2011年08月01日

第24回讃岐うどん巡りは事前準備なし 後編

前日の夕方に決まったてけとー讃岐うどん巡りの後半をお送りします。

 *前編から読んでやろうって方は、まずコチラからどうぞ。


須崎の次はお代官さまのお計らいで、私の未訪店である「百こ萬」を目指すことに。

以前にお代官さまが行きはった時の正編の記事はごく普通やったんですが、その番外編を読むと大将のキャラが濃ゆくてオモロそうなんで自分の行きたい店リストに載せてました。

個人的には極細の麺に特別惹かれる訳ではないんですが、お店の人のキャラ狙いってのも私のうどん巡礼のイチパターンとしては大いにあり。

ただ、場所的に国道11号線沿いで立地的な怪しさがないこともあったりで、他の方を案内する時は後回しなってました。



前回のうどん巡りは私のわがまま優先というテーマ?やったんで、事前の予定ではこのお店を入れてました。

でも、なんやかんやと行楽気分で楽しくうどん巡りをやってたら時間が遅くなったのと、その前に行った店から近すぎたので結局パス。
 *パスすることになるあたりの詳しい様子はコチラの記事をご覧下さい。



須崎からは表通りの県道23号線をさらに西へ。ずっと23号を辿っていくと国道11号に当たるんで、それを右折して善通寺方面へ。

ナビならこういう時に最短ルートを選びよるでしょうが、地図オンリーで行くなら分かりやすさ優先ですわ。






善通寺の「百こ萬」の店構え

*善通寺の「百こ萬(ひゃっこま)」の店構え



多少遠回りしたとはいえ、10時59分には百こ萬の駐車場に着いたんで近いモンです。








ishさんは前にも来てはるから、オモロさは無いやろうと思ってたんですが、濃ゆい大将はちゃんとタマを用意してくれてました。


外から見た店構えはごくシンプルですし、店内に入った時もごくオーソドックスなセルフタイプのお店に思えました。







で、なにげなく店のお品書きを見ると、一般的なメニュー以外に手書きの紙が貼ってありました。










「痛かけ」が怪しい百こ萬のメニュー

*「痛かけ」なる張り紙のある百こ萬のメニュー

ちょっと脱力したような手書きの文字で「痛かけ」とあります。

小で200円やから、値段的にはかけうどんと変わらないですねぇ。


赤い文字で書かれてて、「痛い」と来たら私は強烈に辛いモンを想像しましたが、皆さんはどんなうどんやと思います?


讃岐うどん巡りの途中で出会ったんですから、もちろんうどんですよ。






気になったんでお店の人にどんなもんか聞いてみると、ちょっと予想外な説明でした。





普通は不思議なメニューがあったら、「行っとかなあかんやろ」って思うタイプなんですが、残念ながらそれは私の苦手そうなモンでした。

自分が予想した「痛いほど辛い」もんやったらネタのためにでも間違いなく注文してたと思うんですけどねぇ・・・・。



ちょっと残念やと思いながら自分の注文を済ませると、私の横にいて説明が聞こえてたお代官さまが




 「(えて吉の根性なしめ)そんなんやと聞いたらワシが頼まんとしゃーないがな」




と、チャレンジしてくれました。









私が先に自分のうどんを持って、テーブルに着いてると、後から嬉しそうにお代官さまが登場。




まぁたしかにあんなインパクトのあるもん見たら受けてしまいますわねぇ。










シャーベット状の冷やかけ「痛かけ」

*シャーベット状のひやかけ 百こ萬の「痛かけ」 200円

私まで記念に写真を撮らせて頂きましたが、なかなか涼しげなルックスでしょ?


”痛い”ってのは、「あまりにも冷たいから頭(歯?)が痛いうどん」って意味でした。


私は見てなかったんですが、お代官さまによると、麺を氷水でギシギシに締めた上で、シャーベット状の出汁をドボッ、ドボッと掛けてたそうです。

一口食べさせて貰ったんですが、出汁はけっこう甘み効いてるんですが、それが凍るほど冷たいとなかなかええ感じでした。

麺の方は、予想通り私の苦手なほどの硬さになってました。

麺は水道水くらいの温度でサッと締めただけで、この出汁を掛けるぐらいが個人的には良さそうでした。

それにしても「よう冷えてる」っていうアピールに「痛(い)かけ(うどん)」ってのは、なかなか考えつかないですねぇ。







私は走りながら何を食べるか迷ってて、この暑い時期やけど店の中が涼しかったら熱いかけうどんにしようかなぁと。

田村でも熱いダシを掛けましたが、麺は常温やし出汁もそんなに沸くほどでへなかったんです。

もともと出汁のかかったうどん好きってこともあって、百こ萬でかけにしようかと思ったんですが、さすがに暑すぎるかなぁと迷ってたんです。






痛いほど冷たいかけうどんをパスしたら、その反動で迷いが吹っ切れました。








初志貫徹で「熱いかけうどん」

*初志貫徹で「熱いかけうどん」 200円

やっぱり出汁は一口目を口に含むと「甘い」と思いました。

でも食べ進めるとさほど甘さは気にならず。

面白かったのは、ここは天かすが2種類あったこと。

オプションの天ぷら類の中には、衣に辛味を付けてある天ぷらがあって、その天かすだと思うんですが赤いのと普通のやつがありました。

写真のヤツはその赤い方なんですが、これを加えただけで全体がピリ辛になってました。


麺はいわゆる「あつあつ」にしても適度にコシが残ってて旨かったですわ。








 *foodish:”雑”食記:突発的テケトーツアー(中・謎の痛かけ)〜讃岐うどん巡礼2011-5その2










<参考情報>

*しこしこうどん 百こ萬

住所:香川県善通寺市弘田町971−1

電話:0877−63−5363

営業:10:00AM〜16:30

定休:火曜日










百こ萬に続いては、お代官さまからご希望が上がって、私もここんとこ気になってる「一福」に向かうことに。



地図を確認して県道33号沿いやったんで、ちょっと離れてるけどルートは非常に分かりやすかったですねぇ。

国道から県道33号線に入って、丸亀市内のいつもの某スーパーへ立ち寄り。

今回のうどん巡りは全く予定になかったんで、この直前に大阪で生うどんを大量に買い込んだばっかりやったんでうどんは買わず。

ここから先に飲むお茶なんぞ、いつもと較べてごくちょっぴり買いモン。

トイレ休憩を兼ねて30分ほど滞在して、直射日光に炙られた体をクールダウン。(^^;)



今年の夏は梅雨が明けてもさっぱり真夏らしい暑さになりませんが、この日の陽射しは真夏を感じました。

高松の最高気温がどこまで上がったかは分かりませんが、陽射しが肌にジリジリと刺さってましたわ。





「一福」に着いた時刻はメモるのを忘れたんですが、12時半は回ってたんじゃないでしょうか。

駐車場がえらく空いててオカシイなぁと思ったら、定休日でした。(>_<)





金曜日が定休日の店って少ないイメージやったんですけどねぇ・・・。

営業時間内に充分着けると思ったんで、定休日をチェックしてもらうのをコロッと忘れてました。

事前にルートを組む場合はこんな凡ミスをすることはないんですが、行き当たりバッタリやからしゃあないですわね。




高松市内の候補としては、私は行ってなくてishさんが直近のうどん巡りで行きはった「玉藻」が上がりました。

玉藻のことはながらく気になってますが、なんぼなんでもishさんが行きはったばかりなんでねぇ・・・。

市内の店の話をしてるとishさんは「竹清」に行ってはれへんとのことやったんで、それじゃそっちにしようということに。




一福から県道33号をそのままチンタラ走ると、そのまま竹清の前に至るんでこれまた簡単でした。

西から来て竹清を通り過ぎてすぐ、右折するように対面の駐車場へ。

コインパーキングの隣に竹清の専用駐車場があるのは知ってたんですが、うまく空いてたんで初めてそこへ。





今回はうまく「竹清のパーキング」を利用

*今回初めて利用した「竹清のパーキング」


竹清の店から同じ道沿いに100mほど東になります。

私は2台分やと思ってたんですが、実際は4枠あったようです。





「竹清専用駐車場」のお知らせ

*竹清専用駐車場のお知らせ







高松市内「竹清」の店構え

*高松市内の「竹清」の店構え

車を駐車場に置いたのが12時57分。


官庁街のそばやからランタイムはスゴイ人なんでしょうが、1時頃でもまだ店内には列が出来てました。

オプションの置き場にはほとんど天ぷらがなく、並んでるとあらかじめおばちゃんが竹天か半熟卵天のどっちかが欲しいかオーダーを取ってくれました。

店に行くまではうどんだけでええかと思ってたんですが、以前に食べた半熟卵天は少し割れた見切り品やったんでちゃんとしたやつを食べてみる気に。



うどん巡りの人向けか?「うどん半玉」

*うどん巡りの人向け?「うどん半玉」のメニュー

半玉ってメニューは、いつごろ出来たんでしょうねぇ。

1杯のうどんをシェアしてでも軒数を回ろうとするアホな県外客向けなんかなぁ・・・なんて思ってしまいました。

腹はそこそこ膨らみ始めてましたが、半玉じゃいくらなんでも寂しいと思ったんで普通の1玉を行くことに。





天ぷらを食べるために「ひやあつ」

*天ぷらを楽しむために「ひやあつ」 140円

冷たい麺に天ぷらはあんまり好みじゃないし、「あつあつ」は暑すぎるし、っていうんでひやあつに。

うどん140円と天ぷら90円の代金を払って席に着いたんですが、天ぷらはまだ揚がらず。

揚がったら順に名前を呼んでくれるんで、手を挙げると席まで持ってきてくれました。




天ぷらを真ん中に載せてやろうと、薬味は端に置いて場所を空けてあるのがお分かりになるでしょうか・・・。






少し遅れて「半熟玉子天」が登場

*少し遅れて半熟玉子天が到着

上の写真と較べてもうたら分かりますが、ネギがえらく汚ちゃなく散ってますよねぇ。

せっかく場所を空けて待ってたんですが、我慢出来ずに2本ほどうどんを食べてしまいました。(^^;)


ひやあつやと、冷たい麺が熱い出汁で多少なりとも変化するから、麺の状態を早めに食べたかったんです。




半熟卵天を食べるなら、中の黄身が出汁に混じってもええように後半にかぶりつくのが好みですが、ブログのネタ用に先に断面を撮っておくことに。

食べもんを目の前にすると、ネタのことなんかすぐ忘れるんですが今回はなんとか理性?が残ってました。




期待したほど半熟ではなかった

*あんまり「半熟」じゃなかった玉子の天ぷら

ドローっと黄身が汁に流れるのを用心してたのに、そんな心配のない半熟度でしたわ。

まぁ、うどんの具にするならそれでええんで文句はなかったですが、半熟天としてはややハズレでしょうね。




竹清に来たのは3回目でしたが、やっぱりうどん自体が非常に真っ当でしたねぇ。

閉店時間の間際まで客が多くて、あんまり茹で置きにならんイメージでしたが、今回もどんどん茹で上がるところで食べられたんで麺の状態はほぼベストでしょう。

ishさんは、天ぷらでえらく有名やからうどん自体には期待してなかったようなんですが、予想以上に旨いって言うてはりましたねぇ。




<参考情報>

*竹清

住所:香川県高松市亀岡町2−23

電話:087−834−7296

営業:11:00〜14:30

定休:水・木曜日







竹清で天ぷらを一つ入れたせいか、まだ5軒目やのにいつもより腹が膨らんでる感じでした。

そこで一応次の1軒でラストにしようかと。

何軒か候補が上がったんですが、一玉が大きすぎたりで却下。

そんな中からishさんが、私の未訪店のうちの一つに行こうというてくれはりました。




国道11号を南に下って国道193号線へ。


店の場所は国道とそれに平行に走る県道172号線の間くらいでした。

国道側から入ろうとしたんですが、車を突っ込んでみるとすでに狭い道がその先でさらに狭ってました。

ロードスターって車幅は小さい方ですが、それ以上進んで行き止まりやとヤバイんで”勇気ある撤退”。



バックで国道に出てグルッと回って県道側から、お店へ進撃。






向かったのは百こ萬と同じように?濃ゆい大将がいるっていうのをお代官さまんとこで読んでた「千ちゃん」。





ここもずっと気にはなってたんですが、なかなかチャンスがなかったんですよねぇ・・・。






思ったより辺鄙なとこにあった「千ちゃん」の店構え

*思ったより辺鄙なとこにあった「千ちゃん」

県道からちょっと入るんで思ったより辺鄙な感じでした。

この真っ黄、黄の建物のことはずっと頭の中にあったんで、やっと実物にお目に掛かったって気分でした。




醤油うどんもメニューに加わってた「千ちゃんのメニュー」

*かつての裏メニュー「醤油うどん」も加わった千ちゃんのメニュー

裏メニューやっただけでに、いかにも後で足しましたって感じですね。


お店に入るとお客さんはなく、お店のみなさんがお昼ご飯の最中でした。





おすすめに従って「醤油うどん 冷や」

*ishさんのオススメに従い「醤油うどん」 180円

このお店で使う小麦は「さぬきの夢2000」だけにこだわってはるそうです。

お店の大将には申し訳ないけど、私のしょぼい舌では粉の違いなんて分からんのですよねぇ・・・。

食べた感想は茹で置きやけど、コシは割りとありましたねぇ。

特に悪い意味ではないですが、口に含んだ時に麺の表面がヌメっと(ネチャッと)してるのが印象に残りました。

醤油うどんはカウンターに置いてある醤油を掛けるように勧められたんですが、それはちょっと甘みがありました。

テーブルには普通の醤油があったんで、途中からそれをちょっと足しましたが、個人的にはあんまり甘みのないのが良かったですねぇ。

最初から半々ぐらいに混ぜた醤油なんかだと好みにちょうどだったかと。



千ちゃんでishさんは「ひやあつ」

*ishさんは「ひやあつ」 200円

だしはやや甘めで、うどんはしっかりやったんでishさん曰くこの食べ方が当りやったかもと。






*foodish:”雑”食記:突発的テケトーツアー(後)〜讃岐うどん巡礼2011-5その3




<参考情報>

*うどん麺処 千ちゃん

住所:香川県高松市寺井町386番地

電話:087−886−1236

営業:11:00〜14:30(日・祝〜14:00)

定休:第3日曜日







お店を出たのが2時10分でちょっと早めでしたが今回は6軒で打ち止め。




この後、ゆめタウンの高松店に行って30分ほど食料品売り場をウロウロ。

前回も思ったんですが、やっぱりここの品揃えは凄かったですわ。

特殊な輸入品とか香辛料があるわけではないですが、基本的な味噌・醤油なんかでも種類が凄かったですねぇ。

細かく棚を見ていくと、おっと思う面白いモンがいくつもありましたわ。







ゆめタウンを出たのが3時8分。

帰り道もキビキビ走って、淡路島の一番北の淡路SAで休憩したのが4時半過ぎ。

兵庫駅前でishさんと分かれたのが5時20分ちょい。

そこから地道で帰るとやや渋滞してたんで少し時間が掛かって7時15分にアパートの駐車場に到着。


総走行距離520.8kmでした。



例年と較べて暑さはマシでしたが、それでも真夏の炎天下丸一日屋根無し車におつきあいいただいたishさんには感謝です。





*朝イチの体重:57.0kg(夜の体重はそこそこやったから、寝てる間にだいぶ汗かいたんかな)
*今月の休肝日:11日/31日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 無事目標の10日をクリアしたから文句なし。この日数はけっこう苦しかったですわ。
posted by えて吉 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月31日

第24回讃岐うどん巡りは事前準備なし 前編

一昨日の金曜日(29日)に行ってきた香川での讃岐うどん巡りついて書かせて頂きます。

今回で24回目ということで、うどん巡りのマニアほどではないですが、そこそこの回数にはなってきました。

しかし、味が分析出来ん、多少なりと感じた違いも記憶出来んという食べ歩き系ブログを書くには欠格事由をバッチリ備えたオッサン猿でございます。

そのため、いつもうどん巡礼で実際にうどんを食べた感想はごく僅か。

それじゃー見に来てくれた人に申し訳ないんで、巡礼当日までの参加者とのやりとりとか、車内の会話なんぞで文字数だけはてんこ盛りにして誠意を見せております。

まぁ、大半の方はサルの誠意なんか面倒くさいからと画面をスクロールして写真をパラパラッと眺めてはるのだろうと想像しておりますが・・・。(^^;)




うどん巡りの記事で文字数を稼ぐには店から店への移動中になにかオモロイ事があればええんですが、毎回そういうこともないんで、「マクラが勝負」と思ってます。

実際のうどんの写真をご覧いただくまで何行ゴタクを並べるかが重要ですが、最近はお代官さまキャラという強い味方が確立してだいぶ楽になってました。






ところが、今回はマクラの書きようがないという異常事態に。








というのも、今回うどん巡りに行くのが決まったのは前日の夕方5時前やったんです。(^^;)





28日は今までチャリで行った中で最長距離になる貝塚まで出かけてました。

家に帰ってシャワーを浴びて、ジントニを舐め始めたのが4時過ぎ。

まだジンが回り出したか、出さんかとのところで携帯にメールが届きました。




「おい、ちょっと急やけど、明日うどん巡りに行かんか?」



メール送ってくれたんは、いつもなら事前に「あくまでも希望の店」といいながらキッチリ運転手を困らせるお代官さまでした。






なんせ日付が変わるまであと7時間ちょい。






(いきなり明日かいな、なんちゅー無茶な)




(予定は無かったはずやけど、出かけてもええんかなぁ・・・)




(こんな急にどんなコースで巡ったらええんや?)




(今日サイクリングしたばかりの体力で保つんやろうか?)




なんて具合に色んなことが頭ん中をグルグル回って、悩ましいところでしょうか。





実際にはそんなことはなんにも浮かばず。




ほとんど脊髄反射で






「喜んでー!! 思いつきで巡ることになりますが、体は空いてますー!!」




ってな、メールを送ってました。(^^)




スマートフォンになってマシですが、携帯からメールを送るのが苦手で遅い私にしては珍しく5分以内に送信完了してました。


今週は火曜日の用事を済ませたら、もう予定ないって一応分かってたんですが、「行きますー!!」ってメールしてから改めてスケジュールをチェックするありさま。

その後、落ち着いて考えると、体力が保つんかとか、どこへ行ったらええやろかっていう疑問が湧いてきました。


もう部屋に引っ込んでたんですが、もう一度1階に降りて、うどん巡り関係の資料を部屋に持ってきたりしました。


少しだけでもコースを考えようかと思ったんですが、疲れてたこともあって、結局それさえもパス。

行く店の予定なし、当然ルートのチェックもなーんもなしで出かけることに。








目覚ましを4時半にセットして、11時頃に布団へ。





当日はアラームが鳴る少し前に目が覚めたんでササッと出かける用意。








ちょっと早めやったけど5時7分に大阪を出発。
 *お代官さまのお許しを得てたので、屋根無し号です。

神戸まではずっと地道を走って、6時24分に兵庫駅前に到着。


携帯からアップしましたが、ishさんをを待ってる間に普通のヤツの倍のサイズのコンビニおにぎりをしっかり食べて運転に備えました。



7時2分に兵庫駅前を出発。

7時53分に兵庫南SAで10分ほど休憩した以外は、普段よりかなり楽しいペースでガンガンと香川を目指しました。



お代官さまからは事前に「田村だけは行きたい」と聞いてましたんで、高速は高松道の府中湖パーキングエリアのスマートICで降りることに。


高松手前まで来た時点で、9時になってなかったでしょうか。

ふと気になってishさんに田村の営業時間をチェックしてもらうと、9時半からでした。

以前に1軒目に田村を選ぼうとした時に、店の開く時間が少しだけ遅かった記憶があったんですが、チェックし貰って正解でした。

1軒目から開店を待つのは無駄なんで、先によそを一軒シバくことに。

田村の近所で思いつく候補を上げると、意外な店がお代官さまの未訪店でした。







綾上町(今は綾川町)なら場所的にもロスがなかったんでその未訪店「池内」をチョイス。








池内の店構え

*池内の店構え 到着 9:16AM

お代官さまが池内に行ってはれへんかったのはちょっと意外でした。


一緒に巡ってる時でも前は何回か通ってましたからねぇ・・・。





中華丼に入った「池内のうどん冷や」

*中華丼に入った池内のうどん 200円

ここは、うどんとそばがあって、食べ方はそれをそのまま食べるか温めるかだけというシンプルさ。

冷たい(そのまま)をお願いしたら、お店の人がテロっとだし醤油を掛けて渡してくれました。

茹で置きで、ややコシが弱ってるように感じましたが、1軒目としてはアッサリしてるからズルズルッとあっちゅう間に腹に納まりました。

他のお客さんが居なかったんでお店のおばちゃんがしゃべりかけて来てくれたんですが、

 「茹でたてのそばは美味しいから、また食べてみてやー」
 
って、言うてはりました。

ETCの上限千円が終わって、影響はどうですかって聞いてみたんですが、

「あんまり影響ないわ。(県外人のうどん巡りは)2人で1杯とか3人で1杯食べるだけやし。」

ってな、主旨の返事が返ってきました。

よそモンとしてうどん巡りをやってる身には痛い言葉ですが、お店の人にしたら県外人なんてそんな印象なんですかねぇ・・・。

私は一緒に行く人にも「店では最低限1人1杯はオーダーしてください」って頼んでますが、いまだに数を回ること優先でそんな注文をする客が多いんですかね。




<参考情報>

*池内

住所:香川県綾歌郡綾上町牛川487−1

電話:087−878−0139

営業:7:00〜14:30

定休:月曜





池内を出たら、来た道を戻り国道32号線を越えて、県道17号線へ。

ちょいと走って、開店直後の「たむら」に到着。


いつものは店の前の道を挟んだ反対側の自販機前に車を止めるんですが、店のまえの駐車場が空いてたので、そっちへ。






2軒目の田村では「ひやあつうどん」

*田村の「ひやあつ」 150円 写真を撮ったのが9時36分

田村ではシンプルな醤油うどんがうまいなぁと思うんですが、1軒目でだし醤油うどんやったんで、かけうどんにしてみました。

冷やと言うても、ここも締めたヤツのそのままですわ。

夏場に汗を人向けなのかもしれませんが、出汁の塩気がかなりしっかり目でしたわ。

麺の状態に文句はなかったですが、ishさんはベストより固くて、麺の甘みが少ないとって言うてはりましたねぇ。

好きな店ではあるんですが、やっぱりそういう細かい違いは分からんですよねぇ・・・。



<参考情報>

*田村

住所:香川県綾歌郡綾川町陶1090−3

電話:087−876−0922

営業:9:30AM〜13:00

定休:日曜日






田村だけは事前に行き先として決めてましたが、それ以外は1軒目の池内も含めてフリーハンド。





3軒目については、香川に向かう道中でしゃべりながら「須崎」に行こうかということになってました。




何年も前にナビ無しで初めて行った時は、かなり難易度が高かったんですが、最近はもう場所も覚えたんでナビ無しで問題なし。


田村を出る時に道路地図でだいたいの位置までのルート、特に県道の何号線やったかをチェックしたら走り出しました。


県道から須崎に曲がる角が自分のイメージよりちょっとだけ先でしたか、問題なく到着。

初回にナビなしの地図だけで来た時ってすごく苦労したんですけどねぇ・・・。





食料品店にさえ見えない「須崎」の店構え

*食料品店にさえ見えない「須崎」の店構え 到着10:21AM

前はもっと村の万屋さんというか、普通の食料品店っぽさはあったんですが、この写真だと食料品屋さんかも分かりにくいですねぇ。

うどんを食べるモンは、真ん中より右の黄色い「子どもSOSの家」ってステッカーの貼ってある扉から中へ。



麺は茹で置きやったんですが、田村が熱いヤツやったんで、ここはそのままで行くことに。




須崎は「だし醤油ぶっかけうどん 冷や」

*だし醤油をちょろっとかけた須崎のうどん 150円

茹で置きやけど、これはかなり状態が良かったですわ。

うどんの好みで言うと、剛麺はどちらかというと苦手なんですが、須崎で食べるとなんでか納得してしまうんですよねぇ。


ishさんがお店の人に麺を茹でるタイミングを尋ねると、時間が決まってるんではなくて、その日の売れ方と予約の量を見ながら打っては茹でるとのこと。

開店前から待って朝イチのを食べるんでなければ、その日のタイミング次第で麺の状態が変わるということになりそうです。


<参考情報>

*須崎:食べログ

住所:香川県三豊市高瀬町上麻3778

電話:0875−74−6245

営業:9:00〜11:30頃(麺切れ終了) *営業時間については不確実です

定休:不定休







須崎の当りを引いて、店を出たのが10:38AM。


うどん巡りのベストタイムはまだ続きますが、一旦この辺で終わっておきます。


お代官さまんトコではもう全部アップされてますが、関係ある記事にだけリンクを張らせて頂きます。


 *foodish:”雑”食記:突発的テケトーツアー(前)〜讃岐うどん巡礼2011-5その1




*朝イチの体重:57.4kg(うどん巡りの日干しで減った水分が戻ったのか、理想体重ジャスト)

*今月の休肝日:11日/30日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月17日

第23回讃岐うどん巡り その4 行楽気分でのんびり

今回はえらくうどん巡りネタが長引いておりますが、なんとかこの記事で書き上げる決意で始めてみます。

*この記事の関連記事は、次のリンクからご覧下さい。その1その2その3



西の端っこの方でうどんをシバいたら、国道11号線をのんびりと東へ向かいます。

向かったお店は営業が2時半までだった(と思ってた)ので、とりあえず近くまで走ってダメなら飛ばして次の店に行くことに。



いちおうナビにも仕事をさせてやってたら、11号線を離れるあたりからは私の思うルートとは意見の不一致を見せました。

あっちから行きたいというナビのわがままを大人の私は寛容に受け入れて、希望通りに走ってやりました。

向かった先は一般店だったんですが、前に駐車場があるんで道からは引っ込んでて気を付けないと通り過ぎるってなことを事前に読んでました。

探索モードに入ってないと確かに通り過ぎそうでしたが、無事ビシッと発見。





2時半が閉店で駐車場に車を止めたのは2時8分でした。

 *閉店時間は私の勘違いで、正しくは「2時45分」でした。








地元で飲食店に入るなら少々悩ましい時間でしたが、観光客としてちょっとだけ無理を聞いて貰うことにしてお店へ。















詫間町の「橙家」の店構え

*詫間町の「橙家」の店構え

この「橙家」もけっこう前から狙ってるお店リストには入ってました。

ネタ元は忘れましたが、店自体が一般店であり場所的にやや離れてるんで、なかなかヒトと来る時のうどん巡りコースには組み入れにくかったんです。

一般店ってうどん以外の要素では驚きが少ないし、どの時間帯にでも行けると思うと逆になかなかチョイスしないんですよねぇ・・・。



店内は今時の小ぎれいな居酒屋って感じで、昼はうどん、夜は飲みメインでうどんアリってな感じの内装でした。

でも、夜営業はなくて11時から2時45分の約4時間のみの営業でした。


土地鑑がないから分かりませんが、香川ではよっぽどの都市部でもないと居酒屋とかって成り立たないんですかねぇ・・・・。

大阪人的には昼営業だけで儲かるんかいな?と疑問に思ってしまうんですよねぇ。

製麺所タイプ以外でも、うどん屋全般の営業時間もえらく短く感じますしねぇ。

香川はよく貯蓄率が高いって聞くんですが、そんな県民性と飲食店の営業時間の短さになんか関連性があるんですかねぇ・・・・。

ちなみに、香川県の貯蓄率の高さについては、こんな資料をどうぞ。

単純な預貯金の額を見てもしゃあないと思いますが、

 「貯蓄年収比をみると,香川県が270.4%と最も高く」
 
ってのが、割りと現実に即した貯金好きな県民性を表してる気がしますねぇ。



個人的に親しい香川県人って約1名しかいないんですが、そいつは趣味には金を惜しまんって感じなんで

「お前はほんまに香川県人なんか?」

と、問いつめたいんですけどねぇ・・・・。





まぁーた、いらん脱線をしてますねぇ。

「内装が居酒屋っぽいのに、昼で営業が終わりでもったいなぁ」って感想からえらく行数を無駄に?しました。(^^;)

こんなことではいつまで経っても記事が仕上がらんので、ぼちぼち本題に戻りましょう。






橙家の「冷や生醤油うどん」

*橙家の「冷や生醤油うどん」 330円

*あきこ*さんと私はこれをオーダーしました。

メニュー的には「しょうゆうどん」となってて、醤油をだし醤油か生醤油から選べました。

サイドの小鉢に大根おろしを別添えにしてくれてたんですが、ぶっかけうどんが360円、ぶっかけおろしが380円だったのと比較するとお得感がありました。

そもそも小ぎれいな内装の一般店で一杯330円ってだけでもヒジョーに安いんですけどね。


myblackmamaさんはこのお店の名物?肉汁つけうどん550円、奥さんはぶっかけ梅しそうどん400円を頼んではりました。


うどんはやや細めで平たくてコシがミッチリ、表面は見た目よりツルツルしててしなやか系ではないしっかりしたコシってのが皆さんの意見をまとめた印象です。

つけ汁うどんを食べたmyblackmamaさんは、似たようなヤツを大阪の八尾の「讃岐屋 雅次郎(参考HP)」で食べたけど、こっちの方が旨いって言うてはりましたねぇ。

大阪からわざわざ行って、八尾の方が旨いって言われんで済んで運転手としてはホッとしました。(^^)



 *a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(5) 〜五軒目〜






<参考情報>

*手打ちうどん 橙家(だいだいや)

 住所:香川県三豊市詫間町詫間680−38
 
 電話:0875−83−8418
 
 営業:11:00〜14:45(玉切れ終了)
 
 定休:火曜、水曜 (祝日は営業)









橙家を出発したのが2:33PMでした。


予定ではこの後、濃ゆい大将がいてるらしく気になってた善通寺の「百こ萬」に行こうかと思ってました。

事前の大ざっぱな感覚では橙家を出るのが昼過ぎかなぁなんて思ってたんですが、この日はのんびり行楽モードやったんで全体がかなり後ろにズレてました。

橙家から百こ萬が近すぎたせいもあって、今回ここはパスすることに。


橙家からは県道48号線に入って詫間駅の方に進んで行きました。

48号線を走ってると、地図でチェックしてあった道の駅「ふれあいパークみの(HP)」を見かけたのでちょいと道をそれてチェックに。

残念ながらここはプールや宿泊施設がメインの典型的な「後付け道の駅」でハズレ。

車を降りて物産館?を一瞬覗いたらそく撤収して県道48号線に復帰しました。


48号線を走るとそのまま国道11号線に合流、しばらく国道を走ると右手へ県道48号が分岐していくんでそっちへ。

今まで来てたのとは反対側からのアプローチでしたが、善通寺病院のすぐそばまで来れば見覚えがありました。

某所にサラッと車を置かせて貰って、また散策がてら善通寺市の市街地をポテポテ。(3:05PM  到着)

向かったのは前回*あきこ*さんとうどん巡りをやった時の宿題になってたあのお店です。







善通寺の境内では胸をいからせたオス鳩がメス鳩を追っかけるのを横目でみつつ、サクッと通り抜けて目的地へ。








前回は定休日やったんで雨戸の閉まった店構えしか目に出来ませんでしたが、今回はちゃんと営業日でした。










善通寺「熊岡菓子店」の店構え

*善通寺のかたパン屋「熊岡菓子店」

店が閉まってた時に来て想像してた通りの店内でした。

店先にある商品の入ったガラスケースの年季の入り具合が、これぞ老舗って感じでした。

老舗って言うても京都なんかの偉そうな高級店って感じやなくて、「昔ながら」ってな言葉が似合いそうな雰囲気でした。










前回からの宿題がやっと果たせるか思ったんですが、お店に近づくとやや状況が・・・・・












年季の入ったガラスケースは空っぽ

*年季の入ったガラスケースは空っぽ

「堅パン」にはいくつか種類があるようですが、「大丸パン」、「中丸パン」、「小丸パン」、「角ぱん」等のどれもケースの中は空っぽ。

前回行った時もコチラのページで

「カタパンは午前中に売り切れてしまうこともあるので買う時は早めに。」

って読んでたんで、ヤバイかなぁとは思ってたんです。


今回のルートが決まってから*あきこ*さんの参加が決まり、なんとか昼過ぎには寄れるかなぁ・・・、昼過ぎなら残ってるかなぁ・・・って期待してたんですけどねぇ。








メインの堅パン?は売り切れてましたが、一つだけ「パン」シリーズが残ってました。








それがこちらです。













唯一残ってた熊岡菓子店の「石パン」

*唯一残ってた熊岡菓子店の「石パン」 100g 150円


これはスコップですくう時にほんまにカラン、カランと音を立ててまさに「石」ぱんって感じでした。


後で車の中で*あきこ*さんが分けてくれたんで味見をしたんですが、今時の「硬い食べ物」とは別格の硬さでした。

私の前歯は一本、元の歯に義歯を貼り付けるようにしてあるんですが、それで噛んだら間違いなく歯が取れるやろうと思いました。

歯が欠けそうなんで横のホンマの歯で用心しながら、少しずつ欠片を味わうって感じでした。

丸のまま口の中に入れるとしばらくは石のまんまですが、だいぶ待つと多少は”ほとびて”きて、やっと少しずつ食べられるありさまでしたわ。




味見に貰った「石パンとへそまん」

*味見に貰った「石パンとへそまん」

手前の一つが石パンで、二つあるのが「へそまんじゅう=へそまん」です。

石パンと較べればへそまんなんて柔らかいモンですが、饅頭と呼ぶには硬かったですわ。

私は自分ではなにも買わなかったんですが、*あきこ*さんが気ぃ遣うて一袋ずつ食べぇーって言うてくれはりました。

でも、(そんなに甘くないですが)甘いモンを食べる習慣がないんで、丁重に辞退してブログのネタ用に二粒&一粒ずつだけ頂きました。

へそまんは家に帰ってすぐ食べたんですが、大事に置いといた石パンは越後屋にヤラれてしまいました。

悪ネコが入れてたビニール袋をジャキジャキに破った上で、埃だらけの床の上でドリブルしやがったようで、翌朝部屋の片隅でホコリまみれで発見しました。(T_T)

 >*あきこ*さんへ 
 
  せっかくもうた石パンをちゃんと食べられず、申し訳ありません。




熊岡菓子店の紙袋

*熊岡菓子店の紙袋

かたぱんなんかはこんな味のある紙袋に入れてくれました。



昔っぽい「バターケーキ」

*昔っぽい「バターケーキ」

今時の下着屋みたいな屋号の洋菓子屋は並びそうにもないバターケーキですねぇ。

アーモンドとクルミがありました。

昔ながらのお店って、単品勝負ってなトコもありますが、実はここは色んな商品を扱ってはるんですねぇ。

お店にはほかにも「ぼうろ」なんかも並んでました。



お店の方に聞くとやはり堅パンは午前中に売り切れることがあるってことでした。

確実にゲットするならやっぱり午前中に寄らんとアカンのでしょうねぇ。

今回はお店が開いてる時に行けましたが、堅パンには振られたんで今後の課題としておきましょう。





<参考情報>

*熊岡菓子店

 住所:香川県善通寺市善通寺町3−4−11
 
 電話:0877−62−2644
 
 営業:8:00AM〜18:30
 
 定休:火曜(祝日は営業)、第3水曜
 


お菓子をゲットしてから、善通寺さんにもお参りして、



 
4時前に車に戻って、ぼちぼちラストになりそうな6軒目のお店をチェック。





車を置いてた場所から割りと近い丸亀市内に候補の「一屋」と「麺通堂」がありました。


2軒はすぐ近いところにあって、共に営業は夜7時までで形態的にも同じセルフ。

迷ったんですが純粋に麺に力が入ってそうやった「麺通堂」をチョイス。






「時は手打ち 麺通堂」の看板

*「時は手打ち 麺通堂」の看板 (4:03PM 到着)


屋号がちょっといちびってる感じで、大阪じゃ敬遠しそうですが、香川では自分の感覚がアテにならんのは百も承知。

思い切り時間ハズレですが、通しで夜までやってるセルフなら、なんとかなるかもとお店へ。


店内はもともと別のお店のために建てられた建物を転用したんでしょうか。

えらく席と席の間隔が開いてて、もっともっと席数は増やせそうでした。


先客はなく広い店内でお客は我々3人だけ。(myblackmamaさんの奥さんはここをパスされました)



時間が時間だけに「ゾンビ」というか「うどんやった何か」の死体を出されてもおかしくない状況でした。

しかし、四国新聞のサイトに載ってたお店の「自信の一杯」がありがたいメニューでした。


「こだわり卵」を使った「こだわり釜玉(300円)」が売りやったんで、ちょうど口が釜玉もええなぁと思えたこともありそれをオーダー。

*あきこ*さんもmyblackmamaさんも同じ釜玉を頼みはりましたが、釜上げのうどんならどの時間でも安心ですわね。





今から湯がくから8分ほど待ってくださいと言われたんで、小上がりでのんびりしながら待ってました。






3人揃って注文した「釜玉うどん」

*「時は手打ち 麺通堂」の「こだわり釜玉うどん」

黄身の色が濃ゆくてプリッと張りがありました。
 *黄身の色は、エサで簡単に変わるみたいですけどね。


丼をもらう前にカウンターの中でちょこっと動作してはったんで、白身をよけてはったんかもしれません。

白身を全部取ったかは分かりませんが、黄身たっぷりって感じでした。

麺は締めてない釜上げの状態でもコシがしっかりあって、これを冷したらどんな感じやろうと思いました。

卵の水っぽさを感じないしっかりした釜玉でここは当たりやと思いましたわ。



 *a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(6) 〜六軒目〜




<参考情報>

*時は手打ち 麺通堂

 住所:香川県丸亀市郡家町651
 
 電話:0877−28−1775
 
 営業:9:00〜19:00
 
 定休:無休







麺通堂を出たら、いつものように某スーパーへ。

40分ほどゆっくりして、私は実家と妹一家の分を含めて山のように生讃岐うどんを買い込みました。



買いモンを終えて、車に戻ったのが5時20分頃。

個人的にはもう一軒ぐらいうどん屋へ行くのは余裕っていう、腹ぐらいでした。

でも、うどん屋の前に優先すべき目的地があったので、そこに行けるか確認することに。


そのお店は営業時間が「日暮れまで」というなんとも大らかな表現やったんで、スーパーの駐車場から電話してみました。

すると6月9日のこの日で営業は「6時まで」とのことでした。


丸亀市内で5時20分、目的のお店の所在地は坂出市。

橙家のとこでも書きましたが、個人的に閉店時間ギリギリにお店に入るのは嫌いなんです。

私の感覚からすれば今回そのお店に行くのは時間的にアウトで、また今度ってタイミングでした。

だからいつもなら


 「あー、そうですか。残念ですねぇ。じゃーまた今度にします。」


とでも言うて、サクッと電話を切るところでした。






ところが、この日は簡単に電話を切れない理由があったんですよねぇ・・・。





今回のうどん巡りのコースを決める前からその店についてはmyblackmamaさんから行きたいと言われてたんです。

道中の車の中でも、myblackmamaさんはその食べモンが大好きで夏になるとしょっちゅう食べるんだとお聞きしてました。

で、その食べ方について、myblackmamaさんの好みとmyblackmamaさんの奥さんや*あきこ*さんの好みが真っ二つに分かれてました。

お互いに自分の好みの味付けこそが当たり前で、他方の味付けは気持ち悪いなんて言う話で盛り上がってたんです。





ここまでの流れがあってイチ運転手風情が、


「ほなまた今度にしまっさ」


なんて軽々しく電話を切れないですわねぇ・・・・。(T_T)



お店の人に向かって、


 「今、丸亀市内なんですけど・・・・」
 
 
 「そちらまでどれくらい掛かりますかねぇ・・・」


なんていう、未練がましい台詞をはきつつ、背中にプレッシャーを感じてた訳ですわ。


そしたらお店の人も事情を察してくれた?のか



「おいでになるまで店を開けてますから、どうぞ」


と、言うてくれはったんです。(^_^)


お店の人には申し訳ないですが、えらく楽しみにしてはったmyblackmamaさんをガッカリさせずに済み、運転手としてはホッとしてお店に向かうことに。


お店へも自分なりにルートを調べてあったんですが、少しでも早く着くためにルートはナビに任せました。

国道11号線で坂出方面に走ってると、バイパス上にお店の看板が出て来たんで、ナビは知らんかった道へ左折。

離合が厳しいような細い道でしたが、看板がいくつも立ってたんで迷うことなくお店の駐車場に到着。

車を止めたのは5時48分でしたが、待ってくれてるっていうんで、いそいそとお店へ。








八十八名物のところてん屋「清水屋」の店構え

*八十八名物のところてん屋「清水屋(きよみずや)」の店構え

江戸時代から続く心太屋さんってことですが、周りに緑が多くて夏場にくるとさぞかし涼しげやろうなという立地でした。


実は私は「ところてん」って食べ物をほとんど食べた記憶がないんです。

だから味付けについても甘い派とも辛い派とも言えずでした。

なんとなく甘い味付けの方が素直に感じられましたが、そうなると甘いモンに興味がないのでどうしようか迷ってました。

当日までは腹具合に寄ったらパスして車で待ってようかとまで思ってたんです。

でも、お店に無理を言うてまで行ったんで、1人分だけでも売り上げに貢献せんとアカンと思って食べることにしました。






甘い派、辛い派それぞれがオーダーした「清水屋の心太」

*甘い派、辛い派それぞれがオーダーした「清水屋の心太」


手前がmyblackmamaさんオーダーの「からし酢醤油(250円)」、真ん中の二つmyblackmamaさんの奥さんと*あきこ*さんの「きな粉黒みつ(300円)」。


甘いモン派、辛いモン派はほぼ自動的に注文が決まった感じでした。





ところてん屋「清水屋」のメニュー

*「清水屋」のメニュー


私はどっち派でもなかったんで、どれにしようかと迷ってたら、皆さんから


 「えて吉、そらーここは"さとう酢・しょうゆ"やろー!!」


ってな声が上がりました。


甘いモン派でも、辛いモン派でもない「際モン系」やがな、って思いましたがイチビリの血が騒いだんでみんなのネタになるべく砂糖酢醤油(280円)を行っときました。






みんなの命令で?「尾張風砂糖酢醤油ところてん」

*私の頼んだ「尾張風さとう酢・しょうゆ」 280円


メニューにある通り、酢醤油が八十八名物ってことで、お店のおねぇさんに聞くとこれが香川の食べ方やと。

ほんで、きな粉黒蜜は「くずもち風」で、黒蜜が「浪速風」ってことは大阪じゃ甘いモンって認識が一般的なんですかねぇ。

そしてこの砂糖酢醤油は「尾張風」なんで名古屋の方じゃこれが当たり前の食べ方なんでしょうか。


甘い派、辛い派なんて話をしてたんで、砂糖と醤油ってのに違和感がありましたが、食べてみると至極自然でとっても食べやすかったですわ。

食べてみたら納得したんですが三杯酢でモンを食べるんと同じですわね。


皆さんのヤツも味見させて貰いましたが、甘いのもごく自然でした。

からし酢醤油と私のを較べると個人的には自分のヤツの方が食べやすかったですわ。



 *a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(7) 〜番外編〜







<参考情報>

*八十八名物ところてん 清水屋

 住所:香川県坂出市西庄町759−1
 
 電話:0877−46−1505
 
 営業:9:00〜日暮れ
 
 定休:無休
  *10、11月は日祝休み、12月〜3月中旬まで休業











閉店前の最後の客になるのが苦手でしたが、私たちが食べ終わる頃に他のお客さんが入ってきてくれたんでお店には悪いけど少し気が楽になりました。






清水屋を出たのが6時10分でお腹はうどんもう一杯行けそうでしたが、皆さんが満ち足りた感じやったんで今回はここでオシマイ。


サクッと高速に乗って変えることにしました。

8時前に淡路SAで休憩をして、西宮名塩SAには8時半過ぎに到着。

名塩に着く前にはmyblackmamaさんの娘さんからいつ帰るコールがありましたが、今回はちょっと遅くなってしまい申し訳なかったです。


9時過ぎに*あきこ*さんをご自宅近くで降ろして、私は9時25分に家の駐車場に車を止めました。

 *総走行距離:624km
 




 

禁酒生活はまだ続いてますが、5月末に禁酒を始めて以来、この日が一番飲みたかったですねぇ。(>_<)

運転は好きやし、高速がほとんどの600kmなら疲れは大したことなかったです。

それでも早朝から丸一日にわたるイベント後は、体が凝って疲れが固りになってる感じ。

こういう時は薬物としてのアルコールを体に入れてやると、ええ感じに回るんですよねぇ・・・・。

いつもならものを食べるとそれを引き立てるために酒が飲みたくなりますが、この日は純粋に(軽い)酔いを体が求めてる気分でしたわ。

体をほぐすために久しぶりに風呂に入ってからは、アルコールがアカンかったら糖分がええんちゃうかと思ってコーラをゴクゴクやって誤魔化しましたけどね。





今回のうどん巡りは軒数はそれなりの6軒回ったけど、うどん巡りをやってるっていうより、みんなで遠出の行楽に行った気分でしたわ。

怪しいうどん屋はなかったですが、たまにはこういうゆるいうどんツアーもええもんですねぇ。






> 参加者の皆さんへ

 当日は朝早くから夜まで、長時間おつきあい頂きおつかれさま&ありがとうございます。
 
 いつでも運転手を務めますんで、よかったらまた声かけてやってくださいねー!!





*朝イチの体重:56.6kg(けっこう濃ゆいもんを食べたけど、まれな軽さ)

*禁酒日数:18日/18日 (11.5.30 禁酒スタート)
 
 
posted by えて吉 at 14:00| Comment(10) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月16日

第23回讃岐うどん巡り その3 西に向かってゴー

うどん巡りネタは個人的なメモがてらアップしておきたいので、細部を忘れかけてますが続きを上げてみます。

 *最初から読んでやろうって方はリンク先からどうぞ。 その1その2


ゆめタウンの高松店で無事ピーナツ版、しょうゆ豆をゲットしたら、のんびりと移動を再開。

今までは大阪から香川に移動して朝に高速を降りたら、香川県内の移動は地道ばかりでした。

地道で回ることを前提でルートも作ってたんですが、今回はただただ私の未訪問店を潰すというわがまま企画。

いつものように「純粋な製麺工場タイプの店」、「立地の怪しさ」、「お店の人のキャラ濃ゆさ」、などなど一度のツアーに色んな要素を盛り込もうなんていう努力は一切なし。

案内役の使命?をブッチしてコースを作ってたら、候補のお店が高松と西讃に散ってるなぁと。

あんまり中讃に候補がなかったんで、思い切って中抜き?をしてもええんじゃないかと。

そう割り切ったんで高松からもっぺん高速に乗って一気に西讃へ移動することにしたんです。






高松自動車道の「高松西IC」から高速乗って、西方面へ。(11:40AM ゆめタウン高松発)


途中、瀬戸中央自動車道と高松自動車道の分岐でもうちょっとで瀬戸大橋方面に行きそうなるというドンクサさを晒しつつ、がんがん西へ。

移動距離を最短にするなら、大野原ICで高速を降りても良かったんですが、同じ道を往復するのが嫌いなんで、もう一つ先の「三島川之江IC」で地道へ。

香川を通り過ぎて愛媛に入ってから香川へ戻ることに。





国道11号線に入ってちんたらと東へ車を転がしました。


こんな走り方にしたのは、個人的な好みが一番の理由でしたが、口実としては道の駅に寄るってのがありました。

香川と愛媛の県境を香川側へ越えてすぐに道の駅「とよはま」ってのがあるんでそこに寄ってみましょうっていう理由です。


行くまでは地図で見てるだけやったんで始めていく道の駅やと思ってたんですが、実際に走って現地に着いてみると前にも来たことがあると分かりました。


いつかは分かりましたが(おそらく)1人で寄って、ハズレな道の駅やと思ったことを思い出してしまったんですよねぇ・・・・。



道の駅に寄るためっていう口実で遠回りしたのに、駐車場に入るなり「あっ、ここはハズレ!!」って思うなんて運転手としては酷いですねぇ。(^^;) (12:40 到着)




一応中に入ってみることにして、車を降りると、施設内に少しだけは野菜なんかを並べてるコーナーがありました。
 *記憶ではここに産直野菜なんかはない印象でした。

それでもイマイチやなぁと思ってると、myblackmamaさんがあるモンに反応してはりました。










先ほど調べるとこの道の駅は「中野うどん学校」が経営してるみたいなんで、ここオリジナルって訳ではないんですがちょっと変わったソフトクリームがあったんです。

myblackmamaさん(奥さんも?)は出先で変わったソフトクリームを見つけると挑戦したくなるそうでここのソフトも食べてみると。


オリジナルのソフトクリームは、ノーマルバージョンとトッピング付きの2種類あったんですが、どうせだからトッピング付き?を試しはりました。



















道の駅「とよはま」の「嫁入りおいりソフト」はメチャ旨

*道の駅「とよはま」の「嫁入りおいりソフト」はメチャ旨

ソフトクリームにくっついてる色とりどりの丸っこいモンが「おいり」っていう麩菓子?やそうです。

「おいり」とはなんぞや?って思われた方はコチラに説明があります。

西讃から愛媛東部にかけて結婚式の引き出物なんかに使われる独特のお菓子のようです。

香川にはなんべんも行ってますが、このお菓子のことは今回初めて知りました。

香川ってけっこう独特な食べモンがありますが、これも珍しいですねぇ。



下に見える薄っすらと茶色がかったアイスクリームの方は、こういう際モンのソフトのお約束で「醤油アイス」です。


なーんていうのは、ウソです。







ほんとはこれなら安牌やろうと安心して食べられる「和三盆ソフト」です。


砂糖を香川名産の和三盆に置き換えただけなら、醤油ソフトみたいにビビらんと挑戦出来そうですね。



挑戦出来そうなんて書きましたが、私は自分1人で食べるほど欲しくなかったんでmyblackmamaさんの買うたヤツの写真だけを撮らせて貰いました。

写真を撮って納得してたら、myblackmamaさんが味見もしたらええって食べさせてくれたんです。


で、食べてみてビックリ。


和三盆を使こうてるっていうても、単なる砂糖の種類が変わっただけ、ごく普通のソフトクリームやと思ったんですが、このソフトクリームがメチャクチャ旨かったんです。


甘さがものすごく上品で、甘さが控えめになった分ミルクの味が際だってましたわ。

これなら1人で一個食べても最後まで楽しめそうなんて思いましたねぇ。


myblackmamaさんご夫妻は、私らに分けてくれたせいか、1個じゃ足らんともう一つノーマルを追加してはりましたが、納得の旨さでしたわ。

これは際モンソフトが上手く行った時の美味しさとは別格の正統派の美味しさでしたわ。


 *甘いモン経験値が低いんで、私の評価なんてアテにはなりませんが・・・・





ハズレ道の駅と思ってましたが、このソフトのおかげで寄ってよかったと思って貰えたってことにしときます。







道の駅を出たのが1時3分で、国道11号線を東に走って1時7分には目指すお店の到着しました。







「西端手打ち 上戸」の店構え

*「西端手打ち 上戸(じょうと)」の店構え









上戸のすご横にある無人駅の「JR箕浦駅」

*上戸のすぐ横にある無人駅「JR箕浦駅」


今はJR予讃線の「箕浦駅」のすぐそばに店があって、駅前うどん屋状態ですが、以前はもっと愛媛よりの場所にあったそうです。

それで屋号に「西端」とついてるようですね。

今は上戸と県境の間に「武蔵」ってお店が出来てるんで一番端っこではないですけどね。






「かけうどん」と「冷やぶっかけ」だけの上戸のメニュー

*「かけうどん」と「冷やぶっかけ」だけの上戸うどんのメニュー

ここまでハッキリと割り切ったメニューやとお店に好感を持ってしまいますねぇ。




以前、某屋号のないうどん屋の女将さんが、

「お客さんはすぐ”○○はないんか?”、”○○のメニューを増やしてくれ”って言うけど、それが食べたかったらそれを置いてる店に行けばええんや」

「お客さんに言われてなんでもかんでもメニューを増やす店は多いけど、うちは違う」

ってな主旨のことを言うてはりました。





このお店も自分らが信じてるコレってメニューだけで勝負してはるんでしょうねぇ。





上戸のかけうどんを「ひやあつ」で

*上戸のかけうどん(200円)を「ひやあつ」で

冷たいかけだしとかはなかったですが、丼入れて貰ったうどんにそのまま熱いダシを掛けて頂きました。

myblackmamaさんは「冷やぶっかけ(220円)」、*あきこ*さんはかけうどんを「あつあつ」で。

奥さんは、さっき食べた和三盆ソフトクリームの美味しい後味を消すのがもったいないから?このお店はパスされてました。(^^)



ここのうどんはミッチリと密度のある麺で、断面が正方形っぽく熱くしてもコシがヘタりませんでした。

冷やはかなりのコシで、噛みしめると固すぎず、噛みしめると小麦の甘みがするっていう感想が出てました。

ぶっかけの出汁は甘めやったようです。(味見はさせてもうたんですが、忘れてしまいました。)



 *a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(4) 〜四軒目〜




<参考情報>

*西端手打ち 上戸(じょうと)

 住所:香川県観音寺市豊浜町箕浦974−1
 
 電話:なし
 
 営業:6:00AM〜15:00(玉切れ終了) 
  *お品書きの横の紙にこう書いてありました。
   お店の看板や四国新聞のサイトでは8:00〜になってます。
 
 定休:日曜




橙家を出たのが13時21分で、次に向かったお店の閉店時間は14時30分。

時間に間に合わなければそのお店を飛ばすことにして、とりあえずそちらに向かって走り出しました。



さて、えて吉とそのお客さま一行は無事狙ってたお店にたどり着くことが出来たのでしょうか・・・・・・。


続きは次回をお楽しみに。


ってことで、今回はここで切っておきます。











朝起きた時は、今日こそうどん巡りネタを仕上げるぞって思ってたんですが、また途中で断念です。

朝イチで掃除をするつもりが雨やったんで、だらだら朝メシを食べてたら、途中で雨が止んだようでした。

ニャンズの毛ぇで部屋中がエライことんなってたんで、朝メシの後で雨が止んだスキに部屋を掃除。

途中で身内と電話でちょっとややこしいをしたり、掃除の後で便所掃除もやったらええ時間に。

パソコンの前に座って、真剣に書かんとあかんメールが来てたんで、その返信に少々の時間。


そこからやっとうどんネタの写真をアップしたりしてから記事を書きだしたら、この記事でうどん屋を1軒紹介しただけでもうすぐ4時ですわ。

昨日はドライブしててタイミングを外して昼メシを食いっぱぐれたんですが、今日ももう4時前です。(>_<)

このままでは晩メシの時間に食い込みそうなんで、やむなく途中で切った次第です。


明日はなにも用事がないんで今度こそ書き終えたいもんです。




*朝イチの体重:56.8kg(今日もえらい軽めやなぁ。もったいないこっちゃ。)

*禁酒日数:17日/17日 (11.5.30 禁酒スタート)
  
 
posted by えて吉 at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

第23回讃岐うどん巡り その2

9日に出掛けた香川での讃岐うどん巡りの続きをアップさせて頂きます。

 *その1から読んでやろうという方はコチラからどうぞ。


かなり構えて向かった穴吹製麺所の次は、そこからすぐ近くにあってこれまた何年も前から気になってた「馬淵製麺所」です。

馬淵の方は穴吹ほど見つけにくいと思ってた訳ではないんですが、なんとなく行きそびれたままかなり年数が経ってました。

穴吹の前の元あぜ道?からすぐそばの小道に戻ったら左折して、次の信号で右折して県道43号線へ。

比較的大きな交差点「下多肥」で、ナビは直進って言うてましたが、私は事前に決めてたルートに従って左折。

そしてすぐ現われる最初の信号右折して、2つ目の信号を左折したら現場に到着。

下多肥からは道路地図上なら私の選んだルートの方がナビの選ぶやつより太いんで実物を知らん身ぃとしては安心やったんです。








2つ目の信号を右折して進入する道はうどん屋の前までは拡幅が進んでるように見受けられました。


大阪と較べて香川って、道路の新設とか拡幅があっちゃっこっちゃで頻発にされてる印象がありますねぇ。

大阪で道路を通すとか広げるって、何十年かの単位でやっててもほとんど前に進まんので驚きますわ。

立ち退きに反対して補償金でもせしめたろうってなえぐい輩が香川には少ないんですかねぇ。








馬淵製麺所の店構え

*馬淵製麺所の店構え 10:16AM 到着


農林大臣賞受賞ってことで有名だなんて書かれてるのを読んだ記憶がありますが、たしか受賞したのは大昔やったはずです。
 *さとなお氏のサイトによると昭和44年(1969年)のようですなぁ・・・。


上でリンクを張った四国新聞のページを何度も見てたんでかなり年季の入ったお店を想像してましたが、そんなことはなかったですね。





馬淵製麺所のカウンター

*馬淵製麺所のカウンター

揚げ物などのオプション類が並んでるのは、ごくごく当たり前の香川のうどん屋風景だと思います。

ただ、ちょっと見にくいかと思いますが、上の「ひとりが食べる数」ってのは余所モンにはけっこう気になる内容。

1玉入り170円から始まって、なんと7玉入り810円までが「ひとりが食べる数」なんです!!


みんなで「一つの器に入らんやろう」とか「特別デカイ丼鉢が出てくるんかなぁ」なんて喋ってました。

財田町の某生麺所の「大大大大」って注文は大を玉数分お代わりするっていうんでそれと同じようなシステムかもしれませんねぇ。

馬淵製麺所の「冷やぶっかけうどん」

*馬淵製麺所の「冷やぶっかけうどん」 170円

カウンターでうどんを丼に入れてもうて会計を済ませたら、出汁や薬味のコーナーへ。

「出汁や薬味は残さない程度におかけください」って書いてありましたが、それは大事ですよねぇ。

特によそモンがうどん巡礼をするときに、何軒も回るためにたっぷりかけた出汁を残すなんてひどい話ですからねぇ。

普段かけうどんを食べる時は断然出汁たっぷり派ですが、うどん巡りでは出来るだけ飲み干せる少なめにするようにしてます。


さすがにぶっかけうどんの出汁は飲み干さないんで、無意識にかける時よりずっと抑えめの量にしました。



他の皆さんの注文は、myblackmamaさんがあつあつ、奥さんがひやかけ、*あきこ*さんが熱いぶっかけでした。(値段は全部170円)


それぞれの頼んだモノを互いに味見したんですが、myblackmamaさんの頼んだ「あつあつ」が特に印象的でした。

出汁が旨くて、熱くされた麺と出汁がええ具合に絡み合ってしんみりと旨かったですわ。

出汁はかつおっぽいって言うてはる方がありましたねぇ。

ぶっかけは出汁を少なめに掛けたんですが、予想以上に味が薄めでしたねぇ。

麺は1軒目のにしばたがツルンツルやったせいもあり、それと較べるとややツル度は少なめで少し細めに感じましたね。



 *a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(3) 〜三軒目〜





<参考情報>

*馬淵製麺所

 住所:香川県高松市太田下町3013−1
 
 電話:087−867−2895
 
 営業:9:30〜18:00(日祝〜16:00)
 
 定休:第1・3日曜日(その他 不定休)








馬淵製麺所を出たのが10時半。

普段なら製麺所系のゴールデンタイムなんで間髪入れずに次の店に向かうところですが、今回はそういう効率的な回り方は無視。

4軒目以降が一般店だったんで、全然急がずちょいと寄り道することに。



*あきこ*さんが前回のうどん巡りで坂出のサティでたまたま買ったしょうゆ豆のピーナツバージョンが大ヒットだったと。

それをもっぺん買うために、今回のコースを知った上で馬淵からすぐのゆめタウンにメーカーの出店があるから寄れないかと事前にメールを頂いてました。


いやー、讃岐うどんツアーの運転手をなんべんもやってますが、コースを把握した上で、そこからすぐ近くやからドコソコに寄れんか?なんて提案は初めてでしたねぇ。

たいていは、


「香川のどっかに○○って食いモンがあるから、買いに連れて行け」


とか、


「(コースの組み立てを無視して)ドコソコの何々屋に行きたい」



ってな、無理強い要望がほとんどですからねぇ・・・・・。





それでも普段のうどん巡りならこの時間帯に寄り道はしにくいんですが、今回は全く問題なし。

馬淵から10分も走らずに「ゆめタウン 高松」に到着。


前はなんべんも通ってましたが、中に入るのは初めてでした。

いわゆるショッピングセンターで、全体の店のラインナップや品揃えは分かりません。

しかし、スーパー部門?の、食品売り場だけ見たっていう限定では、素ん晴しかったですわ。

国内外を問わず旅先では市場やスーパーをチェックするのが好きで、実際に国内じゃ車中泊が多いから各地のスーパーにお世話になってます。

別にスーパー巡りにこだわりがあるとまではいいませんが、ここの食料品売り場は今までもトップクラスにワクワク出来ました。

鮮魚コーナーでは香川県産の地の魚が格安で並んでるし、そうかと思えば東北や関東の全然しらんブランドのモンが並んでたり。

スーパーの仕入れ部門が実際にどんな風に仕入れ先を決めるんかは知りませんが、買う側からするとすんげぇ頑張ってるなぁって思ってしまいました。


こんなスーパーやったら、地元どころか隣の県にあってもちょくちょくのぞきに行くぞって思いましたわ。
 *実際、機会を見つけて兵庫県や奈良県のスーパーには寄ってますからねぇ・・・。
 

運転手っていう立場上、端から端まで事細かにチェックするって訳には行きませんでしたが、色んな棚によく見ると面白いモンが潜んでるように感じました。

うどんの生麺も、いつも寄る某スーパーほど格安ではなかったですが、なかなか良さげなやつがいくつかありましたしねぇ・・・。

次回以降もチャンスがあれば、帰り道の高速に乗る直前にでも寄りたいもんです。







予定ではもう何軒か紹介するつもりでしたが、今回はここで終わっておくとします。




今日は朝から実家の仕事で頼まれてる買いモンに出掛けて、帰ったら頼まれてる二つ目の用事を済ませ、夕方の4時からも業者と立ち会って打ち合わせ。

そんなこんなで予定ほど記事を書けないまま夕方になってしまいました。

もうすぐ6時でぼちぼち晩メシの用意をせなアカンので、ご容赦ください。




*朝イチの体重:57.2kg(特に苦労なくこれくらいの数字になりますなぁ)

*禁酒日数:14日/14日 (11.5.30 禁酒スタート)
 
 おっ、ついに2週間の禁酒を達成。
 
 予定ではこの時期に一度だけ息抜きがてら飲む予定やったけど、どうするかなぁ・・・・。



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2011年06月12日

第23回讃岐うどん巡り その1 わがまま炸裂の店選び

9日の木曜日に行ってきた香川での讃岐うどん巡りについてご紹介します。

今回のうどん巡りは4月中に検討を始めたんですが、GW明けにソロ用テントが届くことになってたこともあって、1人で行ってもええかと思ってました。

ここ何年か他の人が行きたいって言うてくれるのを待っては、その方々を案内するっていうパターンばかりでした。

誰かと行くのはもちろん楽しいんですが、そんな時のうどん巡りのコース作りは自分以外の人に喜んでもらうのが優先になります。

そうなるとどうしても自分の新規開拓がおろそかになるんです。


で、テントに泊まって1泊2日で10軒ちょい回ろうかなんて考えてました。




ちょうどその頃にmyblackmamaさんからうどんに行きたいっていうご要望が届いたんですが、それならばと今回は私の趣味で組むうどん巡りのコースにおつきあい頂くことに。



当初はGWの翌週ぐらいで調整を始めたんですが、参加を予定されてたお代官さまのご都合が悪くなったりで結局一度目の延期。



続いて5/19が候補になり、その日程で行けるメンツで行くことにしたんで、最終的にはmyblackmamaさんご夫妻と私の3人で行こうかという話に。


ところが直前にmyblackmamaさんの奥さんの体調が崩れてしまい、再延期に。

最初の予定から約1ヶ月伸びての開催となりました。



日程を延ばしたおかげで、直前になってグルコバの常連で前回初めて讃岐うどん巡りをされた*あきこ*さんが参加出来ることになりました。







私は時間に遅れるのがヒジョーに苦手なんで、myblackmamaさんご夫妻(西宮名塩)やishさん(神戸の兵庫駅前)との待ち合わせにはかなり早めに家を出るんです。

早めに出過ぎて、集合場所で1時間くらいのんびりしてるなんてのはザラ。

でも、大阪にお住まいの*あきこ*さんにそんなムチャな時間の待ち合わせは申し訳ないので、今回はmyblackmamaさんご夫妻との待ち合わせはアバウトに行かせて貰うことに。

中国道の西宮名塩サービスエリアでの待ち合わせを「7時頃を目途」ってことにして、安全運転で走って着いた時刻が待ち合わせ時刻にさせて貰いました。




当日の朝、私は4時半に起きてのんびり用意をしてたら、時間が押してしまってちょっと焦りながら5時23分に家を出発。


これぐらい早朝だと流石に平日の大阪市内もガラガラで待ち合わせ場所には10分で到着。

その後、*あきこ*さんが合流して、6時4分に市内を出発。

法円坂から阪神高速に乗って、池田線〜中国道に入って西宮名塩SAに着いたのが6時37分やったんで、まったく問題なかったですわ。

myblackmamaさんご夫妻がおいでになって、7時5分に出発。


7時38分に淡路島SAに寄って10分ちょい休憩。




順調に走って、高松道の高松中央ICで地道に降りたのは9時過ぎだったかと。



高速から南に下って、すぐ右折して国道11号線へ。11号線の「三条」の交差点を左折して県道280号線(塩江街道)へ。

こっからは道なりにだらだらと南へ。


1軒目はこの県道沿いのお店なんでなんの緊張もなく安心して向かえました。








今回の口開けには「にしばた製麺」をチョイスしました。












にしばた製麺の暖簾

*「にしばた製麺」の入り口 9:22AM 到着




香川のうどん屋の中で気になるけどまだ行けてない店をリストにしてあるんですが、そのリストにこの店を加えたのは割りと最近の気がします。

ただ、どういうポイントで加えたのかは忘れてしまっております。

とりあえず1軒目は腹ぺこやろうからサクッと着けるところがええやろうと思ってここにしました。

その他にもこの後で訪ねる店との関係でルートに無駄が出ないようにここからスタートしたとか、順番には色んな理由があるんですけどね。





「にしばた製麺」のお品書き

*にしばた製麺のお品書き


かけ、ぶっっかけ、湯だめ、冷やし、おろし生醤油とおろしぶっかけまではごくシンプルなメニューですね。

なぜかワカメぶっかけだけが基本からのアレンジモノとしてお品書きに上がってますねぇ。
 *カレーうどんを一般店の基本メニューっと見なしてですが・・・。





お店に入ってカウンターに並ぶと、お店の人から


 「ちょっと待ってもらえば、(新しいうどんが)すぐ茹で上がるけど」


ってな嬉しい言葉が掛かりました。




茹でたてがいただけるとなれば、喜んで待たせて貰いますわね。

朝イチのお店でちょうど釜から上がるトコに入店出来るとは、さい先ヨシですねぇ。




大将が「麺を温めてかけだしで食べるんやったら、釜上げで出せるよー」ってなことも言うてくれてました。

私はかけうどんにするつもりでしたが、締めたヤツで食べたかったんで遠慮して冷たい麺を頂きました。


この店の大将は中西で修行されたそうなんで、前回中西にご案内した*あきこ*さんにはちょっとした繋がりがありでしたね。



茹で上がりの締めたてのうどんを「ひやあつ」で

*にしばた製麺の締めたてうどんを「ひやあつ」で


かけうどんは1玉200円ですが、締めたてのうどんにあついだしを掛けていわゆる「ひやあつ」でいただきました。

myblackmamaさんご夫妻は冷やぶっかけ(210円)を2つ、*あきこ*さんは釜上げうどん(210円)を頼んではりました。

myblackmamaさんご夫妻はごぼうの天ぷら(90円)をひとつ取りはったんですが、それは4枚のゴボウが筏みたいに揚げてあって、みんなで一切れずつ食べようと分けてくれはりました。

ちゃんと煮物にした上で天ぷらにしてあり、なかなか旨かったですわ。

1人で全部はよう食わんだけに、味見させて貰えて嬉しかったですわ。


にしばた製麺のうどんは表面がツルツルで、エッジがたってるんだはなく丸っこい麺でした。

外は柔らかいけど中はしっかりしたコシで優しいお母ちゃんのような麺やってのが*あきこ*さんの感想でしたねぇ。


 *a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(1)〜一軒目〜


<参考情報>

*にしばた製麺

 住所:香川県高松市香川町浅野258−1
 
 電話:087−888−7770
 
 営業:9:00AM〜16:00
 
 定休:月曜日










いつものことですが、1杯目を食べると腹が目覚めるのか逆に腹減ってきたように感じてしまいました。







2軒目に向かう予定のお店は私の「行きたい店」リストにもう何年も前から入ってました。

四国新聞のサイトでお店の情報を見て、だいたいの位置を地図で確かめたりってのを何度もやってました。

高松市内とはいえ、あまりにも辺鄙なトコにあって「針の穴場」系でも道に迷うことで有名なお店。

近所まで行っても同じトコを行ったり来たりしても見つからんかったなんてのを色んなトコで読んでたんです。

おまけに店に入っていく道がムチャクチャ狭いなんて聞いてたんで、ヒトサマと行くにはキツイかとずっと「おあずけ」状態でした。


実は今回も2軒目は当初「竜雲うどん」にしようかと思ってたんです。

ここもごく最近行きたい店リストに加えたばかりやったんです。

うどん巡りのコースを組み終わって全体を眺めるとどうも「怪しさ」が足らんなぁと。


どうせわがままを言うなら1軒くらい迷子になって行ったり来たり、場合寄ったら断念するような店も欲しいと思い最後の最後で差し替えたんです。



アルファードにナビは付いてても、ナビを頼らずに行けるように準備しておくのが運転手の勤めなんで、お店までの詳しい行き方のヒントを捜しました。



検索を掛けてあっちゃこっちゃ覗いてると「喰蔵ブログ♪」ってところで詳しい走り方を発見。


コチラの記事を読んで以下のようなルート組みました。


にしばた製麺からは、来た道を戻って最初の信号(「舟岡」)を右折して県道164号線へ。

県道164号線から道なりに県道12号に入って東へ。

県道43号線との交差点を左折して、北へ。サンメッセ香川のある「技研前」の交差点で左折。

「県立図書館前」で左折するとコンビニのミニストップがあって、それを越えて点滅信号を右折。

しばらく進むと拝師神社があって、それを過ぎてすぐを左に入ると。



県道164号ってのは走ってみるとかなり細い道で、対向車と離合できないような村中の道でしたわ。

その途中に雰囲気のある「手打ちうどん 野口」っていううどん屋さんを見かけて、一瞬予備知識なしに飛び込みそうになりました。


予定では幹線道の県道43号線まで出て大回りするつもりでしたが、ナビをセットしてたら最短ルートで行こうとしてるみたいやったんでそれに従ってやりました。

今地図を見直すと県道12号線の「三谷町」って交差点で曲がれっていいよったんでしょう・・・。

事前にチェックしてたルートでミニストップのある道へ北側からではなく、南側から進入したようです。

こういう目印の少ないルートは人力ではなかなか選びにくいんですよねぇ・・・。



最後の信号を曲がって、拝師神社を目印に、最警戒モードになって探索しようとしてるとアッサリと目的のお店「穴吹製麺所」を発見。

ミニ宅地開発で手前が更地なって店が丸見えやった上に、進入路が拡幅されてごく当たり前の道幅やったんで気合いが肩すかしにあいました。





建物がなく進入路が拡幅されてた

*お店の側から入ってきた道を眺めた風景

軽自動車の左側を通って来た訳ですが、香川の怪しいうどん屋巡りでこれぐらいの幅があったら楽勝ですわね。





長年気になってた「穴吹製麺所」の店構え

*長年気になってた「穴吹製麺所」の店構え 9:55AM

この青いテントと「うどん」の文字が表通り(というには細いけど)から見えたんで楽勝でした。


何年も行こうか迷ってた店だけに意外なほど簡単にたどり着けてしまい、ほんま拍子抜けでした。

宅地開発やってる更地に業者さんに断って車を止めさせて貰おうかと思ったんですが、店の向こう側に駐車場がありました。






穴吹製麺所の入り口

*穴吹製麺所の入り口


入り口は駐車場の側にありました。



穴吹製麺所のメニュー

*穴吹製麺所のメニュー

6人ぐらい座れば一杯になりそうなテーブルが真ん中に一つ置いてあり、その上に電磁調理器で保温されたかけ出汁、ネギやショウガといった薬味に、天ぷらなんかが並んでました。






穴吹製麺のうどんも「ひやあつ」で

*穴吹製麺所でも「ひやあつ」で 130円

冷たいままのうどんに出汁を掛けた「ひやあつ」でいただきました。

myblackmamaさん、*あきこ*さん、私はこのひやあつで。

myblackmamaさんの奥さんは熱くして貰った麺にテーブルの上にあった醤油を掛けた醤油うどん。

お店は9時からの営業なんで、それに合わせて最初のうどんは茹で置かれてたんでしょうか。

うどん自体はだいぶコシが弱くなってました。

上の方でリンクを張った四国新聞のページによると、11時半頃がオススメって書いてありましたねぇ。

その時間なら、昼ご飯のお客さん向けの茹でたてが食べられるんかもしれませんね。


出汁はかなり色が濃くてぶっかけ出汁みたいで、香川の出汁は色が薄いっていうイメージのある私にはちょっと意外でした。

*あきこ*さん曰く、ちょっと香りにクセがあるとのことでしたねぇ。



麺の状態はやや残念でしたが、個人的にはずっと狙ってた店にやっと行けて大満足でした。



**a spoonful of blues:第7回 香川でうどんを食べる(2) 〜二軒目〜







<参考情報>

*穴吹製麺所

 住所:香川県高松市上林町752
 
 電話:087−889−3078
 
 営業:9:00AM〜17:30(麺切れ終了)
 
 定休:不定休







うどん巡りはまだまだ始まったばかりで、まだ腹は一段落さえしてませんが、ちょっと長くなったんで一旦このあたりで切っておきます。










*朝イチの体重:57.2kg(今日も楽勝)

*禁酒日数:13日/13日 (11.5.30 禁酒スタート)
 
 
posted by えて吉 at 16:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

第22回讃岐うどん巡り その3 途中で寄り道も

12日の讃岐うどん巡りネタをこの記事でやっつけてしまおうと思います。

 初めから読んでやるぞっていう方は、リンク先からご覧下さい。 その1 ・ その2


11時過ぎの上原製麺所が今回の讃岐うどんツアーでは5軒のお店でした。

ぼちぼちお腹が膨らみだしたので、製麺所系のピークタイム?でしたが、ここらで少し休憩を挟むことにしました。

最近のうどん巡りでほぼお約束になっている道の駅「空の夢もみの木パーク」へ行ってみることにしました。

県道19号を南へ下って、そのまま国道438号線へ入った後、国道32号線へ。

道の駅に着いたのは12時2分でした。



ここで*あきこ*さんは山菜やら野菜を色々買うてはったんで行ってみて良かったですな。

ゆっくり買いモンしてもうてここで30分ほど休憩。

当初の予定ではこの後は、宮武ファミリーの一軒に行く予定でしたが、今回は割としっかりした麺が多かったんで*あきこ*さんの希望を確認。

候補について説明した上で*あきこ*さんに選んでもらったお店の向かうことに。




朝に大阪を出て香川を目指す車中で*あきこ*さんにはどうせ二人やからうどん屋以外で行きたいトコがあったらなんぼでも言うてくださいってお伝えしました。

効率よくうどん巡りをやるにはそれぞれのうどん屋の営業時間をにらみつつキチッとルートを作るんが大事やと思ってますが、本来のドライブや旅のスタイルは「思いつき」優先。

うどん巡りだって主賓の*あきこ*さんが満足するんやったら、3軒くらいだけにしても問題なしって気持ちでした。

他の参加者がないんでどうにでも融通を効かせるつもりでした。


そういうスタンスをお伝えすると*あきこ*さんからは「善通寺のカタパン」を買いに行きたいとの希望が出ました。

運転しながら「カタパン」って音だけ聞いた時はどんなもんか想像もつかんかったんですが、詳しく聞くとカタパンってのは、堅いパンって意味の「堅パン」やということが分かりました。

*あきこ*さんは前に人から貰って食べたことがあるそうで、ものすごく堅いやそうです。


携帯で検索して貰うと電話番号が分かったんで、ナビにセットしてみました。


ナビの案内するルートは以前の世界遺産巡りで寄った「日の出」の前の道を通ってました。

その辺なら行ったばかりなんで、楽勝でした。

あんまり近くまで車で入っていくと置くところがないかもしれないので、前に日の出に行ったときと同じ場所に車を止めて散歩がてらポテポテと。


この辺かな?と曲がってみると、善通寺の正面入り口のあたりに出ました。

周りを見回しても目的の店が見つからんので、近所のお店に入っていって聞いてみると

 「善通寺に入って進んでいくと、仁王さんがおるから、そこまで行ったら香りで分かる」
 
ってのがおじいちゃんの答えでした。(^^)






四国自体が好きでうどん以外でも何回も行ってるのに、巡礼のお寺に入るのは初めてだったかと。







最初の敷地を抜けると何軒かの屋台が並んでましたが、少し進むとお菓子を焼くような甘い香りが。









もう少し進むと説明の通り仁王さんの姿も見えてきました。










もうこのあたりやろうと周りを見ると、無事お店を発見!!









建物の雰囲気からも古いお店やってことが伝わってきました。









ネット上の説明によると現在の建物は大正2年(1913年)に立てられたそうなんで、かなりの年季ですね。










さて、肝心のカタパンはどんなものかお見せしたいトコロなんですが、今回写真は無し。










私は甘いモンに興味がないんですが、*あきこ*さんが買いはったら写真ぐらい撮らして貰おうと思ってました。










ところがその写真が撮れなかったんです。










「なんでやねん?」ってツッコンで頂くとありがたいんですが・・・・。










その理由がコチラです。











定休日だった善通寺の堅パン屋「熊岡菓子店」

*定休日だった善通寺の堅パン屋「熊岡菓子店」

甘い香りがしたのはテキ屋の焼くクレープかベビーカステラかなんかのニオイやったようです。





せっかく前まで行ったのに定休日でガックリ。


だったかというと、実はさほどショックはなかったんです。

っていうのもネットでお店の場所を探したときにこの日が定休日やって言うのは分かってたんです。

えらく間が悪いなぁと思ったんですが、道の駅から次の店に向かう途中で近くを通るんで定休日やと分かった上で行ってみたんです。

次回以降のうどん巡りで*あきこ*さんが参加しはった場合は必ずここに寄るってお約束してお店を離れました。





<参考情報>
*熊岡菓子店:参考サイト

住所:香川県善通寺市善通寺町3−4−11

電話:0877−62−2644

営業:7:30AM〜18:30

定休:火曜日

リンク先によると「カタパンは午前中に売り切れてしまうこともあるので買う時は早めに。」とのことやから、早めに行かんとあきませんな。







お店の外観だけチェックしたら、また車へ。

旧国道に戻って北へ10分ほど走って、県道33号線へ右折したらサクッと6軒目のお店を発見。

向かったのは釜上げ専門店の「長田in香の香」でした。(13時34分到着)


昼時は少し過ぎてましたが、店内はそこそこの混み方でした。

初めての*あきこ*さんには当然釜上げを食べて貰うとして、ホントは違いを味見してもらうために冷やを頼むべきでしたが、前に食べて釜上げの方が断然好みやったんでここでは私も釜上げで行くことに。




長田in香の香の「釜上げうどん」

*長田in香の香の釜上げうどん 小 250円

*あきこ*さんには「初めの一口だけは薬味を何も入れず食べてみてください」とお伝えしました。

長田in香の香のつけだしの香りの良さをまずは味わって欲しかったんです。

私は残り1/4ほどになるまで薬味はナシで行ってから薬味を入れましたが、やっぱりここは薬味無しがベストでしたね。

*あきこ*さんはゆで汁まで味見して楽しんではりました。






6軒目を終えて腹はぼちぼちイッパイになりかけてましたが、*あきこ*さんにお聞きするとまだ行けそうだという嬉しい返事。


最後の一軒をどうするか悩んだんですが、先にいつもの買い出しを済ませることに。

某所のスーパーへ移動して、今回は前回買えなかった日の出製麺所の生讃岐うどんをごっそりとゲット。

*あきこ*さんはうどん以外のモンも買うてはったんで、つき合って貰って良かったですね。




買いモンを終えて駐車場で最終の候補を検討。

前からちょっと気になってる無印のお店が坂出にあって、最初はそこにしようかと思ったですが初めての方にリスクがある店はイヤやなぁと。

最終的には長らく行ってなくて、ここしばらく再訪したかったお店を私の独断でチョイス。



一般店でここなら死んだ麺を出さんやろうと思った「おか泉」へ。(2時45分到着)


昼時を完全に外してるのにけっこうお客さんが入ってました。


一般店ってこともあってメニューが多いんですが、最後をどう締めるかでかなり長い時間悩んでしまいました。

おか泉のかけうどんを食べたことがなくて、だしの味をみたくて悩みましたが、おか泉の冷たい麺を再チェックしたくてまたしても冷やを。







「おか泉」の艶っぽいうどんは健在

*冷たい麺をチェックしたくて「ざるうどん」 420円

*あきこ*さんはぶっかけの冷や(420円)を頼んではりました。

おか泉の麺は自分の中では「艶っぽい」イメージがありましたが、何年振りかに食べても艶ッぽさは健在でした。

麺がえらく長くてそば猪口に入れようとして何回もお盆の上に麺がこぼれてしまいました。

あきこさんはぶっかけ出汁のかつお節の燻香?がキツメやからスダチかなんかが欲しいというマニアックな感想でした。




ちなみに*あきこ*さんは今回のうどん巡りで田村か長田in香の香が一番良かったとのことでした。





3時32分におか泉を出発して、帰りはせっかくなんで違うルートを通ることにして瀬戸大橋回りで。

与島のサービスエリアでも30分ほど休憩して、大阪へ。

西宮名塩SAに6時20分頃着いて10分ほど最後の休憩をして、*あきこ*さんのご自宅近くへお送りしました。

私が自宅に着いたのが7時32分で、総走行距離は533kmでした。









初参加にして堂々の7軒を制覇した*あきこ*さんはなかなかの強者でしたねぇ。

これなら次回以降のうどん巡りにも十分参加して頂けそうです。

まぁ、「お前みたいなサルの運転はゴメンじゃ」って思ってはれへんかったらってのが前提ですが・・・。(^^;)











*あきこ*さんとはグルコバの調理時間やイベント後の反省しない会でもご一緒させてもうてますが、丸一日一緒やと色んな話が出来て楽しかったですわ。

元々かなり本気の旅人さんで、旅の話を聞くと久しぶりにこちらまで旅心が刺激されました。







最後に、この日の夕食を貼っておきます。






晩ご飯は残り物をほんのちょっぴり

*晩ご飯は残りモンをちょっぴり


ハイボールを舐めてから、芋焼酎のロックを飲りながら残りモンのひじきサラダと明太子。

これだけ控えめでも翌日の体重は58kgジャストでしたが、7軒も回ったからしゃあないですな。






*朝イチの体重:57.6kg(昨日の夜はちょっと食べ過ぎたからこれでも上出来か。)
 
 
posted by えて吉 at 15:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

第22回讃岐うどん巡り その2 いよいよS級店へ

12日に行ってきた香川での讃岐うどん巡りネタの続きと参ります。

 最初から読んだろうっていう奇特な方はコチラからどうぞ。
 
1軒目は香川らしいセルフのお店で軽いジャブ、2軒目は香川のうどん屋の怪しさを感じて貰いました。

続いての3軒目はいよいよ「S級」と呼ばれる名店を味わって頂くという直球勝負です。


池内を出発したのが9時30分で、来た道を戻り国道32号線の「陶(すえ)」の交差点を越えて県道17号線を更に進みます。

ほどなく「うどん」の看板を発見してサクッと到着した先は「たむら」です。(9時41分到着)

たむらの開店時刻は9時半なので開店直後のおそらく一番ええタイミングでの来店です。

「S級」とされた10店もそのうち2店が廃業し、かつては確かにずば抜けて旨かったのにその後麺が変わってしまったお店もあります。

そんな中で田村ならこれぞS級ってのを感じて貰えるやろうとチョイスしました。


お店の前ではちょうど道路工事の最中でしたが、いつものように対面の自販機の前に車を止めてお店へ。



田村ではほとんど冷やの麺に醤油だけを掛けて食べてる思うんですが、初めての*あきこ*さんにはそれをオススメしておきました。

私は違う麺を味見してもらうって目的もあって、だしを掛けて「ひやあつ」にしてみました。








田村で初めて?「ひやあつ」

*田村で初めて?「ひやあつ」 150円

出汁はけっこう塩気がキツメに感じましたが麺が旨いからどう食べても旨いって感じ。

とはいえ、個人的には田村では冷たい麺に醤油をシャッと回し掛けて醤油うどんで食べるんが一番の値打ちに感じますね。

*あきこ*さんは一口食べるなり「麺がツルツルしてる」って感想をもらしてはりました。

そして麺自体に味があると驚いた様子で食べてはりました。

ここの麺をmyblackmamaさんは「笑えるうどん」と評して、かなり気に入っておられますが、その旨さが*あきこ*さんにも伝わった気がします。





<参考情報>
*たむら:

住所:香川県綾歌郡綾川町陶1090−3

電話:087−876−0922

営業:9:30〜13:00

定休:日曜日





ここまで3軒をサクサクッとこなしたんですが、高松の到着が予定より早かったため、4軒目の開店時間にはちょっと早すぎるなぁと。

そこで予定の4軒目に行く前にもう1軒挟むことに。

全店制覇の地図を見ると「彦江」が載ってて、廃業してなけりゃ〜なぁと思いましたが、彦江がやってて予定外の一軒に挟むなんて失礼なことはしませんね。

彦江は今まで初めて讃岐うどん巡りをする方をお連れする1軒目に選ぶことが多かったですからねぇ・・・・。




しかし、無いモンを嘆いてもしゃあないので、別の候補を捜すことに。


今回は私の未訪店を入れず、*あきこ*さんにうどん屋を楽しんで貰うことにしてたんですが、1軒だけ予備玉として自分の未訪店を用意してました。

そこの営業時間をチェックすると既に開いてるし、そこなら距離的にも次の店から離れすぎることもなく、ルート的にも分かりやすいと判断。



9時58分に田村の前を出発して、県道17号を更に先へ。

いつもの「前谷」の交差点で左折して県道33号線へ入ったら、少し走って県道18号へ。

府中湖PAのETC出口で出て、県道33号を目指す最後に通る道ですが、逆方向に進むのは初めてだったかも。

県道18号を道なりに走って、しばらくするとひょっとして曲がる角を通り過ぎたかも?って不安に。

ナビはセットしてなかったんで、「勇気ある撤退」を覚悟しつつ路肩に車を止めて地図をチェック。

結果は気のせいで通り過ぎることもなく順調にお店に向かってました。(^^)


「川西町」の交差点を右折して県道46号線を北へ。


お店より先に目印の「山下石材」が見えたのでこれでひと安心。









予定変更して行った「麺豪山下」の入り口


4軒目のお店「麺豪山下」は駐車場が斜めに車を止めるスタイルやった上に場内は一方通行やったんでやむを得ず大嫌いな前方駐車。(10時21分)

せっかくの屋号を書いた看板にパート募集の張り紙をしちゃうのはいかがなもんかと思いましたが、それだけ人手不足なんでしょうかね。






四国新聞のページでは「かけうどん」一本槍みたいに書いてたんですが、実際には色んなメニューがありました。







「麺豪山下」のメニュー

*麺豪山下のメニュー



私はその前の田村でかけうどんを食べたのであんまり考えずに冷たいのにしようかと冷やぶっかけ(300円)をチョイス。

*あきこ*さんはかけうどんの小(250円)を選んではりました。






冷やはかなりの剛麺だった麺豪山下の「ぶっかけうどん」

*麺豪山下の「冷やぶっかけうどん」 300円

この麺は強烈でしたねぇ。

かなりの剛麺度合いで、麺を噛むと反発があって、一度歯が入っても真ん中でもう一度抵抗があるって感じでした。

一口分のうどんをしっかり何度も噛まんと腹の中に入っても麺がいつまでも主張してそうでしたわ。


*あきこ*さんの掛けうどんを一口食べさせて貰って、びっくりしたんですが温かくすると極端に腰が弱くなってました。

もちろん元がすんごいコシなんで、かなり弱くなってもある程度コシはあるんですがその差がビックリするくらい大きかったですわ。




実は山下に向かう車中で香川のうどんがそれぞれ店によって違うってのを実感しはじめてはる*あきこ*さんに「麺によったら冷やと熱つでガラッと変わるんもあるんです」なんて説明をしたばかり。

まさに冷やと熱で全くコシの具合が変わる麺やったんで、私の説明の証明をやってるかのようでした。





山下から次の店(当初の予定で4軒目)に向かったルートはどう走ったんでしたかねぇ・・・。

出発時刻もメモし忘れてるし・・・。

目的地近くのスーパー「サティ」をナビにセットしたからですかね・・・・。




日の出製麺所の前を通って高架沿いに坂出駅前に進み、駐車場に入れた記憶はあるんですけどね。





この日も駐車場代が無料だった「サティ」に車を置いたのが10時58分。

向かう先は歩いて数分で、営業時刻は11時から。

田村の後に山下に回ったおかげで、素晴らしくええタイミングでの到着になりました。





サティから東にテクテク歩いて、大きな交差点を渡ったら、坂出市役所の手前の道を奥へ。

飲食店がありそうにない道から路地を入ってすぐが向かった先「上原製麺所」でした。


立地のわかりにくさに加えて、これぞ製麺所っていう感じで工場の片隅で食べるってのを体験してもらうのも目的でした。

でもそれ以上に純粋に麺が旨くてすごく好印象を持った店なんで、自分でも再訪したくてチョイス。



工場のドアを開けて中に入ると、前回の工場っぽい騒然とした雰囲気とはうってかわって静まりかえってました。

前のお客さんが注文すると工場の人が、パックされたうどんのビニールを破ってうどんを丼に入れてました。

少し迷ったんですが、麺を温めて貰ってかけで食べることに。

いわゆる「あつあつ」にしてみました。





上原では「あつあつ」

*上原製麺所で食べた「あつあつ」 120円

茹でられて時間が経った麺だったら、一旦湯がいた方がええかと思ってのチョイスです。

前回はひやかけを食べて大興奮してたんですが、それにはちょっと負けてましたねぇ。

それでも私は美味しく頂きましたが、*あきこ*さんにベストで食べて貰えずちょっと残念でした。
*あきこ*さんはここの出汁が気になってはるようでした。





上原の営業時間は11時から13時の2時間だけ。


本来は純粋な製麺所で、お店で食べるのは常連さんの要望で始まったあくまでも「ついで」なんでしょう。

業務用の麺の製造がこの日は早めに終わったんで食べに来る人のためにパックの麺をいくつか残しといてくれたってとこなんでしょう。




*あきこ*さんがこんな純粋な工場で出汁まで用意して貰ってたった120円でうどんを食べさせてもらうと申し訳ない気分になるってなことを言うてはりました。

これがまさに私が香川に行くたびに「食べさせて貰ってる」というスタンスでいる理由ですね。

よその土地、よその常連さんの場所で私らも食べさせてもらえるのはほんまにありがたいことです。



うどん巡りはまだ続きますが、今回はここまでとさせて頂きます。



*朝イチの体重:57.6kg(あと一歩で理想値。惜しい。)
 
 
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2011年04月13日

第22回讃岐うどん巡りは初めての方向け−その1

昨日の行ってきた讃岐うどん巡りについてご紹介させて頂きます。

おそらく一気に最後までは行かんと思いますが、とりあえずいつものダラダラした調子で始めさせて頂きます。

うどん屋の話だけを読もうって方は、シャッシャと?写真が出るまでスクロールしてやってください。




今回のうどん巡りの主賓はインド料理を作って食べる集まり「グルコバ」の常連の*あきこ*さんでした。

何回か前の讃岐うどんツアーから参加を希望してもうてたんですが、なかなか日程が合わず初回が延び延びになってました。

そこで前回のグルコバで、*あきこ*さんの都合に合わせて日程を調整。

その場にmyblackmamaさんも居てたので、その希望を入れて一旦は日が決定しました。


その後、myblackmamaさんがお仕事の都合でその日がアウトに。

そうなってから再度*あきこ*さんの一番都合のええ日を確認して4月12日が最終の候補に。

たまたまmyblackmamaさんがその日でも行けることになったんですが、それも最終的にはアウトに。

途中で地元で親父が入ってるグループが被災地に援助物資を運ぶ運転手として代理で私が参加する可能性も出たんですが、結局そっちはお流れに。

神戸組さんに合流したらどうや?ってなお誘いもありましたが、なんだかんだで最終的には*あきこ*さんと私の二人で元の日程のまま決行することになりました。





初めての方に本場の香川でうどんツアーをやることの「色んな意味の面白さを感じてもらう」っていういつものスタンスでお店選び。

事前に行く店の名前はお伝えしましたが、初回だけは予習ナシがオススメとも伝えておきました。

やっぱり初回ぐらいは大阪人には想像もつかん香川のうどん屋の実態にカルチャーショックを受けて欲しいですからね。




*あきこ*さんは大阪市内にお住まいだったんで、お迎えにあがる運転手としては今回だいぶ気が楽でした。

兵庫の西宮や神戸だと念のために「早めに」出る、早め度がだいぶアップするんでえらい早起きになるんですよね。


6時に緑橋のあたりで待ち合わせだったんですが、家を出たのが5時20分。

待ち合わせ場所には10分ちょいで着いたんですが、こんな無駄なく行けると楽ですねぇ。


中国自動車道の西宮名塩SAだったら7時、兵庫駅なら7時半過ぎの待ち合わせにしてるんで*あきこ*さんには早起きをしてもらわんとアカンのでそれだけが申し訳なかったですわ。


6時に車を出して中央大通りを西へ走って森ノ宮入り口から阪神高速へ。

そのまま阪高の3号神戸線で神戸方面へ。

最近大阪から高速に乗ってダイレクトに香川を目指すことがなかったんでちょっと新鮮な気分でした。

6時台でも平日の阪神高速にはけっこうな台数の車が走ってましたが、混むこともなく順調に神戸を抜けられました。

これがあと1時間遅いともっと時間が掛かったことでしょう。



そんなに飛ばしはしなかったんですが、明石大橋から淡路島に入って以後は、ごく快調に走れました。


香川県に入って津田の松原SAに着いたのが8時1分で、これが最初の休憩でした。

大阪市内からここまで2時間なら上出来ですね。

8時10分にはまた走り出して、高松中央ICで高松道を降りて地道へ。




降りるときに*あきこ*さんには

「ナビにルートは登録してるんですが、迷子になったら使います」

と説明しておきました。

世の中の人は、迷子にならないためにカーナビを使うんでしょうが、あいかわらず機械に走り方を指図されるのは苦手なモンで・・・。


県道43号線を南へ向かって国道11号を越えた最初の信号を右折。

そのまま道なりに進んで県道147号に入ったら、1軒目はもう射程圏内。




1軒目に向かったのは鹿角町の「なかにしうどん」です。(8時43分到着)

前からある駐車場の奥にえらく広い駐車場が出来てるし、道を挟んで反対側にも駐車場がありました。

営業時間が早朝の5時半からと早く、選んだ丼で自動的に玉数が決まるのが特徴のお店ですね。

久しぶりに行ったんですが、これが3回目だと思ッてたのにさっき調べたら正しくはなんとまたしてもの「2回目」でした。

さか枝の時同じなんですがどこで勝手に2回目を行ったと思いこんだんでしょうねぇ・・・・。

もしかしたら記録漏れがあったんですかねぇ。(^^;)






店を入ってすぐのトコにあった「1玉」用の丼を持ってカウンターを進むとカウンターの中の男の人がうどんを入れてくれました。


玉を受け取ったら後ろにあるだしのタンクへ。

すっかり忘れてたんですが中西うどんは、今じゃ香川でも珍しくなった自分でテボにうどんを入れてうどんを温めるスタイルでした。

大阪のセルフうどんにも行ったことないっていう*あきこ*さんにはちょっと珍しい体験をしてもらえました。

私は受け取ったうどんは温めずそのままだしを掛けていわゆる「ひやあつ」で行くことに。




1軒目の中西は「ひやあつ」

*1軒目の中にはかけうどん(200円)を「ひやあつ」で。

たまたま茹でてから時間が経ってたのかもしれませんが、やや麺が弱ってる印象がありました。

とはいえ、けっこう寒い朝やったんで1杯目のかけうどんは嬉しかったですねぇ。

あきこさんは出汁が美味しいっていうてはりましたわ。


いつものことですが、1杯目はあっちゅう間に腹に納まってしまい、あれ?ドコ行ったん?って感じでした。


1軒目はジャブとして昔ながらの香川のセルフを見てもらいましたが、今時のセルフには行ったことがないって言うてはったんであんまり意味なかったですかね。



<参考情報>
*「なかにしうどん」

住所:香川県高松市鹿角町899−3

電話:087−885−1568

営業:5:30AM-16:00(祝日-14:00)

定休:日曜








中西を出たら前の県道をさらに進んで国道32号線で左折して綾川方面へ。

うどん巡りの初期には起点になると思ってる「陶(すえ)」の交差点を目指しました。



走りながら*あきこ*さんに確認すると「山越」っていう店の名前も聞いたことがないそうで、讃岐うどんに対して完全に白紙の様子。

あんまり鬱陶しくならん程度にブームを作った「恐るべきさぬきうどん」やら「S級店」なんぞについて説明。


陶の交差点を左折して県道17号から国道377号へ。

でも「山越」へ行ったんやないですよ。

前回山越に行ったらガラッと麺の雰囲気が変わってたんで当分山越には行かんとこうと思ってますんで。

国道に入ってから「もう目的のうどん屋は視界に入ってますよ」とご説明。

うどん屋を探そうとしてはりましたが、なんぼ捜しても見つかりませんわね。

看板はあるけど家の前に立てかけてるだけやから、前まで行かな見えませんもん。


というわけで向かったのは「池内」でした。(9時21分到着)

お店の向かいの路側帯に車を止めて、正面からお店を見て頂きました。

 *お店の写真を撮ってないんで、興味ある方は前のブログのコチラをどうぞ。

そしてどこから入るのが正しいか考えて頂きました。

でも、例の正しい入り口に暖簾が掛かってたんで、だいぶ分かりやすくなってましたけどね。




実は池内は月曜日が定休でmyblackmamaさんのお休みが以前は月曜日やったんで気になってても行けなかったんです。

前回行ったのが2005年の夏なんでほぼ6年ぶりです。


ちなみにここは記憶に間違いはなく、3回目の訪問でした。




入り口を入って奥に行くと、お客さんは居ませんでした。

ガラス戸を開けて食べさせて貰える確認して、冷やで1玉ずつ貰いました。(200円)

2005年は100円やったんで、倍にアップしてますがその間の小麦粉の値上がりが大きいから当然ですね。

200円になっても全く高い気ぃはしませんしね。






久しぶりの「池内」は思ったよりしっかりしたうどん

*久しぶりの「いけうち」は思ってたよりしっかりした麺

なんぼネタ系のお店にお連れするにしても、うどんがマズイトコならパスします。

ただ、池内の印象は麺よりネタとしてインパクトが大きいイメージでしたが、予想以上にしっかりした腰のある麺でした。

記憶に残るイメージよりかなり剛な麺でしたわ。


私らが食べ始めるとどんどんお客さんが入ってきたんですが、不思議なことにこのお店はトラック運転手や建築関係のガテン系のおっちゃんが多いですねぇ。

一組だけスーツ姿の人がいましたが、あと3人はみな作業服でした。

ひとりのおっちゃんは立ったままそばを啜りながら、座ってる私らに

 「こうやって立って食べる方がよう腹に入るんやど」
 
ってことを話しかけてくれました。

そんな無理に詰め込まんでもとは思いましたが、体を使う仕事やと朝にしっかり食べとこうって思うんかもしれませんね。


池内の裏は池になってて「投げられるうどんを食うて太った」と言われる鯉がおるなんてことをご説明してお店を出ました。



<参考情報>

*池内

住所:香川県綾歌郡綾川町牛川487−1

電話:087−878−0139

営業:7:00〜14:30

定休:月曜日




2軒食べて、お腹はいよいよエンジンが掛かってきたって感じでしたが、今回は一旦ここまでで切っておきます。

まだ何本かうどん巡りの記事が続きますが、おつきあいください。
 
<後日 追記>

続きの記事をアップしましたのでリンクを張っておきます。

もしよろしければ続きの記事もご覧下さい。

第22回讃岐うどん巡り その2 いよいよS級店へ
 
 
 
posted by えて吉 at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

讃岐うどん巡りに出かけます

今日はこれから「グルコバ」の常連である*あきこ*さんって方を初めての讃岐うどん巡りへご案内してきます。

現地に着いてからの事情で変わるかもしれませんんが、一応出発前の予定では私の未訪店はゼロにしときました。

香川でうどん巡りの楽しさを分かってもらうために、色んな面白さのあるコースにしてみました。

というわけで、本日は通常の更新はお休みさせて頂きます。

では行ってきまーす。!!


*朝イチの体重:57.4kg(トイレ無し。よっしゃ、心おきなくうどん食いまくるぞ。)
posted by えて吉 at 05:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

第21回讃岐うどん巡り その3

うどん巡りネタは2本で書き上げるつもりが、途中で気力が尽きて「その3」まで来てしまいました。

この記事はほんまにサクッと終わる予定ですが、無駄に長いその1その2から読んだろうという奇特な方はリンク先からどうぞ。


善通寺の「日の出」を出たら車を置いた場所に戻ってしばしお買い物。

私は特に買う物がなかったんですが、何人かの方はちゃんと買い物をしたんで許して貰いましょう。


長兵衛が休みやと思ってた時点ではこのあと金倉寺の門前にある「はなや食堂」に行くことにしてましたが、長兵衛に行けたんでここはパスすることに。





次の目的地をナビにセットして車を出したのは1時を回ってたんじゃないでしょうか・・・。

トヨタの純正ナビってバカ高いくせに、目的地を順に入れられる数が少ないんですよねぇ。

最初の長兵衛を割り込ませようとしたら、これ以上入らんなんてぬかすから長兵衛を単独で目的地に設定したら、事前にうどん巡りの順に設定してあった目的地が消えやがりました。

おかげで毎度、毎度次の目的地を設定せんとあかんはめになりました。

USBの口もないから地図の更新はいちいちCD-Rにデータを焼かんとあかんし・・・・。

iPodの接続も出来んし・・・・。






文句は言いつつも、私がメモってたのははなや食堂経由やったんで、次のお店に向かうのにもある程度ナビの指示に従いました。


次に行く店へは今まで反対の方向からばかり行ってたんで、反対方向の大通りから入る曲がり角に自信が無かったんです。

まぁ自分のメモにはちゃんと”県道33号線を北上して、「麻田総合病院」を越えてすぐに左の脇道へ入る”って書いてはあったんですが、景色としてどんな角かは記憶がないってだけですけどね。


それで店が近づいてくるとつい


 「もうすぐですよね、曲がり角どんなとこか覚えてはります?」

 
って誰にともなく聞いてしまったんです。


すると車内の皆さんから


 「ナビをセットしとるやろ。ちゃんと言いよるわい!!」


ってなツッコミがボコボコ入ってしまいました。(^^;)


ナビに頼るっていう回路がないんで、自分がはっきり分かってないとついついミスを防ぐために誰かに確認しとこうって思ってしまいました。





目的地についてみると、店の横で工事してた道が出来上がって33号線まで通ってました。

ナビではその道路が反映されてないんで、ずいぶんと違った表示になってました。

店の前に車を止めたのが1時38分。







バラックのような「讃岐製麺所」の店構え

*バラックのような「讃岐製麺所」の店構え

運手席から降りて、ほぼその場で撮ったのでろくでもない写真ですがご容赦を。

もうちょっと周りや店内の雰囲気を知りたいって方は、あとで下の方にリンクを張りますんで同行のみなさんのブログでご確認ください。


ここは香川の世界遺産なかでもちょっと長兵衛や日の出とは年季の入り方が違いますねぇ・・・・。


2時までの営業なんでギリギリに滑り込んだんですが、

お店の人が


 「もう細麺しかないでー」


って言いはったんで、しゃあないと思いかけたら

 
 「15分ほど待ってくれたら、太麺湯がくけど」


と追加で言われました。

すると隊長のWakkyさんが「ぜひ太麺を食べたいんで、待ちますのでお願いします」とキッパリ。


Wakkyさんの奥さんとK1郎さんはお腹が膨れたんで1軒パスとのことやったんで、4人分を太麺でお願いしました。

するとカウンターの奥で玉を伸ばして、麺にカットしてから茹で始めてくれたんが見えました。

閉店ギリギリやったけど、伸ばしたて、切り立て、湯がきたてで頂けることになり非常にラッキーでした。




Wakkyさんがここを今回の世界遺産ツアーに入れはった理由は建物だけやないんです。

讃岐うどんの本場である香川でもここのような太麺を出す店がどんどん減ってるんで、そういう意味では麺自体が世界遺産って位置づけなんでしょう・・・・。(^^)

人気店になると回転を早よせなアカンからでしょうか、どんどん細めになっていく店が多いように思いますしねぇ。




しばらく待ってると、散歩してたら腹がこなれてきたってK1郎さんが戻って来はったんですが、人数分だけ茹でてるって分かって、すごすごと車に撤退されました。

せっかくの茹でたてが食べられるチャンスだけに残念でしたねぇ。



麺がぼちぼち茹で上がる頃になると、お店のおばちゃんが

 「釜上げやけど、どうする?」
 
ってなことを聞いてくれたんで、釜かけで行くことにして、締めずにそのままいただくことに。




讃岐製麺所の太麺で「釜かけ」

*讃岐製麺所の太麺で「釜かけ」 150円

ここのうどんは太くてミッシリ詰まったような麺でした。いい意味で香川に土着のうどん、昔ながらの麺って感じがしました。

釜上げやけど、表面がふにゃつくこともなく、けっこう滑りのええ口触り。


須崎に続いて、ベストな状態で頂けて、非常に幸運でした。


 *Wakkyの毎日:聖地巡礼4 【讃岐製麺所】@丸亀

 *うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【4】丸亀「讃岐製麺所」

 *foodish:”雑”食記:店も、うどんも「讃岐製麺所」〜讃岐うどん巡礼2011-2その4

 



<参考情報>
*「讃岐製麺所」:参考サイト

住所:香川県丸亀市丸亀市中府町2−2−26
電話:0877−24−1380
営業:11:00〜14:00
定休:日曜日









2時5分にお店を出て、某所のスーパーへ買い出しへ。

いつものその店舗にだけ格安の日の出製麺所の生うどんが山ほどあるんですが、残念ながら今回はやや品薄。

トイレに行ったり、他のトコを見てから行ったらすでに同行の皆さんが買われて品切れでした。

分けたるって言うてくれる方もあったんですが、買うなら身内の分も含めて20個近く買うつもりやったんで遠慮しておきました。

一袋だけぜひって言うて貰うた分だけ分けてもらい、後は実家と妹一家に約束してたんでちょっとだけ高いヤツを4つと日の出よりレベル落ちる安モンを自分用に4〜5袋だけ買うてヨシとしてしときました。

香川にちょくちょく来るんやから、その時のツキで買えるもよし、買えんもヨシですわね。





5軒目は特に決めてなかったんで、その場で相談の結果、Wakkyさんが情報を掴んだ「激辛カレーうどん」を食べに行くことに。

ここからは「世界遺産しばり」はなしで、K1朗さんとWakkyさんの奥さまが辛い物好きってことでのチョイスです。


一般店で高松にある支店は「全店制覇」に載ってるのに、本店は出てないという不思議な状況。
オイラのGalaxyが活躍して、いつもお世話になってる四国新聞のサイトで検索したらやっとさぬき市の志度にある「源内」の本店が出て来ました。

 *四国新聞のサイトに高松支店は出てないですなぁ・・・


この記事を書くのにちょこちょこと検索してると、よく読ませて貰ってるブログ「{^L^} が食べたもん」に高松の店の記事がありました。

源内がカレー讃岐うどんの元祖で、「はりや」の大将の修業先として有名なお店やったんですねぇ。


そんな有名な店やとは知らず、私は今までノーチェックでした。

「東讃は(旨い)うどん不毛の地」ってイメージがあってコッチ方面の情報ってあんまりあつめてなかったんですよねぇ・・・。失礼しました。(^^;)

われわれはどうせだからと本店に行ったんですが、お店は国道11号線に面した非常に分かりやすい場所にありました。
 *ちなみに手元の道路地図を確認するとそこにもちゃんと出てました。





普通の一般店「源内」@志度の店構え
*志度の「源内」の店構え
 

道路際に立派な看板が立ってて、大きな駐車場があるバリバリの一般店。

知らんかったら怪しい系ばかり狙ってる部分があるんで素通りしてしまうでしょうねぇ。



お店の戸を開けるとすぐカウンターがあって、カウンターの中で作業してるお店の人の姿が見えました。

キリッとした雰囲気で職人として気合いが入ってるのが伝わってきたんで、第一印象がまず良かったですわ。






志度の「源内」のメニュー

*志度の「源内」のメニュー

メニューには普通に「カレーうどん」と出てますが、「激辛」とは書いてありません。















でも、壁(窓)を見上げるとちゃんとありました。

















壁に貼られた「激辛カレーうどん」の品書き

*障子に貼られた「激辛カレーうどん」のお品書き


うどん巡りをやってると一般店でも「かけうどん」とかのシンプルなメニューばかりですが、この日はまだ腹具合に余裕があったんで私も激辛を行ってみることに。

お店の人にお値段を聞くとノーマルと同じ800円とのこと。

激辛になるとアップってな店が多いだけでに同じ値段は嬉しいですね。


おがちゃんさん、K1郎さん、Wakkyさんの奥さま、私が激辛カレーうどん。

辛いのはそんなに得意じゃないというishさんはノーマルのカレーうどん。

Wakkyさんはざるうどん(550円)をチョイスしてはりました。






源内の「激辛カレーうどん」

*源内の「激辛カレーうどん」

個人的に元々福神漬けが好きじゃないんですが、カレーライスはともかくカレーうどんに福神漬けは珍しくないですか?

辛いモンに強いK1郎さんは店に向かう車内で、激辛を謳ってる食べ物でも食べてみたらほとんど激辛やと思ったことないって言うてはりました。

私は激辛オタクではないけど、平均から見たら辛いモン好きなんで、似たような感覚は持ってました。

で、食べてみると辛さはしっかり十分でしたねぇ。

自分で作るカレーうどんと較べると、激辛めに作ったら源内を超えることもあるけど、やや辛でとどめたら源内より辛くないかもって感じ。

ということはおそらく世間一般的にはホンマの「激辛」と言えるんやないでしょうか。


カレーうどんの麺は割りと普通の太さ

*麺は割りと普通の太さ

麺はさほど腰が強いとか特徴が濃ゆい訳ではなかったですが、カレーうどんと食べるには文句なく美味しかったですね。

出汁の味はほんのちょっとだけ自分の好みよりほんの僅か甘めでしたが、かなり旨かったですわ。



食べ進めると美味しいんですが、辛さが効いてる分当然の反応が。

鼻がジュルジュルになるし、頭皮から汗が出てくるしでえらいことに。

辛さに強いK1郎さんでもけっこう汗でしたし、おがちゃんさんも同様のありさま。

しかし、Wakkyさんの奥さまはごくごく涼しいお顔をされてました。

私は今回初めてご一緒したんですが奥さんが一番辛さに強かったんですかねぇ・・・。(^^;)

どのお店でも思うんですがカレーうどんには、冷たい水を付けてくれるより、ティッシュの箱を付けてくれる方が助かりますわ。

うどん業界の人にはぜひ、「カレーうどんにはティッシュを添える」ってのを様式として統一して欲しいモンです。


ちなみに今朝は一袋だけ分けて貰うた日の出製麺所の生うどんでカレーうどんを食べました。

なんの加減か激辛バージョンになってしまい、源内を超える辛さで汗が頭や首筋からダラダラ流れて、鼻もグシュグシュでエラいことになってました。




源内のカレーうどんはK1郎さん曰く”現時点での「THE BEST カレーうどん in 讃岐」”やそうなんで、〆のチョイスとしては素晴らしかったですねぇ。

 *Wakkyの毎日:聖地巡礼5 【手打うどん 源内】@志度

 *おがちゃん便り:第21回讃岐うどんツアー(3)

 *うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【番外編】志度「源内」

 *foodish:”雑”食記 最後は何故か「源内」〜讃岐うどん巡礼2011-2その5





<参考情報>
*「源内」:公式サイト

住所:香川県さぬき市志度1597−10
電話:087−894−0180
営業:10:00〜20:00
定休:月曜日










さて、今回のうどん巡りでは皆さんから「切符切られろー」ってな期待を背負っておりました。

道の駅から次に向かう時に一瞬集中力が切れたのか、自分の気持ちええペースで走った区間もありました。

でも、ハッと気づいて自重モードに。

信号なんかでも急ブレーキならん程度に黄色で止るように努力。

でも、たまにやや赤にかかりながら通過する、みなさんから



 「”ファオーン”って鳴らされるぞ(鳴らされろー?)」



ってなツッコミがバンバン飛んできました。


神戸に帰る高速でも自重に自重をかさてねてなんとか無事みなさまを各ポイントへお送りしました。

7時10分に神戸駅でK1郎さんとWakkyさんご夫妻をお別れしたら、1人で大阪へ。




1人になったらまず窓を全開して、音楽を大きめに掛けて、のんびりと行くことに。

スピードはちゃんと気ぃつけてたんですが、やや気が大きくなってたんでしょうか。

かなり大阪に近いトコでトラックの後ろを走ってたら、信号が見えずに赤に変わってから通過した箇所がありました。




その途端に目に入ったのが回転する赤いランプ。





「ドッキーン」とした瞬間に






「そこの車、左に寄りなさい!!」





という、マイクを通した非情な指示。






まさか皆さんを降ろしてから、期待に応えるなんて・・・・・。









がっくりと肩をカカトまで落として、








路肩に車を止める






って、ことはなく安全に家までたどり着けました。(^^)



実は一箇所だけ信号のタイミングが怪しい時にパトカーを見かけてドキッとはしたんですが、パクらるることは無事スルーしました。




8時25分に車を駐車場に止めて、総走行距離510kmのうどん巡りは無事終わりました。




皆さんのご期待には応えんで済みましたが、その翌日にやや間抜けなオチが。

ちょっと気になって車に積んでる燃費や整備をメモってるノートを確認したんです。

そこにはポリの青切符も貼り付けてあって、そのページの頭に日付が書いてあってそれは「3/5」になってたんですが、切符の日付をちゃんと見ると「4/5」。

残念ながらキレイな身になるにはあと1ヶ月ありました。

香川で用心深く走ったのは結果的に正解でしたが、まだもうちょっと自重の日々が続きます。



もちろん、1年経っても違反で捕まるのはゴメンですけどね。





*朝イチの体重:57.2kg(ヨッシャ!! 夜の外食予定に気兼ねなし)
 
 
posted by えて吉 at 15:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

第21回讃岐うどん巡り その2 期待に応えるか

先日、香川へ行って讃岐うどん巡りの続きを上げさせて頂きます。

だらだらと文字ばっかり多いですが、1本目の記事から読んだろうって思う方はコチラからどうぞ。





1本目の記事をご覧頂いた方もおそらく気にしてはれへんと思うんですが、今回は大阪を出発したところからメチャクチャにスローなペースで運転してました。

交通量の多い国道43号線で先頭にならんように注意しつつ他の車の後ろにずっとくっついて走ってたんです。

そして、皆さんに車に乗っていただき長田から走り出してすぐなんですが、お代官さまから


 「おい、えて吉どうしたんや?なんかいつもより運転が丁寧やがな」


(いつも丁寧なつもりですが・・・・)お代官さまとはなんべんもドライブしてるだけにすぐバレてしまいました。



実は以前のうどん巡りで香川のポリにスピード違反で切符を切られたのが自分のメモによると3/5のことでした。

違反をやったのと全く同じ日にまた香川に行くなんて、「ゲンの悪い話」やないですか。

それに1年間無違反やと違反歴的にはキレイになると理解してますが、ほんまに3/4でクリアしてるのかわからんし、クリアしててもその翌日にまた違反ってねぇ・・・・。

なんにしてもとにかくこの日はヤバイ気がしたんで、とことん抑えて走ることにしてたんです。

お代官さまが気づいた以上、一日中トロトロ走ってて皆さんがイライラせんように事情を説明したんです。



それに返ってきた言葉は、





関西の人間やったら当然ですわねぇ・・・・。





特にお代官さまからは期待を込めて




「ここでもっぺん捕まるのが、(ブログ)ネタとして一番美味しいんやないか!!」



ってなありがたい励ましの言葉をいただきました。

まぁ他の皆さんも大受けでかなりの期待を背負っての走り出しとなったわけです。

スピード気狂いやとは思ってませんが、それなりにしっかりは走りたいタイプなんで少々ストレスの掛かる1日となりました。





さて無事に一日を走りきることが出来たでしょうか・・・・・。








うどんの話に戻りまして、仁尾の長兵衛を出たらナビをセット。

普段は運転手としてちゃんとどう走るかあらかじめチェックしてるんですが、予定外の店だったのでやむをえずのナビ頼り。

その時はどこをどんな風に走ってる分からず不安でしたが、今道路地図を見直すと仁尾から県道21号線で来た道を戻って、「新的場」を右折したような気が。

右折して県道23号に入ったら、そのままずっと道なりに進んで高瀬町へ。

見覚えのあるT字路を左折したら、ナビはまたしても職務放棄。

記憶にあったから大丈夫でしたが最初の角を右折したら無事現地に到着しました。




駐車場に車に止めたのは11時28分でした。







三豊市高瀬の「須崎」の店構え

*村の万屋(よろずや)にしか見えない「須崎

これで4回目になりますが、あいかわらず「うどんが食べられる」って気配はゼロですねぇ。(^^;)

初めての方のために書いておくと、うどんを食べたい方は「こどもSOSの家」ってステッカーが貼ってあるドアを開けて、中へ入ってくださいねー。

入ってすぐは雑然とした小上がりがあったりしますが、そこは勇気を持って直進。

奥のの方に行くともう一つドアがあるんで、閉まってたら開けてください。

そうしたらいきなり目の前に製麺所の風景が広がりますので。(^^)



この日は一行が入っていくと店の人から


「もう冷たいのんしか出来んでー」


「今日はもうこれが最後のうどんや」


ってな意味のことを香川弁で言われました。


最後やと聞くと茹で置きの”死に体”麺かと思うところですが、目の前では嬉しい光景が。

冷たい水で締めたうどんを女の人が鉢に取って、玉取りの最中やったんです。

冷たいのしか出来ないってことは、釜の湯がなくもう火を落としてたんでしょうなぁ。






須崎ではラストのうどんの玉取り中

*ラストのうどんを玉取り中だった「須崎」


うどんの入った蒸籠が傾けてあるのは冷水から直接玉取りしたのを並べたんで、水がぼとぼとでそれを切ってるからです。

人数分の鉢にうどんを入れて手渡して貰ったら、調味料を置いてるコーナーでだし醤油と薬味を自分でぶっかけて出来上がり。








あとは、出来たてのうどんを味わうのみ。







ベストな状態の「須崎のうどん」

*ベストな状態の「須崎のうどん」 120円

写真を撮ってる最中からちゃんと撮れてないは思ってたんですが、ショボイ写真でスンマセン。

表面がピッカピカのツヤツヤに輝いてるのが分かるでしょうか・・・・。

いつもはそんなに剛麺を追い求めてる訳ではないんですが、こいつはすんごい主張のある剛麺でしたがムチャクチャ旨かったですわ。

前回食べた時はあんまり状態が良くなかったんですが、こんかいは「これぞ須崎!!」って感じで非常に良かったですねぇ。





食べ終わると「本日終了」のサイン

*食べ終わると「本日終了」のサイン

ほんまにギリギリやったみたいで、外に出たら最初はなかったこんなサインが貼ってありました。

ギリギリやのに締めたてたが食べられた我々は非常にラッキーでした。(^^)


11時42分に須崎を出発して、次の目的地に向かいました。




 *Wakkyの毎日:聖地巡礼2 【須崎食料品店】@高瀬
 
 *うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【2】三豊「須崎」

 *foodish:”雑”食記:ぎりぎりセーフだった「須崎」〜讃岐うどん巡礼2011-2その2/a>




<参考>
*須崎:
食べログ

住所:香川県三豊市高瀬町上麻3778

電話:0875−74−6245

営業:9:00〜11:30頃(麺切れ終了)

定休:不定休





須崎から次の目的地である道の駅「空の夢もみの木パーク」へは事前にルートを調べてあったんですが、ナビは別のルートを選択。

いつもならナビの指示なんか無視して自分勝手に走るんですが、今回は1軒目で世話になったんで言うた通りに走ってやりました。


道の駅に着いたのが11時52分で、産直の買い物などでしばらく休憩。

ちょうど玉子を使い切ったトコやったんでええ玉子があれば買おうかと思ってたんですが、パック入りのやつはなく、ビニール袋に入ったヤツだけやったんで割れるのが恐くて断念。




12時11分には次のうどん屋に向かって走り出しました。

ここからも当然ルートを調べてたんですが、ナビの言うことを聞いてやったらわざわざ金比羅さんの門前町に突っ込むえらく走りにくいルートを指示しやがりました。

私がナビを快く思ってないから、嫌がらせをされたとしか思えませんでした。(ムカっ!!)






次のお店には全店制覇によると駐車場がないとのことで、近所の某所に車を止めたのが12時33分。

そこからテクテク善通寺の下町を歩いて向かったのが坂出市の日の出製麺所とは全く別のうどん屋さんである「日の出」。





善通寺の世界遺産「日の出」の店構え

*善通寺の世界遺産「日の出」の店構え

提灯には「日の出」と書かれてますが暖簾は「日乃出」となってますねぇ。

2階の雨戸はリニューアルされてるようですが、1階は昔のままって感じですねぇ。

前のチャリンコをのけてアスファルトの舗装がなかったら、江戸時代のセットになりそうな気がしま



日の出の店内の「お品書き」

*日の出の店内の「お品書き」

お店の中も、創業が明治初期ってことなんで、昭和の雰囲気なんか飛び越えた渋さでした。

私は写真を撮らなかったんで興味ある方は下の方で他の方の記事へリンクを張っておきますんでそちらでご覧下さいね。




テーブルの「お品書き」もかなりの年季

*テーブルにあったメニュー


こちらもかなりヤレてるでしょ。

ちなみにメニューはあっても今出してるのは値段が書いてあるヤツだけやそうです。






私はかけうどんをチョイスしました。









日の出@善通寺の「かけうどん」

*日の出@善通寺の「かけうどん」 270円

「かけ」とはいえ、かわいいキツネが乗ってるのがこういう食堂らしいところ。(^^)

麺は割りと細めで断面が真四角なんでは?って感じに角張ってました。

麺を摘んだ瞬間は腰があるのかと思いましたが、そんなことはなくすごく食べやすいうどんでした。

ほとんど噛まんでも腹にスッと入りそうでした。

Wakkyさんご夫妻が頼みはったうちの一つは「しっぽくうどん」でしたが、日の出のしっぽくは私の知ってる香川のしっぽくとはだいぶ違ってました。

他の方の記事に写真があるのでよかったら見に行ってください。

安っぽい「年代物風」やなく、ほんまに年月を経たお店の中でいただく優しいうどんは値打ちがありました。

ずっと前からなんども本やネットでお店の店構えの写真だけを見て気になってたお店なんで実際に行けて満足しました。



 *Wakkyの毎日:聖地巡礼3 【日の出】@善通寺

 *うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【3】善通寺「日の出」

 *foodish:”雑”食記:建物は最古?「日の出」〜讃岐うどん巡礼2011-2その3

 *おがちゃん便り:第21回讃岐うどんツアー(2)


<参考情報>

*「日の出」:食べログ

住所:香川県善通寺市善通寺町6−3−21

電話:0877−62−0418

営業:11:00〜18:30

定休:火曜日





あと一息でうどん巡りネタも終わるんですが、今日はこの辺で終わっておきます。

その3はほんまにサクッと行く予定ですが、近いうちにアップさせて頂きます。



*朝イチの体重:57.8kg(ある程度は節制したつもりがまだまだ危険水域)
 
 
posted by えて吉 at 15:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月06日

第21回讃岐うどん巡りは神戸組さんと

昨日の讃岐うどん巡りのことをさっそく書こうと思うんですが、少々疲れが残っておりまして、1本目は短めに行かせて頂きます。


他の参加者の皆さんはサクサクとすでに何本か記事をアップしてはるようです。

しかし、うちのブログの場合1本目が短めってことは、マクラの途中で終わってお店の紹介にたどり着けなかったりして・・・。(^^;)



今回は私にとっては21回目の本場香川での讃岐うどん巡りとなりましたが、初めてよその皆さんが企画したうどん巡りのツアーに参加させて頂くことになりました。

以前私がコースを作った第13回のうどん巡りでご一緒させて頂いたWakkyさんが主催者となって神戸の皆さんがよく聖地巡礼に行かれてるのをmixiのコミュニティで読んでました。

企画段階で候補のお店が書き込まれて、面白そうなコースやなぁと思うこともよくあるんですが、なかなか参加には至らず。





第20回うどん巡りのその3記事をアップした日に、私と行ったばかりのお代官さまが神戸組さんのうどん巡りで参加を表明。


「また行きはるんやー」



ってなことを、ツイッターで呟くと


「えて吉、お前も来たらええがな」


ってなお言葉。


私は人見知りとは言わんのですが、あんまり初対面の人らの居る場ぁへどんどん参加するのは得意やないんです。

グルコバ(現在3/27開催分の募集中)なんかじゃもちろん初めての参加者の方も多いですが、あの場ではすでにこばやしさんの手下で、初めての場に参加って気分やないんですよねぇ・・・・。

Wakkyさんとは一度お会いしてる、ishさんとは色んなトコ出かけてるんで、だいぶ気ぃは楽ッちゃ楽なんですが・・・。








人見知り?で参加を躊躇う以外にもちょっとした問題が。







集合時間が朝の8時なのは、遅すぎやない?って思うぐらいゆっったりなんで問題なし。







ただ、集合場所が神戸のJR新長田駅前ってのが・・・・。







ちょっと問題やったんです。






だって、電車乗らなあきませんから。




梅田まで行くだけでもかなり鬱陶しい気分になるのに、そこから乗り換えてまだまだ先まで行かんとアカンのですよ。

まぁ行きは「先にある楽しみ」へ向かうから、電車もなんとか我慢出来るでしょう。


せやけど楽しいうどん巡りを終えたら、「電車」に乗って、帰らんとアカンのですよ!!事が終わったーって気分になってから、嫌いな電車に乗るなんてねぇ・・・・。

三宮当たりで一泊して飲み歩いてから、翌日に気分一新してたらもう1回片道ぐらい電車乗れそうですが・・・。


世間のみなさまにはご理解頂けないでしょうが、楽しいことの後の電車ほど億劫なモノはないんですよねぇ。




そんなわけでずっと躊躇してたんですが、興味はあるんでロードスターでコッソリと後をつけようかとか、先回りして現地で偶然を装って合流しようかとかなんて考えたこともありました。

そこで恐る恐るツイッターの方で、「車の持ち込みなんて可能でしょうか?」なんて厚かましいことを呟いたんです。

そしたら主催ではないのにお代官さまから即答で「全く問題なし」と勝手ななお言葉をいただき、Wakkyさんからもお誘いと持ち込みの許可を頂きました。


神戸組さんではだいたいおがちゃんさんの車で行ってはるのに、初参加で「うちの車に乗れ」って言うような態度はどうかとは思ったのですが、お言葉に甘えることに。


最終的にはインド料理関係で2度ほどお目に掛かったK1郎さんの参加が決まり、Wakkyさんの奥さまを含めて6人でのうどん巡りとなりました。



アルファードの乗車定員は7人ですが、実質は6人が快適なんでちょうどええ人数になりました。






コース作りはWakkyさんがやってくれはるので事前に悩むこともなく、いつもとちょっと違った雰囲気でした。

回る順が決まってから、当日の2〜3日前には地図を見ながら実際にどう走るかのメモを作りました。

高速を降りて何号線を右、どこどこの交差点で県道の何号線にはいるってな具合に店から店への走り方メモを作成。

アルファードにはナビが付いてるから、当然そっちにもお店を入力。

回る順にナビに案内させるようにルートの登録も済ませておきました。






大阪から神戸の長田までは1時間半ではギリギリやけど、2時間あればまず問題ないやろうと。

集合時刻の8時から逆算して、6時に大阪を出れば十分かと思ったんですが、初参加で万が一があったらアカンので、もう15分早めに出ることに。



当日は4時45分に目覚ましでバシッと起床。

ニャンズにエサと水をやって、トイレの掃除をやったら、下の人に迷惑なんでシャワーはなしで出かける用意。

荷物は前日に宵積みしてたんで、ブログの更新を休むお知らせをアップし終わっても出発予定時間には余裕がありました。

自分の部屋でヒマを潰すぐらいなら、現地で潰せばええやろうと、結局5時36分に車で走り出し。

ちょっと余裕を見て、それを30分単位で切り上げた予定時間より、さらに早く出るからいつもえらい時間に現地に着いちゃうんですよねぇ・・・・。(^^;)


43号線から2号線を通ってずっと地道で、しかも超スローペースで走ったんですが、新長田駅前に着いたのは6時54分でした。

車である程度離れた場所に集合する時は30分前が基本なんで、1時間くらい早いのはいつものことですね。

すぐそばにあったコンビニでおにぎりを1つだけ買うて、朝メシに食べてから新聞を読んで時間を潰してました。



皆さん、時間に正確な方ばかりで、8時前には全員が揃ったので、7時58分に出発。





9時ジャストに淡路道の淡路南SAに寄って小休憩。



5分ほどでサービスエリアを出て香川を目指しました。



当初の予定で1軒目に行くことになってた店が月2回の定休日に当たってて最終的にはパスすることになってました。

ところがその店にぜひ行きたいというWakkyさんが高松あたりでお店へ電話。

だめもとで直接休みか聞きはったところ、なんと「やってる」との返事。

急遽行き先を変更したんで、私はどう走ってええかサッパリ分からず。

助手席のお代官さまが行き先をナビにセットしてくれたんで、そこから先は完全でナビ任せで走ることに。




10時6分に府中湖に着いて5分ほどのトイレを休憩を挟んで再度走り出し。

高松までは極端に抑えた走りやったんですが、高松あたりからはちょっとばかりアクセルを踏む量が増えました。

おにぎりが呼び水になって、10時前頃にはホンマ腹が減ってしまいついついペースアップ。





高速を走ってる時は、どのインターチェンジで降りるかは分かったんでナビ任せでも良かったんですが、高速を降りたら全く方向感覚無し。

ナビを使ってたらそんなんも当たり前かもしれませんが、普段はナビを使こうても自分でどっちに走るかは分かってるんで非常に不安でしたわ。

Wakkyさん曰く「たまにそうやってナビに頼れば、ナビを見直すぞ」ってことでしたが、慣れんことなんでねぇ・・・。


ナビは目指す店の付近まで行ったら「こっからは自分で探せ」と職務放棄。


急に行くことになったんで、まったくヒントがないまま屋号だけを頼りに走りましたが、すぐに

Wakkyさんから「今、通り過ぎた」とのお言葉。

街道沿いにあると思ってたんですが、道から脇道にちょっと入ったところにあったようです。

運転手としては情けない話ですが、方向転換をしてチョロッと戻りました。

路肩に駐めてお店の人に聞くと、街道沿いの空き地が駐車場やから駐めてええと言うてくれたんでありがたかったですわ。



駐車場に車を止めたのが10時40分やったんで腹ぺこでしたわ。




向かったのは三豊市仁尾の「長兵衛」というお店。

「恐るべきさぬきうどん」の4巻に登場したお店で創業は昭和20年頃という老舗。




実は今回の聖地巡礼は「世界遺産を巡ろうツアー」というタイトルが付いてたんです。







仁尾の世界遺産?「長兵衛」の店構え

*仁尾の世界遺産「長兵衛」の店構え(認定 by Wakkyさん)

讃岐うどん界の世界遺産としてWakkyさんが認めるだけあって、かなりしぶい店構えですねぇ。

昭和も昭和、どっぷり昭和ど真ん中って感じのお店ですな。





年季の入った仁尾の「長兵衛」の暖簾

*渋い長兵衛の暖簾


ここは「うどん」とともに「中華そば」も看板料理なんでしょうねぇ。



お店に入ると先客はなかったので真ん中のテーブルを囲むように座ることに。




仁尾の長兵衛のお品書き

*仁尾の長兵衛の「お品書き」

食堂風やからもうちょっとメニューが多いんかと思ってましたが、メニューは少なめ。

うどんは「かけうどん」があるのに、そばは「ざるそば」のみ。

逆にうどんは「ざるうどん」がないんですよねぇ。ざるそばにはサイズがなく550円ってことは、うどんの大ぐらいの量なんですかねぇ・・・・。

色んなトコにナゾの残るメニュー構成でした。





1軒目から鍋焼きうどんってなオーダーに行く訳がないので、私のオーダーはサクッと「かけうどん」小に決定。







非常に食べやすい長兵衛の「かけうどん小」

*長兵衛の「かけうどん 小」 350円

かけうどんやけど可愛いサイズのキツネが乗ってました。

このうどんは店を外から見て、「こんなうどんかなぁ」って想像してたのにピッタリの風情でした。

一口目を食べてみると思わずニンマリしてしまいました。麺の雰囲気も全く予想通り。

コシの固さがどうの、噛み応えがどうのとは関係のない非常に食べやすい麺でした。

朝の1杯にはちょうどよくスルスルと腹に納まりました。





出前の注文で店内に鳴り響く本物の黒電話の呼び出し音、煉瓦で組まれたおくどさんや、コンクリ?作りの流し台。

最初対応してくれた女の人が店の雰囲気からすると若いなぁと思ったら、その方はたまたま手伝いに来てた娘さんでした。

そのお母さんが実際にはお店を切り盛りしてはるそうで、奥から出て来はって出前までのちょっとの間喋りましたがええ味を出してはりました。


こういうお店の場合、うどんよりお店やそこで働く人らの雰囲気を味わうだけでも値打ちがありますわ。

私はこういう古くからやってるお店に「お邪魔する」感じが好きなんで1軒目としてはええスタートでした。





ところで、うどん巡りなのに他の人らのオーダーはいきなりキワモノへ。





評判通り旨かった長兵衛の「中華そば」

*評判通り旨かった長兵衛の「中華そば 小」 500円

Wakkyさんご夫妻はかけうどんと中華そばを1つずつでシェア。

そしておがちゃんさん、K1郎さん、ishさんは揃って中華そばをオーダー。

隣に座ったK1郎さんが味見させてくれたんですが、このラーメンは旨かったですねぇ。

いまどきのラーメンではないんですが、細めで口当たりのええ麺に、皆さんいわく鶏ガラスープがええ感じでした。

ある方がラーメンに乗ってる海苔を見て「これは色の黒いしっかりした海苔でええヤツや」ってなマニアックな関心の仕方をしてはりました。

純粋に食べるモンのオーダーとしてみたら、このラーメンが大正解でしたねぇ。


ハムだけやなくて海苔からちょろっと覗いてるチャーシューが入ってたりでけっこうなボリュームやったようです。

 *Wakkyの毎日:聖地巡礼1 【長兵衛】@仁尾

 *うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【1】三豊「長兵衛」

 *foodish:”雑”食記:世界遺産を巡る旅は「長兵衛」から〜讃岐うどん巡礼2011-2その1

 *おがちゃん便り:第21回讃岐うどんツアー(1)

 上記記事にトラックバックを掛けさせて頂きました。


<参考情報>
*「長兵衛」

住所:香川県三豊市仁尾町仁尾丁861−1
電話:0875−82−2141
営業:10:00〜19:00
定休:毎月5日、20日

 定休日については女将さん曰く「今は特別な用事がない限り店をやってる」とのことでした。
 





うどん巡り(中華そば巡り?)は、始まったばかりですが昼メシもまだのまま4時になろうとしてますので続きは後日とさせてください。


*朝イチの体重:58.0kg弱(夜はグッと控えたけど、まぁうどん翌日やったらしゃあないか)
 
 
 
posted by えて吉 at 15:53| Comment(0) | TrackBack(2) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

うどん巡りに行ってきまーす!!

今日は香川へうどん巡りに出かけますので、更新はナシにさせてください。

以前一度一緒にうどん巡りをさせて頂いたWakkyさんが神戸で主催?されてるグループに初参加させて貰うんです。

初参加にもかかわらず電車嫌いの私が車を出させて貰うことをお許し頂いたので、まずは集合場所の神戸の長田に向かいます。

念のためいつも一つ手前の兵庫駅に行く時よりちょっとだけ早めに出ようかと。

一昨日は強烈な鼻水で、もしかして風邪かと焦りましたが、それもだいぶマシになり体調はばっちり。

朝は寒いですが香川もええ天気みたいなんで、ええうどん巡り日和になりそうです。

では、ぼちぼち出かけるとします。



*朝イチの体重:57.6kg(トイレ無しでこれならオッケー。がっつりうどんをシバいたろ。)
 
 
posted by えて吉 at 05:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月28日

第20回讃岐うどん巡り その3

2回で書き終えるつもりだった24日の讃岐うどん巡りの記事ですが、途中で力尽きてしまったので残りの2軒をサクッとご紹介します。

 この記事はその1その2の続きに当たります。最初から読んだるっていう方はリンク先からどうぞ。




当初の予定では、「のぶや」までの4軒は確実に回ることにしてました。

それ以外に近場で「青い屋根の谷川」と「名もないうどん屋」も候補には入れてたんですが、近すぎるからパスつもりでした。

当日お二人にお聞きしたところ、myblackmamaさんが「名もないうどん屋」に行きたいと言われたんで、のぶやからすぐですが続けて攻めることに。

その2を読んで頂いた方はお分かりかと思いますが、お代官さまはのぶやの巨盛りしっぽくうどんにノックアウトされた直後のこと。

なんせ名もないうどん屋は、のぶやの角を曲がってちょろっと走ったら目印の「西光寺」の前を左に入ってすぐ。

のぶやから2〜3分で着いてしまうんで、1人だけ7軒分ほど食べた状態のお代官さまは、これまた異例の「車待機」を宣言。

私が主催するうどん巡りの時は、最低限のマナーとしてお店に入ったら1人一杯は頼むことにしています。

食べられる量は人それぞれなんで、無理やったら気にせんと車で待っててもらうことにしてるんです。

いつもなら同じ軒数回ってもオプションをほとんど食べない私なんかより、天ぷら類を食べる分だけようさん食べはるishさんにしては非常に珍しいケースでした。



ishさんのアドバイスで、名もないうどん屋が軒先を借りてる?敷地の駐車場に車を置いたんで、前回のように駐禁にびびることもなく安心してうどんの出来上がりが待てました。





駐車場から一旦前の道に出て、お店の正面に向かいます。


しかし、myblackmamaさんはまったくお店に気づいてはれへんようでした。


私も前回初めてこの店に来た時は、素通りしてしまいましたからねぇ。





路地の奥に入り口が見える「名もないうどん屋」

*路地の奥に入り口が見える「名もないうどん屋」

路地っていうか、正確に言えば敷地内の建物と壁の隙間なんですがその先にお店の入り口があります。

こんなトコ意識して見ん限り目に入りませんわね。

で、店やって言うても、実際は建物やなくて、元からある建物の軒先に屋根を付けただけって感じです。(^^;)

香川ってとんでもない立地の店って多いですが、店の構造?の怪しさならここも相当じゃないでしょうか・・・・。


お店に入ると先客がお二人でした。

前回もそうやったんですが、後から入ってきた人も女将さんと馴染みの常連さんらしく女将さんの方から「○○でええんか?」って聞いてはりました。

二人の先客が黙ってると狭いスペースだけに、我々二人も喋りにくく、やや気詰まりな待ち時間でした。

いつものことなのかは分かりませんが、私らの注文を聞いてから麺をカットして?茹でてくれたようです。

前行った時にはなかったと思うんですが、「おいしいうどん」と「かたいうどん」に加えて「くろうどん」ってのもありました。

常連さんは試食を兼ねて勧められたみたいですが、私は冷やのぶっかけ140円を、myblackmamaさんは釜玉190円を注文。






ツルツルピカピカ「名もないうどん屋」の冷やぶっかけうどん

*ツルツルピカピカの「冷やぶっかけうどん」

ぶっかけの出汁は、女将さんが「薄目にしてあるから、掛けて過ぎても大丈夫」っていう通りかなり薄目でした。

女麺と呼ばれるちょっと変わった食感で口当たりはツルッとしてて、でもちゃんとしなやかなコシがあるうどんでした。

myblackmamaさんは店構えに似合わんキレイでツルッとしたうどんやなぁって言うてはりました。

myblackmamaさんの釜玉も少し味見させてもうたんですが、洗練されたシュッとした釜玉ってのがよく分かりました。


今回は私にとっての怪しい系の店はなかったんですが、myblackmamaさんがここをチョイスしはったので、myblackmamaさんにとっては一応怪しい系が入れられて良かったですわ。





今回のうどん巡りでは、岡製麺所、のぶやがかなりズッシリ来る麺やったんで、5軒を終えたらishさんだけでなく私らもかなり腹が張ってました。


名もないうどん屋を出たのが12時ジャストやったから、うどん巡りには貴重な時間帯でしたが、一旦休憩することに。

とりあえず丸亀まで移動して、いつものように家用のうどんを買い込んだりしてしばらく休憩。

宮脇書店をチェックすると新しい「全店制覇」が出てたんですが、1600円と高いこともあり今回はパスすることに。

何店か気になってる新店が掲載されてましたが、ネットもあるんで数店のためだけに1600円はちょっとねぇ・・・。






休憩を終えたのが1時34分で、この頃になったら3人とも少なくともあと1軒は行ける腹具合に回復。

ishさんの提案で、着いた時間次第で「さか枝」か「竹清」を攻めることになりました。

丸亀から走り出してすぐに車に給油して、帰り道の心配を潰しておきました。

その後、業務連絡が入ってあるブツを探すことになり何軒かスーパーに寄ったんですが、結局ブツは見つからず。

そんなことをやってたんで、高松の中心街に着いたのは2時36分で、竹清はギリギリアウト。

さか枝は3時までやったんでサクッと食うには十分でした。



前回「さか枝」に行ってから何年も経ってたし、myblackmamaさんにはずっとここの雰囲気を試して貰いたかったんでオマケで行けたのは嬉しかったですねぇ。


店に向かいながら、「さとなお氏の文章で向かいに住む”宮武さんが羨ましい”ってな表現があった」なんてことを言うてました。

これについて後でさとなお氏のサイトの「うまひゃひゃ名鑑」方で確認すると「宮武さん」やなくて「元山さん」やったんですが、その程度の記憶違いはまぁしゃないですわね。

ちなみに宮武さんやと勘違いしたのは、たしか新世界の「ホルモン鍋屋」で並んだ時に向かいの家が「宮武さん」で、香川の人かなぁ?って思ってたのと混同したせいでしょう。



ものすごく久しぶり「さか枝」の店構え

*ものすごく久しぶりやけど見慣れた「さか枝」の店構え


今まで色んな人と讃岐うどん巡りをやってますが、最初の1軒をさか枝にしてコースを組んだことが何回もあります。

今じゃ香川以外にもセルフ形式のうどん屋があります。でもそれはいわゆる今時のセルフ店。

同じセルフうどんでもさか枝はこれぞ香川の昔ながらの?セルフって感じやからその雰囲気体験して欲しいと思って入れるんです。


県庁のすぐ裏って言う、当たり前の立地にある「日常のうどん」が香川やとどんだけのモンかを味わってもらう。

これをジャブ代わりに入れといて、田村や彦江の強烈なとこへお連れしよう思いながら、高松に着いて地道に降りると、市街地に入って出るだけで時間をロスしそうになってパスしてたんです。

そんなわけでここ5年くらいはさか枝のうどんを味わえてなかったんです。






帰ってから前回いつ行ったのかを確認してビックリ。最後に行ったのは2002年の11月でした。

もう丸8年以上も前になるんですねぇ・・・・。








それより驚いたのが実は自分がさか枝に1回しか行ってなかったって事実。

行った店と食べたモンを全部メモしてあるんですが、その中を検索しても1回しかさか枝がないって分かった時はキツネに摘まれた気分でしたわ。


上にはったさか枝の店構えの写真でも「見慣れた」って書いたでしょ?

何年も行けてないけど、さか枝には何回か行ったから「見慣れてる」つもりやったんです。

それがたった一回しか行ってないと分かってほんまびっくりしましたよ。

何度も何度もこの店構えを頭に浮かべながら、うどん巡礼のコース作りをしたからでしょうかねぇ・・・。

妄想の中で何回もこの店に行ったせいで、まるでホンマに行った気になってたんでしょうか。(^^;)

記憶力には自信ないですが、ここまで勘違いしてたとはほんまに不思議な気分ですわ。







やっぱり旨かったさか枝の「ひやあつうどん」

*やっぱり旨かったさか枝の「ひやあつうどん」 160円

カウンターで渡されたうどんに熱いダシをかけたんで、正確には「ぬるあつ」かもしれませんねぇ・・・。

久しぶりに食べたんですが、イメージ通りのホッとするかけでした。

ishさんは私と同じ食べ方で、myblackmamaさんは冷やのぶっかけうどん(180円)。

myblackmamaさんが味見をさせてくれはったんですが、冷ややとしなやかなコシがあってぶっかけの出汁の加減もちょうどよかったですわ。

店の雰囲気を含めてmyblackmamaさんも楽しんでくれたようで、お連れしたかっただけにええ機会でした。

 *foodish:”雑”食記:〆は「さか枝」〜讃岐うどん巡礼2011−1 その5



さか枝を出た後も、私の腹具合はもう1軒いけそうでしたが今回はこれで打ち止め。




走り出してから、ishさんの希望でキンちゃんヌードルの「旨いしお」と「旨味カレー」を捜してスーパーをハシゴ。

捜してたブツもあったんで、国道11号線を東に向かいながら何軒かチェックしたんですが、結局見つからず。

3時33分に国道11号沿いに見つけた道の駅「源平の里 むれ」へ寄ってみることに。

駐車場から見た感じではショボそうやったんですが、ここの道の駅はまずまず上等な部類でしたわ。

珍しい地元の商品があったり、リーズナブルに海鮮系の丼が食べられたりと寄るだけの値打ちがある道の駅でした。

ここで20分ほど過ごして、もうぼちぼち大阪へ向かうことにして、走り出して最初に出た志度ICから高松道へ。




道の駅を走り出したのが3時53分やったんですが、高速に乗ってすぐ4時9分には休憩。


お代官さまの指示で高松道の「津田の松原SA」に止ったんです。




 「最近、香川で”うどんバーガー”なるもんが売り出されそうや」


 
 「なんか際モンっぽいですなぁ・・・。」


 
 「せやけど、お代官さま、今からそんなもん食えるんですか?」



 「あのゴツイしっぽく食うて、食える訳ないやろ」


 
 「それになぁ、うどんバーガーは土日限定じゃ」



 「ほんなら、何しに行くんですか?」
 
 
 
 「ポスターの実物をチェックする!!」

 


ポスターの「実物」って・・・・・。


別に私は時間を急ぐ訳でもないし、泣く子とお代官さまにはかないませんから、素直にサービスエリアへ。








津田の松原SAの「讃岐うどんバーガー」のポスター

*讃岐うどんバーガーのポスター

土・日・祝限定でしかも先着20食だけって、どうなんすか?

商売としてやる気やなくて、メディアに取り上げてもらうためのネタなんですかねぇ・・・・。


ニュースによると


同SAでうどん店を経営する穴吹エンタープライズ(高松市)が開発。

油で揚げたうどんをハンバーグや目玉焼きなどと一緒にパンに挟み、うどんダシのタレで味付けした。


ってなもんらしいですが・・・・。

なんぼ限定でも450円って値段もちょっと高い気がするんですよねぇ・・・・。

ポスターじゃなくて、実物に興味ある方は、コチラで{^L^}さんが実食レポートを上げてはるんでご覧下さい。







お代官さまは食いようのないハンバーガーに興味をしめしてはりましたが、私の方はコッチが気になってました。

 

かなり食べるか迷った津田の松原SAのセルフうどん

*かなり食べるか迷った「津田の松原SAのセルフうどん」

もう1杯は入る腹具合やったんで、意地汚く最後の一杯にこのセルフでうどんを食べようかと真剣に悩みました。

入ることは入ったんですが、ここでトドメの一杯を入れると晩メシの腹具合が中途半端になりそうやったんで我慢しときました。

ここのうどんは1ぺん食べてるんで我慢しましたが、食べてなかったらこのチャンスにと行ってしまってたでしょうね。



4時19分に走り出して、6時2分に神戸の湊川っていうトコに到着。

ishさんが以前紹介されてたカシュカシュってとこのバームクーヘンにmyblackmamaさんが惹かれはったんでそれを買うために寄り道。

後日myblackmamaさんはえらく気に入ったって呟いてはったんで、ええ寄り道になったようです。

6時16分にishさんとご自宅前で分かれて、今度は西宮名塩へ。

7時5分にmyblackmamaさんとご自宅近くでお別れして、そこからは自宅まで最後のひとドライブ。

地元の寺田町まで戻って王将で野菜炒めだけ買うたら、自宅へ。

8時5分に車庫にアルファードを入れて、今回のうどん巡りも無事終了。

総走行距離585.6kmでした。



*朝イチの体重:57.6kg(なんとか安全圏に戻った)
 
 
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2011年01月27日

第20回讃岐うどん巡り その2 中盤に波乱?

この記事は24日の月曜日に出かけた讃岐うどん巡りの続きです。

無意味に長いマクラを含めて最初から読んだるっていう奇特な方は、コチラから「その1」をご覧下さい。

「松岡」でしっぽくを楽しんだ我々は、次に「岡製麺所」を目指しました。

この店は綾川町から国道377号で高松の南へ抜けるルートから少しそれたところにあって、ずっと前から行きたいとは思ってたんです。

今回は先に「松岡」と次の店が決まったんですが、ちょっと離れてるんで時間的にもったいなく間にもう1軒入れたいなぁと。

岡製麺所のことをリンク先の四国新聞のサイトでチェックすると、10月から3月頃まで「しっぽくうどん」もあるってのが分かりました。

お代官さまは、すでにこの店を訪れてはったんでながらく遠慮してたんですが、今回はご所望の「しっぽくうどん」もあるからお許し頂けるかと思い途中で寄ることにしたんです。



車内で喋ってると、ishさんは初めて岡製麺所に行った時に「しっぽく」を食べてはったそうです。

どの店に行きはったかは把握してるんですが、食べはったモンまではさすがに考慮してなかったモンで・・・・。

前に行ってはっても、今回はしっぽくを楽しんで貰えればええかと思ったのは大失敗でした。


それでも松岡でしっぽくをシバきはって、そこからしっぽくを置いてる店ではしっぽくを必ず頼む「しっぽくしばり」を宣言しかかりはったくらいなんで、しっぽくがダブるチョイスでもお許し頂けたとしておきますが・・・・。
 *ここで、もし「しっぽくしばり」なんか宣言してはったらネタ的にはオモロイ事になってたんですが・・・・。
 
 
 

松岡の前の道をだらだらっと東に向かって、適当に曲がって、いつの間にか国道377号に入ってました。

国道377号から岡製麺所へ向かう曲がり角は特に目印がないようやったんで、どこで曲がるかだけはナビに任せてしまいました。


しっかりした道をクネクネっと上がっていくと、やや唐突な感じでお店が現われました。(10時49分)

駐車場があったんで頭から突っ込んだんですが、他の車との兼ね合いで止めにくいことが判明。

もっぺんバックして道に出てから今度はケツからバックで入りなおすことに。


図体のデカイ車で出たり入ったりしてるのをお店の人は中から訝しげな顔で見てはったんで、店に入る前からちょっと格好悪かったですわ。





岡製麺所の店構え

*岡製麺所の店構え

冒頭でリンクを張った四国新聞のサイトに載ってる写真のイメージではえらく小汚い建物なんですが、実際はシンプルやけどスッキリした店構えでした。


岡製麺所のお品書き

*岡製麺所のお品書き

最初の2軒がかけ系の温いやつやったんで、ココでは冷たいヤツを行くことに。

初めての店なんで冷やの方がコシがよう分かりますしね。
 *初めてでもかけ系頼むこと多いですが・・・・。
 
うどん巡りの時に、まったくオプションを取らないことも多いんで、松岡で種もののしっぽくを食べたんで量をセーブするって言う気持ちもありました。




 
 
かなりコシが強かった岡製麺所の「冷やぶっかけうどん」

*岡製麺所の「冷やぶっかけうどん」 270円

この冷たいうどんはかなりのコシでしたわ。

しっかり噛まんとなかなか飲みこめんようなビシッとした麺でした。

天かすとねぎは最初から掛かってました。(冷には自分からは天かすを入れません)




お代官さまは、かけうどん(200円)をチョイスして、色々あった天ぷらからごぼうのかき揚げ天(80円)をチョイスしてはりました。

ゴボウ自体にちゃんと下味が付けてあって丁寧な仕事をしてるとのことでした。


お代官さまのうどんと天ぷらの写真は撮らなかったので、興味ある方は下記リンク先をご覧下さい。

 *foodish:”雑”食記:岡製麺所でかけ〜讃岐うどん巡礼2011-1 その3 

しっぽくに続いて、天ぷらまで行きはるあたり私とは腹の容量がだいぶちゃうなぁと感じてしまいました。

まぁこのあとishさんの胃の容量が問われることになるんですが・・・・・。







myblackmamaさんの頼んだ「しっぽくうどん」

*myblackmamaさんの頼んだ「しっぽくうどん」 420円

一口味見させてもうたんですが、しっぽくの具はしっかり煮込まれてて、甘めのだしに根菜類の風味がようしみ出た深い味わいでした。

これだけ具だくさんで、しっかり時間を掛けて作られたモンが420円やったらすごく安く感じました。



そして冷たいと麺と較べると温めるとグッとマイルドなコシになってました。

ここのうどんは冷やと熱いのとでコシの強さの差が大きめに感じました。

私にはここのうどんなら熱い系のメニューの方がピタッと来そうに感じました。




このしっぽくうどんはmyblackmamaさんのツボにはまったようで、食べてる最中に何度も旨い、旨いって言うてはりました。

さらに、食べ終わって車に乗ってからも旨さに「涙がでそう」とまで言うてはりました。

どこか一軒ででも、こんな風に当たりがでると運転手としても嬉しいかぎりです。





そうそう書くのを忘れるトコでしたが、うどんのレベルの高さも良かったですが、お店の人がどの人も愛想良く、店を出る時気持ちよく挨拶出来ました。

長いこと狙ってたけど、ここならゴツイ腰を楽しんでもらうために、ここに来たことない人をお連れして再訪もええなぁと思いました。





続いて向かったのは全員が未訪の「のぶや」でした。


岡製麺所から国道377号線に戻ったら、そこからはもう走り慣れたルート。

ナビはおろか、地図も見んと行けましたよ。377号線で左折して、高松市街方面へ北上。

宮脇書店のあるお馴染みの交差点「川東下」を左折。

道なりに走って一つ目の信号のある交差点の角に立つのが「のぶや」でした。



のぶやの看板
*県道13号線側から見える「のぶや」の看板


前にのぶやからすぐの「名もないうどん屋」に行った時にはまだ工事中で、場所を確認してあったんです。

その後、なんども香川のブログ屋さんの記事で読んで、ぜひ行こうと思ってたお店です。



「のぶや」の店構え
*のぶやの店構え

のぶやの駐車場に着いたのが11時17分で、まだそんなに混んでなかったんで良かったです。



のぶやの「かけうどん」

*のぶやの「かけうどん」 190円

私はさっきの店が冷たいやつやったんで、基本に戻ってかけうどん。

myblackmamaさんは、冷やの生醤油うどん(250円)。

myblackmamaさんに一口味見させてもうたんですが、このお店のうどんのコシは温めても冷やからの変化が少なかったですねぇ。

温くても冷たくても全体がミッシリと詰まってて食べると腹にドーンと来る剛麺って感じでした。


美味しかったんですが、ここでは別のモンに目を奪われて自分の食べた分は印象がちょっと薄いかも。








このお店には味噌味のしっぽくうどんがあるというのを地元の{^L^}さんの記事で読んでました。

大将が岡山出身やから香川には珍しく味噌仕立てのしっぽくを出してはるそうです。

かなり大盛りやから私には無理やと注文するのはなから諦めてたんですが、果敢にチャレンジしたのはモチロンお代官さま。

私とmyblackmamaさんのうどんはすぐ出て来たんで、先に席すわって待ってました。

その席とカウンターの間にはウォーターサーバー?なんかがあって、ishさんの様子が見えなかったんですが、実物のうどんが登場してびっくり。






















めちゃくちゃ量の多い「のぶやのしっぽくうどん」

*のぶやの「田舎味噌しっぽく」 小450円

この写真でどの程度実物の迫力が伝わるかは分かりませんが・・・・。

事前にかなり具が多いとは分かってハズなのに、目の前にishさんが実物を持って現われたら

 「うわぁ〜、すんごい量ー!!」
 
って、大げさな声を上げてしまいました。(^^;)

岡製麺所のしっぽくでも十分具だくさんに思ってたんですが、のぶやのしっぽくは適量の3倍って感じでした。

ishさんが盛りつけるのを見てると、普通に盛って、まぁ適量やと思った上にさらに2杯ほどお玉で具を盛って、さらにトングで具を掴んで無理矢理乗せてたそうですわ。

小芋を基準に見てもうたら分かるかもしれませんが、どの野菜もかなり大きめでそれが山盛り。

うどんを食べようにも、ある程度具を片づけてから掘り出さんと、山崩れが起こりそうでしたわ。


ある程度、具を食べ進みはってから、私らにも味見をさせてくれはりました。

がっしり麺が味噌のだしをしっかり受け止めて、かなり旨かったですわ。








私らが食べ終わっても、このしっぽくはなかなか減らず。

混んでる時間やったら、先に出て車で待ってるトコでしたが、まだそこまでひどい客の入りやなかったので席でご一緒してました。

そして、もうボツボツ完食の目途が見えてきたなぁってところで、ishさんの口から初めて聞く台詞が飛び出しました。


 「もうアカン、悪いけどえて吉助けてくれ」


いつもかなりの食べっぷりを示してはるishさんが4軒目でギブアップ。

せやけど一緒に居ったから言えるんですが、これはishさんが悪いんやないですねぇ。

いちびった大盛りなんかで有名な店やったらともかく、普通のうどん屋に行って「小」を頼んで、これが出てくるとは想像も出来ませんわ。

小食な人やったら、これ一杯でさえ食べ切らんってことが起こりそうな量でしたからねぇ。

最後ちょろっとはヘルプで私が美味しく頂きましたが、恐るべき量でした。

岡製麺所のしっぽくもコストパフォーマンスは納得でしたが、のぶやの場合は、こんな値段でなんでここまで盛るんやと驚くほどでした。


それにしても今回のヤツが小で450円やとする、中の上、大の630円ってどんな量になるんでしょうなぁ。
 


うどん巡りの標準的な軒数に換算すると、このしっぽくだけで3軒分ってのが妥当なとこに思いましたねぇ。


*foodish:”雑”食記:のぶやで不覚をとる〜讃岐うどん巡礼2011−1その4




この後、あと2軒だけ行ったんですが、文字入力に少々疲れてしまったのでこの辺で一旦終わっておくことにします。


完結編にあたるその3をアップしましたので、リンクを張っておきます。

続きも読んでやろうと思われたらリンク先へどうぞ。


*朝イチの体重:58.0kg(うーん、回り寿司シバいたけど夜はそんなに多くないと思ったのになぁ・・・)
 
 
 
posted by えて吉 at 15:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月26日

第20回讃岐うどん巡り その1

24日の月曜日に出かけた第20回の讃岐うどん巡りについてご報告いたします。

情報を集めてうどん屋を巡るようになって20回目にもなりますが、うどん自体の分析力は素人のまんまですねぇ。

何を食うてもほんまに味の分からん舌なんで分析は出来ませんが、本人は何回行っても楽しいんで問題なし。

第19回のうどん巡りの後、次は節目やから初期の頃の気持ちに戻って「単独&泊まり」で攻めようかなぁと思ってました。

行くなら当然えて吉号で行きたいけど、

そうなると車内泊は出来んので、宿を取らんとアカンなぁ・・・

とか

ほんなら毛モノsの世話を頼まんなアカンなぁ・・・・

なんて考えてると延び延びに。

いつまにか季節は真冬になって、気が付いたら年末が見えてきて、気が急くんで年内は断念。

そんな年末にWakkyさんやらK1朗さんらの神戸組のみなさんがmixiで新年一発目のうどん巡りの日程を調整してはりました。

ヒトサマがうどん巡りに行くと聞くと、自分も行きたくなるのがうどんキチガイとしては自然ですわね。

で、年明けにでも1人で行こうかなぁ・・・・ってなことをツイッターの方で呟いたんです。

そこに素早く反応したのがお代官キャラがすっかり定着したあのお方で、「平日」でのうどん巡りをご所望に。

どうも神戸組の日程にご都合が合いはれへんかったようで、そんなお代官さまの前でポロッと呟いた私は飛んで火に入る冬の猿、お誘い頂きほんとに果報者でした。

さらにそこに反応されたのがmyblackmamaさんで、「20日以降」・「火曜日以外」の平日という条件。

その条件にお代官さまのご都合を合わせると自動的に「24日」が最終候補に。

みなさんに背中を押してもらう立場の私としては、その日に予定が無かったので、サクッと日程が決まりました。

myblackmamaさんの奥さまも今回は参加予定だったんですが、その後の体調不良で残念ながら不参加に。

グルコバの常連の*あきこ*さんって方からも参加希望が出てたんですが、こちらも残念ながらお仕事の都合でアウトに。





最終的にはオッサン3人でのコンパクトなうどん巡りとなりました。




さて、今回のうどん巡りでは、事前の「希望」としてお代官さまから



 「おい、サル、香川の冬と言えば、”しっぽく”や」


 
 「とりあえず”しっぽく”の食えるトコを入れとけ」


との、ありがたきお言葉をちょうだいしました。



その一方でmyblackmamaさんは、前回のうどん巡りでいわゆる「S級店」は残すところあと「がもう」のみになってました。

ということで、「がもう」は今回行っとくのが暗黙の了解事項になってました。





比較的しばりの少ない事前希望でしたが、今回はええうどん巡りのコースが浮かばず難儀しました。

年末年始は、なんとく落ち着かんのでうどんのことはとりあえず棚上げしとりました。

えべっさんも終わって正月気分が抜けた頃から真剣にコースを考えようとし出したんですが、候補店さえもなかなか浮かばず。

myblackmamaさんはまだまだお連れ出来る未訪店があるとして、参加者の1名がここ1〜2年でメチャクチャうどん巡りをしてくれるからその人向けの店がネタ切れ気味。

私が未訪で行きたいと思ってる店はまだ何軒もあるんですが、ほっとんどその人は行っちゃってるんですもん。(T_T)






myblackmamaさんには未訪店をメインにすることで、お代官さまにはしっぽくのある店を何店か入れることでお許しを願うことに。

結果的には私の新規開拓が2軒になったのに、お代官さまの新規開拓が1軒になってしまい少々申し訳ないことになりました。

苦労して組んだコースですが、怪しい系がないこともあって、あんまり自信ないまま当日を迎えたんです。








当日は、4時に目覚ましを掛けてたんですが、3時半頃目が覚めて寝直せなかったので早めに起きました。

5時3分にアルファードで自宅を出発。

どうせ早く着くやろうからとあんまり飛ばさんとのんびり行くことに。

阪神高速で池田まで行ったらあとは、国道176号で三田方面へ。

myblackmamaさんとの待ち合わせ場所である西宮名塩駅前には5時48に到着してしまいました。

7時の待ち合わせには、あまりにも早く着いたんで次回からは「4時半起床」、「5時半出発」で行こうと思います。(^^;)

駅のちょっと先にあるコンビニでおにぎりを買おうと思ッてたのに、24時間営業じゃなくて買えずガックリ。


駅前に到着したことをツイッターで流しておいたら、myblackmamaさんが早めに来てくれはったんで6時40分に出発出来ました。

途中でコンビニ寄らせてもうて、おにぎりを一個だけシバいときました。



兵庫駅前に着いたのが7時26分で、ishさんが合流され7時31分には香川に向けて出発。


途中のサービスエリアで止ることもなく、順調に走って9時24分には高松道の府中湖PAに到着。

トイレ休憩だけして、府中湖PAのETC出口から下道へ。



PAでナビに「がもううどん」を目的地として設定して走り出したんですが、どうもルートに納得行かず結局ナビは無視。

県道33号の「弘法寺府中町」を右折して、国道11号に出たら目印のコンビニがカレーうどんをウリにするうどん屋に変わっててビックリ。

ナビはなんか間違うたルートを主張してましたが、自分の記憶を頼りに走って無事「がもう」の駐車場に到着したのは、9時43分のことでした。




平日の朝ってことでかなり広い駐車場はガラガラでした。

私が初めてがもうに行った時は、まだ駐車場が小さかったと思うんですが、いつごろ拡張したんでしょうなぁ・・・。

行列も全くなく、一切待つこともなく店内へ。

冬場ってこともあって一杯目は熱いかけうどん(130円)に決めてました。

店の大将からうどんの入った丼を受け取って、ちょろっとだしを掛けたら、店内の席も空いてたけど「朝がもう」を楽しむため、店外へ。










朝イチの「がもううどん」はほっこり、のんびり

*朝イチに「がもう」で食べるとほっこり、のんびり

前のように目の前に田んぼが広がる風情は減りましたが、行列さえなければのんびりした気分になれました。

旨いなぁ・・・って思って食べ出しても、あっちゅうまにうどんは腹ん中に消えてしまいましたけどね。

ここでは3人揃って熱いかけうどんでした。






あっちゅう間に食べ終わって、ふと疑問に思ったんですが、がもうのうどんのスゴイトコってどこにあるんでしょうかねぇ。

S級って少なくともかつてはどこも強い個性というか、主張があったように思いますが、私にとってのがもうって「ほっこりするなぁ」っていうようなイメージばっかりなんですよねぇ。

食べたことない人にがもうの麺ってどんなんや?って聞かれてもあんまり説明しようがないんですよねぇ・・・。

ちなみに、myblackmamaさんは表面のチュルチュル感がええって言うてはりました。




1杯目のうどんを食べると、いつものことですが、余計に腹が減った気分になりました。


がもうを出たら国道11号線を右折して、坂出の市街地方面へ。

途中で側道を降りて国道438号線へ。

予定では「岡田」の交差点まで行ってから国道32号線に入るつもりでしたが、ナビが手前の「島田」交差点で左折せぇーって言うんで今回は従ってやりました。

県道22号線はあんまり走った記憶がなかったんですが、国道32号にでる少し手前に「まえば」があったんで、だいぶ前に少しは走ってたみたいですわ。

国道32号では道の駅「滝宮」の手前まで行ってから右折するつもりでしたが、ナビの指示に従って「高松琴平線」に入って、その後県道282号に入るルートで。





2軒目の「手打ちうどん 松岡」の駐車場に車を止めたのは10時23分でした。

車は店の前に止められましたが、店の前だけやなくて1軒?挟んだ先にも駐車場がありました。

前よりは車が止めやすくなってたんですねぇ。



松岡は宮武ファミリーの1店ですが、コシの固さは一番マイルドでわたし好みなんです。

ここなら「あつあつ」でなくても、「ひやあつ」はもちろん「ひやひや」も楽しめる印象がありました。

そこで店に入るまで「ひやあつ」か「ひやひや」で悩んでました。















悩んだ末に頼んだのはこちらです。













って、「ひやあつ」でも、「ひやひや」でも見た目は変わらんのですけどね。

















松岡の「しっぽくうどん」

*松岡の「しっぽくうどん」 350円

前でishさんがしっぽくを頼みはったら、急に気が変わりました。(^^;)

私は以前から冬場にうどん巡りをやっても、しっぽくってほとんど食べたこと無いんです。

根菜中心で里芋なんかが入る可能性が高いから腹に貯まるイメージがあって逃げてたんです。

年中しっぽくの青い屋根の谷川を除けば、初期にスナック兼業?の「大八」って店で食べたぐらいでしょうか・・・。


さて、目の前に登場したしっぽくですが、具の量がたまたま私が「このくらいの盛りやったらなぁ」と思ってたイメージとピッタリ。

目に付いた具は大根、薄揚げ、小芋くらいでしょうか・・・。

私のはちょっと見た目が地味ですが、ishさんの記事を見る限りニンジンも入ってたようです。


大根がけっこう多く見えますが、大将曰くしっぽくをやるのは12月から2月中旬頃までやと。

その理由が大根の一番美味しい時期だけやるからとのことなんで、具の主役は大根やったんかもしれませんね。

ちょっと甘みのある出汁と根菜の組み合わせはご機嫌で、冬場にはピッタリやなぁと再認識しました。

麺の方は今までの松岡に較べてけっこうコシが強かったです。

温めてもコシがしっかりあったんですが、myblackmamaさんのひやひや(230円)を味見させて貰ったら以前のイメージよりだいぶコシがありました。

松岡を気に入ってはるmyblackmamaさんも前よりコシが強いって言うてはりましたね。

ひやひややと私のピンポイントな好みより固かったんで、急なオーダー変更は大成功でした。

好みのド真ん中からズレても、全然文句はなくて、それぞれをそれぞれなりに美味しく頂くんですけどね。



松岡のしっぽくは数量限定やったんで、確実に食べられるようにがもうに続く2軒目に入れました。

車内で喋ってるとishさんは前回松岡に来た時がしっぽくの始まる数日前で振られはったそうで、ここを2軒目に入れたのは正解やったようです。
 *1回目のルートでは松岡ではなく別の店を選んでたんで、なおさらですわ。
 


うどん巡りの本題は始まったばかりですが、けっこうな行数になりましたので今回はここまでとしておきます。

明日以降出来るだけ早めにアップしようと思いますので、続きに興味のある方はまた見に来てやってくださいまし。


*続きの記事をアップしましたので、ご興味ある方は以下のリンク先をご覧下さい。

 第20回讃岐うどん巡り その2 中盤に波乱?



*朝イチの体重:57.4kg(この理想値がキープ出来ればええんやけどな)
 
 
posted by えて吉 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月24日

うどんを食べに行ってきます

今日は今年初めての讃岐うどん巡りで香川まで行って来ます。

そのため更新は出来ませんのでお許しください。

香川で冬場のうどんと言えばしっぽくうどんになるんでしょうか。

参加者からの要望をふまえて何店かはしっぽくうどんを置いてる店を回る予定ですが、量が多いだけに食べるかどうか今から悩み中です。(^^;)

雪の心配もなさそうなんで、のんびり安全運転で行くとします。

昨日の節制のおかげで、体重面でも心おきなく「うどんまみれ」になれそうです。

では、ぼちぼち出かけるとします。


*朝イチの体重:57.4kg(ウッシャー!!きっちり理想体重や)
 
 
posted by えて吉 at 04:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

後半は個人的な趣味で 第19回讃岐うどん巡り その3

ずいぶ記事のアップに時間が掛かってしまってますが、この記事でうどん巡りの紹介を終えてしまう気持ちで書き始めます。

初めから読みたいって方は、その1その2がありますので、リンク先からご覧下さい。

前半3軒は、「彦江」→「たむら」→「山越」という、初めてうどん巡りをやる人のようなコースになってしまいました。

しかし、全てが有名店ばかりじゃ個人的には欲求不満が溜まってしまいます。

私は「旨いうどん」だけを食べに香川に行ってるんやないんです。

 ・なんでこんなとこで店をやろうと思うんや?ってな怪しい立地

 ・どうみてもうどん屋に見えん店構え

 ・何十年も前から変わってないやろうってな店の雰囲気

なんていう、うどんにまつわる諸々込みでの「香川で食べるうどん」を楽しみに行ってるんです。

その1の彦江のトコロで書きましたが、確かに彦江は全ての要素を備えたような名店です。

でも、根が飽き性な私は新しい発見がないと満足しないんですよねぇ・・・。


今回のうどん巡りに行くきっかけはmyblackmamaさんからのお誘いなんでmyblackmamaさんに楽しんでもらうのが大前提。

彦江はishさんを含めた3人ともが最後に食べておきたい1軒。

田村はmyblackmamaさんの再訪希望に合わせてチョイス。

山越は未訪のmyblackmamaさんに一度は食べて置いて貰うために。

最後に予定してる店もmyblackmamaさんとishさんに食べ貰う理由あり。



運転手としては4軒まで皆さん向けのチョイスしたんで、あと2軒は完全に個人的な希望で選ばせて貰うことにしました。

山越の後に向かう店はどうにも気になったんで玉売り専門のお店を選びました。

ishさんは私みたいな「そこで食べることに意義があり」ってなお店につき合ってくれるのが分かってるんで以前にも「橋本製麺所」にご一緒させてもうてます。

myblackmamaさんは、純粋にうどんとしての旨さを追求したいって方なんで、今まで遠慮してたんですが、もうボチボチ何軒かは私の好みにおつきあい頂いてもええやろうと勝手に判断。





さて、マクラはこんなモンにしてうどん巡りの続きに戻りましょう。



山越から出て国道377号に戻って左折。道なりに走って国道32号線に入ったら左折して金比羅さんの方面へ。

32号に入って、ほどなく現われるローソンの立つY字で国道を離れてました。

これが付け替え前の旧の(今も?)国道32号やと思うんですが、ちょっと自信がなかったんで


 「とりあえず、進んでみますわ。もし間違うてたらナビ使うことにします」


ってな事を言うたら、横のお代官さまから


 「それって根本的にナビの使い方間違うてるぞ」


ってなツッコミが入りました。

毎度のことですが、なんぼ目的地をナビに登録してあっても、自分の意識で走らんと気持ち悪いんですよねぇ。

っていうか、そもそも「ナビに案内させる」って発想が出て来ないんで、近くまで行って分からんかったら地図を見る代りにナビを使うっていう発想になるんです。(^^;)


結果的にはそのルートで合うてたんで問題なく金比羅さんの近所まで。

小川うどんの角を曲がれば勝手知ったる町営駐車場があるんで、サクッとそこに車を止めました。

すぐ歩きだすんやなくてまずはちびリュックに必要なモンを詰めました。

なんせ玉売り専門ってことは、なーんもないんで箸や器、調味料まで自分らで持って行かんとあきませんからね。

アイスボックスに入れてたモンやらをリュックに移して、自分のカメラもカバンからリュックへ。

準備が出来たらポテポテと歩いて目的地に向かいました。

駐車場から、通ってきた表の道まで出たら右折して、土讃線の踏切を渡ったら、琴平小学校の手前の左に曲がって小道へ。

少し歩くと目印の保育園と幼稚園の並ぶ角を発見。

そこから少し先でネット上の地図では道が途切れてる様子で、現地に行ってもどうも道はなさげ。

仕方ないので幼稚園トコを左に曲がって線路沿いに進むことに。

しばらく進むと別の道と交差してるようやったんで、おそらくそのへんが目的地やろう判断。






そこまで行けば、ネット上で別の方が訪ねた写真を見てたので、すぐ分かりましたがそれでも戸を開けるのには勇気が要りました。








製麺所なんかは有名店でもシステムがバラバラやから初めてでなくても多少緊張することがあります。


まぁ香川の人は親切なんで



 「すんません、どうやったらええですか?」


とでも聞けば気さくに教えてくれるんですけどね。



今回はそういう食べ方の流れが分からんってレベルの不安や無いんですわ。

店の扉を開けてもええんか?っていう不安を感じるのは久しぶりでした。











立地も店構えも怪しさ爆発の「天満」

*玉売り専門店「天満」の店構え

この店構えで、平気で戸開けられたら逆に危ないでしょ?

どうみて店屋には見えへんでしょ?

別にブログのネタになるように看板が写らんように撮ったりしてないんですよ。

当然ですが、屋号を示すような看板のたぐいは一切なし。

針の穴場系を捜す時の目印になる煙突もなければ、うどん玉を入れる蒸籠?を干してる様子もナシ。

ここまでうどん屋のヒントゼロってスゴイですわ。

って、記事を書いてて気づいたんですが写真の上の方にチラッと煙突が写ってますね。

現地ではキョロキョロ見回しても煙突が目に入ってませんでした。



知らんかったらこの家の前を100万回通っても、ここでうどんを買おうなんて思わんでしょ。

私が選んだ以上責任なんで、恐る恐る戸を開けてみると中はちゃんと製麺所らしいしつらえでした。

 *お代官さまんトコに中の様子がチラッと写ってますんで、興味ある方はリンク先をどうぞ。
 
お店はおとなしそうな年配の女性が1人でやってはるようでした。

1玉70円とのことで、持っていった使い捨ての紙の鉢にうどんを入れて貰いました。

写真に写ってるチャリンコの後ろ荷台に一旦鉢を並べて、お勘定。


店は村中の道路沿いなんで、どこで食べようかと思ってたらすぐ向かえに小さな小さな神社があって、そこにベンチがありました。







「天満」は玉売り専門なのでマイ丼を持参

*ベンチの上で持ってきたモンを店開き

家からは刻みネギ、麺ツユ、七味等を持って行ってました。

前回の橋村製麺所では最後まで迷った末にショウガをパスしたら、お代官さまに


 「オイ、ショウガはないんか?」

 
ってなことを言わせてしまうチョンボをしました。

そこで今度は朝イチですりおろしショウガを用意してちゃんと持って行きました。

そしてこれも前回の反省を生かしたんですが、茹で置きの麺やと多少ゴワつくんでペットボトルに水を入れて持って行きました。

その水をぶっかけて軽く麺をほぐして水を捨ててから麺つゆを掛けて頂くことに。





天満のうどんを水で洗って「ぶっかうどん」に

*天満のうどんを水で洗って「ぶっかけうどん」に

茹でた時間が分からんのですが、ある程度は時間が経ってるようでややうどんが弱ってるようには感じました。

ミッシリと詰まったような食感の麺でしたが、素晴らしく怪しい店構えの天満製麺所のうどんが食べられたんで私は満足でした。

myblackmamaさんにはイマイチやったかもしれませんが、「食べることに意義がある」を1軒入れられたんで嬉しかったですわ。



食べ終わってから、お代官さまは


 「これは湯がき直して食べる方が旨いやろうなぁ。次は湯を沸かせるようにしたらどうや?」


ってな、ムチャお言葉が・・・・。


確かに前のハイエースでは常にキャンプ道具積んでたから、発想としてはアリやと思えますが・・・。

しまいに「いりこだしで食べたい」とか「オプションも用意せぇ〜」なんて言葉が飛び出しそうで恐いですわ。




これで玉売り専門のトコに2回行った訳ですが、こういうお店でベストの状態を食べるのって難しいですねぇ。

天満に行ったのが12時過ぎで、もしかしたら昼ご飯に買いに来る人のために茹でたてがあるんちゃうかなんていう淡い望みも持ってたんですけどね。

せめてお店の女将さんに何時頃に来たら茹でたてが食べられるかって聞いとけば良かったですねぇ・・・・。

やっぱり一番確率が高いのは、店の開店時間すぐぐらいなんでしょうね。

まだ茹で上がってなかったらちょっと待てばええんですから。

<後日 追記>
myblackmamaさんの記事へのリンクを追加

*a spoonful of blues:えて吉さん、 ishさんと行く!第5回讃岐うどん巡り〜四軒目〜



純粋な製麺所を楽しんだら、来た道をまたぽてぽてと駐車場へ戻り次の店を目指します。

駐車場から県道に戻って左折したら、「榎井」の交差点で右折して国道319号線へ。

「買田東」の交差点を直進してそのまま国道32号線へ。

買田東の交差点を越えて、一つ目の信号を左折して、細い道に入ったらうどん屋探索モードに。


なにを考えてるのかこの日のたった2日前にも香川でうどんを食べてたお代官さま。

道中でへんなトコに「うどん」の幟を見かけたとかで、後で調べたらそれが今から向かううどん屋やったそうです。


私がどんな些細なうどん屋のヒントも見逃さんように走ってたら、ほどなくお代官さまのご覧になったノボリが見えました。


するとお代官さまから


 「あんな方から来んと、コッチから来たら楽やがな」
 

ってなお言葉が出ました。


横に乗ってるだけのお代官さまに運転手の苦労をお分かり頂くのは無理ですわねぇ。







状況を文字だけ説明しにくいんで、地図を貼ってみましょう。











「山の家」周辺の地図

*「山の家」周辺の地図


向かってたのは「山の家」ってお店ですが、地図の「丸1」の方向から走ってきました。

お代官さまの見たノボリってのは、おそらく「丸4」のあたりにあったんではなかったかと。

お代官さま的には「丸3」にトコから入るが当然に思われたようです。

でもねぇ、運転手としては、行ったことない場所を探す時に、大きな国道で信号のない曲がり角ってすんごく曲がりにくいんですよねぇ。

行くまではうどんの幟のことも知らんかったんで、目印のない小道ってすぐ通り過ぎてしもうたりするんです。

地図では一方通行かどうかもわからんからそれも不安です。

おまけに右折で入ることになるから後ろから来る車のことも気になるし。



今までの怪しい店探しの経験から言うても、ちょっと遠回りになっても信号のある「丸2」からのルートを選んでしまう訳ですわ。


天満の時もほんまは別のルートからならもうちょっと広い店の前の道を進んで来れたかも知れないんですが、確実さをとって、駐車場に入れて歩いたんです。

ナビ無しで行けるように細かい走り方まで考えながらルートを決めてる運転手としては、確実さ優先というお話でした。


 「お代官さま〜、ドンクサイ行き方してもお許し下さいませぇ〜」








さて、肝心の「山の家(やまのや)」ですが、曲がり角がちゃんと分かるか不安やったんですが、最後の角に看板があったんで無事着くことが出来ました。

 *看板の写真はお代官さまの記事に上がってますので、コチラからご覧下さい。







割りとすんなり着いた「山の家」の店構え

*まんのう町の「山の家」の店構え

店構えは普通なんですが、大阪人やったら絶対に店をやろうとは思わんような辺鄙なトコにありました。

回りは緑がいっぱいと言うたらええんでしょうか、でっかい栗の木が駐車場にあって、店も田んぼやら畑に囲まれてのどか。

遠くからお店が見えず非常に飲食店をやるのに不向きな場所ではありましたが、「怪しい立地」っていうのをポイントに選びましたがまさに狙い通りでした。





ツルツルでスルスル入った「山の家」の「かけうどん」

*「山の家」のかけうどん(150円)

myblackmamaさんは私と同じくかけうどん、ishさんはぶっかけうどん(230円)を食べてはりました。

この麺はやや細めでツルツルしてて、腹の中におる食べモンの隙間にスルスル入っていくような感じでした。

次に行ったらここの冷たいうどんを食べてみたいモンです。

<後日 追記>
myblackmamaさんの記事へのリンクを追加

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第5回讃岐うどん巡り〜五軒目〜


山の家に行ったのが1時頃で、6軒目に予定してたお店は一般店で急がないので、のんびりドライブがてら寄り道することに。

まずは産直市をチェックするべく道の駅「空の夢もみの木パーク」へ。

この日は月曜日でしたが今まで何回か寄った中では一番野菜類の品数が豊富でしたわ。

大阪のスーパーと較べたらかなり安いモノが多かったんですが、気になったモノは家で買うたばかりやったり、1人暮らしには多すぎたり。

安いなぁー、安いなぁーと思いながらも、結局なんも買いませんでした。

道の駅からはいつものお約束でスーパー「マルナカ」の某支店へ。

そこでたっぷりと生うどんを買い込みました。

夏場は10分以上もかけて生うどんを湯がく気になれんかったんで自重してましたが、もう気にならんので山のように買い込んでやりました。

実家と妹一家にも2種類のうどんを2袋ずつ、自分用に10袋以上買うたかと思います。








スーパーを出たのが2時半頃で、そこからは高松市の方面へ。

チラチラと道路地図を見てはいましたが、今回の店は非常に行きやすかったです。

向かったのは釜上げうどんで有名な「わら家」なんですが、ここは観光地の「四国村」の駐車場にあるんです。

ここほど余所モンが行きやすい有名店も珍しいんやないでしょうか。(^^)



ものすごく久しぶりに来た「わら家」の暖簾

*久しぶりに再訪した「わら家」の暖簾


私はうどん巡りをやり出しただいぶ初期(2002年)にいっぺん行ってるんですがそれ以来。

myblackmamaさんとishさんは初めての訪問です。

同じく釜上げうどんで有名な「長田in香の香」は何回か行ってるんで、違いを較べるために「わら家」にも行きたいと思ってたんで、今回のコースのラストに入れてみました。

店に着いたのが3時50分頃で平日のこの時間だとさすがに店内は空いてました。


オーダーは3人揃って釜上げ(410円)を注文。

お客さんが立て込んでないだけに、オーダーが入ってから茹でてくれたんでしょう、茹で上がるまでしばらくノンビリ。

「恐るべき讃岐うどん」の何巻かにわら家が登場して、だしに浸けたネギが旨いからって、うどんが出来上がる前にネギだけ食べてお代わりするってなネタが出てました。

ネギの高い昨今はお店は大変やからでしょうか、出汁はうどんの出る間際まで出て来なかったんで、ネギだけ食べるなんちゅうムチャはしませんでした。
 *出汁をうどんの上がりに合わせてはったのは熱々を食べて貰う店側の配慮でしょう・・・。





わら家の「釜上げうどん」

*わら家の「釜上げうどん(410円)」

やや細めに感じる麺は締めてない釜上げ状態でもしっかりしたコシがありました。

出汁は長田in香の香に較べると醤油の味がキリッと効いてるタイプでした。

myblackmamaさんはこんなスキッとした出汁はけっこう好みやと、逆にishさんは醤油ッ気が効き過ぎてない方が好みやと好みが分かれたのが面白かったです。

私はいつものごとくあんまり味を覚えてないんですが、長田in香の香の方がいりこの香りが豊かでややそっちの方が好みに感じました。

<後日 追記>
myblackmamaさんの記事へリンクを張っておきます。

a spoonful of blues:えて吉さん、 ishさんと行く!第5回讃岐うどん巡り〜六軒目〜





わら家を出たのが4時半頃で、そこからは高速に乗って神戸方面へ。

淡路SAでちょいと休憩して、兵庫駅でishさんを降ろしたら、西宮名塩駅前へ。

西宮名塩でmyblackmamaさんとお別れして、国道176号線で池田を目指したんですが、道はかなり渋滞。

朝とは違ってけっこう時間がかかり家に着いたのは8時45分でした。

最後の渋滞はちとキツかったですが、途中で仮眠をとることもなく順調なうどん巡りでした。

myblackmamaさんはこれからお仕事が忙しくなる季節だそうで、次回myblackmamaさんとご一緒出来るのは春頃になりそうです。

「myblackmamaさん、春になったらいつでも誘って下さいねー」

「次回はぜひ奥さまも参加出来る日で行きましょー。」

「ishさん、1日おきの連ちゃんで飽きはったかもしれませんが、またご一緒させてくださーい。」





*朝イチの体重:57.4kg(これくらいが一番気ぃ楽やな)
 
 
posted by えて吉 at 15:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

前半ベタに攻めてみた「第19回うどん巡り」その2

第19回のうどん巡りネタの続きを上げさせて頂きます。この記事は「その2」になります。

馬鹿げた長さのマクラから読んでやろうという奇特な方がいらっしゃったら、コチラからご覧下さい。

その1でアホほど文字を並べましたんで、ここからはサクサク行く予定です。



彦江の駐車場から走り出したのが10時39分。

ちょっとずつの遅れが重なって、普段のペースからはかなりズレ込んでました。

県道33号に戻ったら、来た道を戻ります。高速から降りて33号に入った交差点を越えたらすぐ目的の交差点「前谷」。

ここを右折して県道17号に入ったら、勝ったも同然。

うどん巡りをやってなかったら気づかずに通り過ぎるかもしれませんが、うどん巡りモードに入ってりゃ小さくても看板の出てる店なんか楽勝ですわ。






着いた時は珍しくガラガラやった「田村」

*着いた時は珍しくガラガラの「田村

車で走ってると手前からは店の前が見えないんで、どうせ一杯やろうと右折で対面の駐車スペースに車を突っ込みましたが、珍しく車ナシでした。

「たむら」へはmyblackmamaさんご夫妻を初めてうどん巡りにご案内した時に来てます。

今までは同じ店にはご案内しないようにしてたんですが、今回は彦江が2回目になったこともあって以前から再訪を希望してはった「たむら」にも寄ってみました。




ネタばらしになりますが、たむらの次の予定は「山越」でした。

メチャクチャなペースでうどん巡りをやってるお代官さまはもちろん、もう5回目のうどん巡りになるmyblackmamaさんの運転手を務めるのにここまでベタなコースってなかなか組む勇気がないですわ。

廃業する彦江にお別れ、再訪を解禁してmyblackmamaさんのご希望でたむら、myblackmamaさんがまだ行ってないS級やから山越とそれぞれに理由はあるんですけどね。

丸投げでコース作りを任されて、この3軒をこの順で回ったら


 「えて吉、今回はえらい手抜きやなぁ・・・」


 「こんなコースやったらオレでも組めるがな」


 「なんぼ平日でももうちょっとおもろいトコ連れて行けよ」
 
 
ってな非難囂々を想像してしまいます。



「山越」は腐っても鯛やないですが、myblackmamaさんをうどん巡りにお連れしとっていつまでも無視ってのもいかがなモンか思ってたんです。

もうぼちぼちお連れして、「あの山越」なんて思わず、ごく素直に味わって頂かんとアカンなぁと思ってました。



やり取りの中でお代官さまからちょうどええタイミングで


 「myblackmamaさんって、山越行ってはりますか?」

 
ってな、質問が上がったんです。

ぼちぼち山越を入れようと思ってたんですが、今回はすっかり忘れてたんで、どうせS級2軒行くんやったらコース的にもすぐやから山越も潰しとこうって気分に。

お代官さまがmyblackmamaさんに配慮した提案やから、ベタでもクレームはつかんやろうと、慣れた人から見たら頭の悪そうな前半戦にしたわけです。





田村の「冷たい醤油うどん」

*田村の冷たい醤油うどん(150円)

他では醤油うどんってそんなにしょっちゅう食べないんですが、たむらやとこの食べ方が多いですねぇ。

今回は3人とも同じ食べ方でした。

醤油をちょっと掛けすぎたかと心配したんですが、ちょっと水が入ってたこともあって、まったく問題なし。

ちょっと薄味なぐらいでしたが、やっぱり「たむら」もさすがはS級ですねぇ・・・。

麺の表面が驚くほどツルッツルで、どんどん口に入るんですが食べるとしっかりした腰アリ。

固いだけのやないしなやかなコシがわたし好みでしたねぇ。

まぁここのうどんに文句言う人間がどれほどおるか分かりませんが・・・・。

麺の食感の良さに驚き気味に、

 「myblackmamaさんに前回と較べてどうですか?」

って、お尋ねすると

 「前回もこんな感じで旨かったでー」
 
とのお答え。

相変わらずの記憶力のなさを晒してしまいましたが、myblackmamaさんに喜んで頂けたのでヨシとしときました。




車を止めた時はガラッガラやったんですが、うどんを貰おうと店に入った途端、どっかに隠れてて急に出て来たんちゃうかって思うほどのお客さんが来襲。

何台もの車が止まってちょっとした行列まで出来てました。


たむらを出たら前の道を真っ直ぐ進んで、お馴染みの「陶」の交差点で国道32号を越えてY字の右ッ側の道をさらに進みます。

しばらく食べてなくて気になってる「池内」は残念ながら月曜定休なんで、店の前をスルー。




たむらの前に車を止めたのが10:57AMで次の「山越」の駐車場に着いたのが11:17AMでした。

平日なんで空いてるかと思ったんですが、国道377号に一番近い駐車場は一杯でした。

ここ何回か来た時はそこに止めてたんですが、しゃあないんでさらに進んでめっちゃ広いジャリ引きの駐車場へ。

ここ最近の平日では割りと車の台数が多く感じましたが、それだけあってお店の前まで行くとちょっとした列が出来てました。

とはいえ、20人ほどで列のシッポがまだ店の間口に納まってるんで「山越」の”行列”の内には入りませんでした。

なんせ酷い時には店の前の道から曲がり角を越えて、その先では銀行のATMみたいに九十九折りにビッチリならんで、待ち時間2時間超なんてのが、「山越の行列」ですからねぇ。

「山越の行列」は、ハッキリ言うて並ぶ対象やないですわ。

旨いうどんなんか山越以外にも香川県内にアホほどあんのに、うどん食いのゴールデンタイムを2時間も無駄にするのは私には正気の沙汰とは思えませんわ。

有名観光地に行ったら、好きも嫌いもなく「ドコソコに行ってきた」と言うためにだけにそこに行く人と同じですな。

ちなみに「山越の行列」は並ぶ対象ではなく、「見物」の対象やと思ってます。

今までに何回かわざわざ”行列だけ”をチェックに行ったことありますからね。(^^)


まぁそんなわけで20人程度やったら客さばきがええこともあって、並んでると意識せんで済みました。

初めて山越に行ったmyblackmamaさんは

 「やっぱり有名な釜玉かなぁ・・・」
 
って言うてはったんですが、ishさんも私も釜玉より冷たい麺がええんじゃないかと。

結局3人とも冷たいかけで行くことに。




えらく印象が違った「山越」のうどん

*えらく印象が違った「山越」のうどん(150円)

最初は少なめに冷たい出汁を掛けて「ひやひや」を楽しみ、後半は一旦だしを飲み干して、熱い掛けだしで「ひやあつ」を楽しみました。

ちなみに、3人とも同じ食べ方でした。

この食べ方はうどんマニアのWakkyさんのやり方をパクらせてもうてるんですが、だしの温度で変化しやすい山越のうどんにはぴったりな食べ方に思います。

この食べ方がええと書きましたが、今回の山越のうどんは今までと全然違う印象でした。

山越のうどんの印象としては「しなやか」なコシってのが思い浮かぶんですが、今回のはいたって普通のしっかりしたコシでしたねぇ。

うどんとして特に文句ないんですが、普通の生うどんを家で茹でたんとも変わらんような至って平凡に感じましたねぇ。

最後に食べたのは半年ほど前ですが、こんなにガラッと印象が変わるモンなんですかねぇ・・・。

たむらで記憶力のなさを晒した身としては、なかなか言いにくいことですが、ここまで変わったらさすがに分かるぞって感じでした。(^^;)



ishさんとこでも「たむら」と「山越」の記事が上がってるんで良かったらご覧下さい。


 *foodish:”雑”食記:S級連発〜讃岐うどん巡礼2010-8その2

<後日追記>
 myblackmamaさんの記事もアップされたのでリンクを張っておきます。

 *a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第5回讃岐うどん巡り〜二軒目〜

 *a spoonful of blues:えて吉さん、 ishさんと行く!第5回讃岐うどん巡り〜三軒目〜


うどん巡りは、ここから全く雰囲気が変わるんですが、それはまた別の記事にしようと思います。




*朝イチの体重:57.4kg(やっと安心圏に戻った。)


<後日 追記>

続きの記事をアップしましたので、リンクを張っておきます。

後半は個人的な趣味で 第19回讃岐うどん巡り その3
  
 
posted by えて吉 at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする