2024年01月24日

兵庫県香住町の温泉民宿「はまかぜ荘」で松葉ガニを堪能

去年のネタですが、飲み仲間と兵庫県の香住町へカニを食べに行ったネタを遅ればせながらアップさせて頂きます。

前の冬に初めて行った民宿「はまかぜ荘」が自分的には大当たりで解禁日に行って、その月の月末に親父と再訪しました。

去年のまだ暑い時期にめずらしくこばやしさんから「いっぺん、カニを食べに行きたい」ってな趣旨の話があったんです。

それで即メンバーを募って、早々に宿に予約を入れたんです。

行ったのは12月1日ですが、11月は異様に暑かったのにいきなり寒波が来て雪がふったり。

例年11月中なら雪の心配がないから12月とはいえ1日なら大丈夫やと思って日程を決めただけにちょっとドキドキ。

思わず今乗ってるワーゲンのアルテオンにスタッドレスを履かそうかなんて考えてディーラーに電話したら30万オーバーの金額にあっさり断念。

とはいえ、カニ旅行に出る何日か前からの予報で雪は無さそうなんで一応ほっとしつつ出かけました。



参加したのはウチから拾う順にだいこんさん、こばやしさん、ishさんと私の4人。

うちを7時頃に出て順に拾って行きました。

昼メシをどうするか事前に皆さんに希望を聞いたんですが、運転手的に酒抜きで厳しいもんや濃ゆ過ぎるもんは夜のカニを万全に楽しむために避けました。




ということで昼ご飯に向かったのは兵庫県の多可郡にある「龍玄庵」というそば屋さん。


国道427号線から少し入ったとこに立つ古民家を使ったいかにも”こだわり”の蕎麦屋って感じ。




古民家そば屋「龍玄庵」で昼ご飯

*古民家そば屋「龍玄庵」で昼ご飯

運転手の拒否権は発動させましたが、ほんまはそば屋でも飲みたいんですよ。

もちろん自分は我慢して皆さんには気兼ねなく飲んで頂きました。

玉子焼きと蕎麦掻きはほんのちょっと味見させて貰いましたが、酒が欲しくなるんで味見だけに。

そばがきってそんなに食べたことないけど、ここのはめちゃくちゃ蕎麦の香りが良くて美味かったですわ。

天ぷらなんかは皆さんがシェアして酒の肴に。

私は鶏汁つけ蕎麦ってのを行ったんですが、つけ汁がこんろにかかってて冷たい蕎麦を入れても冷めないのが良かったですねぇ。

播州百日どりってのを使って1800円もしたんですが、酒を飲まんのやからこれくらいの贅沢はヨシと。

食べ方含めてこれはかなり当たりでしたわ。

小鍋のだしが余ったら300円を追加して雑炊にしてもらえるんですが、これはお得に感じました。

皆さんは飲んだ後もりそばやとろろそばなんかの軽めのヤツで仕上げてはりました。
 *それでもどれも1000円オーバー。

私が嘘ビール1本、他の3人でビール3本、日本酒4杯、焼酎のお湯割りなんかを飲んで合計で13200円。

昼間っからなかなかええ感じに飲み食い出来ましたわ。*運転手を除く。(^_^;)



道の駅に寄ったりして、宿には4時頃到着。

晩ごはんは6時からってことやったんで、私は速攻で風呂に入らせてもうて、部屋に帰るなりお待ちかねのビールをプシュッと。

この日は宿全体で私ら1組だけで部屋は布団を引く部屋と別に広めの部屋にコタツがあったんで嬉しかったですわ。





6時になったら1階の宴会場へ移動。



いよいよカニ宴会のスタートです。




香住町の「はまかぜ荘」でカニを堪能

*香住町の「はまかぜ荘」で蟹を堪能


まずはカニ刺しとイカ、えびのお造りでスタート。

コースには付いてないんですが、私が前年にも行ったのを宿の大将が覚えてくれててセコガニをサービスで出してくれはりました。

乾杯はビールにしましたが、即日本酒も追加していつものように並行して飲りました。

続いて焙烙で蒸し焼きにされた焼きガニが登場。(右側中段)

宴会場に入ったときからコンロの上で加熱されてて、すでにええ匂いがしてたんですが蓋を取った瞬間にめちゃくちゃええカニの香りが部屋中に広がりましたわ。

宴会だとカニ鍋がメインになりますが、この焼きガニの濃厚さも堪りませんねぇ。

ビールと日本酒のどっちとも合うて出だしから気分が盛り上がりました。

個人的にはカニ刺しは好みじゃ無く、こういう火の入ったヤツの方が何倍も美味く感じますねぇ。



写真を撮るのを忘れたんですが、続いてカニ味噌の甲羅焼きが出ました。

安モンの瓶詰めのカニ味噌でも喜んで食べるだけに、ほんまもんの出来たて熱々は抜群でしたね。

日本酒がよう進みましたわ。


そして左下の写真のカニスパゲティが登場。

前年に行った時から大将が新しく始めはったとかで、続けるか迷ってはったんでぜひ続けて下さいとお伝えしたんですよねぇ。

他の料理とは毛色がちゃいますが、これはこれでちょっとした変化としては上出来ですわ。




この辺りまでをしっかり食べたらいよいよメインのカニ鍋に。

私はカニの鍋と言えば、かにすきが浮かぶんですが、この辺ではポン酢で食べるのが一般的なんだとか。

軽く下味のついた鍋でさっと炊いて、ポン酢で食べるんですがちょっと独特ですね。

茹でガニ無しのコースですが、これでもカニは十分でしたねぇ。

鍋になったらこばやしさんなんか野菜はいらん、カニだけ行くってなことを言うてたほどですわ。

そして最後は当然ながら雑炊で〆。

ダシにカニの旨味が出まくってるから、めちゃくちゃええ風味の雑炊になっとりましたわ。



ishさんは泊まりがけでなくても、都会で宿泊費の分を込みで飲食店に行ってもええんちゃうか?って意見でしたが、私はカニは産地で新鮮や思えるモンを食べたいですねぇ。

フグや鴨は最近ちょくせつブツを仕入れて家で食べるのがお得やと思うてますが、カニだけはこうやって産地で宿に泊まって食べたいもんですわ。

美味いモンたらふく食ってそのまま眠れるってのも贅沢ですしねぇ。

カニ旅行を望みはったこばやしさんにも満足して貰えたようやったんで、運転手をさせてもうた甲斐がありました。





デザートも出たんですが、私はパス。

そして部屋に引き上げてからも持っていった酒でしばらく飲みながらしゃべってました。




はまかぜ荘の朝ごはんも真っ当でした

*朝ごはんも真っ当でした

朝風呂をしばいたあと、晩ごはんと同じ会場で朝ごはん。

バカみたいな派手さはないけど、どれも真っ当でこれだけのおかずがあればかなりええ感じに飲めたでしょうねぇ。
 *運転手してると朝酒がねぇ・・・。


大瓶(550円)を5本に2合の日本酒(750円)を6本飲んでお勘定は4人で込み込み96000円弱。

1人24000円と考えると私はめちゃくちゃ安いと思いましたね。

宿のガワを気にせん相手とはこの民宿がこれからもええなぁと思いますわ。



<こばやしさんのブログ記事>
*B級的・大阪グルメ生活:「手打ち蕎麦処 龍玄庵」@新西脇 絵に描いたような古民家の蕎麦屋

*B級的・大阪グルメ生活:「はまかぜ荘」@香住 本場の松葉ガニをたらふく堪能!

<ishさんのブログ記事>
*foodish:雑食記:カニの行き帰りに蕎麦(西脇市/小野市)

*foodish:雑食記:「温泉民宿 はまかぜ荘」でカニを堪能(兵庫県・香住)

 


 
 
*朝の体重:58.80kg。(僅かに減ったからヨシとしよ。)

*今月の休肝日:6日(昨日は酒を抜きました。)

 
posted by えて吉 at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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