28日の昼ご飯に食べた「鯛めし」をご紹介します。
鯛飯と聞くと、みなさんはどんなもんを思い浮かべはるんでしょうか?
個人的には鯛を入れた炊き込みご飯が浮かびますがどうなんでしょ。
愛媛の宇和島で食べる「鯛飯」は炊き込みご飯とは違うて”づけ丼”みたいなヤツやそうです。
しばらく前に日経新聞の郷土料理?を紹介するコーナーでこの料理のことが出てたんです。
鯛をヅケ丼にするのはそこそこのサイズの冊の鯛を買うた時にやったことがあります。
せやから特別珍しくはないと思いますが、宇和島で「日向飯(ひゅうがめし)」とも呼ばれるヤツでは生卵を入れるとこがちゃうなぁと。
ヅケだけより玉子の黄身のコクが加わった方が旨そうやなぁと思ったんで、作るチャンスをうかがってました。
で、この日は前日の家宴会で買うたタイの柵が余ってたんでやってみることに。
本場で食べたことないんで味付けなんかはいつものように”なんちゃって”です。
宇和島の人に怒られたらあかんのでタイトルにも「?」を付けときました。
ホンマは炊きたてご飯でやりたかったんですが前日炊いて凍らせたばっかりやったんで、そこは我慢。
チンで温めるときに熱めにして誤魔化しときました。
スンマセン。黄身が潰れちゃいました。(T_T)
真ん中にこんもりと盛り上がった黄身がおる絵をイメージしてたんですけどねぇ・・・・。
ほんまはボツにしょうかと思ったんですが、次がいつになるか分からんかったのでネタにしちゃいました。
まだ消費期限前の玉子やったんですが、ちょっと黄身の皮が弱ってたようで黄身だけにしようと思ったときに失敗しました。
キチャない写真でネタにしましたが、許してやって下さいね。
作り方は、ネットで軽く検索してみて適当に自分の好みに合うやり方でやってます。
レシピには玉子を全卵使うパターンと黄身だけのヤツ、それを予め漬け地に溶くやつと最後に乗っけるようにするってのがありました。
個人的にはタマゴは黄身のみ、漬け地には溶かず最後に真ん中に乗せて崩しながら食べるってのを採用。
つけダレはメンツユに濃口を加えて調整。そこにそぎ切りにした鯛を入れてしばらく置きました。
ご飯の上に刻み海苔をたっぷり、漬けの鯛を乗せたら青ネギと胡麻を散らしてつけダレをちょっぴり掛けた出来上がり。
豪快にかき混ぜて頂きましたが、予想以上に黄身がええ仕事してましたわ。
火を使うこともないから簡単に出来るけど、ハッピーになれる料理でした。
同じ愛媛県内でも東予地方では”北条風鯛めし”とか言うて炊き込みご飯タイプのようです。
県内で2種類あるってのはオモロイですねぇ。
出身地によってなにを差すか誤解を生んだり、お国自慢みたいに議論したりするんでしょうかね。
この料理を前日の宴会の〆にしようかとも思ってました。
ただ、お造りの盛り合わせに鯛を使うとカブるのがイヤやなぁと。
あと、〆でご飯が入らんかったらぎょうさん鯛が余っても困るかなぁとかと考えてパスしました。
あっさりとダシで食べる鯛茶漬けもええけど、こんな豪快なヤツを掻き込むってのもアリかなぁと。
使うかは別にして宴会の〆モンのリストに入れておくことにしますわ。
今朝は起きてすぐ母方のばあちゃんを伊丹の親戚の家まで送ってきました。
私が送るとばあちゃんは毎回小遣いくれるんです。
オカンからばあちゃんが気ぃ遣うから受け取れと言われてるんで、ほんまはバチ当たりやと思いながらも受け取ってます。
運転好きがチョロッとクルマ転がしたくらいで3000円も貰うのは心苦しいですけどね。
ただこの3日間はサイフの中の小銭を勘定して月を乗り切ろうと思ってました。
せやから今回のは正直言うてありがたい小遣いでしたわ。
エエ歳して、ひでぇ孫ですね(^ ^;)
ばあちゃんのおかげで、今日は安心してスーパーへ行けます。
2008年05月31日
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宇和島鯛めしは簡単にすばやく作ることがポイントなんですが、実は亜種として六宝とかいろんな食べ方があるんです。でもひゅうが飯と違い宇和島市しか食べていません。
で我流の簡単な作り方を説明。
刺身のタイをご飯の上におきます。ご飯は熱くなくてもかまいません。
卵とそうめんのつゆを混ぜます。
刺身のツマとかもつゆに混ぜます。
タイの上にかけます。
あまりかき混ぜずに汁もうっすら程度です。お茶づけのようにしてはだめです。
一杯で卵が2/3くらいで、一個使うならどんぶりにしてください。
タイの身が冷たい間にしゃくしゃくと三分以内に食べてしまいます。
タイが温かくなっていれば失敗です。
口の中でタイの冷たさとご飯の温かさを感じることがポイントとなります。
宇和島はタイの生産がものすごいからできるファーストフードなんでしょう。
これは宇和島の鯛めしではなかったですか、失礼しました。
> でもひゅうが飯と違い宇和島市しか食べていません。
そこまで地域が限定される食べ物もあるんですねぇ。
たいへん詳しい作り方の説明、ありがとうございました。
> 口の中でタイの冷たさとご飯の温かさを感じることがポイントとなります。
鯛が温くなったらアウトとは、食べ方にも厳しいルールがあるもんですね。(^^)