2014年03月12日

日生でカキオコ&坂越の牡蠣で家宴会

今シーズンの牡蛎はぼちぼち終わりそうですが、先月末の28日にうちの家でやった牡蛎宴会の模様をご紹介します。

この企画自体は今シーズンではなく、昨シーズンの終わり頃に持ち上がったような気がします。

たしかインド料理を作って食べる集まり「グルコバ」で何人かの方と牡蛎を山ほど買い込んで家で宴会をやったら楽しいやろうってな話をしてたんです。

昨シーズンは間に合わず、今シーズンの宿題になってたんですが、1月26日に「グルコバ34」がありました。

私は第2回からずっと参加してたんですが、あいにくこの日は父方の婆さんの納骨のための法事があって欠席。

欠席したグルコバで常連さんおよび某お代官さまがカキ話で盛り上がったようなんです。

何度かカキを買い込んでご家族にかき料理を振る舞ってるmyblackmamaさんが揚げたてのカキフライの旨さを語ったとか語らんかったとか。

なんせその場におらんからどんな方向性でやるのか分からんのですが、うちの家で宴会をやることになったようです。

その後、お代官さまから連絡を貰って日程を調整。

まず、昼間に岡山県の日生(ひなせ)でカキオコを食べてから、赤穂の坂越で牡蠣を買い込んで夜に家宴会をやるってことで参加者を募集。

当初はishさん、myblackmamaさん、だいこんさんが朝から参加ということに。

だいこんさんは夜に別件で宴会が入ってて、カキオコだけの参加予定でした。

その後、myblackmamaさんは都合でカキオコは不参加になり、夕方から家宴会のみ参加ということに。

そもそもmyblackmamaさんはグルコバでの話を本気にしてなかったそうで、当初はこの企画のことをすっかり忘れてたというオチつき。

今回、私は宴会場の提供と運転手がメインでmyblackmamaさんに料理を任せるつもりだったんで焦りましたわ。(^^;)




2月28日の金曜日が宴会当日。

朝の5時起床、6時頃家を出発して大東市へ。

まずだいこんさんを車に乗せて、阪神高速で神戸の兵庫駅へ。

ishさんが合流したら、今回は後が使えてるので高速に乗ってサクッと赤穂へ。

赤穂インターチェンジで地道に降りたのは日生に直接向かうには早すぎる時間だったので、先に坂越で買い出を済ませることに。

昨シーズンだったかにmyblackmamaさんに教えて貰った「功結水産」を目指しました。

カキを扱う水産加工業者が固まった一角の奥の方にある業者さんなんですが、ここへmyblackmamaさんが事前に連絡して剥き身を予約してくれてたんです。

坂越の港についたのは10時15分頃。剥き身の受け取りは10時以降と言われてたんでバッチリでしたね。



まずは赤穂市坂越の「功結水産」で牡蛎を買い出し

*功結水産でカキの買い出し

加熱用として非常にコストパフォーマンスのええ剥き身を扱ってるのはいくつかある業者の中でもここだけとのこと。

何でも加熱用として出してる身は卵を抱いてて、しっかり新鮮やけど鮮度と関係なく当たる可能性が少し高いんだとか。

でも、モノとしてはこちらの方が味がええそうです。



赤穂市坂越の「功結水産」の値段表「

*功結水産のカキの値段表

1.2kgあたり1000円になります。

myblackmamaさんからは「殻付きは予約要らんから、一人1kgぐらいでええちゃうか?」と言われてました。

最終的な参加者は8人だったんですが、ちょっとだけ控えて「3.6kg3000円」と「2.4kg2000円」の2つを買うことに。

一つ上の写真で写ってるピンク色のバケツが3.6kgの方だったかと。

前回は非常に愛想のええおねえちゃんやったんですが、今回の人はかなり物静か。

せっかく予約して行ったんやから「予約ありがとうございます。」ってな愛想の言葉の一つも欲しいところでしたが・・・。

とはいえ、バケツに入れるカキは一つずつ手で持って、いくつかは水槽に返してたんでええヤツを選んでくれてたようです。

それに黙って重さを量りながら、いくつかずつオマケもしてくれてました。

というわけで、殻付きのカキだけでおそらく実質7kg近かったんじゃないでしょうか。






買い出を済ませたら来た道を戻って日生へ。





日生の海に近いスーパーの横にある公立の駐車場に車を置いたのが11時9分でした。

一緒に行っただいこんさんは今回が初めてのカキオコやったんで、ishさんと相談の末お店は「ほり」をチョイス。




岡山県日生のお好み焼き屋「ほり」

*日生のお好み焼き屋「ほり」の店構え

ほりはしばらく休業してたんで、最初は並びの「浜屋(みっちゃん)」がええかと思ったんですが、ishさんが再開してるっていう情報を持ってはったんでそれならと「ほり」へ。

店選びの基準としてはローカルな食べ物を現地で食べるっていう雰囲気を重視。

何度も行ってる「もりした」は料理としての完成度は非常に高いんですが、逆に洗練されて過ぎる気もするんです。

そこで森下は次以降のお楽しみにしてもらうことにして、地元っぽさを優先しました。

店に着いた時は空席があったんで、すぐ席に着くことが出来ました。

もりしたは開店前から並ぶから、休業が響いたんかと思ってましたが、ほどなくお客さんが詰めかけて外にまで行列が。

宴会を控えてちぃと気ぜわしかったんで、待ちが無くて良かったですわ。



日生の「ほり」のカキオコ

*日生「ほり」の豚入りカキオコ(1100円)

普通のカキオコは900円やったんですが、もりしたでカキと豚の相性がええのを体験したんで豚入り(1100円)を注文。

お二人には「ぜひどうぞ」とお伝えしてビールを飲っていただきました。

今回入ってたカキはかなり粒が大きくて食べ応えたっぷりでしたねぇ。

ほりでは牡蛎の大盛り、倍増ってメニューにもありましたが、そんなにぎょうさんお好み焼きの上に乗るんですかねぇ。

牡蛎の量はスタンダードでしたが十分たっぷりに感じましたわ。

ほりに来たのは久しぶりでしたが、ここも非常に旨かったですねぇ。

オススメの店として十分ひとに紹介出来るなぁと思いましたわ。





いつもならカキオコ1枚では収まらず、もう一枚行くか「山東水餃大王」に行くところですが、今回は宴会のためにサクッと撤収。

初めてのだいこんさんには日生の町をゆっくり楽しんで貰えずちと申し訳なかったです。

帰り道も高速も空いてたんで順調に走れましたねぇ。


うちの家に車を止めたのが2時16分でした。






私は日生でビールを我慢したので、家に帰るなりとりあえずビールを飲らせてもらうことに。(^^;)






家に着いて一杯やるためのアテ

*家に着いてすぐ一杯やった時のアテ

玉子は、だいこさんの差し入れで殻付きのまま塩水に漬けた塩玉子の燻製です。

右奥はishさんが買うて来てくれはったパンだったでしょうか・・・。

左奥は私があてに用意した若ごぼう(葉ゴボウ)です。





牡蛎は宴会を待とうかと思ったんですが、どうせやることもないんで3人で摘まむことに。





ちなみに今回仕入れた牡蛎の全量はこんな感じです。






殻付きと剥き身で合計12kgの牡蠣

*殻付き牡蛎と剥き身

サイズの比較のために缶ビールを並べてみましたが、写真じゃ迫力が伝わらないですねぇ。

実際に目にするとあまりの量の多さに思わず笑ってしまうほどでした。

なんせ殻付き6kgに加えて剥き身も1.5kg入りのチューブが4本!!

殻付きの6kgって殻の重量がかなり多いでしょ。それに較べて剥き身は、当然ですが全部カキの重さ。

それが6kgもあるともの凄い量でしたわ。

剥き身が1本1500円で6000円。

殻付きと合わせて12kgで11000円の大量仕入れでした。

これがけっこうな金額なんで今回は参加者の方から2000円会費をいただいてしまいました。

さすがに一人で払うのキツイんで、仕方ないですね。



まずは殻付き牡蛎を生で

*まずは殻付きのカキを生で

ちょっと殻を開けるのに苦労しましたが、ishさんとだいこんさんが開けてくれました。

私は宴会に備えて部屋の段取りやらちょこちょこ作業があったんですよねぇ・・・。

生ガキも色んな味付けで食べられるようにと思ってましたが、そのまま何にも付けず食べても全く問題なし。

殻の中の海水で塩気があるし、クサミは全くなし。

レモンだけ、ポン酢、レモンとケチャップなど色々試しましたけどね。


私は夕方にちょっとだけ仕事絡みの用事があったんでお二人に留守番をしてもうて何分か中座しました。


殻付きの蒸しガキ

*殻付きを蒸しガキに

蒸しガキは他の参加者が来始めてからやったんでしたっけねぇ。

生だけを食べて文句はないんですが、こうやって熱が入るとまた違った香り、味で嬉しいですねぇ。

これも自然の塩味がついてるんで、あんまり調味料が無くてええ感じでした。







今回の主役のmyblackmamaさんが到着されたらまずはカキフライの用意から。

別の宴会に行くだいこんさんがmyblackmamaさんのカキフライだけは絶対に食べてから行くってことやったんで先に用意したんです。

こだわり派のmyblackmamaさんはカキフライのコロモ付けにもかなり気合いが入ってましたねぇ。

まず、パン粉はあったんですが、乾燥タイプじゃなく生パン粉を用意しろと事前に指示が来てました。

今回はしませんでしたが、小麦粉は事前に振るってから使う。また粉を打つ時はハケを使ってひだにまでちゃんと粉を打つんだとか。

まるで和食の職人さんのような仕事っぷりでした。

私もカキフライの仕込みを手伝ったんですが、衣を付けたヤツがもの凄い量で、その辺の食堂レベルじゃなくてどっかの給食か炊き出しのようでした。


myblackmamaさん渾身の「カキフライ」

*myblackmamaさん渾身の「カキフライ」

「みんなにホンマに旨いカキフライを食わせたるー!!」

ってセリフに偽りは無かったですねぇ。

新鮮そのもののカキを丁寧にフライにするとたまらん旨さでしたわ。

ピクルスを買うてあったんで、簡易なタルタルソースもどきを用意したり、ウースターソース、レモン、塩なども出しました。

それぞれの方が思い思いの食べ方を試してはりましたわ。

揚げたてを食べて貰うために、参加者が来るたびに揚げたんで盛りつけた量は少ないですが、総量はかなりのもんでしたわ。


新品の油を使ったんですが、あまりに量を上げたんで一気に油がヘタりましたねぇ。

そのせいで途中で油がえらく泡立って、しまいにはコンロに油がの泡が溢れるまくる始末。

私がフライに使った小麦粉をひっくり返したり、ジントニ用の薄手のグラスが割れたりとけっこうドタバタ。





メインの調理はmyblackmamaさんが担当してくれましたが、こばやしさんもカキ料理ネタを披露してくれました。


神戸にある中華料理店「別館牡丹園」式の「煎生蠔」なるもんやそうです。

牡蠣をまず数秒熱湯に通して刻み、牛脂と共に玉子に混ぜて揚げ焼きにするという料理です。

店で食べたら2000円するという高級料理で、かなりの量のカキを使う割に嵩が低いからなかなか家庭ではやりにくいんだとか。





中華風牡蠣オムレツ(煎生蠔)を作成中

*広東風かきのお好み焼き

チヂミの用にかなりたっぷりめの油を引いて揚げ焼きにしてはりました。



初めて食べて旨かった中華風牡蛎オムレツ(煎生蠔)

*初めて食べた中華風牡蠣オムレツ

店で出してるヤツを食べたこと無いんで本物の再現度合いは分かりませんが酒によう合う味でしたねぇ。

珍しさもあってかなり嬉しい一品でした。

詳しい作り方はこばやしさんのブログをご覧下さい。

 *B級的・大阪グルメ!ブログ:別館牡丹園式「煎生蠔」-広東風牡蠣のお好み焼きのレシピ、作り方




オニオン&ガーリック風味のカシューナッツ

*オニオン&ガーリック風味のカシューナッツ

これは*あきこ*さんの差し入れです。名前の通りガーリックとオニオンの風味がよう効いてナッツ類をあんまり食べない私にも美味しかったですわ。



写真とは取れなかったんですがLAKSAさんが個性の強めのウォッシュ系チーズを持って来てくれはりました。

それはishさんがお気に入りのパン屋で買うて来てくれたバケットと一緒に食べました。




豆もやしのナムル

*豆もやしのナムル

あっさりした野菜系のツマミもいるかと私が用意しました。

これ以外にもピーマンをスライスしてさっと湯がいたモノも用意してありました。

そっちはオイスターソースと醤油、辣油なんぞで和える予定でしたが出番無し。

若ごぼうの煮物は冒頭に出して、あとでもう一度出したんでしたっけねぇ・・・。

最終的にけっこう余ってたんで出すの忘れたかも。

あと、牛すじとコンニャク、厚揚げをかつお節と昆布の出汁で炊いた煮物も保温鍋にたっぷりと。

こっちもだいぶ余ったんですが、何人かの方にお願いして持って帰って頂きました。

蕪の酢漬けも箸休めに用意してましたが、これは一切出番無し。

ウニとクリームチーズを混ぜたモノも当日に用意したんですが、食べませんでしたねぇ。

あと、大きめのブロックの冷凍馬刺しを買うてましたが、これも出番無し。

こいつは一人じゃ食べられんからまたいつか家宴会する時に出しましょうかね。

何種類かのキノコを細かく刻んで炒め合わせたキノコペーストもタッパにたっぷり一杯ありましたが、これも出番無し。

食べるモンが足らんのは寂しいから多めに用意して余るのはしゃあないですわね。



丁寧な作り方の「中華風蒸し牡蛎」
*中華風蒸し牡蠣

これはmyblackmamaさんの作りはったヤツです。

牡蠣を器に盛ってまず蒸して、蒸した時に出た汁を煮詰めてタレに。

白髪ネギを盛った上から煙が立つほど熱くした油をジュッジューと注ぎました。


写真を撮り忘れたんですが、〆として牡蠣ご飯もmyblackmamaさんが用意してくれました。

5合のご飯と、ご飯より多いくらいの牡蠣を混ぜるという贅沢バージョン。

まず牡蠣を鍋で炊いてから、牡蠣は取りだしておいて、煮汁でご飯を炊いて、ご飯の蒸らしのタイミングで牡蠣を戻すという丁寧な作り方。

もの凄い牡蠣の量なんで〆のご飯モノっていうより、酒のアテのようでした。




私は他に念のために鶏ムネ肉の蒸し鶏を用意してありました。

水菜とサラダにしてもええかと思ってましたが出番は無し。

酒はビールを色んな銘柄30本ほど用意、スパークリングワインはみんなで4本空けて、他にも日本酒だのなんだのと。




今回の参加者にはishさんの会社の後輩の方が一名初め加わりはりました。

初対面の方でしたが、バタバタしててあまりちゃんとおもてなし出来なかったかも。(^^;)

こんな適当な宴会って私には好みですが、初めての人は戸惑いはったかもしれませんね。





皆さんは電車がある時間で帰りはったんですが、私はそこから後片付け。

食器やグラス以外に、料理に使った鍋だのフライパン、バットの類いが総出やったんで洗い物をやろうにも場所が無い状態。

しばらくはどこから手ぇをつけてええか分からんほどの混乱具合でしたわ。

で、3時過ぎまで掛かってなんとか洗い物を完了。

いやー、朝の5時に起きて、夜中までよう遊びましたねぇ・・・・。

大人買いなんて言葉がありますが、今回みたいに産地でええ素材をアホほど買い込むと値打ちがありましたわ。






もし、来年もやるなら個人的には買い出は私一人で前日にでも行って、もうちょっと余裕を持ってやりたいもんですなぁ。

さすがにカキオコとセットやと色々と無理があるように感じましたからね。(^^;)




*B級的・大阪グルメ!ブログ:えて吉さん宅で牡蠣宴会




*朝の体重:57.95kg。(モツ鍋を食べ過ぎたら全く余裕ナシ)

*今月の休肝日:4日(昨日は酒を抜きました)



<後日 追記>

ishさんのブログにも記事がアップされたのでトラックバックを掛けていただいてますが、リンクも追加しておきます。

写真たっぷりで製作過程も私の記事より多いのでより宴会の雰囲気を楽しんでもらえると思います。


*foodish:”雑”食記:アホほどカキを食べる宴会


posted by えて吉 at 15:31| Comment(4) | TrackBack(1) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月18日

「終わりよければすべてよし」やのに・・・

今月の初めに東京からのお客さんがうちに来てくれてた時の飲み食いをザックリご紹介しておきます。

イベントネタは色々溜まってるんですが、あんまり順番にこだわらずにアップさせて頂きます。

今回のお客さんのSさんは4日の水曜日に関西に出張でおいででした。

Sさんは木曜日と金曜日に休みをとってくれるとのことだったので日曜日まで一緒に飲み食いすることになりました。

水曜日は神戸で夜までお仕事で、迎えに来てくれるならその日にうちまで移動してもいいと聞いてました。

8時頃に家を出て地道をゆっくり走って9時半頃神戸に到着。

10時過ぎにSさんを出迎えて車の屋根をおろしたまま大阪へ。

その日は家に帰ってから簡単なツマミで一杯飲って2時過ぎに寝ました。





翌日、Sさんは知り合いと西宮でお昼ご飯を食べるってことだったので、うどんを朝ご飯に食べて貰って送り出し。

昼を過ぎてからチャリで地元の活魚屋「大昌」へ買い出しに。

狙ってたモノを無事にゲットして、その他の買い物も済ませて家に帰ってのんびりと仕込み。




お客さんがあったら手料理を食べて貰おうとは思うんですが、この日は自分の料理は横に置いて大事なお客さんとちぃと贅沢をすることに。

最初は外に出かけてもええと思ったんですが、大昌に行ったら良さげなモノがリーズナブルに買えたんですよねぇ。




前菜にてっさやふぐ皮湯引きなど

*前菜にてっさやふぐ皮湯引き

今回のテーマは冬の風物詩である「ふぐ」。

事前にてっちりはどうですか?って話を振ったら、それならコースでフグ三昧を希望されました。

てっさはプラ皿ですが、これが1人前で553円というお得な値段。

やや厚みがあって、噛みしめるとちゃんと旨みがあったんでモノは悪くないように思いました。

フグ皮はたっぷり入ったパックが440円やったんでこちらもリーズナブル。

手前は初めて作ったカブラの酢漬け(べったら漬け?)。

ちょっとしたツマミにええやろうと思ったんで、事前に仕込んでおきました。

酢には昆布、鷹の爪の輪切りと煮切った味醂と酒を加えておきました。

砂糖は使わず甘みを控えめにしたんですが、Sさんには「甘過ぎに美味しい」とお褒めいただきました。

タコの煮物も初めて作ったんですが、味はほぼ狙い通りでしたがタコがだいぶ固くなってしまいました。

色んな作り方の中で炭酸で煮るってのがあってそれを採用したんですけどねぇ・・・。




Sさんの意見で、てっちりは出さずにまずこのアテだけでのんびりやりました。

普段は紙パックの安い日本酒ばっかりなんですが、今回はSさんに飲んで貰おうとカニの旅行の帰り道に地酒を買うて来てありました。

Sさんは冷やで、私は燗酒でのんびりとやりながらてっさを楽しみました。

ある程度前菜が進んだところでてっちりをスタート。





前菜に続いてメインの「てっちり」

*前菜に続いてメインの「てっちり」


大昌では何種類かのさばき済みのフグがパックされて並んでました。

お買い得品ってヤツは2000円ちょっとであったんですが、せっかくのお客さんやから大盛りのヤツをチョイス。




大昌の「てっちり」大盛り

*大昌の大盛りの「ふぐ」

この写真ではさっぱりサイズが分からんと思いますが、さばいた正身(まさみ)はけっこうなサイズでした。

全体でだいたい900グラムほどありましたねぇ。

ちなみにこれで4000円やったんで、フグ屋で食べるのと較べるとスゴイ量でした。

ちなみにフグの本体は中骨から身を左右に切り分けて、そのサクの1本は翌日に残しておきました。

大きな荒は出刃で半分に割って食べやすく。

野菜なんかは無理に食べずにふぐを中心に食べたんですが、サク1本除けても十分でしたわ。



フグは身を半分残してもたっぷり

*たっぷりあったフグの身

手前の皮と奥の荒は全部食べましたが、正身何切れかは多すぎたんで残しておきました。

外で食べたらフグの唐揚げが付くことも多いですが、それを除けば十分フグ尽くしと言えたんじゃないでしょうか。

贅沢なモンは誰と食べても旨いけど特別なヒトと食べるとさらに美味しく感じましたわ。






翌日の6日は8時ご飯頃に起きましたが、この日は朝からお楽しみが待ってました。






前日の鍋ではフグの身だけでお腹いっぱいになったんで〆は入れず。



てっちりの醍醐味は最後の雑炊にあると言えるんで、その楽しみは翌朝に置いてました。




翌朝はフグの身たっぷりの雑炊

*翌朝はフグの身たっぷりの雑炊

鍋の最後でよけておいた身をここに加えてやりました。

アラも一つ残ってて、〆なら取り除く野菜はそのまま具として。

ふぐのだしだけじゃなく身まであったから朝からかなりご機嫌な食事になりました。





Sさんは何度も関西に来てるけどまだこっちで粉モノを食べてないと。

そこで近所にオープンしたスーパーをチェックしに行くついでに外でたこ焼きを食べることに。

最初行った商店街の店は潰れてなくなってたんで、今里筋に出てイカ焼きも置いてるお店へ。




初めての粉モノ「たこ焼き」と「イカ焼き」

*初めて食べてもうた「たこ焼き」と「イカ焼き」

お店の中でも食べられたんですが、外で食べる気で缶ビールを持って行ってたので、近所の公園へ。

なんとか外でビールも楽しめる気温だったので良かったですわ。





軽く粉モンを食べてから、新しく出来た阪急オアシスってスーパーをチェック。

夕ご飯で要る物をちょこっと買うて家へ。



Sさんはこの日の6時から30分ほど電話で仕事の打ち合わせをしはることになってました。

酔うてしまったらアカンので昼にビールをちょっと飲んだだけで夕方は仕事終わりを待ってました。

ただ、昼の粉モンが二人で食べるには少なめやったんで私は腹が減ってしまいました。




ちょっとだけやったら飲んでもええって言うてくれたんで、仕事の電話の前にちょっと摘まむことに。





まずは蒸し鶏で軽く一杯

*蒸し鶏で軽く一杯

蒸し鶏が好きだと聞いてたから、アテ用に事前に仕込んでありました。

炊飯器で20分ほど保温して、その後しばらくそのまま置いたんですが、ほぼベストな出来でした。

火は通ってるけど身は薄っすらとピンク色。

つけダレはごましゃぶのタレに、今回のために新しく作っておいた自家製の中華風醤油ダレをプラス。

香辣脆と香菜の茎のみじん切りを加えてやりました。






電話での仕事が終わったらこの日の飲み食いが本格的にスタート。





かなりたっぷりあった「てっさ」

*かなりたっぷりあった「てっさ」

前日に半身残してあった冊から私が柳刃包丁で引きました。

とてもじゃないけど”てっさ”とは呼べん厚さですが、てつぶつと思えば問題なかったかと。

写真のようなヤツをそれぞれ1皿食べたんで二日目もご機嫌でしたねぇ。





このフグとはこんなもんを一緒に飲りました。





てっさと一緒のやったシャンパン「Louis Chaurey」

*てっさと一緒にやったシャンパン「Louis Chaurey」

このシャンパンはSさんが海外からお土産に買うて来てくれはったもんです。

私はふだん和食にわざわざワインやスパークリングワインを合わせようとはしないんですが、この日はこのシャンパンを一緒に楽しみたくてオープン。

日本酒もええけど、こういう泡モノも良かったですわ。



さて、てっさは食べ物としては贅沢品ですが、この日は残り物であり脇役でした。




この日の主役はチーズでした。






この日のメインはチーズの「Montd'Or(モンドール)」

*この日のメインはチーズの「Montd'Or(モンドール)」

モンドールって以前通ってた割烹の大将に頂いて一度だけ食べたことがあるんですが、こんなレアなモノもSさんからのお土産でした。

一緒に楽しもうと思ってるモノがあるとは聞いてましたが、こんな珍しいモンが出てくるとは予想もしてなかったんでビックリ。



モンドール(Montd'Or)はボルドーの赤ワインと共に

*モンドールはボルドーの赤ワインと共に

赤ワインもお土産に持って来てくれはったモノ。

バケットのパン、ポテト、オクラ、ブロッコリーなんぞをチーズの引き立て役に用意。





翌日の7日は起きた時はごく普通でした。

すじ肉とコンニャクを炊いた煮汁があったんで、それを再利用してうどんを用意。

一緒に食べたあたりから急に頭がぐるぐるして気持ち悪くなりました。

2時間ほどソファで休ませて貰った無事復活しましたけどね。






小ネタをアテに軽く一杯

*小ネタをアテに一杯

手前の左はベッタラ漬けに使った蕪の葉っぱです。

大きな葉が付いてたんで、固い茎?軸?の部分は真ん中の塩漬けに。

緑の柔らかい葉っぱの部分はジャコと一緒に炒め煮にしてやりました。

手前右は、山菜の水煮にちゃんとしたカツオと昆布で引いた出汁を使って味付けだけしました。

右奥は今回の家宴会のために作ったわけではないんですが、自家製のなめ茸です。

甘みを控えて山椒の実と一緒に炊いてやりました。




蒸し鶏をもう一度

*蒸し鶏をもう一度



チーズのモンドールも一度では食べ切らなかったのでこの日も楽しませて貰いました。





さらにSさんの希望ですじ肉を洋風に料理。



すじ肉とゴボウのトマト煮込み

*すじ肉とゴボウのトマト煮込み

すじ肉はこの日のために下茹でして冷凍してありました。

トマトソースも仕込んであったので、インスタント料理でも作るくらい簡単にお出し出来ました。


この日も楽しく飲み食いして満足な一日でした。





最終日の8日の日曜日は布団の中で目が覚めた時から胃が不調。

起きてからも違和感があったんでしばらくソファーで寝転がるハメに。

私が横になってる間にSさんは台所の洗い物や使った食器の片付けをしてくれました。


最終日に体調がイマイチになってしまい自分の不快感以上に、ゲストのSさんに申し訳無い気持ちでした。

Sさんとは何度かお会いしてるんですが、毎回のように最終日あたり胃が不調になってしまってます。

私が緊張しすぎたり、帰りはったら当分会えないと思うから精神的なストレスが胃に来るみたいなんですよねぇ・・・。

今回、Sさんはかなり気分を害され私はホンマに申し訳なく平謝りしたんですが許しては貰えず。



最終日に部屋で不機嫌なまま何時間も過ごすのはどうかと思ったので、空港に送る前に少しドライブへお誘い。

外はええ天気やったんで信貴山ドライブウェイからええ景色でも見てもうたら気晴らしになるかと。

屋根を下げて行ったら、ドライブウェイに入る前から天気は悪くなるし、山の上はかなり寒いしで途中から屋根を降ろして走る羽目に。

ドライブウェイを抜けて中環に入ったらそのまま伊丹空港へ。

Sさんからは「当分会いたくない」と言われたままお見送り。



Sさんをうちに迎えるにあたっては、お出しした料理以外にも、色んな食材を買い込んで用意したりしてたんですよねぇ。

朝ご飯に旅館みたいおかずを色々並べられるように食材を揃えたり、ラム肉の骨付きを冷凍の真空パックで仕入れていつでも出せるように準備したり。

細かいトコでは新しい玉子を食べて貰えるように何日も前から調整して買い置いたり。

納豆も新しいヤツを買えるように調整したし、冷凍ご飯もちゃんと食べ切って炊きたてご飯を出せるようにしたり。

その他にも事前には細々とした仕込みを楽しくやってたのに、終盤に自分で自分の胃をヘタらせて全て台無しにしてしまいました。

色んな意味で悔いの残る家飲みとなってしまいました。
 
 
posted by えて吉 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

東京からゲストとの飲み食い その2

1日から4日まで知り合いが遊びに来てた時の飲み食いネタの続きをアップさせていただきます。

1日目の飲み食いについてはコチラにありますので、よければそちらもご覧下さい。

初日は昼間から飲み続けて誕生日の祝いやらなんやらを口実にスパークリングワインだけでも4本空けちゃいました。

ゲストのSさんは11時頃にソファーで沈没したんで、私も早めに寝ることに。

この日はちょっと寝苦しくて途中なんどか目が覚めた上に、3時半頃にははっきりと目が覚めてしまいました。

腹が減って寝直せん感じやったんで朝の4時頃に虫押さえでアイスクリームを食べてみたり。

そこからもういっぺん布団には入ったですが、うとうとしただけで6時過ぎには起きました。



前日の打ち合わせ?でこの日はドライブに行くことになってたんで、予定よりはちょっと早かったけどSさんを起こして出発。




内環を南に走りながら朝メシを食べるところを探しました。

対面の店に入るのはキライなんですが、腹が減りすぎてたんでUターンまでして「なか卯」へ。

二人ともかけうどん280円を食べて腹ごしらえ。

中環と外環の交差点を右折して、外環を走って371号線へ左折。

橋本を通って国道370号線だったかから480号線?で高野山へ。

三連休の初日だったせいか、平日にばっかり行ってる私には違和感があるほど交通量が多かったですわ。

いつも素通りするんですが中の橋の無料駐車場に車を入れて、奥の院へ。

ちょうど紅葉のええタイミングでのんびり奥の院へお参りました。

車に戻ったら、高野龍神スカイラインへ。

私の大好きなドライブルートをご案内。

ごまさんスカイタワーに寄ろうかと思ってたんですが、ちょうど12時頃で駐車場が混んでたのでパス。

この辺を走ってる頃にちょうど腹が減ってたんで、龍神温泉のすぐ手前にある道の駅「龍神」でお昼ご飯。

山菜うどんをしばいておきました。

龍神温泉に入ろうかとも思ってたんですが、Sさんはあんまり興味ないとのことでパス。

ずんずん走って阪和道の有田ICからは高速へ。

4時頃には家に帰り着きました。

今回走ったルートは私みたいなドライブバカにもお腹いっぱいになるんでおつきあいいただいたSさんには感謝でした。






高速に乗ったあたりから家に帰って飲むビールが非常に楽しみでした。






帰ったらとりあえず盛りつけるだけのものをお出ししてビールで乾杯。








シンハラ・アチャールとカキのオイル煮

*シンハラ・アチャール風と牡蛎のオイル煮

まずはこの2品だけ出して、ビールをゴクゴク。

凝ってた体がじんわり緩んでいく気ぃがしましたわ。




あじのきずしとごぼう巻き

*あじのキズシとごぼう巻き

半身残ってたアジのきずしをカット。

この日は無理して洋風に食べるんではなくて、ごく普通にワサビ醤油で食べました。

レモン果汁入りのワインビネガーで締めてましたが、わさび醤油でも全く問題なかったですわ。

2日経つと締まりすぎるかと思ったんですが、そんなこともなくこの日も美味しく食べられて良かったですわ。

奥のごぼう巻きは高速のお土産売り場見つけたもんです。

紀州名物ってことで買うてみたんです。

蒲鉾のような生地とゴボウをなんかの魚の皮で巻いてありました。

こいつはちょっとばかり甘みがキツいのとゴボウに完全に火が通ってあんまり歯ごたえが無かったですね。




キャベツのナムルと残り物

*キャベツのナムルと残り物

キャベツは前日に出してもええと思って、あらかじめ塩もみにしてあったもんです。

白ネギのみじん切り、ごま、塩をごま油のなかで軽く火を入れたタレを用意してありました。

それとニンニクを加えてなんちゃってナムルとしてお出ししました。

それ以外にレバーの赤ワイン煮とスーチカーも並べました。









前日取りやめになったクリームシチューは中華風に味を付けることに。





クリームシチューの予定が「中華風スープ」に

*予定が変わって中華風スープに

ショウガやニンニクの風味をプラスして、創味シャンタンやガラスープの素、ニョクマム(魚醤)でてけとーに味付け。

シチューにするなら入れようと思ってたブロッコリーとジャガイモはパスしときました。

薬味に刻んだ香菜を添えてやるとシチューっぽさは全くなくなってなんの違和感もなかったですね。

念のためにと煮込む時に香辛料やハーブをなんにも入れなかったのが良かったですわ。

クリームシチューは苦手って言うSさんはこのスープをかなり気に入ってくれたようでお代わりまでしてはりました。

シチューなら半分くらいは余ると思ってたのに、結局この日で食べ切ってしまいました。



焼き穴子と三つ葉のサラダ風

*焼き穴子と三つ葉のサラダ風

この穴子は週の初めに道具屋筋に行った帰り道に黒門市場で発見。

値段は忘れましたが、一匹だけやったんでそんなに高くはなかった印象です。

店の人に聞くと3〜4日くらいならもつって言われたんですが、念のために凍らせてました。

朝が早かったこともあってSさんは10時半頃に沈没。


私も前日ほとんど寝てなかったんで、11時頃には布団に行って、この日はおしまい。





3日は8時頃に目が覚めて、ゲストのためにコーヒーでも入れるかと思いながら起きました。

そしたらすでにSさんが起きてたんで、ビックリ。

とりあえずコーヒーを入れて、そのまましばらくダラダラ。




9時過ぎから朝うどんを用意することに。






2度目のカレーうどん

*2度目のカレーうどん

初日の夜に作りすぎたカレーうどんのダシをそのまま流用。

ダシはたっぷりでないとっていうSさんのリクエストでちょっと増量しましたけどね。




朝に「冷たいぶっかけうどん」

*朝に冷たいぶっかけうどん


カレー出汁は二人分もなかったので私はぶっかけにしときました。



この日はあいにくの天気でチャリに乗って飲みに行きにくい空模様でした。

昼か夜は外食しようってことになったんですが、チャリに乗れないとなると電車嫌いの私には色んなお店がじゃまくさい遠さでした。

悩んだ末にうちから電車一本で行ける新世界へ行ってみることに。

Sさんは何度か大阪に来てるけど、新世界は行ったことないっていうんでちょうどいいかと。

最初はホルモン鍋の「たつ屋」と決めて行ったんですが、店の前には5〜6組以上のお客さんが並んでました。

並ぶ気はなかったのでサクッとパスして、じゃんじゃん街の「ホルモン道場」へ。

盛り合わせと店の大将が勧めてきたハラミやったかなんかを一皿、これにキムチを摘まんでサクッと切り上げ。

通天閣周辺まで軽く歩いてから落ち着いた雰囲気の「半田屋」へ。

ここでは腰を据えてじっくり飲み食い。

何品かの料理とビールに熱燗も入れてけっこうご機嫌でした。


そして3軒目は沖縄系のツマミも置いてる「丸徳」へ。

ホルモンの煮込みを摘まみながらBGMの島唄を楽しんで外飲みは完了。





外飲みを終えて家に帰ってからもダラダラと飲み食い。





スモークサーモン入りポテサラ

*スモークサーモン入りのポテサラ

シチュー用に下茹でしてあったじゃがいもにスモークサーモンを刻んで混ぜ込み、マヨネーズとコーヒーフレッシュで味付け。

ブロッコリーはそのまま盛りつけて出してしまいました。

まだまだたっぷり残ってたアチャールもお出ししました。



韓国土産の手長ダコのキムチ

*韓国土産の手長ダコのキムチのパッケージ

これは前回のゲストであるmiki_dogさんから頂いた韓国お土産。

パッケージには「混ぜご飯用テナガダコ」って書いてありますが、ツマミとしてお出ししました。






手長ダコのキムチとスパークリングワイン

*テナガダコのキムチとスパークリングワイン

泡モノはSさんのために5本買い置きしてましたが、結局全部飲みきってしまいましたねぇ。



11時過ぎにはSさんが沈没したんで、洗い物を終えたら12時前に寝たと思います。



翌日は朝起きると二日酔いのせいか胃がえらく不調でした。

シャワーして朝ご飯を食べると楽になるかと思ったんですが、逆に気持ち悪くなってしばらくソファーで死んでました。

ある程度復活して1時過ぎには家を出てSさんを空港へ。

この日はSさんが帰ったら友達夫婦が参加してるプラモデルの展示会とグルコバ常連のだいこんさんがやってた1日バーイベントに行くつもりでした。

でも、結局胃の調子が悪く両方断念。


最終日はちょっとばかり情けないことになりましたが、丸3日間よー飲んで食べましたわ。






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2013年11月09日

メイン無しで東京の知り合いと家宴会

この前の連休に知り合いが遊びに来てくれた時の飲み食いについてご紹介します。

1日の金曜日から3連休を合わせて4日まで遊びに来てくれたのは東京に住むSさんという方。

今年は夏を過ぎてから東京の知り合いが3人も大阪に来てくれたことになりますねぇ。

事前にメールでやりとりをしたんですが、私の料理を食べて貰えることになったので初日は家宴会と決まりました。

飛行機で来られるとのことやったんですが、飛行機の便を聞いてビックリ。

先月うちに遊びに来てくれたmiki_dogさんと全く同じヤツでしたわ。

miki_dogさんを空港に迎えに行ったのに、Sさんを迎えに行かんのは失礼すぎるので今回も空港に行くことに。

1時過ぎに到着ということで、今回も出来るだけ前日までに買い物を済ませて仕込み作業をしておきました。





当日は朝からいくつかの準備をやって11時過ぎには家を出て伊丹へ。




この時も前回のお迎えに続いて飛行機が到着する1時間以上前には空港に着いてました。

えらくええ天気で、車を止めたのが屋上やったんで、しばらくは屋根を開けた車のなかで時間つぶし。

30分ほど前には南側の到着ロビーへ。

ちょっと迷った末に、これまた前回と同様551蓬莱の豚まんを食べて腹ごしらえ。

定刻に着かれたSさんを迎えたら、すぐ家に向かって出発。

帰り道も阪神高速はスキスキでサクッと2時過ぎには家に着きましたわ。






まずは久しぶりの再会を祝して泡モノで乾杯することに。






前菜の三種盛りとスパークリングワイン「Whispers」

*前菜の3種盛りとスパークリングワイン

しゃべってたらSさんの誕生日が今月やと分かったんで、まだ誕生日には早かったけど、そのお祝いも伝えながら乾杯しました。

すぐ出せるモノってことで用意しておいたのは手前から

・マグロのすき身のトマト煮

・牡蛎のガーリックオイル煮

・鶏レバーの赤ワイン煮込み

です。

マグロのすき身は前日だったかに自分のおかずに買うたすき身の残りです。

葱鮪鍋をやって余ったヤツを、佃煮にでもしようかと思ったんですが、泡モノのアテになるようトマト煮込みしてみました。

残り物を客人に出すってのは、どうやねん!!って言われそうですが、美味しいと言いながら食べてくれたんでヨシとしときましょう。

ちゃんとSさん本人にもねぎま鍋からの流れは白状しましたよ。(^^)


牡蛎はまだちょっと旬には早いかと思ったんですが、冬に近づいてるって言う季節感を出したくて入れました。

オイル煮は前にも作ってるんですが、今回はちょっとだけ作り方を変えました。

生ガキをまず塩水のなかで振り洗い。

いつもならこのままオイルで煮るんですが、今回は先に塩を入れた熱湯でサッと湯がいてみました。

湯がいてからキッチンペーパーで水気を拭き取って小鍋へ。

軽く塩コショウをして、ガーリックオイル、月桂樹を入れた上からヒタヒタになるまでオリーブオイルを注ぎました。

大鍋にたっぷりのお湯を沸かして、小鍋をその大鍋のフチに引っかけて湯煎に。

霜降り?にしたおかげで、あんまり中から汁が出なかったように感じます。

あんまり数がなかったんで味見はせんかったんですが、ほどよい塩味も付いててまずまずの仕上がりでした。

オイル煮だったら日持ちがするかと思ったんで3日前に仕込んでおきました。




鶏レバーはいくつかにカットして、水に浸けてから一つずつ血を洗い流してやりました。

事前に他の料理から出たくず野菜をたっぷりの赤ワインの中でコトコトと煮込んでおきました。

ワインが半分くらいに煮詰まってから、ウースターソースを加えたりして味を調えて冷ましておきました。

キレイに水気を拭き取ったレバーをワインの煮汁へ。

沸いたら弱火にしてコトコトとゆっくり煮込みました。今回は前々日に仕込んだので傷まないように中までキッチリ火を入れました。

ほんまは中心部はちょっとピンク色が残ってるぐらいの方が、ネットリとして好みなんですけどね。







この前菜をツマミながら私も一緒に飲み食い。






しばらく喋ってから2品目をお出ししました。







洋風の「鯵のきずし」

*洋風の「鯵のきずし」

この料理は前回miki_dogさんが来てくれた時に迷った末に献立から外したモノなんです。

それが頭に残ってたんでSさんとの宴会メニューに加えてしまいました。
 *この事情についてもちゃんとSさんに説明しましたよ。
 

アジでキズシを作ろうと決めたんですが当日はやっぱりバタバタしそうに思ったんで仕込みは前日に。

活魚屋のアジやと大きすぎると思ったんで平野のマックスバリューへ。

ちょっと小さいと思ったんですが198円だったかで刺身になるアジがあったんでお買い上げ。

次にメインで使ってるスーパー「万代」に行くと、買うたばっかりのアジよりもうちょっと大きめで理想的なサイズのヤツを発見。

万代はいつも丸の鯵を置いてないのに、買うた直後にええサイズを見つけて悔しかったですわ。


仕込みは酢で締まりすぎないようにと思ったんで、夜になってからやりました。

まず三枚おろしにしたんですが、ここんとこ割とサクッと行ってたのに、今回は半身についてはすこし不細工な仕上がりになってしまいました。

おろした身に塩をするんですが、今回は魚体が小さめやったんで塩はやや軽めに。

その代わり塩で締める時間は25分とやや長めに。

25分経ったところで塩を水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取りました。

そこにワインビネガーを掛けてさっと酢洗い。

また表面を拭いてから、冷蔵庫で30分ほど寝かしてやりました。

事前にビニール袋にワインビネガーとレモンの絞り汁半個分を合わせて、昆布とローリエを漬けておきました。

純粋な和風の”きずし”じゃなくてスパークリングに合うよう洋風にしてみようと思ったからです。

寝かした鯵をキッチンペーパーで包んで、ビニールの酢へ。

30分酢に漬けたら、取り出して表面の酢を拭き取ってからラップで包んで保存。

前菜を摘まんでから、皮をはいで、小骨を骨抜きで抜いてカット。

どういう味付けで食べるかとSさんに聞くと、ワサビとレモン汁を混ぜてオリーブオイルを足したドレッシングはどうかと。

初めてやると思いますが、そのタレを上からかけてやりました。

私は生の刺身に近い浅めの締め具合が好きなんで一晩経ったらどうかと思いますが、締まりすぎることもなくまずまず文句の無い仕上がりに思いました。

Sさんはキズシがお好きだそうで、けっこう喜んで食べてくれてたような気がします。





2本目はロゼのスパークリングワイン

*2本目はロゼのスパークリングワイン

最初の泡はサクッと開いて、チェイサー代わりのビールもやりつつ2本目はロゼに。








なんちゃって「シンハラ・アチャール」

*なんちゃって「シンハラ・アチャール」

これは何年か前のグルコバで出て、皆さんに好評で私も気に入った一品です。

その後、こばやしさんがレシピを公開してくれたんで自分でも作ったことがありました。

メインのカリフラワーを1個だけにしても、全体としてかなりの量が出来るんでちょっと勇気がいるんですよねぇ。

けっこう辛くするつもりやったんで、実家のオカンや妹は食べられず押しつけにくいんです。

そうなるとゲストがあんまり食べてくれんかったら、私がひたすら食べるか、傷ますかしそうですからね。

これも日持ちがするので3日ほど前に仕込みました。

こばやしさんのレシピは一応読んだんですが、最終的な作り方はいつののようにてけとーで。

全部ワインビネガーやともったいな気ぃがしたんと、酸っぱすぎるのは嫌で白ワインも使うことに。

白ワインのアルコールを煮切ってから、ビネガーを加えてその中で野菜を順に熱してやりました。

生に近いカリカリした食感を残すために、野菜への火の通りは半分ぐらいで止めておきました。

使ったのはカリフラワー、大根、ニンジン、タマネギです。

ここに御幸通りの韓国ストリートで買うた生の唐辛子を加えたんですが、こいつはビックリするほど辛さがキツかったですわ。

割と辛さに強いっていうSさんがざく切りの唐辛子を食べてみたんですが、洗面所で舌を洗うほど辛がってはりましたわ。

私もたいがいの辛いモンには自信がありますが、ムシャムシャ食べたいとは思えんくらい辛かったですねぇ。

唐辛子以外はかなり好評で、Sさんからは無理によそにあげなくていいとのコメントを貰いました。







貝柱の中華風カルパッチョ

*貝柱の中華風カルパッチョ

貝柱はこの写真に写ってるのが全部です。

4つほどだけ買うたんですが、食べ方はゲストに聞いてから思ってたんで事前には用意せず。

炙っても香りと甘みが際立ってええですねぇなんて喋ってましたが、最終的には自家製の中華風醤油だれを落として食べることに。

醤油だれの上からごま油を置いて、あしらいに香菜を散らしましたが、写真を撮ってからSさんの希望で香菜だけもっとたっぷりプラス。

料理としてはヒジョーに簡単ですが醤油ダレを気に入って貰えて良かったですわ







スーチカー(沖縄風塩豚)

*スーチカー(沖縄の塩漬け豚)

何日か前から真っ白になるくらいの塩をまぶして仕込みました。

前日だったかに薄い塩水に浸けて、塩抜きをしてから茹でました。

30分ほど炊いてから、保温鍋で3時間ほど保温したかと思います。

脂身の脂はわりとよく抜けててしつこくはなかったですね。

辛みをご希望やったんで以前miki_dogさんに貰うた台湾産の辣椒醤を添えました。





具だくさんの「ヤムウンセン」

*具だくさんの「ヤムウンセン」

これは事前のメールでのやりとりでSさんから希望があったもの。

こういうエスニックなサラダ系って夏っぽいイメージがありますが、この日は天気が良かったんで全然違和感はなかったですね。

酒の肴になるように、お腹が膨らみ過ぎないようにと、春雨は控えめでエビと豚肉の細切れを多めに。

ニョクマム(魚醤)、スイートチリ、ニンニク、レモン汁などと生とうがらしのみじん切りを混ぜたタレで味付けしました。

この一皿も写真を撮ってからシャンツァイをたっぷりプラス。

私の作る料理ってどれも”てけとー”、”ええかげん”なんでSさんに満足して貰えるか心配でしたが、問題はなかったようです。






手羽中のエスニック風

*手羽中の焼き物 エスニック風

この手羽中を焼いたヤツは10年くらい前から作ってる私のオリジナル料理です。

醤油、魚醤、唐辛子、香菜、オイスターソース、味醂なんぞを適当に混ぜたタレに漬け込んで焼いてます。

仕上げに香菜を散らしてさらに唐辛子を振りかけました。

けっこうな本数があったんで半分くらいは残るやろうと思ってたんですが、Sさんがえらく気に入ってくれて全部食べ切ってくれました。






最後に〆としてお出ししたのがコチラです。









メインがボツになって〆に「カレーうどん」

*〆にカレーうどん

こんなカレーうどんを泡モノの最後にお出しする予定ではなかったんです。

メインっぽいモンとして鶏のクリームシチューを用意してたんです。

ちょっと寒くなってきてクリーム系のシチューもええかと思ったんです。

ちょうど自分が食べたかったってのもあるんですけどね。

味付けは市販のシチュー用のルーを使うつもりでした。

でもそれだけじゃオモロないんで、前日から仕込み。

手羽元を4〜5本使ってスープを取ることにして、ざく切りの生のタマネギや面取りしたニンジンを一緒に長時間煮込みました。

手羽元はだしがら状態になると思ったんで、それとは別に骨付きのもも肉を買うてありました。

下茹でしたジャガイモと固めに茹でたブロッコリーは最後に入れることにしてスタンバイ。

前日にルーまで溶かして仕上げても良かったんですが、念のため仕上げはお客さんが来てからすることに。

料理を半分くらい出した時点でSさんに確認したんですが、なんとビックリ。

クリームシチューはかなり苦手だとのことでした。

無駄にならなくて良かったんですが、おかげでメインがなくなってしまいご希望に合わせてカレーうどんを作るコトになったという訳です。

カレー出汁は白だしとメンツユなんかで適当に作りましたが、なかなか好評でした。




2時半頃からスタートした宴会は昼酒から夜飲みになだれ込み、11時頃にゲストがソファーで沈没するまで続きました。

ビールはそんなに飲んでないですが、結局二人でフルボトルのスパークリングワインを4本も空けてしまいました。(^^;)

