2018年10月15日

初めての「松茸の土瓶蒸し」や「鯖のきずし」で家宴会

この前の連休に東京から来た飲み仲間のSさんとの飲み食いをご紹介します。

初日は10月6日の土曜日で前日にしっかり仕込みをやって時間に余裕があったんで伊丹空港まで出迎えに行きました。

11時半頃到着の飛行機で、着陸から数分で出て来たので即車で家に向かって出発。

最近伊丹空港には近畿道から行くことが多かったんですが、帰りは混んでそうだったので、空いてるようだった阪神高速の空港線で帰ることに。

いつもよく混むあたりもこの日は全く混んで無くて、1時前にはサクッと家に到着。

盛り付けるだけのアテを用意してたので、すぐに家宴会をスタートすることが出来ました。






和風の地味な肴の盛り合わせ

*和風の地味な肴の盛り合わせ

左上から横に
・スタミナ納豆

・セロリのナムル(貝柱スープの素で)

・コンニャクの煮物

・蓮根の梅味噌和え

・小松菜の煮物

・刺し身クラゲ

・鱧皮ともずくの酢の物

・イワシの梅醤油煮

・ナスビと干しエビの炒め煮


この9つに別れた大皿ってずっと前にishさんからいただいたもんなんです。

小ネタ料理をちょこちょこ並べるのは好きなんですが、この器のくぼみに収まるもんで9品ってのはなかなか揃えられないんですよねぇ。

事前に予定してた献立以外にいくつか増えたおかげで9品に届いて久しぶりに使えました。

こちらのプレートはゲストのSさんに食べて貰いました。




地味な和風小鉢の盛り合わせ

*地味な和風小鉢の盛り合わせ

白い皿は1枚しかないので、私の分はこうやって小鉢に盛り付けました。

今回はこの前菜というかアテの盛り合わせがあったんで、すぐ飲み会がスタート出来て、しかも私もすぐにテーブルに着いて一緒に楽しめました。

家飲みで作りたいモノを優先してメニューを組むと自分は台所で動かんとだめでなかなか落ち着いて飲めないことも多いんですよねぇ。

この日はなかなかええスタートが切れたと思いますわ。



料理の方をちょっとだけ補足しておきますと、



ちょうどええサイズの鰯が安かった

*ちょうどええサイズのイワシが安かった

これは当初のメニューに入ってなかったんですが、4日の木曜日に近所の万代ってスーパーに行ったらたまたま見かけたんです。

普段はそんなにイワシって買わないんですが、やや小ぶりでアテとして食べるんはちょうどええサイズに思ったし、えらく安かったんで急遽買うてしまいました。


イワシの梅醤油煮

*いわしの梅醤油煮

手元にあった鍋にええ具合にフィット。

お客さんに出すようなんで皮を傷めないように、慎重に料理しました。

煮るときはいじらないように気を付けて落としぶたをしてしっかりと煮込んでやりました。

水は入れずに醤油と酒、味醂、梅だけで炊いたんですが、極力甘みを出さずにキリッと辛めの味付けにしました。

私としてはほぼ狙い通りのええ味付けになったと思うんですが、あっさりした味付けの好きなSさんの口にはイマイチやったのが残念です。

ただ、この煮魚についてはこの味を楽しんで欲しかったですわ。


こんにゃくの煮物とか菜っ葉の炊いたんとかめちゃくちゃ地味なお総菜ですが、かなり真面目に作りました。

出汁はだしぱっくを使いましたが、多めのダシパックでしっかりした出汁を引きました。

それを使ってそれぞれに味を変えつつ丁寧に。

コンニャクはフォークでメッタ刺しにしてから表面に細かく包丁目を入れて、それをたっぷりのお湯で下茹でしたから炊いてやりました。

形も端のいびつなところはカットして出来るだけキチッとした直方体になるように狙ってみました。

小松菜の炊き方は普段と同じですが、普段なら白だしなんでそれよりはすっきり仕上がったかと。

レンコンは賽の目に刻んでから少しの酒を煮立てたとこに入れてフタをしててしばらく蒸し煮にしました。

すこし水気が残ってるところに味噌と練り梅を加えて味を調えてやりました。

ナスビは食べやすい大きさにカットしてから1つずつ斜めに包丁目を入れて多めの油で炒めてから小鍋に移して出汁と干しエビの戻し汁で煮込んでやりました。

刺し身クラゲは市販品を盛り付けただけですが、こりこりとした食感が良かったですわ。

ただ、付いてたタレを掛けたら甘ったるい味で他が真面目に作ってあったんで、ちょっと浮いてました。

鱧皮ともずくに掛けた酢のたれは自分で合わせてあったんで、スッキリしてましたわ。

セロリはサッと湯に通してから化学調味料の入ってない貝柱のだしパウダーで味付けしました。

ナムルとはいいながらもあんまり目立たせたくなかったんで、あっさり味で行っときました。





自分の中でこの日の宴会料理のメインは土瓶蒸しと鯖のきずしやと思ってたんですが、両方が初めてのものでした。




きずし自体は”鯵のキズシ”ならなんべんか作ってるんですが、鯖はたしか初めてなんですよねぇ。

さばのきずしは美味しいとは思うけど脂が濃ゆいから2切れか3切れで十分って思ってるんですよねぇ。

それを一匹も仕込んでしまうと持て余しそうな印象が強かったんですよねぇ。

それと鯖って傷みやすいって聞くけど自分でモノの良し悪しを見分ける自信がないってのも今までやってなかった理由ですねぇ。

鯖好き、きずし好きのSさんには以前から鯖のきずしを作ってくれって言われてたんですが今回はついに押し切られてトライすることに。

2〜3日前から近所のスーパーをチェックしてたんですが、丸っぽの鯖はあんまり見かけなかったんですよねぇ。

それを理由にやめようかとも思ったんですが、前日の5日に思い切って生野の活魚屋「大昌」まで仕入れに行ったんです。

1匹1000円もしてサバにしてはえらく高いとは思ったんですが、プロが仕入れに来るトコやからモノがええんやろうと信じて買いました。




買い出しを終えたら急いで家に帰って、即きずしの仕込みをスタート。



さばを三枚おろしに

*まずはさばを三枚おろしに

ちょっと中骨に身が残ってますが、たまにしかやらん三枚卸しとしてはまあまあじゃないかと。



鯖に強塩

*さばに強塩(ごうじお)

写真で見るとあんまり塩が見えないかもしれませんが、けっこうたっぷり裏表に塩をしました。

この状態で冷蔵庫に入れて1時間置きました。出てくる汁が付かないようにバットは斜めにしておきました。


酢洗い後しばらく寝かしてる鯖

*酢洗い後しばらく寝かしてる鯖

塩を水でサッと洗い流してから、水で薄めた酢でもう一度全体を洗いました。

その後、下に網を敷いてその上にさばを置いてラップして3時間寝かしてやりました。

これと平行して酢に塩と砂糖、昆布を加えて用意してきました。


ベンチタイム?が終わったサバをキッチンペーパーでくるんでからビニールに入れて合わせておいた酢を注ぎました。

出来るだけ空気を抜いてビニール袋の口を縛って30分漬けました。




酢締め後の鯖

*酢締め後のサバ

30分漬けたら、全体をキッチンペーパーで拭いてやりました。

これをぴっちりとラップで包んで翌日まで寝かせることに。

この写真を撮ったのが前日の夕方の6時半過ぎでした。





最初のツマミの盛り合わせで小一時間ほど飲んだところで、今回の目玉であるさばのきずしを出すことに。






食べる直前のサバのきずし

*食べる直前のサバのキズシ

ここから腹骨をすいて、骨抜きで骨を抜いて、皮を剥きました。

酢漬けにすると皮がツルッと剥けて嬉しいですねぇ。







出来上がった「鯖のきずし」

*出来上がった初挑戦の「鯖のきずし(酢締め)」

切り方は切りかけ造りにしてみました。

鯵ではやってたけど、鯖は経験が無くて、前日に仕込んで寝かすとどの程度締まるか分かりませんでした。

けっこう不安ではあったんですが、食べてみた感想としてはほぼ自分好みの浅めの仕上がりになってました。

身が白っぽくなるほど締めるタイプもありますが、私は生の刺し身に近いタイプが好きなんですよねぇ。

初挑戦としては非常にええ出来やったと自画自賛するのを許してやってください。(^_^;)

Sさんもこういうタイプが好きだそうで、けっこう喜んで貰えたと思います。

一匹全部を二人で食べるのは多すぎるんで、半身は実家にお裾分けしときました。





和風の蒸し鶏

*和風の蒸し鶏

Sさん曰く「蒸し鶏がなかったら遊びに行かん」ってくらい蒸し鶏を気に入ってくれてるんはええんですが、私としちゃいつも同じモノを出すって苦手なんですけどねぇ。

今回は全体が和風やったんで、白だしを使って、ショウガ、酒、白ネギの青いトコ、山椒の実で蒸し鶏にしてやりました。

安定の出来でSさんが喜んでたんでヨシとしときました。




続いて出したのがこの日のもう一つのメイン料理である土瓶蒸しです。





器を買うて初めて家で「松茸の土瓶蒸し」

*器を買うて初めて家で「松茸の土瓶蒸し」


1本前の記事で土瓶蒸しのことを思いながらええ加減なお吸い物を作ったネタを上げましたが、この宴会のためについに土瓶蒸しの器を買うてしまいました。

だいぶ前からSさんには「土瓶蒸しの器を買っちゃえ」って煽られてたんですよねぇ。

今回大阪に来る前のやりとりで、ついに思い切って買うことに。

その話題が出てた日に、ジムから帰って急遽電車でミナミまで出て道具屋筋に突撃。

プロ用の食器屋でかなり色んな種類があったなかで、これが一番気に入って購入。

ちなみにお値段は2つで3996円でした。

買うた直後に自分一人で松茸なしの土瓶蒸しを作って調理の加減をチェック。





生野の「大昌」で仕入れた食材

*生野の大昌で仕入れた食材

鯖を買いに行った大昌に松茸が並んでたんで一緒に買いました。

ちなみに鱧が644円で、中国産のマッタケが5本で2300円。(税別)

自分でマッタケなんか買うのも初めてだと思いますねぇ。

スーパーならもうちょっと手頃な値段かと思ったけど、何日店頭に並んだままか分からんので、プロの店なら新鮮なヤツやろうと大昌で買うたんです。

5本は多すぎたんでうちの2本は実家にお裾分け。



松茸の土瓶蒸し

*マッタケの土瓶蒸し

土瓶蒸しの具として、マツタケ、鱧、鶏モモ肉、水煮のぎんなん、三つ葉を用意。

香り付けはスダチが普通なのかしれませんが、奈良の庭でなった青い柚子があったんでそれを使いました。

出汁は朝イチで昆布とかつお節でたっぷり引いておきました。

初回に自分一人でトライした時に学習したんで、鶏だけは先に出汁の中で火を通しておきました。

土瓶に具を加えて、鶏と熱い出汁を注ぎ、キャンプ用のバーナーで加熱。

家での初土瓶蒸しはかなり美味かったですわ。

ダシの香りがええし、国産じゃ無いけどしっかりマツタケらしいええ香りもしてました。

器は2つ買うたけど、最後の加熱はバーナーで1つずつしか出来ないんで、上のお猪口だけ2つ出して1つの土瓶をシェアして食べました。

で、それを1回お代わりして2杯食べました。



初めて食べた鶴橋の「川徳」の鰻の白焼き

*初めて食べた鶴橋のうなぎ屋「川徳」の鰻の白焼き

この鰻は4日の木曜日に鶴橋まで買いに行きました。

お店の人に白焼きがあるか聞くと15分ほど待ってくれたら焼くって言うてくれました。

立ち食いうどんを食べて、ホルモンやら小芋を買うたりしてる間に出来上がり。

1匹2690円でした。

半分はすぐ冷凍して、残りの半分は冷蔵庫で当日までおいてました。

オーブントースターで温め直したんですが、初めての川徳のウナギはかなり美味かったですわ。

その辺のスーパーでも二千円くらいするウナギが並んでるんで、この値段で食べられたら非常に値打ちがありました。

ちなみに写真の奥に写ってるのはマッタケです。




6時半頃には前日あんまり寝てなかったSさんは眠くなってしまい、客間でそのまま寝はりました。

ということで、料理的に初日はこれでおしまい。

私はまだ8時頃になって小腹が減ったんで、盛り合わせに出したアテを3品ほど盛って一人でのんびり飲み直してました。


今回はけっこう初めてなもんがあって新鮮味のある家宴会となりました。

あっさりした和食の好きなSさんに喜んでもらえたから仕込みの甲斐がありましたが、今回はめっちゃ作業量が多かったですわ。



飲み食いは翌日以降も続きますが、初日を終えたところで一旦切っておきます。




この土日もSさんが京都出張からうちに飲みに来てくれてたんで、2日間更新は休ませて貰いました。







*朝の体重:57.30kg。(宴会明けとしては上出来。)

*今月の休肝日:4日(今日は酒抜かんとな。)

*今月のジム:4日(今日はジムに行ってきました。)




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2018年08月02日

大阪ハラールレストランの持ち帰り料理で一人宴会

暑い時期でも例年食欲が落ちるってことはほとんどないんですよねぇ。

夏以外は割とあっさりした料理が好きやのに夏のクソ暑い時期には濃ゆいモノが食べたくなるほどなんでねぇ。

焼肉なんかも食べたいですし、いつも以上に辛いものも欲しくなるんです。

前回千船にある大阪ハラールレストランに行ったのはゴールデンウィークの頃でしたが、その日はランチを持ち帰りにして公園で食べたんです。

うちからはそれなりに離れたトコにある店なんで、せっかく行ったんやからと単品のカレーもいくつか家用に買うて帰ったんです。

帰ってすぐ冷凍して大事に食べるタイミングを計ってたんですが7月7日の朝になって急に食べたる!!って気分になりました。

昼前から冷凍してたヤツを自然解凍して、ある程度溶けてきたら小鍋に移しておきました。






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*冷凍してたモン4種類を解凍中

手前の鍋3つが大阪ハラールレストランでお持ち帰りしたカレーです。

奥のボールに入ってるのはスパイス味とかいう正体不明のサラダチキンです。

蒸し鶏のたぐいなんて自分で作った方が絶対美味いんですが、料理したくないとき用に買うて冷凍してあったんです。





昼ごはんと夜ごはんの兼用ってことで、早めの時間に一人カレー宴会をスタート。




大阪ハラールレストランの美味いカレーに敬意を表して、スパークリングワインを抜くことに。






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*大阪ハラルレストランの持ち帰りで一人宴会


・バターチキン 800円

・ダルカレー 900円

・マトンパラク 1000円

・サラダチキンとキャベツの和え物


カレーのお供にはこれまた冷凍してあったフォカッチャを温め直して添えました。

ダール以外はおそらく初めて買うたと思います。バターチキンはちょっと濃ゆく感じました。

一人で食べる惣菜として2700円はかなりの贅沢やと思うし、食べ切るには多すぎたんで、もう1回食べられるように満腹の少し手前でストップ。

もうちょっと食べたい気分ではありましたが、料理としてはご機嫌やったんで満足出来ました。





残ったカレーは1日おいた8日食べることに。








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*残ったカレーをカレーライスで


1年半以上前に賞味期限を迎えてたタイ米があったんで、それを炊いてこのカレーに使ってやりました。

残ってたカレーだけではちょっと足らんかったんで、豚テキをエスニック風に魚醤やシャンツァイなんかで味付けしたやつも添えてやりました。

1回で食べたらえらい贅沢な金額やけど2回楽しんだと思うたらちょっとはマシに感じましたわ。



昨日は買い出しで外におったときにカレーが食べたくて、新しく出来たと思ったココイチに入ろうとしたらオープンが8/6やったんですよねぇ。

しょうがなくうどんを食べたんですが、今日こんな記事を書いてたらまたカレーが食べたくなってしまいましたわ。



家に大阪ハラールレストランの料理があると安心感があるんで、また近いうちに買いに行きましょうかね。




*朝の体重:57.25kg。(1日でえらく減りよった。)

*今月の休肝日:1日(昨日は月初から休肝日にしましたよ。)


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2018年07月02日

フランスからのインターンの歓迎宴会

昨日の身内宴会の様子をサクッとご紹介します。

昨日の宴会の口実は、妹のトコで1ヶ月ホームステイすることになったフランス人の女の子の歓迎会って感じでした。

日本でインターンシップを経験するために来た子で2ー3日前から妹の家に滞在中。

妹から直前に若い子で大人しい子やから日本食はなしで洋食っぽいものを作るようにと指示がありました。

私はそれまで献立が全然浮かばんながらも季節感ってことで、鱧の湯引きとずいきの煮物くらいは作ろうかと思ってたんですけどね。

前日の買い物に行った駐車場で「洋食縛り」の連絡受けたんでギリギリ無駄な買い物は避けられました。

あんまりええネタが浮かばんかったんで、鶏のトマト煮込みとラム肉の肉団子を作ることに。

鶏モモ肉2枚は一口大にカットして、ビニール袋に入れて、刻んだパセリ、セロリの葉っぱ、乾燥バジル、チューブのニンニク、コショウなどを揉み込んでしばらく寝かしました。

袋に片栗粉をぶち込んで空気を入れて膨らませたらボンボコ振り回して粉を打ちました。

そいつを多めのオリーブオイルで揚げ焼きにして、しめじ、エリンギ、ズッキーニなどを加えて生のトマトとトマト缶、月桂樹の葉を加えて煮込んだら出来上がり。

これは前日に仕上げて当日は妹の家で温め直すだけに。

ラム肉は薄切りのヤツを前日に買うて冷凍庫へ。

当日の昼頃になってラム肉を半解凍の状態で包丁で刻み粗めのミンチに。

そこにごくごく細かく刻んだ玉ねぎとシシトウ、たっぷりのパセリ、刻んだニンニク、クミンパウダーとコリアンダーパウダー、隠し味程度のカイエンヌペッパーを加えて、塩コショウをしてしっかり揉み込みました。

これをしばらく寝かしてから妹の家で焼いたら出来上がり。





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*フランスからの学生さんの歓迎会の料理

左上が私の作ったラムの肉団子。スプーンで取っててけとーにフライパンに落として焼いたんで形はグチャグチャです。(^_^;)

右上は実家のオカンが用意したジャーマンポテト。

右の中断は妹の用意したカツオのタタキとサーモンのお造り。

右下が私の作った鶏のトマト煮込み

下段真ん中が妹の用意したカプレーゼ。

左下が妹の作ったグラタン。

茹でたペンネを缶のミートソースと混ぜて、上に缶のホワイトソース被せた非常に手抜きバージョンらしいですわ。





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*フランス人のミレナ

フランスのブルゴーニュ(Bourgogne)地方第二の都市「シャロン=シュル=ソーヌ(Chalon-sur-Saône)」の出身とのことでした。

ミレナは漫画やアニメが好でインターンシップ先を日本に選んだってことやったんで好きな漫画を聞くと、最初の答えが「寄生獣」ってな渋いチョイスでちょっと構えましたわ。(^_^;)

2番目の「黒子のバスケ」ってのは残念ながら世代的に読んでなかったので分かりませんでした。

去年にも友達遊びで日本を2週間ほど旅行してるそうで、けっこう日本好きのようです。

ただ、まだまだ若いせいか色んな話を振ってもなかなか会話が盛り上がらないのが難しいとこでした。

出来るだけ話を引き出して上げようと私から色々と話を振ってたんで宴会料理の方はあんまり食べれんかった気ぃがしますわ。(^_^;)

それでも事前に聞いてたよりは会話になったし、ミレナもニコニコしてる場面があったんでそれなりには盛り上がったってことにしておきます。

今日から職場に行って働き出すらしいんで、1ヶ月の滞在を彼女なりに生かしてくれるとええなぁって思いますわ。








*朝の体重:57.65kg。(そんなに食べてない割りにはやや重いなぁ。)

*6月の休肝日:10日(完全に諦めてたけど無事目標クリア。)


 
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2018年06月16日

ラムの骨付きで一人宴会

冷凍庫に長らく買い置きしてたラムチョップを食べるためにやった一人宴会の様子をご紹介します。

普段使いにはラムなら肩ロースの薄切りか、下手したらその切り落としなんてもんを選ぶんですよねぇ。

そんなもんにとっちゃ骨が付いてる分目方的に割りが悪いのに単価が高い羊の骨付き肉はあくまでもお客さま向け。

それでももう半年くらい冷凍してたし、お客さんと食べる機会もなそうやったんで自分で食べることに。

一人やけど骨付きのラム肉なら贅沢やから”一人宴会”と称して楽しむことに。






食べたのはかなり前で4月25日になります。

この日は買い物に出かける予定があったんで、マックスバリューに入ってる某持ち帰り弁当屋の量り売り惣菜をいくつかゲット。

近所の万代ってスーパーはあんまり魚類の品揃えがようないんですが帰り道に寄ると珍しく富山産のホタルイカが並んでました。

湾内モノとは書いてなかったけど、丸々太って美味そうやったんでそいつもゲット。

この時期兵庫県産なら298円くらいやったけど、富山産は398円でした。

ラム肉を食べる関係でスパークリングワインを飲んだろうと思ってたんで、ホタルイカは洋風のマリネにすることに。

この何日か前に旅先で買うた農家の人が作ったようなたけのこの水煮は和風の煮物にしてました。

そいつを泡に合うようにちょっと改造することに。


和風に炊いたタケノコを牛すじと炊き直し

*和風のタケノコの煮物をアレンジ

竹の子の煮汁に白だしを加えて増量し、山椒の実と冷凍の自家製トマトソースのキューブを加えてまず牛すじだけをコトコトと煮込ました。

しばらくすじ肉を炊いてからタケノコを加えてまたしばらく煮込んで出来上がり。




以上が前菜になります。





富山のホタルイカのマリネなどを前菜に

*富山のホタルイカのマリネなどを前菜に

・惣菜:ポテサラ、コールスロー、エビとなんかのサラダ、エビとブロッコリーの中華風炒め

・ホタルイカのマリネ

・すじ肉と竹の子の和風トマト煮込み


惣菜のサラダがマヨネーズ系ばっかりになってしまいました。(^_^;)

ホタルイカは自分一人やけどちゃんと目と口を取ってやりました。

ワインビネガーに純米酢、レモン汁を加えて塩コショウで味を調えて乾燥ハーブとローリエなんぞ入れた漬け地でマリネしました。

やっぱりさすがの富山産って感じで旨味がしっかりあって値打ちがありました。





自分で作ったのは2品だけですが、これだけでけっこう飲めそうでした。

泡モノがなくなるまえに、もういちど台所に立って本日のメインである子羊ちゃんを料理。

子羊は時間を掛けて解凍して室温で置いてありました。

それにコショウ、カイエンヌペッパー、クミンパウダーとコリンアンダーパウダー、チューブのニンニクを揉み込んでしばらく寝かしてありました。

そいつを焼く直前にしっかり塩を振って、フライパンでじっくり焼いたのがこちらです。


長らく冷凍庫におった「羊の骨付き肉」

*在国処分で贅沢にヒツジの骨付き

フライパンだけで焼いたんで、骨の裏?の薄い肉はカリカリとまで行かず。

でも、けっこうええ感じに焼けてましたよ。



ええ感じに焼けたラムチョップ

*ラムチョップの断面

ええ具合の火の通り加減に思いましたがどうなんでしょうなぁ。

泡だけでは足らんかったのでラムの骨付きを食べる時は赤ワインも平行してやりました。

羊肉食べるってことから始まった一人宴会でしたが、なかなか満足しましたわ。






*朝の体重:57.80kg。(余裕無いなぁ。)

*今月の休肝日:3日(昨日も2連ちゃんで酒を抜きました。)

 
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2018年03月21日

料理を持ち込んで家飲みしてきました

この前の週末に東京まで料理を持って行ってやった家宴会の様子を簡単に上げておきます。

東京の知り合いのSさんの関西方面への出張が当分なさそうだったので、今回は私が料理を持って移動することにしたんです。

16日の金曜日にSさんが会社を終えてから飲むことにしてたので、前日までに食べる物買うたり、料理して段取り。

酒は時間指定で冷やした物を配達してもらうように事前に注文しておきました。


持ち込み宴会の料理

*持ち込み宴会に用意した食べ物

料理以外に薬味にシャンツァイ(香菜)だの、レモン、自家製の中華風醤油ダレだのもきっちり揃えて持参。

キャリーケースにデカ目のアイスボックス

*キャリーケースにデカ目のアイスボックス

料理は一部を除いてタッパ類には入れずにビニール袋に入れてスペースを無駄にしないように努力。

それでも、前回はもう一つ小さめのクーラーボックスで行けたのに、今回は入りきらず。

ただ今回は妹にキャリーケースを借りてたので、移動中はなんとかその上に乗せられたんでなんとかなりました。





昼過ぎの新幹線に乗って5時前だったかに京急の大森海岸駅前にある「シーサイドイン大森」という宿に到着。

食べ物以外の荷物だけを先に預けて、待ち合わせの駅に移動。

しばらく1人でお茶してたらSさんが帰ってきたので、一緒に家へ。


一部は味付けとかは現場ですることにしてたので、台所を借りてぱぱっと用意。

コンビニで買うたビールを舐めながら用意してたら、頼んであった大量のお酒も無事到着しました。

ちなみにスパークリングワイン4本に瓶ビール6本、ハイボール用に炭酸など6000円オーバーのお買い物。




スパークリングに合わせた持ち込み家飲みの様子

*スパークリングワインに合わせた家飲みの料理

いくつか食べて貰いたいモノがあって、和とか洋に統一しにくかったので泡に合う物っていうイメージで用意しました。

・シシャモのエスカベッシュ(洋風南蛮漬け?)

・セロリの梅しそだし醤油漬け

・菜の花と生ハムのサラダ

・若ごぼう

・ピーマンの中華風和え物

・タコと白ネギ、白菜キムチの和え物

・スナップエンドウ ワサビマヨネーズ


菜の花とピーマンの味付けだけ現場でやりました。

シシャモは魚焼きグリルで焼いてから、ワインビネガーにレモン汁、月桂樹の葉、塩コショウ、砂糖、お酢などを加えて一煮立ちさせた浸け地にタマネギと一緒に加えました。

セロリは割と手抜きですがめんつゆをベースにチューブの練り梅をたっぷりの大葉を加えたヤツに漬けました。

前日に仕込んだらだいぶセロリから水気が出てシャキシャキ感は弱まってましたが、まずまず好評でした。

菜の花はやっぱり春っぽい物を食べて貰いたいと用意。

和風のカラシ醤油和えとどちらがいいか聞いてから、塩コショウ、レモン汁、オリーブオイルと一緒に生ハムとサラダ風にしました。

持って行った生ハムは自分用に買うてあったヤツなんでごく安物でしたがこういう食べた方なら目をつぶって貰いました。

ピーマンはスライスしたヤツをサッと熱湯に通したヤツを持っていって、辛味調味料を分けてもうて、自分が作っていった中華風の醤油ダレと合わせました。

スナップエンドウは茹でただけで持って行って、ワサビマヨネーズなどで。

Sさんがタコ好きってことで、スライスして隠し包丁を入れたタコ、白ネギの千切り、キムチ、魚醤などで前日に和えて持って行きました。



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*リクエストで作った蒸し鶏

この蒸し鶏をえらく気に入ってくれてるんで作らんかったら家宴会せんってなのりでした。

いつものように炊飯器の保温機能で作りました。鶏に注ぐスープの温度を少しだけ落としてやったおかげか、キレイなピンク色の断面に仕上がりました。

白ネギのみじん切りに塩を絡めてから油の中でじっくりと煮て最後にショウガ汁を絞ったネギソースも自作して持って行きました。



てけとーに作った「えびレンコン団子」

*てけとーな思いつき料理「えびレンコン団子」

エビの殻を剥いて酒でもみ洗いしてから背わたを取って、刻みました。

半分はペーストに近づくほどしっかり叩き、半分は粗めにエビの食感が残るようにしました。

レンコンは一部を小さな賽の目に切って少し塩と酒を振って電子レンジでチン。

残ったレンコンはすり下ろして軽く汁を切ってやりました。

全ての材料と片栗粉、白だし少々を加えてよく練ったのをビニール袋に入れて口を縛り出来るだけ薄くして冷凍。

冷凍のまま持ち込んで、薄いんでサッと解凍して後半に焼きました。

横着してビニール袋を絞り出し袋みたいにしたんで、ちょっと形が汚いのは許してやって下さい。




豚スペアリブの煮物

*豚スペアリブの煮物

個人的にはフィリピン料理のアドボ風だと思ってる煮物です。

ネットのレシピでは醤油を使うことが多いようですが、ニョクマム(魚醤)をメインに塩コショウで味付け。

風味付けに叩いたニンニクとローリエを加えて保温鍋で何時間か調理。

出来上がったのを一晩冷蔵庫で寝かせて、翌朝白く固まってる脂を丁寧に取り除いてあっさりした味わいに仕上げました。



これ以外に去年にトミーで買うて来たタンシチューを冷凍してあったもの、大阪ハラールレストランで持ち帰りにしたマトンカレーと鶏とほうれん草のカレー、ダルのカレーも冷凍して持ち込み。

ほかには鶴橋の「川徳」のうなぎを半匹凍らせた状態で。

羽曳野の「ミーテック」で仕入れて来たさいぼしの3種盛りは手土産として冷蔵で。

うなぎとダルカレー、さいぼし以外と初日の残り物はは2日目以降に食べました。

出来るだけ現場での作業を少なくしようと思いながら色んな制約を感じながら仕込んだ料理でしたが、それなりの家飲みにはなったんじゃないかと思います。





*朝の体重:57.75kg。(外食明けでこれならラッキーか。)

*今月の休肝日:5日(今月はもう目標クリアを諦めてるけど、今日は酒抜かんとな。)


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2018年02月23日

宴会明けに一人で残り物を堪能

1月の末にやったカキ宴会の後日談っぽいネタをアップしておきます。

 *カキ宴会当日の様子についてはコチラからどうぞ。

大人数の家宴会をやった時によくあることなんですが、宴会の当日って自分はバタバタしてあんまり料理を食べられないんですよねぇ。

もちろんどの料理も味見程度には食べるんですが、なかなかじっくり腰を落ち着けて食べるとまでは行かないことが多いんです。

今年は残った牡蛎を実家に分けようと思ってたんである程度キープしてありました。

実際には実家の親父の都合が合わずそっちに回せなかったのでそれなりの量を自分一人で食べることに。



まず翌日は殻付きの牡蛎から食べていくことにしました。





まずは蒸しガキ

*まずは蒸しガキから

フライパンにテフロンが傷まないようにアルミホイルをひいてから水を注いで沸騰させたら牡蛎を並べてフタをしてやりました。

ある程度蒸したら殻が開くかと思ったんですが、蒸し時間が短かったのかあんまり開かず。

熱々では猫手な私には持てないので少し待ってから牡蠣開けナイフを使いながら開けてやりました。

火を入れすぎなかったんで身がふっくらして具合は良かったですね。

味付けは何も無くても自然な塩気で十分でした。臭みも全くなく試しでひとつレモンを搾ってみましたが何も無しで十分美味かったですよ。



殻開けやって「生牡蠣」

*殻開けをやって「生がき」

宴会当日は色々用事があって牡蛎剥きは他の参加者の方に任せましたが、けっこう楽しいで、翌日は一人でいそいそと開けてみました。

残ってたヤツを全部開けていくつか生で行きましたが、生ばっかりじゃ飽きるんですよねぇ。




焼き牡蠣

*焼き牡蠣

殻を剥いたヤツを魚焼きグリルに並べて焼いてやりました。

蒸しガキより汁気は少し減りますが、焼かれた香ばしさが出るんでどちらも捨てがたいですねぇ。



ホワイトソースの残りで「カキグラタン」

*残ってたホワイトソースでカキグラタン

宴会でもグラタンを作ったんですが、その時のホワイトソースが余ったんでそれを使い切ってしまうためにもう一度やりました。

宴会の時にも思いましたが、ホワイトソース好きなんでこういう食べ方もええもんですねぇ。


宴会翌日はここまでお終いにしましたが、ちゃんと殻付き牡蠣を楽しめて良かったですわ。




宴会の翌々日の30日はカキ以外の宴会料理も食べながら飲むことに。




宴会料理の残りで晩酌

*宴会の残り料理で晩酌

・若ごぼう

・どて焼き

・燻製のうずら玉子

・にんじんサラダ、いぶりがっこ、オリーブの実

・すじ肉の煮物と厚揚げ

・かぶらずし風の大根

最後のかぶらずし風の大根は親父が作ったものです。それ以外は全て宴会の差し入れ料理。

ちょこちょこ乗ったモノだけでも十分アテになりましたねぇ。


牡蛎入りスンドゥブをもう一度

*牡蛎入りスンドゥブをもう一度

剥き牡蛎がまだ少し余ってたんで、もう一度スンドゥブ。

当日やったスンドゥブは丁寧に改良してあったんですが、誰かが気に入って汁だけでも持って帰ってくれました。

なのでこれはもう一度新しいレトルトの素を使ってます。

たこ焼き用のタコは多めに買ってたんで、ヒトパック余りました。

そのタコをぶつ切りにして予め保温調理でしっかり煮込んでやりました。

食べる直前に剥き身のカキだけを加えてさっと温めてやりました。




以上で残った牡蛎はしっかり食べきりました。

全体として残った牡蛎の量は去年までより少なかったように感じますが、一人で食べるには十分でした。

宴会の後こうやって2回自分でカキを食べたんで、全体として私もちゃんとカキを堪能出来て良かったですわ。





*朝の体重:正確な計測無し。(58kgをちょいと越えてるっぽい。)

*今月の休肝日:8日(今日はもう一日飲もうかなぁ・・・。)

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2018年02月06日

第5回アホな量ほどおもろいカキ宴会

先日うちの家でやったアホほど牡蛎を買うて来て料理する宴会についてサクサクッとご紹介しようと思います。

今シーズンでもう5回目の開催となったんですが、ここ何回かはカキの仕入れ量も安定しております。

当初より落ち着いたんですが殻付き4kgと剥き身4kgってのはかなりアホな量でしょうねぇ。



日程調整はかなり早い内に行って1月28日の日曜日に開催となったんですが、とりあえず何人かの知り合いに声を掛けたらそうそうに参加希望者がええ人数になってしまいました。

何人かカキ宴会に未参加の知り合いがおって声掛けたかったんですがキャパ的に早々に諦めたほどです。

まだ今の家で大人数での宴会はやってなかったんで当初の人数ではちゃんと宴会になるか不安でしたが最終的に大人と子供の参加者が少し減ったんでなんとなくなるかと。

最終的にはishさんこばやしさん、*あきこ*さん、LAKSAさん、だいこんさん、myblackmamaさん、ツレのMというレギュラー陣に今回は元町の「佳景」の女将さんが参加頂けることに。

ここにこばやしさんとことだいこんさんとこの下の子供さん二人が参加。




カキの買い出しは当日の朝から行くことにしてるんですが、今年は寒波が来てて道が大丈夫か当日の朝までやきもきさせられました。

幸い高速道路にチェーン規制がかかったり、通行止めになることもなかったので、当日の7時半頃八尾の家を出発。

近畿道から中国道、山陽道と走って赤穂インターまでひとっ走り。

赤穂の駅前のコンビニで少し時間を調整して9時半には坂越の「功結水産」へ。

事前に連絡して、ちょっと早い時間でしたがB級品の剥き身も予約してあったおかげで待つこともなくサクッと受け取り。

180128oysters.jpg

*坂越の牡蠣を今回もたっぷり仕入れ

ちなみに殻付きが1kg900円で3600円に剥き身が1kg1500円で6000円の〆て9600円。

 *今回は皆さんから参加費として一人2000円を頂きました。

受け取ったらすぐ同じルートで大阪まで戻ったんですが、往復300kmちょい走って11時半前には家に着きました。

雪はなかったとはいえ、午後からあっちゃこっちゃで雪が降る予報やったんで早めに帰れて良かったですわ。



一応宴会のスタートは余裕を見て1時からってことにしてたんで、帰ったら最終的な宴会準備を色々とやって皆さんの到着を待ちました。

最初にツレのMが着いて、1時過ぎからはぼちぼちと皆さんが着かれて2時過ぎには全員が揃ったんじゃないでしょうか。






では、当日食べたもんの写真をどんどん貼って行きましょう。





180128saiboshi.jpg

*さいぼしと生ハムの盛り合わせ

これはだいたいの人数が揃うまでビールを飲むために私が用意しておいたアテです。

生ハムは正月用に買うた3種類セットイタリアモノの残りで、プロシュットとコッパ。

そしてさいぼしの方は去年の夏頃に羽曳野のミーテックって店で買うた3種類の盛り合わせ。

3種類がそれぞれ小分けの真空パックになってて1ヶ月ほど賞味期限があったヤツを買うてすぐ冷凍してたんです。

ちょこちょこっと入って1300円ほどしたんで、買うたはええけど一人じゃ贅沢過ぎて食べられず。

こんな宴会の時ならええやろうとやっと食べるチャンスが巡って来ました。

それぞれ違う味わいなんで食べ比べは面白かったかもしれません。



180128bread.jpg

*ishさん差し入れのパン

ishさんのご自宅近くにはレコルトっていうええパン屋さんがあるらしいんですが、そこで買うて来てくれるはずが日曜日は定休日。

そこでわざわざ元町で2軒に寄って買うて来てくれたパンの一部です。

こういうおかずパン以外にもバケットとか食パンもありました。

このおかずパンは赤ワインが欲しくなる酒の肴系でしたね。(^^)




180128omiyage.jpg

*台湾のお土産と差し入れのキムチ

台湾のお土産はmyblackmamaさんの奥さんと娘さんがつい最近行って来はったからでした。

どこかのタイミングで開けてみんなで食べようと思ってたのにバタバタしてたら出すチャンスがありませんでした。

キムチの方はLAKSAさんが持ってきてくれたモノ。

前回の宴会で牡蠣キムチ炒めにしたら美味しかったんで、お願いしたんですが結局他の料理で忙しくて使わず。

最後に私が1ついただいて他の方2名がお土産にされました。

LAKSAさんはキムチ炒め用に厚揚げやもやしまで買うて来てくれはったんで当日活用出来ず申し訳なかったです。
 *差し入れは後日私が楽しませて頂きました。



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*よしる味のすじ肉の煮込み

これは私があらかじめ仕込んであったアテです。

天満に買い出しに行った時に「ぷらら天満」の肉屋ですじ肉を見かけたんで炊いてみました。

昆布とかつお節で取ったダシに下茹でしたすじ肉を加えて、味付けは日本の魚醤「よしる」と塩、酒、味醂で味付け。

このよしるは佳景の女将さんに頂いたんですが東南アジアの魚醤とはだいぶ違ってあっさりとして和食に馴染みますねぇ。



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*牡蠣のスンドゥブ

カキ料理の第一弾がこんな濃ゆいヤツってどうやねん!!ってツッコミが入りそうですが・・・。

かなり寒い日やったんでとりあえず身体が温まるもんがええんじゃ無いかと思ったんですよねぇ。

ベースは私が気に入ってる丸大食品のレトルトを使ってますが、事前にかなりいじって増量してありました。

素のスンドゥブスープの肉っ気は豚なんですが、敢えて無視して牛肉の切り落としを包丁で刻んで粗いミンチにしました。

それとたっぷりのニンニク、白ネギのみじん切り、唐辛子を炒めて酒、水で増量。

味付けにニョクマムやら醤油、オイスターソースなんかを加えてあります。

前日にスープを仕込んどいたんで、当日は土鍋にスープを沸かしてちょっとマシな豆腐と牡蠣をたっぷり加えたすぐ出来上がり。

スープがたっぷりやったんで牡蠣を食べきってからもう一度牡蠣を足してお出ししました。




参加者が揃ったところで有志の方を募って牡蠣の殻開けをお願いしました。

牡蛎剥きナイフ3本と軍手、すき間がない時用にペンチも用意してありました。


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*剥きたての生がき

生がき用には、レモン、ポン酢、タバスコ、ケチャップなどを用意してありました。

ishさんのご希望でボウモアもお出ししてそれをちょろっと垂らして食べるなんて食べ方もありました。


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*だいこんさん作の燻製色々

うずら玉子は、味噌漬け、醤油漬け、粕漬けにしてから燻製にしてありました。

玉子の黄身はまず生のまま醤油と味噌漬けにしたやつを燻製に。

他には鶏むね肉の燻製、数の子の粕漬け。

相変わらず燻製モノの達人やなぁと。それにそれぞれの味を変えるあたりの芸の細かさがさすがでした。


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*シンプルな牡蠣のグラタン

毎年やって5回目になる牡蠣宴会ですが、できる限り新しい食べ方も試そうと思ってます。

このグラタンは何回か前からアイディアとしてはあったんですが、今回初めて実行。

缶詰のホワイトソースを使いましたが、前日にタマネギを炒めて水と牛乳で延ばしてすぐ作れるように準備しておきました。

当日は牡蠣を先に炒めるか迷ったんですが、誰かの意見で炒めんでええと言われたので、ホワイトソースを温めたトコに直接ぶち込みました。

色んな料理があったんでマカロニなども加えず、たっぷりの牡蠣だけでチーズとパン粉を散らしてオーブントースターで焼きました。

火を入れてもカキの身が縮まずなかなか良かったですわ。


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*こばやしさん作のビーフシチュー

こばやしさんは毎年クリスマスにご家族のためにかーんなり本格的なシチューを作りはるんですよねぇ。

その一部を冷凍しておいて宴会に差し入れてくれました。

その辺のしょうもない洋食屋じゃ勝てんくらい濃厚なヤツに仕上がってましたわ。



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**あきこ*さんの差し入れ

洋風のにんじんサラダと、オリーブの実、いぶりがっこの盛り合わせです。

たくわんの燻製?である「いぶりがっこ」って、和食やのに洋酒にも合うし不思議なヤツですねぇ。


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**あきこ*さんのどて焼き

このどて焼きは個人的にかなり好みでしたねぇ。甘みと味噌のバランスが非常に良かったですわ。


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*こばやしさんの別館牡丹園式「煎生蠔」(広東風牡蠣のお好み焼き)

これもカキ宴会では欠かせない定番メニューになってますねぇ。

いつもは牛脂を入れるんですが、今年はなしにしましたが特に問題なかったですね。

別館牡丹園で食べたことはないんですが、2000円くらいする高級メニューだそうですわ。

でも店のヤツよりこばやしさんが作ってくれる方が牡蠣の量が多いそうなんです。

ビールがよう進むんで皆さんこれを楽しみしてはります。


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*たこ焼き器で作るアヒージョ

ブログ仲間のぷるみえさんが東京から前回の宴会に参加してくれた時に提案されてやってみて面白かったので今回もやりました。

子供ら用にたこ焼きの用意を頼まれてたんですが、ishさんのおかずパン食べたりで子供らは当初たこ焼きをやらず。

食べることよりテレビゲームに興味あったようなんで、とりあえず大人が先にアヒージョを楽しみました。

事前にニンニクのみじん切りを油でじっくり煮込んだモノを用意しておいたので、それを使ってササッとやりました。

カキ以外に生のマッシュルームも用意しておきました。


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*若ごぼうの煮物

あっさりした和風の野菜モノもあればええかと私が仕込みました。

若ごぼうの旬にはまだだいぶ早い気がしたんですが、宴会やからヨシとしてて、わざわざ天満の市場まで仕入れに行って仕込みました。



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*佳景の女将さん作の牡蠣のにんにく味噌チーズ焼き

牡蠣にさっと火を通してから、女将さん作のにんにく味噌とチーズを乗せて焼いてあります。

味噌とチーズのバランスが良く冴えがありましたねぇ。


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*myblackmamaさん作のカキフライ

そもそもこのカキ宴会の発端はmyblackmamaさんが

 「カキフライは揚げたてが一番。家で食うのが一番美味い。」

って発言されたことなんですよねぇ。

それじゃ旨い牡蛎フライを食べさせて下さいってことで集まったのが初回やったんです。

久しぶりにmyblackmamaさんが参加してくれたんで、カキフライ作りはお任せしました。

牡蠣の下処理、粉の付け方などこだわりの作り方で大好評。

ちなみに写真のカキフライは最初に揚げた分でIHコンロ火加減に苦労してはった分ですが、この後は火加減になれてベストなんが出来てました。

カキ自体に臭みがないからそのまま塩だけでもめちゃうまでした。

ちなみにmyblackmamaさんはうちにマヨネーズなんかないやろうと、マヨネーズとピクルスを持参してタルタルソースも現場で作ってくれました。


180128takoyaki.jpg

*結局やったたこ焼き

もうたこ焼きはなしでええかと思ってたら、子供らが食べると言い出したんで終盤にやることに。

多い時は上の子二人が参加して4人やったんですが、今回下の子二人だけのせいか、たこ焼き作りにこばやしさんがかり出されてました。

出来たたこ焼きは大人連中もちょこちょこ摘まんでましたわ。(^^)


たこ焼きまでやったらもう十分かと思ってたんですが、〆にかきごはんが食べたいって声が聞こえまして・・・。

私はあんまりカキご飯を作った経験が無いのでmyblackmamaさんにお任せして作って貰ったのがこちらです。


180128kakigohan.jpg

*myblackmamaさん式のカキご飯

ご飯自体は昆布だしだけで炊いてはりました。

牡蠣はべつに煮汁を用意してそこで味を付けつつ火を通して、炊きあがったご飯に最後に混ぜ込む方式。

一緒に刻んだ菊菜と柚子の皮も加えました。

煮汁も加えてますがべちゃつく感じは無く、非常に美味しかったですねぇ。

個人的に菊菜はあんまり得意じゃないんですが、こうやって食べると美味しかったですねぇ。


カキご飯を食べたあたりでぼちぼち引き上げるヒトも出てかと。


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*だいこんさん作の牡蠣の塩辛

ご飯を食べてもまだ飲んでたら、こんなんもありますよ〜とだいこんさんが出してくれはりました。

牡蠣と塩だけで一ヶ月ほど寝かしたように言うてはりました。

塩気はかなりしっかりですが、ちょろっと舐めるだけで日本酒がよう進むジョートーの珍味になってました。









10時過ぎまでやって一部のヒトとは片付けをしながらもう少し飲んだかなぁ。

最後電車があるうちに皆さんが帰ってから、2時頃まで片付けをやって無事宴会は終了しました。

いやー今年もアホな量のカキで丸一日よう遊びましたねぇ。

酒の方はビールからスパークリングワインに行ってかなり本数が空いたような気がしますねぇ。

他にもチューハイ飲む人がおったり、差し入れの日本酒を味見したりと酒の方もバラエティがありましたがそちらは全く把握出来ず。

翌日には酒専用の冷蔵庫がかなりがらがらになってたんでたっぷり飲んだのは間違いないと思いますわ。

牡蠣の食べ方がマンネリ化したり、やろうっていう声が上がらなくなれば辞めようかと思いますが来シーズンはどうなるでしょうねぇ。

個人的には来年もやるつもりで新しいカキ料理を考えとこうとは思っております。


>参加者の皆さんへ

 長時間にわたってお付き合いありがとうございましたー。

 特に色んな調理を担当してくれた方はおつかれさまでーす。




*foodish:"雑"食記:第5回アホほどカキを食べる宴会(カキ料理以外編)

*foodish:"雑"食記:第5回アホほどカキを食べる宴会(カキ料理編)

*B級的・大阪グルメ!ブログ:第5回、牡蠣をアホほど食べる宴会




*朝の体重:57.50kg。(けっこうええ数字やな。)

*今月の休肝日:2日(今日は飲むぞ〜。)
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2017年12月03日

地味ぃーな小鉢料理で家宴会

溜まってるネタのうちから家宴会での飲み食いについてサクサクッとご紹介します。

今回もここんとこしょっちゅう飲み食いしてる東京の知り合いであるSさんがゲストでした。

Sさんは神戸への出張が入ってて前日にあたる10月27日(金)の夜に大阪に移動して来はりました。

東京で飲み会をこなしたSさんはうちまで来れるギリギリの新幹線で移動してきたんでうちの駅に着いたのは終電でした。

宴会当日は翌28日でしたが、Sさんは朝から神戸へ。

私は昼頃に近所スーパーで足らなかった買い物を済ませて、当日の仕込みスタート。



4時過ぎには仕事を終えたSさんがうちに戻ったので飲み会をスタート。



ではさっそく料理の写真を貼って行きますが、今回の趣向は「メインに大モノは無しで小料理屋みたいな小ネタでのんびり」って感じでした。

そろそろ涼しくなってきてたし、前回がスパークリングワインやワインに合うアテやったんで基本的には和食系で日本酒をやろうと。




エノキ明太子

*エノキ明太子

エノキは前日に蓋付きの小鍋に刻んで入れて塩少々と日本酒で酒蒸しに。

仕上げは当日になってほぐした明太子と和えてやりました。

イメージとしては小料理屋の突き出しって感じです


タコとジュンサイの酢の物

*タコとジュンサイの酢の物

じゅんさいはだいぶ前にSさんが来た時の宴会用に買うて出さないままでした。

ちょっと賞味期限が切れてましたが、Sさんが気にせんって言うんで出させて貰いました。

そのままでは寂しいかと思ってこれまたSさんの好きな蛸を添えてやりました。

たこはスライスしてから細かく隠し包丁を入れてます。



叩きゴボウ

*叩きごぼうの酢醤油漬け

宴会の間際になってSさんからリクエストがあった一品です。

歯応えを残して叩いてから甘みを控えた酢醤油に浸けました。

ちゃんとカリッとした食感があって良かったと思います。


小松菜の醤油もみ(醤油漬け?)

*小松菜の醤油もみ(醤油漬け?)

これは今回の宴会の献立を考えてる時に料理雑誌をパラパラやってて見つけたんで一応新作になります。

生のままの小松菜をにんじん、大根、昆布などと前日に隠し味程度の酢を入れた醤油の漬け地に入れました。

小松菜と言えば煮物かやってもごくたまに炒め物なんで、こうやって生で食べるのは面白かったです。



あじ納豆

*鯵納豆

うちの食卓ではド定番ですが、客人が納豆好きなんで出してみました。

コレに使う鯵を昼に下のスーパーへ買いに行ったら置いてなかったんですよねぇ。

傘を持って行ってなかったのに2軒目のスーパーに行こうとしたら小雨が降って来て難儀しましたが、それなりのアジが手には入って良かったですわ。


鯵の塩なめろう

*アジの塩なめろう

ショウガ、ネギ、大葉、ミョウガなどと叩いたアジを混ぜてジョートーの雪塩で味付け。

隠し味に奈良の庭で取れた柚子をちょっぴり絞りました。



「砂ずりの酒蒸し」香味野菜掛け

*砂ずりの酒蒸し

地味な小鉢料理ですが、砂肝は蒸し鶏を作る時のように、しょうが、にんにく、白ネギの青いトコ、たっぷり日本酒、塩を入れたお湯で火を通しました。

一旦沸騰させてから少し水を加えて落として、砂肝を入れてからも沸かさないように低温でじっくりと火を落としました。

火を止めてから冷めるまで置いたんですが、そこで味見に1つ囓ると皮付きのままだったんでけっこう固くて食べにくいなぁと。(>_<)


仕方が無いんで、茹であがったヤツの固そうな所をカット。


砂ずりの下処理

*砂ずりの下処理

無駄な手間が1つ増えてしまいましたし、固いところを取ったらけっこう嵩が減ってしまいましたわ。

出来上がった料理はごくごく地味でアピールも弱い小ネタですがそれなりに手間が掛かってます。


残り物の「刺し身こんにゃく」

*刺し身こんにゃく

これも私の普段の定番メニューですが、冷蔵庫にストックしたままだいぶ経ってたんで宴会にねじ込んでしまいました。

サッと水洗いしてから味がちゃんと乗るように細かく切り目をいれてます。



辛味噌入り薄揚げの網焼き

*辛味噌入り薄揚げの網焼き

薄揚げに切り目を入れて味噌を入れて焼いただけ。

当日はホンマにこれだけの作業しかしてないんですが、中身のおかず味噌は手作りしたんで、お客さんに出しても許されますよね。






長野で買うた「信州伝統野菜 ぼたんこしょう」

*信州の伝統野菜「ぼたんこしょう」

長野には何回か旅行してますが、この野菜のことは初めて知りました。

これはishさんとの長野旅行の途中に寄った道の駅で買うたものです。

生のまま味見すると唐辛子としては思ったほどは辛さが強くはなかったです。


ぼたんこしょう入り「自家製の辛味噌」

*長野野菜”ぼたんこしょう”で「自家製の辛味噌」

長野では普通の生の唐辛子も買うてたんで、その赤と緑のやつもみじん切りにして加えてます。

みりん、酒で味噌で伸ばしながら唐辛子2種類、白ネギのみじん切り、ゴマ、醤油、砂糖なんかを加えて最後にショウガもプラス。

そうそうこれでもまだ辛味が弱いんで味見してから少し粉の唐辛子も加えました。



このおかず味噌を加えたのが今回の薄揚げ焼きになります。





イマイチやった馬刺し

*イマイチやった馬刺し

しばらく前からうちの冷凍庫に備蓄してたブロックを解凍したんですが、ドリップが多く、脂を注入してるタイプで味もイマイチでした。

このために買うてあった馬刺しのタレも本場九州のようなドロッとした濃ゆさがなくただ甘いだけの物で失敗でした。







今回はメインディッシュの無い小ネタばっかりの宴会でしたが、予定外の贅沢品が舞い込みました。







春シャコに続いて「秋シャコ」

*春シャコに続いて「秋シャコ」

Sさんが北海道の親戚から送ってもうた蝦蛄を持って来てくれたんです。

一年間に2度も違う旬の時期のしゃこを食べられるとは贅沢ですね。

Sさん曰く春シャコより秋シャコの方が美味しいとのことでしたが、春シャコの味を覚えてないのは正直に白状。

比較は無理でしたが、非常に美味かったのは本当です。


さばく前の大量の蝦蛄

*さばく前の大量の蝦蛄

チラッと写ってるキッチンばさみでシャコのサイズが想像して貰えるとええんですが・・・。

かなりサイズのデカイシャコがかなりたっぷりありました。

殻は後でダシを取るから捨てるなって言われてたんで、ちゃんと分けながらハサミでジャキジャキ。

前回の経験から「身を多く残そうとすると失敗する」ってコツを頭に置いてかなり大胆にカット。






こちらがさばき終わった後のシャコたちです。






キレイに殻がむけた「秋しゃこ」

*キレイに殻が剥けた秋しゃこ

一匹も失敗すること無く、自分ではかなり美しく捌けたと思うんですがどうでしょ?

たっぷりあったんで半分ほどを実家にお裾分けしたんですが、食べた親父が「こんだけキレイに処理してあるのが値打ちや」って言うてたそうですわ。

親父も飲み食い好きなんで、しゃこをバラすんが大変やと知ってたようですわ。





このしゃこのおかげでメインを張れる料理が出来て助かりました。






しゃこを出したのが5時過ぎで、そこからしばらくのんびり飲み食い。





少し時間をおいてからもう一度台所に立って、終盤の料理を用意。








思いつきが大当たり「エビと蓮根の焼き物」

*思いつきが大当たり「えびとレンコンの焼き物」

事前のやりとりでれんこん料理をリクエストされたんですが、ええ食べ方がなかなか浮かばず。

エビを蓮根の穴に詰めて焼くか煮物にしようかと思ったんですが、それやとエビの比率が低くなるなぁと。

そこで蓮根の一部をまず小さな賽の目にカットして電子レンジでチン。

残りのれんこんはすり下ろして、叩いたエビ、チンしたれんこんと混ぜて軽く下味をつけて焼いてやりました。

えびが香ばしくなってシャクシャクした食感もありこれは大当たりでしたわ。

ビールでも酒でもあうええ感じの焼き物になりました。





キノコと鴨の汁と予定外の「小芋の煮物」

*キノコと鴨の汁物と小芋の煮物

長野に行った影響で宴会の前にも自分一人できのこをたっぷり食べてました。

その流れできのこ汁を出すことにしたんですが、宴会バージョンってことで、わざわざ鴨肉の切り落としを仕入れてそれを入れることに。

ただ、ちょっと残念なのは昼前にちゃんとした出汁で仕込んだんですが、キノコに火が入りすぎたのと、キノコから色が出てツユの色がちょっと濃くなりすぎました。

風味は良かったんですけどね。

小芋はちゃんと生のヤツを丁寧に六方剥きを目指して煮物にしました。

ただ、これは予定では煮物にしてから唐揚げにして食べようと思ってたんです。

でも宴会の最後になって揚げ物はあんまり欲しくなくてそのまま煮物として食べました。





以上が初日の宴会で食べた料理になります。

見事に地味ぃなもんばっかりですが、それぞれお客さんをもてなすことを意識して真面目には仕込みました。

たまにはこういう地味な料理で肩肘張らん飲み会もええんじゃないかと。





翌日の29日は午前中から残り物で飲むことに。





前日の宴会ではまだあと何品か出来るように段取りしてたんです。


出さなかった料理のうちの1つで使う予定やった鶏モモ肉が余ってました。


事前のやり取りで蒸し鶏を作ってくれっていうリクエストは季節感が合わんので断ってましたが、ここで折れることに。






久しぶりに電子レンジで蒸し鶏。

*久しぶりに電子レンジで蒸し鶏

白ネギの青いトコ、ショウガ、ニンニクを刻んで鶏の上と下にたっぷりと。

コショウを掛けて、日本酒を掛けたらラップを十字に二重に掛けたら電子レンジへ。


熱々を食べる「蒸し鶏」

*熱々を食べる「蒸し鶏」

いつもの蒸し鶏と違って冷やさず熱々をカットして即食べました。

この食べ方時は個人的にレモン汁に塩とコショウを入れたタレを使います。

10代の頃にあったベトナム料理屋で覚えた食べた方で今でも気に入ってるんです。

ゲスト用に普通のごまだれプラス中華醤油ダレってソースも用意しましたけどね。




市販の肉団子を利用した「ピーマンの肉詰め」

*市販の肉団子を利用した「ピーマンの肉詰め」

前回一緒に松山に行った時にピーマンに肉詰めをえらく喜んでたので献立に。

宴会の時って少しずつ色々食べたいんでこの手の料理は困るんですが、鶏ミンチにナンコツの歯ざわりが欲しいなぁと。

スーパーをうろついてたら鍋用の生の肉団子で軟骨入りがあったんです。

それが解凍って書いてあったから店の人に聞いて冷凍のまま売ってもうたんです。

おかげでこの4切れにちょうどええ量だけ解凍させられて宴会の時の技として非常に有効でしたわ。

これは前日出すつもりやったんですが、多かったので翌日にスライドしました。


缶詰のホタテ貝柱入り大根サラダ

*缶詰のホタテ貝柱入り大根サラダ

これは実家で子供の頃からやってる料理ですが久しぶりに。



残り物3品

*残り物の小鉢料理3品

前日と同じモノ3つも食卓へ。




お客さんの時しかしない「小芋の唐揚げ」

*お客さん向けに「小芋から揚げ」

これが本来出す予定の料理でした。

煮物にした小芋に片栗粉を打ってフライパンで少しの油を上からすくいかけて唐揚げに。

ゲストの好きな赤ウインナー

*ゲストの好きな赤ウインナー

おっさん向けの立ち飲みなんかでよく食べるって言うんで一応買うてあったんですが、終盤で出しておきました。




たこ入りニラもやし炒め

*たこ入り野菜炒め

余ってたタコ消費にニラもやし炒めに。



以上で2日に渡る飲み食いはお終い。

派手なメインがドーンとおる方が宴会を仕切る側としては楽やなぁって思ってしまう家飲みとなりました。





*朝の体重:58.05kg。(ちょっとオーバー。)

*今月の休肝日:0日(今日は酒抜かんとしょうが無いよなぁ・・・。)


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2017年10月23日

初めての本格的な「冷や汁」作り

この記事は2本前の家宴会ネタの続きになります。翌日の9月17日の日曜日は朝ごはんに冷や汁を本格的に作るってことになってました。

この夏は「冷や汁の素」でよく冷や汁を食べたんですが、事前にSさんに朝ごはんにどうか?って話を振ったら素じゃなくてホンマのヤツの作ろうって提案されたんです。

冷や汁の作り方も色々あるようですが、なんとなくメジャーに思った鯵の干物を事前に買うてありました。

他にも木綿豆腐、キュウリ、大葉、ミョウガなでも買いそろえて買い物に行かずに作れるように準備しておきました。


まずはアジの干物を魚焼きグリルで焼いてやり、(猫手なんで)粗熱を取ってから身をほぐしました。



鯵の干物で初めての「冷や汁」作り

*鯵の干物で初めて本格的な「冷や汁」作り

ほぐした鯵を当たり鉢に入れて、ごま、味噌と一緒に当たってやりました。

伝統的な作り方だとこの後、すり鉢をひっくり返してコンロの火などで焼くようです。

でもうちはIHコンロやし、当たり鉢が熱々になるのはちょっと恐いんでそのやり方はパス。




味噌と混ぜてオーブントースターへ

*味噌と鯵を当たってからオーブントースターへ

アルミホイルにすり鉢の中身を広げてオーブントースターへ。

このやり方は伝統的ではないですが、どこかのサイトでこうやればええって地元の人?が書いてはったんです。


水で伸ばした冷や汁

*焼いたモノを水で伸ばしました

焼いた味噌ペーストを当たり鉢に戻して、少しずつ水を加えて伸ばしていきました。



出来上がった冷や汁

*出来上がった冷や汁

豆腐やキュウリをご飯の上に乗せてから冷や汁を掛けるっていう食べ方もありましたが、私はあらかじめ馴染ませたかったのですり鉢の方にぶちこみました。

冷や汁の盛り付け

*初めてイチから作った「冷や汁」

ご飯の上に具材入りの冷や汁を掛けて、ミョウガと大葉、残してあった鯵のほぐし身をトッピングとして乗せてやりました。

写真用にはお上品に盛り付けましたが、実際には汁がたっぷりあった方が美味しかったんでだいぶ追加しました。

初めて手作りしましたが、それまでの素とは全然違って旨味たっぷりでしたねぇ。

鯵のほぐし身だけを摘まんだんですが、けっこう当たりで干物自体が美味しかったのも違いが大きくなった原因かもしれませんわ。

正直言うて、朝ごはんに毎回コレを用意する気にはなりませんが、一度作る時にたっぷり作って焼いた味噌の状態で冷凍しておけば手軽に食べられるなぁと思いましたわ。

1回手間掛けて3〜4回分作っておくなら、それだけの価値は十分あるように思いましたわ。

今まで素を使っては何回も食べてますが、本物をちゃんと作ってみて良かったですわ。

ゲストのSさんにも好評やったんで、やった甲斐がありましたね。




朝ごはんの後は、どうするか考えてたんですが、結局家でそのまま飲むことに。





3時頃から前日の宴会料理の残りなどを並べてまた昼酒をスタート。




残り物の料理などで昼飲み

*残り物で昼飲み

・タコのサラダ

・ムサカ

・ハモの落とし

・洋風蒸し鶏

・ピータン豆腐


前日にアヒージョにした鱧が余ったんで、その日のうちに鱧ちりにしておきました。

常備してる皮蛋は豆腐に載せて一品追加。

右上のが前日作ったムサカなんですが、リクエストしたSさんが食べた記憶がないっていうんで、この時に改めて味見して貰いましたわ。(^_^;)

少しだけですが、楽しんではもらえたんでよしとしときました。



これだけじゃ足らんかったんで5時過ぎになって冷凍庫にあった在庫を放出。





冷凍してあった「自家製のたこ焼き」

*自家製の冷凍たこ焼き

以前、1人でたこ焼きを食べた時に余った材料で作って冷凍してあったんです。

焼きたてはかなり大玉で表面がこんがり焼けてたんですが、冷凍したらえらく小さくなってました。

全体に柔らかい食感で表面のこんがりさはなくなってましたが、古いタイプのたこ焼きやと思えばけっこうありでしたわ。





たこ焼きを食べてから冷蔵庫に生のキクラゲが残ってたんでそれを食べてしまうために一品。





生キクラゲの海鮮炒め

*生キクラゲとエリンギの海鮮炒め

メインは生きくらげでしたが、冷凍のシーフードミックスとエリンギと一緒に炒めてやりました。

メインの味付けは創味シャンタンでやったんですが、ちゃちゃっと作った割には美味しかったですよ。






もうちょっと欲しくて8時過ぎになって肉モノを追加。







ラム肉の炒め物

*ラム肉のスパイス炒め

ラム肉の角切りが冷凍庫にあったんでそれを解凍して食べることにしました。

解凍したヤツにクミンパウダー、唐辛子、ニンニク、塩を揉み込んでシシトウと一緒にサッと炒めてやりました。


昼からけっこうだらだらと飲みましたが、翌日は朝からちょっと遠出することになってたので飲み過ぎない程度に止めて早めに寝ました。



*朝の体重:57.90kg。(全然余裕ナシ。)

*今月の休肝日:7日(月10日ペースに戻ったから、今日はもう一日飲んでもええかな。)




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2017年10月21日

新作料理の「ムサカ」などで昼宴会

イベント系のネタが貯まってるんで、9月の家宴会の模様をササッとご紹介します。

宴会をやったのは9月16日(土)なんですが、ゲストは東京に住んでる知り合いのSさんとSさんの希望で呼んだうちの親父でした。

濃ゆい親父を見てみたいって言われて呼んだんですが、親父はちょっと戸惑ってたようですわ。




宴会は昼の1時過ぎからスタート。




出した料理をどんどん紹介していきましょう。




「タコのサラダ」で昼宴会スタート

*たこのサラダで宴会スタート

一部既に取り分けてしまってから写真を撮ったので乱れてますがご容赦を。

今回の宴会は基本的には洋モノの料理でスパークリングワインを飲もうってことにしてました。

タコ好きのSさん向けに用意したサラダでスタート。

タコには細かく隠し包丁を入れて、キュウリ、トマト、赤タマネギの賽の目切りと混ぜてやりました。


「ひね鳥のタタキ エスニック風」

*ひね鳥のタタキ エスニック風

今まで気合いを入れる時の鶏肉はあべの筋のかしわ屋まで行ってましたが、今回は地元の八尾で探した店へ。

南植松町っていう住宅街にポツンとある「ひよこ」っていう鳥屋なんですが、えらい人気でした。

鶏モモ肉を買いに行ったんですが、惣菜も色々売ってたんでそのうちからひねどりのタタキを。

ヴェトナムのケチャップみたいなピリ辛ソースとレモン汁、隠し味程度のニョクマム(魚醤)で和えました。

これは洋食ではないけど、ひねどりのたたきを食べたかったので、エスニック風にしてワインのアテになるってことでねじ込みました。



鶏肝のソース煮

*鶏肝のウースターソース煮

これも「ひよこ」って店で買うた鳥の肝を使ってます。

ソースに赤ワイン、月桂樹の葉、唐辛子、コショウ、鷹の爪などを適当にぶち込んで出来るだけ低温で火を通しました。

でも、イマイチお客さん2人には受けずでした。(^_^;)


ワカモレ

*ワカモレ

しばらくアボカドを料理に使ってない気がしたんで、定番ですがワカモレにしてみました。




鯛のカルパッチョ

*鯛のカルパッチョ

これも定番なんですが、しばらく作ってないかと思ったので。

味付けは塩コショウとニンニク、オリーブオイルでごくシンプルに行きました。



洋風蒸し鶏ジュレソースがけ

*洋風蒸し鶏のジュレソースがけ

毎回のように作ってるんでパスしたかったんですが、蒸し鶏が異様に好きなSさんに無理強いされて用意。(^_^;)

ささやかな抵抗でいつもの中華風ではなく洋風にしてみました。

蒸し鶏の煮汁は月桂樹にレモンの皮、セロリの葉っぱ、タマネギに無添加の野菜コンソメと塩、たっぷりの白ワインなどで用意。

炊飯器を使って蒸し鶏を作ってから、煮汁を濾して、鶏とビニール袋に入れて寝かせました。

残りの煮汁を煮詰めて、ソース用に塩を足して味を調えてレモン汁を加えてゼラチンを混ぜました。

私の作る料理はだいたい地味ですが、ちょっと派手になったように感じましたわ。



鱧のアヒージョ

*鱧のアヒージョ

一口大にカットした生のハモに軽く塩コショウをしてから、アヒージョのオイルへ。

サッと火を通す程度で食べて貰いました。

たしかうちの親父はこの辺で飲み過ぎないうちにと撤収していったと思います。






最後に新作料理で今回のメインとも言える「ムサカ」を出すつもりやったんですが、一旦宴会を中断してしばらく時間をおきました。






夕方になって少し腹が減ってきたところで、もういっぺん台所に立って仕上げ。

ムサカって色んな作り方があるようですが、今回はお客さんなので中のミートソースはラム肉で行きました。

薄切りのラム肉を軽く凍らせてから包丁で細かくカットして粗挽きミンチに。

このミートソースの仕込みは何日か前にやったんで、時間に余裕があったからまずはトマトソースを作りました。

トマト缶3つとフレッシュトマト3個だったかでほとんどは製氷皿に入れて冷凍。

凍らせなかった分でラムのミートソースを作ってそれも冷凍しておきました。

宴会当日は薄切りにしたナスビを炒めて軽く塩コショウ。

今回のために買うたグラタン用の容器になすびを並べて、解凍したラムのミートソースを広げて、その上にまたナスビ。

ムサカのレシピは色々ありましたが、ホワイトソースはオペレーション的にしんどいのと濃すぎるかと思ったのでやめました。

ホワイトソースの代わりに前日から水切りヨーグルトを用意しておいて、そこに塩とニンニク混ぜたソースをトップに広げてやりました。

その上にチーズを散らしてオーブントースターで焼いたら出来上がり。





初挑戦の「ムサカ」

*今回初チャレンジした「ムサカ」

初めて作りましたが、特に失敗するようなトコがある料理ではないのでまずまずの出来だったかと思います。

ムサカはSさんのリクエストでしたが、宴会で出すには手間が掛かると思って迷ってました。

たまには新しい料理に挑戦しようと最終的に献立に入れて、グラタン皿と下にひくコルクの板まで買いました。

で、翌日になってSさんと喋ったら、この料理を食べた記憶がないと・・・。(>_<)

「おいおい」ってツッコミましたが、まぁ私のしょっちゅう記憶を飛ばすんで文句は言えませんな。

まぁ残り物を食べてもうて味の確認はしてもうたんですけどね。


今回の初日の昼間から夜までしっかり飲み食いしましたわ。



*1時頃の体重:57.95kg。(外食してこれなら許しとこ。)

*今月の休肝日:6日(今日は酒抜かんとしゃあないなぁ。)
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2017年09月21日

塩水ウニ、トリガイ、鱧などで贅沢な家宴会

家宴会ネタがちょっと溜まり気味なんで出来るだけサクサクッと1本上げてみます。

今回のお客は東京に住む知り合いのSさんで、週明けの月曜日から徳島に出張っていうタイミングで前の週末からうちに遊びに来てくれました。

初日は8月25日の金曜日で休暇を取って午前中の飛行機で大阪入り。

昼頃に伊丹空港に着いてそこからバスで天王寺、天王寺からJRでうちの最寄り駅に着いたのが1時前でした。

部屋に着いたらいきなり昼宴会をスタート。





では、さっそく出した料理の写真を貼って行きましょう。



すぐ出せるように用意してたもんを並べて即かんぱーい。



まずは「前菜料理」を並べて一杯

*まずは「前菜料理」を並べて乾杯

・ナムルの盛り合わせ

・ミニトマトのマリネ

・スーチカー(沖縄風塩豚)

・マグロのすき身のオイル煮

・島らっきょの塩もみ


ナムルは右から茹でピーマンの中華風醤油和え、ぜんまいは普通に甘辛炒め、豆もやしは蒸し煮にして塩とごま油に隠し味程度の砂糖、三つ葉とわかめの塩ごま油和え

野菜ネタでこうやって一皿に盛ってしまうと1品扱いになりますが、4種類それぞれ作ってるからけっこう手間掛かってるんですよねぇ。

トマトのマリネは1つずつ十字に包丁を入れてから湯むき。この工程が少々邪魔くさいんです。

浸け地の味付けはめんつゆをベースに酢を加えたりして調整。

スーチカーは3日間ほど塩で真っ白にしてキッチンペーパーに包み、毎日ペーパーを取り替えました。

それを炊飯器の保温モードで茹でてやりました。

マグロのオイル煮は、要するに自家製のツナですが、前々日?だったかの自分の晩ご飯に買うたマグロのすき身が余って作ったものです。

島らっきょはメインの魚を買いに行った活け魚屋「大昌」の野菜コーナーに並んでたんで贅沢ついでに買うたりました。

これだけのアテをすぐ並べたんで私もしばらくはテーブルについてSさんとしゃべれました。



活け魚屋でつい贅沢して「トリガイの刺し身」

*活魚屋での無駄遣い第2弾は「トリガイの刺し身」

Sさんは貝好きなんで、大昌で目に入ったらついついカゴに入れてしまいました。

これが一舟全部なんですが、これで800円なんでけっこう贅沢ですよね。

ただ値段だけの値打ちは十分あって身に厚みがあって噛みしめると甘みを感じるジョートーなやつでしたわ。


夏の定番「はもちり」

*関西の夏の定番「はもちり」

活魚屋の「大昌」にこのハモを買いに出かけたんです。

やや小ぶりの鱧で1匹1600円と1200円のヤツがセットになってお得価格の1600円やったんでちょっと多すぎかもと思ったけどバーンと贅沢に行ったりました。

それを前日のうちに家で湯がいて落としにしました。

つけだれはSさんも私も酢味噌があんまり好きじゃないんで、梅肉で。

チューブの練り梅に、酢を少々と日本酒と味醂の煮切りを加えててけとーに作りました。




北海道の小樽産「塩水うに」

*北海道の小樽産「塩水ウニ」

このうにはSさんが小樽の親戚ルートで送って貰い、今回の宴会に差し入れてくれたもの。

最近ミョウバンを使ったと思われる普通のウニでも平気で1枚3000円とかするんで長らくご無沙汰でした。

直前に持って行ったるって連絡が入った時は思わず小躍りしそうな浮かれ具合でした。

何年も前にまだ身内と一緒に生協の宅配をやってた時に1度だけ塩水ウニが出てて買うたことはあるんですが、量はすんごいちょっとでかなりのお値段でしたわ。

それがこのパックはほとんど塩水が入ってないほどピッチピチに詰まってました。

親戚の仲のええ友達が漁師で、そのルートで来てるからちょっと普通の商品と違うかもなんてことをしゃべってました。


「塩水ウニ」はシンプルに

*高級品の「塩水うに」はシンプルに

わさびと醤油は用意しましたが、まずは何もつけずに一切れ。

うーん、久しぶりのウニでしかも無ミョウバンの塩水うに。そら美味いですわ。

産地の製造現場から直送で届いたヤツを翌日に持って来てくれてるから新鮮は抜群。

当たり前ですが臭みなんか全くなし、そしてミョウバンが入ってないから、嫌なエグミもゼロ。

めっちゃ甘くてひじょーに美味かったですわ。


油かすと小松菜の煮物

*油かすと小松菜の煮物

冷凍で常備してある油かす使って、ぬくぬくの煮物にしました。

油かすのコクや旨味を楽しむにはこういう菜っ葉の煮物が最適に感じました。

170825senmai.jpg

*リクエストがあった生センマイ

宴会の2日前だかにSさんから「センマイの刺し身が食べたい」とリクエストが入りました。

生センマイって家では食べた記憶がなく、どこで買うかもだいぶ迷いました。

前日に一軒置いてそうなとこを思い出したんで子守してた姪っ子も車に乗せて買い出しへ。

長居公園通りを平野の方から進んで長居公園の角が現れる交差点を左折。

少し進んだ先の対面にある「北大谷」ってホルモン肉屋へ行きました。

色んなホルモンの部位が並んでたんですが、センマイは見当たらず諦め掛けたところで無事発見。

グラム250円で、小さな袋に入ったヤツを頼んだら627円でした。

生での食べ方をお店の人に聞いたら、70度だかのお湯で少し茹でるか、レモンの輪切りを入れた氷水に何回かさらしたらええと。

両方のやり方でたべることに。

どっちがどっちか忘れましたが、左はゴマ、ネギ、ごま油と塩で中華料理屋の冷菜っぽく味付け。

右はコチュジャンに酢と少量の醤油、ねぎなどを加えた韓国風の味付けです。









ここまでの写真は3時台でこの後は写真を撮り忘れてました。






今回の宴会の一応のメインである鱧鍋をここで登場させました。

かつお節と昆布の合わせ出汁を引いてから、そこにハモの骨をたっぷりと加えてコトコト煮込んで鍋の出汁に。

薄口、酒、味醂などで気持ち甘みの効いたダシを用意して、そこにたっぷりのタマネギを刻んで加えました。

鱧の身は各自が一切れずつしゃぶしゃぶの要領で煮すぎないようにしていただきました。

メイン料理の写真を撮り忘れるというチョンボがありましたが、ダシがしっかりしてたんでご機嫌でしたわ。









ハモ鍋からは少し時間をおいて、8時頃から追加の料理を食べ出しました。






ムール貝のガーリック炒め

*ムール貝のガーリック炒め

これもSさんからの差し入れの品です。

すでに茹でてあるヤツだったんで、にんにくとサッと炒めて魚醤をサッと掛けて刻んだ冷凍のシャンツァイを散らしたら出来上がり。


170825torigyoza.jpg

*久しぶりに作った「和風梅しそ鶏餃子」

前はちょくちょく作ってたんですが、ここんとこ作ってなかったのを思い出しました。

事前に作って冷凍しておけば当日は忙しくないし、あっさりさっぱりしてるから後半の締めとか口直しにいいかと思い前もって用意。

中身は鶏のムネ肉を包丁でそぎ切りにしてから、細切りにして、さらに刻んだ鶏ミンチに白ネギのみじん切りとえのきのみじん切り、大葉のみじん切りを加えました。

塩コショウとほんだし少々、ショウガの絞り汁を加えてよく練ってやりました。

皮に包む時にまずチューブの梅肉をちょっぴり皮に付けて、タネを置いて包むようにしました。

こうすると梅肉の風味がきっちり伝わるからええかと。


クラゲと蛇腹キュウリの酢の物
*クラゲと蛇腹キュウリの酢の物

クラゲは塩蔵ではなく水(塩水?)の入ったビニール袋入りのヤツです。


この後は、酒を飲みながらのんびりしゃべってたかと。






続いて翌日の26日の飲み食いもさらっと書いておきます。






朝ごはんに鱧鍋の残り汁でうどん

*朝ごはんに鱧だしうどん

ハモ鍋で残ったダシはきっちり置いといて翌日のうどんに流用。

鱧の身はもうなかったんで、タマネギだけ新たに追加してやりました。

これは普段のうどんとはダシが全然違うからオモロイし、鱧のダシが効きまくって美味いんで朝から大満足でした。







うどんの後、少し間を置いて1時半頃から前日の残り物をあてにして昼飲みをスタート。







残り物を並べて昼飲み

*残り物を並べて昼飲み

・三つ葉のサラダ

・豆もやしのナムル

・せんまい

・くらげとキューリの酢の物

・蒸し鶏とオクラの和え物



蒸し鶏なんかは冷凍してあった物を使ってます。






まぁアテは残り物をちょっと並べただけなんですが、この日はまだ大モノが残ってました。







170826unigohan.jpg

*うにとご飯の手巻き

Sさんが北海道で親戚らとやるウニの食べ方を教えてくれました。

熱いご飯を海苔にちょっぴり載せて、大葉を敷いた上にうに、山葵をちょっぴり。

これを手巻きにしてほんのちょっと醤油を付けてパクリ。

いやー、こんな食べ方家でやるのは初めてでしたが、美味いモンですねぇ。

温いご飯より酢飯がええかと思ったんですが、やってみると熱いご飯に納得。

熱のおかげで、うにの香りが立ち上がってウニ好きにはたまらん風味でしたわ。



私もたいがい贅沢に鱧やらトリガイやら用意したつもりでしたが、塩水ウニを前にしたらみんな存在感が弱くなってしまいましたわ。

それぐらい美味かったんでSさんには大感謝です。






うにのように上等のアテはありましたが、昼酒はあんまり飲み過ぎないように気を付けてました。





というのも、この週末にうちに来てもらうことになったメインイベントが夕方から控えてたからなんです。




林家染二の落語を聞きに天満天神繁昌亭へ

*林家染二の落語を聞きに天満天神繁昌亭へ

しばらく前に別のイベント事で林家の落語を聞きに言ったんですが、その時の流れでSさんが上方落語を聞いてみたいと。

林家染二って人にはごくごく薄くて細い関わりがあるんで、どうせならこの人のを聞こうってことでこの週末の予定が決まったんです。

相手の桂雀三郎って人のことはなんも知らんかったんですが、前売りの発売当日だったかにチケット押さえて臨んだ次第です。

落語の方は、ちょっとしつこいネタもありましたが、ライブでこっちの噺家を見て貰えたんで良かったですわ。

落語会の後は、天神橋筋にあった最近出来たっぽい店でごく軽く飲み食いして引き上げてきました。

翌日早く起きる予定やったんで、この日は割と早めに寝たような気がします。

まだ家宴会のオマケがあるんですが、それについてはまた後日気が向けばアップさせて頂きます。




*朝の体重:57.95kg。(昨日はある程度控えたのに余裕ナシ。)

*今月の休肝日:7日(昨日は酒を抜きました。)
 

 
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2017年07月20日

ツレ夫婦と洋風のあてで家宴会

先週の日曜日(16日)に喫茶店をやってるツレ夫婦を招いてやった家宴会での飲み食いをご紹介します。

奥さんの方のHALUさんは元々和食の業界におったんで、いつもは和ぁ系の料理を出すんですが、今回は事前に洋風のモノをとリクエストがありました。

和食を出すよりはずっと気ぃ楽やけど楽しんで貰うためにどんなメニューがええか、けっこう前から悩みました。

今は喫茶店のランチで洋食も色々出してるから、なんぼ洋モンでもそっちのメニューと被るようなんは避けたいんでね。

二人との宴会が決まってだいぶ経ってから、その前の週にも家宴会をやることになったんでちょっとせわしなかったですが、一部は前週と共通の料理に。




では、サクサクッと写真を貼って行きましょう。





ワカモレ

*まずは一緒に飲む用に「ワカモレ」

HALUさんは苦手なモンがけっこうある印象なんですが、アボカドは行けた記憶があったのでこれを採用。

会ってから聞いてみたら回転寿司でエビアボガドは必ず?食べるってくらい好きやったんで良かったです。

この話を前に聞いたから行ける印象が残ったんでしょうな。

今回買うたアボカドはきっちり熟してるけど茶色いトコも無くキレイな緑やったんで当たりでしたわ。

みじん切りのタマネギは水でさらして置いて、二人の到着の少し前に刻んだトマト、ニンニクと合わせて塩コショウで味付け。



洋風スーチカー(塩豚)

*洋風スーチカー

沖縄料理の塩豚にニンニク、コショウ、乾燥ハーブなんかを利かせて洋風にしました。

これは前週の宴会前に仕込んで半分をこの日のために冷凍してありました。

なので仕込み的には前日から冷蔵室に移して解凍するだけで済みました。

塩豚やからしょうがないんですが、それなりに塩気がキツいんで出来るだけ薄めにスライスしました。

これも乾杯してしばらくは私も一緒に飲み食い出来るように用意したうちの1つです。

事前に盛り付けてラップを外して出せばええだけに用意してありました。


キノコのバルサミコ炒め

*キノコのバルサミコ炒め

これは前日に仕込んで二人が着いてから軽くチンしてぬくいヤツを出しました。

最初にニンニクを炒めてからキノコを炒めて、軽く塩コショウ。

最後にバルサミコと隠し味程度の濃口醤油を垂らしました。

ラタトゥイユ

*夏の定番「ラタトゥイユ」

これも仕込みは前週の宴会の手前にやったんですが、本来はこの日の宴会に出すつもりでどうせやから前週に仕込んでそっちにも出した感じです。

前週に作って1/4を冷凍してありました。

器も事前にしっかり冷やして、冷え冷えの状態で出しました。


ここまでをササッと出して、私も座りました。

最初は旦那のSやんと私はビールでスタート、HALUさんはチューハイで。

これくらいあったらしばらくはゆっくり飲めたんで、途中からはスパークリングワインもオープン。







続いて後半戦の最初の一品はちょっとだけ台所に立って火を使いました。








ラム肉のミニハンバーグ(コフタ)

*ラム肉のミニハンバーグ(コフタ?)

ええ加減な料理なんで、コフタと呼んでええかは微妙ですが・・・。

スライスのラム肉を冷凍しておいて、それが半解凍になったところで包丁で刻んで粗いミンチに。

生タマネギのごくごく細かいみじん切りとたっぷりの生のパセリ、ニンニク、塩コショウとクミン、一味などで下味。

クミンが行けるか心配してたんですが、HALUさんはクミンは好きでパクチー(シャンツァイ・香草)がダメとのこと。

シャンツァイを使うような料理も出そうかと迷ってたんですが、そっちをパスして良かったですわ。

この料理を楽しんで貰えて一安心。






肉モノに続いて少しあっさりしたものを。







170720ikaserori.jpg

*イカとセロリのマリネ

洋風の酢の物も行っとこうとこのメニューを採用。

セロリはイカを茹でる前のお湯でごく短時間さっと湯がいてみました。

セロリを茹でた湯に塩、ワイン、セロリの葉っぱなどを加えて、イカを沸騰手前の温度でゆっくり火を通してみました。

ワインビネガーに白ワイン、純米酢、水、砂糖と塩を加えて一煮立ちさせて、コショウ、月桂樹の葉などを加えた浸け地を用意。

セロリをぶち込んでから茹でたてのイカをこの浸け地に加えて行きました。

漬かりすぎは嫌やったんですが、迷った末に前日の夜にラストで仕込んで冷やしておきました。

小さなスルメイカ2杯分仕込みました。



急に思いついて作った「モロヘイヤスープ」

*急に思いついて作った「モロヘイヤスープ」

今回の宴会ではなんとなく前日にだしを引く感覚で野菜スープを作ることに。

ちょっと古くなってたキャベツ、タマネギ、白ネギの青いトコ、セロリの葉っぱと茎、シシトウ、にんじん、ニンニクなどを適当に刻んで鍋へ。

しばらく煮込んでから保温鍋へ。途中で再加熱して6〜7時間煮込んで野菜のコンソメが完成。



前日の買い出しにスーパーに行ったら、売場でモロヘイヤが目に止まりました。

モロヘイヤも季節の感のある夏の野菜やなぁって思ったんで、食べ方を決めないままカゴへ。

どう食べるかしばらく迷ったんですが、野菜のコンソメがあったからモロヘイヤの冷製スープにすることに。

思いつきで買うたモロヘイヤですが、まず葉を一枚ずつ茎から外すのがちょっとした手間でした。

さらにそれを包丁で細かく刻んでコンソメで伸ばしました。

フライパンでニンニクを炒めて香りを出してて伸ばしたモロヘイヤを投入。

しばらく煮てから粗熱を取ったらミキサーに掛けて口当たりを滑らかに。

刻んだフライパンも、伸ばすのに使ったボールも、そしてもちろんミキサーも洗うのがねばねばで結構な手間でした。

料理としては地味でちょっと飲む程度のスープでしたが、その割りに面倒でしたわ。

それでも暑い時期にちょっと冷たいスープが飲めるのは個人的に嬉しいんで納得はしましたけどね。

ちなみに写真のそば猪口はつい最近買うた新作です。

天王寺の近鉄百貨店にちょっとした用事で寄ったらロフトのバーゲンをやっててそこで見つけました。

定価は1300円やったんですが、75%オフという破格の割引で2つゲットしたんです。

あらかじめよーく冷やしておいて、ゲスト2人にはこのそば猪口で飲んでもらいました。


当たりやった「鱧のアヒージョ」

*当たりやった「鱧のアヒージョ」

にんにくを使うモンばっかりやとHALUさんがしんどくなるかとは思ったんですが、自分がアヒージョ好きなんで献立にねじ込みました。

どの食材でアヒージョをやるか迷ったんですが、夏の定番食材であるハモでやってみることに。

骨切り済みのヤツを当日に買うて、一口大にカット。そこに下味として軽く塩コショウ。

あらかじめ小鍋にオリーブオイルを入れてスライスのにんにく、月桂樹の葉、鷹の爪をじっくり加熱しておきました。

IHコンロについてるハロゲンヒーターの使い方が分からず、前回この器を使こうた時はカセットコンロを使いましたが今回は無事IHコンロで熱々に出来ました。

あっさりした鱧とニンニクの風味がええ感じで予想以上に美味かったですわ。

初めてやったけど鱧のシーズン中にもっぺんくらいやりたいと思いましたわ。



スペアリブの白ワイン煮込みとクスクス

*豚スペアリブの白ワイン煮込みとクスクス

一応これがメインディッシュというか、ラストの一皿。

普段ならトマト煮込みなんですが、ラタトゥイユがトマト味やから被らんように白ワイン煮込みに。

スペアリブは2日ほど塩麹と乾燥ハーブ、ニンニクなどでマリネしておきました。

それを前日から保温鍋を使ってじっくり煮込み、当日になってからマッシュルームやパプリカ、プチトマトを加えて仕上げ。

当日に味を見るとちょっと狙った雰囲気と違うたんですが、野菜のコンソメとかを加えて味を調えたらなんとか落ち着きました。

宴会で炭水化物を出すと腹が膨れすぎるんですが、クスクスを食べてみて貰おうと思って少しだけ戻しました。

クスクスを蒸す?のにも野菜のコンソメに少し塩を加えたスープを使いました。

2人ともクスクスは初めてやったみたいでちょっとは面白がって貰えたんじゃ無いかと。




料理は以上ですが、盛り付けた分以外に残ってたヤツも後で盛り直していくつかの料理は当日で食べ切れました。

1時頃からスタートして8時頃まで飲み食いしてたかと。

普段忙しそうにしてる2人と久しぶりに家でゆっくり喋って、のんびり飲み食い出来て楽しかったですわ。








*朝の体重:57.35kg。(理想値クリア)

*今月の休肝日:7日(昨日は酒を抜きました。)
 
 
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2017年07月10日

特にテーマも無く簡単に家宴会

8日の土曜日にやった家宴会の模様をご紹介します。ゲストが一人だけの家飲みは何回かやってますが、複数人での宴会らしい宴会は今回が初めてです。

きっかけはishさんが珍しく週末の土曜日にお休みやったことです。私にお誘いがあって、どっかに出かけるか、飲むかなんかしようってことに。

梅雨の時期で天気が読めなかったんで家飲みはどうですか?と打診したところそれで行こうと。

特にテーマもない気楽な家飲みってことで何人かの方に声を掛けたんですが、けっこう急やったこともあって集まれたのは少なめになりました。

ishさん、だいこんさん、*あきこ*さん、神戸のツレMに私を入れた5人での宴会に。

牡蠣宴会なんかに較べたら少なめですが、個人的にはこれくらいの人数の方が落ち着いてしゃべれるんでちょうどええ感じでした。


テーマはなかったけど、シーズンってことで鱧は食べたいなぁと真っ先に浮かびました。

そうなると和食やけど、夏やからビールに合うアテも欲しいなぁと。

結局前半はビールや泡モノに合うような洋風だのエスニックだのにして、後半に鱧やら和食を食べる2本立てで行くことに。

献立を考え始めた時は鱧ちりと小鍋で鱧とタマネギの玉子とじを出そうかと思ったんですが、どうせやから小鍋じゃ無くて鱧すきで行くことに。






では、当日の料理写真をどんどん貼って行きます。1時過ぎには*あきこ*さん以外の3人が揃って宴会をスタート。





ishさん作の「そうめんサラダ」

*ishさん作の「そうめんサラダ」

ishさんがうちの宴会に初めての手料理を持って来てくれました。

レモンの酸味がほのかにきいてなかなかええ感じでした。


ishさん差し入れのレコルトのパン

*ishさん差し入れのレコルトのパン

鱧をメインって伝えてたんで、合うか分からんけどと持って来てくはりました。

和ぁに行く前にパンが欲しいアテもあったのでありがたかったですわ。


170708mushidori.jpg

*蒸し鶏サラダ

ムネ肉の蒸し鶏をほぐして赤タマネギ、キューリ、シャンツァイ(香草)と和えました。

たれはゴマダレに自家製の中華風醤油ダレ、香辣脆、刻んだシャンツァイを加えたモノと、さっぱり酸味の効いた魚醤系を用意。


冷たい「ラタトゥイユ」

*夏野菜の時期の定番「ラタトゥイユ」

この時期になると1度は作りたい料理の1つですね。

ズッキーニ、黄色のパプリカ、なす、タマネギ、トマトとトマト缶で、月桂樹の葉と塩コショウだけで出来るだけシンプルに作りました。


どうしても大量に出来るので、半分を宴会に出して、残りを半分ずつ冷凍しました。


洋風のスーチカー(塩豚)と蛇腹キュウリのピリ辛ヅケ

*洋風のスーチカー(塩豚)と蛇腹キュウリのピリ辛漬け

スパークリングワインやビールに合うようにスーチカーをハーブとニンニクたっぷり仕込みました。

いつもは豚バラ肉でやるんですが、あっさりするように肩ロースで。

一日目はたっぷりの塩だけをまぶしてキッチンペーパーに包んでビニール袋へ。

丸一日寝かしたら、汁気が出てるんで袋もキッチンペーパーも捨てて、塩を追加してハーブやらコショウ、チューブのニンニクを刷り込みまたビニール袋へ。


そのまま2日寝かせてから、ラップでキャンディーにみたいに2重に包んでお湯へ。

沸騰せんくらいの火加減で15分ほど加熱してそのまま保温鍋へ。

4時間ほど置いて完成としました。

ちょっと塩気がキツメですが、それが本来の塩豚ってことでそのまま食べて貰いました。



蛇腹キュウリは知り合いが作ったのを見てパクリました。

酢醤油に砂糖、ごま油、鷹の爪などを加えた浸け地で一晩漬けました。


手羽中と長芋のビール煮

*手羽中と長芋のビール煮

カウチサーフィンで泊めた中国の女の子に教えてもうた料理です。

ニンニク、ショウガに八角と花椒を加えて、缶ビール一本、醤油をてけとーにぶち込んで汁気までほとんど無くなるまで煮詰めてます。

前日に仕込んだんですが、温め直しは電子レンジで負けといてもらいました。





前半はこんな感じでビールと泡を。

この日だいこんさんは夜勤明けやったそうなんですが、夕方からは別件の宴会があるんだと。

ハードな飲み方にびっくりでしたが、だいこんさんの次の宴会時間に近づいたところで和ぁ系にチェンジ。





鱧ちり(鱧の落とし)

*鱧ちり(鱧の落とし)

梅雨に入るまではと我慢してて、自分でも食べたかったので宴会があって良かったですわ。

大昌って活け魚屋まで仕入れに行きましたが、プロ用の店だけにポーションがデカくて一人じゃ持て余すんですよねぇ。

ちなみに今回は1500円くらいの骨切り済みのハモを3本買いました。

そのうちの一本を落としに。

ネットで鱧の茹で方をチェックしたらプロ向けっぽいサイトで、皮側だけをまず10秒ほど湯に浸けろって書いてたんでやってみることに。

現場ではざるに並べろって書いてましたが、ちょうどええのが無かったので、網じゃくし?で一切れずつやることに。

沸騰前のお湯で皮目だけ10秒湯がいて、身を湯に沈めて、火が通ったらすぐ氷水へ。

冷めたらすぐ取りだして、全体を湯がき終えたら、1つずつキッチンペーパーで水気を拭き取ってやりました。

けっこう手間は掛けたけど、骨切りの仕方が粗いのか、鮮度なのか、タチなのか、あんまりキレイに身が開きませんでしたわ。

まぁ味はその辺のスーパーで買うより美味しく感じたから文句はないんですけどね。



鱧のハラス

*鱧のハラス

大昌でわざわざ試食をさせてたんですが、ハラスってとこは骨切りせんでもそのままお刺身で食べられるんやそうです。

初めてやったんで買うてみましたがかなり歯応えがあって美味かったですわ。


鱧すきの写真は撮り忘れたんですが、昆布とかつお節の合わせ出汁にたっぷりの鱧の荒を加えて事前にだしを用意。

そのハモの荒なんですが、大昌の店頭に並んで無くてスタッフに聞いたら奥から出してくれました。

その量が強烈で何匹もの頭と骨がデッカイ袋にアホほど入って100円でしたわ。

1/3ほど実家の親父にもお裾分けしたんですが、翌日中骨を揚げて骨せんべいにしたんを食べさせてもうたらかなり美味かったですわ。

揚げ物はめんどくさいけど、ええツマミになったんでいつかチャンスがあったらやってみたいもんです。


鱧すきはたっぷりの新タマネギだけを具にして、三つ葉をチラシながら鱧の身は各自でしゃぶしゃぶっとしてもらいました。

たっぷりの荒で取っただしの味は格別でしたわ。







*あきこ*さん差し入れの竹輪

**あきこ*さん差し入れの竹輪

*あきこ*さんは用事が入って5時半頃からの参加で、その後も予定が入ってはったんで割と短い参加でした。


そうそう写真を撮り忘れましたが、だいこんさんはクラフトビールの2年熟成モノを差し入れてくれたんですが、すんごい濃ゆい味でビールとは思えんものになってました。

普通のクラフトビールでも高いのに1リッター以上あるような大瓶で長期熟成モンやからすんごいお値段したんでしょうなぁ。



170708zuiki.jpg

*これも夏の定番「ずいきの煮物」


夏になるとずいきか冬瓜は一度くらい炊きたいと思ってます。


ちょうど宴会が入ったんで、今回はずいきで行ってみました。

皮を剥いてから酢を入れた茹で下茹でして、それをあっさりしたダシで炊きました。

よう冷えたヤツはなかなか美味かったですわ。



らっきょ

*らっきょ

これも*あきこ*さんの差し入れだったかと。

らっきょ好きのishさんにはばっちりの差し入れでした。


鶴橋の川徳のうなぎ

*鶴橋の川徳のうなぎ

わざわざ鶴橋まで車を出して仕入れたうなぎです。一匹2600円もしたんですが、食べるチャンスがなさそうで途中で冷凍。

それをこれだけカットして温めたんですが、ホイルに包んで温めたつもりが全然足りず。

結局最後はレンジでチンするという悲しいパターンに。


終盤にさぁジントニック作ってじっくり飲むぞってとこでちょいとトラブル。

そのまま解散してしまったんで、ちょっと締まらん終わりになりました。


とはいえ、その後全部の洗い物を片付けてから一人で2杯もジントニックを入れはしたんですけどね。


新居に来てから実質初めての宴会でしたが、のんびりペースで割とゆっくり出来て良かったですわ。

次はなんぞテーマを決めてやりたいもんですな。









土曜日は宴会やったんで更新を休みました。

昨日の日曜日は起きた時はちょっとだけ飲み過ぎた感じがありました。

宴会料理がほとんどどれも残ってたんで、昼から飲もうかと思ってる時に実家に電話することがありました。

ちょうど親父がおって、骨センベイ作りながら一杯やってるっていうんで、急に誘って一緒にうちで飲むことに。

身内で宴会をやっても2〜3品しか出してなかったんですが、今回は初めてに近い形で色んな料理を食べて貰えましたわ。

親父とゆっくり色んなことをしゃべりながらのサシ飲みもええもんでした。

おかげで宴会料理が2度活用出来たんでそっちの意味で良かったですわ。

昼から飲んだら、あとはだらけてしまったんで、昨日も更新をサボることになりました。






*朝の体重:正確な計測なし。(確実に理想値未満)

*今月の休肝日:3日(今日は休肝日やな。)
 
 
posted by えて吉 at 13:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

初めてシャコをさばいた家飲み

先週の9日の金曜日から飲みまくった家宴会の様子をご紹介します。

今回のゲストは東京から来てくれたSさんなんですが、3年ほど前まで行き来して以来やりとりがなくなってました。

1年くらい前に一度大阪へ出張で来てはった時にもお誘い頂いたんですがその時は事情があってお断りしました。

この前の4月にも大阪に来られてその時にも連絡をもらい今回はなんの差し障りもなかったんで軽く飲み食い。

また飲み食いを一緒にすることになったんで、家宴会でちゃんとしたもんを食べて貰おうと改めてこちらからお誘いしました。

当初は金曜日に仕事を終えてから大阪まで移動してもうて、翌日の昼にでもメインの宴会を据えようかと思ってました。

ところが、Sさんが金曜の午後に用事が入って半休を取りはったんでその後移動してもうて夕方からメインの宴会をやることに。



何度かやりとりをしていくつかの献立はリクエストに合わせて変更。

何日か前から保存の効くモノを買い込んだりしてから、前日にはいくつかの料理を仕込みました。

前日にほとんどの買い物を済ませたんですが、何カ所かのスーパーをチェックしたのにシャンツァイ(香菜)が見つからず。

何品もパクチーを使う料理を予定してたんでちょっと焦りましたが、最終的には当日の朝の買い出しで無事調達出来ました。



170609pakuchi.jpg

*近所の業務スーパーで見つけた香菜 299円

近所の業務スーパーでたっぷりな束がこの値段でした。

いつも買ってたスーパーよりコストパフォーマンスが良かったんで大喜びでゲット。



飛行機で移動のSさんを空港まで迎えに行くことも考えたんですが、宴会の準備をきっちりやってすぐ飲み食いをする方を優先。

Sさんには自力で家の駅まで来てもらうことにしたんですが、今まで何度か反対方向の電車に乗って遅れた実績があるだけに改札で顔を見るまで心配でしたわ。(^_^;)

こっちはいつもより遅い晩ご飯やから腹ペコで待機してるのに、そこから何十分かとはいえよけいに待つのはツライですからねぇ。





今回は無事到着されたんで家に帰って即飲み食いをスタート。




今回の宴会メニューを作るにあたっては、最近野菜をたっぷり摂ってるSさん向けに野菜を多くする、自分が台所に籠もりきりにならないようにするっていう2点をポイントにしました。

あとは貰い物の「モエ・シャンドン」があったんでシャンパンに合う、夏っぽい料理を目指しました。



170609paste.jpg

*カナッペ用にペーストっぽいもの3種盛り

泡モノを開ける前にちょっとくらいはビール飲むやろうと思ってました。

最初はしばらく自分も席に着いて喋りたかったんで、このペーストっぽい3種とクラッカーを用意しました。

左から

・インド風ラタトゥイユ

・タコミート

・枝豆クリームチーズ

最初のはええ加減な料理名ですが、しばらく前に残り物野菜を処理するためにカレーを作った時の一部です。

スパイスや玉ねぎ、トマトを煮詰めて野菜の賽の目切りを加えたところで味見をしたらちょっと変わったラタトゥイユっぽかったんで汁気を増やす前に一部を取り分けて冷凍してありました。

タコスの具は、タコライスをやった時に多めに作ったモノをチンで温めてチーズを乗せただけです。

そして3つめのクリームチーズは、この時期のビールにつきものの枝豆をそのまま出すのはオモロないので一手間。

枝豆自体は冷凍品を使いましたが、それを解凍後、一粒ずつ剥いて薄皮もとってから裏漉しに掛けました。

ぴょっんと飛びそうな枝豆を出来るだけ裏漉し器の小さいな範囲だけで濾すのは力も要るしでけっこう労でした。

しかも、白状しておくと自分が予想したほども舌触りが滑らかにならんかったんですよねぇ。

でもまぁ枝目の風味がしっかり効いて旨かったとは思いますけどね。



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*うずら玉子のカレー醤油漬け

ビールのツマミにぽいっと口に入れられてちょっとスパイシーなもんをと思って献立に入れました。

めんつゆに少し濃口醤油を足したとこにたっぷりのカレー粉と一味をぶち込んで混ぜ混ぜ。

そこに茹で時間を2分チョイにした半熟のうずら卵を前日の夜から漬け込みました。




このアテでしばらくビールを飲んでからぼちぼち泡モノを開けようってことになったんで追加の料理を出しました。






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*リクエストで作った蒸し鶏

ゲストの到着少し前にはこの状態に盛り付けてラップをして冷蔵庫で置いてありました。

おかげでサッと出すだけで済んだんですが、この料理は私にとっては定番中の定番なんでほんまは出さんとこうと思ってたんです。

でも事前のやりとりでぜひ食べたいと希望されたんで、他の鶏料理からこっちに変更。

これともう一品の料理はSさんに何度か食べてもうてるんですが、飽きはれへんようですわ。




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*シャンツァイをたっぷり添えた「蒸し鶏」


ちなみに今回はお客さんバージョンってことで、タレには白ネギのみじん切りに塩をまぶして油でじっくり煮て最後にショウガ汁を加えたソースを用意。

さらにごましゃぶのタレに自家製の中華風醤油ダレと胡麻、香辣脆を加えたモノも用意。

炊飯器で18分保温して何時間か置いた後、茹で汁と一緒に冷やした鶏は皮と身の間にゼラチンが固まってなかなかの出来でした。



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*鯛のエスカベッシュ

暑くなると南蛮漬けが食べたくなるんですよねぇ。今回はスパークリングワインに合わせるんでエスカベッシュってな料理名を名乗らせてみました。

さっぱりした酢の物って感じですが、これもゲストがあるから頑張って作ろうと思える料理ですねぇ。

スーパーで売ってる塩焼き用の鯛の切り身1つからまず中骨を取って、腹骨もそぎ取って、4〜5切れにカット。

塩とコショウで軽く下味を付けて片栗粉を打って少なめの油で揚げ焼きに。

IHコンロになってフライパンを傾けるとセンサーが働いて加熱が止まるんですが、止まらないギリギリの1cm程度だけ片側を浮かして揚げ焼きに。

小さな切り身5つ分だけでワインビネガーにレモンや酢、ハチミツを加えた浸け地を作って揚げ物をしてってけっこうな手間です。

仕込みの段取り的にもあんまり漬かり過ぎて欲しくなかったんで、朝に仕込まんとあかんくてバタ付きました。



ここまで泡をある程度飲んで、楽しみにしてたイベントにかかることに。





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*初めて捌いたシャコ

Sさんの家は北海道出身で今も向こうに親戚がたくさん居てはるそうです。

今回の宴会のしばらく前にも親戚の家に遊びに行ってたそうなんですが、その時たっぷり食べた蝦蛄を帰ってから親戚が送ってくれたんだそうです。

今回の宴会までもちそうだったんで、東京から運んでくれたんですがかなり立派なサイズでびっくりでした。

私は外では何回かしゃこを食べてますが自分でさばくのは初めでした。

しゃこを持って来てくれることになってネットの動画でさばき方を予習したりはしてましたがどうなるかちょっと不安でした。

キッチンばさみで頭を落として、シッポはV字でカットし、ハサミを寝かしながら足と甲羅?の端を切り落とせと。

その時に身を多く残すために殻の端を切る時にせこくやると失敗して身が剥がれないんだと。

出来るだけ大胆にカットするって頭に置きながらハサミでジャキジャキ。

腹側の殻を剥がしてから背中の殻から外して行きました。



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*初めて捌いた北海道の「シャコ」

初めてでしたがなかなかキレイに外せたようで、現地で慣れてるSさんからもお褒めいただきました。

これはわさび醤油で食べたんで、その時は冷やしてあった日本酒もちびちび。

しゃこはこの後もう1回同じくらいの量を剥いてたっぷり堪能しました。

ちなみに頭や胴体の殻は取っておいて後で水を加えて炊いてだしをとりました。




170609yamunsen.jpg

*リクエストで作った「ヤムウンセン」

これもSさんには何度か食べてもうてるんですよねぇ。それでも食べたいって言いはったんで他と差し替えてメニューに入れました。

えびと豚は前日に茹でて仕込みを終えておきました。

赤タマネギはちょうど香川で買うた安いのがあってわざわざ買わずに済みました。

パクチーは刻んでヤムウンセンの中に混ぜ、上にも葉っぱを添えて、タレの方にも茎を刻んでいれました。

タレの酸味は普段ならレモンですがお客さん用なんでライムをたっぷり使ってみました。



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*失敗したおもいつき料理の「サバ缶のエスニック風」

少量の玉ねぎのみじん切り、しめじをニンニクと炒めたところに鯖缶を汁ごと投入。

水気を飛ばすまで煮詰めて、唐辛子、シャンツァイなどを加えたものです。

レタス包みにして食べようと作ったんですが、味付けのメインに使ったニョクマム(魚醤)をなぜかえらく入れすぎてダダ辛くなってしまいました。

一度諦め掛けたんですが、そこにさらに玉ねぎとシメジを加えてレモンを搾って改良。

とはいえ、あんまり美味しくなかったんで唯一の新作が失敗でちょっと残念でした。






次の料理は地味やけど今回かなり頑張って仕込んだモンです。







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*ナムルなどの野菜料理の盛り合わせ

左からセロリのナムル、ピーマンのオイスターソース和え、豆もやしのナムル、なすびのナムル、にんじんのラペ、三つ葉と海苔のナムル

盛り付けるだけ食べられて、野菜で飲めるアテとして用意したんですが、けっこうな手間でしたねぇ。

もやしとにんじんは前日、せろりは朝、なすびとピーマンは昼過ぎ、みつばは食べる直前に仕込んでます。

これならビールでもスパークリングワインでも合うし、夏っぽい時期にも合うかなぁと。



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*トマトの和風マリネ

これは味付け自体は完全に和風です。めんつゆをベースに醤油と酢、砂糖で味を調えました。

その浸け地に千切りのショウガと小口切りのミョウガ、鷹の爪少々を加えてます。

これは前日に仕込んだんですが、プチトマトに1つずつ十字に切り目を入れて湯むきにするのがめんどかったですわ。


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*ゴーヤーの肉詰めスープ

鶏のムネ肉を包丁でミンチに挽いて、白ネギ、エノキ、片栗粉、魚醤など加えて練り練り。

それを筒切りにして中身を取ったゴーヤーに詰めてます。

それを炊いたスープは蒸し鶏を作った時の煮汁を使ってるんでもともと鶏のスープが出てたかと。

中に詰めるミンチはけっこう余ったんで肉団子にしてスープで炊いてやりました。

リクエストを受ける前は、これ以外にも火を使う料理を用意してたんですが、差し替えの結果これが唯一温かい料理になりました。


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*最後にちょっと食べた「たこぶつ」

料理的にはまだいくつか冷凍してあったり腹具合に合わせて対応出来るようにしてました。

タコ好きやって聞いててなんかに料理するつもりやったんですが、最後にちょっとたこのぶつ切りで食べるって言われてお出ししました。





初日は冷製のモノで野菜多めにはなりましたが、段取りを考えた甲斐があって私もちゃんと座って食事を一緒に楽しめました。





翌日はかなり早めに目が覚めてしまいました。

Sさんは日課のヨガだとかストレッチだとかをやってはりましたが、私は一人でのんびり。

せっかくゲストがあるんだからと今の家に来て初めて湯船にお湯を張って朝湯。

湯上がりにはビールまで入れて朝から調子こいてました。


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*朝は炊きたてご飯でシンプルに

朝ごはん用にと一夜干しのふぐを買うて冷凍してあったんですが、しんぷるなもんでええとのこと。

そこで炊きたてご飯で玉子かけご飯をやることにして、お供にシャコで出しを取った水菜の味噌汁と蕪の漬け物。

昼ご飯を家で食べることにしたんで、このくらいしんぷるでもヨシとしてもらいました。





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*残り物をベランダに並べてランチ

ベランダの壁が透明で気分がええから外で食べることに。

最初は近所の久宝寺緑地まで出かけて食べることも考えたんですが、ちまちまとした小ネタが多いしそれに合わせてタレもあるし。

荷造りが邪魔くさいから、手間の掛からんベランダで食べることに。

新居のベランダで食うのは初でしたがええ天気やったこともあってご機嫌でしたわ。

ドライブに出かけるってアイディアもありましたが、家に籠もって飲み食いするのもええもんでした。


この日の夕方は前の家のそばにある割烹へ。

ちょっと贅沢にオコゼを一匹食べたり。薄造りに内臓の各部位が出てから荒を唐揚げにしてもうたんで一匹2500円って値段にも納得でしたわ。

他には油かすと小松菜の煮物やこの店で初めて見た鯵のきずしなどを軽く摘まみました。

量的にはそんなに飲み食いしてないんですが、さすが朝から飲み続けてたんでけっこう酔うて眠くなるほどでした。






最終日の日曜日は朝風呂はなしでしたが、けっこう濃ゆいもんを朝っぱらから食べることに。





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*朝からがっつり「ソーキそば」

ヌードルメーカーで作った沖縄そばがあったんで、今回のために豚のスペアリブを買うてソーキの煮付けを仕込んでありました。

宴会の前日からしっかり下茹でをして、たっぷりのかつお節を入れた出汁に泡盛、濃口醤油、黒糖で味付け。

保温鍋を使って骨から身がスルッと取れるくらい柔らかくしてありました。

ちなみに麺は2種類使ってて、左側には沖縄の製麺メーカーが作った市販の袋入りの沖縄そば、右がヌードルメーカーのやつです。

出汁は市販の濃縮沖縄そばのだしを使ってます。

添えたネギはこの方が雰囲気が出るかとわざわざざく切りにしてみました。

車の乗らないが確定してたんで、この時も朝っぱらからビールをシバいてました。



すばを食べたら、昼に食べるモノが決まったので、腹ごなしで散歩へ。

歩いて近所にある久宝寺緑地へ出かけました。たまたま素人中心のフリーマーケットをやってたんでそれをゆっくり眺めたりして公園内をほぼ一周。

それから家に帰って、また残り物をメインで飲むことに。




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*小鉢モノのあてたち

全部初日と同じものですね。こうやって食べ続けたおかげでかなりの宴会料理がきっちり消費出来てありがたかったですわ。


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*鶏スープ

ゴーヤーの肉詰めの残りです。肉詰めは1つだけ残ってたんでSさんに食べて貰いました。


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*ラムチョップを2種類の風味で

ラムチョップはしばらく前に今回のために買うて冷凍してありました。

それを前日に解凍したんですが食べなかったんで、最後の宴会のメインに。

一人2本やったから一本はドライハーブで香草焼きにして、もう一本はクミンと唐辛子で。

フライパンで両面を焼いてからトースターに入れて何分か追加で加熱してやりました。

これを食べるのに去年の年末に珍しく自分で買うた高いワインを抜きました。

ラムと合わせて食べようと思ってソムリエさんに選んでもうたんですが、3500円ほどのワインってのはなかなか自分で買うには高級ですわ。

一応コレが週末3日間の飲み食いなんですが、食べる方は割と野菜が多くてヘルシーだったんじゃないかと。

酒の方はうちにある酒専用に使ってる冷蔵庫がほとんど空になりましたわ。

泡だけで3本か4本空けて、水代わりにフルサイズ?のシードルも1本。赤ワインに日本酒もちょびちょび。

チェイサーやら朝酒やら合間合間にビールもグビグビと20本以上。

Sさんと前に飲み食いしてた頃は、最終日に調子が悪くなってよくあきれられたんですが今回はそんなこともなく最後まで楽しめましたわ。

これからもチャンスがあったら飲み食いをしようって話をしといたんで東京と大阪の行き来をすることもあるかもですわ。





*朝の体重:58.35kg。(昨日に続いて目標オーバー)

*今月の休肝日:5日(今日は酒抜きやぞ〜)
 
 
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2017年06月13日

「クリガニ」と「鯵のチーズなめろう」でチョイ飲み

4日の日曜日に急遽家でチョイ飲みをやることになった時の様子をご紹介します。

この日は昼頃から電車で天王寺の美術館に出かけてました。その時に知り合いのNさんからメールがあって車を出せないか?と。

しばらくやりとりをして結局この日は無しにして後日日を改めてということに。

その後私は予定通りに新世界で昼酒を入れて家に戻りました。



久宝寺の駅前にあるスーパーの万代を覗いたら初めて見る「クリガニ」って蟹が魚売場に並んでました。



初めて見た北海道産の「クリガニ」

*初めて見た北海道産の「クリガニ」

小さめですが丸々一匹のカニが250円やったんで、どんなヤツかも知らんまま買うて帰りました。

店の人が5〜10分茹でたらええって言うてたんで塩水で8分湯がいてみました。


茹で終わった「クリガニ」

*茹で終わった「クリガニ」

茹でたらもっと赤くなるかと思ったんですが、あんまり変化がなかったですわ。

さばいた「クリガニ」

*さばいた「くりがに」


これとあと2品のアテをテーブルに並べて、さぁ食べようと座った瞬間に電話がなりました。

電話に出ると昼にやりとりしてたNさんで、晩ご飯を一緒に食べませんかとのお誘いでした。

実は昼酒の途中から全くメールを見て無くて、お誘いのメールに気づいて無かったんです。

全くお客さん用のアテを用意してなかったし、放出からの電話やったんでかなり焦りましたがとりあえずうちに来てもらうことに。

一旦テーブルに出したカニは引っ込めて冷凍庫にあるものでもう少しアテを用意することに。



珍しく新作料理の「洋風チーズなめろう」

*新作の鯵のチーズなめろう

たまたま何日か前にネットで見たレシピを初めて作ってみました。

鯵の刺身に、カマンベールチーズ、味噌、ショウガ、ニンニク、オリーブオイルを混ぜたモンです。

元のレシピではディルって生のハーブを加えてましたが、そんなもんはなかったんで刻んで凍らせてあったパセリと乾燥のミックスハーブを入れました。

確かに白ワインには合いそうでしたが、特別美味いか?って聞かれると返事に困るってのが感想でした。

普通のアジのなめろう

*普通の鯵のなめろう

ノーマルバージョンのなめろうも用意したんですが、やっぱりこっちの方が美味いなぁと。



冷凍してあった蒸し鶏を急遽解凍

*冷凍してあった蒸し鶏を急遽解凍して

鶏むね肉の蒸し鶏をほぐしてから冷凍してありました。

それをバットに並べて、少し温めたオーブントースターに入れて急ぎで解凍。

キューリはあったんでそれと自家製の中華風醤油ダレ、香辣脆と和えました。



タコス風カナッペ

*タコス風カナッペ

少し前にタコライスを作った時のタコミートを冷凍してあったんでそれを使ってます。

クラッカーにタコスミートを乗せて、チーズを散らしてから軽くトースターで温めてあります。

そこに刻んだレタスとサルサソース代わりのトマトソースをトッピング。

差し入れの牛肉でステーキ

*差し入れの牛肉でステーキ

これはNさんがスーパーで半額になってたからと差し入れてくれたモノ。

肉好きのNさんに焼き加減はお任せしました。

食べ物はかなり少なめでしたが、なんとか酒の肴くらいにはなったようです。






*朝の体重:正確な計測なし。(58kgをちょっと切るぐらいかなぁ・・・。)

*今月の休肝日:4日(今日はぜったい休肝日。)
 
 
posted by えて吉 at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

ツレと軽めの家宴会

ゴールデンウィークの前半に神戸に住む学生時代からのツレMが遊びに来てくれた時の飲み食いをサクッとご紹介します。


4月の29日(土)のことで、その週末の土日のどちらかで遊びに来たいと。

引っ越し前から新居が落ち着いたら飲もうとは言うてたんですが、翌日は身内の宴会が前から入ってたので土曜に来てもらうことに。

ほんまはこの日は休肝日にする予定やったんですが、これで先月は月9日になってしまったという次第です。

うちを見に来るのが目的の1つでしたし、食べんとあかんもんが何品かあったんで家宴会となりました。


電話が入ったのが昼過ぎで飲み出しまであんまり時間がなかったんでごく簡単なもので勘弁してもらうことに。




今シーズン初めての空豆

*今シーズン初めての「空豆のさや焼き」

家飲みが決まってから行ったスーパーに並んでたので、シーズンものとして行っておきました。

魚焼きグリルでさやごと焼いたんですが、今までのガス火と違って外側が焦げてないのに中の豆はちょっと柔らか過ぎになってしまいました。



しっとり仕上がった「蒸し鶏」

*しっとり仕上がった「ムネ肉の蒸し鶏」

これは前日に自分用に仕込んだものでした。

作り方はいつものように炊飯器の保温モードを利用。

しっとり柔らかくかなりええ出来でしたわ。

ごましゃぶ用のタレに中華風の醤油ダレ、香辣脆を合わせたモノを用意しました。




惣菜のポテサラ

*惣菜のポテサラ

宴会の2日前にスーパーで買うて食べるのを忘れてたんです。

お客さんにスーパーの惣菜食わせるのはどうやねんって突っ込まれそうですが、食べんとアカンかったんで出したりました。





カニカマと水菜のピリ辛サラダ

*カニカマと水菜のピリ辛サラダ


ツイッターであるお店のメニューが流れてくるんですが、そこにカニカマのサラダってのがあって、どんな料理か分からんまま自分勝手にアイディアをパクらさせてもらいました。

まぁ全くどんな料理か分からんので、パクったっていうより、単に連想ゲームで作ったって感じですけどね。

味付けはインドネシアの「サンバル」っていう調味料に、ニョクマム(魚醤)、レモンなどを加えててけとーに。




その他に食べたモノ

*その他に食べたモノ


後ろの方にピントがあった変な写真しかなくてスミマセン。

左端に長細い長方形の皿がチラッと写ってますが、それは前日に食べて残った材料でもう一度作ったヤムウンセンです。


それ以外には

・蒸し鶏を作った煮汁の再利用スープ

 蒸し鶏を作るのに、ショウガ、ニンニク、青ネギの白いトコと日本酒を加えて創味シャンタンを溶いたものを用意。

 出来た蒸し鶏をビニール袋に入れてスープで満たして、残りを取ってあったんでそれをいじってスープに。

 ヒラタケと当日実家からお裾分けがあった竹の子を加えてやりました。

・ピータン豆腐

 ピータンは家に常備してあるんでちょっとマシな豆腐を仕入れ来て作りました。

 薬味のシャンツァイはお客さんやからフレッシュと行きたいとこでしたが、買うたヤツを冷凍したばっかりやったんで我慢。

・ホタルイカのアヒージョ

 近所のサタケっていうローカルなスーパーに行くとホタルイカが兵庫産と富山産の2種類並んでました。

 兵庫は190円で富山は480円だったかな。客用ってことでぷっくり膨らんで美味そうな富山産を贅沢。

 ツレに食べ方を聞いたら、アヒージョとのことで。

 気に入ってる土鍋?はIHコンロでは使えないんでカセットコンロでこれだけ調理。


食べたモノは以上ですが、一応腹は膨らんだんでヨシとしました。








*朝の体重:57.75kg弱。(微妙な数字や)

*今月の休肝日:3日(昨日は予定外に飲んだから今日は絶対休肝日。)



 
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2017年03月07日

恒例?坂越のカキをアホほど買うて家宴会

5日の日曜日にやったアホな牡蠣宴会の模様をご紹介します。

ここ最近毎年のようにやってるんですが、過去の牡蛎宴会の模様は下のリンクからご覧下さい。

 *第1回:日生でカキオコ&坂越の牡蠣で家宴会
 
 *第2回:坂越の牡蛎をアホほど仕入れて家宴会

 *第3回:第3回 坂越の牡蛎をアホほど買うて家宴会

恒例行事になった感がありますが、寒くなると飲み食い仲間の誰からとも無く「今シーズンのカキ宴会は?」ってなセリフが聞こえてくるんですよねぇ。

今回は週末にやるとして一番週末に休みにくいishさんと日程を調整。

その結果去年の年末には3月5日の日曜日にやるってことが決定。

決まってからも年明けの福井への洋食日帰りツアーだの、グルコバにうどん巡りとイベントが色々あったんで参加者の募集はしばらく自粛。

年が明けてしばらくした時期に皆さんの予定を確保してもらうために募集を開始。

候補日が1日しかなかったんで、6人以上集まらんかったら中止ってことでお知らせしました。

当初の呼びかけで参加が決まった方は

*あきこ*さん、ishさん、EGMさん、こばやしさん、だいこんさん、学生時代からのツレのM、LAKSAさん。

ここに初回の牡蛎宴会から記事を読んでもうてた古くからのブログ中まであるぷるみえさんが東京から参加されることに。

ぷるみえさんは去年も声を掛けさせてもうたんですが都合が合わず、今年はついに初めて参加していただくことになりました。

さらにかなり直前になってishさんが誘って、私もうどん巡りで何回かお会いしてるおがちゃんさんの参加も決まりました。

というわけで、総勢10名、ここに子供が3人加わるという規模になりました。



ぷるみえさんは前日から大阪に前乗り込みされ、買い出しからご一緒していただくことに。


当日はうちを7時半頃出発して阪神高速から中国道、山陽道と乗り継いで赤穂ICで降りました。

このルートは何年か前にぷるみえさんと走ってて覆面パトカーにスピード違反でパクられてるんでかなり用心して走りました。

向かったのは坂越にある「功結(こうゆう)水産」っていう牡蛎の業者さん。

事前に電話で予約してありましたが着いた時は手違いでまだ用意出来てませんでしたが、その場でちゃちゃっと用意してくれました。

このお店には5年前から通ってるんですが、「ハネ」と呼ばれるいわゆる剥き身のB級品をおいてはるんですが、これがムチャクチャ値打ちなんです。

殻付き牡蠣は回りのお店でも同じ値段やけどハネは扱ってないようなんですよねぇ。

殻付きが1kg900円、正規品の剥き牡蠣は2600円でハネは1kg1500円。

初回はむちゃくちゃ多すぎたんで2回目からは減らしたんですが、去年もけっこう余りました。

それでもアホなことをやる時はとことんやった方がオモロいんで、今年も去年と同じ量で。(^_^;)

殻付きを4kgで3600円、(ハネの)剥き身も4kgで6000円の〆て9600円。

用意を待ってる間にお店のおねえちゃんと喋ってて

「もう3年毎年ここの牡蠣で宴会やってるねん。」

「今から大阪に戻ったら10人で食べるねん。」

「みんな毎年楽しみにしてるんよー」

なんてことを伝えてたら、おねえちゃんがえらく喜んでくれて剥き身の正規品を一本おまけで付けくれたのにはビックリでした。









牡蛎を仕入れた同じルートでサクッと大阪に戻りました。阪神高速が混むことも無く予定通り12時頃には家に着くことが出来ました。

ちなみに走行距離は約300km。(宴会の食材の仕入れにちょいと出かけるにはピッタリ?)

坂越の牡蛎は値打ちですが、交通費のことを突っ込むの禁止ですよ。(^^)


家に帰り着いてすぐ参加者の皆さんには「もういつでも来てくれていいですよー」ってメール。

一応遅くとも1時までには戻れると思うって事前には伝えてたんですけどね。




赤穂市坂越の「功結水産」で仕入れた大量の牡蠣

*赤穂市坂越の「功結水産」で仕入れた大量の牡蠣

赤い字で「生かき」って書いてあるヤツがおまけでもらった分。ハネと較べてもサイズに遜色ないから1kg入りですかねぇ・・・。

殻付きの方はあんまりムチャに見えませんが、開けるのがけっこう手間ですからねぇ。

しかし、剥き身のこの量って尋常じゃないですよねぇ。飲食店でもこの量はいっぺんに仕入れんでしょう。




家に帰って牡蛎の記念撮影を済ませたら、ぼちぼち宴会の用意を始めました。


食器やお箸を出したり、座布団を並べたり。今回食器はぷるみえさんに背中を押してもらったこともあって、使い捨てを最大限活用することに。





牡蛎を食べ始めるのはある程度人数が揃ってからにするとして何人かが来た時点で軽くビールを飲み始めました。

最初のあてがこちら。

干し柿入りクリームチーズ

*干し柿入りクリームチーズ

「Kiri」ってクリームチーズに刻んだ干し柿を混ぜたもんです。これをクラッカーに乗せておつまみに。


ぷるみえさんが九度山で買うた干し柿

*ぷるみえさんが九度山で買うた干し柿

前日にぷるみえさんはうちに来る前に大河ドラマで話題になった真田幸村ゆかりの九度山に寄ってはりました。

そこの道の駅か産直市がえらく充実してたそうで、そこで買うた干し柿を提供してくれはったんです。

柿の自然な甘みだけなんで酒のアテになる甘い系チーズになりました。




ある程度の人数が揃ったら殻付きの牡蛎から食べることに。


人数が揃ってきたところでまずは「殻付き生牡蛎」

*人数が揃ったところでまずは「殻付き生がき」

軍手、ペンチ、牡蛎剥きナイフという道具を揃えて何人かで分担して殻開け。

レモンだけ、レモン&ケチャップ、ポン酢などそれぞれが好きな食べ方で。

けっこうカキ自体に塩気があるんで、レモンだけでも充分味がありました。

シーズン終盤ってこともあって身も大きめで、臭みは無し。”海のミルク”って言葉の通りやなぁなんて思いながら頂きました。





牡蛎剥きは他の人に任せて、私は台所で他のアテを用意。




スイスの名物料理?「ロスティ(Rosti)」

*スイスの名物料理?「ロスティ(Rosti)」

カルディとかいう輸入食料品屋で見つけてしばらく前に買うてあったもんです。

実は今回の宴会では私個人の裏テーマ?として「在庫処理」ってのがありました。

引っ越しまでに一人で食べにくいモノを皆さんに押しつけよう食べて貰おうと思ってたんです。

ジャガイモの細切りがレトルトパックになってて、フライパンに全部出して押しつけるようにして焼くだけの料理です。

子供らにはけっこう受けてたようですわ。

写真の面はちょっと焼きが甘いですが、反対はええ感じに焼き目もついてましたわ。




チビッコのリクエストで「ホルモンの煮込み」

*チビッコのリクエストで「ホルモンの煮込み」

今回子供はだいこんさんとこの女の子と男の子、こばやしさんとこの下の女の子が参加してました。

だいこんさんの娘さんがホルモン好きってことやったんで、私が事前に仕込んどいたものです。

ミックスホルモンは何日か前に買うて下茹でしてから冷凍してました。

前日にホルモンを戻して、昆布とかつお節で引いたダシで炊きました。


だいこんさん作「牡蛎の燻製オイル漬け」

*だいこんさん作の「カキの”燻製オイル”漬け」

これは今回買うたカキとは別のヤツで、だいこんさんが差し入れで持って来てくれました。

オイル自体が燻製してあって風味よくあっちゅう間になくなりました。


たこ焼き器で「カキのアヒージョ風」

*たこ焼き器で「カキのアヒージョ風」

これはぷるみえさんのアイディアで今回初めてやった食べ方です。

エスカルゴの料理器具にも似てるしなんていいながらやりました。

あらかじめ刻んだニンニクをサラダオイルでじっくり煮たヤツを用意してあったんで、まずそれをちょっとずつ穴に入れました。

そこにカキを入れて軽く塩をしてオリーブオイルと鷹の爪の輪切りを入れました。

粗挽きコショウも加えて弱めの火でじっくり加熱し、食べる直前には冷凍の刻みパセリを散らしました。

一部はだいこんさんの燻製オイルの残りを使ったんですが、風味の違いもおもろかったようです。

加熱してぷっくり膨らんだ熱々のカキはかなりジョートーでしたわ。


ちなみに飲み物は最初はビールでスタートしましたが、すぐスパークリングワインもオープン。

スパークリングワインは事前にぷるみえさんが6本も送ってくれたんです。(子供用にノンアルコール?ワインも1本。)

他にもアルコール類はEGMさんが焼酎のいいちこの「深薫(しんくん)」、ツレのMが日本酒の「加茂五葉」、ラクサさんが赤ワイン2本、*あきこ*さんが白ワイン、だいこんさがにごり酒などを差し入れてくれました。

*だいこんさんのお酒は発泡してるから落ち着かせるために冷蔵庫に入れてたら出すのを忘れてしまいました。みなさん、スンマセン。

**あきこ*さんの白ワインもお出しするチャンスがないままでした。同じく、すんません。


だいこんさんの娘さん作のケーキ

*だいこんさんの娘さん作のケーキ

私も味見させてもらいましたが甘すぎず美味しかったですわ。




中華風牡蛎オムレツを作成中

*中華風のカキオムレツ?を作成中

前々回にこばやしさんが作ってくれて以来、大好評なヤツですわ。

カキをこれでもかってくらいぶち込んでるんでかなり贅沢な料理です。


毎度大好評の「中華風牡蛎オムレツ」

*毎度大好評の「中華風牡蛎オムレツ」

よう酒にあうええ肴ですわ。ワインもええけどこれはやっぱりビールですかね。

作り方に興味ある方はこばやしさんが以前レシピをアップしてはるんでリンク先をご覧下さいね。

 * 別館牡丹園式「煎生蠔」-広東風牡蠣のお好み焼きのレシピ、作り方



おがちゃん作の「ローストビーフ」

*おがちゃんさん作の「ローストビーフ」

ishさんと一緒に最後に到着されたおがちゃんさん、うちの家は初めてやのいきなりロースビーフのカットをお願いして台所にたたせてしまいました。

このローストビーフはヨーグルトメーカーで低温調理されたそうです。唯一60度の保温機能の付いたヨーグルトメーカーがあってそれでないと出来ないなんて話を聞きました。


*あきこ*さん作の中東風?「ほうれん草のごま和え」

**あきこ*さん作の中東風?「ほうれん草のごま和え」

胡麻ペーストにクミンなどのスパイスが入ってるんで不思議な風味になってました。これは初めて食べる味で面白かったですねぇ。



私が作った「若ごぼうの煮物」

*私が作った「若ごぼうの煮物」

春ってことで旬の若ごぼうをあっさりと煮ました。アク抜きをせず苦みというかエグミというかをそのまま残しました。

一応自分の狙った通りの味や火の通し加減に仕上がってました。


*あきこ*さん作の「中華風スペアリブの黒酢煮込み」

**あきこ*さん作の中華風スペアリブと玉子の黒酢煮込み

色は濃いんですが、酢のおかげでさっぱりやし味付けは全然濃くなくて食べやすかったですわ。



こばやしさん作の「タンシチュー」

*こばやしさんの力作の「タンシチュー」

かなりの手間を掛けた本格的なタンシチューを持って来てくれはりました。

このシチューのソースを無駄にしないためにはパンが必要。

ishさんが神戸のレコルト?って美味いパン屋のパンを大量に持って来てくれはりました。

その温め直しをやったヒトはお代官モードのishさんから何度かダメ出しをされてましたが、最後にお許しの出たヤツは確かに美味いと皆が認めてました。


LAKSAさん作「牡蠣キムチ炒め」

*LAKSAさん作「かきのキムチ炒め」

当初は糸こんにゃく?を使ったカキのペペロンチーノの予定でしたが、試作段階でボツになったとか。

LAKSAさんが気に入ってる韓国の農協?製のキムチとニラを持参でうちの台所で作ってくれました。



だいこんさん作「粕漬けベーコン」

*燻製職人だいこんさん作の「粕漬けベーコン」

最初温めずにスライスしただけのヤツを食べました。だいこんさんのオススメに従ってトースターでしばらく温めるとさらに美味しくなってましたわ。

ちゃんと酒粕の風味がしてて面白かったです。


牡蠣のベーコン炒めを作成中

*カキのベーコン炒めを制作中

ishさんのアイディアでカキと菊菜(春菊)をベーコンで炒めることに。

事前にこの料理をやると決めて、ベーコンが要るとなった時にお代官さまから

 「だいこんさんに頼んだらどうや?」

って言われたんですが、

「私はそんなんよう頼まんのでお代官がご自分で言うて下さいー」

って逃げたんですよねぇ。で、お代官が自分でメールしたらだいこんさんが快諾してくれたんでこの料理が出来ました。




牡蠣と菊菜(春菊)のベーコン炒め

*牡蛎と菊菜のベーコン炒め

最初にベーコンだけをしっかり炒めて脂を出しました。そこに牡蛎を加えて火を通したら最後に春菊を加えてサッと炒め合わせたら出来上がり。

手作りのベーコンのおかげでかなり美味かったですわ。ちなみに料理のアイディアはお代官さま、調理は私が担当しました。

菊菜が苦手な私が葉っぱを除けるように食べてたんは秘密です。


こばやしさん作の「牡蠣のビリヤニ」

*こばやしさん作の「牡蠣のビリヤニ」

以前のカキ宴会で食べさせてもうて大好評やったビリヤニです。今ではグルコバでも登場する料理です。

こばやしさんが家で事前にソースになる部分を仕込んだ上で圧力鍋ごとうちに持って来て作ってくれました。

全員がある程度食べてもたっぷり残ってたんで、みんなで小分けしてお土産に持ち帰ることに。

私も次の日にもう一回楽しませて貰おうと思ってたのに、ジプロックを他の人に配った後自分の分は貰い忘れてしまいました。(T_T)

こばやしさんには高レベルな料理を3つも提供してもらい申し訳ないほどでした。





急遽作った「牡蠣のコキール」

*急遽作った「牡蛎のコキール」

殻付きの牡蛎がまだ残ってて、蒸しガキにしようかと思ったんですがぷるみえさんあたりのアイディアでしょうか、急遽コキールに。

細かいタマネギのみじん切りをしっかり炒めてからパン粉やパセリ、粉チーズなぞを混ぜました。それをカキの上に乗せてオーブンで焼きました。

ほとんど電子レンジとしてしか使ってないオーブンが珍しく活躍。

予定してなかったのになんか豪華なモンが登場してしまいました。






ここまででけっこうカキを食べたんですが、夕方になって一部から「カキフライは?」ってな声が。

皆さんけっこう色々と飲み食いして、ちょっとのんびりし始めた時間帯でした。

個人的には後半のだらけた気分の時にカキフライは邪魔くさいなぁ。

ちょっとだけ食べたいってな声もあったんですが、フライ物を”ちょっとだけやる”なんてのは片付けをする身ぃとしてはかなり億劫でした。

ちょっとだけやっても台所は油で汚れまくるし、使った油の処理はせなあかんし・・・。

もうカキフライはなしでええかと思ったんですが、食べたいって声があると反対は出来んですわね。

そうしたらここまで監督ばっかりやったお代官さまが「ほんならオレがやる」と名乗り。

*あきこ*さんを衣つける助手にして揚げてくれはりました。



オマケで付けてもらった立派な牡蛎の剥き身

*オマケでもうた立派な牡蠣の剥き身

正規品のパックを開けてみたら粒ぞろいでどれもかなり大きなサイズでビックリ。

”ハネ”でも大きめも入ってるんですが、これはどれもがずっしり身が詰まって見るからに美味そうでしたわ。


お代官さま作「牡蛎フライ」

*ishさん作の「カキフライ」

ちゃんとした洋食屋で出て来そうな立派な仕上がりでした。

揚げたて熱々のカキフライはやっぱり定番の美味さでしたわ。途中で今年はもうパスしようかと思いましたがやって良かったですねぇ。

たっぷり余ったカキフライは皆さんがお持ち帰りにされました。




からすみ大根

*からすみ大根

親父の台湾土産やと思うんですが、もうてすぐに冷凍。


一人やと多すぎてなかなか開封するタイミングがなかったんです。というわけで裏テーマに従ってみんなに食べて貰いました。

冷凍してあったおかげでだいぶ前のヤツですが美味しく食べられました。



チーズとリンゴのコンポート

*チーズとリンゴのコンポート

うちの冷蔵庫にあった去年の秋が賞味期限のウォッシュ系のチーズです。

みんなに正直に事情を話したら気にせん方ばっかりやったんで、お出ししてしまいました。

*あきこ*さん作のリンゴのコンポートを添えて頂きました。




いやー、今年のカキ宴会は料理が充実してたし、牡蠣もしっかり食べましたねぇ。

今までやってない牡蠣の食べ方も出たし非常に充実してたように思います。

牡蠣のシーズンはぼちぼち終わりなんで、次回はまた来年ですかね。


参加者の皆さんへ

長丁場のマラソン飲み食いおつかれさまでした〜。また気が向いたらアホなカキ宴会やりましょ〜。





<後日 追記>
参加者の方のブログに記事が上がってたんでリンクを追記しておきます。

*foodish:"雑"食記:第4回アホほどカキを食べる宴会

*B級的・大阪グルメ!ブログ:毎年恒例、坂越の牡蠣を大量に料理して食べる宴会

*さらたび。〜お皿の中の小さな旅:アホほど牡蠣を食べる会

*朝の体重:57.95kg。(全然余裕なし。)

*今月の休肝日:1日(月10日ペースに遅れてるから今日は休肝日やな。)
 
 
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2016年12月31日

学生時代のツレと「ぼたん鍋」で忘年会

昨日は大学生時代のゼミ仲間と忘年会をやってました。


今回参加してくれたんは忘年会の常連のOとN、先輩のTさんに10年以上ぶりに会うH夫妻。

もちろん常連のOやNとも一年ぶりやから会えて嬉しいんですが、H夫妻と会えたんは嬉しかったですねぇ。

二人とも全然老けて無くて、相変わらず見た目のええ夫婦でしたわ。

野郎のHはめちゃくちゃ毒舌でキッツイやつなんですが黙ってたらサラッと整った格好しとるんですよねぇ。(^_^;)



H夫妻が参加してくれることになってたんでしゃべりを優先で料理は凝らずにぼたん鍋で逃げることに。

ぼたん鍋に使う猪肉は、手元に切り落としの300gのパックが二つありました。

それは道の駅「瑞穂の里・さらびき」で売ってる300gで1152円のヤツでした。

これくらいの値段やったら自分一人で鍋をやっても許される贅沢かなぁとしばらく前に買うてありました。

で、忘年会をやるとなっててっちりと迷ったんですが、ぼたん鍋で行くことにしたんでさらに買い増すことに。

せっかくツレがうちに来てくれるんでちょっとマトモなしし肉も出そうと道の駅「能勢 くりの郷」の隣にある「牛福」って肉屋へ。

切り落としを買いに行った時にこの牛福も偵察してあったんですよねぇ。

特上はグラム1150円もするんですが、それはちょっと高すぎると思ったんでその下の上シシ肉グラム780円を500g行っときました。





昨日は喋るのに忙しくてほとんど写真を撮ってなかったんですが、一部を自分のメモがてら張っておきます。


まず事前に用意した肴の一つが豚軟骨の煮物。

最初はすじ肉をあっさりと出汁で炊こうかと思ってたんですが何日か前に行った住之江のスーパーでナンコツが目に止まったんです。

豚ナンコツはたっぷりのお湯で下茹でがてら保温鍋で3時間ほど置きました。

それをたっぷりの紹興酒、日本酒、味醂、台湾醤油、白ネギの青いトコ、ショウガ、ニンニク、八角、花椒、クローブ、シナモンなどで中華風に味付け。

40分ほど煮込んでまた保温鍋で調理。

当日に味見をしたらちょっと煮詰まって味が濃かったのとまだ軟骨が少し硬かったんで、水を足して沸騰させてからもう一度保温鍋へ。

なんとか満足出来るモンに仕上がりました。



もう一つ事前に仕込んだのがカキのオイル漬け。

カキのアヒージョにしようかとも思ったんですが、みんなと喋るのを優先して事前に仕込めるオイル漬けにしました。

生のカキをたっぷりのオイル煮入れて湯煎したり、茹でたカキをオイルで煮たりといくつかの作り方をしたことがありますが今回は別のやり方で行ってみました。


年末のせいでいつもと違う大きめのチューブに入った加熱用のカキがあったんでそれを買いました。

冷たい塩水で振り洗いしたんですが、手が冷たくて冷たくて、半泣きで掃除しましたよ。(^_^;)

キッチンペーパーで水気をよく取ってから油をひいてないテフロンのフライパンに並べました。




牡蛎のオイル漬け

*事前に仕込んだ牡蠣のオイル漬け

生の牡蠣を並べて軽く塩コショウをして、にんにくのスライスを散らしてから点火。

このまましばらく加熱してると牡蛎から水気が出て来てそれで煮える格好に。

かなり水気が出てからフライパンを振って反対の面も焼いてやりました。

ある程度水気が飛んできたらオイスターソースを回し掛けて、全体に絡めてやりました。

それをタッパに入れて鷹の爪、ローズマリー、月桂樹の葉を散らした上から全体が浸かるだけのオリーブオイルを注ぎました。


まずまずええ風味には仕上がったんですが、広島産の牡蛎は元々の粒の小さいのが多いし加熱したらえらく縮むしでかなりしょぼい仕上がりになりましたわ。




もう一品は仕込んだってほどではないですが、冷凍のいくらをめんつゆと濃口、創味のツユなんかで作った浸け地に浸しながら解凍。



何品か自分用に買うてあった酒の肴の内、イカ明太子の塩辛みたいなヤツと牡蛎、イクラを3連の皿に入れて出しました。

この写真も撮るのは忘れました。



当日は朝から近所の大起水産へ生ものの買い出し。

実家の正月用にブリの半身を買うように頼まれたんで、ついでに宴会用のお刺身をと思ったんですがあんまりピンと来るモノがありませんでした。





で、だいぶ迷ったんですが「年末やからちょっとくらい贅沢したれ〜ッ」ってはじけてしまいまして・・・。









贅沢に「てっさ」

*贅沢に「てっさ」

これはもちろん全員でシェアしたんですが、これ一皿が2980円という高さでした。



これとは別にたっぷり入ったふぐ皮も買うて、これは小鉢に盛り付けて銘々で。


今この写真を見たら、端っこに牡蛎のオイル煮が写ってますね。こんな3つのくぼみのある角皿で出しました。



ボタン鍋の写真も撮ってないんで肉だけ貼っておきます。






いのししの切り落とし

*シシ肉の切り落とし

鍋のだしには「牛福」と「瑞穂の里」それぞれで売ってたぼたん鍋用の味噌を買うてありました。


牛福の方が大きかったんでまずそれを使うことにして、土鍋にたっぷりの昆布だしを取って味噌を溶きました。

少しずつ溶いて行ったんですが、結局全部溶いても味が薄すぎたんで瑞穂の里の味噌もプラス。

なんとなく味が気に入らんかったんで、八丁味噌もプラス。

そこにちょっとだけすり下ろしのショウガをプラス。

予め大根だけはこの出汁にぶち込んで煮込んでおくことにしたんですが、そん時に切り落としの300gのパックも一つ分ぶち込んでやりました。

シシ肉は長く煮込んでも固くならんってよく書いてあるんですが、とりあえず300gをダシ代わりにしてやりました。




ぼたん鍋の主役の「上しし肉」

*こちらが主役の「上しし肉」

倍の値段ですが、見た目の立派さは倍以上でした。

店屋さんみたいに山椒を散らしてみました。




宴会に参加をして私も入れて6人でしたが、合わせて1.1kgの猪肉で充分でしたわ。

〆には冷凍うどんを2玉入れて食べましたがこれも美味かったですねぇ。


ちなみに飲み物は一つ前の記事で写真をアップしましたが、パソコンデスクの上に手持ちをずらっと並べてました。

そっちは焼酎や泡盛やったんですが、結局そっちには手を出さず。

十年ぶりに会ったHとその奥さんのAちゃんは日本酒好きで特に燗酒が好きやったんで私を入れた3人でけっこう酒を飲みましたわ。

最初はビールで始めててっさですぐ燗酒、それと平行してH夫妻が持って来てくれたスパークリングワイン。

うちのスパークリングワインも開けて結局泡だけで3本開いたんかな?

東京に単身赴任してるOは「賀茂泉 延寿」っていう純米大吟醸を持って来てくれて、これはさすがに燗したらアカンやろうと冷やで。

実は私は大吟醸って香りが華やかすぎるのが多くて苦手な印象でしたが、このお酒はそんな派手すぎるとこがなくて美味しかったですねぇ。



学生時代のアホな話やら、飲み食いの話をしてたかと思ったら濃ゆい不動産投資の話になったり。

11時半頃には電車がヤバイってみんなが引き上げたんですが、あっちゅう間でしたねぇ。

20年くらい東京に居ったHとAちゃんが京都に帰ってきて、上手く行けばしばらく(orずっと)こっちのおれるようなんでまた他のメンツも加えて宴会がしたいなぁと思いましたわ。

学生時代に濃ゆい濃ゆいをつきあいをしてたゼミ仲間に会えてええ一年の締めくくりになりました。






これで今年の最後の記事となりますが、皆さまどうぞよいお年を。








*朝の体重:58.20kg。(まぁこれくらいしゃあないわな。)

*今月の休肝日:10日(目標クリア済み。)
 
 
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2016年12月27日

クリスマスイブは「スペアリブのオーブン焼き」で一人宴会

今年のクリスマスは3連休やったんで世間では盛り上がったんですかねぇ。

私は当然のように1人やったんで特に盛り上がった訳ではないんですが、イブの24日にクリスマス向け売場に並んでたスペアリブを食べたんでご紹介。

日本じゃ欧米と違うて七面鳥が手に入りにくいから、鶏を食べる習慣が広まったんでしたっけ?

クリスマスと関係なく鶏は好きなんで、鶏の丸焼きなんかにはかなり惹かれますが、さすがに1人じゃ食べきれませんわね。

そうかというて1人で骨付きのもも肉だけ食べるのも侘びしいですねぇ。そんなこんなで23日のスーパーで目に付くとこにおったスペアリブを食べることに。

まぁ伏線として今月の身内宴会で出したスペアリブがかなり美味かったんですが自分では1本か2本しか食べなくて、食べ足りなかったってのがあるかも。

買うて来たスペアリブは、ビニール袋に入れてたっぷりの塩麹、ハチミツ、チューブのニンニク、刻んで冷凍したシャンツァイ、コショウ、一味なんぞを揉み込んで一晩寝かしました。

スペアリブとか鶏の骨付きって、骨の角なんかで袋が破れることがあるんでバットに寝かすつもりやったんですが、揉み込んでる最中から汁がしみ出してきてましたわ。

一晩寝かして、24日に運転手をした帰りにスーパーで買い物。

マックスバリューに入ってた弁当屋の「オリジン」でサラダなんぞを中心に買い物。



帰ってから冷蔵庫のスペアリブを外に出して室温に戻す時に、台湾醤油と魚醤も少々プラス。






普段グラタンなんかを作る時はオーブントースターでやるんですが、ものすごく久しぶりにオーブンレンジの方のオーブン機能を使いました。

温度設定も加熱時間もてけとーで、時々様子をみながら焼いてやりました。


出来上がったのがこちらです。





メインの豚スペアリブのオーブン焼き

*豚スペアリブのオーブン焼き


皿に盛った上からまた冷凍香菜を散らしてます。

小さなパックを選んでも5本ほど入ってましたかねぇ・・・。結局この日は2本食べただけでした。

味の方は、味噌を使ってないのになんとなく味噌漬けっぽさを感じました。

甘すぎること無く、塩加減もキツすぎることなく、けっこう美味かったですわ。


ちなみに残ってた3本は今日になって昼間にビールと一緒に美味しく片付けてやりました。




スペアリブ以外に食べたモノもサラッと紹介しておきます。






マッシュルームとシーフードのトマトスープ

*マッシュルーム入りシーフードスープ


前日は休肝日でしたがビールに合うってことでフィデウア(パスタのパエリア)を作りました。

あらかじめ短く折っておいたカペッリーニを鍋のスープに入れたら、どうもスープが多すぎる雰囲気。

そこで一部をお玉ですくい取っておいといたんです。

その汁がイカ、エビ、鶏なんぞの旨みがたっぷりで良かったんです。

それを再利用してスープを作ったんですが、水を増量してトマトソースキューブを2つ追加。

エビとマッシュルームをしばらく煮込み、食べる直前にタラを加えました。

ちなみに鱈はこの日買うたんですが、解凍品の切れっ端がけっこうたっぷり入って198円だったかと。

まずタラから水気を拭き取って、軽く塩をしてしばらく置いて鍋に入れる前にもう一度出た汁を拭き取りました。

これで多少は身にハリが出て身の水っぽさが減ったんじゃないでしょうか。








順番が逆になりますが前菜の盛り合わせっぽいものがこちらです。






前菜の盛り合わせ

*前菜の盛り合わせ風

手前のエビチリとその置くのブロッコリーとエビとゆで玉子のサラダ、右端のコールスローとその手間のブロッコリーとローストビーフのサラダは弁当屋の惣菜です。

マヨネーズものが被るし、エビチリは油が悪いのか、冷えてるせいなのか分かりませんがしつこく感じましたわ。

自分で用意したのは真ん中の蒸し豚と水菜の和え物とオニオンスライスだけ作ったスモークサーモンです。


蒸し豚は何日か前に豚の肩ロースを実際には”茹でて”作りました。

それをスライスして自家製の中華醤油ダレ、香辣脆、水菜で和えました。



惣菜の割合が高くなりましたが、あんまり食べないスペアリブがええ感じやったし、スープは旨みタップリやったんでご機嫌な一人宴会になりました。




*朝の体重:58.70kg。(非常にアカン数字。でも今日の外食は好きに飲み食いするぞ。)

*今月の休肝日:9日(昨日酒を抜いてリーチ。)



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2016年09月24日

「ビーフシチュー」を食べさせて貰う家宴会

一昨日の22日にうちの家でやった飲み会での料理について簡単にご紹介させていただきます。

今回の家宴会をやろうというきっかけは洋食好きのishさんこばやしさんが作りはった渾身のビーフシチューを食べませんか?と声が掛かったことでした。

うちの家を味見会の場所に提供することになり、じゃあ飲み食い仲間に声を掛けて参加者を募ろうと。

最終的にはお二人に加えて、こばやしさんの奥さんであるゆっきーさん、その知り合いのご夫婦、LAKSAさん、*あきこ*さん、だいこんさん、私のツレのしげると大人10人の参加が決まりました。

特にスタート時間は決めてなかったんですが、3時までには用意が出来るやろうと思ったんで3時以降ならいつでもオッケーってことに。



当日の3時にはまずゆっきーさんと娘さん2人にお友達のご夫婦が到着。


とりあえず缶ビールを開けて乾杯。


ある程度の人数が集まるまでの繋ぎで簡単なアテからお出ししました。




”とりあえず”のカナッペモノ3種類

*”とりあえず”のカナッペモノ3種盛り

ペーストっぽいものを3種類をお出しして、クラッカーに各自で乗っけて摘まんで貰いました。

左がコンビーフとえのきのペースト。

玉ねぎのみじん切りとえのき、生の青唐辛子を炒めてジャークチキン用のミックススパイスで味付け。

ミックススパイスに塩が入ってるんですが、適当にぶち込んだらちょっと塩辛くなってしまいました。

狙いとしてはビールに良く合うピリ辛のモンやったんで、それなりに塩気は効かすつもりでしたがちょいと塩が効きすぎてしまいました。

真ん中はラタトゥイユで、これは今回のために作ったんでは無く以前作って冷凍してあったものです。

右はサーモン入りクリームチーズ。

キリっていうクリームチーズに鮭のフレーク、粗挽きコショウ、冷凍の生パセリを混ぜたものです。


ゆっきーさんの知り合いご夫婦のうち旦那さんは先週末のグルコバに参加してはったそうです。

私は参加出来なかったんで今回が初対面でしたが、何人かの方は先にそちらで会ってはったようです。






この後、バラバラと参加者が集まってきたんで、そのたびに乾杯をしつつ料理を出して行きました。

ダレがいつ来たかよう分からんのでここからは適当に食べたモンの写真を並べて行きます。


*あきこ*さん作の「フムス(ハマス)」

**あきこ*さん作の「フムス(ハマス)」

本来はひよこ豆を使うんですが、あると思ってたひよこ豆が切れてたから他の乾燥豆で作ったって言うてはりましたわ。

私もだいぶ前に作ったことがあるんですが、これは美味しかったですね。



手羽中で作った「啤酒鶏」

*手羽中で作った「啤酒鶏」

中国人の若い子に教えてもうた鶏のビール煮込みを食べやすい手羽元で作りました。

ショウガのスライスと潰したニンニクをまずじっくり炒めて、そこに手羽元を投入。

表面全体が色が変わったらビールを注いで、今回は新しく買うてあった台湾の醤油をプラス。

花椒、八角、鷹の爪の輪切りも加えました。

オリジナルのヤツは汁気がなくなるまで煮詰めてましたが、今回は事前に作って温め直すつもりやったんで汁気を多めに残しました。

前日に仕込んであったんで、この日は温め直すだけでした。



*あきこ*さんの「タイ風鶏の唐揚げ」

**あきこ*さん作の「タイ風鶏の唐揚げ」

*あきこ*さんが事前に鶏肉をバイマックルー(こぶみかん)やレモングラスなどでマリネして持ち込んでくれました。

揚げ油まで持参して、うちの台所で衣を作って揚げたてを出してくれました。

久しぶりに食べる鶏からってだけでなく、タイ風っていうのが珍しくて美味かったですねぇ。



エビのふりかけ

*えびのふりかけ

こちらはこばやしさんの差し入れ。18日に開催された第50回のグルコバで出た残りを持って来てくれました。
 
  *グルコバ50のお料理についてはこばやしさんのコチラの記事をご覧下さい。

私は初回ともう一度欠席した以外、ずっとグルコバには参加してたんですが記念すべき50回は熊野古道への旅行がずっと前から決まってて参加出来ず。

全員集まったときの正式な?乾杯は第50回のグルコバを祝いました。


こばやしさん作「ポーク・カル・ポル・カレー」

*こばやしさん作の「ポークカレー」

「グルコバ50」で出したヤツの試作品らしいんで、料理名としては「ポーク・カル・ポル・カレー」って言うんでしょうかね。

ご飯が欲しくなりましたが、他に色々料理があるんで我慢しときました。

今回はだいこんさんが親戚の方が作った新米を精米したてで5kgほども持って来てくれました。

新米のたきたてを誰か”猫手”でない人におにぎりにして欲しいなぁなんてことも考えましたけどね。

その新米は宴会の後、みんなで分けてもうて私は昨日さっそく炊いて玉子かけご飯にしたって次第です。

写真を撮り忘れたんですが、だいこんさんは香川まで仕入れに行った青唐辛子を使った唐辛子味噌と青唐辛子の佃煮(谷川米穀店風)も持って来てくれました。

これは辛味がビシッと効いてめっちゃええ出来でしたわ。

何を作っても玄人っぽいだいこんさんですが、金が取れるモンに仕上がってました。



ゆっきーさん作「自家製ベーコンのジャーマンポテト」

*ゆっきーさん作「自家製ベーコンを使ったジャーマンポテト」

最近燻製をよくやってはるゆっきーさんの自家製ベーコンを使ってるんでだいぶ贅沢ですね。

普通のポテトと紫のじゃがいも、赤タマネギも持ち込みでうちの台所で料理してくれました。

ゆっきーさんのお友達ご夫婦は上等そうな日本酒の4合瓶を何本かお土産に持って来てくれはりました。

私も味見したかったんですが、バタバタと立ったり座ったりしてたらチャンスを逃してしまいました。(>_<)



市販のホルモンを炒めただけ

*市販のホルモンを炒めただけ

こちらはだいこんさんの娘さんがスーパーで見つけてどうしても食べたいって持ち込み。

言われるがままにフライパンで炒めただけのものです。塩コショウを足すどころか、野菜を加えること無く出したんでちょっと恥ずかしかったですわ。

こどもらは、こばやしさんの娘さん2人とだいこんさんの娘さんが参加。いつもは来るだいこんさんの息子さんは予定があったらしく不参加でした。

こどもらも中学高校となるとぼちぼち参加してくれなくなるんでしょうねぇ。


子供らは「たこ焼き」

*子供らには「たこ焼き」

ここんとこうちで飲み会をやる時に子供らには毎回たこ焼きですわ。

毎回じゃ飽きるかなぁと思ってたんですが今回もリクエストがあったんで従っておきました。

初回はたこ焼きを焼くのがどんくさくて「大阪人としてそれじゃあアカンやろ」って言うてたんですが今では達者になりましたわ。

大人がついてんでも子供らだけで勝手に作ってました。

私もチビッコらに焼かして、味見をさせてもらおうと思ったんですがこれまたチャンスを逃してしまいました。





ミックスホルモンの煮物

*ミックスホルモンの煮物

これはだいこんさんの娘さんから事前に希望があって仕込みました。

今回はメインがビーフシチューやったんで、出来るだけワインやスパークリングワインに合う物をと思ってました。

その関係で和食は避けたんですが、これだけは冷凍してあった昆布とかつお節の合わせ出汁で炊きました。

ホルモンも事前に下茹でして冷凍してあったヤツをつかったんで、仕込み自体は割と簡単で前日に済ませてありました。

当日は温め直して大人にも出しました。


真面目に作ったキノコのソテー

*真面目に作ったキノコのソテー

秋やし野菜系も要るやろうってことで、マイタケ、シメジ、えのき、えりんぎを炒めました。

火の通りにくそうなヤツから時間差で加えてちゃんと食感が残るように少しばかり気合いを入れて作ってみました。

味付けはガーリックオイルで炒めて、塩コショウと刻みパセリです。

今回はどの料理もそうなんですが、バタバタしてて作ったモノの感想や評価をほとんど聞けなかったんですよねぇ。


韓国風ねぎとろ

*韓国風ネギトロ

”ワインに合うアテ”ってことで前半に出すつもりやったんですが、段取りが変わって後半になってしまいました。

用意してた料理が色々あまりそうやったんですが、こんな生ものを余らせる訳にはいかんので後半に無理矢理突っ込みました。

白ネギのみじん切りとコチュジャンをベースに醤油、ごま、ごま油、砂糖などを事前に用意してありました。

宴会が始まったらまぐろと混ぜるだけにしてあったんでもうちょっと早めに出した方が良かったですね。



こばやしさん渾身の作「ビーフシチュー」

*こばやしさん渾身の作「ビーフシチュー」

今回の宴会のメインディッシュなんで全員が揃うまで待って出して貰いました。

作り方の記事を読むとものすごく手間が掛かってるのは分かりますし、今回は材料にふるさと納税で手に入れた佐賀牛のすね肉を使ってはるのが贅沢です。

しっかり柔らかくなっててもちゃんと肉自体に旨みが残ってるのが値打ちでしたねぇ。

みんなで分けて具をじっくり味わって、ソースはこのために買うてあったフランスパンを使ってしっかりとぬぐい取るように食べました。

特にこのシチューを狙ってたishさんはみんなが遠慮してた残りの皿を1人で抱えてキレイに食べ切ってはりましたわ。(^_^;)

その辺の洋食屋よりよっぽどしっかりしたシチューを作れるってのは、ほんまにスゴイことですわ。



秋刀魚のエスカベッシュ

*秋刀魚のエスカベッシュ

献立を考えてて時期なんでサンマはすぐに浮かんだんですが、あんまりええ食べ方も浮かばず一旦はボツに。

直前になってishさんからサンマでなにかとリクエストが入りました。

今回は当日の買い物を控えるためにこの手の西洋風の南蛮漬けを仕込むのは手間やなぁと。

でもishさんから料理法まで提案が入ったんでのお代官さまモードには従わざるを得ず。

秋刀魚みたいな魚は出来るだけ鮮度のええもんを使いたかったんですが、結局前日に買うて当日朝イチで揚げ焼きに。

白ワインをまず煮立ててアルコールを飛ばしたトコに、ワインビネガー、米酢、塩と砂糖、コショウ、レモンの皮、月桂樹の葉などを加えてヒト煮立て。

そこに揚げたての秋刀魚を加えて宴会まで室温で寝かしておきました。

あんまり特徴の無い仕上がりやったようには思うんですが、これも全く感想を聞かず。

今シーズンは秋刀魚の初物を近所の居酒屋で食べたんですが、その時はみぞれ煮。

そして2回目がこの洋風南蛮漬けで、まだ塩焼きを食べてないんですよねぇ。

秋刀魚と言えば塩焼きってイメージがあるんで、なんか変な順番になってますわ。



手羽元と冬瓜の煮物

*手羽元と冬瓜の煮物

ビーフシチューには赤ワインが要るやろうと、直前にアマゾンで見かけた飲み比べ5本セットを買うてました。

赤ワインに合う料理はそれはそれでええんですが、全部重い料理ではツライなぁと。

そこで箸休め的にアッサリしたモノが欲しくてこれを用意しました。

前々日に手羽元と白ネギ、しょうが、にんにく、たっぷりの日本酒を長時間煮込んでスープを取りました。

前日に手羽元の骨から身をほぐして、冬瓜を加えて、味の深み?が欲しくてオキアミの干しエビをお茶パックに入れて一緒に煮込んでやりました。

味付けは塩とわずかなコショウだけであっさりと仕上げました。

盛り付けてからすりおろしのショウガを添えたんですが、ちょっと多すぎるっていう指摘がありました。

まぁ、後半残りを追加したら、もっとショウガをくれーって声も出ましたけどね。


豚バラ肉のトマトスープ

*豚バラ肉のトマトスープ

かなり前に買うてあった豚バラブロックをどう食べるか悩んでました。

沖縄風のラフテーか中華風の角煮が定番なんですが、ぎりぎりになって変更。

前々日に豚バラを一口大にカットして、塩麹、コショウ、乾燥ハーブ、クミンとコリアンダーのパウダー、チューブのニンニクなんかでマリネ。

前日にまずたっぷり多めの油で豚を炒めてから鍋へ。

たっぷりの白ワインと水で煮込み、そこにトマト缶を投入。

玉ねぎを炒めたりせず、シンプルなトマトスープにしました。

冷凍の枝豆があったんで殻から出して、後半で加えました。

いつもやるトマト煮込みはもっと汁気がすくなくてコテッとさせるんですが、酸味の効いたトマトスープってのも面白かったですわ。

「砂肝のアヒージョ(ajillo)」

*鶏の砂肝のアヒージョ

アヒージョって前菜っぽいイメージがあるんですが最終盤に登場。

ばたばたして出すのを忘れたんですが、残ると困るなぁと思って最後にみんなに聞いたらまだ食べられると。

それで順番も考えずに出したってのが正直なとこですわ。

事前にオリーブオイルにニンニクスライスと鷹の爪、ローリエを加えてじっくり煮込んでありました。

砂ズリも食べやすい大きさにカットして火が通りやすいように切り目を入れてありました。

なので割と短時間で出せましたが、余ったら1人には多すぎて困るモノが食べて貰えて良かったですわ。

ズリには調理直前で塩を揉み込んだんですが、その加減がちゃんと出来たかは分からず。

自分が食べる前になくなってたんで特に問題はなかったんやろうと。


今回は大人だけでも参加者が10人になったんで皿もグラスも足らず。

割り切って紙皿やプラカップを多用させてもうたおかげで、だいぶ片付けは楽でしたわ。

それでも最終的に台所の片付けを終えたのは3時半頃でしたけどね。


今回は献立がなかなか浮かばずギリギリまで焦ってましたが、結果的にはかなり余るほどでしたわ。

初対面のご夫妻に無理矢理残ったモノを押しつけたり、他の人にも出来るだけ持って帰ってもうて残り物を減らしました。

宴会で料理が足らんのは最悪なんで料理の出来はともかくとして量だけは足りたんでヨシとしときましょう。


ここんとこ新ネタが全くないんで、次の家宴会までにはもうちょっと新しい料理を考えたいものです。


<後日 追記>
こばやしさんの奥さんのゆっきーさんのブログに宴会の記事がアップされてたんでリンクを追加。

*関西呑んべえマダムのキレイと元気を与える薬膳日記:料理男子の宅のみ会



*朝の体重:57.55kg弱。

*今月の休肝日:8日(今日も飲むことになりそう・・・)
 
 
posted by えて吉 at 16:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 自宅で宴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする