2016年04月21日

初訪問「日本料理 花川」@福島区

月に1回は習い事にでも通ってるつもりでちゃんとした料理を食べてもええと思っています。

特に和食に限定してる訳ではないんですが一番食べたいのほぼ和食に偏ってるように思います。

一つの店を知ったらある程度回数を通って季節ごとの変化を楽しみたいと思うんですが、最近は新規開拓が出来てなくて同じ店にばかり行ってる状況です。

なんぼ月一回とはいえ、あんまり高価なんは贅沢過ぎると思うとなかなか店が見つからないんですよねぇ。

そんな中しばらく前に手元にある和食を特集した食べ歩き系の雑誌を見返してたら今回のお店のことが載ってました。

雑誌を買うた時にパラパラっとは目を通したはずなんですが、完全に頭から抜けてました。

お店に行ったのは5日の火曜日なんですが、雑誌で見つけてから数日後やったと思います。

また忘れてしまう前にと思って店のことを知ってから割とすぐに出かけました。

営業時間が5時からやったんで、口開けに合わせて電車でJR環状線の福島駅へ。

福島駅はなんどか周りをウロウロしたことあるんですが、お店のある阪神ホテルの裏にあたるエリアは歩いたことなかったですわ。



福島の割烹「花川」の店構え

*福島の割烹「花川」の店構え

お店までの路地には他にもけっこう面白そうな店がありましたし、お店のすぐ前には年季の入った鰻屋さん「うなぎ菱東」ってのがありました。

お店に着いたのは5時20分くらいで私が最初の客だったかと。

カウンターに座ったらおまかせコースの中で一番安い4000円の花コースをお願いしました。

コース名が、「雪月花」になってるのが和食のお店っぽくていいなぁと。

福島の「日本料理 花川」のメニュー

*福島の「日本料理 花川」のメニュー(クリックで大きな画像が開きます。)

コースは月が6000円で、要予約の雪が8000円でした。

単品の料理の値段を見ると割と簡単な料理でも4桁なんで花コースの値段でほんまに何皿も出てくるんかと思ってしまいました。(^_^;)




まずはビールをお願いして食事をスタート。




うすい豆の豆腐

*前菜のうすい豆の豆腐

ちょうど桜が咲いて春っぽさを感じてたんで、この色が良かったですね。

前菜でウニを添えるあたり高級感でお客を掴みに掛かってるんでしょうかね。

きっちり掴まれました。(^_^;)


花川のお造り

*お造り

まぐろ、鯛、サヨリ。どれもが上品なサイズで多すぎないとこに好感を持ちました。

ビールでスタートしましたが、すぐに燗酒も追加しました。やっぱり和食は日本酒ですからね。

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*花川の八寸

左手前が湯葉で、右手の葉物?は山菜系のなんかやったかと。奥の小皿にはホワイトアスパラと鴨のロースとあと3種類ほどの肴が乗ってました。

私が以前通ってた割烹ではこういう八寸ってのは出なかったんですが、最近の日本料理屋さんでは八寸に力を入れてるトコが多いような印象ですね。

ちょこちょこと色んなアテをツマミに飲むのは好きなんでけっこう嬉しかったですよ。


割烹のコースには珍しい「タイのかぶと焼き」

*割烹のコース料理には珍しい「鯛のかぶと焼き」

かなり立派なサイズの鯛の頭でしたが割烹やと食べやすい切り身が多いんで珍しいですよね。

私は普段から魚を買うならカマやら荒が多いんで全く文句はなかったですね。丁寧に丁寧にそれぞれのパーツをバラし徹底的にいただきましたよ。

食べ終わるあたりでスッと新しいおしぼりを出してくれたのは嬉しかったですね。

座ったカウンターの前では大将の脇を助ける女性が仕事をしてはったんですが、一人客に気を使ったのか気さくに話しかけてくれましたね。

店に入ってしばらくしてから大将のお母さんとおぼしき女将さん(大女将?)が出て来はったんですが、その方は割烹には珍しいほど愛想のええ方でしたわ。

気楽な食堂の女将さんみたいなノリで話しかけてくれ、イチゲン客やと分かるとお店が最近ミシュランに”ビブグルマン(Bib Gourmand)”として載ったってそのページを見せに来てくれたり。

ピシッとした割烹で緊張感を持って食事したい人には違和感があるかもしれませんが、気楽に食事を楽しむ雰囲気を作ってはりました。


上品な若竹煮

*上品な若竹煮

春って言う季節感にはもちろんピッタリですし、こういう上品な煮物を食べるとプロの仕事やなぁって思いますわ。

鯛の頭はかなりのボリュームでしたがこの煮物を含めて全体に量が多すぎないのはありがたかったですね。

福島の花川の酢の物

*酢の物3品盛り合わせ

ホタルイカと白魚と、後は鯛の白子だったかなぁ・・・。一番右のはちょっと忘れてしまいました。

これもどれも少しずつで嬉しかったですわ。頑張り過ぎて終盤の酢の物がたっぷりすぎると持てあますことがあるんでねぇ。

そうそう、お酒を頼んだら色んなタイプの盃やぐい飲みを持って来て好きなのを選ばせてくれました。

カウンターの中では大将と脇の女性が調理を担当して、そのヘルプとフロアを若いお兄ちゃんが担当してました。

えらく客あしらいに緊張してるからこの春に入ったばかりかと思ったんですが、お店に入って一年ほどで客に対応し始めたのが最近やそうでした。

若い衆を育てながら店を回して行ける店って減ってる印象なんで頑張ってはるなぁと思いました。


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*最後のお食事

ご飯は白米にちょっぴり”ゆかり”がかかっただけで、このシンプルさも好みでした。

会席の最後に具が入ったりして主張の強すぎるご飯よりこういうスッキリした方がええですわ。

全体の量が多すぎなかったので、無理せずにちゃんと最後のご飯までいただけました。


抹茶シャーベット

*水物は抹茶のシャーベット

抹茶アイスではなくてシャリシャリしたシャーベットやったのも好みでしたわ。

お勘定は7560円でした。コストパフォーマンスとしてはかなり満足しましたねぇ。

一つだけ残念やったのは椀物がなくてプロのお出汁を味わえなかったとこですねぇ。

もう一つ上の6000円のコースにも内容として椀物がないんですが、8000円のコースやったら付くんですかねぇ・・・。

けっこう気に入ったんでまた近いうちに行ってみるつもりですが、次はやっぱり六千円のコースですかねぇ。

久しぶりに手の届く値段で満足感のあるお店が見つかって嬉しいですわ。


<参考情報>
*日本料理 花川:福島安心の店ネットワーク

住所:大阪府大阪市福島区福島5丁目6−48

電話:06−6136ー3266

営業:17:00〜22:00

定休:月曜日(祝日営業、翌日休)



食事の後は福島駅のそばのお店の多い一角をうろついてバーの新規開拓をすることに。

その辺で2回ほどバーに入った記憶があるんですが、今回はとりあえず新規で。

何軒かパスして「BAR E」ってお店が良さげやったんで入ったですが、入ってバックバーを見た瞬間に以前に入ったことがあるのを思い出しました。(^_^;)

自分のテイストにブレがなかったとは言えますが、新規狙いは外しちゃいました。

バーテンダーの方と話してたら、向こうは私が以前来たことを覚えてはってびっくり。

マスターにとっちゃ大量のお客さんの中でたった一回のモンを覚えてはるとこがプロですねぇ。

私なんか2回くらいしか飲んでないエリアですっかり忘れてるんですからどうしょうもないですな。




*朝の体重:57.75kg。(あんまり余裕無いな。)

*今月の休肝日:6日(今日は酒抜き。)
  
 
posted by えて吉 at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

人数揃えて南森町のスペイン料理店「カンバッシー」再訪

南森町から天神橋筋を下った大川に面した場所にあるスペイン料理屋「カンバッシー(Can Bashi)」は初回に3人で行ってえらく好みに合ってて気に入りました。

 *その時の飲み食いの内容はコチラからどうぞ。
 
その後一人でランチも食べたんですが、やっぱり人数を揃えて色々食べたいなぁと思ったので飲み食い仲間の皆さんに声を掛けて突撃しました。

初回にも一緒に行ったishさん、*あきこ*さんに加えてグルコバでお世話になってるこばやしさんとだいこんさんの5人で行くことに。

出かけたのは3月29日の火曜日でしたが、念のために7時で予約をして席を押さえておきました。

人数的には他にもグルコバ仲間のLAKSAさんやishさんの知り合いのきよみーさんって方にも声を掛けてたんですが、最初は少々人数が増えて行けるやろうと思ってたんです。

お店の大将は日本人の方で以前は京橋のスペイン料理店「リンコン・カタルーニャ」に居てはったそうですが独立されてフロアを担当するスペイン人の奥さんとで店を切り盛りしてはります。

奥さんの雰囲気が良くて料理もリーズナブルで旨いんで気に入ったんですが、場所的に人の流れが大川で分断されるんでけっこう商いには厳しいとこのようです。

応援したい気持ちもあって再訪したんですが、申し訳ないけど平日なら予約せんでも席はあるやろうくらいの気分でした。

ところが行ってみると平日だというのに7時前からどんどんお客さんが入ってほぼ満席に。

スペインビールが早々に売り切れるほどの盛況さで予約せんでもええなんて失礼なことを考えてしまいました。




私は少し早めに店に着いたんで、のんびりメニューの写真が撮れたんでそれをまず貼っておきましょう。





スペイン料理店「カンバッシー」のメニュー1

*南森町のスペイン料理店「カンバッシー」のメニュー1

スペイン料理店「カンバッシー」のメニュー2

*カンバッシーのメニュー2


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*カンバッシーのメニュー3


スペイン料理店「カンバッシー」のメニュー4

*カンバッシーのメニュー4


カンバッシーの日替わりとオススメメニュー

*日替わりのタパスとオススメメニュー

スペインの前菜、タパスは気になるのでやっぱり今回も盛り合わせでお願いしました。

カンバッシーの前菜の盛り合わせ

*前菜盛り合わせ(1人前1200円〜)

5人でしたがざっくりと3人前程度を大盛りにしてもらいました。

・あさりとブッコリーのソテー

・マグロのエスカベチェ

・カボチャのオーブン焼き

・カツオと焼き野菜のマリネ

・インゲンのスペインオムレツ

どれもええ感じでスタートとしてご機嫌でしたが、個人的に特に印象に残ったのがマグロをトマト味で煮込んだようなヤツと燻製にされた香りが効いたカツオですかね。

最初はビールで乾杯して、ワインのボトルに行くことにしたんですが皆さんの好みは赤でした。私は前菜の時は白系も楽しみたかったんでシェリーをお願いしました。

赤ワインとして最初の一本はリオハ(Rioja)が出て来たんですが、こばやしさん曰くなかなかええ感じやとのことでした。

牛モツのカタルーニャ風

*牛モツのカタルーニャ風 900円

ホルモン系はどうしても惹かれてしまいます。メニューでは牛モツとだけ書かれててどの部位が出てくるのかと思ったらハチノス(イタリア料理のトリッパ)が出て来たのは予想外でした。

値段的にこなれてるんでもっと安いホルモンかと思ったんですよね。ハチノスは自分でも料理してますが下処理に手間が掛かるんでけっこう値打ちを感じます。

さらに実際に食べてみるとジョートーな洋食屋で出て来そうな濃厚なソースでした。これはえらくコストパフォーマンスが良く感じましたねぇ。


生ハムと揚げ芋と玉子のまぜまぜNo4

*生ハムと揚げ芋と玉子のまぜまぜNo4 900円

これは前回3人で来た時にもオーダー。ただ、*あきこ*さんが到着前にishさんと二人でガツガツ食べてしまったんです。

旨かったから皆さんに食べて欲しかったし、*あきこ*さんさんには「旨かったですよー」と伝えただけやったんで今回は優先でオーダー。

骨付きのゴツイ足からスライスしたばっかりでみっちりと締まった生ハムの塩気に玉子混ぜてフライドポテトを食うっていうかなり贅沢なジャンクフードって感じです。


白インゲンとモルシージャのソテー

*白インゲンとモルシージャのソテー

メニュー名にソテーって入ってるんですが、出て来たのは全然想像と違ってました。

モルシージャってのはスペイン特産の黒いソーセージでしたがそいつの個性とスパイスのクミンが効いてて面白かったですわ。

パスタのパエリア「フィデウア」

*パスタのパエリア「フィデウア」1200円

初回はこの料理を食べるために来たんですが、初参加のお二人にも味わって貰うために1人前だけオーダー。

前回食べたishさんと*あきこ*さんは前の方が魚介の旨みが強かったって言うてはりました。

個人的にはイカの強い旨みが前回より少しだけ弱まった今回の方がバランス良くて好みに感じました。

鴨のコンフィ ジローナ風

*鴨のコンフィ ジローナ風 1300円

しっとりしてホロッと崩れるほど柔らか。付け合わせの豆も旨かったですわ。

スペインには学生時代に1度行っただけなんですが、豆を多用する印象があるんすよねぇ。

ワイン2本空けてビールやシェリー食べて5人でのお勘定が26300円でした。

人数が揃うとやっぱり色々食べられて楽しかったですねぇ。初回が3人で23000円くらいやったんで今回はええ感じに収まりましたわ。



*B級的・大阪グルメ!ブログ:CAN BASHI(カンバッシー)@天神橋




<参考情報>
*スペイン料理「Can Bashi(カンバッシー)」

住所:大阪市北区天神橋1−3−4清洲中之島プラザ1F

電話:06−6360−4859

営業:12:00ー14:30、17:30〜23:00

定休:水曜日


お店を出たところでこばやしさんとだいこんさんとは別れて残り3人で近所のバーへ。

2階にあるバーでお店の大将のカジュアルなノリとishさんのノリが変にシンクロ?して初っぱなから大騒ぎなバー飲みとなりました。

この何日か前にギリギリで終電を逃してたんでなんとか電車で帰れてホッとしました。











*朝の体重:57.55kg。(酒抜きやからまあまあかな。)

*今月の休肝日:4日(昨日は酒を抜きました。)
 
 

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2016年02月05日

ミナミの相合橋筋の串くわ焼き「たこ坊」へ

ミナミの相合橋筋にある串くわ焼きのお店「たこ坊」に初めて行ったんでさらっとご紹介しておきます。

行ったのは1月23日の土曜日なんですが、この日から日本全体がえらい寒波に襲われるって予報でした。

翌日は雪も降るかもって予報やったんですが、いつも相手して貰ってるishさんはえらい早い時間から出勤のご予定でした。

4〜5日連チャンで早朝からのお仕事やったんですが、その終盤に今シーズンは暖冬やと言うのに記録的な大寒波とはついてはりませんわねぇ。

交通の乱れも予想されたんで、うちの家に泊めてくれんかとの連絡が何日か前にありました。

予定もなかったので二つ返事で泊まって貰うことにしたんですが、晩ご飯をどうするか事前に相談。

早い目には寝て貰わんとアカンので簡単に鍋でも用意しましょうか?って言うたんですが、結局はミナミでちょいと飲むことに。

当日は5時頃に直接お店で会う約束やったんで、JRで難波まで出て普段はすぐ地上に上がるんですがあまりに寒かったんで珍しく地下街をずんずん東へ。

地下街から千日前通りにあがり、相合橋筋に入ってすぐの正宗屋を過ぎてすぐの角にお店がありました。

串くわ焼き「たこ坊」の店構え

*串くわ焼き「たこ坊」の店構え

正宗屋のすぐ斜め前くらいで、この商店街は中国人の観光客で混雑することもないんで、ミナミに出たらしょっちゅう通ってるんですよねぇ。

お店は昭和26年創業らしいんで、店の前もずっと通ってたはずなんですがほとんど意識したことがなかったですわ。

ミナミのくわ焼き屋「たこ坊」のメニュー

*ミナミのくわ焼き屋「たこ坊」のメニュー

鉄板焼きのくわ焼き以外に揚げモノも色々ありました。

基本的には2串からの注文でメニューの価格は1串あたりの値段です。

寒かったんでまずは燗酒を注文してishさんの注文を待つことに。


「たこ坊」のカウンター内

*「たこ坊」のカウンター内

鉄板の上に食材を並べて上から重りのような鉄板で押しつけるように焼きます。

では食べたモノを貼って行きましょう。

数が多いんで4枚ずつまとめてみましたが、クリックして貰えばデカイ画像が別窓で開きます。


くわ焼きや揚げモノ

*「たこ坊」のくわ焼きあ揚げ物 その1

左上の焼き鳥だけはishさんの到着前に私が一人で食べたモノ。

他のイカげそ、こんにゃく、レンコンの肉詰はどれもishさんと1本ずつ食べました。


くわ焼きや揚げモノ

*「たこ坊」のくわ焼きあ揚げ物 その2

穴子、牛肉、もずく、エビパン

穴子は一本400円してこのお店で一番高いメニューでしたが、その値段だけのことはありましたねぇ。

身がプリプリで香ばしい醤油の香りと味も良くて、この日一番旨かったですわ。

くわ焼きや揚げ物

*「たこ坊」のくわ焼きあ揚げ物 その3

左上の細いのは鶏ミンチを棒状にしたもんで「オランダ」って名前でしたっけねぇ・・・。(間違うてたらごめんあなさい。)

右上の鶏は中にポテト入ったもんでした。左下は見たまんまカニ爪とその横はなんやった忘れました。

右下はとんぺい焼きでした。写真はこれだけですが、他にも何品か食べましたわ。

飲み物はビールやら酒やらを適度に飲んでお会計は二人で8580円でした。

使い込まれたカウンターや店内の様子、職人さんらの年季の入った動きを含めてええ雰囲気の店でかなり気に入りましたねぇ。

料理は鉄板焼きと揚げ物だけやからそんなに長居をすることはないと思いますが、一軒目としてビールとあう串モノや油物をちょいと摘まんで次に行くのに向いてますね。

ちょっと早めの4時半から開くんで、私は口開け近い時間帯を狙いたいですねぇ。

外人の客がミナミを見たいって言うた時なんかはここと正宗屋をハシゴするのも良さそうですわ。

お互い初めてでしたが、ishさんにはええ店をチョイスしてもうて感謝です。

*foodish:"雑"食記:「たこ坊」でくわ焼きと揚げものなど(大阪・相合橋)


<参考情報>
*串くわ焼き「たこ坊」

住所:大阪市中央区千日前1−8−3

電話:06−6211−4704

営業:16:30〜23:00

定休:木曜日








*朝の体重:57.75kg。(ちょいと重めやけど朝うどんシバいたった。)

*今月の休肝日:1日(今日は考える余地無く休肝日。)
 
 
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2015年12月10日

南森町のスペイン料理店「カンバッシー(Can Bashi)」に大満足

何本か前に食べたこともないパスタのパエリア「フィデウア」を作った記事をアップしましたが、本物を食べるためにスペイン料理屋に出かけたのでその時の飲み食いをご紹介します。

