今回の遠出は面白いモノを手に入れはったある方からのお誘いで実現しました。
学生の頃には周りで割と話題に上った「青春18きっぷ」ですが、年齢制限はないので予定を決めずにフラフラ行くのが好みのおっさんにも使えるところがポイント。
学生時代から筋金入りの電車嫌いの私にはまったく縁のない切符なので、利用するのは今回が初。
複数人が同時に使うことも可能なんですが、改札を一緒に通らんとアカンってルールあり。
そこで、まずは8時半頃に神戸でこの度の企画者「foodish:”雑”食記」ishさんと待ち合わせ。
合流してすぐ、ちょうどホームに入ってきた電車に飛び乗って、とりあえずは姫路方面へ。
乗ってた電車は赤穂止まりやったんで、一旦下車。
次の電車までちょっと時間があったんで”せっかく”青春18切符を使ってるんやからと改札を出てみました。
午前中やけど駅前に飲み屋でもあったら”せっかく”やから一杯ぐらい入れてもええって気分でした。
残念ながら赤穂駅のすぐ前はかなりの寂れ具合で、ほどなく駅へ戻ることに。
まだ電車まで時間があったので、ここでええかげん飲み食いツアーのお約束?
所持金から3000円ずつプールして、その金が続くかぎりどっちが払うの、割ったらナンボやの面倒くさいことはパス。
6000円という当面の予算も確保出来たところで、”せっかく”やからとキオスクで発泡酒とさきいかをゲット。
ホームのベンチに腰掛けてさっそく、(プシュッ)「いただきまーす!!」。
ちびちび飲んでると大した時間も待たずに電車が到着。
続きは向かい合ったシートに座って車窓の景色をながめながら飲りました。
ビールを飲みながらも、飲み食い好きの2人がボケェ〜ッとするわけナシ。
目的地についてから「ドコに行くか」について作戦会議。
各自の過去の体験について情報共有を推進しつつ、今後の方針を検討。
問題のあったケースと、成果を上げたと思われるケースに分類。
成果を上げたケースを踏襲するべきか否かを慎重に議論。
結果、成功体験にしがみつき、新たな展開を恐れていては発見がないという点で意見が一致。
まあ、ようするに2人がまだ行ってない店へ行こうやないかと。
オッサン2人が、3月3日のひな祭りの日に、朝からビール片手にお好み焼き屋(カキオコ屋)の店選びで盛り上がるなんて、アホですねぇ・・・。(^^)
何回も来てる日生ですが、こうしてホームで「日生駅」の看板を見るのは初めて。
電車で来るなんて想像も出来ませんでしたからねぇ・・・。(^ ^;
それにしてもJRのホームには、カキオコ関係のノボリやポスターの類は一切なし。
JRはんはあきませんなぁ、町おこしで頑張ってはる「日生カキお好み焼き研究会」に感謝と敬意を示してしっかりPRに協力すんのがスジや思うなぁ。
偉そうな「協力」っていうより、自分らの乗客が増えるんやから進んでしっかり宣伝せなアカンとこですわね。
しょもないたわ言は置いといて、さっさと飲み食いに向かいまひょ。
改札を出たら、勝手知ったる日生の港町、2人ともなんのためらいもなくカキオコ屋がある方向へ歩き出すあたりがええ感じ。
歩きながらも最終的にドコにするか?なんてことを喋ってました。
今回、我々が向かったのは日生の役場(支所?)を曲がったトコにあるコチラのお店。
こだわりのご主人が研究を重ねてプロになったお店「もりした」です。
ご主人は元々本屋をやってはったそうで、まだ店の隣には本屋さんの看板が残ってました。
実は、私はこのお店のドアを開けたことはあるんです。
その時はかなりの人が待ってたんで、断念してヨソに行ったんですけどね。
店の中をチラッと見た時の記憶で、全席に鉄板があるわけではなく、普通のテーブル席もあったってのがポイントでした。
ishさんも私もお好み焼きは、テコ(コテ)一本で直接鉄板から食べるのが好きなタイプ。
平日の月曜日で、開店時間の11時を回ったばかりの時間帯。
なんぼなんでも混んでるわけやろうとお店に向かいました。
先客は2人だけやったんで余裕で鉄板前に座れましたが、私達が食べ出すまでに4人組さんが入り、1人客が2組に、そのすぐ後で2人組がまた一つ。
鉄板の定員は8〜9人やったんで、ちょっと遅かったら鉄板前に座われんトコでした。
オーダーは、カキオコ(800円)を2枚に”せっかく”やからビール(大瓶で600円)を一本。
初めてのお店なんで、2人とも興味津々で出来上がりまでの様子を見つめてました。
電車で飲んだビールで食欲が全開になったんで、”おあずけ”を食らったワンコ状態やったってのも事実ですが・・・・。
腹減ってやや冷静さを欠いた目で、作り方を見てるといくつか気付いたことが。
シャバシャバの生地に細く切ったキャベツを混ぜて、鉄板にぶちまくようにして焼くのが日生のやり方やそうです。
それにしてもえらく生地が緩めに感じました。キャベツの上にザク切りの青ネギと天かすを散らしたところで、一人分ずつ分けられた牡蛎が登場。
それを他の店のようにキャベツの上に直接乗せるのではなく、一旦は鉄板へ。
数はさほど多くないと感じましたが、どれも割とサイズが大きめ。
それにコショウを振って、両面を焼いてからキャベツの上へ。
さらに、これまた他ではないようですが、牡蛎の上に豚バラのスライスが。
そしてえらくたっぷり目の粉を回し掛けたら、仕上がりまで焼いて行くのみ。
出来上がったところで、お店のヒトから
「半分に切ってソースと醤油で味わって貰うのがうちのオススメですが」
との確認。
初めてのお店やからまずは勧めに従うことに。
左側がソース味で、右側が醤油味。
醤油味はさらに、
「まずそのままで、次に七味、山椒を試してみて下さい」
との説明あり。
一口目は、醤油の方から当然オススメに従って、なんも足さずにそのまま口へ。
まだ牡蛎に当たらん端っこの方やったんで、内心は
「こんな切れっ端のとこ醤油だけで、旨いんか?」
と、少々の不安がありました。
一口食べて、この店が”趣味が高じて商売にした店”やったんを実感。
生地がなんともいえん旨さでした。
醤油がわずかに掛かっただけやけど充分な美味しさにビックリ。
ちなみに、その後、醤油+一味、醤油+山椒も試しました。
個人的には醤油+一味はなかなかモンでしたが、山椒はなくてもええかなぁと。
醤油だけかそこに辛味が入った程度の方が素性のええこのカキオコの旨さがよう分かるように感じました。
豚肉が乗った部分は、最初の一口だけは豚らしい美味しさも感じましたが、それ以後は豚の主張は意識せず。
全体に脂の旨みだけがじんわり行き渡ってたからでしょうかね。
牡蛎の部分を食べ始めると火が入っててもしっかり大きさがキープされてて口に旨みが広がりました。
日生の牡蛎(カキオコ)の特徴である”火を入れても縮まない”が遺憾なく発揮されてましたなぁ。
ソース味と醤油味の2種類あると、当然「どっちが旨かってん?」とツッコミが入りそうですよね。
正直言うと、「どっちも捨てがたい。せやから両方食べる」ってのが本音でした。
時間差でもう1枚焼いてもうて、半分ずつを2回で2枚食べるってのがベストちゃうかなーんてこと考えてましたもん。
昔からおばちゃんがやってるような店には、ローカルフードらしいええ意味での大雑把さやアバウトさがあります。
それはそれでわざわざ日生ってな小さな街に来て、地元のモンを食べてるって喜びがあります。
「もりした」のは、昔ながらの食べ物を、もっと洗練して都会の繁華街で店を構えても繁昌しそうなモンに進化させたヤツのように感じました。
今までに3軒食べてみて、4軒目にここに当たったのは、すごいええ順番で店を巡った気がしました。
食べ終えて店を出ると、”交通費を払ってわざわざ来たけどもう十分モト取った”って気分になれました。
モトは取ったけど、この後も日生に来たら自動的に食べることになってる?モンに向かいました。
<参考>
*お好み焼き「やました」
電話:0869−72−1110
営業:11:00AM〜21:00
定休:なし (但し、木曜15時以降は休み)
駐車場4台あり。
近所から違法駐車でのクレームを受けることがあるようでした。
車やったら日生町にいくつかある駐車場に入れてから歩いていった方がええと思いますわ。
<解説?>
*記事に多用される”せっかく”について
「旅」、「非日常」と言えば、「酒」な私。
温泉に行けば朝風呂の後にビールやし、気に入った場所でウイスキー舐めるのも好み。
さらに、車乗りなんで普段は移動中に酒なんてあり得ません。
嫌いな電車に乗ったのは、正直言うて飲めるから。
せやから”飲まな損や”とばかりに「”せっかく”やから一杯」ってフレーズを
リピートしてました。
振り返ってみると、電車の旅もまんざらではなかったですわ。
<同日 追加>
私の記事より先にishさんとこで記事が上がってました。
トラックバックさせてもうてます。
*「foodish:”雑”食記」:まずは日生へ〜青春18きっぷでハシゴ(1)
カキオコの作成途中の写真もありますんで、興味ある方はどうぞ。



釜オフ21日(金)に決行します。
子細は前日にミキシーで・・・。
3000円の生活費残しておいてくだはいw。
了解です。
今月は出費の予定が多いですが、楽しみな釜オフへ
なんとか倹約に務めるようにします。(^^)