これで初日の飲み食いはおしまい。2日目以降はあんまり新しいネタがありませんが、近いうちにアップする予定です。






posted by えて吉 at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

東京からのお客さんとの飲み食い 3日目から最終日まで

東京から知り合いが来てた時の飲み食いネタの3日目(13日の日曜日)を出来るだけサクサクッとご紹介します。

最初から読んでやる方は一日目の記事からご覧下さい。

ちなみに2日目はコチラになります。



前日は次郎吉の後、家で3時半頃まで飲んでたんですが、私は7時半頃には目が覚めてしまいました。

起きた時は二日酔いはなかったんですが、まだちょっと酔うてるような感覚でした。

次郎吉が濃ゆ過ぎたせいか全身に疲れが残ってる感じで朝ご飯を作るのも億劫でした。

miki_dogさんが起きてきはってしばらくしたら、朝ご飯は丸亀製麺に行こうとお誘い。

うどんを食べてから道の駅の野菜直売所を見に行くことにして家を出発。

北巽の丸亀は朝うどんをやってるんで、まずはその店へ。





丸亀製麺で朝うどん

*丸亀製麺で朝ご飯

この店では”朝うどん”と称して11時までは素うどんと同じ280円でわかめとかき揚げの乗ったヤツが食べられるんです。

店に着いたのは10時半頃でまだ”朝うどん”が食べられたんですが、miki_dogさんも私もかき揚げが欲しくなかったのであえて並のかけうどんをチョイス。

だるさの残る体にダシがよう染み渡って旨かったですわ。



丸亀を出たら前日の夜通った俊徳道を通り過ぎてひたすらまっすぐ外環へ。

いつものように六万寺の交差点を右折して外環を南へ。

初日からだったと思うんですが、火鍋をやろうというアイディアが出てました。

miki_dogさんは東京でちょくちょく火鍋を食べに行ってるそうで、私がだいぶ前に中華系の食料品店で買うたペーストを使って鍋にしようと。

私は火鍋を食べたことがなく何を入れるかも分かってませんでしたが、miki_dogさんが食べた慣れた材料を道の駅で探すことにしました。

外環を走ってまずは道の駅「しらとりの郷・羽曳野」を目指しました。

ここにはJA大阪南農産物直売所「あすかてくるで」っていうのがあって、品揃えが豊富でちょくちょく行ってるんです。

日曜日ってことで駐車場に入るまで何台か並んでましたが、パスせずにちゃんと並びましたよ。

ここでいくつかの野菜を仕入れたり、お土産を貰いっぱなしのmiki_dogさんに気に入りはったポン酢をさしあげたり。

羽曳野の道の駅を出たらまた外環に戻ってどんどん南下して次は和泉市にある規模の小さめの道の駅「いずみ山愛の里」へ。

あんまり期待せんと寄ったんですが、黒豆の枝豆があったんでそれを一束買えたんで寄った甲斐がありました。

外環沿いにもう一カ所道の駅があったんですが、そこはパスしてどんどん走って旧の26号線まで。

その頃にはだいぶ腹が減りだしてて昼飯の話になりました。

ちょくちょく丸亀製麺が現れたんですが、さすがに1日に2回も行くのはアホすぎるやろうとパス。

それでもどっかでうどんを食べようって話にはなって、まず旧26号線の岸和田にあるチェーン系のうどん屋へ。

何度か行ってるトコで、そんなにすごくはないけど、腹減ってたから妥協しようと。

ところが店の前まで行くと日曜日だというの店は閉まってました。

そこからさらに走って浜寺公園の手前にあるお気に入りのうどん屋「友泉」を目指すことに。

住之江区にあるもう一軒のお気に入りのうどん屋「秀吉」には以前お連れしたんで友泉もチャンスがあれば紹介したいと思ってたんです。

ところが店の前まで行くとここも開いてませんでした。

そして、最後はその先にある「はちまん」っていううどん屋へ。

ここはカレーうどんに力を入れてるようで、カレーうどん好きのmiki_dogさんも私もカレーうどんを注文。


腹ぺこでたどり着いた堺の「はちまん」のカレーうどん

*3軒目の正直でありついた「八幡」のカレーうどん

私は食べたことがあったんですが、あんまり味は覚えてませんでした。

私は空腹やったこともあってそれなりに美味しく食べたんですが、miki_dogさんに感想を聞くとちょっと甘すぎたと。

2軒に振られて好みに合わないうどんを食べさせてしまったのはちょっと申し訳なかったですねぇ。




この日は朝から火鍋にするつもりで手元にあったペーストについてネットで検索かけたりしてました。

パッケージに「努力餐」って文字があってどういう意味やろう?って思ったからなんですが、ざっと見た限りでは意味は分からず。

日本語のサイトがほとんど当たらんかったんですが、ある方のブログで全く同じ鍋の素が取り上げられてました。

文章をざっくり読んだ印象では火鍋って言うヤツの辛さはどえらい激しい印象を受けました。





実はこの日の朝、うどんを食べに出かける前に胃に少し違和感があったんです。

腹が減りすぎてるからかなぁ・・・と思ったんでとりあえずうどんを入れたんですが、その後しばらく経っても直らず。

そうなると二日酔いが胃に来たパターンかなぁと思い、ドライブの後半でドラッグストアに寄って液体系の胃薬を飲んだんです。

カレーうどんごときは辛いモノに入らんと思ったんですが、その後も胃の違和感は消えず。

そんな状態で激辛なモンを食べるのはどうかと思ったんで、結局この日は火鍋はパスすることに。

野菜類は翌日でも大丈夫やし肉類は冷凍庫のヤツを使う予定にしてたんでパスしても実害がなかったですしね。


で、地元のスーパーで「濃い味」っていうmiki_dogさんご指定の発泡酒だけ補充して家へ。




火鍋の材料は置いておくとして、黒豆の枝豆を湯がくことに。





道の駅で買うた「黒豆の枝豆」

*和泉の道の駅で買うた黒豆の枝豆

せっかくの黒豆やし、お客さんがいてはるんで丁寧に湯がきました。

普段だったらそのまま塩ゆでするだけですが、キッチンばさみを使って両端を切り落とし、しっかり塩をまぶしてこすり合わせて産毛を取ってやりました。

黒豆といえば丹波地方が有名ですが、これもそれなりに豆の味が濃くて旨かったですわ。

火鍋をやめたんで、残り物などで適当に食べることに。





ハズレな湯葉としめじの和え物

*ハズレな湯葉としめじの和え物

これは初日の宴会用に用意してて出さなかった一品です。

阿倍野に住んでた頃は、近所に旨い湯葉をおいてる造り豆腐屋さんがあったんです。

今は近所にめぼしい豆腐屋がないんでスーパーでパックに入った市販品の湯葉で妥協。

この日初めて開けてみたら湯葉というても、薄い膜があんまりちゃんと出来てなくて豆乳と半々って感じ。

かなりハズレでしたが、とりあえず味付けしてあったしめじと和えました。



色が悪くなった「おくらのお浸し」

*色が悪くなった「オクラのお浸し」

初日はえび詰めレンコンの炊き合わせに添えたんですが、そのまま浸け地に入れっぱなしで色が悪くなりました。



すじ肉とゴボウの煮物

*すじ肉とゴボウの煮物

これは初日から食べ続けてる煮物です。

切り干し大根は半分ほど妹一家に引き取ってもうたんですが、これは何回も食べるから置いとくように言われてました。


だいぶ色が濃くなった「ラフテー」

*ちょっと色の濃くなった「ラフテー」

これは前日に食べなかったんですが傷まないように火を入れ直しておいたんです。

そのせいか初日よりちょっと色が濃くなってるように感じました。



この日は前日に続いてお土産のチビワインを開けました。




お土産のドイツワイン2本目

*お土産のドイツワイン

今回のヤツはだいぶ色が濃いように感じました。

味はけっこうコクがあって旨かったような気がします。(^^;)




残り物合作で「豆腐汁」

*残り物の合作で「豆腐汁」

miki_dogさんは色んな食べ物をちょっとでも残すのが嫌だと。

前日の朝に作ったうどんのダシが余ったんですが、それも捨てたらアカンと。

その置いてあったダシを再利用。

初日にお出しした「ひろうす」のために裏漉ししてあった木綿豆腐の残りをそのダシに投入。

さらにサラダに使ったささがきごぼうの湯がいたヤツもココへぶち込んでやりました。

それを煮込んで軽くトロミを付けて溶き卵を回しかけたもんがこいつの正体です。




ここまで食べてほどほどに腹が膨らんできたんですが、もうちょっと入りそうやったんで冷凍してある手作りの餃子を焼くことに。






冷凍してあった自家製餃子

*冷凍してあった自家製餃子

あんまり自分の作った餃子を身内以外の人に食べて貰ったことがないんですよねぇ。

市販のヤツや中華料理屋、ラーメン屋のヤツよりかなり野菜多めなんで物足りないかなぁと思って感想をお聞きしました。

すると意外なことに、「店で出てくるヤツみたい」「洗練された餃子の印象」「悪く言えば特徴が無い」との評価でした。

私はあんまりヨソにない餃子やと思ってたんですけどねぇ。

二人でこの量だったのでペロッと食べてしまいました。

一人4つやから酢醤油のタレがけっこう余ったんですよねぇ。

私は餃子が少ないからしょうがないと片付けるつもりでしたが、これにも待ったがかかりました。

タレを捨てるのはもったいないからなんとか使えとのご要望でした。




残った餃子のタレを使うためにキュウリ

*餃子のタレを使うためにキュウリをカット

冷蔵庫に使うアテもなく買うたキューリがおったんでそいつを刻んで香菜(シャンツァイ)、ラー油の「香辣脆」とで和えました。

少し食べたら玉ねぎも加えろと言われたんで、ちょうど皮を剥いて半分だけラップしてあったヤツをスライスに。



さらにオニオンスライスをプラスして完食

*オニオンスライスをプラスして完食

これでタレも余らずキッチリ完食出来ました。

ゲストに料理を作った者としてはかなり複雑なんですが、ここまでの料理で一番コレを喜んではるように感じたんですよねぇ・・・。

単に餃子のたれで和えただけやのに、「旨い、旨い」と満面の笑みで喜ばれたのはなかなかねぇ・・・。(^^;)




この日は寝不足気味やったんで11時には寝ると宣言してました。

結局寝たのは12時頃でしたが、割と早めに切り上げました。





書き始めた時は3日目だけのつもりでしたが、続いて4日目(14日)の飲み食いも書いてしまいます。







14日は5時頃に目が覚めて寝直しに失敗。

布団から出てしばらく起きてたんですが、眠気が来てくれてあと2時間ほどは眠れました。

そして10時過ぎにはそれぞれが朝ご飯を食べることに。





次郎吉の常連さんに貰った玉子で「卵かけご飯」

*miki_dogさんの朝ご飯

次郎吉の常連さんに貰うたジョートーな玉子で玉子かけご飯。

汁物はすじ肉の煮込みにつかってたダシをmiki_dogさんが自分で改良しはったもんです。

煮込みの汁も捨てようとして待ったがかかったんです。

黄身がえらくオレンジ色の玉子と、昔ながらの漬け物って感じのタクアンで朝ご飯にしてはりました。




私はというと新しい器を使いたくてうどんに。






越後屋のエサ皿を使うために「ぶっかけうどん」

*越後屋の元エサ皿で「ぶっかけうどん」

この器は100均で越後屋のために買うたったんですが、これになってから越後屋の食欲がガタッと落ちたんです。

何日か使っても食が細いままやったんで諦めて、キャンプなんかで使う紙皿にしました。

元は人間さま用の食器なんで、捨てるわけにも行かずよう洗うて私が使うことにしました。

汚いって思う方もいるかもしれませんが、お許しを。


個人的には100円のくせにうどんを盛るとけっこう映える気がしてます。(^^;)





朝ご飯を食べたらmiki_dogさんはまたのんびり。


私の胃の方はこの日もやや違和感がありました。

この日は飲み過ぎてもなかったんで、二日酔いのせいで違和感があるわけでもないなぁと。

以前、miki_dogさんが遊びに来てくれた時も胃の不調があり、今回も3日目から不調。

もしかしたら、miki_dogさんにビシバシ色んなクセや悪いとこを指摘されるせいで精神的にプレッシャーが掛かって胃に来てるのでは?なんていう疑惑が出ました。

とりあえず、飲み食いは出来るんでその疑惑についてはソッとしておくことにしたんですけどね。







小腹が空いて枝豆で一杯

*小腹が空いて枝豆で一杯

2時過ぎになると小腹が空いたんで前日の枝豆の残りをツマミながらちょっと昼酒を入れてやりました。




これで腹が少し落ち着いたんでチャリでちょっと出かけることに。



まずは鶴橋駅前まで行ってチャリを置いて周辺をウロウロ。



狙ってた飲み屋はやってなかったんで、上本町に移動することに。




立ち飲みの「得一」に行こうと思ってハイハイタウンに入ったんですが、まだ営業前。

ネットで調べたら谷九の「得一」はやってる時間だったので、すぐそばの谷九店へ。




谷九の「得一」で「たらの白子」

*得一のたらの白子

チャリで移動してたから喉が渇いて最初のビールが旨かったですわ。

料理や酒の値段、店の雰囲気を含めてmiki_dogさんの好みに合うてたようです。



得一のずりのガーリック炒めと鱧天

*ずりのガーリック炒めと鱧天

鱧天は最初にオーダーしたんですがなかなか来ず、確認するとお店の人が忘れてました。

すぐ作ってくれたんですが、忘れてたからと数をちょっと多めにサービスしてくれました。




得一の「ヒラメの刺身」

*ヒラメのお造り

次郎吉でヒラメのお刺身に振られたんで得一で敵討ち。

ビールの後はそれぞれお酒をオーダー。

私は他の店に行ってもええし、そのままじっくり飲み食いしても良かったんですが、miki_dogさんの希望で家に帰ることに。

得一では二人で3080円だけ飲み食い。




外飲みをセーブしたのは、この日は絶対火鍋を食べると決めてはったからです。






初めて食べた「四川火鍋の素」

*初めて使った「四川火鍋の素」

日本橋の「上海新天地」で買うた火鍋の素です。

「川味火鍋底料」って書いてあったようですが、底料ってのが素って意味なんですかねぇ・・・。

右上の「努力餐」って単語が気になりますねぇ。

裏面に英語で作り方が書いてあって、水で薄めてもええけどチキンスープならなお良いと。

そこで出かける前から手羽元4本と酒、生姜、白ネギの青いとこ、ニンニクなんかでスープを取っておきました。

そいつで中のペーストを薄めてやりました。


火鍋に入れた野菜類

*火鍋に入れた野菜

大きめにカットしたジャガイモ、レタス、青梗菜、しめじなんかを入れてたと思います。





火鍋に入れた豚やラム肉類

*火鍋に入れた豚やラム肉

冷凍してあったスライスラム肉としゃぶしゃぶ用の豚、むきエビを用意。


初めて食べた「四川火鍋」

*初めて食べた四川火鍋

激辛やと思ってたんで前日は胃の不調でパスしましたが、食べてみたら全然大したことなかったですわ。

以前お誘いした知り合いに火鍋は辛すぎるからパスって言われた記憶があって余計に構えてましたが私にはごくマイルドでしたねぇ。

miki_dogさんももっと辛い方がいいと、鷹の爪をキッチンばさみでチョキチョキやっては盛大に加えてくれてました。

どんどん辛くして食べたんですが、スープはなかなか複雑で旨かったですねぇ。

ペーストはもう一種類「重慶火鍋」ってヤツも持ってるんですが、そっちは辛さはどうなんでしょうねぇ。

なんとなくイメージとしては四川料理は辛いって気がするから重慶はマシなんでしょうかねぇ。

外飲みをコンパクトに切り上げましたが、その甲斐がありましたわ。

この日は寝たのが1時頃だったかと。




最終日の15日は私は8時前には起きてました。

連日好き勝手に飲み食いしてましたが、毎朝の体重はずっと56kg台でえらい軽さでした。

最終日も56.85kgという軽さでしたねぇ。



10時過ぎには一緒に朝ご飯を食べることにして、何が食べたいかお聞きするとやっぱり「うどん」と。





お客さんに出した「鴨なめこうどん」

*miki_dogさんの分の「なめこ鴨うどん」

鴨は前々日に発泡酒を買いに寄ったスーパーで割引シールが貼られてたもの。

なんとく買うて使わなかったんでこの日のうどんはえらく豪華になりました。




自分の分の「なめこ鴨うどん」

*自分の分の「なめこ鴨うどん」

実はこの日も朝から胃の調子はイマイチやったんですよねぇ・・・。

それで鴨肉は一切れだけ味見するだけにしときました。




miki_dogさんはこの日に京都で出張仕事が入ってはりました。

夕方からの打ち合わせってことで、京都までの移動はこの数日前に知った方法を提案。

うちの最寄り駅から田舎方面に3つめの「久宝寺駅」ってトコの駅前から京都駅までの直通バスがあることを知ったばかりやったんです。

その時刻を調べて1時間はほど行けるとお伝えしたら、そのルートで移動されると。

miki_dogさんは1時のバスに乗るために12時半過ぎにはビシッと仕事モードの服装と顔つきになって颯爽とうちの家を後にされました。

金曜日から丸々4日間も一緒に飲み食いしていただき、非常に楽しかったですねぇ。


というわけで、内容たっぷりな飲み食い記事は以上で終わりです。

また近いうちに一緒に飲み食いしたいものです。
 
 
 
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2013年10月24日

東京からのゲストとの飲み食い 2日目

東京から知り合いが遊びに来てくれた時の飲み食いネタの続きです。

初日(10/11)の金曜日のネタはコチラにありますんで、初めから読んでやるって方はリンク先からどうぞ。

12日の朝、私は8時に前には目が覚めたんでしばらく一人でのんびりしてました。

ゲストのmiki_dogさんからは朝はゆっくり寝たいと聞いてたので、出来るだけ音を立てないようにコソコソと。

この時期はまだ気温がある程度高くて、客間は冷蔵庫と冷凍専用庫の2台があるおかげで温度が上がりがち。

部屋の戸を開けてはったんで音を出さんように気ぃ使いましたが、もうちょっと涼しくなってたら軽い暖房代わりに良かったんでしょうねぇ。



起きて来はってから朝ご飯をどうするか聞くとうどんがいいと。

miki_dogさんに食べて貰えるように生讃岐うどんも買うてありましたが、お土産に貰った韓国の麺類「カルグクス」を食べることに。

私はカルグクスって食べた記憶なかったんですが、日本のうどんみたいに食べても問題ないと。

そこでダシは普通のうどんのモノを用意してそいつでカルグクスを食べてみることに。




お土産に貰った韓国の麺「カルグクス」のパッケージ

*お土産に貰った韓国の麺「カルグクス」

韓国で買うて来てくれたヤツなんでパッケージの表記はハングルオンリー。

唯一目に付いた数字「2−3」ってのが茹で時間やろうと判断。

この辺のことは当日アップしましたんで、詳しくはコチラをどうぞ。

なめこ好きと聞いてたんで、使い道を考えずに2袋買うてありそれを使いました。

ダシは前日の家宴会が和食やったんで昆布とかつお節で引いたヤツがたっぷり余ってて、贅沢にそいつを使いました。



韓国の麺「カルグクス」できのこうどん

*カルグクスで作ったキノコうどん

なめことしめじをダシの中でサッと炊いてたっぷりとかけました。



カルグクスの麺のアップ

*麺のアップ

カルグクスは茹でてから水で締めて、もう一度温め直しました。

麺は平べったくてツルツルの表面で、温め直したせいかコシは弱めでした。

ダシの風味がよく食べやすい麺は問題なく合うてたんで、贅沢を感じる朝ご飯になりました。





食後はmiki_dogさんはソファに寝転がって本を読んだりしながらゆっくりしてはりました。

私は小ネタをアップしたり、新聞を読んだりしながらのんびり。

この日は夕方に予定が決まってたので出かけたりすることもなく家でだらだらしてたんです。







1時頃になって小腹も減ってきたんで、軽く飲みつつ残り物を摘まむことに。


残り物を適当に盛りつけてまたベランダで飲ることに。








前日の宴会の残り物で昼酒

*前日の残り物で昼酒

・切り干し大根

・れんこんのキンピラ

・レンコンのえび詰め

・なすびの揚げ煮

・秋鮭の南蛮漬け

・うずら玉子の山椒醤油漬け

全部前日の宴会で出したものです。

どれもけっこう余ってたんで、同じアテでもいいって言うて貰えて助かりました。

夕方は外食予定やったんで、余りすぎてたら全部妹一家に押しつけんとアカンと思ってたんですが、ほとんど自分らで食べられました。

押しつけたんはけっこう量があった切り干し大根くらいですかねぇ・・・。






和食でしたが、ワインもちょっぴり舐めました。







お土産に貰ったドイツワイン

*お土産に貰ったドイツワイン

同じサイズで種類の違うヤツを3本も頂きました。

東京から重い荷物を抱えて来てもらっただけやなくて、ドイツの旅行中に買うてくれたんで2重に感謝です。

ちょっとクセのある味でしたが、昼間にちょっとずつ飲むには便利でした。

和食に合うかと思ったんですが違和感もなく美味しくいただきました。



食後は片付けを済ませたらそのまま家でのんびり。


夕方は予定では5時頃出かけるつもりやったんです。

その頃までずっと時間を潰してたくせにギリギリでごちゃごちゃと用事をしてたらちょっと出るのが遅くなりました。

電車嫌いの私に付き合ってチャリで出かけるのを了解してくれたんで2台のちゃりで出発。

家から目的地まで30分弱やったでしょうか。

俊徳道の怪しい串カツ屋「次郎吉」についたは6時頃だったかと。


一見(イチゲン)やったら開けにくそうな店の戸を開けてドッキリ。

すでにけっこうお客さんが入ってて、詰めて貰わずに座れたのは入ってすぐの2席だけでした。

店の周りには他に行くとこないのにもうちょっとで店に入れんトコでした。

L字型のカウンターの入り口そばの短い一辺には何度も顔を見てる常連さんが二人連れで座ってました。
 *その常連さん、最近は週末だけしか来てないって言うてましたが遭遇率高すぎですわ。(^^;)

席について、とりあえず瓶ビールを貰い、大将の隙を見てまずは生ものからとオーダー。


初日の家宴会で”鯵のきずし”をパスしたら恨まれてたんで、黒板に(サバの)きずしを発見してさっそくオーダー。

ところが既に他のお客さんがオーダーしてて品切れ。

続いて頼んだヒラメも常連さんが注文済み。

次郎吉のお造り類ってかなりレベルが高いと思うんですが、ほとんどが1〜2人前分しかないんですよねぇ。

オーダーは通ってたけど、まだお客さんに出てなかったんで予定通り家を出てたら食べられたかもしれなかったんですねぇ。

たしか他にもなにか言うたけどそれもすでに終わり貝好きのmiki_dogさんは貝類を狙ってはったけどこの日は入荷無し。

結局、出だしのオーダーはなにも通らず。





大将がバタバタしてたこともあって、しばらくビールを飲みながら様子を見ることに。





そうしたらいつもの次郎吉のパターンと言いますか、注文してない品がちょくちょく私らの前に。




素揚げの牛肉

*素揚げの牛肉

これは串カツ用の牛肉なんですが、この店では以前なら生食もしてました。

そんな生で食べられる肉をサッと油に通したもので、塩が振ってあってそのまま頂きました。



勝手に出てきた牛肉の串カツ

*勝手に出てきた牛肉の串カツ

これも勝手に出てきたモノ。

大将のてっちゃんが、他のお客さんの分も揚げて配給してくれました。

この日は他にも食べたんですが写真はこの2枚だけ。

カキフライだったかカキのどてだったかも出てきたはず。

写真を撮ってないだけでなく、何を食べたかほとんど記憶がないんですよねぇ・・・。

何回か行ってて、てっちゃんのオンステージ状態は体験してるんです。

開店と同時に大将はガンガンカウンターの中で飲み続けるんで、どんどん濃さがアップして客をいじりまくるんです。

ダジャレやらジョークやらについて行って適切に返そうと思うとなかなか油断が出来んのです。

だから普通でも濃ゆいんですが、この日は客も濃ゆいモン揃い。

こちらは一言喋っただけで東京弁と分かるゲストと一緒やと当然バンバン弾が飛んでくるわけです。

前の大将からだけでなく客同士が左右から撃ってくるから、食べることより回りの会話に注意するのが忙しいほど。

何回も出会ってる常連だけで無く、これぞ大阪のオバチャンっていうお客さんやらちょっと天然入ったボケを飛ばすオッチャンやら。

店の中がカオス状態で喋る声のボリュームもマックス。

食事に行ったっていうより、関西でも濃ゆい河内の下町の波に巻き込まれたって感じでしたわ。

なんかやんか食べて、よう飲んだって印象だけで料理は霞んでしまいました。


横に居った常連さんのお連れさんはジョートーな玉子を持ち込んで、大将にご飯を炊いて貰い玉子かけご飯をがっつり食べてはりました。

miki_dogさんもそれを一緒に食べてはったんですが、店を出る時に残ってた玉子と、これまた特別やっていう漬け物をプレゼントされてました。

最後にmiki_dogさんがてっちゃんと記念撮影をしてお店を出ました。



料理的には生ものが食べられず、不完全燃焼ですが店の濃ゆさでは今までで一番でしたね。

miki_dogさんは喜んではったみたいですが、私は正直疲れましたわ。(^^;)





常連さんに貰った漬け物で一杯

*次郎吉の常連さんに貰った漬け物

家に帰って貰うた漬け物で一杯。

手前がタクアンで、奥はチビッコい大根系のヤツにたっぷりの葉っぱが付いてました。

最近のタクアンはやたら甘かったりケミカルっぽい味がしますが、こいつは塩気がちゃんと効いて嫌な甘さがなくジョートーでしたねぇ。



昼酒から始まって夜までこの日もしっかり飲み食いしました。
 
 
 
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2013年10月18日

東京からのお客さんと和食で家宴会

11日の金曜日の家宴会での飲み食いの様子をご紹介します。

今回のお客さんは今まで何度かお会いしてる東京にお住みのmiki_dogさんというお方でした。

3連休とその前日の金曜日は休暇を使って遊びに来てくれることになったんで初日は家で私の料理を食べて貰うことに。

丸々4日間あったんで色んな過ごし方を考えたんですが、家宴会をやるなら初日なら目一杯仕込みが出来ますからね。

おいでになる何日か前には乗りはる飛行機の便と到着時刻も知らせて貰いました。

なにげなくお迎えに行きますよーって約束したんですが、後で考えると昼の1時頃に着くゲストを伊丹空港で迎えるなら当日の仕込み時間がぐっと短くなるんですよねぇ。

家に戻ったら出来るだけ早いこと飲み始めたかったこともあって、できる限り前日までに仕上げる方針で仕込みました。


当日の午前中は家の片付けとどうしても当日にしたかった仕込みだけをやりました。

9時過ぎには近所の活魚屋「大昌」に行って魚を調達。

この時ええ型の鯵がおったんで、ほんまは「なめろう」「たたき」「あじ納豆」「あじのきずし」なんかで食べたかったんです。

特にあじのきずしがやりたかったんですが、時間的にタイトやと気ぃが焦るんで泣く泣く断念。

鯵を諦めたことをツイッターの方で呟いたら後で

 「(迎えなんかいらんから)きずし食べたかったぁ〜」

って何回も言われてしまいました。(^^;)

前日にしっかり料理したおかげで、当日は11時頃にはやることがなくなってしまい、伊丹に向かうことに。

遅くても11時半には出るつもりでしたが、20分ほど早い出発に。

阪神高速がえらく空いてたんで12時前には空港に着いてました。

しばらく空港内の売店なんぞを探検してたんですが、30分ほど前には到着ロビーへ。

ベンチに座って到着する便を確認すると、聞いてた便が見当たらず。

「もしかして、関空やったんか?」

って、焦ったんですがインフォーメンションのお姉ぇちゃんに聞くと、ANAは反対側やと。

国際便が飛んでた頃にはしょっちゅう送り迎えに来てたんですが、到着口が南北に別れてたとはしりませんでした。

車も出来るだけ到着口に近いトコにと思って止めたんですが、結果的にえらく離れてしまいました。

時間があったんで一旦車に戻ってANAの到着口の方へ移動。

そんなことをやってたら、結局到着時刻の10分ほど前になったんで暇つぶしがいらんようになりましたわ。

到着口のそばに551蓬莱がレストランと売り場を出してたんで、豚まんを1個だけ買うてその場でパクパク。

ちょうどええ腹の調整になりましたわ。

miki_dogさんは1時半頃には無事ロビーに出てこられたんで、車へ移動してサクッと家へ。


さっそく飲み始めることにしたんですが、気持ちのええ天気やったんでベランダにイスを出して飲むことに。

キャンプ用のイスの内、私のお気に入りのヤツはmiki_dogさんに使って貰って、私はショボイやつで。

デカイアイスボックスを間に置いてテーブル代わりにすることに。飲み始めたのは2時半頃だったかと。





では、お出しした料理をご覧下さい。







まずは和風の前菜盛り合わせ

*和風の前菜盛り合わせ

今回は事前に色々とmiki_dogさんの希望がメールで送られて来てました。

その中で私が最近よくやるペーストモンはいらんと。

前回の家飲みの最初にお出ししたらパンはお腹が膨らむからイランって言うてはったんです。

パンはアカンでもクラッカーくらいでちょっと摘まんで貰おうかと思ったんですが、バッサリと却下。

出だしで私も席に着いて一緒に乾杯しながら摘まむにはありがたかったんですけどねぇ・・・。




ペーストが禁じ手にされたんで盛りつけるだけ済む和ぁなツマミを用意。

手前から「うずら卵の山椒醤油漬け」「秋鮭の南蛮漬け」「レンコンのきんぴら」「切り干し大根の煮物」です。

前日の朝イチで昆布とカツオ節でたっぷりのダシを引いておきましました。

切り干し大根は軽くもみ洗いをしてから10分間タイマーを掛けてパリッと戻しました。

ニンジンは細く刻んであらかじめ出汁に薄口と酒、味醂を加えた煮汁で煮込ました。

ある程度ニンジンが煮えてから切り干し大根を加えてしばらく煮込んだらパリパリした食感がなくならんとこで火を止めました。

蓮根は皮を剥いてから小口からスライスにしたヤツを半分にカット。

油で炒めてから酒と味醂を加えてアルコールを飛ばし、だし汁少々と塩などで味付け。

ほんまは仕上げにたっぷりの黒ごまをまぶして見た目のメリハリを付けるつもりでした。

ところが直前に黒ごまを味見すると、油が回り始めてる気がしました。

何回も使ってるゴマでしたが賞味期限は5年くらい前になってたんで、今回は諦めて白ごまで。

しっかり歯ごたえを残した薄めの味付けに仕上げました。

鮭は魚としてはあんまりオモロないですが、秋鮭って名前の通り秋っぽさで採用。

一切れの切り身を4〜5切れの一口大にカット。

軽く塩をして片栗粉を打って油で揚げ焼きに。

浸け地はあらかじめ酢、味醂と酒の煮切り、ちょっぴりのだし汁を合わせて小鍋で一煮立ちさせて冷ましておきました。

揚げたてのシャケを加えて、その上から厚めにスライスした玉ねぎを乗せてやりました。

玉ねぎは薄すぎると存在感がなくなるかと思ったんで、わざとやや厚めにしました。

酢に浸かりすぎて身ぃが固くなったりせんように、これは当日の朝イチで仕込みました。

うずら玉子はなんとなくビールのツマミにええかと思ってメニューに入れてやりました。

冷凍してあった山椒の実を3日ほど前からメンツユと濃い口醤油を合わせたトコに漬けて起きました。

前日にうずらをゆで玉子にしてキッチンペーパーで包んでから山椒醤油を掛けてビニール袋で保存。

当日の朝に味見をしたらもう味が付いてたんで、出汁から上げて置いておきました。



この盛り合わせだけでけっこう飲めたんでしばらくおしゃべり。



今回は全体を和食で統一したんで、次のヤツも和風に仕上げました。







ごぼうと水菜の和風サラダ

*ごぼうと水菜の和風サラダ

ゴボウは土付きのヤツを包丁でささがきにして、塩ゆでしました。

ニンジンは細かく刻んでから軽くチン、ひじきは戻してから出汁を使ってごく薄めの下味をつけておきました。

当日の朝にサラダ水菜を刻んで冷水でパリッとさせて、サラダスピナーで水気をキッチリ切ってスタンバイ。

宴会が始まってからごましゃぶのタレにコーヒーフレッシュを加えてゴボウに絡めてからそれぞれの素材をプラス。

あっさり目やけど、酒の肴にもなるサラダになってたと思います。






3つめは事前にリクエストされてたものです。








ごぼうとすじ肉の煮物

*ゴボウとすじ肉の煮物

すじ肉は以前若ごぼうと一緒にトマト煮込みで食べてもうたことがありました。

今回は和風で牛すじとごぼうの煮物を希望されました。

牛すじ肉はかなり手前でたっぷり買うて下茹でを済ませて冷凍してありました。

味付けは甘みを感じない程度に控えて、やや塩気をしっかりさせてゴボウやスジにちゃんと味が入る程度に。

前日に仕込んで温め直しましたが、ごぼうの歯ごたえが弱くなりすぎてなくて良かったですわ。






シマアジのお造り

*シマアジのお造り

お客さまなんでちょっと贅沢して朝イチに行った活魚屋で「シマアジ」を仕入れました。

3枚おろしにした半身のその半分、背中側のヤツが1本で1000円ほどでした。

切り立てを食べて貰うために、宴会が始まってから皮を引いて冊からお造りにしました。

歯ごたえしっかりの活きのいいお造りはなかなか良かったです。

この造り自体には文句なかったと思うんですが

 「きずし」、「きずし」
 
と言われてしまいました。






レンコンのエビ詰め、なすびの炊き合わせ

*レンコンのエビ詰めとなすびの炊き合わせ

えびの詰め方が汚くてすんません。

今回の宴会はメニューとして秋らしい季節感を出すのにかなり苦労してたんです。

秋っぽい野菜として浮かんだもののうち小芋やカボチャはmiki_dogさんが嫌いだというのでボツ。

蓮根はお好きやと確認したんで、最初のキンピラと素材はダブりますが煮物に。

冷凍のむきエビは在庫があったんですが、食感的にブラックタイガーの方が良さそうに思ったんで4匹だけ買うて来てミンチに。

たまたまスーパーで大きすぎないブラックタイガーをバラ売りしてて助かりましたわ。

こういう”射込み”料理って中に詰める具はあんまり要らないですからね。

4匹でもエビミンチが余ったんで団子にして一緒に炊いてやりました。

秋なすも季節のモノってことで煮物に。

縦に細長く3カ所皮を剥いて輪切りにして、多めの油でまず揚げ焼きに。

そこにダシと酒、味醂、濃い口醤油と鷹の爪を加えて炊いてやりました。

全体が似たような味になるのを避けるためにちょっと濃ゆい味付けにしてみました。

おくらはサッと湯がいてからメンツユを調整した浸け地で味付け。

ちょっと長すぎてキレイに立たなかったのはご愛敬。

えび詰めレンコンはカリカリよりは火が通ってるけど、ポクポクした芋っぽさが出る手前の煮加減。

一応狙ったトコにほぼドンピシャリ決まりました。

ちなみに火加減をチェックするためにエビを詰めずに同じ厚みのレンコンを一枚だけ一緒に炊いてました。

それを何回か囓って火の通り加減をチェックしたんで狙い通りに行きました。









仕上がりがイマイチやった「自家製ひろうす」

*仕上がりがイマイチの「自家製ひろうす」

ひろうす(飛竜頭、がんもどき)って、売ってるヤツはあんまり食べたくならないんですが、自分で作った揚げたてはけっこう好きなんです。

ただ豆腐の水切りから始まって、裏漉しや具の用意が手間でお客さんの時しかやろうと思わないですねぇ。

久しぶりにやったんですが、スーパーのお高めの木綿豆腐を使い丁寧に仕事したつもりがこんなブサイクな見た目になってしまいました。

油がぎょうさん余るのが嫌でフライパンに浅めに入れて揚げ焼きにしたんですが、そのせいですかねぇ・・・。

中身はキクラゲと真空パックに入ってた剥きぎんなん、ネギ、ニンジンだったかなぁ・・・。

ゲストのために気合いを入れたのにイマイチな見た目が残念でした。



お酒の方は最初のビールに続いて割と早いとこから日本酒をやってました。

冷蔵庫に珍しくあった純米酒を冷やでやりました。




次は酒の進む贅沢なオツマミ。







贅沢に「シマアジ納豆」

*贅沢に「シマアジ納豆」

普通の鯵でも文句ないですが、新鮮なシマアジを使うのは贅沢に感じましたねぇ。

しまあじの量もたっぷりでええ酒のアテでしたわ。







最後にちょっぴり濃ゆいモノを。








皮付きの豚バラ肉で「ラフテー」

*皮付き豚バラ肉で作った「ラフテー」

しつこくならないように2回下茹でをやって脂を落としてます。

赤身の部分が柔らかくなりすぎないようにある程度の煮込み加減にしています。

色はけっこう濃いですが、濃い口醤油と黒砂糖の色なんで味はわりとマイルドかと。

これを炊いたダシだけは他のと別で、アホほどかつお節を入れたら濃くなりすぎたダシを冷凍してあったんでそれを使ってます。

食後は屋内に入ってジントニを作ったりしながら飲みメインで。

スタートが早かったんで11時ごろにはお開きにしました。

洗い物もきっちり済ませて、沈没することなく布団に行けたんでええ終わり方でした。

翌朝の体重も56kg台と非常にええ数字で、初日の飲み食いは成功だったと信じておきます。
 
  
<後日 追記>

続きの記事へのリンクを追加。

2日目の飲み食いについてはコチラからご覧下さい。

 
 
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2013年09月10日

久しぶりの持ち寄り家宴会はマラソン飲み食いに

8日の日曜日にうちでやった持ち寄り宴会の模様をご紹介します。

去年の今頃、今のマンションに引っ越して少しした頃にも一度似たようなスタイルでやったんですが、しばらく前からまたやりたいなぁと思ってました。

そんな時にインド料理を作って食べる会「グルコバ」でお世話になってるこばやしさんの奥さんであるゆっきーさんから

 「また家宴会やらんのか?」

とのメッセージがこばやしさん経由で届きました。

それが8月下旬のことでしたが、日程を調整してると*あきこ*さんから8日なら空いてると。

すぐゆっきーさんからも8日はオッケーと返事があったんで、早々に日程は決定。

グルコバの常連さんを中心に何人かの方に声をかけて、都合のつくモンが適当に集まることに。

最終的には大人だけで10人近い人数になりましたが、一応食べるモノを持ち寄るということで。

メニューが決まった人には連絡をもらって調整しつつ当日を待ちました。


皆さんの料理が割と肉系になりそうやったんで、私は野菜系のツマミを中心に何品か用意することに。

当日の展開、皆さんの腹具合に合わせて調整が効くように仕上がった料理以外にすぐ食べられるアテだの日持ちする材料を揃えました。

料理が余るのはええけど、せっかくみんなが集まって食うモンや飲むモンが足らんってのは寂しいですからね。


当日までに普段使ってる居間とその隣の部屋を一続きにした宴会場仕様で皆さんの到着を待ちました。

一応スタートは12時以降ってことにして、好きな時間に来て好きな時間に帰るってことにしておきました。


こばやしさん一家とゆっきーさんのお友達hamaxさん、EGMさんなどがほぼ12時ジャストに到着。

到着するなりこばやしさんトコの娘さん2人は持参のWiiをうちのテレビに繋ぐと店開き。

大人はまずは乾杯しようと急ぎで飲み物をお出ししました。

5〜6人の宴会なら十分対応出来るようにグラスや食器を揃えてあるんですが、今回くらいの人数になるとキャパオーバー。

新しい食器は買わずに、足らん部分は紙皿やプラカップでお許しいただくことに。

最初に到着された数人の分は、事前にグラスを冷凍庫でキンキンに冷やしておいたんで”ちゃんとした”乾杯が出来たかと。

乾杯はシルクエビスでやって、簡単なアテを摘まむことに。


盛りつけるだけまで用意してきてくれたhamaxさんのお料理でスタート。




hamaxさんの「スモークサーモンのサラダ」

*hamaxさんの「スモークサーモンのサラダ」

野菜も全てカット済みで、自家製のドレッシングまで持って来てくれてはりました。

うちのマヨネーズで最後の仕上げをしたらすぐテーブルへ。


hamaxさんの「シシャモのオリーブオイルの揚げ焼き」

*hamaxさんの「シシャモのオリーブオイル揚げ焼き」

気に入ってはるおつまみだそうで、干物のししゃもをじっくり揚げ焼きにしてありました。

冷めても美味しいとの言葉通り、そのまま食べましたが雰囲気が変わって美味しかったです。



最初の乾杯用に「ペースト3種盛り」

*乾杯用に「ペースト3種盛り」

最近、宴会の出だしでペーストモンを良く出してます。

こういうヤツは事前に仕上げておけて、盛りつけも一瞬。

クラッカーに乗せるのは各自でやってもらえば、手間がかからんし、最初の酒を飲むのにしばらく保つんで便利なんです。

内容は、右から

 ・ラム肉のタコミート風
 
 ・ゆで玉子のマヨネーズ和え
 
 ・ブロッコリーのヨーグルトチーズ和え
 

しばらく前から冷凍庫にあったラム肉の薄切りを半解凍で刻んで粗みじんに。

玉ねぎのごくごく細かいみじん切り、ししとうのみじん切りと一緒に炒めて、クミンパウダー、タコス用のミックススパイスなどをプラス。

そこに冷凍のトマトソースを加えて、ケチャップ、ソースなどで甘辛に味付け。

これは塩も辛みも割としっかりめに効かせておきました。

ゆで玉子は3個分をマッシャーで潰してからコーヒーフレッシュ、粉チーズ、刻んだ生パセリ、粗挽きコショウ、マヨネーズ、塩などで味付け。

あんまりマヨネーズを使わずにワイン類にも合う、ちぃとばかり大人向きの玉子和えにしました。





ブロッコリーの和え物にはこの宴会の直前に見つけたトルコのチーズを使いました。





トルコのヨーグルトチーズ「ラブネチーズ(Labne)」

*トルコのヨーグルトチーズ「ラブネチーズ(Labne) 

宴会のためにあっちゃこっちゃ巡ってて見つけたんですが、どこで買うたか忘れてしまいました。

中身は水気の多いクリームチーズみたいでヨーグルトっぽい軽い酸味がありました。

当日まではキリのクリームチーズで別のモンを作る予定やったんですが、朝にラブネを開封して味見をしてこれに変更。

ブロッコリーを細かく刻んでコショウと一緒にラブネとよく混ぜて、軽く塩を加えて味を調えてやりました。

hamaxさんが気に入ってくれてお代わりしてはりました。



次は少しだけ少し遅れてちびっ子2人と到着されただいこんさんの差し入れを。




だいこんさん作の「まぐろのづけ」

*だいこんさん作の「づけマグロ」

ほんまは燻製にしてもええと思って下味を付けてたんやそうです。

時間切れで漬けマグロとしてそのままいただきました。

今回、前日に活魚屋の「大昌」まで行ってなんぞオモロイ生ものがないかチェックしてたんです。

でも扱いやすそうなモノが見当たらず断念してたんで、生ものがあるのは嬉しかったです。

人数が多いから一瞬でなくなりましたけどね。



EGMさん差し入れの「大根の浅漬け」

*EGMさん差し入れの「大根の浅漬け」

飲兵衛の箸休めにええやろうとEGMさんが買うて来てくれはりました。

EGMさんは酒も4合瓶の焼酎を2本に電気ブランや超高級なトニックウォータなんかも差し入れてくれはりました。


だいこんさん作の「鶏の燻製」

*だいこんさんの自家製「鶏の燻製」

燻製作りのベテランが鶏ムネ肉ともも肉の2種類を燻して持って来てくれました。

安心の美味しさって感じで、これも皆さんに好評でしたねぇ。



*あきこ*さん作の「スペアリブの黒酢煮込みと煮卵」

**あきこ*さん作の「スペアリブの黒酢煮込みと煮卵」

スペアリブを中華風に煮込んであるんですが、スパイスの香りがよう効いてて煮汁が抜群の旨さでした。

八角くらいは分かりますが、他にクローブやシナモンが入ってたそうです。

香りに甘さがあって、クローブやシナモンってカレーくらいにしか使わんので流石やなぁと。

捨てるのはもったいない思ったらhamaxさんがめっちゃ気に入って持って帰りはりました。

煮卵の黄身がええ具合の半熟やったのも皆さんに好評でした。

中華系の料理に詳しい*あきこ*さんらしい一品でした。



乾杯してしばらくすると、こばやしさんがテーブルの少し離れたトコでなにやら作業開始。

正座で座って、目の前に紙を広げては丁寧に何かを包んではりました。

小さな包みがいくつも出来ていく様子は、まるで家で内職をしてるおばちゃんのようだなんて誰かが言うてたのは秘密です。(^^;)





その紙包みは意外な調理のされ方をしてました。




シンガポールの名物料理「ペーパーチキン」

*シンガポールの名物料理「ペーパーチキン(チーパオカイ)」

以前にこばやしさんのブログで作り方の記事を読んで鶏好きとしてかなり気になってた料理です。



シンガポールの名物料理「ペーパチキン」

*シンガポール料理「ペーパーチキン」

油から上げた紙包みを長い皿にこうやって盛りつけて、各自が指をべたべたにしながら開封。

中の写真はちゃんと取れてなかったので、気になる方は上のリンク先でご覧下さい。

この料理には中国醤油と紹興酒が欠かせないんでわざわざ買いに行ってくれたそうですし、鶏にもこだわって大山のにわとりを使ってはるそうです。

紙に包まれてると蒸し焼きになるのかと思いましたが、一部は焼いたような香ばしさもあって、不思議が出来上がりでした。

この料理はメインの鶏もごちそうやけど、紙の中に溜まった鶏の汁と脂が旨いんだと。

ほんまはご飯に乗っけて食べるのがええらしいんですが、バケットを浸けていただきました。

普段カロリーだの節制だのってやってると、脂汁って泣く泣く残したりしますが、宴会なんで気にせず食べると脂の旨さを実感出来ました。




少し遅れて到着したmyblackmamaさんは、たっぷりの食材を抱えてはりました。

2品の料理を食材の切り出しや下茹でなど、ゼロからうちの台所に籠もって作ってくれてました。

揚げ物をやるってことで、まず最初にこばやしさん、そしてmyblackmamaさんが揚げてからゆっきーさんという段取りになりました。

ゆっきーさんからはmyblackmamaさんの仕上がりを待ってたら、やる気がなくなるとのツッコミが入ったので油の一部だけ取り分けて先に料理してもらうことに。

春巻きの中身は予め仕上げて包むだけにして来てくれてたんで、ササッと包んで揚げることに。

だいぶ前から調理してるmyblackmamaさんをサクッと抜き去って料理が完成。




ゆっきーさん作の「ソーセージとレンコンの春巻き」

*ゆっき〜さん作の「ソーセージとレンコンの春巻き」

中の具材はこばやしさん特製のカレーパウダーなどのスパイスで味付けしてありました。

レンコンのシャキシャキした食感とカレーの風味がよう合うて非常に旨かったですわ。

中身の味付けには発酵ペーストなる調味料?も入ってたそうです。

蓮根カレー春巻きの作り方はゆっきーさんのコチラの記事をご覧下さい。






ゆっきーさんの春巻きからしばらくして、myblackmamaさんの揚げ物も登場。

下ごしらえや揚げるのは*あきこ*さんも手伝っての完成でした。



myblackmamaさん作のシチリア料理「ブロッコリー団子のフライ」

*シチリア料理の「ブロッコリー団子のフライ」

料理名はちゃんとした正式なヤツがあるんですが、私には分からんので適当でスンマセン。

細かく刻んだブロッコリーに粉チーズ一瓶、玉子3つ入ってたのは確認してます。

ミルサーでパン粉を細かく砕いて使うあたりも本格的ですねぇ。

私は揚げたてを食べるタイミングを外してしまって、ちょっと温度が下がってましたが、揚げたては抜群やったようです。





カレー風味やイタリアンが来た後に、まったく統一感がないですが、私の仕込んであったものをお出ししました。





*あきこ*さんのリクエストで作った「菊菜の白和え」

**あきこ*さんのリクエストで作った「菊菜の白和え」

しばらく前にこばやしさんのお誘いで、*あきこ*さん、ishさん、私の4人で焼肉屋に出かけたんです。

そこでこの宴会の料理に白和えを作って欲しいとリクエストをもらった次第。

個人的には白和えって脇役の中でも地味な割にけっこう手間が掛かる印象なんですよねぇ・・・。

しかも、具は私の苦手な「菊菜」が絶対のご指名。

和え地は、近所のスーパーで一番上等な木綿豆腐を買うて来て前日に仕込み。

まず豆腐を斜めにしたまな板に置いて、上にバットと重しをして水抜き。

さらに2回キッチンペーパーに包んで水を吸わせました。

それでも水が抜けすぎてパサパサにはなってなかったですけどね。

裏漉し器にかけてから当たり鉢へ。

練りごまと当たったんですが、いきなりスプーンですくった練りごまを加えたらなかなか混ざらず難儀しました。

味付けには薄口醤油ちょっぴり、だし汁もちょっぴり、砂糖少々、塩ちょっぴ。

事前の味付けはごくごく控え目にして当日味を見てもうてから味決めをすることに。

菊菜は事前にサッと湯がいてカットしておきましたが、ちょっと湯がきすぎてダメ出しを貰いました。

コンニャクは予め細くカットしたヤツの少量パックがあったので、それを買うてまず下茹で。

別でウズラ玉子30個をめんつゆベースのタレに山椒の実と鷹の爪を加えた浸け地で煮卵?にしてました。

前日に半日浸けたらもう十分味が付いてたので、浸け地から上げて置きました。

このタレを使い回すために、ニンジンとコンニャクは薄めたタレで煮込みました。

濃い口ベースでコンニャクとニンジンの色が悪くなり心配しまたが、キッチンペーパーできっちり汁気を取って置いたんでそんなにヒドイ仕上がりでは無かったかと。

ちなみに白和えの生地を当日*あきこ*さんに味見してもらうと、甘みとして白味噌が欲しいと。

一部は少量の白味噌をプラス、一部はそのままで皆さんに味見をしてもらうことに。

もっと白味噌が欲しいって言う人、豆腐の味が濃すぎるっていう人、いや大したことないっていう人、あっさりの方が好みやって人、がっつりごまの風味を効かせたいって人、これは見事に皆さんの好みが分かれました。


ちょっとした話のネタになったんで真面目に仕込んだ甲斐があったってことにしておきます。



*あきこ*さんからは、もう一品好物の「ぬた」を希望されてました。

ところが、ワケギを探して何軒もスーパーや八百屋を巡ったんですが、どこにもなく手頃な貝類も目にしなかったので今回はボツに。

後でネットを調べると、分葱って広島が主産地だそうで、その出荷時期は9〜4月。

最盛期は11月以降って書いてあったんで、どうやらまだ旬ではなく出回ってなかったようですわ。








不人気やった「冬瓜の煮物」

*不人気やった「冬瓜の煮物」

和物の料理にあれば便利やからとかつお節を贅沢に使ったダシを引いてありました。

冬瓜は丁寧に皮を剥いて、面取りをしてから、皮目には細かく隠し包丁を入れてからたっぷりのお湯で下茹で。

それを出汁で炊いて仕上がったら、鍋ごとたっぷりの水に浸けて粗熱をとりました。

ところが、鰹だしが効きすぎてる、皮側が固い、と評価はイマイチでしたねぇ・・・。

固さとしては、個人的には狙った通りの絶妙な加減やったんですけどね。

内側はわりと柔らかめで噛んだ最後に少し皮のあたりで噛みごたえが出るって感じのつもりでした。




前菜のブロッコリー団子に続いてmyblackmamaさんのお料理が完成。






myblackmamaさん作のポルトガル料理「あさりと豚バラの煮込み」

*myblackmamaさん作のポルトガル料理「あさりと豚バラの煮込み」

アサリの砂出しから現場でやってはりました。

豚バラ肉はカットしてから赤いパプリカペーストでマリネしてはりました。

パプリカのペーストってポルトガルでは調味料として市販されてるんだそうです。

日本では手に入りにくいから、事前にパプリカをカットして、塩漬けにして、干して、塩出しして、ペーストにするという手順で自製しはったそうです。

赤みは、このペーストの色でトマトは入ってませんが、アサリの旨さと豚がよう合うてて非常に旨かったですねぇ。

このスープが抜群なんで、皆さんパスタが欲しいと。

そのうち誰かがうどんを食べるっていうんで、その一部をぶち込むことに。



中締めに「讃岐うどん」

*中締め?に「讃岐うどん」

私の朝メシに常備してる生讃岐うどんを5人前湯がきました。

myblackmamaさん作のポルトガル料理にぶち込む人、おろしぶっかけやポン酢で食べる人、めいめいが小鉢に取り分けたらあっちゅうまに無くなりました。




この後、夕方には昼間の仕事を終えられたishさんが泡盛の「カリー春雨」の一升瓶を持って参戦。



これ以外の料理の写真がないんですが、少なくとも私はもう何品か出しました。


まず、前菜モノとして冷たいままのラタトゥイユ(ラタトゥユ?)。

なすび一本、ズッキーニ一本、中サイズの玉ねぎ2個、生のトマト2個、缶のトマト1缶、パプリカ1個くらいを使ったんだったかと。

味の感想を聞くと「唐辛子で辛さがあるのはおかしい」とのことでした。

野菜だけを煮込むって、眠い味になりそうでついつい辛みを付けたのは邪道やったようです。


ちょっとした洋モノの酒のあてとして、鶏レバーのソース煮もちょこっとお出ししました。

単なるウースターソース漬けじゃオモロないんで、赤ワインとバルサミコをしばらくコトコトと煮詰めて、そこにウースターソースやケチャップ、などを色々とぶち込みました。

鶏肝はいくつかにカットして水に浸けて、一つずつ中の血を抜きました。

ソースの中にキモを加えたら、沸騰しないように注意しながら低めの温度でじっくり時間を掛けて火を通しました。

その甲斐あって仕上がった時はネッチョリとした柔らかさで個人的には満足な上がりでした。

煮汁は大きめのフライパンに移してもうしばらく煮込んでから、冷まして、レバーを漬けておきました。



上の方でちょろっと書きましたがうずらの玉子の味玉も仕込みました。

何日か前から冷凍の山椒の実をメンツユをいじったトコに加えた浸け地を用意。

うずら玉子の茹で時間って固ゆでで3分ほどらしいんで、30秒ほど手前から3回に分けて玉子を上げてゆで加減を微妙に変えてやりました。


ishさんが来てから温め直したと思うんですが、ミックスホルモンを鰹だしであっさり炊いたものもお出ししました。

地元のホルモン肉屋で500gほどのホルモンを調達して、熱湯にぶち込み10〜15分ほど下茹での下茹で。

お湯でホルモンを洗い、鍋もキレイにして水から下茹でをスタート。

沸騰したら弱火にして2〜30分炊いて、保温鍋へ。

5時間ばかり保温したら、お湯から上げて冷蔵庫へ。

今回、全て「だし」って書いたヤツは昆布とかつおぶしの合わせ出汁ですが、その2番だしで味付け。

薄口と塩、スライスのショウガ、白ネギの青いとこ、日本酒などでコトコト。

味付けも3時間ほど煮込んで、火を落としそのまま置いておきました。




野菜ものの小鉢としては、豆モヤシのナムルを用意。

これは少しだけ出したと思うんですが・・・・。


他には野菜モノとして、ほうれん草を湯がいておいて、海苔とポン酢で和えて出そうと思ってましたが、ishさんの菊菜がなかったので白和えに使いました。

ピーマンは半割にしたヤツをやや厚めにスライスしてさっと湯がきました。

これはオイスターソースにちょっと醤油と辣油を加えた一品の予定でしたが、これは出さず。



ほかに出さなかった待機組としては、完全に宴会用に買うたの茹でたタコ。

たっぷりのニンニクのみじん切りをじっくり油の中で火を通して瓶に用意してました。

希望があればガーリックオイル煮にしてもええかと。

このオプションでは冷凍のエビか、えのき、しめじ、マイタケの3種類のキノコでもやれるよう用意してました。


タコは洋風で希望がなければフライパン丸ごとで作る明石焼きにしてもええかと。

まともなだしに軽いトロミを付けてそれを掛けて明石焼き風に食べても貰うてもええなぁと思ってました。

他にはアテとして、クリームチーズと練りうにを混ぜたヤツ。

羽曳野の道の駅で見つけた、馬肉のハム?「さいぼし」の小さな塊一つ。

ちょっとだけマシな生ハム1パック、カマンベール1個、アボカド2個、他にも缶詰類やら麺類も色々用意。



結果的には料理は十分足りてよかったですわ。

酒もようさん飲みましたねぇ。ビールをしばらく飲んだらスパークリングワインも2本開けました。

クローゼットにあったボトルの赤ワインは全て開けてみましたが、5〜6本全て劣化が激しくボツに。

その後、安い箱ワインをお出ししたら、「これで十分」って言われましたが、狙ってマズイワインを出したわけではありません。

泡盛、強烈に泡立つどぶろく、焼酎、ハイボール、ジントニック、缶酎ハイ、発泡酒、みなが好きなモノを適当にやってました。



12時にスタートした宴会でしたが最終組さんが帰ったのは夜の11時。

家宴会では最長クラスにならぶマラソン飲みとなりました。

片付けの方は、途中台所に籠もってたmyblackmamaさんがかなりやってくれたんで普段から考えるとすごく楽でした。

とはいえ、皆さんが帰った後、片付けの途中で沈没して気がついたら朝の3時でしたけどね。

そから3〜40分掛けて、テーブルだけキレイにして流しの食器は見ないことにして一旦ベッドへ。

次の日の昼頃から洗い物を仕上げました。

11時間も飲み食いしてましたが、ほとんど二日酔いはなかったですねぇ。


食器が足らんかったり、グラスが使い捨てのカップやったりもしましたんでゲストの皆さんはどう思いはったでしょう・・・。


私は飲み食いの好きなモンが集まってマイペースでだらだらやれて非常に嬉しかったですわ。

参加者の皆さんには大感謝なんで、懲りてなかったらまたのご参加をお待ちしております。


*アラフォー女の関西食べ呑みある記&プチ薬膳テクニック:持ち寄り宴会でした





*朝の体重:57.35kg。(反動でえらく増えるかと思ったけど、問題なし)

*今月の休肝日:3日(昨日は酒を抜きました)


<後日 追記>

リンクの追加や思い出しことを付け足し。

こばやしさんのブログに記事がアップされたのでリンクを張っておきます。

*B級的・大阪グルメ!ブログ:えて吉さんの家で昼酒宴会

記事を読むと、けっこう酔いが回りはったようで当日はそんな印象がなかったんで意外でした。

まぁたまには昼からガッツリやって、少々の飲み過ぎもええですよねぇ・・・。





出し忘れたモノが翌日以降、いくつも出てきました。

”あしらい”ようにサニーレタス?を買うてあったのに料理をしてくれた人に伝えるのを完全に忘れてました。

おかげで手つかずで余り、半分ほどをなんとか妹に引き取ってもらい、自分でもサラダ代わりに食べてます。

トマトとキューリもあしらいに使っても、他の料理に使ってもと思ってましたが、スッキリ頭から抜け落ちてました。

水菜はサラダか添え物にと思ってましたが、これまた完全に存在を忘れてました。



あと、普段の家宴会では会費などのお金をいただくことはほぼないんです。

でも、今回は10人くらいの大人が参加ってことで、缶ビール代だけでもかなりの金額でした。

申し訳ないと思ったんですが1人あたり500円のカンパをお願いしました。

何人かは千円カンパしてくれたんで、ちょっと楽になりました。

人数が多い時は今回みたいにちょっと助けて貰う方が、開催するのが気楽ですね。

食器はどうせ足りないんで、次回以降も積極的に紙皿やカップ類を使おうと思っています。





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2013年06月11日

初物の「鱧ちり」と「鱧の小鍋」で軽い家宴会

先週の金曜日(7日)にやったごく軽い家宴会の模様をご紹介します。

それぞれの季節に食べたいモノはありますが、夏場にすぐ思い浮かぶのが「鱧」です。

春先からスーパーにはハモの落とし(ハモちり)が並んでましたが、夏らしくなるまでグッと我慢してました。

椀種なんかとしてのハモは年中オッケーらしいですが、一番好きな鱧の落としはやっぱり夏に食べたいですからねぇ。

「鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなる」って言葉があるくらいなんで季節感を大事にしようと思ってたんです。

今年は例年に較べて10日くらい梅雨入り宣言が早かったみたいですが、直後に1〜2日か天気がグズついただけでその後は晴天が続いてました。

そんな天気で急に思い出したのが「はも」でした。

我慢してたけど、もう食べてもええやろうと思ったんです。

地元のスーパー「万代」のそばにある魚屋はええはもちりを置くんで毎年そこでささやかな贅沢をするんですが、今年は別のヤツに挑戦することに。

先月の下旬に実家の親父の宴会のために食材を買いに行った活魚屋「大昌」で骨きりの鱧が並んでるのを見かけてたんです。

一緒に中骨もアラとして安くで出てたんで、ひそかに「今年はいっぺん買うたろ」って決心してたんです。

スーパーで売ってる骨きりした生の鱧って、あんまり信用してないから落としにしようとは思ったことがなく、買うても鍋にするばっかりでした。

でも大昌はプロが買いに来るようなトコやから生はももマトモやろうと。

自分で鱧ちりを作ったことはないけど、サッと湯がいて氷水で締めたらええんやろうと簡単に考えてやってみることに。

2、3日前から狙ってて、この日は色々と状況が整ったので昼前にチャリで大昌へ突撃。


大昌の商品って商売人向けやからポーションが大きすぎることも多いんですが、鱧もどれも一匹売り。

一人で一匹はちょっと贅沢しすぎかと思ったんですが、初物なんで贅沢を許すことに。

ほとんどは1000円を軽く超えてたんですが、その中で一番小さいヤツを900円台でゲット。

鱧ちりばっかりじゃ飽きるんで「鱧すき」もやることにして、中骨もカゴへ。



大昌の「骨切り鱧」と「鱧の中骨」

*大昌の「骨切り鱧」と「鱧の中骨」

スーパーでは生の鱧は並んでも、めったに鱧の荒を見ないんで身ぃなみにこの中骨が安くで手に入ったのが嬉しかったですわ。

この二つだけ買うて家に帰って、真剣に料理のことを考えるとやっぱり一人じゃ多いなぁと。

ツイッターの方で炙って食べるのも旨いってなレスをもうたんで、落とし、あぶり、小鍋を1/3ずつやろうかと思ったんですが、食べ過ぎるのはバチ当たりやなぁと。

とはいえ、4人家族の妹一家にお裾分けするには量が少ないなぁと。

そこで急なお誘いでしたが、ご近所飲み仲間の*あきこ*さんにお誘いのメールを送りました。

お仕事がずっと忙しいとは聞いてたんですが、この日はなんとか行けるかもと。

夕方の5時頃に最終的に行けるかの返事を貰うことになったんでしばらく待機。



最初からお誘いする予定やったら大昌でもっと旨いアテを買うたし、鱧ももっとサイズのデカイヤツを買うたのになぁと思いましたが、”おもいつき”で行動したんでしょうがないですねぇ。

*あきこ*さんが来れるかは確定してませんでしたが、とりあえず自分のおかずを昼から仕込み。

久しぶりにひじきの煮物でも作ろうかと思って、乾物のひじきを戻すことに。

適当に乾燥ひじきを水にぶち込んで、近所のショボスーパーへ足らん食材を買いに行きました。

戻ってきて、ひじきの入ったボールを見てびっくり。

戻ったひじきは自分が欲しいと思ってた量の4倍ぐらいに増えてたんです。(>_<)




ひじきの炒め煮の材料

*ひじきの炒め煮の材料

この写真では分かりにくいかもしれませんが、手元にある中ではかなり大きめのボールにたっぷりとひじきが戻ってます。

ニンジンは1本分、薄揚げは2枚分、ついでに余ってたエリンギ、それぞれをひじきと馴染むように意識してカット。

鱧の小鍋を作ることにしたんで、まず昆布とかつお節の合わせ出汁を引きました。

ひじきから炒めて、順に具材を加えて、まず醤油を垂らして香ばしさを出し、そこに味醂や酒をプラス。

アルコールをしっかり飛ばしてから合わせ出汁を加えて炒め煮に。

ほんのわずかに砂糖を加えて、醤油、塩で味を調えてやりました。




大きめのフライパンにたっぷり出来上がった「ひじきの炒め煮」

*大きめのフライパンにたっぷり出来上がった「ひじきの炒め煮」

22cmのフライパンでちょっとだけ作るつもりが、26cmのフライパンにたっぷり出来てしまいました。



夕方にメールが入って*あきこ*さんは結局仕事が早く終われたんで、初物を食べるのにおつきあいいただけることに。


8時過ぎに*あきこ*さんが到着されたんで、鱧の前にちょこっとツマミをお出ししました。





まずお出しした「和風蒸し鶏」

*ささみの和風蒸し鶏

白だしにショウガ、白ネギの青いとこ、実山椒を加えたゆで汁を用意して、炊飯器の保温鍋で蒸し鶏に。

何日か前に作ったヤツがあったんで、ほぐしてミョウガ、ねぎ、大葉を散らしてお出ししました。

ビールで乾杯するのにええやろうと思って用意したんですが、*あきこ*さんは原付でおいででした。

客間があるから良かったら飲んで、泊まって行ってくださいってお伝えしたんですが、翌日は朝から予定が入ってると。

急なお誘いで悪かったのに、また酒抜きで酒の肴みたいなモンばっかり摘まんで貰うことになりました。



戻しすぎた「ひじきの煮物」

*大量に出来た「ひじきの煮物」

常備菜なんで宴会料理っぽくないですが、少しでも減らすためにお手伝いいただきました。

味付けに問題がないって言うてもうたんで、タッパに一杯押しつけてしまいました。



水菜のナムル
*水菜のナムル

水菜は事前にざく切りにして氷水に浸けてパリッとさせてからサラダスピナーで水気を切っておきました。

到着される少し前に、当たり鉢で当たって細かくした鶏ガラスープの素、チューブの元、すり下ろしニンニクを混ぜ込んでから、ごま油を垂らしてさらに混ぜておきました。

ちょっと間に葉っぱは少しクタッとなってしまいました。




冷や奴 ウニ醤油掛け

*冷や奴 うに醤油掛け

瓶詰めの練りうにがあったんで、醤油に溶いて冷や奴に。

今回は宴会と呼べるほどの料理が用意出来なかったんで、こんなとこでちょっとだけ贅沢してみました。



飲めない*あきこ*さんには申し訳なかったんですが、ここまでのアテでビールを少し舐めて、鱧をお出しして冷酒でも飲って貰おうと思ってました。



ちょっとひっぱりましたが、本日のメインディッシュの鱧をここで。






今年の初物「鱧の落とし(はもちり)」

*今年の初物「ハモの落とし(はもちり)」

”ちり”って付くと、”てっちり”とかみたいに昆布だしの鍋料理を思い浮かべるからややこしいですね。

鱧を湯引きにして、すぐ氷水で締めてキッチンペーパーで一つずつ水気を拭き取ってやりました。

氷水に落とす時間も水っぽくならんように割と短時間にしてみました。

いつも行ってるスーパーの鱧の湯引きは、身に味もなんもない出汁ガラみたいなヤツですが、これは当たりでしたねぇ。

気に入ってる魚屋のヤツにそう遜色ないレベルに感じました。

梅肉をちょんと付けて、噛みしめるとちゃんと魚の味がしてましたわ。

初モンでそれなりのレベルのヤツが食べられたんでご機嫌でした。

ちなみに写真に写ってるヤツを二人でつつきました。

もうちょっとあっても良かったですが、旨いモンは満腹まで食べるよりちょっと足らんぐらいがええって気がします。



同じモンばっかりじゃオモロないんで、残りは小鍋で。




鱧と新タマネギの玉子とじ 小鍋仕立て

*鱧と新タマネギの玉子とじ 小鍋仕立て

コンロを据えて、鱧すきとして食べても良かったんですが、鱧がそんなになかったし、暑いと思ったんで台所で仕上げて食卓へ。

カツオと昆布の合わせ出汁で鱧の荒をコトコトやって事前にしっかり旨みを出しておきました。

土鍋に出汁と新タマネギのざく切りを入れて、軽く炊いた状態でスタンバイさせてありました。

もう一度温めて鱧の身を入れて軽く火が入り始めたところで溶き卵2個分を流し入れてとじてやりました。

普段和食の汁モンでやる味付けより、かなり味醂と酒を多くして甘みのある出汁に仕上げてます。

鱧の小鍋はやや甘みが効いてる方が好みなんですよねぇ。

玉子の火加減もほぼ狙い通りで、小鉢に取り分けて山椒を散らして頂きました。

ハモチリも良かったですが、ハモの旨みたっぷりのこの小鍋もやって良かったですわ。


飲めなかった*あきこ*さんには申し訳なかったけど、ハモを持てあまさずに済んだんでおつきあいいただけて感謝ですわ。

近いうちにもうちょっとちゃんと料理して、今度はしっかり飲んでもらえる宴会をさせてもらわんとあきませんなぁ。






*朝の体重:57.70kg(一日できっちり戻ってしまった。)

*今月の休肝日:4日(昨日は酒を抜きました。)




posted by えて吉 at 12:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月20日

初夏の明るい時間の宴会をイメージ

昨日の家宴会での飲み食いをさっそくアップさせて頂きます。

今回のお客さんは春に今まで何度もお会いしてるmiki_dogさんという方でした。

お仕事で月曜日に大阪へ日帰り出張する予定があって前乗り込みの形で遊びに来てくれることになりました。

当初は金曜日の晩か土曜日に大阪へ来られるかと思ってたんですが、ここんとこお仕事の方がエライことになってるそうで土曜日も出勤と。

日曜日に来ることが決まってもギリギリまで到着時刻が読めず、昼宴会か夜宴会か分からんまま献立を考え始めてました。

ここ何日か暑いくらいの日が続き、屋根無し号で高野山までドライブに行ったらデコが焦げたほど。

そんな気候やったんで、献立は初夏の明るい時間帯に食べるモンってイメージに偏っていきました。

買い出しに行った前日も暑かったんですが、当日は朝は晴れてたのに昼頃には雨が降り出しました。

夕方になると雨のせいで気温も下がってやや涼しいくらいになってしまいました。(>_<)

天気予報は何日も前からずっとチェックしてたんですが、けっこう予報が変わったりしてたんでメニューには反映出来ず。

料理と天候はややミスマッチな結果になってしまいました。



当日、miki_dogさんは3時半に伊丹に着く飛行機でおいでになり、バスで阿倍野まで移動して、電車でうちの家へ。

雨なんで迎えに行かせて貰いたかったんですが、けっこう宴会の準備に手間が掛かったので申し訳なかったです。

4時半に到着されて、サッとシャワーを浴びて貰い、宴会がスタート。




まずはスペインのスパークリングワイン”Cava(カヴァ)”で乾杯。






ペースト物の三種盛り合わせ

*ペーストの三種盛り合わせ

・枝豆のペースト

・玉子のマヨネーズ和え

・ウニクリームチーズ




最近最初にペースト物を出すとええ感じにスタート出来るように感じてます。

というのも、ペースト物なら事前に盛りつけておけるんで、ゲストが到着次第料理が出せるのが最初のポイント。

カナッペみたいに盛りつけるとなるとゲスト到着後に盛りたいトコなんで、パンやクラッカーを別に出して自分で塗ってもらうようにしました

酒に合うペーストならそれだけでしばらくの間飲み食い出来るんで、乾杯の後私もテーブルに加われるのが第二のポイントです。

パクパクっと食べ終わるような前菜だと次の皿の用意をすぐせんとあかんから私はテーブルに付きにくいんですよねぇ。

久しぶりに会う相手とまずは乾杯して、しばらくおしゃべり出来るってのはありがたいんです。


今回のペーストのうち、ウニクリームチーズは到着される少し前にキリのクリームチーズに瓶詰めの練りうにを加えただけ。

別に刻み海苔をお出しして上に添えて食べて頂きました。

玉子のヤツは、ゆで卵を刻んで控えめのマヨネーズを加え、さらにコーヒーフレッシュをプラスして伸ばし、無化調の鶏ガラスープの素を当たり鉢で当たって細かくしたヤツをプラス。

さらに生のパセリを刻んでたっぷり目に加え、粉チーズと粗挽きコショウも入れてます。

酒の肴になる大人向けな玉子を目覚ました。

枝豆のペーストは地味ぃ〜やけど、もしかしたら今回の宴会料理で一番手間と時間が掛かったかも。

枝豆は冷凍品があったので、それを解凍して使用。生の枝豆を茹でるのは全然手間じゃないんで、これは手抜きではなく在庫処理。

解凍した枝豆をまずサヤから出して、薄皮を一粒ずつ取ってやりました。

それを裏ごしに掛けたんですが、この工程がすんごい手間でした。

豆で丸みがあるから、荒っぽく潰そうとするとピョーンと飛んでいきよるんです。

せやから一度に裏漉し出来るのは一粒か、多くて二粒。

それも飛ばんように慎重に力を加えて、裏漉し器に押しつける必要あり。

潰すのにもそれなりに力が要って、それを延々と一粒ずつ繰り返すと手は痛くなるわ、肩はこるわ。

味付けはコーヒーフレッシュに、塩コショウ、じっくり油で火を入れたガーリックとそのオイル。

出来上がってみるとせっかく裏漉しまでしたのにけっこう粒々した食感が口に残って、ココナツのパウダーっぽさがありました。

裏漉ししてからあたり鉢で当たることも考えたんですが、全体の量がそんなに多くないんで鉢の溝なんかに付いて減るのが嫌でやめたんです。

食感が思ったよりよくなくて、食べてみても”まぁ枝豆やなぁ”と思う程度。

労力の割にすごく美味しいものでもなく、少々徒労感がありました。

ちなみにmiki_dogさんはこういう食感やと思えばアリじゃないかと。味付けではちょっとガーリックが効きすぎてるとのことでした。

キレイな緑は評価して貰いましたが、緑を生かすならブロッコリーを細かく刻んでクリームペーストの混ぜるぐらいで十分だったかも。


このペーストどもを乗せて食べて貰うためにバケットを薄めにカットしてトーストしておいたんですが、miki_dogさんはパンはあんまり食べたくないとのことでペーストだけを摘まんではりました。

カナッペとして盛りつける手間は省かせて貰いましたが、逆にパンに乗せなかったのが正解でよかったですわ。





しばらくペーストで一緒に飲み食いしてから他のお料理をお出ししました。








韓国風かつおのお刺身 

*韓国風鰹のお造り

初夏で初がつおに季節感があるかなぁと思ってこのメニューをチョイス。

前日に偵察がてら「大昌」っていう地元の活け魚やへ。

さばきたてのカツオがけっこう並んでて、ほとんどは2枚おろしにした状態でした。

半身でも二人やと多すぎるなぁと思ってたら一つだけもう半分にカットしたヤツが並んでました。

翌日の日曜日やと品物が少ないかもしれないんで、結局前日のそのシブイチ(四分一)を買うておきました。

1/3は実家のオカンにお裾分け。

当日は昼過ぎにまず調味料だけを用意。

コチュジャンを日本酒と味醂を煮切って常備してるモンで伸ばし、醤油、生ニンニクのすり下ろし、一味などを加えて混ぜ混ぜ。

4時過ぎになってからカツオを一口大の賽の目に刻んで調味料、白ネギのみじん切り、ごまのすり下ろしを加えて手で揉み込みました。

調味料を絡めてから、ごま油を垂らして更に混ぜたら出来上がり。

皿に盛って糸唐辛子を添えてお出ししました。

全体では写真の倍くらいあったんですが、好評でお代わりしてくれたのでこの日に食べ切れました。



ホタルイカのマリネ エスニック風

*ホタルイカのマリネ エスニック風

今年はけっこうホタルイカを食べてる気がしてて、自分の中ではもう今シーズンは食べ終えたつもりでした。

でも、洋風のマリネはやってなかったんで、富山産ならまだ旨いだろうとメニューに加えました。

最初は洋風にするつもりやったんですが、「大昌」の野菜コーナーで元気そうな香菜がたっぷりで150円という安さやったんです。

ほとんど条件反射的にカゴに入れてしまい、そのシャンツァイを生かすためにホタルイカはエスニック風に変更。

レモン半個分の果汁にワインビネガー、スイートチリ、ニョクマム(魚醤)、刻んだパクチー、みじん切りのタマネギ、火を入れたガーリックとそのオイル、一味少々などでマリネ。

前日にホタルイカの目と口を取っておき、午前中にマリネしてやりました。

この写真の後、miki_dogさんも香菜が大好きとのことやったんで生の香菜をたっぷり添えて食べて貰いました。

miki_dogさんは今年ほとんどホタルイカを食べるチャンスがなかったそうで、メニューに入れて良かったですわ。








4種類のナムル盛り合わせ

*4種類のナムル盛り合わせ

モヤシ、小松菜、ニンジン、キャベツのナムルを盛り合わせでお出ししました。

もやしは豆の方だけしばらく湯がいてから全体を湯がいて、塩コショウ、隠し味程度の砂糖、ごま油などで味付け。

小松菜ざく切りにして茎?のトコから時間差で熱湯にぶち込んで湯がきました。

ザルに上げたらすぐに団扇で扇ぎまくって、あら熱を取って色止め。

無化調の鶏ガラスープの素細粒、ガーリックオイルで和えました。

ニンジンは千切りにしてから電子レンジでしっかりめにチン。軽く塩を加えてたっぷりの粒マスタードで和えました。

キャベツはやや太目の千切りにして、電子レンジで軽ぅくチン。

塩とコショウ、ガラスープの素の細粒、ごま油で味付け。


小ネタやけど、それぞれ別々に調理するとそれなりに手間が掛かりましたが、こういう野菜のアテで飲むのが好きなんで作った甲斐はありました。







皮付き豚バラ肉の白ワイン煮込み

*皮付き豚バラ肉の白ワイン煮

いちおうコレが今回の宴会のメインって感じです。

少し前に皮付きの三枚肉で脂身と赤身のバランスがええヤツを見つけたんで、とりあえず買うて冷凍。

今回はこの豚バラブロックを使うと決めたんですが、どうやって食べるかはなかなか決まらず。

食べ方としては中華の焼き豚、沖縄のラフテーかスーチカー(塩豚)なんかがすぐ浮かびました。

最終的にはラフテーにだいぶ寄ってたんですが、他の料理が決まってくるとなんとなく醤油味の煮物は違うかなぁ・・・と。

そこで前々日になって急遽ワイン煮に変更。

その作り方もけっこう迷ったんですが、とりあえず塩麹、粗挽きコショウ、チューブのニンニク、冷凍の生ローズマリー、冷凍の生パセリ、乾燥バジルなんかを揉み込んでさらにたっぷり目に塩をしてやりました。

そのまま丸々1日置いて、前日に仕込みスタート。

まず表面をザッと焼き固めてやりました。

それを30分ほどたっぷりのお湯で下茹でし、一度鍋を洗って再度下茹で。

こんどは沸騰したヤツを保温鍋で3時間ほど保温。

繊維に直角にスライスしたタマネギを炒めて、たっぷりの白ワインを注いでしばらく煮詰めてから、水を加えてから下茹でを終えた豚バラを投入。

今度は長らく使ってなかったイシガキ産業の多用鍋でコトコト。

ちなみに最後の下茹でに使ったお湯は、鍋ごとたっぷりの水で冷やして、さらに大量の氷で冷やして脂を固めて取り除き、1リッターだけ置いておきました。

煮込みで水気が足らんかったらそのダシを使おうと思ったんです。

多用鍋でコトコトやるとあんまり水気が飛ばんかったんで、ダシを足す必要はなかったですけどね。

味付けは主に塩コショウだけでやって、当日は食べる分だけ小鍋に移してコトコトと温め直し。

粒マスタードを添えて食べて貰いました。

かなり柔らかくなって、それなりに脂を抜いたんで、しつこく過ぎることはなかったと思います。






プチトマトの和風マリネ

*プチトマトの和風マリネ

豚で濃ゆい口をさっぱりさせるためにお出ししました。

プチトマトに十字の切り込みを入れて、たっぷりのお湯に放してすぐすくい上げて皮を湯むき。

ちびトマトで数があるからこの湯むきもけっこう手間でしたわ。

浸け地はちょいと手抜きですが麺つゆを使い、そこに酢と柚子胡椒を加えて味を調えました。

これは前日から漬け込んでやりました。




〆に炊きたてご飯で「タコライス」

*〆に炊きたてご飯で「タコライス風」

最近は〆モンを用意しない宴会も多い気がしますが、今回はタコライスっぽいもんを用意。

冷凍してあったラム肉のスライスを半解凍状態で包丁を使って刻んでやりました。

その粗挽きミンチにごく細かいタマネギを少し、粗刻みのシシトウ、冷蔵庫に残ってたマイタケを加えて一緒に炒めてやりました。

味付けはタコスのミックス調味料をベースにクミンパウダー、冷凍のトマトソース、ケチャップなぞを加えてやりました。

合い挽きとは違って羊のクセが少し出てなかなか旨かったですわ。

miki_dogさんはタコライスをほとんど食べたことがなかったそうで、メニュー的にはアリやったかと思います。




飲み物の方は、最初にカヴァを飲んで、2本目にはロゼのスパークリングワイン、続いてビールやら箱ワインの白に終盤はジントニックも。

お仕事で疲れてるmiki_dogさんが終盤、ソファーでちょい寝をしたりしてはったんで、宴会自体は割と早めにお開きに。


miki_dogさんが客間に引き上げはってからも私はもうちょっと起きてることに。




お土産に貰った小田原「丸う田代」の薩摩揚げ

*手土産に頂いた小田原「丸う田代」の薩摩揚げ

小田原って蒲鉾なんかで有名なんですよね?

練り物類をあんまり食べないんで疎いんですがなんとなく高級そうですよね。

貰ってすぐ冷蔵庫に入れて置いたんですが、一応中身をチェックすることに。


小田原「丸う田代」の薩摩揚げの詰め合わせ

*小田原「丸う田代」の天ぷら詰め合わせ

天ぷらは裸で入ってるかと思ったんですが、こうやってちゃんと真空パックになってました。





素直に美味しいと思った天ぷら

*素直に美味しいと思った天ぷら

私は自分から進んで練り物を食べないんですが、モノがええせいか食べてみて「旨いなぁ」と思いました。

味見だけのつもりが、旨かったんでこの後もう一枚食べてしまいました。

真ん中の黄色い粒々のあるヤツやったと思うんですが、その写真は無し。

というのも2枚目を食べてる途中で酔いが回ったのか、そのまま途中で沈没してしまったんです。

次に気がつくと朝の5時で、小さな小さな天ぷらのカケラ一つだけが皿に残ってましたわ。

そこから2時間ちょっと寝て、7時過ぎには起床。

8時過ぎに起きはったmiki_dogさんの希望でわかめうどんを作って、一緒に食べてからクルマで出張先へお送りしました。

だいぶ余裕を見てたつもりなんですが、万博公園近くの現場についたのは予定の10分前。

遅れるのが恐怖症なくらい苦手な私には通い慣れんトコやったんでかなりギリギリに感じられましたわ。






今回は滞在時間が短めでしたが、家でじっくり飲み食い出来たのは楽しかったですね。

ほんまは爽やかな天気の中で昼酒っぽい雰囲気で摘まんで貰おうと思ったアテばかりでちょっと天気だけ想定外やったのが残念ですわ。
 *今日はまた暑いくらいのええ天気ですし・・・。


大阪方面への出張は当分ないらしいんですが、またどこかで飲み食いをご一緒したいモンです。



*朝の体重:57.15kg弱。(再掲)

*今月の休肝日:6日(再掲)
 
 
 

<同日後刻 追記>

晩ご飯の用意を始めたら、冷蔵庫の中で手つかずのえびアボカドを発見。

ちゃんと味付けまでして、盛りつけるだけにしてたのに出すの忘れてました。(>_<)


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2013年04月21日

スパークリングワインを飲むために用意した前菜

昨日携帯からアップした晩ご飯ネタの補足がてら更新させていただきます。

何日か前からスパークリングワインが飲みたいと思ってたんですが、冷蔵庫の中には和ぁな料理ばっかり残ってました。

残り物を片付けんとアカンから泡は我慢して日本酒にしようかとも思ったんですが、ちょっと無理して泡にあうアテを用意することに。



スパークリングワインを飲むために用意したツマミ

*スパークリングのために用意したアテ

和風に冷や奴を食べるしかないと思った豆腐も常備してる皮蛋を乗せてやると泡に合うツマミになりました。

タレは使いさしのニラがあったんで細かく刻んで、醤油、オイスターソース、辣椒醤、一味、チューブのニンニク、煮切った酒&味醂、コショウ、隠し味程度の魚醤なんぞと混ぜてやりました。

蒸し鶏は何日か前からちょっとずつ食べてるヤツですが、ごましゃぶのタレに自家製の中華風醤油だれ、香辣脆を加えたタレを掛けてやりました。

これも泡の肴にはええ感じでしたわ。

手前のカナッペ3つはちょっと無理してみました。

左のヤツはキリのクリームチーズにフキの葉を刻んで味噌と一緒に炒めたモンを加えました。

味噌とチーズは発酵モン同士でなかなかええ感じに混ざり合ってましたわ。

真ん中のヤツは、2/3ほど残ってたホッケの干物です。

もうすでに焼いてあったんですが、骨をとりつつほぐして、フライパンへ。

魚醤、スイートチリ、一味なんぞをぶち込んで炒めて、最後に冷凍の刻みシャンツァイ(香菜)を加えて仕上げ。

皿に盛ってからたっぷりのレモンを加えました。

ポン酢で食べる予定やった新タマネギのスライスオニオンの残りを添えてやると、なんとなくエスニック風になってちゃんと泡と合いましたわ。

右側のヤツは、一本だけ冷蔵庫におったナスビを使いました。

夕方前に生姜醤油で焼きなすとして食べるつもりで、皮をむいてラップしてチン。

手抜き焼きなすを包丁で細かく刻んで、すりごま、オイル漬けのガーリック、オリーブオイル、粗挽きコショウ、レモン汁、冷凍刻みパセリ、塩なんぞで和えてちょっと洋風なナスビペーストに。



カナッペは何回かお代わりしましたが、たったこれだけのアテでも泡物はサクッと一本空いちゃいました。

ちなみに今回飲んだスパークリングワイン、メキシコ産の「SALA VIVE BRUT(サラ・ビベ・ブリュット)」とかいうヤツで680円ってな安さでした。

安いけど辛口でけっこう美味しく、泡が飲みたいっていう欲求をちゃんと満たしてくれました。





泡は飲み終わったけど、まだお腹は膨らみきらず。







そん時にツイッターで小龍包を作ってはるのを読んだら、中華っぽいアテからのつながりもあって餃子が食べたくなりました。







泡の後に食べてしまった「餃子」

*泡と前菜の後に食べた餃子


しばらく前に作って冷凍してあった自家製の餃子です。

焼く前は前菜みたいなモンをけっこう食べてるから、ほどほどにしとこうと思ってたんです。

ところがフライパンに餃子を並べ始めると、残すには中途半端な数やなぁと。

仕方ないんで結局袋に入ってた餃子を無理から並べて全部焼いてしまいました。

ハイボールと一緒にご機嫌に食べて満腹になりました。




ただ、今朝の体重がまた危険な数字やったのは、このたっぷりめの餃子が効いたんやと思いますわ。(^^;)





*朝の体重:57.95kg(ギリギリになってしまった。)

*今月の休肝日:7日(今日は抜くべきかなぁ・・・)
 

 
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2013年04月07日

初挑戦の「わけぎのぬた」を持って夜桜の花見へ

3日の水曜日に出かけた夜桜花見での飲み食いをご紹介します。

ご一緒頂いた*あきこ*さんには以前の宴会で近所の川沿いのサクラのことを話してありました。

良かったらツマミを持って花見がてら外飲みをしませんか?って話を振ってました。

今年は予想より1週間ほど早く桜が開花したようですが、そのおかげでちょうどグルコバの日曜日に当たってしまいました。

昼間に花見をやるチャンスはなくなったんですが、平日の夜でもよければと私は行きますよーって連絡。

すると前日の2日に明日の8時頃からなら行けるとメールを頂きました。


地元まで来て貰うと宴会のスタートがもっと遅くなるんで、*あきこ*さんの家か会社の近所まで行きますよと。

花見の場所は天満橋のあたりにすることになりました。



当日はまず朝イチでいくつかの料理を仕込むことに。

起きてすぐに昆布を水に浸けて、その後かつお節との合わせ出汁を引きました。

そのダシを使ってまず挑戦したのが「だし巻き玉子(厚焼き玉子)」。

月末のグルコバで余った玉子を使って*あきこ*さんが玉子焼きを作ってはったんですが、慣れた手つきでキレイに仕上がってました。

一人だとなかなか食べきれないから玉子焼きを作ること自体が少ないんですが、実は玉子焼きってちょっと苦手なんですよねぇ。

作る時にはいつもバタバタするし、あんまりキレイに焼けないことも多いんです。

お弁当のおかずとしてはド定番なんでもうちょっと上手く焼けるように練習したいとは常々思ってました。

手際のええのを見たら自分もやってみたくなりました。

玉子はダシを引く前に冷蔵庫から出して室温に戻しておきました。

引いた出汁の一部を器に取り分けて、薄口醤油をちょっぴりと煮切って置いてある酒と味醂のミックスをタラリとプラス。

この出汁に玉子3つ分を加えて混ぜてやりました。





出来上がった玉子焼きはこんな感じです。







割と上手く出来た苦手の「だし巻き玉子」

*割と上手く出来た「だし巻き玉子」

久しぶりに作った割には自分基準ではけっこう上手く出来たように思いました。(^_^)

これくらいの仕上がりでいつでも焼けたら自分としては文句ないんですけどねぇ。

他にも午前中に何品か仕込んで、一旦作業はおしまい。




外で済ませんとアカン用事があったんで昼前に家を出ました。


まずは医者に行ってこの前に大腸の内視鏡検査で取ったポリープの生検結果を聞くことに。

結果はどれも問題なしで、念のために1年後にもういっぺん検査を受けるように言われておしまい。

その後、実家の仕事で銀行に回ってから、いくつかの食材を購入。


家に帰ったらまた少し仕込みをやって夕方になるのを待ちました。



夕方になると、腹ぺこでとてもじゃないけど8時までは保たんなぁ・・・と。

やむを得ず花見用に作ったアテで軽く飲み食い。

で、待ち合わせ時刻から逆算して荷造りをしたつもりが最後の作業がちょっと長引いて予定より時間がかかってしまいました。

7時20分頃にかなり焦り気味にチャリで家を出発。

まずは今里筋をひたすら北へ直進。

今里の交差点からは長堀通りに入って玉造方面へ。

玉造筋を北へ上がって森ノ宮へ、そこからは中央大通り沿いを谷町筋方向へ進んだんですが、ここの坂がキツかった。

家を出てすぐ、ヘタすると間に合わんと思ったんでかなり一生懸命漕いでたんです。

すでに息が上がりかけてる最終版に坂道はたまりませんでしたわ。(T_T)

馬場町からは上町筋を北に向かって、最後は半泣きになりながら天満橋を渡って、待ち合わせのファミマへ。

ファミマは天満橋を越えた西側すぐにあったんですが、そこに着いたのは7時59分。

一応、待ち合わせ時刻には遅れず、*あきこ*さんが先に来てることもなかったですが、遅れるのがもの凄く苦手な私にはここ数年記憶にない焦り方でした。

遅れるかもしれませんって途中でメールしようかと思ったんですが、打ってる間に少しでも先に進もうと思ったのは正解でした。

息が上がったのが収まるのを待ってると*あきこ*さんが登場したんで、ほんまにギリギリでしたわ。

花見はそこからすぐの大川沿いにある南天満公園ってトコへ。







天満橋そばの川沿いの夜桜花見

*天満橋そばで夜桜の花見

ちょっと離れたトコでは団体が花見をしてたり、テキ屋の屋台が出てたりしてましたが、橋に近い当たりは割と落ち着いてました。

団体があっちゃこっちゃで宴会してるようなトコでの花見ってしたことないし、全然落ち着きませんからねぇ。



この日はかなり気温が低くかったんですが、家から保冷バックに入れて持って行ったビールでまずは乾杯。

料理の写真は現地で撮れないと思ったんで、家で撮っておいたヤツを貼らせて貰いますね。




酒の肴を詰めたお弁当

*酒の肴を詰めたお弁当

手前から

・茹でパプリカ2種類

・スナップエンドウ

・ほっけの干物

・コンニャクの炒め煮

・小芋の煮物

・プチトマト

・厚焼き玉子

・手羽中の山椒醤油焼き

・キュウリスライス

・鶏ムネ肉の蒸し鶏

コンニャクはフォークでメッタ刺しにした上で、裏表に細かい包丁目を入れて、手でちぎりました。

そいつをたっぷりの熱湯で湯がいてアク抜き、油を引いてないフライパンに入れて、しっかり炒めて水気を飛ばしました。

その後、濃い口醤油、酒、味醂、出汁少々を加えて汁気が飛ぶまで炒め煮に。

最後にたっぷり七味をまぶして出来上がり。



小芋も朝に引いた出汁でごくごく薄味の煮物に。

料理屋の薄味の小芋の煮物を目指して頑張ったんですが、なんぼ煮込んでもこいつは”ゴリ芋”でイマイチでした。(T_T)

手羽中は濃い口メインに味醂と酒をちょっと加えてたっぷりと山椒の粉を加えた浸け地に浸けてからトースターで焼きました。

蒸し鶏は鶏ムネ肉を炊飯器で20分ほど保温して、2時間ほど放置したもの。

むね肉やけどパサ付かずしっとしてええ出来でした。

小さなタッパにごまだれ、自家製の中華風醤油だれ、香辣脆を加えたモノを持って行ってそれを付けて食べました。

ホッケの干物は前日の晩に焼いて半分にカットして置いてたもの。

1回で食べるには多すぎると思って焼きめしにでもしようと思ってたんですが、弁当箱に隙間が出来そうやったんで小さくカットして詰めときました。



弁当を詰めることが少ないんですが、今回のヤツは自分なりに彩りよくする努力をしました。

おかずはどれも地味ですが、赤、黄、緑、白、茶色くらいの色があるからヨシとしときました。




昼間に外飲みするなら洋風のアテでスパークリングワインでもやりたかったんです。

でも夜の花見になって、気温も低くそうやから熱燗は欠かせんやろうと。

燗酒を飲むんやったらアテは基本的に和食で行こうかと。

ちなみに酒は500ml弱入る魔法瓶の水筒を熱湯で熱くしてから、かなりの熱燗めに燗を付けたお酒を詰めていきました。





和食となって、今回初めて自分で「わけぎのぬた」を作ってみました。



初めて作った「ホタルイカとわけぎのぬた」

*初めて作った「ホタルイカとわけぎのぬた」

前に*あきこ*さんと外食した時に店を変えるたびにヌタを頼んではって好物やと聞いたんで挑戦してみました。

ほたるいかは地元のスーパーの近所にある信用してる魚屋のヤツで、富山産でした。

よう太って中の味噌?が旨そうに思ったんでちょっと高めでしたが行っときました。

目ん玉とクチバシを丁寧に取ってやりました。

ワケギは根元の固そうなトコロと茹で分けるために真ん中でカット。

塩を加えたたっぷりのお湯を沸かして、上を手で持って根元白いとこから半分だけを湯に入れて茹でました。

下半分をすべて湯に放して少し茹でてから、上半分の緑のトコロを投入。

時間差で丁寧に湯がいたらざるに上げて、団扇であおぎまくってあら熱を取りました。

冷めたらまな板の上に並べて包丁の背を使ってワケギの中のネバネバしごき出してやりました。

あとは、出来るだけ長さを揃えるように丁寧にカット。

辛子酢味噌はホタルイカについてたパック品で勘弁して貰いました。








熱燗以外にも温かいモンがある方がええやろうと汁物を用意。






寒さ対策に「すじ肉と大根の和風スープ」

*寒さ対策に「すじ肉と大根の和風スープ」

下ゆでして冷凍保存してたすじ肉を使いました。出汁は朝イチで引いたちゃんとしたヤツを。

大根はスプーンで食べることを考えてたから、すくいやすいように小さな賽の目にカット。

味付けは煮物より薄めにして汁物として飲めるようにしました。

これをお粥作りに使ってる広口のスープジャーに入れて持って行きました。

スープの容れ物も燗酒を入れた水筒と同じようにたっぷりの熱湯で予め熱くしてから入れました。

容れ物に入れてからたっぷりめのショウガの絞り汁を加えておきました。

容器に入れてから1時間ちょっとで飲んでみると熱々でフーフーせんとアカンくらいの温度がありました。

七味も持って行って食べる時に加えましたが、寒い夜に外飲みしてるとこの熱さが値打ちでした。

ビールは普通のエビス4本に、黒ビールを2本持って行って、黒ビール1本以外は飲んだかと。

燗酒も持参の分はほどなく飲みきり、トイレを借りに行ったコンビニで冷やのカップ酒を追加。

さらに*あきこ*さんがトイレに行った時にはレンジでチンして貰うた大盛りタイプのワンカップを2本に、冷やの紙パックに入った酒をプラス。

8時過ぎから飲み食いをして10時には公園のライトアップは消されたんですが、まだそこから飲み続け、気がついたら1時半を回ってました。




〆のご飯ものも用意してたんですが、それは結局食べず。





薄揚げとゴボウ入り「鶏飯」

*薄揚げとゴボウ入り「鶏の炊き込みご飯」

これは何日か前に鶏ガラで取ったスープで炊きました。

ガラスープに鶏もも肉を加えて味付けして煮込み、もも肉は小さくカット。

薄揚げは焼き網で両面をこんがりと焼いてから小さくカット。

ゴボウはささがきにして鶏スープで軽く煮込んで置きました。

けっこう丁寧に作ったつもりだったんですが、出来上がったのは水が足らんかったのかかなり固め。

ちょっと水を振ってから冷凍してあったんですが、この日の昼間にチンして食べたらやっぱり固め。

持って行くか迷った末に、花見の宴会の締めようにと冷凍した大きいタッパはやめて、小さなパックを一つだけ。

この写真のお茶碗盛ったのとちょうど同じパックでした。

味見してもうたら食べられるとのことやったんで、こいつは*あきこ*さんにお持ち帰り願いました。



1時半頃天満橋を出て、歩きで*あきこ*さんの家の方へ。

タクシーに乗って帰るのを勧めたんですが、けっきょく最後まで歩いてお見送り。

そこからチャリで帰ったら家に着いたのは3時前でした。(^^;)

なんとか花がきれいなうちに外飲みが出来てよかったですわ。



*朝の体重:57.35kg(意外と軽かった)

*今月の休肝日:2日(今日は抜くべきかなぁ・・・)
 
 





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2013年03月16日

ギリギリ寒いうちに「ぼたん鍋」で家宴会

10日の日曜日にぼたん鍋をメインにした家宴会をサラッとご紹介します。

今回のゲストはご近所の*あきこ*さんでしたが、通販で買うた牡丹鍋セットのことは去年のくれから伝えてありました。

ただお客さんに来てもらうのに鍋ってじゃっかん手抜きっぽい印象があったりでのびのびに。

そうこうしてるうちに急に温かい日があったりでもう春がそこまでやなぁと。

猪肉でやるボタン鍋と言えば真冬に旨い食べ物って印象なんで、時期的にもうヤバイなぁと

*あきこ*さんも牡丹鍋がお好きやと聞いてたんで、3月の上旬でご都合があえばどうですか?と声を掛けてありました。

その辺りで都合が合わなければ、一人で食べるにはもったいないけどあんまり温くなりすぎる前に片付けてしまおうと思ってたんです。


すると2〜3日前に10日なら行けるとの連絡が入りました。


10日はもともと母方のばあさんの遺骨をお墓に納骨することになってました。

霊園で納骨を済ませたら、近くの「杉・五兵衛」で食事をすることにもなってたんです。

本来の予定なら義弟以外の妹一家も参加することになってたから、帰りは妹に運転を頼めたんです。

ところが、直前に下の姪っ子がロタ?だかの胃腸炎に掛かってしまい不参加。

おかげ、私はお気に入りの農園料理を食べに行っても飲めないことに。



かなりストレスが貯まりそうそうなトコに家飲みの連絡が入ったんで、非常にありがたい気分でおいで願うことになりました。



とはいえ、朝は7時前に出発して、帰りは何時に分からんので宴会料理としてはごく軽めで行くことに。


当日は買い出しに行けないって言う前提で前日に仕込みを済ませました。



当日は帰ってすぐ、ファミリーサイズの土鍋に昆布をほりこんでダシを用意。

ここに厚いいちょう切り大根、乱切りのニンジン、ぶつぎりの白ネギ、手でちぎってアク抜きをしたコンニャク、乱切りのごぼうなどを予めコトコト。

ゴボウはささがきも用意し、他にはしめじやえのき、冷凍してあったイノシシの肉は前日から冷蔵庫に移して解凍しておきました。

下煮込みする食材を加えたら出汁が少なめやったので、前日に引いて余ってた昆布とかつお節の合わせ出汁も加えました。

牡丹鍋セットに付いてた味噌だれだけでは足りず、味噌を加えて味を調整。

宴会のスタートまでに、温め直せばすぐお出し出来るようにしておきました




何日か温かい日があったんですが、この日は牡丹鍋日和といいますか、夕方からはかなり冷え込んでました。




宴会は5時半過ぎにスタート。





春らしく「若ごぼうの煮物」

*春らしく「若ごぼうの煮物」

*あきこ*さんもお好きやと聞いてたんで、今シーズン2回目の若ごぼうを炊いてみました。

甘みはほとんどなく、シャキシャキした食感を残すように仕上げました。


盛りつけた分以外にもお代わりしてくれたんで、気に入ってもらえたと思います。



スナップエンドウ わさびマヨネーズ

*スナップエンドウ わさびマヨネーズ和え

スナップエンドウ(スナックエンドウ?)を塩ゆでにしてワサビマヨネーズを掛けただけの一品。

とはいえ、この緑色がなんとなく春っぽいかなぁと。



菜の花ととりがいのぬた

*菜の花とトリ貝のヌタ

以前一緒に天王寺で何軒かはしごしたときに店が変わってもヌタを連続オーダーしてはったんです。

かなりヌタがお好きやし、貝も好物ってことで、菜の花と辛子酢味噌で和えてみました。


ちなみに、これに使ったトリガイって地元の活け魚センター?「大昌」で見つけました。

えらく”いじけた”ちびトリガイがゴチャッとパックに入って400円弱やったんで買うてみました。




家に帰ってよく見ると、買うたトリガイは普段寿司ネタで見かけるようなヤツとだいぶ違うてました。





初めて触った「さばく前のトリガイ」

*初めて扱った「さばく前のトリガイ」

貝殻からは取り出してありましたが、捌いてなかったんですよねぇ。

このまま1つ食べてみたら、管状になった内側にいわゆる貝のババみたいなもんが詰まってました。

ちょっとザリつくんでこのままじゃまずいと思ったんで捌いてみることに。

写真手前のヒダヒダを取ってから、円錐型の本体?を縦に包丁で切り裂いてやりました。

内側のババを指で取り除いて、塩水で振り洗い。

ネットで調べると、鳥貝らしい黒いトコが剥がれやすく、水道水で洗うと貝らしい風味も飛んでしまうと。

ちまちまと柳刃包丁で割っては塩水に浸けて行って掃除するのはけっこう肩がこりましたわ。




ちまちまさばいた「トリ貝」

*ちまちまさばいた「トリガイ」

ヒモ部分もサッと塩水で洗って、本体とそれぞれキッチンペーパーでそっと水気を切っておきました。

トリガイって寿司ネタでもポピュラーやと思うんですが、今回のヤツはチビ過ぎるんでちょっと握りには向かんでしょうね。


味付けに使った酢味噌は冷蔵庫に残ってた市販のヤツで、そこに辛子だけ加えてやりました。




2種類の「平目の造り」を盛り合わせ

*2種類の「平目の造り」を盛り合わせ

このヒラメも「大昌」で仕入れたモンです。5枚おろしにした1枚分の冊を奮発して購入。

家に帰ってパックを開けると、案の定皮付きでした。

皮を引くのはあんまり得意じゃないんですが、なんとかあんまり身を減らさずに引けました。

半分はほんのわずか塩を振って、酒で湿らせた昆布を巻いて昆布締めに。

昼頃に仕込んで、5〜6時間締めたでしょうか。

様子を見るとこれ以上行くと締まりすぎる気がしたので、その時点で昆布から外して裸にしてからラップで巻いておきました。

写真では分かりにくいですが、手前が昆布締めで奥が普通のお造りになります。


昆布締めは今回くらいの時間でちゃんと昆布の旨みが入って、身が締まりけっこうええ感じになってました。












ある程度食べたところで牡丹鍋をお出ししました。

肉は二人分で250gほどでけっこうな厚みのあるバラ肉っぽい脂身のあるとこでした。

今回の宴会のメインはぼたん鍋ですが、その写真は撮り忘れてしまいました。(>_<)


代わりにすでに別記事にアップしましたが、翌日にうどんに使った残りを貼っておきます。



翌朝食べた「牡丹鍋うどん」

*翌朝食べた「ぼたん鍋うどん」

宴会当日ももしお腹に余裕があれば締めにうどんを入れてもええと思ってました。

でも、アテとして用意してたカマスゴも余ったんで、うどんはさすがに無理でしたわ。


ぼたん鍋を寒い時期に食べたくて、ぎりぎりになりましたがおつきあいいただいた*あきこ*さんには感謝です。









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2013年02月24日

5周年をお祝いして家宴会

ちょっとアップが遅くなりましたが16日の土曜日にやった家宴会の模様をご紹介します。

平野区の加美にあるツレ夫婦の喫茶店は今年の2月で5周年を迎えました。

そのお祝いがてらうちで飲もうってことで声を掛けて今回の宴会が実現しました。

奥さんのHALUさんは和食好きなんで、献立は和ぁで統一。

とはいえ、いつもええ加減に和洋中混ぜたようなメニューが多いんで、ぎりぎりまで料理の内容を迷いました。

何度も献立をいじってたら、最後は頭が混乱してきたんで、開き直って適当に酒の肴を並べることに。




当日は4時半頃から宴会がスタート。


二人に出した順に料理を紹介していきます。



小芋とタコの梅醤油和え

*小芋とたこの梅醤油和え

最近自分の中で流行ってる小芋を潰して作るペーストともサラダともつかんモンの新ネタです。

元々、タコをガーリックたっぷりで炒めて小芋の混ぜ込んだら旨かったんです。

でも、HALUさんはニンニクが得意じゃないんで、洋モンはパス。

和風にするためにタコを炒めて、醤油、酒で味付けしてタコから出た汁ごと小芋に混ぜ込みました。

タコを混ぜてからさらにチューブの練り梅を加えて味を調えました。

今回使ったチューブの練り梅は初めて使う業務用のヤツやったんですが、材料的には梅と食塩以外には色素だけ。

味としては素直で良かったんですが、色素がクセモノでした。

赤がかなりキツくて、イモに混ぜると全体が真っピンクになってしまいました。(>_<)

これを最初に出したらHALUさんは「春めいた色でキレイ」やってフォローしてくれましたが・・・。

天に添えたのは大葉を刻んだモンです。

旦那のSやんは、エビスのクリーミートップ、HALUさんは缶チューハイ、私は一番搾りでスタート。


蒸し鶏のうにアボカド和え

*蒸し鶏のうにアボカド和え

ささみで蒸し鶏を作ったんですが、どう使うかが当日の昼過ぎになっても決まらず。

結局正月用に買うた上等な練りウニのラストを使って和え物に。

練りうにに醤油、煮きった酒&味醂を加えて伸ばし、まずアボガドと混ぜてやりました。

ほぐしたささみと盛りつけて、刻み海苔をあしらいに。

盛りつけはブサイクでしたが、うにの風味はあったから酒の肴にはなったと信じておきます。


ネギトロ納豆

*ネギトロ納豆

宴会の少し前に初めてやったら旨かったので宴会でも出してみました。

HALUさんが和食の世界で働いてたときは、マグロの切れっ端なんかでよく賄いとして食べたそうですわ。

小分けになった冷凍のネギトロ用まぐろに白ネギのみじん切りと青ネギを加えて納豆に混ぜてます。

HALUさんはわさびがあかんので添えず、Sやんと私は個別でわさびを足して頂きました。



お盆に並べた盃

*お盆に並べた盃

いつもは盃を置いてるクローゼットに行って選んでもうてましたが、今回は思いつきでこうやって並べてみました。

最初の酒の次は、頂き物の香住鶴っていう日本酒が冷蔵庫にあったんで、冷やでやってもらいました。

それはちびグラスで飲って貰い、盃は燗酒に使ったかと。



この日はメチャクチャ寒かったんで、一番最初に汁モンを出せるようにしてたんですが、寒さは大丈夫とのことで予定通り後半に出すことに。

ここまで冷たい物ばっかりやったんですが、次にはやっと温かい物を出すことに。


鶏の信太巻き

*鶏の信太巻き

料理としては巾着煮にして中に具材を詰めるだけでもよかったんですが、せっかくなんで”お客さま仕様”で行ってみました。



信太巻きの中身

*信太巻きの中身

やや小ぶりな鶏胸肉1枚を手刻みでミンチにしました。

そこにたっぷりのエノキ、ニンジン、白ネギ、薄揚げの端を加えました。

信太巻きの芯にはゴボウとにんじんを市松模様にしようと思いながら入れたんですが、芯が細すぎてあんまりきれいには見えませんでした。

ゴボウはピーラーで四面を落として四角くしてから縦に1/4に切ってから白だしを使って味付け。

ニンジンは塩ゆでして、ゴボウに合わせてカットしました。

ごぼうの整形で出た”そつ”はニンジンと一緒にきんぴらにしてやりました。

ニンジンの方は湯がいてからカットしてまた”そつ”が出たんでミンチのほうに加えてやりました。

油揚げは給湯器のお湯で油抜きをしてから3方を落として開きました。

巻きすを使って巻いてから出汁でサッと煮てやりました。

ここまで前日にやって、当日の昼過ぎから食べやすい大きさにカットしてもう一度出汁でコトコトと煮込みました。

前日の仕込みのあと味をみると中の野菜に火が通りきらず失敗ぽくて落ち込みましたが、当日もう一度煮込むと柔らかくなってまずまずでした。

お客さまなんで昆布とかつおぶしでダシを引いたんですが、これを煮込むときは全部その出汁で行くともったいなくて、ちょっと白だしで嵩増ししときました。(^^;)


菜の花といかのぬた

*菜の花とイカのぬた

スーパーでは年明けスグから菜の花が並んでましたが、ずっと我慢してました。

今回は少し春らしさを出すために解禁して、ちょうど市販品の酢味噌があったんでそれを減らすために沼田(ヌタ)にしました。

一緒に添える動物性のモンは貝類が良かったんですが、前日の買い出しで見つからず断念。

当日の買いモンで行った先には貝があったんでちと悔しかったですわ。



若ごぼうの煮物

*若ごぼうの煮物

春になると年に一度は若ごぼうの煮物が作りたいんですよねぇ。

ちゃんと引いた出汁で甘みは効かさずあっさりと炊いてやりました。



今回のメイン「てっさ」

*今回のメイン?「てっさ」

今里筋の大池の近くにある「大昌」へ当日行って買うて来ました。

買うて来たままのプラスチックの皿で出したのはちとブサイクですが、移すとぐちゃぐちゃになりそうやったんで・・・。

これはちょっと贅沢して一人一皿。

取り合いすることもなく、マイペースで食べられますからね。(^^;)

やや厚みのある薄造りでちゃんと魚の身の味がしてご機嫌でした。ちなみにコレは三皿セットで1500円。

モノが良かったからこれはヒジョ〜にコストパフォーマンスが良かったですわ。



カニと豆腐の汁物

*カニと豆腐の汁物

茹でた紅ズワイガニの剥き身を見つけたのでそれを使って汁物に。

玉子を流し込もうかと思ったんですが、HALUさんに聞いてからと入れなかったら、やっぱり無しの方が好みだと。

お客さまのあるときの贅沢としてあしらいに三つ葉とゆずを添えました。

柚子は皮の白いとこを出来るだけ付けないようにスライスして、極力細かく刻んでみました。

そしたら、キッチリとHALUさんから「丁寧に柚子刻んでるな」とチェックが入ってました。

コッチが掛けた手間は全て分かってくれるのはありがたいけど、手が抜けないだけに怖いゲストです。

料理的にはこれで全てですが、いくつはお代わりをしてもうたんで、量的には足りてたかと。

油物はイランとしても、焼き物ぐらい入れようかと思ったんですが、最終的に量が多すぎると思って落としたんです。

メリハリのない献立ですが楽しく飲み食いは出来たんじゃないでしょうか・・・。



途中で色んなモンを飲んだんですが、HALUさんからカクテルの「ジャック・ローズ」のオーダーが入りました。

宴会の少し前にこのカクテルを作ってツイッターの方に流してたんで、それを飲んでみたいと。

このカクテルの基本レシピはリンゴのブランデー「カルヴァドス」を2にグレナディンシロップ1、ライムジュース1です。

作り慣れたカクテルやからと余裕こいて作ったんですが、大ボケたことにグレナディンシロップではなく隣に並んでたカンパリを入れてしまいました。

カクテルを飲んだHALUさんにカンパリ?って聞かれて我に返ったら、カンパリのボトルが目に入り大慌て。

めっちゃ恥ずかしいチョンボでしたわ。

ただ、意外やったんですが間違って出来たカクテルがかなり旨かったんです。

作り直してちゃんとした「ジャックローズ」を飲んでもろうたんですが、HALUさんはチョンボのヤツの方が好みやったそうですわ。




なんじゃかんじゃとしゃべりながら終電近くまでのんびり飲み食い出来て非常に楽しかったですわ。

5年という節目を迎えた二人にはこれからも元気にお店をやっていって欲しいものです。






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2013年02月01日

家飲みでちょいと飲み過ぎ

ちょっと時間が経ってしまいましたが、25日の家宴会についてサクッとご紹介します。

今回の宴会は前日だったかに割と急に決まったんですが、ゲストはブログを始めたごく初期からやりとりをさせてもうてるYoshinoriさんという方でした。

最近はツイッターの方を中心にやりとりさせてもうてるんですが、出張で土曜日に大阪に来はると。

で、前日乗り込みも可能になるかもしれないが、よければ一杯やりませんか?とのお誘いがありました。

お仕事がらギリギリまで来れるか確定しないとのことやったんですが、家飲みをしてそのまま泊まって貰うたらどうかと打診。

夜になってからの飲みになりそうやったんで、酒の肴だけ用意させて貰うことに。


 *Yoshinoriさんが以前に飲みに来てくれた時の様子はコチラからどうぞ。




当日は7時頃に岡山を出発されたと連絡がありました。

なんとなく夜遅い時間帯にスタートする印象でツマミっぽい物を用意してたんですが、夕食を食べてはれへんと分かったのでスープモンにパスタをぶち込んで腹を膨らませて貰うことに。

メチャクチャ寒い日やったんで、温い物をと思ってスープモン?を用意してたんですが、パスタを入れても問題ないもんで良かったですわ。



では、さっそくお出ししたアテをご覧ください。





急遽パスタを入れた「ごぼうとすじ肉のトマト煮込み」

*急遽パスタを入れt「ごぼうとすじ肉のトマト煮込み」

チョウチョみたいなショートパスタをぶち込んでみました。

これは私の分なんで少なめですが、Yoshinoriさんにはたっぷりめに盛りつけ。

いきなり粉モンを出すってのもどうかとは思いましたが、とにかく寒い日やったんで温い物がええかと。


最初はYoshinoriさんはエビスの黒ビール(スタウト)、私は一番搾りで始めることにして乾杯。


前菜にペースト物の3種盛り

*前菜にペースト物の三種盛り

左から
・コンビーフと小芋の和え物

・タコのガーリック炒めと小芋の和え物

・スモークサーモンとアボカドの和え物



最近よくやる手ですが、カナッペになりそうなもんをたっぷり盛って、各々がクラッカーに乗せて食べることに。

小芋モンは最近自分のなかで流行ってるもんです。

タコの方は以前の宴会で思いつきで作ったら旨かったんでもっぺん作りました。

二袋分の小芋をまずたわしでよく洗ってから、皮をむいて塩ゆでに。

たこはたこ焼き屋用の業務用冷凍カットだこを使用。

たっぷりのニンニクをオリーブオイルでじっくりと炒めておきました。

その1/4ほどを使って、タコを炒めてやると、タコからはかなり汁が出てきました。

小芋をしっかり潰したトコロにタコを加えて、様子を見ながら炒めた油とタコの汁の混じったヤツを加えました。

ちょっとタコの量が少なめになって、タコタコしさが足らず、イモが主体になってしまいました。

コンビーフの方も同じガーリックオイルを使って炒め、粗挽きこしょう、クミンパウダー、カイエンヌペッパー、たっぷりのパセリなどで風味付け。

それをイモに練りこんだんですが、こちらも一度自分のアテに作った時と較べるとコンビーフの割合が低めになってしまいました。

実はこの2品は27日のグルコバへの差し入れとして作るつもりやったんです。

その上前をはねて家宴会のアテにしたわけです。

もういっぴんのアボガドは、今回の家飲み専用でした。

Yoshinoriさんは生ものがあんまりお得意じゃない印象やったんですが、スモークサーモンなら行けるかと思ったんですが、苦手とのことでした。

ちなみにこのアボカドディップにはサーモン以外に、細かめのみじん切りのタマネギをさらしてから加えてます。





スモークサーモンのマリネ

*スモークサーモンのマリネ

アボカドにはちょっと入れましたが、けっこう残ってたのでそのまま食べることに。

ガーリックオイルをちょいちょいと置いて、粗挽きこしょう、冷凍パセリを散らしてやりました。

こちらも当然YoshinoriさんにはNGやったんで、私が一人で片付けました。




フグの一夜干しで「ふぐのコンフィ風」

*フグの一夜干しで「フグのコンフィ風」

何度かやってますが、一夜干しの干物を使って洋風のアテにしてみました。

前日の夜に調理用のビニール袋にふぐを入れてにんにく、冷凍パセリ、冷凍セロリのみじん切り、乾燥バジル、粗挽きこしょうなんぞをぶち込んでオリーブオイルを注いでマリネ。

当日の昼頃に保温鍋にたっぷりの湯を沸かして、その中に袋ごと入れて保温調理。

ほんのり温かい状態でお出ししましたが、これは食べていただけて良かったです。



伍魚福の「赤どり炭火焼き」のパッケージ

*伍魚福の「赤どり炭火焼き」のパッケージ

これは年末年始にアテを買い込みまくったときの一品。

お客さんに出すんやから、ちゃんと賞味期限をチェックしてまだまだ先までオッケーってのを確認しましたよ。

パッケージにはそのままで食べるのがオススメとあったけど、冷蔵庫で冷え切ってたから、保温鍋のお湯に放りこんで軽く温めてやりました。


炭の香りが良かった「赤どりの炭火焼き」

*炭の香りが良かった「赤どりの炭火焼き」

炭火焼きと書いてあるとおり、炭のええ香りがしてけっこう旨かったですわ。

買うた時は量の割にちょっと高めに感じたけど、食べてみたら文句なかったですわ。

高めっていうても400円台の半ばやったとは思いますけどね。


今回のアテは以上です。

種類は少なく、酒の肴を意識したんで、野菜ッ気が少なかったです。

酒の方は、ビールは1缶ずつにして、その後は日本酒やらハイボール、ジントニックに、シングルモルト、ツイッター上でネタにしてたジャックローズっていうショートカクテルなど、どんどん種類を変えて飲んでました。



お土産に貰った「グラッパ」

*お土産にもらった「グラッパ(Grappa)」

これはYoshinoriさんが手土産に持って来てくれはりました。

「Michele Satta Grappa Dalle Vinacce Del Cavaliere(ミケーレ・サッタ・グラッパ・ダッレ・ヴィナッチェ・デル・カヴァリエーレ)」っていう銘柄でした。

グラッパとは、ブドウの絞りかすを使ったブランデーというか、ぶどうのカストリ焼酎って感じのお酒です。

イタリアンなんかでがっつり濃ゆい料理を食べた後に飲る食後酒としてはけっこう好きなんですよねぇ。

こいつは二人で半分ほど空けてしまいました。

翌朝は飲み過ぎで少々頭痛がキツかったんですが、Yoshinoriさんもだいぶ飲み過ぎはったようですわ。


久しぶりにお会いしたYoshinoriさんとは、11月に生まれはった息子さんのこととか、お仕事がらみの濃ゆい話など飲みながら色々話が出来て楽しかったですわ。

今回はあんまり料理らしいモンをお出ししませんでしたが、またチャンスがあればご一緒したいものです。








*朝の体重:58.35kg(納得いかん目標オーバー)

*1月の休肝日:10日(目標はクリア)
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2013年01月11日

年末年始の飲み食い

昨日は今宮のえべっさんにお参りしてきました。

個人的にはえべっさんが終わると完全に正月気分が抜けて新年が本格的にスタートした気分になります。

というわけで、もう年末年始ネタをアップするには少々時季ハズレになりつつあるんで、サクサクッと一気に上げてしまうことにします。

大半は携帯から既に上げてますが、料理の説明なんぞをしてなかったので簡単にアップしておきます。






まずは、大晦日の飲み食いから。


29、30日と家宴会をやったんで、冷蔵庫の在庫がやや心許なくなってました。

正月三が日は昔ながらに買いモンはせず家にあるモンだけで飲み食いしたかったので、ちょっとだけ補充に出かけました。

すでに正月のささやかな贅沢用にいくつかのモンは買うてありましたが、魚売り場で見かけた平目に惹かれてしまいました。

そこで大晦日はそいつをメインに一杯飲ることにしました。




大晦日にはちょっと贅沢してヒラメのお造り


・平目のお造り

・蒸し鶏

・小芋と海苔の佃煮の和え物

・しっぽくうどんの具風汁物


蒸し鶏は前日の宴会の残り物でした。

これまた前日の宴会で用意した鶏の骨付きも余ってました。

そいつを使って、しっぽくうどんをイメージしたいりこだしの汁物を用意しました。

にんじん、しめじ、大根、ゴボウなんぞをぶち込んでじっくり煮込んでやりました。


小芋も茹でたヤツの残りで、海苔の佃煮と刻んだ白ネギとで和えてやりました。

年末年始の好き勝手飲みを解禁してたんで、嘘ビールではなく贅沢に琥珀エビスを。





元旦は、朝イチで妹一家をクルマに乗せて奈良の家へ。

仏壇を置いてる部屋で全員が揃って、年始の挨拶を済ませたら早速朝から飲み食い。

お節料理とお雑煮で朝っぱらから熱燗&ビール。

食べて一服したら歩いて近所の日帰り温泉へ。


風呂から帰ったら床暖房の上で居眠ったりしながらしばらくのんびり。


昼過ぎになったら、30日に買うておいた半身のブリをさばいて、ぶりのお造りとぶりしゃぶ。


またしっかり飲み食いして、しばらく休憩したら妹の運転で家に戻りました。





朝からがっつり飲み食いしてたので、夜は軽めに。





元旦の夜は簡単に

*一日の夜は簡単に

宴会用に買うたイカの一夜干しがもう賞味期限を越えてたんで焼いてやりました。

七味醤油マヨネーズをちょいと付けたりしながら半分ほど食べました。

しっぽくうどん風の汁も残ってたのでそいつも食べてやりました。







2日はゆっくり起きて、駅伝を眺めてました。

朝からビールでも舐めたろうかと思ってたんですが、昼一で運転手を頼まれたんでそれは我慢。

昼ご飯は芦屋の方へ買いモンに行った帰り道に丸亀製麺で済ませました。



運転手を終えてからの飲み食いはすでにコチラで説明付きの小ネタをアップしたんで、割愛しときます。


酒の肴ばっかりを適当に並べましたが、そういうの正月気分で良かったですわ。

で、その後夜中に妹の旦那からにぎり寿司のお裾分けを貰って思い切り食べ過ぎました。



夜遅くに貰った上等な「にぎり寿司」

*夜遅くにもうた上等な「にぎり寿司」

3000円もするにぎり寿司とは贅沢ですねぇ。

一貫だけ味見するとすでにシャリがガビガビになり始めてました。

翌朝も予定があって飲めないんで、夜を越すのはもったいなすぎるなぁと。

結局デブるのも気にせず、食べることに。

さすがに全部は無理やったんで、半分は普通に食べて、残りは上の具だけ酒の肴としていただきました。







3日は*あきこ*さんに相手して貰うことになってました。

まずは昼過ぎにクルマで迎えに行って、日帰り温泉に出かけることに。

外環をドライブがてらちんたら走って岸和田市の山手にある「牛滝温泉 いよやかの郷(HP)」へ。

私らが風呂に入った直後から入場制限がかかるほど混んでましたが、温泉は成分の濃そうなヌルッとしたタイプで非常にカラダが暖まりましたわ。

クルマで行ってるから当然湯上がりの一杯というわけにも行かず。

朝昼兼用でコンビニおにぎり1個を食べただけやったんで、腹の方も減りまくり。


普段は高速道路ギライで地道を走る方がずっと好きやし近距離は通行料金ももったいないと思ってるんです。

それやのに少しでも早くビールが飲みたくて、温泉を出たら阪和道の貝塚ICから高速でサクッと大阪へ。



本番の飲み食いは和ぁなモンが多かったんですが、それとは別にまずはビールで乾杯。




風呂から帰って「ウニチーズ」で乾杯

*ウニチーズで乾杯

正月の贅沢として小瓶で1000円ほどの練りウニを買うてありました。

そいつをクリームチーズにたっぷりと混ぜ込んでやりました。

初めてやったんですが、予想通りアテとしては極上でしたわ。

まずはそのままのヤツを味見したんですが、刻み海苔をちょいと乗せると更に風味がようなってエエ感じでした。





ビールを飲んでちょっと落ち着いたら晩ご飯の用意をスタート。


冷凍のぼたん鍋セットを食べようかと思ってたんですが、酒の肴やら先に食べんとアカンモンがあったんで、まずそっちから食べることに。




あっさりと和風「ニラの玉子とじ」

*あっさり和風の「ニラの玉子とじ」

年末の宴会のために思い切って買うたニラがたっぷり余ってました。

そいつを消費するために玉子とじに。

日本酒が飲みたかったので、白だしであっさり和風にしてやりました。



すじ肉と厚揚げの煮物

*すじ肉と厚揚げの煮物

厚揚げが2切れ残ってたんで、そいつを片付けるために冷凍してあった牛すじと炊きました。

牛すじは下ゆで済みなんで、煮込み時間は短時間でしたがまずまず美味しくなってました。





長芋ととんぶりのなめたけ和え

*長芋ととんぶりのなめたけ和え

実はとんぶりの賞味期限は少々過ぎてたんですが、ちゃんと事情を説明の上了解を貰ってお出ししました。

ぬるぷちして箸休めに良かったかと。


酒の肴を色々と

*酒の肴を色々と

・ネギトロ

・キクラゲとクラゲの数の子和え?

・かに味噌

・めかぶの珍味


どれも市販の珍味ですが、正月はこういうのもありだろうと。

メカブの珍味は実家からもうたんですが、ほんまは海鮮丼?用の珍味でした。

メカブの上に貝柱、ウニ、いくら、ほたてが乗ってかなり豪華でしたわ。

どれもこれも酒がよう進むええアテでしたよ。




冷凍の馬刺し

*冷凍の馬刺し

買いモンに行ってないんでお造りの類いがなく、冷凍の馬刺しを戻しました。



一応、晩ご飯の料理は以上。

その後も日本酒から他のモンに切り替えてダラダラ飲み続け。


食後の飲みで食べた「生ハム」

*食後の飲みで食べた「生ハム」

普段は国産大手メーカーの安っすい生ハムしか買わないんですが、年始ってことで、ちょっとだけ贅沢してイタリアの生ハムにしてみました。




だらだら飲んでたら終電でも終バスもなくなってしまいました。

客間があるから泊まって行ってくれはったら、翌日お送りしますよと言うたんですが帰ると。

チャリを貸してくれって言われたんですが、正月早々ムチャ寒の夜中に一人で帰らせるのは申し訳ないなぁと。

タクシー代を持つっていうても遠慮しはったんで、チャリで帰りはるのにおつきあいすることに。

30分ほど掛けて、ご自宅そばまで一緒について行って、お貸ししたチャリは置いて、3時頃帰還。


そこからコタツで沈没してしまい、気がついたら朝の6時。

正月早々、明け方に布団に入るってハメになってしまいました。




大晦日から3日までがっつり飲み食いして大満足なお正月を過ごしました。(^_^)





*朝の体重:58.10kg。(そんなに食べてないつもりやのにまたオーバー)

*今月の休肝日:3日(今日は抜いとくべきかなぁ・・・)



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2013年01月09日

年末に2日続けて家宴会

年末の29日、30日は二日続けての家宴会でしたが、その内容をサクッとご紹介します。

まず、ギリギリになって30日に大学のゼミ仲間の忘年会が決まりました。

決まった翌日だったかにグルコバ仲間の*あきこ*さんから連絡があってmyblackmamaさんも一緒に飲もうと。

ところが、日程を調整してみるとそっちの飲みも30日になってしまい、私は泣く泣く欠席に。

myblackmamaさんと*あきこ*さんは当日京橋で飲み会をやったそうなんですが、前日の29日に*あきこ*さんがうちへ飲みに来てくれました。






前菜にペースト物の3種盛り

*前菜にペースト物の3種盛り

クラッカーに盛りつけるのは自分でやることにしてカナッペの具だけを盛ってみました。


右から

・ブロッコリーのクリームチーズ和え

・ゆで卵のマヨネーズ和え

・アボカドペースト


最近クリームチーズを使ったペーストが自分のなかで流行ってまして、その一環としてブロッコリーを混ぜてみました。

キレイな緑色になったんで、見た目で楽しめるペーストでした。

玉子は細かく刻んで、マヨネーズと粉チーズ、冷凍パセリなんかを混ぜてやりました。

アボカドは、なんでこんな色が悪かったんでしたっけねぇ・・・。

なにを混ぜたかメモせんかったら、年末の年始の飲み食い続きのあいだで忘れてしまいました。(^^;)





ガーリックたっぷりの「芋たこ」

*ガーリックたっぷりの「芋たこ」

小芋は皮をむいてから柔らかくなるまで塩ゆで。

タコは冷凍のカットだこを戻してから、ニンニクをがっつり効かせたオイルで炒めてやりました。

タコからはけっこうな量の汁気が出たんで、その汁とオイルも一緒に潰した小芋に合わせました。

そのおかげで実物は写真よりだいぶピンクっぽい色になってました。

ニンニクの香りとタコの旨みがしっかりイモに行き渡っててしっかり飲めるアテになってました。



すじ肉と豆のスープ

*すじ肉と豆のスープ

食べさしの写真でスンマセン。

食べ始めてから写真を撮り忘れてるのに気づいて、一応新作やったんで強引にパシャリ行きました。




*あきこ*さんから「すじ肉」とだけリクエストをもうてました。

アタマに浮かぶのはトマト煮込みやったんですが、もう使い古したネタに感じてパス。

なんか他の食べ方がないかと悩んでたら突然、20年位前にスペインで食べたスープが頭に浮かんだんです。

浮かんだっていうても、豆がたっぷりで、塩味のシンプルな味付けっていう雰囲気だけなんでけどね・・・。

その雰囲気だけを生かして、ざく切りのたっぷりの白ネギと乾燥大豆を戻して茹でてから冷凍してあったものをすじ肉と煮込んでみました。

味付けは塩だけで、コンソメを入れたいっていう誘惑には打ち勝ちました。

かるく潰しただけのニンニクをゴロゴロいれてありました。

ちょっと毛色が変わってよかったかも。



ソースは手抜きした蒸し鶏

*ソースは手抜きした蒸し鶏

これは前日に仕込んだんですが、ほんまは翌日のツレとの忘年会用に作ったんです。

そっちはメインの鍋が中華風やったんで、中華つながりってことで仕込みました。

それを*あきこ*さんとの飲みにも小出し。

予定してたタレは間に合わず、ごましゃぶのたれに自家製の中華風醤油だれとすりごまを加えました。



珍しく上等な肉で「ステーキ」

*珍しく上等な肉で「ステーキ」

ステーキって、料理としてはオモロないんであんまりお客さんに出さないんです。

でも、*あきこ*さんは肉好きって聞いてたんで、一年のラストぐらいお肉をお出しすることに。

年末の買い出しで気が大きくなってたんで、自分ではよう買わんグラム1500円もするええヤツをちょっとだけ。

ちなみに焼いたのはこれ1枚だけでそれを二人でシェアして食べました。

この日の料理はこれだけ。品数はかなり少なめですが、ほんまはお造り用のサーモンも買うてありました。

ただ、結局他のモンでお腹がいっぱいになったんで、すじ肉のスープの残りとセットで*あきこ*さんに引き取っていただきました。




翌日は、ツレとの忘年会。

ここ数年は鶴橋のフグ屋に行くことが多かったんですが、私以外に3人だけと人数が少なかったし、引っ越して場所も出来たんで家でやることに。


メインは中華風の鍋で、前々日から手羽元と豚バラブロック、ニンニク、ショウガ、白ネギの青いとこなんかを入れてコトコト。

そうそう、アテに作った蒸し鶏のゆで汁もそこにぶち込んでやりました。

味付けは創味シャンタン少々に、業務用の塩ラーメンスープなどで。

野菜と骨付きの鶏、しゃぶしゃぶ用の豚肉、冷凍の水餃子なんかを鍋の具にしてやりました。

鍋の写真は撮らなかったので、アテをご覧ください。




生牡蛎は和風にポン酢で

*生牡蛎はポン酢で

これは変に中華風にすることなく、シンプルにポン酢を掛けて和風で行きました。




ピータンのニラだれがけ

*ピータンのニラだれがけ

ニラが一束158円もしてずっと自分ではよう買わんかったんですが、この日は宴会ってことで解禁。

主に鍋の具にしたんですが、一部を中華風の醤油だれにしてやりました。



鯛の中華風カルパッチョ

*鯛の中華風カルパッチョ

自家製の中華風醤油だれで鯛のお刺身を食べました。

みじん切りのタマネギと彩りに生のパプリカを散らしたんですが、予定ではアーモンドも砕いて散らすつもりでした。

前日に*あきこ*さんからお土産にもらって思いついたのに、当日になったらスッカリ忘れてました。



蒸し鶏のネギソースがけ

*蒸し鶏のネギソースがけ

*あきこ*さんには間に合いませんでしたがこの日はちゃんとネギだれを用意。

白ネギをみじん切りにしてからやや多めの塩を揉み込んでから、たっぷりの油でじっくり煮てやりました。

ネギに火が通って、火を切ってからショウガの絞り汁を加えてやりました。




アテはシンプルなモンばっかりですが、私も一緒に飲み食いしたかったのでこんなもんにしときました。

来年も人数によるけど、出来たらうちでやりたいもんですわ。



2012年はけっこう家飲みをやった一年でしたが、年末ギリギリまで宴会が続き楽しい年でしたわ。





*朝の体重:58.10kg(けっこうショックな目標オーバー)

*今月の休肝日:2日(今日は選択の余地なく休肝日!!)
 
 
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2012年12月20日

家飲みの2回目は「洋モン」&3回目は「ぼたん鍋」

知り合いが来てたときの飲み食いネタがアップし切れてないんでサクサクッと行きます。
9日(日)の朝ごはんはmiki_dogさんに希望をお聞きして用意することに。

miki_dogさんも私みたいに朝ご飯にうどんを食べることがあるとは聞いてました。

お尋ねするとうどんを食べるとのことで、その時出来そうな候補をいくつか挙げて選んでいただきました。



ご希望に合わせて私が作ったうどんはこんなんです。




朝ご飯に「きのこうどん」

*朝ご飯に「きのこうどん」

冷蔵庫に残ってたえのき、しめじ、まいたけを使ってキノコうどんに。

出汁は白だしでお許し願いました。



私の方は、胃の調子があんまりだったこともあってあっさりとしたうどんに。





あっさり釜上げうどん

*あっさり釜上げうどん





こんな朝ご飯を食べ終わったら、また家でのんびり。





晩ご飯をどうするか相談して、家にある簡単なもので家飲みをやることに。



リクエストとして「すじ肉」が上がってたんで、最初は和食にしようかと思ったんですが、買いモンなしでしのぐにはちと厳しく断念。


缶詰なんかを使って洋モンのアテをちょこっと用意することに。







前菜に「カナッペ盛り合わせ」

*前菜にカナッペの盛り合わせ

安いスペインの泡モノを開けて、まだ明るい4時過ぎに家宴会をスタート。



料理は奥から

 ・ささみの蒸し鶏入りアボカドペースト

 ・生ハムとクリームチーズ

 ・アヒルとオレンジのムース



ささみは蒸し鶏にして冷凍したヤツあったんで、そいつを解凍してみじん切りの玉ねぎと一緒にアボガドに混ぜてやりました。


生ハムは小さなパックの3枚を細かく刻んで粗挽きコショウと一緒にキリのクリームチーズに混ぜてやりました。


ムースは、しばらく前に買うて置いてあった市販のムースを使いました。



Henaffの「アヒルとオレンジのムース」

*Henaffの「アヒルとオレンジのムース」

オレンジの風味は効いてましたが、あんまり旨くなかったですわ。

あんまり何を食べてるか分からん感じで、オモロそうやと思っておいたのにイマイチでした。

miki_dogさんはアボカドを気に入ってくれたようで、何回かお代わりしてくれてました。





オイルサーディンの缶焼きとえびのガーリックオイル煮

*オイルサーディンの缶焼きと「エビのガーリックオイル煮」

オイルサーディンは宮津にある「竹中缶詰」ってメーカーのもの。

ここのは他のヤツと較べると旨いんですが、その分値段もかなり高め。

これは確か知り合いに頂いたヤツやと思うんですが、自分一人じゃなかなか食べる勇気が出ず置いてました。

蓋を開けて、少し油を減らしてから魚焼き網の上で温めてやりました。


仕上げに冷凍のパセリを散らして、食べ出してから「レモンを」と言われてレモンも搾ったかと。


海老のオイル煮の方は冷凍の小エビ使いましたが、ガーリックオイルをたっぷりと事前に作ってあったので割と短時間で出来ました。

えびは解凍して先に塩を揉み込んでから油の中で煮るように火を通してやりました。






竹中缶詰の「Hashidateオイルサーディン」

*竹中缶詰めの「Hashidateオイルサーディン」

このメーカーって不思議で、これ以外にも現代風な和のイラストが入った紙のラベルがついたやつと濃ゆい緑の缶で「サンフェース印」の3種類も出してるんですよねぇ・・・。
3種類とも食べたことありますが、中身に違いはあるんですかねぇ・・・。(食べたけど差は記憶無し)

miki_dogさんはほとんど食べてなかったみたいですが、私は久しぶりに食べてやっぱり旨いなぁと思ってました。








メインはご希望のすじ肉を和ではなく洋風でお出ししました。










ゴボウとキャベツとすじ肉のトマト煮込み

*ごぼうとキャベツとすじ肉のトマト煮込み


すじ肉はあらかじめ下茹でまでやって小分けで冷凍してありました。

トマトソースの方も冷凍ですが、いつもなら大きめのアイスキューブにするんですが、これは煮込み用にタッパに入れて凍らせてたヤツを使いました。

トマトソースはタッパのまま軽くチンしてフタつきの鍋へ。

適当に水を加えてすじ肉は凍ったまま鍋に投入。

たっぷりのキャベツとゴボウを乱切りにして加えて、しばらく煮込めば出来上がり。



牛すじの下茹でやトマトソース作りは事前にしてあったんで、まるでインスタント料理を作ってるかのような気がしました。

あまりに簡単にできるんでちょっとお客さんに申し訳ないほどでした。

miki_dogさんはこれを気に入ってくれはって何回かお代わりしてすっかり片付けてくれはりました。


この日の宴会料理は以上なんで品数的には非常に少なめになってしまいました。


ただ、足らなければ生ウインナーを足そうかと思ってました。

ほかには系統はバラバラになるけど、2種類の冷凍水餃子があったんで足りなければそれを食べて貰おうかと思ってました。

すじ肉のトマト煮込みをお代わりして貰ったら、量的には足りたようで補欠メンバーは使いませんでした。




4時過ぎにスタートして8時半過ぎには終わりました。

9時前にmiki_dogさんは自分の部屋に撤収されました。


私は10時頃までねばってから寝たんですが、予想通り1時頃にバチッと目が覚めてしばらく難儀しましたわ。







10日の朝もうどんを食べて貰いました。

冷凍してあったかき揚げをご希望だったんで朝からしっかり食べていただきました。






この日もまだ胃の調子が悪く、ちょっと動くと気持ち悪くなってソファーに寝転んだりしてました。



あんまり遠いとこで外食するのも不安で、申し訳ないけど近所の居酒屋にでも行こうかと思ってました。


近所でも心配だというmiki_dogさんのお言葉に従って、最終的にこの日も家にあるもんで済ませることに。








晩ご飯のメインに「ぼたん鍋」

*晩ご飯のメインは「ぼたん鍋」

根菜類をたっぷりめに入れてあらかじめ台所のコンロで煮込んだんで見た目が悪いのはお許しを。



しばらく前にポイントが余ってて、イノシシ肉と鍋用の味噌だれがセットになったヤツを通販で買うてありました。

250gのパックが2種類あったんですが、1つだけを使いました。

猪肉は煮込んでも固くならんって書いてあったんで、最初から入れてやりましたが、だいぶ縮んで固くなってました。

それでもなかなか旨かったですわ。




鍋以外には冷凍のネギトロ用マグロを使って、素直なネギトロ。

miki_dogさんがお土産に持ってきてくれた「かに味噌」の缶詰をさっそく開けさせてもらいました。





最終日の11日の朝もmiki_dogさんはうどんをご希望でした。





鍋の残りで「ぼたん鍋うどん」

*鍋の残りで「ぼたん鍋うどん」


前日の牡丹鍋の残りをかけた味噌味のうどんを食べていただきました。



私はあっさりと「釜上げうどん」

*私はまたあっさりした「釜上げうどん」







miki_dogさんはこの日関空から九州方面へ出張に出られることになってました。

当然のことですが、関空まで車でお送りしようと思ってました。

ところが、食後にゆっくりして体調の様子を見てたら、どうもまだ本調子からは遠い感じ。

気持ちとしてはぜひお見送りしたかったんですが、車の運転で少しはリスクが上がりそうだったので我慢。

申し訳なかったけど安全のために電車で移動していただきました。




今回はのんびりはしてもらえましたが、料理はあんまり手を掛けず、外食は全然出来ず。

ホストする側としては、お客さまには非常に申し訳なかったですわ。


これに懲りずまた遊びに来て欲しいものです。

次回はもっと気合いを入れた料理を食べてもらいたいですなぁ・・・・。






*朝の体重:57.45kg(飲み過ぎでこれだとあんまり安心出来んかな)

*今月の休肝日:6日(飲み過ぎたから今日は抜くべきかなぁ・・・)

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2012年12月17日

家宴会のメインは久々の「ピェンロー」

飲み食い合宿のネタの続きをサクッとアップさせていただきます。

8日の土曜日は旅館ごっこで朝ご飯をしっかり食べて貰いました。

私は軽くビールを飲んでおかずだけを摘まんだんですが、miki_dogさんはご飯もしっかり。

そのため、私は2時過ぎになると小腹が減ってきました。

晩ご飯で食べるタイミングを合わせるために一人だけで軽く昼ご飯を食べることに。






一人だけ昼ご飯に「麻婆もやし丼」

*自分だけ昼ご飯に「麻婆もやし丼」

自家製の麻婆の素をお湯に放りこんで、もやしを加えてトロミを付けたら出来上がり。

めっちゃ短時間&簡単にできましたが、ご飯はごく少なめに。

ささっと食べてお昼ご飯完了。




晩ご飯は当初出かけてもええかと思ってたんですが、miki_dogさんの気分で家飲みにすることに。


寒い時期やから鍋がええなぁと。

思いつく鍋をいくつか挙げてみたんですが、miki_dogさんのチョイスしたのが妹尾河童が有名にした「ピェンロー(扁炉)」。

前は冬場になって白菜が美味しくなる頃には毎年のようにやってたんですが、ここしばらくやってなかったんです。

miki_dogさんも家で友達と一緒にやったりしはるそうなんですが、私は前回やってから久しぶりなんで大歓迎。



鍋がシンプルなんでなんぞアテが欲しくて、miki_dogさんをお誘いしてチャリで買い出しへ。

まずは、うちから今里筋をしばらく北へ走ったとこにある活け魚センター「大昌」へご案内。

国内外の旅先で必ず市場やスーパーをチェックしはるって聞いてたんで、オモロイだろうと。

週末は生け簀が釣り堀になるんで、そっち目当てのヒトがかなり多かったんですが、普段色々ならぶ生魚はかなり品薄でした。

平台は寂しかったけど、魚以外にも地鶏やら鴨、珍しいプロ用の野菜なんかがあったんでそこそこ楽しんで貰えたようです。


ここではアテだけを見る予定やったんですが、せっかくなんで上等な地鶏を買うことに。





宮崎の贅沢な鶏肉「えびちゃん」

*宮崎の贅沢な鶏肉「えびちゃん」

隣にもう一種類徳島の尾長鶏とかいう地鶏も並んでましたが、こっちの方が肉の色が濃ゆかったので買うてみました。

普段の鶏モモ肉はグラム98円を基準にしてて、128円となるとほぼ手が出なくなる私。

そんなヤツにとっちゃグラム220円なんて単価はお客さまのある時にしか出来ない贅沢ですな。


豚はそんなに高級ではなかったですが、ついでなんで「大昌」で買うてしまうことに。





豚肉もちょっとマシな「薩摩錦ぽーく」

*豚肉もちょっとだけマシな「薩摩錦ポーク」




他にもいくつかアテになるもんを買い込んで、いつものスーパー方面へ移動。



途中の八百屋でしっかりした白菜を見つけたので、ほぼ買いモンは完了してスーパーでは発泡酒だけ買うて家へ。






買いモンをしてる間はまったく平気やったんですが、家に帰って用意を始めると異変が。


急に気持ち悪くなって、立ってるのもキツくなり、一旦ソファに寝転がって休憩。

私は分からんかったけど、顔色も真っ白になってたそうですわ。


ソファーに寝転がりながら考えてたのは、まずはお客さんが居てるのに申し訳ないなぁってことでした。

で、その次に思ったのはお客さまやからと買うた贅沢なアテが食べられんかったらツライなぁってこと。(^^;

買うた時は久しぶりで一人で興奮してたほどですからねぇ・・・。




3〜40分は寝転がってたでしょうか。

一時はちょっと眠ったようですが、落ち着いてきたので用意を開始。






久しぶりな「ピェンロー」の煮込み始め

*久々にやった「ピェンロー」の煮込み始め


干しシイタケはこの鍋をやるって決めたときにすぐ戻しておきました。

料理のレシピを見ない、見ても勝手にいじりまくる私にしては珍しく妹尾河童のやり方に忠実にやったつもりでした。

私は白菜を適当に刻んで白くて固いトコを下に入れて、上に葉っぱのトコを乗っけて煮込みをスタート。

肉気からの旨みを期待して、最初からしっかり煮込むことにしました。


ところが、miki_dogさんによると私のはかなり大ざっぱだと。

miki_dogさんがやるときは白菜はちゃんとV字にカットしてまず白いトコからじっくり煮込むんだとか。

肉類も白菜を煮込んでから加えるんやそうです。





引っ越してからお客さん用に買うた大きめの土鍋を初めて使いましたが、こういう鍋はやっぱりある程度量があるほうがええですねぇ。



しばらくは台所のコンロで煮込んでたんですが、煮えるのを待つ間に飲みながら買うて来た”贅沢あて”を摘まむことに。





ちょっと贅沢して「てっさ」

*ちょっと贅沢して「てっさ」

大昌で一皿580円という安さでした。

メインの鍋があるんで二人で一皿にしましたが、安い割に切り身に厚みがあってけっこう旨かったですわ。




宴会なのであてに「うに」と「ふぐ皮湯引き」

*久々の贅沢で「うに」と「ふぐ皮湯引き」


うにを自分で買うて家で食べるんはかなり久々ですわ。

大昌には産地の違うウニが3〜4種類ならんでましたが、見た目がキレイで量のそんなに多くない850円のヤツをチョイス。

エグミもなく粒がぷりっとしてええ甘さがありましたわ。


最初はちょろっとだけビールで口を湿しましたが、こんなアテにビールでは役不足。

すぐに燗酒に切り替えて、酒に合う肴を満喫。

胃が気持ち悪くて立ってられないほどやったのに、飲み食いを始めると全く問題なし。

風邪やとアルコール類が苦く感じるようになるんですが、それもなかったですわ。







バツグンに旨かった「ピェンロー鍋」出来上がり

*バツグンに旨かった「ピェンロー鍋」


こいつは煮込みが終わって、春雨を足したところです。

鶏は普段食ってるブロイラーとは全く別の食感でした。

煮込んで固くなったのとも違う身ぃ自体のブリっとした食感があって旨かったですわ。

白菜も素材の甘さがあったし、たっぷり作ってヒトと食べる鍋の旨さを堪能しました。







*朝の体重:56.90kg(昨日の夜はちゃんと食べんかったから納得の数字)

*今月の休肝日:5日(今日は抜いとく方が後半楽なんやろなぁ・・・)





posted by えて吉 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

おもてなし第一弾は「旅館の朝ご飯」ごっこ

7日(金)の夜から知り合いが遊びに来てくれてたので、その間の飲み食いをご紹介していきます。

今回のゲストは今までに何度かこっちでお会いしてて、東京でも一緒に飲み食いさせて貰うてるmiki_dogさんでした。

金曜日に出張で神戸に来はることになり、その週末&1日有給で遊びに来てくれることになりました。


事前にある程度メールでやりとりしたんですが、秋以降で何カ所の海外に加えて国内も出張で飛び回って忙しくしてはるようでした。

今回の大阪滞在の後も、直接出張先の九州に移動するってことでかなりハードな日々を送ってはる様子。

行きたいお店や飲み食いしたい希望の前提に「のんびり」ってのあったので、出来るだけご本人の希望に合わせることに。


初日の金曜日はお仕事で接待をこなしてから、うちへは眠りに来るだけの予定でした。

もし、外で飲み食いするなら土曜日の方が店の選択肢が多いなぁと。

家宴会も希望してもうてたんですが、メインを昼にするのか夜にするかも決まらず、金・土はやりにくそうでした。

そのため事実上、事前の料理仕込みは厳しいなぁと。

内容にしてもお疲れなら、そん時の体調に合わせて食べたいモノを選んでもうた方がええやろうと考えてました。

そこで買い置きできる肴系のモンをいくつか買い込んだ他は、料理はナシでおいでをお待ちしてました。




7日は日中に買いモンをやって、家の掃除を済ませたりして準備。

晩ご飯はあんまり残り物が出ないように簡単に済ませ、うちに着きはってから一緒に軽く一杯やれるように飲みも控えめで。

9時過ぎに神戸を出るって連絡が入ったんで、10時頃に着きはるやろうという前提で逆算して風呂の準備。

えらい寒い日やったんで、ひどい酔い方でもなけりゃ飲み食いより温かい風呂の方が値打ちがあるかと用意。



風呂で温まってもうてから、軽ぅ〜く飲みながら作戦会議。



この時はアテとしては、ごく簡単にあり合わせのモンを出しただけやったかと。





美味しく食べて貰えた「小芋の梅サラダ」

*美味しく食べて貰えた「小芋の梅サラダ」

この日出したんやったと思うんですが・・・・。

一緒に飲み食いしてたどこかでお出ししたのは確かです。(^^;

芋類が嫌いやっていうmiki_dogさんに嫌がらせになるかと思いましたが、個人的にはなかなかええ酒の肴に思うんでお出ししてみました。

皮を剥いて柔らかくなるまで湯がいた小芋を、一部は粗刻み、残りは潰して、かつおぶし、梅肉、ごま、香り付け程度の醤油で味付け。

最後に刻みネギを混ぜ込んだものです。


ちなみに、上に貼った写真は別の日に食べたヤツです。

夜のツマミは写真に撮ってなかったんで、記憶に自信がないんですよねぇ・・・。


イモ嫌いとのことで、怒られるかと思ってお出ししましたが、「これなら美味しく食べられる」とのことでホッとしました。




打ち合わせって言うても、決まったのは

「明日は遠出はしない。」

「翌日(以降)の晩飯のことは、とりあえず明日決める。」

とのことでした。


そこでコチラからの提案として


「朝は好きなだけで寝て貰う」


「出かけないんだったら、朝風呂に入ってしっかり朝ご飯ってのはどうでしょ?」


と、旅館の朝ご飯っぽいモンを用意出来ると説明。



今回ゆっくりしたいって希望を聞いて、何年か前にやった大人の合宿でやった朝食ゴッコのことを思い出したんです。

宴会料理ほど豪華でなくても、朝から何品か並ぶだけで贅沢な気分になってオモロかった記憶があるんですよねぇ・・・。






それで行こうってことになったんで、冷凍のホッケを冷蔵庫に移して戻しておくことに。
この日の日中の買い出しでは何カ所かの店を回って、業務スーパーでホッケの干物を確保してあったんです。

ネタとして旅館の朝ご飯っぽいモンを用意しようと思ったけど、ボツになるかもしれませんわね。

やるとなってもどの朝になるか分からんかったから敢えて冷凍の干物を探したんです。

これやったら「食べなアカン」って思わんで済みますし、なんぼ余っても後日私のおかずにしたら済みますからね。







軽くのつもりがけっこう遅くまで飲んだんで、翌日起きたのは8時頃とちょっと遅めでした。

少し飲み過ぎた感じでしたが、起きたらてきぱきと用意。


ご飯を洗って炊飯器にセット。


いりこだしのダシパックで味噌汁の用意。


昆布だしを引いて湯豆腐のためにスタンバイ。




私が食べた分は当日に軽くアップしましたが、その写真をもっぺん貼っておきましょう。




image.jpeg

*私の食べた分の朝ご飯



私も車を出さないことを確認してあったので、朝から風呂上がりにビールをしばいてやりました。





miki_dogさんにお出ししたのはこんな感じになります。







おもてなし第一弾に「旅館の朝ご飯」ゴッコ

*おもてなしの第一弾に「旅館の朝ご飯」ごっこ

・ほっけの干物

・じゃこおろし

・壬生菜の漬け物

・切り干し大根の煮物

・納豆

・湯豆腐

・たまねぎの味噌汁

・生タマゴ

・炊きたてご飯




玉子はこの週末に合わせて手持ち分を使い切って、新鮮なヤツを買うておきました。

納豆はあんまり頭になかったんですが、ぜひ食べたいと言われて、在庫が1個だけあって助かりました。

切り干し大根は前日に私がアテにも出来るし、もしかしたら朝ご飯用にと作っておいたモノ。

壬生菜の漬け物は市販品です。




どうですかねぇ?普通の家で食べる朝ご飯にしてはかなり豪華やと思うんですが・・・。
朝風呂、朝酒、炊きたてご飯にチマチマとしたおかず。

普段うどんばっかり食べてる自分には非常に珍しく新鮮な気持ちで楽しみました。

 (飲兵衛やから朝酒出来たんが一番ご機嫌やったかも・・・・)




朝ご飯の後は、コーヒーを淹れて入れでのんびりだらだらしてたんじゃないでしょうか・・・。

滞在中、結局ほとんど”だらだら”になったんでどの朝がどんな様子やったか詳細は忘れてしまいました。


この朝ご飯を食べた頃は、気分も良く、3日間ガンガン飲み食いするぞーって思ってたんですよねぇ。


まさかこの日の夕方から急に胃腸炎が出て、その後ずっと家に籠もることになるとは・・・。




*朝の体重:57.35kg(夜の鍋を食べ過ぎたんで、この数字は上出来)

*今月の休肝日:5日(昨日抜いて、一応月10日のペースになりました)


posted by えて吉 at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする