2022年03月29日

横浜上大岡の中華料理店「福鼓樓」に感動!!

ちょっと古いネタなんですが、自分の思い出とか備忘録がてら残しておきたいのサクッとアップします。

引っ越し作業に疲れて気晴らしがてら2月20日(日)から熱海、東京へ行った時のネタです。

23日(水)は昼間に東京へ移動することに。

この日は祝日やったせいか、熱海から東京方面に向かう出だしから道がえらい混んでました。

国道1号線に出るまで途中でえらい厳しい抜け道を使こうたりもしました。

それでもかなり時間がかかってしまい、横浜の上大岡に着くのが予定より30分ほど遅くなりました。

途中で遅れそうと分かった時点でお店に電話して時間を30分ほど遅らせてもらいました。

上大岡の安い駐車場(24時間600円)に止めて駅の反対側にあるお店へ。

私は旅行用のカバンを引っ張ってたから大変でしたわ。



駅から割と違いとこにお店はあったんですが、私の行ったことないエリアやったんでちょっと不思議な感じでした。



慌てて行ったんでお店の外観とかの写真は無し。

コロナの流行がまだ厳しい時期でお客さんを絞ってはるようで、店内はかなり空いてました。

私らは直前に予約したんですが、2日間2名限定の特別な海鮮中心のコースでお願いしてありました。




飲み放題を付けてたんで、まずは喉が渇いてたんでビールで乾杯。



しばらく待って前菜の盛り合わせが登場。






福鼓樓特製季節の前菜

*福鼓樓の特製季節の前菜

このお店に惹かれた一番のきっかけはこちらの前菜の盛り合わせのすごさでした。

以前食べた写真を知り合いのSさんに見せてもうて、内容の凄さにびっくりしたんですよねぇ。

料理がテーブルに来て、お店の大将が説明に来てくれたんですが、その内容を聞いてびっくり。

かなり前のことでメモも取ってないんで詳細は忘れてしまいましたが、とにかく端から端まで仕事しまくりって感じ。

食材も色んなもんを使うてるし、一品たりとも場ふさぎ的なものがありませんでした。

手前の小鉢は白子で、なんとかいう聞いたことはある海藻がソースになってました。

その左は巻き貝、その上のピクルス?も2種類とも風味が違いました。

丸っこい団子は豆腐を使った揚げモノやったと思うんですが、それの台になってるモンまで丁寧に料理してありました。
 *切り干し大根やったかなぁ・・・。

12時のあたりにあるのはカリカリに皮が焼かれたチャーシュー。

真ん中に海鮮のカルパッチョ?類が並んでて、金目鯛にアワビ、しめ鯖とあと1つ。

これもどれも風味が違ってソースも凝ってましたわ。

スペインオムレツみたいなヤツもこんな小さな一切れやけどアオサやったかなぁ・・・。風味良し。

右端はフルーツのコンポートでしたが4種類とも違うリキュールで味付け。

そのちょっと上はなんやったか忘れてしまいました。

今まで中華の前菜って色々食べてますが、たいていはそんなに驚くことなかったです。

でも福鼓樓のはどの一品も驚くというか新鮮というかインパクトがありました。

シェフの説明聞いてるだけで、この人はほんまの”職人”さんやなぁと感動しました。

ここまでせんでも客は満足するやろうけど、職人としてとことん攻めてるって気がしました。

この一皿だけで軽く30分は酒が楽しめましたし、人生で一番インパクトのある中華の前菜盛り合わせに巡り会えてすごくご機嫌でしたわ。

こんな前菜が食べられるんやったらこれだけに2〜3000円払うて、これをアテに好きなだけ酒だけ飲んでもかなり満足出来ると思いましたわ。





牡蛎の朴葉蒸し アバロンソース蒸し

*牡蛎の朴葉蒸し アバロンソース蒸し

かなり大粒の牡蛎で臭みなんかはまったくなし。

アバロンってことはアワビやろうけど、あんまりソースのことは印象に残ってないですわ。(^_^;)

美味しかったんですけど、ソース自体を吟味しようなんて気はなかったんでね。




鮑と有機野菜の自家製XO醤炒め

*鮑と有機野菜の自家製XO醤炒め

高級系の中華やとこういう野菜のゴツイやつが出て来ることがありますが、シャキシャキ過ぎる野菜ってあんまり得意じゃ無いんですよねぇ。

でも、ここのは主役のアワビが美味いのはもちろんやけど、どの野菜もシャキシャキでなんか妙に美味かったんですよねぇ。

得意じゃ無いはずやのに美味いなぁって不思議な気分で頂きましたわ。

ちなみにアワビの造りとか生のやつは苦手より嫌いに近いんでこうやって火を入れてくれててほんとに良かったですわ。


金目鯛の朴葉蒸し 特製醤油かけ

*金目鯛の朴葉蒸し 特製醤油かけ

これはキンメダイの火の通り加減が絶妙でしたねぇ。

熱海におると街中で金目鯛を出してるとこを山ほど見かけるんですが、観光客向けって印象があって食べようと思わんのですよねぇ。

Sさんとは、絶対熱海で食うよりここで食べる方がずっと美味いやろうって言うてましたわ。

皿のそこにちょろっと残った蒸し汁や醤油を飯にかけたらめっちゃ美味そうでしたねぇ。



伊勢エビのエビ味噌チリソース煮込み

*伊勢エビのエビ味噌チリソース煮込み

メニューだけ聞いてオレンジ色のいかにもな”エビチリ”を想像してたんでこの見た目にはびっくり。

かなり味が濃厚で油もそれなりに使ってるから以外に重い一皿でした。

伊勢エビはプリプリで美味かったし、付け合わせの野菜もそれ自体の味がしっかりあって侮れん感じでした。


チャーハン

*〆のチャーハン

単品でももちろんパラッとしてええ焼き飯でしたが、これは次のスープとセットモノ。


金目鯛カマ、牡蛎、アワビの煮込みスープ

*金目鯛カマ、牡蛎、アワビの煮込みスープ

お好みでスープ炒飯にしてもって言われましたが、スープ自体がメチャウマやし、贅沢な具がたっぷり。

これだけでもかなり酒が進むしっかりした一皿でしたわ。




今回の特別なコースは料理だけで7000円でこれに飲み放題が2200円の合計2人で18400円でした。

お会計の時に少しだけシェフとしゃべったんですが、ほんまに料理が好きな職人さんでしたわ。

今回のコースなんかはコロナで営業時間短くなったりお客さん絞ったり、色々ストレスあるなかで自分の好きなことをやりまくったようなこと言うてはりました。

元々横浜の中華街で修行したそうですが、中華街やったら倍の値段でも出せんってなこと言うてはりましたしねぇ。

前菜に感動したこと伝えたら、嬉しそうにプライベートな時間より厨房に籠もって料理してる方がええってなことも言うてはりました。

お店があるのが横浜の上大岡やからSさん以外の知り合いを誘って行けんのが残念でしたわ。


<参考情報>
*広東名菜 福鼓樓 公式サイト
住所:横浜市港南区上大岡東1-2-13 HARU102
電話:045-225-8692
営業:火〜土 11:30〜14:30 17:00〜23:00 日祝11:30〜16:00 17:00〜21:30
定休:月曜(月曜が祝日の場合翌火曜休)






*朝の体重:58.35kg。(全く納得出来んデブり具合。)

*今月の休肝日:9日(今日も酒抜いて目標クリアするぞ。)






posted by えて吉 at 16:48| Comment(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]