フィデウアを作った当日にishさんとやりとりをしてて、実際に店に食べに行こうということになり8日の火曜日に出かけたんです。

お店はフィデウアが食べられるトコロを探してて、ishさんが見つけてくれたんです。

日本人のご主人石橋さんが料理を担当してスペイン人の奥さんスサーナさんが接客を担当して本場の料理を出してるとのことでした。

お店は今年の4月にオープンしたばかりとのことでした。

お店は南森町の駅から商店街を南に下って大川に当たる角を左に曲がってすぐのところにありました。

結論から言うと狙いのフィデウアを含めてどの料理も美味しく、さらにもっとポイントが高いんですがお店の方の雰囲気が良くて大当たりでした。

お店が決まってから職場の近い*あきこ*さんにも声を掛けてみたら、当日残ってる仕事を振りきって8時ごろから参加してくれました。

ishさんと私は7時頃にお店で待ち合わせてたんで、*あきこ*さんが来はるまでスローペースで飲み食いを始めてました。



南森町スペイン料理店「カンバッシー(Can Bashi)」のメニュー

*南森町のスペイン料理店「カンバッシー(Can Bashi)」のメニュー

これはその日のオススメなんかが書かれたメニューでした。


南森町「カンバッシー」のメニュー

*カンバッシーの通常メニュー

お酒のメニューなんかはごく簡単にシェリーとかワイン赤白って書かれてるだけでしたが、フロア担当の奥さんに聞くと色々と紹介してくれました。

最初はスペイン産の瓶ビールを一本ずつやって、せっかくなので大好きなシェリーへチェンジ。


色んなシェリーを飲み比べ

*色んなシェリーを飲み比べ

日本で一番有名だと思うティオぺぺも置いてるそうですが、せっかくなんでそれ以外をお願いしました。

フィノ(Fino)、マンサニーリャ(Manzanilla)、アモンティリャード(Amontillado)の三種類を順に試してみました。

各ブランドのロゴが入ったシェリー酒用のグラスに注いでくれるんですが、奥さんは気前よくたっぷりと入れてくれて嬉しかったですわ。

地図を見ながらシェリーの産地(ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ)を教えてくれたり、地方料理の作られる場所を説明してくれたり。

スペイン料理を知って欲しい、楽しんで欲しいっていう思いが雰囲気から伝わってきてこちらもハッピーな気分で飲み食いが出来たんですよねぇ。


南森町のスペイン料理屋「カンバッシー」のタパス盛り合わせ

*カンバッシーのタパスの盛り合わせ

単品で頼んでも良かったんですが、やっぱりあれこれ食べたいですよねぇ。

というわけで、前菜の盛り合わせにしてもらったんですが、これは2人前ですね。

後で到着された*あきこ*さんには同じモノを1人前で注文しました。

内容的には本日のメニューにあった、マグロのパテ、カボチャのオーブン焼き(と万願寺唐)、鶏モモとレンズ豆の煮込み、豚ウデ肉とブルーベリーの煮込み、ブロッコリーのスペインオムレツが全て盛り込まれてました。

けっこう手の込んだ料理が多くてお店で食べる値打ちがありましたねぇ。

これだけでもかなりお酒が飲めてしまいましたねぇ。この盛り合わせは1人前1200円だったかなぁ・・・。



生ハムとポテトと玉子焼き

*生ハムと揚げ芋と卵のまぜまぜNo.4 900円

メニューに書いてあったのがこんな料理名でした。

半熟目玉焼きの下にはくし切りのフライドポテトが入ってて、全体をグチャグチャに混ぜて食べたんですが旨かったですねぇ。

大きな骨付きの塊から奥さんが切り取ってくれたばかりの生ハムは身がしっかり締まってて、この塩気とポテトがよう合うてましたねぇ。

素朴な料理ですが、ishさんと二人でパクパク行っちゃいました。*あきこ*さんが来はる前に食べ終わってしまったのが申し訳なかったです。


カルパッチョ入りのサラダ

*シッチェスのサラダ(XATO)ロメスコソース 800円

メニューで見たらさっぱり内容が分からず頼んでみたんですが、魚のカルパッチョが入って美味しくて酒の肴になるサラダでしたわ。

これを食べ始めた頃に*あきこ*さんが登場。

そこからはワインをボトルで飲むことにしたんですが、まず白を4種類少しずつ注いで味見をさせてくれたのにはビックリ。

ワインの味って頼む前には全然想像出来ないんで、味見をして好みのヤツを頼めるのはありがたいですねぇ。

白の後、赤も味見をさせて貰って、赤のフルボトルをオーダー。

このワインの値段は聞かなかったので不明です。


魚介のフィデウア(fideua・パスタのパエリア)

*魚介のフィデウア(Fideua) 2人前2000円?

一人前1200円で2人前は2000円だったかと。種類は魚介とイカスミの2種類だったんですが、魚介の方にしました。

自分で作った時に飾りになる野菜がなくて彩りが悪いなぁと思ったんですが、フィデウアの時はこんな風にシンプルなのが本場方式らしいですわ。

イカから出た魚介のうま味がしっかりパスタに入ってて非常に旨かったですねぇ。

次に自分で作ってみる時はぜひイカを入れようと思いました。

チストーラ(chistorra)のアヒージョ

*チストーラ(chistorra)のアヒージョ

チストーラは、メニューには生チョリソーって書いてました。



お二人はデザート

*お二人はデザート

ishさんと*あきこ*さんは二人でこれを一つシェアしてはりました。


初めて飲んだスペインのジン

*初めて飲んだスペインのジン

私はデザートの代わりに食後酒としてスペインのジンを。

以上でお会計は23300円。

酒を好き勝手に飲んだんで額的にはそこそこ行きましたが、料理が良かったしマダムのおかげで楽しく過ごせたのでコストパフォーマンスでは文句なし。

メニューにはまだいくつも気になる料理があったんで、近いうちにまた食べに行きたいものです。

お店を出てもみんなでお店の人の雰囲気が良かったって言い合ってました。

場として食事が楽しくなるお店に出会えたのは久しぶりなんで非常に満足度の高い夜になりました。

店を選んだishさんは何度も勘の良さを誇ってはりましたが、大当たりやったんで素直に大感謝です。(^^)

 
<参考情報>
*スペイン料理「Can Bashi(カンバッシー)」

住所:大阪市北区天神橋1−3−4清洲中之島プラザ1F

電話:06−6360−4859

営業:12:00ー14:30、17:30〜23:00

定休:水曜日






*朝の体重:58.50kg。(また大幅オーバー)

*今月の休肝日:3日(今日は酒を抜きます。)
 
 
posted by えて吉 at 17:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月01日

京都東寺そば「魚万」の幕の内弁当に大満足

<注意>この記事は当日にアップした内容を後日大幅に加筆・変更、写真の差し替え・追加を行いました。

昨日の時点で天気の予報が良かったんで、ドライブに行ったろかとも思ったんですが、今日以降は天気が崩れると。

洗濯物が中途半端に溜まってて、それを無視しては出かけられん主婦気質。(^_^;)

朝イチで洗濯物を干して、自由の身にはなりましたが車で出るには中途半端な時間。

少し前にブログ仲間のishさんの記事に上がってたお店が気になってたんで急遽行ってみることに。

どのくらい"急遽"やったかっていうと、駅に行ったら電車が出るギリギリで階段をダッシュして滑り込んだんですが、それを逃してたら行くのを断念するってレベルでした。

JR久宝寺駅まで移動した時点で次に乗るバスまで10分ほど。コンビニで500mlのビールだけ買うて乗り場へ。

JR久宝寺駅11時発のバスで京都に着くのが12時20分で、次の便だと1時間後になって昼ご飯をゆっくりゆっくり食べられないと思ってたんでほんまにギリギリのタイミングでした。

車内で舐めるようにビールを飲みながらええ天気の外を眺めてる間にバスは京都駅に到着。

バスが着いたのは京都駅の南側なんで、お店に向かうのにはうってつけの場所でした。

バス停から南に少し下って東寺通に入ったら右折して東寺に向かってぽてぽて。

12時半頃ではもしかしたらランチタイムの一回転目で混んでるかと思ったんで、腹ペコでなかったこともあって手前のデカイショッピングセンターのスーパーをしばらくウロウロ。

スーパー観光を終えたら東寺通りに戻って東へ。国道1号線を越えて少し進んだら右側にお店を発見。

京都東寺そばの仕出し料理屋「魚万」の店構え

*京都東寺そばの仕出し料理屋「魚万」の店構え

食事の場合は右側のドアを開けて中へ入ります。

ドアを開けるとすぐ普通の家の玄関になってるので靴を脱いで2階へ。

2つのお座敷には4人掛けのテーブルが2つずつ並んでました。

京都東寺そば「魚万」のメニュー

*京都市南区の「魚万」のメニュー

このメニューはお店の前に置かれてたものです。

座敷には特にメニュー類が見当たらなかったんですが、入る前に見当を付けてた2000円の幕の内弁当にしてみました。

わざわざ交通費(片道900円)を払うて食べに行ってるんで一番高いヤツにしようかとも思ったんです。

でも、ishさんの食べてはった1200円のお弁当でもかなりお値打ち品に思ったので、コストパフォーマンスの良さを感じられるかと2000円のにしてみました。

ishさんと同じヤツじゃおもろないですしね。

ビールを頼んだら先にそれだけが出たんで大事に舐めながら待ってると、20分ほど待って幕の内弁当が運ばれて来ました。

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*京都「魚万」の幕の内弁当(クリックして貰うと横1200ピクセルの写真が出ます)

お造り、煮物、焼き物&油物の大きく分かれてましたが、特に右上の枠が見た目以上に飲めるモン満載でしたねぇ。

仕出し料理ってのは基本的には冷めてから食べる前提って理解でええんでしょうか。

煮物なんかは、京都=薄味ってイメージよりははっきりした味付けに思いました。

でも決して味が濃すぎるって意味じゃないですよ。焼き物系はどれも注文後に仕上げてくれたのか熱々ではないですが温かったですわ。

お造りは鯛と中トロ、あともう一品はなんでしょねぇカンパチかハマチかはたまた別のモノか・・・。魚に疎いモンで恥ずかしい限りです。

右下の炊き合わせは、椎茸、昆布巻き、生麩、小芋、竹の子でしたかね。

右上は、覚えてる範囲で書いてみると、

ご飯に近い銀紙のなかが薄焼き卵で巻いたカニ身と鮭?のなます、その上はキノコに菜っ葉、赤コンニャク、くるみかなにかが入った白和え。

白和えだけでもかなりの種類の食材が使われてました。

その右の葉っぱの下には生麩の揚げ物、厚焼き卵、ぶり?の照り焼き、小さな魚の甘露煮。

葉っぱの上にエビのうに?焼き、えびの天ぷら、右上の隅にあったのは貝柱のマスタード焼きでしょうか。

貝柱の下は芥子の実を使ってるから松風焼きになるんでしょうか?鶏レバーが入ってるようにも思ったんですが、自信はないです。

その下の銀紙の中は白子にたれを付けて焼いたモノでした。

真ん中におった漬け物3種類も非常にすっきりした味でどこにも手抜きがないなぁと感心しました。

お店の方からは料理について説明がなかったんですが、これだけ手を掛けてちゃんとした料理をしてはるんやから説明してくれたらなぁと思いましたわ。

不満というより、説明があった方が料理の値打ちが上がるように感じたんです。

京都の人は上品やからそんなことはせん方がええって思ってはるかもしれませんけどね。

京都「魚万」のお吸い物

*京都「魚万」のお吸い物

お弁当についてお吸い物っていうと、しょぼいモノも多いですがこちらのは違いましたねぇ。

椀種にしんじょが入って、ダシのええ香りがして「椀物」って感じでした。

最初にビールを頼みましたが、お料理を運んで来てくれた時にはお酒もオーダー。

151202osake.jpg

*当然のようにお酒もオーダー

こんなマトモな料理でビールだけなんてもったいないことは出来ませんわ。

このお店で昼ご飯を食べるためだけに来たんで、ishさんのように後のことを考える必要もなかったですしね。(^^)

この徳利ごくシンプルなもんですが、小ぶりに見えてもけっこうしっかり量が入ってるように感じましたわ。

2本飲んだんですが、それで充分足りるくらい楽しめましたからね。

幕の内が2000円で瓶ビール1本にお酒を2本飲んでお会計は4482円でした。

酒の値段は分かりませんが、瓶ビール650円、お酒一本750円って感じですかね。

量的にもご飯までキレイに食べたらかなり腹が膨らんで充分以上。

少しずつ色んなお料理が入っててどれも手抜きがない真っ当なお料理。

これが2000円ってのは、ほんまにスゴイですねぇ。

バスで行く方法を覚えてからかなり気楽に京都に行けるようになったんでまたいつか行ってみようと思います。

ishさんにはええお店を教えて貰えたんで大感謝です。

<参考情報>
*京料理「魚万」:参考サイト
 
住所:京都府京都市南区西九条針小路町4−5
電話:075−961−6061
営業:11:00〜14:30、17:00〜20:00(夜は要予約)
定休:水曜日


*今回の記事のタイトルはアップ時「値打ちあんなぁ〜」でしたが、変更しました。



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2015年08月18日

お盆の身内宴会で奈良の「京旬庵 はなかご」へ

14日の金曜日に身内で出かけた昼宴会の様子をサクッとご紹介しておきます。

妹一家は例年ならお盆休みはキャンプに行ってたように思うんですが、今年は一家の休みがややズレ気味。それに加えて秋には海外に行きよるのと姪っ子1号が5年になって受験勉強で塾が忙しいなんて理由でどこにも行かず。

それならみんなで寄って美味いモンでも食おうっていうんで奈良の家の近所にある和食屋「京旬庵 はなかご」に出かけました。

奈良の家は上牧町にあるんですが、そこから車で5分ほど走った広陵町にあって便利なんでちょくちょく使ってますわ。

この日の予約は1時10分からしか取れんかったらしいんですが、近所にまともな割烹がないせいかかなりの人気なんですよねぇ。

当日は10時頃に私がアルファードを事務所まで取りに行って、妹一家を乗せてから親父らのマンションへ。

全員が1台に乗り込んで香芝まで移動。

近所のショッピングセンターでしばらく時間を潰してから奈良の家に入ってさらに1時間ほど時間調整。

親父、義弟、私の3人はビールを飲り出して助走をつけてました。(^_^;)

しかし、下手に飲んでしまうと食欲が刺激されて腹の減りがえらいことになってましたわ。

1回転目が11時からの2時間制で後片付けやらの余裕を見て1時10分からやったんでしょうねぇ。

皆腹ペコで車に乗り込んでお店の駐車場に着いたのは1時7分でした。

その時間でも駐車場は車で一杯やし、お店の中は家族連れで賑わってました。

何回も行っててもいつもはテーブル席やったんですが、今回は個室が取れました。

姪っ子2匹はそんなに騒ぎはせんのですがやっぱり座敷やと気兼ねせんでええからありがたいですわ。






さっそくなんですが、食べたモノをご覧下さい。



奈良の京旬庵「はなかご」の料理

*奈良の割烹「京旬庵 はなかご」のお料理

写真をクリックして貰えば別画面で大きな写真が出ます。

葵会席っていうコースで3500円やったようです。

貰ってきたメニューによると内容は以下の通りです。

・先附 「鮑酒蒸しと糸瓜 スダチジュレ」 鶉玉 海老 浅月

・椀物 「伊佐木燻し焼 玉子豆腐」 順才 トマト 柚子

・向付 「本日の旬魚」

・冷し鉢 「鴨ロース胡麻ポン酢かけ」 水菜 白ズイキ、茄子、針青唐

・焼物 「鮎と丸茄子田楽焼」 赤青万願寺 針白葱

・油物 「鱧フライ 自家製マヨネーズ」 玉葱 パプリカ 青唐

・御飯 「もろこし御飯」「香の物」「赤だし」

・デザート 「季節のデザート」

日本料理店で3500円のコースなら割とリーズナブルだと思うんですが、どれもちゃんと料理したお皿に感じましたねぇ。

お造りはイカとマグロでしたが、このマグロがしっかり味がかなり良かったですわ。

焼き物は鮎みたいな繊細な魚やとなんとなく田楽味噌に負ける気がしましたかね。

妹が運転手してくれるんで昼間っからしっかり日本酒を入れながらゆっくりと料理を堪能させて貰いました。

家の近所にあったら私が月に1回ちゃんとしたものを食べに行く時お店に使いたいんですが、いかんせん運転手がないと行けんのがツライとこですわ。

奈良の家からなら歩いても知れてるんですが、さすがに泊まりで行くのは面倒ですしねぇ・・・。


お盆にみんなが集まるってことでこの日は親父がみんなに奢ってくれました。

ちなみに姪っ子らは下と上で少しランクの違うお弁当を食べてました。

おっさん3人がちゃんと飲んでお勘定はコミコミで2万を少し切ってたようなんでコストパフォーマンスもなかなかのもんじゃないでしょうか。



<参考情報>
*京旬庵 はなかご:公式サイト

住所:奈良県北葛城郡広陵町馬見北4−17−5

電話:0745ー55ー7357

営業:11:00〜15:00 18:00〜22:00

定休:火曜日
 
 


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2015年07月24日

魚庭の立ち寿司@蒲生四丁目

ここんとこチビ猫の世話であんまりのんびり出歩いてないんですが、今日はちょっとだけ地元を離れて蒲生4丁目へ。

まず朝イチでチビ猫にエサを食べさせておいて、いつもよりちょっと早いですが11時半にもう一度食わせました。

そこから家を出てまずはチビの離乳食を補給に動物病院へ。さらに銀行によって仕事の振り込みを済ませたら自由の身に。

銀行が今里筋に面してたんでそのまままっすぐ北へ。

喉が渇いてる方がビールは旨いんでしょうが、その前に熱中症になってはイカンのでパチモン自販機で安いスポーツドリンクを補給。

今里筋を北に上がって蒲生四丁目の交差点を左折してすぐの商店街の角にあるのが立ち飲みの「魚庭本店」。
 *魚庭と書いて「ナニワ」と読ませるそうです。

ここはマグロがウリのお店で前に一度行ったことがあったんですが、その店からもう少し商店街の奥に進んだのが今回の目的のお店。

「魚庭の立ち寿司」というお店が本店のそばに出来たのは今年の5月だそうですが、ネタ元は安飲みでいつも参考にしてるこばやしさんの記事です。

記事を読んでコストパフォーマンスの良さには当然惹かれたんですが、それ以上に好感を持ったのがどの寿司も1貫から頼めること。

旨いモノをがっつりより、なんでも色んな種類を食べたい方なんで1貫から自分の好きなモノが食べられるのは嬉しいですわね。

特に最近じゃ食べる量が減ってるんで回り寿司の2貫づけだとほんのちょっとの種類しか食べられなくて悔しいんですよねぇ。


魚庭の立ち寿司@蒲生4丁目

*魚庭の立ち寿司@蒲生四丁目

画像はクリックして貰えば、別ウィンドウでデカイ画像が出ます。

寿司の方は玉子や納豆、ツナなどが1貫50円から最高は大トロ、ウニ、いくらの300円までと安心して食べたいモノがオーダー出来るお値段。

まずは、ハマチ、アジ、ねぎとろ軍艦の100円ネタを3つ。

続いてこのお店はマグロに強いんで普段なら食べない中トロにヒラメ、煮穴子でこれは各200円。

クソ暑い時期は日本酒の酔いって重いんですが、寿司を食べると瓶ビール(399円)だけじゃ我慢出来ず冷や酒(250円)も追加。

ウニといくらの300円ネタとカニ味噌100円を食べたくて日本酒を頼んだようなものでした。

うに、いくら、カニ味噌とも盛りはたっぷりでしたねぇ。うには値段の割には嫌なクセがなく上等、いくらもけっこうぷちぷちして旨かったですわ。

カニ味噌だけはちぃと苦みがありましたが、一番安牌だと思ってたのでちょいと意外でした。

最後に食べるなら梅しそが好みなんですが、メニューになかったのでなんとなくうなきゅう手巻き250円を行きました。

お店のおばちゃんの指摘で気づいたんですが、今日は土用の丑の日やったんですねぇ。

みんながこぞって鰻を食べるような日にはあえて鰻は避けるへそ曲がりなんですが、偶然食べてしまいました。

酒は瓶ビールと日本酒1合だけに控えましたが、これだけ食べて2268円は素晴らしい費用対効果でしたわ。

ちょいと寿司を摘まむ程度で行くにはちょっと遠いのが難点ですが今後も行きたいと思えるええお店でした。







<参考情報>
*魚庭の立ち寿司

住所:大阪府大阪市城東区今福西1−8−14

電話:06−6939−3491

営業:11:00〜21:00

定休:日曜日




*朝の体重:57.50kg(酒抜きやからええやろ。)

