を掛けられてないですが、前日の夜に決まったんでしゃあないですわね。






今日は銀行で用事を頼まれてたんですが、それと一緒に1年以上ぶりで皮膚科へ。

ステロイドの塗り薬が2〜3日前に切れて、そんなときにちょっとアトピーの症状が出てる部分があったんで行ってきました。

切れた塗り薬は、指とは別のやつでしたが、指の方も相談。

いま使ってるクスリは効きが落ちてるかもって言われたんで、2種類の新しい塗り薬を試すことに。

身体の方は、クスリを塗ればすぐ落ち着くと思うんですが、指の方も直って欲しいモンですわ。




*朝イチの体重:57.45kg(夜は少しにしたからこれくらいで済んだんやろなぁ。)
*5月の休肝日:7日/20日中(前日までの休肝日日数をカウント)


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2012年04月30日

開き直ったけど手間は掛けた家宴会

昨日の宴会での出したお料理を早速ご紹介します。

今回のゲストは、前回の宴会に続いて*あきこ*さんでした。

ゴールデンウィークの頃においで頂くことになってたんですが、27日に連絡があって最終的な日程が29日に決定。

それ以前から献立は練ってたんですが、決まり切らんまま急遽開催日が決まって大慌てでした。






*あきこ*さんは「グルコバ」の常連なんで、私の差し入れを色々食べてもうてるんですが、それをメニューから外すと厳しいんですよねぇ。

前回は出来るだけ初めて食べて貰う料理ばっかりしたんですが、今回はあっさりと断念。

「メニューのダブりはアリ」って開き直りました。




今回は料理の方で文字が多くなりそうなんで、マクラは短めで行っときます。





当日は4時から宴会スタートってことやったんで、気分的には昼酒って感じでした。

*あきこ*さんの家の前から出るバスがうちの近所である「杭全」を終点にしてるんですが、今回はそのバスでおいでに。

4時頃にバス停までお迎えに上がって、うちの家へ。





まずはビールで乾杯して、オツマミを出していきました。







レバーペーストとマッシュルームペーストのカナッペ

*レバーペーストとマッシュルームペーストのカナッペ

前菜モンって彩りを華やかにするように努力することが多いんですが、今回は渋く茶色で揃えてみました。(^^;

メニューで”カブリ”を解禁した代わりに、手間はしっかりかけることに。

レバーペーストって手間のかかるイメージがあるネタの筆頭かも。

そんなイメージがつく一番の理由は単にフードプロセッサーが必要でその掃除をするのが面倒って気がしてるからかもしれませんが・・・。



作り方の方も簡単に書いておきますと・・・

鶏肝を適当な大きさにカットして水に浸けます。

軽くもみ洗いして血を出して、さらに一つずつ流水で血を掃除。

肝にくっついて、親指みたいな歯ごたえのある部位も入ってました。
*なんていうトコなんでしょうねぇ・・・。

そいつはけっこう歯ごたえがあるんで、どうするか迷ったんですが、全部一緒くたで行くことに。

オリーブオイルでチューブのニンニクを炒めて香りが出たらバターを足して、レバーを投入。
 *前日の仕込みでこの行程ではニンニクを手抜きしてしまいました。

炒めながら軽く塩コショウをして、香り付けにスイートベルモットをぶち込みました。



別に新たまねぎの大きめなやつ1個をみじん切りにして、生のにんにくのみじん切りを炒めたとこに投入。

全体がうっすら色づく程度に炒めトコから、半分を取り分けました。

取り分けたそのまた半分、ゆで卵1個、炒めた鶏レバーをフードプロセッサーへ。

炒め汁がけっこう出てたので、少し加えてガッガーとプロセッサーを掛けました。

塩コショウで味を調えたら出来上がり。

チビタッパにビッチリ一杯出来ました。





マッシュルームペーストの方には、白マッシュルーム、エノキ、マイタケ、乾燥のポルチーニを用意。

全部を細かく切って、上で取り分けた炒めたまねぎの残りを使って炒めました。

ある程度炒まったところで、パン粉を一掴みほどぶち込んでやりました。

こいつの味付けには塩コショウ以外に風味付けにバルサミコを少々。

こいつも偶然チビタッパにぴっちり1杯ほどの仕上がりになったのはちょっと驚きでしたわ。





両方とも手間の割に地味やし大量に食べるモンでもないんで、こういうのを出すのは完全に作り手の自己満足です。






ビールでスタートしたんで、濃ゆめの前菜を先にお出ししましたが、途中から泡モノとしてスペインのカヴァをオープン。

昼間みたいに明るい時間帯にシュワシュワした泡モンをシバくと贅沢な気分になるんですよねぇ。






スパークリングワインを飲み始めたところで、あっさりしたアテを。






タコとジャガイモのサラダ、ツナと新たまねぎの和え物

*タコとジャガイモのサラダとツナと新たまねぎの和え物


タコとジャガイモのサラダの元ネタは日経新聞に載ってた料理です。

前に作った時はそのレシピに従ってセロリを使いました。

セロリのみじん切りは冷凍して保存してるんで、それをぶち込むなら簡単です。

でも、今回はちょっとヒネリを入れてみました。




27日に鶴橋からの帰り道、マニアック野菜の宝庫「奥田商店」の前を通ったんです。

すると「山ぶき」が並んでて、お店のねぇさんとしゃべると今が柔らかくてベストやと。
ゴールデンウィーク明けになると値段は下がるけど、繊維が固くなるんやと。

せっかくええ時期の山蕗に出会ったんで買うてみることに。


家に帰って、そいつをサッと湯がいて皮を剥きました。


で、その一部をコンソメ、鶏ガラスープの素、みじん切りの新玉葱、冷凍セロリ、粗挽きコショウ、月桂樹の葉を加えたスープで炊いてやりました。

それを小口から細かく切って、セロリの代わりに使ったんです。

当日*あきこ*さんにはなんにも説明せんときましたが、セロリを使うよりだいぶ手間を掛けておきました。


ジャガイモは「新馬鈴薯」として売ってたヤツを使いましたが、当日の朝に湯がいて熱々の状態で布巾に包んで皮むき。

すぐにマッシャーで潰して、軽く塩コショウをして、冷凍のパセリ、山ブキの刻んだヤツを加えて、レモン汁を掛けてやりました。

茹でダコは適当に刻んで、一切れ一切れに隠し包丁を何回か入れて食べやすくしてやりました。

ジャガイモがしっかり冷えてから、合わせてすぐ出せるように準備。

レモンの酸味で初夏っぽい昼間に摘むにはええアテになってたかと。




ツナとたまねぎの和えモンって、全然オモロない料理ですよねぇ。

缶詰のツナを使ってこんなもんをお出ししたらお客さまに失礼ですわねぇ・・・。


というわけで、ツナの方を自家製でカバー。

鶴橋の帰り道に地元のスーパーに寄ると「きはだまぐろ」のぶつ切りが売り場に並んでました。

大きいヤツは切り分けて、チューブのニンニク、刻み玉ねぎ、パセリとローズマリー、塩と粗挽きコショウを揉み込んでビニール袋へ。

そこにたっぷりオリーブオイルを注いで、火が通りやすいように平らにして保温鍋へ。

あんまり火を入れすぎて固くならんようにと3〜40分の加熱で取り出しました。

そこそこ風味が良くて缶詰には勝手たと思います。










今回は早い時間からのスタートやったんで、何品かはゲストのお好みに合わせて料理することにしてました。






鶏むね肉を蒸し鶏にしたやつがあったんで、それは味付けを*あきこ*さんに聞いてからやることに。







蒸し鶏とスナップエンドウのわさびマヨネーズ和え

*蒸し鶏のスナップエンドウのワサビマヨネーズ和え

*あきこ*さんがわさびマヨネーズの味付けはやったことがないっていうんで、これをチョイスしはりました。

蒸し鶏は宴会が決まる前に自分用に仕込んであったんですが、間に合うと思ったんで献立に加えました。








これを出して、他に出せるもんや予定を説明して、食べる順序を決めて貰いました。











ピータン(皮蛋)のネギソース掛け

*ピータン(皮蛋)のネギソース掛け

これは宴会に日程が決まった27日に、その連絡が入る前に買いに行ってました。

中心の黄身の部分がとろけるようなヤツ(軟芯)が旨かったのでそれを期待して買いに行ったんですが、残念ながらハズレでした。






軟芯を期待して買うた「ピータン(皮蛋)のパッケージ」

*宏良松花皮蛋

写真のように、宏の字は正しくはサンズイ偏が付きます。

日本橋の上海新天地で5個入りが558円だったかと。

いくつか並んでる中では一番高くて、前に買うたんもコレやと思ったんですけどねぇ・・・。



ネギソースは、濃い口に白ネギのみじん切り、豆板醤、オイスターソースちょっぴり、隠し味程度の魚醤、コショウ、ニンニクなどを加えて前日から仕込んでおきました。






飲める野菜を目指して「ナムルの盛り合わせ」

*飲める野菜料理を目指して「ナムルの盛り合わせ」

これは全て当日の朝から仕込みました。

なすびは半月切りにして熱湯でサッと湯がいて、団扇で思い切り扇いで粗熱を取りました。

水気を絞って、醤油、ごま油、味醂と酒の煮切りなんぞで味付け。

作った時はもうちょっと色鮮やかやったんですが、何時間かで色が悪くなってしまいました。



ピーマンは半割をスライスしてサッと湯がいて、水で冷やしてキッチンペーパーでしっかり水切り。

食べる直前に、オイスターソース、濃い口、ラー油で和えました。


シメジは酒を掛けて電子レンジでチン。

水気を捨てて、塩コショウなんぞで味付け。



豆もやしはフライパンに水と日本酒をちょっと沸かしたとこに入れて、塩と砂糖をちょいと振って蓋をして蒸し煮に。

水気を切ってごま油と塩などで味付け。




これ以外に水菜サラダとして、水菜のざく切りを氷水でパリッとさせたもの、紫タマネギ、オクラ、貝割れ大根、散らすように枝豆なんかを用意。

でも、野菜モンが多くなったんで結局出しませんでした。

このサラダにはお好みでスモークサーモンか冷しゃぶを乗っけてもええなぇと用意してました。







だいぶ食べ進めたところで、少しは温かいモノもお出しすることに。



































ものすごくキレイだった「トリッパ(ハチノス)」

*ものすごくキレイだった「ハチノス(トリッパ)」



いきなりグロテスクなホルモンを登場させてゴメンナサイ。


こいつを前々日から仕込んで「トリッパのトマト煮込み」を作ったんですが・・・・。


ネタ用の写真を撮るのを忘れてました。(>_<)




鶴橋の市場のメインストリートを歩いてると、肉屋が店構えが変わって見慣れん店になってました。

チェックするとピカピカのハチノスがおったんで、500gほどちょうだいとお願い。

この固まりが400gほどやったんで、グラム110円で450円ほど出して買いました。


27日に家に帰ってまずは下茹でから。


30分ほど炊いては茹でこぼす作業を4回ほどやったかと。

最初はかなりモツ臭いニオイがしてたんですが、だいぶ和らいだんで4回でストップ。

イタリアンの本格的な作り方では7回茹でこぼして、その後ワインビネガーや香味野菜でさらに下茹でするみたいです。

でも、前にそれに近いやり方で処理すると、ニオイが無くなり過ぎてオモロなかったんです。

*あきこ*さんはホルモンも得意やって聞いてたから、和えてちょっとワイルドに行ってみました。





下処理をしてから、翌日に仕上げの調理。


たっぷりのニンニクを香り出しして、新たまねぎ、ニンジン、春キャベツのみじん切りを炒めました。

トリッパを加えてから、ある程度炒めて、冷凍のセロリを投入。

小ぶりのトマト2個とトマト缶1つを加えて、全体を潰してしばらく煮込んだら出来上がり。


当日は宴会前にビニールに入れて保温鍋で温めておきました。



これにはパスタを入れても良かったんですが、二人ともそんなに食べられそうになくてパス。





料理はほかになんぞ玉子モンでも作ろうかと思ってました。

ウナギとネギで中華風のオムレツ、タコが余ってたからそれを入れたフライパン一杯の明石焼き風、〆ならお気に入りの蟹クリームトマトソースを掛けたオムライス。

なんてあたりをネタとしては用意してましたが、結局出番無し。



〆モンの前に、ラフテーをお出ししようと用意してました。



固まりの豚バラを大きめにカットして、まずは熱湯で下下茹で。

キレイに洗ってから、水から保温鍋に入れて煮立てたら、保温で放置。

途中で1回再加熱して、放ったらかしにしたら、ちょいと柔らかくなりすぎました。


冷凍してあった昆布とかつお節の一番出汁に、さらにタップリとかつお節を加えて豚に負けん濃厚な出汁を用意。

黒糖とたっぷりの泡盛、控えめの濃い口で味を付けて豚バラを煮込み。

下茹ででだいぶ柔らかくなってたんで、仕上げの煮込みは短めに。

一晩置いたら味はしゅむ(染みこむ)やろうと思ったもので・・・。





で、実はこいつも写真はないんですが、これは撮り忘れたんじゃないんです。





結局トリッパをお出ししたのが最後になって、*あきこ*さんは少々お休みに。

けっこう手間を掛けたんですが、ラフテーさんもボツに。



*あきこ*さんが寝てはる間に私は片づけを全部済ませました。

時間に余裕があると思ったんで、少し寝ててもうたんです。


復活しはってから一緒にバス停まで。


最終のバスには余裕があったはずやのに、なぜかバスは現れず。




結局*あきこ*さんに私のチャリをお貸しして、家まで帰って頂くハメに。


飲んだ後にチャリで帰って貰うという申し訳ない結果になってしまいました。





レバーペーストやキノコペースト、トリッパにラフテーなんかは全部*あきこ*さんに押しつけてお持ち帰り願いました。


というのも、今日は夕方から身内で外食することになってたんです。

どうせならもうてもうた方がええと思ったんですが、そっちは姪っ子の体調不良で結局ポシャりました。






写真だけ見て貰うと、あんまり冴えん宴会に見えそうですが手間だけはたっぷり掛けてみました。





> *あきこ*さんへ

 おこし頂き、ありがとうございます!!

 チャリで帰らせてゴメンナサイねー。

 またのお越しをお待ちしてまーす。





*朝イチの体重:56.40kg(えらい軽さ。割と食べた気ぃするんやけどなぁ・・・)
*4月の休肝日:10日/29日中(前日までの休肝日日数をカウント)


<翌日 追記>

写真を撮り忘れたトリッパのトマト煮込みや、この日食べなかったラフテーについては翌日に食べました。

出来上がりに興味のある方は、リンク先へどうぞ。

 *トリッパのトマト煮込みやラフテー

失敗かと思ったラフテーも食べてみたらまあまあ良かったですわ。
 
 




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2012年04月14日

献立が二転三転した家宴会

昨日の家宴会で飲み食いしたモンをご紹介します。

今回のお客さんはグルコバやうどん巡りでご一緒させてもうてる*あきこ*さんでした。

この前の宴会の記事を読んで頂き「いつか招待してくださーい」ってコメントをもうたんです。
 *コメントは別の記事の中なんでリンク先にはありません。

作ったモンを食べて貰えると料理する励みになるんで、「いつでもどうぞ」とお伝えしてあったのが今回実現したって次第です。




献立を考えるにあたって、相手がだれであれ前回やったばかりの宴会と同じ料理を出すのは作り手として誠意に欠けるなぁと感じます。

その上、今回は前回の宴会の記事をご覧になってるお相手。

その人に同じ料理を出すのはいくらなんでも失礼やろうと。


というわけで、今回の献立作りは”前回のメニューは封印”っていう縛りでスタート。





前回も春っぽい料理を心がけたんですが、今回もなんとか季節感は出せたらなぁと。



最初に浮かんだ料理を適当に並べたら、かなり洋モノに偏った献立になりました。

ただ、その中のいくつもの料理はすでにグルコバの賄い(差し入れ)で使ってました。

*あきこ*さんはグルコバの常連なんで、既に食べて貰ってる気がしていくつかはボツに。



次にガラッと発想を変えてゼロから献立を組むと今度はえらく和食よりに。




でも、それの献立を見てたらあんまりオモロナイなぁと感じたんですよねぇ。。


それにお客さんが来てくれるって思うと”ハレ”な食事なんで、泡モンが欲しいなぁと。

そんなこんなで和ぁの献立をわざと崩すようなメニューをいくつかねじ込んでみました。





だいたい献立が固まったかなぁって状態で前日に買いモンに行ったら、和ぁで予定していたいくつのか食材が見あたらず。

逆に予定してなかったけど、洋で食べたいと思うモンを見つけたり。

前日に買うた食材を素にメニューを検討し直したら、結局またしてもバラッバラな内容になってしまいました。







前日にいくつか仕込みをやったんですが、まずは昆布とかつお節で出汁を引きました。

それで煮物を一品作って、残りの出汁にハモの荒を入れてお汁を作ることに。

ちょっと離れたトコにあるマシめなスーパーにハモのアラが並んでたんで、ええ汁モンが出来ると喜んで買うたんです。

そのスーパーに並んでたハモは量が多すぎるし、めっちゃ高かったのでパス。

いつも行く近所のスーパーで2〜3日前にハモの切り身を見てたんで、それを使おうと思ったんです。

アラでええ出汁さえ出来たら、身ぃはお飾りやから安もんでもええかと。




晩メシの用意をしながらことことアラを炊いてると、最初はあんまり出汁が出んなぁと思いました。

晩メシの用意が出来て食べ始める直前に味見をするとかなりええ味になっててニンマリ。

翌日の料理が楽しみやなぁと思いながら、晩メシを食べ始めました。






いつものようにチンタラ晩メシを食べて、洗いモンをしようと流しの方を向くとショックな光景が。



コトコト炊いてたハモの出汁が、ほとんど蒸発して焦げる寸前まで行ってしまってました。(T_T)

まだわずかに汁は残ってたんですが、かなり濃い色になってたんでとりあえず水を注ぎました。

そこからもっぺんしばらく炊いたんですが、晩メシの前にニンマリしたようなええ風味は完全になくなってました。




予定ではその出汁を小鍋に張って、ざく切りにした新玉ねぎをたっぷり炊いて、ハモの身をサッと炊いたら、溶き卵でとじようと思ってたんですよねぇ・・・。

ハモの旨い出汁で季節の新たまねぎを主役にした汁物代わりの一品にするつもりだったんです。

このチョンボで和ぁのメニューが1品ボツに。




翌日の買い出しで近所のスーパーに行ったら、めぼしい魚が並んでなくて、2つほど考えてた和ぁの候補も結局ボツに。



ほとんど和食オンリーで始まった献立やったのに、最終的にはほとんど和ぁの要素が消えるというハメに。







当日は朝メシの後、宴会に備えた作業をいくつかやって、買いモンへ。



昼メシを食べてから当日分の仕込みをスタート。



料理を始めたのが3時頃で、そこからは段取りよく作業を進めて1時間半ほどで一山越えた感じ。


そこで一旦メニューを書いたメモに戻って、残った作業を確認。


ゲストが到着してから出来るだけ早く料理を出すために、調味料を合わせたり細かいツメをやりました。




7時頃に来はるってことやったんですが、6時前には準備完了。




そこからはTVのニュースを眺めながらビールを一本だけ舐めて、助走をつけてしまいました。





*あきこ*さんの到着は8時前になったんで、腹ぺこでしたわ。





迎えに行った駅前のタコ焼きの香りが堪りませんでした。






では、やっと宴会の料理写真へ。








カナッペ3種類

*カナッペ3種類

ブルスケッタ、エビアボカド、ゆで卵のマヨネーズ和え


トマトは小玉のなんとかっていうちょっとだけお高いヤツを奮発。

湯むきして刻んだら、ざるに入れて軽く汁気を落としました。

トマトの中のジュースを捨てるのはもったいないかったんですが、パンがびちゃびちゃになると困るんでねぇ・・・。



アボカドは刻んだ茹で海老と控えめのマヨネーズ、やや多めのケチャップで和え、隠し味にタバスコ。

ケチャップのせいか、ちょっと色がブサイクですね。


グチャグチャにした玉子は、5時過ぎになって急遽追加。

最初は緑と赤を交互に2つずつ並べるつもりでしたが、パンを4枚のせると窮屈そうやったんで玉子の一品を増やして3枚並べることに。

玉子を刻んで、マヨネーズ、塩、粗挽きコショウ、パセリ、粉チーズで飲める1枚に。



この皿は切っておいたパンをサッとトーストして、具を乗せるだけなんで割とスグに出せました。


最初は緑のエビスビールで乾杯して、とりあえずこれを摘んで貰うことに。










次の皿はカナッペを食べて貰ってる間に大急ぎで仕上げをしました。








肴3種盛り合わせ

*酒の肴3種盛り合わせ

 貝柱と菜の花の和え物 エスニック風

 うずら玉子の山椒醤油漬け

 韓国風ねぎまぐろ


ビールでもスパークリングワインでも、ハイボールでも合うアテを目指して用意。

*あきこ*さんが貝好きやったんで、ちょっと上等なトリ貝も考えたんですが、わさび醤油で食べる以外の食べ方が浮かばず断念。

お刺身用の貝柱は塩を加えた熱湯で表面だけサッと湯がいてやりました。

生のままより、風味がようなるような気がしたもので。

菜の花は年明けぐらいからスーパーには並んでますが、やっぱり春のモノってイメージなんで採用。

さっと湯がいてしっかり水気を絞っておきました。

味付けはスイートチリにレモン汁、ちょっぴりの魚醤という定番で。

風味付けに刻んで冷凍してあったシャンツァイ(香菜)を加えました。



前にグルコバの常連でええ加減な飲み会をやった時のピータンがえらく旨かったんです。

その印象が残ってたんで、またピータンとも思ったんですが、同じネタを続けるのはやっぱり避けたいところ。

玉子つながりで味玉が浮かんで、酒の肴にするならパクッと行けるうずら玉子がええんじゃないかと。

うずら玉子って自分ではほとんど使ったことなかったんですが、お客さんに出すのに水煮はイカンだろうと生から。

前日にゆで卵にしたんですが、温水に浸けてから熱湯で約2分の茹で時間。

これで中がトロッとしたええ感じの半熟になりました。

浸け地は醤油と酒、味醂に冷凍してあった山椒の実を刻んでコトコトと。

ウズラの卵は殻を剥く段階で、2〜3個失敗。

粗熱を取ってから浸け地をビニール袋に入れてうずらを加えました。


3時間ほど経ったところで味見したらもうけっこう濃ゆい味やったんで浸け地から引き上げておきました。


奥のネギマグロは最近のお気に入りの一品。

仕込みの段階でコチュジャンにすり下ろしニンニク、醤油、煮切った味醂と酒、ごまなんぞをよく混ぜて用意しておきました。

白ネギのみじん切りもちゃんと事前に済ませといて、宴会が始まったらチャチャッとマグロと混ぜてやりました。




ビールでスタートして、その次はスパークリングワインへ。

スペイン産のCAVA(カヴァ)で、ごく安いヤツでしたが泡が出るだけでなんか嬉しいんです。






この次は火を使うお料理を。














アングラス・デ・アギナガのつもりで「新子のガーリックオイル煮」

*アングラス・デ・アギナガ(Angulas de Aguinaga)のつもりで「新子のガーリックオイル煮」

スペインのバスク地方の名物料理で「アングラス・デ・アギナガ」ってのがあって、それはうなぎの稚魚でやるそうです。

あっちでも高級料理やって聞くんですが、その代用に釜揚げしらすを使えばいいってアイディアがだいぶ前の日経に出てました。

かなり前の宴会で使ったんですが、パンがどんどん進む感じでかなり気に入りました。

何日か前にスーパーで新子を見かけて、釜揚げのしらすよりさらにウナギの稚魚っぽいんじゃないかとやってみました。

本物を食べたことがないので、どれくらい”っぽさ”が出てるかは分かりませんけどね。
宴会の前に大量のニンニクをじっくり油で煮るように炒めて香りを出しておきました。

チビフライパンにそのガーリックオイルを用意しておいたんで、温めたら即新子を投入。

気持ちしっかり目に塩を効かせて、粗挽きコショウを掛け、冷凍のパセリをぶち込んだら完成。


食べてみると食感の柔らかさがええ感じで、ニンニクの香りガッツリ。

ヒジョーにパンが旨く、パンと一緒にワインも進む一品でしたねぇ。




記事を書くためにホンモンとどれくらい似てるかと思って、「アングラス・デ・アギナガ」で画像検索。

グーグルで2枚目に出たのが私が前にやったシラスのヤツでびっくり。

その他に出てくる写真も軒並み、私の家宴会カテゴリの画像。

パチモンで検索の上の方に出てしまってスンマセンって感じでした。









濃ゆいもんの後は、さっぱりお野菜系を行ってみました。









野菜モノ3種盛り合わせ

*野菜モノ3種盛り合わせ

 焼きなすびの中華風ごまだれ和え

 春キャベツのマリネ

 スナックエンドウのアリオリソース


焼きなすびは少し前に自分でチンを利用して作ったヤツを凍らせてありました。

ちょっと手抜きくさいけど、解凍して使用。

ごまだれに具だくさんラー油の「香辣脆」、自家製の中華風醤油ダレをミックスしたもんで和えてやりました。

春キャベツは固いトコをV字に切り取って、そこは薄くスライス。

葉っぱは手でてけとーにちぎって塩をまぶしてしばらく放置。

しんなりしたら水洗いして、よく水を絞ってビニール袋へ。

ワインビネガー、塩、コショウ、冷凍のバジルとパセリなんぞを混ぜたモンをぶち込んでモミモミ。

こいつは前日に仕込んでおきました。

ニンジンはキャベツ1色じゃ寂しいかと思って、後で追加。

スライスして、刻んで軽くチンしてから加えました。



スナップエンドウは側面の筋をとってから、サッと湯がいて冷水で冷やしました。

マヨネーズにすり下ろしニンニクと塩を少し加えたアリオリソースを添えてやりました。






当初の予定ではどこかでハモと新玉の汁モンを入れるつもりでした。





そいつがポシャッたので、急遽汁気のあるもんで差し替え。









空豆とすじ肉のトマト煮込み

*空豆とすじ肉のトマト煮込み




 「前回の宴会で出した料理は出さんのとちゃうんか!!」



 「お前は、何かって言うとすじ肉のトマト煮込みばっかりやんけ!!」



 ってな、ツッコミやお叱りは甘んじて受けさせて頂きます。


すじ肉のトマト煮込みは前にも出したんですが、予定が変わったんで手近にあるもんで代用してしまいました。

前は若ごぼうを入れましたんで、今回はソラマメを放り込んでみました。

そら豆の丸焼きはコンロの魚焼きグリルでやることが多いんですが、今回は焼き網でやってみました。

火力が強い分、よう蒸されたのかかなり柔らかめの仕上がりになりました。

それを煮込んだから、余計に柔らかくなってしまいました。


ちなみにすじ肉にはずっと前にたっぷりの量を下茹でして小分けで冷凍してあったもの。

当日の午前中にしばらく外に出して解凍してから、白だしを薄めた出汁でしばらくコトコト。

そこにトマトソースのキューブを3つだったか加えて煮込みました。







次にもう一つ火を使ったモノを。









鶏のせせりの木の芽醤油焼き

*鶏のせせりの木の芽醤油焼き


木の芽も春のモンってイメージですよね。

自分のためには贅沢すぎる気がして、よう買わんのですが、お客さんなので解禁。

木の芽の香りを生かしたモンを考えてて、最初は手羽中を使う予定にしてました。

前日の食材探し中に手頃な値段でせせりがあったんで、そいつに変更。


宴会スタートの予定時刻30分前に漬けだれに入れてやりました。


つけだれはうずら玉子を漬けた汁を流用しました。

木の芽を両手に挟んでパンと叩いてやるとぽっわぁ〜とええ山椒の香りが広がりました。

そいつを包丁で刻んでタレの中へ。



フライパンで炒めると脂っぽいかと思って、焼き網で焼いてやりました。

酒なしじゃツライくらい、濃いめの味付けでしたが、せせりにはよう合うてる気がしました。

ツケダレはもういっぺん加熱でもすりゃ、まだ使い回せたと思うんですが、宴会中やったんでゴメンナサイ。






料理は結局こいつが最後になりました。


お疲れだった*あきこ*さんが眠ってしまいそうになったのでこの料理でお開きに。

うちのアパートの1階に布団があるから泊まってもうたら良かったんですが、タクシーでお帰りになるとのことで大通りまでお見送り。

そこまではシャンとしてたはずなんですが、なぜか*あきこ*さんと分かれたところから記憶無し。

次に気が付いたら3時半頃で部屋のいつも座椅子で寝落ちしてました。



気が付くとテーブルの上は皿だのグラスだので一杯。


そのまま寝る気にはなれず、その時間から皿洗い。

キチっと片づけてから眠りました。






料理は出すだけのモノがあと2品ほど。

宴会のために仕込んだ訳じゃないけど、摘んでもうてもええかと思ッてたものが1つ、2つ。

アボカドに使ったちびエビが余ってたので、それはお好みの調理法で料理しようかと。

あと、ゆでだこも買うてあったんで、余裕があればフライパン一杯に焼く明石焼き風卵焼きにでもしようかなぁ・・・と。



予定の全部は消化してないんで、一応足りたってことでいいんですかねぇ・・・・。

この記事を書くために昨日の料理の写真を見直すと、なーんか宴会としてはショボイように感じてしまったんですが・・・。





*あきこ*さんもかなり料理に詳しい方なんで、これはどう作ったとかこういう風に味付けしたってな話をしながらの宴会でした。

自分の作ったモンを食べてもうて、その料理の仕方なんかも話題にしながらの飲み食いってのはやりがいがありますねぇ。








> *あきこ*さんへ

 わざわざうちまで来て頂き、ありがとうございました。

 これに懲りてはれへんかったら、またいつでも来てくださいねー。





*朝イチの体重:56.40kg(飲み過ぎ分を差し引いても、えらく軽め)

*4月の休肝日:5日/13日中(前日までの休肝日日数をカウント)  
 
 
<後日 追記>

宴会で出さなかった料理や、余った食材の処理についての記事をアップしました。

続編というか後日談にご興味のある方は、リンク先をご覧下さい。

 宴会の積み残しと残り物処理

 
posted by えて吉 at 17:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月24日

春と大阪は意識したけど統一感なし

18日に東京からのお客さんと楽しんだ家宴会の模様をアップさせて頂きます。

今回遠路はるばる我が家まで来てくれたのは去年初めて香川でお会いしたmiki_dogさんです。

うどん巡りをしながら次は大阪で飲みましょうなんて話をしてたんです。


2月に入ってすぐ届いたmiki_dogさんからメールは3月に出張で京都に来るからその時に会いませんかってな内容でした。

日程調整に何日か掛かったんですが、最終的に18日から20日はフリーになりました。

もしよければ一度料理をさせて貰えたらと申し出ると、初日の夜にうちで宴会をやることになりました。






宴会まで1ヶ月以上ある頃から献立を考え始めたんですが、なんぼ考えてもピタッと来ずかなり悩みました。


2月はものすごく寒くて、その頃浮かぶ料理は全て真冬向けのモンばかり。


3月に入ってもかなり寒い日があったんですが、ごくたまに春っぽい暖かさの日が出始めました。



こうなってくるとやっぱりメニューに春らしさを出したくなりますわねぇ。

関西へ出張で何度も来てはるとは聞いてましたが、どうせなら関西らしさ、大阪らしさも出したいなぁと。

で、酒の方は春めいてきたし、初めてゲストとして来て頂くんで最初はスパークリングワインでええから泡モンを開けたいなぁと。


当初浮かんだのは中華系の料理に多少エスニックなモノを加えたコース。

ただ、中華となると温かいお料理にどうもええのが浮かばず。



次にほぼ和食を中心にして一部でハズした料理を加えるようなパターン。

でも、自分が用意出来る範囲で和食に統一するとあんまり華やかさがないなぁと。




三寒四温で宴会当日に肌で感じる気温は読めず、作りたいもん、食べて貰いたいもんがなかなかしっくりと献立にはまらず。



最後は考えすぎに疲れて、適当に食べて貰いたいもんを並べてまえっていう開きなりに傾きました。(^^;


宴会をやる週の初めから大阪での外食京都に泊まっての飲み食いが入ってました。

郊外の道の駅まで野菜を仕入れに行ったりしようかと思ってたんですが、日程的に厳しくいくつかの仕入れは断念。




前日の17日にはまず朝から部屋やトイレ、風呂の掃除。

それからチャリで出かけて地元にある大きな魚の卸屋?、スーパー2軒、ホルモン屋、八百屋、豆腐屋、魚屋を回って色々と買い込みました。



前日にやれる作業は出来るだけ済ませることにして、ちょこちょこと仕込み。

出汁を引いたり、煮込み系は先に作ったり。

夕方から身内でちょいと寄ることがあったんで、それに行って帰ったらまた作業。

一品、一品の料理のインパクトはそんなにないけど、ちょっと手間が掛かるモンが多めでした。





当日も午前中から作業をスタート。




予想してたよりは遅め、夕方頃に宴会スタートと分かったので焦ることなく作業を進められました。





3時半頃、miki_dogさんから京都を出発すると連絡が入りました。



待ち合わせ場所を間違えてはって、環状線の寺田町駅で降りはり再度地元の東部市場駅まで移動して頂くというハプニングを挟んで5時過ぎに出迎えました。




うちの部屋の風呂には脱衣場がないので、私が料理を用意する間に近所の銭湯にでも行ってきて貰えばいいかと思ってました。

miki_dogさんに風呂をどうするか聞いてみると、明日の朝にシャワーでいいと。

朝ご飯を食べてから、昼抜きで直接大阪まで来てもうたと聞いたんでびっくり。

うちの事務所に泊まってもらう段取りだったんで、まず着替えてもらうことにして私は先に部屋へ。
 *スーツで部屋に入ってもらうとニャンズの毛でえらいことになりますからねぇ・・・。





それならばと料理を出す順番を多少入れ替えて、出来るだけ急ぎで用意することに。









スペイン産のスパークリングワイン「CAVA」を開けて、乾杯。







すじ肉と若ごぼうのトマト煮

*すじ肉と若ごぼうのトマト煮

前菜を摘んでもうてから出すつもりでしたが、ちょっと寒かったこともあっていきなりお出ししました。


すじ肉はあらかじめ下茹でして冷凍してあったモノを使いました。

昆布とかつお節で引いた和出汁に薄口醤油少々でまずすじ肉をコトコトと。

冷凍のトマトソースを加えて味を調えたら、若ごぼうの根っこ部分を加えてしばらく煮込みました。

根っこ部分に火が通ったら茎部分を加えて軽めに煮込んで出来上がり。

これは前日に仕込んでおいたので当日は小鍋に入れて温め直すだけだったのですぐお出し出来ました。

葉ゴボウのかすかなエグミがトマトと合うてたように思います。


すじ肉って関東ではあんまり一般的じゃないって聞くんで、少しでも大阪らしさを感じて貰おうと使いました。

若ごぼうも八尾の名産で春になると食べたくなるもんなんで、今回の献立に入れました。






トマト煮込みをつついて貰ってる間に本来は最初に出すつもりだった前菜の盛り合わせを盛りつけました。










前菜の盛り合わせ

*前菜の盛り合わせ

・春キャベツと生ハムのハニー&マスタード和え

・ホタルイカのマリネ

・島らっきょの塩もみ

・蒸し鶏


春キャベツは塩を振って全体をかき混ぜてからしばらく置いてやりました。

塩と水気を洗い流してしばらくざるに上げて水切り。

別の料理で使う予定だったニンジンの千切りがあったので、それを少し加えて、粒マスタード、蜂蜜と混ぜ合わせました。

キャベツと生ハムを加えたら少し置いて全体に味をなじませてやりました。



ホタルイカは前日に何軒も回って最後に近所のスーパーのそばにある魚屋で発見。

夏場のハモもその店のヤツはモノが違うように感じるんです。

店頭に一舟だけあったホタルイカの値段を聞くと1枚700円だと。

「ええ値ぇしますねぇ」って言うと店の大将が「モノがええねん。湾内モノやから」と。
同じホタルイカでも山陰さんの兵庫県産はあんまり旨みがないから、富山産を探してたんです。

形も胴がぷっくり膨らんで、いかにも美味しそうな見た目でした。

ちょっと高いと思ったけど旨そうだったので奮発。




仕込みではまず最初に全部の目玉とトンビ(口)をつま先で摘み取ってやりました。

ちびっこいホタルイカの足と胴をバラさないようにちぎり取る作業はかなり細かくて肩が凝りましたわ。

ホタルイカの下処理では目とくちばしだけでなく、軟骨引き抜くらしいんですが、そこまではせんでもええやろうと一段階は手抜きしました。


みじん切りの玉ねぎと冷凍してあったセロリのみじん切り、ニンニク、冷凍の生パセリ、レモン、ワインビネガー、オリーブオイルなどを混ぜたヤツでマリネ。



島らっきょは特に意味ないんですが、この週の生協の配達で届いたんで軽く塩もみにして宴会料理に加えてやりました。


蒸し鶏は炊飯器での作り方を改良したら出来がぐんと良くなったんで食べて貰いたかったんです。

鶏は阿倍野のかしわ屋(鶏肉屋)にええ骨付きを買いに行こうと思ってたんですが断念。

その代わり、ちょっとマシなスーパーでグラム176円と普段買うヤツの倍ほどの値ぇしてた”茶美鶏”を使いました。

鶏をしばらく室温に放置してる間に煮汁を用意。

いつものニンニク、ショウガ、白ネギの青いトコに加えて、酒と紹興酒、塩と創味シャンタンをぶち込んでスープとして飲むよりは薄めに味付け。

煮汁をコトコトやってから、鶏を炊飯器の内釜へ。

かぶるぐらいの煮汁を加えたら保温モードの弱い方でセット。

20分ほど保温して電源を切ったら何時間か放置してやり、その後煮汁ごと袋に入れて冷やしました。


前日に作ったんですが薄っすらピンク色が残り素人が家で作る蒸し鶏としちゃなかなかの出来でした。

これのタレはごましゃぶのタレにすりごま、自家製の中華醤油だれ、具だくさんラー油の「香辣脆」、みじん切りの白ネギ少々を混ぜたモンを使いました。








空豆の丸焼き

*空豆の丸焼き

少し前から並び始めた空豆も季節感があるかなぁと思って加えました。

こいつは前日に相場より安い一山280円で見つけたんで、迷いを振り払って献立に。

魚焼きグリルに並べて焼いただけですがサヤの中で蒸し焼きにされてソラマメの風味が濃くて良かったです。





ミックスホルモンの中華風煮込み

*ミックスホルモンの中華風煮込み

中華系で統一しようかと思ってた時は豚の角煮でも作ろうかと思ってました。

縛りはハズしたけど、東京ではホルモンも豚が中心やって聞くんで、関西らしく牛のホルモンを煮込んでみました。




紹興酒、赤ワイン、味醂、中国醤油の濃口&薄口、魚醤、花椒、黒コショウの粒 ニンニク、白ネギの白いとこたっぷり、生姜スライス、オイスターソース、シナモン、一味などをまずコトコトと煮込んでやりました。

今回の煮汁のポイントは赤ワインとシナモンでしょうか・・・。

風味の甘濃ゆさが増すような気がして使いました。


ホルモンの方は、たっぷりのお湯でいつもなら10分弱下茹でするところを20分ちょいと長めに湯がきました。

ざるにホルモンを出して、蛇口から出る熱湯で表面を洗いました。

ホルモンをタレの鍋に入れて、しばらく煮込んだら調理用ビニール袋に入れて保温鍋へ。
前日の夜に仕込んで保温鍋で一晩置いてやりました。


宴会当日の朝にチェックすると、保温鍋の中で水漏れが起きてました。

煮汁が薄まってやや弱い味になってたんで、小鍋に移してしばらく煮詰めました。



かなり濃ゆい煮物には仕上がってましたが、こんなんもちょっとくらいあってもええんじゃないかと。



まず、このあたりまでお出しして私も席に座ってゆっくり飲み食いさせて貰いました。




私もこの週は外飲みが続いたんですが、miki_dogさんもかなりハードだったそうです。

出張中に接待での食事がある上に、内輪で夜の2時まで飲むこともあったとか。

お仕事ではしょっちゅう接待があるそうで、上等で上品なトコに行くけど、その反動かプライベートではオッサン向けな飲み屋に行きはることも多いとか。




初めてお会いした時もそうなんですがmiki_dogさんはうちのブログをよう読んでくれてはるし、かなり細かいことまで覚えてはるんですよねぇ。

そうなるとこっち側の情報はmiki_dogさんにだだ漏れやのに、こっちはほとんどmiki_dogさんのことが分からんのでえらく優位に立たれてる気分でした。(^^;

実質的にはプライベートの情報を発信するようなブログやツイッターはやってはれへんが残念でしたわ。






しばらくしゃべって、もう少しツマミを用意することに。







食べ物の濃淡でいうとちょっと順番がおかしいんですが・・・。







鯛の中華風カルパッチョ

*鯛の中華風カルパッチョ

鯛なんて魚は一年中いつでもスーパーに並んでますが、桜鯛なんて言葉があるんでなんとなく春っぽいもんとして入れました。

そぎ切りにしたヤツを並べて、自家製の中華醤油ダレを垂らしたらちょっとだけ白ネギのみじん切りを添えてやりました。





最初の泡モン(カバ)は、サクッと空いたので続きはもう一本泡を。






オーストラリアの赤のスパークリングワイン「Peppermint Paddock」

*オーストラリアの赤のスパークリングワイン「Peppermint Paddock」

今回会う件でメールをやり取りしてた頃にmiki_dogさんはオーストラリアを旅行中でした。

その旅先で重たいのにこのスパークリングワインを買うた上で、出張先にも下げてきて差し入れしてくれはりました。

最初の白の泡を飲んでる間に冷凍庫に放りこんで冷やしておきました。

栓を開けてグラスに注ぐと、しっかりと濃い赤ワイン色でビックリ。

白やロゼのスパークリングワインはなんべんも飲んでますが、こんなにブドウジュースみたいな濃い色は飲んだ記憶がないですねぇ。








ピータンのネギソース

*軟芯皮蛋(ピータン)のネギソースがけ

ネギソースは前日に仕込んでありました。

みじん切りの白ネギに、醤油、ニョクマム(魚醤)、オイスターソース、豆板醤、コショウ、ニンニク、僅かな酢などを加えてふりふり。

一晩寝かせて、当日に冷凍のシャンツァイ(香菜)のみじん切りを加えました。

ピータンに季節感なんかないですが、黄身の部分の柔らかいヤツを市販品で見つけたのは初めてやったんで食べて貰いました。







かますごのガーリックオイル焼き

**かますごのガーリックオイル焼き

「かますご」って関西じゃ春になるとよう見かけますよねぇ。

当日も話しててややこしくなったんですが、「かますご」「いかなご」「新子」「こうなご」について気になる方は、下のリンク先をご覧下さい。

 *「いかなご」の名前について



大阪じゃ網でさっと炙ってしょうが醤油とか酢醤油にショウガを入れて食べるんですが関東じゃ食べないそうですね。

オーソドックスな食べ方でも良かったんですが、泡やビールなどと合わせやすいようにガーリックオイルで煮るように炒めてやりました。

ちなみにガーリックオイルは早い時刻にたっぷりのニンニクを時間掛けてオイルで香り出ししておきました。

なので、食べる時にはちゃちゃっとお出し出来ましたよ。







「かますご」はわざわざ洋風にしましたが、ここからはなんの脈絡もなく純和風になります。



が、実際はこれまでの写真で盛りつけてた分以外に余ってたぶんを追加でお出ししてました。


2本目の泡も空いて、miki_dogさんがジントニック、私はハイボールだったかと舐め始めてました。








若ごぼうの煮物とパプリカ

*若ごぼうの煮物とパプリカ

若ごぼうは最初に洋風に食べて貰いましたが、やっぱりあっさりした煮物も食べて貰いたくて仕込みました。

半分ほどを和出汁で炊いて甘みの少ないスッキリした味に。

若ごぼうはかすかなエグミ?があるんで、あんまり薄味にはせずしっかり味付け。




パプリカは当初前菜の盛り合わせにでも加えるつもりで仕込みました。

ガスコンロの直火で皮を真っ黒に焦がしてから皮を剥いでやりました。

それをポン酢に麺つゆを加えて水で薄めて柚子胡椒を溶かした漬け地にしました。






初めて作った「菜の花の白和え」

*初めて作った「菜の花の白和え」

お恥ずかしいことですが、白和えって惣菜なんかじゃちょくちょく買うんですが、自分で豆腐から作ったのは初めてです。

前日に豆腐屋で買うて来た田舎豆腐っていう木綿豆腐を朝イチから水切り。

昼から裏ごしに掛けて、さらにあたり鉢で丁寧に当たってやりました。

半分強をよけておいて、豆腐に練りごまを加えて、ちょっぴりの砂糖と薄口で味付け。


菜の花はサッと湯がいてから水を絞って、麺ツユに濃い口を加えて水で薄めたヤツに漬けておきました。

食べる間際に菜の花の出汁を絞って、和え衣と合わせてやりました。

丁寧に料理したんで、菜の花以外は加えずシンプルに行っときました。




これで実質の料理はおしまいなんですが、ちょっと尻切れトンボですかねぇ。


段取りとしては、取りよけた裏ごし豆腐で「ひろうす(飛竜頭)」が作れるようにしてありました。

干し椎茸を前日から戻してみじん切り、ニンジンは千切りにして軽くチン、筍の水煮も買うてスタンバイ。

食べるとなれば、ツナ缶と玉子を加えて揚げるだけですぐ出来るようにしてありました。


他にも余分に出汁を引いてあったんで、それで新玉ねぎと鯛の刺身を炊いて卵とじにも出来るようにしてありました。



かますごのガーリックオイル煮みたいな濃ゆいモンも食べたんで、そこからひろうすは重すぎると思いパス。



鯛の刺身は、卵とじにしないなら、出汁を使って鯛茶漬けが鯛めしでもええなぁと。



ある程度飲んだところで、炊飯器がピーピー言うてご飯が炊きあがりました。

miki_dogさんは普段の飲みでは、そんなに〆のご飯を必要としないって言うてはりました。

だから、そのままパックにして冷凍してもええと思ってたんですが、鯛めしや鯛茶漬けも出来ますよーとご案内。




炊きたてご飯に惹かれはったのか、リクエストが上がったのでちゃちゃっと用意。







〆は炊きたてご飯で「鯛の漬け飯」

*〆は炊きたてご飯で「鯛の漬け飯」

麺ツユと濃い口を混ぜたタレにそぎ切りの鯛を軽く漬けて、熱々のご飯の上に。

玉子は黄身だけを添えました。

私はお客さんに料理を作りながら飲んでると、あんまりモノを食べなくなるんですよねぇ。
なので〆は食べませんでしたが、美味しそうでしたよ。




この後も、しばらく飲みながらおしゃべり。

何日も出張が続いてたmiki_dogさんは最後眠ってしまいはったので、無理に起きて貰って1階の事務所へ。

私はそこから台所の後かたづけ。

それなりに飲んでたはずですが、ちゃんとキレイに片づけました。


片づけを終えたら、気分良く寝ればいいのに、ホッとしてコタツに座ったんでしょうねぇ・・・・。


気が付いたらコタツの中で明け方を迎えてました。(^^;







ものすごく久しぶりにゲストを迎えて料理をした訳ですが、やっぱり食べてくれる相手がいるのは嬉しかったですねぇ。

宴会をやる前から、食べて貰うために献立を考えるのがまず楽しいんです。

そして、当日は流れよく食べて貰おうと細かい段取りを組む。

料理を出せば、作った料理を説明したり、食べてもうた感想が聞けたり。


家族があれば当たり前のことですが、普段猫しか居ない身には相手があることが新鮮な喜びでした。

miki_dogさんからは、「近所やったら毎週食べに来るのに」って言うてもらいましたが食べて貰えるならこっちこそお願いしたいトコですわ。

飲み食いが好きな相手とじっくり食卓を囲むってのはほんまええもんやなぁと思いました。
 
 

メニューに統一性はなかったですが、居酒屋で適当に肴を摘んだと思えばアリってことにしておきます。

posted by えて吉 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

泡モンが飲みたくて急に一人宴会

昨日の一人宴会の様子をさっそくご紹介しておきます。

ここ何日か泡モンが飲みたい気分やったんですが、夜は燗酒が飲みたくなることが多くて延び延びになってました。

昨日の朝に冷蔵庫にあるもんでどの程度洋モンのアテが作れるか考えてたら、なんとか買いモンなしで献立が成立するんじゃないかという気になりました。

最初はいくつか食材を買うて明日の土曜日にでも一人宴会をやるための下調べやったんですけどね。

2日置くと古くなりそうな食材なんかがあったんで、いきなり宴会を決定。


朝メシを食べて間がなかったんですが、1時間ちょっと掛けてバタバタと用意。







料理の写真は昨日携帯からアップしてるんで、マクラはこんなもんにしといてデジカメで撮った写真を貼りましょう。








泡モノが飲みたくて急に「一人宴会」

*泡モンが飲みたくて急にやった「一人宴会」


手前の細長い皿に乗ってるのが左から

・ごぼうとすじ肉のトマト煮込み

・アボカドディップ

・シーフードマリネ



・蒸し鶏とおくらのワサビマヨネーズ和え

・オニオングラタンスープ

・ほうれん草とポテトとツナの2色グラタン



品数はそんなに多くないですが、寒い時期でも冷たいカヴァを楽しめるように熱い料理を2品用意しました。

料理の段取りとしては、まず冷凍してあった下茹で済みのすじ肉を解凍。

給湯器のお湯を張った洗い桶に放りこんで、他の作業をスタート。

冷凍庫におった賞味期限をとっくに過ぎたシーフードミックスを塩水で湯がきました。

他の作業をしながら茹でたら、ちょいと茹ですぎてえびが縮みまくってしまいましたけどね。

ちびボールに、ワインビネガー、レモン汁を入れといて熱々のシーフードをぶち込んで混ぜ混ぜ。

みじん切りの玉ねぎと冷凍の刻みセロリ、塩コショウをして冷ましておきました。


小玉の玉ねぎ2個をスライスして、電子レンジで5分ほどチン。



すじ肉がほぐれる程度に戻ったら、小鍋に水と赤ワインを少し入れて、コンソメを加えたところで蒸し煮に。

乱切りのゴボウを加えたら、解凍しておいたトマトソースを半量ほど鍋へ。

ざっくり全体を混ぜて軽く煮込んだらすぐにビニール袋に移して、保温鍋の熱湯へ。




電子レンジでくたくたになった玉ねぎをフライパンに移して、オリーブオイルとバター1.5欠片、チューブのニンニクを加えて炒めてやりました。

キツネ色っちゅうんでしょうか、焦げ出す手前まで強火で炒めたら、すじ肉を炊いてた小鍋へ。

水を加えて、コンソメと鶏ガラスープの素で味付けして、コトコトと。

煮込みだしてから冷凍の刻みセロリと月桂樹の葉を加えてやりました。

最初はいかにもコンソメを溶きましたって味やったんですが、しばらく炊いたら一応オニオンスープっぽい味になじんでくれました。

こいつはグラタンの仕上がりを見計らいながら、ちびフランスパンの輪切りを浮かべて粉チーズを掛けてから一緒にトースターで加熱。

耐熱の小鉢の一回り大きいヤツにちょうどはまると分かったんで、中にキッチンペーパーだけひいてホルダー?代わりに。

こうやったら熱々でも持つことが出来たんで飲み易かったですわ。



アボガドは、半個分を潰してみじん切りの玉ねぎ、レモンの絞り汁、チューブのニンニク、種から実の部分だけ切り取って刻んだオリーブを加えました。

塩コショウとごく控えめのマヨネーズで味付け。

オリーブの実の塩気と食感がアクセントになってなかなか良かったですわ。








2色グラタンの中身

*2色グラタンの中身

グラタンの中身はほうれん草とツナ、ジャガイモです。

この上に冷凍してあったホワイトソース、トマト煮の残りのトマトソースを半々に掛けてチーズを散らしてからホイルをしてトースターへ。

ホイルをしてけっこう長めに焼いて、ソースがグツグツ言うてるのを確認してから食べたんですが、中のほうれん草を冷たいまま入れたんでちとぬるかったのは減点。


グラタンに入れたジャガイモは、本来はポテトサラダとして作ったモンです。





あっさりした「ポテトサラダ」

*あっさりしたポテトサラダ

じゃがいも2個を皮付きのままラップで包んで電子レンジでチン。

布巾でくるみながら皮を剥いたらボールに移して潰しました。

そこに刻んだ玉ねぎと、冷凍の刻みセロリ、冷凍の生パセリを加えて、塩コショウ。

あっさりしてるけど、十分泡モンの肴になるポテサラになってました。




今回の泡(CAVA)「de Pro Brut」

*スペインのスパークリングワイン(CAVA)「de Pro Brut(デ・プロ ブリュット)」


近所のディスカウント酒屋で1本1000円せんかったかと。

裏のラベルには葡萄品種として「シャレロ50%、マカベオ30%、パレリャーダ20%」と書いてましたわ。

モノ自体は安くても明るい部屋で昼間っから泡モンをしばくと贅沢な気分になりましたねぇ。

紋日でも旗日でもなく、週末でもない日にいきなり思いついて料理したんで、余計に贅沢な食事をしてる気分になりました。





コタツに入って、ほろ酔いでうとうとしながら



 「ニャンズ〜、ええ天気やしご機嫌やなぁー」




って、話しかけたら私の斜め後ろの食料品ストックケースの上に寝てた越後屋にこんな顔をされてしまいました。


















高いところからアッカンベーの「越後屋」

*高いところからアッカンベーの「越後屋」





「ご機嫌なんは、親分だけやー」



「オレにもなんか食わせろ!!」




とでも言うてるようでしょ。(^^;







夜は気分としてはあっさり和食と行きたかったんですが、昼の残りモンを片づけることに。






晩ご飯は昼の残りで

*昼の残りで済ませた晩ご飯

夜はこの日開封した3リッター入り箱ワインの白をやりました。

玉ねぎスープはもう1回分あったんですが、口に濃ゆくてパス。

すじ肉の煮込みは写真と同じくらいの量が余ってます。

昼に作ったモノの残りはスープと煮込み以外、これでキレイに食べきりました。





こういう洋モノのアテを何品か作って思ったんですが、細かく刻んで冷凍しておいたセロリは便利ですねぇ。

セロリ単体ではあんまり食べたいとは思わないんですが、ちょっとした風味付けに薬味としては欲しいんですよねぇ。

ちょっとしか要らんので生を買うと残ったヤツの処理に困るんですが、刻んで冷凍してたら好きな量だけ使えますからねぇ。





全く予定してなかったし、食材も少なかったんですが、満足の行く一人宴会が出来ました。



*朝イチの体重:56.8kg(少し飲み過ぎで水気が減ってるけど、驚きの軽さ)

*1月の休肝日:6日/16日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 13:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月09日

「スッポン鍋」がメインの身内宴会

5日の日曜日にあった身内宴会で食べたモノをご紹介します。

今回の宴会の口実は妹の旦那A君の誕生日でした。

何を食べるか考えてた時に親父がカタログギフトをもうたんで、その中からA君が「すっぽん」をチョイス。

メインはスッポン鍋に決まったんですが、進物の3〜4人前なんて大して量がないんじゃないかと。


私が


「ネットでスッポンを追加注文すれば?」


って言うたんですが、オカンや妹が


「スッポンは男3人がメインで食べて、アタシらは味見程度ええ」


「すっぽんにあんまり興味ないからその分で寿司でも食べたい」


というわけで、追加する案はサクッとボツに。



当日、持ち帰り寿司を買うことにして、後はちょこっとツマミを用意することに。







妹作「貝柱のカルパッチョ」

*妹が作った「貝柱のカルパッチョ」

冷凍の貝柱があったからと、こいつを作ってくれました。




妹作「春雨サラダ」

*これも妹作の「春雨サラダ」

豚とえびが入って、酒の肴になるサラダでした。



妹作「生ハムチーズ」

*妹作「生ハムチーズ」

クリームチーズっていうんでしょうか、中に柔らかめのチーズが入っとりました。




親父作「たこのうま煮」

*親父作の「たこの柔らか煮」

タコのうま煮っていうか、柔らか煮っていうか、親父の新作ですわ。

なんでも作り方をネットで探して、炭酸水で炊くと柔らかくなるっていうんでわざわざ炭酸水も買いに行って作ったようです。

しっかりした濃ゆめの味付けで中までしっかり味がしゅんで、柔らかく仕上がってて旨かったです。


提供した「馬刺」

*私が提供した「馬刺」


先日のグルコバ仲間での宴会用に買うてあったモノを食べんかったんで提供。

ミナミの道具屋筋にあるAプライスとかいう業務用スーパーで買うたヤツです。

小さなブロックで800円ちょいだったかと。

こいつは奈良の家の冷凍庫に忘れてきたんですが、当日行ってた親父に伝えて持ってきて貰いました。

電話した直後に親父が冷凍庫から出してたら、夕方には半解凍具合が絶妙でした。

包丁は通るけどまだ固さがあるから切りやすいというええ溶け具合でした。





リクエストで作った「蒸し鶏」

*リクエストで作った「蒸し鶏」

妹に何が食べたいか聞いたら、最初鶏ハムのリクエストがあったんですが、前回の身内宴会でも作ったんで蒸し鶏で許して貰いました。

グルコバ仲間との宴会でも作ったんですが、結局食べないままだったので味見も兼ねて再挑戦。

また阿倍野筋にあるお気に入りの鶏屋まで行って骨付きのもも肉をゲット。

細い足の部分は切り落として貰いました。

かなり大きめのサイズで裏側?内側?に骨まで切り目が入ってなかったので、そのまま調理。

いつものように日本酒を加えたお湯で白ネギ、ショウガ、ニンニク、花椒をコトコトやってから、今回はスープには薄い程度の味付け。

炊飯器の内釜にしばらく室温に置いておいた鶏を入れて上から風味を付けたお湯を香味野菜ごと入れて、低温側の保温をオン。

骨なしのもも肉でやった時は20分保温を掛けたけど、骨付きなんでちょっと長くして30分ほど保温。

30分で保温を切ったら、そのまま蓋を開けずに3時間ほど放置。

ビニール袋に鶏と鶏が浸かる程度のスープを加えて冷蔵庫で冷やしてやりました。



ソースはグルコバ仲間との宴会に作ったねぎ塩ソースがあったんで、そいつをそのまま持参。

もう一つはごまだれに自家製の中華風醤油ダレと具入りラー油の「香辣脆」を加えたヤツを用意。

骨を外すのがちょっと面倒でしたが、モモ肉の茹で具合はかなりええ出来でした。




そうそう、食べ物以外にグルコバ仲間との宴会で余ったシルクエビスや発泡酒も差し入れました。







大起水産の持ち帰り寿司

*大起水産の回転寿司の持ち帰り寿司

近所の持ち帰り専門の寿司屋で買うたヤツが前回シャリがべちゃっとしてたので、今回は大起で。

妹がネットでメニューを見ながら予算(5〜6千円?)に合わせて電話注文してくれたそうです。

回り寿司とはいえ、大起のネタは100均のんとはだいぶ違うて旨かったですわ。








さて、最後はメインの甲羅なし亀さま。







愛媛県の「水幸苑」の「スッポン鍋セット」

*愛媛県の「水幸苑」のすっぽん鍋セット

カタログギフトを貰うた親父曰く、値段は分からんけどおそらく8〜10000円相当やろうと。

同じ店が楽天で売ってるやつを見ると5〜6人前で1万円ほど、4〜5人前が6千円弱ですねぇ。

カタログ用にオリジナルのセットを出してるんかもしれませんねぇ・・・。


さばかれたかめ肉がそこそこの量入ったパック3つと濃縮スープがセットでした。

贈答品の何人前ってのは信用出来んと思ってましたが、予想よりたっぷりでした。

水幸苑って店は愛媛の津島町ってトコにあるようですが、自分らのブランドとしてかスッポン鍋を「とっぽ鍋」と呼んでるそうですわ。

普通は「まる鍋」って言いますよねぇ・・・。





ネギと身だけのシンプルな「すっぽん鍋」

*ネギとスッポンの身だけ煮込んだ「スッポン鍋」

今回は商品に入ってた作り方に従って、分量の水で薄めたスープに日本酒をちょっと加えてスッポンを15分ほど煮込んでやりました。

ショウガの絞り汁を加えて、テーブルのコンロの運んでから豆腐も加えました。

付属のスープはかなり甘みの効いた濃ゆい味でした。

最後まで食べたらスッポン雑炊が楽しみやったんですが、ちょっと雑炊には合わんような味でした。

ハモ鍋の出汁に近く、やるなら雑炊より素麺かなんかがええじゃないかと。


私は学生時代に浜松までスッポン鍋を食べに行ったことがあるんですが、その味付けはすっかり忘れてしまいました。

もうちょっと甘みがない方が雑炊にはええですが、どうなんでしょうねぇ・・・。


オカンが宴会のすぐ前にTVで京都の○鍋屋のことを見たとか言うてました。


私もどっかでコークスで炊くのがこだわりやとか読んだか、見るかした記憶があります。
調べてみたらどうやら「大一」とかいうトコみたいですねぇ。

店のサイトがあったんで値段と内容をチェックしてびっくり。

高かった印象はありましたが、シンプルな鍋に雑炊と付き出し程度で一人23000円ですか!!

うーん、今回のヤツが1万円やとしても5人でそれなりに楽しんだんですけどねぇ・・・。





すっぽんに、寿司に、馬刺に、ツマミ色々とかなり豪勢な宴会になりました。






*朝イチの体重:57.2kg(昨日の夜はえらい重さやったのに・・・)

*1月の休肝日:3日/8日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

予定は消化出来んでも、楽しかった「ゆるゆる宴会」

先日の宴会の模様を出来るだけサクサクッとご紹介しようと思います。

29日の日曜日は当初南インド料理を作って食べる集まり「グルコバ」が開かれることになってました。

それが急遽中止になったところ、ツイッター上で常連さんらから集まってなんか作りながら飲もうかという話になりました。

うちの実家が奈良に持ってる家なら広さもそこそこあるし、泊まって貰ってもオッケーってことで会場に使って貰うことに。

適当に料理して飲むだけなんで、オープンに告知して参加者を募るのは憚られたんで、グルコバの常連さんの一部、私が連絡出来る方々に声を掛けてみました。

最終的に*あきこ*さん、ちびぱんさん、LAKSAさん、myblackmamaさん、だいこんさんの5人が参加しはることに。


普通の宴会なら全部私が料理するんですが、みな料理達者ばかりなんで、作ったモノを持ち込むか当日に現場でてけとーになんか作ろうということに。




みなさんがどんなモンを持ち込んだり、作ったりするのか分からんので私は脇役的なツマミ類だけ用意することに。

どうしても宴会料理だと肉系が増えると思ったんで野菜モンを多めに仕込むことに。


それ以外にどんな料理を作ることになるか分からんので、家からは出来るだけいろんな調味料や食材を持って行くことに。

何日か前に現地をチェックしに行ったら、調理器具はほとんど必要なモンがありました。

それでもフライパンなんかは自分の使い慣れたヤツがええやろうと家から持って行くことに。

酒が足らんなんてことがあったら最悪ですから、酒も念には念を入れてたっぷりめに用意。




前日あたりからチョロッと料理してアテを用意。



山ほどの荷物も何日か掛けて部屋から車に積み込んでおきました。



ヒジョーに寒い時期やったんで、モノを冷やす方は気ぃ使わんで良かったのは助かりましたね。




当日はうちから車ならすぐ近所で分かりやすいトコに住んではる*あきこ*さんを迎えに行って9時過ぎには奈良の家に到着。



まずは大量の飲み物を車から降ろす作業から。






色んな要望に応えるために持ち込んだ食材や調味料

*色んな要望に応えるために持ち込んだ食材や調味料

食べるモンも足らんようになったらいつでも増やせるように缶詰や保存の効くモンを色々と。

写真には撮ってませんがお酒の方もかなりたっぷり。


ビールはかなり奮発してシルクエビスを1ケース。

レギュラーなエビスより、どのタイミングでも飲み易いと思ったんでシルクエビスにしてみました。

仕入れた時に発泡酒じゃない本物のビールをケース買いしたのが久しぶりで値段にビックリ。(^^;

家で飲んでる途中やった箱ワインの赤白もとりあえず持って行きました。

クローゼットの奥にずっと置いたままやったボトルの赤ワインも2本。

箱ワインは合わせて2〜3リッター残ってたんですが、念のために1本買いに行ったら、ついでやからと結局赤白1箱ずつ追加したんで6リッター。

その時にちょっと泡モンがあってもええかと1000円くらいの安いスパークリングワインも2本追加で購入。

日本酒は普段飲んでる紙パックの安もんの未開封のヤツ3リッター。

焼酎はこれまた飲みさしやけど、半分ぐらい入った芋焼酎と泡盛「瑞泉」の古酒を各一本。

ジンのタンカレーと角瓶の新品は1本ずつ冷凍状態で。

ジントニとハイボール用に炭酸水&トニックウォーター、生ライム2個も用意。

飲む人が居るかは分からんかったけど、念のために缶チューハイを6本だったか8本だったかも。

ちょっとマシなウイスキーを飲ませろって方のためにシングルモルトの「タリスカー」も一本。




アルコールの質は別にしたら、なんぼなんでも足りるやろうっていう量を用意。




車から降ろしたら酒類は玄関を入ったところに置いて自然冷蔵。

基本的にセルフで好きなもんを飲んで貰うことに。






奈良の家に着いてから、荷ほどきをしながら、当日仕上げたかった野菜もんなんかをちょっぴり仕込んでました。




ほどなく参加者の方から到着時刻の連絡が入り出したので、色々と段取りを考えて*あきこ*さんは現地でお留守番。

単独で家まで来られると聞いてたLAKSAさんの到着を迎えて貰うことに。


私は車でJR王寺駅までちびぱんさんとmyblackmamaさんを迎えに行きました。

11時過ぎと11時半頃の電車で着いたお二人&ちびぱんさんの娘さんを乗せて会場へ。
*あきこ*さんとLAKSAさんは買いモンがなかったので、もう少し待ってて貰うことにして車組はスーパーへ。

myblackmamaさんが作る予定の料理にいる食材や私の使うもんをちょこちょこっと買い物。




だいこんさんはだいぶ遅めの到着と聞いてたので、とりあえず始めることにしてビールでカンパーイ!!





スタート直後に摘めるようにと思って用意しておいたもんを盛りつけて宴会がスタート。






スタートしたのが12時半頃でした。




ほぼ飲み食いしたのと同じ順で紹介させて頂きます。





一夜干しのふぐで「ふぐのコンフィ風」

*ふぐの一夜干しで「ふぐのコンフィ風」

こいつは私が作った小ネタです。

一夜干しのふぐに刻んだセロリの葉っぱ、パセリ、コショウ、ニンニクを揉み込んでからオリーブオイルを注いでビニール袋に密封。

そいつをたっぷりのお湯を沸かした保温鍋に入れてじんわり火を入れました。





myblackmamaさんの「塩麹かぶら漬け」

*myblackmamaさん作の「塩麹かぶら漬け」

今流行の「塩麹」なんてもんがmyblackmamaさんから出てきたんでちょっとビックリ。

塩麹の塩気で蕪自体の甘さが引き立ってるように感じましたねぇ。







黄身がトロリとして当たりだった「ピータン ネギソース」

*黄身がトロリとして大当たりだった「ピータン ネギソースがけ」

このピータンは私が日本橋の上海新天地で今回のために仕入れてきました。

中華料理屋の飲茶では食べたことあるんですが、市販品でこんなに黄身部分がトロリとしたのは初めてでした。

こいつは普通のヤツよりかなりアンモニア臭が弱めで、初めて食べる人にも取っつきやすい気がしました。

まぁ濃ゆいもん好きなLAKSAさんなんかは、モノ足らんって仰ってましたけどね。

中華モノに詳しい*あきこ*さんには好みやったようで、良かったですわ。


上に掛けたタレは使わんかもと思いながら前日に私が仕込んでおきました。

白ネギのみじん切りに、醤油、オイスターソース、コショウ、ごく僅かの豆板醤、ニンニク、酒、酢なんかをてけとーにぶち込んで作りました。

ピータンを食べるのに、それなりには行けたんじゃないでしょうか。



そうそう写真を撮ってから、生の香菜(シャンツァイ)があったんでハッパをちぎって一切れずつに乗っけて頂きました。

生の香菜を使い道も考えずに買うておくなんて、宴会やから出来ることなんですよねぇ。
香菜が適当に使えるだけで気分が良かったですわ。







*あきこ*さん作の「どて焼き」

**あきこ*さん作の「どて焼き」

かなり時間を掛けてじっくりと煮込んで、しっかり目の味噌の味を効かせてあるどて焼きでした。

寒いトコから戻ってきて、こいつと熱燗なんかがあったらそれだけで幸せを感じてしまいそうでした。

日本酒に非常に合う味やったけど、まだ始まったばかりやったんで日本酒は自粛したはず・・・。



*あきこ*さん差し入れの「熟成チーズの盛り合わせ」

**あきこ*さん差し入れの「熟成チーズの盛り合わせ」

ちゃんと”あしらい”用にミニトマトまで持ってきてくれはりました。

しっかり熟成されたヤツばかりで、ちょろっと囓るとワインがたっぷり飲めてしまうようなアテでした。

普段あんまりええチーズを食べる機会がないんで、こういうのは贅沢な気分になりましたねぇ。




和風も混じった「ナムルの盛り合わせ」

*和風の味も混じった「ナムルの盛り合わせ」

これは私が当日と前日に仕込んだモンです。

肉気が多くなると思ったんで、”飲める野菜モノ”が欲しくて用意。

写真に写ってないところを見ると、豆もやしも作ってあったのに、出し忘れましたかねぇ・・・。




ちなみに、手前のパプリカは前日の仕込み。

ガスコンロの火で直接炙り焼きにして外側を真っ黒に焦がしてやってから皮を剥きました。

それを麺つゆを薄めて柚胡椒を溶き、ごく僅か酢を垂らした漬け地に一晩漬けました。

キュウリとなすびは当日の仕込みで、なすの味付けは*あきこ*さんにお任せしました。

ぜんまいは前日仕込んでやったんですが、ぜんまいはまずたっぷりのお湯でサッと下茹で。

そいつをごま油で炒めてから、醤油を垂らして香ばしさを出したところに酒と味醂を注ぎ、韓国の粉末調味料「ダシダ」を加えて炒め煮に。

割と濃ゆい味付けで、だいたい狙い通りには仕上がってました。


にんじんは刻んでから軽くチン、大根は刻んで塩もみにしてから、甘酢に漬けました。

菜の花は前日にさっと塩ゆでにするとこまでやって持ち込んで、当日味付け。

えーっと、味付けは・・・・、忘れました。(^^;






LAKSAさん差し入れの「赤ワイン」

*LAKSAさん差し入れの「赤ワイン」

こいつは某企業がニュージーランドから独自に仕入れてて一般には市販されてないんやそうです。

なかなか美味しいワインで、みんなで分けるとサクッとボトルが空いてしまいました。






ビールから本格的に?赤ワインに移りだしたんで、濃ゆいモン続きでもう1品小ネタもんを提供。










色々ぶち込んだ「鶏レバーのソース煮」

*色々ぶち込んだ「鶏レバーのソース煮」

こいつは私が前日だったかに仕込み。

気に入ってる阿倍野筋沿いの鶏肉屋まで仕入れに行ってきました。

いくつかに鶏肝をカットしたら冷水に浸けて、血抜き。

この時期は水道水が冷たいのでそれを使いましたが、その流水で洗いながら切り目から血の塊を取り除きました。

さらに何度も冷水を代えながら中でもみ洗いのようにして血抜き。


そいつをキッチンペーパーで水気を拭き取ってビニールへ。

ここに事前に作っておいたソースだれをぶち込んで、保温鍋でじんわり火入れ。

ソースだれの方は、まずローレルを加えた酒、味醂、赤ワインのアルコールを飛ばしてから少し煮詰めて、ダシダ、コンソメなどで味付け。

そこにウースターソースとトンカツソース、チューブのニンニク、コショウ、カイエンヌペッパー少々等をこれまたてけとーに加えました。

保温鍋での加熱が終わると水気が出たのか、ソースがちょっと緩くて薄かったので、レバーだけ取り出して口の広いフライパンにソースだけ移して再度煮詰め。

煮詰まったヤツをレバーに合わせて一晩置きました。


保温鍋で火を入れたおかげか、パサ付きがなくネッチョリとした仕上がりになってました。






気が抜けてた「赤ワイン」

*気が抜けてた「赤ワイン」

LAKSAさんの赤ワインが旨くてサクッと空いたんで、うちから持っていった赤を開けることに。

前の家におる頃に頒布会で買うたやつなんでもう7年くらいになるんですが、飲んでみてビックリ。

味は赤ワインとしてそんなに変ではなかったんですが、アルコール分がスッカリ抜けてるようでした。

あまりにも頼りないんでサクッと回収してサヨナラ。




2本目の赤ワインもアウト

*もう1本持っていった赤ワイン


1本目がアウトやったんでこっちも開けましたが、まぁ同じ保存状態だと結果も予想がつきますわね。


こいつも完全に気の抜けた味になってたので、2本揃って流し台へ。




いやー、ワインを大事に置いとくなんて習慣はないんですが、ここ何年も箱ワインばっかり飲んでたんですよねぇ・・・。

フルボトルの1本くらいなら一人で飲めんこともないんですが、赤に合うような濃ゆいもんってあんまり作らんのですよねぇ・・・。


元嫁さんがあんたが持っていったらええって言うてくれたのに、無駄にしてしまいました。





myblackmamaさんの「自家製ベーコン」

*myblackmamaさんの「自家製ベーコン」

最初カットしてみたら脂身が多めやったんで、myblackmamaさんは持って帰るって言うてはったんですが皆さんの要望でカリッとやいてテーブルへ。

市販のハム類はほとんど食べる習慣がなく、中でもベーコンは好きじゃないんですが、個人が自分で作ったヤツって市販品とは全く別の食べモンですねぇ。

燻香の効きもよく、ええ酒の肴でしたねぇ。




ここまでは並べるだけのモンが多かったので、ダダッと出してしばらくのんびり飲み食いしてたかと。





しばらくして3時半頃からもう一度台所に立ちました。






当日買うて来てあった鯛のサクを食べることに。





中華風のお刺身にしてもええかと思って自家製の中華醤油ダレも持って行ってました。

みなさんに希望を聞くと普通のカルパッチョでええとのこと。






あっさりと「鯛のカルパッチョ」

*あっさりした「鯛のカルパッチョ」



この鯛の刺身が半分残ったんで、翌日に私が贅沢な昼飯を食べることになりました。









この鯛がテーブルに上がった頃でしょうか、だいこんさんが到着されました。







だいこんさん差し入れの「さいぼし等馬肉類」

*だいこんさん差し入れの馬肉類

だいこんさんが来る途中で見つけた店で買うて来てくれはりました。

さいぼしと、馬肉の煮凝り?、馬の腸かなんか。

右側の腸かなんかが特に珍しくて嬉しかったですねぇ・・・。






だいこんさんお手製の「牡蛎の燻製のオイル漬け」

*だいこんさんお手製の「牡蛎の燻製のオイル漬け」


燻製にされててもかなり大ぶりなカキででしたわ。

だいこんさんやmyblackmamaさんの燻製料理に*あきこ*さんまで燻製に挑戦しようかって言うてはりましたねぇ。





だいこんさん作「まぐろアボカド、海苔の佃煮和え」

*だいこんさん作「まぐろとアボカド 海苔の佃煮和え」

どっかの飲み屋で出てきて旨かったからって言うてはったかと。

やったことのない組み合わせですが、たしかに居酒屋料理としてなかなか良かったですわ。




だいこんさんは、他にもブシュブシュ泡の出るにごり酒も持ってきてくれはりました。







小芋とすじ肉の煮物

*小芋とすじ肉の煮物


これは私が仕込んで行ったモンです。

もう出さんでもええかと思ってたんですが、誰かが味見するって言うてくれたんだったかと。

香川で買うて来た小芋が非常にきめ細かくてねっとりしててよかったんです。

せっかくなんでその小芋の旨さを味わって貰おうと思ってすじ肉と炊いてみました。

小芋がちょっと足らずその辺のスーパーで買い足したんですが、そいつは明らかにモノがショボかったですわ。






〆にmyblackmamaさんがご要望の「炸醤麺(ジャージャー麺)」

*〆にmyblackmamaさんがご要望の「炸醤麺」

私の好物でこのブログじゃちょくちょく登場する「ジャジャ麺(ジャージャー麺)」をmyblackmamaさんが食べたいと事前にリクエストしてくれてました。

飲みの〆には濃ゆ過ぎる気ぃがしたんですが、前々日だったかに汁気のない素を作って冷凍した上で持ち込みました。


当日にも食べるって言いはったんで、チャチャッと仕上げ。



お客様に食べて貰うんで、予め鶏ガラからスープを引いたヤツも凍らせて持って行ってました。

そいつを解凍して炸醤麺の素を伸ばして、創味シャンタンで味付けして、甜麺醤をぶち込んでトロミを打ったら出来上がり。



濃ゆ過ぎるかと思ったんですが、それなりに食べて貰えたようです。







写真の撮り漏れはあるかもしれませんが、以上が食べたモンです。




タイトルに予定が消化出来なかったと書きましたが、ほんまは他にも色々作る段取りをしてたんです。









まず当日の仕入れでmyblackmamaさんがぶりの荒と身ぃを買うたんで、それで粕汁を作ってくれることになってました。

さらに豚肉を事前に仕込みして、当日買うたあさりとでポルトガル料理が登場予定でした。

豚とアサリでどんなモノを出てくるのが楽しみやったんですが、アサリの砂出しだけやってお流れに。



私は当日にタコを買うたんで、それとジャガイモ、セロリでサラダっぽい1品を作るつもりでした。

これは買い出しから会場に戻ってジャガイモがないと判明して断念。

さらにタコの一部でフライパン一杯のジャンボ明石焼きを作る予定でしたが、玉子10個も買うたのにこれまたお流れ。


蒸し鶏も家で仕込んでスープ漬けにして持ち込みましたが出番なし。

これにはネギを油煮にしたソースも用意してありました。

他にもLAKSAさんが差し入れてくれた、高級そうなめざしといかの一夜干しも結局出番がなかったかと。




予定よりはえらく少なくなりましたが、これくらいの品数で参加者の方々がちゃんと腹を膨らませられたか気になるトコです。



炸醤麺で締めたのが7時半頃なんで、なかなか長丁場の宴会になりましたねぇ。


途中、イスで寝る人や、しばらくソファーで沈没なんて方もいましたが、これも自宅(のような場所)でやる値打ちですねぇ。


現場からJR王寺まで帰って貰う時に近所のタクシー会社に電話してもドコも出ず焦りましたがなんとか皆さんバスで帰られたようです。








念のために買うた酒を含めてどえらい出費になりましたが、準備を含めて私自身は非常に楽しかったですねぇ。

飲み食い好き、料理好きが寄るとなんぼでもダラダラ宴会出来るモンですねぇ。

自分の作ったモンをヒトサマに食べて貰えるってのはやっぱり嬉しいことやと再確認しました。


メンバーの日程を調整するのはなかなか大変でしょうが、またこんなユルーい宴会がやりたいものです。


 > 参加者のみなさんへ
 
  遠い会場までおいでいただき、ありがとうございました。

  チャンスがあればまたこんなゆるい宴会をやりましょう。

  同じ会場で良ければいつでも提供しますので。





*朝イチの体重:57.0kg(前日はちょいと危険やったけど1日でサクッと解消)

*1月の休肝日:1日/1日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 月末は飲みが続いたけど、2月は初日からとりあえず抜いたぞ。
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2012年01月06日

正月の飲み食い その2

個人的には正月気分が完全に抜けるのは「えべっさん」が終わってからだと思ってます。
それをいい訳にしてまだ正月の飲み食いネタをアップさせて頂きましょう。

それ以外には全ボツにしようか迷ってる去年のネタがほとんどですからねぇ・・・。



というわけで、早速1月2日の飲み食いからご紹介しましょう。






2日の朝は大人しく「お雑煮」のみ

*2日の朝は大人しく「お雑煮」のみ

朝酒はなしにして、元旦の朝と同じ具でお雑煮を朝ご飯として食べました。

唯一違うのはお餅をガスコンロに乗せた焼き網で焼いた点です。

前日はお酒を燗するお湯と、雑煮出汁で火口が埋まってたんで、オーブントースターで焼いたんです。

餅が膨らんで割れて、中から柔らかい部分が出てくるとトースターの網にぐっちょりと絡みつきました。

しばらく空焼きして真っ黒に焦がすと割と簡単には取れましたが、洗いにくいのでパス。





お雑煮を食べたのが10時頃で、起きたときから点けてた箱根駅伝を眺めながらしばらくのんびり。





朝酒はナシでしたが、明るいうちから飲む気は満々でした。



そこで、12時前になったらいつもより非常に早く昼メシの用意を開始。





お節料理はもうなかったんですが、まだ正月の2日目なんで台所仕事は極力少なめで行くことに。

年末に買うたり事前に仕込んであった酒の肴を簡単に盛り合わせにしました。






昼酒のための「肴の盛り合わせ」

*昼酒のための「肴の盛り合わせ」 
 クリックして貰うと横1200ピクセルのデカイ画像が出ます。


左上から

 半熟玉子の味玉、オクラ、蕪の甘酢漬け

 れんこんの煮物、ごぼうとすじ肉のトマト煮、チャンジャ

 かに味噌、鶏からのスイートチリ和え、いかの沖漬け


味玉は大晦日にゆで卵を作って、親父お手製のピリ辛醤油に浸けました。

玉子は2個茹でたんですが、一つは殻を剥くときに大きく割れたんで、そっちはその日に食べてしまいました。

もう一つは殻に白身がくっつきまくって、表面がボロボロになってしまいました。

皿に盛りつけたときに安定するように、下を少し平らにカットしてから上から1/3の当たりで切ってやりました。

蕪の甘酢漬け、レンコンの煮物、すじ肉のトマト煮込みは、大晦日に仕込んであったもの。

鶏からはもうちょっと肉っ気を増やしたくて冷凍食品を温めました。

チャンジャ、かに味噌、いかの沖漬けは正月の贅沢品としてこうたアテです。

この3つの中でもいかの沖漬けは特に楽しみにしていました。





楽しみにしてた「真いかの姿沖漬け」

*楽しみにしてた「真イカの姿沖漬け」

単なる瓶詰めじゃなくて、こんな姿のヤツって嬉しくなるんですよねぇ。

私は沖漬けが好きなんで飲み屋なんかでホタルイカの沖漬けを見つけるとかなりの確率で頼んでしまいます。

このイカは生のイカをさばくように、足と胴体を分けてから、細かく刻んでやりました。

中のワタは絞り出して、刻んだ一部をぶち込んで塩辛風に和えてやりました。


基本的にはあったもんを盛り合わせにしただけですが、のんびり駅伝を眺めながら燗酒をやるには非常にハッピーな”あて”でした。





夜は予定通りに一人鍋を食べることに。






この冬は嘘ビールだけでも暖かく乗り切るために、休肝日の鍋率が非常に高め。

嘘ビールでなんとか乗り切れるんですが、やっぱり酒がある方がいいですからねぇ。







夜はうどんすき風「寄せ鍋」

*夜はうどんすき風「寄せ鍋」

うどんは入れてないですが、気分としてはうどんすきを食べるつもりの寄せ鍋にしました。

一人では寄せ鍋の材料が揃えにくいんで、出汁を出すためにシーフードミックスを使ってみました。

昆布だしにほんだしと鶏ガラスープの素をちょっぴり加えて、薄口で味付け。

鶏もも肉とシーフードミックスを先に加えてダシにしてやりました。

メインの具は生協の冷凍食品「みつせ鶏のつみれ」と豚しゃぶ用バラ肉。

つみれには細かく刻んだ白ネギとエノキをたっぷり加えてやりました。



鍋以外には、昼の沖漬けと、ワタと和えておいた塩辛風、レンコン、かに味噌。

鍋の方はなかなかええダシが出てたんで、非常にうどんが食べたかったんですが、どう考えても食べられそうになく断念。








3日の朝は、もう「うどん」を解禁してもええやろうと思いました。


前日の鍋の出汁をちゃんと取ってあったんで、それを使いました。







鍋の残り汁で「うどんすき風うどん」

*鍋の残り汁で「うどんすき風うどん」

細めの生讃岐うどんを湯がいてビシッと締めたら、鍋のスープの方に入れて少し煮込んでやりました。

鍋の最後に火を通しておいた鶏団子とだしがらのシーフード、鶏もも肉も盛りつけてやりました。

スープにええダシが出てるからこのうどんはめちゃくちゃ旨かったですわ。

前日はうどんを我慢したけど、朝からうどんすきを食べてる気分になりました。



3日は最初実家のオカンを乗せて母方のばあちゃんの施設に行くように頼まれてました。
車でばあちゃんを連れ帰って、昼メシの後でもういっぺん送ってくれと言われてたんです。

それやと飲み出しが夕方になるなぁと思ってたんですが、結局前日の夜にキャンセルされました。



というわけで、この日は朝から部屋着に着替えて、部屋から出ずに過ごす体勢でした。




うどんを食べてその後かたづけが出来たら、すぐに昼飲みの段取り。

この日のために買うてあった泡モンをシバきたかったんで、洋モンのアテを用意することに。

洋モンのアテとして、たいした食材は買うてなかったんで買い置きのモンでなんとか品数を用意することに。

使えそうな材料を書き出したりして、段取りを考えたら気合いを入れて料理をスタート。




戻すべき冷凍食材を水を張ったボールに放り込んでおきました。

水出しをしたい野菜を刻んで軽く塩をしてしばらく放置。

にんじんは1/3本だけ細かく刻んで軽く電子レンジでチン。

ニンニクと玉ねぎ半個は細かく刻んでなんにでも使えるようにスタンバイ。

お湯を沸かして戻ったシーフードミックスに火を入れたら、ワインビネガー、塩コショウ、砂糖、レモン汁を混ぜた液に浸けて冷蔵庫へ。

冷めてもええと思ったキノコはささっと炒めて取り置き。

レンジでジャガイモ1個をチンしたら、布巾でくるんで皮むき。

熱いうちにざっくり崩して、先ほどたまねぎのみじん切り、冷凍のセロリのみじん切り、冷凍パセリなんぞを加えて塩コショウで味付け。

もう一品炒めモンをやっつけたら、パスタを茹でて、その間にホワイトソースをチン。

もう一品の冷凍モンを水に放り込んだら、野菜モンに味付けして待機。

パスタが茹で上がったら、ホワイトソースの量に合わせてぶち込んで混ぜ混ぜ。

チーズを散らしてトースターでグラタンに。


グラタンが終わったら、ごぼうのトマト煮を軽くチンして全体を盛りつけ。








3日のお昼は「オードブル(前菜)の盛り合わせ」

*スパークリングワインのために「前菜の盛り合わせ」

左上から

 生ハムと水菜のサラダ、タコのガーリック炒め、キノコのソテー シェリー風味

 ポテトサラダ、にんじんのマスタード和え、キャベツとにんじんのコールスロー

 マカロニグラタン、鶏ムネ肉のたたき、ごぼうとすじ肉のトマト煮


 冷蔵庫で冷やしておいたシーフードマリネは、盛りつけるのも出すのも忘れてかなり終盤で食べました

たこは妹がバイト先でもうて来た冷凍品のお裾分け。

このサイズにカットされてるんで、いる量だけ使えてありがたかったです。

ポテトサラダは、セロリの風味と細かいたまねぎの食感が効いてなかなか上品な旨さでした。

キャベツのコールスローにはキャベツの水を出してよく絞ってからチンしたにんじんをちょっと加えてやりました。

マカロニグラタンは、写真の量で全てでした。

前にグラタンをやったときに余ったホワイトソースをブロック上に凍らせてあったんでこれだけ少量で作れました

マカロニの方は、袋にちょっとだけ残ってたのを全部茹でたんで、少し余りました。

鶏のたたきは生協の冷凍品、ドレッシングを掛けてやるだけで十分洋風のアテになりました。







一緒に飲んだ泡モンも写真を貼っておきましょう。







スペインのCAVA「Noche Y Dia Brut Nature(ノーチェ イ ディア ブリュット ナチュレ)」

*CAVA(スペインのスパークリングワイン)「Noche Y Dia Brut Naturea(ノーチェ イ ディア ブリュット ナチュレ)」 1600円

普段1000円の以下のスパークリングワインが多いんですが、酒屋の金券があったんでちょっとええヤツにしました。

辛口でけっこう旨かったですわ。


この程度のオードブルの盛り合わせがあれば、サクッとフルボトルが空になりました。



以上9品+シーフードのマリネの10品を1時間半ほど仕込むことが出来ました。

かなり手際よくチマチマとした料理をこなして行けたと思います。





3日の夜は、昼が洋モンやったから好みとしちゃ和ぁなもんでした。




でも、残りモン処理をせんとあかんのでもっぺん洋モンで行くことに。






夜も残り物処理で洋風に晩酌


・前菜の盛り合わせ

 にんじんのマスタード和え、鶏のたたきと水菜のサラダ、ポテトサラダ、おくらと生ハム

・ごぼうとすじ肉のトマト煮込み マカロニ入り

・ピザ生地の焼いたヤツ


前菜もんの残りはちょっと組み合わせを変えたりして、もっぺん盛り合わせに。

マカロニグラタンで余ったマカロニはトマト煮込みにぶち込みました。

ピザ生地は年末に身内宴会に使ったヤツの残り。

オカンがムチャに袋に入れたおかげで真ん中で真っ二つに割れております。

まず刻んだニンニクをオリーブオイルでじっくり香り出し。

そこでピザ生地を裏表焼いてから、一旦皿へ。

フライパンにチーズを散らして、溶けてきたらその上にピザを載っけてカリッとするまで焼きました。

また一旦皿に取り出してから溶き卵を広げた上に乗っけて出来上がり。

噛みしめると香ばしいチーズ、ガーリックの風味、玉子の旨さが味わえてなかなか良かったですわ。






以上が2012年の正月三が日の飲み食いでした。



去年は一人宴会も減りぎみでしたが、誰かお客さんに来て貰うってことがなかったですねぇ。

今年はどなたかに来てもうて家での宴会もやれたらなぁと思っております。






*朝イチの体重:58.0kg(なんとか目標ジャストに復帰)

*1月の休肝日:1日/5日中(前日までの休肝日日数をカウント)






<読書メモ> 2012年 累計1冊

*仁木英之「黄泉坂案内人」 角川書店 読了

「僕僕先生」で気に入った作者なんで年末年始用に100均じゃない古本で購入。

結局三が日が終わってから今年の一冊目として読んだ。

未練のある魂救うという話がメインの短編連作。

それぞれの未練とその解消のあたりは「泣かせ」系でちょっと浅田次郎を連想した。

終盤の展開やらにツッコミたいとこもあったけど、のんびりした正月気分の延長で読むにはまずまず良かったかな。


去年は1年間で145冊読んだけど、今年は何冊ぐらい読むことになるんでしょうな。


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2011年12月26日

身内で集まってクリスマスの宴会

昨日の身内宴会の写真をペタペタっと貼って、ざっくり食べたモンをご紹介します。

妹一家がクリスマスっぽいもんを作るっていうのに、実家の両親に加えてオマケで私も呼んでもらいました。

なんぞ料理を差し入れしようと思ってたら、ポストに宅配ピザのチラシが入っててピザがええんじゃないかと話を振ってみました。

妹も賛成したんで、私はピザを担当することにして、あとは妹にメニューをお任せ。


当日は昼頃にスーパーでちょこちょこと買いモンをやったんですが、思いつきで牡蛎のオイル煮も作ることに。

昼メシのために部屋に戻ったら、まず牡蛎を仕込み。

塩水でキレイに牡蛎を洗ったら、キッチンペーパーで水気を取ってから、ボールに入れて塩、コショウ、チューブのニンニク、冷凍のパセリ、バジル、セロリのみじんぎりを加えてざっくり混ぜ合わせました。

そいつをビニール袋に入れたらたっぷりのオリーブオイルを注いで、熱湯のなかで袋ごとしばらく加熱。

そのまま保温鍋で2時間ほど保温してやりました。

仕上がりは牡蛎からえらく水分が出たのか、水気がやたら多かったですわ。





ピザの方は、トマトソースとトマトピューレのブロックを午前中から解凍しておきました。

そこにシシトウのみじん切り、”ピザ用ハーブ”と書かれたミックスハーブ、ケチャップを加えて全体を軽く煮立ててやりました。

妹んトコの包丁は切れ味が悪くてイラつくんで、タマネギとピーマンのスライスも予め家でやっておきました。

前日に作った鶏入りのごぼうのきんぴら、レトルトのキーマカレー、茹でたほうれん草、刻み海苔、チーズなんぞを用意して5時頃に妹の家へ。

自宅用の箱ワインの赤と差し入れにスパークリングワインも1本持って行きました。







まずは妹が用意してくれたモンをご紹介しましょう。








貝柱といくらのカルパッチョ

*貝柱といくらのカルパッチョ

イクラは姪っ子1号が好きやからでしょうな。



鯛のカルパッチョ ソースかける前

*鯛のカルパッチョ

カルパッチョ用のドレッシングを掛けたんですが、その前に写真を撮ってしまいました。




カタログギフト?の「テリーヌ」

*カタログギフト?のテリーヌ

”テリーヌ”と呼ぶのはテリーヌ型ごと提供した場合で、型から出したパテって呼ぶんが正確らしいですが、まぁざっくりテリーヌってことで。

なんかよう分からん中身でした。



チーズソースの「ニョッキ(gnocchi)」

*チーズソースの「ニョッキ」

ニョッキって割とポピュラーやけど、自分では料理したことないですねぇ・・・。

パッケージに茹で時間が書かれてなくて、”浮かんだら”ええみたいやったんで、そう妹に伝えたんですが、まだかなり固かったですわ。

ソースは市販のヤツですが、かなりチーズの香りがキツくて濃ゆい味でしたわ。






焼き具合も上出来「鶏の丸焼き」

*焼き具合も上出来な「鶏の丸焼き」

鶏のオーブン焼きは、去年ちゃんと火が通りきらず苦労したから、鶏のサイズを一回り小さいヤツにしたって言うてました。

そのおかげか、ええ具合に火が通って胸肉でもしっとりしてなかなか旨かったですわ。







最初はシンプルに「ベーコンのピザ」

*最初はシンプル&オーソドックスに「ベーコンのピザ」

ベーコンは、ぐるこばの常連であるだいこんさんから貰った自家製の燻製です。

それを薄くスライしてから小さくカットして散らしました。

燻香がしっかりしてるから、ピザに乗せてもちゃんと存在感がありました。

スライスのタマネギとピーマンを乗せてやりました。




鶏とごぼうのきんぴらを乗せた「和風ピザ」

*鶏とごぼうのきんぴらを乗せた「和風ピザ」

私にとっては定番の具ですが、みんなに出したことはなかったので2枚目に紹介がてら出しました。

焼き上がってから刻み海苔を散らしてやりました。

自分だけが食べるんだと冷凍のカット済みのゴボウを使うことも多いんですが、こいつは前日にちゃんと生の土付きゴボウをささがきにして作りました。

トマトソースと甘辛のごぼうの風味が合うてました。





4枚分の生地を買うて行ってたんですが、3枚目は姪っ子のチョイスでカニを乗せることに。






蟹とマヨネーズのピザ

*カニとマヨネーズのピザ

カニ缶は実家のおかんから提供されました。

薄めに塗ったトマトソースの上にかにの身を散らしてからチーズを乗せて、その上からマヨネーズを掛けてました。

マヨネーズが蟹とよう合うて割と好評でした。




最後の一枚はキーマカレーの用意があったんですが、みんなのお腹が満腹になったんでパス。





食後にみんなはケーキだのアイスだのを食べてましたが、私は怪しいモンを食べることに。






縦に6等分された「うまい棒」

*縦に6等分された「うまい棒」


駄菓子のうまい棒を縦に割ったモンです。

この写真のヤツは前日に私が試した分です。




うまい棒を何本かとセットでこんなもんを姪っ子にやりました。





うまい棒をカットする「スティックパーティー」

*うまい棒をカットする「おかしなうまい棒スティックパーティー チーズカラー

何日か前に日経新聞に載ってて、その後ラジオでもネタにしてたんで、思わず自分用に買うてしまったんです。

姪っ子が喜ぶかもと思って、この日に持って行くことにしたんです。

ええ歳のオッサンが姪っ子にイチビったオモチャを見せてまた持って帰るってのは格好悪いなぁと思ったんで姪っ子にあげてしまいました。


トコロテンみたいにうまか棒を突いてやるんですが、そのときにかなりのクズが出るんで、姪っ子が何回も使うかは分からんですけどね。




こっちはオマケみたいなもんで、姪っ子にはしばらく前にたまたまアマゾンで見つけたモンをやりました。




それはオレの魚だ! 完全日本語版

ペンギンになって魚を取り合うゲームなんですかねぇ・・・。

よう分からんので姪っ子と一緒にやってみようと思ってたんですが、姪っ子はサンタさんから貰うた人生ゲームに夢中。

食後は妹と姪っ子、私の3人で強制的に人生ゲームをやらされました。

というわけで、さっぱり内容が分からんまま帰ってきましたが、1回くらいは姪っ子が遊んでみてくれることを祈っておきます。(^_^;)






宴会ではピザを焼いてたんで、なんども席と台所を行ったり来たり。

あんまりまともに料理を食べた気ぃはせんかったんですが、今朝の体重はけっこう重めでしたね。



*朝イチの体重:57.8kg(あんまり食べた気ぃはしてないんですけどねぇ・・・)

*12月の休肝日:9日/25日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 

  
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2011年07月11日

奈良の家での身内宴会をご紹介

身内で奈良の家に行ってやった昨日の宴会をサクッとご紹介します。

今月に誕生日を迎える私の祝いってのが一応の口実ですが、ゲスト意識はなく自分も料理する気満々で向かいました。

何週間か前からどんなモンを作るか聞いてたのに、結局親父が来月にやる自分の宴会で作りたいもんを作るって言う流れに。

その関係で事前に仕込みをやることもなく、朝から身ぃ一つでの参加となりました。


親父は前日にゴルフに行った帰りそのまま奈良に泊まったので、それ以外のメンバーを9時に拾って大阪を出発。




香芝ICで降りてから業務スーパーに寄ったんですが、タイ料理なんか添える揚げえびせんも、予備に買おうと思った生春巻きの皮も見つからず。

奈良の家に行って生春巻きを作り出してから、親父が普通の春巻きの皮を買うてたんが分かって焦りました。

でも、使いさしの生春巻きの皮があったんで今回は足りましたけどね。







何品かは親父が事前に仕込んでたんで、それを念頭に置きつつみんなで近所のスーパー「オクヤマ」へ買い出しに。







姪っ子1号はオカン(ばあちゃん)にビニールプールを出して貰って、庭で水遊び。



その見張りを兼ねて妹の旦那のA君は汚れてたアルファードを洗ってくれました。




めいめいが用事をするなか、厨房担当は親父、妹、私に後半は洗いモンを中心にオカンも。





親父は来月に高校の同窓生8人で宴会をやるっていうんで、その予行演習を兼ねてました。

なので、親父が仕切って料理を進めるって言うんで私はたいして料理せず。

モノを刻んだりをメインに、もっぱら下仕事をやってました。










約2時間ほどで全部の料理が仕上がって、宴会のスタートとなりました。










身内宴会の全体風景

*身内宴会の全体風景


なんかいつもより彩りがええ感じがするなぁってのがみんなの感想でした。








個別の料理も簡単にご紹介します。







まずは、親父らの宴会はゴルフを終えてからっていうんで、簡単に出せるカナッペみたいなモンが要るやろうとそれ用のモノから。








サーモンのマリネ

*サーモンのマリネ

スモークサーモンの切り落としがあったんで、簡単にマリネに。

親父が作ったオニオンスライスを見るたびに

 「えらく分厚いな。ちょっと塩するか?」
 
って台詞が妹、オカン、私から出てました。





焼き肉のタレで「マグロアボカド」

*妹の作った「アボカドマグロ」

親父はアボガドを扱ったことがないっていうんで、妹が種の取り方から、すぐ色が変わるからレモン汁をまぶすなんてアドバイスしてました。

ちなみにこの味付けは妹がいつもやってるいう、焼き肉のタレを使うという大胆なモンでした。


写真を撮り忘れましたが、クリームチーズににんにくとコショウを加えたモンもカナッペように用意してました。




中華風鯛のサラダ
*親父が張り切って用意した「中華風鯛サラダ」

細かくカットしたレタスの上に、サク2本分の鯛のお造りを乗せて、白髪ネギ、揚げた雲呑の皮、カシューナッツ、松の実なんぞを乗せました。

親父が作った醤油系のタレを回し掛けて全体をよう混ぜて頂きました。


親父が頑張った白髪ネギがこれまたえらく厚めですが、料理としてはまずまず行けてました。




ミミガーのピリ辛和え物

*ミミガーのピリ辛和え物


スーパーで見かけて、人数が居る時なら余りすぎて困らんやろうと追加。

私が担当しましたが、ザク切りにしてからごまダレがなかったんで、ごまドレッシングに香辣脆を加えて和えました。



鶏むね肉のオーブン焼き

*鶏むね肉のオーブン焼き


これは親父が前日からてきとーな秘伝のタレに漬け込んでたもんをオーブンで焼きました。

風味のええ中華味になっててまずまずでしたわ。

宴会で出すならもうちょっと薄切りにした方が食べやすいんちゃうかと皆からツッコミが入ってました。



かなり旨かった親父作の「煮豚」

*親父が前日に仕込んでた「煮豚」


完全に出来上がってたので作り方はよう分かりませんが、なんでも火を入れてから醤油ダレに漬け込んで味をつけとか。

私は焼き豚と言えば豚バラばっかりで作ってますが、こいつは(肩ロース?)赤身のようでした。

味付けもええ具合で、これはかなり上出来でしたわ。

何枚かもうて帰ってラーメンのチャーシューか、焼き飯の具にでも使いたかったですわ。




親父に作り方を教えて「生春巻き」

*親父に作り方を教えた「生春巻き」

皮の戻し方と包み方をやってみせて教えましたが、2個ほど作ったら親父は

 「もう分かった。これでなんぼでもアレンジ出来る」

っと、いきなり態度がでかくなってましたわ。


この日は春雨、胡瓜の細切り、大葉、茹でえび、なんぞを具にしてたかと。

中に入れるつもりでニラも買うたんですがけっきょく使わずパス。

タレは簡単にスイートチリにレモン汁とニョクマム(魚醤)を加えたモンで行っときました。






妹の大胆な作り方で「エビチリ」
*妹の大胆な作り方で作った「えびちり」

海老は殻を取って、背中に包丁を入れてババを掃除。

それに日本酒をぶっかけて揉み込んだら、サッと洗ってそこに片栗粉をぶち込んで揉み揉み。

えびをフライパンに入れて表面を軽く炒めたら、皿に取り出す。

って、思ってたんですが妹の作り方はそこからが大胆でした。




エビを炒めてから取り出さずに、色が変わったら、そこにみじん切りの白ネギを投入。

続いて酒、ケチャップ、スイートチリをぶち込んで出来上がり。

大胆でしたがええカタのエビやったこともあり火の通りすぎがなくええ感じに出来てましたわ。






最初の乾杯はA君が私の誕生日やからって買うて来てくれたスペインのカバ(スパークリングワイン)で。


その後はビールを入れたり、向こうの家用に置いてある箱ワインの白を舐めたり。




後半は酔うてたせいで、妹から


「兄貴、さっきから同んなじことばーっかり言うてる」


って突っ込まれてしまいました。

そんな風にアホにはなりましたが、ええ宴会で気持ちよく飲み食い出来たんでご機嫌でした。






親父の宴会の方は、台所仕事に慣れた妹、オカン、私の手伝いがあっても用意に2時間やから、親父と料理慣れしてないそのツレでは無理じゃないかと。

そこで当日か前日にはオカンと私が先に乗り込んで、切り出しとか最初に摘むアテなんかを仕込んでやることに。

親父が調理や仕上げをツレに指示するだけでええ状態に用意してやろうってことになってます。








*朝イチの体重:57.0kg(昼は飲み食いしまくったけど、全く問題なし。)

*今月の休肝日:4日/10日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 昨日の昼は節制のことを考えず好きなだけ。その代り夜は酒を飲まず。
 
 
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2011年05月16日

久々の1人宴会はやっぱり「前菜」だけ

この前の土曜日(14日)に久しぶりにやった1人宴会の内容をご紹介します。

この日は携帯から小ネタを2本アップしましたが、11時頃からチャリで東大阪までうどんを食べに出かけてました。

長瀬駅の近くでうどんを食べてから、小阪だの布施だのの駅前をチェックして回ったんですが、開いてるのは酒屋の立飲みくらいでした。

ええ天気やったこともあって薄暗い立飲みって気分ではなくけっきょくうどんを食べただけで地元に戻ってきました。

冷蔵庫に何があったか考えてたら買いモンせんでもなんとか一人宴会が出来そうやなぁと思いついたんで急遽料理することに。

ええ天気で昼酒を飲りたい気分やったので、明るいうちに食べ始めるのを目標に1時半頃から気合いを入れて作業開始。

それぞれの料理は出来るだけ少なく作って残り物が出にくいように努力。








バタバタと作業やってジャスト2時間ほどで用意が出来たので十分昼酒気分で飲むのに間に合いました。










一人宴会に用意した「前菜の盛り合わせ」

*1人宴会に用意した「前菜の盛り合わせ」

・ブロッコリーのアンチョビソース和え

・じゃがいものジェノベーゼソース和え

・自家製ツナと新たまねぎのスライス

・えびのオーロラソース和え

・鶏ハム ジュレソース添え

・空豆の莢ごと丸焼き

・スナップエンドウ アリオリソース

・ラムミンチのトマト煮込み

・とうもろこしとチーズ入りスクランブルエッグ

・ナスペーストのカナッペ

・ブルスケッタ



前菜とは書いたものの、料理はコレが全てです。

たっぷりの前菜で最後まで行くってのは私の好みに合いそうなんで前菜ってことにさせてください。

小ネタが多いですが一応11品もあるんで、個人的には十分でした。




簡単に料理の解説をしていきましょう。


ブロッコリーは、アンチョビソース、オリーブオイル、レモン汁を混ぜたソースに絡めました。

ジャガイモは小さなやつを一つだけ皮を剥いてからラップで包んで電子レンジでチン。

横着して皮を先に向いたんですが、そのせいか、加熱時間が長すぎたのか、表面はやや固い膜のようなモンが出来て、中は柔らか過ぎました。

こいつはジェノベーゼソースと和えただけです。

自家製ツナは前日にキハダマグロのすき身を買うて葱鮪鍋をやった残りで作りました。

まぐろは1人で食べ切れん量やったんですが、生のまま翌日に回すのはイヤやったんで、適当なハーブとチューブのニンニク、塩コショウなんぞを揉み込んでやりました。

そいつをビニール袋に入れて全体に回るぐらいのオリーブオイルを注いだら、保温鍋の熱湯へ。
そのまま3時間ほど置いて火を入れてやったモンです。


この日袋を破って中身をチェックしたんですが、バラバラやったはずの身ぃが全体がグチャッと一体化したような状態になってました。

そいつを無理矢理バラして、新たまねぎと和えて、塩をちょっととレモン汁で味付けてやりました。

海老は冷凍のむきエビを水に放りこんで解凍してから、サッと茹でて、マヨネーズ、ケチャップ、ごく少量のタバスコ、レモン汁で味付け。


鶏ハムはこの週の初め頃、塩をしてハチミツを塗り込んで3日寝かせてからビニール袋に入れて保温鍋で加熱してあったもんです。

前日だったかに作ったんですが、まだ食べてなくてこの日初めて味見。

袋の中に溜まってた煮凝りを味見すると、適度な塩味でええ感じやったんです。

そこでそれをジュレソースのつもりで添えてやりました。



ソラマメは前日に八百屋を覗くと一盛り300円と手頃な値ぇやったんで買うたままになってました。

工程の割りと早いうちに魚焼きグリルに放りこんで、さやごと焼いてやりました。


スナップエンドウにはマヨネーズにチューブのニンニク、少量の牛乳を加えてよく混ぜたアリオリソースを添えました。

市販のドレッシングに頼らずに自分で味付けたんですが、そのへんがこの日のやる気の表れです。(^^;)

スクランブルエッグは、冷蔵庫に玉子が多めやったんで、なんぞ玉子モンが欲しくて追加。


ナスペーストはギリシャじゃ「ババガヌーシュ」とかって呼ばれるみたいですねぇ。

どこの国って意識はなかったんですがなんとなく地中海とか中近東を意識して作ってみました。

前にも作ったことはあったんですが、ちゃんとしたレシピは忘れてました。

バタバタと作業してたんで、レシピの検索も掛けずにテケトーに作ったんですが、ほぼ前回みたいなモンになりました。

ただし作り方は料理の数が多いから手抜きですけどね。

なすび一本の皮を剥いて、ラップでぴっちり包んで電子レンジでチンするっていう手抜きな焼きナスの作り方で。

そいつを開いて皿に置いて冷ましておきました。

冷めてから細かく包丁で刻んでさらにごますり用のちび当たり鉢でも当たってやりました。

そこに練りごま、塩コショウ、レモン汁、オリーブオイルを加えてよく混ぜてやりました。

最後に味見をして、迷った末に今回はにんにく無しで行きました。

トマトは1/4個だけを粗く刻んで、塩コショウ、ハーブ、チューブのニンニク、オリーブオイルで和えてやりました。


小鉢に入ってるのがラム肉のミンチをトマトで炒め煮にしたもんです。

これだけはけっこうな量が出来ました。

春に宴会をしようと思って買うたラム肉の薄切りを冷凍庫に入れたまま長らく放置してました。

端っこが霜焼けでガビガビになりだして気になってたんで今回全部使い切ることに。

しばらく外に出して置いて、半解凍出来たところで包丁を使って刻みました。

新たまねぎ半個分をみじん切り、これだけはチューブのニンニクで手抜きをせずに生のニンニクも刻みました。

ニンニクをじっくり炒めて香りを出したら、ラムのミンチを投入。

全体が炒まったら、クミンパウダーをぶち込んで、冷凍のトマトソースを2個分、生のトマトのザク切りを1と1/4個分加えて、炒め煮に。

途中でカイエンヌペッパーを加えて、ちょっとだけピリッとする程度に辛味を付けてやりました。

風味付けに冷凍してあったパセリとシャンツァイ(香菜)も加えました。





この日は一つチョンボがありました。

冷凍してあったパンを解凍してスライスしてからトースターでカリッと焼こうと思ったんです。

バタバタやってたら「あとちょっと」と思ったままチェックが疎かになって、焦がしてしまいました。

写真ではコゲを削り取って使ってみたんですが、口にいるとコゲのニオイが回ってしまってたんで全部サヨナラしました。

新しいヤツは焦がさん用に丸のまま軽く温めただけで頂きました。




贅沢な気分で飲んだ「フレシネ・コルドン・ネグロ(Freixenet Cordon Negro)」

*贅沢な気分で飲んだ「フレシネ・コルドン・ネグロ(Freixenet Cordon Negro)」

サントリーのスパークリングワインですが、これも中止になった宴会のために買うてあったモノ。

普段は1000円しないスパークリングワインを買うことが多いんですが、宴会やったんでちょっとだけマシなモンをと思ってコレにしたんです。

たしか1500円以上はしたと思うんですが、アマゾンじゃ千円ほどしかせんのですねぇ。

値段のことはおいといて、明るいうちにこういう泡モンを開けると贅沢な気分になりますわ。


久しぶりの家宴会でしたが、大変満足感のある昼酒となりました。

酒屋の立飲みなんかで妥協せんかったのは正解でしたね。



*朝イチの体重:57.8kg弱(ちょっと重めになってしまった。)










<読書メモ> 2011年 累計56冊

*永嶋恵美「転落」 講談社文庫 読了

全然知らん作家で100均棚をあさってチャレンジ用に買うた。

作品の良し悪しではなく、話の内容自体がどうも自分に不快やった。

最後まで読んだけ好みじゃない内容でどうにもスッキリしなかった。


*沢村凛「脇役スタンド・バイ・ミー」 新潮社 読了

これも100均棚からのチャレンジモノ。

帯の言葉にちょっとだけ惹かれて読んだけど、想像してたような話とは違ってた。

ミステリーってことやけど、最後の方でタイトルの意味とかが分かるけど、あんまり大したオチでもなかった。

「再読必至」って書いてあるけど、再読しようとは思わんかった。


*花村萬月「狼の領分」 徳間書店 読了

しばらくの間寝かしてた。いちおう「端から潰す作家」なんで買うてあった。

読むまで分かってなかったけどなで「肩の狐」シリーズの一冊やった。

後半、本気で人里離れた山の中で暮らそうとするあたりがどうにもしっくり来ず。

全体としてはまぁまぁやったかなぁ・・・・。

*垣根涼介「君たちに明日はない」 新潮社 未了

見覚えのある作者って感じ。

しばらく積んであったのを手に取ったけど、数ページ読んで前にも読んでるのを思い出した。

すぐ思い出したから、さすがにもっぺん読む気にはならずパスした。
 
 
posted by えて吉 at 14:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月09日

真っ昼間からちょっと贅沢に「1人焼き肉」

2月26日は真っ昼間からちょっと贅沢に「1人焼き肉」を決行いたしました。

その模様をサラッとご紹介いたします。

普段はあっさりしたモンが好きなんで、肉自体を欲しいと思うことはないんですが、何ヶ月かに1度くらい「焼き肉」欲の波がやってくることがあります。
 *”焼き肉欲”って書いたら肉欲を焼くみたいに見えたんでカッコで分けてみました。(^^;)
 
前日から焼き肉を食べようか迷ってたんですが、朝イチの体重が理想値の57.4kgやったんで食わな損とばかりに肉を行っとくことにしました。









真っ昼間の「1人焼き肉」

*真っ昼間の「1人焼き肉」

こうやって見ると、ちょっと焼き肉屋さんで食べてるっぽくないですか?

実際は部屋でカセットコンロの上にフライパンを置いて、それで焼いて食べたんですけどね。

肉にはあらかじめタレを揉み込んでる方が好みなんで、ボールに入れてしっかり揉んでやりました。

ごまと青ネギを散らしてやったら、そのままよりもうちょっと美味しそうに見えました。










元の肉はこんな感じでした。









特売で買うた「焼き肉用のミックス」

*特売で買うた「焼き肉用のミックス肉」

私は近所の肉屋「イサミ」をなんの根拠もなく信じてるんですが、そこが特売をやってたんで前日に買うてありました。

この肉は普段グラム500円ちょっとするんですが、特売でグラム450円になってました。

200gほど入れてって頼むと192gで864円でした。

ギューにせよ、鶏にせよいっぺんに200gも肉類を食べることは少ないんですが、1人宴会やからと全部一気に食べてやりました。

初の部屋焼き肉やと酒代がかからんのでたった800円ちょっとでけっこう楽しめるのは良かったですわ。

ただ、テフロンのフライパンでもすぐタレが焦げ付いてかなり煙が出たんで、寒い時期はちとツライですねぇ。

もうちょっと温かくなって窓が全開出来たらあんまり気にならんでしょうけどね。




肉は200gほどでもう十分って気分にはなりましたが、まだ腹は膨らみきってなかったんで〆モンを入れることに。




チャチャッとスープも用意して焼き肉と言えば、私にはビビンバが定番なのでスーパーの惣菜ナムルを乗っけて作りました。






〆に「ピビンパ」とわかめスープ

*ピビンパとわかめスープ

一瞬ナムルを自分で作ることも考えたんですが、昼メシまでに用意するのは大変やし材料をそれぞれ買うとえらい量が出来るんで惣菜で我慢。

この日はほんのちょっとしか入ってないパックしかなくて不本意でしたが、仕方なく買うときました。




1人宴会の中では用意は非常に楽な上安上がりなんで、今度から焼き肉気分になったら部屋でしましょうかねぇ・・・・。

1人暮らしになる前は七輪も持ってたけど、さすがにそれはやりすぎかなぁ・・・・。(^^;)









3/27に開かれるインド料理をみんなで作って食べる会「グルコバ」は、mixiのコミュニティやツイッターの告知サービス?でまだ募集しておりますので再度お知らせしときます。

昨日はその「グルコバ」を主催されてるこばやしさんとグルコバの常連のだいこんさんとうちの近所のお好み焼き屋「どかどか」へ行って来ました。


3人でお好み焼きのミックスと牡蛎玉に焼きうどんの大を1つ、後でエビとイカの鉄板焼き、それなりの本数の瓶ビールと焼酎の水割り1杯で4800円。

私は今回で3回目でしたが、1人で行くよりよう飲み食いしたんでかなり安く感じましたわ。

ちゃんと伝票についてたんでしょうかねぇ・・・・。


お二人も美味しかったというてはったんで、地元に来て貰うた身としてはホッとしましたねぇ。

こばやしさんはチャリやったんで、店を出たところでお別れし、寺田町から帰るって言うだいこんさとは商店街を通って源ヶ橋まで散歩してお別れしました。


サクッとした飲み食いやったんですが、なかなか楽しかったですわ。


ムチャに食べたつもりはないんですが、今朝の体重はキッチリ目標をオーバーしてましたけどね。

どうも粉モンは体重増になりやすいですなぁ・・・・。

お好み焼きなんかキャベツたっぷりでそんなに危険には感じへんのですけどね。





*朝イチの体重:58.2kg(外食の翌日やからしゃーないか。今日は節制するぞ。)










<読書メモ> 2011年 累計27冊

*津久井隼人「しらたま封魔伝! 魔眼の少女」 文芸社 読了

100均棚でたまたま手に取った本。

魔眼とか白珠の継承者とか魔力とかいかにもそっち系な本やけど、中を見ると大きめの活字に行間たっぷりで絵本くらいしか分量ないんちゃうかと読み始めた。

あんまり期待はしてなかったんし、筋としてはありがちって言えばありがちやけど、なんか妙に自分の好みにはまって、かなり楽しく読めた。

こういう予想外に(個人的な)アタリがあったりするから、冒険買いはやめられん。


*福澤徹三「すじぼり」 角川文庫 読了

これも100均棚でたまたま見つけた本。

読みやすくて460ページほどあるけど、サクッと読めた。

その意味ではまずまず気分良くは読めたかな。

大当たりとは言わんけど、サラッと読めるのは好印象やった。
posted by えて吉 at 13:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする