2013年05月01日

第35回讃岐うどん巡りも色々考えてコース作り

4月26日の金曜日に行ってきた香川での讃岐うどん巡りについてご紹介します。

今回のうどん巡りはishさんからのお誘いで、参加者を募ったところmyblackmamaさんと*あきこ*さんが参加を表明してくれました。

ishさん、myblackmamaさんからは事前に行きたいうどん屋の希望を聞いてたんで、お二人よりうどん巡りの回数が少ない*あきこ*さんのことも考えつつコース作り。

ishさんはかなりの回数うどん巡りをやってはりますし、myblackmamaさんもぼちぼちそれなりの回数になって来てはります。

*あきこ*さんはお二人に較べるとまだそんなに回数をこなしてはれへんので、出来るだけ新規のお店を多めにしたいところ。

myblackmamaさんがうどん巡りを始めはった頃も、当初は出来るだけ同じ店に行かないように毎回全て新規開拓になるようにコースを組んだものです。

お二人の希望は一応聞きつつ、*あきこ*さんのダブりを減らしつつ、自分も新規開拓出来るように。

地図で店の場所を確認しつつ、営業時間と店から店への移動時間を考えてコースを組むってのはなかなか大変なパズルなんですよねぇ。

でも、お代官さまキャラのishさんの記事ではこんな表現になるんですよねぇ・・・。



えて吉さんとうどん巡りにいく場合、「車の運転をする代わりにコース組みはワシがやる!」ってルールがあって、参加者は一応希望は出すことは出来ても決定権はないんです。



こう書かれたのを読むと他の人と行く時は希望通りの店に行けるけど、えて吉と行くと自分勝手に決めよるって言われてる気分になるじゃないですか。

コース作りは参加者の皆さんに出来るだけ楽しんで貰うことを最優先にしてるんで、希望を出した後は”お任せして”もらうしかないんですよねぇ・・・。

運転したるから、コース決めはオレのモンや、なんて気持ちは全くないんですよ。

丸一日のコースを全部作ってくれるんなら喜んでお任せしますし。

実際神戸組さんに混ぜて貰う時はWakkyさんにコース作りは一任して、当日は運転手に徹するってのがパターンですからね。

今回はちょっとがっくり来たんでその気分をishさんにもお伝えしたんで、今後は誤解がないことを願いましょう。(^^;)





コースは3人のことを念頭に置いて組んだんですが、最終的に*あきこ*さんは不参加。

前日の夜遅くまでお仕事に追われてはったそうなんですが、どうしてもうどん巡り当日も仕事に出ないと行けなくてキャンセルに。

前回のうどん巡りもギリギリでアウトやったんで、お仕事がらとはいえ、残念やったでしょうねぇ。




というわけで、最終的には私を含めてオッサン3人でのうどん巡礼となりました。




当日はいつもより30分遅めの4時半頃に目覚ましで起床。

前日からマンションの駐車場に空き枠が出て、アルファードを止められるようになったんでクルマまでの移動がなくなって楽になりました。

5時37分に走り出して、myblackmamaさんとの待ち合わせ場所には6時24分に到着。

約束は7時やったんですが、30分前の到着ならちょうどええ感じです。

myblackmamaさんがちょっと早めに来られたんで、ishさんと合流の兵庫駅に着いたのは7時25分といつもより早めでしたね。

7時49分にはishさんも揃ったので兵庫駅前を出発。

途中のトイレ休憩を挟んで、順調に走り、香川では府中湖サービスエリアのETC出口から地道へ。


一旦国道32号線に入ってお馴染みの「陶(すえ)」の交差点を右折。

陶駅そばの川の手前をグイッと曲がったらお店の駐車場です。


1軒めのお店にクルマを止めたのは10時5分でした。





久しぶりの「赤坂」の店構え

*久しぶりの「赤坂製麺所」の店構え

表の道に背中を向けて、駐車場側にお店の入り口があります。


私は3回目なんですが、記録を調べると最後に来たのは2005年なんでもの凄く久しぶりです。

店構えを見るとishさんは前に来てたって思いだしはったんですが、ishさんもうどん巡りのごく初期に来たきりやったそうです。

myblackmamaさんは初めてのご案内です。

ここは店のおばあちゃんの濃ゆいキャラやら、ハサミでチョキチョキやってネギを切るんなんかで怪しい系としてはかなりの有名店かと。


最後に行った時は初回と違って中年のおっちゃんがお店をやってたんですが、今回はおばちゃんが登場。

まずはどこから来たか、記帳を求められました。(^^;)
 *かつてはさらにおばあちゃんのカメラで記念撮影も恒例だったとか・・・。

で、人数を伝えてうどんを貰います。


今回は3人とも冷やぶっかけをチョイス。

うどんとダシをぶっかけた丼を受け取ったら、おばあちゃんの指導に従って工作ばさみでネギをちょきちょき。





赤坂の「冷やぶっかけうどん」

*赤坂の「冷やぶっかけ」 200円

古くからの製麺所系やと朝イチに一気にうどんを湯がいてしまうことが多いみたいですが、このうどんも茹で置きでした。

店の営業は8時からなんで麺の状態としてはやや弱かったかもしれませんね。

前に来た時は開店時間に合わせて来たんですが、さすがに前過ぎて比較は出来ませんねぇ。

ぶっかけだしにはちょっとイリコ系?のクセがあって、麺はやや細めでした。
 *もともと赤坂は素麺を作ってはったそうなんで、それで細いんですかねぇ・・・。
 
こういう作り置きの麺やと温めてもうた方が良かったかもしれませんね。



<参考情報>
*赤坂製麺所:讃岐うどん遍路

住所:香川県綾歌郡綾川町陶5781−6

電話:087−876−2104

営業:8:00AM〜15:00(平日)、8:00AM〜17:00(土日祝)

定休:水曜日



*foodish:”雑”食記:スペシャル求めてツアー(1)〜讃岐うどん巡礼2013-2

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜一軒目〜





赤坂を出たら、同じ道を戻り「陶」を越えてこれまた馴染みの県道17号線を走ること数分。





10時22分にはお店の前にクルマを止めてました。



赤坂にクルマを止めてから17分で2軒目に到着したことになります。

腹ぺこで香川に着いてるんで1軒食べたくらいじゃ全く腹はおきませんわ。

すぐに2杯目を食べたくなるんで近い店を押さえるのがいつものパターンです。





ishさんの要望で来た「田村」

*ishさんの希望でチョイスした「たむら」

事前にishさんからは2軒の希望を聞いたんですが、ここはmyblackmamaさんもかなり気に入ってはるんで優先してチョイス。

いつものうどん巡りだとだいたい10時頃に香川に着くんで、9時開店の田村は最初の方に入れやすいってのもありました。

ここはいまだにバリバリのS級店やと思いますが、この日は全く混んでなかったんでお店のすぐ前にクルマを止められました。

以前はたむらでは醤油うどんにすることが多かったんですが、一軒目を冷たいぶっかけにしたんで、ここはかけで行くことに。




田村の「ひやあつ」

*たむらの「ひやあつ」 150円

ishさんも私と同じひやあつ、myblackmamaさんは冷や醤油うどんを頼んではりました。

今回もやっぱり素晴らしいうどんでしたねぇ。

彦江なき今、初めてうどん巡りをする人なんかをお連れする時にはたむらが外せなくなってますが、ここはいつ来てもハズレがない気がしますわ。




<参考情報>
*たむら:讃岐うどん遍路

住所:香川県綾歌郡綾川町陶1090−3

電話:087−876−0922

営業:9:00〜13:00

定休:日・祝日




*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜ニ軒目〜






たむらを出たら前の県道をさらに進んで、突き当たりを左折して県道33号線へ。



この辺りのルートは寝てても走れそうなほど馴染みの道ですねぇ。



次のお店へは、今までなら坂出駅の前にあるサティにクルマを止めて歩いて行ってました。

今回はナビに案内をさせてたら手前のY字路で33号線を離れて駅前に向かう道を指示されました。

自分が行くならもっと33号線を走って駅の真ぁ北あたりで左折するんですけどね。

ナビの選ぶルートやとひょっとしたら店の駐車場をの前を通るんちゃうかと思ってたら、予想通り駐車場を発見。

駐車場があるとは読んでたんですが、今回初めてそこに止めました。


クルマを止めたのが10時45分で、お店の開店は11時やったんでちょいと早すぎました。



3軒目の「上原製麺所」は、myblackmamaさんのご希望でした。

ただ、この希望を聞いた時はちょっと痛かったんですよねぇ。

というのもここは今でもあくまでも製麺業がメインで、うどんを食べさせて貰えるのは11時から13時の2時間だけなんです。

コースを組む時には出来るだけ縛りが少ない方がええんで、こういう営業時間の短い店ってのは厳しいんですよねぇ。

しかも同じ営業時間が2時間でも朝の10時や9時からなら、うどん巡りの頭に持ってくりゃええんで比較的マシなんです。

11時ってな時間からスタートやと必然的に何軒か回ってからになるんで時間が読みにくいんですよねぇ。

ちょっと早めに着きすぎたんですが、とりあえずお店の前まで行って待つことに。

すると時間前やったけど、あっさりお店に入れて貰えました。




上原製麺所の薬味コーナー

*上原製麺所の薬味コーナー

このお店は*あきこ*さんも以前にご案内してましたが、その時はすでに工場の作業が止まってて、ベストな麺ではなかったんです。

袋詰め前の出来たて、締めたての麺を食べた時はかなりインパクトがあったんで、それを味わって貰えるならダブってもええかと思ってコースに入れました。

私自身もここのうどんには非常にええ印象を持ってるんで、ちょっと無理してもmyblackmamaさんの希望に合わせました。






上原製麺所の袋麺

*上原製麺所の袋詰めされたうどん

今回はベストな麺を狙ってたんで開店時間に当てに行ったんですが、既に工場の操業は終わってました。

こういう卸売りがメインの純粋な製麺所ではこういうことがあるんですよねぇ・・・。

ここで食べるお客さんに合わせてやってるんじゃないんで、その日の必要な量を作り終えたら作業をおえちゃうんでしょうねぇ。

お店の人に注文するとこの袋詰めのヤツを破って丼に入れて渡してくれました。





これぞまさしく製麺所で食べるうどん

*これぞまさしく製麺所で食べるうどん

いかにも下町の工場って感じの店の一角に長机を置いてあってそこで食べるんですが、これぞ製麺所って感じが好みです。

3人全員が麺を湯がいて貰っていわゆる「あつあつ」で頂きました。

袋詰め直前のベストなヤツではないですが、熱くしてもしっかりしたコシがあってヒジョーに旨かったですわ。



上原製麺所の値段表

*上原製麺所の値段表

小で120円なんですが、すんごく旨い麺がこの値段やからホンマに安いですよねぇ。

工場内の風情も含めて「すんません、隅っこでええんでちょいとコチラのうどんを食べさせてください。」って気になりましたわ。

うどんを食べ終わってから袋麺を分けて貰おうと思ったんですが、お店のおっちゃん曰く賞味期限は今日中とのこと。

さすがに家に帰った当日はもううどんを食べないので、食べるとしたら翌日になるから断念。

時間を置いたらどの程度変化するか食べてみたかったんですけどね。





<参考情報>
*上原製麺所:讃岐うどん遍路

住所:香川県坂出市室町2丁目1−31

電話:0877−46−2658

営業:11:00AM〜13:00

定休:日祝、年末年始


*foodish:”雑”食記: スペシャル求めてツアー(2)〜讃岐うどん巡礼2013-2

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜三軒目〜





11時ごろ上原の駐車場を出発して、県道33号線に復帰。



西に進んで、11時24分にはいつものスーパーに到着。



日の出製麺所の生讃岐うどんを買い込んだりして小休憩。



ちょうど30分ほど滞在して11時54分に次のお店に向けて出発。




ここから2軒予定してたうどん屋は、お二人を案内したい私の既訪店と私にとって新規訪問になるお店でした。


ところが、今回のうどん巡りではスタートの時点でishさんのお代官さまキャラが出ておりまして・・・。

 「田村も嬉しいけど、もう1軒の方が行きたかった」

ってな発言があったんです。

その店をお代官さまが気に入ってるのは重々承知してたんですが、予定した2軒と近すぎるし、*あきこ*さんにはダブりやったんで落としたんです。

田村1軒勘弁して貰おうと思ったんですが、道中で何回も行きたかったって。

こうなるとお代官キャラには勝てませんわねぇ・・・。

私の新規開拓に狙ってた店を落としてお代官さまの希望するお店に行くことに変更しました。




で、まずは予定してたお店でお二人を案内しておきたかったトコに向かうことに。




何年か前に行ったその店のうどんにはええ印象を持ったし、剛麺好きのmyblackmamaさん向きなんで案内はせんとと思ってたんです。

ただ、初回に行っときはハイエースに乗ってたんですがお店への道が細くて難儀したんです。

ハイエースは大きさの割にはようハンドルが切れるんですが、香川の方言で言うところの「いでにぼてこむ」ってことになりそうに思ったんです。

アルファードはハイエースと較べると小回りが全然効かんので、進入路のことをイメージすると腰が引けてのびのびになってたんです。(^^;)




スーパーを出てナビに任せて走ってたら、私が新規開拓に狙ってたビニールハウスで有名な「岸井うどん」に着いてしまいました。

そこは横目に華麗にスルーしてさらに南下。

お店の北側から近づいて行くと高校野球で有名な「尽誠学園グラウンド」が見えてきました。

これが目印なんで、うどん屋の近くまで行くのは割と簡単なんです。

実際尽誠学園の看板が見えて少し行くと、目指す「白川うどん」の看板がありましたが、北側からは入りにくいので一旦素通り。

表通りからも見覚えのある白川の建物が見えてました。

しばらく行った曲がり角を左折して畑の中のあぜ道みたいなトコを回り込んで南側からお店に向かいました。





今回は走りやすかった白川への進入路

*今回は走りやすかった白川への進入路

車同士で対向は出来ませんが、”水路に落ちる”心配もなくサクッと到着。





白川の店構え

*白川うどんの店構え




表の道から看板は見えるけど、店の前では畑で麦が実ってて、大阪人的な常識では飲食業をやれるような立地じゃないんですよねぇ・・・。

香川のうどん屋さんは辺鄙なトコにあることが多いですが、ほんまに理解に苦しみますわ。



お店に着いたのが12時16分やったんでランチタイムのど真ん中でした。


けっこうクルマは止まってましたが店内に列はなかったですね。




善通寺の「白川」のメニュー

*白川のメニュー

かなり剛麺な印象があったんで何を頼むかちょっと悩んでました。




白川のカウンターに並ぶオプション

*白川のカウンターに並ぶオプション




出汁と麺を温めるコーナー

*出汁と麺を温めるコーナー

セルフスタイルのお店は多いけど、麺を温めるのまでセルフってのは、実はそんなに多くない印象ですねぇ。





今回はオプションもこのコーナーも縁がありませんでした。








表面がなめらかな「白川の釜玉うどん」

*白川の釜玉うどん 250円

お店の方に注文するとちょうどうどんが釜に入ってたので「4分待ちです」って伝えられました。

行列もなくお店に面倒を掛けることもなさそうだったんで3人揃って釜玉をオーダー。

少し待って手渡された丼を見ると、玉子に透明感があってキラッキラしてました。

釜揚げうどんって、麺を洗って締めてない分、表面がややフワッとしてるイメージなんですがここのは釜揚げでも表面がツルッとしてました。

釜揚げでもごっついコシがある剛麺で、これの冷やは自分のストライクゾーンを外れるかもって思うほどでした。

剛麺好きのmyblackmamaさんはここの冷やに興味を持ちはったようなんで要再訪ですな。




<参考情報>
*白川うどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県善通寺市櫛梨町500−1

電話:0877−64−0687

営業:9:30〜15:00

定休:火曜日 (祝日は営業。その場合水曜日に振り替え)



*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜四軒目〜





次に向かったのがお代官さまが是非にと希望されたんで当日に組み替えたお店。



ナビに案内させると最短距離で行ったからでしょうが、えらく細い道を通って今まで行ったことない方向からお店へ。




まんのう町「山神うどん」の店構え

*山神うどんの店構え

こちらは一般店になるんですが、立地はまんのう町のかなり辺鄙なとこです。





山神うどんの前に広がる麦畑

*山神うどんの前に広がる麦畑



ishさんは何回も来てはりますが、頼むのは毎回決まったメニューだと。

以前初めてishさんに紹介してもうた時に私もそれにしたんですが、今回は違うのにしようかと思ってました。






お店に入ってメニューを確認して、頼んだのはコチラのうどんです。







非常に端正な「醤油うどん 冷や」

*山神うどんの「醤油うどん 冷や」 220円

3人揃って結局ishさんの好きな醤油うどんに。

私がこのお店に来るのは3回目やと思うんですが、結局毎回コレですわ。(^^;)

断面が正方形っぽい印象のあるエッジの立った麺で、艶やか、端正、上品って言葉が似合ううどんでした。

テーブルに置いてある醤油差しは某ブランドでしたが、お店の人に聞いてみると中身は「マルオ醤油」とのことでした。

このうどんを食べてmyblackmamaさんから出たセリフが

 「山神うどんのうどんは別腹」
 
というもんでした。
 
文字にすると”ナンじゃソレ?”って感じですが、その場で聞くと言い得て妙と素直に納得してしまいました。



 
お代官さまに無理強い?されて予定外に行ったお店ですが、1日全体の麺のバリエーションとしては他と違っててヒジョーに良かったですわ。


<参考情報>
*山神うどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県仲多度郡まんのう町公文839

電話:0877−73−2438

営業:11:00〜14:00

定休:水・日曜日


*foodish:”雑”食記:スペシャル求めてツアー(3)〜讃岐うどん巡礼2013-2

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜五軒目〜







山神を出たら、しばらく走って国道32号線へ。

高松方面に向かう途中で道の駅「滝宮」へ寄ってちょいと買い物。

1時15分に着いて15分ほどで出発したんで割とサクッとした寄り道でした。



ここまで5軒回ったんですが、今回はあんまり腹がキツくなってなかったですねぇ。

食べ方にもよるけどもう2軒は行けそうってことで皆さんと意見が一致しました。




向かった先は高松市内でもほとんど行ったことのないエリアでした。

場所としては高松市中央卸売市場に近く、すぐ手前で「はりや」看板が見えました。

はりやには何年も前に一度だけ行ったことがあるんですがそこから更に進んで海に近いとこにある住宅街の中へ。




お店の前に着いたのは2時1分でした。お店のすぐ先にはちらっと海が見えてました。






海のそばの住宅街にあるうどん屋「いちみ」の店構え

*海のそばの住宅街にあるうどん屋「いちみ」の店構え

お店の建物はこの通り派手ですが、やっぱり立地は飲食向きじゃなかったですねぇ。

近所の人以外、お店のことを知らん人がフラッと入るなんてありえない場所にあるんですよ。

看板が効かんってのはものすごく不利やと思うんですけどねぇ。




「いちみ」の店内のお品書き

*「いちみ」のお品書き

カウンターだけの店内で、こちらのウリは茹でたてのうどんと通し揚げの天ぷらでした。

その日出来る天ぷらが貼ってありました。

「いちみ」の写真メニュー

*カウンターに貼られた写真メニュー


カウンターにあったメニューその1

*カウンターに置かれてたメニュー その1



「いちみ」のメニュー その2

*いちみのメニュー その2

フルサービスの一般店としては安い部類に入りますねぇ。

天ぷらは1つ120円なんですが、3個頼むと300円になります。

さらにセットモンもあって、”いちみセット”ってのは、うどんと天ぷら3個がセットで450円になるからビックリ。

ぶっかけ250円に天ぷら120×3なら610円になりますが、それが450円ですからなんぼ何でも割引しすぎちゃいますかねぇ。

しかもうどんも天ぷらもお客さんの注文が入ってから作り出すんですよ。

そうなったら当然回転率も落ちるわけで・・・。

あまりにムチャしてるなぁと感じたんでお店をやってるご夫婦に話しかけてしまいました。

すると大将は尼崎出身で、香川の当たり前価格には苦労すると。

それでも特色を出さんと大手には勝てんから出来るだけのことをやってると。



最初に出てきたスープ

最初に出来てきたスープ

うどん屋さんで最初にスープってのは珍しいですねぇ。これも独自色を出すための工夫の一つなんでしょうねぇ。

出来たてを食べて貰おうとすると待ち時間が長くなるからそのためのサービスでしょうか。



myblackmamaさんの頼んだ「冷やぶっかけうどん」

*myblackmamaさんが頼んだ冷やぶっかけうどん 




myblackmamaさんの「天ぷら3種盛り」

*myblackmamaさんの天ぷら三種盛り

myblackmamaさんとishさんはもの凄くお得ないちみセットを頼んではりました。

店に入る前はもう1軒行こうと思ってたんですがお代官さまが「ここで打ち止めにして天ぷらを堪能する」と宣言。

最初は軽めに行くつもりだったmyblackmamaさんもオーダーを変更してこの天盛りの登場となりました。

ちなみにチョイスはタケノコ、ハマチの白子、手長ダコの3種類。

予想以上に豪華な盛り合わせでビックリですわ。

これがついて450円って・・・やっぱりどっか間違うてる気ぃしました。


カウンターには天つゆがスタンバイ

*カウンターには天つゆがスタンバイ

ちゃんと天ぷら自体を楽しめるように天つゆまであるんですよ!!

タケノコはええ香りがしてたって言うてはったから水煮なんかじゃないんでしょうねぇ。

手長だこの頭んトコはミソが詰まってて絶品やったそうですわ。

ほんで白子もふんわりとろりとしてめっちゃ良かったみたいです。



ちなみにお代官さまは「ひやあつ」のうどんにタケノコ、トマト、穴子を頼んではりました。






私は天ぷらを盛り合わせにしたら多すぎるかと思ったんで、単品で一つだけ。

お店の人はわざわざセットの方がお得ですよって教えてくれたんですけどね。




私の頼んだ「穴子天」

*単品の穴子天 120円

二切れついて来て、うどんに入れるつもりやったんで、天つゆを使うのはもったいないから我慢しときました。


天ぷらを入れる前提で頼んだ「かけうどん」

*いちみのかけうどん 200円

天ぷらを入れて楽しもうとかけうどんをチョイス。”あつあつ”で行っておきました。

出汁が関西風というかイリコ出汁じゃないように感じたんですが、これは大将が尼崎出身なのと関係してるんですかねぇ・・・。

最後にタイプの違う出汁で讃岐うどんが食べられて、その意味でも当たりでした。







このお店のことは地元民の{^L^}さんのトコで知って以来ずっときになってたんですよねぇ。
  *今、リンク先の記事を復習してたらいちみセットは2玉までオッケーだと。(さらに間違うてるやろ感が・・・)

何回か行こうとしたんですが、タイミングが合わず流れたままだいぶ経ちましたが、実際に行ってみて思ってた以上の満足感がありましたわ。



<参考情報>
*いちみ

住所:香川県高松市新北町24-9  
電話:080−3922−5293
定休:木曜日
営業:11:00AM〜15:00




*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜六軒目〜





お店を出たのが2時40分やったんで今回はえらく早めに終わりました。

この後、素直に高松中央ICから高速へ。

ishさんは夕方に大阪へ出る用事があるとのことで、一度ご自宅前までお送りして荷物を置いてもうてからまたクルマへ。

myblackmamaさんをお送りして一緒に大阪へ移動されることになったんです。

兵庫駅に着いたのが5時24分で非常に早い帰還やと思ったんですが、この後ハプニングが。

西宮名塩に向かうため阪神高速の北神戸線に乗ったんですが、その先で事故渋滞が発生。

降りる予定の「西宮山口東IC」の一つ手前「西宮山口南IC」で降りたんですが、そこまでもガッツリ渋滞に捕まってしまいました。

さらに降りてから少しして入った国道176号線も大渋滞。

いつもなら40分ほどで着くはずがmyblackmamaさんのご自宅付近までジャスト2時間も掛かりました。

えらく遅くなったんですが、176号線はまだ混んでそうやったんでishさんは西宮名塩駅から電車で大阪へ向かわれました。

えらく遠回りさせることになってしまい、なんだか申し訳なかったですわ。

私はその後も宝塚あたりまで渋滞に悩まされ、車庫にクルマを止めたのは9時9分というありさま。

総走行距離は約550kmでしたが、最終盤に3時間も渋滞に巻き込まれたんでえらく疲れてしまいました。


posted by えて吉 at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月02日

第34回讃岐うどん巡りは岡山集合

先月の24日に行ってきた第34回讃岐うどん巡りについてご紹介します。

今回うどん巡りにご一緒したのは、初めてお会いした時にもうどん屋を回ったmiki_dogさんでした。

その後、うちの家に来て貰ったり、関東に遊びに行ったりしてるんですが、初心に返ってという感じですね。

miki_dogさんがこの週の半ばから岡山に出張で来てはって、翌週は広島に出張ってことだったんでその合間にお会いすることに。

日程自体はけっこう前に決まったんですが、miki_dogさんのお仕事の環境が激変、かなり多忙に。

うどん巡り以外どうするかなんてやりとりをしてられなくなりました。

そこでは私は日曜日の朝イチでとにかく岡山まで行って、香川でうどん巡りだけ出来るように段取り。

あとの予定はその時の気分やら状況にまかせて手なりに行くことに。






当日は目覚ましで朝の4時に起きました

ちゃちゃっとネコsの世話をして、身支度をしたら事務所の車庫へ移動。

春っぽくなって来てたんで、ロードスターで行くことにかーなり惹かれたんですが、最終的には我慢してアルファードで。

というのも、miki_dogさんの出張用のスーツケースはちょっと大きめで実用性の低い屋根無し号だとトランクにギリッギリなんです。

そうなる私の荷物が積めないですし、車内はツーシーターやからリクライニングの幅がごくわずか。

お仕事明けで疲れてはったら道中寝はるやろうにリクライニングなしじゃねぇ・・・。

どう考えても合理的な選択はアルファードなんですが、どうにか屋根無し号で行けんかと考えてしまう私が難儀モンなんですよねぇ・・・。



事務所でアルファードに乗って出発したのが4時45分。

阪神高速の池田線から中国道に乗って、西宮北の先から山陽道へ。

6時20分頃に山陽道の瀬戸PAでちょいと休憩して、岡山駅前のホテルグランヴィア岡山に着いたのが6時35分。

大阪から岡山まではけっこうあるんで、待ち合わせ時刻はごくざっくりでお伝えしてました。

「8時から9時の間、遅くとも9時には着けるようにします。」ってな感じでした。

休みの日はゆっくり寝たいやろうからあんまり早よ起こすのも悪いなぁと。

1時間ほど待って、7時半にメールを送って到着してることだけお知らせ。





最終的に8時40分に岡山駅前を出発しました。





今回は時間を無駄にせんようにと苦手なナビに1軒目を目的地としてセット。




1軒目はかけうどん好きの方なので、出汁の旨いところをチョイス。



駐車場に車を止めたのは9時36分でした。







「よしや」のあつあつでスタート

*「よしや」の”あつあつ”でスタート 220円

miki_dogさんは”ひやあつ(220円)”をチョイス。

食べくらべて貰うとひやあつ方が出汁の風味がよく分かった好みとのことでした。



よしやの後は、当初安牌な店でコースを組んでました。

でもその結果出来上がったコースを眺めると旨い店ばかりですが、怪しさが足らんなぁと。

怪しさなんかなくてもええとも分かったはおったんですが、運転手としてはせっかく本場の香川まで来たんやから本場にしかない怪しさも体験しもらわんとと思ってしまいます。


いくつかの怪しい系の候補から、今回チョイスしたのは高瀬町の「須崎」。


剛麺の素晴らしさと知らんかったら絶対入れん店構えの両方をチェックしてもらおうと。

須崎を入れるとなった時に最近の日曜日は行列が出来るっていうんで、かなり迷ったんです。

よしやを飛ばすか後に回して須崎を一番にとも思いましたが、岡山から腹ぺこで来て、行列にヤラれたら痛すぎるでしょ。

それにかけうどん好きの一杯目は須崎みたいなだし醤油チャッと掛け系より普通のかけ出汁がある方がええやろうと。




3軒目にしたけっか、須崎の店の前に着いたのは10時18分。





万屋の前の空き地みたいな駐車場にはけっこう車が止まってて、何人かは店の外まで並んでました。

ひどい行列やったらパスするつもりやったんですが、すぐ食べられそうやったんで車を止めることに。





須崎のメニュー

*須崎のメニュー

初めて食べた時(100円)よりだいぶ上がりましたが、全く文句なし。

以前はとなりのスーパー部門で別に買うてた玉子がちゃんと用意されるようになってます。

それにしても20円やったらほとんど原価ですわな。



須崎の薬味コーナー

*須崎の薬味コーナー

二人とも冷たいうどんを貰って、ここでちょいちょいと薬味を乗せて、チャッとだし醤油を回しかけたらお店の外へ。

行列が出来るようになって、うどん部門?への入り口から入ってうどんを受け取ったら、横のスーパーの方から回って外に出る流れになってました。

お勘定は後で自己申告ってのいうシステムは大人気店になってもそぼくな香川方式ですなぁ。

須崎の讃岐うどんを冷やで

*須崎の剛麺を冷やで

ここのうどんを冷やで行くとやっぱり強烈な剛麺に感じますねぇ。

私は剛麺はそんなに好みはないですが、ここの麺はたまに食べて自分に活を入れとかんって気分になります。



須崎の日曜日の行列

*須崎の日曜日の行列

私らが着いた頃は入り口の外に3〜4人程度でしたが、食べ終わるまでにもどんどん新しいお客さんが到着してちょっと行列が伸びてました。




10時40分過ぎに須崎を出発して次のお店へ。




お店の駐車場に車を止めたのが11時11分でした。





松岡のかけうどん

*松岡のかけうどん 小 230円

宮武系の中では一番食べやすくて好みに感じてます。

ここは冬場にしっぽくうどんも置いてますがつい1週間か10日ほど前に終わってたようです。

miki_dogさんはしっぽくうどんには興味ないってことなんで、終わってても関係なかったですね。




松岡を出たらすぐそばの道の駅「滝宮」へ。

2泊する予定やったので野菜類は買えなかったんですが、以前買うてみて便利だったいりこ100%のダシパックをゲット。

前回買うたヤツはしばらく前に使い切ったんですが、前回のうどん巡りではここに寄れなかったんです




この後は3軒剛麺が続いたんで、ちょっと系統の違う麺を食べてもうつもりでした。



道の駅から「陶」の交差点を左折して定休日の「田村」を横目に見ながら県道33号まで走って右折。



この県道はうどん巡りでは走り慣れたんでのんびり次でなにを食べるか考えながらクルマを転がしてました。




目的の店「一福」の前に着いたのは12時5分でしたが、右折で駐車場に入ろうとしたその先には入り口から伸びた行列がコーナーを回ってるのが見えました。

けっこう広い店内から溢れるほどやったんで断念。

右折のウィンカーを戻して、先に進むことに。

次に行った店で聞いたんですが、前日の土曜日もえらい行列やったそうですわ。

ここ1年くらいは超有名店の一角におるようで、週末のうどん巡り、しかも昼時にってのは無理がありました。

細くて伸びる特殊な讃岐うどんがあることを体験してもらうと思ってたんですけどねぇ・・・。(>_<)




一福から15分ほど走って12時20分には「名もないうどん屋」に到着。

艶っぽい女麺を楽しんで貰おうと。

前の場所だったら、怪しい店としても非常に都合が良かったんですが、今は空き地にポンとプレハブを置いた感じ。

看板は出てないけどうどんのノボリがあるんで、怪しさはだいぶマシになってしまいました。

昼時でしたがお客さんは少なく先客1人に私の後に地元の人が1人、さらに女将さんの知り合い(常連)らしき4人組が入って来た程度です。





「名もないうどん屋」の冷やぶっかけうどん

*名もないうどん屋 冷やぶかっけうどん 160円

何にするか迷ったんですが、冷たいヤツが一番麺の良さが分かりやすいかと思いこれをチョイス。

名もないうどん屋のぶっかけ出汁はあんまり塩からくないからたっぷり目にかかってて丁度でした。

miki_dogさんは”ひやあつ”(160円)で行ってはりました。


4軒を終えた時点でmiki_dogさんにこの後の希望をお聞きすると「ちょっと変わったモノが食べたい」と。

普通のうどんに口が飽き始めてるようでした。

普通のうどん巡りでは行きにくいんですが、ちょうどええお店を用意してたんですよねぇ。






次で最後にしようってことで向かったのは「さぬき一番 一宮店」。

店に着いた時は駐車場が一杯やったんですが、ちょうど1台出て行ったんでそこに滑り込みました。

ここは色んな創作系?うどんがあるんでじっくりメニューをチェック。




それぞれが気になったメニューがこちらです。





さぬ一の

*さぬ一の「ぴりからあんかけうどん」のメニュー

豚・鶏・豆腐・玉子・タケノコなど具だくさんと書いてありますね。



さぬ一の「ガスパチョつけ麺」メニュー

*さぬ一の「ガスパチョつけ麺」メニュー

リコピンパワーが強調されるあたり女性に人気のメニューっぽいですねぇ。




さて、読んで頂いてる皆さんはどちらがどれを食べたと思いはりましたか?




ネタのために意図したとこは全くないんですが、おそらく予想とは外れたんじゃないかと。






かなり量の多かった「ぴりからあんかけうどん」

*かなり量の多かった「さぬ一」の「ぴりからあんかけうどん」 600円

写真で見るより実物はラー油がたっぷりで辛そうでした。

そして器の感じがメニューよりごつくて、実際に中身の量も多かったですわ。

具だくさんで麺もつけ麺のより太目に感じたんでものすごく食べ応えがあったようです。


ここまで読んだ方でうちのブログをよく読んではる人なら、こっちを私が頼んだと思いませんでした?

私もこのメニューには目がとまって、気になったんですが頼んだのはmiki_dogさんの方でした。

一度味見させて貰って、後半にも少し食べさせてもうたんですが、かなり量が多かったようです。




けっこう旨かったさぬ一の「ガスパチョうどん」/div>
*けっこう旨かったさぬ一の「ガスパチョうどん」 480円

私はうどんを食べる時にはオーソドックスなメニューを選ぶことがほとんど。

こういうオリジナルというか創作系のうどんって普段ならあんまり興味ないんですが、さぬいちは地元の方のブログで何度も読んで気になってました。

普段のうどん巡礼ではなかなか寄りにくい店なんで、寄った以上は際物にしようとこれを選びました。

私はガスパッチョを自分で作ったことがないんですが、イタリアンのトマトソースとは全く別物でした。

軽やかで旨みもあって、なかなかオモロかったですわ。

素揚げ野菜の色も鮮やかで見た目にも嬉しい一品でした。




今回は以上の5軒でうどん巡りは終了。




miki_dogさんと会うてからこの日の宿をどうするかを打ち合わせて、昼間に電話して宿を押さえました

この後は、のんびりと少しだけドライブして宿に向かいました。

続きについてはまた近いうちにアップさせて頂きます。


posted by えて吉 at 13:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

第33回讃岐うどん巡り その2

11日の祝日に出かけた第33回讃岐うどん巡りの続きを書かせていただきます。

最初から読んでいただける方は、コチラからお願いします。

1軒めの「清水屋」を出たのが10時26分で、次の店へはナビの案内に従ってやりました。

次のお店にクルマを止めたのが10時35分だったんで、10分ほどで到着でした。




2軒目は高松市内の鬼無ってトコにある「ヨコクラうどん」でした。



年季の入った「ヨコクラうどん」の店構え

*年季の入ったヨコクラうどんの店構え

江戸時代から続くお店で、今は5代目の方がやってるんやそうです。

ちゃんと営業中と看板も出てたんで、お店の戸を開けたんですが、お客さんはおろかお店の人の気配も無し。

写真の左手から奥?へ進むとすぐ横に別の建物があって、今はそちらで営業されてました。

ってことは、古い方は混雑時の離れみたいなもんなんですかねぇ・・・。



「ヨコクラうどん」の店構え

*営業してる方のお店

こっちの方が地味なのが不思議ですねぇ。


ヨコクラうどんのメニュー

*ヨコクラうどんのメニュー

老舗やから重厚な店内かと思うと、けっこう軽やかな手書きメニューがいくつもありました。





ヨコクラうどん「ざるうどん」

*ヨコクラうどんの「ざるうどん」 220円

これはWakkyさんの頼みはったざるうどんです。

Wakkyさんの奥さんはかけうどん(170円)、おがちゃんさんはしっぽくうどん(380円)、ishさんはひやあつ(170円)にかき揚げ(100円)を頼んではりました。



ヨコクラうどんの「醤油うどん」

*ヨコクラうどんの「醤油うどん」 390円

お店の方からこの状態で渡されました。

一軒目を掛けにしたんで、冷たいうどんを行ってみました。

ここの冷や系のうどんはギャンと締まっててかなりの剛麺でしたねぇ。

私はあんまり剛麺すぎるのは苦手なので、ここなら「あつあつ」がベストに感じましたわ。

おがちゃんさんが頼みはった、「しっぽくうどん」は具の量がムチャに多くなかったんで、それを見たらしっぽくにすれば良かったとちょっぴり後悔。

しっぽくを味見させてもうたら、汁はけっこう甘めでした。

かけだしも甘めやったんで、甘みがこのお店の味の特徴かもしれないですね。



<参考情報>
*ヨコクラうどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県高松市鬼無町鬼無136−1

電話:087−881−4471

営業:8:00AM〜18:00

定休:元旦〜3日間




ヨコクラうどんを出たのが10時55分で、次のお店に着いたのが11時25分でした。

坂出市でも海のすぐそばにお店がありました。

あんまり走ったことない地域でしたが、手前からすぐお店を見つけられました。


坂出市の「よいち」の看板

*坂出市の「よいち」の看板

この派手な看板を見ると大規模なセルフを想像してしまいます。


でも、実際のお店はこの看板のイメージとは違ってましたわ。



坂出市の「よいち」の店構え

*坂出市「よいち」の店構え

ここのうどんは2種類あって、1種類が「さぬきの夢2000」を石臼で引いた全粒粉の「黒うどん」、もう一種類は「さぬきの夢2009」を使った「白うどん」でした。

うどん巡りをやってると1軒で食べるのは1杯だけなんで、こうやって2種類選べると逆に悩ましいですねぇ。

どっちも食べたくなるのが人情じゃないですか。


で、そんな人がけっこういるのか、ちょうどええモンがちゃんとメニューに載ってるんですねぇ。




よいちの「2色ざるうどん」

*よいちの「2色ざるうどん」 500円

黒と白がそれぞれ1玉分ずつ盛られたざるうどんです。

ちなみにこれを頼んだのはishさんです。

最初は2玉分と聞いて、多すぎるって言うてはったんですが、みんなで「行っときましょー」って言うてるとホンマにオーダーしはりました。

両方味見させてもうたんですが、あんまり違いは分からず。

ただ、冷ややとかなりのコシで、重くてギッチリ詰まってるような麺でした。

よいちの「ぶっかけうどん」

*よいちの「ぶっかけうどん 冷」 350円
 
こちらはWakkyさんのオーダー。これに黒うどんのザル350円、そして奥さんが気になっただし巻き天100円を頼んではりました。

よいちのだし巻き天と穴子天

*よいちのだし巻き天(100円)と穴子天(200円)

天ぷらにけっこう力を入れてはるように感じたんで、穴子天を頼んでみました。

かなり大ぶりで揚げたてのフンワリした食感が旨かったですわ。

テーブルにあった塩で食べたり、一部はうどんに入れたりと楽しめたんで割安に感じました。

よいちのかけうどん

*よいちのかけうどん(250円)

私は穴子天と楽しむためにかけうどんをオーダー。

かなり重いうどんやから私にはこういうかけうどんが好みでした。


よいちの「地鶏つけ麺」

よいちの「地鶏つけめん」 550円

これはおがちゃんさんが頼みはったんですが、おがちゃんさんは「鶏を煮込んだぶっかけうどんみたいなものが食べたい」って言うてはったんです。

そんな希望がすぐ次の店でかなったんで、ちょっとビックリです。

一口食べさせて頂いたんですが、これはなかなか面白かったですわ。


巨大な「イカの一夜干し天」

*巨大な「イカの一夜干し天」

この写真じゃデカさがあんまり伝わりませんねぇ。

はさみでチョキチョキやらんと食べにくいほど大きいんです。

これも一口貰ったんですが、中の一夜干しがソフトでなかなかええヤツを使ってるように思いましたわ。

イカを半杯使ってるそうですが、200円ならかなり安く感じましたわ。

夜は居酒屋さんとして営業してはるそうなんで、ええ酒のアテになりそうでした。

<参考情報>
*讃岐うどん「よいち」:讃岐うどん遍路

住所:香川県坂出市西大浜北1−6−33

電話:0877−46−8650

営業:10:00〜15:00

定休:第2・4日曜日






お店を出たのが11時51分で、3軒しか回ってないのに、麺のタイプは違うけど剛麺ばっかりが続いてこの時点でけっこう腹が膨らみ始めてました。

腹ごなしを兼ねて、この後はいつものスーパーへ。

私は売り場にある分では足らずバックヤードからも出してもうて日の出製麺所の生讃岐うどんを買い込みました。




30分ほどスーパーで過ごして、12時40分に次のお店に向かって出発。




まんのう町の町役場そばにある4軒めのお店に到着したのは1時ちょうどでした。



まんのう町の「やましょう」の店構え

*まんのう町の「やましょう」の店構え

「元祖ぶれんどすーぷ」と書いてますが、ここは「かけ」出汁の冷温、「ぶっかけ」出汁の冷温、4種類のタンクが置いてあって、それを客が好きにブレンドするんで有名やそうです。

ダシを客側でブレンドする店は聞いたことありますがの、この店のことはノーチェックでしたねぇ。

元祖っていうくらいやから相当有名なんでしょうけどねぇ。

まずは「ひやひや」で食べた「やましょう」のうどん

*まずは「ひやひや」で食べたやましょうのうどん 200円

ブレンド出来るっていう前提でまずは冷たい麺に冷たいかけ出汁だけを味見。

あとで、ブレンドするためにかけだしはごくわずかにしときました。

で、この麺がまたびっくりするぐらいのキョーレツなコシでしたわ。

消化不良起こすんちゃうかってくらい硬い麺でした。

これをある程度食べてから、ダシをほぼ飲み干しました。

あまりに硬いからブレンドはやめて、熱々のダシをかけることにしたんです。

場合に寄ったらぶかっけだしを足してもええと思ったんで、その時も出汁は控えめにかけました。

麺がたっぷりと出汁に浸かるほどではなかったんですが、そのうどんを一口食べてビックリ。

ひやひやの時からおどろくほどコシが変化したんです。

たしかに冷たい麺と熱い麺ではコシの具合は変わるし、その変化がかなり大きい店もあります。

でも、ここのうどんの変化の大きさは今までにないほどでした。

ものすごく温度変化に敏感な麺で、その敏感さに驚いてしまいました。




<参考情報>
*やましょう:讃岐うどん遍路

住所:香川県仲多度郡まんのう町四條416−1

電話:0877−75−4047

営業:10:00〜15:00

定休:日曜日







やましょうを出たら、いつものように道の駅「空の夢もみの木パーク」へ野菜なんかを買いに行きました。


1時40分頃道の駅を出発して、この日のラストってことで5軒のお店に向かいました。


丸亀市の「歩(あゆみ)」に着いたのが2時12分。



丸亀市の「歩(あゆみ)」の店構え

*丸亀市「歩(あゆみ)」の店構え



ぶっかけうどんの冷や

*ぶっかけうどんの冷や 300円

これはWakkyさんのご注文品。お二人でこれ以外に釜揚げうどん(250円)を頼んではりました。

ちなみにこのお店は並がうどん2玉で、小が1玉になるんで、みんな小でオーダー。

釜玉カレー

*釜玉カレー 400円

これはishさんのオーダー。

この釜玉には別添えでぶっかけ出汁のようなモノが付いてましたが、ishさんによると無しでええとのことでした。

「鶏天ぶっかけ」は鶏天がたっぷり

*鶏天ぶっかけ 500円

これはおがちゃんさんのオーダー。

ラストで鶏天が山盛り来たんでみなさんに分けてくれはりました。

鶏天にはかなり惹かれて、味見したかったんですが、私は辞退。


というのも、キケンを承知で頼んだうどんにやられてたんです・・・。




かなり具が大盛りだった「しっぽくうどん」

*具が大盛りだった「しっぽくうどん」 450円

ここはしっぽくの味付けを醤油か味噌かで選べるようになってたんで醤油を注文。

しっぽくうどんは具の量が大盛りの可能性があるから迷ったんですが、寒い時期がもうすぐ終わるし、朝から他の人のしっぽくを見て刺激されてたんでつい頼んでしまいました。

で、出てきたヤツは、希望を裏切る大盛りでした。(>_<)

お店の人によると小(1玉)やとうどんより具の方が多いとのことでした。

こちらの麺は冷ややと強烈なコシの剛麺。

温い分、コシの強さはマシですが、元が剛麺だけにかなりのヘビーさ。

入ってる薄揚げがちょっと厚みがあって上等やったんですが、それさえもちと恨めしく感じるほどでした。

私は気持ち悪くなるくらいなら、平気で残す方ですが、なんとかギリギリで完食。

食べ終わったときは腹がはち切れそうでしたわ。

<参考情報>
*手打ちうどん「歩」:讃岐うどん遍路

住所:香川県丸亀市飯野町東二484

電話:0877−23−5654

営業:10:30AM〜19:00(麺切れ終了)

定休:火曜日





Wakkyさんがなんとなく気になってたお店を適当に選んだだけとのことでしたが、今回は見事に剛麺ばっかりでしたわ。

お店を出たのが2時半過ぎで、そのまま神戸に向かったのでいつもよりかなりコンパクトに回った印象でした。

帰り道に寄った淡路サービスエリアが混んでたんで、その奥?にある「淡路ハイウェイオアシス」ってトコへWakkyさんが行こうと。

淡路SAは毎回のように帰り道で寄るんですが、その奥にハイウェイオアシスなるもんが併設されてるとは全く知りませんでしたねぇ。(^^;)

5時過ぎには新長田駅に着いて、最後のishさんを兵庫駅前で降ろしたのが5時半過ぎでした。

そこから大阪への地道がけっこう混んで、ちょっと回り道して車庫にクルマを置いたのが7時55分頃。

大阪までの混雑のおかげで、思ったより遅くなってしまいました。


この日の総走行距離は486kmでした。


posted by えて吉 at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月15日

第33回讃岐うどん巡りは神戸組さんに合流

11日の祝日に出かけた第33回讃岐うどん巡りについてご紹介します。

今回のうどん巡礼は神戸でうどん巡りを主催?されてるWakkyさんからお誘いをいただき、そちらに便乗させてもらうことになりました。

以前に神戸組さんとはご一緒させていただいたことがありますし、私がメインでやったうどん巡りにWakkyさんがご参加いただいたりもしてるので気楽に参加出来ました。

参加者はWakkyさんご夫妻、おがちゃんさんishさんと私の5人でした。

Wakkyさんからお誘いいただい時に、「*あきこ*さんもお誘いいただいてけっこうですよ」と声を掛けて貰ってました。

基本的に土日祝しか参加出来ない*あきこ*さんはここ何回かのうどん巡りに参加出来はれへんかったんで、私からお誘いしました。

それで当初は*あきこ*さんも参加予定やったんですが、ギリギリになって体調の都合で断念されました。



当日は*あきこ*さんを拾ってから神戸に向かうタイムスケジュールで4時に起床。

*あきこ*さんが不参加になったので、30分ほど時間が余りました。

部屋で時間を潰すぐらいやったら、のんびり神戸に向かえばエエわと、予定より遙かに早い5時32分にはクルマをスタート。

地道で行ったんですが、神戸組さんに混ぜて貰う以上なにがあっても遅れられんとかなり余裕を見てたんですよねぇ。

その予定より早く出たら、待ち合わせ場所の新長田駅前に到着したのが6時47分でした。

ちなみに集合時間は8時だったので、1時間以上早く着いてしまいました。(^^;)

場合に寄ったら、他の方はまだ寝てたんじゃないかと思う早さですわ。

8時5分前には皆さんが揃われたんで出発。



淡路南SAでのトイレ休憩などを挟みながら、クルマはサクッと高松市内へ。

今回は1軒めの場所、1軒目から2軒目へのつなぎがちょっとややこしそうやったんで、ルートはナビに任せることに決めてました。

で、1軒目のお店の場所は高松西ICと檀紙ICの中間くらいでした。

どっちのICからも降りてからがちょっと分かりにくいから、自分やったら手前の高松中央ICで降りるなぁ・・・なんて思ってました。

神戸組さんに相乗りさせてもうてる身ぃとしては、最短距離でないとマズいやろうとナビを使うことにしたんです。

高松道を走ってて、もうすぐ高松市内やなぁってトコで、予めセットして止めておいたナビの案内を再開。

すると、ナビは「高松中央ICで高速を降りろ」と指示しよるんです。

最短で行くやろう思ったから、機械に任せたのに、ナビは私とおんなじ用なルートを選びやがりました。(^^;)


オレにでも行けるわってルートを通って、1軒めのお店に着いたのが9時59分。

コース作りじゃざっくりと神戸から高松まで2時間と考えて店を選ぶんですが、まさにドンピシャって感じでした。





1軒目は高松市内「清水屋」

*一軒目の「清水屋」の店構え

最近開店したばかりのようなピカピカのお店でしたが、四国新聞社の讃岐うどん遍路によると善通寺で10年間営業してはった人気店で、そこが移転オープンされたそうです。

ちなみに今回のうどん巡りのお店選びについて「なんか狙いがあるんですか?」ってWakkyさんにお聞きすると「気になってたところを適当に選んだー」っていう素晴らしいお答え。(^_^)



清水屋のうどんメニュー

*清水屋のうどんメニュー

セルフタイプのお店で、オーソドックスなメニューが並んでました。




「清水屋」の揚げたて天ぷらメニュー

*清水屋の「揚げたて天ぷら」メニュー

通し揚げとはいえ、安いヤツは80円、高い鶏天やゲソ天でも120円ですからやっぱり香川物価ですねぇ。




清水屋の豊富な薬味

*自由に盛れる薬味が色々

ネギ、天かす、しょうがは当たり前ですが、大根おろし、レモンに梅干しまであるのが珍しいですねぇ。






さて、本日の一杯目は皆さんなにをチョイスしはったんでしょう・・・。



今回はラッキーなことに、今から麺を湯がきますから少々お待ちくださいとお店の方から声が掛かりました。

腹ぺこで待つのはちとツライですが、初っ端から湯がきたて、締めたてを食べられるとはラッキーでした。



清水屋のしっぽくうどん

*清水屋のしっぽくうどん 380円

こちらはishさんのチョイス。

一杯目から具だくさんなしっぽくとはアクセル全開ですねぇ・・・。



清水屋の「肉温玉ぶっかけ」

*清水屋の「肉温玉ぶっかけ 冷」 470円

こちらはWakkyさんご夫妻のチョイス。(主にWakkyさん担当?)

これともう一杯はしっぽくを頼みはったんでお二人ともアクセル全開ですねぇ。


清水屋の「温玉ぶっかけ」

*温玉ぶっかけ 300円

こちらはおがちゃんさんのオーダーです。

数々の大食い?伝説をお聞きしてるおがちゃんさんにしては1杯目をごく軽めにしはったのかも。

それにしてもこちらのお店のぶっかけうどんは出汁の量が、掛けうどん並みですねぇ。

ぶっかけうどんを味見させてもうたら、ちょっと自分が作るおでん系の煮物を思い出すような甘みのある出汁でした。

冷やの麺はかなり洗練されたコシ?に感じました。





さて、私の1杯目はこちらです。




1軒目はいつものように「かけうどん」

*1杯目はいつものように「かけうどん」 200円

寒い時期の1杯目はやっぱりかけうどんが好みですねぇ。

うどんの上がり待ちだったこともあって、揚げたての天ぷらには惹かれたんですが後のことを考えてグッと我慢。

熱くしても麺はけっこうしっかりしたコシがありましたわ。

薬味が豊富やったのに、その恩恵にもあずかってないですな。


一軒目からかなりしっかりめのコシがあってええスタートでした。


<参考情報>
*「清水屋」:讃岐うどん遍路

住所:香川県高松市成合町8

電話:087−886−3212

営業:8:00AM〜14:00(麺切れ終了)

定休:日曜日




お店を出て2軒目へ向かったのが10時26分。

1杯目でお腹が目覚めて、うどん巡りはさぁこれからが本番ってとこですが、記事は一旦ここで切っておきます。

近いうちに2軒目以降についてもアップする予定なんで、またのぞきに来てやってください。
 
 


posted by えて吉 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

第32回讃岐うどん巡り その3

去年の讃岐うどん巡りネタのその3をアップさせていただきます。

順に読んでやろうって方は、リンク先からどうぞ。 その1その2

亀水(たるみ)町の南原を出て少し走ると「五色台」はここを曲がれっていう標識を発見。

巨大しっぽくうどんにヤラレたWakkyさんのためにちょっとでも時間つぶしをした方がええやろうと寄っていくことに。

冬場は訪れる人もほとんどないのか、日曜日やのに売店は閉まってましたが瀬戸内海が見渡せて結構良かったですわ。



五色台からの風景

*五色台からの景色

遠くには瀬戸大橋も見えてました。


五色台に寄り道してからさらに海沿いを走って、その後は浜街道へ。

浜街道もあんまり走ることが少ないんですが、けっこう路面が荒れてて、そのせいでWakkyさんはこのルートが嫌いだとか。


次の店がこの浜街道沿いだったので、ずっと道なりに走って丸亀市内へ。

向かった店が入ってる建物は浜街道沿いにあるんですが、東から向かうとちょっとばかり対面を逆走するように思えたのですぐ手前の交差点を右折。

右折してすぐにある「うちわの港ミュージアム(参考HP)」の駐車場へ。

入館料も駐車場も無料なんで、ちょいの間クルマを置かせていただきました。


丸亀の「喰うかい」の店構え

*丸亀市の「喰うかい」の店構え

うちわミュージアムの駐車場から見た側に入り口があります。

丸亀魚市場のビルの1階に入って港の方に向いてるんで道路には背中を向けたカッコウになるんですねぇ。

漁港の人をメインにやってるうどん屋さんなのか、かなり濃ゆいお店でした。

営業時間は朝の5時からですが昼の1時半には閉まってしまいます。

お店に一歩入るとかなりの暑さと湿気の多さでメガネが一気に曇りました。

後でえらく暑いと思ってたら、温度の調整に店の人がドアを全開にしてはりました。(暖房の温度調整はないんか?)

なんとなく雑然とした店内では、テレビを見ながら天ぷらで酒を飲んでるいかついおっちゃんがおったり、私は気づかんかったんですが、奥では座敷で寝てるおっさんもおったとか。



丸亀の「喰うかい」のメニュー

*丸亀の「喰うかい」のメニュー

基本のうどんは「かけ」でも「ざる」でも「ぶっかけ」でもみーんな均一料金という男らしさ。

しかも値段は小で160円という安さ。




ちなみにこのお店は天ぷらがウリなんですが、そっちは日替わり?なのか別メニューでした。




「喰うかい」の天ぷらメニュー

*「喰うかい」の天ぷらメニュー

上のテレビではお舟が元気に走って?ましたが、飲んでたおっちゃんらはかなり真剣に贔屓のお舟を見つめてるようでした。

お馬さん好きは世間一般に多くて、若い女子でも観戦を楽しんだりするって聞きますが、お舟の競争はかなりマニアックですよねぇ・・・。

西成の飲み屋ではおなじみの雰囲気なんですが、香川のうどん屋ではちょっと珍しかったですわ。(^^;)



ふぐの天ぷらとかけうどん

*かけうどん(160円)とふぐの天ぷら(160円)

最初は小エビのかき揚げ(100円)を頼んだんですが、残念ながら売り切れやったんです。

フグの天ぷらは切り身で来るかと思ったんですが、丸っぽ1匹でけっこうな大きさがありました。

myblackmamaさんも同じようにかけうどんといわし天を頼んだんですが、なぜか天ぷらは最後までやってこずでした。

Wakkyさんご夫妻はかけうどんと冷やぶっかけうどんを頼んではりました。

うどんの方はかなり短めでねじれまくり。

慣れてないモンがうどんを打って、初めて包丁で刻んでみましたって感じ。

男の料理って雰囲気でなかなか楽しかったですわ。出汁の感じとやや平べったい麺を食べてるとなぜかどん兵衛を思い出してしまいました。



しばらく前にこの店のことをたまたま知って、狙ってましたが予想もしてない濃ゆさがあってオモロかったですわ。


*Wakkyの毎日:聖地巡礼4 【喰うかい】

*a spoonful of blues:えて吉さん、Wakkyさんご夫妻と行く!第十二回讃岐うどん巡り〜四軒目〜








お店を出たのが12時57分。




うどん屋巡りでは美味しい時間帯なんですが、次の予定の店は一般店で営業時間には十分余裕がありました。


しっぽくうどんの後遺症から回復してない方もいてましたし、丸亀の海側におったんでちょっと移動していつものスーパーへ。

ここで私はいつものように山ほど日の出製麺所の生讃岐うどんをゲット。

スーパーを出たのが1時35分でさらにドライブがてら走って、これまたお約束の道の駅「空の夢もみの木パーク」へ。

ここではみなが野菜を色々買うてました。

道の駅を2時半頃出発して、次のお店がある観音寺市へ。


3時5分に観音寺駅に着いたんですが、ここでは私以外の皆さんが駅のキオスクへ。

Wakkyさんによると、ここに地域限定のキットカットがあるとかでそれを買いに行ったんです。





駅から10分ほど走ってお店には3時16分に到着しました。






観音寺の「かじま」の店構え

*観音寺市の「かじまや」の店構え


このお店は今回のうどん巡りのコースを作る前に最初にWakkyさんから希望として上がったお店です。

私はこのお店のことはまったく知らず、当然未訪やったんでコースのラストに加えました。

テントが比較的新しいんですが、店内はめっちゃ年季が入ってました。



「かじま」のメニュー

*かじまやのメニュー

Wakkyさんから釜揚げうどんがええとは聞いてたんですが、メニューでもかけうどんの右にあるからよっぽど自信があるんでしょうねぇ。

5軒目のこのお店でラストにすることにしてたから、珍しく大にしようかと迷いました。




麺の量が多かった「かじまや」の釜揚げうどん

*麺の量が多かった「かじまや」の釜揚げうどん 300円

これで小なんですが、かなり麺が多かったですわ。大を頼んでたらヤラれたでしょうねぇ。

つけ出汁は甘みがけっこう強めで、麺はかなりのコシでしたねぇ。

釜揚げでこれやと冷やは固すぎるように感じるかも思いましたわ。


事前情報でウズラ玉子が使い放題やと聞いてましたが、食べ始めるときは使わず、最後のほうになって1個だけ入れてみました。

かなり味がマイルドになるんで、そういうのが好みの人には嬉しいサービスでしょうね。

myblackmamaさん、Wakkyさん、私の3人は釜揚げうどんを注文したんですが、Wakkyさんの奥さんはかけうどんを頼んではりました。

写真を撮らせてもうたんで、写真を貼っておきましょう。


「かじま」のかけうどん

*かじまやのかけうどん 300円

かけうどんでも小さなきつねとかまぼこ、ちくわまで乗ってるのが嬉しいですねぇ。

こちらは釜揚げうどんより麺の量が少なく見えるんですが、これは丼の形が違うからですかねぇ・・・。


*Wakkyの毎日:聖地巡礼5 【かじまや】

*a spoonful of blues:えて吉さん、Wakkyさんご夫妻と行く!第十二回讃岐うどん巡り〜五軒目〜


かじまを出たのが3時45分。

5時15分頃淡路南PAで休憩し、神戸の箕谷でWakkyさんご夫妻とお別れしました。

7時前にはmyblackmamaさんを中国道の西宮名塩SAまでお送りして、私は大阪方面へ。

7時半頃、今回のうどん巡りに参加出来なかった*あきこ*さんに頼まれたうどんをお渡しして8時ジャストに車庫に到着しました。



うどん巡りも30回を越えて、有名どころで初見のトコだけを選んでコースを組むのは難しいと感じてました。

今回はどこも初訪問やった上に個性の強い店も多く、まだまだ香川のうどん界を甘く見てはいかんなぁと感じましたわ。


今年はどんなうどん屋さんとの出会いがあるのか楽しみです。


> myblackmamaさん、Wakkyさんへ

 今回もお誘いいただきありがとうございました。今年もよろしくお願いします。



*朝の体重:57.65kg。(けっこう節制したつもりやのにあんまり減らず。)

*今月の休肝日:1日(月10日ペースに戻すには、今日休肝日にしとくべきやけどなぁ・・・)
 
 
posted by えて吉 at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月05日

第32回讃岐うどん巡り その2

新しい年になりましたが、去年の讃岐うどん巡りのネタがまだ残ってるんでそれをアップさせていただきます。

ほんまは去年中にアップしたかったんですけど、ついダラダラして今年をまたいでしまいました。(^^;)

1軒目については去年にアップしたんで、最初から読んでやろうって方はコチラからご覧ください。

 *今回はmyblackmamaさんWakkyさんご夫妻との讃岐うどん巡礼でした。

1軒目を出たのが10時25分頃で、次のお店には10分弱で到着しました。

いつものことですが、大阪から香川までブッ飛ばして行って、1杯目を食べると味わう余裕もなくお腹に収まるんですよねぇ・・・。

で、腹ぺこで小なり1玉なりを1杯だけ食べると逆に腹が減るくらいなんで、2軒目は出来るだけすぐに行けるとこをチョイスするんです。



すぐ次を食べたいぞって気分で向かったのはコチラのお店。






エコ意識の高いセルフうどん屋「エコぽん太」

*セルフうどん屋「エコぽん太」

平本店」って会社は他にも「かすが町市場」やら「セルフうどんキリン」なんて店もやってはります。

両方行きましたが、その2軒はけっこう濃ゆい感じ。

でも、こちらのお店は至って小ぎれいでしたわ。



うどん屋の屋根に大きな太陽光パネル

*大きな太陽光発電のパネルが乗ってる「エコぽん太」

うどん屋にここまでデカイ太陽光のパネルを設置してるのは珍しいんじゃないでしょうか。

エコ的には珍しいうどん屋さんですが、以前に行った上記の2店と較べると店内はごく普通に感じました。







「エコぽん太」のメニューその1

*エコぽん太のメニュー その1

左から割と一般的なヤツが並んでました。



「エコぽん太」のメニュー その2

*セルフ店っぽいメニュー

右端のほうにはそばやカレー丼、中華そばまである辺りはちょっと規模のあるセルフ店っぽいですかねぇ・・・。




一軒目でWakkyさんが食べてはる「しっぽくうどん」を目の前で見てたので、こちらではしっぽくに目が行きました。



食べようか迷ったエコぽん太の「しっぽくうどん」メニュー

*食べようか迷った「エコぽん太」のしっぽくうどん

上が切れてるんで分かりにくいですが、左から2つめがしっぽくうどんのメニューでした。

350円と安めやし、メニューの写真で見る限り割と量も少なく見えたんでけっこう迷いました。





で、迷ったすえに頼んだはこちらのおうどん。





かなり旨かったエコぽん太「冷やぶっかけうどん」

*エコぽん太の「冷やぶっかけうどん」 250円

全く方向性が違うんですが、1軒目で熱いかけうどんやったんで、急に冷たいのが食べたくなったんです。

myblackmamaさんもおんなじヤツをオーダーしてはりました。

やや細めの麺で艶々で色っぽいじゃないですかぁ〜。

口の気分にも合うてて、食べてから当たりな注文をしたもんだと自画自賛。



Wakkyさんの奥さんはひやあつ(150円)を頼んではりました。




Wakkyさんはというと・・・・。




私が最初に気になった例のヤツを頼みはったんですよねぇ。




しっぽくのベストシーズンやから、私みたいに量が少なめやろうと思って2連ちゃんで攻めはったんかもしれませんね。






出てきたお安いしっぽくうどんはこんな感じでした。




びっくりするぐらい量の多かった「しっぽくうどん」

*びっくりするぐらい量の多かった「しっぽくうどん」 350円

以前にのぶやでお代官さまがヤラれたしっぽくうどんよりはマシですが、これもたいがいでした。

しかも100円も安い350円ですから、凄さでは同じレベルかも。

うどんを食べようと箸を突っ込んでも大量に入ってる大根しか掴まれへんって言うてはりました。

Wakkyさんって私よりは量を食べはると思うんですが、2軒めにして沈没。

終盤は見かねて「よければ、お手伝いしましょうか?」と言ってしまいました。

で、最後の方で少し食べさせて貰うたんですが、後日うどん巡りを振り返ってるとしっぽくうどんを頼んでないのに食べた印象が強くて変な感じでした。

最後の方でちょろっと食べただけでも、しっぽくうどんを食べた印象が強く残るほどの量だったというわけです。



3軒目は割と近場で揚げたての天ぷらがウリだって言うお店に行く予定でしたが、Wakkyさんは全く無理だと。

自分はパスするから、皆は予定通りでええって言うてくれはったんですが、さすがに申し訳なくパスすることに。



そして向かったのは今回のうどん巡りのコース作りをしてる途中で見つけたお店。

それまで全然チェックしてなかったんですが、ネット上での情報は少なめで、いくつか見つけたブログの記事で店構えを見ただけでビビっと来ました。

最近では珍しいほどの”針の穴場感”を感じたので今回のコースでは個人的にメインのお店に感じてました。

県道16号線をずんずん西の方へ進み、初めて五色台へ向かうルートを走りました。

おもろそうなうどん屋があんまりないエリアって、走ることがないんですよねぇ・・・。

香川の道の走破経験ってめっちゃ偏ってる気がしますわ。

今回のお店は地図を眺めてて、五色台って何があるんかは知らんけど、地名としてはよう見るけど行ったことないなぁと思って検索してて見つけたんです。




久しぶりに穴場感のある亀水(たるみ)町「南原うどん店」

*久しぶりに穴場感のある亀水町の「南原うどん店」

この店構えだけで妙に惹かれたんですよねぇ・・・。(^^;)

ところで、お店のあるのは高松市内とは思えないくらい、田舎自然に恵まれたエリアでした。

で、その住所が「亀水町」なんですが、この字で読み方は「たるみ」町ってのはびっくりでした。

調べてみると小村町、中間町に並ぶ難読地名だという解説をされてるサイトなんかもありました。
*リンク先のページの一番最後に亀水の由来っていう記事があります。

カーナビ以外に、iPadの地図にもうどん屋の位置をプロットして事前に詳しいルートを調べたりしてるんです。

その時に住所から入れるんですが、この地名は読み方が分からず住所から入れるのを断念しましたわ。




さて、南原うどん店なんですが、店構え以外にもニンマリしてしまうポイントがありました。



それがコチラの2点の写真です。





南原うどんにも「郵便集配休憩所」の看板を発見

*南原うどんにもあった「郵便集配休憩所」の看板

うどん屋巡りをやってるとたまにこの看板を見かけるんですよねぇ・・・。

「郵便局集配職員休憩所」って表記もあるようですが・・・。




「ほぉー、ここも休憩所なんか」って思ってしまいました。

休憩所やから特別うどんが旨いっていう保証はないと思うんですけどね。







さらに、南原うどんの真の姿?を表すこんな看板もありました。







お米屋に見えない「南原米穀店」のお米マーク

*米屋には見えないんですが「南原米穀店」の文字とおこめマークがありました。

元米屋で今はうどんが本業なのか、今も米屋機能があるのかは不明です。







正面のドアを開けてお店に入ると右側はこんな状態でした。





南原うどん店のせいろの山

*「なんばら」と平仮名で書かれたせいろの山

このゆるいひらがな書きがいいですねぇ・・・。








ちなみに、左側にはビールの入ったガラス張り?の冷蔵庫があって、そこにメニューが。





南原うどん店のメニュー

*南原うどん店のメニュー

下端が焼け焦げたようにも見えるんですが・・・。


メニューはシンプルにこれだけ。


玉数を伝えればドンブリに入ったうどんを渡してくれるというシンプルなシステム。





南原うどん店の渋いカウンター

*南原うどん店の渋いカウンター

カウンターで注文するセルフスタイルやけど、エコぽん太とはまったく雰囲気が違いました。







コンパクトに出汁と湯がく湯がセットされてた

*コンパクトに出汁と茹で湯がセットされてました

右側に二つ出汁の入れ物、左側にお湯とテボがあってあつあつで食べたいモンは自分で湯がくスタイル。




「ひやあつ」で食べた南原のうどん

*みんなが「ひやあつ」で食べた南原のうどん 230円

香川の相場、お店の立地の辺鄙さからいうともうちょっと安いと値段でもインパクトがあって良かったですかね。

そんなにお客さんの数が多くないように思うんで、この値付けはしゃーないかもしれませんねぇ・・・。

私らヨソモンにとっちゃ230円でも十分安いんで、文句は全くございません。

麺はやや細めで少しだけ平べったかったです。

表面はペチャっとくっついてくる感じですが、内部はちゃんとコシがあってなかなか旨かったですわ。

店の雰囲気と合わせて行くかいがあったと思えるええうどんでした。





まだ途中なんですが、今回は一旦ここで切っておきます。





*Wakkyの毎日:聖地巡礼2 【エコぽん太】

*Wakkyの毎日:聖地巡礼3 【南原うどん店】

*a spoonful of blues:えて吉さん、Wakkyさんご夫妻と行く!第十二回讃岐うどん巡り〜ニ軒目〜

*a spoonful of blues:えて吉さん、Wakkyさんご夫妻と行く!第十二回讃岐うどん巡り〜三軒目〜








*朝の体重:57.85kg。(昨日は一日通して少なめで意外。正月の蓄積が出たんかな。)

*今月の休肝日:1日(昨日はやっと今年初めての休肝日にしました。)





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2012年12月30日

珍しく日曜日に「第32回讃岐うどん巡り」 その1

珍しく日曜日に決行となった23日のうどん巡りについてご紹介します。

今回はmyblackmamaさんからお声を掛けていただいたんですが、既にWakkyさんと話が進んでたようでご夫妻での参加でした。

残念ながらmyblackmamaさんの奥さんやその他の方は日程が合わず私を入れた4人での香川行きとなりました。

いつものように7時頃に西宮名塩のmyblackmamaさんのご自宅前を出発。

今回は7時半頃、阪神高速の北神戸線の箕谷ICそばでWakkyさんご夫妻をピックアップ。

そこからしばらくWakkyさんの指示で下道を走って、どっかのインターから高速に乗って、明石大橋方面へ。

8時過ぎに室津のパーキングエリアと津田の松原サービスエリアで数分トイレ休憩をして、高松へ。

9時半頃には高松中央ICで高速を降りました。


道中でWakkyさんからの依頼で、まずは和菓子の「一六本舗」へ。


私は車内で待ってましたが、みなさんはお菓子をゲットし、すぐに出発。





1軒めのうどん屋はすぐ近くだったので9時54分に到着しました。






高松市木太町の「高雄」店構え

*高松市木太町「高雄」の店構え

このお店は以前、天神前にあったらしいんですが今年の4月に今の場所に移転したんだとか。

以前の場所ではお店のことをチェックしてなかったんですが、移転後に香川県の方のブログなんかで見かけて気になってました。

なんどか行こうと思ったんですが、水曜日が定休日でmyblackmamaさんのお休みとかぶっててのびのびに。

今回はせっかくの日曜日巡礼だったので、ぜひ水曜日定休のお店に行こうと思ってて、トップにこちらのお店を持ってきた次第です。



「高雄」のメニュー一覧

*「高雄」のメニュー一覧

店頭にこうやってメニューを張り出してくれてると、一見の県外人にも事前に考える時間が出来てありがたいですな。





「高雄」のおすすめメニュー?

*「高雄」のおすすめメニュー?

こちらはお店のおすすめってことですかね。

ちりめん梅おろしなんてメニューはちょっと珍しいようにおもいます。



高雄の「週替わりうどん」のメニュー

*この日の週替わりメニュー「韓国風ほろほろ手羽先のコラーゲンうどん」

えらく名前の長いうどんですが、なかなか旨そうですねぇ。




ホロホロって言われると妙に惹かれてしまいます。



しかし、朝イチから具がしっかりしてそうなうどんはキツいよなぁ・・・と思ってました。


ところが、きっちりこのメニューに反応した方がいらっしゃいました。



高雄の週替わり「ほろほろ手羽先のコラーゲンうどん」

*ほろほろ手羽先のコラーゲンうどん 小380円

きっちりWakkyさんの奥さんが注文してはりました。

辛い食べ物にすこぶる強い奥さん曰く、辛さはごくマイルドやったそうです。






初っ端からやりはるなぁ・・・と思ってたら、






旦那さんのWakkyさんもガッツリ系を。








かなり量の多い高雄の「しっぽくうどん」

*かなり具だくさんな「しっぽくうどん」 480円

香川のうどん屋で480円って値段は、高額な部類に入りますがこれだけ具だくさんだとリーズナブルに感じますねぇ。

しかし、お二人で片一方は重めにしたからもう一方は軽めのモンにするとかもなく、アクセル全開って感じですね。(^^;




ちなみにmyblackmamaさんもけっこうハードなもんを初手から行ってはりました。





myblackmamaさんの「牛すじうどん」

*牛すじうどん 420円

ごついすじ肉がゴロゴロ入ってますね。

すじ肉は甘辛味とかではなく、そのまま湯がいただけやったそうです。

そのおかげで出汁が甘くなることもなく、ヒジョ〜に旨かったそうです。









みなさん1杯目から攻めまくってはりましたが、私の食べたんはこんなんです。







 

私は大人しく「かけうどん」でスタート

*大人しく「かけうどん」でスタート 200円

ヘタレって思われそうですが、シンプルにかけうどんでスタートしました。

何軒回るか分からんので、最初からムリは禁物っていう鉄則にしたがいました。

このお店では天かすが3種類もあるのが面白かったですわ。

荒い天かす、細かい天かす、味噌入り天かすの3種類あったんでちょっとずつ全部乗せてみました。




高松に着いてから先に和菓子屋に寄り道したこともあって、1杯目のうどんはあっちゅうまにお腹に収まってしまいました。

美味しいうどんやったんですが、ガツガツ食べてしまってどんな麺やったかあんまり覚えてないのが残念なとこです・・・。(^^;

 *a spoonful of blues:えて吉さん、Wakkyさんご夫妻と行く!第十二回讃岐うどん巡り〜一軒目〜

 *Wakkyの毎日:
聖地巡礼1 【さぬきうどん高雄】



うどん巡りは始まったばかりですが、今日は夕方から学生時代のツレとうちの家で忘年会なんで1軒めで切っておきます。

年内にうどん巡りネタだけでもアップし終えたいんですが、あと一日じゃムリかなぁ・・・。




*朝の体重:57.15kg(これなら気兼ねなく飲み食い出来そうです)

*今月の休肝日:10日(無事クリア済み)
 
 
posted by えて吉 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

第31回讃岐うどんめぐりは二人だけで

ちょっと遅くなってしまいましたが先月27日(火)のうどん巡りをご紹介させて頂きます。

第31回のうどん巡りは当初、月の前半に行こうかという話が出てました。

myblackmamaさんをメインに行こうとしたんですが、他の人が都合悪く、myblackmamaさんにも余裕が無くなりお流れに。

その後再調整で今度はishさんがメインとなって参加者を募ることに。

グルコバでもお馴染みの*あきこ*さんが参加希望だったんですが、ギリギリまで努力してもお仕事の都合がつかず不参加に。



結局、久しぶりにishさんと私の二人で行くことに。




ishさんと二人だけなら、当日の思いつきでもありかとかなりざっくりとだけコースを作っておきました。

他の人を途中で拾う必要がないんで、当日はいつもより30分遅い4時半に目覚ましをしてありました。

目覚ましがなる10分前に目が覚めてしまいちょっと存した気分。

前日に二人で行くと決まって、ishさんからはロードスターでもええと連絡をもうてたので屋根全開で5時40分に家を出発。

ご自宅前まで行く約束だったので、お時間は7時頃とごくアバウトに決めてたんですが、到着は7時1分でした。


8時6分頃淡路南のサービスエリアで休憩後、9時10分頃には檀紙ICから地道へ。






最初のうどん屋さんに到着したのは9時19分でした。







「マルタニ製麺」の店構え

*「マルタニ製麺」の店構え

このお店は事前にishさんから行きたいとリクエストをいただいてしました。

私も未訪だったのでトップバッターで訪問。






マルタニ製麺のレギュラーメニュー

*マルタニ製麺のレギュラーメニュー

これが通常メニューですが、今回ishさんがこのお店をチョイスしたのはピンポイントで狙ってたものがあるから。






マルタニ製麺の特別?メニュー

*マルタニ製麺の特別?メニュー


カレーうどんや肉ぶっかけが期間限定なのかは分かりませんが、「しっぽくうどん」は冬季限定のお店が多いですわね。

今回のうどん巡礼が決まる前から、もうぼちぼちしっぽくの季節やから香川に行きたいなぁと思ってました。

松岡なんかは12月1日にしっぽくがスタートしたそうですが、ちらほらしっぽくが始まってるって聞いてたんですよねぇ。





身体にしみたマルタニ製麺の「しっぽくうどん」

*身体に沁みたマルタニ製麺の「しっぽくうどん」小 400円×2


初っぱなやとセーブして種なしが原則なんですが、今回は私もishさんと同じくしっぽくでスタート。

朝イチはよっぽどクソ暑い時期でもなければ、かけうどんを選ぶことが多い私。

この日はけっこう冷えてましたが、ロードスターで行った以上はずっと屋根無し。

一応、ishさんに気を遣って窓と後ろの風の巻き込み防止板は上げてましたけどね。


それなりに冷えた身体ですから、優しいしっぽくうどんがことのほか旨かったですわ。

出汁はしっかりめに甘みが効いてて、それが根菜類によう合うてて非常に良かったですわ。





<参考情報>
*マルタニ製麺

住所:香川県高松市円座町1023番地1

電話:087−886−6814

営業:9:00〜14:00

定休:月曜日








2軒目は当初の予定では要マイ丼持参店を入れてました。

事前のコース組みではバタバタして予定がなく、ええ加減になってしまい、マイ丼セットを持っていくのもパスしようかと思ってたんです。

でも、前日に家に帰ってからコースがええ加減になってんからマイ丼くらいは用意して針の穴場を攻めようと改心。(^^;

出汁はいりこの粉末が入ったダシパックで許して貰いましたが、寒い時期やからかけだしを用意。

いりこだしは朝イチで熱々にして、一度たっぷりと熱湯を注いだ水筒に入れました。

ちなみに今回新しい1リッター入りの水筒を買うたんですが、ほぼうどん巡り専用って気分です。


ネギ、生姜、天かす、七味に丼と箸、お手ふきなんかも用意してありました。





香川に向かう道中でどんな風に巡るかを話してたらishさんから


「急やけど須崎に行けないかと?」


との話が出ました。


特に問題もなかったので、出汁を用意してあるから、須崎でかけうどんを食べようという話に。


マルタニ製麺を出発したのが9時41分。


久しぶりにナビ無しで須崎に向かうと、何年も前に初めて須崎を訪ねた時のわかりにくさを思い出してしまいました。

今回は現場近くまで行ってみると、曲がり角の目印にしてた工場というか倉庫みたいな建物が無くなっててちょっと焦りました。




10時26分に須崎に到着。



須崎のお店の人らやったら、出汁を持ち込んでも文句を言いはれへんやろうと思ったので、マイ丼セット一式を持って店内へ。






ちょっと態勢が整った「須崎の薬味コーナー」

*ちょっと態勢が整った「須崎の薬味コーナー」


前は奥の製麺所まで入って、そこの台下の上に乗った薬味を適当に使わせてもうてました。

久しぶりに行ったら前は雑然として辺りに、こんなコーナーが出来てました。

最近は須崎もかなりメジャーになったんでお客さんが多くてこうでもせんと混乱するんかもしれませんね。

前は一部の慣れたヒトが隣の万屋(スーパー?)で玉子を買うて来て、自分で加えてましたが今はこうして公式アイテム化。(^^)

しかし、玉子1個20円って、ほとんど利益のない素のよろず屋価格ですね。



出汁以外の器や薬味はお店のヤツを使わせて貰うことにして熱くして貰った麺を受け取りました。





持参の出汁で「須崎のかけうどん」

*持参の出汁で「須崎のかけうどん」 小150円×2

天かすは須崎に置いてないから持参したヤツを乗っけてやりました。

いわゆる「あつあつ」で食べた訳ですが、さすがは剛麺で有名なすざき。

麺がヘタることもなくしっかりした腰があって旨かったですわ。

須崎で出汁を掛けるのは初めてやりましたが良かったですねぇ。



地元のヒトなんかは、よく蒸籠単位でうどんを買うて帰ってはりますが、こうやって家でかけうどんにして食べたりもあるんでしょうねぇ。



<参考情報>

*須崎商店

住所:香川県三豊市高瀬町上麻3778

電話:0875−74−6245

営業:9:00〜11:30頃

定休:不定休







須崎から県道23号線を国道の方(377号)へ戻る途中で、農協がやってる産直野菜の販売所によりました。

時期が良かったのかもしれませんが、ここの野菜はかなり上質で非常に立派な白菜など色んなモンが安い値ぇで並んでました。

産直でいくつか買いモンをして出発したのが11時5分頃。





3軒目のishさんのご希望に従って国道377号から国道319号へ入って北へ。


途中国道を離れて旧国道の県道25号線で善通寺を通り過ぎました。

県道25号線を進んで海の手前で右折して県道21号線へ。






3軒目はこの県道沿いにある一般店でした。(到着時刻11時39分)







「寿美屋」の店構え

*「寿美屋」の店構え


本場でのうどん巡りの醍醐味の一つはいわゆる”針の穴場”系を攻めること。

どうしても一般店って避けがちですが、今回のお店は私も気になってました。


というのも、このお店は前回のうどん巡りでうどんの旨さにびっくりした「たんぽぽ」の職人さんの修業元?だとか。

四国新聞の「讃岐うどん遍路」でも、”さぬきの夢2000専門店”と紹介されてます。



私みたいなモンには粉の違いなんかの細かいトコは分かりませんが、たんぽぽがえらく旨かったんでishさんのご希望に合わせました。






寿美屋のメニュー

*寿美屋のメニュー

一般店ですが、さすがの香川価格。





寿美屋のこだわり玉子のチラシ

*寿美屋のこだわり玉子のチラシ

このメニュー自体は玉子メーカー?の販促グッズのようでした。


釜玉うどんが旨そうに思ったんで、お店のヒトに聞いて見たんですが残念ながら釜玉はやってないと。

このチラシのように熱い醤油うどんに生タマゴをプラスするメニューだけしかないようでした。





寿美屋の「温醤油うどん玉子入り」

*寿美屋の「温しょうゆうどん たまご入り」 350円

玉子に惹かれたんで、釜玉うどんは諦めて醤油うどんにプラスして貰いました。

ishさんは冷しょうゆうどん(300円)を頼んではりました。



ここの麺は断面がまん丸っぽくて、表面がヨソと較べて非常にツルツル。

麺自体は美味しかったんですが、今回のような生タマゴ入りだとツルッツル過ぎて麺に玉子があまり絡みませんでした。

麺を食べ終わっても、玉子はほどんど丼の底に残ってました。

ジョートーな玉子だそうなんで、ちょっと残念でした。

寒かったんで冷たいのはパスしたんですが、ishさんみたいな醤油うどんの冷やかざるうどんの方が麺の素性がよう分かったかもしれませんね。




<参考情報>
*寿美屋

住所:香川県丸亀市中津町1091−1

電話:0877−22−4320

営業:10:30〜15:00

定休:水曜日、年末年始



お店を出たのが12時8分。


この後は、まず市内の某所でいつものように日の出製麺の格安生うどんを山のようにゲット。

ついでに、鮮魚コーナーで見つけた地元のブランド品「オリーブハマチ」のお刺身も晩酌のアテに買うてみました。



買い物を終えて走り出したのが12時48分。




丸亀からは慣れた県道33号線で高松方面へ。



最初の候補の「いちみ」ってお店は地元の方のブログによると揚げたての天ぷらが食べられる新規オープン店ってことだったので向かいました。

ところが、お店の営業が2時までで、近辺に着いたのが2時ちょっと前だったので断念。

続いて高松市内の候補から選んだお店は色んなモンをうどんに混ぜ込んで打つ麺がウリの「大島家」ってお店。

以前からメタボさんなどのよそのブログで見てたんですが、しばらく前のうどん巡りの途中で前を通りかかった記憶がありました。

その時は「へぇ〜、ここがあの店かぁ〜」って思いながらチラッと視界に入れた程度。




「いちみ」の後、iPadの地図にプロットしてあったんでそれに従ってお店に向かいました。


お店が面してる道へ、最後に曲がると回りの風景に全く見覚えなし。


以前に見かけたんとは全く風景が違ってました。

住所から地図に地点登録する時に間違ったかと思いながらも、店の前まで行って観察することに。

「全店制覇」を確認すると、どうやら大島と付く店はもう一軒あって、前を通ったのはそっちのようでした。

お店の横の看板には「金原」っていう屋号まであったんですよねぇ・・・。

なんかキツネに摘まれたような気分でした。

でも、どうやら正しい店に着いたようだったので、車を止めて店内へ。


*慌てててお店の外観写真を撮るのを忘れてしまいました。




実はこのお店は「ワカメうどん」の店って紹介されるんですが、自分の中ではワカメうどんと言えば、他にも「金原」って店がずっとインプットされてました。

お店でトイレを借りると、以前は金原って屋号でそれが大島家に変わったと分かって納得。



到着時刻14時4分。




大島家の「しっぽくうどん」

*大島家の「しっぽくうどん」 600円×2



この写真ではこのお店の特徴である練り込みうどんがよう分かりませんよね。





たまには麺だけを撮ってみました。







麺食い系のブログでポピュラーな麺の持ち上げまではようしませんが・・。






大島家定番の「わかめうどん」

*大島家定番の「わかめうどん」

こちらのお店では普通のうどんがワカメ入りという訳です。




そばのように細い大島家の「赤ぬかうどん」

*そばのように細い「赤ぬかうどん」

なにも麺のことを指定せずにただ「しっぽくうどん」と頼んだらこうやって2種類の相盛り?で出てきました。


ちょうどこの「赤ぬか」なるモンが入った麺のことはメタボさんのトコで読んでました。

ぬかに種類があるってことさえリンク先の記事で初めて知ったんですが、赤ぬかとは酒米を研磨したときに一番外側から出る玄米部分のヌカやそうです。


精米度合いによって、赤ヌカから白ヌカ、米粉と変わるんですねぇ・・・。



食感はだいぶ違いますが、麺自体の味となると、私はあんまり意識せずしっぽくうどんの出汁の旨さにばかり注目して食べてしまいました。

しっぽくは朝のマルタニ製麺よりだいぶ甘みが控えられたスッキリした味でした。

具の野菜はそれぞれしっかり火は通ってるけど、ちゃんと適度な食感が残っててええ感じでした。


<参考情報>

*元祖わかめうどん「大島家」

住所:香川県高松市松縄町1013−26

電話:087−865−2524

営業:11:00〜14:30







ここまでで4軒だけですがしっぽくを2杯食べてるんでいつもよりは腹が膨らんでました。





冷たい麺の味をみるためにishさんとざるうどんを二人で1杯食べるってなことも考えましたが、せっかくなんでもう1軒行くことに。






大島家を2時37分に出発して、チョロッと走ったらすぐ10分足らずで到着。








「うどんバカ一代」の店構え

*「うどんバカ一代」の店構え(到着 2時46分)


ishさんはもう何回も来てはりますが、コチラのお店を希望しはりました。

私は今回が2回目でした。





うどんバカ一代のカウンター

*うどんバカ一代のカウンター



カウンターにたどり着く前にメニューを眺めてしばらくオーダーを検討。


ishさんはまだこの日天ぷらを食べてないから食べたいって言うてはりました。

そのご希望に添うべく「いちみ」に行こうとしたんですが、間に合いませんでした。








ishさんはかなり迷って、ラストはこんなオーダーになりました。









ishさんは「カレーうどんと竹天」

*ishさんは「カレーうどん(420円)と竹天(90円)」



カレーうどんが気になってはって、お店のメニューに自家製牛すじ煮込みなんて書いてあったんでチョイスしはったようです。

私も一口食べさせて貰いましたが、自家製っていうほど個性はなくあんまり印象に残りませんでした。

カレーうどんをオーダーするとお店のヒトが「出汁アリか、出汁ナシ?」って聞いてはりました。

ishさんは腹具合の関係で汁ナシにしてはりましたが、そのせいで普通のカレーライスのルーっぽかったですね。


ところで、ishさんは今回で4回目かだったと思うんですが、今までこの店では釜玉バターしか食べてなかったそうです。

今回初めてそれ以外のメニューにトライされましたが、次回からはまた釜玉バターに戻りそうでした。






さて、私のラストはコチラです。












満足したうどんバカ一代の「かけうどん」

*満足したうどんバカ一代の「かけうどん」 190円


天ぷらは無くても良かったんで、サービスの天かすで十分やと思いかけうどんで。

出汁と天かすが混じった時の旨さが強くて大満足な〆となりました。


麺はけっこう平べったかったのがちょっと意外でしたわ。





<参考情報>

*手打十段「うどんバカ一代」

住所:香川県 高松市 多賀町1−6−7

電話:087−862−4705

営業:6:00〜18:00

定休:無休





お店を出たのが3時6分。


この日は一日でなんども眠気の波がやってきて、帰り道はちょっと気持ち悪かったですわ。

何回か顔を洗うために休憩したりしながら、5時20分頃には兵庫駅近くのishさんのご自宅近くに到着。

その後、一人で大阪に向かって地道で帰り、車庫に車を止めたのは7時5分。






総走行距離504km




冬場のオープンカーに丸一日おつき合い頂いたishさんには大感謝です。







*朝の体重:57.45kg(特に文句もナシ)

*今月の休肝日:2日(昨日は酒を抜きました。)


posted by えて吉 at 16:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月26日

第30回讃岐うどん巡りは新規開拓多め

先週の水曜日(19日)に行ってきた讃岐うどん巡りについてご紹介します。

本場の香川でうどん屋のことを調べて真剣に回り出してもう30回になるんですねぇ・・・。




今回のうどん巡りはmyblackmamaさんからのお誘いで出かけることになりました。

うどん巡りの常連メンバーであるishさんもサクッと参加が決まったんですが、*あきこ*さんは当初予定が決まらず。

ishさんの知り合いで私はお会いしたことのない方が初めて参加されるかもっていう話もありました。


ギリギリになってツイッターの方でグルコバの常連であるチビパンさんがうどん行脚しようかなぁ・・・って呟いてやったんです。

まだ空席があったんでお誘いしたら、娘さんの世話とかの段取りの末、参加が決定。

結局*あきこ*さんはどうしてもお仕事の都合が付かず、不参加。

ishさんのお知り合いもお仕事の都合でアウト。

myblackmamaさんの奥さんも不参加だったので4名と割とコンパクトなメンバーでのうどん巡りとなりました。







事前にmyblackmamaさんとishさんからの希望は聞いてましたが、コース作りは運転手ザルの専権事項。

そこでご希望からは1軒だけコースに組み込んでお許し願うことに。

当初、myblackmamaさんとishさんだけを念頭に置いてたので、私の未訪店をメインに有名どころ少なめなコースになりました。

ギリギリに参加の決まったチビパンさんはまだうどん巡りを2〜3回しただけだったのでちと申し訳なかったですねぇ。






当日はいつものように4時頃に起きて、事務所に移動してアルファードに乗り換えて5時10分に出発。

まずはmyblackmamaさんを拾うために西宮名塩へ。

待ち合わせは7時でしたが、待ち合わせ場所には6時ジャストに到着。

有名どころはだいたいナビに入れてあるんですが、今回は新店も多く、ナビに入ってなかったのでのんびり登録したりして暇つぶし。

7時10分ほど前にはmyblackmamaさんがやってこられたので、兵庫駅に向かって出発。




7時40分頃には兵庫駅前のいつもの場所に到着。


ちびぱんさんとishさんをここで迎えて8時11分に走り出し。




ちびぱんさんとishさんは以前神戸組のうどん巡りでご一緒されてたそうで、初対面同士のメンバーはいませんでした。




ちょうど1時間ほど走って淡路南のパーキングエリアで5分ほどトイレ休憩。




高松道の府中湖PAのスマートインターチェンジで降りて地道へ。


高速を降りたら、県道184号へ左折、ドン突きを左折して県道18号へ。

高松道を越えて二つ目の信号「東坂元」を左折して飯山総合運動公園方面へ。


1軒目のうどん屋「海侍(かいじ)」の駐車場に車を止めたのが10時24分でした。

ここは私を含めた全員が未訪問のお店でした。




飯山町のうどん屋「海侍」の店構え

*飯山町のうどん屋「海侍(かいじ)」の店構え



県道18号線は何度も走ってますが、総合運動公園の方に曲がったことはありませんでした。

このお店の情報を得たメタボさんの記事によると、何回かうどん屋が入れ替わってる物件のようでした。

香川のうどん屋としてはごく分かりやすい場所にはあるんですけどねぇ・・・。




もともとかなりしっかりした造りの建物のようでしたが、入り口脇にサーフボード?があったり、駐車場のワンコには大きな看板で名前が書かれ、絵馬やら南京錠をかけるフェンスまで設置してある始末。

単なる小ぎれいな一般店ではなく、少々の怪しさが出てました。





巨大なゲソ天等が並ぶ「海侍」のオプション

*巨大なゲソ天などが並ぶ「海侍」のオプション


お店はセルフ形式だったので、カウンターにお約束のオプション類が並んでました。

ゲソ天は香川では定番の天ぷら種ですが、かなり巨大で「げそ天切ります ご遠慮なくどうぞ!!」なんてポップが付いてあるあたりお店の姿勢がうかがえますね。


鶏天もげそも80円と安いし、”らりるれレタスミンチカツ”なんてもんもありますねぇ。

らりるれレタスとは何をいちびってるんやとも思いましたが、調べてみるとちゃんとした香川の県産品だったんですねぇ。





私以外の皆さんは「細切り冷ぶっかけ」

*私以外の方は「細切り冷やぶっかけうどん」 250円

3人がこれをオーダーしてはって、ishさんはかなり大きなかき揚げ(80円)も取ってはりました。

このぶっかけも味見させてもうたんですが、細めやけどしっかりした麺にあっさり目の出汁がええ感じでした。







一杯目はやっぱり「かけうどん」

*一杯目はやっぱり「かけうどん」 180円

私は元々出汁をすすりながら食べるうどんが好きなんで、朝イチはかけうどんが嬉しいですわ。

それなりの距離を飛ばしながらうどんを待ちかねてた身体に出汁がしみ通る気がするんです。

かけの方の麺は割と太めでふんわりした印象でした。






<参考情報>

手打ちセルフうどん 海侍(カイジ)
住所:香川県丸亀市飯山町東坂元2710−5
電話:0877−98−0753
定休:月曜日
営業:9:00AM〜15:00








海侍の駐車場を出たのが10時52分で、来た道を戻って県道18号を左折。

一つ目の信号「一里塚」を右折して県道191号へ。

県道沿いの対面にサクッとお店を発見して車を止めたのが55分やったんで3分ほどで到着ですわ。





私の個人的な好みですが、1杯目って待ちかねて食べるからあっちゅう間に食べ終わるんですよねぇ。

ほんで食べた直後には食欲が湧いてさらに腹が減る感じになるんです。

なのでコースを組む時に1軒目と2軒目はあんまり間が開かんようにするんです。

そんなわけで今回も立て続けに食べるって感じです。








飯山町の「上田うどん」の店構え

*上田うどんの店構え

今回行った「上田うどん」は丸亀市の飯山町にあって、高松の太田駅そばの「上田製麺所」とは別になります。

太田の上田には自分でも行ってますし、香川のブログ屋さんの記事にも良く出て来るんで馴染みがありますが、ココは初めて。

海侍に続いてネタ元はメタボ柿原さんって方のブログ記事です。


細麺やけど一福よりコシが強いってのを読んで、新規開拓を兼ねて食べに行ってみるかと。

ishさんからは一福に行きたいという希望が出てたんですが、あっちは何回か行ってるんでどうせならこっちの細麺にさせてもうたんです。






お店の真ん前に「讃岐富士」

*お店の前には「讃岐富士」

横着した場所から看板と山を両方を入れようとしたんで山が切れてしまってますが・・・。

お店に入って右側の席に座ると正面の窓が額縁になって讃岐富士を堪能できます。

うどん巡りで景観は求めませんが、讃岐富士を鑑賞しながら食べられるうどんとしてウリになるかも。




飯山町の「上田うどん」のメニュー

*飯山町の「上田うどん」のレギュラーメニュー


期間限定モンも載ってますが、ぶっかけとかけの両方が載ってるこいつが全体を網羅してる感じ。




飯山町「上田うどん」のぶっかけメニュー

*上田うどんのぶっかけメニュー

お店の一番のウリは「ぶっかけうどん」のようで、これだけの種類が別メニューで。

この中では「温玉海苔明太ぶっかけ」ってヤツが一番のおすすめのようで店の外側にも写真が貼ってありましたね。






秋限定のきのこメニュー

*秋限定のきのこメニュー

やっぱり秋といえばキノコですもんねぇ・・・。




上田うどんの新発売「なめたけメニュー」

*新メニュー「なめたけぶっかけうどん」


こちらは期間限定って訳ではないんですかねぇ・・・。

えのきならいつでも手に入りますしねぇ。





きのこぶっかけうどん

*上田うどんの「冷きのこぶっかけうどん」 450円

これはmyblackmamaさんとちびぱんさんがオーダー。



お店には太麺もあるんですが、ぶっかけは細麺でそれを太麺に切り替えるのは不可。

逆にかけうどんは太麺がレギュラーやけど、それを細麺に切り替えるのはアリやそうです。

その辺にお店のこだわりがあるんでしょうなぁ。






表の看板には「特製の甘いだし ぶっかけうどん」と書かれてました。

初めての店なんでウリのぶっかけを食べようとは思ったんですが、個人的にはあんまり甘い出汁は得意じゃないんですよねぇ。









そこで私が頼んだのがこちらです。












上田うどんの「なめ茸温玉ぶっかけうどん」

*上田うどんの「温玉なめたけぶっかけうどん」 450円

どうせ甘いんだったら温泉玉子のコクをプラスして、甘みと玉子との組み合わせを楽しむことにしたんです。

この狙いは自分としてはかなりの当たりでした。

なめ茸は自家製だからなのかシャキシャキとしっかりした食感があって良かったですわ。
薬味にわさびが添えられるんですが、これは甘めの出汁とよう合うてました。

基本的にぶっかけうどんやざるうどんにはわさびよりショウガ派ですが、ここのはちゃんと合うてるから旨く感じましたわ。

麺の方は細いけどビシッとエッジが立ってしっかりしたコシがあってかなり良かったですね。

ちなみにishさんは冷やなめたけぶっかけ380円を頼んではりました。





<参考情報>

*上田うどん店:讃岐うどん遍路

住所:香川県丸亀市飯山町東坂元722−1

電話:0877−98−0014

営業:10:00〜15:00

定休:第1・3木曜日












上田を出発したのが11時17分。




前の道をさらに北へ進んで、最初の信号「我楽橋東詰」を左折して、国道438号へ右折。

438号を直進して国道11号との交差点「川津」を越えてそのまま県道19号へ。

突き当たりで左折して、県道33号へ。 

瀬戸中央道を越えてすぐ右折したらすぐにあるのが3軒目の「長楽」。(11:31AM着)







宇多津町「長楽」の店構え

*宇多津町「長楽」の店構え

「長楽」のそばの幹線道(33号線)はしょっちゅう通るんですが、たいていは丸亀方面から高松方面へ走るんで、久しぶりに逆方向から行くと新鮮みがありました。


長楽には以前にishさんと二人で行って、年季の入った店の雰囲気を含めてええ印象を持ってました。

店があるのは坂出市から宇多津町に入ってすぐなんですが、コース作りをやる上ではちょっとだけ組み入れにくかったんですよねぇ・・・。

昼の営業が2時までってのも、思いつきで行こうとしてももう間に合わんってことが多かったですわ。

のびのびになってましたが、やっとmyblackmamaさんをご案内出来ました。



長楽のオプションの「天ぷら類」

*長楽のオプションの「天ぷら類」

myblackmamaさんが「ひやひや」で140円、ishさんはひやひやとかき揚げで250円、ちびぱんさん、私はあつあつとかき揚げで250円というオーダーになりました。









長楽では「かき揚げうどん」

*長楽で食べた「かき揚げうどん」


ここのかき揚げはカリンカリンに揚がってて食べるとバリバリと音がするほどなんです。
熱い出汁を天ぷらの上からかけて、出汁に浸しながらいただくなかなか良かったですわ。

麺自体は茹でてからだいぶ時間が経ってるようなコンディションでしたが、こうやって「あつあつ」で食べる分には私は美味しく頂けました。




<参考情報>

*長楽製麺所:讃岐うどん遍路

住所:香川県綾歌郡宇多津町2900−1

電話:0877−49−0556

営業:9:00〜14:00

定休:日曜日






長楽を出発したのが11時45分で、次に目指したお店が今回のうどんツアーでは目玉でした。





県外者にとってはなかなか難易度が高いお店なんですよねぇ・・・。







ワークプラザ「たんぽぽ」の営業時間

*ワークプラザ「たんぽぽ」の営業時間

なんせ営業をしてるのが1週間で「水曜日」1日だけで、営業時間は11時半から1時までの1時間半のみ。

お店は知的障害者のための通所授産施設の一角にあって、麺を打つのは外の職人さんですが運営は障害者の方がやってはるらしいんです。




長楽を出たのが12時前で時間的には十分間に合うとは思ったんですが、念のためナビの案内をセットして機械の言う通りに走りました。

駐車場に着いたのは12時20分やったんでバッチリでした。

ただ、かなりの人気のせいか、駐車場はかなり混んでて、施設の人の指示でちょっと狭いトコに止めました。




初めてやったんで、勝手が分からんまま施設の人に指示してもうて食堂へ。


入り口から対角線上の一番奥では三脚に一眼レフを構えた取材っぽい男性。

そのすぐ横には中年男性の3人組が座ってて、一人は右手で麺を持ち上げて、左手のデジカメで撮影というブログ屋さんっぽいことをしてはりました。

きっとそうちゃうかなぁと思ったんですが、翌日メタボさんのブログでたんぽぽに行きはった記事を読んで確信。

もしかしたらと思ってましたが、3人のうちの一名がメタボ柿原さんやったようです。

メタボっぽい人がいなかったんで、違うんかなぁと思ってたんですけどね・・・。

入り口近くに座ったこともあって、声を掛けたりはしませんでしたが、うどん情報でお世話になってるんで近かったら一言お礼くらい言いたかったですね。



>メタボ柿原さんへ

 「いつも情報ありがとうございます。お世話になってまーす。」



たんぽぽの生じょうゆうどん

*たんぽぽの「生じょうゆうどん」 200円

これはishさんが頼みはったもの。

ちびぱんさんはここで何を頼みはったのかなぁ・・・メモをし忘れてしまいました。




大当たりだった「たんぽぽ」の釜玉うどん

*たんぽぽの「釜玉うどん」 350円

myblackmamaさんと私は釜玉にしたんですが、これがムチャクチャ旨かったんです。

あらかじめ麺と玉子が絡められて出てきたんですが、表面はツルンとしてるけど、全体のコシはゴツイかなりの剛麺。

味見をしたishさんは茹で足らんくらいちゃうかって言うてはりましたが、締めた麺とはまったく素性が違って感じました。

私はうどんを食べる時にほとんど小麦の香りとかを意識せぇへんのですが、香りが良かったんですかねぇ・・・。

玉子と混じった味、麺の食感の全部が一緒になって、めちゃウマでしたわ。


そんなにしょっちゅう釜玉を食べる訳ではないけど、ものすごくレベルが高く感じました。




<参考情報>

*ワークプラザ「たんぽぽ」:讃岐うどん遍路

住所:香川県高松市成合町1491−1

電話:087−815−7770

営業:11:30AM〜13:00(水曜日のみ営業)

定休:水曜日以外の全て







食べ終わって食堂を出たら職人さんが居てはったんで誰かが話しかけたところ、その方は丸亀の「寿美屋(すみや)」っていう、さぬきの夢2000専門店の流れを汲んではるそうでした。

このお店のことは知らんかったんですが、チャンスがあったら行ってみたいもんですわ。




ここまでで4軒食べて、私にしては珍しく温玉&なめ茸、かき揚げ、釜玉と麺オンリーじゃないモノを3杯。

タネ物を食べたことに加えて、長楽以外の3軒の麺がどれもずっしり来る印象。

最後のたんぽぽでは麺の量自体がかなり多めやった気もしますが、4軒終了時点でかなりの満腹度合い。

他の皆さんもだいぶお腹が膨らんでるようだったので、お腹がこなれるまでしばらく休憩することに。



たんぽぽを出たのが12時47分で、前の国道32号線を走って道の駅「滝宮」へ。

1時10分くらいに到着して20分ほど滞在しましたが、今回は野菜類の品揃えがもひとつでした。

まだ腹がこなれてなかったこともあって、もう一軒道の駅をハシゴすることに。





国道32号をそのまま走って「山内」の手前にあってお馴染みの「空の夢 もみの木パーク」へ。

ここでも30分ほど買いモンをして、2時15分に出発。

丸亀のいつもの場所でうどんを仕入れるのも先に済ませることにしました。





うどんの仕入れを終えて走り出したのが3時。


今回は次の5軒めで終わりにすることにして、ishさんが選びはったお店に向かうことに。

ここもナビに仕事をやることにして案内に従って走りました。









高松市内でも東側の店やったんで到着したのは4時15分。










工場そのままな「セルフうどん キリン」の店構え

*工場そのままな「セルフうどん キリン」の店構え


前からよく名前は聞いてて、かすが町市場と同じ平本店ってトコが経営。

かすが町市場には行ったことがあって、同じようなネタ系としてゴッチャになってました。

店に行くまで、自分が行ったことあるかないか自信ありませんでした。(記憶力ボケボケ)



で、この工場そのままルックスを見て、未訪だったと確認。


ここまで濃ゆいうどん屋に行ってたら忘れる訳ないですわね。

元工場のバーだの、他の業態への変換は聞きますが、ここまで工場のままってのはスゴイですねぇ。







店内も工場だった時のままの「キリン」

*店内も工場だった時のままの「キリン」

1階を取り囲むような中2階?への階段もそのまま。





品揃え豊富な「セルフうどん キリン」

*品揃え豊富な「キリン」のカウンター

カウンターのトコだけみれば、セルフのうどん屋ですが、後ろを向けば無駄に広大な客席と無骨な鉄骨が目に入ってきます。





これはこれで旨かった「カレーぶっかけうどん」

*これはこれで旨かった「カレーぶっかけうどん 熱」 330円

これはmyblackmamaさんがオーダー。ちびぱんさんはカレーうどん300円。

微妙な違いでしたが、myblackmamaさんのぶっっかけの方が旨かったようです。

私も味見しましたが、カレーうどんはダシ系が好きな私にも全く別物として美味しかったですわ。

カレーライスのルーを掛けただけのようなヤツはガックリ来ますが、これはアリでした。




ishさんの「肉おろしぶっかけ」

*ishさんの肉おろしぶっかけうどん 350円


肉の盛りはそんなにごつくないですが、値段はこなれてますね。




ラストは地味に「天ぷらうどん」

*ラストは地味に「えび天ぷらうどん」 

かけうどん150円にえびの天ぷらが150円。


私は肉系の甘辛さが苦手やし、カレーうどんはリスキー、けっきょく地味なかけうどんに。

セルフやと色んな種類の天ぷらがありますが、うどんに乗せるとなるとどれもあんまり興味が湧かんのですよねぇ・・・。

一番好きなんはかき揚げやけど、ここにはなかったんでオモロさのないえび天で妥協しときました。

<参考情報>

*セルフうどん キリン:讃岐うどん遍路

住所:香川県高松市新田町甲4−1

電話:087−841−0083

営業:10:00〜19:00(土日祝〜20:00)

定休:年中無休



これにてうどん巡りは終了。










あとは皆さんを朝に集合場所にお送りすれば、運転手の役目はおしまい。



いつもなら何人かの方は帰り道で寝はるんですが、今回は事情が一変。


ふとした思いつきで私のiPodに入ってる曲のうち、邦楽だけをランダムで再生することに。

操作を助手席のishさんが担当してくれたんですが、好きか嫌いかをみんなで言うて意見が一致したヤツだけ最後まで聞こうってことに。


やりだしてすぐルールが変わって、音楽に造詣の深いmyblackmamaさんが聞けるか、切り捨てるかをみんなが聞く体勢に。


基本的に邦楽を聞かないmyblackmamaさんですが、一部は認める唄者もおるんですが、生理的に受け付けないくらい苦手な歌い手も多数。

その反応に3人で大受けしてました。


私が大好きな歌手でもmyblackmamaさんに掛かったら、「声も歌の内容もありえん」ってな評価になったりするのがオモロかったですわ。

私は運転の時に音楽がないと耐えられへんくらいなんですが、基本的にはBGMとして必要なだけ。

正直言うて「聴いて」ないんですよねぇ・・・。


ところが、myblackmamaさんになると曲の構造とか、それぞれの楽器の演奏の善し悪し
とか様々な要素が明確に分析の対象?って感じ。


そういう人が何を快として何を不快とするかを個別に見せて貰うのはほんまオモロかったですわ。


myblackmamaさんは帰り道に眠られへんかったから大変でしょうが、他の3人は全く眠気が出ず帰りの道中を楽しませて貰えたと思います。

私は間違いなく楽しかったですし、他のお二人も笑いまくってましたからね。(^^)



今回は4軒も新規開拓出来たし、非常に満足度の高いうどん巡りとなりました。





*今朝の体重:58.45kg(昨日は鍋を食べ過ぎたみたいです。)

*今月の休肝日:9日(昨日酒を抜いて、なんとかリーチを掛けました。)

posted by えて吉 at 13:03| Comment(2) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

第29回讃岐うどん巡り その3 終盤は予定が狂って

20日に行ったうどん巡りの続きと参ります。

 *最初から読んでやるって方はリンク先からどうぞ。その1その2

珍しく高松の中心地で3軒うどん屋を巡ったんですが、ここまではセルフや一般店で怪しさはゼロでした。

本場の香川でうどん巡礼をやる値打ちはうどんの美味しさだけではなく、怪しい店の存在にもあると思っております。

4軒目はルックスを確認するだけでも値打ちがあると信じてるお店をチョイスしてありました。





玉藻を出たらフェリー通りをしばらく下ることに。


行ったのが水曜日やったんで、夜のカレーうどんで有名な「鶴丸」では昼営業で変わり種うどんを出す日でした。

リンク先によるとこの日のメニューは「赤おおえび」となってました。

限定メニューが出るのは水曜だけなんで、寄ることも考えたんですが一般店で量が多そうやったので我慢。

私はうどん巡りをやり出した初期に高松に宿を取って夜に行ったきりだったので、とりあえず前だけ通り過ぎてみました。
*当日のうどんに興味ある方はコチラのブログをご覧下さい。




鶴丸を通り過ぎたら適当に右折して、国道へ。

栗林公園の真ん中あたりで左折して県道280号線へ。

県道沿いにどんどん南下、「三条」の交差点で高松道の下を通ってさらに南へ。

仏生山の地名が目に入り出したら、警戒モード。

コトデンの線路を越えたら、もうすぐのハズなんで周りをよく見ながら進みました。







目印の「カーレセレクト」は健在

*目印の「カーセレクト」は健在でした

目指した店自体はまったく目立たないんで、何回か店の前を通ってますが不安やったんです。

この中古車屋を目印にしてれば見過ごさずに安全ですわ。





このお店の反対側が4軒目の目的でした。(到着時刻 12時32分)











しばらく空いてた看板は「オートバックス」に

*しばらく空いてた看板は「オートバックス」に

前はファミリーマートの看板やったのがその後しばらく空いてた記憶があります。

これから当分はこの看板が目印になりそうですわ。









で、肝心の「見るだけでも値打ちのある」うどん屋はどこでしょう?










引っ張らんとサッサと答えの写真をご覧頂きましょう。










どう見てもうどん屋には見えない「橋本製麺所」

*どう見てもうどん屋に見えない「橋本製麺所」


まぁ、正確には「うどん屋」ではないので、そう見えなくて当然ですが・・・・。

須崎なんかも知らんかったら絶対うどんが食べられるとは思えんでしょうが、ここ橋本製麺所はさらに上に感じますわ。

橋本農機具なんて呼び名もありますが、食料品より肥料なんかが並んでる方がしっくり来ます。

ちなみに勇気を振り絞って店の中に一歩を踏み込んでも、下手すると「間違えた」って思うかも。

壁のちょっと高いトコに玉売りの値段表は貼ってあるんですが、初めて入ると店の中もまったくうどんなんかと縁がなさそうです。


ここは玉売り専門なんで、「うどん食べさせてください」とか「うどん食べられますか?」って聞いてもアカンなんて言われております。


そういう時は持参したマイ丼を渡してうどんを入れて貰う必要があります。






玉売り専門の橋本農機具の「うどん」

*玉売り専門の橋本農機具の「うどん」 70円


マイ丼持参っていうハードルがなかなかマニアックじゃないでしょうか・・・・。

私もまだマイ丼を持って来たのは4回目なんですけどね。

こういう玉売り専門店って買うだけでも朝の短時間しかアカンとこが多いんですよねぇ。
それに営業時間の長いとことは、いつがうどんの状態のベストか分からんのでハズレを掴む可能性も大。

myblackmamaさんはこれで3回目、奥さんと*あきこ*さんは初めてやったんですが、お二人にもぜひこういう食べ方を体験して貰おうって言う趣向です。

まぁこの店構えを見てもうて、そこでうどんが買えるっていう体験だけで7割は目標達成って気分です。


お代官さまと私は以前ここで食べたことがあるんですが、その時は初めてながら麺の状態がベストではないように感じました。

他のみなさんには初見のお店、そしてishさんと私には少しでも前よりいい状態を期待しての再訪でした。

初回のお代官さまと来た時は麺つゆとネギを用意してたんですが、麺が乾き始めてたんで一度サッと水にくぐらせたいなぁと。

食べ始めてからも「ショウガはないんか?」って言われたので、その辺をちゃんと学習。

まず、暑い時期やろうからといりこから取った冷やかけの出汁を用意。

1リッターのペットボトル1本だけやったんで、足らんかと思いぶっかけ用に麺ツユも用意。

麺を洗うために氷水、薬味としては、ネギ、すり下ろしショウガ、天かす、七味、刻みのりを用意。

もちろん丼とお箸、念のためにお手ふきなんぞも用意してきました。






「ひやかけ」で食べた橋本製麺所のうどん

*「ひやかけ」で食べた橋本製麺所のうどん

今回の麺は前回と較べるとかなり状態が良く感じました。

ミッチリしたコシのある麺でかなりの剛麺に感じましたわ。




玉売り専門の店に来ようと思って、かけだしを用意するとなると運転手的にはちと手間が増えるんです。

でも、初めてのお二人を含めて喜んで頂けたようなのでこちらをコースに組み込んだ甲斐がありました。


こういうインパクのある店があるとコースとして充実度がアップしますからね。





これで4軒をサクッと回って、ここからの展開をみなさんに相談。

その結果、予備的に用意してたお店は飛ばすことにして、次はドライブがてら辺境にあるうどん屋さんを目指します。

その途中で道の駅に寄ることにしたので、ルートをちょいと変更。

最初は国道193号線を真っ直ぐ下って、国道377号線を通るつもりでした。

そっちはやめて、県道280号線をてけとーに右折、そのまま進んで国道32号線へ。



橋本製麺所から25分ほど走って道の駅「滝宮」に到着しました。

農家の人が直販する野菜やらを皆さん色々とお買い物。

ゆっくり30分ほど買いモンをして、1時45分に再出発。


32号線をしばらく進んだら、国道438号に入って徳島の美馬方面へ。




初めて来た時はかなり緊張したんですが、目指すお店の近所に公民館があってそれが目印になると分かったのでだいぶ気楽でした。





思ったより短い時間で着いたんですが、時刻は2時17分でした。




公民館の駐車場はガラガラだったので、感謝しつつ車を置かせていただきお店へ。



駐車場のアジサイにチビッコい雨蛙やカマキリがおって、皆さん熱心に写真を撮ったりしてました。

 *私はアマガエルを捕まえたくて仕方なく、それを我慢するのに必死でした。(^^;


今回のお店は*あきこ*さん以外の皆が来たことあったんですが、非常にいい印象でした。

事前にお代官さまから「行きたい」っていう希望も出てたし、私もちょうど再訪したいと思ってたんでコースに入れました。













*あきこ*さんには秘境系製麺所?を経験して貰おうって言う意図もありました。












ここも見た目でうどん屋って分かりにくいマニアックさがありますしねぇ・・・。













「三嶋製麺所」が臨時休業でがっかり

*「三嶋製麺所」が臨時休業でガックリ

住所では「まんのう町」となってるんですが、かなり街から離れてるんです。

で、そんなトコで振られると他の候補がないから、行き帰りの時間が完全に無駄になるんですよねぇ・・・。(T_T)




三嶋を出たのが2時半ってことで、うどん巡りのゴールデンタイムは終盤に。

用意してあった次の店を選んだポイントは「色モノ」。

私も未訪問なんでうどんがどの程度は分かりませんが、選んだ基準は受け狙いでした。


三嶋にフラれて最後に色モンはなぁ・・・ってことで急遽別の候補を検討。

お代官さまがいくつか上げてくれた候補の中から、チョイスしたのが善通寺の「百こ萬」。


いつもいくスーパー等の後工程を考えてもここならロスが少ないだろうと。



40分ほど走ってお店に着いたのが3時10分。




手元の「全店制覇」は2010−11年版やったんですが、そこには営業時間が16時半までとなってたんで楽勝のハズでした。



「ハズでした」と書いた時点で結論はお分かりですよねぇ・・・。



お店に着いてみると全然楽勝ではなかったんです。



お店に営業してる気配がないんで、お代官さまが店に聞きに行ってくれると営業時間が15時までに変更されてました。

というわけで、あとちょっとってトコで時間切れアウト。

まさか立て続けに2軒もフラれるとは思ってませんでした。(T_T)




この時点で3時10分。



実は今回のうどん巡りは事前にmyblackmamaさんから「7時までに戻れるなら」奥さんも参加したいんだが?とお尋ね頂いてたんです。

ここしばらく奥さんはご都合がつかず、参加して頂いてなかったので、7時に必ず帰るつもりで巡ることに決めてました。

そのために安全と私のストレスを防ぐために「香川を3時半出発」でお願いしてありました。




4軒で帰るのはあまりにももったいないし、物足りないってことで、myblackmamaさんご夫妻の許可の元、最後にもう1軒だけ行くことに。

そのため丸亀のいつものスーパーでうどんを買い込むのと、*あきこ*さんの好物「ぴーちゃん豆」を坂出のサティで買うのは断念。

ちなみにmyblackmamaさんが希望してはった「トコロテン」は、道の駅「滝宮」でテングサを見つけはったんでパスでええとのことでした。








食べたらすぐ大阪に向かうってことで最後に行ったのがコチラのお店。







「ジャンボうどん高木」の店構え

*「ジャンボうどん 高木」の店構え(3時28分到着)


同じように”ジャンボ”って名前の付く「ジャンボうどん 豊」ってトコにはしばらく前に行ったことがありました。

そこは国分寺ジャンボなんて呼ばれたりしてたと思うんですが、そこはその後火災で全焼してしまったようです。

11年5月に全焼して、12年の3/2に「じゃんぼうどん ぴえろ」として弟さんが営業を再開しはったそうです。

ジャンボって他にも「川島」ってことがあったはずなんですが、そちらは休業されたようです。


私の中でこの「ジャンボ」とつく3店は、どうも脳内データベースでしっくり来ず長らく混乱したままやったんですよねぇ・・・。

いつまで経っても「ジャンボ」と「山下」は混同しやすいんですよねぇ・・・。







で、結局お店の前まで行って、自分は高木に来てなかったと認識。






「2杯食い逃げOK」の看板

*「2杯食い逃げOK」の看板

名物の「ジャンボうどん」ってのは、釜上げうどんが4玉分入ってるんですが、それを2杯=合計8玉を食べたら無料になるそうですわ。






ジャンボうどん2杯達成者の貼り紙

*ジャンボうどん2杯達成者の貼り紙

2杯だけでも凄いけど、中には3杯食べた人も居るんですねぇ・・・。





我々はそんな大食いチャレンジには関係ないので、それぞれがオーダー。





ジャンボうどん高木のお品書き

*ジャンボうどん高木のお品書き

それぞれがオーダーっていうても、基本が釜揚げ専門なんでメニューはこのシンプルさ。





ジャンボうどん高木の「釜上げうどん」の大と小

*ジャンボうどん高木の「釜上げうどん」 大と小

私は釜上げうどんの小(300円)、お代官さまはここでラストだからと大400円。

*あきこ*さんも釜揚げの小、myblackmamaさんご夫妻は釜揚げの小と冷やし小、おでん80円×2を食べてはりました。


予定外でしたが、久しぶりの釜上げうどんはなかなか旨かったですわ。





お店を出たのが3時55分。

店から善通寺ICはすぐやったんで、即高速に乗って大阪を目指しました。


淡路SAで休憩後、ishさんは舞子の高速バスのバス停で降りて帰ると。

myblackmamaさんを時間内にお送りするには、ありがたい案やったんで舞子のバス停へ。

高速バスのバス停って入っていくまで知らんかったんですが、入ってから駐停車禁止の看板が。

進入禁止のマークもなかったんで入ってしまったんですが、一般車は止まったらアカンかったんですねぇ。

ちぃとばかり交通違反をしてしまいましたが、次からの使えない手になってしまいました。

 *もう2度としませんので、世間のみなさまお許しを。





ishさんを兵庫駅まで送らなかったので、そのまま山陽道方面から阪神高速に入って西宮名塩方面へ。

最終的にmyblackmamaさんご夫妻の自宅近くに着いたのが6時20分。

なんとか約束してた7時に間に合って心からホッとしましたわ。

私は自分でも「約束の時間に遅れられない病」に掛かってるって自覚してるんですが、ほんまに遅れるのが弱いんです。

香川からの高速でも皆さんが寝だしたあたりは焦って少々急ぎ気味に走りましたが、なんとか間に合って良かったですわ。



7時20分頃、*あきこ*さんをご自宅近くに降ろして、7時36分に自宅に帰還。

この日の総走行距離は569.5kmでした。





終盤に2軒も臨時休業にヤラれてしまいましたが、なかなか盛りだくさんで楽しいうどん巡りでした。

前日には台風が近畿を直撃の予報で、翌日にも次の台風が来てたんで、その隙間を縫うように行けたのも非常にラッキーでした。


> 参加者のみなさんへ

 先日はおつかれさまでした。
 
 いつでも運転手しますんでまた声かけてやってくださーい。







ishさんの記事へリンクを張っておきます。

 *foodish:”雑”食記:台風の合間を縫って(後編)〜讃岐うどん巡礼2012-3その3








*朝の体重:57.65kg(昨日の昼酒が効いたか。)

*6月の休肝日:8日/26日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 今日もお誘いがあって出かけるんですよねぇ・・・。目標達成ヤバイかも・・・。




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2012年06月24日

第29回讃岐うどん巡り その2 さらに高松市街を固め打ち

20日に行ったうどん巡りの続編をアップさせて頂きます。

 *「その1」から読んでやるという方はコチラからどうぞ。

1軒目の「雅や」で朝イチにぴったりなうどんを食べたら、すぐ次の店に向かいます。

せっかく高松の市街地に突撃したんで、今回はさらに中心部へと向かいます。

前半は今までなかなかうどん巡りに組み込めなかった高松市街を固め打ちにする作戦です。



次に向かったのは4月5日にオープンしたという新店。


雅やから県道155号に戻って左折、すぐに国道11号線に当たるんで右折。

北に向かっていくつか信号を越えて「番町」の交差点を左折。

高松市役所を越えた信号を右折したところにパーキングあるのを事前にチェックしてありました。

ところが行ってみると天井が低い立体駐車場だったので、うちのアルファードでは入らなさそうでした。

そこで適当に左折してみると近所にいくつかコインパーキングあったんですが、どこも一杯。

ぐるっと回ってお店の横にあるコインパーキングにも行ったんですが満車。

2週目を回ったら、ちょうど車が出たパーキングを見つけてなんとか止められました。

あとで、お店の対面を見たら大きな駐車場があったんですが・・・。


車を止めたのが11時14分で、2分ほど歩いてお店へ。




宮武系の新店「聖風うどん」の店構え

*宮武ファミリーの新店「聖風うどん」の店構え


新店なんで全員にとって初めてですし、こちらは宮武ファミリーなんで*あきこ*さんに宮武系のうどんを食べて貰うっていうポイントがありました。

宮武ファミリーの店は最近でもたまには行ってるんですが、*あきこ*さんはずっとすれ違いやったんです。



いかにも宮武ファミリーなお品書き

*いかにも宮武ファミリーな「お品書き」


宮武系の剛麺は場合によると冷だと私には固すぎるんで、何を食べるかは店に入ってカウンターに行くギリギリまで悩んでました。




聖風うどんのオプションメニュー

*聖風うどんのオプションメニュー

宮武うどんといえば、藤原屋のゲソ天ってイメージですが、こちらではお店で天ぷらを揚げてはりました。

かきあげが衣少なめで美味しそうやったんですけど、後に天ぷらで有名なトコが控えてたんで我慢。

かき揚げ好きとしては80円という安さは嬉しかったんですけどねぇ・・・。





宮武系としては細めな「ひやあつ」

*聖風うどんの「ひやあつ」 230円

冷たい麺はしんどいこともあるんですが、初めてなので麺のタイプが分かりやすい冷にしてみました。

ishさん、*あきこ*さんが「ひやひや」でmyblackmamaさんご夫妻は「ひやひや」と「ひやあつ」、竹天80円を食べてはりました。


麺は宮武系ではだいぶ細めになるんじゃないでしょうか。

麺のねじれはかなりのもんで、包丁により手切りだからか麺の太さにもかなりばらつきがありました。

出汁はみなさん、だいぶ塩気がキツいというてはりました。

昆布のだしが効いてるってな感想も出てたかと。


まぁまだオープンして2ヶ月ですからねぇ。これからも出汁や麺のタイプは変わるかもしれませんね。




<参考情報>

*聖風うどん

住所:香川県高松市番町2丁目4−11(高松高校北側、高松市役所西300m)

電話:087−851−2560

営業:午前10時30分〜午後3時(玉売切れ次第終了)

定休日:日・祝日・第4土曜日






聖風うどんを出たら、来た道を戻って国道30号へ左折してJR高松駅方面へ。

駅の手前を右折してフェリー乗り場の方からぐるっと回り込むようにして次のお店へ。










ここも長らく狙ってた「玉藻うどん」
長らく狙ってた「玉藻うどん」

お店の前に車を止めたのが11時49分やったんで混み合う前になんとか滑り込みました。


今回のうどん巡りで発案者のお代官さまから事前の希望として3軒のうどんやが上がってました。

その内の1軒がこの玉藻やったんです。

お代官さまは既に行ってはるんですが、私はまだ行けて無くて行きはったと知った時は先を越されたって気になりました。

その後も、フェリーで高松に入った時にちょうど昼頃お店の前を通ったんですがそん時はうな丼が待ってたので泣く泣くパス。

ishさん以外の方には初めてやし文句なしの3軒目でした。




「玉藻うどん」のメニュー

*「玉藻うどん」のメニュー

お店の前に「本日のおすすめ」として「とり天」と「キス天」と書かれてるようにこちらは天ぷらがウリのお店。

ただ、単品だとそれなりの量があるので一人で1品はキツいかなぁと。




そこで2品頼んでみんなでシェアすることに。






玉藻の「きす天」は数が足らず食べず

*玉藻の「きす天」 400円

揚げたての熱々でけっこう美味しかったようです。

これは4切れしかなかったので、私は遠慮しておきました。



玉藻の「げそ天」は旨かった

*玉藻の「げそ天」 300円

これは何個も入ってたので、私も気兼ねなく2つ頂きました。

この量で300円やったら安いと思いましたねぇ。

きっと素材も新鮮なんやと思いますが、ぷりぷりで非常に旨かったですわ。

うどんのオプションとしてっていうより、酒のあてにええ感じでした。




冷たい生じょうゆうどん

*冷たい生じょうゆうどん 230円

かけうどん、ひやあつとダシ系で温かいうどんが続いたから3軒目は気分を変えてこのチョイス。

その時はすっかり忘れてたんですが、玉藻のご主人の実家は老舗の醤油屋さんやからこのチョイスはまるで「考えてた」かのようですね。

お代官さまと*あきこ*さんも同じ生じょうゆ。

1度来てるお代官さまは「考えて」同じオーダーやったんでしょうなぁ・・・。(^^;

myblackmamaさんはぶっかけの冷や330円、奥さんはざるうどん330円を頼まれてました。


一度来てるお代官さまのよると麺は前回の方が良かったってことなんで、ベストではなかったかもしれませんが、うどんの方も大変美味しく頂きました。




うどん巡りはまだ続くのですが、今日も時間が遅くなったので一旦ここで終わっておきます。

近いうちに続きをアップする予定ですので、また見に来てやって下さいね。


お代官さまのトコへリンクを張っておきます。

 *foodish:”雑”食記:台風の合間を縫って(前編)〜讃岐うどん巡礼2012-3その1







*朝イチの体重:57.30kg(再掲)

*6月の休肝日:8日/23日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

第29回讃岐うどん巡り その1 まずは高松市街へ突撃 

一昨日の香川でのうどん巡りについて書かせて頂きます。

前回のうどん巡りへ行ったのが3月31日なんで2ヶ月半経ったことになります。

実は今回のうどん巡りに行く前に一度行きかけたんです。

うどん巡りメンバーに入ってくれてる*あきこ*さんが急にお休みが取れることになったんです。

話が出たのが5月の中旬でその2日後に行こうって話になり、他のメンバーの都合がつかなかったこともあり二人だけで行こうかと計画。

計画って言うても、あまりにも急やったんでポピュラーなとこを中心に回ろうかなぁと思ってました。


ところが、お仕事の予定が急に変わって、計画は延期に。





それで刺激されたのか1週間ほどして今度はお代官さまからの発案で讃岐うどん巡礼に行こうと。

最終的にお代官さま、*あきこ*さん、myblackmamaさんご夫妻の参加が決まりました。

実際のコースを作る前に皆さんからいくつかの要望が出てました。

行きたいお店、(濃ゆい)釜玉が食べたい、ぴーちゃん豆が買いたい、トコロテンが食べたい等々。



広島旅行のネタをアップし終えてから、日程に余裕がないなぁと焦りながらコース作り。


メンバーの色んな要望を入れつつ、自分も満足出来るようにとコースを組みました。





当日はいつものように4時に起きて、5時に家を出発。


最初に拾う*あきこ*さんとの待ち合わせ場所にはサクッと5時半前に到着。

6時にそこを出発して次は阪神高速を池田まで走り、国道176号線で西宮名塩へ。

ご自宅のすぐそばでmyblackmamaさんご夫妻を拾って、また176号で三田方面へ。

西宮山口東ICから阪神高速の7号北神戸線に入って、兵庫駅へ。

最終のishさんを拾って兵庫駅前を出発したのが8時10分。





9時過ぎに淡路南SAで小休憩をしたんで、いつもならもう休憩無しでうどん屋を目指すところ。

ところが、前日にニュースで「うどん県がパスポートを発行」したって聞いたんです。

どこでサービスエリアでも配布してるって読んだんで津田の松原SAに寄ってみました。
ザッと見渡した範囲ではパスポートの気配がなかったんですが、インフォメーションで聞いてみると「ある」と。

当日アップしましたが、よう出来たパスポートをゲットして、入県スタンプも押して貰いました。(^^)




高松道の高松中央ICで高速を降りて、県道43号を北(高松の市街地方面)へ。

「洲端東」を左折して県道155号へ。(長尾街道〜観光通?)

琴電の線路を越えて、一つ目の信号を左折。(県道160号へ)

サクッと目印のJRの栗林駅へ到着。(10時29分)

高松に着くのがざっくりと10時半頃かなぁって思ってたんですが、見事ドンピシャでした。






車を置いてお店に向かうところでこんなプレハブを発見。








かっしゃ焼きのプレハブは準備中

*かっしゃ焼きのプレハブはまだ準備中

かっしゃ焼きとは、何かというとタコ焼きのタコの代わりにカレー味の親鳥が入ってるモンやそうですわ。

公式サイトによると第2回讃岐B級グルメコンテストでグランプリを受賞したんだとか。

うどん巡りの途中、しかも初っぱなに他のモンを食べるってのは無理があるんで準備中だったのは悩みが少なくて良かったのかも。


最初に向かった店の近所にあるのは知ってましたが、この辺に来たことがなかったので初めて店舗を目にしました。






さて、1軒目のうどん屋さんは私を含めて全員にとって未訪店。






栗林駅の讃岐うどん屋「雅や」

*栗林駅の讃岐うどん屋「雅や」

車社会の香川県では大阪と違って駅のうどん屋ってのはあんまり多くないかと。

大阪では駅の立ち食いうどん屋を愛好してるんで、駅にあるってだけでわざわざ三豊市の「駅のうどんや」へ行ったりしたんです。

このお店が出来て2年ちょっとになるそうですが、地元の方のブログで存在を知ってからずっと気になってました。



朝の6時半から営業してはるんで、一人ならずっと前に行ってたと思うんですが、ここ何年かは単独ってことがないですからね。

そうなると常識的な時間に大阪を出ることになり、高松あたりに着くのも9時や10時頃に。

それくらいの時間帯になると当然ですが高松市街地はどうしても混むイメージ。


他の市街地のお店と同様、なかなかコースに組み込めなかったんです。





今回は思い切って気になってる市街地の店を固めて攻めることにしたんで、トップにこのお店を持ってきたんです。





「雅や」のお品書き

*「雅や」のお品書き

いわしのフライや天ぷらが美味しいって何度も読んでたんですよねぇ。

私らが行った時はあいにくいわしはなかったですけどね。



お得な「朝うどん」メニュー

*「雅や」の「朝うどんメニュー」

かけうどんに天ぷらが付いて220円ってのは、すごく安いですよねぇ。





雅やの「かけうどん」

*雅やの「かけうどん」 200円


ishさん、*あきこ*さんも同じかけうどん、myblackmamaさんは「ひやかけ」で奥さんは温かい生じょうゆうどん(190円)を注文。


みんな腹ぺこやったんで、ラッキーであり(待つのが)辛くもあったんですが、タイミング良く打ち立て、湯がきたてのうどんを食べることが出来ました。

温かい生じょうゆうどんを味見させて貰ったんですが、同じ熱いうどんでもかけうどんとは微妙にコシの具合が違ってました。



最初の一杯ってことでかけうどんにしたんですが、出汁が染み渡るようで非常に旨かったですわ。

よっぽどクソ暑い時期やと迷うかもしれませんが、朝イチはかけうどんが一番好みですわ。





<参考情報>
*「うどん 雅や」:参考サイト

住所:香川県高松市藤塚町3−19−41

電話:087−835−3303

営業:6:30〜14:30(麺切れ終了)

定休:日曜日







うどん巡りは始まったばかりですが、もう夕方の6時になるんで「その1」はここで終わっておきます。




posted by えて吉 at 17:53| Comment(0) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

第28回讃岐うどん巡り 後編

3月の31日に出かけた讃岐うどん巡りの続きをアップさせて頂きます。

 最初から読んでやるって方は、コチラからどうぞ。

事前にみなさんに伝えてたコースは非常に分かりやすい場所にあるお店ばかりでした。

香川でのうどん巡りの醍醐味の一つは分っかりにくい立地や怪しい店に出会えることやと思ってるです。

今回はそういう”針の穴場”的な店をコースに組み込めてなかったので少々不満でした。
で、突然前日の夕方だったかに1軒追加することに。

3軒目に向かうルートからほとんど外れないのもポイントでした。

超難関って訳ではないですが、もし通り過ぎてもそのまま次に向かえば皆さんの時間を無駄にしないかと思ったんです。



2軒目の上田製麺所を出て店の前の県道147号線をさらに西へ。

そのまま県道171号線に入って国道32号線へ。

香東川に掛かる成合大橋を越えて「成合大橋西」交差点のすぐ先に信号から国道を逸れて県道282号へ。


県道44号線を越えたあたりから探索モードにスイッチを入れて運転。


目指すお店の特徴は、一切お店らしい暖簾や幟が無く、空き地に工事現場の事務所のようなプレハブが建ってるというもの。

車内のみなさんにもその特徴を伝えて探して貰ってたんですが、私のうどん屋レーダーにビビっと反応があり、サクッと道の左側に発見。



前日に急に思いついて周辺の地図を焼いただけやったんで、営業時間をチェックしてなかったんですが、駐車場に車を止めたのが11時4分。

プレハブの中には電気が点いてたんで、やってるやろうと思ったんですが営業時間は11時からやったんで素晴らしいタイミングでの到着でした。





予想よりサクッと見つけられたお店っていうのは、「名もないうどん屋」でした。







名もないうどん屋のメニュー

*名もないうどん屋のメニュー

建物の中はシンプルやけど、ごく普通のセルフのようでした。

前の店の怪しさから較べるとグッとうどん屋さんっぽくなってましたね。

とはいえ、オーダーをしてから茹でてくれるシステムは変わってないようで、席について出来上がりを待ちました。





名もないの「釜玉ジロー」

*名もないうどん屋の「釜玉ジロー」 310円

店の入り口に「ジロー三兄弟」ってポスターが貼ってあって「土佐ジロー玉子」を使った釜玉ジローと冷玉ジロー、米卵ジローをPRしてたんです。

どこかで釜玉を食べようと思ってたんで、どうせなら特別な玉子を楽しもうとオーダー。
普通の釜玉もあってそっちは210円、醤油やかけ、ぶっかけが160円なんで普通の玉子は50円ってことになります。

で、土佐ジローとかいう鶏の玉子は150円になるんで、かなり高級品ですねぇ。


同じように宣伝にヤラれたのか、*あきこ*さん、myblackmamaさんも同じ釜玉ジロー、Wakkyさんご夫妻も同じ釜玉ジローともう一つを頼んではりました。


”名もない”は3回目でいままでの2回は冷たい麺ばっかりやったんです。

ここの麺は非常に色っぽい艶麺なんですが、釜玉にするとその特徴を楽しむ前にあっちゅう間に腹に入ってしまいました。

釜玉ってどこで食べても、玉子が絡むせいかあっちゅう間に食べ終わってしまう印象がありますねぇ。

非常に旨かったんで、なんにも不満はないんですが、個人的に次からは冷やを食べた方が値打ちがあるように感じてしまいました。




4杯同じ釜玉やったわけですが、Wakkyさんご夫妻は一つチャレンジャーなモノをオーダー。







名もないうどん屋の「黒うどん」

*名もないうどん屋の「黒うどん」 300円

これは、冷たいぶっかけになるんですかねぇ・・・。


Wakkyさんに感想を聞くと、「うーん、新しい」ってな不思議なお答え。

味見をさせて貰ったところ、確かに「新しい」と思いましたねぇ。

黒うどんには、そば粉が入ってるそうなんですが、たしかにそのせいで表面の食感はうどんというより蕎麦っぽいざらつきがありました。

でも、全体のコシはうどんっぽかったですねぇ。

目ぇつぶって食べると、何を食べてるか混乱しそうな不思議な麺に仕上がってましたわ。


<参考情報>

*名もないうどん屋:公式サイト

住所:香川県高松市西山崎町694−7

電話:公開なし

営業:11:00〜14:00

定休:なし







予定外に名もないうどん屋に行ったので、元の予定のうち近い場所にある2軒はどちらかに行くことに。


その2軒っていうのは、「はゆか」と「太郎うどん」でした。

はゆかは太めのどっしりした麺っていう印象があって長らくmyblackmamaさんをご案内しようと思ッてたお店。

かたや「太郎うどん」は私が何年も前から読ませて貰ってる「面白画像と猫が好き(`・ω・´)b」のトギンさんが以前のブログで何度も取り上げてはったんです。

トギンさんは讃岐うどんのウェブサイト「エンジョイさぬきうどん」までやってはるお方。

そのトギンさんが美味しいって言うてはったんで、それならばと2005年に行ったんです。
 *エンジョイさぬきうどん:太郎うどん


その後お店は今の場所に移転され、国道32号線を走るたびにチラッと見えてたんで気になってました。

今年に入って1ヶ月ほど休業されてたようで、再開後のツアーだったんで久しぶりに寄ってみてもええかと候補に。




ただ、7年も前のうどんの印象を私のトリ頭が覚えてるはずもなし。

こちらは情報なしやったんで皆さんをお連れするのはどうかと思ってました。


でも、皆さんは私が久しぶりに行ってみようと思ったってことに気をつかってくれはったのか「太郎うどん」をチョイス。






国道32号線をずんずん進んで”まんのう町役場”を越えて少し行くとドコモとソフトバンクの携帯屋が2軒ならぶ信号があります。

そこを左折してすぐ、国道32号からチラッと見えるトコにお店はありました。

お店に着いたのが12時7分というちょうどお昼時やったせいもあるでしょうが、駐車場は埋まりかけてました。

地元の人にえらく人気があるようで、ちょっと嬉しくなって店内へ。





太郎うどんのお品書き

*太郎うどんのお品書き

メニュー的にはごくオーソドックスなセルフ店って感じですね。

その中でお店のウリの一つが「30食限定」の肉うどんと肉ぶっかけ。

私は甘辛く炊いた肉をうどんに乗せるのは苦手なんで、頼みませんでしたが*あきこ*さんが肉うどん、Wakkyさんが肉ぶっかけをオーダーしはりました。





太郎うどんの「冷やぶっかけうどん」

*太郎うどんの冷ぶっかけうどん 280円

温かい麺が続いたんでここで冷たい麺を行ってみました。

久しぶりの太郎うどんの麺はやや平べったいで、温かくするとけっこうコシが変化するタイプでした。

個人的には冷やが好みやったんで、ええチョイスをしたものです。


*あきこ*さんは肉うどん(300円)、myblackmamaさんが温ぶっかけ、(280円)、Wakkyさんご夫妻は冷肉ぶっかけ(400円)とかけ(180円)のオーダーでした。

*あきこ*さんの肉うどんを味見させて貰ったんですが、甘濃ゆく煮込んであるだけではなく、ラー油を使ってるのかピリ辛でした。






<参考情報>
*太郎うどん:参考サイト

住所:香川県仲多度郡まんのう町四條167−4

電話:0877−75−0077

営業:10:00〜15:00

定休:水曜日






太郎うどんを出た時でもまだ12時半になってませんでした。

うどん巡りのゴールデンタイムではあったんですが、ここまでで4軒食べてたんで消化を待つためにちょっと休憩。

国道32号をもう少し走って、定番の道の駅「空の夢もみの木パーク」へ。(12:27着)

今回は土曜日やったせいか、産直コーナーの野菜類もかなり豊富で皆さん色々と買い込んではりました。

私も普段はあまり買うチャンスがないんですが、今回はふきのとう、地元産の一味、ねぎ、ショウガ等けっこう買いました。

myblackmamaさんは今回参加出来なかった奥さんがイチゴ好きとのことでイチゴはハズされへんと種類の違うのをいくつか買うてはりました。

野菜の在庫が空っぽやって言うてた*あきこ*さんはすごい量を買うてはりましたねぇ。


買いモンが済んだところで作戦会議。

いくつかの候補のうちから私も長らく行ってなかったお店に決定。


国道32号線を戻って、国道319号線へ。

県道33号線に入って、丸亀方面へ。

「土器町」の交差点を左折して、海側へ。



向かった先は何軒かのお店が共同で駐車場を使ってる記憶があったんですが、店の上がアパーとになってるのをスッカリ忘れてました。

すぐ近所にイエローハットがあるんですが、位置が印象と全然違ってました。

普段なら道の反対側にある店に入るのは嫌いなんですが、今回は頑張って右折。






丸亀の中村の店構え

*丸亀の「中村」の店構え

このお店の兄弟の方が飯山町でやってるのが超有名な「なかむら」。

前は丸亀の「中村」、飯山の「なかむら」で区別してたんですが、飯山町が丸亀市に合併されてから区別がしにくくなりましたねぇ。

Wakkyさん曰く「丸亀の方は”やおの中村”」で分かるとのことでした。

なんのことかピンと来んかったんですが、上の写真の屋号の文字がホンマは「中村」って書いてるんやけどパッと見ると「やお」に見えるってネタから来てたんですねぇ。

私もその話は読んだことがあったはずやのに言われるまでスッカリ忘れてました。




旧飯山町の「なかむら」ほどやないけど、ここも有名店やから土曜日はヤバイかと思ってました。

私らが着いたのは1時33分で、店内に2〜3人待ってる程度でした。

意外と空いてるなぁって思ったんですが、席についてうどんの茹であがりを待ってると店の外まで10人以上の行列。



朝は嵐でしたが、太郎うどんに着いた頃からは日が差して晴れてましたし。


今回のうどん巡りはなにかとツキがあったように思いましたねぇ。




名もないうどん屋で釜玉を食べてなかったら、なかむら系の麺なら釜玉が好きなんですが別のモンにすることに。






席に着く前にかなり悩んだ末にオーダーしました。









丸亀の中村の「ひやかけうどん」

*中村うどんの「ひやかけうどん」 200円

写真では分かりにくいかもしれませんが、かなり細めのうどんです。

食べてみてすぐ実感したんですが、このチョイスも当たりでした。

釜玉でミョーンと延びる感じを楽しむのも良かったでしょうが、キュッと締まって細くても主張のある麺が非常に良かったですわ。

すごく久しぶりで値段のことをすっかり忘れてたんですが、しっかりした内装のお店で食べると200円っていう値段はすごく安く感じました。

myblackmamaさんと*あきこ*さんはひやあつ、Wakkyさんご夫妻は釜かけと醤油の冷(全て200円)を頼んではったそうです。






<参考情報>

*中村うどん:参考サイト

住所:香川県丸亀市土器町東9−283

電話:0877−21−6477

営業:10:00〜14:00

定休:金曜日







お店を出たのが1時50分。




この後、いつものスーパーでうどんの買い出し。

以前は日の出製麺所の生うどんを平台で大量に売ってたのに、麺コーナーの棚の1区画だけになってました。

仕方なくみんなでちょっとずつ分けてたんですが、売り場の人に聞いてみるとバックヤードに在庫があると。

たっぷり持ってきてくれたんで、各自が好きなだけ買えて良かったですわ。






スーパーでの買い出しを終えたのが2時42分。


ぼちぼち閉まる店がおおいんで、ラストの1軒を検討。

2軒ほど夕方までやってる店の候補はあったんですが、どれも特別に高評価を聞いてる訳ではありませんでした。

個人的にはハズレも大歓迎なんですが、運転手を務めてるとその手のリスキーな店を最後に選ぶのはツライところ。


そこにWakkyさんから提案があったのが「前場」。

ここもずっとmyblackmamaさんをご案内せなあかんなぁと思ってたんです。

今回も候補の中に入れてたんで、ナイス提案。



走り方の事前チェックをしてなかったので、地図を確認してルートを決定。




かなり前に1回行ったきりで周辺の景色は忘れてたのでちょっと緊張気味に走ったけど、20分ほどで無事到着。(到着3:06PM)






まえばの店構え

*前場の店構え


この店構えはなぜか非常にインパクトが強くてよう覚えてました。

あと、店内に子供さんの自由研究でうどんについて調べたヤツが貼ってある印象も残ってました。




もう閉店時間の4時に近く、麺は茹で置きでした。


なので自分で湯がいて「あつあつ」で食べることに。






前場ではラストに「あつあつうどん」

*まえばで食べた「あつあつうどん」 200円

ホンマはラストで天ぷらを食べようと思ってたんです、いくつかは並んでたんですがどれも好みではなかったんです。

1軒目のやまとのヤツが旨そうでずっと頭にあったんで、最後にコレと思うのが無かったのはちょっと残念でした。


麺の状態はさして良くなかったでしょうが、出汁もよく私はしっかり楽しませて貰いました。






<参考情報>

*手打ちうどん 前場製麺所:参考サイト

住所:香川県丸亀市綾歌町栗熊東420−2

電話:0877−86−2014

営業:9:00〜16:00

定休:木曜










お店を出たのが3時23分。


そこから坂出駅前のサティを目指しました。



4時20分頃には着いて、30分ほど買い物。


前回はやめておいたピーちゃん豆を買うたり、ストレートのうどん出汁を買うたりとここでも買い物を楽しみました。


4時20分頃、大阪に向かって出発。

坂出北ICから高速に乗って瀬戸大橋、山陽道というルートで神戸を目指しました。

途中で眠くなったんで、サービスエリアに寄って顔を洗い、音楽をやや元気なヤツにチェンジ。

皆さんは疲れが出たのか眠り始めたので、そこからは音楽に乗ってズンズカ走りました。

朝に嵐の中を走ってる時は夜も雨だとキツいやろなぁと思ってたんですが、スッキリ晴れてくれたおかげで非常に運転が楽でしたわ。


6時半には箕谷でWakkyさんご夫妻、6時50分には西宮名塩SAでmyblackmamaさん、7時58分には*あきこ*さんを降ろしました。

最終8時11分に車庫に車を入れて、今回のうどん巡りは完了。

思った以上に早く帰って来れましたわ。

総走行距離は558kmでした。

> 参加者の皆さんへ
 丸一日、おつきあいいただきありがとうございました。

 運転手はいつでもやりますんで、また誘ってくださいねー。(^_^)




 

*朝イチの体重:57.20kg(昨日食べたモンから考えるともうちょっと軽くてもええけど文句なし)

*4月の休肝日:1日/3日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 17:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月03日

第28回讃岐うどん巡りは嵐の中を 前編

3月31日に出かけてきたうどん巡りについてアップさせて頂きます。

今回のうどん巡りはグルコバでもお馴染みのmyblackmamaさんからお誘いを頂きました。

他にも参加者を募ったところ、*あきこ*さんが手を挙げてくれはりました。

myblackmamaさんの奥さんの都合はギリギリまで分からないとのことで、3人か4人で行くことになるかと思ってました。

当日近くになってWakkyさんから行けるかもと連絡が入り、最終的にはmyblackmamaさんの奥さんはアウトで、Wakkyさんご夫妻はオッケーとなり5人で行くことに。




日程自体はだいぶ前に決まったんですが、コース作りはギリッギリに。

なんせ3月は中旬から外飲み、家宴会、グルコバと怒濤のようにイベントが続いてたもので・・・。


3日くらい前になってもきっちりとしたコースが決まらずかなり焦ってました。

最終的に出来たうどん巡りの案も、個人的に「怪しい」店が入って無くてなんとなく物足らんなぁ・・・って気分でした。





29日、30日はええ天気でポカポカと春らしい日が続いたのに、当日の予報は朝からがっつり雨。

イベント事では晴れ男を自認してるだけに少々悔しかったんですが、うどんを食べるのに雨が降ってても問題ないんやからと気持ちを切り替えておきました。




当日はいつものように4時に起床。

ニャンズの世話をやったら、シャワーも朝メシもなしで5時5分に家を出発。

最初に合流して貰う*あきこ*さんとの待ち合わせ場所に着いたのは5時20分。

5時45分まで待ってから「着いてますんでいつでもどうぞ」とメール。


6時頃*あきこ*さんを乗せて、出発。

阪神高速に乗って環状線を半周してから、池田線に入って終点まで。



次の待ち合わせ場所が駅前だったので、そこからは地道で西宮名塩を目指しました。



myblackmamaさんと落ち合ったのが約束の10分ほど前やったんで、個人的には少々余裕がなくて焦ってしまいました。

そこからWakkyさんに連絡してから、待ち合わせ場所へ。

国道176号で三田方面に走って阪神高速の北神戸線で箕谷ICまで。



インターそばまで車で来られたWakkyさんご夫妻と合流したら、そこからはWakkyさんにナビをしていただきました。

知らん道をしばらく走って高速に乗ったらいつのまにか明石大橋を渡ってました。(^^;



朝に家を出る時から雨は降ってたんですが、神戸から高松に向かう間は嵐のような天気でした。

明石大橋や大鳴門橋を渡る時はアルファードみたいな箱車は横からまともに風を受けるせいか横にスッとズレる感じで走りにくかったですねぇ。

特に風がひどい区間は逆方向にハンドルを当てたままなんで、斜めに走ってるような気分でしたわ。




そんな酷い天気なんで高速に乗ってる間はいつもよりズッと遅めでしか走れず。


淡路南SAでトイレ休憩だけして、後はひたすら走って香川へ。


高松道の高松中央ICを降りたら県道43号線を北へ。

「木太南小学校北」交差点を左折して、すぐ次の信号を右折したら後は真っ直ぐ。




1軒目の「やまと製麺所」の対面に車を止めたのが9時半でした。

兵庫駅前や長田駅前を8時に出るいつものパターンだと高松周辺に着くのが10時頃になるんです。

悪天候でスピードが出せなかったことも合わせると今回は非常に早く着いた気がしました。






やまと製麺所の店構え

*やまと製麺所の店構え

Wakkyさん以外のメンバーは初訪問のお店でした。



直前の神戸組さんのうどん巡りでここを回ってはるのをお代官さまのブログで読んでました。

神戸組のガイド役であるWakkyさんの参加が決まった時には、2連ちゃんになるからここを外さんとと思ってました。

でも、落ち着いて考えるとWakkyさんは前回の神戸組さんのうどん巡りの直前に体調を崩されて、コースは作ったのに参加を取りやめてはったんです。

それならということで、Wakkyさんには既訪でしたがおつきあいいただくことに。





お店に入った9時半頃に先客はなく、注文を伝えるとうどんの玉を伸ばすところから作業開始。

開店時間が9時やけど、出来たてを食べさせるために作り置き(茹で置き)をしてはれへんのは立派ですねぇ。

伸ばしたて、切り立て、湯がきたてをいただけるのは客としては非常にありがたいことです。

しかし、腹ぺこ&期待感マックスの1軒目で伸ばすところから待つのはバチ当たりなんですが、少々ツライモンがありました。







ワクワクしながら待って出てきたのがコチラのおうどんです。





やまと製麺所の「かけうどん」

*やまと製麺所の「かけうどん」 200円

真夏を除いて、出汁のある店ならかけうどんを頼むことが多い気がします。

基本的に出汁が好きですからねぇ。

*あきこ*さんは「かけかつお」290円、myblackmamaさんは冷やかけ280円、Wakkyさんご夫妻は冷やかけ280円とぶっ玉塩麹うどん(冷)490円、竹天100円。
うどんを打ち始めてから奥さんが何種類かの天ぷらを揚げ始め、バットに揚げたてが並ぶとかなり惹かれましたねぇ。

でも、初っぱなから天ぷらカードを切ると後がしんどいだろうと我慢。

かなり美味しそうやったんで残念でした。




出来たてでかなりええうどんやったと思うんですが、正直言うとあんまり覚えてないんです。

目の前で作業を見てる間、「おあずけ」状態やったんで食べ始めると旨いなぁと思ってはおったんですが、どんなうどんかなんて考えることもなく腹に入ってしまいました。


Wakkyさん達が頼みはった塩麹を使ったうどんも味見させて貰ったんですが、何味とは分からんけど、他にはない味で不思議な美味しさでしたわ。



うどんを作ってる時は寡黙だった大将は、私たちが食べ始めた頃から色々とうどんの話をしてくれました。

県外人には固いだけで喜ばれるけど、そんなんはほんまのコシとはちゃうってな説明は素人ながらになんとなく納得。

他には朝っぱらから聞くにはやや不似合いなネタもありましたが、食後もしばらくお話を聞いてました。



 *Wakkyの毎日:聖地巡礼1 【手打ちうどん やまと製麺所】




<参考情報>

*手打ちうどん やまと製麺所:参考サイト

住所:香川県高松市木太町2区1671−1

電話:087−834−7833

営業:9:00〜19:00

定休:火曜日







1軒目はうどん巡りにしては珍しいほど時間が掛かりましたが、高松到着が早めで良かったですわ。

やまと製麺所を出たら同じルートで県道43号に戻って南へ。

高松道を越えてすぐの信号を右折して県道147号線へ。




そのまま道なりに走って車を止めたのが10時30分でした。




2軒目に選んだのは「上田製麺所」。

*あきこ*さんとmyblackmamaさんは初めて、Wakkyさんは何度目か、私は2回目でした。

前回私が来た時は2時過ぎ(3時閉店)で茹で置きの麺やったんで、ベストな時間に来たかったんです。





上田製麺所の「ひやあつ」

*上田製麺所の「ひやあつ」 170円

玉買いの人や店で食べる人がどんどん入ってきてました。

出来たてのうどんは瑞々しくてやっぱりこうでないとと感じました。

麺はやや細めで出汁はちょっと甘めに感じました。

*あきこ*さんは同じひやあつ、myblackmamaさんはしっぽくうどん390円、Wakkyさんご夫妻はかけ170円としっぽく390円。



myblackmamaさんのしっぽくの出汁を味見させてもうたんですが、肉の旨みがしっかり出てこの冬食べた他のしっぽくと違って個性がありました。



家に帰ってからツイッターのTLを遡ってびっくりしたんですが、フォローさせてもうてる「つぶあんなさん」が私らとほぼ同じ時間に来店してはったんです。

私らが出るのと同時ぐらいに入店やったようで、すれ違ってたかもというニアミス具合でした。

週末によく上田に行ってはるのを読んでたから、お店ではつぶあんなさんのことを考えてたんですよねぇ。

でも、他の人と一緒に居る時に携帯をいじらないようにしてるんで、ツイッターを見なかったんです。

これだけ近くに行ってたら挨拶ぐらいしたかったんで家に帰ってめっちゃ残念でした。





Wakkyの毎日:聖地巡礼2 【上田製麺所】







<参考情報>

*上田製麺所:参考サイト

住所:香川県高松市太田上町763−3

電話:087−865−8037

営業:9:00〜15:00

定休:日曜








うどん巡りはまだ始まったばかりですが、この記事はこのあたりで一旦切っておきます。

続きは近いうちにアップしますのでまたご覧下さい。


*朝イチの体重:56.75kg(えらくええ数字。)

*4月の休肝日:1日/2日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 18:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

第27回讃岐うどんめぐりは要望色々 その2

うどん巡りの記事の続きです。その1は最初尻切れトンボで上げて翌日に仕上げるという変則的なパターンになってしまいました。

 *延々と無駄なマクラが続きますが、最初から読もうってかたはコチラからどうぞ。


「よしや」を出たのが11時ちょうどくらいでした。

うどん巡りのコースをを作る時は色々と考えることがあるんですが、2軒目は出来るだけ1軒目をチョイスするようにしてるんです。

というのも、いつも1杯目のうどんを食べ終えると、お腹が膨らむっていうより、余計にお腹が減ったような気分になるんです。

その店でもう一杯違う味のヤツをお代わりしたくなるくらい食欲が湧いてくるのがいつものパターン。

そこでスグに2杯目が食べられるように次の店を選んでおくようにしています。




よしやから走ってきた県道18号線に戻ったら、道を左折。


土器川を越えた最初の交差点「川西町」を右折して県道46号線へ。

高松道の高架をくぐったら、すぐの信号を左折。

たしかパーマ屋さんがあったなぁと思いながら店に向かったんですが、信号のところにちゃんと看板が出てたし、店の周りにもうどんの幟が立ってたんですぐ分かりました。



向かったお店は「冨永」というところですが、駐車場に着いたのが11時8分、移動距離にしてわずか3kmという近さです。


これやったら「すぐ2杯目が食べたい!!」っていう方にも我慢して貰えたかと。



私は2度目なんですが、この記事を書くのに記録を調べると前に行ったのは2005年の7月でした。

その時は彦江から向かったんですが、かなり辺鄙な場所にあってけっこう緊張してお店を探した記憶があるんですよねぇ・・・。

でも今回は「よしや」からのルートがシンプルやったんで拍子抜けするぐらいあっさりと到着しました。



このお店のうどんのことは正直言うて全然覚えてなかったんです。


それでも*あきこ*さんやmyblackmamaさんに体験して貰おうと思ったのには理由があります。



お店の建物は普通の住宅なんですが、今時の建て売りじゃなくどちらかというと日本家屋?に近いタイプ。






ごく普通の民家の玄関から入る訳ですが、玄関は普通なんです。






でも、その先が違うんですよねぇ。









普通の家の玄関なのに「土足でどうぞ」

*富永は普通の家の玄関なのに「土足でどうぞ」



昔は外人さんに「日本では玄関で靴を脱ぐのマナーです」なんて説明せんと土足で上がられるなんてことがありました。


ところが、そういう日本の常識を無視してしまうんですよねぇ・・・、香川っていううどんの国は。

ものすごいマナー違反をやってる気分で土足のまま廊下に上がってその先のドアを入るとそこがうどんを注文するセルフの窓口になってるんです。



で、そこからがちょっとややこしいんですが、廊下続きの窓際のテーブル席は土足のままでオッケー。

畳敷きのお部屋に上がる場合だけ靴を脱いで座ることになるんです。

廊下は土足オッケーやけど、さすがに畳の上は靴を脱ぐという訳です。



窓際には先客が一組だけ居てはったんで、私は靴を脱いで畳のお部屋へ。





冨永の「ひやあつ」はオマケ付き

*冨永の「ひやあつ」はオマケ付き (180円) 11:13AM

うどんの値段が180円やのに、ちょっぴりとはいえ漬け物と佃煮みたいなものを付けてくれるんです。

おまけにネギとショウガは1つずつセットになってるし。

こういう商売気のないところが香川らしいんですよねぇ・・・。



お客さんがそんなに多くなかったので麺の方は死んでるかもって思ったんですが、けっこうちゃんとしてたので良かったですわ。



私のコース作りでは「うどんの美味しさ」以外も立派な選択理由になります。

その意味では「土足で民家にあがるうどん屋」なんてもうそれだけで十分に行く価値あり。(^^;

まぁそういう”違う意味”で選んだお店でしたが、うどんもおいしくて良かったですわ。


他の方の注文は、*あきこ*さん、myblackmamaさん、ishさんは私と同じ「ひやあつ」。

Wakkyさんご夫妻は「ひやあつ」に「食べるラー油うどん」350円を頼んではりました。

食べるラー油うどんって、醤油うどんかぶっかけうどんやろうと思ってたんですがかけうどんタイプやったのは意外でした。





<参考情報>

*うどん冨永:讃岐うどん遍路

住所:香川県丸亀市川西町北806−4

電話:0877−23−0446

営業:10:00〜14:00(土日9:00〜15:00)

定休:月曜日・第3日曜日






うどん以外は上の「土足でどうぞ」写真しか撮ってないんので、実際の雰囲気が気になる方は他のメンバーの皆さんのブログをご覧ください。


 *Wakkyの毎日:聖地巡礼2 【うどん冨永】

 *foodish:”雑”食記:新春?女王様ツアー(前)〜讃岐うどん巡礼2012-1その1

 *a spoonful of blues:*あきこ*さんと行く!第八回讃岐うどん巡り〜ニ軒目〜




3軒目については、1軒目のよしやで食べたかどうかで考えるつもりで2軒を用意してました。

そのうちの1軒についてはWakkyさん曰く職人が変わってから味が落ちたとのこと。
職人さんが独立してお店を開いたのはしってたので、”その後”が気になってたこともあってその店をチョイスしてたんですが、もう一軒は確実に旨いのでそちらに向かうことに。






冨永を出たのが11時25分で、そこからのルートもちゃんと調べてありましたがたまにはカーナビにも活躍の場を与えてやることに。

するとねぇ、やっぱりカーナビとは気が合わんのですよねぇ・・・。

せっかく調べてあった私のルートは素無視して最短距離で向かおうとしよるんです。

県道46号線を戻って県道18号を越えて更に南へ。

県道22号線との交差点を右折して、与北ってトコで左折して県道4号線へ。

最後はちょっと走りにくいくらい細い道になりましたが、お店にはサクッと到着。(11:39AM)





3軒目の「山神」はishさんのお気に入りなんですが、このお方の求める藤原屋のゲソ天があるっていうのでチョイス。

営業時間が11時からなんで、早く着きすぎるならパスせんとしゃあないと思ってましたが1軒目のよしやをパスしなかったんでええ時間でした。






山神の「通常メニュー」

*山神の通常メニュー




さらに冬限定のメニューもありました。



山神「しっぽくメニュー」

*冬季限定のそばとしっぽくのメニュー

香川のうどん屋さんって冬だけそばを出すところがありますねぇ・・・。

ここにしっぽくがあるとは知らなかったんで、偶然ですがしっぽくを狙ってはったWakkyさんにはちょうど良かったですねぇ。





山神の天ぷらコーナー

*山神の天ぷらコーナー

そしてお代官さまの要求してはった天ぷらもちゃんとありました。






山神の「しっぽくうどん」

*山神の「しっぽくうどん」 350円

Wakkyさんの頼みはったヤツです。スープを味見させて頂きましたが優しい美味しさでしたねぇ。




山神のきれいな「冷やぶっかけうどん」

*山神のきれいな「冷やぶっかけうどん」 220円

これはmyblackmamaさんが頼みはったぶっかけうどんです。

かけ出汁のような色の薄い出汁が珍しかったですわ。







山神ではまた「醤油うどん(冷)」

*山神で食べた「醤油うどん(冷)」 220円 (11:58AM)

前回ishさんのお勧めで食べて旨かった醤油うどんをもう一度。

店に向かうしゃないでishさんが醤油うどんが旨かったと*あきこ*さんに説明してはったのを聞いたら自分もまた食べたくなってしまいました。

ほんとはかけうどんなんかを食べた方が温かくなった時の違いが分かったんですけどね。

ここの麺はやや細めでしっかりしたコシがあるんですが、あんまりよそにないオリジナリティのあるうどんに感じました。

*あきこ*さん、ishさん、Wakkyさんも同じ醤油うどんを頼んではりました。



<参考情報>

*手打ち 山神うどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県仲多度郡まんのう町公文839

電話:0877−73−2438

営業:11:00〜14:00

定休:水・日曜日




 *Wakkyの毎日:聖地巡礼3 【山神うどん】

 *foodish:”雑”食記:新春?女王様ツアー(後)〜讃岐うどん巡礼2012-1その2

 *a spoonful of blues:*あきこ*さんと行く!第八回讃岐うどん巡り〜三軒目〜








山神で食べ終わったら、みなさんにそこから先の希望をお聞きしました。

事前に野菜が高くなってるから、どこかの道の駅で野菜を買いたいっていう要望がmyblackmamaさんから出てたのでそれに応える意味もありました。

うどん巡りを優先して次の店に行くか進行方向にある道の駅「滝宮」に寄って、後半の店は行けたら行くことにするか?

皆さんの意見が道の駅に寄ることやったんで、後半は適当にすることに。




滝宮ではみなさんけっこう色々とお買い物。

私は皆さんと道の駅に行ってもなにも買わないことも多いんですが、今回は野菜やらいりこだしのパックなんかをお買い物。

皆さんが買いモンも楽しんでくれると運転手としては嬉しいんですよね。










20分ほど道の駅で買い物をしたら、4軒目に向かって出発。

国道32号線を高松方面に進んで、いつもの「陶」の交差点を右折して県道17号線から国道377号線へ左折。

最後の曲がり角はちょいとナビのチカラを借りて、山手に上がっていきました。
 *目印にと思ってた「仕出し栄福」は見つからず。


4軒目の「岡製麺所」のお店の前に着いたのは1:00PMでした。

小さな駐車場に車がいっぱいやったんで、しばらく車内で待ってたんですが駐めやそうな位置におった車の持ち主はなかなか出てこず。

他のお客さんも平気で路駐してたんで、交通量が少ないこともあって私らも路駐で店内へ。

後で、出てくるのを待ってた車はお店の車だと判明したんで、路駐して良かったですわ。



4軒目は今回のうどん巡りで最もハッキリと「しっぽく狙い」で選んだお店でした。



去年のしっぽくシーズンにも行ってたんですが、私はその前の「松岡」でしっぽくを食べてたんでパス。

ここでしっぽくを食べたmyblackmamaさんがいたく気に入ってはったんで、今回のツアーではぜひ私も岡製麺所でしっぽくをと思ってたんです。



岡製麺所の「通常メニュー」

*岡製麺所の「通常メニュー」

壁にもお品書きとホワイトボードがあってしっぽくもそちらにありました。

ここも冬季限定でそばを出してはりましたね。


まず*あきこ*さんとishさんが「しっぽく2つ」をオーダー。

続いてWakkyさんご夫妻、myblackmamaさん、私の4人が「しっぽく3つ」とオーダー。


ここでお店の人が最後のしっぽく3つのオーダーを、全部で3つと思いはったようでした。

席の場所の関係で最初に来た3つとWakkyさんの頼んだかけうどんを食べ終わっても、*あきこ*さんとishさんの分は出てこず。

お店の人がカウンターで賄いを食べ始めたんで、おかしいなぁと思ってたんです。

この日、よしやだったかで、途中でうどんが切れて次の釜の茹であがりを待ってたんで、今回もそうだろうと思ってました。

だいぶ待ってからお店の人に確認してオーダーに誤解があったと判明。

お店の人はうどん巡りのお客さんは、一人一杯頼まずにシェアしたり、自分は食べずに他の人が食べるのを待ってる人もいるから誤解してたそうです。

食べない人に「オーダーをどうしますか?」と聞いたら申し訳ないと思って遠慮してはったそうです。

お互いが気ぃ使こうたせいでの行き違いでしたが、正直なお店の方はえらく恐縮してはりました。



楽しみにしてた岡製麺所の「しっぽくうどん」

*楽しみにしてた岡製麺所の「しっぽくうどん」 420円

ここのしっぽくは具材をしっかり煮込んでてて、いい意味で田舎っぽい素朴な力強さがあります。

そういう力強い出汁と具材を受け止めるうどんの方もやや太めでしっかりしてるんでバランスが良かったですねぇ。

最初から掛かってた天かすも濃ゆ目でここのしっぽくによう合うてええアクセントになってました。

ボリュームもしっかり目で今回初のしっぽくうどんをしっかり堪能しました。


<参考情報>

*岡製麺所:讃岐うどん遍路

住所:香川県綾歌郡綾川町山田上甲1949−8

電話:087−878−1780

営業:10:00〜14:00

定休:火曜日 日曜日は玉売りのみ





 *Wakkyの毎日:聖地巡礼4 【岡製麺所】






ちょっと待ち時間があったので岡製麺所を出たのは1時半を回ってたかと。

ここからのルートについて、いつもは運転手をWakkyさんから少しでも走行距離を縮めるためにルート変更の提案をいただきました。

ただ、そうなるとこの後、もしかしてと思ってたお店が完全にアウトになるのでそのまま行くことに。
 *まぁ運転好きなんで、少しくらい多めでも気になりませんしね。



岡製麺所から国道377号線に戻ったら左折してさらに西へ。

国道193号線に突き当たるので、そこで左折して高松方面へ。





途中で、Wakkyさんから要望されてたケーキ屋さんへ。

国道沿いにある「菓子工房ルーヴ」ってお店で以前にWakkyさんとご一緒させて貰うた時に寄ったお店でした。
私は甘い物は自分から食べないのでなにも買いませんでしたが、他の方はみなさんここでもお買い物。





ルーヴを出たら「上天神町」を左折して国道11号線へ。

国道32号線を越えて、しばらく行った「勅使」の交差点を左折。

高松南郵便局の手前の角を左折してしばらくするとまともな道がなくなり、路地のような細い道に。



何年か前に休業した「中北」が職人さんを新たに雇って営業を再開したっていうので直接現場をチェックに行ったんです。

私は2005年に一度来てるんですが、郵便局の手前を曲がって少し行ったその先があまりにも細いので手前に車を置いて歩いて店の前まで行った記憶があります。

同行の皆さんも、道路のあまりの狭さに驚いてはりましたわ。


店の前に着いたのは2時半過ぎでしたが、お店にはまったく人気がなかったですねぇ。

外から覗いた感じでは、営業してる店の閉店後って感じはしました。

誰かお店の人が残ってたら正式に営業を再開してるのか、営業時間や定休日がどうなってるんか確認しようと思ってたんです。



残念ながら詳しい情報は分かりませんでしたが、本格的な営業開始となったらまた来てみたいものです。





中北からは国道11号線に戻ってさらに東へ。

途中で適当に県道33号線に入って、坂出方面へ。

私はすっかり忘れてたんですが、坂出駅前のサティに香川の物産を集めた店があって、そこで「ぴーちゃん豆」が買えるんです。

道の駅「滝宮」でも醤油豆のピーナツ版を置いてて買えたんですが、ここでホンモノをゲットするために寄り道。






坂出を出たらいつもの丸亀の某スーパーへ寄って、うどんを買い込み。

今回はやや消費期限に余裕がなくて自分用には6袋だけにしときました。

スーパーで30分ほど時間を使って、車に戻ったのは4時20分頃。


この時間から食べられるところをみんなで検討した結果、善通寺へ向かうことになりました。


地図でチラッ国道の数字だけ確認したら、ルートはシンプルだったんサクッと出発。

県道33号線から左折して国道319号線に入ったらあとは道なりに真っ直ぐ進むだけ。



国道沿いにある「灸まんうどん」に着いたのは4時41分。



まだ5軒目でしたが、時間も遅いんでここをラストにしようかということに。

肉うどんや肉ぶっかけが看板メニューなんで、みなさんはそれを狙いで。

私は甘辛く炊いた肉をうどんに入れるのはあんまり好きじゃないので、天ぷらでも食べようと思ってましたがあいにく時間が遅いせいか見あたらず。




かなり迷った末に結局はシンプルな物をオーダー。




最後は灸まんうどんで「冷やぶっかけうどん」

*ラストは灸まんうどんで「冷やぶっかけうどん」 250円 (4:47PM)

夕方になってちょっと冷え始めてたんで、少々チョイスが失敗気味でした。

でも、うどんの質は変な時間やのにしっかりしてたんで旨かったですわ。

*あきこ*さん、myblackmamaさんは肉うどん(400円)、ishさんは温肉ぶっかけ(400円)、Wakkyさんご夫妻はざるうどん(250円)と冷や肉ぶっかけ(400円)を頼んではりました。



少しずつ味見させて貰ったんですが、個人的には肉なら冷やより熱いメニューが良さげでした。




<参考情報>

*灸まんうどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県善通寺市大麻町388

電話:0877−73−3751

営業:9:30〜19:00

定休:無休








灸まんうどんを出たのが5時頃で、国道319号線を戻って善通寺ICから高速へ。

帰りは瀬戸大橋から山陽道を走るコースにして、途中トイレ休憩を挟んで兵庫駅に着いたのが7:50PM。

myblackmamaさんは帰りは西宮名塩SAまで奥さんが迎えに来られるとのことで、行きと違ってサービスエリアでお別れ。

中国道から阪神高速に入って、最後の*あきこ*さんをご自宅近くにお送りしたのが9時25分でした。

そして最終、私が自宅の車庫に着いたのが9時38分。

総走行距離648kmでした。



> 参加者のみなさんへ

 うどん巡りに参加いただき、ありがとうございます。

 また機会があればご一緒しましょう。







*朝イチの体重:57.2kg(昨日は外食したけどえらく軽め)

*1月の休肝日:9日/24日中(前日までの休肝日日数をカウント)
  
  
posted by えて吉 at 15:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

第27回讃岐うどんめぐりは要望色々 その1

先日の土曜日に出かけたうどん巡りについてご紹介します。

今回のうどん巡りのメインゲストはインド料理を作って食べる集まり「グルコバ」の常連である*あきこ*さんでした。

メインゲストとか主賓とか、適当な肩書き?を付けて他のメンバーの方と区別するには理由があるんです。

参加者が複数の場合、誰を基準に基準にするかでうどん巡りのコースの作り方が変わるんです。

うどん巡りの初期はやっぱり一通り有名どころを案内しようと思います。

逆にある程度の回数、香川まで行ったことがある方とやったら有名どころはあえて外そうとすることも多いんです。

メインの方が決まってないと参加者の適当な希望に押された店選びになりますしね。





今回のゲストの*あきこ*さんの場合、去年の春に初めてうどん巡りにご案内しました。

初回から7軒もおつきあいいただき、香川でうどん屋を回ることを気に入って頂いたようでした。

その次にご一緒したときは、そもそも私が一人でうどん巡りをしようかと思ってた回でした。

完全に私の好みというか、私の新規開拓をメインにしてコースを組んだヤツに、ギリギリで参加頂けることになったんです。


そこからは何度かうどん巡りの話があったんですが、*あきこ*さんの都合が付かず参加はいただけず。

年末頃から次回は*あきこ*さんの都合に合わせますってお伝えしてたんですが、日程の決まる前から行く気満々な声がチラチラと聞こえてきました。



このままじゃ、約束したのがまた先延ばしになると思い、私から催促して日程を決めて頂きました。


*あきこ*さんの候補日がいくつか出た時点で、関係者に募集を掛けました。

すると意外やったんですが、やや予備日的に思ってた21日であっという間に人数が埋まりました。


まずいきなり神戸で自分がうどん巡りを主催してはるWakkyさんご夫妻から参加の希望がありました。

続いて仕事のお休みが平日だけだと思ってたmyblackmamaさんも参加出来ると聞いてびっくり。

さらに1月の週末は動けないと聞いてたお代官さままで、仕事はなんとかすると参加の表明。

朝イチで募集を掛けたら午前中に車の快適定員6名のメンバーが決定しました。





私よりはるかに讃岐うどん経験値が高く、当然のごとく店ごとのうどんの違いなんかもちゃんと把握してるWakkyさんのことを考えるとコース組みはかなりのプレッシャーが掛かります。





でも、私はサクッと発想の転換を図りました。


 「あんなマニアな人のことを意識してコースを組むのは無理」



 「初心者の*あきこ*さんメインやから、他の人は無視」



と、早々に開き直ってしまいました




Wakkyさんが参加しはることは、サッサと自分の中で処理したんで後は約1名から無茶な要求が飛んで来んことを祈るばかりと思ってたんです。



ところが、甘かったんですねぇ。



ベテランのWakkyさんから、

 ”ケーキ屋1軒に出来たら寄りたい”

 ”長らく休業してた「中北」が営業再開したらしいからチェックに行きたい”

とのヒジョーにマイルドな希望がサクッと上がりました。



うどん屋選びでWakkyさんに喜んで貰うのが難しい以上、この程度のご希望なら当然にコースに入れる方向で決定。

その後、主賓である*あきこ*さんから”ぴーちゃん豆”って言うピーナツの醤油豆を買いに寄りたい場所の候補が3つあがりました。





うどん屋のチョイスではWakkyさんだけでなくishさんもかなり経験値が高いんで、今回は基本的に既訪店で勘弁してもらうことに。

myblackmamaさんについては、気に入ってはった店なら再訪あり、出来たら未訪店を多めに入れるよう配慮しようと。


*あきこ*さん向けならメジャーどころを攻めるとこなんですが、今回は行くのが珍しく土曜日。

ETCの1000円乗り放題がなくなって、混雑はマシやと聞きますが行列に並ぶのは大嫌いやし時間がもったいないので超有名店は避けることに。



そうそう*あきこ*さんをメインと決まる前にishさんやmyblackmamaさんからは「しっぽく」が食べたいなんてつぶやきが聞こえてました。

やっぱり1軒くらいは確実にしっぽくが食べられる店を選ばんとあかんよなぁ・・・と。


*あきこ*さんは1回目はメジャーどころやったけど、2回目は私のわがままなチョイスやったんで、3回目なら店選びは簡単かと思ったんですが意外に苦労しました。




いくつか店の候補を選んで、ぼちぼちコースが固まり始めてた頃にお代官さまから変化球が飛んできました。

珍しく”あくまでも希望”という名のごり押しがないなぁと思って油断してたんですよねぇ・・・。

具体的なうどん屋の希望ではないんですが



 「藤原屋のゲソ天が食いたい」



なんてこと言い出しはったんです。(T_T)



何回もうどん巡りをやってるから、ある程度の店位置、営業時間、大まかな道路なんてのは頭に入ってますよ。


でもねぇ、店ごとのうどんのタイプでさえ行った店の全部は覚えてないのに、その店のオプションが藤原屋からの仕入れかどうかなんて頭に入ってませんよ。

そもそも私はうどんの麺を食べることが最優先やからオプションの天ぷらなんてめったに食べへんのですから。




もちろん、常識として宮武ファミリーには藤原屋のゲソ天があるのは分かってますよ。

でも、運転手としては今回あえて宮武系は外して考えてたんです。



その後のやりとりでは、「松岡やったらしっぽくもゲソ天もあるやん」って声が聞こえてきてました。



松岡は店前以外に駐車場が出来てるんですが、自分の中では以前に店前の駐車場に車を止められんかったイメージが残ってるんですよねぇ・・・。

その上、しっぽく経験の少ない私が先シーズンに松岡のしっぽくは食べてるし。

どうせあっち方面なら別の1軒で食べたかったんですわ。

運転手とはいえ、私も個人的な希望をちょっとは入れたかったもので、松岡はパス。



まぁその代わり当初入れたくても時間の都合で諦めた店を無理に入れることになるんですが・・・。





なんやかんやで、結果的には「ココが行列ならパス」、「営業時間に早すぎたらパス」、「営業時間に間に合わなければパス」、「アッチをパスしたら、代わりにコッチ」なんて感じの少々ややこしいコースになりました。








個人的なメモ代わりにマクラを書き出したら、グダグダな流れでえらく長くなってしまいました。



開き直ってマクラは書きっぱなしで終わりってことにして、ぼちぼち当日の模様に入りましょう。






<ここまでの内容を要約>



 「苦労しつつ初心者の*あきこ*さん向けにコースを組みました。」







<ここから一応本編のサワリです>





当日は自宅を出発して3カ所で参加者の方を拾って香川に移動するので、うどんの話題が出てくるのはもうちょっと先になります。



ぐだぐだした文章に興味ない方は、もうちょっとスクロールをどうぞ。









当日は4時頃起きて、5時過ぎには家を出発。

コンビニでおにぎりとお茶だけ買うて、5時半過ぎには*あきこ*さんとの待ち合わせ場所に到着。

6時には大阪市内を出発して阪神高速で池田まで。

池田からは地道を走って国道176号線で西宮名塩駅前へ。

駅前には6時45分に到着したんで、私としては待ち時間非常に少なめで気分的にはちょうどに到着した感じでした。

myblackmamaさんが合流したら、176号線を三田方面に走って阪神高速のなんとか線へ。

前回のチョンボを踏まえてロス無く兵庫駅前に到着出来たのは良かったんですが、待ち合わせが8時15分やのに着いたのは7時半頃でした。

私が運転手の時に複数の場所でピックアップがあると順番の早い人ほど無駄な時間が多くなるんですよねぇ・・・。

乗って貰う人には申し訳ないけど、安全に走るために時間の余裕が欲しいんで仕方ないんです。

兵庫駅を8時4分に出発して、いつものコースで香川へ。



最初の計画では鳴門SAで物を買う予定だったんですが、それは勘違いと分かったんでパスしてのんびりマイペースで進みました。

香川県に入って津田の松原SAに着いたのが9時40分頃。

トイレ休憩だけやったら、すぐ走り出して府中湖SAのETC出入り口から地道へ。

降りたところを左折して、ドン突きで左折して県道18号に入り西へ。



目指す最初のお店は国道438号線を越えて、2つめの信号「飯野町中代」を左折してすぐ。

前に来た時は土器川の方から来たんで、目的の交差点が近くて不安になることなかったんですが、逆方向からやったんで慣れてなかったですわ。

アルファードにはちゃんとナビが着いてて、目的の店も入れてあるんで、画面を見てりゃ不安になるはずもないんですけどね。

ナビは道が分からなくなった時に広げる道路地図くらいにしか思ってないんで、運転中に画面見るクセがないんですよねぇ・・・。





目的地の交差点を曲がってすぐに「純手打ちうどん よしや」がありました。






ここは朝の7時からやってるから、少々早めに着いても問題ない上に、機械を使わない”純手打ち”でレベル高いうどんが食べられるんです。

myblackmamaさんは2回目やけどかなり気に入ってはったし、宮武系は避けたけど剛麺を味わって貰う意味で*あきこ*さんにええやろうチョイス。

うどんマニアのWakkyさんがこの店は伝統的なさぬきうどんらしさを持ってるから素晴らしいってな趣旨のことを言うてはったんで、*あきこ*さんを案内したのは間違いではなかったですね。




しかし、ここはかなりメジャーになりつつあるんで、ひょっとして混むんじゃないかと思ってました。

2軒目もすぐそばなんで「よしや」混んでたらパスするつもりやったんです。





お店まで行くと、店の駐車場に車はほとんど止まってないのに、店の前には数人の行列が出来てました。

なんか変な感じやったんですが、「パスしましょうか?」ってみなさんに聞くと数人やから待ってもええやろうと。

皆さんの同意を得たんで少しだけ並ぶことに。

まぁETC割引のある頃のGWなんぞに山越に並ぶことを思えば、並ぶうちには入りませんわね。







朝からだいぶ時間掛けて写真の整理から始めたんですが、今日は時間切れになりました。

これから出かけるので、この記事は中断させて頂きます。

明日以降、出来るだけ早く追加しますんで今日はここまでとしておきます。





一枚も写真無しではツライので、私が食べたヤツを載せておきます。





1杯目のよしやでは「あつあつ」

*1杯目はよしやの「あつあつ」

1杯目のうどんはあっちゅう間に腹に収まってしまいました。









*朝イチの体重:57.2kg(ヨッシャー!! 一日で理想値越え。)

*1月の休肝日:9日/23日中(前日までの休肝日日数をカウント)
月10日の目標にリぃーーーチ!!









<翌日 追記>




昨日は尻切れトンボになってしまいましたので、その続きをこちらに。





駐車場の車の台数が少ない割に「よしや」でお客さんが並んでたのは、向かえの駐車場にバスが着いて団体さんが来てたからでした。

添乗員さんに聞いてみると愛媛の松山からJRがやってる讃岐うどん巡りのバスツアーでした。

よしやの後、「日の出製麺所」と「うぶしな」に行くとのことでした。

日の出は昼の1時間しか食べられへんのに団体のツアーに組み込むとはけっこう大胆ですなぁ。

うぶしなは私自身まだ行けてないせいもあって、なんとなくマニアックなチョイスに感じてしまいました。





店の外に数人並んでる程度やったんで、ほどなく店内に入れました。







純手打ちうどん「よしや」のメニュー

*「よしや」のメニュー

宮武ファミリーではないですが、かけうどんは全く同じパターンですね。




並んでると私たちの前で一旦うどんが切れたんで、茹でたて、締めたてが食べられたのはラッキーでしたねぇ。

並ぶのは大嫌いですが、しっかり回転してると新鮮なうどんが食べられるのはありがたいですね。







純手打ち「よしや」の「しっぽくのお知らせ」

*限定20食のしっぽくのお知らせ

*あきこ*さんに香川のうどんを楽しんで貰うというメインの目的以外に、冬場なので「しっぽく」を食べるっていうのが裏の(サブの?)目的でした。

しっぽく縛りが可能な店でコースを組もうかと思ってた時の候補リストにもよしやは上げてあったんです。

とはいえ、一日20食限定やとなかなか競争率が高そうですねぇ・・・・。




Wakkyさんから特に要望はなかったんですが、ご自身では「しっぽくを食べる」っていうのが今回のテーマやったそうです。

混んでたんで、限定やと売り切れかと思ったんですが、まだあったんでWakkyさんは初っぱなからしっぽくをオーダーしてはりました。




よしやの20食限定の「しっぽくうどん」

*よしやの20食限定の「しっぽくうどん」 (350円)

Wakkyさんのしっぽくの写真を撮らせて貰いました。

だしを味見させて貰ったら、かけうどんのだしとは全く別モンになってて冬場食べると身に染みこむような旨さでしたわ。

Wakkyさんと奥さんはしっぽく以外に「あつあつ」を行ってはりましたね。




1杯目のよしやでは「あつあつ」

*再掲ですがよしやの「あつあつ」 220円 (10:46AM)

私は剛麺の場合、冷たいヤツより「あつあつ」が好みなんです。

特に冬場の一軒目ってのは、たとえ車内が温かかっても気分的に熱い掛けうどんが欲しいんですよねぇ。

温めなおされても麺にはしっかりした腰があって非常に好みでしたわ。

しっかりしたコシのある麺でも1軒目となると、味わうまもなくあっという間に完食してしまいました。



ちなみに剛麺好きのmyblackmamaさんやishさんは「ひやひや」、*あきこ*さんは「ひやあつ」を頼んではりました。



<参考情報>

*純手打ちうどん「よしや」:讃岐うどん遍路

住所:香川県丸亀市飯野町東二343−1

電話:0877−21−7523

営業:7:00〜15:00

定休:火曜日





なんとか一軒目の食べ終わりまでたどり着いたんで、この記事はここまでとしておきます。


<同日 追記>

ご一緒させて頂いた皆さんのブログには早々に記事が上がってたのでリンクを追加しておきます。


 *Wakkyの毎日:聖地巡礼1 【純手打うどん よしや】

 *foodish:”雑”食記:新春?女王様ツアー(前)〜讃岐うどん巡礼2012-1その1

 *a spoonful of blues:*あきこ*さんと行く!第八回讃岐うどん巡り〜一軒目〜


posted by えて吉 at 16:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

第26回讃岐うどん巡り その2

14日の本場での讃岐うどん巡りのその2をお伝えします。

 最初から読んでやろうという方はコチラからどうぞ。


要丼持参の玉売り専門店で1杯目をサクッと食べ終えたらかえってお腹が減ったような気分になりました。

そう感じることは分かってたんで、ちゃんと2軒目はすぐ近所でチョイスしてありました。

いなりやの前の道を来た方向に戻って、県道25号線を右折。

同じ道をしばらく直進して善通寺警察署を通り過ぎたら最初の交差点を右折。

スーパー「マルナカ」を越えて2つ目(善通寺病院の角)を右折して、少し進んだら2軒目に到着。(11:04AM)





善通寺の「宮川製麺所」の店構え

*善通寺の「宮川製麺所」の店構え

1軒目から近いってのもここを選んだ理由の一つですが、以前に1度来てええ感じのお店やった記憶があるんです。

今回もお店に入ると、ダシやらオプションを取るところのお姉ぇさん方も奥の製麺スペースの大将も非常に愛想良く声を掛けてくれはりました。

常連じゃないと分かるから、麺を取るトコロから、ダシの種類、温めるかそのままか、なにがおすすめかなんかを説明しくれました。

製麺所タイプのお店は慣れてないヨソもんにとっては勝手が分からずまごまごすることがありますが、ここなら安心ですね。

屋号に「製麺所」と付いてても、普通のセルフと変わらんトコも多いですが、ここは製麺所で食べさせてもうてる雰囲気も残っててええ感じです。

”製麺所で食べさせてもうてる”とは書いたものの、オプションの天ぷらはその場でどんどん揚げたてを出してくれてました。

ishさんは、1軒目で天ぷらカードを切ってはったんですが、こっちにすれば良かったと残念がってはりましたわ。




宮川製麺所の「ひやあつうどん」

*宮川製麺所の「かけうどん」 140円

麺はそのままで、熱い出汁を掛けたんでいわゆる「ひやあつ」です。

ishさんも同じ食べ方で、myblackmamaさんは冷たいぶっかけうどん(140円)にしてはりました。

出汁の一口目は、甘みを感じたんですが食べすすめると特に甘めの出汁ではなかったのが不思議でした。

myblackmamaさんに寄ると、ぶっかけだしは辛めで、うどん自体に甘みがあって旨かったそうです。


<参考情報>

*宮川製麺所:参考サイト

住所:香川県善通寺市中村町1丁目1−20

電話:0877−62−1229

営業:8:00AM〜18:00(麺切れ終了)

定休:日曜日









宮川製麺所でうどんを食べ終えて車を出したのが11時18分。


前半は特立て続けに食べることが多かったんですが、今回は3軒目に少し離れた店をチョイス。

宮川からは来た道を戻り「上吉田町」を左折。

「樫藪」を右折して県道18号へ入ったら、後はずっと道なりに。

そのまま走ってると自然に県道33号線に合流するので、さらに高松方面へ。





3軒目のお店の駐車場に着いたのは11時58分やったんで、昼時ど真ん中になりました。

駐車場にはけっこう車が止まってましたが、空きがあったんでサクッと駐車。





讃岐うどん屋「一福」の店構え

*国分寺町の「一福」の店構え

こちらの店の屋号をずっと「いちふく」って読んでたんですが、正しい読み方は「いっぷく」やったんですねぇ・・・。

お店に向かってる途中でishさんから教えてもうて初めて知りました。

でも、すでに「いちふく」で刷り込まれてしもうてるんで当分直りそうにないですねぇ・・・。







お店に入ろうとすると、こんなお知らせが。







入り口脇に貼られた「しっぽく」

*入り口脇に貼られた「しっぽく始めました」のお知らせ

「新メニュー」って書いてるってことは、一福では今までしっぽくをやってなかったんですかねぇ。

それとも毎年やってて今年の限定メニューが始まったってことなんでしょうかねぇ・・・・。




一福はだいぶ前にいっぺん来て良かったんで、ishさんともまた行こうと思ってたんです。

実際に行ったのにフラれたり、営業時間が過ぎたりで再訪はずっと延び延びになってました。

また、以前にmyblackmamaさんを飯山の「なかむら」へお連れしたんですが、自分のイメージしてた麺とは全く別物になってました。

好き嫌いは別にしても軟体グミ麺を体験して貰うために丸亀の「中村」か「一福」には行かんとと思ってたんです。





気になってた「一福」の「ざるうどん」

*一福の「ざるうどん」 230円

行きたいなぁと思ってる間に色んなトコで一福の「ざるうどん」がええって読んでたんです。

暑い時期に食べようと思ッてたのが、延びに延びて11月になってしまいました。

氷水で締めたようなギンギンの冷たさでしたが、イヤな硬さは出ず伸びがあって、ツルッとして旨かったですわ。

1本1本がかなり長い麺で出汁に浸けるのに苦労しました。

これは真夏に食べるとええでしょうねぇ・・・。



ishさん絶賛の「冷やぶっかけうどん」

*ishさん絶賛の「冷やぶっかけうどん」 230円

このぶっかけはishさん曰くここ最近ではベストの一杯やそうです。

天かすがえらく香ばしくて旨いって言うてはったんですが、味見さしもうたら確かに旨かったですね。

個人的に冷たいうどんに天かすは好みじゃないので、熱いヤツにたっぷり掛けて見たかったですわ。




myblackmamaさんは「しっぽくうどん」

*myblackmamaさんの「しっぽくうどん」 350円

新メニューにトライしはりました。

ここにあるとは思ってなかったんですが、ぼつぼつしっぽくが始まってるとは思ってたんで運転手としてはどこかにご案内したいなぁと思ってたんです。

これも味見させてもらいましたが、根菜やら鶏やらからええ出汁が出て、普通のうどんとは全く別モンでしたわ。

myblackmamaさんもかなり満足してはったようです。


一福のうどんは今回参加出来なかったmyblackmamaさんの奥さんがきっと好きやろうとお土産うどんも買うてはりました。




myblackmamaさんをなかむらにお連れしたときに狙ってたモノに近いうどんを試してもらえたんでよかったですわ。




<参考情報>
*うどん 一福:参考サイト

住所:香川県高松市国分寺町新居169−1

電話:087−874−5088

営業:10:00〜14:00(土日祝〜15:00・麺切れ終了)

定休:金曜日









一福を出たのが12時17分でした。






次の店への行き方も事前にちゃんとメモしてあったんです。

ナビにももちろん行き先を入れてありますが、自律走行が基本ですからね。

しかーし、一福から走り出したら、すぐに国道11号線に出たんですがそこから自分の予定してたルートが見あたらず。

狙いは県道12号に出ることやったんですが、下手に細かい県道でそこまで行こうと思ったのが失敗でした。

しゃーないんで、すかさず路肩に車を止めてナビをセット。

朝に続いて2度もナビに頼ってしまいました。

まぁ、ルート的には大きな交差点を2回曲がるだけで県道12号に入ったんで朝ほど頼り切りではなかったですけどね。
 *ナビに頼ることがよっぽどキライみたいですねぇ・・・このサルは。(^_^;)


県道12号をずっと進んで国道193号線も越えて、しばらく走るとお店を発見。

道路沿いの一般店なんで非常に分かりやすかったですね。(到着12時44分)





情熱うどん「わらく」の看板

*情熱うどん「わらく」の看板

このお店はごく最近にいつも読ませて貰っている{^L^}さんのブログで知りました。

先日3周年を迎えたって言う記事だったんですが、私は全然このお店の存在をしりませんでした。

あの「池上」で修行した人がやってるお店なんで興味が湧いたんです。

お代官さまの希望先でもあったんで、さっそく今回のコースに組み込んだしだいです。


「情熱うどん わらく」の店構え

*情熱うどん「わらく」の店構え

1時前で、駐車場に車は止められましたが、店内はけっこうお客さんが入ってました。

3人でしたがテーブルが開いてなかったので狭い壁際のカウンターに案内されました。

その後、お客さんが出たらテーブルに案内してくれはったんで食べたのはテーブルでしたけどね。

よくあることなんですが私は行きたいなぁと思ってチェックした店でも、行くまでになぜ行こうと思ったかを忘れてしまうんですよねぇ・・・。

まぁ今回は行こうと思ってからさほど日が経ってないから「池上」系やっていうのは覚えてましたけどね。


移転してからの池上は正直言うて、自分が初期に衝撃受けたんとは全く別物。

池上の移転は2007年の春なんで、3周年ってことはおそらく移転後に修行されたんでしょう。

どんなうどんが出てくるかはちと気になったんですが、「なかむら」より弟子筋の「一福」の方がイメージに近かったりするんでね。





「わらく」のメニュー

*「わらく」のメニュー

注文を取りに来てくれて、うどんも席まで運んでくれる一般店ですが、値段は大阪の立ち食いうどんレベルなのはやっぱり香川ならではですねぇ。

何を頼むか決めてなかったんですが、池上から連想でシンプルなうどんがええかと。







111116oroshishoyu.JPG

*おろし醤油うどん(冷) 220円

醤油うどんでも良かったんですが、なんとなくおろしを添えた方にしてみました。

ishさんは冷たい醤油うどん200円に鶏天80円、myblackmamaさんは冷たい醤油のみを頼まれてました。

鶏天はコショウが効きすぎてあんまりうどんには合わんかったようです。




以前の池上の麺は忘れてしまったんで比較は出来ませんが、ツルツル、ぴかぴかな麺でした。

量はけっこう多かったんですが、軽めでサクッとお腹に入りました。

食べ方のチョイスとしてはここの麺に醤油系のうどんで正解に感じました。



myblackmamaさんは大阪の讃岐うどんがそんなに好きじゃないそうですが、ここのは「大阪讃岐うどんや」との感想でした。

なので、私のチョイスにつき合わせた格好になってしまいました。





<参考情報>

*情熱うどん「わらく」:参考サイト

住所:香川県高松市三谷町1267−2

電話:087−888−3506

営業:10:30〜16:00

定休:水曜日






わらくのうどんは軽くお腹に収まったんですが、ここで食べ終わったらちょっとばかりお腹が膨らみ始めてるのを実感しました。





事前のコースでは次のお店は状況次第ってことにしてありました。

特にmyblackmamaさんが興味を示してはったんで、わらくまで食べてから判断して貰おうと思ってたんです。

その店は、これまた{^L^}さんとこで何度も記事を読んでるお店で、今年も11月の第一土曜日から営業が始まったとの記事がアップされてたんです。

春から夏にかけて休業してはる「ぼたん」というお店で、ここはうどんを置いてなくて蕎麦オンリーのお店。

ざるそばなんかもありますが、ウリは猪肉がしっぽく蕎麦の上に乗った「ぼたんそば」。
これにmyblackmamaさんが反応しはったんです。

私も興味はあるんですが、{^L^}さんの写真で見る限りけっこうなボリュームやなぁっていう印象がありました。

行くなら4軒回って、5軒目で打ち止めになってもええっていう前提でこのタイミングかなぁと。

お二人に聞くと、やっぱり今回はやめておこうということになりました。


<参考情報>

*ぼたん:

 住所:香川県高松市三谷町3673

 電話:087−888−4570

 営業:11:00AM〜15:00

 定休:火〜金曜日定休。(営業は土・日・月のみ。夏期休業)








ぼたんをパスすることになって、私からの提案でもあったんですが、次は予定を変えてお二人の希望してはった「やまうち」に行くことに。

今までやまうちに行くのは夕方前が多かったんで、当初の予定ではラストに組んでました。

すると以前3時過ぎに行って麺切れを食らったお代官さまからは、諦めムードな反応が。

何回か行ってはるハズやのに、「そのコースじゃ、やまうちは無理やなぁ・・・」ってなノリでえらく残念そうにしてはりました。

myblackmamaさんと一度行ったときの麺があまり宮武系らしくなかったんでココももっぺんは行ってみんとアカンと思ってたんです。






わらくからは県道12号を少し進んで県道43号線へ右折して、そのまま43号が国道193号線に当たるトコまで行くつもりでした。


最初は市街地を走ってたんですが、県道13号線を越えたあたりからでしょうか、県道がやや険道ちっくに。(^_^;)

離合出来ない1車線の山道になったんです。

まったく予想してなかったんですが、市街地ばっかりより変化があってええわと車を転がしてるとお代官さまからは、あきれた口調で


「お前は、ほんまにドMやのぉー」


ってなセリフが飛び出しました。


わざと険道や酷道を選んで走ろうとは思ってないですけどねぇ・・・・。


仏坂峠ってトコを過ぎてしばらく行くと、分岐路に。

43号を進もうとすると、そっちは通行止だと。

しかたなく県道165号線に入ったんですが、そっちはどんどん北に向かうようで結局県道13号線の「川東下」のすぐそばまで戻ってしまいました。


仕方なくそこから国道193号線に入って南下して、国道377号線を西へ。

377号から国道32号線に入って、山内を目指しましたが車内では


 「もう間に合わんのちゃうか?」


ってなお言葉が出てました。


今の全店制覇攻略本では玉切れ終了となってますが、(前は4時まで営業やったんやから)まだ2時台ならなんぼなんでも余裕やろうと思ってました。

やまうちのある岡の下まで来ても閉店やら臨時休業の看板は無し。

内心では”ほーら、楽勝やったやん”って思いながら駐車場に着いたのは2時29分。




「やまうち」の店構え

*やまうちの店構え




お店に入って普通に注文して、席につくとお店の人が天ぷらを片づけ始めました。


店を出るときにお店のおばちゃんに聞くと今は閉店時刻が「2時半」になったとのことでした。





危なかったですねぇ・・・・。調子こいて運転してたのにギリッギリでしたわ。(^_^;)

閉店時刻ぎりぎりに店へ行くのは嫌いなんで、その意味でも痛いことしてしまいましたしね。

これで食べられてなかったら、お代官さまからどんな言葉が出てたことか・・・。






宮武系は「あつあつ」がやっぱり好み

*宮武系のお約束で「あつあつ」 200円

ishさんとmyblackmamaさんは「ひやひや(200円)」を頼まれてました。

ishさんはまだ以前とちょっと違うは言うてはりましたが、味見させて貰った「ひやひや」はmyblackmamaさんをお連れしたときよりはずっと宮武系らしかったですわ。

閉店間際に滑り込んだから麺の状態はベストとは言えんかったかもしれませんね。





<参考情報>

*やまうちうどん:参考サイト

住所:香川県仲多度郡まんのう町大口1010

電話:0877−77−2916

営業:9:00〜14:30

定休:木曜日

*リンク先の四国新聞のページでは閉店時間が「玉切れ終了」になってますが、「2時半」に変更になってますのでご注意を。




やまうちの後、あと1軒は行こうということになったんですが、まずは道の駅に移動。

いつもの道の駅「空の夢もみの木パーク(HP)」へ買いモンに。

2時41分に着いて、買いモンを済ませて6軒目のお店に向かって出発したのが3時24分でした。




3軒目は県道18号沿いにあるんで、午前中に一度前を通ってたお店です。

ishさんが全店制覇から選びはったんですが、詳しくは覚えてはないものの行きたい店のリストには入れてたんでウェルカムでした。


遠回りになってよければ、地図も見ずに行けたんですが、今日は2度も助けられたんでナビに案内をさせてやりました。


ナビに任せたら、私一人ではよう選ばん最短ルートでお店に到着。(3:50PM)






予定外に選んだ「歩」の店構え

*丸亀の手打ちうどん「歩」の店構え

ここで最後やったんで麺オンリーじゃないモンにしようかと。

しばらくメニューを眺めてからオーダーを決定。





ちょうど良かった「えび天うどん」

*最後ってことで頼んだ「えび天うどん」 350円

メニューの写真を撮り忘れたんですが、他にも天ぷらうどんってメニューがあったかと。

そっちはもうちょっと高かったんで、いくつも天ぷらが乗ってるんじゃないかと想像。

えびのてんぷら1個程度で良かったんでこっちを注文したんですが、予想通りでちょうど良かったですわ。



ちなみにこのお店は通常メニューは2玉入りで、一玉にすると50円引きでした。

3人とも小の一玉にしたんですが、それでもかなり麺の量が多かったですわ。

うどんのタイプもミッチリした重い麺やから、ここ一軒できっちり〆になりました。

分かりやすく書いてあったから小にしましたが、なんも見ずにレギュラーを頼んでたらエライことになってでしょうねぇ。




ishさんの「肉うどん」はコストパフォーマンス良さげ

*ishさんの「肉うどん」 450円

肉うどんに肉が入ってるのは当たり前ですが、ポーチドエッグみたいな玉子も入っててお得感がありましたねぇ。

甘く炊いた肉の旨みが出汁に広がって普通のかけ系とは全然違うコクがありました。



ishさんは釜上げ系のメニューを最初に頼みはったんですが、うどんが釜に入ってないからとお店からは断られました。

4時頃という一番中途半端時間やったから、しゃあないですね。







実は店に入る前には急にカレーうどんが食べたくなってました。

一般店やから当然メニューにカレーうどんはあって、それにしようか結構迷ったんです。
6軒目なんであんまり量が多いと腹がキツいのと、香川ではちょくちょくボンカレーを掛けただけみたいなヤツが出てくるからギリギリでパス。








私はカレーうどんを断念しましたが、myblackmamaさんはそのカレーうどんをオーダー。







どんなカレーうどんが出てくるか、気になって待ってるとほどなく登場。









香川らしいmyblackmamaさんの「カレーうどん」

*myblackmamaさんの「カレーうどん」 350円


懸念したジャパニーズなカレーライスのルーみたいヤツが掛かったタイプでした。


本場の讃岐うどんで出汁の香りがしっかり効いたカレーうどんは魅力的ですが、なかなか出会えないですねぇ。


<参考情報>

*手打ちうどん「歩」:参考サイト

住所:香川県丸亀市飯野町東二484

電話:0877−23−5654

営業:10:30〜19:00

定休:火曜日








この後同じ丸亀市内の某スーパーで普段使い用の生うどんを山ほど購入。

5時前に走り出して、給油してから坂出北ICから瀬戸大橋を通るルートで神戸を目指しました。







これで、終われば良かったんですが、最後にまたしてもチョンボしたんですよねぇ・・・。


山陽道を走って、いつもなら先にishさんに兵庫駅で降りて貰うんですが、気が付いたら中国道のそばまで行ってしまってました。

仕方なく中国道の宝塚ICまで行ってから国道176号線で西宮名塩まで移動。

myblackmamaさんに降りて貰ってから、朝と同じルートで兵庫駅を目指しました。

さすがに2回目なんで、ちゃんと分岐で「大阪方面」を選んでサクッと3号神戸線に合流。

柳原ICで降りて回り道は無しでご自宅前へお送りしました。


お代官さまには今回、出発前に長いこと待って貰った上に、帰りまで遠回りとなりえらく迷惑を掛けてしまいました。

8時45分に兵庫駅前を出発。JRの線路の海側を高架沿いに進んで、しばらく走って右折。

そのルートで柳原ICの西行き入り口に入れることを確認してから大阪へ。

 *次回からはishさんを降ろしたらこの入り口から西宮名塩を目指すので確認。



自宅の駐車場に車を置いたのが10時2分と今まで一番遅い帰宅になりました。


総走行距離も687kmといつもよりかなり長めになりました。




明日からまたバタバタするんで後半を一気にアップしましたが、さすがに疲れました。



もしテキスト部分まで全部目を通してくれた方がいらっしゃったら、おつかれさまです。
 *そんな方はほとんど居ないと思いますので、読んでくれた方には感謝です。





*朝イチの体重:57.4kg(なんとか理想値に戻った)

*11月の休肝日:6日/16日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 18:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

第26回讃岐うどん巡りは出だしでチョンボ

14日の月曜日に行ってきた香川での讃岐うどん巡りについてご紹介します。

今回のうどん巡りは当初9月末で日程調整をしてたんですが、主賓のmyblackmamaさんの都合が悪くなり一旦延期に。

延期後の日程が決まらないうちに、私の方が別の方からうどん巡りのお誘いをいただき香川へ渡りました。

さすがに毎週のように海を渡るのはバチ当たりに感じたので少し間を開けさせて貰うことにしました。

その後、いったんは11/10で行こうとなったんですが、その日だとmyblackmamaさんご夫妻以外の参加者が出ず。

その後の調整の結果、11/14の月曜日ならお代官さまも行けるとのことでmyblackmamaさんにお休みを調整して頂き最終決定。




いつもうどん巡りの店選びとコース作りは運転手の専権事項ってことにさせてもうてるんです。

お代官さまから「絶対ドコソコに行きたい」ってな”あくまでも希望”という名の無理無体な直接のご指示はなし。

安心してたらツイッターのほうであんなことやらこんなことを呟いてはりました。


お代官さまには、屋根無し車での過酷なドライブになんどもおつきあい頂いてるんで無視できるわけがないじゃないですか。

もちろん、今回の主賓はmyblackmamaさんなんで、myblackmamaさんの未訪店や好みに合いそうなとこを優先するのが第一ですよ。

myblackmamaさんを優先しつつ、お代官さまの好みを入れるとなるとねぇ・・・・。

おまけにぼちぼち真剣にコースを作らんとなぁと思い始めた頃に「玉売り専門店にも1軒くらい行きたい」って言いはるし・・・。

丼持参で行かんとアカン玉売り専門のとこは、営業時間がタイトやったり、早すぎたりしがちやし、その場で食べるとなったらそれなりの用意もいるし・・・。



そうそうmyblackmamaさんからも山内の名前が挙がったり、うどんじゃないけど猪肉の入ったしっぽく蕎麦に興味があるなんてつぶやきが聞こえてきたり。






お店の候補はだいぶ前から何軒か思いついてたんで、珍しく簡単にコースが組めそうやなんて思ったんですが甘かったですわ。(>_<)










マクラはこんなもんにして、ぼちぼち当日に模様をお伝えしましょう。






当日はいつものように4時に起床。



ちょこちょこ用意するモンがあったんですが、それを済ませてもまだ5時頃。

いつも最初の待ち合わせ場所で1時間以上待つんで、今回は5時半まで出発を我慢。





家を5時半に出て、阪神高速で池田まで行ったら地道の国道176号線で西宮名塩駅へ。

待ち合わせの時刻が7時で駅前のロータリーに着いたのが6時18分やったんで余裕たっぷりでした。

でも、大阪からそこそこ距離のある西宮名塩で待ち合わせるんやったら30分前到着が自分の中での標準なんで、これ以上出発を遅らせる気にはなりませんね。




当初myblackmamaさんの奥さんもご一緒の予定だったんですが、直前にお仕事が入って残念ながら不参加に。

というわけで、myblackmamaさんお一人を迎えて7時6分に駅前を出発。


西宮山口東っていうインターチェンジから阪神高速の7号北神戸線ってやつに乗りました。

今まではその線の長田出口で降りてたんですが、今年の夏頃から閉鎖になってました。

阪神高速の3号神戸線に接続するようになったのは、事前に地図をチェックして分かってたんですが、イマイチどこで高速を出たらええか分からず。

長田は閉鎖中としても「湊川」とか「柳原」なんかの出口で地道に出るのかと思いながら走ってました。

おまけに阪神高速の線名をちゃんと把握してなくて、7号北神戸線が長田を通り過ぎて3号神戸線に接続するって思いこんでました。

実際は白川JCTで31号神戸山手線に分岐した先が長田やったんですよねぇ・・・。


 *文字で見ても分からんと思うんで、興味ある方は地図でご確認ください。





結論がどうなってかっていうと、頭の中で「長田の方面」、「湊川出口」、「柳原出口」なんていうキーワードだけを唱えてたら31号線に入るべき分岐を通り過ぎて7号線を進んでしまったんです。

言い訳すると分岐の標識に唐突に「大阪」方面って出たんですよねぇ・・・。

神戸の海側に出たい時に「大阪」って言われて、なんかちゃう方向に進みそうって思ってしまったんです。

通り過ぎたら第二神明とかの標識が出てきて、こりゃアカンなぁと。

気づいてすぐの出口でとりあえず下に降りるとまったく知らない新しく切り開いたような妙に整った街でした。


どっちを向いてるかも分からず、やっとそこでナビを操作、兵庫駅を目的地にして案内をさせることにしました。

自分一人やったら、とりあえず真っ直ぐ海に向かって国道2号線に出るんですが、ishさんを向かえに行く途中でしたからねぇ・・・。


悠長にメールを送ってられへんので、ishさんに電話を掛けて事情を説明。

待ち合わせ時刻は決めてませんでしたが、「もうしばらく掛かります」とお伝えしました。



時間に遅れるのが異様に苦手なんですが、待たせてると思うだけでも精神的には非常にキツかったですわ。



かなり焦ってたんで事故らないように気を付けつつ急いで兵庫駅には8時20分過ぎに到着。

予定より30分以上遅くなってしまいました。(>_<)




お代官さまに謝って、気持ちを落ち着けたら、香川に向かって再出発。





予定よりは遅くなりましたが、時間を挽回しようと飛ばしたら危ないんで、無理はせず安全運転で。




善通寺ICを降りたのは10時半頃だったかと。





高速の出口から左折して国道319号へ、一つ目の信号を左折(県道18号へ)。

一つ目の信号「樫藪」を右折(県道25号)して、また最初の信号を左折したら無事1軒目のお店に到着。(10:38AM)








玉売り専門店「いなりや食料品店」の店構え

*玉売り専門店「いなりや食料品店」の店構え

写真の左端に線路がちらっと写ってますがお店はJR土讃線「金蔵寺駅」のすぐ向かえにあります。

要丼持参のお店って場所が分かりにくいとか、前まで行ってもそこでうどんが買えるか分からんお店も多いみたいですが、かなり分かりやすい方です。





お店の対面に車を止めたら、各自が使い捨ての丼鉢を持ってお店へ。




地元の方らしい先客が何人か居てはってうどんを買うたり、揚げ置きの天ぷらを買うたりしてはりました。


私らの番になったら丼を渡して一玉ずつうどんを入れて貰って、お勘定。

一玉70円でishさんだけはうどんにゲソ天90円をプラスしてはりました。






お店を出たら車に戻って食べる用意。






玉売りうどんを食べる用意

*家から持参したうどんを食べる用意

自宅からは、丼、箸、スプーン、ペットボトルに詰めた水、麺つゆ、七味、おろし生姜、きざみネギ、天かす、いりこ出汁を持参。




11月中旬に玉売り店に行くと決まり、



 「寒い時期に冷たい醤油うどんやぶっかけはイマイチやなぁ・・・」



 「麺が乾燥してたら、水で洗いたいよなぁ・・・」」



 「寒いときの1軒目はかけうどんが食べたいなぁ・・・」



なんて考えたんです。


かけだしを用意すれば、麺が多少ガビってても上から掛けたら洗う代わりにもなってええかと思ったんです。


朝の4時に起きてダシを作ってられへんので、だしは前日に用意することに。



前日の朝めしを済ませたら、チマチマとイリコの頭とハラワタを取る下仕事。

自分一人やったらいりこだしの素で作っても良かったんですが、同行してくれる人にインスタントはどうかと。




「いりこだし」の仕込み

*いりこだしの仕込み

せっかくやから薄すぎるより出汁が効きすぎてるぐらいがええかと、いつもよりかなり多めのイリコを水に漬けました。

昆布も入れるつもりでしたが、昆布はながく水に漬けすぎるとヌメリが出るんでまずはイリコだけ。

夕方になって飯の支度をし始める前にイリコの入った鍋に昆布を入れてやりました。


晩ご飯の後にいりこ出汁を引くことにしたんですが、昆布の漬け時間が長かったのか、火を止めるタイミングが遅かったのか、ヌメリが出てしまいました。

おまけに色が黒くなってる薄口が入りすぎて、予定より色が濃いめに。

ヌメリは見た目が悪いかと思ったんで、漉し器にキッチンペーパーを敷いて濾しました。

おかげで洗いモンも増えるし、濾せるまでしばらく待たんとあかんしと手間がかかりました。



当日になってまずダシを沸かしてそれを水筒に入れる前に、別にたっぷりの湯を沸かして先に水筒を温めてやりました。

ちょっとでも熱い出汁が持って行けたらと思ったんですが、意味はなかったかも。

ネギと天かすは前日に用意してあったんで、ショウガだけ朝にすり下ろしてパックへ。





「いなりや食料品店」のうどんを「ひやあつ」で。

*いなりや食料品店で買うたうどんを「ひやあつ」で

myblackmamaさんもお代官さまもいりこ出汁を使って同じ食べ方をされました。



食べてるとお代官さまから一言、



 「このうどんやったら、醤油とかぶっかけで良かったなぁ・・・」



お代官さまのおっしゃたのは、まさにその通りやったんです。

せっかく出汁は用意したけど、このうどんはそんなんが必要ないくらい茹でたてに近くてツルンとしてたんです。

麺を洗う用の水も不要でただ醤油とか麺つゆを掛ければ十分やったんですよねぇ・・・。


個人的には真夏で無ければ、一杯目に掛けうどんを食べるのは好きなんで良かったんですけどね。

出汁の味付けは他の人が辛かったらアカンと思ってやや塩を控えたら、自分にはちぃと味が薄かったですわ。


ダシも当然さめてるし、麺は冷たいままやからズルズルっと食べたらあっちゅう間に食べ終わってしまいました。





<参考情報>

*いなりや食料品店:参考ブログ

住所:善通寺市金蔵寺町1230(JR金蔵寺駅目の前) 
電話:0877−62−0549
営業:10AM〜
休日:日・祝・近所の法事の時は休み



1軒目に玉売り専門というハズレ麺を引くリスクの高い店をチョイスしましたが、大当たりな麺でラッキーでした。







1玉だけ食べると逆に腹が減るっていうのはいつものことなんで、2軒目はすぐ近くでチョイスしてありました。

10時55分には金蔵寺駅前を出発して、次に向かいました。








マクラで高速を降り間違うた話を記事にしながら脳内再体験したら、そん時の精神的なプレッシャーがどっと蘇って疲れてしまいました。

うどん巡りはまだ始まったばかりですが、この記事はここで終えておきます。




*朝イチの体重:57.8kg(ちょっとやばい数字やから気ぃつけんと・・・。)

*11月の休肝日:6日/15日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
 
posted by えて吉 at 16:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

第25回讃岐うどん巡りは珍しいパターンで

1日の土曜日に行ってきた讃岐うどん巡りの模様をご紹介します。

今回は東京にお住まいで以前に何度かコメントを頂いたことのある「miki_dogさん」と香川で落ち合ってうどん巡りをするという変則的なパターンでした。

なんでこんなことになったかといいますと、当初は9/29の木曜日に行く予定で何度かご一緒してるmyblackmamaさんと約束があったんです。

ところがその日程がmyblackmamaさんのご都合が悪くなり延期に。

そのことをツイッターの方で呟いたのをご覧になったmiki_dogさんがちょうどそのあたりに香川にご出張だったのでお誘いを頂いたんです。

延期になったmyblackmamaさんとのうどん巡りの日程が決まらないままだったんでだいぶ迷った末、一緒に回らせて頂くことに。

miki_dogさんとメールをやり取りした結果、1日の土曜日なら朝からうどん巡りに行けるとのことで私が9時頃までに高松に行ってうどん巡りをすることになりました。






miki_dogさんは以前に2〜3軒行ったことがあるだけで、ほぼうどん巡りは初めてとのことだったんで、それを念頭に私がコースを作らせて頂くことに。




土曜日だといわゆる”S級店”といった超有名所は行列の危険があるなぁと思いながら、コースを検討。

土曜とはいえ、ほぼ初めての方だけに讃岐うどん巡りの王道であるS級の一軒くらいは入れたいなぁ・・・。

S級を入れるとなると、行列してたらパス出来るように柔軟なコースにせなあかんなぁ・・・。

うどんの「旨さ」以外にも、なにか面白さのあるトコにもご案内したいなぁ・・・・。

一旦流れたmyblackmamaさんらと行く店は、自分が飽きないように外そう・・・・。





色々考えてると、今回もコース作りはけっこう難航しました。

本場のうどん巡りが(ほぼ)初めての方とご一緒したことは何回もありますが、「初めての方向け」でコースを固定したりするのはイヤなんですよねぇ。

案内する方に楽しんで貰えるようにと思いながら、ゼロからコースを作りたいんです。




なんだかんだでコースが決まったのは3日前のことでした。

コースを作ってから、前日には自分用に細かくどう走るかを書いたメモを作ったんですが、パソコンの調子が悪くてなかなか印刷出来ずかなり焦りましたねぇ。




香川と大阪の行き帰りは自分一人やから、屋根無し車で行こうかとだいぶ迷いました。

うどん巡りの最中は幌を上げるとしても、行き帰りはオープンで走れますからねぇ・・・・。

でも、天気予報がよくなかったこともあって結局屋根無しは断念して、アルファードで行くことに。






当日はいつものように4時に起きました。

ニャンズの世話なんかだけやって、4時48分に大阪を出発。

こちらで拾う方がないのでロス無しでスイスイと徳島まで。

徳島に入ると鳴門ICから板野IC間が通行止めでした。

時間にはだいぶ予定を見てあったので、鳴門で一旦地道に降りて板野まで移動してまた高速へ。

待ち合わせ場所が遠くなればなるほど、時間に余裕を持って出発するんですがおかげで焦らずに済みました。

予定外の通行止めがありましたが、miki_dogさんが泊まってはった高松の中心街のホテル前に到着したのが7時48分やったんで、ジャスト3時間で到着しました。





待ち合わせが9時やったんで、ホテルの目の前の駐車場に車を入れてしばらく待機。


8時半になってから、到着をお知らせするメールをお送りしました。





miki_dogさんのハンドルネームには記憶がありましたが、コメント頂いたのは何年か前のことでした。

コメントの内容は覚えてなかったので、正直言うてmiki_dogさんがどんな方かはさっぱり分からず。

女性だということしか分からず、お会いするまではけっこう不安でした。




私生活垂れ流し系ブログ?をやってると、もし記事の文字部分も読んではったら相手は私の情報を色々お持ちですが、こちらはゼロ。

丸裸で鎧甲冑を身につけた武将に立ち向かう雑兵の気分と言えばいいでしょうが・・・・。

うどん巡りを一緒にしようというのに、合戦に例えるのは変ですが心細さはそんな感じでした。(^^;)






現われたmiki_dogさんは私とそんなに世代も違わない方で、まずホッとしました。

近い世代から年上なら初対面としてごく常識的に対応したらええんで気楽ですが、もしすごく年下の「ぎゃる」やと対応に困るなぁ・・・なんて思ってたですよねぇ。


車に乗って貰ってから、ご出張でおいでってことだったんでその辺に絡めてすこし質問させていただきました。

すると高校を出てから直接イギリスの大学に進学されて、大学院まで進み今は外資系の会社でお仕事されてると。

お仕事にも非常に張りを持って取り組んでおられ、お会いした瞬間の第一印象にたがわず、ビシッとしてはって私のようなプーには眩しいくらいの方でした。

飲み食いの方も、野郎と飲んでもたいがいは先に野郎の方が潰れるという男前なお方でした。





お会いしてすぐこの方なら一日楽しくうどん巡りが出来そうだと思えたんで、ホッとしました。
 *色んなパターンが頭の中でグルグル回ってましたからねぇ・・・・。







では、マクラはこんなモンしてうどん巡りをスタートしましょう。









ホテルの前を出発したのが8時58分で、国道11号線を南へ。

上天神町の交差点を右折して、少し進んだらまた左折して国道32号線へ。

ルート的にこれで間違いないはずなんですが、初めてお会いしたmiki_dogさんとの会話に集中してせいか道中の記憶がさっぱり残ってないですねぇ。

まぁ、このルートは香川の中でも自分の地元並みに走り慣れた道ですから、自動巡航してるようなもんやったんでしょう・・・。

馴染みの「陶」の交差点を右折、と書けば分かる人には行き先がすぐ分かると思います。





1軒目は開店時間狙いでS級店の「たむら」に向かいました。

9時半の開店で、店の前に着いたのが9時24分でした。

開店前のハズでしたが、店の対面の駐車場から一台車が出たので、その後に滑り込みました。


店内には数名のお客さんが並んでましたが、それぐらいなら何分も待たないのでパスせずお店へゴー。







「たむら」のかけうどんと醤油うどん

*田村の「かけうどん」と「醤油うどん」 各150円

右がそのままのうどんに醤油を掛けた私の分で、左がいわゆる”ひやあつ”でmiki_dogさんの分です。

やっぱり「たむら」のうどんは旨かったですねぇ。

かけでも食べたことありますが、やっぱりここは醤油うどんが好みですねぇ。

お互いのヤツを味見したんですが、かけうどんにしても腰がヘタることもなくしっかりしてましたわ。

出汁が好きでかけ系のうどんがいいって言うmiki_dogさんは、出汁にちょっと後味が残るって言うてはりました。


<参考情報>

*たむら

 住所:香川県綾歌郡綾川町陶1090−3

 電話:087−876−0922
 
 営業:9:00AM〜13:00
 
 定休:日曜・祝日
 
 今、四国新聞のサイトを確認すると営業時間が9時からになってますねぇ。
 
 ずっと9時半やと思ってたんですが・・・。
 
 2010−2011年度版全店制覇でも、営業時間は9時半ですねぇ。
  *定休日も、日祝以外に「第2・4土曜」となってますが・・・。







サクッと食べて車に戻ったら同じ県道17号を戻って、国道32号線へ。

32号線が国道438号と交わる「岡田」あたりから先ってだいぶ前に新しくなってるんですが、古いルートが頭に刷り込まれてるせいで、今回も少し不安になってしまいました。

カーナビの地図なら更新は簡単ですが、私の頭の中にある地図の更新はなかなか出来ませんわ。

チラッと行き過ぎたかと思ったんですが、無事「買田」まで進んでそこを右折して国道319号線へ。






次にご案内したのは、他の県に旅行してたらこんなとこで食べようと思わんだろうというお店。






本業がお菓子屋だというのを説明した上でお店に向かいました。






お店には失礼ですが「こんな店でも香川のうどんは旨い」というのを体験して貰おうというチョイス。





2軒目に向かったのは「灸まんうどん」です。 到着時刻10時11分








前に冷たい麺が旨かった印象があったので、今回も冷や系にすることに。








「灸まんうどん」の冷やぶっかけ

*灸まんうどんの「冷やぶっかけ」 250円

ぶっかけ出汁、天かす、ネギが掛かった状態で出て来ました。


冷やぶっかけだと自分からは天かすは乗せないことが多いんですが、お店の人が乗せてくれる分には文句なしです。




「灸まんうどん」のかけうどん

*miki_dogさんはここでも「かけうどん」 200円

miki_dogさんは出汁が好きだからと迷いなく?かけうどんのようでした。

私はかけうどんが好きなくせに冷ややったらどんな麺になるか気になっていつも悩むってなことを説明しました。






<参考情報>

*灸まんうどん

 住所:香川県善通寺市大麻町388
 
 電話:0877−73−3751
 
 営業:9:30〜19:00
 
 定休:無休







灸まんを出発したのは10時27分。


次の次が最優先やったんで、次は飛ばしても時間的にはちょうど良さげでした。




次のお店は専門店であることを説明すると、miki_dogさんが行ってみるとのことだったので予定通りのコースで。




国道319号線をさらに進んで旧国道との分岐で国道を離れて県道25号線(伊予街道)へ。

県道33号線との交差点を右折したら目的地はすぐ。

観光バスも止まるけど、地元ナンバーの車もバンバン止まってるという準S級といえる超有名店「長田in香の香」です。

ここは釜揚げ状態でもしっかり腰のある麺はもちろんイリコの香りがええ出汁も旨いんで、ぜひそれを試して貰おうとご案内しました。 到着時刻10時40分




「長田in香の香」の釜上げうどん

*長田in香の香の「釜上げうどん」 250円

基本的にご案内した人に、「ここではあれを食え」、「これはこう食え」なんて言わんようにしてます。

ただ、長田in香の香では、出汁の風味を感じて欲しかったんで


 「最初だけは出来たら薬味なしで食べてみてください」


と、ご説明しました。

miki_dogさんは最初は薬味ナシ、その後ネギと生姜、さらにゴマを追加してその変化を楽しんではりました。


<参考情報>

*釜あげうどん「長田in香の香」

 住所:香川県善通寺市金蔵寺町1180

 電話:0877−63−5921

 営業:9:00〜17:00

 定休:水曜、木曜






長田in香の香を出発したのが10時59分。


県道33号をズンズン進んで、途中丸亀市内でいつも生うどんを買う某スーパーの前も通りました。

でも今回は出来るだけ早めに次の店に行きたかったので今回は寄らずにスルー。




坂出駅前のサティの駐車場に車を置いたのが11時34分。

狙うお店は11時からだったんで、まずまず時刻に到着出来たかと。




車を置いたら少しだけ歩いてお店へ。



喋りながら歩いてたら、当たり前のようにmiki_dogさんはお店を通り過ぎそうになりましたが、ここで曲がりますよと路地?みたいなトコへ右折。


曲がってすぐにあるのが「上原製麺所」でした。

屋号に「製麺所」とついても、一般客に食べさせることに比重を移してるお店が多い中でここはまさに工場の一角で「食べさせて貰う」って雰囲気。

”針の穴場”巡りが始まった頃の風情を味わえる数少ない場所だと思うんで、その雰囲気を味わってもらうためにご案内。


上原は工場としては早くからやってはるようですが一般客が中で食べられるのは11時から13時の2時間だけ。

前回は11時10分頃お店に着いたんですが工場は止まってました。

そのためうどんは一度ビニールパック詰めにしたヤツを開けて、出してくれはりました。


美味しかったんですが、最初に行った時が締めたてやったんでそれと較べるとやっぱりレベルが落ちました。

ちょっと賭けな部分のあるチョイスやったんで工場の戸を開けるまで不安でした。

雰囲気重視とはいえ、やっぱりうどん自体も美味しいモノを食べて貰いたいですからねぇ・・・・。

戸を開けて中にはいると今回はラッキーなことに、工場が思いっきり稼働中でした。







上原の出来たてうどん

*上原の出来たてで「かけうどん」 120円

ビニール袋にパック詰めしてはる間で、締めたてを丼に入れてくれてました。

熱いダシを掛けて貰って「ひやあつ」で頂きました。

初回に食べてオッと思った通り、締めたてだとここのうどんはレベルが高いですねぇ。

ほぼ正方形って感じの断面なのが特徴的でスキっとした腰が良かったですわ。




こういうホンマの製麺所に行ってメチャ旨いうどんの値段が120円なんていう安さやと


 「申し訳ないですが、隅っこで食べさせて頂きます」


って、気分になるんですよねぇ・・・。(^^;)




<参考情報>

*有限会社 上原製麺所

 住所:香川県坂出市室町2丁目1−31

 電話:0877−46−2658

 営業:11:00〜13:00(麺切れ終了)

 定休:日曜、祝日




ここまでで4軒食べたんで、miki_dogさんにお腹の膨らみ具合とここからの希望を確認。






メールでのやり取りの初期に「カレーうどんの美味しいお店を」との希望を聞いてました。

そのリクエストに対しては、香川ではボンカレーをかけただけのようなヤツが出てくることがあるんで、自分にはあんまりカレーうどんの情報がないとご返事してました。

分かる範囲でちゃんと出汁が効いてるカレーうどんと言えば、以前に神戸組さんと一緒に行った「源内」がほぼ唯一。

それ以外には純粋なカレーうどんではないですが、非常に美味しかったさぬ一の「ざるカレー」はどうだろうかと。

自分では行ったことないんですが、四国新聞社のサイトでカレーうどんとキーワードを入れて出て来た「やすべえ」をチャレンジな候補としてピックアップ。



カレーうどん以外の候補と合わせて、腹具合、気分で5軒目以降のコースを組み直そう思ったんです。



するとmiki_dogさんは私がカレーうどんの情報をあんまり持ってないとお伝えしたんで、前日の夜にご自分でカレーうどんを食べに行ったと。
 *お店の名前を聞いたんですが・・・・、たしか「鶴丸」に行ったって言うてはったような気がします。
 
カレー欲がだいぶ解消されたから、カレーうどん狙いでなくていいと。






それならば最後の一軒は駄目押しがてら香川のこれぞ「針の穴場」へご案内することに。







坂出駅前から県道33号線を高松方面走って、いつもの「前谷」の交差点で右折して県道17号線へ。

朝イチで行った「たむら」の前を通り過ぎて、国道32号線を左折。

国道に入ってすぐか2つ目だったかの信号を右折して、県道13号へ。

「川東下」の交差点で国道193号線を越えて、さらに東へ。



しゃべりながらも「ヒューテック、ヒューテック」と心の中では唱えてたつもりなんですが、見過ごしてしまいました。


県道が直角に曲がってるという標識が出て来たんで、通り過ぎたのに気づきました。

ドンクサイ話ですが勇気ある撤退を決意して、方向転換。


途中で目に止まって一瞬気になった建物が目指してた目印だと分かってガックリ。


細い村の中の道を進むと、川を挟んで向こう側に「青い屋根」を発見。

「恐るべきさぬきうどん」にも出た「谷川製麺所」です。 到着時刻12時55分




看板ものれんもなんにもなし、車から見える側からうどんを食べてる人も見えず、知らんかったら絶対通り過ぎる店ですわ。

まぁ、そもそもが知らんかったら余所モンが入って行くはずのない立地なんですけどね。

川のそばの駐車場に車を止めて建物をグルッと回り込むとうどんを食べてる人が見えるんで、やっとうどん屋やと分かる次第。






青い屋根の谷川の「かけうどん」

*青い屋根の谷川の「かけうどん」 200円


貰った麺にそのまま出汁を掛けたから「ひやあつ」状態です。

ここの特徴である年中しっぽくうどんのような出汁をmiki_dogさんが掬おうとしたら、お店の人が具がたっぷり入った小鍋を持ってきてくれました。

具がだいぶ減ってたんですが、miki_dogさんはたっぷり具が取れたようでした。

写真のは私のヤツで、これは具を控えめにしたからです。

ここは一味が辛いことでも有名なんで、忘れずにお伝えしてズルズル。

麺自体が驚くほどすんごいって訳ではないですが、優しい感じでするっとお腹に収まりました。






<参考情報>

*谷川製麺所

 住所:香川県高松市東植田町2139−1

 電話:087−849−1628

 営業:11:00〜14:00

 定休:年末年始







ここでmiki_dogさんはお腹が一杯になったとのことだったので、うどん巡りはこれでオシマイ。


この日回ったうどんを好みの順に並べて貰うと

 評価の高い方から「上原」→「長田in香の香」→「たむら」→「灸まん」→「谷川」とのことでした。
 
上原の後で、しかもラストに青い屋根の谷川にしたのは、イマイチでしたかねぇ・・・・。

うどんの評価としてはたしかに納得出来る順ですが、青い屋根と迷った「名もないうどん屋」に行くべきでしたかねぇ。(^^;)






miki_dogさんはまだ時間があるとのことだったので、お茶をしに行くことに。

高松の中心部に向かいながら、途中で目に付いたスーパーに一軒寄って、その後「ゆめタウン高松」へ。

ここで買い込めなかった普段使いの生うどんを手に入れてから、施設内のスターバックスでお茶。
 *ここまでうどんはバラバラに払ってたのに、お茶を奢っていただいてしまいました。



のんびり喋ってからこの日小豆島に宿を取らてたんで高松のフェリーの乗り場までお送りしました。

3時52分にフェリー乗り場について、55分にはそこを出て海側の方の国道11号線(志度街道)をのんびりと高松方面へ。


途中で高速に乗るつもりやったんですが、だらだら走ってると道路上の掲示板で通行止めの区間があると分かりました。

朝に地道に降りたのをすっかり忘れてたんですが、通行止めが分かるともう徳島までの高速には乗る気にならず。

予定外に鳴門ICまで地道を走るハメになりました。

鳴門までずっと地道ってのは、昔一人で回ってた時以来なんで、イヤではなかったですけどね。

鳴門から高速に乗って、淡路島を抜ける頃には、また道路上のお知らせで阪神高速が渋滞だと。

大阪の手前も混んでるに決まってるから、渋滞に金を払うのがバカらしく須磨出口で下道へ。

誰も送る訳ではないのに兵庫駅のそばを通って、いつものルートで大阪まで。



かなり地道区間が多くなりましたが、4時前に高松を出て、8時1分には地元の寺田町駅前の王将に到着してました。

8時11分に無事車庫に車を止めて、今回のうどん巡りが完了。

総走行距離は522km。








記事に書いた以外でも道中は濃ゆい話を含めて、色んな話をしてました。

よう喋るサルやと思われたかもしれませんが、私の方は予想以上に楽しくうどん巡りが出来てほんまに良かったですわ。

miki_dogさんは大阪にもお仕事でいらっしゃることがあるとか。

「次は飲みに行きましょう。潰しますから」なんて恐いことを仰ってましたが、いつかまたお会いしたいものです。








*朝イチの体重:57.8kg(昨日の夜食べ過ぎたからなぁ・・・。)

*10月の休肝日:0日/2日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
  
 
<メモがてら追記>

miki_dogさんが「行きたい所」って言うてはったのが「じゅさい狩り?」。

小さな舟みたいなモンに乗って、池の中のじゅんさいを摘み取るらしい。

時期があってその時しか出来ないが、取りたては市販のとは全く違う美味しさだそうだ。



ネットで調べると秋田なんかで出来るみたいですなぁ。

何かの時のためにリンクを張っておきましょう。

*やまもと百姓大学 | 秋田のグリーン・ツーリズム総合情報サイト 

 美の国秋田・桃源郷をゆく

posted by えて吉 at 15:27| Comment(6) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

第24回讃岐うどん巡りは事前準備なし 後編

前日の夕方に決まったてけとー讃岐うどん巡りの後半をお送りします。

 *前編から読んでやろうって方は、まずコチラからどうぞ。


須崎の次はお代官さまのお計らいで、私の未訪店である「百こ萬」を目指すことに。

以前にお代官さまが行きはった時の正編の記事はごく普通やったんですが、その番外編を読むと大将のキャラが濃ゆくてオモロそうなんで自分の行きたい店リストに載せてました。

個人的には極細の麺に特別惹かれる訳ではないんですが、お店の人のキャラ狙いってのも私のうどん巡礼のイチパターンとしては大いにあり。

ただ、場所的に国道11号線沿いで立地的な怪しさがないこともあったりで、他の方を案内する時は後回しなってました。



前回のうどん巡りは私のわがまま優先というテーマ?やったんで、事前の予定ではこのお店を入れてました。

でも、なんやかんやと行楽気分で楽しくうどん巡りをやってたら時間が遅くなったのと、その前に行った店から近すぎたので結局パス。
 *パスすることになるあたりの詳しい様子はコチラの記事をご覧下さい。



須崎からは表通りの県道23号線をさらに西へ。ずっと23号を辿っていくと国道11号に当たるんで、それを右折して善通寺方面へ。

ナビならこういう時に最短ルートを選びよるでしょうが、地図オンリーで行くなら分かりやすさ優先ですわ。






善通寺の「百こ萬」の店構え

*善通寺の「百こ萬(ひゃっこま)」の店構え



多少遠回りしたとはいえ、10時59分には百こ萬の駐車場に着いたんで近いモンです。








ishさんは前にも来てはるから、オモロさは無いやろうと思ってたんですが、濃ゆい大将はちゃんとタマを用意してくれてました。


外から見た店構えはごくシンプルですし、店内に入った時もごくオーソドックスなセルフタイプのお店に思えました。







で、なにげなく店のお品書きを見ると、一般的なメニュー以外に手書きの紙が貼ってありました。










「痛かけ」が怪しい百こ萬のメニュー

*「痛かけ」なる張り紙のある百こ萬のメニュー

ちょっと脱力したような手書きの文字で「痛かけ」とあります。

小で200円やから、値段的にはかけうどんと変わらないですねぇ。


赤い文字で書かれてて、「痛い」と来たら私は強烈に辛いモンを想像しましたが、皆さんはどんなうどんやと思います?


讃岐うどん巡りの途中で出会ったんですから、もちろんうどんですよ。






気になったんでお店の人にどんなもんか聞いてみると、ちょっと予想外な説明でした。





普通は不思議なメニューがあったら、「行っとかなあかんやろ」って思うタイプなんですが、残念ながらそれは私の苦手そうなモンでした。

自分が予想した「痛いほど辛い」もんやったらネタのためにでも間違いなく注文してたと思うんですけどねぇ・・・・。



ちょっと残念やと思いながら自分の注文を済ませると、私の横にいて説明が聞こえてたお代官さまが




 「(えて吉の根性なしめ)そんなんやと聞いたらワシが頼まんとしゃーないがな」




と、チャレンジしてくれました。









私が先に自分のうどんを持って、テーブルに着いてると、後から嬉しそうにお代官さまが登場。




まぁたしかにあんなインパクトのあるもん見たら受けてしまいますわねぇ。










シャーベット状の冷やかけ「痛かけ」

*シャーベット状のひやかけ 百こ萬の「痛かけ」 200円

私まで記念に写真を撮らせて頂きましたが、なかなか涼しげなルックスでしょ?


”痛い”ってのは、「あまりにも冷たいから頭(歯?)が痛いうどん」って意味でした。


私は見てなかったんですが、お代官さまによると、麺を氷水でギシギシに締めた上で、シャーベット状の出汁をドボッ、ドボッと掛けてたそうです。

一口食べさせて貰ったんですが、出汁はけっこう甘み効いてるんですが、それが凍るほど冷たいとなかなかええ感じでした。

麺の方は、予想通り私の苦手なほどの硬さになってました。

麺は水道水くらいの温度でサッと締めただけで、この出汁を掛けるぐらいが個人的には良さそうでした。

それにしても「よう冷えてる」っていうアピールに「痛(い)かけ(うどん)」ってのは、なかなか考えつかないですねぇ。







私は走りながら何を食べるか迷ってて、この暑い時期やけど店の中が涼しかったら熱いかけうどんにしようかなぁと。

田村でも熱いダシを掛けましたが、麺は常温やし出汁もそんなに沸くほどでへなかったんです。

もともと出汁のかかったうどん好きってこともあって、百こ萬でかけにしようかと思ったんですが、さすがに暑すぎるかなぁと迷ってたんです。






痛いほど冷たいかけうどんをパスしたら、その反動で迷いが吹っ切れました。








初志貫徹で「熱いかけうどん」

*初志貫徹で「熱いかけうどん」 200円

やっぱり出汁は一口目を口に含むと「甘い」と思いました。

でも食べ進めるとさほど甘さは気にならず。

面白かったのは、ここは天かすが2種類あったこと。

オプションの天ぷら類の中には、衣に辛味を付けてある天ぷらがあって、その天かすだと思うんですが赤いのと普通のやつがありました。

写真のヤツはその赤い方なんですが、これを加えただけで全体がピリ辛になってました。


麺はいわゆる「あつあつ」にしても適度にコシが残ってて旨かったですわ。








 *foodish:”雑”食記:突発的テケトーツアー(中・謎の痛かけ)〜讃岐うどん巡礼2011-5その2










<参考情報>

*しこしこうどん 百こ萬

住所:香川県善通寺市弘田町971−1

電話:0877−63−5363

営業:10:00AM〜16:30

定休:火曜日










百こ萬に続いては、お代官さまからご希望が上がって、私もここんとこ気になってる「一福」に向かうことに。



地図を確認して県道33号沿いやったんで、ちょっと離れてるけどルートは非常に分かりやすかったですねぇ。

国道から県道33号線に入って、丸亀市内のいつもの某スーパーへ立ち寄り。

今回のうどん巡りは全く予定になかったんで、この直前に大阪で生うどんを大量に買い込んだばっかりやったんでうどんは買わず。

ここから先に飲むお茶なんぞ、いつもと較べてごくちょっぴり買いモン。

トイレ休憩を兼ねて30分ほど滞在して、直射日光に炙られた体をクールダウン。(^^;)



今年の夏は梅雨が明けてもさっぱり真夏らしい暑さになりませんが、この日の陽射しは真夏を感じました。

高松の最高気温がどこまで上がったかは分かりませんが、陽射しが肌にジリジリと刺さってましたわ。





「一福」に着いた時刻はメモるのを忘れたんですが、12時半は回ってたんじゃないでしょうか。

駐車場がえらく空いててオカシイなぁと思ったら、定休日でした。(>_<)





金曜日が定休日の店って少ないイメージやったんですけどねぇ・・・。

営業時間内に充分着けると思ったんで、定休日をチェックしてもらうのをコロッと忘れてました。

事前にルートを組む場合はこんな凡ミスをすることはないんですが、行き当たりバッタリやからしゃあないですわね。




高松市内の候補としては、私は行ってなくてishさんが直近のうどん巡りで行きはった「玉藻」が上がりました。

玉藻のことはながらく気になってますが、なんぼなんでもishさんが行きはったばかりなんでねぇ・・・。

市内の店の話をしてるとishさんは「竹清」に行ってはれへんとのことやったんで、それじゃそっちにしようということに。




一福から県道33号をそのままチンタラ走ると、そのまま竹清の前に至るんでこれまた簡単でした。

西から来て竹清を通り過ぎてすぐ、右折するように対面の駐車場へ。

コインパーキングの隣に竹清の専用駐車場があるのは知ってたんですが、うまく空いてたんで初めてそこへ。





今回はうまく「竹清のパーキング」を利用

*今回初めて利用した「竹清のパーキング」


竹清の店から同じ道沿いに100mほど東になります。

私は2台分やと思ってたんですが、実際は4枠あったようです。





「竹清専用駐車場」のお知らせ

*竹清専用駐車場のお知らせ







高松市内「竹清」の店構え

*高松市内の「竹清」の店構え

車を駐車場に置いたのが12時57分。


官庁街のそばやからランタイムはスゴイ人なんでしょうが、1時頃でもまだ店内には列が出来てました。

オプションの置き場にはほとんど天ぷらがなく、並んでるとあらかじめおばちゃんが竹天か半熟卵天のどっちかが欲しいかオーダーを取ってくれました。

店に行くまではうどんだけでええかと思ってたんですが、以前に食べた半熟卵天は少し割れた見切り品やったんでちゃんとしたやつを食べてみる気に。



うどん巡りの人向けか?「うどん半玉」

*うどん巡りの人向け?「うどん半玉」のメニュー

半玉ってメニューは、いつごろ出来たんでしょうねぇ。

1杯のうどんをシェアしてでも軒数を回ろうとするアホな県外客向けなんかなぁ・・・なんて思ってしまいました。

腹はそこそこ膨らみ始めてましたが、半玉じゃいくらなんでも寂しいと思ったんで普通の1玉を行くことに。





天ぷらを食べるために「ひやあつ」

*天ぷらを楽しむために「ひやあつ」 140円

冷たい麺に天ぷらはあんまり好みじゃないし、「あつあつ」は暑すぎるし、っていうんでひやあつに。

うどん140円と天ぷら90円の代金を払って席に着いたんですが、天ぷらはまだ揚がらず。

揚がったら順に名前を呼んでくれるんで、手を挙げると席まで持ってきてくれました。




天ぷらを真ん中に載せてやろうと、薬味は端に置いて場所を空けてあるのがお分かりになるでしょうか・・・。






少し遅れて「半熟玉子天」が登場

*少し遅れて半熟玉子天が到着

上の写真と較べてもうたら分かりますが、ネギがえらく汚ちゃなく散ってますよねぇ。

せっかく場所を空けて待ってたんですが、我慢出来ずに2本ほどうどんを食べてしまいました。(^^;)


ひやあつやと、冷たい麺が熱い出汁で多少なりとも変化するから、麺の状態を早めに食べたかったんです。




半熟卵天を食べるなら、中の黄身が出汁に混じってもええように後半にかぶりつくのが好みですが、ブログのネタ用に先に断面を撮っておくことに。

食べもんを目の前にすると、ネタのことなんかすぐ忘れるんですが今回はなんとか理性?が残ってました。




期待したほど半熟ではなかった

*あんまり「半熟」じゃなかった玉子の天ぷら

ドローっと黄身が汁に流れるのを用心してたのに、そんな心配のない半熟度でしたわ。

まぁ、うどんの具にするならそれでええんで文句はなかったですが、半熟天としてはややハズレでしょうね。




竹清に来たのは3回目でしたが、やっぱりうどん自体が非常に真っ当でしたねぇ。

閉店時間の間際まで客が多くて、あんまり茹で置きにならんイメージでしたが、今回もどんどん茹で上がるところで食べられたんで麺の状態はほぼベストでしょう。

ishさんは、天ぷらでえらく有名やからうどん自体には期待してなかったようなんですが、予想以上に旨いって言うてはりましたねぇ。




<参考情報>

*竹清

住所:香川県高松市亀岡町2−23

電話:087−834−7296

営業:11:00〜14:30

定休:水・木曜日







竹清で天ぷらを一つ入れたせいか、まだ5軒目やのにいつもより腹が膨らんでる感じでした。

そこで一応次の1軒でラストにしようかと。

何軒か候補が上がったんですが、一玉が大きすぎたりで却下。

そんな中からishさんが、私の未訪店のうちの一つに行こうというてくれはりました。




国道11号を南に下って国道193号線へ。


店の場所は国道とそれに平行に走る県道172号線の間くらいでした。

国道側から入ろうとしたんですが、車を突っ込んでみるとすでに狭い道がその先でさらに狭ってました。

ロードスターって車幅は小さい方ですが、それ以上進んで行き止まりやとヤバイんで”勇気ある撤退”。



バックで国道に出てグルッと回って県道側から、お店へ進撃。






向かったのは百こ萬と同じように?濃ゆい大将がいるっていうのをお代官さまんとこで読んでた「千ちゃん」。





ここもずっと気にはなってたんですが、なかなかチャンスがなかったんですよねぇ・・・。






思ったより辺鄙なとこにあった「千ちゃん」の店構え

*思ったより辺鄙なとこにあった「千ちゃん」

県道からちょっと入るんで思ったより辺鄙な感じでした。

この真っ黄、黄の建物のことはずっと頭の中にあったんで、やっと実物にお目に掛かったって気分でした。




醤油うどんもメニューに加わってた「千ちゃんのメニュー」

*かつての裏メニュー「醤油うどん」も加わった千ちゃんのメニュー

裏メニューやっただけでに、いかにも後で足しましたって感じですね。


お店に入るとお客さんはなく、お店のみなさんがお昼ご飯の最中でした。





おすすめに従って「醤油うどん 冷や」

*ishさんのオススメに従い「醤油うどん」 180円

このお店で使う小麦は「さぬきの夢2000」だけにこだわってはるそうです。

お店の大将には申し訳ないけど、私のしょぼい舌では粉の違いなんて分からんのですよねぇ・・・。

食べた感想は茹で置きやけど、コシは割りとありましたねぇ。

特に悪い意味ではないですが、口に含んだ時に麺の表面がヌメっと(ネチャッと)してるのが印象に残りました。

醤油うどんはカウンターに置いてある醤油を掛けるように勧められたんですが、それはちょっと甘みがありました。

テーブルには普通の醤油があったんで、途中からそれをちょっと足しましたが、個人的にはあんまり甘みのないのが良かったですねぇ。

最初から半々ぐらいに混ぜた醤油なんかだと好みにちょうどだったかと。



千ちゃんでishさんは「ひやあつ」

*ishさんは「ひやあつ」 200円

だしはやや甘めで、うどんはしっかりやったんでishさん曰くこの食べ方が当りやったかもと。






*foodish:”雑”食記:突発的テケトーツアー(後)〜讃岐うどん巡礼2011-5その3




<参考情報>

*うどん麺処 千ちゃん

住所:香川県高松市寺井町386番地

電話:087−886−1236

営業:11:00〜14:30(日・祝〜14:00)

定休:第3日曜日







お店を出たのが2時10分でちょっと早めでしたが今回は6軒で打ち止め。




この後、ゆめタウンの高松店に行って30分ほど食料品売り場をウロウロ。

前回も思ったんですが、やっぱりここの品揃えは凄かったですわ。

特殊な輸入品とか香辛料があるわけではないですが、基本的な味噌・醤油なんかでも種類が凄かったですねぇ。

細かく棚を見ていくと、おっと思う面白いモンがいくつもありましたわ。







ゆめタウンを出たのが3時8分。

帰り道もキビキビ走って、淡路島の一番北の淡路SAで休憩したのが4時半過ぎ。

兵庫駅前でishさんと分かれたのが5時20分ちょい。

そこから地道で帰るとやや渋滞してたんで少し時間が掛かって7時15分にアパートの駐車場に到着。


総走行距離520.8kmでした。



例年と較べて暑さはマシでしたが、それでも真夏の炎天下丸一日屋根無し車におつきあいいただいたishさんには感謝です。





*朝イチの体重:57.0kg(夜の体重はそこそこやったから、寝てる間にだいぶ汗かいたんかな)
*今月の休肝日:11日/31日中(前日までの休肝日日数をカウント)

 無事目標の10日をクリアしたから文句なし。この日数はけっこう苦しかったですわ。
posted by えて吉 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする