2012年07月26日

2日目はちょいドライブとがっつり外飲み

お客さんを迎えて2日目の飲み食いについてご紹介します。
 
 *1日目の家宴会についてはコチラをどうぞ。 

22日の朝は大阪らしからぬ爽やかさで気温も涼しく気持ちよかったですわ。

7時頃に起きてシャワーしてからのんびりしてるとゲストのmiki_dogさんからメールが入りました。

ええ天気やから寝てるのはもったいないとのことでした。

そこでシャワーだけしてもらったら、サクッと出かけることに決定。



8時頃に家を出て、朝ご飯はコンビニのおにぎりなんかで簡単に済ませました。



阪神高速の池田線で最後まで行って、そこから地道(国道176号線)で加西にある讃岐うどん屋「がいな製麺所」を目指すことに。


高速だと1時間ちょっとで着くんですが、開店が10時半なので早く着きすぎることを説明したら地道でオッケーとのことでした。




ちなみにこの日は走り出しからロードスターの屋根を開けて、オープンで。

miki_dogさんはかなりワイルドな旅もしてはって、とりあえずオープンでも構わんって言うてくれたんです。

ロードスターのことは「屋根無し号」と呼んでるくらいなんで、雨の時以外原則は常にオープンやと思ってます。

ゲスト、特に女性には無理は言わんように気を付けてるんですが、嘘でも開けていいって言われたんで文字通りの意味に受け取ってしまいました。




この日の朝のうちは気温が高すぎたり、日差しがキツ過ぎることもなく、オープンカーに乗るにはかなりええ日に感じました。

176号で三田を越えて、しばらく走った「古市」で左折して国道372号線へ。

 *ここまでええ加減に走ってきて、372に入る前に一旦止まってちょっと地図を確認。


372号線で社町の中心地あたりまで来るとちょっとだけ不安な区間がありましたが、国道175号へ右折してすぐにまた372号に入れて一安心。

「高岡」の交差点はちゃんと走った記憶があって、安心して右折して県道371号線へ。
次の「加西別府」の交差点も見覚えのあるパン屋があって楽勝で右折して県道79号へ。
中国道を越えて最初の信号で脇道に入ったら、もう楽勝。


「がいな製麺所」の駐車場に車を止めたのが、開店時間の3分ほど前でした。

地道では時間が読めなず、11時は回るかと思ってたんですが、開店時間にほぼジャストでした。








道中ではええ天気と緑に囲まれたルートの中、濃ゆい話をしてたんですが、その合間には1杯目をどうするかも真剣に考えてました。(^^)








加西の「がいな製麺所」の「かけうどん」

*加西の讃岐うどん屋「がいな製麺所」のかけうどん 330円


1軒しか行かないので、事前に2杯食べると宣言してありましたが、最初は熱いかけうどんで。

熱いのと冷たいのを頼むなら、先に熱いのを食べて汗かいても、2杯目で冷たいモノを入れて冷やせばええやろうという作戦です。

1杯目を食べ終わる前に他のお客さんを見てると、「ネギ大盛り(50円)」がスゴイたっぷりだと判明。

お代わりではネギ大盛りで行くぞと決意。


miki_dogさんは私とは逆に1杯目を”ひやかけ”で行ってはりました。






2杯目は「冷しょうゆうどん」

*2杯目は「冷醤油うどん」 280円

これに追加で大根おろし100円と、ねぎの大盛り50円を行っときました。

ネギと大根はざるうどんの出汁を入れるような器の中でもやや大ぶりのヤツに入って別添えでした。

上の写真は一番シンプルな”醤油うどん”の状態です。









これに別添えのネギと大根を乗せたんが、コチラです。











大根おろしとねぎを追加したらえらいことに

*大根おろしとネギを追加したところ

大根おろしは器に詰まってたのをそのまま乗っけただけなんで、あんまり多く見えませんが箸で崩してやるとうどんを覆い隠すほどでした。

これにテーブル上に置いてあるだし醤油をかけて食べるんですが、ネギと大根を上手いことがうどんに絡ますのが大変でした。

後半はほとんど大根だけを食べてる気分。

ねぎも一緒には食べにくいから、大盛りするんやったら最初のかけうどんでやるべきでしたわ。





とはいえ、熱いかけと冷や醤油ではうどんの雰囲気がだいぶ変わるんで、それを両方ともたっぷり楽しめたのは満足感が高かったですわ。



がいな製麺所は、もともとの1玉の量がたっぷりめやから2杯食べただけできっちりお腹が膨らみましたわ。




<参考情報>

*がいな製麺所:食べログ


電話:0790−45−0848

住所:兵庫県加西市和泉町25−2

営業:10:30〜15:00(土日祝〜18:00)

定休:6月と12月の第3月曜、元旦・2日












帰り道は、行きと同じ道を戻る、高速でサクッと帰る、海側に出てダラダラ帰るのどれがいいかご相談。

miki_dogさんのチョイスで海側に出て帰ることに。

そこで県道79号に戻ってそのままひたすら真っ直ぐ進みました。

加古川で国道2号線に入って大阪方面へ。


走り出してから思いついたんですが、旅先で市場や商店街、スーパーなんかに寄るのが好きだというmiki_dogさんなら明石の「魚の棚(うおんたな)」も楽しいんじゃないかと。




明石に寄る予定で、だらだら2国を走って、途中でコンビニ寄って飲み物とトイレ休憩。
これが昼過ぎでしたが、ここからはロードスターの幌を上げて走ることに。

ここからは私でもヘロヘロになりそうなんで、miki_dogさんには危険だろうと。

無理してずっと陽に焼かれてると体力が無くなって夜の外飲みが楽しめなかったら困りますしね。

それにしても女の人でここまでオープンにつき合って頂けたのはかなり嬉しかったですわ。






明石までたどり着いた頃には、焼けて熱々やった車内もクーラーのおかげでだいぶマシになってました。

駐車したらまた熱々になるとは思って、miki_dogさんも少し迷われてましたが、東京の人にはなかなか来る機会のない明石なんで予定通り寄ることに。

2国沿いのパーキングに車を止めて魚の棚商店街に行ってみると、「昼網」と書かれた魚が多くて、割とタイミングのええ時に行けたのかもしれませんわ。

miki_dogさんは翌日にお仕事やし、夜は外飲みの予定やったんで魚などは買う訳にも行かず「見るだけ」で我慢。

miki_dogさんは国産の金ごまを安くで買えたようで、それが唯一の買いモンでした。


八百屋で生の「ずいき」を確認して貰ったら、見たことないって言うてはりました。

当初はこんな感じのズイキの煮物を食べて貰おうと思ってたんですよねぇ・・・。

 *生のずいきの写真はコチラにあります。

結局”和もん”が入るとややこしいかと思って献立から抜いてしまったんですが、せっかくやから食べて貰えば良かったですわ。

覚えておいて、もしまたいつかチャンスがあるなら料理させて貰いましょう。






明石の商店街を軽く流したら、車に戻って大阪方面へ。

まだ昼間の早い時間やったんで、2国も混まんかと思ったんですが、そこからはけっこうな混み具合。

しかたないんで、一番近いICから高速に乗りました。


神戸を越えたあたりで眠くなったんで、いつでも路肩に止められるようにまた地道へ。




結局大阪には3時頃に帰還。




道中では晩の外飲みをどうするかずっと考えてたんですが、結局チャリで行ける地元の店にご案内することに。

海鮮の安い某立ち飲みの緑橋の店なら早い時間から開いてるし、体験して貰ってもええと思ったんですが、チャリではキツいなぁと断念。

1軒目の開店時刻が17時半やったので、ちょいと休憩することに。


冷たいシャワーを浴びたら、部屋でジントニなぞを飲りながら、前日残ったさいぼしを摘んだりして時間調整。



チャリで出発したら、汗をかかないように出来るだけのんびりと北巽へ。


ここ最近行くようになってけっこう気に入ってる串焼きホルモンの「串源」へ。

開店直後に入ったら席はあったんですが、カウンターでも詰めて座ってくれって言われたんで週末はかなり混むようでした。

座ってからでも予約の電話が入ってたんで、人と行く時は予約しとかんとアブナイですな。

メニューを確認すると以前と全く変わってなかったのが嬉しい誤算。

ニコニコと旨いホルモンを頂きました。



ここでは瓶ビールだけを3本だったか飲んでサクッと切り上げ。

店の候補ではmiki_dogさんがビール好きだっていうんで、”なかもず”にあるクラフトビールのお店も提案したんです。

ところが、「ビールなら瓶ビールがいい」との男前なお言葉でそこはパス。




続いて向かったのがうちからすぐ近くの「田島屋」っていう割とコテコテな居酒屋。






田島屋の「生トリ貝」

*生のトリ貝

トリ貝って茹でたヤツが一般的やと思うんですが、生のヤツが出てきたんでちょっと意外でした。

これは最後で量が少なかったみたいなんですが「あるだけ出してくれ」ってお願いしました。



菜の花のごま和え

*菜の花のごま和え

季節的に生ではないやろなぁ・・・といいながら摘んでました。(^^;




このお店では私は燗酒をやることに。

ビールも飲りながら、miki_dogさんもお酒を入れてはりました。





ちょっと小ぶりな「岩牡蛎」

*ちょっと小ぶりな「岩牡蛎」

他のお客さんのはえらくデカイヤツが1個だけのようでした。

サイズである程度加減してるんでしょうなぁ。

小ぶりやったけど、今季初めて岩牡蛎を食べられたんでご機嫌でしたわ。






関西らしく「ハモの落とし」

*関西らしく「鱧の落とし」

家宴会で鱧をお出ししようかと思ってやめたんで、ここでオーダー。




他にもなんか食べたと気がするんですが、写真は以上。

ちなみに2軒ともお勘定がなんぼやったかは忘れてしまいました。





その後、家に帰ってもまた飲み直し。


かなり夜遅くまで飲んで、そのまま記憶がないまま寝てしまいました。





翌日は朝ご飯をどうするかお聞きすると、うどんがいいとのことやったんで手元にあった安もんで細めの生讃岐うどんを湯がいてかけうどんで食べていただきました。



私はまだ食欲がなかったんで食べずですが、miki_dogさんが食べ終わったらちょっとせかしながら用意して貰って車を出しました。


出張先の北摂までは、阪神高速も混まず、その後の地道も混まず、ほぼベストタイムで到着。

だいぶ早く着いたんで、仕事先のちょっと手前で時間調整。




まだちょっと早いやろうけどって時間に動き出したんですが、そこからほんのちょっと先まで異様な渋滞。

私は遅れるのが異常に嫌いなのに、現場そばに着いておきながらmiki_dogさんを遅刻させてしまうという大失態。

車を降りて貰うまで、ものすごくイヤな気分でしたし、お別れしてからも落ち込んでしまいました。





2日間にわたって濃ゆく飲み食いにおつき合いいただいたmiki_dogさんに最後で迷惑を掛けてしまい、大反省ですわ。



最後で大チョンボをやらかしましたが、久しぶりにお会い出来て、非常に楽しかったですわ。


普段の様子を聞いてるとかなりお忙しいようなんですが、またチャンスがあれば声かけて貰いたものです。






*朝イチの体重:57.10kg(上出来な数字)

*7月の休肝日:8日/25日中(前日までの休肝日日数をカウント)
今日は絶対休肝日するぞ。
 
 
posted by えて吉 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月18日

生レバーを食べたくて地元の串ホルモン屋「串源」へ

何年か前から気になってた地元の串焼きホルモン屋「串源」に行ってきたので、それをご紹介します。

行ったのは15日の金曜日になるんですが、この日は昼頃から「生レバーが食べたいなぁ」ってなことをツイッターの方で呟いてました。

元々生レバーは好物なんですが、ここしばらくTVのニュースで「生レバーの禁止」ネタでなんべん流れるんで刺激されてたんです。

そのつぶやきにいくつかの反応があって、さらに食べた意欲が刺激されてしまいました。
最初は雨降るやろうから出かけるのは無理やと思ってたんですが、夕方になっても雨は降らず。

雨は夜になってからっていう予報やったんで、我慢しきれず飛び出してしまいました。





で、生レバーを食べる先として選んだのがうちからはちょっとだけ離れてますが地元の「串源」ってお店。

チャリや歩きで北巽のあたりをブラブラしてる時に何度も前は通ってるんで場所はお馴染みなんですが今まで一回も行ったことがありませんでした。

お店の情報をグルコバでお世話になってるこばやしさんのサイトで知ってからもう何年も経ってました。

生レバーと関係なしでも行きたいお店やったんですが、生レバーのおかげできっかけが出来ました。





チャリで10分もありゃ着くトコなんで、開店時間の5時半から逆算して家を出発。









生野区北巽の串焼きホルモン屋「串源」

*生野区北巽の串焼きホルモン屋「串源」

ほぼ開店時間ジャストに着いたらカップルが店の前で記念写真を撮ってはりました。

その人らが写真を撮り終えたら、私もネタ用にこの写真を押さえて、お店へ。








瓶ビールをお願いして、メニューをチェック。









サッポロのラガーと突き出しのナムル

*サッポロのラガーと突き出しのナムル

左はわかめと三つ葉?を和えてあったんですが、なかなか風味が良くて旨かったですわ。
お店のシステムが分からんかったんですが、先客が生レバーを本数でオーダーしたんで私もそれをマネしました。





禁止の前に串源へ食べに行った「生レバー」

*串源で食べた「生レバー」 130円×2

丁寧に切りそろえた生レバーが1本に3切れほど刺されてました。

味に厳しいこばやしさんが認める店だけに、臭みは無く、甘みがあってかなりジョートーに感じました。





鮮度のええ生ホルモンに強いとのことやったんで、生肝のほかにもお刺身でいただくことに。

メニューには子袋タタキ、子袋ぶつ切り、生心臓、生センマイ、チレセンが各700円。

生ミノは800円と書かれてて、これが1種類だけちょっと高いのが面白かったんでオーダー。

ミノって焼き肉屋で食べたり、湯がいたヤツをポン酢で食べるのは家でもやりますがお造りで食べるなんて初めてのように感じました




珍しい生ミノの刺身

*珍しい「生ミノの刺身」 800円

お皿はそんなに大きくないんですが、一人で食べるにはたっぷり過ぎるほどでした。

初めて食べましたが生でもしっかりした歯ごたえがあって旨かったですわ。







生モンをオーダーしてから、焼き物もオーダーすることに。

お店の串焼きホルモンは1本100円と130円に分かれてました。

ホルモン好きのくせに部位名に疎いんで、メニューを見てたら100円のヤツが面白そうに思いました。

そこで100円の串5種類を端から順に1本ずつ全部お願いしてみることに。

コリコリ、シンゾウ、プップギ、コブクロ、アカセンを注文しました。




座ったのはカウンターの焼き場の正面だったんですが、まだ焼いてない時から非常にええ印象を受けてました。

キリッと締まった表情の大将がカウンター内に立ってはったんですが、いかにも職人って感じの方でした。




すごく繊細な焼き方の「焼き場」

*すごく繊細な焼き方をしてた「串源」の焼き場

炭焼きの焼き台に3本の角棒?が渡してありました。

その間に2列に串焼きを並べられるようになってるんですが、炭の高さの調整がまず細かい感じ。

写真の左側のネタケースから仕込みをしてある串を手にとっても、気に入らん切り身があったら、串から抜いてカットしたり、串を打ち直したり。

炭火の上に置いてからも、ものすごい丁寧な焼き方でした。

ある程度焼けたら串に刺さってる肉と肉の間を微妙にいじってちゃんと火を通してはりました。

そういう一連の所作が非常にプロっぽくて、眺めてるだけでもほぉ〜って感じでしたね。




ホルモンの串焼きは「シンゾウ」から

*串焼きホルモンは「シンゾウ」から

5本のうちから最初にこの心臓だけ焼き上がって渡されました。

焼き台の前の透明の板の下に隙間があって、そこから皿の上に置いてくれました。




串源の串焼きホルモンのたれ

*串源の焼き物のたれ

ちょっと辛みのある味噌が添えられてましたが、味は割とあっさりに感じました。






続いて100円の串焼き4本が登場

*残りの4本は揃って登場


メニューには焼きモン以外に、一品料理やチゲ、ご飯類、スープや冷麺と思ったより色々ありましたねぇ。

鍋メニューは、ワタリガニチゲ、ホルモンチゲ、メンテチゲとあって各1500円。

メンテチゲとはなんぞや?と思って今調べると、魚のチゲのようでしたわ。

検索で上がってきたのが、思い切りこの店のことを取り上げたブログで笑ってしまいました。

何人かおったら鍋なんかをつつきながら串焼きを食べるのも楽しそうに感じました。



串焼きのバラとツラミを追加したはず。

*串焼きの追加でバラとツラミ 各130円


生レバーがあまりに旨かったので、追加であと2本頂きました。

お酒の方は瓶ビール1本のあと、芋焼酎のロックを2杯頂きました。

お腹はまだ一杯ではなかったんですが、2杯目の焼酎が空いたところで終わっておきました。

お勘定はすべて3780円でした。





ホルモン料理って、B級っていうよりもっとディープなイメージがあります。

自分の育った町ですが、生野って街自体もかなりディープっちゅうかややこしいトコ。

そんな街のホルモン屋ってことで、濃ゆさを予想して行ったんですが、焼き方の繊細さを目にしてお店の方に「失礼しました」って気になりました。

初めて行くまでにかなり年数が経ちましたが、これからはちょこちょこ覗いてみたいですわ。




お店の中もスッキリしてるし、ここなら西成なんかよりずっとずっと万人向きですわ。



<参考情報>

*串ホルモン「串源」

住所:大阪府大阪市生野区巽中1-14-13

電話:06−6754−7793

営業:17:30〜24:00

定休:木曜日





*朝イチの体重:56.95kg弱(身内で外食したけど食べた量少ないし、飲み過ぎたからなぁ。)

*6月の休肝日:6日/17日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月03日

何年も狙ってた平野の串かつ屋「ごん吉」へ

もう何年か前から狙ってた平野区にある串カツとどて焼きの店に出かけたのでサクッとご紹介します。

行ったのは30日の水曜日なんですが、その串カツ屋の前はもう何年も通ってたんです。
場所としては内環状の「流町」の交差点から南港通りを東に行った通り沿い。

 *ヤフーの地図ではこのへんになると思います。

この店の前はうちから奈良の家へ行くルートやし、少し前まではこのルートを通って母方のばあちゃんが入ってた施設へ行ってたんです。








平野区の串かつとどて焼きの店「ごん吉」

*平野区の串かつ屋「ごん吉」の店構え

この店構えに惹かれたんです。

前を通るのは夕方が多いんですが、たまに夜通ると簡易のテーブルやイスで店の外にまでお客さんがあふれてるんです。

ずっと行こうと思ったまま、家からチャリで行くとほんの少し遠く感じる場所なんで延び延びになってました。


長いこと狙ってたくせに、この近所で屋台の立ち食い形式の「武田」っていう串かつ屋に行ってしまったり。












今年に入ってから何年かぶりにフィットネスに通い出したんですが、その施設は「流町」の交差点のすぐそば。

車で風呂だけ入りに行ったりもしてたんで、温かくなったらチャリで行って湯上がりに「ごん吉」に行ったろうと思ってました。

ところが、フィットネスの方は、どうにもペースが作れず週1回行くのもおぼつかないありさま。

何千円も払うて週1回未満じゃもったいなすぎるんで、結局辞めることに。

この日に退会手続きに行くのに合わせて、狙ってる串かつ屋を攻めることに。




チャリで出かけようかと思ってたら、タイヤがいきなり裂けてて近所のチャリ屋でまずタイヤ交換するハメに。
 *3500円という予定外の痛い出費

フィットネスで手続きをしたら、だいぶ腹が減ってたので、スズメの行水程度にチャポンと湯に入りました。




フィットネスのそばの住宅街を入って行ったトコにも「いぬい」っていう串かつ屋があるとこばやしさんのブログの記事で読んでました。

ちょっと遠回りやけど、お店の前を通って場所だけ確認しておきました。

腹減ってるから絡め取られそうになりましたが、なんとか初志貫徹してスルー。








「ごんきち」のことは気になってたんですが、特にネット上で情報を集めたりしてなかったんで串カツの値段などはさっぱり分からず。

場所的にもそんなにムチャは言わんやろうと入ってみました。


お店に着いたのは6時頃でしたが常連らしきおばちゃん一人とお店の人が二人。

店のテレビで私には分からんけどジャニーズ系のコンサートのDVDを見てはりました。



瓶ビールをもうて注文はメモに書くというスタイルやったんでまず何品か書いて店のねぇさんに渡しました。





1本70円がほとんど「ごん吉」の串かつ

*1本70円がほとんどの「ごん吉」の串カツ

串カツ2本、肝とズリ1本ずつ、梅いわしのどれも70円。
 *いわしは写ってません。

カツ自体は割と小ぶりで、サクッと上がってあんまりしつこくなかったですわ。



どて焼きも看板に書いてあるから食べとかんとなぁとオーダー。

まだ温まってなかったのでしばらく待つ間に、もうちょっと串を追加。




追加で頼んだ「ごん吉」串かつ 

*追加で頼んだ「ごん吉」の串カツ

なす、玉ねぎ、うずら、たこ、イカを追加したかと・・・。





非常にあっさりしてた「ごん吉」の「どて焼き」

*非常にあっさりした「どてやき」

これは今まで食べたことないほどあっさりして薄味でした。

個人的にはもっと濃ゆい方が好みでしたが、なんでも食べてみんと分かりませんからね。

これはおそらく300円だったんじゃないでしょうか・・・。

ビールは2本飲みましたが、1本480円でした。


以上をサクサクッと食べてお勘定は2010円という安さ。



これくらい安いと昼間に営業してくれてたらサクッと昼酒を入れたい時にありがたいんですけどねぇ・・・。

営業は夕方の5時頃からだったようです。



何年も狙ってたお店に行けて、串カツも美味しくご機嫌でしたわ。







お店の情報はネットにあるやろうと安心してたんですが、意外なことに飲食店のガイド系サイトに捕まってなかったですわ。

大通りにあるし、長年営業してそうやにに意外なほどネットに情報が少なかったです。



<参考情報>

*串かつ・どてやき「ごん吉」

住所:大阪市平野区平野南1丁目あたり

電話:不明

営業:不明

定休:不明







*朝イチの体重:56.90kg(久々の57kg切れや)

*6月の休肝日:0日/2日中(前日までの休肝日日数をカウント)
  
 
posted by えて吉 at 16:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

針中野の割烹「幸」へ(3回目)

23日の水曜日に出かけた月一のまともな外食について自分のメモがてらアップしておきます。

最初に白状しておくと、お店の居る時は気合いが入ってるせいか酔いはそんなに回らんかったんです。

でも、酒の進む献立でしっかり飲んでたんで家に帰ってから酔いが回って沈没。

ある時点で酔いがキツくなって、そこから遡って記憶が飛んでしまいました。


というわけで、ちょっと前に食べたモンやのに一部記憶がはっきりせんトコがありますのでお許し下さい。



最近はほんまに簡単に記憶が飛ぶんで、飛ぶことには開き直ってるんです。

でも、確かに美味しく食べてた感触があって、その時に印象に残ってた料理のことが後になって思い出せんってのは嫌なモンですわ。(^^;








今月は外食や家宴会が多い印象やったんで、月一の外食をするか迷ってました。

でも、以前決めた店に通ってた時は、毎月毎月変わる料理の献立で微妙な季節感の変化を感じてたので今月の料理を確かめたくて出かけることに。


ちょっと遠回りしてフィットネスに寄って、運動は無しで風呂だけ入って行こうかと思ってました。


ところが、出かける予定にしてた時間の直前に実家の仕事がらみで来客があり風呂は断念。



風呂無しなら余裕がある時間には身が空いたので、4時半頃にチャリで駒川中野へ出発。



ちょっと早く着いたので駒川商店街をゆっくり見たり、周りの飲食店をチェックして時間調整。




5時過ぎにお店に行くと座敷もカウンターもけっこう予約が入ってるようでした。


平日やから安心してたんですが、カウンターの中では10人分以上の皿が既に並んでました。





今回も5000円の懐石コースをお願いしました。







写真の枚数が多いのでどんどん貼っていきましょう。







まずはつきだしから。








つきだしは「もずく」と「小芋の煮物」

*つきだしの「細もずく」と「小芋の煮物」

産地がどこかは分かりませんが糸のように細いモズクで非常に食感がよかったですわ。


最初は瓶ビールをお願いして、ちびちび舐めながらスタート。


大人数の予約が入ってるけど、大将以下、料理人さんらは愛想よう私らにも話しかけてくれたりしてました。





お造りの盛り合わせ

*お造りの盛り合わせ

マグロ、いか、鯛、ウニで内容的には前回行った時とほぼ似通ってました。

ビールはまだ残ってましたが、お酒をぬる燗でお願いしました。

たっぷり入る柄付きのお銚子で出ましたが、最初は1合入りやったんで、次のお代わりからは2合でお願いしました。




酒が進んだ「おこぜの肝」

*お酒が進んだ「おこぜの肝」

これは予約で入ってたお客さんにオコゼを出すからと大将が肝だけ出してくれはりました。

おこぜだけでも贅沢品やけど、さらにその肝だけなんて嬉しいですねぇ。

久しぶりに食べましたが、非常に酒が進んでニッコリしてしまいました。





稚鮎としらさえびの塩焼き

*稚鮎としらさえびの塩焼き

シラサエビは、頭の殻だけ外したら丸かぶりでどうぞと説明がありました。

生エビの刺身はあんまり好みじゃないんですが、こうやって塩焼きにしてくれると香ばしくていいですねぇ。

日本酒でもビールでも旨いお料理でした。



冬瓜のかにあんかけ 鴨ロース添え

*冬瓜のカニあんかけ 鴨ロース添え

大将の右腕らしき店長さんが冬瓜だけじゃ寂しいから鴨も添えましたってなことを言うてはりました。

サービス精神が旺盛なんでしょうねぇ。

私らは冬瓜だけ焚いてても全く文句ないし、それがかにあんかけなら十分って思いましたけどね。

冬瓜はかなり柔らかめに炊かれて出汁の風味がよう効いて旨かったですわ。





先月と同じ「おこぜの唐揚げ」

*「おこぜの唐揚げ」

最初に懐石コースをお願いすると店長さんが「油モンは先月と同じおこぜを予定してるけど、どうしましょう?」と気ぃ使こてくれはりました。

おこぜの旬やから先月と同じ料理になったんでしょうが、予約のお客さんで大忙しの日に飛び込みで入った身としては無理を言う気なんてなし。

「お店の都合優先でお願いします」とお伝えしました。


オコゼ以外には沢ガニと珍しい「鯛の白子」も入ってました。



毎回違う料理が出る方がより嬉しいのは事実ですが、気遣いも嬉しかったので大変美味しく頂きました。





あっさり旨い「鱧鍋」

*あっさり旨い「鱧鍋」

スーパーなんかじゃもう”はもちり(鱧の落とし)”が並んでますが、個人的にはもうちょっと後で食べたいですねぇ。

なので”ハシリ”の落としではなく、小鍋仕立てで出てきたのは嬉しかったですわ。

鱧と一緒に入ってたのは、新タマネギだったはず・・・。


出汁だけでも酒が進むお料理でしたよ。





ほたて真薯と桜エビのかき揚げ

*ほたて真薯と桜エビのかき揚げ

ほたてのしんじょは、海老の下におって見えませんねぇ。

緑のソースみたいなんはなんでしたっけねぇ・・・。

上にそら豆が載ってるからそれを流してるんでしょうか・・・。

お店の方に尋ねてないと思うんですが、なにぶん記憶が怪しいもので・・・。




酢の物「鯵のきずし」

*酢の物「鯵のきずし」


鯵のきずし(〆鯵、鯵の酢じめ)やったと思うんですが、ちょっとだけ自信がありません。

流し函で固めたキュウリとカニ?が添えられて、奥におるのは白ズイキだったんじゃないかなぁ・・・。(^^;

お料理をよばれてる時に美味しく食べてた印象は残ってるのにねぇ・・・。

記憶が鮮明なら2度楽しめるのになぁって気分ですわ。





ほうれん草のお浸し

*ほうれん草のお浸し

メモもなく記憶もやや不明瞭。ほうれん草じゃなかったかなぁ・・・。




〆は「鯛めし」

*〆は「鯛めし」

鯛めしはちゃんとメモに書いてあったんで間違いないです。






デザートのアイスクリーム

*デザートのアイスクリーム


私は基本的にデザート必要としないんです。

でも、食べながら美味しいなぁと思ってました。

ところが、今となっては何のアイスか自信がないんですよねぇ・・・。


印象では紅茶じゃなかったかと思うんですが・・・。






一部記憶が不確かでお店には申し訳なく感じますが、大変満ち足りた月一の贅沢やったのは間違いないです。


この日のお勘定はお料理が5000円やのに、結局9900円もしたんで、ちょっと飲み過ぎたんでしょうねぇ。


パカパカとバカみたいなスピードで飲んだつもりはないんですよ。

ただ、美味しい料理やと食べる方がちょっとずつになって、その合間にゆっくり飲んでも総量が増えてしまうんですよねぇ。

旨い料理やったがゆえの飲み過ぎやからヨシとせんとしゃあないですわ。







<参考情報>

*割烹「美味求真 幸(こう)」:公式サイト

住所:大阪市東住吉区鷹合2丁目1−9

電話:06−6697−2222

営業:11:30〜15:00・17:00〜23:00

定休:木曜日



posted by えて吉 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

駒川ホルモン

南港通り沿いにあって何回か前を通って気になってた豚ホルモンの店に来ております。

1本60円からで安くて旨いですわ。

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<後日 追記>

しばらく前に店の前を通って気になってたんで、チャリで出かけてみました。

場所は駒川中野の駅から今里筋の方へ少し行った南港通り沿いなんで非常に分かりやすいです。

大阪では珍しい豚ホルモンが食べられるってんで楽しみ出かけました。



「駒川ホルモン」の店構え


昼間はタコ焼きみたいに持ち帰りだけかと思って店の人に確認すると中で食べられると。

持ち帰りで買うてコンビニの缶ビールでやっても良かったんですが、せっかくなんでお店の中で食べさせて貰うことに。



レアモンが並ぶ「駒川ホルモン」のバックバー


中は立ち飲みスタイルで壁のメニューを見ると料理の種類はかなり少なめでした。

串焼きホルモンとして「ホルモン」、「キモ」、「アブラ」が各60円。
野菜の焼きモノは白ネギとニンニクが各60円。
肉物の「バラ」「ハラミ」が110円。

串焼きでは日替わり?でこの日は「チレ(膵臓)」が60円でした。

食べ物はこれ以外にキャベツとキムチ、平日昼限定で焼きそばがある程度。

バックバーの酒瓶をみると有名なレアモン焼酎なんかが並んでて、値段は割と安く感じました。

どれくらいの量を注ぐか分かりませんけどね。

個人的には前から気になってる芋焼酎の「川越」が400円とかなかなか手に入らん泡盛の「春雨」が400円ってのはええなぁと感じました。

「魔王」の600円も割と安い方じゃないですかねぇ・・・。

駒川ホルモンの鉄板周り

*駒川ホルモンの鉄板周り

何種類か焼き置きもありましたが、鉄板の上で焼き直してくれてました。

店の前に車を乗り付けたオッチャンらがまとめて買うてはりましたわ。

ホルモンの串焼き色々

*豚ホルモンの串焼き色々

串の形が違う2本がバラとハラミで、どっちがどっちか分かりませんが1本はちと固かったですな。

これより60円の串の方が美味しかったですわ。

最近じゃ1個当たり50円するタコ焼きがあったりしますが、串1本60円はかなり安いですねぇ。

肉モンを一種類ずつ全部頼んでから、ホルモンを2本追加でお願いしました。

ビールは生だけやったと思うですが、ジョッキで350円。

生ビールを2杯飲んでお会計は1280円やったんでけっこう安く感じました。

この日はサクッと切り上げたんですが、夜やったら川越を飲みながらもうちょっとじっくり食べてみたかったですわ。

ただ、料理の種類があんまりないから同じモンをたくさん食べることになりそうですけどね。

お店は去年の11月で1周年を迎えたから、1年半ほどになるとのことでした。

5月の19日だったと思うんですが阿倍野に2号店が出来るそうですわ。

阿倍野筋から辻調(美章園)の方へ降りる道沿いで、前はタコ焼き屋やったとこに開けるって言うてはりましたわ。

阿倍野にしても針中野の店にしても、昼間に軽くモツモンが食べられるのはありがたいんで、これからもチャンスがあれば寄りそうです。


<参考情報>

*駒川ホルモン:食べログ

住所:大阪府大阪市東住吉区針中野1−4−3
電話:06−6700−2912
営業:13:00〜22:00
定休:不定休




<記事のカテゴリを変更>
 
最初は「携帯より」になってましたが、「食べ歩き」に変更。



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2012年04月24日

2度目も大満足した割烹「幸」@針中野

先週の水曜日(18日)に出かけてきた針中野の割烹「幸」についてご紹介します。

前回行ったのは2月の中旬なんですが、その記事を読んだHALUさんがえらく反応してくれました。

好みに合うたようで一緒に行こうというてくれたんで、タイミングを計ってました。

HALUさんは出来るだけ魚の旨い冬の時期に行きたいってことやったんですが、3月はお互いバタバタしてて日程が合いませんでした。

季節は冬から春に入ってしまいましたが、HALUさんがオッケーとのことやったんで出かけることに。

当日はうちとHALUさんとこの中間地点で待ち合わせる約束やったんですが、ちょっと早かったんで私がチャリでお店まで。

ビールを1杯もうて、食前酒代わりに。(^^;




5時の開店に合わせてHALUさんのお店を出て、チャリ2台で駒川中野方面へ。

駒川の商店街を歩いたことないって言うんで、チャリを押して南港通り側の端から反対の端まで通り抜け。



お店についたのは5時ちょっと過ぎやったかと。




先客はないようだったので、二人でカウンター席に座らせて貰いました。



一品料理も色々あるんですが、HALUさんが懐石コースでええとのことやったんでコースでオーダー。

コース料金は5000円、7000円、10000円と分かれてたんですが、5000円のヤツで行っといて様子を見えて追加でなにか頼もうという作戦でした。



最初はHALUさんがチューハイ、私は瓶ビールで乾杯。

HALUさんはビールが好きじゃないんで、初っぱなから日本酒かと思ったんですが、ちょっと可愛く攻めたようですわ。



「竹の子の木の芽和え」と「ごま豆腐」

*「竹の子の木の芽和え」と「ごま豆腐」

つきだしの木の芽和えはHALUさんの大好物やそうで、ええスタートでしたね。

HALUさん曰く「ドンブリに一杯食べたくらい好きや」とのこでした。

私も春先にしょうもない市販品に手を出してしまって、なんだかなぁ・・・と思った後やったんでちゃんとした木の芽和えが嬉しかったですねぇ。





鯛、マグロ、イカのお造り

*鯛、まぐろ、いかのお造り

刺身の種類としてはオーソドックスやけど、なかなか良かったですわ。

添え物のニンジンが桜の花びら?を象ってるんですが、3枚の花が一つに繋がってたのがちょっとした驚きでした。

ニンジンの飾り切りを上手いことヒネってテトラポット?みたいな立体にしてありました。

真ん中のクリーム色のモンはパッと見ぃかまぼこみたいな形ですが、竹の子でした。



タケノコってよく「朝掘り」って書いて売ってますが、あれっていつの朝か分かりませんよね?

でもお店で使ってるタケノコは、お店の人が朝の6時から掘りに行って3時間以内に湯がいたホンマの「朝掘り」やそうですわ。




このお皿、全くそりがなく真っ平らな白い円板って感じやったんですが、自分じゃどう盛りつけてええか分からんからよう買わんやろなぁなんてことをしゃべってました。


フロアの女の子が添え物の野菜が残ってるところで下げようとしたんですが、ちょっと待つようにお願いしてキレイに食べました。

ただ、写真にチラッと写ってますが、台?に使ってたグレープフルーツの輪切りだけは残しましたけどね。

ちょっと食べにくかったのと、生魚が触れてたかもしらん果モンやったら残してもええかと。

HALUさんは私に合わせて残してましたが、それもちゃんと食べる気満々やったそうで、失礼しました。





つきだしを食べ終わるのがちょっと遅くてお造りと被ったんですが、そこからはお店の人が私らのペースが遅めやと把握してくれたみたいでした。

料理を出すペースをゆっくり目にしてくれたようで、ありがたかったですわ。



この後だったか、春らしく蛤のお椀が出たんですが、その写真は撮り漏らしてしまいました。

HALUさんに感想を聞いたら旨いって言うてたから椀物もちゃんとしてる分かって良かったです。
 *私が旨いと思っても、私の舌はまったく信用なりませんからねぇ・・・。





なすと鴨の煮物

*なすと鴨の煮物

写真やと器がちょっと大きめに見えるんですが、実物はそんなに大きくなくお料理が「キュッ」と盛りつけてありました。

HALUさんは「料理はキュッと盛るのが当たり前」って言うてましたが、最近は余白の広さで勝負してようなトコも多いですからねぇ・・・。



そうそう、前回お店に伺った時は大将が居てはらんかったんですが、今回は居てはったんでご挨拶をさせて貰いました。

板場の作業は店長さんが仕切ってて、大将はお客さんとやりとりしながら、存在で場を締めてるって感じでしたねぇ。

私らがお料理の添え物なんかについてしゃべってると

 「職人はどんだけ仕事するかが大事ですねん」

ってな趣旨で面倒がらずに手を掛けるようにしてるってなことを教えてくれました。



そんな会話をしてる私らの前では脇の方が剥き物を仕込んではったんですが、ちょっとプレッシャーが掛かったかもしれませんね。


前回一人で来ても適度にカウンター内とコミュニケーションがあったんですが、二人連れでもええ塩梅やったんで外で食事を楽しむ雰囲気が旨く盛り上がりましたわ。




朝堀り竹の子の醤油焼き

*朝掘り筍の醤油焼き

最初の木の芽和えから始まって、今回のコースは木の芽とタケノコがたびたび登場。


最初の瓶ビールを飲みきる前から私はお酒の燗を、HALUさんは冷やを頼みました。


私はもともと人と一緒でも手酌なんですが、HALUさんには注がせて貰おうかと思ったんです。

でも、「私も手酌で行きます」ってな男っ前なことを言うんでお互い手酌で。


注がんし、注がれん分ペースはかなりゆっくり目でしたが、お店の酒器はかなり容量が入ってるように感じましたわ。









桜エビとおこぜの天ぷら

*桜エビとおこぜの天ぷら


カウンターの中で可愛らしいオコゼをさばいてはるのはチラチラ目に入ってたんですが、5000円のコースじゃ入らんやろうと思ってたんですよねぇ・・・。

オコゼって、自分の中でジョートーな食べモン、チャンスがあれば食べたいモンって位置づけ。

なので一品料理のメニューに載ってるのを見て気になってたんですよねぇ・・・。

それが自分らの前に出てきたんで、余計に嬉しかったですわ。



揚げ物にはポン酢が付いてきたんですが、内心「桜エビや山菜は塩がええなぁ」と思ってたらHALUさんはちゃんとお願いしはりました。

それを聞いて大将が「確かにオコゼ以外は塩の方がええわ」って言うのがちょっとオモロかったですわ。





油物を食べ始めるとHALUさんが「カブトですか?」ってな一言を。






オコゼの頭でも入ってたんかと思ったんですが、そうやなかったんです。







写真の一番上にちゃんと写ってるんですが、私は全然気づいてませんでした。











「折り紙のかぶと」が隠れてました。

*「折り紙のかぶと」が隠れてました。

春巻きかワンタンの皮でしょうか、大将曰く「これは簡単や」とのことでしたが、気づいた時はなんかニッコリしてしまいました。


ちゃんとした料理屋さんでは、脇のモンもキレイに食べようと思うんで下におる白いウネウネしたやつも食べました。

これって春雨かなんかでしたっけ?無理に食べましたが、正直こいつはバラバラに崩れるんで食べにくかったですわ。







茶碗蒸しの器

*茶碗蒸しの器

茶碗蒸しが出てきたんで、HALUさんに「実は自分で作ったことないねん」って白状すると驚かれてしまいました。

基本料理の本なんかにも出てくるし、玉子もん好きやのにいっぺんも作ったこと無いんですよねぇ・・・。





茶碗蒸しって、寿司屋なんかじゃ味噌汁と選択する感じでどっちかというと料理の脇役って印象なのは私だけでしょうか・・・。





でも、こいつはけっこう個性派なんでかなり存在感がありましたよ。






贅沢にも「すっぽんの茶碗蒸し」

*贅沢にも「すっぽんの茶碗蒸し」


すっぽんって聞いて思わず、「すっぽん仕立てやないんですか?」って言うてしまいました。(^^;

実際に食べてみるとコラーゲンたっぷりぽい実がゴロゴロと入ってましたわ。


前回伺った時にはちょうどすっぽんをさばいてはったし、お店の鍋メニューにスッポンがあるのは知ってましたがこんな風に茶碗蒸しに使うとはビックリ。

前回、下処理だけしておけばある程度置けるって言うてはったんで、決してたまたま余ったもんの使い回しではないでしょうしねぇ。


食材の値段、食材の下仕事の手間を考えたら、この茶碗蒸しはかなり贅沢なお料理ですよねぇ。





ちょっと雰囲気が変わって「うなぎとフォアグラ」

*ちょっと雰囲気が変わって「うなぎとフォアグラの焼きモノ」

無理矢理和食で洋モンの高級食材を使う必要はないと思いますが、この一品は日本酒と食べても違和感なく美味しかったですわ。

フォアグラの量も多すぎず、終盤にちょいと濃ゆいもんをいただくってのも良かったです。

下にはアボカドがおったと思います。



ここでお店の人に残りの料理を確認したら、予想通りあとは酢の物とご飯だと。



コースの料理の目途が付いたんでHALUさんに追加料理を頼むならとお任せ。






追加で頼んだ「鯛の子とふきの煮物」

*追加で「鯛の子とふきの煮物」


このあたりまででお酒の大(2合)を2杯やってたんですが、3杯は多いかと思って「小」をお代わり。

横のHALUさんには「ププ、いまさら小ですか?」って具合にツッコまれてしまいました。

酢の物程度やったら小でええ思ったんですが、追加料理をつつくなるとねぇ・・・。






追加で頼んだ「うど 酢みそ」

*これも追加で頼んだ「うどの酢みそ」


この2品と酢の物で、結局小のお酒じゃ足らんようになったんですよねぇ・・・。


HALUさんの残り酒の量を確認して、ちょっと貰ってから結局二人で冷やを飲ろうと結局「2合」をお代わりするというぶさいくさでした。





懐石コースの酢の物

*懐石コースの酢の物

貝柱にホタルイカ、蟹と右っ側にワラビが居ったような・・・。



2品追加でこんな立派なヤツが出てきたら、そら酒が足りませんわねぇ。







元寿司屋のこだわり?「鉄火巻き」で〆

*〆に「鉄火巻き」

お店は元々寿司屋さんやったそうなんで、こういうとこにこだわりがあるんですかねぇ。

この鉄火はマグロのすき身やって言うてはったような言うてなかったような・・・。


あっさりと白ご飯に香の物、おみそ汁ってのに慣れてますが、こういう巻物も美味しいですね。






あっさり美味しかった「わらび餅」

*あっさり美味しかった「わらび餅」

甘すぎなかったんで私も美味しく楽しめましたわ。








混雑してなかったこともあって、料理人さんらとも喋りながら、ほんまにゆったり食事が楽しめましたねぇ。

普段喫茶店の料理を作ったりで忙しいHALUさんも久しぶりに落ち着いた食事が出来たと喜んでくれたようですわ。





この日のお勘定は19000円ちょいでした。

5000円のコース2つにそんなに高くないお料理2品の追加。

でも、お酒を最初にビールとチューハイ、その後日本酒の2合をそれぞれが2杯、1合を1杯、二人で2合を1杯と飲んだんですよねぇ・・・。

お店の一合なんで当然いくらかは少なめですが、HALUさんが5合に私が6合。


全くムチャに飲んだ気はないんですが、よう飲みましたねぇ・・・。


お店を出る時に大将が「よう飲みはりますねぇ」って言うてはったのも納得ですな。





酒代はちょっと嵩みましたが、旨い料理があったればこそお酒が進んだんですわ。

その意味じゃこれくらい飲みたいと思えるお料理やったのが嬉しいかぎりです。



2回行ってみて、この店にはこれからも通えると確信しました。








<参考情報>

*割烹「美味求真 幸(こう)」:公式サイト

住所:大阪市東住吉区鷹合2丁目1−9

電話:06−6697−2222

営業:11:30〜15:00・17:00〜23:00

定休:木曜日








>HALUさんへ

 つき合うてくれておおきにです。チャンスがあればまた一緒に行きましょう。





*朝イチの体重:56.80kg(夜にご飯物食べたけど軽すぎるくらい)

*4月の休肝日:9日/23日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 これで目標にリーチ!!
 
 
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2012年04月21日

桃谷のホルモン焼き屋「金屋」

地元というてええ位近所にあるのに全く知らんかったホルモン屋さんに行ったんでそのお店のことをサクッとご紹介します。

お店のことは、ホルモンみたいなオッサン向けな食いモンといえばこの人、「B級的・大阪グルメ!ブログ」のこばやしさんに教えて貰いました。

一度行きはったのをツイッターの方で読んでて、後日ご一緒させていただくことに。

場所は桃谷駅前から東に延びる桃谷商店街の中程で車の通る道と交わるトコを右に折れてすぐ。

ちなみ私の家のある百済方面からは、源ヶ橋から北に延びる猫間川筋を上がっていって勝山通りを越えたしばらく先って認識です。

このルートは私が鶴橋方面へ行く時にちょくちょく通るルートなんで、場所を聞いた時は不思議な気分でした。

通り慣れた道に私の好きなホルモン系の店があったなんてねぇ・・・。






行ったのは11日の水曜日になります。


何日か前に約束をしたんですが、天気予報はなぜかその日だけずっと前から「雨」。

うちからお店ってチャリなら10分ほどなんですが、公共交通機関を使うとなるとえらくメンド臭いんですよねぇ・・・。

待ち合わせの桃谷駅前へ電車で行くとなると天王寺で乗り換えせんとアカンからチャリよりはずっと時間がかるんです。

市バスで行く手もあって、それだと乗り換えはないけど1時間に1本くらいしか便がないし、そこそこ時間が掛かる上に現地のバス停から駅まではちょっと歩くんです。


電車嫌いとしては雨ならバスで行くつもりで予め時刻表をチェックして、当日は朝からずっと空模様をチェックしてました。


バスの時刻の1時間前にはなんとか雨は上がってました。

迷った末にチャリで行くことにしてちょっと早めに家を出発。







待ち合わせ時刻の30分ほど前にはお店の前に到着。







桃谷のホルモン焼き屋「金屋」の店構え

*桃谷のホルモン焼き屋「金屋」の店構え


私がこの場所を通るのって夕方までの時間なんで暖簾が上がってるのは初めて見た気がしました。

お店の外観写真だけ撮ったら、時間があったんでちょいと助走をつけることに。

ご案内いただく御大も既に助走中やとツイッターで読んでたものでね。

駅前に最近開店した今時な立ち飲みで軽く2杯入れときました。






こばやしさんと駅前で7時に落ち合ったら、来た道を戻ってお店へ。





お店のドアを開けるとL字型の小さなカウンターがあるだけでかなりこぢんまりしてました。

二人組の先客がいるだけでしたが、席数は8席程度のようです。


お店に入って壁なんかを見回したんですが、お品書きやメニューの類は一切なし。

そうなると勝手が分からんので、注文はこばやしさんにお任せ。



まぁ、メニューがあってもホルモン類の部位についてはいつまで食べてもさっぱり分からんので当てずっぽで頼むしかないですしね。(^^;


こばやしさんはまず生モンを頼みはったんですが、残念ながら一つは売り切れで生レバーは昨今の規制で取り扱いを辞めてしまったと。

お店を切り盛りしてる女将さんは84歳とのことでしたが、サッと焼いたレバーも美味しいって言うてくれたんでそれとどっかの部位でスタート。




最初はレバーともう一種類のホルモン

*最初はレバーともう一種類のホルモン

飲み物はこばやしさん曰く「ビールしかないかも」ってことで、とりあえずビールでスタート。

キムチなんかも頼んで焼き焼き。

焼きモノは注文ごとに女将さんがデカイボールの中で味付けをしてくれてましたわ。

どこにも値段がないんで詳細は不明ですが。酒も肉類も単価は5〜600円だろうってのがこばやしさんのお話でした。



ビールだけじゃ寂しいんで、念のために女将さんに聞いてみると酒と焼酎もあると。

そこで途中からは私は冷や酒をお願いしました。。





追加でホルモンの盛り合わせ

*追加でホルモンの盛り合わせとあともう1種類

すんません。横でこばやしさんの注文を聞いてたんですがなーんにも記憶に残っておりません。


ちなみにこばやしさんのサイトによるとオススメのオーダーは「盛り合わせ」と「ノドスジ」、生肉が行けるなら「こぶくろ刺し」やそうです。



店の雰囲気やら大人しげな女将さんを含めてええお店でしたねぇ。

お店はTVかなんかの取材拒否やそうですが、偉そうっていうんじゃなくて、あんまりお客さんが殺到したらようさばかんとか席数が少ないからじゃないですかねぇ・・・。



焼き肉をしょっちゅう食べようとは思わんのですが、ホルモンは大好きなんで覚えといてまた一人でふらっと食べに行こうと思います。

ええ感じの店を紹介してくれたこばやしさんには感謝です。


 *B級的・大阪グルメ!ブログ:取材拒否の超穴場ホルモン店「金屋」@桃谷

 *大阪・関西のB級グルメガイド:金屋  【桃谷 / 大阪市南東部】






それにしても生レバーの提供禁止って措置はどうにかならんのですかねぇ・・・。

罰金や懲役まで付けるなんてふざけた話をしとるんですよねぇ。

安全かどうかは食うモンの自己責任ってことで、「罰則なしの禁止」くらいに落ち着くとええんですがねぇ・・・。






<参考情報>

*ホルモン焼「金屋」

住所:大阪府大阪市生野区勝山北2−1−31

電話:06−6716−6167

営業:不明

定休:木曜日





*朝イチの体重:57.25kg(夜に炸醤麺&ライスをシバいたけど問題なし)

*4月の休肝日:8日/20日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 


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2012年04月10日

高速使って加西の「がいな製麺所」へ

贅沢にも高速料金払って加西のうどん屋「がいな製麺所」へ来ました。

かけうどん330円にかき揚げ150円。

旨い上に麺の量もたっぷりでここは安く感じるなぁ。

13340249889410.jpg




<同日後刻 追記>

温かくなってきてドライブ欲が湧いております。

今日は早く起きたら出かけようかと思ってたんですが、昨日は夜にコタツで沈没。

4時に布団に行ったせいで、早くには目が覚めず。

それでもちょっとドライブがしたくて「がいな製麺所」にうどんを食べに行くことに。

普通なら地道で行くんですが、家を出たのが10時で朝メシを食べてなかったので高速を使うことに。

地道で行くとちょっとややこしい場所にあるんですが、中国道の加西ICで降りたらスグだと判明。

ガンガン走って、加西ICを降りた信号を左折。

次に「玉野」の交差点を左折してしばらく走ると見覚えのある「加西別府」の交差点を無事発見。

加西別府を左折して県道79号へ。

道なりに走って中国道を越えて、最初の信号で左斜めの道へ。


しばらく走ると田圃の向こうに見慣れた建物とうどんの幟が見えてきたので右折してお店の駐車場へ。

車を止めたのが11時20分でしたが、すでに車が何台かにバイク、本気系チャリダーのグループなどが居てました。

地道で来るとけっこう遠いトコなんですが、高速だと1時間ちょいで着いてしまいました。





加西の「がいな製麺所」の店構え

*加西の「がいな製麺所」の店構え

この店構えからして香川のうどん屋っぽですよねぇ。

加西市の辺鄙なトコにあるのに平日の11時台でもお客さんが何人も入ってるのはスゴイですよねぇ。





「がいな製麺所」のうどんメニュー

*「がいな製麺所」のうどんメニュー

メニューのシンプルさも本場チックですなぁ。

値段も関西の讃岐うどん屋としてはかなり安めなのが嬉しいですわ。





がいな製麺所のセットメニュー

*「がいな製麺所」のセットメニュー

天ぷらの盛り合わせと定食メニューですが、これ以外にも日替わりで天ぷらとご飯がセットになったモンもやってはりました。

チラッと他のお客さんのを見ましたがけっこうお得そうでした。


まぁ私らみたいにヨソから行ったモンは定食を食べるとそれだけでお腹が膨らんでしまうんで食べようとは思わないですけどね。


携帯から写真はアップしましたが、デジカメで撮ったヤツも貼っておきます。




熱い「かけうどん」

*熱いかけうどん 330円

かけでこれくらいの値段だとありがたいですねぇ。



相変わらずデカかった「かき揚げ」

*相変わらずデカかった「かき揚げ」 150円

どんなかき揚げか忘れたんですが、でかくてざく切りの野菜に火が通り切らんタイプやったんですねぇ。

かき揚げは出汁に浸けて食べたいけど、巨大過ぎるんでいつくかにちぎって少しずつ入れて食べました。

私にはちょっとデカすぎるんで、値段は同じでもええからもうちょっと小さい方がありがたいですわ。

頼んで小さめに揚げて貰うって出来ればええんですが・・・。




この掻き揚げうどんだけでもかなり食べ応えがありましたが、加西まで行ってるんで1杯だけではもったいないなぁと。

朝の体重に余裕があったこともあって、お代わり行っときました。







2杯目は「冷たい醤油うどん」

*2杯目に「冷たい醤油うどん」 280円

いわゆる「あつあつ」でもしっかりコシがあるタイプの麺です。

それがピシッと冷えてるからキッチリしたコシがありました。

すべすべの表面にしっかりしたコシで非常に旨かったですわ。


こうやって熱いかけのうどんと冷たいヤツを連ちゃんで食べられると満たされた気分になりますねぇ。

普段は昼メシをあんまり食べないようにしてるんで、しっかりお腹一杯になるまで食べられたことと合わせてご機嫌でしたわ。


お代わりのうどんを待つ間にメニューを見てても思ったんですが、出汁を効かせたカレーうどんをやってくれたら嬉しいんですけどねぇ・・・。








<参考情報>

*がいな製麺所:公式サイト

住所:兵庫県加西市和泉町25−2

電話:0790−45−0848

営業:平日10:30〜15:00 土日祝10:30〜18:00

定休:不定休









帰り道は当初国道372号に入って社方面に進み、古市で国道176号に入るという慣れたコースで行くことに。

ところが、372号が国道175号線に当たったトコで右折したら、372号を見過ごしてしまいました。

しばらく175号を走ってたら県道で「三田」へ行けるという標識を見つけたんで左折。

何号線やったかは忘れましたが、そこからはてけとーに三田方面へ。


最終的に三田の市街地のハズレにあるボーリング場の前(「宅原」交差点)で国道176号へ合流。


そこからは走り慣れたイナロクを宝塚方面に走ったんですが、西宮名塩を過ぎたあたりで右折したら「有馬」方面の標識。

よく通る交差点やけど、あんまり曲がったことなかったんで、そっちへ行ってみることに。

その後、西宮の市街地方面って標識を見つけて、またそっちへ。

結果的にほとんど走ったことないルートで夙川まで抜けられました。


かなりアップダウンの激しいコースで気合いを入れて走る区間もありました。

 *176号から県道51→県道82→県道16号と走った模様。

そんなこんなで距離的にはごくごく近場のドライブなんですが、予想以上に”走った感”がありました。


旨いうどんを腹一杯食って、クネクネ道だののんびりした田舎道も走れて楽しかったですわ。







今日は初めてドライブにiPadとWiMAXを持って出かけました。

iPadに入れた地図アプリ「MapFan」は、ネットに繋がらなくてもデータを全部格納するタイプで2300円もしました。

今回使ってみると、縮尺を粗くして全体のルートを確認してから、細かい県道の号数をチェックするなどが非常にスムーズ。

ナビは嫌いやから、自車の現在位置をあんまりよう把握せんのは問題なし。

車の中で見る道路地図として十分使えたので、嬉しかったですわ。



あと、長距離のドライブの時って止まるたびに時刻と距離と場所などをメモるんですが、それもタッチペン?と手書きのメモアプリでやってみました。

まぁそっちは紙の手帳でなんにも不都合がないんで、iPadを持ち出して嬉しがってるだけですが、けっこう使えましたわ。


パソコンみたいに地図ソフトとメモソフトを立ち上げておけたら、自分が走るルートのポイントなんかもメモしとけて便利そうなんですけどねぇ・・・。




関西を走る分には車に積んでる関西圏の道路地図で十分なだけに、関西圏を出るようなロングドライブがしたいと思ってしまいました。






*朝イチの体重:56.45kg(えらく軽かったんで気兼ねなくうどんを2杯シバけました)

*4月の休肝日:4日/9日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 ちょっと追いついてきた感じ。
 
 
<タイトル変更>

携帯からアップした時の「高速を飛ばしてうどん屋へ」から変更。

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2012年04月05日

帝塚山の中華料理店「菜都」

この前の日曜日(4月1日)に身内で外食した時の様子をお伝えします。

今回の宴会の口実はオカンの誕生日でした。

ほんまの誕生日は3月の中旬なんですが、週末の予定が合わず延び延びになってたんです。

今回行った帝塚山の中華料理屋「菜都」ってお店には、今までに何回か行ってるんですがこのブログでも前のブログでもアップしてなかったと分かってビックリしています。

街場の庶民派中華料理屋とは違って、いかにも帝塚山っぽい高級系なお店なんですが、そのせいか上品な味付けでオカンが気に入ってるんです。

とはいえもう数年行ってなかったんですが、オカン宛に毎年誕生日の頃に店からはがきが届いてたそうです。



なかなかみんなの日程が合わず、当日の昼頃に急遽出かけることになりその場で予約。

店の開店時間も分からんまま、5時半で予約。

家からはアルファードにみんなが乗り込んで現場まで。


めっちゃ高いケーキ屋「ポアール」のある姫松の交差点そばにコインパーキングが出来てたんでそこに車を止めてお店へ。

開店時間が5時半でちょっと早めに着いたんで、しばらく外で待ってましたがこの日はけっこう寒かったですわ。






時間になってお店に入ると奥まったテーブル席に案内されました。






最初は瓶ビールを貰って、思いつくモンをバンバカ注文していきました。




食べ歩き系のよそのブログを見ても料理の値段がないとコストパフォーマンスが分からず楽しさが半減するなぁと思うんです。


だから自分のネタでは出来るかぎり値段を入れるようにしてるんですが、今回は写真を撮るのが精一杯。

正確な料理名や値段は全くメモしてきませんでした。

というわけで、申し訳ありませんが値ぇなしで、写真だけパラパラっと眺めてやって下さい。


単品の値段は結構してて、だいたいが1000円を越えてました。

そんなわけでちょっとお高い系の店やと思って見て頂けると幸いです。









蒸し鶏のネギソース

*蒸し鶏のネギソース

蒸し鶏好きとしては、勉強のため?にもメニューで見た以上頼まんわけにはいきません。

量としては控えめなんで大人5人、もうすぐ小学2年生の姪っ子、赤ん坊1匹だと一人一口程度でした。

同じ蒸し鶏でごまだれも別メニューでありましたわ。

こういう冷菜は前もって作ってあるだけに、頼んだら速攻出てきてちょっとビックリ。

何年も前の前回にも食べてしっとりした柔らかさに感心した記憶がありました。



久しぶりに食べて、ちょっと舐めた感想ですが自分の作る蒸し鶏がだいぶレベルアップしてるのを実感出来ました。

もちろんまだプロのヤツには及ばんけど、昔と違ってけっこう雰囲気は近いトコまで来てたんやと確認。




チビッコのために「カニチャーハン」

*チビッコのために「カニチャーハン」

コースだと炒飯って最後に出てきますよねぇ。

チビッコが腹減ったとうるさいんで、店の人にすぐに持ってきてくれとお願いしました。
これはテーブルの遠いトコに置かれて、すぐ姪っ子が食べ始めたので取り分けた分だけしか写真は撮れずです。



まぐろのカルパッチョ

*まぐろのカルパッチョ

これは壁に貼ってあったその日のオススメメニューだったかと。

ユッケを思い出すような味でなかなか良かったです。






水餃子

*あらかじめタレがぶっかけてあった「水餃子」

これはかろうじて1000円を切ってたかと。

一つだけ食べたんですが、パクッと行って、ムシャムシャっと食べてしまって味の記憶がないのでコメント不能です。

スンマセン。





かなり旨かった「揚げ魚」

*かなり旨かった「揚げ魚」

これも壁のオススメメニューからでした。

白身系の魚やったんですが、種類をすっかり忘れてしまいました。

みんなに好評でしたわ。



スープタップリの「小龍包」

*スープタップリの「小龍包」

これは1つじゃ足らんので2人前オーダー。

レンゲの上に乗っけて端から囓るとたっぷりのスープが出てきましたわ。

他の料理に気を取られて熱々ではなかったんですが、出てきてすぐ食べるのはちょっと勇気が要るくらいにスープタップリでした。



芝エビの「海老の天ぷら」

*芝エビの「海老の天ぷら」

芝エビって、えび界でのランクではどの辺におるヤツなんですかねぇ・・・。

なかなか大ぶりでプリッとして旨かったです。

王将に複数で行くとえび天をつい楽しんでしまう私としてはこういう高級えび天を一口ずつ食べられるのはご機嫌でした。




火の通しかげんが良かった「海鮮炒め」

*火の通しかげんの良かった「海鮮炒め」


こういう海鮮炒めっていかにも上等な中華料理レストランで食べる料理って気がするんですよねぇ・・・。

どのシーフードにしても火の通し加減がドンピシャって気がしました。




鯛の甘辛炒め

*鯛の甘辛炒め

正式な料理名が分からんのですが、酢豚みたいな酸味はなかったと思います。

揚げた鯛を甘辛のタレに絡めてあって、ごく僅かピリ辛さもあったようです。
 *私には「辛さ」と感じるほどではなかったんですが、他のモンがそう言うてました。



凄くインパクトのあった「特製激辛麻婆豆腐」

*凄くインパクトのあった「特製激辛麻婆豆腐」

メニューの前の方にイチ押し料理みたいな感じで出てたと思います。

お店はビルの3階にあって、エレベーターで上がるんですが、その中にも貼ってあって試しでオーダー。

ラー油っぽいモンが表面にたっぷり浮いてて辛いモンが苦手な人には見た目だけでツライかもしれませんね。

ちなみに辛さに弱いオカンと妹は味見だけして、旨いけど食べられへんと。

辛いモンに強い親父と妹の旦那A君もかなり辛いと言うてました。

ということは、世の中の大多数からするとやっぱり”激辛”になるんかもしれませんね。

私には辛さとしては全然足らんかったんですが、別にムチャに辛いモンが食べたかった訳ではないので問題なし。


辛さは別にして、このマーボ豆腐はメチャクチャ旨かったんです。

インパクトではこの日食べた料理の中でずば抜けて一番ですわ。

辛いだけではなく、複雑な風味と旨みが濃厚で


「これは旨いなぁ・・・・。」


「こんなんは家では出来んわ」


「辛いだけやないなぁ・・・」


感心してるコメントが勝手に出てきました。


正直言うとマーボ系の料理って家で適当に作っても”家庭のおかず”としては簡単に成立すると思うんです。

それが本格中華とか四川料理の伝統から思い切り外れてるとしてもね。

そのせいで外に出た時にわざわざ麻婆豆腐を頼もうとは思わんのです。

家では自家製麻婆の素まで作るくらいで、ちょくちょくやってますが、マトモな店の麻婆経験値は低いでしょう。

だから、どの程度正当に評価出来てるかは分かりませんが、この麻婆には感心しました。

あまりにも印象深いから、これからは比較のためによそでも麻婆を頼んでみようかと思ったほどです。





これで最初のオーダーが出切ったんで、何品か追加。







けっこう高かった「牛肉の炒め物」

*結構高かった「牛肉の炒め物」

正確には覚えてませんが、一皿で2800円くらいしたんじゃないでしょうか・・・。

そんなに高いんやったら、何かが違うんやろうと親父が注文してた気がします。

肉を味わうと、濃厚な脂の旨さみたいなもんを感じたんできっとかなりお高い肉やったんでしょう。




三角形でサモサみたいな「春巻き」

*三角形でサモサみたいな「春巻き」

こんな形の春巻きって珍しいですねぇ。

中身は複雑な味でちゃんと料理したモンに感じました。



けっこう量が多かった「鶏の唐揚げ」

*けっこう量が多かった「鶏の唐揚げ」

だれかがこの店の鶏唐が気になるってオーダーしてたようです。

後半に揚げモンが続くのはちと厳しいんですけどね。

スゴイ違いを感じた訳ではないですが、真っ当に美味しいからあげでした。




海鮮焼きそば

*〆の海鮮焼きそば

魚介類がたっぷりやから値段はそこそこしてたはずです。


料理が来てから分かったんですが、親父はこの手の固焼きそば?は好きじゃないと。

揚げそば固い訳ではなく、麺だけをフライパンで焼き付けたようなヤツやと思います。

親父は大の焼きそば好きなんですが、その分普通の炒めた焼きそばに思い入れが強いのかこの手のタイプはアカンって言うてましたわ。


私はこの手のヤツもけっこう好きなんでええ〆になりました。



うちの身内で飲むのは親父、A君、私の3人。

飲み物は瓶ビールでスタートして、途中からは燗の紹興酒をボトルで。

紹興酒を頼んでからもビール好きのA君用に平行して瓶ビールも何本か。

紹興酒が最後にちょっと足らず、1合を追加。

3人がそれなりに飲んだ分を入れて、お会計は26000円ぐらいだったとか。



同じメンツで王将に行くこともあるんで、それと較べると破格の高さですが、内容を考えると全く文句はなかったですね。

オカンも久しぶりに美味しい中華が食べられたと満足そうでしたわ。




口開けで入った時は、うちらだけでしたが、その後続々とお客さんが来店。

いかにも帝塚山な上品な家族連れなんかでかなり席が埋まってました。

うちと同じような三世代でテーブルを囲んでるトコもありましたわ。

姫松周辺のお店は昔と較べたらグッと数が減って寂しくなってますが、このお店はしっかり根付いて今も人気があるんやなぁと思いました。








<参考情報>

*帝塚山 菜都:食べログ

住所:大阪府大阪市住吉区帝塚山中1−10−5 ルーツ帝塚山2・3F

電話:06−6675−6120

営業:11:30〜14:00 17:30〜21:30

定休:月曜日



*朝イチの体重:57.10kg(鍋で麺もちょこっとシバいたけど楽勝)

*4月の休肝日:1日/4日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

俊徳道の串カツ屋「次郎吉」で飲み過ぎ

長らく携帯からの小ネタばかり続きました。連日濃ゆい飲み食いが続いたもので落ち着いてパソコンの前に座れなかったんです。

今月のあと2回の土曜日も予定が入ってるんですが、一旦日常に戻ったのでイベントネタをサクサクアップして行けたらと思っております。



今回の連ちゃん飲み食いのトップバッターは俊徳道の濃ゆい濃ゆい串カツ屋「次郎吉」。
13日の7時にグルコバでお馴染みの*あきこ*さんと俊徳道駅前で待ち合わせて突撃しました。

*あきこ*さんとは去年の年末に某お代官さま(HP)も一緒に3人で行ってからまた行こうって話をしてました。

その約束が当初は今月の第2週に入ってました。

ところが*あきこ*さんがお忙しくなったんで、翌週に変更。


ちょっと遅めの時間やったんで席があるように祈りながら駅前から住宅街へ。


お店の戸を開けると席の半分くらいが埋まる程度で無事席に着けました。




この日は7時過ぎに入店した初っぱなから大将は飲み全開モード。(^^;

前回は大将があんまり酔うて無くてご一緒したお二人からはやや不満?の声が出てたんですよねぇ・・・。

私が初回に行った時は生ビールやら瓶ビールをガンガン飲んでたんですが、今回は日本酒をぐびぐびやってはりましたわ。





甘みがあって旨かった「生レバー」

*甘みがあって旨かった「生レバー」

以前は生レバーを置いてた店が取り扱いを辞めたりしてますが、次郎吉では健在。

生レバーがしばらくぶりやった上に、甘みがあったんで旨かったですわ。





目の前のどて焼きの鍋に2本だけやったかな?串のドテが残ってたんで、それをお願いしました。



それから手書きメニューからは*あきこ*さんの好物のトリ貝、そして平目かまぐろか迷ってマグロをチョイス。

普通なら私は平目を選びますが、この店ならよそとはちゃうマグロが出るかもと思ったんでまぐろにしてみました。







トリ貝と平目のお造り

*とりがいと平目のお造り

トリ貝はちゃんと通ったんですが、平目は「これ旨いから食べてみぃ」って感じで大将からサービス。

ちなみにマグロは出てきませんでしたわ。

この日は初回とどうようかなり料理の出が遅めでしたわ。


大将のてっちゃんは飲みながら、客の会話にどんどんツッコミを入れたり、駄洒落を振ってきたりと濃ゆさたっぷり。

いじられてもちゃんと反応出来るようにと思って、油断せんように構えてました。





常連さんの差し入れで赤ワイン

*常連さん差し入れの赤ワイン

常連さんが大将にって差し入れた赤ワインをいきなり抜栓したかと思うとみんなに振る舞ってくれました。



食べた記憶のないしめじの何か

*食べた記憶のないしめじのなにか。

今回の訪問では、食べたモンの写真は以上です。

しかも最後の一枚は食べた記憶無し。


店の大将のことを酔っぱらい扱いしてますが、私もかなりの飲み過ぎでクルクルパーに。(>_<)

記憶を飛ばすのはまぁええとして、その後*あきこ*さんにえらく迷惑を掛けてしまいました。

記憶がほとんど残ってないんですが、次郎吉を出てから駅前のしょうもないチェーンの居酒屋につき合わせてしまいました。

その上、なにをグダグダやってたんか知りませんが、*あきこ*さんの終電を逃すハメに。

かなりの醜態を示してしまい申し訳ないかぎりですわ。

私はしょっちゅう家に帰って寝オチしたりしてますが、他の人といるときは比較的シャンとしてる(はず)んですよねぇ・・・・。

*あきこ*さんとは長らくグルコバでご一緒してるし、最近はうどん巡りにも行かせてもうてます。

飲み食い仲間としてはだいぶ回数をご一緒してますが「親しき仲にも礼儀あり」が当然なのに緊張感もなく酔いを晒すとは・・・。

細かい言動がさっぱり思い出されへんので、どの程度酷かった分からんのですが情けないかぎりですわ。




一連の飲み食いイベントの初っぱなからこんなありさまやったんで、自戒を込めてアップしておきます。








> *あきこ*さんへ

 「ほんまにスンマセン。以後気を付けますのでどうかお許しを」








<参考情報>
*串カツ「次郎吉」

住所:大阪府東大阪市永和2−24−2

電話:06−6723−0309

営業:17:00〜

定休:日祝




*朝イチの体重:56.95kg(無制限の飲み食いが続いた割に体重は無問題)

*3月の休肝日:7日/20日中(前日までの休肝日日数をカウント)


posted by えて吉 at 14:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月13日

「辻調グループ フェスティバル2012」楽しんできました?

11日の日曜日行ってきた「辻調グループ フェスティバル2012」の様子をアップしておきます。

写真が多めなんで出来るだけサクサクと行ってみましょう。

当日の9時頃、寝間着の上に部屋着を着てコタツに入ってダラダラしてると妹から電話が。

10、11日と阿倍野の辻調でイベントをやってるみたいやから一緒に行かんか?とのお誘いでした。

イベントは10時からで混むみたいやから開始直後を狙おうと言われたんで、大急ぎでシャワーを浴びたりして用意。

姪っ子1号が通ってた幼稚園の前あたりで合流して、美章園の方から辻調へ。






「辻調グループ フェスティバル2012」の横断幕

*「辻調グループ フェスティバル2012」の横断幕

辻調へ向かう道中でちょいとハプニングがあったので、10時を少し回ってたと思いますがあたりはかなりの人でした。

大通りに面してる校舎では金券の買うための行列が校舎の外にまで続いてました。



朝メシを食べてなかったんで、一番食べ物が多そうな辻調理師専門学校の校舎へ。




辻調の校舎内の飾り付け

*辻調の校舎内の飾り付け

校舎内は真ん中が吹き抜けになってましたが、きれいなビルでしたねぇ。

1階の金券売り場に並んで妹と二人で3000円分。

1階では呼び込み係の子がたくさん出て、一生懸命自分らの店の宣伝をしてました。






私らはとりあえずエレベーターで一番上の6階へ。





まずは点心のお店へ

*中国料理「点心爛漫」

模擬店?の名前の通り、点心のお店でした。

「38クラス」ってあるんですが、1から38以上もクラスがあるんですかねぇ・・・。




点心の調理場風景

*点心の調理場風景

さすがは本格的な調理師学校って感じで、実習室?の調理台がかなり広かったですねぇ。
カレーを作って食べる集まり「グルコバ」では調理室を借りて料理しますが、全体に迫力がありましたねぇ。



辻調の学祭で食べた「点心」

*辻調の学園祭で最初に食べた「点心」

叉焼包子・海鮮包子・杏仁豆腐のセットで300円。

チャーシューは甘みの強い本格的な中華タイプでした。

ふっくらしたパン生地でなかなか旨かったです。

十分に売りモンとして成立してました。






続いては、手打ちうどんの模擬店へ。




うどん好きとしては、うどんの文字を見かけた以上食べとかんとあきませんわね。






うどん打ちの実演中

*23クラスの「たけちゃんうどん」うどん打ちの実演中

踏んでるトコはなかったですが、手延ばし、手切りでしたね。




うどんの調理風景

*うどん屋さん調理風景


フロア担当と調理担当、どんな風に分担したんでしょ?

クラス単位みたいなんで、料理の決定なんかも話し合うんでしょうねぇ。

私の高校の学園祭は模擬店なんか無くて全くオモロなかったんです。

プロの卵が楽しそうに呼び込みや、お店屋さんごっこをやってるのを見るとこっちまで楽しそうやなぁと思ってしまいました。



辻調の学園祭で食べた「手打ちうどんセット」

*手打ちうどんセット 300円

素うどん、かやくご飯、わらび餅のセットでした。

ちょっとずつ色んな店に回れるようにどれもがちょっぴりなのが良かったですね。

麺はかなり細めでやや平たいタイプ。

腰はそんなに強くないけど、するするっとお腹に収まりました。





「ミネストローネ」と「すっぽん仕立て」

*スープ専門店「One Click」のミネストローネとすっぽん仕立て

もう一つ韓国風のスープもおいてて、各200円でした。

ミネストローネは優しい味でそのまま売れそうでした。

すっぽん仕立ての具は鶏と焼き餅とネギだったかなぁ・・・。

お店をやってる子に確認したら、「すっぽん汁」ではなく「すっぽん仕立て」と書いてたんで当然ですがすっぽんは入ってないと。

スッポン鍋に使う日本酒たっぷり、ショウガ汁で風味っていう出汁のことのようでした。
食べた人のうち、間違いなく何人かはすっぽんの汁もんやと思ったと思いますねぇ・・・。(^^;

料理のプロ(の卵)が提供するんやから、目立つトコにどういうモノか説明のポップでも欲しかったですね。

こういう模擬店みたいなトコで発泡スチロールのカップから飲むにはちょっと上品すぎる印象でした。







このへんまでは、あんまり問題なく楽しませてもうてたんです・・・・。







でも、この後はいきなりかなり痛い目に遭うんですよねぇ・・・。








生パスタの調理風景

*食king食堂「よってっ亭」 36クラス


生パスタを注文ごとに一人前ずつ調理してたんで、このお店はかなり本格的でしたわ。

プロの卵とはいえ、ちょっとサマになってました。





生パスタの製麺風景

*生パスタの製麺風景

ほうれん草とイカスミを練り込んだヤツの2種類がありました。

調理の子はみんな白衣を着てるんで分かりにくいんですが、ちょこちょこ先生も混じってました。

この写真左側の人は、名札や帽子が違っててどうやら先生のようでした。




イカ墨入り生パスタ

*イカスミ入り生パスタ 300円

パスタの種類は特に書いてなかったですか、幅広で薄目の麺でしたわ。

麺を食べた一口目の感想は、どん兵衛のうどんに似てるっていう失礼なモンでしたがなかなか旨かったです。

これを食べてると無性にアルコールが欲しくなったんですが、あくまでも学校のイベントってことで酒類は一切なしでした。

こんな食べると分かってたら、こっそりビールを持ち込んでトイレでコソコソと・・・、とまでは思いませんが非常に残念でした。





続いて行ったのは15くらすの「ビストロ15」でしたっけねぇ・・・。





目にとまって面白そうやから入ってみたんですが、ハッキリいうてココは大失敗。




結果的に自分を虐めて喜ぶヘンタイさんのような目に遭いました。








酒なしは拷問だった「豚のリエット」

*酒なしで「豚のリエット」 300円

コストパフォーマンスだけで言えば、このリエットが最強ではなかったでしょうか・・・。

リエットがゴルフボール大で2個もあったら、どんだけパンが食えて、どんだけ酒が進むことか・・・。

入り口のお会計?のトコにはワインボトルが飾ってあって、飲兵衛は一瞬すごく期待したんですが・・・・。

先生にちょっと作り方を聞いたら、豚をラードで煮るって言うてましたが思ったほどしつこくはなかったですね。

妹はジャガイモみたいな食感があるって言うてたから、そういうモンも一緒にすり下ろし?てるんですかねぇ。



美味しく出来てるけど、半泣きになりましたわ。

生徒には未成年も多いんやろうけど、飲食のプロになろうって場所やから、客に酒ぐらい売ってくれって言いたいですわ。(T_T)




スップリの完成見本

*スップリの完成見本

35クラスの「妖精の卵」ってお店。

3つ中から2つを選んで、飲み物(もちろんノンアルコール)が付いて200円でした。

このサンプルはなかなか見た目がいいなぁと思いましたわ。






これで完全に口がビールを必要とした「スップリ2種類」

*これで口が完全に要ビールになった「スップリ2種類」 200円

すじ肉とバジル味をチョイスしたんですが、中の味の濃ゆさと揚げモンである点で口がビールを求めてしゃーなかったですわ。

飲み物はダージリンとアールグレーをブレンドしたって言うてたと思います。

妹もライスコロッケは作ったことあるけどこんな風に出来んかったって言うてると、お店の女の子が作り方のコツなんかを親切教えてくれました。

このクラスはスップリのレシピも壁に貼ってて、良かったら写真にでも撮ってって下さいって言うてくれました。





他にも色んな中華、パエリア、おでん、丼モノ、パン系のお店がありましたが、ノンアルコールで食べ続けるのはもう無理。


ここで食べるのは終わりにして残ってた金券で妹が欲しいモンを買いに行くことに。


別の校舎は色んなスイーツを持ち帰り販売してたんですが、そっちはええお土産になるからかさらにスゴイ人でした。



スイーツの販売コーナー

*スイーツの販売コーナー


妹がマカロンを食べたいって言うんで焼き菓子の詰め合わせ(500円)を。


この後パン屋さんのクラスに行って、カレーパンとタイガーロール(サラミとチーズ入り)を買いに行きました。

このパンは1つ100円やったんで、私も一つずつもうて帰りました。




翌日食べた「カレーパン」

*翌日食べた「カレーパン」

辛いもん好きの私には全く辛さはなかったですが、カレーの具はかなりたっぷり詰まってました。

これが100円なら値打ちがあるように思いました。

当日は揚げたての熱々やったんで、翌日に食べたのはちょっともったいなかったですね。





辻調の授業料って、コースにもよるけどざっくり1年200万って思ってます。

1年で何種類の料理を習うんか知りませんが、多少料理に興味があるくらいで入ってどこまでプロとして使い物になるんでしょう・・・。

飲み屋でしゃべってて、誰かがプロでやって行くのは10%もおらんらしいでって言うてたのを聞いた記憶があります。

学校での最後は楽しいイベントやったけど、現場に入ったら今度こそプロとしての修業の日々なんでしょうなぁ・・・。

一人でも多くの若い子が料理に真っ正面から向かうすごい職人さんになってって欲しいなぁなんて思いながら、私は天王寺に飲みに向かいました。





*朝イチの体重:56.95kg(えらく軽め。グラタンの濃さに騙されて食べ足らんかった模様)

*3月の休肝日:5日/12日中(前日までの休肝日日数をカウント)
なんとか目標の半分はクリア。ここから飲む日が多いけど・・・。
 
 
 
posted by えて吉 at 15:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

移転後初めて天王寺の「正宗屋」で昼酒

ブログに取りかかるのが非常に遅くなってしまったんで、昨日に天王寺の「正宗屋」で飲み食いした内容をサラッとご紹介しておきます。

天王寺の「正宗屋」にはアポロの裏の商店街にあった頃から主に昼酒でちょくちょく行ってました。

特別好きなところがある訳ではなかったんですが、チンデン沿い(あべの筋)から入ってすぐやったんで使いやすかったんです。

今のキューズモールの再開発が本格化して、あべの筋沿いに移転してからも何度かは行ってました。

Q’sモールが完成して、正式に「ViaあべのWalk」に移転しからは長らく行けてませんでした。

並びに移転した「明治屋」には去年の9月には行ってたんですけどね。


今年になってから一度は行ってみてたんですが、あいにくその日は定休日でフラれてしまいました。


というわけで、昨日が移転後初めての訪問となりました。




朝から妹に誘われて辻調の学祭みたいなもんに行ってたんですが、安くで旨いモンが食えて楽しかったんですが、学校だけにアルコール類は無し。

「飲まれへんのやったら、旨いモンは食わん」っていうスタンスの私にはどんどんキツくなって来て最後は拷問を受けてるような気分でした。

妹と姪っ子2号とは辻調で分かれて、私は一人で天王寺へ。

辻調のすぐそばのコンビニで缶ビールだけでも入れようかと思いましたが、我慢してお店まで。





天王寺の「正宗屋」でまずはビールとどて焼き

*正宗屋ではまずビールとどて焼き

瓶ビールが450円で、どて焼きが350円。

昨日もかなり寒くて普通ならいきなり燗酒と行きそうなとこですが、辻調の校舎内に居った時には温かで口がビールを欲して、その延長でビールを。



カキフライと迷って「穴子の天ぷら」

*カキフライと迷って「穴子の天ぷら」400円

カキフライのシーズンがぼちぼち終わりそうなんで迷ったんですが、穴子天の方をチョイス。

天つゆと味塩の両方で食べましたが、表面はカリッとしててなかなか旨かったですわ。

家では揚げモンをほとんどせんから、外に出ると一品くらいは油物が食べたくなるんですよねぇ。



久しぶりに「ふぐ皮ポン酢」

*久しぶりに「ふぐ皮ポン酢」 350円

ビールを少し飲んだら平行して燗酒(280円)も頼んでたんで、ふぐ皮は日本酒のためにオーダー。

器は小ぶりやけど、みっちりふぐ皮が入っててそれが隠れるくらいたっぷりとネギが乗ってるのが嬉しかったですわ。



天王寺の正宗屋の「湯豆腐」

*湯豆腐 280円

他のお客さんが頼んでたら、自分も食べたくなって注文。

安めの居酒屋で飲んでる時に湯豆腐を頼む確率はかなり高い気がしますね。




最後は「おでんの厚揚げと大根」

*最後は「おでん 厚揚げと大根」100円×2


燗酒の2本目をやりつつ、野菜やあっさりしたモンが欲しくておでんを。

これもいつものパターンなんで、なんか決まったモンばかり頼んでましたね。

湯豆腐と厚揚げで豆腐が被ってしまいました。



辻調で食べてたせいか、これだけ食べ終えたら腹がパンパンになってました。

昼酒で満腹になるまで食べることって少ないんですけどねぇ・・・。





箱が大きくなって、小ぎれいで、昔のような場末っぽい落ち着きはなくなりましたが、キューズモールの入り口にあるから入りやすさは健在ですな。



以上でお勘定は2490円。

レシートを見ると、内訳が違うんで上の各料理に付けた金額は間違うてるかもしれませんがご勘弁を。

一応、店内のお品書きを見ながらメモったつもりなんですが・・・。



<参考情報>

*大衆酒場「正宗屋」

住所:ウィアあべのウォーク 1階

電話:06−6641−1730

営業:11:00〜23:00

定休:火曜日





昼間に軽く一杯のつもりが、腹一杯まで食べてしまったので夜はぐっと控えめにしておきました。




*朝イチの体重:57.35kg(夜控えたせいか、問題なし)

*3月の休肝日:4日/11日中(前日までの休肝日日数をカウント)


posted by えて吉 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

海鮮居酒屋「ひろの一本釣り」@ミナミ法善寺前

昨日、身内でミナミに出かけて外食してきた様子をご紹介します。

最初に謝っておかないとダメなんですが、身内との食事を優先した結果料理の値段とか内容については不明な点が多くお店紹介としてはアウトです。

自分が食べ歩き系ブログを読む時でもそうなんですが、どんな旨そうなもんでも他人が見る時は値段がないと意味がないと思ってます。

常に値段とのバランスで値打ちのあるなしって決まると思ってるモンでねぇ・・・。

その意味で今回の記事は食べ歩きネタとしてはやや失格気味ですが、楽しく飲み食いしてきたので自分のメモがてらアップさせて頂きます。






妹から何日か前に連絡が入って難波にある居酒屋にみんなで行こうとのお誘いを受けました。


当日まではミナミまで自分だけチャリで行って、昼酒も行けるバーに集合前に寄るか、帰り道に寄ろうかなんて考えてました。

ところが当日は朝から雨が降ってました。

飲んだ帰り道に電車乗るのはイヤなんで、チャリで行けない以上バーは諦めることに。

そこでみんなを乗せて車で出ることに。
*帰り道は妹が運転手




5時頃に実家と妹一家の住むマンションに迎えに行ってミナミへ。

四つ橋筋と千日前筋の交差点にある駐車場に車を置いて、法善寺の方へ。

心斎橋筋から曲がった側の法善寺横丁に入る手前ぐらいに居酒屋「ひろの一本釣り」というお店がありました。

雨が降ったり止んだりやったんで、外観写真はパス。

3階建てくらいの建物1棟が丸々居酒屋になってました。


入り口で案内を請うと、釣り堀を楽しむなら1階が便利とのことで1階のボックス席へ。


ここは水産会社のアンテナショップというか、直営でその売りの一つとして店の入り口に生け簀があってそこで釣りが出来るんです。

小一の姪っ子は店に行く前から釣りをやると決めてたようでえらく盛り上がってました。



席について飲み物と料理をある程度オーダーしたら、姪っ子は早速釣り堀へ。


システムとしては釣り竿が1本1000円で、魚が釣れた場合はその調理代が800円。
釣った魚自体に料金は掛からん仕組みでした。






釣り堀で奮闘中の親父

*釣り堀で奮闘中の親父

姪っ子は父ちゃんと一緒に鯛を狙ったんですが、いきなり無理に引き上げようとして糸がブッツリ。

お店のおねぇさんがちゃんと説明してくれたんですが、釣り針を魚に引っかけたら魚について竿を動かして弱らせるのがコツやそうです。

親父は平目の口に針を引っかけたら、アドバイスに従って平目の上半身?を水から出して空気にさらして弱らせてました。

この時、竿を寝かさずに立たせた状態をキープするのもポイントだと。

お店としちゃ釣れん方が儲かるやろうに、親切に釣るためのアドバイスをしてくれるあたりが印象良かったですわ。

時折平目が暴れて、水が飛び散ったんで、事前に大きな前掛けをしてくれたのは飾りではなかったんですねぇ。



メシ前の余興やなんていう甘い気分ではなく、親父はかなり真剣に釣り上げる気でした。

もう弱ったかなぁと思っても、時々暴れよるんでなかなかあげるタイミングが見つからず。






で、結果はというと





引き上げようとして、水槽のヘリに近づいたところでプツン。




あー、惜しかったぁー、あともうちょっとやったのに・・・












って、なるのが普通のパターンやと思ってたんです。










見事つり上げた「ヒラメ」

*見事釣り上げた「ヒラメ」


ところがこういう勝負に強い親父はキッチリ獲物をゲットしよるんですよねぇ・・・。(^^;

みんな大興奮でかなりデカイサイズの平目が上がって、大盛り上がり。

お店のヒト曰く、このサイズは4200円で出してるんだとか。

姪っ子はアウトでしたが、親父は1800円でこいつを手に入れた勘定になります。


釣った魚は2種類の料理法が選べたので、薄造りと塩焼きでお願いしました。




ガキの頃夜店の屋台で大人がうなぎ釣りに熱中してるのをよく眺めてました。

引っかけてから長い時間を掛けて弱らせたヤツを釣り上げるんですが、ここの釣り方はそれにそっくりでしたねぇ。

屋台のウナギ釣りほど糸は弱くないし、ずっと良心的ですけどね。









大モノが釣れたおかげで、みんな興奮したままやっと飲み食いをスタート。





お造りの盛り合わせ

*お造りの盛り合わせ

これの値段は分からんのですが、2人前の舟盛りで1870円となってました。

内容の方もスンマセン・・・何の魚やったかは不明のままです。

面白かったのはサザエの造りの食べ方で、お店のヒトがオススメとして韓国風にごま油と塩でもどうぞと言うてはりました。

言われた通りで食べてみましたが、かなり雰囲気が違って面白かったですわ。





ほたて貝タルタル焼き

*ホタテ貝のタルタル焼き

グルナビのメニューページによると580円のようです。


これは姪っ子のために頼んだんですが割と小ぶりやったんで私は食べず。




「てっさ」

*てっさ 920円(食べかけでごめんなさい)

しっかり量があってなかなかコストパフォーマンスが良く感じました。

フグ関係の品揃えも豊富で、てっちりのコースも割と安かったです。

ふぐの焼きモノや天ぷらにフライ、”ふぐフェ”なんていう韓国風のヤツもあって面白かったです。
 *フグフェは頼もうと思ったのに、忘れてしまいました。





水産会社がやってるだけあって、メニューだけ見るとそこそこの値ぇかと思っても実物を見るとボリュームがあって安く感じるパターンが多かったですねぇ。




ピリ辛の「海鮮生春巻き」

*ピリ辛の「海鮮生春巻き」820円?

妹がオーダー、妹にはちょっとピリ辛やったようです。

私には全く辛くなかったけど、中に歯ごたえのある刺身が入ってて旨かったです。





盛りだくさんだった「天ぷらの盛り合わせ」

*盛りだくさんだった「天ぷらの盛り合わせ」 980円?

2つ頼んだんですが、表に見えてるエビなんかの大モノの陰にもいくつも天ぷらが隠れてました。

私は2つ、3つ食べましたが、野菜以外にも魚の切り身も入ってましたねぇ。




釣り上げた平目の薄造り

*釣り上げたヒラメの薄造り

半身をお刺身にしてくれたんですが、大皿にかなり厚めの切り身がビッシリで大迫力でした。

親父が釣り上げたと思うと、余計に値打ちがあるように感じてみんなでワイワイ言いながら頂きました。



親父はミナミで他にも釣り堀から魚を釣って食べられる店に行った話をしてました。

そこは釣り自体は絶対に釣れるようになってて、竿代は安いけど、釣り上げた魚は単価が決まってて買い取りやと言うてました。

それに較べて「ひろの一本釣り」は、いきなり切れるほどではないけど、真面目に釣らんと切れる程度の竿で客に勝負させてる感じでした。

釣れるヒトの割合は8割ほどやって言うてたんで、かなり良心的にやってる気がしましたね。




タルタルソース山盛りの「カキフライ」

*タルタルソース山盛りの「カキフライ」 (値段不明)

2人前頼んだんですが、1人前で売り切れてしまいました。

タルタルの量は、少々無茶しすぎですが、いかにも手作りって感じでよかったですわ。

値段は忘れましたが、ムチャな値段ではなく、量もたっぷりでした。

牡蛎自体もなかなか旨かったですねぇ。





黒そいの塩焼き

*黒そい?の塩焼き

これも値段は不明ですが、手書きの今日のオススメメニューに載ってました。

千円を超えてたと思うんですが、出てきた時はちょっと驚いたくらいデカかったんで実物を見たら高くは感じませんでしたねぇ。

2〜3口食べましたが、白身やけど旨みがあって酒の進む魚でした。





平目の塩焼き

*釣った半身で「平目の塩焼き」

平目を塩焼きで食べたことはほとんど記憶にないんですが、めっちゃサイズがデカかったですわ。

あっさりした身で新鮮なヤツを焼いてるせいか皆に好評でした。


黒そいとはどっちが好きかで好みが分かれてましたね。






お寿司の盛り合わせ

*お寿司盛り合わせ(値段不明)

お寿司は他にも何種類かネタがあったかと。これは盛り合わせ2人前分だったかと。



料理の方は他に焼きおにぎり、鰻のにぎり寿司等を頼んでたと思います。

お店からサービスで出た魚の荒が入った味噌汁?はすんごく魚の出汁が出てて旨かったですわ。







ここの男性店長さんは中国の人でした。

ほかにフロア係にも何人か中国人の女の子が働いてましたがどの子も愛想良く一生懸命な感じで気分が良かったですわ。

フロアを仕切ってる日本人の女性が居たんですが、その人の対応が非常に良かったんです。

色々と気遣いが効いて、席に着くなり姪っ子2号に毛布を持ってきてくれたり、姪っ子1号がジュースをこぼした時も丁寧な対応でした。


お店は漁師料理を売りにしてるから、貝や魚の網焼き?セットみたいなヤツもありました。

それを最初に2人前頼んであったんですが、平目を釣った直後にその女性スタッフから網焼きは後半に回しましょうかと提案がありました。

まずは他の料理を食べ進めてもらって、後半になっても食べられそうならそのままお出ししますし、多すぎるようならキャンセルしてもらったらいいとのことでした。

平目がデカかったこともあり、後半になると食べきられないと思ったので結局はキャンセルさせてもらいました。

オーダーを把握して、平目の量と人数を見てパッとそういう対応が出来るあたりは感心しましたねぇ。

お店は漁師っぽさを前に出してるから(やかましすぎない程度に)威勢のええオーダー復唱をしてましたが、ノリだけでない心配りはポイントが高かったです。

大バコ系の居酒屋だとスタッフの教育なんてことをハナから考えてなかったりするんで、気分悪いことが多いんです。

特に私は料理の味より店の雰囲気やスタッフの動きが気になるんで、それが悪いとで楽しい気分が台無しになりがち。

そういう意味で最近は大箱は敬遠しがちなんですが、非常に気分良く食事が出来ましたねぇ。





和食が好きなんで、魚を食べることは多いんですが、どちらかというと割烹みたいな上品系が主流。

最近はこういう威勢のいい料理を食べてなかったこともあり、楽しい外食になりました。

このお店は一人や二人ぐらいでは量が多すぎると思いますが、今回みたいに5〜6人で行くと楽しいですねぇ。

身内での外食以外でそんな人数で行くことは少ないですが、宴会がある時は使えそうですわ。





最後にお勘定を書かんと意味がないと思うんですが、今回は妹一家のおごりだったのでそれも不明です。

お店のネタとしてはオチがないのと同じですが、どうかご勘弁下さい。






<参考情報>

*大阪難波海鮮居酒屋(水産会社直営) 「ひろの一本釣り」:ぐるなび

住所:大阪府大阪市中央区難波1−5−22

電話:06−6121−2190

営業:17:00〜23:30(平日)・11:30〜23:30(土日祝)

定休:無休




*朝イチの体重:57.60kg(外食したけどまずまずな数字)

*3月の休肝日:1日/4日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
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2012年02月20日

大起水産の回転寿司でちょっと贅沢

昨日はよう冷えてましたが気持ちよく晴れてたんでちょいとドライブに出かけました。

最初は馴染みの泉州の方へ走って岬町あたりまで行って戻ろうかと思ったんです。

出かける用意を済ませて、もう出かけようってトコでラジオから交通規制のお知らせが流れました。

泉州でマラソン大会をやってて、ちょうど私が走ろうと思ってた旧国道26号線が思い切りコースになってたんです。(T_T)

飽きるほど走ってるルートなんですが、日曜日やったら空いててのんびり走れると思ったんですけどねぇ・・・。

クソ寒い中屋根無しで走るのはヤメとけと言われてる気もしたんですが、しばらく家に籠もってたんで挫けず出かけることに。


最初は南に行こうと思ってたので、今度は正反対に北を目指すことに。

とはいえ、どんどん北に進むと雪やら凍結が怖いんで箕面の手前まで走って西宮の方に向かうことに。

家から谷町筋に入って北上、一号線に入って天満から新御堂筋に乗って一路箕面方面へ。

国道171号線(イナイチ)を左折するつもりで新御堂筋から降りたんですが、右折したら京都の標識見たら気が変わりました。

イナイチの京都方面は混む印象が強いんですが、しばらく走ってなかったので急遽予定を変更。


サントリーの山崎蒸留場をそばを通って、少し行くと右折すると国道478号線、その先に国道1号線っていう標識を発見。

全く走った記憶のない国道やったんで、478号に入ってみることに。

京滋バイパスの下だったんでしょうか、478号は高架の橋脚にまとわりつくように延びてました。

久御山で国道1号線に入って、大阪方面へ。

大阪に向かい始めて、最初はすなおに阪神高速で帰るつもりやったんですが、こんなドライブで高速代を使うのはもったいないなぁと。

そこで墓参りでいつも通る「池之宮北」を左折して、国道307号線へ。

そこから第二京阪の下を通る国道1号線のバイパスへ。


ここに入ってすぐも門真まで素直に帰るつもりやったんです・・・。

でもね、高速の下の自動車専用道って走ってて味気ないんですよねぇ・・・。



国道168号線との交差点まで行ったら、つい左折して生駒方面へ行ってしまいました。
で、遠回りにならんトコで生駒を越えて大阪方面に降りようと思ってたんですが・・・・。

結局王寺まで行ききってしまいました。(^^;



王寺から国道25号線入って、いつもの馴染んだ道で大阪方面へ。

家から北に向かったはずやのに、南の方から家に向かうはめになりました。



国道25号線の「太子堂」の交差点を右折して、ツレの喫茶店の前の道を通るルートへ。

途中、JRの久宝寺駅の位置関係を確認したり、その近所で建物のゴツさを再認識したり。




帰り道に大起水産の前を通ったんで、そのまま寄ろうかとも思ったんですが、飲むつもりだったので我慢。

家に車を置いてから改めてチャリで大起まで。




回転寿司で昼間に一杯やるのは好きなんですが、真冬にビールと思うと考えるだけで寒くなってパスすることがありました。

でも、この日はバキッと冷えた中を屋根無しである程度走った後だったので、寿司とビールも寒く感じず。

喉が渇いてたんでビールでスタートする気、満々で大起に向かいました。

さっきまで車で風を切ってたのに、チャリに乗ってみると、意外と風が冷たく感じたのは不思議ですねぇ。










大起水産の回り寿司メニュー

*大起水産の回り寿司メニュー

こちらは比較的安いネタばかり。



大起水産の回転寿司メニュー

*大起水産の回転寿司メニュー

こちらのメニューは回転寿司としてはけっこうなお値段。






まずは「平あじ」でスタート

*まずは「平あじ(158円)」でスタート

お店に入ったのが3時過ぎで、奥のテーブル席には何組がお客さんが居てましたがレーンにお寿司は回ってませんでした。

レーンのヤツをほとんど取らんと、注文することがほとんどな私にはありがたい時間帯でした。

運転中に水分を取ってなかったんで、寒くてもビールがけっこう旨かったですわ。





大起水産の「はまち」

*続いて「はまち(158円)」

左側のヤツは筋が混じってるハズレかと思いましたが、食べたら問題なかったですわ。



日替わりメニューから「太刀魚のにぎり」

*日替わりメニューから「太刀魚のにぎり(158円)」

なんかもう一つ日替わりのやつを頼んだら、それは既にネタ切れでした。

日曜日のせいなのかは分かりませんが、以前ほど日替わりメニューがなかったですねぇ。



かなり迫力のあった2合徳利

*かなり迫力のあった「2合徳利」


大起水産のええところはネタが100均のヤツよりだいぶええのと、燗で日本酒が飲めるトコなんですよねぇ。

2合で頼んだら、出てきた徳利が予想以上にデカくて、ちょっと得した気分でした。


この酒を言うた時にオモロかったのがカウンターの中の兄ちゃんの対応

私が「お酒、燗で」って頼んだんですが、返ってきた答えが「缶のお酒はありません」。

思わず地獄突きのポーズ決めながら「なにボケとんねんッ!!」ってツッコミそうになりましたわ・・・。(^^;

おまけにその直後「お猪口は、おいくつ・・・・」って聞きそうになってましたし。

だいぶ鈍くさい兄ぃちゃんでしたわ。



酒に合わせて「かに味噌軍艦」

*日本酒に合わせて「かに味噌軍艦巻き(263円)」

100均でビールしかない時はあんまり頼まないんですが、酒があるんでアテの気分で。
軍艦の海苔も100均のんよりだいぶマシに感じましたねぇ。

カニ味噌ぐらいなら家でも買えるんですが、プリン体が多いんでしたっけ?普段は食べんようにしてるんで嬉しかったですわ。




ねぎまぐろ軍艦

*ネギマグロ軍艦(158円)

大起に行く時はどうせやから旨いモン食うたれと思うんですよねぇ。

これは安いマグロ(ペーストもの?)でしたが、ほんまは中トロのネギトロがあれば嬉しかったですねぇ。

あと、個人的にネギ好きなんで、もっとネギを乗せて欲しかったかも。


焼き穴子

*焼き穴子(210円)

上等なヤツは煮アナゴやったんですが、焼きの方がええかと思ってこちらを。

バーナーでさっと炙ってあるだけでも香ばしさが出てなかなか旨かったですわ。




山盛りいくらの軍艦

*山盛りいくらの軍艦巻き(368円)

バカみたいにいくらを盛って、皿の上にドバドバこぼすような盛りつけは食べモンとして品がないから嫌いなんですよねぇ・・・。

山盛りじゃない、普通のヤツがあればそっちにしようと思ったんですが、なかったのでやむなく山盛りをオーダー。

そんなにムチャな盛りつけでなかったんで良かったですわ。

いくらの質もまずまず良くて、こいつも日本酒とバッチリでした。





ところで、この手の軍艦巻きってキュウリが添えられることが多いですよねぇ。

カニ風サラダとかなら一体として食べるんですが、ウニやいくら、かに味噌とは苦手なんです。

キューリの瓜臭さが強く、乗ってる具の生さ臭さも感じてしまうので食べる前に必ず外してから食べるようにしてます。





えぐみが無く良かった「ウニ軍艦」

*エグミのなかった「うに軍艦(368円)」

そろそろ終盤というあたりで、300円オーバーの皿を2連発。

日本酒が嬉しいネタを続けてやりました。


えぐみがなく自然な甘みがあってこのウニもなかなかモノが良かったですわ。

もちろん、キュウリは外して頂きました。






ここまで食べて、お皿の数は8枚。

100均で食べる時より、たくさん食べられたのが不思議なところ。

最後に〆として食べるモンは決まってるんで、最後の一皿を検討。








贅沢続きで、最後に500円皿をシバイたろうかと思ったんですが・・・・。









〆前に「かれいのえんがわ」

*〆に「かれいのえんがわ(263円)」

500円の皿には本物の平目の縁側もあったんですが、最後でちょっと弱気が入りました。



最後の〆はいつものパターンで細巻の梅しそ巻きでお茶を飲みました。

前に何回か作り置きの梅しそ巻きが出て以来、巻たてで出して貰えるか確認してから頼んでます。

巻きずしの海苔がパリッとしてんと、なんか悲しぃ〜気分になりますからねぇ。



というわけで、瓶ビール一本、2合の燗酒、お寿司10皿で3532円。

100均の回り寿司2回分くらいの散財をしてしまいましたが、ドライブで気分良くなった流れがええ感じに仕上がったんで大満足でした。









<参考情報>

*大起水産回転寿司 東部店:公式サイト

住所:大阪府大阪市東住吉区今林3−1−29

電話:06−6753−1015

営業:11:00AM〜22:00

定休:年末年始




*朝イチの体重:57.4kg(回り寿司たっぷり食べたけど、夜を控えたら問題なかった)

*1月の休肝日:7日/19日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 
 
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2012年02月15日

駒川中野の割烹「幸」でええ時間を過ごしました

先週の金曜日(10日)に出かけた駒川中野(針中野)の日本料理屋さんのことを書かせて頂きます。

このお店にはブログをやりだす前なんで、10年近く前かもしれませんが1度行ったことがあります。

内容はさっぱり覚えてないんですが、いい印象を持った気がします。

前の家からちょっと立地が遠かったり、ずっと1つの割烹に通ってたせいですっかり忘れてました。

通ってた店がなくなって、最近新たに和食屋さんを開拓しはじめててふと思い出したんです。



失礼な話ですが、思い出したすぐ後に「まだあるんやろか?」って思ってしまったんですよねぇ・・・。

なんせ今はまともな和食の店って非常に経営が厳しい印象がありますからねぇ・・・。

ネットで検索したらサクッとお店の情報が出てきた時は、ホッとしました。

一度しか行ってないのに、実力のあるお店のことをつぶれてないかと疑ってごめんなさいって気にもなりました。(^^;






先月にも1軒、以前に一度行ったのを思い出して再訪した割烹があるんですが、コストパフォーマンスを含めた料理、店の雰囲気にやや引っかかりがありました。

批判に値する酷さならブログの記事にすることもありますが、そんなに酷い訳ではないのでブログのネタとしてはボツにしたんです。

そこで、今月の月一のまともな外食をどうするか考えてて、(実質的な)新規開拓するか既訪店を再訪するか迷ってました。




お店のサイトをチェックすると懐石料理のコースは5000円、7000円、10000円の3種類。

気分的には3つあれば真ん中がええかとは思うんですが、どうせ酒をそれなりに飲むから料理本体は5000円ぐらいが予算の上限かなぁ・・・と。

迷ったんですが、同じ店に何回も行くより新規開拓が好きなので今回の割烹「幸(こう)」にトライすることに。
 *以前通ってた店は特別やったんで、何回も行ってましたけどね。



一人だけなら予約なしでも行けるんじゃないかと思ッたんで、飛び込みで行くことに。



開店の5時を少し回った頃に入店出来るようにタイミングを計って家を出発。


チャリンコで平野運河沿いにちんたらと南下。

地下鉄の駒川中野駅まで行ったら商店街に入って、店を眺めながらチャリを押して歩きました。

駒川商店街の端まで行って、信号を渡ったすぐ斜め前にお店はありました。
 *最寄り駅的には近鉄の針中野駅がすぐで徒歩2分くらいの場所です。



駒川中野(針中野)の割烹「幸(こう)」の店構え

*駒川中野(針中野)の割烹「幸(こう)」の店構え


お店は奥に細長く、入ってスグはまずカウンター席。

壁で仕切られたさらに奥が座敷のテーブル席のようでした。



先客はなかったのでカウンターのやや入り口より座りました。


最初の飲み物は普段ならビールで口を湿しますが、強烈に寒かったので初っぱなから燗酒をお願いしました。

お酒の燗をお願いしたら、自動的に熱燗と受け取られたようでしたが、ホンマに温もりたかったんで文句なし。


注文は懐石のコースに決めてたんで、5000円でお願いしました。




カウンター席の前にはなにも目隠しがないので職人さんの仕事が丸見え。


この日はご主人は居なかったんですが、店に入った時はスッポンをさばいてはりました。
その前の週末に身内の宴会でスッポンを食べたばかりやったんで、興味深く眺めてしまいました。





駒川中野の割烹「幸」一品料理メニュー1

*割烹「幸」の一品料理メニュー

お品書きを見ると、単品で値段の入ってるお刺身以外にも色々置いてはるのが分かりました。

なので書かれてる行数より料理の種類は多そうやなぁという印象を受けました。




割烹「幸」1品料理メニュー2

*割烹「幸」の1品料理メニュー

お店のブログの記事で元寿司屋と書いてはったんですが、メインでないにしてもお寿司もありますねぇ。

同じ会席料理でも、寿司屋系と茶会席?系では色々違うって聞いたことがあるんですが、素人には分からんやろうなぁと思いながら料理を待ってました。








付き出しの「のれそれ」と「かんぴょうの煮凝り」

*つきだしの「のれそれ」と「かんぴょうの寄せもの?」

お店の人から料理の説明で「のれそれ」って聞いた時はちょっと嬉しかったですねぇ。

穴子の稚魚である「のれそれ」には春を告げる食べ物って印象があるんですが、値段が高騰してて何年も食べてなかったんですよねぇ・・・。

全然期待もせず、久しぶりの食べ物が最初に出たんでいい予感がしました。

この日店を仕切ってた板前さんによると、つい数日前に市場に並びだしたそうですわ。

いわゆる「旬」より早い「ハシリ」で仕入れて来はったようです。

のれそれって、高知の名物?ってイメージがあるんでしょうが、ドコで獲れるんでしょうねぇ。
 *お店の方も今回のヤツがどこで上がるかはご存じなかったです。






お造りの盛り合わせ

*お造りの盛り合わせ

マグロ、平目、あおりいかでした。

特に産地については説明が無く、こちらも(相手にとっては)一見やからあんまり聞きまくるのも悪いと思って黙って頂きました。

マグロはそんなに鉄味がキツくはなかったですが、上品めな美味しさに感じました。

量や種類が多すぎたり、盛りつけが無駄に派手ってこともなく印象が良かったです。






竹の子、菜の花、蟹しんじょのお椀

*蟹しんじょのお椀

竹の子と菜の花が添えられてました。

後の方で別のお客さんと店の人の会話では、熊本産の竹の子がもう出始めてるってなことを言うてはった気がしました。


椀ものの器は抹茶茶碗型

*椀ものの器は抹茶茶碗型

横から見るとこんな茶碗に見えるような器でした。

普通の蓋付きのお椀の方が、蓋を取った時の香りの立ち上りや、驚きはありますが、こういうのもおもしろいですね。

椀種の真薯は流し函で作って直方体に切り出すようなタイプ。

突き出しの小鉢もかなりの数、盛りつけて冷やしてはったからかなりお客さんが入るんでしょうねぇ。



「ムツの西京焼き」の盛りつけ

*焼きモノの盛りつけ

料理の説明は「ムツの西京焼き」ってことでしたし、板に焼き目が付いてる訳ではないので板は香り付けとかではなく盛りつけの演出でしょうねぇ。

このくらいの上品な演出なら包みを開ける楽しみがあっていいですね。



ムツの西京焼き

*「ムツの西京焼き」の中身

小ぶりの切り身で上品さがあっていいですねぇ。

味ももちろん文句なかったですよ。

うちは無理からなガイドブックやないんで、「見た目を褒める=味は聞くな」って訳じゃないですよ。





歴史を感じる「えびの文化揚げ」

*お店の歴史を感じる「えびの文化揚げ」

このお料理の名前は大将が店の先代から引き継いだそうですわ。

文化住宅、文化鍋なんかと同じなんでしょうか、「文化」って単語自体がオサレーやった時代のメニュー名って気がしました。

それだけお店が長いこと続いてるって印象ですね。

文化揚げ自体は食パンを麺棒(すりこ木?)で伸ばして、それでエビとアスパラを包んだものでした。

パン包み揚げって言われるより、なんか嬉しいですわ。

左のしらうおのかき揚げ?の下には、行者にんにくとふきのとうという季節感のある脇役も隠れてました。



うなぎのとろろ蒸し

*うなぎのとろろ蒸し

白焼きにしてあったのかは分かりませんが、蒲焼きではない鰻が中に居てました。

丸っこい器で出てきたんですが、蓋した状態の写真は撮り忘れてしまいました。





違和感なかった「海鮮コキール」

*海鮮コキール

創作懐石なんかで和ぁか洋なんか分からんようなモンがコースに入るのは苦手ですが、これは違和感なかったですわ。

中には色んな魚介の角切りが入ってて、旨みたっぷりでした。



酢の物「きずし、こはだ、鯨ベーコン」

*酢の物「きずし、こはだ、鯨ベーコン」

これがコースのお料理としては最後の1皿になります。

きずしは生に近い浅い締め方で好みのタイプやったんで非常に良かったです。

鯨ベーコンはあんまり食べた経験値が低いんで善し悪しは分からず。

ただ、掛かってる酢みそが下のお酢に溶けて全体に味が付くのはちと残念でした。

個人的には鯖のきずしかコハダ単品でも十分でした。





お料理はこれで終わりやったんですが、どんな組み立てか分かってなかったこともあってお酒がけっこう余ってしまいました。





サービスで出してくれた「酒の肴」

*サービスで出してくれた「鯛の荒と卵?」

板場を仕切ってた料理人さんが

 「まだお酒余ってるはるやろうから、どうぞ」

と、オマケで出してくれはりました。

鯛のあらを焼いたモンと魚卵みたいな珍味でした。

ちゃんと正体を説明してくれたのに忘れてしまいました。


オマケ自体はもちろん嬉しいですが、客の動向を見て、気ぃを効かすっていう気持ちというかスタンスが嬉しいですねぇ。



お茶碗が巨大だったご飯

*豆ご飯とれんこんのすり流し

ご飯モノ自体はしんぷるであっさりした美味しさでした。

ただ、このお茶碗の巨大さはちょっと不思議でした。

お茶碗を持ち上げて、豆ご飯を味わってると、頭の中で左手に北海道土産の熊の木彫りを持ってる絵が浮かんでしまいました。

不満という意味ではないんですが、なんでこのお茶碗を選んだんやろう?とは思いましたね。(^^)




デザートの「キウイといちごムース」

*水物は「キウイとイチゴムース」

これもやっぱりお店で作ってはるんでしょうねぇ。

普段甘いものは食べなくても、美味しくちゃんと全部いただきました。












客が私一人やった時は、一見の線を越えんレベルでちょこちょこっと会話。

他のお客さんが来てからはごく控えめに会話しましたが、この日のメインの職人さんともう一人若手の職人さんのどちらも落ち着いた愛想の良さがありました。

こちらが料理のことを聞くとちゃんと答えてくれましたし、適度に会話を膨らませる感じが良かったです。

職人気質の料理人さんだと会話をする気のない方もいますし、それでマイナスの印象はないですが、適度なコミュニケーションが取れるとやっぱり嬉しいモンです。



世間話のたぐいを振るのではなく、お料理のことだけでしゃべってたせいか最終盤には

 「お客さんは、ほんと食べるのが楽しそうですねぇ」

ってな趣旨のことを言われてしまいました。(^^;




料理に加えて、お店の雰囲気が良かったので、初回からトータルに食事が楽しめましたわ。

今回は居てはれへんかった大将にも会うてみたいし、必ず再訪するつもりです。





そうそうお勘定のことを書くのを忘れるところでした。

コースが5000円で、日本酒をたっぷりと途中でビール1杯を飲んで8250円でした。

キタやミナミみたいな繁華街でなく、針中野みたいなローカルな土地でコースのスタートが5千円ってのは強気ですが、十分値打ちがありましたわ。

今回の内容であれば、ローカルな土地に店を構えてはる値打ちがあるように感じました。

というわけで、コストパフォーマンスでも大満足でした。




帰り道にずっと前に見かけたと思ったバーを探したんですが、見つからず。

近辺でバーだけは捜さんと今後通うとなると食後が寂しいですな。




<参考情報>

*割烹「美味求真 幸(こう)」:公式サイト

住所:大阪市東住吉区鷹合2丁目1−9

電話:06−6697−2222

営業:11:30〜15:00・17:00〜23:00

定休:木曜日








*朝イチの体重:57.2kg(心おきなく食べられる数字。)

*1月の休肝日:5日/14日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月30日

さぼって居酒屋で晩ご飯「いさ美」@田島

今日は反動で料理する気にならず外食。

2軒振られて初めての店「いさ美」ってとこに入ってみました。

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<後日 追記>

この日は宴会でエネルギーを使ったんで料理する気にならず。

最初は安めに済ませようと近所のお好み焼き屋「どかどか」に行ったんですが、店の前にチャリンコが何台も止まってたんで断念。

続いてしばらく前に行った「淡路屋直売所」へ行ってみるも、満席で断られてしまいました。

寒い中チャリで行ったんで非常に悲しい気分になりましたが、今里筋に戻ると「いさ美」っていう居酒屋が目に入りました。

あんまり期待せんと入ったんですが、生ものの種類が多くなかなかええ感じでした。




若ごぼうの煮物

*若ごぼうの煮物 300円

春になったら自分でもたまに炊きますが、ここのは油で炒めてから煮てるようでした。

薄味の分、ちょっと油の味が邪魔でしたが自分で作る以外の味を久しぶりに食べたんで良かったですわ。

これは大鉢料理やったんですぐ出てきました。

寒かったこともあって燗酒のダブルでスタートしたんですが、ダブルでも500円やったんで飲兵衛にはありがたかったです。


あっさりした「おでん」

*あっさりしたおでん

おでんも早いだろうと思ったんで、すじ肉、大根、厚揚げを頼みました。

これも大鉢に作ってあって、チンして出してくれました。

非常に出汁があっさりしてるんでおでんっていうより、煮物を食べてる感じでした。

すじ肉はあんまり煮込まれてないようで、だいぶ歯ごたえがありました。



大きくて立派な「カキフライ」

*大きくて立派な「カキフライ」 700円

この日はツイッターのTLに牡蛎ネタが何度もあがってたので刺激されてしまいました。

かなり粒が大きくて臭みやクセもなくこの値段としては当たりでした。

揚げ物が到着したところで日本酒に追加して瓶ビール(500円)も平行して。



珍しい「切り干し大根」

*珍しい「切り干し大根」 300円

割干し大根?っていうんでしょうか、かなり大振りな切り干しでした。

これも味付けは控えめで、油で炒めたのか油揚げから出たのかは分かりませんが油っ気がありました。

いやってほどではなかったんで、美味しく頂きました。


ふぐに強い店のようで「ふぐ皮」も旨かった

*てっさと迷って頼んだ「ふぐ皮」 500円

てっちりもやってて、てっさや唐揚げもあり河豚に強い店のようでした。

そのおかげかふぐ皮も市販のプラスチックみたいなんとは別モンでした。

ちょろっと白子?も添えてくれてて、満足感がありましたねぇ。


2合の日本酒が500円と安かったおかげか、お勘定の4100円は自分のなんとなく想像してた金額より安かったです。


他の店にフラれて行った店ですがなかなか良かったですわ。

2〜3人で行ってもっと色々お造りなんかを食べたかったですわ。




<参考情報>
*いさ美

住所:大阪市生野区舎利寺2−14−10

電話:06−7893−7133

営業:5:00PM〜11:00PM

定休:水曜日
 
 
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2012年01月13日

寺田町の「がむしゃら」・「あかりや」・「コバコバー」

10日は夕方から外科の病院に行ったんで、そのまま外食することに。

携帯から小ネタをアップしましたが、自分のメモがてらデジカメで撮った方の写真を貼っておきます。

まず最初に向かったのが寺田町のサンダル屋街?にある焼鳥屋「がむしゃら」。

かなり前からやってると思うんですが、前は何回も通ってるのに入ったことはありませんでした。

お店の大将が大の矢沢永吉ファンやってのは、どこかで読んだか聞いた記憶がありました。



お店に入ってみると、店の内装は矢沢永吉関係のグッズで隙間もないほどでしたわ。

まぁ別にお客さんまでが矢沢になりきってるとかじゃないんで、一見でも問題はなかったですわ。





寺田町の焼鳥屋「がむしゃら」のメニュー

*寺田町の焼鳥屋「がむしゃら」のメニュー

焼き鳥は1本ずつでも頼めるのは一人モンにはありがたいです。

バラバラに頼んでも良かったんですが、なんとなくで串コース1500円をお願いしてみました。

焼き鳥が10本にワンドリンクが付くんでけっこうお得なんでしょうか。

塩かタレか聞かれて、内心では塩で食べたいモンもあるし、タレも食べたいなぁと思いながらタレでお願いしました。

順番に出してくれた焼き鳥は前半が塩焼きやったんで、何本かは塩固定で、後半だけ塩かタレかお客の好みに合わせるシステムのようでした。


前半の塩は写真を撮る余裕無く食べてしまい、写真はなし。



メニューの種類はさほど多くはなく、ごくオーソドックスな焼鳥屋さんっていう品揃えに感じました。

なんぞ生モンも欲しいなぁと思ったんですが、メニューにはナシ。

しばらくしたら壁にたたきのメニューがあるのを見つけたんで、それをお願いしてみました。




鶏のたたき 塩わさび味

*鶏のたたき 塩わさび味

メニュー名は正確に覚えてませんが、粉わさびと塩が掛かってました。

お値段はたしか450円だったかと。

注文が入ってからささみ?を鍋の熱湯でサッと湯引きにして作ってくれてました。




後半はたれ味の焼き鳥

*後半はたれ味の焼き鳥

「ねぎま」と「せせり」ですかねぇ・・・。

焼き加減がよくて旨かったですわ。

しばらく前になりますが、外で最後に食べた焼き鳥はイマイチで、その前は大ハズレ。

おかげで久しぶりにちゃんとした焼き鳥が食べられた気がしました。

屋号に「紀州備長炭焼鳥」と付けてるだけあって、その辺の焼鳥屋より焼き方も上手いんかもしれませんな。
 *私はええ加減なんで、あんまり細かく分かりませんが・・・。





キモとココロ?のたれ焼き

*鶏きもとココロ?

この鶏肝も中までギリギリで火が通るか通らんかぐらいでふんわりしてましたわ。


焼き鳥の最後は「つくね」

*焼き鳥コースの最後は「つくね」

かすかにナンコツかなんかの食感があって、全体としては柔らかく好みでした。

10本のコースでも単価の高い手羽先なんかもあって、野菜は1本だけで他は鶏ばかり。
野菜の串で原価を抑えるってなこともなく満足感が高かったですわ。

熱燗とビールなんぞを飲んで、お勘定は3550円でした。



焼き鳥以外の野菜モンなんかのメニューは少なめでしたが、焼き鳥が食べたい気分の時には次もここでええなぁと思いました。





<参考情報>

*紀州備長炭焼鳥「がむしゃら」:食べログ

電話:06−6713−8123

住所:大阪市阿倍野区天王寺町北2−6−3

営業:17:00〜23:00

定休:水曜日 第3火曜日




「がむしゃら」を出て、まだ飲み食いしたかったんで次も行ったことない店を覗くことに。





寺田町の今風立ち飲み「あかりや」

*寺田町の今風立ち呑み「あかりや」の店構え

寺田町から高架沿いに桃谷方向に少し進んだところにあります。

この店の入ってる物件は昔喫茶店で、高校生の頃にコーヒーチケットを入れてちょくちょく寄ってたんですよねぇ。

懐かしい箱がいつのまにか立ち飲みになってたんで、いっぺんくらいチェックせななぁと思ってました。





寺田町の立ち呑み「あかりや」のメニュー

*寺田町の「あかりや」のメニュー

店のテントには「向井商店直営 Standing酒Bar」となってるんで日本酒メインかと思ってました。

入ってみるとワインも置いてたりで、日本酒ばっかりではなかったですわ。

焼鳥屋では肉気ばっかりやったんで、あっさりしたいモノが欲しくておでんでも行こうかと。

店に入るまでは若いスタッフがやってるのかと思ったら、私よりずっと年上の女性が取り仕切ってはりました。

おでんをお願いしようと思ったら、ちょうどぶり大根が出来たけどって言われたんでそれをお願いすることに。

燗酒をお願いしたら、メニューの下段の黄色い短冊の銘柄が燗向きやとのことでした。





ぶり大根と「東北泉」燗酒

*ぶり大根と「東北泉」燗酒


ぶり大根でゆっくり燗酒を飲んだら、ちょっと口をサッパリしたくてビールを。

レーベンブロイの生を自分で1杯と挨拶がてらビール好きやという女将さんに1杯やってもうてお勘定は1750円でした。




<参考情報>

*向井商店直営 Standing酒Bar「あかりや」

住所:大阪市天王寺区寺田町2−6 東大阪ビル1F

電話:080−3130−4189

営業:17:00〜22:00

定休:日祝





せっかくなのでずっと寺田町近辺で気になってたところをもう1軒。






寺田町のバー「コバコバー」

*寺田町のバー「コバコバー」


近所を通ってても、バーがあると気づいて無くて半年ほど前に店の存在を知ったばかり。
2〜3度前まで行ったんですが、開いて無くてフラれてました。

開店が8時半頃とのことなんで、私が軽く外食する時間だとまだやってなかったようです。

どんなバーかと思いながらお店に入るとごくカジュアルで気楽に飲むタイプのバーでした。

シェーカーやミキシンググラスも当然ありましたが、ショートカクテルを色々飲むって感じではなかったです。

マスターが「えべっさんの時期の飲食店は不景気になる」って言うてはったのが印象に残ってます。

ジントニック2杯だけをサラッと飲んで1200円でした。


<参考情報>

*BAR「コバコバー(kobakobar)」:食べログ

住所:大阪府大阪市天王寺区大道4−8−25 永棟マンション 1F

電話:06−6772−8528

営業:8:00PM〜2:00AM

定休:不定休









昨日は晩ご飯のあと風呂に入ろうとして、ついでに体重をチェック。

異常に軽い数字やったんで、乗り直すと、そのたびに全然違う数値。

前にも同じ現象が出たんで、ピンと来て電池を交換したんですが、今度はすごい重さ。

朝イチの体重はちょっと目標をオーバーした程度やったんですが、翌朝になっても1kgは軽くオーバーしそうでした。

何日間か電池が切れかけて、誤って低めの数値を出してたのかもと思うとガックリでした。

この記事の焼き鳥がっつりに続いて翌日も昼に外食してただけにねぇ・・・。




晩メシを控えめにしてたんで、寝る頃には腹が減ってましたが飲み食いは一切が我慢。

ところが今朝計ってみると、余裕で目標はクリアしてましたわ。

何日も節制を続けんとアカンわと覚悟してたんで、ホッとしました。


*朝イチの体重:57.4kg(理想値ジャスでホッとした)


*1月の休肝日:4日/12日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

俊徳道の濃ゆい串カツ屋「次郎吉」を再訪

22日に出かけた俊徳道のメチャクチャ濃ゆい串カツ屋をご紹介します。

とはいえ、食べた料理の単価は全く分からず、その上よう飲んだせいでお勘定の金額まで分からないんです。

その意味では「外食ネタ=金額ありき」がモットーな私としては、ボツにしかけたんですが自分のメモがてらアップしておきます。

今年を振り返っても、トップクラスのインパクトがあった店なんで写真をパラパラっと眺める程度の参考にしてください。


一回目に行ったときは写真が撮れなかったんですが、その時に印象についてはコチラの記事をご覧ください。




1回目の記事を読んだ方からこばやしさんや私へ一緒に行こうってなお誘いがけっこう上がってました。

予約が取れない上に、カウンターのみで席数が少ないお店なんで人数が増えるとせっかく行っても入れない可能性が大。

そこで今回はこばやしさんとは別に私が手近な方らと少人数で行くことに。


グルコバの常連でぜひ行きたいって言うてはった*あきこ*さんとうちのブログではお馴染みのishさんの3人で行くことに。





「次郎吉」の最寄り駅の俊徳道に6時に待ち合わせて、3人そろったらお店に向かいました。

店内はだいぶお客さんが入ってて、なんとか一番奥のカウンターがL字型に折れ曲がったところに潜り込めました。

この席はカウンター内で後ろ向いて包丁を使う大将の手元がばっちり見える特等席でした。




では、どんどん食べたモノの写真をご覧頂きましょう。






2度目の次郎吉は「どて焼き」でスタート

*まずは「どて焼き」でスタート

待ち合わせの20分以上前に着いてたんで、体は冷え切ってましたが最初は瓶ビールでスタート。

どて焼きをお願いすると、一人に2本ずつ出てきました。






平目のお造り

*平目のお造り

カウンターの中に掛けてある黒板(白板)にあった海鮮メニューをまず攻めることに。

海鮮ものは少量仕入れなんで、2〜3人前で切れるネタもあるようでした。

身にちゃんと旨みがあってええヒラメでした。

こんなん食べるとなったらビールじゃ我慢出来んので、さっさと燗酒をお願いしました。



前回は初っぱなから大将(てっちゃん)がガンガン飲ん出て、ビール以外なかなか出なかったんですが、今回はまだ酔いが浅いうちにオーダー。




貝好きの*あきこ*さんチョイス「トリ貝」

*貝好きの*あきこ*さんチョイスの「トリ貝」


トリ貝の経験値が高くないんでよう分かりませんが、けっこう厚みがあって旨かったですわ。

そもそもトリガイってたしかけっこう高いんですよねぇ・・・。



穴子の天ぷら

*穴子の天ぷら

最初にオーダーしたうちの一つですが、これはしばらくあっさりしたモンを食べてからタイミング見て大将が出してくれました。

これで一人前です。





甘みがあった「生レバー」

*甘みがあって上モンな「生レバー」

もうすぐレバーの生食が禁止になるかもなんていう、ひどい話が出てますが・・・。

素材は抜群な次郎吉だけあって、めっちゃレベルが高い生ギモに感じました。




しまあじのお造りにマグロが勝手に追加

*しまあじのお造りにマグロ

ある程度シマアジを食べたら、勝手にマグロが追加されました。

どちらもやっぱりええネタでした。

大将のてっちゃんは注文に関係なく食べさせたいモンをどんどん出してくれるんですわ。




かなり後半になってやっと「串カツ」

*だいぶ後半になってやっと「串カツ」

串カツ屋に来てるって感じのないモンばっかり食べてましたが、後半にやっと(牛)串カツを頼みました。

大将からも「うちは、串カツ屋やでほんまに!!」ってなツッコミが入ってました。






大将が勝手に出してくれた「くわいの素揚げ」

*これも大将が勝手に出してくれた「くわいの素揚げ」

何々を食べるか?って聞くんやなくて、勝手に料理して、それが勝手に置かれるのが次郎吉流。

クワイには特有のちょいとした苦みがあって旨かったですわ。




勝手に出てきた「ふぐ」

*これまた勝手に出てきた「ふぐ」

たしか、ふぐやったと思います・・・・。




串カツ用の肉をそのまま「牛刺し」で

*串カツ用の肉をそのままで

揚げる用に串を打ったやつをそのまま生で「牛刺し」としていただきました。







これだけのんでおそらく勘定は5000円ぐらいやったんじゃないかと・・・。


この日は料理をしっかり食べましたし、飲み物も注文したらすぐ出てきたんでしっかりと。


大将は、最初から生ビールサーバーから自分のコップにビールを注いではクイッと入れてました。

途中からぼちぼち濃ゆい話も振ってきてましたが、前回と較べると濃さは1/4ほどでしたねぇ。

料理への期待以外にも、大将のキャラを楽しみにしてたお二人にはやや不発気味やったようです。


個人的には1回目ほど濃ゆいと飲み食いが滞るんで、今回くらいでちょうど良かったですけどね。



食いモンが旨いからちょくちょく行って、違うネタを食べたくなりますねぇ。


もうちょっと使いやすい場所やと他の人も誘い安いんですけどねぇ・・・・。



2度目でしたがやっぱりモノの良さは実感しましたねぇ。





ちなみに駅で皆さんと別れて、帰り道に北巽で初見のバーに1軒寄りました。

家に帰ったら服を着替えることもなくコタツで沈没してしまいました。




<参考情報>
*串カツ「次郎吉」

住所:大阪府東大阪市永和2−24−2

電話:06−6723−0309

営業:17:00〜

定休:日祝


posted by えて吉 at 13:24| Comment(0) | TrackBack(1) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

やっと初めて相合橋筋の「正宗屋」へ

何回も店の前まで来ても開店前やったり満員やったりで振られ続けたけどやっと初めて店内へ。

缶ビールの後なんで初っぱなから燗酒。


<ここに携帯からアップした画像がありましたが、携帯の不調で間違った画像が添付されたので削除>




<同日後刻 追記>


なぜか一つ前の写真と同じモノがアップされてしまいました。

本来はどて焼きと燗酒が写ってたんですが・・・。

明日以降に写真は差し替えて、文章も多少の補足をする予定ですがしばらくお待ちください。


*朝イチの体重:57.6kg弱(もう一歩下がってて欲しかったぞ)

*12月の休肝日:7日/18日中(前日までの休肝日日数をカウント)







<翌日 追記>

昨日は11時の開店時刻を少し過ぎた頃に難波のデカイ無印良品へ。

安もんのチェーン店で作ったメガネの具合がようないんで、まだ作って何年も経ってなかったんですが、作り直すことに。

私は乱視とキツい近眼のせいで、レンズがゴッツくなるんで圧縮したやつを使ってます。

無印は店頭の値段で普通のレンズがセットになってて、圧縮レンズにする場合はプラス3000円でした。

圧縮レンズでなければ1時間ほど待つだけで当日仕上がりが可能とのことで非圧縮にしようかと迷ったけど結局圧縮に。

ishさんに10%の割引券を貰ってたので最終的に12285円で済んだのはありがたかったですわ。

無印を出たらせっかくミナミに出たんで、年末年始に飲み食いするモンでも買おうと長堀通りにある酒屋「YAMAYA(ヤマヤ)」へ。

ちょこっとだけツマミになりそうなんもんを買うて、ついでに喉が渇いてたので「エチゴビール」の缶ビールを買うて、店の前でぐびぐび。

そっからどうするか迷いながらダラダラっと南下して、今まで何度もフラれてる相合橋筋の「正宗屋」に再挑戦することに。

店の前まで行って中を覗くと、初めてガラガラやったんで、喜んでお店へ。





相合橋筋の「正宗屋」のどて焼き

*初めて入った相合橋筋「正宗屋」のどて焼き 330円

缶ビールを1本飲んでたんで、ビールはもうええかと燗酒(260円)でスタート。

どて焼きをつつきながら、カウンターの奥にあるホワイトボードのメニューをチェック。





出汁が少なめな「湯豆腐」

*出汁が少なめな正宗屋の「湯豆腐」 250円

カウンターの目の前に湯豆腐が煮えてたんで行っておきました。

豆腐が出汁に浸かってなくてちょっと違和感がありました。(^^;


油モンが欲しかったんですが、焼き鳥はあっても串カツや天ぷらの類は白板に見あたらず。

聞いても良かったんですが、結局諦めてしまいました。




揚げ物に行こうかと思ッてたのに、次のオーダーは正反対のあっさり路線へ。




かなり旨かった正宗屋の「平目のお造り」

*かなり旨かった正宗屋の「平目のお造り」 550円

なんとかくヒラメに目が止まって頼んでみたんですが、これは当たりでしたねぇ。

スーパーでたまに買うヒラメってあんまり味がない気ぃしますが、これは旨みがちゃんとありました。

コレが旨かったんで、日本酒が進みましたわ。

というわけで、お代わりも燗酒で。




量が少なめで良かった「イカ納豆」

*量が少なめで良かった「イカ納豆」 350円

思ったより量が少なめでありがたかったですわ。

私らみたいな一人飲みのおっさんにちょうどええ量にしてるんでしょうね。



いつもなら終盤はおでんの大根なんぞとあと1〜2品を食べながら、最後の日本酒を楽しむパターンなんですが、この日は最初のビールがないから酒は余らず。

おでんを頼むと確実にもう1本いるなぁと思ったんで、断念。


以上でお会計はジャスト2000円。


けっこうお腹が膨らんで、酒もまずまずの周り具合やったんで、この金額は安く感じましたね。

酒が260円やから、ビール抜きで酒2合入れたら酔い加減の割に安く感じたんでしょうねぇ。

相合橋筋の正宗屋は初めてでしたが、なかなか満足感が高かったですわ。

何年も前からフラレ続けた店にやっと行けたってのも嬉しかったですね。




<参考情報>

*正宗屋 相合橋:食べログ

住所:大阪府大阪市中央区千日前1−4−14

電話:06−6211−0339

営業:12:30〜24:30(月〜金)、11:00〜(土)、8:00〜(日)

定休:水曜日
 
 
*ジャンルを「携帯より」から「食べ歩き」に変更。タイトルも少々訂正&変更。
 
 
posted by えて吉 at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

久しぶりに新世界の「たつ屋」でホルモン鍋

並ぶのは大嫌いやけど前に2組だけやったんで頑張ったけどちょうど回転の切れ目やったみたいで30分くらいまったかも。

ホルモン鍋750円にホルモン煮込み300円はやっぱりコストパフォーマンスがよろしいなぁ。

13240076999860.jpg


<翌日 追記>

*朝イチの体重:57.8kg

*12月の休肝日:6日/15日中(前日までの休肝日日数をカウント)






昨日は朝イチで実家の仕事がらみで銀行へ。

その後、ツレ夫婦の喫茶店で手伝いを頼まれてるのが、昨日か今日か確認に。

今日で合うてたので、お茶をして家へ。

車を置いたら今度はチャリで天王寺へ。

すんごい向かい風でなかなか進まんかったんですが、頑張って漕いで天王寺公園にある大阪市立美術館へ。

実家のオカンが書道で作品を展示してもうてるんで、見に来いと言われてたんです。

書道展はオカンのを含めて、さっぱりピンと来んかったのでサラッと見ておしまい。

いつも書道展の隣でやってる日本光画会っとこの写真の展示会がええんで、書道展に続いてそちらへ。

やっぱり何枚もスゴイなぁ、キレイやなぁと思う作品があったんで、見応えがありましたわ。

展覧会を見終わったら、天王寺公園まで来たら寄らずに帰れず、新世界へ。

ドヤ街の方に行こうかとも思ったんですが、前回ふられた「たつ屋」へ。

3人連れの女子とオッサン2人組の2組だけが待ってたんで、すぐ開くかと並ぶことに。

しばらく待ってると前の二組は順に店に入ったんで、独りぼっちで並んでたんですが、そこからが長かった。

ちょうど客の回転が終わったトコやったみたいで、なかなか番が回ってきませんでしたわ。

昨日もかなり寒い日やったんで、足先が寒さでジンジンと痛くなってきてました。

私の後にもう一人、単独のオッチャンが来たんですがその人が待ちだしたらすぐにカウンターが開いて私とその人が店内へ。
 *待ち運?では、えらく負けた気分でした。(^_^;)





カウンターに座るなり


 「鍋、煮込み、熱燗」


とシンプルにお願いしました。




新世界「たつ屋」のホルモン煮込み

*新世界「たつ屋」のホルモンの煮込み 300円

煮込みは酒が来る前にサクッと到着。

食事の最初はビールで始めることが多いんですが、あまりにも体が冷えてたんでいきなり燗酒でスタートしました。

久しぶりでしたが、たつ屋のホルモンの煮込みは記憶のとおりあっさり味で旨かったですわ。




新世界「たつ屋」のホルモン鍋

*新世界「たつ屋」のホルモン鍋 750円

一人用とは思えんサイズの鍋にモツやら、野菜がたっぷり。

出汁はピリ辛ですが、ここにカウンターに置いてあった、おろしニンニクをたっぷりと投入。

自分の小鉢にスープを取ったら、そこに唐辛子味噌?みたいなヤツをぶち込んで辛さをがつんとアップ。

日本酒が無くなりかけたところで、瓶ビールを注文。


生レバーも食べたかったんですが、一人で食べるには多過ぎなので我慢。



瓶ビールが空く手前で焼酎をロックで追加。



のんびり食べながら、腹具合を計ってたんですが、少し迷った末に鍋のスープを足して貰って中華そばをオーダー。



新世界の「たつ屋」で初めて〆の中華そば

*たつ屋に一人で行ったときに初めて「中華そば」 150円

一人でたつ屋には何回か行ってるんですが、一人の時に〆モンを頼んだのは初めてです。

ずっと〆モンも食べたいなぁと思ってたんでついにシバキましたが、おかげで腹はギッチギチの満腹になりましたわ。


家に帰って夕方になってもさっぱり腹が減らず、結局夜の9時頃に少し腹がこなれて酒の肴を摘んだだけになりました。

以上でお勘定は2380円でしたが、やっぱり非常にコストパフォーマンスが良かったですねぇ。

煮込みも鍋もめっちゃ旨いんで大満足でしたわ。


最近は開店前から並んでるみたいやから、並ぶのが嫌いな私にはハードルが上がってるのだけが困ったモンです。



<参考情報>

*「たつ屋」:食べログ

住所:大阪府大阪市西成区山王1丁目17−10

電話:06−6647−5992

営業:12:00〜20:00(日祝〜18:00)

定休:月曜日


*投稿時のジャンル「携帯より」を「食べ歩き」に変更
 
 







posted by えて吉 at 13:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする