2020年06月25日

まともな魚醤を求めて・・・

昨日はまともなニョクマム(魚醤)を探しがてらミナミをぶらぶらしてきたんでその様子をご紹介します。

ええ天気は昨日までで今日から天気が崩れるって予報やったんで、朝起きた時はどっかに車で出かけようかと思ってました。

ただ、起きたのが9時過ぎでガッツリドライブするには時間的に遅いなぁと。

中国道のリニューアル工事があって近畿道から中国道へのルートはイマイチやなぁとか考えてたらほどほどの時間で楽しめるコースが浮かばず。

ぐだぐだ考えてるうちに10時を過ぎて、もうドライブは断念。

朝メシのあと買い物系でいくつか用事があったんでそれをこなすことにしたんですが、散歩がてら電車で出かけることに。

まともなニョクマムを手に入れたかったんで、黒門市場のそばにあるタイ食料品店をのぞきにいくことに。

ちょうど駅に止まってたのが難波行きの電車やったんで、天王寺で乗り換えずにJR難波駅まで行くことにしました。

駅を出たら地上に出て黒門市場を目指して歩くことに。




自粛解除してもガラガラの道頓堀

*自粛解除してもガラガラの道頓堀

久しぶりにミナミに出たんで道頓堀の様子を見るのに遠回りしてみました。

自粛が解除になったけどガラッガラでしたねぇ。

たこ焼き屋なんかは何軒か営業してるとこもありましたが、どうせ開けても一緒やからか閉めてるとこも多かったですわ。

営業をしてないだけじゃなくて、潰れて閉店してる店舗もいくつもありましたねぇ。

ふぐの「づぼらや」の廃業が何日か前にニュースで流れてましたがやっぱり閉まってました。

ぶっちゃけ道頓堀で飲み食いする地元民なんかほとんどおらんと思うんで、観光客が来んかったらどうしょうもないですわね。



歩き出したらたまらずビール

*暑い中たまらずビール

家を出る時は、昨日も酒を我慢して3連チャンで休肝日にする予定やったんです。

でもJR難波から道頓堀まで歩いただけで暑くてたまらず、コンビニでビールを買うてしまいました。

一応飲む予定じゃなかったので、ビールの保冷ホルダーがないのが残念でしたわ。




定休日の今井

*定休日の今井

うどん屋の「今井」が閉まってたのを見た瞬間は焦りましたが、定休日でした。

千日前通もガラガラ

*千日前通りもガラガラ

金龍ラーメンの角から見た風景ですが、こっちもがらがら。

シャッターが閉まったままの店も多かったですね。



串焼きのたこ坊は閉店

*串焼きのたこ坊は閉店(廃業)

年季の入った店内の雰囲気が好きで何回か行ったことあります。

大阪以外からお客さんを連れて行きたいと思える風情のある店やったんで廃業は残念ですねぇ。

相合橋筋自体は昼間閉めてる店も多いからコロナ禍の影響があるんかは分かりませんね。

正宗屋は定休日で閉まってましたけどね。




黒門市場もガラガラ

*黒門市場もガラガラ

外人の観光客目当てにボッタクリ価格で買い食いさせてたんで、そら影響は大きいですわねぇ。

観光客向けの店で営業してるトコもありましたが、閉めてる店が多かったですねぇ。

古くからのフグ屋なんかはやってましたが、そんなとこもぼったくりに乗ってくれる中国人なんかがいてないとまったく活気はなかったですわ。


商品が豊富な花屋さん

*花屋さんの店頭はにぎやか

間口が広くて品揃えの立派な花屋さんですねぇ。

こんな店は観光客メインじゃないと思うんですが、商売はどうなんでしょうねぇ。

花も生モノだけにこれだけの品モンを抱えてたら商売厳しいんかなぁなんて心配してしまいました。





黒門近くのタイ食料品店では無事ニョクマムを2本ゲット。

液体でけっこう重いからそのまま電車で帰るか迷いましたが、せっかくなのでもうちょっと歩くことに。

日本橋の電気屋街は表通り歩く限り閑散としてましたが、これはもうしばらく前からの風景ですかねぇ・・・。




新世界まで着くと、このエリアも水曜日が定休日が多いってのはありますが、街はスッカスカでしたわ。

新世界の観光地化とは縁の無い半田屋か丸徳に行きたかったんですが両方定休日でしたわ。



新世界ジャンジャン街のホルモン道場

*ジャンジャン街のホルモン道場

丸徳を過ぎてここがやってるのが目に入って吸い込まれました。(^_^;)

道頓堀で缶ビール飲んだだけで(瞬殺)ここまでなんも飲んでなくかなり暑かったですわ。


とりあえずキムチとビール

*とりあえずキムチ(100円)と瓶ビール(600円)

汗かいた後のビールがめちゃくちゃ美味く感じましたねぇ。

ホルモン盛り合わせ

*ホルモンの盛り合わせ 600円

わたしゃ、ここに来たらとりあえずまぜこぜになったこれを頼みますねぇ。

昨日は腹減ってたからもう1〜2品行ったろうかと思ってたんです、でも喉が渇いてて盛り合わせが焼き上がるまでにけっこうビールが減ってしもたんです。

料理を追加すると酒とのバランスがおかしくなりそうやったんで、結局これだけにしときました。


行列なしの串カツ屋「てんぐ」

*行列無しの串カツ屋「てんぐ」

写真の奥の方で「八重勝」には数人待ち客がありましたわ。

てんぐの方はほどほどの客入りやったんで、久しぶりに入ってみることに。



とりあえずどて焼きを2本

*チューハイ(450円)とどて(110円)2本

まずは目の前のドテを2本行っときました。

ええ感じに柔らかくて美味かったですわ。


意外とメニューの数が少なかった「てんぐ」

*意外とメニューが少なかった「てんぐ」

八重勝って最後に入ったんはいつか覚えてないんですが、てんぐは久しぶりやけど何回か入った記憶はあるんですよねぇ。

ただ、久しぶりに入ってメニューを見るとオーソドックスなネタだけで品数が意外と少なかったんやなぁと感じました。


串カツ2本でおしまい

*串カツ(110円)2本だけ

あんまりピンとくるネタがなく、結局この2本でおしまい。

昔の新世界あたりの”クシ(牛串カツ)”って、中身が正体不明の肉って感じでした。

そのフニャフニャの肉が好きやったんですが、最近はちゃんとした安物肉ってトコが多いですよねぇ。

この日食べたクシの内の一本は、けっこう昔の雰囲気があって嬉しくなってしまいました。


これで店を出てジャンジャン街を端まで歩いたんですが、いつも入るやまと屋の2号店は休んでましたわ。

ジャンジャン街を戻って天王寺動物園から天王寺方面へ。

てんしばの和歌山産品の農産物直売所を覗いたり。



天王寺公園(てんしば)で最後の外ビール

*天王寺公園(てんしば)で最後の外ビール

まだ明るかったで、ラストの外ビールをコンビニで買うてしまいました。

やっぱり外飲みすると保冷ホルダーがないのが残念でした。

ビールがぬるくなりすぎる前に飲み終えて撤収しました。






さて、だらだら歩いて飲み食いした話を書きましたが、最後に肝心のニョクマム(魚醤)の話をしときましょう。



まずきっかけとなったのがこちらのニョクマムです。




上等やと信じてたベトナムの魚醤「Chin-Su Nam Ngu」

*上等やと信じてたベトナムの魚醤「Chin-Su Nam Ngu」

初めてこのニョクマムを見かけたのは、八尾に引っ越ししてこっちにあるベトナム食料品店でやと思います。
 *引っ越し前にわざわざ食料品店に行ってきた気も・・・。

八尾にはベトナム人がぎょうさん住んでるんでその人ら向けって感じの食料品店があるんです。

日本人をあんまり相手しない感じで商品名とかもベトナム語オンリーやったり。

何種類かの魚醤があって、これの成分表示を見たら「鰯(魚?)、塩、砂糖」としか書いてませんでした。

ラベルは現地仕様で裏に簡単な紙に日本語で書いた成分表示がペタッと貼ってある感じでした。

値段はその時よく使ってたタイ産のナンプラーの2倍かそれ以上してました。(700円)

余計なモン入ってなくて、値段も高いんやからこりゃジョートーなヤツやと使い始めました。

その後も無くなるたびにわざわざこのブランドを求めて買いに行ってたんです。

最近は魚醤をよう使うからデカイボトルを2〜3本常備してました。

昔からブログで魚醤のことをニョクマムと書いてましたが、それは私が最初に魚醤を知ったのがベトナムのヤツやからで、実際に使ってるのはタイのナンプラーやったりもしました。

このブランドを買い出してから、文字通りニョクマムを使ってるぞなんて思ったりしてました。






この前熱海の知り合いのトコに行く時に、前までは小瓶に分けて持って行ってたんですが、ちょうど予備が2本あったから思い切って一本丸々持って行くことに。

知り合いのSさんは添加物とかが嫌いなんでで、他の調味料をお土産にする時もしっかり成分表示をチェックしてケミカルのないやつだけをあげてたんです。

そんな相手にもこれなら素性がしっかりしてるからとボトルで持っていたんです。


で、熱海で私が料理をしてて、これを開封することになりふとラベルを見ると前と違って日本が書かれてました。

表のラベルにも小さく「ナムヌー」とか「ヌクマム(魚醤)」、「内容量:750ml」などと。

日本でもポピュラーになって来たから日本用のラベルが付いたんやなぁと。




で、裏側のラベルを見てびっくり!!





実はケミカルまみれの成分表示

*ケミカルまみれの成分表示

アミノ酸くらいやったら可愛いもんで、酸味料に、香料、安定剤、着色料、甘味料もケミカル系。

添加物まみれやったんです!!

輸入元のイマイってとこのサイトを見に行くと更に衝撃の事実が。


ベトナム商材の取り扱い拡大中。新商品4アイテムの取り扱いを開始します

この「チンス ナムヌー ヌクマム」って、こんなブランド名やけど、「ヌクマム」ではなく「ヌクマム風」調味料やったんです!!

私はあんまり調味料にお金を掛けてこなかったんですが、みりん風って嫌いで必ず本物の「みりん」を買うようにしてるんです。

魚醤って大好きで今ほど一般的で無い頃からわざわざエスニック系の食料品まで行って買うてたんです。

そんな大事な調味料やのに、本物やなくて「風」を使こうてたなんて・・・。

しかもポピュラーなタイ産のヤツの倍近い金額を払って。

そして、味音痴の舌やと自覚はしてましたが、全くケミカルのことを意識せんと信じ切ってたとこも痛い。

改めて成分表示見ると筆頭には「アンチョビエキス」と。

エキスってなんでしょ?ホンマのアンチョビでさえない何かごまかし系の材料なんでしょうか・・・。

添加物嫌いなヒトに大きな顔してこれ上等なヤツみたいやでー。なんて言うて渡してるし・・・・。



もう色んな意味でショック受けまくりですわ。


まだかなり残ってましたが、あまりにも気分悪いんでまともで”風”じゃない魚醤を求めて出かけたって訳です。







真っ当なニョクマム(ナンプラー)をゲット

*真っ当なニョクマム(ナンプラー)をゲット

黒門のタイ食材店にはけっこう前から行ってて以前はイカブランドのヤツを使こうてました。

ケミカル(MSG)不使用とか色々書いてるし、値段も高めでちゃんとしてるとは思ってました。

高めって言うてもイカ印が460円、天秤ブランドが432円。

ヌクマム風は700円くらいしてたんですが・・・。

今回は事前にネットで魚醤のことを少し調べて、天秤のヤツは長期熟成だとチェック入れてました。

イカのヤツは調べたサイトには出てこずですが、前から真っ当とは知ってたので。

ちなみに成分表示はイカの方が英語で「アンチョビ77%、塩20%、砂糖3%」と書いてあります。

もう一つの方はシンプルに「魚、塩、砂糖」とのみ。


早いことニョクマム風を使い切って、真っ当な魚醤を使い始めたいもんですわ。

 *ムカつくから偽物はほったろかとも思うけど・・・。




*朝の体重:58.00kg。(外食で食べたんちょっとだけやのにデブった。)

*今月の休肝日:6日(今日は飲み会やー!!)
posted by えて吉 at 15:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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