*今月の休肝日:8日(昨日は酒を抜きました。)

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2015年01月14日

地元のド・ローカルなトコにある良心的なイタリアン「うみどり食堂」

この前の日曜日(11日)に妹一家と行った地元のものすーごくローカルなトコにあるイタリアンの食堂をサクッとご紹介します。

最近はお店のネタって気力が湧かなくてあんまり書かないんですが、今回はぜひご紹介したいので頑張ることにしました。

このお店のことは私が気に入ってて、これまたド・ローカルなトコにあるお好み焼き屋「どかどか」で教えてもうたんです。

9日にえべっさんに行った帰り道に難波から鶴橋を経由して歩いててお店のことを思い出して店の前へ。

外のメニューなんかを見てたらお店の大将が外に出て来はったんで、「ビールだけ飲ませて貰えますか?」って聞いてみました。

ちょうどトイレに行きたかったこともあって、トイレを借りてからビールだけを飲みながら店のマスターとしばらく話をしました。

靱公園の方のイタリアンレストランで修行してはったらしいんですが、都会のお店が嫌いで自分の独立にあたっては敢えて下町を選んだと。

思わずなんぼ下町って言うても限度があるやろうってなツッコミを入れてしまいました。




150114map.jpg

*うみどり食堂の地図

手書きの赤い線が源ヶ橋 から始まる商店街です。

私がガキンチョの頃は非常にぎやかやったんですが、今はシャッターが閉まったままのお店も多くてかなり寂しいんです。

JR寺田町駅から源ヶ橋 の入り口は見えん程度には距離があるし、商店街に入ってからもだいぶ歩かんとあきませんわ。

私の最寄り駅の東部市場前駅からも歩くとちょっと距離がありますし、そっちのルートは地元民でないと分かりにくいかも・・・。

地図の中の黄色い道路は2本とも国道25号線ですが、店のあたりにおったらその存在なんかかけらも意識せんほど離れてます。

商店街の中程にある信号で疎開道路と交わってますが、そこからも店の気配もしません。

で、お店は商店街のど真ん中あたり、地元民には有名なみたらし団子屋「亀や」の手間を曲がった先なんです。

いちおう商店街の角に小さな立て看板はありますが、商店街に面してる訳でもなく、車でなんか地元のモンでも入ってこれんようなトコ。

この店のことを教えてくれたお好み焼きの「ドカドカ」でも、なんでこんな生野奥地で開業?って思いましたが、「うみどり食堂」はそれより数倍厳しそうな立地に感じますねぇ。

ちなみに私はこのすぐそばに母方のばあさんがおったり、すぐ近所の商店街に同じ幼稚園のに通った同級生?がおったりしたんで非常に馴染みのあるエリアではあるんですけどね。

あと、このへんが校区で私に近い世代にとってはお店のある場所の対面ぐらいにキャラクターグッズなんか山盛り売ってた有名な文房具屋(雑貨屋?)があったんで地元民なら説明を聞いたらすぐ分かることは分かるんですが・・・。

陸の孤島とか都会の過疎地って印象の強いあたりで、イタリアンを食べるような世代がおるんかと心配になってしまうようなトコなんです。




初回はビールだけ飲んで少ししゃべって店を出ましたが、翌日の法事へ向かう車中で妹に話をしたら、別のルートでお店の開業について知っててずっと行きたかったと。

そこで11日の法事が終わってから妹一家と揃って行ってみることに。

こぢんまりしたお店なんで一応6時半ごろで予約をして出かけました。

お店は居抜きの物件やそうで、前は喫茶店かなんかやったんでしょうか、木をたくさん使った山小屋ってな雰囲気。

先客はカウンターにご夫婦らしき中年の方たちが一組。

メニューの一部を写真に取ったんで、まずそちらを見てもらいましょう。





生野の「うみどり食堂」のメニュー1

*うみどり食堂のメニュー その1

前菜の盛り合わせは、2〜3人前って書いてあるのに値段は580円。


生野の「うみどり食堂」のメニュー2

*うみどり食堂のメニュー その2

お店では気づいてなかったんですが、ピザも置いてはったんですねぇ。こちらも650円とかなり値段は安めですねぇ。


生野の「うみどり食堂」のメニュー3

*うみどり食堂のメニュー その3

サラダとメイン料理って感じですね。牛肉のステーキでも950円という庶民的なお値段。


生野のうみどり食堂のメニュー4

*うみどり食堂のメニュー その4

姪っ子はこのローストビーフに激しく反応。(^^)



生野の「うみどり食堂」のメニュー5

*うみどり食堂のメニュー その5

パスタやリゾットの炭水化物系メニューですね。



本になったメニューにはワインも載ってたんですが、写真を撮ったのは食事のメニューだけでした。

ワインはフルボトルが2800円〜、スパークリングワインは2800円。

まず義弟と私はビールでスタート。

義弟にチョイスを任せたらベルギービールやったんですが、小瓶サイズで480円。

ベルギービールってけっこう値段が高い印象ですが飲んだのは割とリーズナブルですね。

他にはハートランドやら何種類かのビールがありました。


レギュラーメニューの他に壁の黒板や、客席に運ぶ小さな黒板にもその日の献立がありました。



試作中?の「スップリ」


*新作メニュー?の「スップリ」

ライスコロッケって言うんでしょうか、新作ってことでオススメやったんでオーダー。

値段は忘れたんですが(5〜600円?)、だいぶ大きめやったんでお得に感じましたわ。

妹夫婦と、姪っ子2匹、私の5人でわけわけして食べました。





非常にお得感のある「前菜の盛り合わせ」

*非常に値打ちがあった「前菜の盛り合わせ」 580円

メニューに2〜3人前ってあったんで、これがレギュラーなサイズなんですよねぇ・・・。

右手前がカボチャのサラダ、ピクルスに卵料理、サラダ、キノコのソテー、奥の白っぽいのは鶏のムースです。

鶏のムースだけでもかなり飲めるし、一人でこの盛り合わせを取ったらこれだけでがっつり飲んで終わりって感じでした。

一人で行こうかとも思ってましたが、同じ値段で分量を半分にしてもらわんと他の料理が食べられませんねぇ。

料理的にはシンプルなのが多いけど、真ん中のキノコの炒め物はシャキッとした食感が非常に印象的で大人3人がオッって反応してしまいました。

洋モノのアテでキノコの炒め物はちょくちょく作ってますが火加減が絶妙でプロはちゃうなぁと感心。



ローストビーフ

*うみどり食堂のローストビーフ 650円

姪っ子1号がご所望でオーダー。出来てたお皿を見たら値段で想像してたのよりかなり多くてみんな驚きました。

ソースも美味かったし、添え物のポテトサラダ?もかなりええ味やったそうですわ。




うみどり食堂の「カルボナーラ」

*淡路島の玉ネギとベーコンのカルボナーラ 780円

食べてみると写真で見るより量がしっかりありました。上のチーズはテーブルに皿を運んでから上から削り立てを掛けてくれました。

量たっぷりの「牛すね肉のシチュー仕立て」

*量たっぷりの「牛すね肉のシチュー仕立て」 880円

写真ではどう見えるか分かりませんが、実物は中に肉がたっぷり入ってて、とてもこの値段で出てくる量じゃなかったですわ。

洋食屋やったら倍くらい取られそうに思いました。



150114takotomato.jpg

*タコのトマト煮込み

これは壁の黒板にあったメニューだと思います。5〜600円じゃなかったかと。

こいつも値段から考えてタパスっていうか、小鉢くらいで出るのか思ってましたがシチューみたいな量でした。

これも一人ではちょっと頼むのは無理ですねぇ。

150114risotto.jpg

*淡路玉ねぎとポルチーニ茸のミルクリゾット 780円

外人なキノコのええ香りがしてうまうまでしたねぇ。

他の皿と同様こいつも小じゃれたイタリアンレストランの量ではなく、しっかり食堂って感じの迫力でしたわ。



ベルギービールを4本だったかと、白のフルボトルを1本、赤ワインをグラスで1杯(2杯?)だか飲んでお勘定は12000円ちょい。


派手さはないけど真っ当なイタリアンをキッチリした量で出してくれたんで、コストパフォーマンスは抜群に感じましたわ。







行った時は旦那さんが調理担当で、赤ん坊を抱っこした奥さんが飲み物や配膳を担当してはりました。

お二人とも人当たりが良くて気持ちのええサービスでした。

基本旦那さん一人で料理されてる感じなんで料理が出るのにはそれなりの間がありますが、妹らとしゃべりながら食べてたら全く気にならず。

オサレーな都会が嫌いでわざわざ私が育った下町で開店して1年ほどってご夫妻のお店、接客含めて非常に好感を持ったのでぜひ応援したいもんです。
 *2014年1月25日のオープンとお店のカードにありました。

よそ者には正直言うてアクセスが全然ようないですが、カジュアルな雰囲気で気楽にイタリア料理をたっぷり楽しみたいって方には強くオススメしておきます。


<参考情報>
*うみどり食堂:FaceBook

住所:大阪市生野区林寺2−6−6
電話:090−3650−2935
営業:ランチ 12:00〜15:00(月火木金)、18:00〜23:00(月火木金土日)
定休:水曜日




*朝の体重:57.95kg。(ギリギリや。朝昼はだいぶ抑えたけど・・・)

*今月の休肝日:5日(昨日は酒を抜きました。)
 
 
 
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2013年03月18日

西成区今池の寿司屋「からし志」でご機嫌

14日の木曜日に行った西成の今池本通商店街にあるお寿司屋さん「からし志」についてご紹介します。

この店のことはグルコバでもお世話になってるこばやしさんのサイトで何年も前に知りました。

2008年の更新となってるんで、おそらくその頃から気になってたと思います。

新世界のジャンジャン街やあいりん地区界隈にはちょくちょく行ってますが、ほとんどが昼酒目的なんですよねぇ。

そのせいで「からし志」の前も何度か通ってるんですが、いつもまだ開店前やったんです。

夕方からの開店やとなかなか行くチャンスがないと思いつつも、ちょくちょくこばやしさんのサイトまで情報を再確認しに行ったりしてました。

今年に入ってからも一度チェックした記憶がありました。

で、ここ最近回り寿司でええから寿司が食べたいなぁと思ってたんですが、飲める日は朝の体重に余裕がなかったり、寒すぎて寿司をつまむ気にならんかったりでのびのびに。

そうしてたら西成で昼酒を楽しんではったトシ坊さんが後半でコチラのお店に行ってはる記事を読んだんです。

記事を読んでたら昼酒の後半で時間調整をして4時の開店時間に合わせたという趣旨の文がありました。

店のことはなんどもチェックしてたけど、開店時刻の4時ってのがイマイチ実感出来てなかったようで、最近のように日が長くなってきてたら4時ならまだ明るいなぁと。

何年も行きたいと思ってましたが、とし坊さんの記事で急に行こうと決心し、数日で突撃したというわけです。



寿司屋の使い方って色々あると思うですが、私はちょっとアテを摘まんでから寿司を食べるのが好みですねぇ。

最近は回り寿司しか行ってないから余計にちょっとツマミで一杯ってのがしたかったんです。

このお店はビールの大瓶が380円なんていう、寿司屋としてはありえん安さなんで、最初はビールがええやろうと。

寿司やお造りを食べるなら当然日本酒も行くやろうから、しっかり飲み食い出来る体勢で行こうと。

お店に行ってみてアカンと思ったら早めに切り上げりゃええけど、お腹が大きかったらお店が良くてちょっとしか食べられませんわねぇ。

なので今回はとにかく空腹で1軒目に行くことに。

家で3時頃になるとかなり腹ぺこやったんですが、グッと我慢して4時ジャスト頃に到着するよう逆算して出動。

温かい日も多くなってましたが、この日は天気はええもののかなり冷え込みでした。

防寒対策をきっちりやってチャリでキコキコ。

うちの家からまっすぐにJRと近鉄の間に至るルート(国道25号線のバイパス?)は走ってもオモロないんで、美章園から上がって、飛田の方へ下るルートで。


今池本通商店街の入り口近くにチャリを止めたのは4時5分頃だったでしょうか。






西成の今池の寿司屋「からし志」

*西成区今池の寿司屋「からし志」の店構え


店頭に色んなメニューが貼ってあって値段が分かると入りやすいですなぁ。

ちゃんとビールの大瓶が380円っていう張り紙も見えました。



お店に入ると私が口開けの客でした。


とりあえず瓶ビールをお願いして、店内に貼られたお品書きをチェック。





西成の寿司屋「からし志」のあてメニュー

*「からし志」のあてメニュー

どのアテも寿司屋やと考えると手頃なお値段ですね。




西成の寿司屋「からし志」の握りメニュー

*「からし志」の握りメニュー

事前に安いとは聞いて(読んで)ましたが、握りは1皿2貫の値段が200円からで、200円のネタも色々ありました。



まずは「なまこ」をアテに瓶ビール

*まずは「なまこ」をアテに瓶ビール

380円の大瓶に400円のナマコをお願いしました。




西成のこの界隈って安い店は多いけど常連以外には愛想がないっていうか、殺伐とした店も多いですがこちらは大将も女将さんも一見客への愛想が非常に良かったですわ。

地元の人には怒られそうですが、このエリアの店らしくない、普通の下町にある愛想のええお店って感じでした。


続いて「鯵とひらめのにぎり」

*鯵とひらめのにぎり 各200円

鯵は軽く酢締めにしてあるようでした。ヒラメもアジもしっかりしたサイズの切り身でした。

シャリの批評はあんまりようせんのですが、まぁ庶民向けって感じ。

どちらも200円やと思うと非常にコストパフォーマンスが良かったですわ。



ほどなく常連とおぼしき男性客が入ってきて、お店のご夫婦と楽しげにしゃべってはりました。

そのお客さんがお造りとウニを頼みはったんで、私もついでにウニをお願いしました。


常連さんのマネして「うに」をあてで

*常連さんのマネをして「うに(600円)」をアテで

粒もきれいでエグミもなくなかなかええウニに感じましたわ。

当然ですが、ビールと平行して燗酒をお願いしました。

酒造メーカーのロゴが入った1合のガラス瓶にお酒を入れて出してくれたんですが、口元ギリッギリまで入ってましたわ。

後で大将としゃべってたら女将さんのサービス精神で200mlは入ってるって言うてはりました。


私の次に入ってきたお客さんはネット上の食べ歩き系のブログを色々見てはるようで、大将とそっち系の話もしてはりました。

聞いてなくても耳に入ってきたんですが、とし坊さんが来た時にも同席してはったようで、寿司2品と瓶ビールだけで出た人のこともネタになってました。

その後、私が写真を撮ってたこともあって、話を振られてこのブログのことを白状するハメに。

で、とし坊さんのブログが店に来る最後の一押しになったんですってな話を。




「鯛のにぎり」

*鯛のにぎり 200円

これも身が厚くて、回り寿司のんとはだいぶ違ってましたわ。


イクラの軍艦巻き

*イクラの軍艦巻き 300円

酒のアテ的にイクラを行ってみました。

小鉢でも良かったんですが、アテばっかり並ぶのもなぁと思ったんで。

ネットリとしたタイプで、私の好みの醤油漬けのプリッとしたヤツとは違いましたが酒は進みますね。


「かにみそ軍艦」

*かに味噌軍艦巻き

これは値段はいくらでしたっけねぇ・・・。まぁこのお店だったんで手頃だったと思いますわ。

これも小鉢で貰うと酒を飲みすぎるんで、アテを食べる気分で頼みました。



このへんで、ふとツイッターを覗くとこばやしさんから「まずはゲソわさびですな」なんていうレスが付いてました。

大将にこの店を教えてくれた知り合いに勧められたんでって言いながら素直にオーダー。



なかなかのインパクト「げそわさび」

*インパクトのあった「げそわさび」 300円

ネットで写真は見てたんですが、わさびのまぶし方?があんまりキレイじゃないと思ってました。

ところが、お店で実際に作ってるところを見ると、一口大にカットした下足に辛みの強いワサビと香りのええワサビの2種類を一つずつ塗りつけてはりました。

そんな丁寧やと思ってたなかったんで、ちょっと意外でしたが、ワサビの効きはかなりしっかりでしたわ。

なんどか鼻にツーンときてむせそうになりました。ただ、一人で食べるにはちょっと量が多かったですねぇ。



うなきゅう細巻き

*うなきゅうの細巻き

これは確か300円でしたかねぇ・・・。

締めの手前にちょっと甘みのある巻物がええ具合でしたわ。

梅しそ細巻きとお茶で締め

*梅しそ細巻きとお茶で締め

メニューには見当たらなかったんですが、大将に聞いたら出来るってことやったんでお願いしました。

これとお茶を貰って締めに。

瓶ビール一本にお酒を3本か4本飲んで、腹はちょっと食べ過ぎたくらいまで満腹になりお勘定は4180円。

このお値段は値打ちでしたねぇ。まぁ値段もあるけど、店の大将と女将さんの雰囲気、接客が好みでしたねぇ。

イチゲンの私にもちゃんと丁寧に応対してくれたし、普通に会話に入れてもうたんで、気分良く飲んで食べられましたもん。

阿倍野に住んでた時の家の近所にあった寿司屋も寿司のレベルはスゴクはなかったんですが、ええ雰囲気で気に入ってたんですよねぇ。

大将がお亡くなりになって、その後は寿司ではなくおかみさんの小料理だけになりましたが、結構好みで通ってたんです。

からし志も近所にあったら、その店みたいに通うのになぁなんて思いました。繁華街の安さがウリの寿司屋とは違う下町っぽさが非常に好みでした。



何年も行きたいと思ってると、勝手に期待が膨らみすぎて、実際に行くとイマイチなんてこともありますが、今回は非常に気分良かったですね。

距離的にはうちからそんなに遠くもないから、遅めスタートの昼酒なんぞで最後に寄るなんて使いが出来るかもしれませんなぁ。




<参考情報>
*「からし志」

住所:大阪府大阪市西成区太子2−4−8

電話: 06−6641−9525

営業:16:00〜21:00

定休:月曜日
 
 
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2013年03月07日

初めての料理を色々堪能@ミナミの中国東北料理店「月縁春」

アップが遅くなりましたが、2月26日に出かけた中国東北料理屋さんでのオフ会についてご紹介します。

この集まりに参加することになったきっかけはグルコバで何度かご一緒してるrikiさんからのお誘いでした。

rikiさんのブログで私が以前から気になっている「故郷羊肉串店」に行ってはる記事を読んで、ツイッターの方で「旨そう」なんて呟いてたんです。

この店は普通の日本の中華料理屋とはかなり雰囲気が違って、中国と朝鮮の影響を受けた延辺料理が食べられると聞いてたんですが一人や少人数では行きにくいなぁと思ってました。

そこに9人で行ってはるんで色んなもんが食べられて楽しそうでした。

しばらくしたら、rikiさんからメールを頂き中国東北料理を食べる会の第二弾があるけど、参加しませんか?とのことでした。

料理自体にはすごく興味あるけど、いわゆるオフ会の類いはあんまり得意じゃないし、人数が多い集まりにいきなり参加すると気ぃつこて食事が楽しめんように思ったんです。

で、一旦は遠慮したんですがもう一度メールを貰って参加者の多くがグルコバに参加したことがあるメンバーとのことでした。

それなら多少は気が楽かと思ったので、参加させて頂くことに。




当日は6時45分に地下鉄の日本橋駅で集合でした。

雨さえ降ってなかったから当然のようにチャリで行ったんですが、この日はあいにくの雨。

仕方なく電車に乗って行ったところ、30分ほど前には現地に到着。

出口の上と下のどちらで待てばええか分からず、なんどか上がったり降りたりして、定刻間際に見覚えのある方と合流。

主催のYさんという女性と他の参加者の方が集まってはりました。

お店は駅から堺筋を北に上がって、道頓堀筋、宗右衛門町筋を越えてすぐを左に曲がったところにありました。




ミナミの中国東北料理店「月縁春」

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のエントランス

この写真は2階の入り口ですが、ビルの1〜3階に入ってたんで規模が大きくてビックリ。

島之内界隈って、日本に住み着いたニューカマー?のアジア系の人ら向けの店が色々ありますが、こぢんまりしたディープな店を想像してたんです。

10人だか12人だかで予約してはったそうで、2階に通されました。

参加者の顔ぶれを見るとたしかにグルコバでお会いしたことのある方が多く、カレーマニアのアレックスさんや常連の*あきこ*さんなんかもおいででした。

みなさんはグルコバ以外でもインド料理関係で同席されてるのか皆さん顔見知りのようでした。

私の隣に座りはったのは「まさやんさん」って方でインド料理教室を主宰されたりで、インド料理好きにとっては有名人の方でした。

とりあえず、瓶ビールを頼み、料理はそれぞれが適当にオーダーしてもいいってことで飲み食いがスタート。





今回は写真が多いんでマクラはこんなもんして、どんどん写真を貼っていきます。






突き出しとテーブルのスパイス

*突き出しとテーブルのスパイス

手前のスパイスはテーブルの遠い方の端に備えてあったヤツを我々のテーブル用に盛ってくれたモンです。

奥のは突き出しでセロリと茹でピーナツ?の和えモンですが、色鮮やかでした。


1本100円の「マトンの串焼き」

*1本100円のマトンの串焼き

串焼きは厨房で焼いて運んでくれました。

1本100円でこんなマトンの焼き物が食べられるなんて嬉しいですねぇ。

乾豆腐の和え物

*乾豆腐の和え物

乾豆腐とか干し豆腐って表記になってましたが、噛みごたえのあるクレープ状のモンを和えてありました。

味噌炒め肉の干し豆腐包み

*味噌炒め肉の干豆腐包み

春巻きの皮みたいに見えたんですが、こいつも豆腐だそうです。


なすの味噌炒め

*なすの味噌炒め

こいつは自分ではとてもじゃないけどよう使わんくらいたっぷりの油を使ってました。

ジャガイモのサラダ

*ジャガイモのサラダ

これはだいぶ取り分けてから回ってきたんで減ってますが、最初はこんもりと山のようでした。

シャキシャキのジャガイモがええ感じでした。



干し豆腐とししとうの辛口炒め

*干し豆腐とししとうの辛口炒め

こいつも干し豆腐モンです。パッと見ぃはあっさりした塩味系の料理かと思ったんですが、食べてみるとしっかりと辛みが効いてました。

所々に見える緑のヤツが”ししとう”ではなく、唐辛子やったんです。


醤牛肉

*醤牛肉

メニューではこんな表記でした。

どういう風に料理してあるのかは分かりませんが噛みしめると味が出て来てビーフジャーキーとハムの間って感じ。



豚とキクラゲの炒め物

*豚とキクラゲの炒め物

これは甘酢炒めだったようです・・・。(rikiさんのブログでカンニング)


ピリ辛の緑サラダ

*ピリ辛の緑サラダ

単なる葉物?のサラダかと思ったら、ピリ辛で香菜がたっぷりでええ感じでした。

どれも旨かったけど、この料理は辛みが好みでしたねぇ。



ハチノスの辛口炒め

*ハチノスの辛口炒め

これは私の希望でオーダーさせて貰いました。

ハチノスって、トリッパとしてイタリアンなんかでも使いますが、そっちでは徹底的に臭み抜きをやります。

個人的にはクセを抜きすぎると面白くないと思うんで、他の国の料理でどの程度下処理をやるか興味があったんです。

この何日か前に身内で出かけた現代風の韓国料理屋では蒸し料理の盛り合わせにハチノスが入ってました。

そいつはけっこうホルモン臭が残ってて、ちょっとクセがありました。

中華の地方料理ではどうするのかと思ったら、お酢を使ってるようで最初はクセがないかと思いましたが、落ち着いて味わうとけっこうクセが残ってました。

やっぱりアジア人的には、クセも味の内として楽しむんかなぁと思いながら頂きました。



春雨炒め

*春雨炒め

幅広の春雨はけっこう存在感がありましたわ。


太刀魚の醤油煮込み

*太刀魚の醤油煮込み

写真がブレブレですんません。

中華料理で太刀魚ってあんまり食べたことないですねぇ。

小骨が多いからちょっと食べにくいですが、味は良かったです。


水餃子

*水餃子

本場っぽい厚手の皮でした。



田螺の炒め物

*田螺(たにし)の炒め物

最初は爪楊枝でせっせとほじくってたんですが、劉志国さんっていう店長さんが

 「口を付けて吸い出したら簡単ですよ」
 
って、食べ方を教えてくれました。

時々、ジャリっとした砂を噛んだ食感とはちがう、シャリシャリとして口に当たるモンがあるんですが、そいつはチビ田螺でした。

身の中にチビたにしが混じったヤツを噛むとシャリっと来るんですが砂じゃないんで気にせず食べてやりました。

まさやんさんがほじるのを面倒がってたら向こう側に座ってた*あきこ*さんがせっせとほじって配給してはりました。

おかげで、*あきこ*さんの前にはタニシの殻の山が。(「二人分ですよー」って説明してはりました。)




スペアリブの辛口炒め

*スペアリブの辛口炒め

骨付きのスペアリブが一口大にカットされてるのが新鮮でした。

スペアリブってけっこうしつこいイメージがありますが、これは脂がしっかり落ちてて食べやすかったですわ。

お店の人気メニューらしいですが、非常に旨かったですね。

ぎょうさん唐辛子が入ってますが、そいつ自体を噛みしめなければ辛さはごく大人しかったですわ。



春巻き

*春巻き

春巻きって料理自体はごく一般的ですが、こいつの中身は初めて食べるもんでした。

何が入ってたかは分かりませんが、ごく細かくカットされた細長いモンが詰まってました。

ちょっと赤みがかってて、連想したのは大根のキムチでした。(^^;)




よく分からん粉物

*よく分からん粉物

今回の参加者の方はほとんどがカレーマニアやからか、色んな例えや比較がみんなインド料理。

これも何人もの人が「パロタや」って表現してはりましたねぇ。


豚とピーマンのあんかけうどん

*豚とピーマンのあんかけうどん

この麺類はほんまに細めのうどんそっくりでしたわ。



アンコ入り焼き餅

*アンコ入りの焼き餅?

私は食べなかったで、味は不明ですが・・・。


洋なしの赤ワイン煮

*洋なしの赤ワイン煮

これもデザートモンの一つ。一切れ貰いましたがあっさりしてました。





食べたのはこれで全部ですが、メニューを見てると食べたいモンが色々ありました。

メニューを見るだけでも楽しかったんで、撮ってきた写真を貼り付けておきます。




ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー1

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー1

豚耳のサラダも食べてみたいですなぁ。



ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー2

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー2

豚まめの炒めモンやら豚胃袋が気になります。


ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー3

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー3

砂ズリのクミン炒めや鶏レバーの炒めモンが気になります。

ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー4

豚足はあんまり得意じゃないけど、土鍋で煮込まれてて辛口ならちょっと食べてみたいかも。


ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー5

牛カエルなんてメニューもありますねぇ。


ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー6

牛コリコリ、なまこのネギ炒め、マトン、カラスカレイの麻辣炒めなんかが気になります。


ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー7

なんかよく分からんけど食べてみたい煮物が色々。



ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー8


この店でいわゆる”高級中華料理”な食材を食べんでも他に色々気になるもんがありますわ。

とはいえ、中華のスッポンは食べてみたいですわ。

”元気”って書いてるけど、中華でも精力が付くってイメージなんですかねぇ・・・。(^^;)

ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー9


こっちにも亀さんがいてますなぁ。

中華の冬瓜のスープって食べたことないから気になります。


ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー10

このページは粉モンとご飯類ですな。

この店でチャーハンを頼むのはなんだかもったいなく思ってしまうなぁ。

身内でも来れたらと思うから、ちびっ子どもにはチャーハンを食べさせときましょうか。



ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー11

アヒルだけで専用のページがあるってことは、得意料理なんでしょうか。

麻辣と書かれるとどれか一品くらい味見したいですわ。



ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー12

串焼きメニュー。

マトンが100円でイカが300円ってのは、なんだかなぁ・・・。

鶏の頭の串焼きってけっこうグロテスクなモンが出てくるんでしょうか。

ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー13

中華なお酒も面白そうですねぇ。

とはいえ、蒸留酒はヤバそうなんで避けますけどね。



今回の食事中は皆さん、ビールオンリーでしたねぇ。

私は後半ビールだけじゃ腹がチャポチャポになるんで、芋焼酎をロックで飲らせてもらいました。

自分で2杯飲んだんでお勘定の時に幹事のYさんに千円多めにお支払いしたんで自分勝手をお許し頂きましょう。



ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー14

なんか壺みたいなモンに入ったヤツがありますが、日本語表示がないんですが、どんな料理でしょうねぇ。


ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー

*ミナミの中国東北料理店「月縁春」のメニュー15

エビと豚肉を煮物にするってのはちょっと気になります。





ちょっと強面の店長さんは哈爾浜(ハルピン)出身って言うてはりました。

みんな飲み食いが好きやから色々と質問してたんですが、丁寧に説明してくれて嬉しかったですわ。

黙ってると怖いですが、愛想良く対応してくれたんで感じよかったですわ。




これだけ食べて、1人あたりの支払いは込み込みで3000円。

人数が集まった値打ちでしたねぇ。ちょっとずつ色々食べるってのが一番好きやから非常に満足度が高かったですわ。

もっともっと食べてみたいんですが、一人や二人で行っても全く楽しめないのが残念なとこです。

なんとか人数を集めて再訪したいもんですなぁ。




今回の食事会はたいへん楽しんだんで、声を掛けてくれはったrikiさんには大感謝です。

そして、今回の場を仕切ってくれはったYさんにも大感謝です。

またチャンスがあったらご一緒したいものです。


rikiさんや他の方のコメントにリンクを張っておきます。

*walkriki:宗右衛門街・月縁春の中国東北料理は繊細至極〜グルコバ分科会!?

*食べログ「月縁春」:(羊串会2)本格中国東北料理ながら食べやすくリーズナブル
 参加者のお一人「みつお★さん」の口コミ

*食べログ:羊肉串だけでなく、犬肉スープ、繭までも!
 同じ方の「故郷羊肉串店」への口コミ
 





*朝の体重:58.00kg。(またしても余裕ナシ。)

*今月の休肝日:2日(今日は抜かんとアカンかなぁ・・・)
 
 
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2012年10月31日

平野の串かつ屋「いぬい」は当たり 他2軒

27日の夕方から外食した時の模様をご紹介します。

普段は睡眠力が無くてどちらかというと早く起きすぎるくらいなんですが、ここしばらく起きるのが遅めです。

この日も珍しく2度でしっかり眠れたんで起きたのは9時半頃だったかと。

起きるのが遅くなったかげんで、朝ご飯もえらく遅くて11時頃にうどんをすすりました。

そこから家のチビノートPCでちょいとばかり細かい作業をやり終えたら1時過ぎでした。

何日か前から昼酒に行きたかったんで、出かけようと思ったんですが、どっち方面に行くか迷いながらiPadでゲームなんかをしてたらズルズルと時間が経ってしまいました。

なんだかんだで夕方になってきたんで、昼酒から変更して晩メシを外食することに。


ここでもどっち方面に行くか迷ったんですが、昼飯抜きになって腹が減りすぎたのでしばらく前から気になってた平野串かつ屋「いぬい」に向かうことに。

平野区の流町交差点からほど近いトコに3軒気になる串かつ屋があって、そのうち2軒は行ったんでラストの1軒です。

1軒目に行ったのはネタにするタイミングを逸してしまったんですが、平野の町中に夕方になると現れる屋台の串かつ屋「武田」。

そして2軒目は前を車で何度も通って気になってた「ごん吉」



3軒目のいぬいは地元のどっかで飲んでて他のお客さんから聞かされたり、「グルコバ」のこばやしさんの記事で読んだり。

 *現在「グルコバ27」の参加者を募集中です。気になる方はコチラをチェック下さい。


平野方面をチャリで探検してる時に店の前まで行って場所まではチェックしてあったんです。

うちからちょっとだけ離れてるのと、揚げ物をそれなりの量食べたいって思える体調や気分とタイミングが合わずなかなか行けんかったんです。



すぐそばに前に通ってたフィットネスがあるんで、ほんまは会員のうちにフィットネスで風呂をシバいて、湯上がりに行きたかったんですけどねぇ・・・・。






平野区の串かつ屋「いぬい」の店構え

*平野区の串かつ屋「いぬい」の店構え

流町の交差点の下は地下鉄谷町線の「平野駅」になってるんで、駅から直線距離ではそんなに離れていません。

が、お店のあるのは下町の奥へ入ってたトコなんで、地元民以外がフラッと入る感じじゃないですね。

お店に着いたのが5時半少し前くらいで、先客は3人連れが一組のみ。

お店のドアを背中にすると落ち着かないんで、L字型のカウンターのドア側は避けて角近くに座りました。





ビールをお願いすると女将さんが「生でええ?」って言いはったんで、素直に生をお願いしました。





まずは生ビールとどて焼き

*まずは生ビールとどて焼き

席に座った時は持ち帰り用なのか大量に串かつを揚げてはったんで、どて焼きを3本お願いして様子見。

どてはしっかり煮込まれて柔らかくけっこう甘みのある味噌でしたが、かなり好みでしたわ。

横にはかきの土手も煮込まれてました。







他のお客さんも紙に書いて持ち帰りを注文してはりましたが、その後口頭で食べる分を追加オーダーしてはりました。

初めての店でシステムが分からんかったんですがメモで渡すんは持ち帰りだけのようでした。

ぼつぼつ私も串かつが食べたかったので何品かオーダー。





平野串かつ屋「いぬい」の串かつ色々

*平野の串かつ屋「いぬい」の串かつ色々


牛カツ2本、ナスビ、ズリ2本、レンコンだったかと。


イチイチの値段は確認してませんが、この店のほとんどの串かつは1本60円やそうです。

ネタは割と小ぶりですが、座って飲める店で今時1本60円はビックリですねぇ。

この日は噛むのに使う左の奥歯がちょっと痛くて、砂ズリを噛むのに苦労しました。(^^;



気さくな大将と女将さんが常連さんらとやりとりしてる雰囲気もよくわたし好みのお店でしたわ。

串かつばっかり食べ続けるのは苦手やけど、店の雰囲気がええからちょっと長めに居りたくなりましたわ。





「いぬい」の店内の様子

*「いぬい」の店内の様子

かなり年季の入った店内もええ感じでした。

イチゲンなんで店内の様子はこの1枚だけですが揚げ場の向こうには串に刺さった具が色々並んでました。

新世界なんかの有名店よりずっと具の種類が多く感じましたわ。


追加でいわし、えび、貝柱、牡蛎なんかを食べました。



生中を2杯飲んで、全部で2000円ジャストはかなりリーズナブルに感じましたわ。


そんなにしょっちゅう串かつ屋に行きたくならないんですが、このお店は非常に当たりでした。






<参考情報>

*串かつ「いぬい」:食べログ

住所:大阪府大阪市平野区平野本町2−4−15

電話:06−6796−1194

営業:不明

定休:不明(店内に月曜日っていうサインがあった気がするような、せんような・・・。)









まだ全然お腹は膨らんでなかったので、次はあっさりしたもんを食べられる店を探すことに。


流町の交差点近くのツタヤの隣?にある居酒屋「きらくや」ってトコがちょっとええ感じで入ってみました。

海鮮がウリのようで値段もこなれてるようやったんですが、入ったのは6時過ぎでお客さんはそんなに入ってませんでしたが、なんと予約で満席。

土曜日やったんで混むのはしゃーないとしてもこのご時世に予約で満席とはかなりの人気店じゃないでしょうか。

覚えといて、またいつかチャレンジしてみたいモンです。






平野であと少し店を探したんですが、ピンと来る店は見つからず。




思い出したのが、針中野駅前にある立ち飲み「EBISU(エビス)」。


どこかで店のことを読んで、前まで行ったことはあったんで、軽く食べに行くことに。


立ち飲みやと思ってたんですが、簡易のパイプイスみたいなモンを置いて座り飲みになってました。

店に入った時は満席やったで、出ようとしたんですが、飲んでるうちの二人がお店のスタッフやったんで席を空けてくれました。






針中野駅前の「EBISU」の惣菜盛り合わせ

*惣菜の盛り合わせ 400円

立ち飲みにしては海鮮が強いって読んだ記憶があったんですが、カウンターのネタケースにあったお総菜に目がとまりました。

菜っぱの煮物とひじきを頼んだら、若い女の子が4品盛りもありますよと。

せっかくなんで盛り合わせにしたんですが、ひじきと菜っぱはかなり気前のええ盛り加減。

ビールはもう要らんかったんで、最初から燗酒に行ったんですが、正直言うてこのアテだけで十分飲めそうでした。




追加で「チャンジャ」

*追加で「チャンジャ」 350円

席まで空けてもうて、盛り合わせだけってのも悪いなぁとチャンジャを追加。

この値段の割に量がけっこうありましたね。


お酒の燗が1合300円で、2本飲んでお勘定。

明朗会計で1350円でした。

チャンジャを頼まんかったら1000円ジャストやから、まさにセンベロも出来るトコでした。

次回は1軒目で行ってもうちょっとちゃんと飲み食いしてみたいもんです。




<参考情報>

*立ち?みダイニング「EBISU」:食べログ

住所:大阪府大阪市東住吉区針中野3−1−24 日産ビル1F

電話:06−6703−7778

営業:16:00〜23:00(月〜土)、14:00〜22:00?(日)、11:30〜14:30(ランチ・月〜金)

定休:不定休












この後は、昭和町へ移動してものすごく久しぶりに「Whiskycat1494」へ。

よく見かけるモルトマニアな常連さんと女性が1名だけやったんで、モルトバーやけどいつものようにカクテルをオーダー。


マルガリータとジャックローズを飲んでから、ウィスキーへ。




昭和町の「Whiskycat1494」で飲んだ「トマーチン(Tomatin)1976」

*トマーチン1976 ハーフで1000円


マスターの参段さんにお任せで1000円くらいのヤツを選んで貰いました。

ハーフですが、34年モノがこの値段は値打ちがあるように感じましたわ。


あと一杯オバハン?オバン?とかいうウイスキーのハイボールを飲んでお勘定。


ショートカクテル2杯とウィスキー2杯で4000円でした。

バーでこの値段はやっぱりかなりの下町価格ですね。


このお店だけでなくバー自体に長いこと行ってなかったんですが、やっぱり自分はバーが好きやなぁと思いながらお店を後にしました。





<参考情報>

*Bar「whiskycat1494」:公式ブログ

住所:大阪市阿倍野区昭和町1−10−1−2F

電話:06−6623−1494

営業:18:00〜2:00(LO 1:30)

定休:木曜日






そんなに出費は多くなかったですが、3軒で飲み食いしてなかなかええ夜でした。






*朝の体重:57.35kg弱(ほぼ理想値でちょうどええな)

*今月の休肝日:11日(昨日は二日酔いやったんでついでにもう1日抜いときました)
posted by えて吉 at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月26日

大当たり!!「酒仙房 金生」@千鳥橋駅

22日の水曜日に行った此花区の居酒屋さんがすごく良かったので簡単に紹介します。

今回はグルコバのこばやしさんが声を掛けてくれて都合のついた3人が参加。

 *9/23のグルコバ、参加者を絶賛募集中ですよー。興味あるからはコチラへ。

グルコバでいつもお目に掛かってるだいこんさん、*あきこ*さん、私がこばやしさんに案内して貰うことに。


最寄り駅は阪神電車の「千鳥橋駅」とのことで、ここに6時半に集合。

店のある場所が此花の梅香やと聞いても、電車でどうやっていくかはスグに浮かばず。

調べてみたら、「千鳥橋」って私にとってものすごくありがたいことに鶴橋から直通で行けるトコじゃないですか。

グルコバの会場である阪神尼崎駅に行く時に何回も通過してたことになりますが・・・、頭には入ってませんでした。





*あきこ*さんは当日までお仕事の都合で、参加が確定せず。

当日に確認してこばやしさんにお伝えしたんですが、予約人数の変更が遅かったんでテーブルではなくカウンターになるとのことでした。

平日の水曜日に予約時点でテーブルが一杯でカウンターになるとはと驚きました。




30分弱前に駅に着いたんで近所の商店街などをチラッとチェック。

商店街はあんまり元気が無かったんですが、今はどこもそんな感じですからねぇ。


時間になってこばやしさんはチャリで登場したんでビックリ。

帰りのことを考えるとチャリの方が楽なんだそうです。

だいこんさんはちょっと遅れて直接お店に来られるとのことで、*あきこ*さんが来られたら3人でお店へ。

駅の前の大通り(北港通り)を国道43号線(海側)の方へ歩いてすぐ、その大通り沿いにお店がありました。





此花区梅香の「酒仙房 金生(きんせい)」

*此花区梅香の「酒仙房 金生(きんせい)」の店構え

こばやしさんといえば、コストパフォーマンスに厳しくて、ディープで濃ゆい店専門ってイメージなんで、割と普通の居酒屋が意外な感じでした。


お店に入ってみると平日の6時半過ぎにして店はかなり混雑で驚きましたが、後で大人数の団体さんが宴会してたと判明。




千鳥橋「酒仙房 金生」の日替わりメニュー

*千鳥橋「酒仙房 金生」の日替わりメニュー

 *クリックして貰うと横1200ピクセルのデカイ写真が出ます・

メニューを見ると割と手頃な値段であるかなぁって印象でした。

一部は1000円を越えたりしてるんで、根付けからもごく真っ当な居酒屋の印象。


まずは瓶ビールをお願いして3人で乾杯して、銘々食べたいモノを頼んでシェアすることに。






肉自体の旨みがあった「牛肉のたたき」

*肉の旨みがあった「牛肉のたたき」


牛肉レア炙りタタキ風ってのが正式名称で580円。

食べてみると私は肉食いじゃないですが、肉自体がえらく上等で味わい深いのに気づきました。

これはメニューと実際の料理の見た目にあんまり差はなかったんですが、食べてみると予想より上等に感じました。

横に添えてある酢ごぼうもごくごく真面目に仕込んでるのを感じました。




珍しくて注文した「鱧の白焼き」

*珍しくて注文した「鱧の白焼き」 430円

この白焼きが430円ってのはビックリですねぇ。

スーパーでしょうもない生の鱧を買うて来てもこんな風には仕上がらんやろうけど、スーパーより量が多く感じましたわ。

骨切り後の骨がほんのちょっぴり歯に当たりましたが、全く文句なく美味しかったですわ。

驚くほど珍しいわけではないですが、どこの店にでも置いてる訳でもないものをこんな安くで食べられて得した気分でした。





よう冷えてた「冬瓜のじゃこあんかけ」

*冬瓜のじゃこ入りあんかけ 280円

写真は大きな1〜2切れを食べてから撮ったモンです。

かなり大ぶりのとうがんが何切れも入ってて、その量に驚きました。

普通の立ち飲みだったらこの店の2切れを半分に切って、200円くらいで出しそうに感じました。

こんな値段やのにちゃんとあしらいに生麩みたいなモンを乗せてくれるし・・・。

味付けもあっさりでキンキンに冷えてたから値段はものすごく安く感じました。





手羽先の唐揚げ

*手羽先の唐揚げ 1個230円


そこそこサイズがあってムチャクチャビールに合う味でした。

銀紙で包んであるとこまで剥がして、必死になって細かいトコの身ぃを食べてやりました。




〆が浅めで好みだった「きずし(しめ鯖)」

*好みな〆加減だった「きずし(しめ鯖)」 430円

写真は半分以上食べてから撮ってます。

かなり厚めで、安い飲み屋やったら半分の厚さに切ってここの3切れ分で同じ金額取りそうでした。

私は生に近いような浅い酢加減が好きなんで、ここのは非常に良かったですわ。

旨かったし、量もたっぷりなんでこれもコストパフォーマンスで考えるとムチャ安でした。



カウンター席やったんで、途中から写真を撮るのはやめてしまいました。

酒がある程度回って、皆さんと一緒に気分ようしゃべってるとブログのためのネタ集めなんて二の次、三の次になりますわね。


他に食べたモノも、例えば280円の白和えはこれまたスゴイ量でスーパーの惣菜よりずっと安く感じました。

それでいて料理としては具だくさんでちゃんと手を掛けてある1品で感心。

さわらの味噌漬けも甘みの強い下品なヤツではなく、ちゃんとした和食屋で食べるような上品さ。

ひろうす(雁擬)の煮物も1個がそこそこのサイズやのに大ぶりの小鉢(?)に何個も入っててスゴイ量。

牛肉のすき焼き風(480円)ってのも普通なら野菜や豆腐で嵩増しして肉は薬味?ってこともありがち。

でも、ここのは肉がっつりに糸こんが混じる程度で値打ちあり。


値段がするヤツは食べてませんが、この店やったら1000円オーバーのモンも当然その値段以上の価値がありそうで、興味が湧きましたわ。



最後に〆として食べたモンだけ写真を撮ってあったんで、貼っておきます。






*あきこ*さん絶賛の「焼きおにぎり」

**あきこ*さん絶賛の「焼きおにぎり」

外がパリっ、カリっと焼かれてて、中はふんわり。

半分ずつ分けて食べましたが、*あきこ*さんが自分が食べた中でベストやってな大絶賛をするのも分かりました。










料理が良かった時点でもちろん満足度が高いんですが、この店の大将がまたええ意味で”職人さん”やったんですよねぇ。

営業時間が平日で9時(9時半?)まで、日曜は8時半?までだったかとえらく短いんです。

団体さんが一段落した時にしゃべってたら、一時無理をして、長時間の営業が無理になって短くしたんだとか。

そうまでしても、ものすごくリーズナブルな値段で料理を食べて貰おうとするあたりが凄いなぁと。

ウニ丼といくら丼が〆でよう出るらしんですが、たしかこの日ウニ丼はやってないと。

相場が上がりすぎてどうしても手が出せんのやそうですが、


 「店で出してる金額のちょっと上までやったら仕入れるんやけど・・・」


って、申し訳なさそうに言いはるんです。

ちょっとやったら赤字でも出す気ってあたりもねぇ・・・。


こばやしさんは2回目やったけど、他の3人は一見。

混んでる時にカウンターになるぐらい当たり前ですが、大将はえらく気ぃ使こてくれて1品サービスしてくれた上に

 「カウンターしか席が取れんで、すんませんねぇ。」

ってこともしきりにいうてはりましたわ。

この日は団体さんやったんで最終盤までしゃべれませんでしたが、ちょっとしゃべっただけでもまた来ようと思ってしまうええ大将でしたわ。







こばやしさんがこの店へ誘ってくれたのは、店のレベルがええからはもちろんのことなんですが、もう一つは初回が悔しかったからやそうです。


たまたまこっちの方面で用事があって、その後一人でこの店を訪れたそうです。

で、一人飲みだと2〜3品食べただけで、他のモノも食べたいのに腹一杯になって悔しかったと。

たしかに、私やったらモノにもよるけど、下手すると2品でお腹一杯、ごちそうさまってなりそうですもんねぇ。

今回4人で行きましたが、これぐらいが適正人数に感じましたわ。

居酒屋とかは誰かと二人くらいで行った方が落ち着くかもしれませんが、この店であれこれ食べようと思ったら足りませんねぇ。

私が少量を色々食べたいから余計にそう感じるんでしょうが、最低でも3人は欲しいと思いました。


良すぎる店が遠いと残念なんですが、この店は家の近所にあっても一人じゃ行けないって意味で残念ではないかも。

近所にあったら目の前に旨いモンをぶら下げられてるのに、食べられへん状態でツライかもしれませんしね。


電車嫌いやけど、鶴橋までチャリで行って、電車1本で行けるなら最近はかなりハードルが低く感じます。

日曜日は営業の終わりが早いからグルコバの反省会にも使えんのが残念。


店のことは非常に気に入ったんで、なんとか4人くらい揃えて再訪したいものです。









写真を撮ってない料理を色々に瓶ビールをガンガン、日本酒も2合徳利でなんぼんも。

お勘定は、4人がしっかり飲んで、食べて、一人3000円ほどだったかと。







<参考情報>

*酒仙房「金生(きんせい)」

住所:大阪市此花区梅香3−26−11

電話:06−6461−0164

営業:17:00〜21:00
*ネット上の情報によってますが、閉店時間は要確認。
 日曜日は8時半だったかと思うんでご注意下さい。  

定休:月曜・第3火曜日





*朝の体重:57.45kg(これくらいの数字やったら、まぁええか)

*7月の休肝日:9日/25日中(前日までの休肝日日数をカウント)
  よっしゃ、なんとか目標の10日へリーチ掛かったぞ。

posted by えて吉 at 16:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月23日

京橋で飲み食い「七津屋」「直(なお)」「DEN」等

15日に京橋界隈をうろうろと飲み歩いてきたので、その様子をサクサクッとアップしてみます。

今回の飲み会はグルコバの常連である*あきこ*さんからのお誘いでした。

2〜3日前にお誘いいただき、他にも都合が合うヒトが居てたらと思ってツイッター上で呟いたりしました。

残念ながらお盆のお休みは忙しい方が多いのか、他の参加者はなく私一人で京橋へ。



6時の待ち合わせで20分ほど前に着いて、周辺をサラッと一回り。

助走を付けようかとも迷ったんですが、飲み過ぎてはイカンのでグッと我慢。


*あきこ*さんが到着されてから、行き先は決めてなかったんで、とりあえず駅前の立ち飲みが固まった一角へ。






京橋の立ち飲み屋「七津屋」

*京橋の立ち呑み屋「七津屋」


京橋は2〜3回一人で昼酒に来たことがあるんですが、このお店に入った記憶があります。


隣の岡室酒店はお盆休みで閉めてました。

国道沿いの居酒屋も閉めてたんで、普段は朝から飲兵衛が集うゾーンも多少はお盆っぽさがあったかも。



七津屋の揚げ物

*アスパラとうずら玉子のフライ

最初に生ビールを頼んで、油モンをちょっと摘もうと思ったんで、これと串かつをオーダー。

串揚げを出してる店で驚きやったんですが、串かつは品切れだと。

どうも周りの店が閉めてて朝から七津屋は大繁盛だったようですわ。(^^;

他のアテも私らが頼むヤツは何品も品切れを起こしてました。




七津屋の「ポテトサラダ」

*七津屋の「ポテトサラダ」


立ち飲みやとついポテサラを頼んでしまう気がします。

小さな手塩皿みたいなやつに盛りつけられてて、これなら一人でふらっと入っても多すぎるってこともないなぁと。

これくらいの量だと何品かとビールでも飲んでセンベロでサクッと出やすそうですね。




七津屋のぬた

*七津屋の”ぬた”

これもめっちゃコンパクトで一人飲みにバッチリって感じ。

ちなみに*あきこ*さんは店に入ってぬたを見つけたら必ず食べるってくらいのぬた好き。

ジントニックやマティーニでバーの善し悪しを計るってなヒトもいるようですが、*あきこ*さんはヌタでお店をはかるそうですわ。



豚の鉄板焼き

*豚の鉄板焼き

豚のどの部分だったか忘れましたが、ちょっと珍しかったのでオーダー。

値段は200円だったか、かなり安めやったんですがけっこうな量でした。


料理の単価はメモってこなかったんですが、生中を二人で3杯飲んで以上の料理でお会計は1530円。

1人当たりセンベロも行ってないという安さで感心しました。




<参考情報>

*居酒屋「七津屋」

住所:大阪府大阪市都島区東野田町3−2−11

電話:非公開

営業:9:00〜22:00(土〜21:00、日祝〜20:00)

定休:無休





七津屋で軽く舌を湿したら、適当に京橋をうろつくことに。

国道1号線を挟んで駅側はチラッと歩いてたんで、国道を渡った側へ行ってみることに。
商店街を歩きながらいつものクセで左右の脇道をチェック。

京橋はほとんど歩いたトコないんで旅に出て店を探してるような気分でした。



*あきこ*さんと喋りながら歩いてて、視界の端に何かが引っかかった気がしました。


 「ちょっと待ってください。ちょっとチェックしたいんで」


って、止まって貰ってから、気になった店をチェックしに行こうとしてビックリ。





今回は都合が合わず参加はされてませんでしたが、こばやしさんから「京橋でオススメはココ」って1軒の店を教えてもうてたんです。


一応携帯にURLを入れて、いつでもその店の場所は探せるようにしてました。

ただ、最初は新鮮な気分で、自分の鼻を頼りに歩こうと思ってたんで、こばやしさんのおすすめの店のことは*あきこ*さんに伝えてませんでした。



もうオチはお分かりかと思いますが、私がたまたま反応した店の屋号をちゃんと見るとこばやしさんおすすめの店やったんです。





気になった店が偶然「直(なお)」だった

*気になったお店が偶然「直(なお)」だった

居酒屋「直」ってお店で基本は食べ物全てが300円均一。

私は何円均一って店をあんまり信用してないんですが、飲み食いに厳しいこばやしさんのおすすめやし、偶然見つけた面白さもあって入ることに。




ここでも「分葱のぬた」

*メニューに見つけた以上頼まざるを得ない「分葱のぬた」

分葱に炙った薄揚げが添えてるのが珍しく感じました。


七津屋とは違って二人で摘むのに十分な量でした。




ふぐ皮とすじ肉

*ふぐ皮湯引きとすじ肉

両方とも酒の肴としてかなりええ感じ。

ここではビールから平行して日本酒を飲ることに。




ヒラメのお造り

*ひらめのお造り

この平目も均一の料金だったかと。

料理によったら300円以上のモンもあるんですが、その値付けに誠実さを感じました。


出来たての「だし巻き(厚焼き玉子)」

*焼きたての「だし巻き(厚焼き)玉子」

注文が入ってから大将が焼いてくれはったんで熱々で非常に旨かったですわ。

これで300円なんてほんまに値打ちですねぇ。




料理は他にも何品か食べたと思うんですが、写真も撮らず何を食べたか忘れてしまいました。


けっこうしっかり食べて、飲んで、お勘定は二人で3600円。

七津屋でも安く感じましたが、このお店のコストパフォーマンスは凄かったですわ。

どれも真っ当に手を掛けたようなお料理でこの値段ですからねぇ・・・。



入る前は均一料金にちょっと警戒感を持ちましたが、店内の落ち着いた雰囲気、お店の人らの感じの良さで非常に気に入ってしまいました。

ここは家の近所にぜひあって欲しかったと悔やんでしまうお店でした。



こばやしさんの情報がなかったら、均一っていうシステムだけでパスしたかもしれんので、大感謝です。



<参考情報>

*飲喰処「 直 (ナオ)」


住所:大阪府大阪市都島区都島南通2−5−24 大阪屋シャレード京橋 1F

電話:06−6929−3018

営業:17:00〜0:30(日祝〜21:30)

定休:不定休







「直」を出たらけっこう腹が膨らんだんでバーにでも行きたいなぁと。




商店街を歩いてたら、ちょっと気になる看板?を発見。





音楽好きの常連が多かったBAR「DEN」

*音楽好きの常連さんが多いBAR「DEN」

隠れ家って書いたこの幟?が表に出てるからそんなに発見は難しくないですが、私みたいにキョロキョロしてないと見過ごすかも。


入ってみるとカクテルをバンバン作るようなオーセンティック系ではなかったんですが、こんぢんまりしたお店でなかなかええ感じ。

私ら以外は皆さん常連のようで、しかもやたらと音楽関係?に濃ゆい人らばかりのようでした。

その中で一人別格に濃ゆいヒトがいて、大きな袋から取り出しのが塩ビ管っていうんでしょうか?

プラスチックのパイプで作った楽器でした。

今までにいくつも塩ビ管で楽器を作ってはるそうなんですが最新のトロンボーン?かなんかを持ってきてはったんです。

ちょっと変わった人でしたが、めっちゃ嬉しそうに説明してくれました。

お店は燻製に力を入れてはるようですが、非常連の私らにもちゃんと接してくれて楽しめました。




しばらく飲んで出たんですが、お勘定は二人で3300円。

チャージが500円かかるようですが、飲みモノ自体はけっこう安かったようですわ。



<参考情報>

*Shot Bar「DEN(デン)」:公式サイト

住所:大阪府大阪市都島区東野田町5-9-5 ダイナビル1F 

電話:090−3947−5512

営業:20:00〜25:00

定休:年中無休







この後、*あきこ*さんが前から気になってるけどまだ入ったことがないってお店へ。


普通の民家を飲食店にしてるお店で、雰囲気としてはちょっとトロそうな女の子が二人ぐらいでやってて、割烹着を着てそうだと。

で、カウンターには大皿に何品か家庭料理みたいなモンが盛られてる。

そんなんをイメージするって話を聞きながらお店へ。





ドアを開けたら中は若い人向きのちょっとオサレなイタリアン?って感じでビックリ。



軽く飲み食いした記憶があるんですが、全くメモを取って無くてすっかり忘れてしまいました。

屋号も控えて来んかったし、お勘定も全く記憶無し。

*あきこ*さん曰く、この店が一番高くついたってことのようですが・・・。






そんな訳で最後は記憶が飛ぶくらいまでしっかり京橋での飲み食いを楽しみました。
 
 


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2012年08月07日

旅の最後は大阪天満で飲み食い その4

ここしばらく続いた旅ネタをなんとか4本目のこの記事でオシマイにしたいと思っております。

 既に上げた他の記事は、リンク先からご覧下さい。 その1その2その3


ぷるみえさんと2人で浜松、名古屋、四日市、奈良と巡ってきた飲み食い旅行のラストは我が地元大阪。

旅先にはご一緒できませんでしたが、土曜日(28日)の夕方からならishさんも参加できるとのことでした。






奈良から大阪に戻って、地下鉄谷町線の平野駅でぷるみえさんとは一旦分かれました。

そこからはぷるみえさんには南森町の宿まで電車で移動願いました。

私は車を置きに帰って、ニャンズの世話をしてからサッとシャワー。

待ち合わせがJR天満駅前やったんで、チャリで寺田町駅まで行って環状線一本で移動することに。




ちょっと慌て気味にチャリで向かったんですが、寺田町の駅が見えたところでチョンボに気づきました。

出る間際まで、カバンに巾着とカメラを入れて行くか巾着だけで行くか迷ってたんです。

最終的にカバンは無しにして巾着だけで出かけたんですが、カバンに入れてあったデジカメを忘れてしまいました。

ブログ屋をやって長いこと経つのに、一番古くからのブログ仲間との集まりにデジカメを忘れるとは・・・。


取りに帰ったら約束の時間には間に合わんかったので、写真は携帯で撮ることにして天満に向かいました。






天満を選んだのは、ぷるみえさんが事前に行きたいと言うてはったお店が天満だったから。





天満の改札前に5時に集合。





まずは大阪らしい立ち飲みを体験して貰おうというishさんの提案で、酒の奥田へ。








酒の奥田の「ゲソ天」

*酒の奥田の「ゲソ天」 50円

瓶ビールをもうて、味も旨いけど、安さが驚きのゲソ天をオーダー。

ぷるみえさんは、この店に自分一人ではよう入らんかったって言うてはりましたんでishさんのチョイスは当たりでした。


ぷるみえさん向けに「水ナスの漬け物」

*ぷるみえさん向けに「水ナスの漬け物」300円

水ナスって、今じゃそれなりに流通してるんでしょうが、昔は大阪でも珍しかったですからねぇ。



定番のポテサラ

*飲み屋で定番の「ポテサラ」 200円

ishさんの定点観察?の一環でしょうか、お約束のポテトサラダも行っときました。


ぷるみえさんは、料理も酒もえらく安いのに驚いてはりました。

天満の駅前の飲屋街は、熾烈な価格競争をしてますからねぇ・・・。



自分が作るヤツに似てた「焼き豚」

*自分が作るヤツに似てた「焼き豚」 値段不明

仕上がりの感じがけっこう自分で作るやつに似てました。




一匹丸々の穴子天

*一匹丸々の穴子天 350円?

店で働くおばちゃんらの濃ゆさもぷるみえさんには楽しんで貰えたんじゃないかと。

食べてたのが店の一番の奥やったんで店の中全体を見渡せたのも良かったですわ。





珍しかったおでん種

*珍しいおでん種

関東にないおでん種があればってことで、梅焼き150円とわかめ100円。

コロも頼もうとしたんですが、あいにくの品切れ。

梅焼きは私も食べたことなかったんです。わかめはishさんも含めてみんなが珍しかったので頼んでみました。


ぷるみえさん向けに「鱧の落とし」

*ぷるみえさん向けに「鱧の落とし」

関西の夏では定番ですが、ぷるみえさんは食べてはれへんかったからオーダー。






飲み物は瓶ビール2〜3本をみんなでシェア、料理をけっこう食べた感じでしたがお勘定は3100円。

なんどか来てますが、こうやって3人で食べると色々食べられるからお勘定が非常に安く感じました。

色々思いつくままに頼んで、一人当たりはほぼ”センベロ”ってのはスゴイですねぇ。




<参考情報>

*酒の奥田:食べログ

住所:大阪府大阪市北区天神橋4−12−22

電話:06−6351−9514

営業:10:00〜13:00 15:00〜21:00

定休:日曜・祝日





奥田を出たら、散歩がてら界隈をウロウロ。


前回、私がぷるみえさんと会うたのは正月で、同じ辺りをウロウロしたんですが、そん時は店があんまり開いてませんでしたからねぇ・・・。






歩いてる途中で、ishさんの提案で天五の老舗たこ焼き「うまい屋」へ。






初めて食べた「うまい屋のたこ焼き」

*初めて食べた「うまい屋のたこ焼き」 8個300円

ぷるみえさんは初めてで不思議じゃないんですが、実は私もここのたこ焼きを食べるのは初めてでした。

ishさんが奢ってくれたんですが、ぷるみえさんのオマケで私まで初めてなモンを頂けました。

有名店だけあって、かなり美味しいタコ焼きでした。






<参考情報>

*「うまい屋」:食べログ


住所:大阪府大阪市北区浪花町4−21

電話:06−6373−2929

営業:11:30〜19:00

定休:火曜日











八尾蒲鉾で軽く飲み食い

*八尾蒲鉾で軽く飲み食い

揚げたての天ぷら(薩摩揚げ)が食べられる店は珍しいだろうとishさんのチョイス。

蒲鉾何品かと一杯ずつ飲んでサクッと切り上げたのでお勘定は2500円と非常にコンパクト。




<参考情報>

*八尾蒲鉾:食べログ

住所:大阪府大阪市北区天神橋5−1−5

電話:090−4275−4351

営業:17:00〜22:30

定休:月曜日





*foodish:”雑”食記:ぷるみえさん来阪でハシゴ〜その1

*さらたび:大阪天満でハシゴ酒




八尾かまぼこを出たら、いよいよぷるみえさんが事前に行きたいと言うてはったトコへ。






天満の燻製バル「けむパー」の店構え

*天満の燻製バル「けむパー」の店構え


このお店のことは私も*あきこ*さんから聞いてて気になってたんです。

けっこう混んでたんですが、奥の小さなテーブルになんとか入れました。





パクチーモヒートと生ビール

*パクチーモヒートと生ビール

手書きの黒板に「パクチーモヒート」とあって、ネタのために私が頼まんとアカンやろうとは思ってたんです。

とりあえずの1杯目を生ビールにしたんですが、そしたらishさんが人柱覚悟でオーダーしてくれました。

キワモンで単にネタだけの飲み物かと思ってました。

味見をさせてもらうと、最初の一口こそお馴染みのシャンツァイ(香菜)風味やけど、ちゃんとカクテルとして成立してましたわ。





燻製あて色々

*燻製のアテ色々

うずら玉子、チーズ、ポテサラでスタート。

ポテサラも燻製モノが入ってました。



パクチーたっぷりのサラダ

*パクチーサラダ?

タイ料理が食べたい気分やったんで、ピリ辛っぽいこいつをオーダー。

こいつにも燻製モンがなんか入ってたような気が・・・。




鶏ハムの燻製

*鶏ハムの燻製

これは普通の鶏ハムを作ってから香り付けのために燻製するんですかねぇ・・・。



予想外に旨かった「スパムの燻製」

*予想以上に旨かった「スパムの燻製」

スパム特有の濃ゆさが燻製することでグッと減って、燻香が加わることで上品で食べやすくなってましたわ。



他に柴漬けのタルタルソースがかかった海老カツとか、飲み物をお代わり。


お勘定は6850円でした。




<参考情報>

*燻製バル「KEMURI THE Park(略して「けむパー」)」:公式サイト

住所:大阪府大阪市北区天神橋3−11−34 北辰ビル1階

電話:06−6949−8799

営業:14:00〜24:00

定休:木曜日





*foodish:”雑”食記:ぷるみえさん来阪でハシゴ〜その2・けむパー








最後にもう一軒ってことで、八尾蒲鉾のあった筋の対面側で見かけたバーへ行ってみることに。




ここもishさんの提案やったんですが、バー好きの私も八尾のへんを歩いててしっかりチェック入れてたんです。




天満の「バー シード」のバックバー

*天満の「BAR Sead(バー シード)」のバックバー

お店のマスターにお聞きするとボトルが500本ほどあるそうですわ。

界隈のがさつな感じからは意外なほどオーセンティックなバーでした。




私は食後の一杯目のお約束でマルガリータを。

ishさんはいつものようにウォッカトニックかと思ってたんですが、いきなりの変化球。

フレッシュの桃を使った「フローズンピーチダイキリ」をオーダーしてはりました。(^^;
お代官さまキャラにしては、えらく可愛らしいモンでしたが、フレッシュの桃を使っただけに非常に美味しかったですわ。

バーで高くつくオーダーって色々ありますが、フレッシュフルーツのカクテルも危険なオーダーって印象があります。

で、お値段を聞いてみたんですが、たしか1200円だったかと。

これって非常に天満価格に感じましたねぇ。

ミナミや新地なんかで同じモンを飲んだら確実に2000円オーバーじゃないかと。








マスターにおまかせで「ラムの飲み比べ」

*マスターにおまかせで「ラムの飲み比べ」

私らが座ったのは入り口よりのカウンターで、バックバーは目の前にバーボンが固まってました。

その次のグループがよく分からんかったのでマスターにお聞きすると「ラム」とのこと。

マスター自身がラム好きでけっこう集めてはるとのことでした。

そこで出来るだけキャラのちゃう2種類を選んで貰って飲み比べたという次第です。

単価は聞いたのに忘れましたが、けっこう珍しげやの値段はごくリーズナブルでしたわ。



ここお勘定はメモし忘れたんで不明ですが、正統派のバーとしてはかなり割安に感じました。

飲み歩くと、後半はどうしてもバーに行きたくなるんですが、駅からもそう遠くないトコにええバーが見つかりましたわ。

今年の6月に開いたばかりらしいですが、これから天満に行く時の楽しみが増えました。




<参考情報>

*バー シード(BAR Sead):食べログ

住所:大阪府大阪市北区天神橋5−6−26 MB1F

電話:06−6351−6619

営業:18:00〜5:00

定休:不定休



*foodish:”雑”食記:ぷるみえさん来阪でハシゴ〜その3・店名不明なバー→Bar Seadと判明



私は次の日に朝からグルコバがあったんで飲む量はある程度に控えました。

家に帰ってももう一杯ジントニが欲しい酔い加減やったんで飲み過ぎは避けられたかと。 *もう一杯のジントニは我慢しました





天満駅前で解散して、1泊2日とは思えない充実の飲み食い旅は終わりました。


ちなみにぷるみえさんの方は翌日も旅を続けられて、大津から岐阜の方へ回られたようです。

ぷるみえさん、ishさんというブログ初期からやりとりしてるメンバーが寄ると気楽でとても落ち着きますねぇ。

今はブログっていうメディア自体が下火かもしれませんが、もっと元気な頃からの同士に再会って気分でした。






旅ネタが続きましたが、全部読んでくれた方がいらっしゃったら、ありがとうございます。









> ぷるみえさんへ

 ご一緒させてもらって、充実の2日間でした。ありがとうございまーす。

 運転手やったらなんぼでもやりますんで、チャンスがあればいつでも声を掛けてくださいねー。


> ishさんへ

 今回は旅パートはご一緒できず残念でした。

 天満界隈はまだまだオモロそうですね。ぜひまた行きましょう。



posted by えて吉 at 16:02| Comment(0) | TrackBack(2) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月26日

2日目はちょいドライブとがっつり外飲み

お客さんを迎えて2日目の飲み食いについてご紹介します。
 
 *1日目の家宴会についてはコチラをどうぞ。 

22日の朝は大阪らしからぬ爽やかさで気温も涼しく気持ちよかったですわ。

7時頃に起きてシャワーしてからのんびりしてるとゲストのmiki_dogさんからメールが入りました。

ええ天気やから寝てるのはもったいないとのことでした。

そこでシャワーだけしてもらったら、サクッと出かけることに決定。



8時頃に家を出て、朝ご飯はコンビニのおにぎりなんかで簡単に済ませました。



阪神高速の池田線で最後まで行って、そこから地道(国道176号線)で加西にある讃岐うどん屋「がいな製麺所」を目指すことに。


高速だと1時間ちょっとで着くんですが、開店が10時半なので早く着きすぎることを説明したら地道でオッケーとのことでした。




ちなみにこの日は走り出しからロードスターの屋根を開けて、オープンで。

miki_dogさんはかなりワイルドな旅もしてはって、とりあえずオープンでも構わんって言うてくれたんです。

ロードスターのことは「屋根無し号」と呼んでるくらいなんで、雨の時以外原則は常にオープンやと思ってます。

ゲスト、特に女性には無理は言わんように気を付けてるんですが、嘘でも開けていいって言われたんで文字通りの意味に受け取ってしまいました。




この日の朝のうちは気温が高すぎたり、日差しがキツ過ぎることもなく、オープンカーに乗るにはかなりええ日に感じました。

176号で三田を越えて、しばらく走った「古市」で左折して国道372号線へ。

 *ここまでええ加減に走ってきて、372に入る前に一旦止まってちょっと地図を確認。


372号線で社町の中心地あたりまで来るとちょっとだけ不安な区間がありましたが、国道175号へ右折してすぐにまた372号に入れて一安心。

「高岡」の交差点はちゃんと走った記憶があって、安心して右折して県道371号線へ。
次の「加西別府」の交差点も見覚えのあるパン屋があって楽勝で右折して県道79号へ。
中国道を越えて最初の信号で脇道に入ったら、もう楽勝。


「がいな製麺所」の駐車場に車を止めたのが、開店時間の3分ほど前でした。

地道では時間が読めなず、11時は回るかと思ってたんですが、開店時間にほぼジャストでした。








道中ではええ天気と緑に囲まれたルートの中、濃ゆい話をしてたんですが、その合間には1杯目をどうするかも真剣に考えてました。(^^)








加西の「がいな製麺所」の「かけうどん」

*加西の讃岐うどん屋「がいな製麺所」のかけうどん 330円


1軒しか行かないので、事前に2杯食べると宣言してありましたが、最初は熱いかけうどんで。

熱いのと冷たいのを頼むなら、先に熱いのを食べて汗かいても、2杯目で冷たいモノを入れて冷やせばええやろうという作戦です。

1杯目を食べ終わる前に他のお客さんを見てると、「ネギ大盛り(50円)」がスゴイたっぷりだと判明。

お代わりではネギ大盛りで行くぞと決意。


miki_dogさんは私とは逆に1杯目を”ひやかけ”で行ってはりました。






2杯目は「冷しょうゆうどん」

*2杯目は「冷醤油うどん」 280円

これに追加で大根おろし100円と、ねぎの大盛り50円を行っときました。

ネギと大根はざるうどんの出汁を入れるような器の中でもやや大ぶりのヤツに入って別添えでした。

上の写真は一番シンプルな”醤油うどん”の状態です。









これに別添えのネギと大根を乗せたんが、コチラです。











大根おろしとねぎを追加したらえらいことに

*大根おろしとネギを追加したところ

大根おろしは器に詰まってたのをそのまま乗っけただけなんで、あんまり多く見えませんが箸で崩してやるとうどんを覆い隠すほどでした。

これにテーブル上に置いてあるだし醤油をかけて食べるんですが、ネギと大根を上手いことがうどんに絡ますのが大変でした。

後半はほとんど大根だけを食べてる気分。

ねぎも一緒には食べにくいから、大盛りするんやったら最初のかけうどんでやるべきでしたわ。





とはいえ、熱いかけと冷や醤油ではうどんの雰囲気がだいぶ変わるんで、それを両方ともたっぷり楽しめたのは満足感が高かったですわ。



がいな製麺所は、もともとの1玉の量がたっぷりめやから2杯食べただけできっちりお腹が膨らみましたわ。




<参考情報>

*がいな製麺所:食べログ


電話:0790−45−0848

住所:兵庫県加西市和泉町25−2

営業:10:30〜15:00(土日祝〜18:00)

定休:6月と12月の第3月曜、元旦・2日












帰り道は、行きと同じ道を戻る、高速でサクッと帰る、海側に出てダラダラ帰るのどれがいいかご相談。

miki_dogさんのチョイスで海側に出て帰ることに。

そこで県道79号に戻ってそのままひたすら真っ直ぐ進みました。

加古川で国道2号線に入って大阪方面へ。


走り出してから思いついたんですが、旅先で市場や商店街、スーパーなんかに寄るのが好きだというmiki_dogさんなら明石の「魚の棚(うおんたな)」も楽しいんじゃないかと。




明石に寄る予定で、だらだら2国を走って、途中でコンビニ寄って飲み物とトイレ休憩。
これが昼過ぎでしたが、ここからはロードスターの幌を上げて走ることに。

ここからは私でもヘロヘロになりそうなんで、miki_dogさんには危険だろうと。

無理してずっと陽に焼かれてると体力が無くなって夜の外飲みが楽しめなかったら困りますしね。

それにしても女の人でここまでオープンにつき合って頂けたのはかなり嬉しかったですわ。






明石までたどり着いた頃には、焼けて熱々やった車内もクーラーのおかげでだいぶマシになってました。

駐車したらまた熱々になるとは思って、miki_dogさんも少し迷われてましたが、東京の人にはなかなか来る機会のない明石なんで予定通り寄ることに。

2国沿いのパーキングに車を止めて魚の棚商店街に行ってみると、「昼網」と書かれた魚が多くて、割とタイミングのええ時に行けたのかもしれませんわ。

miki_dogさんは翌日にお仕事やし、夜は外飲みの予定やったんで魚などは買う訳にも行かず「見るだけ」で我慢。

miki_dogさんは国産の金ごまを安くで買えたようで、それが唯一の買いモンでした。


八百屋で生の「ずいき」を確認して貰ったら、見たことないって言うてはりました。

当初はこんな感じのズイキの煮物を食べて貰おうと思ってたんですよねぇ・・・。

 *生のずいきの写真はコチラにあります。

結局”和もん”が入るとややこしいかと思って献立から抜いてしまったんですが、せっかくやから食べて貰えば良かったですわ。

覚えておいて、もしまたいつかチャンスがあるなら料理させて貰いましょう。






明石の商店街を軽く流したら、車に戻って大阪方面へ。

まだ昼間の早い時間やったんで、2国も混まんかと思ったんですが、そこからはけっこうな混み具合。

しかたないんで、一番近いICから高速に乗りました。


神戸を越えたあたりで眠くなったんで、いつでも路肩に止められるようにまた地道へ。




結局大阪には3時頃に帰還。




道中では晩の外飲みをどうするかずっと考えてたんですが、結局チャリで行ける地元の店にご案内することに。

海鮮の安い某立ち飲みの緑橋の店なら早い時間から開いてるし、体験して貰ってもええと思ったんですが、チャリではキツいなぁと断念。

1軒目の開店時刻が17時半やったので、ちょいと休憩することに。


冷たいシャワーを浴びたら、部屋でジントニなぞを飲りながら、前日残ったさいぼしを摘んだりして時間調整。



チャリで出発したら、汗をかかないように出来るだけのんびりと北巽へ。


ここ最近行くようになってけっこう気に入ってる串焼きホルモンの「串源」へ。

開店直後に入ったら席はあったんですが、カウンターでも詰めて座ってくれって言われたんで週末はかなり混むようでした。

座ってからでも予約の電話が入ってたんで、人と行く時は予約しとかんとアブナイですな。

メニューを確認すると以前と全く変わってなかったのが嬉しい誤算。

ニコニコと旨いホルモンを頂きました。



ここでは瓶ビールだけを3本だったか飲んでサクッと切り上げ。

店の候補ではmiki_dogさんがビール好きだっていうんで、”なかもず”にあるクラフトビールのお店も提案したんです。

ところが、「ビールなら瓶ビールがいい」との男前なお言葉でそこはパス。




続いて向かったのがうちからすぐ近くの「田島屋」っていう割とコテコテな居酒屋。






田島屋の「生トリ貝」

*生のトリ貝

トリ貝って茹でたヤツが一般的やと思うんですが、生のヤツが出てきたんでちょっと意外でした。

これは最後で量が少なかったみたいなんですが「あるだけ出してくれ」ってお願いしました。



菜の花のごま和え

*菜の花のごま和え

季節的に生ではないやろなぁ・・・といいながら摘んでました。(^^;




このお店では私は燗酒をやることに。

ビールも飲りながら、miki_dogさんもお酒を入れてはりました。





ちょっと小ぶりな「岩牡蛎」

*ちょっと小ぶりな「岩牡蛎」

他のお客さんのはえらくデカイヤツが1個だけのようでした。

サイズである程度加減してるんでしょうなぁ。

小ぶりやったけど、今季初めて岩牡蛎を食べられたんでご機嫌でしたわ。






関西らしく「ハモの落とし」

*関西らしく「鱧の落とし」

家宴会で鱧をお出ししようかと思ってやめたんで、ここでオーダー。




他にもなんか食べたと気がするんですが、写真は以上。

ちなみに2軒ともお勘定がなんぼやったかは忘れてしまいました。





その後、家に帰ってもまた飲み直し。


かなり夜遅くまで飲んで、そのまま記憶がないまま寝てしまいました。





翌日は朝ご飯をどうするかお聞きすると、うどんがいいとのことやったんで手元にあった安もんで細めの生讃岐うどんを湯がいてかけうどんで食べていただきました。



私はまだ食欲がなかったんで食べずですが、miki_dogさんが食べ終わったらちょっとせかしながら用意して貰って車を出しました。


出張先の北摂までは、阪神高速も混まず、その後の地道も混まず、ほぼベストタイムで到着。

だいぶ早く着いたんで、仕事先のちょっと手前で時間調整。




まだちょっと早いやろうけどって時間に動き出したんですが、そこからほんのちょっと先まで異様な渋滞。

私は遅れるのが異常に嫌いなのに、現場そばに着いておきながらmiki_dogさんを遅刻させてしまうという大失態。

車を降りて貰うまで、ものすごくイヤな気分でしたし、お別れしてからも落ち込んでしまいました。





2日間にわたって濃ゆく飲み食いにおつき合いいただいたmiki_dogさんに最後で迷惑を掛けてしまい、大反省ですわ。



最後で大チョンボをやらかしましたが、久しぶりにお会い出来て、非常に楽しかったですわ。


普段の様子を聞いてるとかなりお忙しいようなんですが、またチャンスがあれば声かけて貰いたものです。






*朝イチの体重:57.10kg(上出来な数字)

*7月の休肝日:8日/25日中(前日までの休肝日日数をカウント)
今日は絶対休肝日するぞ。
 
 
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2012年06月18日

生レバーを食べたくて地元の串ホルモン屋「串源」へ

何年か前から気になってた地元の串焼きホルモン屋「串源」に行ってきたので、それをご紹介します。

行ったのは15日の金曜日になるんですが、この日は昼頃から「生レバーが食べたいなぁ」ってなことをツイッターの方で呟いてました。

元々生レバーは好物なんですが、ここしばらくTVのニュースで「生レバーの禁止」ネタでなんべん流れるんで刺激されてたんです。

そのつぶやきにいくつかの反応があって、さらに食べた意欲が刺激されてしまいました。
最初は雨降るやろうから出かけるのは無理やと思ってたんですが、夕方になっても雨は降らず。

雨は夜になってからっていう予報やったんで、我慢しきれず飛び出してしまいました。





で、生レバーを食べる先として選んだのがうちからはちょっとだけ離れてますが地元の「串源」ってお店。

チャリや歩きで北巽のあたりをブラブラしてる時に何度も前は通ってるんで場所はお馴染みなんですが今まで一回も行ったことがありませんでした。

お店の情報をグルコバでお世話になってるこばやしさんのサイトで知ってからもう何年も経ってました。

生レバーと関係なしでも行きたいお店やったんですが、生レバーのおかげできっかけが出来ました。





チャリで10分もありゃ着くトコなんで、開店時間の5時半から逆算して家を出発。









生野区北巽の串焼きホルモン屋「串源」

*生野区北巽の串焼きホルモン屋「串源」

ほぼ開店時間ジャストに着いたらカップルが店の前で記念写真を撮ってはりました。

その人らが写真を撮り終えたら、私もネタ用にこの写真を押さえて、お店へ。








瓶ビールをお願いして、メニューをチェック。









サッポロのラガーと突き出しのナムル

*サッポロのラガーと突き出しのナムル

左はわかめと三つ葉?を和えてあったんですが、なかなか風味が良くて旨かったですわ。
お店のシステムが分からんかったんですが、先客が生レバーを本数でオーダーしたんで私もそれをマネしました。





禁止の前に串源へ食べに行った「生レバー」

*串源で食べた「生レバー」 130円×2

丁寧に切りそろえた生レバーが1本に3切れほど刺されてました。

味に厳しいこばやしさんが認める店だけに、臭みは無く、甘みがあってかなりジョートーに感じました。





鮮度のええ生ホルモンに強いとのことやったんで、生肝のほかにもお刺身でいただくことに。

メニューには子袋タタキ、子袋ぶつ切り、生心臓、生センマイ、チレセンが各700円。

生ミノは800円と書かれてて、これが1種類だけちょっと高いのが面白かったんでオーダー。

ミノって焼き肉屋で食べたり、湯がいたヤツをポン酢で食べるのは家でもやりますがお造りで食べるなんて初めてのように感じました




珍しい生ミノの刺身

*珍しい「生ミノの刺身」 800円

お皿はそんなに大きくないんですが、一人で食べるにはたっぷり過ぎるほどでした。

初めて食べましたが生でもしっかりした歯ごたえがあって旨かったですわ。







生モンをオーダーしてから、焼き物もオーダーすることに。

お店の串焼きホルモンは1本100円と130円に分かれてました。

ホルモン好きのくせに部位名に疎いんで、メニューを見てたら100円のヤツが面白そうに思いました。

そこで100円の串5種類を端から順に1本ずつ全部お願いしてみることに。

コリコリ、シンゾウ、プップギ、コブクロ、アカセンを注文しました。




座ったのはカウンターの焼き場の正面だったんですが、まだ焼いてない時から非常にええ印象を受けてました。

キリッと締まった表情の大将がカウンター内に立ってはったんですが、いかにも職人って感じの方でした。




すごく繊細な焼き方の「焼き場」

*すごく繊細な焼き方をしてた「串源」の焼き場

炭焼きの焼き台に3本の角棒?が渡してありました。

その間に2列に串焼きを並べられるようになってるんですが、炭の高さの調整がまず細かい感じ。

写真の左側のネタケースから仕込みをしてある串を手にとっても、気に入らん切り身があったら、串から抜いてカットしたり、串を打ち直したり。

炭火の上に置いてからも、ものすごい丁寧な焼き方でした。

ある程度焼けたら串に刺さってる肉と肉の間を微妙にいじってちゃんと火を通してはりました。

そういう一連の所作が非常にプロっぽくて、眺めてるだけでもほぉ〜って感じでしたね。




ホルモンの串焼きは「シンゾウ」から

*串焼きホルモンは「シンゾウ」から

5本のうちから最初にこの心臓だけ焼き上がって渡されました。

焼き台の前の透明の板の下に隙間があって、そこから皿の上に置いてくれました。




串源の串焼きホルモンのたれ

*串源の焼き物のたれ

ちょっと辛みのある味噌が添えられてましたが、味は割とあっさりに感じました。






続いて100円の串焼き4本が登場

*残りの4本は揃って登場


メニューには焼きモン以外に、一品料理やチゲ、ご飯類、スープや冷麺と思ったより色々ありましたねぇ。

鍋メニューは、ワタリガニチゲ、ホルモンチゲ、メンテチゲとあって各1500円。

メンテチゲとはなんぞや?と思って今調べると、魚のチゲのようでしたわ。

検索で上がってきたのが、思い切りこの店のことを取り上げたブログで笑ってしまいました。

何人かおったら鍋なんかをつつきながら串焼きを食べるのも楽しそうに感じました。



串焼きのバラとツラミを追加したはず。

*串焼きの追加でバラとツラミ 各130円


生レバーがあまりに旨かったので、追加であと2本頂きました。

お酒の方は瓶ビール1本のあと、芋焼酎のロックを2杯頂きました。

お腹はまだ一杯ではなかったんですが、2杯目の焼酎が空いたところで終わっておきました。

お勘定はすべて3780円でした。





ホルモン料理って、B級っていうよりもっとディープなイメージがあります。

自分の育った町ですが、生野って街自体もかなりディープっちゅうかややこしいトコ。

そんな街のホルモン屋ってことで、濃ゆさを予想して行ったんですが、焼き方の繊細さを目にしてお店の方に「失礼しました」って気になりました。

初めて行くまでにかなり年数が経ちましたが、これからはちょこちょこ覗いてみたいですわ。




お店の中もスッキリしてるし、ここなら西成なんかよりずっとずっと万人向きですわ。



<参考情報>

*串ホルモン「串源」

住所:大阪府大阪市生野区巽中1-14-13

電話:06−6754−7793

営業:17:30〜24:00

定休:木曜日





*朝イチの体重:56.95kg弱(身内で外食したけど食べた量少ないし、飲み過ぎたからなぁ。)

*6月の休肝日:6日/17日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
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2012年06月03日

何年も狙ってた平野の串かつ屋「ごん吉」へ

もう何年か前から狙ってた平野区にある串カツとどて焼きの店に出かけたのでサクッとご紹介します。

行ったのは30日の水曜日なんですが、その串カツ屋の前はもう何年も通ってたんです。
場所としては内環状の「流町」の交差点から南港通りを東に行った通り沿い。

 *ヤフーの地図ではこのへんになると思います。

この店の前はうちから奈良の家へ行くルートやし、少し前まではこのルートを通って母方のばあちゃんが入ってた施設へ行ってたんです。








平野区の串かつとどて焼きの店「ごん吉」

*平野区の串かつ屋「ごん吉」の店構え

この店構えに惹かれたんです。

前を通るのは夕方が多いんですが、たまに夜通ると簡易のテーブルやイスで店の外にまでお客さんがあふれてるんです。

ずっと行こうと思ったまま、家からチャリで行くとほんの少し遠く感じる場所なんで延び延びになってました。


長いこと狙ってたくせに、この近所で屋台の立ち食い形式の「武田」っていう串かつ屋に行ってしまったり。












今年に入ってから何年かぶりにフィットネスに通い出したんですが、その施設は「流町」の交差点のすぐそば。

車で風呂だけ入りに行ったりもしてたんで、温かくなったらチャリで行って湯上がりに「ごん吉」に行ったろうと思ってました。

ところが、フィットネスの方は、どうにもペースが作れず週1回行くのもおぼつかないありさま。

何千円も払うて週1回未満じゃもったいなすぎるんで、結局辞めることに。

この日に退会手続きに行くのに合わせて、狙ってる串かつ屋を攻めることに。




チャリで出かけようかと思ってたら、タイヤがいきなり裂けてて近所のチャリ屋でまずタイヤ交換するハメに。
 *3500円という予定外の痛い出費

フィットネスで手続きをしたら、だいぶ腹が減ってたので、スズメの行水程度にチャポンと湯に入りました。




フィットネスのそばの住宅街を入って行ったトコにも「いぬい」っていう串かつ屋があるとこばやしさんのブログの記事で読んでました。

ちょっと遠回りやけど、お店の前を通って場所だけ確認しておきました。

腹減ってるから絡め取られそうになりましたが、なんとか初志貫徹してスルー。








「ごんきち」のことは気になってたんですが、特にネット上で情報を集めたりしてなかったんで串カツの値段などはさっぱり分からず。

場所的にもそんなにムチャは言わんやろうと入ってみました。


お店に着いたのは6時頃でしたが常連らしきおばちゃん一人とお店の人が二人。

店のテレビで私には分からんけどジャニーズ系のコンサートのDVDを見てはりました。



瓶ビールをもうて注文はメモに書くというスタイルやったんでまず何品か書いて店のねぇさんに渡しました。





1本70円がほとんど「ごん吉」の串かつ

*1本70円がほとんどの「ごん吉」の串カツ

串カツ2本、肝とズリ1本ずつ、梅いわしのどれも70円。
 *いわしは写ってません。

カツ自体は割と小ぶりで、サクッと上がってあんまりしつこくなかったですわ。



どて焼きも看板に書いてあるから食べとかんとなぁとオーダー。

まだ温まってなかったのでしばらく待つ間に、もうちょっと串を追加。




追加で頼んだ「ごん吉」串かつ 

*追加で頼んだ「ごん吉」の串カツ

なす、玉ねぎ、うずら、たこ、イカを追加したかと・・・。





非常にあっさりしてた「ごん吉」の「どて焼き」

*非常にあっさりした「どてやき」

これは今まで食べたことないほどあっさりして薄味でした。

個人的にはもっと濃ゆい方が好みでしたが、なんでも食べてみんと分かりませんからね。

これはおそらく300円だったんじゃないでしょうか・・・。

ビールは2本飲みましたが、1本480円でした。


以上をサクサクッと食べてお勘定は2010円という安さ。



これくらい安いと昼間に営業してくれてたらサクッと昼酒を入れたい時にありがたいんですけどねぇ・・・。

営業は夕方の5時頃からだったようです。



何年も狙ってたお店に行けて、串カツも美味しくご機嫌でしたわ。







お店の情報はネットにあるやろうと安心してたんですが、意外なことに飲食店のガイド系サイトに捕まってなかったですわ。

大通りにあるし、長年営業してそうやにに意外なほどネットに情報が少なかったです。



<参考情報>

*串かつ・どてやき「ごん吉」

住所:大阪市平野区平野南1丁目あたり

電話:不明

営業:不明

定休:不明







*朝イチの体重:56.90kg(久々の57kg切れや)

*6月の休肝日:0日/2日中(前日までの休肝日日数をカウント)
  
 
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2012年05月29日

針中野の割烹「幸」へ(3回目)

23日の水曜日に出かけた月一のまともな外食について自分のメモがてらアップしておきます。

最初に白状しておくと、お店の居る時は気合いが入ってるせいか酔いはそんなに回らんかったんです。

でも、酒の進む献立でしっかり飲んでたんで家に帰ってから酔いが回って沈没。

ある時点で酔いがキツくなって、そこから遡って記憶が飛んでしまいました。


というわけで、ちょっと前に食べたモンやのに一部記憶がはっきりせんトコがありますのでお許し下さい。



最近はほんまに簡単に記憶が飛ぶんで、飛ぶことには開き直ってるんです。

でも、確かに美味しく食べてた感触があって、その時に印象に残ってた料理のことが後になって思い出せんってのは嫌なモンですわ。(^^;








今月は外食や家宴会が多い印象やったんで、月一の外食をするか迷ってました。

でも、以前決めた店に通ってた時は、毎月毎月変わる料理の献立で微妙な季節感の変化を感じてたので今月の料理を確かめたくて出かけることに。


ちょっと遠回りしてフィットネスに寄って、運動は無しで風呂だけ入って行こうかと思ってました。


ところが、出かける予定にしてた時間の直前に実家の仕事がらみで来客があり風呂は断念。



風呂無しなら余裕がある時間には身が空いたので、4時半頃にチャリで駒川中野へ出発。



ちょっと早く着いたので駒川商店街をゆっくり見たり、周りの飲食店をチェックして時間調整。




5時過ぎにお店に行くと座敷もカウンターもけっこう予約が入ってるようでした。


平日やから安心してたんですが、カウンターの中では10人分以上の皿が既に並んでました。





今回も5000円の懐石コースをお願いしました。







写真の枚数が多いのでどんどん貼っていきましょう。







まずはつきだしから。








つきだしは「もずく」と「小芋の煮物」

*つきだしの「細もずく」と「小芋の煮物」

産地がどこかは分かりませんが糸のように細いモズクで非常に食感がよかったですわ。


最初は瓶ビールをお願いして、ちびちび舐めながらスタート。


大人数の予約が入ってるけど、大将以下、料理人さんらは愛想よう私らにも話しかけてくれたりしてました。





お造りの盛り合わせ

*お造りの盛り合わせ

マグロ、いか、鯛、ウニで内容的には前回行った時とほぼ似通ってました。

ビールはまだ残ってましたが、お酒をぬる燗でお願いしました。

たっぷり入る柄付きのお銚子で出ましたが、最初は1合入りやったんで、次のお代わりからは2合でお願いしました。




酒が進んだ「おこぜの肝」

*お酒が進んだ「おこぜの肝」

これは予約で入ってたお客さんにオコゼを出すからと大将が肝だけ出してくれはりました。

おこぜだけでも贅沢品やけど、さらにその肝だけなんて嬉しいですねぇ。

久しぶりに食べましたが、非常に酒が進んでニッコリしてしまいました。





稚鮎としらさえびの塩焼き

*稚鮎としらさえびの塩焼き

シラサエビは、頭の殻だけ外したら丸かぶりでどうぞと説明がありました。

生エビの刺身はあんまり好みじゃないんですが、こうやって塩焼きにしてくれると香ばしくていいですねぇ。

日本酒でもビールでも旨いお料理でした。



冬瓜のかにあんかけ 鴨ロース添え

*冬瓜のカニあんかけ 鴨ロース添え

大将の右腕らしき店長さんが冬瓜だけじゃ寂しいから鴨も添えましたってなことを言うてはりました。

サービス精神が旺盛なんでしょうねぇ。

私らは冬瓜だけ焚いてても全く文句ないし、それがかにあんかけなら十分って思いましたけどね。

冬瓜はかなり柔らかめに炊かれて出汁の風味がよう効いて旨かったですわ。





先月と同じ「おこぜの唐揚げ」

*「おこぜの唐揚げ」

最初に懐石コースをお願いすると店長さんが「油モンは先月と同じおこぜを予定してるけど、どうしましょう?」と気ぃ使こてくれはりました。

おこぜの旬やから先月と同じ料理になったんでしょうが、予約のお客さんで大忙しの日に飛び込みで入った身としては無理を言う気なんてなし。

「お店の都合優先でお願いします」とお伝えしました。


オコゼ以外には沢ガニと珍しい「鯛の白子」も入ってました。



毎回違う料理が出る方がより嬉しいのは事実ですが、気遣いも嬉しかったので大変美味しく頂きました。





あっさり旨い「鱧鍋」

*あっさり旨い「鱧鍋」

スーパーなんかじゃもう”はもちり(鱧の落とし)”が並んでますが、個人的にはもうちょっと後で食べたいですねぇ。

なので”ハシリ”の落としではなく、小鍋仕立てで出てきたのは嬉しかったですわ。

鱧と一緒に入ってたのは、新タマネギだったはず・・・。


出汁だけでも酒が進むお料理でしたよ。





ほたて真薯と桜エビのかき揚げ

*ほたて真薯と桜エビのかき揚げ

ほたてのしんじょは、海老の下におって見えませんねぇ。

緑のソースみたいなんはなんでしたっけねぇ・・・。

上にそら豆が載ってるからそれを流してるんでしょうか・・・。

お店の方に尋ねてないと思うんですが、なにぶん記憶が怪しいもので・・・。




酢の物「鯵のきずし」

*酢の物「鯵のきずし」


鯵のきずし(〆鯵、鯵の酢じめ)やったと思うんですが、ちょっとだけ自信がありません。

流し函で固めたキュウリとカニ?が添えられて、奥におるのは白ズイキだったんじゃないかなぁ・・・。(^^;

お料理をよばれてる時に美味しく食べてた印象は残ってるのにねぇ・・・。

記憶が鮮明なら2度楽しめるのになぁって気分ですわ。





ほうれん草のお浸し

*ほうれん草のお浸し

メモもなく記憶もやや不明瞭。ほうれん草じゃなかったかなぁ・・・。




〆は「鯛めし」

*〆は「鯛めし」

鯛めしはちゃんとメモに書いてあったんで間違いないです。






デザートのアイスクリーム

*デザートのアイスクリーム


私は基本的にデザート必要としないんです。

でも、食べながら美味しいなぁと思ってました。

ところが、今となっては何のアイスか自信がないんですよねぇ・・・。


印象では紅茶じゃなかったかと思うんですが・・・。






一部記憶が不確かでお店には申し訳なく感じますが、大変満ち足りた月一の贅沢やったのは間違いないです。


この日のお勘定はお料理が5000円やのに、結局9900円もしたんで、ちょっと飲み過ぎたんでしょうねぇ。


パカパカとバカみたいなスピードで飲んだつもりはないんですよ。

ただ、美味しい料理やと食べる方がちょっとずつになって、その合間にゆっくり飲んでも総量が増えてしまうんですよねぇ。

旨い料理やったがゆえの飲み過ぎやからヨシとせんとしゃあないですわ。







<参考情報>

*割烹「美味求真 幸(こう)」:公式サイト

住所:大阪市東住吉区鷹合2丁目1−9

電話:06−6697−2222

営業:11:30〜15:00・17:00〜23:00

定休:木曜日



posted by えて吉 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

駒川ホルモン

南港通り沿いにあって何回か前を通って気になってた豚ホルモンの店に来ております。

1本60円からで安くて旨いですわ。

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<後日 追記>

しばらく前に店の前を通って気になってたんで、チャリで出かけてみました。

場所は駒川中野の駅から今里筋の方へ少し行った南港通り沿いなんで非常に分かりやすいです。

大阪では珍しい豚ホルモンが食べられるってんで楽しみ出かけました。



「駒川ホルモン」の店構え


昼間はタコ焼きみたいに持ち帰りだけかと思って店の人に確認すると中で食べられると。

持ち帰りで買うてコンビニの缶ビールでやっても良かったんですが、せっかくなんでお店の中で食べさせて貰うことに。



レアモンが並ぶ「駒川ホルモン」のバックバー


中は立ち飲みスタイルで壁のメニューを見ると料理の種類はかなり少なめでした。

串焼きホルモンとして「ホルモン」、「キモ」、「アブラ」が各60円。
野菜の焼きモノは白ネギとニンニクが各60円。
肉物の「バラ」「ハラミ」が110円。

串焼きでは日替わり?でこの日は「チレ(膵臓)」が60円でした。

食べ物はこれ以外にキャベツとキムチ、平日昼限定で焼きそばがある程度。

バックバーの酒瓶をみると有名なレアモン焼酎なんかが並んでて、値段は割と安く感じました。

どれくらいの量を注ぐか分かりませんけどね。

個人的には前から気になってる芋焼酎の「川越」が400円とかなかなか手に入らん泡盛の「春雨」が400円ってのはええなぁと感じました。

「魔王」の600円も割と安い方じゃないですかねぇ・・・。

駒川ホルモンの鉄板周り

*駒川ホルモンの鉄板周り

何種類か焼き置きもありましたが、鉄板の上で焼き直してくれてました。

店の前に車を乗り付けたオッチャンらがまとめて買うてはりましたわ。

ホルモンの串焼き色々

*豚ホルモンの串焼き色々

串の形が違う2本がバラとハラミで、どっちがどっちか分かりませんが1本はちと固かったですな。

これより60円の串の方が美味しかったですわ。

最近じゃ1個当たり50円するタコ焼きがあったりしますが、串1本60円はかなり安いですねぇ。

肉モンを一種類ずつ全部頼んでから、ホルモンを2本追加でお願いしました。

ビールは生だけやったと思うですが、ジョッキで350円。

生ビールを2杯飲んでお会計は1280円やったんでけっこう安く感じました。

この日はサクッと切り上げたんですが、夜やったら川越を飲みながらもうちょっとじっくり食べてみたかったですわ。

ただ、料理の種類があんまりないから同じモンをたくさん食べることになりそうですけどね。

お店は去年の11月で1周年を迎えたから、1年半ほどになるとのことでした。

5月の19日だったと思うんですが阿倍野に2号店が出来るそうですわ。

阿倍野筋から辻調(美章園)の方へ降りる道沿いで、前はタコ焼き屋やったとこに開けるって言うてはりましたわ。

阿倍野にしても針中野の店にしても、昼間に軽くモツモンが食べられるのはありがたいんで、これからもチャンスがあれば寄りそうです。


<参考情報>

*駒川ホルモン:食べログ

住所:大阪府大阪市東住吉区針中野1−4−3
電話:06−6700−2912
営業:13:00〜22:00
定休:不定休




<記事のカテゴリを変更>
 
最初は「携帯より」になってましたが、「食べ歩き」に変更。



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2012年04月24日

2度目も大満足した割烹「幸」@針中野

先週の水曜日(18日)に出かけてきた針中野の割烹「幸」についてご紹介します。

前回行ったのは2月の中旬なんですが、その記事を読んだHALUさんがえらく反応してくれました。

好みに合うたようで一緒に行こうというてくれたんで、タイミングを計ってました。

HALUさんは出来るだけ魚の旨い冬の時期に行きたいってことやったんですが、3月はお互いバタバタしてて日程が合いませんでした。

季節は冬から春に入ってしまいましたが、HALUさんがオッケーとのことやったんで出かけることに。

当日はうちとHALUさんとこの中間地点で待ち合わせる約束やったんですが、ちょっと早かったんで私がチャリでお店まで。

ビールを1杯もうて、食前酒代わりに。(^^;




5時の開店に合わせてHALUさんのお店を出て、チャリ2台で駒川中野方面へ。

駒川の商店街を歩いたことないって言うんで、チャリを押して南港通り側の端から反対の端まで通り抜け。



お店についたのは5時ちょっと過ぎやったかと。




先客はないようだったので、二人でカウンター席に座らせて貰いました。



一品料理も色々あるんですが、HALUさんが懐石コースでええとのことやったんでコースでオーダー。

コース料金は5000円、7000円、10000円と分かれてたんですが、5000円のヤツで行っといて様子を見えて追加でなにか頼もうという作戦でした。



最初はHALUさんがチューハイ、私は瓶ビールで乾杯。

HALUさんはビールが好きじゃないんで、初っぱなから日本酒かと思ったんですが、ちょっと可愛く攻めたようですわ。



「竹の子の木の芽和え」と「ごま豆腐」

*「竹の子の木の芽和え」と「ごま豆腐」

つきだしの木の芽和えはHALUさんの大好物やそうで、ええスタートでしたね。

HALUさん曰く「ドンブリに一杯食べたくらい好きや」とのこでした。

私も春先にしょうもない市販品に手を出してしまって、なんだかなぁ・・・と思った後やったんでちゃんとした木の芽和えが嬉しかったですねぇ。





鯛、マグロ、イカのお造り

*鯛、まぐろ、いかのお造り

刺身の種類としてはオーソドックスやけど、なかなか良かったですわ。

添え物のニンジンが桜の花びら?を象ってるんですが、3枚の花が一つに繋がってたのがちょっとした驚きでした。

ニンジンの飾り切りを上手いことヒネってテトラポット?みたいな立体にしてありました。

真ん中のクリーム色のモンはパッと見ぃかまぼこみたいな形ですが、竹の子でした。



タケノコってよく「朝掘り」って書いて売ってますが、あれっていつの朝か分かりませんよね?

でもお店で使ってるタケノコは、お店の人が朝の6時から掘りに行って3時間以内に湯がいたホンマの「朝掘り」やそうですわ。




このお皿、全くそりがなく真っ平らな白い円板って感じやったんですが、自分じゃどう盛りつけてええか分からんからよう買わんやろなぁなんてことをしゃべってました。


フロアの女の子が添え物の野菜が残ってるところで下げようとしたんですが、ちょっと待つようにお願いしてキレイに食べました。

ただ、写真にチラッと写ってますが、台?に使ってたグレープフルーツの輪切りだけは残しましたけどね。

ちょっと食べにくかったのと、生魚が触れてたかもしらん果モンやったら残してもええかと。

HALUさんは私に合わせて残してましたが、それもちゃんと食べる気満々やったそうで、失礼しました。





つきだしを食べ終わるのがちょっと遅くてお造りと被ったんですが、そこからはお店の人が私らのペースが遅めやと把握してくれたみたいでした。

料理を出すペースをゆっくり目にしてくれたようで、ありがたかったですわ。



この後だったか、春らしく蛤のお椀が出たんですが、その写真は撮り漏らしてしまいました。

HALUさんに感想を聞いたら旨いって言うてたから椀物もちゃんとしてる分かって良かったです。
 *私が旨いと思っても、私の舌はまったく信用なりませんからねぇ・・・。





なすと鴨の煮物

*なすと鴨の煮物

写真やと器がちょっと大きめに見えるんですが、実物はそんなに大きくなくお料理が「キュッ」と盛りつけてありました。

HALUさんは「料理はキュッと盛るのが当たり前」って言うてましたが、最近は余白の広さで勝負してようなトコも多いですからねぇ・・・。



そうそう、前回お店に伺った時は大将が居てはらんかったんですが、今回は居てはったんでご挨拶をさせて貰いました。

板場の作業は店長さんが仕切ってて、大将はお客さんとやりとりしながら、存在で場を締めてるって感じでしたねぇ。

私らがお料理の添え物なんかについてしゃべってると

 「職人はどんだけ仕事するかが大事ですねん」

ってな趣旨で面倒がらずに手を掛けるようにしてるってなことを教えてくれました。



そんな会話をしてる私らの前では脇の方が剥き物を仕込んではったんですが、ちょっとプレッシャーが掛かったかもしれませんね。


前回一人で来ても適度にカウンター内とコミュニケーションがあったんですが、二人連れでもええ塩梅やったんで外で食事を楽しむ雰囲気が旨く盛り上がりましたわ。




朝堀り竹の子の醤油焼き

*朝掘り筍の醤油焼き

最初の木の芽和えから始まって、今回のコースは木の芽とタケノコがたびたび登場。


最初の瓶ビールを飲みきる前から私はお酒の燗を、HALUさんは冷やを頼みました。


私はもともと人と一緒でも手酌なんですが、HALUさんには注がせて貰おうかと思ったんです。

でも、「私も手酌で行きます」ってな男っ前なことを言うんでお互い手酌で。


注がんし、注がれん分ペースはかなりゆっくり目でしたが、お店の酒器はかなり容量が入ってるように感じましたわ。









桜エビとおこぜの天ぷら

*桜エビとおこぜの天ぷら


カウンターの中で可愛らしいオコゼをさばいてはるのはチラチラ目に入ってたんですが、5000円のコースじゃ入らんやろうと思ってたんですよねぇ・・・。

オコゼって、自分の中でジョートーな食べモン、チャンスがあれば食べたいモンって位置づけ。

なので一品料理のメニューに載ってるのを見て気になってたんですよねぇ・・・。

それが自分らの前に出てきたんで、余計に嬉しかったですわ。



揚げ物にはポン酢が付いてきたんですが、内心「桜エビや山菜は塩がええなぁ」と思ってたらHALUさんはちゃんとお願いしはりました。

それを聞いて大将が「確かにオコゼ以外は塩の方がええわ」って言うのがちょっとオモロかったですわ。





油物を食べ始めるとHALUさんが「カブトですか?」ってな一言を。






オコゼの頭でも入ってたんかと思ったんですが、そうやなかったんです。







写真の一番上にちゃんと写ってるんですが、私は全然気づいてませんでした。











「折り紙のかぶと」が隠れてました。

*「折り紙のかぶと」が隠れてました。

春巻きかワンタンの皮でしょうか、大将曰く「これは簡単や」とのことでしたが、気づいた時はなんかニッコリしてしまいました。


ちゃんとした料理屋さんでは、脇のモンもキレイに食べようと思うんで下におる白いウネウネしたやつも食べました。

これって春雨かなんかでしたっけ?無理に食べましたが、正直こいつはバラバラに崩れるんで食べにくかったですわ。







茶碗蒸しの器

*茶碗蒸しの器

茶碗蒸しが出てきたんで、HALUさんに「実は自分で作ったことないねん」って白状すると驚かれてしまいました。

基本料理の本なんかにも出てくるし、玉子もん好きやのにいっぺんも作ったこと無いんですよねぇ・・・。





茶碗蒸しって、寿司屋なんかじゃ味噌汁と選択する感じでどっちかというと料理の脇役って印象なのは私だけでしょうか・・・。





でも、こいつはけっこう個性派なんでかなり存在感がありましたよ。






贅沢にも「すっぽんの茶碗蒸し」

*贅沢にも「すっぽんの茶碗蒸し」


すっぽんって聞いて思わず、「すっぽん仕立てやないんですか?」って言うてしまいました。(^^;

実際に食べてみるとコラーゲンたっぷりぽい実がゴロゴロと入ってましたわ。


前回伺った時にはちょうどすっぽんをさばいてはったし、お店の鍋メニューにスッポンがあるのは知ってましたがこんな風に茶碗蒸しに使うとはビックリ。

前回、下処理だけしておけばある程度置けるって言うてはったんで、決してたまたま余ったもんの使い回しではないでしょうしねぇ。


食材の値段、食材の下仕事の手間を考えたら、この茶碗蒸しはかなり贅沢なお料理ですよねぇ。





ちょっと雰囲気が変わって「うなぎとフォアグラ」

*ちょっと雰囲気が変わって「うなぎとフォアグラの焼きモノ」

無理矢理和食で洋モンの高級食材を使う必要はないと思いますが、この一品は日本酒と食べても違和感なく美味しかったですわ。

フォアグラの量も多すぎず、終盤にちょいと濃ゆいもんをいただくってのも良かったです。

下にはアボカドがおったと思います。



ここでお店の人に残りの料理を確認したら、予想通りあとは酢の物とご飯だと。



コースの料理の目途が付いたんでHALUさんに追加料理を頼むならとお任せ。






追加で頼んだ「鯛の子とふきの煮物」

*追加で「鯛の子とふきの煮物」


このあたりまででお酒の大(2合)を2杯やってたんですが、3杯は多いかと思って「小」をお代わり。

横のHALUさんには「ププ、いまさら小ですか?」って具合にツッコまれてしまいました。

酢の物程度やったら小でええ思ったんですが、追加料理をつつくなるとねぇ・・・。






追加で頼んだ「うど 酢みそ」

*これも追加で頼んだ「うどの酢みそ」


この2品と酢の物で、結局小のお酒じゃ足らんようになったんですよねぇ・・・。


HALUさんの残り酒の量を確認して、ちょっと貰ってから結局二人で冷やを飲ろうと結局「2合」をお代わりするというぶさいくさでした。





懐石コースの酢の物

*懐石コースの酢の物

貝柱にホタルイカ、蟹と右っ側にワラビが居ったような・・・。



2品追加でこんな立派なヤツが出てきたら、そら酒が足りませんわねぇ。







元寿司屋のこだわり?「鉄火巻き」で〆

*〆に「鉄火巻き」

お店は元々寿司屋さんやったそうなんで、こういうとこにこだわりがあるんですかねぇ。

この鉄火はマグロのすき身やって言うてはったような言うてなかったような・・・。


あっさりと白ご飯に香の物、おみそ汁ってのに慣れてますが、こういう巻物も美味しいですね。






あっさり美味しかった「わらび餅」

*あっさり美味しかった「わらび餅」

甘すぎなかったんで私も美味しく楽しめましたわ。








混雑してなかったこともあって、料理人さんらとも喋りながら、ほんまにゆったり食事が楽しめましたねぇ。

普段喫茶店の料理を作ったりで忙しいHALUさんも久しぶりに落ち着いた食事が出来たと喜んでくれたようですわ。





この日のお勘定は19000円ちょいでした。

5000円のコース2つにそんなに高くないお料理2品の追加。

でも、お酒を最初にビールとチューハイ、その後日本酒の2合をそれぞれが2杯、1合を1杯、二人で2合を1杯と飲んだんですよねぇ・・・。

お店の一合なんで当然いくらかは少なめですが、HALUさんが5合に私が6合。


全くムチャに飲んだ気はないんですが、よう飲みましたねぇ・・・。


お店を出る時に大将が「よう飲みはりますねぇ」って言うてはったのも納得ですな。





酒代はちょっと嵩みましたが、旨い料理があったればこそお酒が進んだんですわ。

その意味じゃこれくらい飲みたいと思えるお料理やったのが嬉しいかぎりです。



2回行ってみて、この店にはこれからも通えると確信しました。








<参考情報>

*割烹「美味求真 幸(こう)」:公式サイト

住所:大阪市東住吉区鷹合2丁目1−9

電話:06−6697−2222

営業:11:30〜15:00・17:00〜23:00

定休:木曜日








>HALUさんへ

 つき合うてくれておおきにです。チャンスがあればまた一緒に行きましょう。





*朝イチの体重:56.80kg(夜にご飯物食べたけど軽すぎるくらい)

*4月の休肝日:9日/23日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 これで目標にリーチ!!
 
 
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