2015年09月30日

珍しく贅沢なメインのある家宴会

いくつかイベントごとにネタで書きたいのが溜まってるんで、秋の連休中の宴会第二弾についてサクサクッとご紹介します。

今回のゲストは知り合いのNさんやったんですが、9月が誕生日ってことでそれを名目にした飲みにお誘いしてました。

実際に飲むことになったのは23日でしたが、決まったのはけっこう”きわ”でした。

外食してもええと思ってたんですが、うちで食べることになったんで祝い事らしいものが出来るかは分かりませんでしたがベストを尽くすことに。

しかも最初はNさんの勘違いで22日として連絡を貰って頼んで一日くらいしか日が無いと焦ってました。

その後22日は間違いで23日が正しいと分かったんでちょっと余裕が出たんですよねぇ・・・。

とはいえ、献立をじっくり考える余裕や新作を試す間もなかったんでけっこう焦った仕込みにはなりました。



当日は1時過ぎにNさんがうちに到着して飲み会がスタート。

まずはビールで乾杯をしましたが、事前にスパークリングワインを飲むことになってたのでそっちを意識したあてを用意してました。





さっそくですが、出した料理を順にご紹介します。





前菜の盛り合わせ

*前菜の盛り合わせ

左のグラスはパプリカ、キュウリ、玉ねぎのコンソメ寄せで、天にはむきエビを乗せました。

これをやろうと思ったのは、洋風の味付けにした蒸し鶏の茹で汁があまったから。

ワインとニンニク、白ネギの青いトコ、レモンの皮、月桂樹の葉、コショウ、コンソメパウダーなどを加えた煮汁に鶏の旨みがプラス。

中華風やったらラーメンや丼もんにするんですが、洋風やとあんまり使い道が浮かばず。

何年も前からこんなゼリー寄せをやるためにグラスが買うてあったんでやってみることに。

茹で汁を濾して、味を調えて分量を量ってゼラチンを加えたモノを少し注いでパプリカを落としたんですが、浮いてしまいました。

順番としては先にパプリカを入れてそれがひたひたになるようにスープを注がんとアカンかったんですね。

とりあえずパプリカのトコで冷蔵庫に入れてゼラチンを固めたら、次は学習を生かしてまず賽の目のキュウリを入れてからスープを注ぎました。

次のオニオンも同様にして冷やし固め、最後にエビを添えてもう一度スープ注いで出来上がり。

急に仕込むと決めて、手元にあった野菜でやったんですが一層ずつ冷やすのが邪魔くさかったですわ。

しかも使う野菜なんてごくごくちょっぴりやから、台所で1人ママゴトでもやってるような気になりました。

ちびグラスの右にあるのはスモークサーモンとスライスキャベツのマリネ。

その右はオクラのわさびマヨネーズ和えです。一番右はクリームチーズに瓶詰めの鮭を練り込んだペースト。

バケットのパンを買うてあったのでやや薄めにスライスしてトーストしたモノをお出ししました。

感じとしては盛り合わせの前菜はパンに乗っけてオープンサンドみたいに食べてもええかと思ってたんです。






次は私にしては珍しく家宴会でスープをお出ししました。







ポルチーニ茸のスープ

*ポルチーニ茸のスープ

ちなみにこのスープはお客さんに出すもんですが市販の瓶詰めスープです。(^_^;)

しばらく前に洋酒をたくさん扱ってる「ヤマヤ」で見かけて買うてみてお客さん用にと置いてあったんです。



市販の「ポルチーニ茸のスープ」

*ボルチーニ茸のスープのボトル

同じシリーズで「モッツァレラチーズ入り野菜スープ」ってのも買うてあったんで選んで貰いました。

ちなみに元値は1本600円ほどでしたが、セールだったのか2本で同じ値段でした。

スープとしてはかなり濃ゆい感じでキノコっぽい香りがあってまずまずでした。





洋風蒸し鶏ジュレ掛け

*洋風蒸し鶏のジュレ掛け

ちびグラスに入れた以外に余ったのはバットに流して固めてジュレに。

手前はそのままの味で、奥はカレー粉をごく少しだけ加えました。

蒸し鶏はしょっちゅうお客さんに出してますが、洋風はあんまりやらんのでヨシとしました。


リクエストで用意した「ラタトゥイユ」

*リクエストで用意した「ラタトゥイユ」

Nさんのリクエストがあって用意。

玉ねぎ、パプリカ、なすび、ズッキーニ、ニンジン、生のトマトと缶のトマトを使いました。

ニンジンの固いのは嫌いで私にはもうちょっと柔らかくてもええ仕上がりでしたが、Nさんは柔らかすぎるニンジンが嫌いだそうでなんとか許して貰える火の通りで良かったですわ。

なぜかこれだけエスニックっぽい「オニオンサラダ」

*なぜかこれだけエスニックっぽい「オニオンサラダ」

インド料理のアチャールが頭にあって、他にも洋食以外のモノを混ぜようかと思ってたんですがこれだけになってやや浮いてました。

薄すぎると塩気でヘタるんで、薄過ぎない程度にスライスした玉ねぎに塩を揉み込んでからレモン汁と唐辛子、刻んだシャンツァイ(香菜)を加えました。



シーフードマリネ

*シーフードマリネ

洋風のアテでは定番やと思うんですが、最近はあんまりやってなかったので採用。

イカは意外と高いと思ったスルメイカを一旦手に取ったら剣先イカが手頃だったのでそっちに。

300円ぐらいでしたが、剣先イカって高級品ってイメージがあるんでちょっと贅沢な気分でした。

他は冷凍のむきエビと貝柱を使いましたが、実は値段を見ずに買うた貝柱が400円以上しててビックリでしたわ。

純米酢にワインビネガーを加えて軽く沸かして、セロリの薄切り、コショウなんぞを加えて冷ましてからレモン汁を加えました。

それ以外にも塩なんぞ加えて味を調えたんですが、やや酸味がキツくなってしまいました。

あんまり漬かり過ぎないように当日の朝に仕込んだんですが、酸味がキツメになったんで余計に当日仕込みで良かったですわ。

ゆでだこも買うて、ここに加えるか迷ったんですが、結局これには使わず。

アヒージョにでもしようかと思ったんですが料理が足りて、結局使わずでした。


キノコのソテー

*キノコのソテー

しめじ、マイタケ、エリンギをガーリックオイルで炒めました。

ごくありきたりな一品で、宴会の当日はなんとも感じませんでしたが、翌日ちゃんと味わうと火の通り加減がけっこうええ感じでした。

ジャガイモのスペインオムレツ

*ジャガイモのだけのスペインオムレツ

これは順番的にはもうちょっと早めやったかと・・・。

男爵いもを細切りにして軽くチンしてから炒めて、チビフライパンに移してそこに玉子とたっぷりのチーズを加えたモノを流し込みました。

フタをしてじっくり蒸し焼きにしたんですが、フライパンにこびり付いたり、けっこう難儀しました。

玉子の部分がかなりしっとり?した仕上がりになったのは好みで良かったですけどね。



メイン以外の料理は以上です。出したのはちょっとずつなんで、どの料理もかなり量的には余ってました。

でも、今回はメインを奮発したので、それが食べられるようにと事前に腹具合を気にしてました。


メインはNさんの希望でお肉。「旨みのあるお肉」ってリクエストだったんですが、肉をめったに食わん身としてはけっこうな難問に。

22日に買い出しに出た時に地元の信用してる肉屋「イサミ」に行ったら連休で22日まで休みでした。

宴会の日程が23日で助かったと思い、当日出かけて肉をチェック。

売場で一番ええ肉が赤身の「和牛ヘレステーキ用」で、グラム1580円。

私はあんまりよう食べんと思ったんで2人で1枚食べるつもりでしたが、陳列されてたのはやや小さめでした。

お店の人に頼んでもう少し分厚く切って貰ったのが1枚270gでお値段4266円。

普段食材に金をようかけん私にしちゃかなり頑張った金額ですわ。

祝い事で外食やったらおごらせて貰うつもりやったんで、食事とその後飲みに行ったと思えば安いもの。



そんな肉なんですが、肉食いのNさんの好みに焼けるか自信がなかったのでお客さんやのに自分で焼いて貰うことに。

ええ肉なんやからカッコつけんと詳しい人に任せたのは正解でした。

自分やったら強火で熱々にしたフライパンでジャーっと一気に焼いてしまうとこですが、Nさんの焼き方はかなり弱めの火でじっくり長めでした。

その後銀紙に包んで、温めたトースターの中で数分休めました。



ゲストに焼いてもらった「牛ヘレステーキ」

*お客さんに焼いてもうた「牛ヘレステーキ」

味付けは塩コショウと最後に香り付けに醤油を垂らしたんだったかと・・・。




ええ焼き加減なステーキ

*ええ焼き加減なステーキ

取り皿が汚れてるのはお許しを。

弱めの火でじっくり焼いた値打ちがありましたねぇ・・・。

脂身があんまりなくて私にもヘビー過ぎず、美味しく食べられました。


前半は安いスパークリングワインでしたが、ジョートーな肉なんでこいつには赤ワインを。


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*「CALVET AETOS(カルベ アエトス)」

実家では赤ワインを飲まんっていうので回って来たモンです。5000円くらいの贈答品やって聞いてたんで自分一人じゃ開けられず。
 *ネットで調べたら4000円くらいで売ってるようでした。

保存法としちゃようないんでしょうが、夏場にクーラーを使わん我が家よりええかと冷蔵庫の野菜室で保存してました。

宴会が始まったころに冷蔵から出して抜栓の上、室温に置いておきました。

今回の肉に合うんかどうかは分かりませんが私には特に問題なし。

このワインの登場する場面としては我が家じゃ一番向いてたんやないですかねぇ。(^_^;)




デザートの類いは用意せんのですが、この日はハーゲンダッツのアイスがあったんでお客さんにはそれをお出ししました。

凍らせてあったダークラムをけっこうたっぷり掛けて楽しんではりました。

お客さんはその後お茶を飲んだりしてちゃんと酒を薄めてはりましたが、私は翌日に痛い目遭うのを覚悟の上でその後もちびちび飲み続けてました。

ジントニだのハイボールだのを入れて、喉が渇いたからってビールに戻ったり。

宴会は1時頃に始まって、ゲストが引き上げたのは夜の11時頃でしたっけねぇ・・・。



宴会の後はキッチリ床で沈没して、目が覚めたら3時頃。

そこから1時間以上かけて洗いモンを片付けて台所をキレイにしてから寝ました。


昼間に泡モノをやる軽い宴会って感じのはずが、けっこうな長丁場になってしまいました。







*朝の体重:57.60kg。(酒抜きでコレならまあええか。)

*今月の休肝日:10日(昨日酒抜いて目標クリア)
 
  

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2015年09月24日

食べ物以外が目的の家宴会

秋の連休も終わって世間は落ち着いたようですねぇ。私は人混みや渋滞が嫌いなんで全く出かけたりせず。

この連休中に家で2回飲み会があったんですが、まずは19日の土曜日に神戸に住む車オタクのツレMとうちの家で飲み食いした様子をサクッとご紹介します。

翌日の記事に書いたことと繰り返しになりますが、今回の飲み会は当日の11時頃の電話で決まりました。

家に食うモノがないから外食の方がマシなもんが食べられると思ったんですが、色々愚痴が溜まっててそれを聞いてくれっていうMが外だと周りが気になるからぜひ家で飲み食いさせろと。

家に人を招く以上ある程度の手料理は出したいんですが、今回はしゃべる(というか聞く)のが目的なんで料理は諦めることに。

スーパーに行って惣菜なんかを買うて簡単にアテを用意。

Mは3時過ぎに家に到着したんですが、当然のように即飲みがスタート。


ペースト物の盛り合わせ

*ペースト物3種盛り

一番左は冷凍してあったタコスの具にするようなミートソースに冷凍のトマトソースを加えて天にチーズを削りました。

真ん中は何日か前に買うたアボカドがあったんでそれにトマトを刻み込んでワカモレに。

右はたまたまゆで玉子があったんでそれを刻んでパセリを混ぜてマヨネーズで味付け。

この3種のペーストとクラッカーでまずはビールで乾杯してその後はスパークリングワインに。





しばらくしゃべって、一品だけ温い物を料理。




エビとマッシュルームのアヒージョ

*マッシュルームとエビのアヒージョ

こんなもんで”料理”と呼ぶのも恥ずかしいですが・・・・。




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*総菜屋のコールスローサラダ

スーパーに入ってた量り売りの総菜屋で買うたモンです。



市販の惣菜盛り合わせ

*市販の惣菜盛り合わせ

ブロッコリーの中華風炒め、2種類のレバー炒め、小松菜とキノコのちゃんぷるー

買うたヤツをチンして盛っただけです。(>_<)


これ以外に洋風の蒸し鶏を炊飯器で仕込んで、冷蔵庫で冷やしてたんで後で出そうと思ってたんですが忘れてしまいました。

Mは最初から泊まる気満々で来たようで、うちに泊まって翌日も昼過ぎまでコーヒー一杯でたっぷり愚痴って神戸に帰っていきましたわ。



料理は出来んかったけど、かなりの時間話を聞いたんでツレとしてのつとめは果たせたんじゃないでしょうか・・・。





昨日の家宴会はこん時ほどひどくはなかったと思いますが、その分当たり前のように飲み過ぎてしまいました。

今日の二日酔いは胃に来たようで朝からずっと気持ち悪いですわ。


*朝の体重:57.20kg弱。(完全に飲み過ぎの数字)

*今月の休肝日:8日(残り物を食べんとアカンけど、内容的に酒抜きはキツイかなぁ・・・。)

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2015年09月09日

料理はショボいけどのんびり家宴会

昨日の家宴会は疲れてて料理出来なかったんで内容はショボイですがサクッとご紹介しておきます。

今回のメンバーは、一番初期からのブログ仲間であるぷるみえさんishさんに前回ぷるみえさんが来られた時に会って仲良くなられた*あきこ*さんと私の4人でした。

ぷるみえさん、ishさんとは6日の日曜日にうどん巡りで一緒に回り、うどん巡りから帰ってから*あきこ*さん、ぷるみえさんとご一緒だったんですけどね。

4人でゆっくり飲み食いしようって話になったんですが、集合時間がどうなるか分からず。

ぷるみえさんは朝から高野山に行くことになってたし、外食だと合流がめんどくさいかもなぁと。

うちの家で飲むなら集合時間も終わりの時間も気兼ねないですからね。

ただ、私が香川、姫路と連日のドライブで疲れてたので料理の方はごくごく簡単なモノで許して貰うことに。

メインは鍋にしてあとは少しアテを用意する程度で行くことにして、メインゲストであるぷるみえさんに「はもすき」と「ホルモン鍋」のどちらがいいか選んで貰いました。

ぷるみえさんは両方食べたことがないとのことでしたが、ホルモン鍋をチョイスしはりました。


昨日の午前中にまずは地元の活魚屋「大昌」へ。

魚だけでなく豚肉もあったんでいくつか買い物を済ませてからスーパーに寄って帰還。

昼過ぎから部屋の掃除をやったり、少しだけ仕込みをやったり。


ishさんが5時過ぎ、ぷるみえさんは7時頃、*あきこ*さんさんが8時頃に到着されました。



では、食べたモノの写真を貼って行きましょう。




ishさん差し入れの旨いパン

*ishさん差し入れの旨いパン

ご自宅近くの美味しいパン屋さんで買うて来てくれはりました。

トマトとハムの入ったおかず系のパン、クルミ入り、塩バター?入りの3種類。


これをアテにちょいとビールを飲んで、スーパーの惣菜のひじきの煮物をおからパウダーと混ぜたモノをお出ししました。

赤貝とわけぎのぬた

*赤貝とわかぎのぬた

大昌で赤貝を見つけたので貝好きのぷるみえさん、*あきこ*さんのために調達。

わけぎは自分で茹でましたが、酢味噌は市販品。*あきこ*さんのは薄揚げ抜きでした。

赤貝は5〜6切れが一枚の板?に乗って300円やったんですが、3枚買うたつもりが家に帰ったら5枚も買うてました。(>_<)

予定外に赤貝が多くなったんでわけぎ控えめで貝たっぷりなヌタになりました。



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*シマアジのお造り

皮付きで背側の四分一のヤツが1000円ちょいだったかと。

割とキレイに皮が引けてホッとしました。

これには*あきこ*さんに以前貰った刻み入りのワサビ、ishさんから貰った要冷蔵の生醤油を使いました。

ishさんの醤油はしばらく前に頂いたんですが、贅沢そうでよう使わんかったんですがやっとふさわしい場で出せました。

ぬたと刺身が出たら日本酒がいるってことで、ビールからチェンジ。

純米酒「雪の松島」を買うてあったんで開栓して飲んでもらいました。

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*ホルモン鍋

地元のホルモン肉屋で買うたミックスホルモン600gほどを下茹でして冷凍してありました。

この写真は全体の2/3で、*あきこ*さんが到着されてから残りをプラス。

ホルモンだけでも良かったんですが大昌に九州産のもち豚ロースってのが並んでたのでそれも買うて一緒に食べました。

ホルモン以外の具材は玉ねぎ、キャベツ、もやし、残り物しめじ、ニラ、豆腐などです。

スープも手抜きでもつ鍋のよう味噌味の市販のスープを使いました。


写真を撮り忘れましたが、ぷるみえさんが北海道を回った時に友達のピーマン農家の人からもうたピーマンもありました。

それは薄切りにしてさっと湯がいて、オイスターソース、醤油、香辣脆で和えました。




鍋をある程度食べたらみなさんが差し入れてくれたチーズ食べることに。




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*鍋のあとはチーズとパン

ishさんがウォッシュ系、*あきこ*さんがブルーチーズ、ぷるみえさんがカマンベールとうまく被らずに3種類のチーズが揃いました。

*あきこ*さん差し入れのいちぢくを添えて、蜂蜜なんかも付けながら頂きました。

チーズが出たところでスパークリングワインを開けて、4人で2本をやっつけました。


ishさんが11時頃まで、*あきこ*さんが12時頃まで居てはったんですが、やっぱり家宴会やとのんびり出来て良かったですわ。

私はそこから2時頃まで洗い物をやってたんですが、なぜかあと2〜3個の洗い物で終わるってトコで沈没。

気がついたら5時過ぎでしたわ。(^_^;)




この日はishさんはミーを初めて見はりましたし、*あきこ*さんは前に隔離してた時だけで自由にさせてからは初めて。

飛び回って悪さするミーにけっこう注目が集まってました。



皆さんにお目見えした「チビ猫ミー」

*みなさんにお目見えしたミー

写真は皆さんが到着する前にたまたま撮ったんですが、ゲストが来てからは嬉しそうに飛び跳ねてましたわ。

ちなみにこの時はぷるみえさんの帰る日(今日)に台風が来そうやったんでテレビで情報を集めてました。

そのぷるみえさんは、飛行機がけっこうにならんか心配やったんですが、電車も飛行機も無事動いてちゃんと東京に戻りはったようです。



4人での飲み食いはええ感じやったんでまたぷるみえさんがおいでの時は飲み会をやりたいものです。










*朝の体重:57.90kg。(遅くまで飲み食いした宴会明けやからヨシとしよ。)

*今月の休肝日:2日(今日は考える余地なく休肝日。)



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2015年08月31日

伊勢旅行帰りのみなさんと家宴会

前日に決まって急にやることになった昨日の家宴会の様子をサクサクッとご紹介します。

今回の宴会の話は飲み食い仲間のこばやしさんから土曜日の夕方5時頃だったかに電話があって決まりました。

こばやしさん一家と同じく飲み食い仲間のだいこんさん一家、こばやしさんの奥さんであるゆっきーさんのお友達のふくふくさんって方の一行はこの週末こばやしさんの会社の保養所へ出かけてはりました。

実は私も誘われた時点では参加させて貰うってことになってたんですが、その後チビ猫ミーがやって来て、予定外に隔離が長引いたのでなくなくキャンセルしたんです。

飲み食いメインの保養所行きは毎回楽しいんで非常に残念やったんですよねぇ。

そうしたらこばやしさんらが旅行の帰り道に食い物持って寄るから予定が空いてないか?とのことでした。

土曜日はもう買い物も済ませて出かける気にはならんし、翌日の昼過ぎには到着って聞いたんで、料理は大して出来んなぁと思ったんです。

でも、今回は宴会場の提供だけでええってことやったんで、喜んで来ていただくことに。

土曜日のうちにリビングを分けてた仕切りを外して宴会モードに戻し、当日の朝イチで掃除。

日曜日の10時頃からちょこっと買い出しに出かけて、簡単なアテを用意。

2時頃には飲み会が始められるように準備が完了したんですが、結局皆さんが到着されたのは4時過ぎでした。

みんなと行っても、運転手役のこばやしさんとだいこんさんは皆をウチの前まで送ったら車を置きに一旦戻られました。

二人が着いてからメインのモノを食べることにしてゆっきーさんとふくふくさんとで軽く飲み出すことに。




タコス風カナッペ

*ラム肉のタコス風カナッペ

この写真はみんなの到着前に私が腹ペコで食べた時に撮ったものです。

前日にラム肉を晩ご飯に食べて、それが残ってたんでタコミート風に料理したんです。

ラムのスライスを包丁で刻んでそれをニンニク、みじん切りのシシトウなんかと炒めて実家の親父が押しつけてきたトマトソース、タコス用のミックススパイスなどで味付け。

クミンパウダーと一味をたっぷり加えてだいぶピリ辛度をアップしておきました。

一人で食べてみたらちょっと塩辛かったんで、自分が作って冷凍してるトマトソースを少し加えて調整してからお二人にはお出ししました。

最初にちょろっとビールを飲んだらスパークリングワインへ。


スーパーで買うたコールスローサラダ

*スーパーで買うたコールスローサラダ

初めてのお客さんに出来合いの惣菜を出すのは気が引けましたが、今回は時間がなかったのでしょうがないですね。

蒸し鶏

*蒸し鶏

鶏のムネ肉をしっとりした蒸し鶏にしてから、ほぐして冷凍してあったものです。

ごましゃぶ用のタレに自家製の中華風醤油ダレ、ごま、マヨネーズを加えてそこにキューリと蒸し鶏を混ぜ込みました。



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*ゆっきーさん差し入れのポテトサラダ




まず大人のアテをちょろっと用意して勝手に飲んでもらえるようにしたらちびっ子らの食べ物の用意。

事前にこばやしさんからはご飯か焼きそばで用意出来ないかと言われてたんです。

今回はこばやしさんとこ二人、だいこんさんとこ二人の4人もいるんで、たこ焼きはどうかと。

それがええってことやったんで、必要なモンを用意しておきました。



子供達には「たこ焼き」

*子供達には「たこ焼き」

この写真は一回目の様子なんですが、意外なことにみんな自分でたこ焼きを作るのには不慣れでした。

こばやしさんの上の娘さんが中2なんですが、その子が少しやったことある程度。他の3人は家でたこ焼きをやっても自分は食べるだけやったみたいですわ。

作り方の手順を教えてゆっきーさんが見本を見せながら焼いてましたが、最初はかなり不細工な仕上がりでした。

粉の濃さを変えつつ何回か焼かせたんですが、最後は売りモンになりそうな真ん丸でカリッとしたヤツが焼けるようになってましたわ。

ちびっ子らに焼いてもうて大人もちょこちょこたこ焼きを摘まみましたが、仲のええこの4人が来る時はまたたこ焼きでもええかもです。







運転手役のお二人は5時半過ぎに到着されたと思います。



そこからいよいよ宴会本番。



ローストビーフサラダ

*ローストビーフサラダ

ローストビーフはもちろん市販のスライス物です。

ここ何週間かローストビーフがふと頭をよぎることがあったんで、ちょうどええわと昼宴会のアテにしました。

レタス、赤タマネギのスライス、ゆでもやしなんかを乗せました。


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*今回のメイン?岩牡蛎

伊勢の方の魚屋さんで買うて来てくれはったんですが、これを開けるのがめちゃくちゃ大変でした。

冬の牡蛎ならここ何年か大量買いをやらかしてだいぶ扱い慣れてるんですが、岩のような夏の岩ガキは全く別物でした。

まず貝のすき間が見つからず、端の方をペンチで割っても普通のカキ剥きナイフでは刃が中まで届かず。

貝柱に近いサイドをピッケルみたいな尖ったハンマーでたたき割るっていう開け方がネットに出てたんですが、我が家にはそんなカナヅチがなく。

仕方なくペンチを叩きつけて、キッチン包丁をねじ込んで無理矢理開けてました。

私も途中で少し手伝ったんですが、結局3つともこばやしさんが根性で開けてくれました。

開けるのは大変でしたが、久しぶりの岩ガキはやっぱり冬のカキとは別物ですねぇ。

めちゃくちゃ濃厚な旨み、甘みがあってすんごく旨かったですわ。



エビのアヒージョ

*エビのアヒージョ

そんなに大きくはないエビがけっこう安かったんで、とりあえず買うて殻を外すとこまで用意してありました。

みんな料理をするメンツなんで来てからどうやって食べるか聞いたらええやろって思ってたんです。

そうしたらゆっきーさんからアヒージョがええんじゃないかと。私もそれを一番に考えてたんで大賛成。

前日に刻んだガーリックを油でじっくり火を通して瓶詰めにしてあったんで、それを使えば即出来上がりました。

エビは油に入れる前に塩コショウを揉み込んでからローリエと一緒に油へ。

こばやしさんが車を置いてうちに来る途中でバゲットを買うて来てくれたんですが、旨みの出たオリーブオイルと食べると旨かったですわ。



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*ヒオウギガイの洋風酒蒸し

これも皆さんが伊勢から買うて来てくれた物です。伊勢の方面ではアッパ貝とかって呼んでたような気がします。

殻付きのままフライパンに並べて白ワインを適当にぶっかけてフタをして加熱。

殻が開いたあたりでバターとパセリをぶち込んで仕上げにレモン。

ゆっきーさんが手早く開いた方の殻を取ってキレイに盛りつけてくれました。

貝の身はホタテに近い味で、それはそれで旨いんですが、白ワインで酒蒸しにして出た汁がめちゃくちゃ旨かったですわ。

これもパンに付けてしっかりいただきましたが、パンを買うて来るよう指示してはったゆっきーさんはさすがですな。


伊賀上野「味のお福」のどて焼き

*伊賀上野「味のお福」のどて焼き

私は一緒に行ってたら帰り道にこれを買おうと思ってたんですよねぇ。

前日に一人で買いに行ったろうかなんて考えてたんですが、これも皆さんが買うて帰ってくれました。


タコライスチーズヤサイ

*タコライスチーズヤサイ

たこ焼きを焼き終わってもまだ腹が減ってるっていう子供らになにかご飯モノを作ろうかと言うことになってカナッペに使ったタコスの具っぽいモノでタコライス。

サルサソースがないのは許して貰いました。

こばやしさんの上の子は以前は辛いのがアカンかったけど、この日はちょっと辛いけど食べられたって言うてましたね。

大人も少しつついてました。

この後、皆さんの腹の膨らみ具合を確認。

手羽元でスープを取ってあったんで、それで何か作りましょうかと提案。

生ラーメンも用意してあったんですが、落ち着いたのは中華風雑炊。

スープに手羽元の身をほぐして入れて、そこに安モンのカニ缶を一つ汁ごと投入。

塩と少しの醤油で味付けして、溶き卵を流し込んだら出来上がり。

写真を撮り忘れたんですが、食べる時にはお好みで香辣脆と花椒を加えて貰いました。

この雑炊はめっちゃ簡単でしたが、皆さんに好評でしたわ。

皆さんが寄ってくれたおかげで、ご一緒出来なくて残念やったのがだいぶ満たされました。




*朝の体重:57.40kg。(宴会の時って意外と食べてないんやろなぁ。)

*今月の休肝日:9日(今日は酒を抜きますよー。)
 
 



<後日 追記>

ゆっきーさんのブログに記事が上がってたのでリンクを張っておきます。

*アラフォー女の立ち飲みダイエット&薬膳美魔女テクニック:三重の海鮮持って宴会♪

posted by えて吉 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月15日

妹の家でエスニックな家宴会

昨日は昼一で妹の家で宴会をやるために朝からバタバタしてそのまま飲み続けたんで更新出来ませんでした。

その家宴会の様子をサクッとご紹介しておきます。

今回の飲み会は同じマンションに住むHさんから妹夫婦へお誘いがあったそうで、そこに一度Hさんと会ってる私も呼ばれた形になります。


義弟が猫アレルギーなのでうちでやることは出来ず、会場はいつものように妹の家で。

事前の打ち合わせで、暑くなってきたことやしエスニックで行こうかと妹から言われ、リクエストのあったものを中心に何品か用意しました。






まずは、宴会会場の雰囲気をご覧いただきましょう。









宴会のテーブルの様子

*宴会のテーブルの様子

妹のトコには揃った食器なんかがあるのでこうして見るとうちより小ぎれいに見えますなぁ。






では、サクサクと個別の料理の写真を貼って行きましょう。




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*妹の作った「エビパン」

食パンにエビのペーストを塗りたくって、油で揚げたモノ。

ビールによう合うてましたわ。


妹の作ったマグロのサラダ

*妹作の「マグロのサラダ」

姪っ子らがマグロ好きで作ったらしいんですが、マグロをたたきにするつもりが火が通り過ぎて作った本人は不満のようでした。


妹はこれ以外にたっぷりのタイカレーを作ってました。

テーブルの蓋付きの容器に入ってました。私には辛さは全然でしたが、なかなかそれもよう出来てましたわ。

こちらも写真は撮ってないんですが、Hさんの奥さんから子供ら用のおかずと肉じゃがの差し入れがありました。

当初はお会いしたことのない奥さんも来られるって聞いてたんですが、別の予定と重なって欠席されたんです。


リクエストで作った定番の「蒸し鶏」

*妹のリクエストで作った定番の「蒸し鶏」

今回はHさんという初めて料理を食べて貰うお客さんがあったので、贅沢して阿倍野にある”かしわ屋”までええ鶏を仕入れに行って作りました。

みじん切りの白ネギに塩を揉み込んでから油でじっくり煮たたれとごまダレに自家製中華醤油ダレと香辣脆、香菜などを加えたタレの2種類を用意。

蒸し鶏はうっすらピンク色が残って身はしっとり柔らか、皮と身の間にはゼラチン質がプルプルと固まってて上出来でした。


これもリクエストで作った「生春巻き」

*これも妹のリクエストで作った「生春巻き」

ビーフン、もやし、千切りのキュウリ、豚バラの粗刻み、えび、大葉を入れました。

久しぶりに作ったら巻き方がばっちくなってしまいました。

これにはスイートチリをベースに少し水と魚醤を加えたタレを用意しました。


ヤムウンセン

*タイ風春雨サラダ「ヤムウンセン」

東京のブログ仲間の姉御が少し前に作りはったヤツにキクラゲが入ってたのでマネしてみました。

お客さんバージョンなんで赤タマネギを用意してたんですが、ちゃんとカットしてパックしたヤツを妹の部屋に持って降りるのを忘れてしまいました。

取りに戻るのがめんどくさくて、妹の使った普通のタマネギのスライスが残ってたのでそれを使わせて貰いました。

生の香菜(シャンツァイ)も買うたんで刻んで加えたら風味がようて皆に好評でしたわ。




豚と厚揚げの中華風煮物

*豚と厚揚げの中華風煮物

豚バラブロックをまず20分ほど下茹でしてそのまま保温鍋で3〜4時間加熱。

豚バラを取り出して冷蔵庫で一晩寝かしてから、翌日一口大にカット。

翌日にはまず煮汁作り、醤油、紹興酒、味醂、砂糖に白ネギの青いトコ、ショウガスライス、潰したニンニク、八角、花椒、クローブ、シナモンなどを加えてコトコト。

出来上がった煮汁をそのままキッチンペーパーで包んだゆで玉子に少しずつ掛けて保存。

鍋に豚と厚揚げを入れた上から残ってる煮汁を全部注いでからひたひたになるまで水を加えて本煮込みスタート。

醤油と少しだけ創味シャンタンを加えて味を調えて2時間ほど保温。味見をしてから再加熱してもう1時間半ほど保温。

今回はアテとして食べましたが、丼の飯の上に豚と厚揚げを乗せて煮汁を掛けてガツガツ食べたら香港かどっかの庶民飯になりそうでした。


予定外に作った「玉ヒモの煮物」

*予定外に作った玉ヒモの煮物

かしわ屋に行ったんでついでに玉ヒモも仕入れてしまいました。よう流行ってる店で玉ヒモもピッカピカで新鮮そうでしたわ。

こいつは甘みを控えめにして醤油の塩気をキリッと効かせた佃煮風に仕上げました。


ちょっと型の小さい「ハモ」

*エスニックと関係なく「鱧ちり」

鱧の落としは私の好物なんで、無理矢理献立にねじ込みました。

活魚屋も「大昌」で買うて仕込むと量が出来るんでこういう宴会の時しかやれないんですよねぇ。


「鱧の落とし」

*鱧の落とし

まだ時期的にちょっと早いのか鱧の型は小さめでしたが、美味かったですわ。



150614shika1.jpg

*衝動買いした「鹿肉」 メスのモモ肉 200gちょいで813円

大昌に鱧を買いに行ったら目立つとこにシカ肉がおったのでこれも衝動買い。

宴会の時のネタにオモロイかと思ったんでね。

えらく血が出てるんで、冷凍したヤツの解凍なのかなぁとも思いましたが店では聞かなかったので詳細は不明。

店では刺身、たたき、焼き物にって書いてました。


鹿のたたき

*鹿のたたき

刺身でも良かったんですが、みんなで食べるんでたたきにすれば少しは安全度が上がるかなぁと。

表面の血を拭いてから塩を振って、バーナーで表面を炙り、すぐ氷水に浸けてやりました。

鹿のたたき
*鹿のたたき

妹らはあんまり鹿を食べたことないようでしたが、臭みも無く食べやすいって言うてました。

分厚いとこは少しスジがあってかみ切るのは難しかったですが、一口でしっかり噛めば飲み込めました。

量的には大人4人じゃ食べ切れんほどあって、えらく豪華な宴会になりましたわ。

12時頃からスタートして5時頃までのんびり食べて解散。

その後家で晩めしはごく軽くにして、ちょいと飲みを追加。

今朝は飲み過ぎててちょっと頭が痛かったですわ。



今日は夕方からカウチサーフィンを通した客人が来るんですが、宴会の料理が色々残ってたり客人用に多めに作った分があるんでそれを食べて貰おうと思ってます。

アメリカ人の若い衆は喜んでくれるでしょうかね。




*朝の体重:57.30kg(飲み過ぎてるけどこの数字ならヨシとしとく。)

*今月の休肝日:5日(金・土と二日続けて抜いたぞ。)
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2015年04月29日

昼夜兼用?

昼メシを食べそびれて早い時間に晩めしスタート。

IMG_0646.JPG


<翌日 補足>
昨日は昼頃から買い出しに出てあっちゃこっちゃで酒だの食料だの買うて、車からいっぺんで部屋に持って上がろうとしたらぎっりぎりのえらい量になってました。

外で昼ご飯を食べようかと思ったんですが姪っ子らのお守りを頼まれててその時間が気になったんで食べずに帰りました。

で、うちの部屋にやって来た姪っ子らは二人で遊ばせといてこっちは早めの晩めしの仕込みをスタート。

中環沿いのマルナカで久しぶりに厚切りのラムを見つけたので、それをメインに泡でも飲んだろうとアテを用意。

奥の皿の左から

春キャベツのエスニック風サラダ、ワカモレ、おからパウダーのポテサラ風、トマトとのオリーブオイル和え、新玉ねぎのエスニック風マリネ

エスニック風の2品は、何日か前に別の料理の味付けで魚醤とスイートチリを混ぜようと思ったらスイートチリが大量に出てしまいました。

スイートチリに合わせて魚醤を足すと全体の量が多くなるんで、一部を取り出して味を調えて使いました。

大量のスイートチリとちょっぴり魚醤が入ったヤツが余ってしまったので、この日の2品で使い切った次第です。

キャベツの方は魚醤を加えて、刻んで冷凍してあった香菜をプラス。

新玉ねぎの方はお酢とレモンをたっぷり加えて酸味をグッと効かせてやりました。

一応これで同じ系統の味やけど違う味付けのなったのでヨシとしときました。

厚切りのラム肉のはコショウ、クミンパウダー、ニンニク、冷凍の刻んだセロリ、冷凍のパセリなんかを揉み込んでしばらく置きました。

焼く前にややきつめの塩を揉み込んでオリーブオイルで焼きました。

ここ何日か生ハムとキューリをパンに挟んで食べたい気分やったんで用意したんですが、前に座ってる姪っ子らが欲しがったので一切れずつ分けてやりました。

フランスパンもこの日買うたんですが、他の料理をしながらトースターに入れてたらちょっぴり焼きすぎてしまいました。

オカズの量は少なめやと思ったんですが、パンとチビチビ食べるには向いてて、食べ終わる前にスパークリングワインが一本空いてしまいました。

ちゃちゃっと簡単な作業で用意した割には気分良く飲めてええ食事でした。




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2015年04月03日

デパ地下惣菜で夜桜花見

大阪は昼過ぎから雨が降り出しましたが、満開の桜にとっちゃ花散らしの雨になってしまったでしょうねぇ。

昨日は夜になってからですが桜のピークにタイミング良く飲み食い仲間の*あきこ*さんと花見をやってきました。

料理の方は、前日が早い時間からツレと飲みに行くことになってたうえに、昨日は11時に仕事のアポがあったので手作りは断念。

妹と仕事で出かけた帰り道に天王寺で私だけクルマから降ろしてもうて、近鉄百貨店の地下の食料品街へ。

ちょっと贅沢してデパ地下惣菜を仕入れて夜桜花見に出かけることに。

花見の場所では写真が撮れんやろうと思ったんで、家であらかじめ写真を撮っておきました。



洋風のアテの盛り合わせ

*洋風のアテの盛り合わせ

これは「RF1」っていうオサレーなサラダ屋の「春の彩り9つサラダセット」っていう盛り合わせで1341円。

賞味期限が当日のヤツと翌日のヤツがあって、当日やったら1割引やったんでそっちにしちゃいました。

サラダっていうても、スモークサーモン、イカのマリネ、ローストビーフ、蒸し鶏なんかが入ってて酒の肴にはピッタリでした。

色んなサラダ?がちょこちょこあって私好みでしたわ。


和風のあての盛り合わせ

*和風のあての盛り合わせ

こちらは和食の「美濃吉」のヤツで1296円。

スーパーの惣菜とは違ってどれも味付けが上品であっさりしてましたわ。

洋風のヤツはビールやワインと食べようと思ったんですが、夜桜ってだいたい寒い目に遭うからこちらは熱燗で温まるためにチョイス。




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*分葱とトリガイのぬた

鳥貝も近鉄の地下で買うたんですが、板状のパックに何枚か並んだヤツが1枚880円でした。

ちょっと奮発してトリガイを買うてからわけぎを探したら近鉄には置いて無くてガッカリ。

地元に戻って阪急オアシスってスーパーに行ったら無事見つかってホッとしました。



分葱を茹でた以外には、燗酒以外にも温かいモノが欲しくてスープを仕込みました。

冷凍してあった鶏ガラスープに鶏モモ肉を加えて、保温鍋を使ってじっくり火を入れてから身をほぐしてやりました。

創味シャンタンであっさりと味付けして、片栗粉でトロミを打って溶き卵を流し込みました。

この汁物の写真は撮り忘れましたが、スープジャーをしっかり温めてから持って行ったんで熱々が楽しめましたわ。


飲み物の方は、地ビールを4種類1本ずつ、赤ワインをだいたいフルボトル一本分くらい、熱燗を2合半ほど。

南森町まで電車で移動して8時前に落ち合って、滝川公園?だったと思うんですが大川に行く手前の公園へ。

そこの公園にもかなりの桜が植わってて、花見にはベストなタイミングでしたわ。

11時過ぎまで飲んでお開きして、ちゃんと電車で帰ったのは良かったんですが家でジントニックを作ったら1杯目の途中でキッチリ沈没。

気がついたら朝の4時半頃でした。(^_^;)





*朝の体重:57.95kg。(昼も多かったし夜遅かったからしゃあないわな。)

*今月の休肝日:0日(今日は酒抜かんとアカンわなぁ・・・)
 

 
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2015年02月08日

坂越の牡蛎をアホほど仕入れて家宴会

1月30日の金曜日にやった第2回の牡蛎宴会の模様をご紹介します。

去年初めて坂越で殻付き、剥き身を各6kgも仕入れてやったんですが、かなりオモロかったんで何人かの方から今年も声が掛かってました。

日程を決めて参加者を募ったところ、ishさんこばやしさん、LAKSAさん、*あきこ*さん、だいこんさんの参加が決まりました。

カキフライ職人のmyblackmamaさんのお休みに合わせて、日程をこの日にしたんですが残念なことにギリギリでお仕事?が入ってキャンセルに。

その代わり?当日に電話がなって学生時代からのツレMが参加することに。




去年は買い出しのついでに日生でカキオコをシバいたんですが、皆さんを拾う時間をプラスすると私としては体力的にかなり厳しかったんです。

そこで今年は買い出しは私が一人がサクッと済ませることにしました。

宴会のある週になってからちょっと風邪気味になってしまい、インフルエンザやったら皆に移すから出来んなぁと心配してました。

幸いインフルエンザではなく、木曜日の朝には体調も回復したのでなんとか決行出来ることに。





当日は7時半過ぎに家を出て買い出しへ。

阪神高速に乗ってすぐ事故渋滞に巻き込まれてしまったんですが、なんとか30分ほどのロスで済みました。

中国道から山陽道に入って赤穂インターチェンジを目指したんですが、秋に面パトにやられたスピード違反の点数をクリアしたばっかりやったんでかなりスピードを抑えて走りました。

あんまりダラダラ走るから眠くなるほどでしたが、赤穂で高速を降りて坂越に着いたのは10時過ぎやったんでちょうどええ感じでした。

小雨交じりのなか、予約してあった「功結水産」へ。

剥き身の方に用意に時間が掛かってたんで少し待って、全てのブツを受け取りました。

剥き身の牡蠣は1kg1500円で、4kg分6000円。殻付き牡蠣は1kg900円で4kg分3600円。
 *実家に頼まれた分2kgは、その場で追加をお願いしました。
 
ブツを受け取ったら汁が漏れても大丈夫なように全てをデカイアイスボックスに詰めて大阪に戻ることに。

赤穂から高速に乗ってすぐの大きなサービスエリアで朝うどんを食べて、大阪へ。

行きしなに阪神高速の反対方向がえらく混んでましたが、帰る頃には渋滞もなく割とサクッと自宅まで。

昼の1時前には家に着いたので、参加者の皆さんには「いつでもどうぞー」ってメールやツイッターでお知らせしました。

事前には遅くとも3時までには帰れるやろうから、その時間以降ならいつ来てもいつ帰ってもオッケーってことにしてました。




控えたけど大量の「坂越の牡蛎」

*控えたけど大量の「坂越の牡蛎」

去年の12kgよりはだいぶマシですが、8kgでもたいがいな量ですねぇ。

殻付きはほどほどですが、剥き身の4kgがホンマにすごかったですわ。


家に帰ってすぐ剥き身の一つを開けて、塩水で洗ってやりました。

そして、その一部をガーリックと一緒にオリーブオイルに入れてオイル煮(オイル漬け?)に仕込みました。

小鍋にカキ、ニンニク、鷹の爪の輪切り、月桂樹の葉を入れてたっぷりとオリーブオイルを注ぎ、コンロでしばらく温めたら焦がさないように大きめの鍋で湯煎に。



最初に仕込んだ「牡蛎のオイル漬け(オイル煮)」

*最初に仕込んだ「牡蛎のオイル漬け」

写真は当日に撮り忘れたので翌日に自分が食べた時のモノです。


オイル漬けを作り出してしばらくしたらishさんが到着されました。



ishさん差し入れの「熊肉と鹿肉の缶詰」

*ishさん差し入れの缶詰「えぞ鹿肉 カレー風味」と「知床の熊肉 大和煮」

どんな味か楽しみだったんですが、他の料理が色々とあって結局出番なし。

参加者の誰かが貰いはったみたいですが、結局宴会の後テーブルの下にあったので私が回収させて頂きました。

ishさんは他にもご自宅の近所にあるお気に入りのパン屋「レコルト」でパンを買うてきてくれはりました。




ishさんに続いてLAKSAさんが到着されました。




地ウイスキー「あかし」3種飲み比べ

*地ウイスキー「あかし」の3種類飲み比べ

LAKSAさんは最初の一杯からこれを行ってはりました。

ほどなくだいこんさんも到着されて、アテを差し入れてくれはりました。




だいこんさん作の「ローストポーク」

*だいこんさんお手製の「ローストポーク」

これはダッチオーブンを使って仕込みはったそうですわ。キレイなピンク色で美味かったですわ。


だいこんさん作の「チーズのニンニク醤油漬けと数の子の粕漬け」

*だいこんさん作の「チーズのニンニク醤油漬け」「数の子の粕漬け」



昼間から参加出来るメンバーが全員揃ったところでいよいよ牡蛎を食べることに。

先に紹介したオイル煮はまだ出来てなかったので、実際にはこちらが最初です。

私は台所で作業をしてたんで牡蛎開けは他の方にお任せ。

自分らが食べる分を開け終わったところで私も食べさせて貰うことに。





まずは「生ガキ」でスタート

*まずは「生ガキ」でスタート

食べ方としては、そのままにレモン、レモン&ケチャップ、タバスコ、ポン酢、アイラウイスキーの「ボウモア」掛けなどが出来るようにしてました。

殻を開けただけの状態で中の海水?の塩気がけっこう効いててレモンだけで味付けは十分でした。

朝に仕入れたばっかりの牡蛎は臭みは全く旨みたっぷりでご機嫌でしたねぇ。

ただ、今年は剥き身も含めて身がやや小さめに感じました。

大きいヤツもありましたが、その割合がちょっと低かったような印象です。



今回はギリギリに風邪で2日ほど布団に籠もってたんで、カキ以外のアテはあんまり手が回りませんでした。

まぁ、牡蛎だけでも十分すぎる量があるのは分かってたんですが、同じモノばっかりよりは違うモンがあった方がええとは思ったんですけどね。


鶏ハムと*あきこ*さんの差し入れの珍味とわさび

*鶏ハムと*あきこ*さん差し入れの珍味とわさび

この写真も後日撮ったんで宴会の時系列とはズレてます。

鶏ハムのは前週に私が仕込んで一旦冷凍したモノを解凍してお出ししました。

イカの足の燻製と荒切りわさびは夜になって参加してくれた*あきこ*さんの差し入れでした。



「ホルモンの煮込み」とだいこんさんの「明太数の子」

*だいこんさんの「明太数の子」と私の作った「ホルモン煮込み」

この写真も後日撮ったモノですが、だいこんさんの差し入れの数の子と私が作ったホルモンです。

ホルモンはミックスタイプをしばらく前に下茹でして冷凍してありました。

それを前日だったかに、和風で煮込みにしました。

冷凍してあった一番だしと二番だしに日本酒、生姜などどを加えてじっくり煮込んでおきました。






宴会の流れでは、生ガキを楽しんだら皆さんに手伝ってもうて作業にかかることに。

大量にある剥き身をもう一袋開けて、塩水で洗って大きさを選別。

大きめの粒はペーパータオルで丁寧に水気を拭いて、カキフライの用意。

軽く下味の塩を振って、ビニール袋に入れて小麦粉をぶち込んで振り回してから溶き卵をくぐらせて生パン粉の衣を付けて行きました。

けっこうな量のカキフライに衣を付け終わっても、粉を打った牡蛎が余ってました。



予想以上に美味かった「牡蠣のガーリックバター炒め」

*予想以上に美味かった「牡蛎のガーリックバターソテー」

ishさんが来られてすぐに牡蛎の食べ方を考えててバター焼きってアイディアが出てたんです。

粉を打つかは迷ってたんですが、フライ用の一部をそのまま流用。

オイル煮にしてあったニンニクにオリーブオイルを加えたところにバターを投入してソテ−。

ごく軽く塩を振って、最後に仕上げで冷凍パセリを散らしました

適当に作ったんですが、これは大当たりでしたわ。

フライパンの都合で先にバター炒めをやって、いよいよおまちかねのカキフライへ。

今回はmyblackmamaさんがいなかったので、ishさんが下仕込みと揚げ物を担当してくれました。





定番の「カキフライ」をがっつり

*定番の「カキフライ」をがっつり

やっぱり揚げたての牡蛎フライは美味いモンですねぇ。

下味がついてるからレモンだけでも十分美味しかったですねぇ。

スーパーの惣菜の牡蛎フライなんかは温め直してもクセのあるニオイがしたりするんですが、こいつは冷めたヤツをそのまま食べてもけっこう行けましたわ。

昼酒組である程度食べたら残りは夜から参加のみなさんのために置いておきました。


夕方になってこばやしさんと*あきこ*さんが到着されたら改めて乾杯して料理を出して追いついてもらうことに。

後半の生ガキの殻開けは*あきこ*さんがやりはったようですが、手際よくサクサク開けてはったようです。


こばやしさん手製の「タンシチュー」

*こばやしさん自家製の「タンシチュー」

一切れのボリュームがすごくて迫力がありましたねぇー。

これはこばやしさんがクリスマスにタンシチューを作りはった時の記事を読んで貰えば分かるんですが、ものすごく手間の掛かった本格的な料理でした。

これを街の洋食屋で食べたら2〜3000円取られてもしゃあないですわねぇ。

パンにも合うけど、飯が食いたい〜なんて声も聞こえてました。

こばやしさんは他にも丁寧に仕込みをした数の子の松前漬けも持って来てくれてはりました。



素を使って「牡蛎スンドゥブチゲ」

*素を使った「牡蛎スンドゥブチゲ」

気に入ってる丸大商品のスンドゥブの素を使いました。

さすがに宴会でみんなに食べて貰うのに素だけでは情けないので大幅にいじりつつ増量はしましたけどね。

宴会の直前に近所の信用してる肉屋「イサミ」が特売をやってて、上切り落としが少し安くなってたんでそれを奮発しました。

たっぷりの刻みニンニクをじっくり油で熱を加えて香りを出したトコにみじん切りの白ネギを投入。

しばらく炒めたら包丁で粗刻みにした牛肉を加えて塩コショウをしながら炒めてやりました。

全体が炒まったら、フライパンにスペースを作ってオイスターソースをやや多めに加えて香りを立てて、その上から醤油、魚醤を注ぎました。

一味など何種類かの唐辛子をたっぷり加えるとこまでを前日に済ませておきました。

当日は作っておいたミンチとレトルトの素を加えて、水と酒で増量して煮込みました。

少しだけ創味シャンタンも加えて、味を調えてスタンバイ。

宴会の後半になってから、選別してあった小ぶりなカキをたーっぷり加えて、ちょっとマシな絹ごし豆腐をスプーンですくい入れてやりました。

肉とカキの旨みがしっかりでてなかなか美味かったですわ。






全員が揃った後半でLAKSAさんの差し入れをテーブルへ。








LAKSAさん差し入れのウォッシュ系「モンドールチーズ(Mont d'Or)」

*ウォッシュ系チーズの「モンドールチーズ」

これは前回のグルコバで私が預かってこの日までうちに置いてありました。

モンドールと食べるために、私はジャガイモとブロッコリーを用意してありました。

パンは地元でまともなモンが手に入らんって言うてたら、ishさんがレコルトのパンを調達してくれはったんです。

値段もかなりするし、一つの量がけっこう多いから一人じゃ買いたくても買えないんですよねぇ。

久しぶりに個性のあるしっかりした味のモンドールが楽しめて嬉しかったですわ。





〆は当然のように牡蛎ご飯で。




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*カキ山盛りの牡蛎ご飯

昆布だしで小ぶりの牡蛎をサッと火を落として、身の方は引き上げておきました。

煮込んだ出汁を煮詰めながら味を調えて、それでご飯を炊きました。

ご飯が炊きあがってから、カキを加えてしばらく蒸らしてから全体に混ぜ込んでやりました。

ご飯のあじが薄味で非常に上品なんですがカキの旨みがしっかり効いててこれはかなりええ出来に思いました。

お酒の方は色んな種類のビールに、スパークリングワイン、タンシチューの時は赤ワインも出して、ハクレイ酒造の「香田」っていう純米酒も開けました。

解散はそれぞれの好きな時間で流れ解散に。

終バスが遅めやった*あきこ*さんが最後まで残ってだいぶ後片付けを手伝ってくれはったんで助かりました。

結局私は明け方まで起きてて、明るくなってから布団に入ったんでほぼ24時間近いイベントとなりました。





翌日も宴会で食べたモノが色々あったんで、同じようなモノを食べましたが一つだけ違うモノを。




宴会でやらなかった「蒸しガキ」

*宴会でやらなかった「蒸しガキ」

火を使う段取り的に後回しになったら、皆さんが満腹になってしまいました。

それでパスしたんですが、翌日蒸しガキを食べてみるとやっぱりこれにはこれの良さがあるなぁと。

適当に選んだ殻付きでしたが、けっこう大粒の中身が多くて当たりでしたわ。

宴会では牡蛎の殻開けをやらなかったんで、蒸し以外に生ガキ用に翌日自分でやってみましたが、だいぶ慣れたようで割とサクサクッと開けられましたわ。(^^)






今回の宴会では皆さんから会費を2000円ずつ頂戴しました。

カキの方は剥き身が2kgあまったんで、1本はこばやしさんに原価で引き取ってもらい、もう一本は*あきこ*さんと私で半分ずつ。

それだけでも翌日の料理にはかなり量がありましたわ。


来年もある程度の人数が揃ったらアホほど牡蛎を食べる宴会はやりたいもんですなぁ。




*B級的・大阪グルメ!ブログ:第2回牡蠣宴会@えて吉さん宅

*foodish:”雑”食記:第2回アホほどカキを食べる宴会





*朝の体重:57.20kg。(鍋を食べ過ぎた割にはえらい軽め。)

*今月の休肝日:3日(今日は身内宴会やから、明日抜くとします。)


posted by えて吉 at 15:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月27日

ぷるみえさんの旅の〆に「泡モノに合うアテで家宴会」

昨日は朝イチから昼宴会の仕込みに終われ、そのまま夜遅くまでのマラソン飲みとなったので更新出来ませんでした。

先月からここ何年もないほど色んなイベントが続いてましたが昨日の宴会は自分の中で一連の非日常ごとの〆的な位置づけでした。

そんなイベントが終わって、今朝は早朝から親父に頼まれて関空まで運転手。

疲れが溜まってた上に寝不足やったんで普段やらない昼寝(朝寝)を1時間ほど取る始末。

まぁそのおかげでちょっとスッキリしたんで、宴会の模様をさっそくアップしてみます。



今回のメインゲストはブログ仲間としてネットでもオフでも10年以上やりとりのあるぷるみえさんでした。

ぷるみえさんはメイン?の「さらたび。〜お皿の中の小さな旅」と日記ブログの「maison de Premier」の二つをやってはります。

そのぷるみえさんが今回お勤めだった会社を辞めて、誕生日に合わせて2週間ほど国内を旅されることに。

その前半と後半で2回お会いして色々とイベントご一緒させてもらいました。

まず10月18日(土)に松阪のホテルまで車で走って久しぶりのご対面。

ホテルから伊勢方面に移動してまずは、伊勢神宮そばの猿田彦神社ってトコへ。

伊勢神宮は前日に一人でお参りを済ませてはったのでパスして、続きに二見ヶ浦へ。

さらに賢島方面へドライブして途中で「孝志丸」って牡蛎小屋によってちょいとオヤツ

そこからこの日のメインであった「慥柄浦(たしからうら)」って土地へ。

慥柄浦からは高速を使ってサクッと大阪方面へ。往復で460kmほど走って5時半頃帰宅。

この日は一緒に近所の飲み屋で夕食を取って、家でチョイ飲みしておしまい。

翌日20日はうちで簡単な朝ごはんを用意したものを食べてもらいました。

その後ぷるみえさんの「工場萌え」な趣味に付き合ってまずは南港方面へ。

南港ではあんまり収穫がなく、阪神高速湾岸線で神戸へ。

神戸ではぷるみえさんの希望で「いかりスーパー」をチェック。

岡本にある私にとって思い出深い店でその品揃えや値段の高さを再認識。

ポートアイランドに移動してキリンの群れに大接近

神戸空港で風景を眺めたりして、簡単に昼ご飯を取って和田岬へ。

三菱重工の周りをうろついてみましたが工場萌えを満たすような風景には出会わず撤収。

夕方前には兵庫駅前にある「神戸ルミナスホテル」にチェックイン。
 *1泊4200円でしたが、キレイで広い部屋やったんで大満足。
 
5時頃にぷるみえさんとは私と同じく10年来のやりとりがあるishさんが合流。

兵庫駅周辺の使えるお店を色々と紹介してもらって、バスでその日のメインのお店へ。

以前からishさんのブログでずっと凄さを見せつけられてた「はんなり祇園」ってお店へ行ったんですが、ここに行くためだけにホテルを取ったという次第。

このお店のことは可能なら別記事でアップしようかと思ってます。

翌日21日は同じ3人で香川へうどん巡りに。

5軒回ってぷるみえさんを坂出のホテルにお送りして、ishさんと私は大阪へ。


その後ぷるみえさんはお一人で四国内を鉄道旅。



24日の金曜日に車で倉敷まで走って昼の12時頃にぷるみえさんと再合流。

以前一度計画して延期になってた「備中松山城」へ。

お城に向かう途中で女子率98%(野郎はこのサル一匹)ってなおされーなカフェでお昼ご飯。

3時前には松山城のそばに着いて、しばらく駐車場に入るのを待ってお城へ。

4時半頃現地を出て、8時10分に大阪に帰還。(走行距離480km)

この日の帰り道は中国道を走ったんですが覆面パトカーに108kmのスピード違反で捕まるという痛恨事が発生。

真っ暗な中を走ってても、クサイクラウンを見かけてかなりスピードダウンしたのに、速度を落としたらずパクられたんでものすごーく悔しかったですわ。

この日は家にあった残り物にスーパーで買うた刺身なんかをプラスして簡単に食事。



25日はぷるみえさんはお一人で京都へ。

伏見の街バルを向こうの知り合いと楽しんでからライブに行かれたそうです。

私はこの日は家で宴会料理の仕込みを本格的にやっておりました。


こんな流れで迎えたのが昨日の日曜日。

月曜日に東京へ帰りはるんでほぼ旅の最終日に家宴会をやることになってたんです。

ほんまは別の日程でやってishさんにも参加してもらおうと思ってたんですが、色々と調整の結果ishさんは参加不可に。

その代わりって訳ではないんですが、私のブログにも名前は登場するしishさんと3人の会話でも登場した*あきこ*さんをご招待。

*あきこ*さんが午後以降に予定があるかもってことやったんで昼宴会ってことにして12時に開始としました。

朝イチでぷるみえさんには私と同じうどんを食べてもうて、梅田の百貨店の地下で納豆狩りをやるというぷるみえせあんをお見送り。

私は最終の料理の仕込み作業をやってました。


12時前にぷるみえさんが戻られ、ほどなく*あきこ*さんも到着。

こうして今回の宴会がスタートしました。

宴会へ至る経緯のマクラが長かったんで、ここからはサクサク料理の写真を貼って行きましょう。



ぷるみえさんがうちに来られる前に宅急便が届いて、その箱には山ほどお酒が入ってました。

 「運転手代を先渡し〜」
 
って言われた時はあまりに酒が多いんでどんだけ運転手をせなあかんのかと心配になるほどでしたが・・・。


私が泡モノ好きなんのをご存じで珍しいビールとスパークリングワインを何本もいただきました。

そこで今回の宴会のテーマは「泡モンと合うアテで飲む」ってことにしときました。

洋モンだけでは無く、泡と合うなら他のジャンルもありって程度の意味なんですけどね。



3人が揃った時点で、いきなりスパークリングワインを開けてスタートすることに。

最初のアテは、宴会の30分ほど前に作ったキノコのソテー。

しめじ、マイタケ、手で裂いたエリンギをシンプルにガーリックと鷹の爪で炒めて塩コショウで味付けしたモノを用意。

これは中鉢にドカッと盛り付けて銘々が取り分けることに。

乾杯を焦ってたんでこの料理の写真は撮り忘れました。





エビ味噌とクリームチーズのカナッペ

*えび味噌とクリームチーズのカナッペ

エビ味噌ってのは和ぁの珍味っぽいヤツでカニ味噌と同じような瓶詰めのヤツです。

それをクリームチーズに練り込んだだけなんですが、酒によう合うあてになってたと思います。

フランスパンも買うてたんですが、出来るだけ色々楽しめるようにコレはクラッカーで行きました。








続いてカナッペもんをもう一つ。







タコミートとオカラのカナッペ

*タコミートとオカラのカナッペ

最近嬉しがって遊んでる「おからパウダー」を使った一品を*あきこ*さんに試してもらうために。

ぷるみえさんにはすでに家飲みのあてでおからを使ったモノを食べてもうてましたが・・・。

タコライスをやるように作って冷凍してあるタコミートを一欠片戻して、牛乳と水で戻したおからに混ぜ込んでやりました。

それをクラッカーに乗せてちょいとチーズを散らしてトースターで焼いたモノです。

それなりの酒の肴になって、面白かったと思います。



蒸し鶏と焼きなすのエスニック風サラダ

*蒸し鶏と焼きなすのエスニック風サラダ

秋らしい食べ物ってことでなすびが浮かんだんですが、焼きなすはちぃと夏物っぽいですよねぇ。

この日の昼間はベランダと玄関を網戸にして風を通せるほど温かかったんで許して下さい。

焼きなすは前日にちゃんとグリルで焼いて仕込み。

蒸し鶏はむね肉でふんわりとしたやつを作ってほぐしたものを冷凍してありました。

夏っぽいアテやけど、この時期ならキンキンに冷えてないほうがええと思い宴会スタートの1時間ちょっと前には冷蔵庫から出して少し冷え方を緩めておきました。

味付けはバリで習ったサンバルの作り方を参考して作った自家製調味料をベースに。

いつもならヤムウンセン系の味付けをするんですが、今回はちょっと変化を付けました。

自家製の辛味調味料はかなり辛いんで、たっぷりのレモン汁を加えて、ニョクマム(魚醤)とスイートチリもプラス。

宴会ってことで仕入れた生の香菜(シャンツァイ)をたっぷり刻み込んでやりました。

こいつも泡モノにようあう料理になってたと思います。




シンプルな「スペインオムレツ」

*シンプルなスペインオムレツ

以前は宴会の定番やったんですが、しばらく作ってなかったんで今回は登場させてみました。

仕込みは前日に済ませておきました。

生のジャガイモを炒め煮にしたヤツと別に炒めたタマネギだけを具にしたシンプルなスパニッシュオムレツにしました。

卵液にはピザ用チーズを加えてちびフライパンでフタをしながらじっくり火を入れてやりました。

カットしてトースターで軽く温めてから天にトマトソースをちょいと添えて食べて頂きました。






アボカドとサーモンのワサビマヨネーズ和え

*アボカドとサーモンのワサビマヨネーズ和え

サーモンをカットして軽く塩コショウを揉み込んでから、ワサビ、マヨネーズ、コーヒーフレッシュ、アボガドと混ぜてやりました。

こういうのは珍しさはないけど、シャンパンなんぞとやるには安牌ですわね。




トマトのブルスケッタ

*トマトのブルスケッタ

こいつもド定番なオードブルネタやけど、一切れくらいやったら文句ないですよねぇ。

ちょっとだけで良かったんでプチトマト使って量を調整しました。

薄めにスライスしたフランスパンをカリッと焼いてニンニクをこすりつけてしっかりガーリックの香りを効かせました。

今回は宴会だってことで香菜に加えて生のパセリも仕入れてたんで気分良く料理が出来ましたわ。




トリガイの刺身

*トリガイの刺身

活魚屋に食材を探しに行って、洋風の食べ方が浮かばんかったくせに贅沢してみました。

ぷるみえさんは元々貝好きやし、*あきこ*さんからはトリガイが好きやって前から聞いてたんですよねぇ。

食べ方は迷いましたが、焼きなすのサラダに使ったエスニックぽいタレとごく和風に酢味噌の2種類で。

酢味噌やったらスパークリングワインとも違和感はなかったですね。





トリガイのカルパッチョ

*とりがいのカルパッチョ

洋風の食べ方を考える時に、刺身やったらとりあえず”カルパッチョ”って単語が浮かぶんですよねぇ。

マリネも考えたんですが、味付けは宴会が始まってからお二人に聞いたんで仕込む時間が無いなぁと。

で、大きい方に乗り切らなかった鳥貝2枚だけはカルパッチョにしてみました。

小さくカットして塩を振ってコショウを散らしたら、馴染ませるために指でちょいちょいと押さえてやりました。

その後でパセリとガーリックオイルを垂らして出来上がり。

スライスして水にサラしたタマネギも用意してたのに、散らすのは頭に浮かびませんでした。

やっつけ仕事で作りましたが、この食べ方もアリでした。

プロの飲食店が買いに行く活け魚屋で買うただけあって、どの食べ方でもトリガイの身に厚みと甘みがあって美味かったですわ。







鶏の中華風煮物

*鶏の中華風醤油煮

最初蒸し鶏を作るつもりやったですが、煮汁の味付けで日本酒の代わりに紹興酒を使おうと考えてたら思いついて作りました。

紹興酒、味醂、白ネギの青いとこ、ショウガ、ニンニク、青い柚子の皮、鷹の爪、クローブ、シナモン、オイスターソース、魚醤を小鍋でコトコト。

最後に味を見て、砂糖ちょっぴりと醤油をプラス。

中華風にしようと思ったらとりあえず煮物系なら八角を入れるんですが、ぷるみえさんの数少ない苦手が八角だったので今回は省略。

そんな煮汁を用意して室温に戻した鶏モモ肉と共にジップロックへ。

それを袋ごと炊飯器に入れてたっぷりの熱湯を注いで18分保温。

その後保温を切って何時間かそのまま放置しました。

火の入れ方は蒸し鶏と同じなんで身の内側はほんのりピンクで柔らかく仕上がってました。

ただ*あきこ*さんからは醤油の味が固いっていうか、立ってるとの指摘が。

煮汁を用意した時に最後に加えた醤油の加熱が足らんかったからですかねぇ。

鋭い指摘は頂きましたがこれもまずまず納得出来る仕上がりではありました。




ラム肉のエスニック風肉団子

*ラム肉のエスニック風肉団子

イメージとしてはキョフテとか、コフテ、コフタなんて呼ばれるミートボール系の料理です。

エスニック風って使う時はだいたい東南アジアを浮かべてるんですがこいつは中近東あたりを想像してました。

当日の午前中に冷凍してあったラム肉のスライスを半解凍にしてから包丁で刻んで粗めのミンチに。

タマネギのみじん切り、パセリ、塩コショウ、クミンパウダー、ニンニクオイルなんぞを加えて練ってからフライパンで焼きました。

生パセリとブルスケッタで余ったトマトのマリネ?を添えてみました。



塩漬けスペアリブとごぼうのスープ

*塩漬けスペアリブとごぼうのスープ

見た目が悪いのはお許しください。

涼しい時期に入ってきたので、なんぞ煮込み料理をと思ってこいつにしました。

豚のスペアリブは3日前からたっぷりの塩と香草、ニンニクなどでマリネ。

今回はかなり塩をキツメにしてスーチカーみたいな塩漬け肉風にしてみました。

毎日肉汁を切って、キッチンペーパーで拭いてから寝かしてありました。

それを使ってスープは前日に仕込み。

タマネギ、ニンジン、キャベツ、セロリなんかを細かく切ってたっぷりの水で煮込みました。

豚は表面を焼かずに水から直接煮込んでみました。保温鍋を使ってしばらく煮込んでからは数時間保温。

鍋の粗熱を取ったら鍋ごと桶に浸けてたっぷりの氷を加えて冷やして、浮いた脂をキレイにすくいとりました。

当初はスープから野菜を濾して、スペアリブと別の野菜をサッとスープで温めてシンプルなお皿にしようかと思ってました。

でも、いざとなると煮込んだ野菜がもったいなくて、けっきょく小汚いごった煮状態でお出ししてしまいました。

お料理は一応以上で全てです。

小ネタ多いけど、けっこうちまちまと手を掛けて仕込んでみました。


私が用意したのは以上ですが、これ以外にはぷるみえさんが当日梅田で買うて来てくれた何種類かのパンとエシレバターなる発酵バター、*あきこ*さん差し入れのカマンベールチーズも食べました。

お出ししなかったモノは、オニオンスライス、茹でたブロッコリー、ベビーコーンなんかが用意してありました。

ちなみにお酒の方は泡で始めて、1本目は瞬殺。2本目、3本目と進んで終盤は喉が渇いてとビールを飲んだりジントニックを作ったり。

私は今日は5時前に起きて運転手の予定が入ってたので、後半から飲む量は抑えてお茶やお水をたっぷりと。


宴会で飲んだ酒のボトル達

*宴会で飲んだ酒のボトル達

一本はベルギー系っぽい白ビールですが、スパークリングワイン5本。3人で空けたにしちゃ立派ですよねぇ。(^^;)

昼の12時にスタートした宴会が最終的にお開きになったのは11時ごろでした。

洗い物はお開きになるずっと前からやってて、最後はみんなしゃべってたんですがそれでもかなりのマラソン飲みでしたねぇ。

初対面のぷるみえさんと*あきこ*さんも楽しそうに会話してはったんで気があったんだろうと嬉しく思っております。

そんな長丁場の宴会でしたが、後半しっかり水分を取ったのが良かったのか二日酔いもなくええ飲み会でしたわ。








ぷるみえさんは今朝私と同じ時間に家を出て始発で東京を目指されました。

旅の終わりになりましたが、じっくりすぎるほど家で宴会が出来て良かったですわ。

新しいステージに入るぷるみえさんのこれからが少しでも望みに近いモノになるよう祈るばかりです。
 
 

<翌日 追記>

宴会の翌日である昨日の夜は料理がたっぷり余ってたので、休肝日をもう一日ずらすことにして飲んじゃいました。

前日の宴会ではそれぞれの料理を一皿に盛り付けましたが、昨日は盛り合わせに。




翌日にも一人宴会に十分な「前菜の盛り合わせ」

*十分一人宴会可能な「前菜の盛り合わせ」

左から

・中華風の鶏の醤油煮込み

・サーモンのマリネ

・キノコのペペロンチーノ

・スペインオムレツ

・焼きなすとオクラのエスニック風和え物

・カナッペ2種

・ブルスケッタ



サーモンは前日と雰囲気を変えて塩コショウをしてからレモン汁とガーリックオイル、オリーブオイルでマリネ。

スライスオニオンを刻んで薬味がてらプラスしてやりました。

焼きなすは蒸し鶏を解凍する手間を省いてオクラと一緒に前日余ったエスニックなタレで和えました。

他は前日の献立をそのまま盛り付けただけになりました。




ちなみに本番の宴会ではごった煮状態やった塩漬けスペアリブの煮込みはこんな風に盛りつけ。






予定ではこんな盛りつけに

*予定ではこんな盛りつけでした

ゴボウとマッシュルーム、塩漬けスペアリブだけ取り出して、スープは濾してやりました。

そのスープにスペアリブとごぼう、マッシュルームを戻して、ベビーコーンとブロッコリーを投入。

スペアリブがもうほとんど残ってなかったんですが、こっちの方がちぃとは上品ですよねぇ。




posted by えて吉 at 14:55| Comment(2) | TrackBack(2) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月17日

テーマも無くグダグダ家宴会

14日の木曜日にやった家宴会の様子をご紹介します。

今回の家飲みのきっかけはグルコバ仲間のだいこんさんからのお誘いでした。

ここ何回かだいこんさんはグルコバに参加してはれへんかったんで、ご無沙汰してるなぁと思ってたらだいこんさからメールが。

近いうちに飲みに行きませんか?ってメールに家飲みもオプションとして書かれてました。

ほんならウチでのんびりやりましょうかって話になって8月の頭に日程調整がスタート。

お盆のころってことで2日の候補で参加者があるか声を掛けると14日で日程が決定。

地ウイスキー「あかし」の3種類のウチ、高めの2種類を味見して貰えばと思ってたLAKSAさんは日程が合わずご参加いただけませんでしたが、飲み食い仲間が結構揃いました。

最終的にはだいこんさん以外に、ishさん、*あきこ*さん、こばやしさんmyblackmamaさんというお馴染みのメンツに私のブログを読んで参加したいと言い出した神戸に住むツレのMに私を加えた総勢7名での飲み会となりました。

前回は同じようなメンバーで牡蛎を食いまくるって言う宴会をやったんですが、今回は特にテーマは無し。

まぁそもそも気の合う飲み食い好きが集まれればそれだけでオモロイからテーマなんかどうでもええんですけどね。

参加者とやりとりしてて、「何か食べたいモノありますかー?」って質問したりはしてましたけどね。

ishさんから「夏やから沖縄料理はどう?」っていうやや無茶めの振りがあったんですが、沖縄縛りでは厳しいので結局うやむやに。

お盆とはいえ、平日なんで仕事のある人もあって今回は参加者に料理して貰うのは望み薄でした。

まぁそれでも銘々がなんぞ食べるモノを持ち寄るっていう方向は出てましたけどね。

どうせテーマがないんやったらと私は思いついたモン、段取りしやすいモンをてけとーに用意することにしました。

宴会の前々日に羽曳野の道の駅まで野菜を仕入れに行ったり、気に入ってるかしわ屋で鶏肉を買うたり。

前日には色々と仕込み作業をやって、当日も朝から掃除だの家の片付けの後調理。

昼過ぎには買い出しを終えて、みんなの到着を待ちながら準備。

2時過ぎだったかに学生時代からのMが到着。Mは他の参加者が来たら飲むっていうんでしばらくは我慢してました。

でも、結局私が我慢出来ずにMを誘ってビールを舐めだしたんですけどね。(^^;)

4時過ぎにはishさんが到着されたんで少しだけアテを出して助走をスタート。

ishさんは来る前にビールを飲んではったんで、この時のスタートはスパークリングワインでした。




オカン作のキュウリの塩漬け

*オカン作のキュウリの塩漬け

いきなり実家のオカンが作ったモノを出しましたが、宴会の何日か前に大量に押しつけられて困ってたんです。

デカイ瓶にギッチリ詰まったキューリを私がおらんうちに冷蔵庫に勝手に入れてたんですよねぇ。

傷ませたくないから少しでも減らすのを手伝って貰おうと出しました。


冷たい「ラタトゥイユ」

*冷たい「ラタトゥイユ」

これはちゃんと私が作りました。

ラタトゥイユって、夏野菜たっぷりでけっこう好きなんですよねぇ。

色んな野菜を使おうと思うと量が多くなるから一人じゃ作りにくいんで宴会の時はつい作ろうと思うんです。

それにこれは前日までに用意しとけるし、動物性の脂が入ってないから温め直しも要らんから宴会の最初に出しやすくてありがたい一品なんです。

今回はトマト、ズッキーニ、タマネギ、なすび、ニンジンを入れたんだったと思います。

クラッカーに乗せて食べやすいように敢えてそれぞれの野菜を小さな賽の目にカットしました。

参加人数が多いとは言え、これだけで2リッターのアイスクリームの空箱が一杯になるほど出来てしまいました。



ishさん差し入れの「焼き穴子」

*ishさん持ち込みの「焼き穴子」

ishさんのご自宅近くで焼き穴子の専門店?があって、そこで買うて来てくれはったんです。
 *お店についてはコチラの記事をご覧下さい。

この穴子を食べるために本わさびも用意してくれはったんですが、それがえらく立派なサイズで「これぞワサビ」って感じでメインの穴子並みの値段がしたそうです。

ishさんの後にmyblackmamaさんが到着されて、その後お仕事のあったこばやしんさん、だいこんさん、*あきこ*さんが到着。





揃ったところでで正式な?乾杯をやって、宴会の本番がスタート。





本わさびとシンプルに食べた「焼き穴子」

*本わさびとでシンプルに食べた「焼き穴子」

山葵のすり下ろしを担当した人は、ちょっとすれるたびにつまみ食いしてなかなかワサビが溜まりませんでしたわ。

焼かれて締まった身は旨みたっぷりで香ばしくてええ酒の肴でしたねぇ。


羽曳野名物?「さいぼし」の食べ較べ

*羽曳野名物の「さいぼし」を食べ較べ

さいぼしって羽曳野の名産品なんで、私が行った道の駅にも何種類か並んでました。

それなりに値段がするからめったに買わないんですが、宴会やからとちょっと贅沢してゲット。

買う時にはこばやしさんがさいぼしマニアやから摘まんで貰おうと思ってたんですが、こばやしさんも大阪の鶴見橋商店街で調達してはったんです。

そのおかげで偶然さいぼしの食べ較べなんてことになったわけですが、作り手や部位が違うと全然変わりますねぇ。

私のは奥の方のヤツですが、まぁ普通のハムっぽい仕上がりで大した個性はなかったです。

それに較べてマニアのこばやしさんが選んだ手前のは脂身に旨さがあってかなり良かったですねぇ。

こばやしさんのマニアっぷりはブログに「さいぼし」カテゴリを作ってはるくらいです。

興味ある方、美味いさいぼしをお探しの方はリンク先をどうぞ。


夏らしく「鱧の落とし」

*夏らしく「鱧の落とし」

事前のリクエストで”はもちり”が出てたんで活け魚屋の「大昌」で私が骨きり済みの生のヤツを仕入れて来ました。

酒と塩を入れたお湯でサッと湯がいたらすぐに氷水に取って、それをすぐザルへ。

一つずつキッチンペーパーで水気を吸い取ってしっかり冷やしておきました。

酢味噌は市販品を使いましたが梅だれは練り梅を味醂と酒の煮切りで伸ばして、お酢と醤油をちょっぴり加えて用意しました。

並んでた中でもかなり大きめなヤツで1800円しましたが、みんながたっぷり食べられたん値打ちはあったかと。

ホンマはタマネギと一緒に炊いて玉子とじにする鱧鍋風の汁物も用意しようかと思ったんです。

でも、別の汁物をやることに決めてたんで土壇場でパスしました。


玉ヒモの煮物

*鶏の玉ヒモの煮物

これは当初の献立には入ってなかったんですが、阿倍野筋にある信頼してる鶏屋で玉ヒモを見かけたら衝動買いしてしまいました。

グラム100円で何種類かのサイズに袋分けされてて、小さめのにしたんですが600gちょいあったんで大量に出来てしまいました。

醤油と酒、味醂、ちょっぴりの砂糖にショウガのスライスだけで煮ましたが、まずまず自分の狙ったとおりの味には仕上がってました。


*あきこ*さん持ち寄りの「ゴーヤーの天ぷら」

**あきこ*さん差し入れの「ゴーヤーの天ぷら」

揚げ物はやらんやろうとわざわざ家で作って来てくれはりました。

オーブントースターにクッキングシートを敷いた上で温め直すとふりかけたアオサの香りもよくビールのええおつまみになりました。

*あきこ*さんは他にもビーフジャーキーや、上等そうなカマンベールチーズも持って来てくれはったんですが、皆さんにお出しするタイミングがありませんでした。


だいこんさん特製「燻製の盛り合わせ」

*だいこんさん特製の「燻製の盛り合わせ」

鶏ムネ肉、うずら、チーズ、ピーナツがそれぞれ燻製にされてます。

鶏ムネ肉以外にもも肉もあったんですが、私が気づかず出し忘れてしまいました。


ishさんリクエストの「スパムの燻製」

*ishさんリクエストの「スパムの燻製」

事前のやりとりでだいこんさんが燻製を持ってくるって言いはったらishさんがすかさず「スパムの燻製も」と要望してはりました。

普通の「SPAM」じゃなくて、他のランチョンミートやって言うてはったように思いますが、なんだったかは忘れました。

燻製の香りと肉の塩気がええ感じに合うてました。


だいこんさんから「ぶどうのお土産」

*だいこんさんからいただいた「ぶどうのお土産」

だいこんさんはお仕事帰りの参加やったんですが、燻製は前日にお預かりしてました。

車でブツを届けに来てもうた時にこのぶどうも一緒に預かりました。

私は普段ほとんどブドウって食べないんで、皆さんに分けて持って帰っていただきました。

二房は冷やして置いたんですが、出番はなかったです。

このお土産にはブドウ好きのmyblackmamaさんが一番喜んではったような気がします。


鶴橋川徳の「うなぎ」

*鶴橋の「川徳」のうなぎ

この店のことはこばやしさんに教えてもうたんですが、大阪でウナギを買う気がせんというこばやしさんが唯一認めてるお店なんです。

前日に私がお盆で店を閉めてるかもって思いながら買いに行ったら無事やってて、2100円で調達。


コンロで温め直した「鰻のかば焼き」

*コンロで温め直した「ウナギのかば焼き」

実はメニューを考えた時点ではうなぎとざく切りのネギ絡めてちょいとタレを掛けてからオムレツの具にしようと思ってたんです。

でも、皆さんの意向を確認するとシンプルにそのまま食べると言われたんで、あっさりボツに。


ウナギもシンプルにアテで

*鰻もシンプルにあてで

この日の参加者は皆さん鰻好きなんですよねぇ。

去年の同じ頃には香川まで天然うなぎを食べに行ったりしましたもんねぇ・・・。

この鰻、実は皆さんに行き渡らないところやったんです。

というのも、M、ishさん、myblackmamaさんが揃った時点で鰻のことを言うと

 「分け前が減るから、4人で先に食うてまおう」
 
なんて言う方が若干一名居てたんですよねぇ・・・・。(^^;)
 
それはなんとか阻止して皆さんが揃うまでキープしてましたが、テーブルにウナギが登るとmyblackmamaさんはご飯を要求。

冷凍ご飯を用意してあったんで、それを温めてお渡しすると一人で鰻丼にしてカッ食らってはりましたわ。

おそらく一人だけ4人で食べたんと同じくらいの分量をせしめてはったとおもいます。

テーマのない宴会でしたが、穴子、ハモ、ウナギとニョロ系が3種類も揃ってしまいました。


生の香菜入り「ヤムウンセン」
 
*生の香菜入り「やむうんせん」

あっさり系のおかずとして私が用意しました。

これともう一品に使いたくてあっちゃこっちゃのスーパーでシャンツァイを探したんですが、結局見つからず。

諦めてたらうちに来る途中でこばやしさんが百貨店に寄って調達してくれたんです。

生の香菜が入るとやっぱり風味がぐっと良うなってご機嫌でした。

そうそうこの日のタレはちょっと贅沢してレモンの代わりにライムを使ってみました。



イカとセロリのマリネ

*イカとセロリのマリネ

これも私が用意したモンです。

茹でたイカ2杯分をワインビネガー、レモン汁など作った洋風の浸け地でマリネしました。

ミニトマトの和風マリネ

*ミニトマトの和風マリネ

やや大粒のトマトを道の駅で見つけたんで、その皮を湯むきしてからめんつゆに酢と大葉、ミョウガ、ショウガなどを加えてマリネ。

刻み本わさび

*刻み本わさび

たっぷりのワサビがあったんで誰かの思いつきで刻んで軽く塩をしてアテにしました。


冬瓜と鶏の中華風スープ煮

*冬瓜と鶏の中華風スープ煮

夏場に一度は料理したいトウガンをいつもなら和風にするんですが、中華っぽく料理。

まず蒸し鶏を作るために白ネギ、ショウガ、ニンニク、たっぷりの日本酒にコショウと花椒、創味シャンタンで味付けしたスープを用意。

かしわ屋で買うたちょっと高い鶏もも肉を室温に戻してから炊飯器に入れてスープを注ぎました。

18分保温して電源を切ってから何時間か放置。

香味野菜を濾して、もも肉をビニール袋に入れて全体が浸かるだけのスープを注いで保存。

残ったスープに手羽元を6本加えて、水を足して前日からコトコトと煮込みました。

当日になって手羽元は骨から身をほぐして、一口大にカットした冬瓜を煮込みました。

他の作業をやりながら煮込んでたらけっこう柔らかくなったんで大慌てで鍋ごとドブ漬けにして冷却。

食べる間際に温め直してお出ししました。

これにもあしらいに生の香菜が使えてぐっと風味がようなった気がします。





myblackmamaさん差し入れの「すくがらす冷や奴」

*すくがらす豆腐

沖縄名物の「すくがらす」はmyblackmamaさんの差し入れでした。

myblackmamaさんはもう一つ「わたがらす」も持って来てくれて、そっちはクリームチーズと和えるためにそのチーズもご持参でした。

でもわたがらすはタイミングが無くて出番がなかったです。







こういう珍味モノが話題になるとこばやしさんから大事に置いてブツを催促されてしまいました。





安乗のあさよ水産の「鯖の塩辛」

*安乗のあさよ水産の「鯖の塩辛」1000円

こばやしさんとの伊勢旅行で調達したモノで、東京の知り合いに食べて貰おうかと思って開けずに大事に置いてたんです。

でも、東京に行くことがなさそうなんで諦めて、皆さんに提供することに。


安乗名物の「さばの塩辛」

*サバの塩辛

瓶の中のサバは筒切り状態なんですが、ちょっと食べにくいし一人一切れは多すぎるんでこんな風に身だけ刻んでお出ししました。

ちなみに、当日は写真を撮り忘れたんで写真自体は別の日に自分が食べたヤツです。

ここ何年かで一番インパクトのある珍味だけあって、初めて食べたこばやしさん以外の皆さんにはええネタになったようでした。



出番の無かった蒸し鶏とタレ

*出番の無かった蒸し鶏とタレ

この写真は宴会の翌日だったかに仕込み直した安モンの鶏で作った蒸し鶏です。

当日の上等なヤツは参加者に引き取ってもうたんですが、タレを渡すのは忘れてました。

ごまダレは他にも使えるけど、ネギだれは他にあんまり使えんので蒸し鶏を作り直したしだいです。

ネギだれは、白ネギをみじん切りにして塩を揉み込んでからたっぷりのオイルで煮込んで作りました。

仕上げにショウガの汁も加えた自家製なんで蒸し鶏よりこのタレの方が値打ちあるかも。


今回は当初こばやしさんの奥さんのゆっきーさんや子供さん達も参加するかもって聞いてました。

子供らには主食としてご飯を冷凍して用意、他には冷凍うどんとストレートのダシも。

ラーメン類はインスタント、生めんと色々あるからええやろうと。

最終的にはこばやしさん単独での参加になりました。

どれも無駄にはならんかったんですが、在庫のウチ菊水の生ラーメンは〆としてお出しすることに。


冬瓜スープで〆のラーメン

*冬瓜のスープで〆のラーメン

ラーメンを茹でてから水道水で締めました。それを銘々が小鉢に取って、冬瓜スープを掛けて食べました。

私もこの料理はけっこう食べましたが、大人しい味付けのスープに香辣脆を足して食べるとなかなかええ〆モノになってました。

料理としては他に冷凍で馬刺しの大きめのブロックがあったから、韓国風にユッケで食べようかと思ってました。

手羽中はエスニック風のタレに漬け込んでグリルで焼こうかと。

タコスの具にするミンチっぽいヤツがあったんでそれは解凍してカナッペにしてもええかと。

竹中缶詰の上等なオイルサーディーンは耐熱皿に並べてパン粉を振って焼く予定でした。

今回の宴会の献立はだいたいこんなもんでしょうか・・・。

最後の何品かは作らずですが、色々と料理が余ったんで量的には十分でしたわ。

皆さんに押しつけてだいぶ料理を引き取って貰いましたしね。

皆さんは電車があるうちに引き上げられたんで、私はそこから後片付け。

大量の食器とグラス類と格闘して2時過ぎには洗い物も全て完了。

翌日は二日酔いも無く体調は万全やったんで楽しいメンツとええお酒を楽しめました。

料理には統一感のカケラもありませんが、こういうグダグダでお気楽な家飲みってわたし好みでしたねぇ。









> 参加者の皆さんへ

 先日はおつかれさまでしたー!!またなんぞネタがあれば家宴会やりましょうねぇ〜。



<同日後刻 リンク追加>

こばやしさんのブログのこの宴会についての記事へリンクを張っておきます。

*B級的・大阪グルメ!ブログ:えて吉さん宅で持ち寄り宴会

<後日 リンク追加>

ishさんのブログでこの宴会についての記事がアップされたのでリンクを張っておきます。

*foodish:”雑”食記:えて吉さん宅で持ち寄り宴会


posted by えて吉 at 15:23| Comment(2) | TrackBack(1) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月31日

ツレ夫婦と鱧メインの家宴会

色々とイベントネタでアップしたい記事が溜まってて長野旅行のネタも途中なんですが家宴会ネタをアップさせて頂きます。

溜まってる記事はどんどん詳細が薄れて行ってるんですが、宴会料理もぼちぼちヤバイんで先に上げておきます。

今回のお客さんは平野区の加美で喫茶店「Cafe La lune de l'est(カフェ ラルーンドエスト)」をやってる友達夫婦でした。

宴会の直接のきっかけはHALUさんの「鱧を冷酒でやりたい」っていう呟きでした。

私も鱧は好物で、スーパーなんかにゃ春頃から並んでましたが旬の時期まで我慢してました。

もう梅雨に入ったんでぼちぼち解禁してもええかなぁって思ってたところに上の呟きが流れたんで飛びついてしまいました。

それ以前にもツレ夫婦二人と香川のツレあーるやんを加えた4人での宴会を企画してたんですよねぇ。

まだ春になるかならんころに一旦セッティングしたんですが、直前になってメンバーの体調不良で延期に。

GWの手前に私からもっぺん声掛けたんですが、日程が合わず不調に。

あーるやんからの連絡を待ってたんですが、色々と忙しいようで沙汰止みになったままでした。


やる予定やった宴会が1回宙に浮いたままやったんで、とりあえず鱧を食うってのだけを目的に軽く集まることに。






宴会をやったのは7月5日の日曜日でした。

宴会の献立を組むのは誰が相手のどんな時期でも苦労はするんですが、HALUさんを招く時はさらに悩むんです。

香辛料が苦手やし、普段店で洋食なんかも作ってるからそっち系は避けたいところ。

和食好きやからそれで固めりゃええんですが、私が作る料理って純粋な和ぁじゃないのが多いから困るんですよねぇ。

おまけに和食を作るとなっても、HALUさんは本式に和食の職人として修行してたからプレッシャーもキツイんです。

いくつも思いつく料理を並べて、当日の作業性とか味の偏りとか直前までかなり悩みました。



ある程度メニューが絞り込めた宴会前日には羽曳野の道の駅へ買い出しに出かけました。

この道の駅にはJA大阪南がやってる「あすかてくるで」っていう農産物の直売所があるんです。

木曜日が定休日で週末の宴会に余裕を持って買い出しに行こうと思って2〜3回定休日に当たってるんで、今回はちゃんとそれを避けて金曜日に。

宴会用だけでなく自分が食べる分も含めてだいぶ色々と買い込めました。



前日に道の駅で仕入れた野菜たち

*前日に仕入れた野菜たち

安くて新鮮な野菜がぎょうさん買えてご機嫌でした。

空芯菜なんかはこの日の自分の晩ご飯にしました。


昼過ぎには家に帰って、昼ご飯のあとぼちぼちと宴会料理の仕込み作業をスタート。

宴会当日には朝から手元にある食材で仕込みをいくつか。

部屋とトイレの掃除を済ませたら、買い出しへ。

活魚屋の「大昌」とスーパーを回って、いくつかの食材を調達して昼過ぎには家に帰りました。

昼からの仕込みは割と簡単で夕方前には事前の調理は完了して、ゲストの到着を待ちました。





4時半頃連絡が入って、もうすぐ着くと。




5時頃に二人が着いて宴会スタート。



まずは乾杯ってことで、旦那のSやんと私はハートランド、ビールを飲まないHALUさんは缶チューハイで乾杯。



黒豆の枝豆でまずは乾杯

*黒豆の枝豆でまずは乾杯

最初のアテを出すまでのつなぎに枝豆を出しました。

これは前日に枝付きのヤツを一つずつハサミで両端をカットして塩ゆでにしてありました。

丹波の方だと黒豆の枝豆が出るのって秋ですが、先週の地場のヤツはもう並んでました。

冷凍の枝豆も平気で食べるんですが、こうやってちゃんと茹でるとやっぱり違うなぁと思いました。





二人には枝豆を摘まんでてもらって、ちゃちゃっと盛りつけ。





冷菜ばかりの「前菜盛り合わせ」

*冷菜ばかりの「前菜盛り合わせ」

まだ梅雨明け前で、こんな冷菜ばっかりは失敗やったかと当日になって思いました。

でも、二人は日々厨房で暑さにヤラれてるから夏っぽい冷製のあてがありがたいって言うてくれました。

料理は左から

焼きなす、プチトマトの酢醤油浸け、マグロの南蛮漬け、モロヘイヤのおひたし


焼きなすは前日に焼き網を使って汗をかきながらしこみました。

二人に味付けの希望を聞くと、生姜醤油ってことやったんでそれで出しました。

私も焼きなすにはショウガ醤油が一番やと思うんですが、お客さんってことでごまダレにすりごまとミョウガみじん切りを加えたタレを用意。

残すのも寂しいから自分の分はごまだれで行っときました。

ミニトマトは前日に仕込みをしました。

十字に切り目を入れて熱湯に一瞬放り込んで皮を湯むきにしてから、酢、煮切った酒&味醂、だし、醤油、ショウガなんぞの浸け地へ。

だしは前日にたっぷり引いて、ペットボトルに分けて用意してあったんでちょっとした味付けにも出汁が使えました。

マグロの南蛮漬けは、私がスーパーで見かけるたびに買うてしまうマグロのすき身を使って作りました。

お客さんに出すのにすき身みたいな部分を使うのはどうかって意見もあるかもしれませんけどねぇ・・・。

南蛮漬けをメニューに入れることは事前に決めてたんですが、あんまりピンとくるモノがなく、鮭か鯛で妥協しようかと思ったんです。

でも、両方ともありきたりでオモロいないんで初めてでしたがマグロでやってみました。

私の実家で作ってた南蛮漬けは濃い口醤油をたっぷり入れた甘酸っぱいタイプなんですが、今回はお客さん向けにあっさり上品タイプにしました。

スライスのタマネギと彩りにパプリカをちょっぴり。この辺の彩りは、自分一人じゃ入れんからお客さん向けですわ。

モロヘイヤは茎から葉っぱを取って熱湯でサッと湯がいて、ようく水気を絞ってから包丁で細かく叩きました。

それをメンツユを薄めたもので味付け。食べにくいんでそのまま口に持って行けるようにちびグラスに盛り付けました。



この前菜の盛り合わせを出して、私もしばらく席について一緒に飲み食い。






「蒸し鶏のおろしポン酢」と「マグロの山椒醤油煮」

*蒸し鶏のおろしポン酢和えとマグロの山椒醤油煮

前菜の続きって感じでしゃべってる途中で追加しました。

蒸し鶏は何日か前に作って凍らせてあったやつを解凍して使いました。

マグロは南蛮漬けと同じすき身です。冷凍してあった山椒の実を使って佃煮風に炊いてやりました。





しばらくしゃべってから、この日のメイン料理その1を。




ちょっぴり贅沢して「岩牡蛎」

*ちょっぴり贅沢して「岩牡蛎」

宴会のきっかけになった「ハモ」意外にもなんぞ魚を買おうと思ってましたが、ちょっとした贅沢で夏らしい岩牡蛎を。

この殻付きの岩牡蛎が1つ380円だったかと。

一つがグローブくらいある巨大なヤツも売ってましたが、そっちは一つ780円。

それを3つも行くのはあまりにも贅沢が過ぎると思って、小さい方にしときました。

最初のヤツはHALUさんへ、2つめはSやんへ、そして最後のヤツを自分が食べようとしたんですが、殻開けにえらく苦労。

Sやんが隙間を見つけてくれたんで、なんとか牡蛎剥きナイフを差し込むことが出来ました。





開けるのに苦労した最後の「岩牡蛎」

*3つめは開けるのに苦労した「岩ガキ」

開けられへんかったら自分だけ蒸しガキかなんかで食べんとしゃあないと諦めかけました。(^^;)

でも、こうやってちゃんと生ガキで食べられて非常に嬉しいかったですわ。

バカデカイやつには手が出ませんでしたが、まずまず食べ応えがあってご機嫌でしたよ。





この日のメイン?「鱧ちり」

*この日のメイン?「鱧ちり」

メイン料理その2って感じでしょうか・・・。

鱧の料理の定番である”落とし”をお出ししました。

骨切り済みの生のハモを買うて、自分で茹でてやりました。

酒と塩を入れたお湯でサッと茹でたら氷水に取って、冷めたらすぐに皿に上げて一つずつキッチンペーパーで水気を取ってやりました。

タレはチューブの梅を酒と味醂の煮切りで伸ばしたモノと、市販の酢味噌を用意。



夏に一度は作りたい「ずいきの煮物」

*夏に一度は作りたい「ずいきの煮物」

ずいきと冬瓜は夏の間に一度はやりたいと思ってるんですよねぇ。

この煮物の出来を厳しくチェックして貰うと、

塩気が少し足りてなくて、味がぼけてる。出汁の風味が勝ちすぎてるから、出汁にもう少し水を加えたら良かったとのことでした。

料理屋で出るような薄味の煮物が作れるようになりたくて、頑張って塩を控えたんですが、やり過ぎたようです。

ダシはむちゃくちゃ濃すぎないようには気ぃつけたんですが、こんだけ素材が大人しい時は水で薄めてもええってのは勉強になりました。




小鯛の酢漬けと蛇腹キュウリの酢の物

*小鯛の酢漬けと蛇腹キュウリの酢の物

前菜から酢の物好きのHALUさんに合わせてお酢を使う料理を多めにしました。

でも、この小鯛はこんな風に酢の物にする予定じゃなかったんですよねぇ・・・。

蛇腹キューリには焼き穴子を冷凍して持ってたから、それを合わせようかと思ってたんです。

小鯛はほんまなら別の一品になる予定が当日になってパーになってしまったんです。



予定では、こういう感じにしたかったんですよねぇ・・・。




試作した「手まり寿司」

*試作した「スモークサーモンの手まり寿司」

しばらく前に初めて酢飯を合わせて、初めて手まり寿司を作ってみたんです。

宴会の途中でほんの一口こんな寿司が摘まんで貰えたらオモロイとはずっと前から思ってたんですよねぇ。

でも一口のためだけに宴会当日にご飯を炊いて、酢飯を作るのは無理があるなぁ・・・と。

で、試作した時に酢飯を多めに作ったんで、それを冷凍保存しといたんです。

ところが、当日の買い物を終えて手まり寿司を仕込む段階になってビックリ。

解凍した酢飯がロウ細工のようなボッソボソの食感でまったく食べられなかったんです。(>_<)

小鯛の酢漬けはスーパーの市販品ですがけっこうしたんですよねぇ。

新ネタのためやから奮発したのに、肝心の酢飯がアウトではどうしようもなく既に封を開けてたから酢の物にしたという次第です。

酢飯が冷凍出来ないなんて知らんかったんで、かなりショックでしたわ。




島らっきょの塩漬け

*島らっきょの塩漬け

塩漬けっていうか、塩もみっていう方がええんですかねぇ・・・。

活け魚屋の野菜コーナーにあったんで、急遽メニューに採用。

ちょいとした箸休めに沖縄の産品なら夏らしいかと加えました。






段取り的には少しは濃さのある肉モノ?として、ここで鶏の手羽中を出そうかと思ってました。

ちょっと大きめの手羽中があったんで、それを山椒醤油かエスニック風のタレにさっと漬けてから焼こうと思ってました。

でも、二人の腹具合と次の一品を確認したら無しでええかと。




というわけで、焼き物はなしでラストの一品へ。






ラストは「鱧鍋」

*ラストに「鱧鍋」

かつおと昆布の合わせ出汁に、たっぷりのハモの中骨をぶち込んでコトコト炊いておきました。

ハモの旨みを出すためだけにハモ荒を買うたんですが、そのおかげでなかなかええダシが出てました。

そこに新タマネギと豆腐を入れてしばらく煮込み、最後にハモの切り身を加えて火を通したらすぐに玉子で閉じてやりました。

上品な甘みのあるダシで食べる鱧もかなり旨かったですわ。



しっかり食べて、色々飲んで、のんびりしゃべって、ええ時間を過ごしました。

忙しいのにわざわざ店を早じまいして遊びに来てくれたツレ夫婦には感謝です。


> あーるさんへ

 時間があったら次は4人でやりましょー。連絡待ってるでー。



*朝の体重:58.50kg(納得行かんけど、大幅オーバー)

*今月の休肝日:9日(今日は選択の余地なく休肝日)
 
 
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2014年03月12日

日生でカキオコ&坂越の牡蠣で家宴会

今シーズンの牡蛎はぼちぼち終わりそうですが、先月末の28日にうちの家でやった牡蛎宴会の模様をご紹介します。

この企画自体は今シーズンではなく、昨シーズンの終わり頃に持ち上がったような気がします。

たしかインド料理を作って食べる集まり「グルコバ」で何人かの方と牡蛎を山ほど買い込んで家で宴会をやったら楽しいやろうってな話をしてたんです。

昨シーズンは間に合わず、今シーズンの宿題になってたんですが、1月26日に「グルコバ34」がありました。

私は第2回からずっと参加してたんですが、あいにくこの日は父方の婆さんの納骨のための法事があって欠席。

欠席したグルコバで常連さんおよび某お代官さまがカキ話で盛り上がったようなんです。

何度かカキを買い込んでご家族にかき料理を振る舞ってるmyblackmamaさんが揚げたてのカキフライの旨さを語ったとか語らんかったとか。

なんせその場におらんからどんな方向性でやるのか分からんのですが、うちの家で宴会をやることになったようです。

その後、お代官さまから連絡を貰って日程を調整。

まず、昼間に岡山県の日生(ひなせ)でカキオコを食べてから、赤穂の坂越で牡蠣を買い込んで夜に家宴会をやるってことで参加者を募集。

当初はishさん、myblackmamaさん、だいこんさんが朝から参加ということに。

だいこんさんは夜に別件で宴会が入ってて、カキオコだけの参加予定でした。

その後、myblackmamaさんは都合でカキオコは不参加になり、夕方から家宴会のみ参加ということに。

そもそもmyblackmamaさんはグルコバでの話を本気にしてなかったそうで、当初はこの企画のことをすっかり忘れてたというオチつき。

今回、私は宴会場の提供と運転手がメインでmyblackmamaさんに料理を任せるつもりだったんで焦りましたわ。(^^;)




2月28日の金曜日が宴会当日。

朝の5時起床、6時頃家を出発して大東市へ。

まずだいこんさんを車に乗せて、阪神高速で神戸の兵庫駅へ。

ishさんが合流したら、今回は後が使えてるので高速に乗ってサクッと赤穂へ。

赤穂インターチェンジで地道に降りたのは日生に直接向かうには早すぎる時間だったので、先に坂越で買い出を済ませることに。

昨シーズンだったかにmyblackmamaさんに教えて貰った「功結水産」を目指しました。

カキを扱う水産加工業者が固まった一角の奥の方にある業者さんなんですが、ここへmyblackmamaさんが事前に連絡して剥き身を予約してくれてたんです。

坂越の港についたのは10時15分頃。剥き身の受け取りは10時以降と言われてたんでバッチリでしたね。



まずは赤穂市坂越の「功結水産」で牡蛎を買い出し

*功結水産でカキの買い出し

加熱用として非常にコストパフォーマンスのええ剥き身を扱ってるのはいくつかある業者の中でもここだけとのこと。

何でも加熱用として出してる身は卵を抱いてて、しっかり新鮮やけど鮮度と関係なく当たる可能性が少し高いんだとか。

でも、モノとしてはこちらの方が味がええそうです。



赤穂市坂越の「功結水産」の値段表「

*功結水産のカキの値段表

1.2kgあたり1000円になります。

myblackmamaさんからは「殻付きは予約要らんから、一人1kgぐらいでええちゃうか?」と言われてました。

最終的な参加者は8人だったんですが、ちょっとだけ控えて「3.6kg3000円」と「2.4kg2000円」の2つを買うことに。

一つ上の写真で写ってるピンク色のバケツが3.6kgの方だったかと。

前回は非常に愛想のええおねえちゃんやったんですが、今回の人はかなり物静か。

せっかく予約して行ったんやから「予約ありがとうございます。」ってな愛想の言葉の一つも欲しいところでしたが・・・。

とはいえ、バケツに入れるカキは一つずつ手で持って、いくつかは水槽に返してたんでええヤツを選んでくれてたようです。

それに黙って重さを量りながら、いくつかずつオマケもしてくれてました。

というわけで、殻付きのカキだけでおそらく実質7kg近かったんじゃないでしょうか。






買い出を済ませたら来た道を戻って日生へ。





日生の海に近いスーパーの横にある公立の駐車場に車を置いたのが11時9分でした。

一緒に行っただいこんさんは今回が初めてのカキオコやったんで、ishさんと相談の末お店は「ほり」をチョイス。




岡山県日生のお好み焼き屋「ほり」

*日生のお好み焼き屋「ほり」の店構え

ほりはしばらく休業してたんで、最初は並びの「浜屋(みっちゃん)」がええかと思ったんですが、ishさんが再開してるっていう情報を持ってはったんでそれならと「ほり」へ。

店選びの基準としてはローカルな食べ物を現地で食べるっていう雰囲気を重視。

何度も行ってる「もりした」は料理としての完成度は非常に高いんですが、逆に洗練されて過ぎる気もするんです。

そこで森下は次以降のお楽しみにしてもらうことにして、地元っぽさを優先しました。

店に着いた時は空席があったんで、すぐ席に着くことが出来ました。

もりしたは開店前から並ぶから、休業が響いたんかと思ってましたが、ほどなくお客さんが詰めかけて外にまで行列が。

宴会を控えてちぃと気ぜわしかったんで、待ちが無くて良かったですわ。



日生の「ほり」のカキオコ

*日生「ほり」の豚入りカキオコ(1100円)

普通のカキオコは900円やったんですが、もりしたでカキと豚の相性がええのを体験したんで豚入り(1100円)を注文。

お二人には「ぜひどうぞ」とお伝えしてビールを飲っていただきました。

今回入ってたカキはかなり粒が大きくて食べ応えたっぷりでしたねぇ。

ほりでは牡蛎の大盛り、倍増ってメニューにもありましたが、そんなにぎょうさんお好み焼きの上に乗るんですかねぇ。

牡蛎の量はスタンダードでしたが十分たっぷりに感じましたわ。

ほりに来たのは久しぶりでしたが、ここも非常に旨かったですねぇ。

オススメの店として十分ひとに紹介出来るなぁと思いましたわ。





いつもならカキオコ1枚では収まらず、もう一枚行くか「山東水餃大王」に行くところですが、今回は宴会のためにサクッと撤収。

初めてのだいこんさんには日生の町をゆっくり楽しんで貰えずちと申し訳なかったです。

帰り道も高速も空いてたんで順調に走れましたねぇ。


うちの家に車を止めたのが2時16分でした。






私は日生でビールを我慢したので、家に帰るなりとりあえずビールを飲らせてもらうことに。(^^;)






家に着いて一杯やるためのアテ

*家に着いてすぐ一杯やった時のアテ

玉子は、だいこさんの差し入れで殻付きのまま塩水に漬けた塩玉子の燻製です。

右奥はishさんが買うて来てくれはったパンだったでしょうか・・・。

左奥は私があてに用意した若ごぼう(葉ゴボウ)です。





牡蛎は宴会を待とうかと思ったんですが、どうせやることもないんで3人で摘まむことに。





ちなみに今回仕入れた牡蛎の全量はこんな感じです。






殻付きと剥き身で合計12kgの牡蠣

*殻付き牡蛎と剥き身

サイズの比較のために缶ビールを並べてみましたが、写真じゃ迫力が伝わらないですねぇ。

実際に目にするとあまりの量の多さに思わず笑ってしまうほどでした。

なんせ殻付き6kgに加えて剥き身も1.5kg入りのチューブが4本!!

殻付きの6kgって殻の重量がかなり多いでしょ。それに較べて剥き身は、当然ですが全部カキの重さ。

それが6kgもあるともの凄い量でしたわ。

剥き身が1本1500円で6000円。

殻付きと合わせて12kgで11000円の大量仕入れでした。

これがけっこうな金額なんで今回は参加者の方から2000円会費をいただいてしまいました。

さすがに一人で払うのキツイんで、仕方ないですね。



まずは殻付き牡蛎を生で

*まずは殻付きのカキを生で

ちょっと殻を開けるのに苦労しましたが、ishさんとだいこんさんが開けてくれました。

私は宴会に備えて部屋の段取りやらちょこちょこ作業があったんですよねぇ・・・。

生ガキも色んな味付けで食べられるようにと思ってましたが、そのまま何にも付けず食べても全く問題なし。

殻の中の海水で塩気があるし、クサミは全くなし。

レモンだけ、ポン酢、レモンとケチャップなど色々試しましたけどね。


私は夕方にちょっとだけ仕事絡みの用事があったんでお二人に留守番をしてもうて何分か中座しました。


殻付きの蒸しガキ

*殻付きを蒸しガキに

蒸しガキは他の参加者が来始めてからやったんでしたっけねぇ。

生だけを食べて文句はないんですが、こうやって熱が入るとまた違った香り、味で嬉しいですねぇ。

これも自然の塩味がついてるんで、あんまり調味料が無くてええ感じでした。







今回の主役のmyblackmamaさんが到着されたらまずはカキフライの用意から。

別の宴会に行くだいこんさんがmyblackmamaさんのカキフライだけは絶対に食べてから行くってことやったんで先に用意したんです。

こだわり派のmyblackmamaさんはカキフライのコロモ付けにもかなり気合いが入ってましたねぇ。

まず、パン粉はあったんですが、乾燥タイプじゃなく生パン粉を用意しろと事前に指示が来てました。

今回はしませんでしたが、小麦粉は事前に振るってから使う。また粉を打つ時はハケを使ってひだにまでちゃんと粉を打つんだとか。

まるで和食の職人さんのような仕事っぷりでした。

私もカキフライの仕込みを手伝ったんですが、衣を付けたヤツがもの凄い量で、その辺の食堂レベルじゃなくてどっかの給食か炊き出しのようでした。


myblackmamaさん渾身の「カキフライ」

*myblackmamaさん渾身の「カキフライ」

「みんなにホンマに旨いカキフライを食わせたるー!!」

ってセリフに偽りは無かったですねぇ。

新鮮そのもののカキを丁寧にフライにするとたまらん旨さでしたわ。

ピクルスを買うてあったんで、簡易なタルタルソースもどきを用意したり、ウースターソース、レモン、塩なども出しました。

それぞれの方が思い思いの食べ方を試してはりましたわ。

揚げたてを食べて貰うために、参加者が来るたびに揚げたんで盛りつけた量は少ないですが、総量はかなりのもんでしたわ。


新品の油を使ったんですが、あまりに量を上げたんで一気に油がヘタりましたねぇ。

そのせいで途中で油がえらく泡立って、しまいにはコンロに油がの泡が溢れるまくる始末。

私がフライに使った小麦粉をひっくり返したり、ジントニ用の薄手のグラスが割れたりとけっこうドタバタ。





メインの調理はmyblackmamaさんが担当してくれましたが、こばやしさんもカキ料理ネタを披露してくれました。


神戸にある中華料理店「別館牡丹園」式の「煎生蠔」なるもんやそうです。

牡蠣をまず数秒熱湯に通して刻み、牛脂と共に玉子に混ぜて揚げ焼きにするという料理です。

店で食べたら2000円するという高級料理で、かなりの量のカキを使う割に嵩が低いからなかなか家庭ではやりにくいんだとか。





中華風牡蠣オムレツ(煎生蠔)を作成中

*広東風かきのお好み焼き

チヂミの用にかなりたっぷりめの油を引いて揚げ焼きにしてはりました。



初めて食べて旨かった中華風牡蛎オムレツ(煎生蠔)

*初めて食べた中華風牡蠣オムレツ

店で出してるヤツを食べたこと無いんで本物の再現度合いは分かりませんが酒によう合う味でしたねぇ。

珍しさもあってかなり嬉しい一品でした。

詳しい作り方はこばやしさんのブログをご覧下さい。

 *B級的・大阪グルメ!ブログ:別館牡丹園式「煎生蠔」-広東風牡蠣のお好み焼きのレシピ、作り方




オニオン&ガーリック風味のカシューナッツ

*オニオン&ガーリック風味のカシューナッツ

これは*あきこ*さんの差し入れです。名前の通りガーリックとオニオンの風味がよう効いてナッツ類をあんまり食べない私にも美味しかったですわ。



写真とは取れなかったんですがLAKSAさんが個性の強めのウォッシュ系チーズを持って来てくれはりました。

それはishさんがお気に入りのパン屋で買うて来てくれたバケットと一緒に食べました。




豆もやしのナムル

*豆もやしのナムル

あっさりした野菜系のツマミもいるかと私が用意しました。

これ以外にもピーマンをスライスしてさっと湯がいたモノも用意してありました。

そっちはオイスターソースと醤油、辣油なんぞで和える予定でしたが出番無し。

若ごぼうの煮物は冒頭に出して、あとでもう一度出したんでしたっけねぇ・・・。

最終的にけっこう余ってたんで出すの忘れたかも。

あと、牛すじとコンニャク、厚揚げをかつお節と昆布の出汁で炊いた煮物も保温鍋にたっぷりと。

こっちもだいぶ余ったんですが、何人かの方にお願いして持って帰って頂きました。

蕪の酢漬けも箸休めに用意してましたが、これは一切出番無し。

ウニとクリームチーズを混ぜたモノも当日に用意したんですが、食べませんでしたねぇ。

あと、大きめのブロックの冷凍馬刺しを買うてましたが、これも出番無し。

こいつは一人じゃ食べられんからまたいつか家宴会する時に出しましょうかね。

何種類かのキノコを細かく刻んで炒め合わせたキノコペーストもタッパにたっぷり一杯ありましたが、これも出番無し。

食べるモンが足らんのは寂しいから多めに用意して余るのはしゃあないですわね。



丁寧な作り方の「中華風蒸し牡蛎」
*中華風蒸し牡蠣

これはmyblackmamaさんの作りはったヤツです。

牡蠣を器に盛ってまず蒸して、蒸した時に出た汁を煮詰めてタレに。

白髪ネギを盛った上から煙が立つほど熱くした油をジュッジューと注ぎました。


写真を撮り忘れたんですが、〆として牡蠣ご飯もmyblackmamaさんが用意してくれました。

5合のご飯と、ご飯より多いくらいの牡蠣を混ぜるという贅沢バージョン。

まず牡蠣を鍋で炊いてから、牡蠣は取りだしておいて、煮汁でご飯を炊いて、ご飯の蒸らしのタイミングで牡蠣を戻すという丁寧な作り方。

もの凄い牡蠣の量なんで〆のご飯モノっていうより、酒のアテのようでした。




私は他に念のために鶏ムネ肉の蒸し鶏を用意してありました。

水菜とサラダにしてもええかと思ってましたが出番は無し。

酒はビールを色んな銘柄30本ほど用意、スパークリングワインはみんなで4本空けて、他にも日本酒だのなんだのと。




今回の参加者にはishさんの会社の後輩の方が一名初め加わりはりました。

初対面の方でしたが、バタバタしててあまりちゃんとおもてなし出来なかったかも。(^^;)

こんな適当な宴会って私には好みですが、初めての人は戸惑いはったかもしれませんね。





皆さんは電車がある時間で帰りはったんですが、私はそこから後片付け。

食器やグラス以外に、料理に使った鍋だのフライパン、バットの類いが総出やったんで洗い物をやろうにも場所が無い状態。

しばらくはどこから手ぇをつけてええか分からんほどの混乱具合でしたわ。

で、3時過ぎまで掛かってなんとか洗い物を完了。

いやー、朝の5時に起きて、夜中までよう遊びましたねぇ・・・・。

大人買いなんて言葉がありますが、今回みたいに産地でええ素材をアホほど買い込むと値打ちがありましたわ。






もし、来年もやるなら個人的には買い出は私一人で前日にでも行って、もうちょっと余裕を持ってやりたいもんですなぁ。

さすがにカキオコとセットやと色々と無理があるように感じましたからね。(^^;)




*B級的・大阪グルメ!ブログ:えて吉さん宅で牡蠣宴会




*朝の体重:57.95kg。(モツ鍋を食べ過ぎたら全く余裕ナシ)

*今月の休肝日:4日(昨日は酒を抜きました)



<後日 追記>

ishさんのブログにも記事がアップされたのでトラックバックを掛けていただいてますが、リンクも追加しておきます。

写真たっぷりで製作過程も私の記事より多いのでより宴会の雰囲気を楽しんでもらえると思います。


*foodish:”雑”食記:アホほどカキを食べる宴会


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2013年12月18日

「終わりよければすべてよし」やのに・・・

今月の初めに東京からのお客さんがうちに来てくれてた時の飲み食いをザックリご紹介しておきます。

イベントネタは色々溜まってるんですが、あんまり順番にこだわらずにアップさせて頂きます。

今回のお客さんのSさんは4日の水曜日に関西に出張でおいででした。

Sさんは木曜日と金曜日に休みをとってくれるとのことだったので日曜日まで一緒に飲み食いすることになりました。

水曜日は神戸で夜までお仕事で、迎えに来てくれるならその日にうちまで移動してもいいと聞いてました。

8時頃に家を出て地道をゆっくり走って9時半頃神戸に到着。

10時過ぎにSさんを出迎えて車の屋根をおろしたまま大阪へ。

その日は家に帰ってから簡単なツマミで一杯飲って2時過ぎに寝ました。





翌日、Sさんは知り合いと西宮でお昼ご飯を食べるってことだったので、うどんを朝ご飯に食べて貰って送り出し。

昼を過ぎてからチャリで地元の活魚屋「大昌」へ買い出しに。

狙ってたモノを無事にゲットして、その他の買い物も済ませて家に帰ってのんびりと仕込み。




お客さんがあったら手料理を食べて貰おうとは思うんですが、この日は自分の料理は横に置いて大事なお客さんとちぃと贅沢をすることに。

最初は外に出かけてもええと思ったんですが、大昌に行ったら良さげなモノがリーズナブルに買えたんですよねぇ。




前菜にてっさやふぐ皮湯引きなど

*前菜にてっさやふぐ皮湯引き

今回のテーマは冬の風物詩である「ふぐ」。

事前にてっちりはどうですか?って話を振ったら、それならコースでフグ三昧を希望されました。

てっさはプラ皿ですが、これが1人前で553円というお得な値段。

やや厚みがあって、噛みしめるとちゃんと旨みがあったんでモノは悪くないように思いました。

フグ皮はたっぷり入ったパックが440円やったんでこちらもリーズナブル。

手前は初めて作ったカブラの酢漬け(べったら漬け?)。

ちょっとしたツマミにええやろうと思ったんで、事前に仕込んでおきました。

酢には昆布、鷹の爪の輪切りと煮切った味醂と酒を加えておきました。

砂糖は使わず甘みを控えめにしたんですが、Sさんには「甘過ぎに美味しい」とお褒めいただきました。

タコの煮物も初めて作ったんですが、味はほぼ狙い通りでしたがタコがだいぶ固くなってしまいました。

色んな作り方の中で炭酸で煮るってのがあってそれを採用したんですけどねぇ・・・。




Sさんの意見で、てっちりは出さずにまずこのアテだけでのんびりやりました。

普段は紙パックの安い日本酒ばっかりなんですが、今回はSさんに飲んで貰おうとカニの旅行の帰り道に地酒を買うて来てありました。

Sさんは冷やで、私は燗酒でのんびりとやりながらてっさを楽しみました。

ある程度前菜が進んだところでてっちりをスタート。





前菜に続いてメインの「てっちり」

*前菜に続いてメインの「てっちり」


大昌では何種類かのさばき済みのフグがパックされて並んでました。

お買い得品ってヤツは2000円ちょっとであったんですが、せっかくのお客さんやから大盛りのヤツをチョイス。




大昌の「てっちり」大盛り

*大昌の大盛りの「ふぐ」

この写真ではさっぱりサイズが分からんと思いますが、さばいた正身(まさみ)はけっこうなサイズでした。

全体でだいたい900グラムほどありましたねぇ。

ちなみにこれで4000円やったんで、フグ屋で食べるのと較べるとスゴイ量でした。

ちなみにフグの本体は中骨から身を左右に切り分けて、そのサクの1本は翌日に残しておきました。

大きな荒は出刃で半分に割って食べやすく。

野菜なんかは無理に食べずにふぐを中心に食べたんですが、サク1本除けても十分でしたわ。



フグは身を半分残してもたっぷり

*たっぷりあったフグの身

手前の皮と奥の荒は全部食べましたが、正身何切れかは多すぎたんで残しておきました。

外で食べたらフグの唐揚げが付くことも多いですが、それを除けば十分フグ尽くしと言えたんじゃないでしょうか。

贅沢なモンは誰と食べても旨いけど特別なヒトと食べるとさらに美味しく感じましたわ。






翌日の6日は8時ご飯頃に起きましたが、この日は朝からお楽しみが待ってました。






前日の鍋ではフグの身だけでお腹いっぱいになったんで〆は入れず。



てっちりの醍醐味は最後の雑炊にあると言えるんで、その楽しみは翌朝に置いてました。




翌朝はフグの身たっぷりの雑炊

*翌朝はフグの身たっぷりの雑炊

鍋の最後でよけておいた身をここに加えてやりました。

アラも一つ残ってて、〆なら取り除く野菜はそのまま具として。

ふぐのだしだけじゃなく身まであったから朝からかなりご機嫌な食事になりました。





Sさんは何度も関西に来てるけどまだこっちで粉モノを食べてないと。

そこで近所にオープンしたスーパーをチェックしに行くついでに外でたこ焼きを食べることに。

最初行った商店街の店は潰れてなくなってたんで、今里筋に出てイカ焼きも置いてるお店へ。




初めての粉モノ「たこ焼き」と「イカ焼き」

*初めて食べてもうた「たこ焼き」と「イカ焼き」

お店の中でも食べられたんですが、外で食べる気で缶ビールを持って行ってたので、近所の公園へ。

なんとか外でビールも楽しめる気温だったので良かったですわ。





軽く粉モンを食べてから、新しく出来た阪急オアシスってスーパーをチェック。

夕ご飯で要る物をちょこっと買うて家へ。



Sさんはこの日の6時から30分ほど電話で仕事の打ち合わせをしはることになってました。

酔うてしまったらアカンので昼にビールをちょっと飲んだだけで夕方は仕事終わりを待ってました。

ただ、昼の粉モンが二人で食べるには少なめやったんで私は腹が減ってしまいました。




ちょっとだけやったら飲んでもええって言うてくれたんで、仕事の電話の前にちょっと摘まむことに。





まずは蒸し鶏で軽く一杯

*蒸し鶏で軽く一杯

蒸し鶏が好きだと聞いてたから、アテ用に事前に仕込んでありました。

炊飯器で20分ほど保温して、その後しばらくそのまま置いたんですが、ほぼベストな出来でした。

火は通ってるけど身は薄っすらとピンク色。

つけダレはごましゃぶのタレに、今回のために新しく作っておいた自家製の中華風醤油ダレをプラス。

香辣脆と香菜の茎のみじん切りを加えてやりました。






電話での仕事が終わったらこの日の飲み食いが本格的にスタート。





かなりたっぷりあった「てっさ」

*かなりたっぷりあった「てっさ」

前日に半身残してあった冊から私が柳刃包丁で引きました。

とてもじゃないけど”てっさ”とは呼べん厚さですが、てつぶつと思えば問題なかったかと。

写真のようなヤツをそれぞれ1皿食べたんで二日目もご機嫌でしたねぇ。





このフグとはこんなもんを一緒に飲りました。





てっさと一緒のやったシャンパン「Louis Chaurey」

*てっさと一緒にやったシャンパン「Louis Chaurey」

このシャンパンはSさんが海外からお土産に買うて来てくれはったもんです。

私はふだん和食にわざわざワインやスパークリングワインを合わせようとはしないんですが、この日はこのシャンパンを一緒に楽しみたくてオープン。

日本酒もええけど、こういう泡モノも良かったですわ。



さて、てっさは食べ物としては贅沢品ですが、この日は残り物であり脇役でした。




この日の主役はチーズでした。






この日のメインはチーズの「Montd'Or(モンドール)」

*この日のメインはチーズの「Montd'Or(モンドール)」

モンドールって以前通ってた割烹の大将に頂いて一度だけ食べたことがあるんですが、こんなレアなモノもSさんからのお土産でした。

一緒に楽しもうと思ってるモノがあるとは聞いてましたが、こんな珍しいモンが出てくるとは予想もしてなかったんでビックリ。



モンドール(Montd'Or)はボルドーの赤ワインと共に

*モンドールはボルドーの赤ワインと共に

赤ワインもお土産に持って来てくれはったモノ。

バケットのパン、ポテト、オクラ、ブロッコリーなんぞをチーズの引き立て役に用意。





翌日の7日は起きた時はごく普通でした。

すじ肉とコンニャクを炊いた煮汁があったんで、それを再利用してうどんを用意。

一緒に食べたあたりから急に頭がぐるぐるして気持ち悪くなりました。

2時間ほどソファで休ませて貰った無事復活しましたけどね。






小ネタをアテに軽く一杯

*小ネタをアテに一杯

手前の左はベッタラ漬けに使った蕪の葉っぱです。

大きな葉が付いてたんで、固い茎?軸?の部分は真ん中の塩漬けに。

緑の柔らかい葉っぱの部分はジャコと一緒に炒め煮にしてやりました。

手前右は、山菜の水煮にちゃんとしたカツオと昆布で引いた出汁を使って味付けだけしました。

右奥は今回の家宴会のために作ったわけではないんですが、自家製のなめ茸です。

甘みを控えて山椒の実と一緒に炊いてやりました。




蒸し鶏をもう一度

*蒸し鶏をもう一度



チーズのモンドールも一度では食べ切らなかったのでこの日も楽しませて貰いました。





さらにSさんの希望ですじ肉を洋風に料理。



すじ肉とゴボウのトマト煮込み

*すじ肉とゴボウのトマト煮込み

すじ肉はこの日のために下茹でして冷凍してありました。

トマトソースも仕込んであったので、インスタント料理でも作るくらい簡単にお出し出来ました。


この日も楽しく飲み食いして満足な一日でした。





最終日の8日の日曜日は布団の中で目が覚めた時から胃が不調。

起きてからも違和感があったんでしばらくソファーで寝転がるハメに。

私が横になってる間にSさんは台所の洗い物や使った食器の片付けをしてくれました。


最終日に体調がイマイチになってしまい自分の不快感以上に、ゲストのSさんに申し訳無い気持ちでした。

Sさんとは何度かお会いしてるんですが、毎回のように最終日あたり胃が不調になってしまってます。

私が緊張しすぎたり、帰りはったら当分会えないと思うから精神的なストレスが胃に来るみたいなんですよねぇ・・・。

今回、Sさんはかなり気分を害され私はホンマに申し訳なく平謝りしたんですが許しては貰えず。



最終日に部屋で不機嫌なまま何時間も過ごすのはどうかと思ったので、空港に送る前に少しドライブへお誘い。

外はええ天気やったんで信貴山ドライブウェイからええ景色でも見てもうたら気晴らしになるかと。

屋根を下げて行ったら、ドライブウェイに入る前から天気は悪くなるし、山の上はかなり寒いしで途中から屋根を降ろして走る羽目に。

ドライブウェイを抜けて中環に入ったらそのまま伊丹空港へ。

Sさんからは「当分会いたくない」と言われたままお見送り。



Sさんをうちに迎えるにあたっては、お出しした料理以外にも、色んな食材を買い込んで用意したりしてたんですよねぇ。

朝ご飯に旅館みたいおかずを色々並べられるように食材を揃えたり、ラム肉の骨付きを冷凍の真空パックで仕入れていつでも出せるように準備したり。

細かいトコでは新しい玉子を食べて貰えるように何日も前から調整して買い置いたり。

納豆も新しいヤツを買えるように調整したし、冷凍ご飯もちゃんと食べ切って炊きたてご飯を出せるようにしたり。

その他にも事前には細々とした仕込みを楽しくやってたのに、終盤に自分で自分の胃をヘタらせて全て台無しにしてしまいました。

色んな意味で悔いの残る家飲みとなってしまいました。
 
 
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2013年11月10日

東京からゲストとの飲み食い その2

1日から4日まで知り合いが遊びに来てた時の飲み食いネタの続きをアップさせていただきます。

1日目の飲み食いについてはコチラにありますので、よければそちらもご覧下さい。

初日は昼間から飲み続けて誕生日の祝いやらなんやらを口実にスパークリングワインだけでも4本空けちゃいました。

ゲストのSさんは11時頃にソファーで沈没したんで、私も早めに寝ることに。

この日はちょっと寝苦しくて途中なんどか目が覚めた上に、3時半頃にははっきりと目が覚めてしまいました。

腹が減って寝直せん感じやったんで朝の4時頃に虫押さえでアイスクリームを食べてみたり。

そこからもういっぺん布団には入ったですが、うとうとしただけで6時過ぎには起きました。



前日の打ち合わせ?でこの日はドライブに行くことになってたんで、予定よりはちょっと早かったけどSさんを起こして出発。




内環を南に走りながら朝メシを食べるところを探しました。

対面の店に入るのはキライなんですが、腹が減りすぎてたんでUターンまでして「なか卯」へ。

二人ともかけうどん280円を食べて腹ごしらえ。

中環と外環の交差点を右折して、外環を走って371号線へ左折。

橋本を通って国道370号線だったかから480号線?で高野山へ。

三連休の初日だったせいか、平日にばっかり行ってる私には違和感があるほど交通量が多かったですわ。

いつも素通りするんですが中の橋の無料駐車場に車を入れて、奥の院へ。

ちょうど紅葉のええタイミングでのんびり奥の院へお参りました。

車に戻ったら、高野龍神スカイラインへ。

私の大好きなドライブルートをご案内。

ごまさんスカイタワーに寄ろうかと思ってたんですが、ちょうど12時頃で駐車場が混んでたのでパス。

この辺を走ってる頃にちょうど腹が減ってたんで、龍神温泉のすぐ手前にある道の駅「龍神」でお昼ご飯。

山菜うどんをしばいておきました。

龍神温泉に入ろうかとも思ってたんですが、Sさんはあんまり興味ないとのことでパス。

ずんずん走って阪和道の有田ICからは高速へ。

4時頃には家に帰り着きました。

今回走ったルートは私みたいなドライブバカにもお腹いっぱいになるんでおつきあいいただいたSさんには感謝でした。






高速に乗ったあたりから家に帰って飲むビールが非常に楽しみでした。






帰ったらとりあえず盛りつけるだけのものをお出ししてビールで乾杯。








シンハラ・アチャールとカキのオイル煮

*シンハラ・アチャール風と牡蛎のオイル煮

まずはこの2品だけ出して、ビールをゴクゴク。

凝ってた体がじんわり緩んでいく気ぃがしましたわ。




あじのきずしとごぼう巻き

*あじのキズシとごぼう巻き

半身残ってたアジのきずしをカット。

この日は無理して洋風に食べるんではなくて、ごく普通にワサビ醤油で食べました。

レモン果汁入りのワインビネガーで締めてましたが、わさび醤油でも全く問題なかったですわ。

2日経つと締まりすぎるかと思ったんですが、そんなこともなくこの日も美味しく食べられて良かったですわ。

奥のごぼう巻きは高速のお土産売り場見つけたもんです。

紀州名物ってことで買うてみたんです。

蒲鉾のような生地とゴボウをなんかの魚の皮で巻いてありました。

こいつはちょっとばかり甘みがキツいのとゴボウに完全に火が通ってあんまり歯ごたえが無かったですね。




キャベツのナムルと残り物

*キャベツのナムルと残り物

キャベツは前日に出してもええと思って、あらかじめ塩もみにしてあったもんです。

白ネギのみじん切り、ごま、塩をごま油のなかで軽く火を入れたタレを用意してありました。

それとニンニクを加えてなんちゃってナムルとしてお出ししました。

それ以外にレバーの赤ワイン煮とスーチカーも並べました。









前日取りやめになったクリームシチューは中華風に味を付けることに。





クリームシチューの予定が「中華風スープ」に

*予定が変わって中華風スープに

ショウガやニンニクの風味をプラスして、創味シャンタンやガラスープの素、ニョクマム(魚醤)でてけとーに味付け。

シチューにするなら入れようと思ってたブロッコリーとジャガイモはパスしときました。

薬味に刻んだ香菜を添えてやるとシチューっぽさは全くなくなってなんの違和感もなかったですね。

念のためにと煮込む時に香辛料やハーブをなんにも入れなかったのが良かったですわ。

クリームシチューは苦手って言うSさんはこのスープをかなり気に入ってくれたようでお代わりまでしてはりました。

シチューなら半分くらいは余ると思ってたのに、結局この日で食べ切ってしまいました。



焼き穴子と三つ葉のサラダ風

*焼き穴子と三つ葉のサラダ風

この穴子は週の初めに道具屋筋に行った帰り道に黒門市場で発見。

値段は忘れましたが、一匹だけやったんでそんなに高くはなかった印象です。

店の人に聞くと3〜4日くらいならもつって言われたんですが、念のために凍らせてました。

朝が早かったこともあってSさんは10時半頃に沈没。


私も前日ほとんど寝てなかったんで、11時頃には布団に行って、この日はおしまい。





3日は8時頃に目が覚めて、ゲストのためにコーヒーでも入れるかと思いながら起きました。

そしたらすでにSさんが起きてたんで、ビックリ。

とりあえずコーヒーを入れて、そのまましばらくダラダラ。




9時過ぎから朝うどんを用意することに。






2度目のカレーうどん

*2度目のカレーうどん

初日の夜に作りすぎたカレーうどんのダシをそのまま流用。

ダシはたっぷりでないとっていうSさんのリクエストでちょっと増量しましたけどね。




朝に「冷たいぶっかけうどん」

*朝に冷たいぶっかけうどん


カレー出汁は二人分もなかったので私はぶっかけにしときました。



この日はあいにくの天気でチャリに乗って飲みに行きにくい空模様でした。

昼か夜は外食しようってことになったんですが、チャリに乗れないとなると電車嫌いの私には色んなお店がじゃまくさい遠さでした。

悩んだ末にうちから電車一本で行ける新世界へ行ってみることに。

Sさんは何度か大阪に来てるけど、新世界は行ったことないっていうんでちょうどいいかと。

最初はホルモン鍋の「たつ屋」と決めて行ったんですが、店の前には5〜6組以上のお客さんが並んでました。

並ぶ気はなかったのでサクッとパスして、じゃんじゃん街の「ホルモン道場」へ。

盛り合わせと店の大将が勧めてきたハラミやったかなんかを一皿、これにキムチを摘まんでサクッと切り上げ。

通天閣周辺まで軽く歩いてから落ち着いた雰囲気の「半田屋」へ。

ここでは腰を据えてじっくり飲み食い。

何品かの料理とビールに熱燗も入れてけっこうご機嫌でした。


そして3軒目は沖縄系のツマミも置いてる「丸徳」へ。

ホルモンの煮込みを摘まみながらBGMの島唄を楽しんで外飲みは完了。





外飲みを終えて家に帰ってからもダラダラと飲み食い。





スモークサーモン入りポテサラ

*スモークサーモン入りのポテサラ

シチュー用に下茹でしてあったじゃがいもにスモークサーモンを刻んで混ぜ込み、マヨネーズとコーヒーフレッシュで味付け。

ブロッコリーはそのまま盛りつけて出してしまいました。

まだまだたっぷり残ってたアチャールもお出ししました。



韓国土産の手長ダコのキムチ

*韓国土産の手長ダコのキムチのパッケージ

これは前回のゲストであるmiki_dogさんから頂いた韓国お土産。

パッケージには「混ぜご飯用テナガダコ」って書いてありますが、ツマミとしてお出ししました。






手長ダコのキムチとスパークリングワイン

*テナガダコのキムチとスパークリングワイン

泡モノはSさんのために5本買い置きしてましたが、結局全部飲みきってしまいましたねぇ。



11時過ぎにはSさんが沈没したんで、洗い物を終えたら12時前に寝たと思います。



翌日は朝起きると二日酔いのせいか胃がえらく不調でした。

シャワーして朝ご飯を食べると楽になるかと思ったんですが、逆に気持ち悪くなってしばらくソファーで死んでました。

ある程度復活して1時過ぎには家を出てSさんを空港へ。

この日はSさんが帰ったら友達夫婦が参加してるプラモデルの展示会とグルコバ常連のだいこんさんがやってた1日バーイベントに行くつもりでした。

でも、結局胃の調子が悪く両方断念。


最終日はちょっとばかり情けないことになりましたが、丸3日間よー飲んで食べましたわ。






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2013年11月09日

メイン無しで東京の知り合いと家宴会

この前の連休に知り合いが遊びに来てくれた時の飲み食いについてご紹介します。

1日の金曜日から3連休を合わせて4日まで遊びに来てくれたのは東京に住むSさんという方。

今年は夏を過ぎてから東京の知り合いが3人も大阪に来てくれたことになりますねぇ。

事前にメールでやりとりをしたんですが、私の料理を食べて貰えることになったので初日は家宴会と決まりました。

飛行機で来られるとのことやったんですが、飛行機の便を聞いてビックリ。

先月うちに遊びに来てくれたmiki_dogさんと全く同じヤツでしたわ。

miki_dogさんを空港に迎えに行ったのに、Sさんを迎えに行かんのは失礼すぎるので今回も空港に行くことに。

1時過ぎに到着ということで、今回も出来るだけ前日までに買い物を済ませて仕込み作業をしておきました。





当日は朝からいくつかの準備をやって11時過ぎには家を出て伊丹へ。




この時も前回のお迎えに続いて飛行機が到着する1時間以上前には空港に着いてました。

えらくええ天気で、車を止めたのが屋上やったんで、しばらくは屋根を開けた車のなかで時間つぶし。

30分ほど前には南側の到着ロビーへ。

ちょっと迷った末に、これまた前回と同様551蓬莱の豚まんを食べて腹ごしらえ。

定刻に着かれたSさんを迎えたら、すぐ家に向かって出発。

帰り道も阪神高速はスキスキでサクッと2時過ぎには家に着きましたわ。






まずは久しぶりの再会を祝して泡モノで乾杯することに。






前菜の三種盛りとスパークリングワイン「Whispers」

*前菜の3種盛りとスパークリングワイン

しゃべってたらSさんの誕生日が今月やと分かったんで、まだ誕生日には早かったけど、そのお祝いも伝えながら乾杯しました。

すぐ出せるモノってことで用意しておいたのは手前から

・マグロのすき身のトマト煮

・牡蛎のガーリックオイル煮

・鶏レバーの赤ワイン煮込み

です。

マグロのすき身は前日だったかに自分のおかずに買うたすき身の残りです。

葱鮪鍋をやって余ったヤツを、佃煮にでもしようかと思ったんですが、泡モノのアテになるようトマト煮込みしてみました。

残り物を客人に出すってのは、どうやねん!!って言われそうですが、美味しいと言いながら食べてくれたんでヨシとしときましょう。

ちゃんとSさん本人にもねぎま鍋からの流れは白状しましたよ。(^^)


牡蛎はまだちょっと旬には早いかと思ったんですが、冬に近づいてるって言う季節感を出したくて入れました。

オイル煮は前にも作ってるんですが、今回はちょっとだけ作り方を変えました。

生ガキをまず塩水のなかで振り洗い。

いつもならこのままオイルで煮るんですが、今回は先に塩を入れた熱湯でサッと湯がいてみました。

湯がいてからキッチンペーパーで水気を拭き取って小鍋へ。

軽く塩コショウをして、ガーリックオイル、月桂樹を入れた上からヒタヒタになるまでオリーブオイルを注ぎました。

大鍋にたっぷりのお湯を沸かして、小鍋をその大鍋のフチに引っかけて湯煎に。

霜降り?にしたおかげで、あんまり中から汁が出なかったように感じます。

あんまり数がなかったんで味見はせんかったんですが、ほどよい塩味も付いててまずまずの仕上がりでした。

オイル煮だったら日持ちがするかと思ったんで3日前に仕込んでおきました。




鶏レバーはいくつかにカットして、水に浸けてから一つずつ血を洗い流してやりました。

事前に他の料理から出たくず野菜をたっぷりの赤ワインの中でコトコトと煮込んでおきました。

ワインが半分くらいに煮詰まってから、ウースターソースを加えたりして味を調えて冷ましておきました。

キレイに水気を拭き取ったレバーをワインの煮汁へ。

沸いたら弱火にしてコトコトとゆっくり煮込みました。今回は前々日に仕込んだので傷まないように中までキッチリ火を入れました。

ほんまは中心部はちょっとピンク色が残ってるぐらいの方が、ネットリとして好みなんですけどね。







この前菜をツマミながら私も一緒に飲み食い。






しばらく喋ってから2品目をお出ししました。







洋風の「鯵のきずし」

*洋風の「鯵のきずし」

この料理は前回miki_dogさんが来てくれた時に迷った末に献立から外したモノなんです。

それが頭に残ってたんでSさんとの宴会メニューに加えてしまいました。
 *この事情についてもちゃんとSさんに説明しましたよ。
 

アジでキズシを作ろうと決めたんですが当日はやっぱりバタバタしそうに思ったんで仕込みは前日に。

活魚屋のアジやと大きすぎると思ったんで平野のマックスバリューへ。

ちょっと小さいと思ったんですが198円だったかで刺身になるアジがあったんでお買い上げ。

次にメインで使ってるスーパー「万代」に行くと、買うたばっかりのアジよりもうちょっと大きめで理想的なサイズのヤツを発見。

万代はいつも丸の鯵を置いてないのに、買うた直後にええサイズを見つけて悔しかったですわ。


仕込みは酢で締まりすぎないようにと思ったんで、夜になってからやりました。

まず三枚おろしにしたんですが、ここんとこ割とサクッと行ってたのに、今回は半身についてはすこし不細工な仕上がりになってしまいました。

おろした身に塩をするんですが、今回は魚体が小さめやったんで塩はやや軽めに。

その代わり塩で締める時間は25分とやや長めに。

25分経ったところで塩を水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取りました。

そこにワインビネガーを掛けてさっと酢洗い。

また表面を拭いてから、冷蔵庫で30分ほど寝かしてやりました。

事前にビニール袋にワインビネガーとレモンの絞り汁半個分を合わせて、昆布とローリエを漬けておきました。

純粋な和風の”きずし”じゃなくてスパークリングに合うよう洋風にしてみようと思ったからです。

寝かした鯵をキッチンペーパーで包んで、ビニールの酢へ。

30分酢に漬けたら、取り出して表面の酢を拭き取ってからラップで包んで保存。

前菜を摘まんでから、皮をはいで、小骨を骨抜きで抜いてカット。

どういう味付けで食べるかとSさんに聞くと、ワサビとレモン汁を混ぜてオリーブオイルを足したドレッシングはどうかと。

初めてやると思いますが、そのタレを上からかけてやりました。

私は生の刺身に近い浅めの締め具合が好きなんで一晩経ったらどうかと思いますが、締まりすぎることもなくまずまず文句の無い仕上がりに思いました。

Sさんはキズシがお好きだそうで、けっこう喜んで食べてくれてたような気がします。





2本目はロゼのスパークリングワイン

*2本目はロゼのスパークリングワイン

最初の泡はサクッと開いて、チェイサー代わりのビールもやりつつ2本目はロゼに。








なんちゃって「シンハラ・アチャール」

*なんちゃって「シンハラ・アチャール」

これは何年か前のグルコバで出て、皆さんに好評で私も気に入った一品です。

その後、こばやしさんがレシピを公開してくれたんで自分でも作ったことがありました。

メインのカリフラワーを1個だけにしても、全体としてかなりの量が出来るんでちょっと勇気がいるんですよねぇ。

けっこう辛くするつもりやったんで、実家のオカンや妹は食べられず押しつけにくいんです。

そうなるとゲストがあんまり食べてくれんかったら、私がひたすら食べるか、傷ますかしそうですからね。

これも日持ちがするので3日ほど前に仕込みました。

こばやしさんのレシピは一応読んだんですが、最終的な作り方はいつののようにてけとーで。

全部ワインビネガーやともったいな気ぃがしたんと、酸っぱすぎるのは嫌で白ワインも使うことに。

白ワインのアルコールを煮切ってから、ビネガーを加えてその中で野菜を順に熱してやりました。

生に近いカリカリした食感を残すために、野菜への火の通りは半分ぐらいで止めておきました。

使ったのはカリフラワー、大根、ニンジン、タマネギです。

ここに御幸通りの韓国ストリートで買うた生の唐辛子を加えたんですが、こいつはビックリするほど辛さがキツかったですわ。

割と辛さに強いっていうSさんがざく切りの唐辛子を食べてみたんですが、洗面所で舌を洗うほど辛がってはりましたわ。

私もたいがいの辛いモンには自信がありますが、ムシャムシャ食べたいとは思えんくらい辛かったですねぇ。

唐辛子以外はかなり好評で、Sさんからは無理によそにあげなくていいとのコメントを貰いました。







貝柱の中華風カルパッチョ

*貝柱の中華風カルパッチョ

貝柱はこの写真に写ってるのが全部です。

4つほどだけ買うたんですが、食べ方はゲストに聞いてから思ってたんで事前には用意せず。

炙っても香りと甘みが際立ってええですねぇなんて喋ってましたが、最終的には自家製の中華風醤油だれを落として食べることに。

醤油だれの上からごま油を置いて、あしらいに香菜を散らしましたが、写真を撮ってからSさんの希望で香菜だけもっとたっぷりプラス。

料理としてはヒジョーに簡単ですが醤油ダレを気に入って貰えて良かったですわ







スーチカー(沖縄風塩豚)

*スーチカー(沖縄の塩漬け豚)

何日か前から真っ白になるくらいの塩をまぶして仕込みました。

前日だったかに薄い塩水に浸けて、塩抜きをしてから茹でました。

30分ほど炊いてから、保温鍋で3時間ほど保温したかと思います。

脂身の脂はわりとよく抜けててしつこくはなかったですね。

辛みをご希望やったんで以前miki_dogさんに貰うた台湾産の辣椒醤を添えました。





具だくさんの「ヤムウンセン」

*具だくさんの「ヤムウンセン」

これは事前のメールでのやりとりでSさんから希望があったもの。

こういうエスニックなサラダ系って夏っぽいイメージがありますが、この日は天気が良かったんで全然違和感はなかったですね。

酒の肴になるように、お腹が膨らみ過ぎないようにと、春雨は控えめでエビと豚肉の細切れを多めに。

ニョクマム(魚醤)、スイートチリ、ニンニク、レモン汁などと生とうがらしのみじん切りを混ぜたタレで味付けしました。

この一皿も写真を撮ってからシャンツァイをたっぷりプラス。

私の作る料理ってどれも”てけとー”、”ええかげん”なんでSさんに満足して貰えるか心配でしたが、問題はなかったようです。






手羽中のエスニック風

*手羽中の焼き物 エスニック風

この手羽中を焼いたヤツは10年くらい前から作ってる私のオリジナル料理です。

醤油、魚醤、唐辛子、香菜、オイスターソース、味醂なんぞを適当に混ぜたタレに漬け込んで焼いてます。

仕上げに香菜を散らしてさらに唐辛子を振りかけました。

けっこうな本数があったんで半分くらいは残るやろうと思ってたんですが、Sさんがえらく気に入ってくれて全部食べ切ってくれました。






最後に〆としてお出ししたのがコチラです。









メインがボツになって〆に「カレーうどん」

*〆にカレーうどん

こんなカレーうどんを泡モノの最後にお出しする予定ではなかったんです。

メインっぽいモンとして鶏のクリームシチューを用意してたんです。

ちょっと寒くなってきてクリーム系のシチューもええかと思ったんです。

ちょうど自分が食べたかったってのもあるんですけどね。

味付けは市販のシチュー用のルーを使うつもりでした。

でもそれだけじゃオモロないんで、前日から仕込み。

手羽元を4〜5本使ってスープを取ることにして、ざく切りの生のタマネギや面取りしたニンジンを一緒に長時間煮込みました。

手羽元はだしがら状態になると思ったんで、それとは別に骨付きのもも肉を買うてありました。

下茹でしたジャガイモと固めに茹でたブロッコリーは最後に入れることにしてスタンバイ。

前日にルーまで溶かして仕上げても良かったんですが、念のため仕上げはお客さんが来てからすることに。

料理を半分くらい出した時点でSさんに確認したんですが、なんとビックリ。

クリームシチューはかなり苦手だとのことでした。

無駄にならなくて良かったんですが、おかげでメインがなくなってしまいご希望に合わせてカレーうどんを作るコトになったという訳です。

カレー出汁は白だしとメンツユなんかで適当に作りましたが、なかなか好評でした。




2時半頃からスタートした宴会は昼酒から夜飲みになだれ込み、11時頃にゲストがソファーで沈没するまで続きました。

ビールはそんなに飲んでないですが、結局二人でフルボトルのスパークリングワインを4本も空けてしまいました。(^^;)

これで初日の飲み食いはおしまい。2日目以降はあんまり新しいネタがありませんが、近いうちにアップする予定です。






posted by えて吉 at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

東京からのお客さんとの飲み食い 3日目から最終日まで

東京から知り合いが来てた時の飲み食いネタの3日目(13日の日曜日)を出来るだけサクサクッとご紹介します。

最初から読んでやる方は一日目の記事からご覧下さい。

ちなみに2日目はコチラになります。



前日は次郎吉の後、家で3時半頃まで飲んでたんですが、私は7時半頃には目が覚めてしまいました。

起きた時は二日酔いはなかったんですが、まだちょっと酔うてるような感覚でした。

次郎吉が濃ゆ過ぎたせいか全身に疲れが残ってる感じで朝ご飯を作るのも億劫でした。

miki_dogさんが起きてきはってしばらくしたら、朝ご飯は丸亀製麺に行こうとお誘い。

うどんを食べてから道の駅の野菜直売所を見に行くことにして家を出発。

北巽の丸亀は朝うどんをやってるんで、まずはその店へ。





丸亀製麺で朝うどん

*丸亀製麺で朝ご飯

この店では”朝うどん”と称して11時までは素うどんと同じ280円でわかめとかき揚げの乗ったヤツが食べられるんです。

店に着いたのは10時半頃でまだ”朝うどん”が食べられたんですが、miki_dogさんも私もかき揚げが欲しくなかったのであえて並のかけうどんをチョイス。

だるさの残る体にダシがよう染み渡って旨かったですわ。



丸亀を出たら前日の夜通った俊徳道を通り過ぎてひたすらまっすぐ外環へ。

いつものように六万寺の交差点を右折して外環を南へ。

初日からだったと思うんですが、火鍋をやろうというアイディアが出てました。

miki_dogさんは東京でちょくちょく火鍋を食べに行ってるそうで、私がだいぶ前に中華系の食料品店で買うたペーストを使って鍋にしようと。

私は火鍋を食べたことがなく何を入れるかも分かってませんでしたが、miki_dogさんが食べた慣れた材料を道の駅で探すことにしました。

外環を走ってまずは道の駅「しらとりの郷・羽曳野」を目指しました。

ここにはJA大阪南農産物直売所「あすかてくるで」っていうのがあって、品揃えが豊富でちょくちょく行ってるんです。

日曜日ってことで駐車場に入るまで何台か並んでましたが、パスせずにちゃんと並びましたよ。

ここでいくつかの野菜を仕入れたり、お土産を貰いっぱなしのmiki_dogさんに気に入りはったポン酢をさしあげたり。

羽曳野の道の駅を出たらまた外環に戻ってどんどん南下して次は和泉市にある規模の小さめの道の駅「いずみ山愛の里」へ。

あんまり期待せんと寄ったんですが、黒豆の枝豆があったんでそれを一束買えたんで寄った甲斐がありました。

外環沿いにもう一カ所道の駅があったんですが、そこはパスしてどんどん走って旧の26号線まで。

その頃にはだいぶ腹が減りだしてて昼飯の話になりました。

ちょくちょく丸亀製麺が現れたんですが、さすがに1日に2回も行くのはアホすぎるやろうとパス。

それでもどっかでうどんを食べようって話にはなって、まず旧26号線の岸和田にあるチェーン系のうどん屋へ。

何度か行ってるトコで、そんなにすごくはないけど、腹減ってたから妥協しようと。

ところが店の前まで行くと日曜日だというの店は閉まってました。

そこからさらに走って浜寺公園の手前にあるお気に入りのうどん屋「友泉」を目指すことに。

住之江区にあるもう一軒のお気に入りのうどん屋「秀吉」には以前お連れしたんで友泉もチャンスがあれば紹介したいと思ってたんです。

ところが店の前まで行くとここも開いてませんでした。

そして、最後はその先にある「はちまん」っていううどん屋へ。

ここはカレーうどんに力を入れてるようで、カレーうどん好きのmiki_dogさんも私もカレーうどんを注文。


腹ぺこでたどり着いた堺の「はちまん」のカレーうどん

*3軒目の正直でありついた「八幡」のカレーうどん

私は食べたことがあったんですが、あんまり味は覚えてませんでした。

私は空腹やったこともあってそれなりに美味しく食べたんですが、miki_dogさんに感想を聞くとちょっと甘すぎたと。

2軒に振られて好みに合わないうどんを食べさせてしまったのはちょっと申し訳なかったですねぇ。




この日は朝から火鍋にするつもりで手元にあったペーストについてネットで検索かけたりしてました。

パッケージに「努力餐」って文字があってどういう意味やろう?って思ったからなんですが、ざっと見た限りでは意味は分からず。

日本語のサイトがほとんど当たらんかったんですが、ある方のブログで全く同じ鍋の素が取り上げられてました。

文章をざっくり読んだ印象では火鍋って言うヤツの辛さはどえらい激しい印象を受けました。





実はこの日の朝、うどんを食べに出かける前に胃に少し違和感があったんです。

腹が減りすぎてるからかなぁ・・・と思ったんでとりあえずうどんを入れたんですが、その後しばらく経っても直らず。

そうなると二日酔いが胃に来たパターンかなぁと思い、ドライブの後半でドラッグストアに寄って液体系の胃薬を飲んだんです。

カレーうどんごときは辛いモノに入らんと思ったんですが、その後も胃の違和感は消えず。

そんな状態で激辛なモンを食べるのはどうかと思ったんで、結局この日は火鍋はパスすることに。

野菜類は翌日でも大丈夫やし肉類は冷凍庫のヤツを使う予定にしてたんでパスしても実害がなかったですしね。


で、地元のスーパーで「濃い味」っていうmiki_dogさんご指定の発泡酒だけ補充して家へ。




火鍋の材料は置いておくとして、黒豆の枝豆を湯がくことに。





道の駅で買うた「黒豆の枝豆」

*和泉の道の駅で買うた黒豆の枝豆

せっかくの黒豆やし、お客さんがいてはるんで丁寧に湯がきました。

普段だったらそのまま塩ゆでするだけですが、キッチンばさみを使って両端を切り落とし、しっかり塩をまぶしてこすり合わせて産毛を取ってやりました。

黒豆といえば丹波地方が有名ですが、これもそれなりに豆の味が濃くて旨かったですわ。

火鍋をやめたんで、残り物などで適当に食べることに。





ハズレな湯葉としめじの和え物

*ハズレな湯葉としめじの和え物

これは初日の宴会用に用意してて出さなかった一品です。

阿倍野に住んでた頃は、近所に旨い湯葉をおいてる造り豆腐屋さんがあったんです。

今は近所にめぼしい豆腐屋がないんでスーパーでパックに入った市販品の湯葉で妥協。

この日初めて開けてみたら湯葉というても、薄い膜があんまりちゃんと出来てなくて豆乳と半々って感じ。

かなりハズレでしたが、とりあえず味付けしてあったしめじと和えました。



色が悪くなった「おくらのお浸し」

*色が悪くなった「オクラのお浸し」

初日はえび詰めレンコンの炊き合わせに添えたんですが、そのまま浸け地に入れっぱなしで色が悪くなりました。



すじ肉とゴボウの煮物

*すじ肉とゴボウの煮物

これは初日から食べ続けてる煮物です。

切り干し大根は半分ほど妹一家に引き取ってもうたんですが、これは何回も食べるから置いとくように言われてました。


だいぶ色が濃くなった「ラフテー」

*ちょっと色の濃くなった「ラフテー」

これは前日に食べなかったんですが傷まないように火を入れ直しておいたんです。

そのせいか初日よりちょっと色が濃くなってるように感じました。



この日は前日に続いてお土産のチビワインを開けました。




お土産のドイツワイン2本目

*お土産のドイツワイン

今回のヤツはだいぶ色が濃いように感じました。

味はけっこうコクがあって旨かったような気がします。(^^;)




残り物合作で「豆腐汁」

*残り物の合作で「豆腐汁」

miki_dogさんは色んな食べ物をちょっとでも残すのが嫌だと。

前日の朝に作ったうどんのダシが余ったんですが、それも捨てたらアカンと。

その置いてあったダシを再利用。

初日にお出しした「ひろうす」のために裏漉ししてあった木綿豆腐の残りをそのダシに投入。

さらにサラダに使ったささがきごぼうの湯がいたヤツもココへぶち込んでやりました。

それを煮込んで軽くトロミを付けて溶き卵を回しかけたもんがこいつの正体です。




ここまで食べてほどほどに腹が膨らんできたんですが、もうちょっと入りそうやったんで冷凍してある手作りの餃子を焼くことに。






冷凍してあった自家製餃子

*冷凍してあった自家製餃子

あんまり自分の作った餃子を身内以外の人に食べて貰ったことがないんですよねぇ。

市販のヤツや中華料理屋、ラーメン屋のヤツよりかなり野菜多めなんで物足りないかなぁと思って感想をお聞きしました。

すると意外なことに、「店で出てくるヤツみたい」「洗練された餃子の印象」「悪く言えば特徴が無い」との評価でした。

私はあんまりヨソにない餃子やと思ってたんですけどねぇ。

二人でこの量だったのでペロッと食べてしまいました。

一人4つやから酢醤油のタレがけっこう余ったんですよねぇ。

私は餃子が少ないからしょうがないと片付けるつもりでしたが、これにも待ったがかかりました。

タレを捨てるのはもったいないからなんとか使えとのご要望でした。




残った餃子のタレを使うためにキュウリ

*餃子のタレを使うためにキュウリをカット

冷蔵庫に使うアテもなく買うたキューリがおったんでそいつを刻んで香菜(シャンツァイ)、ラー油の「香辣脆」とで和えました。

少し食べたら玉ねぎも加えろと言われたんで、ちょうど皮を剥いて半分だけラップしてあったヤツをスライスに。



さらにオニオンスライスをプラスして完食

*オニオンスライスをプラスして完食

これでタレも余らずキッチリ完食出来ました。

ゲストに料理を作った者としてはかなり複雑なんですが、ここまでの料理で一番コレを喜んではるように感じたんですよねぇ・・・。

単に餃子のたれで和えただけやのに、「旨い、旨い」と満面の笑みで喜ばれたのはなかなかねぇ・・・。(^^;)




この日は寝不足気味やったんで11時には寝ると宣言してました。

結局寝たのは12時頃でしたが、割と早めに切り上げました。





書き始めた時は3日目だけのつもりでしたが、続いて4日目(14日)の飲み食いも書いてしまいます。







14日は5時頃に目が覚めて寝直しに失敗。

布団から出てしばらく起きてたんですが、眠気が来てくれてあと2時間ほどは眠れました。

そして10時過ぎにはそれぞれが朝ご飯を食べることに。





次郎吉の常連さんに貰った玉子で「卵かけご飯」

*miki_dogさんの朝ご飯

次郎吉の常連さんに貰うたジョートーな玉子で玉子かけご飯。

汁物はすじ肉の煮込みにつかってたダシをmiki_dogさんが自分で改良しはったもんです。

煮込みの汁も捨てようとして待ったがかかったんです。

黄身がえらくオレンジ色の玉子と、昔ながらの漬け物って感じのタクアンで朝ご飯にしてはりました。




私はというと新しい器を使いたくてうどんに。






越後屋のエサ皿を使うために「ぶっかけうどん」

*越後屋の元エサ皿で「ぶっかけうどん」

この器は100均で越後屋のために買うたったんですが、これになってから越後屋の食欲がガタッと落ちたんです。

何日か使っても食が細いままやったんで諦めて、キャンプなんかで使う紙皿にしました。

元は人間さま用の食器なんで、捨てるわけにも行かずよう洗うて私が使うことにしました。

汚いって思う方もいるかもしれませんが、お許しを。


個人的には100円のくせにうどんを盛るとけっこう映える気がしてます。(^^;)





朝ご飯を食べたらmiki_dogさんはまたのんびり。


私の胃の方はこの日もやや違和感がありました。

この日は飲み過ぎてもなかったんで、二日酔いのせいで違和感があるわけでもないなぁと。

以前、miki_dogさんが遊びに来てくれた時も胃の不調があり、今回も3日目から不調。

もしかしたら、miki_dogさんにビシバシ色んなクセや悪いとこを指摘されるせいで精神的にプレッシャーが掛かって胃に来てるのでは?なんていう疑惑が出ました。

とりあえず、飲み食いは出来るんでその疑惑についてはソッとしておくことにしたんですけどね。







小腹が空いて枝豆で一杯

*小腹が空いて枝豆で一杯

2時過ぎになると小腹が空いたんで前日の枝豆の残りをツマミながらちょっと昼酒を入れてやりました。




これで腹が少し落ち着いたんでチャリでちょっと出かけることに。



まずは鶴橋駅前まで行ってチャリを置いて周辺をウロウロ。



狙ってた飲み屋はやってなかったんで、上本町に移動することに。




立ち飲みの「得一」に行こうと思ってハイハイタウンに入ったんですが、まだ営業前。

ネットで調べたら谷九の「得一」はやってる時間だったので、すぐそばの谷九店へ。




谷九の「得一」で「たらの白子」

*得一のたらの白子

チャリで移動してたから喉が渇いて最初のビールが旨かったですわ。

料理や酒の値段、店の雰囲気を含めてmiki_dogさんの好みに合うてたようです。



得一のずりのガーリック炒めと鱧天

*ずりのガーリック炒めと鱧天

鱧天は最初にオーダーしたんですがなかなか来ず、確認するとお店の人が忘れてました。

すぐ作ってくれたんですが、忘れてたからと数をちょっと多めにサービスしてくれました。




得一の「ヒラメの刺身」

*ヒラメのお造り

次郎吉でヒラメのお刺身に振られたんで得一で敵討ち。

ビールの後はそれぞれお酒をオーダー。

私は他の店に行ってもええし、そのままじっくり飲み食いしても良かったんですが、miki_dogさんの希望で家に帰ることに。

得一では二人で3080円だけ飲み食い。




外飲みをセーブしたのは、この日は絶対火鍋を食べると決めてはったからです。






初めて食べた「四川火鍋の素」

*初めて使った「四川火鍋の素」

日本橋の「上海新天地」で買うた火鍋の素です。

「川味火鍋底料」って書いてあったようですが、底料ってのが素って意味なんですかねぇ・・・。

右上の「努力餐」って単語が気になりますねぇ。

裏面に英語で作り方が書いてあって、水で薄めてもええけどチキンスープならなお良いと。

そこで出かける前から手羽元4本と酒、生姜、白ネギの青いとこ、ニンニクなんかでスープを取っておきました。

そいつで中のペーストを薄めてやりました。


火鍋に入れた野菜類

*火鍋に入れた野菜

大きめにカットしたジャガイモ、レタス、青梗菜、しめじなんかを入れてたと思います。





火鍋に入れた豚やラム肉類

*火鍋に入れた豚やラム肉

冷凍してあったスライスラム肉としゃぶしゃぶ用の豚、むきエビを用意。


初めて食べた「四川火鍋」

*初めて食べた四川火鍋

激辛やと思ってたんで前日は胃の不調でパスしましたが、食べてみたら全然大したことなかったですわ。

以前お誘いした知り合いに火鍋は辛すぎるからパスって言われた記憶があって余計に構えてましたが私にはごくマイルドでしたねぇ。

miki_dogさんももっと辛い方がいいと、鷹の爪をキッチンばさみでチョキチョキやっては盛大に加えてくれてました。

どんどん辛くして食べたんですが、スープはなかなか複雑で旨かったですねぇ。

ペーストはもう一種類「重慶火鍋」ってヤツも持ってるんですが、そっちは辛さはどうなんでしょうねぇ。

なんとなくイメージとしては四川料理は辛いって気がするから重慶はマシなんでしょうかねぇ。

外飲みをコンパクトに切り上げましたが、その甲斐がありましたわ。

この日は寝たのが1時頃だったかと。




最終日の15日は私は8時前には起きてました。

連日好き勝手に飲み食いしてましたが、毎朝の体重はずっと56kg台でえらい軽さでした。

最終日も56.85kgという軽さでしたねぇ。



10時過ぎには一緒に朝ご飯を食べることにして、何が食べたいかお聞きするとやっぱり「うどん」と。





お客さんに出した「鴨なめこうどん」

*miki_dogさんの分の「なめこ鴨うどん」

鴨は前々日に発泡酒を買いに寄ったスーパーで割引シールが貼られてたもの。

なんとく買うて使わなかったんでこの日のうどんはえらく豪華になりました。




自分の分の「なめこ鴨うどん」

*自分の分の「なめこ鴨うどん」

実はこの日も朝から胃の調子はイマイチやったんですよねぇ・・・。

それで鴨肉は一切れだけ味見するだけにしときました。




miki_dogさんはこの日に京都で出張仕事が入ってはりました。

夕方からの打ち合わせってことで、京都までの移動はこの数日前に知った方法を提案。

うちの最寄り駅から田舎方面に3つめの「久宝寺駅」ってトコの駅前から京都駅までの直通バスがあることを知ったばかりやったんです。

その時刻を調べて1時間はほど行けるとお伝えしたら、そのルートで移動されると。

miki_dogさんは1時のバスに乗るために12時半過ぎにはビシッと仕事モードの服装と顔つきになって颯爽とうちの家を後にされました。

金曜日から丸々4日間も一緒に飲み食いしていただき、非常に楽しかったですねぇ。


というわけで、内容たっぷりな飲み食い記事は以上で終わりです。

また近いうちに一緒に飲み食いしたいものです。
 
 
 
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2013年10月24日

東京からのゲストとの飲み食い 2日目

東京から知り合いが遊びに来てくれた時の飲み食いネタの続きです。

初日(10/11)の金曜日のネタはコチラにありますんで、初めから読んでやるって方はリンク先からどうぞ。

12日の朝、私は8時に前には目が覚めたんでしばらく一人でのんびりしてました。

ゲストのmiki_dogさんからは朝はゆっくり寝たいと聞いてたので、出来るだけ音を立てないようにコソコソと。

この時期はまだ気温がある程度高くて、客間は冷蔵庫と冷凍専用庫の2台があるおかげで温度が上がりがち。

部屋の戸を開けてはったんで音を出さんように気ぃ使いましたが、もうちょっと涼しくなってたら軽い暖房代わりに良かったんでしょうねぇ。



起きて来はってから朝ご飯をどうするか聞くとうどんがいいと。

miki_dogさんに食べて貰えるように生讃岐うどんも買うてありましたが、お土産に貰った韓国の麺類「カルグクス」を食べることに。

私はカルグクスって食べた記憶なかったんですが、日本のうどんみたいに食べても問題ないと。

そこでダシは普通のうどんのモノを用意してそいつでカルグクスを食べてみることに。




お土産に貰った韓国の麺「カルグクス」のパッケージ

*お土産に貰った韓国の麺「カルグクス」

韓国で買うて来てくれたヤツなんでパッケージの表記はハングルオンリー。

唯一目に付いた数字「2−3」ってのが茹で時間やろうと判断。

この辺のことは当日アップしましたんで、詳しくはコチラをどうぞ。

なめこ好きと聞いてたんで、使い道を考えずに2袋買うてありそれを使いました。

ダシは前日の家宴会が和食やったんで昆布とかつお節で引いたヤツがたっぷり余ってて、贅沢にそいつを使いました。



韓国の麺「カルグクス」できのこうどん

*カルグクスで作ったキノコうどん

なめことしめじをダシの中でサッと炊いてたっぷりとかけました。



カルグクスの麺のアップ

*麺のアップ

カルグクスは茹でてから水で締めて、もう一度温め直しました。

麺は平べったくてツルツルの表面で、温め直したせいかコシは弱めでした。

ダシの風味がよく食べやすい麺は問題なく合うてたんで、贅沢を感じる朝ご飯になりました。





食後はmiki_dogさんはソファに寝転がって本を読んだりしながらゆっくりしてはりました。

私は小ネタをアップしたり、新聞を読んだりしながらのんびり。

この日は夕方に予定が決まってたので出かけたりすることもなく家でだらだらしてたんです。







1時頃になって小腹も減ってきたんで、軽く飲みつつ残り物を摘まむことに。


残り物を適当に盛りつけてまたベランダで飲ることに。








前日の宴会の残り物で昼酒

*前日の残り物で昼酒

・切り干し大根

・れんこんのキンピラ

・レンコンのえび詰め

・なすびの揚げ煮

・秋鮭の南蛮漬け

・うずら玉子の山椒醤油漬け

全部前日の宴会で出したものです。

どれもけっこう余ってたんで、同じアテでもいいって言うて貰えて助かりました。

夕方は外食予定やったんで、余りすぎてたら全部妹一家に押しつけんとアカンと思ってたんですが、ほとんど自分らで食べられました。

押しつけたんはけっこう量があった切り干し大根くらいですかねぇ・・・。






和食でしたが、ワインもちょっぴり舐めました。







お土産に貰ったドイツワイン

*お土産に貰ったドイツワイン

同じサイズで種類の違うヤツを3本も頂きました。

東京から重い荷物を抱えて来てもらっただけやなくて、ドイツの旅行中に買うてくれたんで2重に感謝です。

ちょっとクセのある味でしたが、昼間にちょっとずつ飲むには便利でした。

和食に合うかと思ったんですが違和感もなく美味しくいただきました。



食後は片付けを済ませたらそのまま家でのんびり。


夕方は予定では5時頃出かけるつもりやったんです。

その頃までずっと時間を潰してたくせにギリギリでごちゃごちゃと用事をしてたらちょっと出るのが遅くなりました。

電車嫌いの私に付き合ってチャリで出かけるのを了解してくれたんで2台のちゃりで出発。

家から目的地まで30分弱やったでしょうか。

俊徳道の怪しい串カツ屋「次郎吉」についたは6時頃だったかと。


一見(イチゲン)やったら開けにくそうな店の戸を開けてドッキリ。

すでにけっこうお客さんが入ってて、詰めて貰わずに座れたのは入ってすぐの2席だけでした。

店の周りには他に行くとこないのにもうちょっとで店に入れんトコでした。

L字型のカウンターの入り口そばの短い一辺には何度も顔を見てる常連さんが二人連れで座ってました。
 *その常連さん、最近は週末だけしか来てないって言うてましたが遭遇率高すぎですわ。(^^;)

席について、とりあえず瓶ビールを貰い、大将の隙を見てまずは生ものからとオーダー。


初日の家宴会で”鯵のきずし”をパスしたら恨まれてたんで、黒板に(サバの)きずしを発見してさっそくオーダー。

ところが既に他のお客さんがオーダーしてて品切れ。

続いて頼んだヒラメも常連さんが注文済み。

次郎吉のお造り類ってかなりレベルが高いと思うんですが、ほとんどが1〜2人前分しかないんですよねぇ。

オーダーは通ってたけど、まだお客さんに出てなかったんで予定通り家を出てたら食べられたかもしれなかったんですねぇ。

たしか他にもなにか言うたけどそれもすでに終わり貝好きのmiki_dogさんは貝類を狙ってはったけどこの日は入荷無し。

結局、出だしのオーダーはなにも通らず。





大将がバタバタしてたこともあって、しばらくビールを飲みながら様子を見ることに。





そうしたらいつもの次郎吉のパターンと言いますか、注文してない品がちょくちょく私らの前に。




素揚げの牛肉

*素揚げの牛肉

これは串カツ用の牛肉なんですが、この店では以前なら生食もしてました。

そんな生で食べられる肉をサッと油に通したもので、塩が振ってあってそのまま頂きました。



勝手に出てきた牛肉の串カツ

*勝手に出てきた牛肉の串カツ

これも勝手に出てきたモノ。

大将のてっちゃんが、他のお客さんの分も揚げて配給してくれました。

この日は他にも食べたんですが写真はこの2枚だけ。

カキフライだったかカキのどてだったかも出てきたはず。

写真を撮ってないだけでなく、何を食べたかほとんど記憶がないんですよねぇ・・・。

何回か行ってて、てっちゃんのオンステージ状態は体験してるんです。

開店と同時に大将はガンガンカウンターの中で飲み続けるんで、どんどん濃さがアップして客をいじりまくるんです。

ダジャレやらジョークやらについて行って適切に返そうと思うとなかなか油断が出来んのです。

だから普通でも濃ゆいんですが、この日は客も濃ゆいモン揃い。

こちらは一言喋っただけで東京弁と分かるゲストと一緒やと当然バンバン弾が飛んでくるわけです。

前の大将からだけでなく客同士が左右から撃ってくるから、食べることより回りの会話に注意するのが忙しいほど。

何回も出会ってる常連だけで無く、これぞ大阪のオバチャンっていうお客さんやらちょっと天然入ったボケを飛ばすオッチャンやら。

店の中がカオス状態で喋る声のボリュームもマックス。

食事に行ったっていうより、関西でも濃ゆい河内の下町の波に巻き込まれたって感じでしたわ。

なんかやんか食べて、よう飲んだって印象だけで料理は霞んでしまいました。


横に居った常連さんのお連れさんはジョートーな玉子を持ち込んで、大将にご飯を炊いて貰い玉子かけご飯をがっつり食べてはりました。

miki_dogさんもそれを一緒に食べてはったんですが、店を出る時に残ってた玉子と、これまた特別やっていう漬け物をプレゼントされてました。

最後にmiki_dogさんがてっちゃんと記念撮影をしてお店を出ました。



料理的には生ものが食べられず、不完全燃焼ですが店の濃ゆさでは今までで一番でしたね。

miki_dogさんは喜んではったみたいですが、私は正直疲れましたわ。(^^;)





常連さんに貰った漬け物で一杯

*次郎吉の常連さんに貰った漬け物

家に帰って貰うた漬け物で一杯。

手前がタクアンで、奥はチビッコい大根系のヤツにたっぷりの葉っぱが付いてました。

最近のタクアンはやたら甘かったりケミカルっぽい味がしますが、こいつは塩気がちゃんと効いて嫌な甘さがなくジョートーでしたねぇ。



昼酒から始まって夜までこの日もしっかり飲み食いしました。
 
 
 
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2013年10月18日

東京からのお客さんと和食で家宴会

11日の金曜日の家宴会での飲み食いの様子をご紹介します。

今回のお客さんは今まで何度かお会いしてる東京にお住みのmiki_dogさんというお方でした。

3連休とその前日の金曜日は休暇を使って遊びに来てくれることになったんで初日は家で私の料理を食べて貰うことに。

丸々4日間あったんで色んな過ごし方を考えたんですが、家宴会をやるなら初日なら目一杯仕込みが出来ますからね。

おいでになる何日か前には乗りはる飛行機の便と到着時刻も知らせて貰いました。

なにげなくお迎えに行きますよーって約束したんですが、後で考えると昼の1時頃に着くゲストを伊丹空港で迎えるなら当日の仕込み時間がぐっと短くなるんですよねぇ。

家に戻ったら出来るだけ早いこと飲み始めたかったこともあって、できる限り前日までに仕上げる方針で仕込みました。


当日の午前中は家の片付けとどうしても当日にしたかった仕込みだけをやりました。

9時過ぎには近所の活魚屋「大昌」に行って魚を調達。

この時ええ型の鯵がおったんで、ほんまは「なめろう」「たたき」「あじ納豆」「あじのきずし」なんかで食べたかったんです。

特にあじのきずしがやりたかったんですが、時間的にタイトやと気ぃが焦るんで泣く泣く断念。

鯵を諦めたことをツイッターの方で呟いたら後で

 「(迎えなんかいらんから)きずし食べたかったぁ〜」

って何回も言われてしまいました。(^^;)

前日にしっかり料理したおかげで、当日は11時頃にはやることがなくなってしまい、伊丹に向かうことに。

遅くても11時半には出るつもりでしたが、20分ほど早い出発に。

阪神高速がえらく空いてたんで12時前には空港に着いてました。

しばらく空港内の売店なんぞを探検してたんですが、30分ほど前には到着ロビーへ。

ベンチに座って到着する便を確認すると、聞いてた便が見当たらず。

「もしかして、関空やったんか?」

って、焦ったんですがインフォーメンションのお姉ぇちゃんに聞くと、ANAは反対側やと。

国際便が飛んでた頃にはしょっちゅう送り迎えに来てたんですが、到着口が南北に別れてたとはしりませんでした。

車も出来るだけ到着口に近いトコにと思って止めたんですが、結果的にえらく離れてしまいました。

時間があったんで一旦車に戻ってANAの到着口の方へ移動。

そんなことをやってたら、結局到着時刻の10分ほど前になったんで暇つぶしがいらんようになりましたわ。

到着口のそばに551蓬莱がレストランと売り場を出してたんで、豚まんを1個だけ買うてその場でパクパク。

ちょうどええ腹の調整になりましたわ。

miki_dogさんは1時半頃には無事ロビーに出てこられたんで、車へ移動してサクッと家へ。


さっそく飲み始めることにしたんですが、気持ちのええ天気やったんでベランダにイスを出して飲むことに。

キャンプ用のイスの内、私のお気に入りのヤツはmiki_dogさんに使って貰って、私はショボイやつで。

デカイアイスボックスを間に置いてテーブル代わりにすることに。飲み始めたのは2時半頃だったかと。





では、お出しした料理をご覧下さい。







まずは和風の前菜盛り合わせ

*和風の前菜盛り合わせ

今回は事前に色々とmiki_dogさんの希望がメールで送られて来てました。

その中で私が最近よくやるペーストモンはいらんと。

前回の家飲みの最初にお出ししたらパンはお腹が膨らむからイランって言うてはったんです。

パンはアカンでもクラッカーくらいでちょっと摘まんで貰おうかと思ったんですが、バッサリと却下。

出だしで私も席に着いて一緒に乾杯しながら摘まむにはありがたかったんですけどねぇ・・・。




ペーストが禁じ手にされたんで盛りつけるだけ済む和ぁなツマミを用意。

手前から「うずら卵の山椒醤油漬け」「秋鮭の南蛮漬け」「レンコンのきんぴら」「切り干し大根の煮物」です。

前日の朝イチで昆布とカツオ節でたっぷりのダシを引いておきましました。

切り干し大根は軽くもみ洗いをしてから10分間タイマーを掛けてパリッと戻しました。

ニンジンは細く刻んであらかじめ出汁に薄口と酒、味醂を加えた煮汁で煮込ました。

ある程度ニンジンが煮えてから切り干し大根を加えてしばらく煮込んだらパリパリした食感がなくならんとこで火を止めました。

蓮根は皮を剥いてから小口からスライスにしたヤツを半分にカット。

油で炒めてから酒と味醂を加えてアルコールを飛ばし、だし汁少々と塩などで味付け。

ほんまは仕上げにたっぷりの黒ごまをまぶして見た目のメリハリを付けるつもりでした。

ところが直前に黒ごまを味見すると、油が回り始めてる気がしました。

何回も使ってるゴマでしたが賞味期限は5年くらい前になってたんで、今回は諦めて白ごまで。

しっかり歯ごたえを残した薄めの味付けに仕上げました。

鮭は魚としてはあんまりオモロないですが、秋鮭って名前の通り秋っぽさで採用。

一切れの切り身を4〜5切れの一口大にカット。

軽く塩をして片栗粉を打って油で揚げ焼きに。

浸け地はあらかじめ酢、味醂と酒の煮切り、ちょっぴりのだし汁を合わせて小鍋で一煮立ちさせて冷ましておきました。

揚げたてのシャケを加えて、その上から厚めにスライスした玉ねぎを乗せてやりました。

玉ねぎは薄すぎると存在感がなくなるかと思ったんで、わざとやや厚めにしました。

酢に浸かりすぎて身ぃが固くなったりせんように、これは当日の朝イチで仕込みました。

うずら玉子はなんとなくビールのツマミにええかと思ってメニューに入れてやりました。

冷凍してあった山椒の実を3日ほど前からメンツユと濃い口醤油を合わせたトコに漬けて起きました。

前日にうずらをゆで玉子にしてキッチンペーパーで包んでから山椒醤油を掛けてビニール袋で保存。

当日の朝に味見をしたらもう味が付いてたんで、出汁から上げて置いておきました。



この盛り合わせだけでけっこう飲めたんでしばらくおしゃべり。



今回は全体を和食で統一したんで、次のヤツも和風に仕上げました。







ごぼうと水菜の和風サラダ

*ごぼうと水菜の和風サラダ

ゴボウは土付きのヤツを包丁でささがきにして、塩ゆでしました。

ニンジンは細かく刻んでから軽くチン、ひじきは戻してから出汁を使ってごく薄めの下味をつけておきました。

当日の朝にサラダ水菜を刻んで冷水でパリッとさせて、サラダスピナーで水気をキッチリ切ってスタンバイ。

宴会が始まってからごましゃぶのタレにコーヒーフレッシュを加えてゴボウに絡めてからそれぞれの素材をプラス。

あっさり目やけど、酒の肴にもなるサラダになってたと思います。






3つめは事前にリクエストされてたものです。








ごぼうとすじ肉の煮物

*ゴボウとすじ肉の煮物

すじ肉は以前若ごぼうと一緒にトマト煮込みで食べてもうたことがありました。

今回は和風で牛すじとごぼうの煮物を希望されました。

牛すじ肉はかなり手前でたっぷり買うて下茹でを済ませて冷凍してありました。

味付けは甘みを感じない程度に控えて、やや塩気をしっかりさせてゴボウやスジにちゃんと味が入る程度に。

前日に仕込んで温め直しましたが、ごぼうの歯ごたえが弱くなりすぎてなくて良かったですわ。






シマアジのお造り

*シマアジのお造り

お客さまなんでちょっと贅沢して朝イチに行った活魚屋で「シマアジ」を仕入れました。

3枚おろしにした半身のその半分、背中側のヤツが1本で1000円ほどでした。

切り立てを食べて貰うために、宴会が始まってから皮を引いて冊からお造りにしました。

歯ごたえしっかりの活きのいいお造りはなかなか良かったです。

この造り自体には文句なかったと思うんですが

 「きずし」、「きずし」
 
と言われてしまいました。






レンコンのエビ詰め、なすびの炊き合わせ

*レンコンのエビ詰めとなすびの炊き合わせ

えびの詰め方が汚くてすんません。

今回の宴会はメニューとして秋らしい季節感を出すのにかなり苦労してたんです。

秋っぽい野菜として浮かんだもののうち小芋やカボチャはmiki_dogさんが嫌いだというのでボツ。

蓮根はお好きやと確認したんで、最初のキンピラと素材はダブりますが煮物に。

冷凍のむきエビは在庫があったんですが、食感的にブラックタイガーの方が良さそうに思ったんで4匹だけ買うて来てミンチに。

たまたまスーパーで大きすぎないブラックタイガーをバラ売りしてて助かりましたわ。

こういう”射込み”料理って中に詰める具はあんまり要らないですからね。

4匹でもエビミンチが余ったんで団子にして一緒に炊いてやりました。

秋なすも季節のモノってことで煮物に。

縦に細長く3カ所皮を剥いて輪切りにして、多めの油でまず揚げ焼きに。

そこにダシと酒、味醂、濃い口醤油と鷹の爪を加えて炊いてやりました。

全体が似たような味になるのを避けるためにちょっと濃ゆい味付けにしてみました。

おくらはサッと湯がいてからメンツユを調整した浸け地で味付け。

ちょっと長すぎてキレイに立たなかったのはご愛敬。

えび詰めレンコンはカリカリよりは火が通ってるけど、ポクポクした芋っぽさが出る手前の煮加減。

一応狙ったトコにほぼドンピシャリ決まりました。

ちなみに火加減をチェックするためにエビを詰めずに同じ厚みのレンコンを一枚だけ一緒に炊いてました。

それを何回か囓って火の通り加減をチェックしたんで狙い通りに行きました。









仕上がりがイマイチやった「自家製ひろうす」

*仕上がりがイマイチの「自家製ひろうす」

ひろうす(飛竜頭、がんもどき)って、売ってるヤツはあんまり食べたくならないんですが、自分で作った揚げたてはけっこう好きなんです。

ただ豆腐の水切りから始まって、裏漉しや具の用意が手間でお客さんの時しかやろうと思わないですねぇ。

久しぶりにやったんですが、スーパーのお高めの木綿豆腐を使い丁寧に仕事したつもりがこんなブサイクな見た目になってしまいました。

油がぎょうさん余るのが嫌でフライパンに浅めに入れて揚げ焼きにしたんですが、そのせいですかねぇ・・・。

中身はキクラゲと真空パックに入ってた剥きぎんなん、ネギ、ニンジンだったかなぁ・・・。

ゲストのために気合いを入れたのにイマイチな見た目が残念でした。



お酒の方は最初のビールに続いて割と早いとこから日本酒をやってました。

冷蔵庫に珍しくあった純米酒を冷やでやりました。




次は酒の進む贅沢なオツマミ。







贅沢に「シマアジ納豆」

*贅沢に「シマアジ納豆」

普通の鯵でも文句ないですが、新鮮なシマアジを使うのは贅沢に感じましたねぇ。

しまあじの量もたっぷりでええ酒のアテでしたわ。







最後にちょっぴり濃ゆいモノを。








皮付きの豚バラ肉で「ラフテー」

*皮付き豚バラ肉で作った「ラフテー」

しつこくならないように2回下茹でをやって脂を落としてます。

赤身の部分が柔らかくなりすぎないようにある程度の煮込み加減にしています。

色はけっこう濃いですが、濃い口醤油と黒砂糖の色なんで味はわりとマイルドかと。

これを炊いたダシだけは他のと別で、アホほどかつお節を入れたら濃くなりすぎたダシを冷凍してあったんでそれを使ってます。

食後は屋内に入ってジントニを作ったりしながら飲みメインで。

スタートが早かったんで11時ごろにはお開きにしました。

洗い物もきっちり済ませて、沈没することなく布団に行けたんでええ終わり方でした。

翌朝の体重も56kg台と非常にええ数字で、初日の飲み食いは成功だったと信じておきます。
 
  
<後日 追記>

続きの記事へのリンクを追加。

2日目の飲み食いについてはコチラからご覧下さい。

 
 
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2013年09月10日

久しぶりの持ち寄り家宴会はマラソン飲み食いに

8日の日曜日にうちでやった持ち寄り宴会の模様をご紹介します。

去年の今頃、今のマンションに引っ越して少しした頃にも一度似たようなスタイルでやったんですが、しばらく前からまたやりたいなぁと思ってました。

そんな時にインド料理を作って食べる会「グルコバ」でお世話になってるこばやしさんの奥さんであるゆっきーさんから

 「また家宴会やらんのか?」

とのメッセージがこばやしさん経由で届きました。

それが8月下旬のことでしたが、日程を調整してると*あきこ*さんから8日なら空いてると。

すぐゆっきーさんからも8日はオッケーと返事があったんで、早々に日程は決定。

グルコバの常連さんを中心に何人かの方に声をかけて、都合のつくモンが適当に集まることに。

最終的には大人だけで10人近い人数になりましたが、一応食べるモノを持ち寄るということで。

メニューが決まった人には連絡をもらって調整しつつ当日を待ちました。


皆さんの料理が割と肉系になりそうやったんで、私は野菜系のツマミを中心に何品か用意することに。

当日の展開、皆さんの腹具合に合わせて調整が効くように仕上がった料理以外にすぐ食べられるアテだの日持ちする材料を揃えました。

料理が余るのはええけど、せっかくみんなが集まって食うモンや飲むモンが足らんってのは寂しいですからね。


当日までに普段使ってる居間とその隣の部屋を一続きにした宴会場仕様で皆さんの到着を待ちました。

一応スタートは12時以降ってことにして、好きな時間に来て好きな時間に帰るってことにしておきました。


こばやしさん一家とゆっきーさんのお友達hamaxさん、EGMさんなどがほぼ12時ジャストに到着。

到着するなりこばやしさんトコの娘さん2人は持参のWiiをうちのテレビに繋ぐと店開き。

大人はまずは乾杯しようと急ぎで飲み物をお出ししました。

5〜6人の宴会なら十分対応出来るようにグラスや食器を揃えてあるんですが、今回くらいの人数になるとキャパオーバー。

新しい食器は買わずに、足らん部分は紙皿やプラカップでお許しいただくことに。

最初に到着された数人の分は、事前にグラスを冷凍庫でキンキンに冷やしておいたんで”ちゃんとした”乾杯が出来たかと。

乾杯はシルクエビスでやって、簡単なアテを摘まむことに。


盛りつけるだけまで用意してきてくれたhamaxさんのお料理でスタート。




hamaxさんの「スモークサーモンのサラダ」

*hamaxさんの「スモークサーモンのサラダ」

野菜も全てカット済みで、自家製のドレッシングまで持って来てくれてはりました。

うちのマヨネーズで最後の仕上げをしたらすぐテーブルへ。


hamaxさんの「シシャモのオリーブオイルの揚げ焼き」

*hamaxさんの「シシャモのオリーブオイル揚げ焼き」

気に入ってはるおつまみだそうで、干物のししゃもをじっくり揚げ焼きにしてありました。

冷めても美味しいとの言葉通り、そのまま食べましたが雰囲気が変わって美味しかったです。



最初の乾杯用に「ペースト3種盛り」

*乾杯用に「ペースト3種盛り」

最近、宴会の出だしでペーストモンを良く出してます。

こういうヤツは事前に仕上げておけて、盛りつけも一瞬。

クラッカーに乗せるのは各自でやってもらえば、手間がかからんし、最初の酒を飲むのにしばらく保つんで便利なんです。

内容は、右から

 ・ラム肉のタコミート風
 
 ・ゆで玉子のマヨネーズ和え
 
 ・ブロッコリーのヨーグルトチーズ和え
 

しばらく前から冷凍庫にあったラム肉の薄切りを半解凍で刻んで粗みじんに。

玉ねぎのごくごく細かいみじん切り、ししとうのみじん切りと一緒に炒めて、クミンパウダー、タコス用のミックススパイスなどをプラス。

そこに冷凍のトマトソースを加えて、ケチャップ、ソースなどで甘辛に味付け。

これは塩も辛みも割としっかりめに効かせておきました。

ゆで玉子は3個分をマッシャーで潰してからコーヒーフレッシュ、粉チーズ、刻んだ生パセリ、粗挽きコショウ、マヨネーズ、塩などで味付け。

あんまりマヨネーズを使わずにワイン類にも合う、ちぃとばかり大人向きの玉子和えにしました。





ブロッコリーの和え物にはこの宴会の直前に見つけたトルコのチーズを使いました。





トルコのヨーグルトチーズ「ラブネチーズ(Labne)」

*トルコのヨーグルトチーズ「ラブネチーズ(Labne) 

宴会のためにあっちゃこっちゃ巡ってて見つけたんですが、どこで買うたか忘れてしまいました。

中身は水気の多いクリームチーズみたいでヨーグルトっぽい軽い酸味がありました。

当日まではキリのクリームチーズで別のモンを作る予定やったんですが、朝にラブネを開封して味見をしてこれに変更。

ブロッコリーを細かく刻んでコショウと一緒にラブネとよく混ぜて、軽く塩を加えて味を調えてやりました。

hamaxさんが気に入ってくれてお代わりしてはりました。



次は少しだけ少し遅れてちびっ子2人と到着されただいこんさんの差し入れを。




だいこんさん作の「まぐろのづけ」

*だいこんさん作の「づけマグロ」

ほんまは燻製にしてもええと思って下味を付けてたんやそうです。

時間切れで漬けマグロとしてそのままいただきました。

今回、前日に活魚屋の「大昌」まで行ってなんぞオモロイ生ものがないかチェックしてたんです。

でも扱いやすそうなモノが見当たらず断念してたんで、生ものがあるのは嬉しかったです。

人数が多いから一瞬でなくなりましたけどね。



EGMさん差し入れの「大根の浅漬け」

*EGMさん差し入れの「大根の浅漬け」

飲兵衛の箸休めにええやろうとEGMさんが買うて来てくれはりました。

EGMさんは酒も4合瓶の焼酎を2本に電気ブランや超高級なトニックウォータなんかも差し入れてくれはりました。


だいこんさん作の「鶏の燻製」

*だいこんさんの自家製「鶏の燻製」

燻製作りのベテランが鶏ムネ肉ともも肉の2種類を燻して持って来てくれました。

安心の美味しさって感じで、これも皆さんに好評でしたねぇ。



*あきこ*さん作の「スペアリブの黒酢煮込みと煮卵」

**あきこ*さん作の「スペアリブの黒酢煮込みと煮卵」

スペアリブを中華風に煮込んであるんですが、スパイスの香りがよう効いてて煮汁が抜群の旨さでした。

八角くらいは分かりますが、他にクローブやシナモンが入ってたそうです。

香りに甘さがあって、クローブやシナモンってカレーくらいにしか使わんので流石やなぁと。

捨てるのはもったいない思ったらhamaxさんがめっちゃ気に入って持って帰りはりました。

煮卵の黄身がええ具合の半熟やったのも皆さんに好評でした。

中華系の料理に詳しい*あきこ*さんらしい一品でした。



乾杯してしばらくすると、こばやしさんがテーブルの少し離れたトコでなにやら作業開始。

正座で座って、目の前に紙を広げては丁寧に何かを包んではりました。

小さな包みがいくつも出来ていく様子は、まるで家で内職をしてるおばちゃんのようだなんて誰かが言うてたのは秘密です。(^^;)





その紙包みは意外な調理のされ方をしてました。




シンガポールの名物料理「ペーパーチキン」

*シンガポールの名物料理「ペーパーチキン(チーパオカイ)」

以前にこばやしさんのブログで作り方の記事を読んで鶏好きとしてかなり気になってた料理です。



シンガポールの名物料理「ペーパチキン」

*シンガポール料理「ペーパーチキン」

油から上げた紙包みを長い皿にこうやって盛りつけて、各自が指をべたべたにしながら開封。

中の写真はちゃんと取れてなかったので、気になる方は上のリンク先でご覧下さい。

この料理には中国醤油と紹興酒が欠かせないんでわざわざ買いに行ってくれたそうですし、鶏にもこだわって大山のにわとりを使ってはるそうです。

紙に包まれてると蒸し焼きになるのかと思いましたが、一部は焼いたような香ばしさもあって、不思議が出来上がりでした。

この料理はメインの鶏もごちそうやけど、紙の中に溜まった鶏の汁と脂が旨いんだと。

ほんまはご飯に乗っけて食べるのがええらしいんですが、バケットを浸けていただきました。

普段カロリーだの節制だのってやってると、脂汁って泣く泣く残したりしますが、宴会なんで気にせず食べると脂の旨さを実感出来ました。




少し遅れて到着したmyblackmamaさんは、たっぷりの食材を抱えてはりました。

2品の料理を食材の切り出しや下茹でなど、ゼロからうちの台所に籠もって作ってくれてました。

揚げ物をやるってことで、まず最初にこばやしさん、そしてmyblackmamaさんが揚げてからゆっきーさんという段取りになりました。

ゆっきーさんからはmyblackmamaさんの仕上がりを待ってたら、やる気がなくなるとのツッコミが入ったので油の一部だけ取り分けて先に料理してもらうことに。

春巻きの中身は予め仕上げて包むだけにして来てくれてたんで、ササッと包んで揚げることに。

だいぶ前から調理してるmyblackmamaさんをサクッと抜き去って料理が完成。




ゆっきーさん作の「ソーセージとレンコンの春巻き」

*ゆっき〜さん作の「ソーセージとレンコンの春巻き」

中の具材はこばやしさん特製のカレーパウダーなどのスパイスで味付けしてありました。

レンコンのシャキシャキした食感とカレーの風味がよう合うて非常に旨かったですわ。

中身の味付けには発酵ペーストなる調味料?も入ってたそうです。

蓮根カレー春巻きの作り方はゆっきーさんのコチラの記事をご覧下さい。






ゆっきーさんの春巻きからしばらくして、myblackmamaさんの揚げ物も登場。

下ごしらえや揚げるのは*あきこ*さんも手伝っての完成でした。



myblackmamaさん作のシチリア料理「ブロッコリー団子のフライ」

*シチリア料理の「ブロッコリー団子のフライ」

料理名はちゃんとした正式なヤツがあるんですが、私には分からんので適当でスンマセン。

細かく刻んだブロッコリーに粉チーズ一瓶、玉子3つ入ってたのは確認してます。

ミルサーでパン粉を細かく砕いて使うあたりも本格的ですねぇ。

私は揚げたてを食べるタイミングを外してしまって、ちょっと温度が下がってましたが、揚げたては抜群やったようです。





カレー風味やイタリアンが来た後に、まったく統一感がないですが、私の仕込んであったものをお出ししました。





*あきこ*さんのリクエストで作った「菊菜の白和え」

**あきこ*さんのリクエストで作った「菊菜の白和え」

しばらく前にこばやしさんのお誘いで、*あきこ*さん、ishさん、私の4人で焼肉屋に出かけたんです。

そこでこの宴会の料理に白和えを作って欲しいとリクエストをもらった次第。

個人的には白和えって脇役の中でも地味な割にけっこう手間が掛かる印象なんですよねぇ・・・。

しかも、具は私の苦手な「菊菜」が絶対のご指名。

和え地は、近所のスーパーで一番上等な木綿豆腐を買うて来て前日に仕込み。

まず豆腐を斜めにしたまな板に置いて、上にバットと重しをして水抜き。

さらに2回キッチンペーパーに包んで水を吸わせました。

それでも水が抜けすぎてパサパサにはなってなかったですけどね。

裏漉し器にかけてから当たり鉢へ。

練りごまと当たったんですが、いきなりスプーンですくった練りごまを加えたらなかなか混ざらず難儀しました。

味付けには薄口醤油ちょっぴり、だし汁もちょっぴり、砂糖少々、塩ちょっぴ。

事前の味付けはごくごく控え目にして当日味を見てもうてから味決めをすることに。

菊菜は事前にサッと湯がいてカットしておきましたが、ちょっと湯がきすぎてダメ出しを貰いました。

コンニャクは予め細くカットしたヤツの少量パックがあったので、それを買うてまず下茹で。

別でウズラ玉子30個をめんつゆベースのタレに山椒の実と鷹の爪を加えた浸け地で煮卵?にしてました。

前日に半日浸けたらもう十分味が付いてたので、浸け地から上げて置きました。

このタレを使い回すために、ニンジンとコンニャクは薄めたタレで煮込みました。

濃い口ベースでコンニャクとニンジンの色が悪くなり心配しまたが、キッチンペーパーできっちり汁気を取って置いたんでそんなにヒドイ仕上がりでは無かったかと。

ちなみに白和えの生地を当日*あきこ*さんに味見してもらうと、甘みとして白味噌が欲しいと。

一部は少量の白味噌をプラス、一部はそのままで皆さんに味見をしてもらうことに。

もっと白味噌が欲しいって言う人、豆腐の味が濃すぎるっていう人、いや大したことないっていう人、あっさりの方が好みやって人、がっつりごまの風味を効かせたいって人、これは見事に皆さんの好みが分かれました。


ちょっとした話のネタになったんで真面目に仕込んだ甲斐があったってことにしておきます。



*あきこ*さんからは、もう一品好物の「ぬた」を希望されてました。

ところが、ワケギを探して何軒もスーパーや八百屋を巡ったんですが、どこにもなく手頃な貝類も目にしなかったので今回はボツに。

後でネットを調べると、分葱って広島が主産地だそうで、その出荷時期は9〜4月。

最盛期は11月以降って書いてあったんで、どうやらまだ旬ではなく出回ってなかったようですわ。








不人気やった「冬瓜の煮物」

*不人気やった「冬瓜の煮物」

和物の料理にあれば便利やからとかつお節を贅沢に使ったダシを引いてありました。

冬瓜は丁寧に皮を剥いて、面取りをしてから、皮目には細かく隠し包丁を入れてからたっぷりのお湯で下茹で。

それを出汁で炊いて仕上がったら、鍋ごとたっぷりの水に浸けて粗熱をとりました。

ところが、鰹だしが効きすぎてる、皮側が固い、と評価はイマイチでしたねぇ・・・。

固さとしては、個人的には狙った通りの絶妙な加減やったんですけどね。

内側はわりと柔らかめで噛んだ最後に少し皮のあたりで噛みごたえが出るって感じのつもりでした。




前菜のブロッコリー団子に続いてmyblackmamaさんのお料理が完成。






myblackmamaさん作のポルトガル料理「あさりと豚バラの煮込み」

*myblackmamaさん作のポルトガル料理「あさりと豚バラの煮込み」

アサリの砂出しから現場でやってはりました。

豚バラ肉はカットしてから赤いパプリカペーストでマリネしてはりました。

パプリカのペーストってポルトガルでは調味料として市販されてるんだそうです。

日本では手に入りにくいから、事前にパプリカをカットして、塩漬けにして、干して、塩出しして、ペーストにするという手順で自製しはったそうです。

赤みは、このペーストの色でトマトは入ってませんが、アサリの旨さと豚がよう合うてて非常に旨かったですねぇ。

このスープが抜群なんで、皆さんパスタが欲しいと。

そのうち誰かがうどんを食べるっていうんで、その一部をぶち込むことに。



中締めに「讃岐うどん」

*中締め?に「讃岐うどん」

私の朝メシに常備してる生讃岐うどんを5人前湯がきました。

myblackmamaさん作のポルトガル料理にぶち込む人、おろしぶっかけやポン酢で食べる人、めいめいが小鉢に取り分けたらあっちゅうまに無くなりました。




この後、夕方には昼間の仕事を終えられたishさんが泡盛の「カリー春雨」の一升瓶を持って参戦。



これ以外の料理の写真がないんですが、少なくとも私はもう何品か出しました。


まず、前菜モノとして冷たいままのラタトゥイユ(ラタトゥユ?)。

なすび一本、ズッキーニ一本、中サイズの玉ねぎ2個、生のトマト2個、缶のトマト1缶、パプリカ1個くらいを使ったんだったかと。

味の感想を聞くと「唐辛子で辛さがあるのはおかしい」とのことでした。

野菜だけを煮込むって、眠い味になりそうでついつい辛みを付けたのは邪道やったようです。


ちょっとした洋モノの酒のあてとして、鶏レバーのソース煮もちょこっとお出ししました。

単なるウースターソース漬けじゃオモロないんで、赤ワインとバルサミコをしばらくコトコトと煮詰めて、そこにウースターソースやケチャップ、などを色々とぶち込みました。

鶏肝はいくつかにカットして水に浸けて、一つずつ中の血を抜きました。

ソースの中にキモを加えたら、沸騰しないように注意しながら低めの温度でじっくり時間を掛けて火を通しました。

その甲斐あって仕上がった時はネッチョリとした柔らかさで個人的には満足な上がりでした。

煮汁は大きめのフライパンに移してもうしばらく煮込んでから、冷まして、レバーを漬けておきました。



上の方でちょろっと書きましたがうずらの玉子の味玉も仕込みました。

何日か前から冷凍の山椒の実をメンツユをいじったトコに加えた浸け地を用意。

うずら玉子の茹で時間って固ゆでで3分ほどらしいんで、30秒ほど手前から3回に分けて玉子を上げてゆで加減を微妙に変えてやりました。


ishさんが来てから温め直したと思うんですが、ミックスホルモンを鰹だしであっさり炊いたものもお出ししました。

地元のホルモン肉屋で500gほどのホルモンを調達して、熱湯にぶち込み10〜15分ほど下茹での下茹で。

お湯でホルモンを洗い、鍋もキレイにして水から下茹でをスタート。

沸騰したら弱火にして2〜30分炊いて、保温鍋へ。

5時間ばかり保温したら、お湯から上げて冷蔵庫へ。

今回、全て「だし」って書いたヤツは昆布とかつおぶしの合わせ出汁ですが、その2番だしで味付け。

薄口と塩、スライスのショウガ、白ネギの青いとこ、日本酒などでコトコト。

味付けも3時間ほど煮込んで、火を落としそのまま置いておきました。




野菜ものの小鉢としては、豆モヤシのナムルを用意。

これは少しだけ出したと思うんですが・・・・。


他には野菜モノとして、ほうれん草を湯がいておいて、海苔とポン酢で和えて出そうと思ってましたが、ishさんの菊菜がなかったので白和えに使いました。

ピーマンは半割にしたヤツをやや厚めにスライスしてさっと湯がきました。

これはオイスターソースにちょっと醤油と辣油を加えた一品の予定でしたが、これは出さず。



ほかに出さなかった待機組としては、完全に宴会用に買うたの茹でたタコ。

たっぷりのニンニクのみじん切りをじっくり油の中で火を通して瓶に用意してました。

希望があればガーリックオイル煮にしてもええかと。

このオプションでは冷凍のエビか、えのき、しめじ、マイタケの3種類のキノコでもやれるよう用意してました。


タコは洋風で希望がなければフライパン丸ごとで作る明石焼きにしてもええかと。

まともなだしに軽いトロミを付けてそれを掛けて明石焼き風に食べても貰うてもええなぁと思ってました。

他にはアテとして、クリームチーズと練りうにを混ぜたヤツ。

羽曳野の道の駅で見つけた、馬肉のハム?「さいぼし」の小さな塊一つ。

ちょっとだけマシな生ハム1パック、カマンベール1個、アボカド2個、他にも缶詰類やら麺類も色々用意。



結果的には料理は十分足りてよかったですわ。

酒もようさん飲みましたねぇ。ビールをしばらく飲んだらスパークリングワインも2本開けました。

クローゼットにあったボトルの赤ワインは全て開けてみましたが、5〜6本全て劣化が激しくボツに。

その後、安い箱ワインをお出ししたら、「これで十分」って言われましたが、狙ってマズイワインを出したわけではありません。

泡盛、強烈に泡立つどぶろく、焼酎、ハイボール、ジントニック、缶酎ハイ、発泡酒、みなが好きなモノを適当にやってました。



12時にスタートした宴会でしたが最終組さんが帰ったのは夜の11時。

家宴会では最長クラスにならぶマラソン飲みとなりました。

片付けの方は、途中台所に籠もってたmyblackmamaさんがかなりやってくれたんで普段から考えるとすごく楽でした。

とはいえ、皆さんが帰った後、片付けの途中で沈没して気がついたら朝の3時でしたけどね。

そから3〜40分掛けて、テーブルだけキレイにして流しの食器は見ないことにして一旦ベッドへ。

次の日の昼頃から洗い物を仕上げました。

11時間も飲み食いしてましたが、ほとんど二日酔いはなかったですねぇ。


食器が足らんかったり、グラスが使い捨てのカップやったりもしましたんでゲストの皆さんはどう思いはったでしょう・・・。


私は飲み食いの好きなモンが集まってマイペースでだらだらやれて非常に嬉しかったですわ。

参加者の皆さんには大感謝なんで、懲りてなかったらまたのご参加をお待ちしております。


*アラフォー女の関西食べ呑みある記&プチ薬膳テクニック:持ち寄り宴会でした





*朝の体重:57.35kg。(反動でえらく増えるかと思ったけど、問題なし)

*今月の休肝日:3日(昨日は酒を抜きました)


<後日 追記>

リンクの追加や思い出しことを付け足し。

こばやしさんのブログに記事がアップされたのでリンクを張っておきます。

*B級的・大阪グルメ!ブログ:えて吉さんの家で昼酒宴会

記事を読むと、けっこう酔いが回りはったようで当日はそんな印象がなかったんで意外でした。

まぁたまには昼からガッツリやって、少々の飲み過ぎもええですよねぇ・・・。





出し忘れたモノが翌日以降、いくつも出てきました。

”あしらい”ようにサニーレタス?を買うてあったのに料理をしてくれた人に伝えるのを完全に忘れてました。

おかげで手つかずで余り、半分ほどをなんとか妹に引き取ってもらい、自分でもサラダ代わりに食べてます。

トマトとキューリもあしらいに使っても、他の料理に使ってもと思ってましたが、スッキリ頭から抜け落ちてました。

水菜はサラダか添え物にと思ってましたが、これまた完全に存在を忘れてました。



あと、普段の家宴会では会費などのお金をいただくことはほぼないんです。

でも、今回は10人くらいの大人が参加ってことで、缶ビール代だけでもかなりの金額でした。

申し訳ないと思ったんですが1人あたり500円のカンパをお願いしました。

何人かは千円カンパしてくれたんで、ちょっと楽になりました。

人数が多い時は今回みたいにちょっと助けて貰う方が、開催するのが気楽ですね。

食器はどうせ足りないんで、次回以降も積極的に紙皿やカップ類を使おうと思っています。





posted by えて吉 at 15:10| Comment(10) | TrackBack(1) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月11日

初物の「鱧ちり」と「鱧の小鍋」で軽い家宴会

先週の金曜日(7日)にやったごく軽い家宴会の模様をご紹介します。

それぞれの季節に食べたいモノはありますが、夏場にすぐ思い浮かぶのが「鱧」です。

春先からスーパーにはハモの落とし(ハモちり)が並んでましたが、夏らしくなるまでグッと我慢してました。

椀種なんかとしてのハモは年中オッケーらしいですが、一番好きな鱧の落としはやっぱり夏に食べたいですからねぇ。

「鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなる」って言葉があるくらいなんで季節感を大事にしようと思ってたんです。

今年は例年に較べて10日くらい梅雨入り宣言が早かったみたいですが、直後に1〜2日か天気がグズついただけでその後は晴天が続いてました。

そんな天気で急に思い出したのが「はも」でした。

我慢してたけど、もう食べてもええやろうと思ったんです。

地元のスーパー「万代」のそばにある魚屋はええはもちりを置くんで毎年そこでささやかな贅沢をするんですが、今年は別のヤツに挑戦することに。

先月の下旬に実家の親父の宴会のために食材を買いに行った活魚屋「大昌」で骨きりの鱧が並んでるのを見かけてたんです。

一緒に中骨もアラとして安くで出てたんで、ひそかに「今年はいっぺん買うたろ」って決心してたんです。

スーパーで売ってる骨きりした生の鱧って、あんまり信用してないから落としにしようとは思ったことがなく、買うても鍋にするばっかりでした。

でも大昌はプロが買いに来るようなトコやから生はももマトモやろうと。

自分で鱧ちりを作ったことはないけど、サッと湯がいて氷水で締めたらええんやろうと簡単に考えてやってみることに。

2、3日前から狙ってて、この日は色々と状況が整ったので昼前にチャリで大昌へ突撃。


大昌の商品って商売人向けやからポーションが大きすぎることも多いんですが、鱧もどれも一匹売り。

一人で一匹はちょっと贅沢しすぎかと思ったんですが、初物なんで贅沢を許すことに。

ほとんどは1000円を軽く超えてたんですが、その中で一番小さいヤツを900円台でゲット。

鱧ちりばっかりじゃ飽きるんで「鱧すき」もやることにして、中骨もカゴへ。



大昌の「骨切り鱧」と「鱧の中骨」

*大昌の「骨切り鱧」と「鱧の中骨」

スーパーでは生の鱧は並んでも、めったに鱧の荒を見ないんで身ぃなみにこの中骨が安くで手に入ったのが嬉しかったですわ。

この二つだけ買うて家に帰って、真剣に料理のことを考えるとやっぱり一人じゃ多いなぁと。

ツイッターの方で炙って食べるのも旨いってなレスをもうたんで、落とし、あぶり、小鍋を1/3ずつやろうかと思ったんですが、食べ過ぎるのはバチ当たりやなぁと。

とはいえ、4人家族の妹一家にお裾分けするには量が少ないなぁと。

そこで急なお誘いでしたが、ご近所飲み仲間の*あきこ*さんにお誘いのメールを送りました。

お仕事がずっと忙しいとは聞いてたんですが、この日はなんとか行けるかもと。

夕方の5時頃に最終的に行けるかの返事を貰うことになったんでしばらく待機。



最初からお誘いする予定やったら大昌でもっと旨いアテを買うたし、鱧ももっとサイズのデカイヤツを買うたのになぁと思いましたが、”おもいつき”で行動したんでしょうがないですねぇ。

*あきこ*さんが来れるかは確定してませんでしたが、とりあえず自分のおかずを昼から仕込み。

久しぶりにひじきの煮物でも作ろうかと思って、乾物のひじきを戻すことに。

適当に乾燥ひじきを水にぶち込んで、近所のショボスーパーへ足らん食材を買いに行きました。

戻ってきて、ひじきの入ったボールを見てびっくり。

戻ったひじきは自分が欲しいと思ってた量の4倍ぐらいに増えてたんです。(>_<)




ひじきの炒め煮の材料

*ひじきの炒め煮の材料

この写真では分かりにくいかもしれませんが、手元にある中ではかなり大きめのボールにたっぷりとひじきが戻ってます。

ニンジンは1本分、薄揚げは2枚分、ついでに余ってたエリンギ、それぞれをひじきと馴染むように意識してカット。

鱧の小鍋を作ることにしたんで、まず昆布とかつお節の合わせ出汁を引きました。

ひじきから炒めて、順に具材を加えて、まず醤油を垂らして香ばしさを出し、そこに味醂や酒をプラス。

アルコールをしっかり飛ばしてから合わせ出汁を加えて炒め煮に。

ほんのわずかに砂糖を加えて、醤油、塩で味を調えてやりました。




大きめのフライパンにたっぷり出来上がった「ひじきの炒め煮」

*大きめのフライパンにたっぷり出来上がった「ひじきの炒め煮」

22cmのフライパンでちょっとだけ作るつもりが、26cmのフライパンにたっぷり出来てしまいました。



夕方にメールが入って*あきこ*さんは結局仕事が早く終われたんで、初物を食べるのにおつきあいいただけることに。


8時過ぎに*あきこ*さんが到着されたんで、鱧の前にちょこっとツマミをお出ししました。





まずお出しした「和風蒸し鶏」

*ささみの和風蒸し鶏

白だしにショウガ、白ネギの青いとこ、実山椒を加えたゆで汁を用意して、炊飯器の保温鍋で蒸し鶏に。

何日か前に作ったヤツがあったんで、ほぐしてミョウガ、ねぎ、大葉を散らしてお出ししました。

ビールで乾杯するのにええやろうと思って用意したんですが、*あきこ*さんは原付でおいででした。

客間があるから良かったら飲んで、泊まって行ってくださいってお伝えしたんですが、翌日は朝から予定が入ってると。

急なお誘いで悪かったのに、また酒抜きで酒の肴みたいなモンばっかり摘まんで貰うことになりました。



戻しすぎた「ひじきの煮物」

*大量に出来た「ひじきの煮物」

常備菜なんで宴会料理っぽくないですが、少しでも減らすためにお手伝いいただきました。

味付けに問題がないって言うてもうたんで、タッパに一杯押しつけてしまいました。



水菜のナムル
*水菜のナムル

水菜は事前にざく切りにして氷水に浸けてパリッとさせてからサラダスピナーで水気を切っておきました。

到着される少し前に、当たり鉢で当たって細かくした鶏ガラスープの素、チューブの元、すり下ろしニンニクを混ぜ込んでから、ごま油を垂らしてさらに混ぜておきました。

ちょっと間に葉っぱは少しクタッとなってしまいました。




冷や奴 ウニ醤油掛け

*冷や奴 うに醤油掛け

瓶詰めの練りうにがあったんで、醤油に溶いて冷や奴に。

今回は宴会と呼べるほどの料理が用意出来なかったんで、こんなとこでちょっとだけ贅沢してみました。



飲めない*あきこ*さんには申し訳なかったんですが、ここまでのアテでビールを少し舐めて、鱧をお出しして冷酒でも飲って貰おうと思ってました。



ちょっとひっぱりましたが、本日のメインディッシュの鱧をここで。






今年の初物「鱧の落とし(はもちり)」

*今年の初物「ハモの落とし(はもちり)」

”ちり”って付くと、”てっちり”とかみたいに昆布だしの鍋料理を思い浮かべるからややこしいですね。

鱧を湯引きにして、すぐ氷水で締めてキッチンペーパーで一つずつ水気を拭き取ってやりました。

氷水に落とす時間も水っぽくならんように割と短時間にしてみました。

いつも行ってるスーパーの鱧の湯引きは、身に味もなんもない出汁ガラみたいなヤツですが、これは当たりでしたねぇ。

気に入ってる魚屋のヤツにそう遜色ないレベルに感じました。

梅肉をちょんと付けて、噛みしめるとちゃんと魚の味がしてましたわ。

初モンでそれなりのレベルのヤツが食べられたんでご機嫌でした。

ちなみに写真に写ってるヤツを二人でつつきました。

もうちょっとあっても良かったですが、旨いモンは満腹まで食べるよりちょっと足らんぐらいがええって気がします。



同じモンばっかりじゃオモロないんで、残りは小鍋で。




鱧と新タマネギの玉子とじ 小鍋仕立て

*鱧と新タマネギの玉子とじ 小鍋仕立て

コンロを据えて、鱧すきとして食べても良かったんですが、鱧がそんなになかったし、暑いと思ったんで台所で仕上げて食卓へ。

カツオと昆布の合わせ出汁で鱧の荒をコトコトやって事前にしっかり旨みを出しておきました。

土鍋に出汁と新タマネギのざく切りを入れて、軽く炊いた状態でスタンバイさせてありました。

もう一度温めて鱧の身を入れて軽く火が入り始めたところで溶き卵2個分を流し入れてとじてやりました。

普段和食の汁モンでやる味付けより、かなり味醂と酒を多くして甘みのある出汁に仕上げてます。

鱧の小鍋はやや甘みが効いてる方が好みなんですよねぇ。

玉子の火加減もほぼ狙い通りで、小鉢に取り分けて山椒を散らして頂きました。

ハモチリも良かったですが、ハモの旨みたっぷりのこの小鍋もやって良かったですわ。


飲めなかった*あきこ*さんには申し訳なかったけど、ハモを持てあまさずに済んだんでおつきあいいただけて感謝ですわ。

近いうちにもうちょっとちゃんと料理して、今度はしっかり飲んでもらえる宴会をさせてもらわんとあきませんなぁ。






*朝の体重:57.70kg(一日できっちり戻ってしまった。)

*今月の休肝日:4日(昨日は酒を抜きました。)




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