2020年01月25日

念願の三宮のイタリア料理店「ペルドマーニ」へ

去年のネタの中からこれだけは上げとかんとってヤツなんでだいぶ経ってて細かいとこは忘れてますがお許しを。

今回のネタのイタリア料理店「ペルドマーニ」は今は三宮にありますが、以前は兵庫駅の方にありました。

飲み食い仲間のishさんの自宅の近所にあるお店やったんですが、ブログに最初の記事をアップされてから14年にもなるんですねぇ。

その時から良さげなお店やったんでコメントも入れさせてもうたんですよねぇ。

その後、ishさんご一家にとっては行きつけのイタリアンって感じの位置づけになってかと。

ものスゴイ力作のイタリアンお節料理なんかも何度か買うてはりましたしねぇ。

シェフと奥さんだけでお店を回してはるのに、どうやって?ってくらいどの料理も力が入ってて、剛速球過ぎて食べる側にエネルギーがいるほどって印象のお店。

ずっと気になってたけど、ずっと電車嫌いやから実際に行けるって思わなかったんですよねぇ。

何年か経ってお店は三宮に移りはったんですが、やっぱりお店の魅力は変わらないようでした。


最近になってだいぶ電車に乗れるようになったんですが、なんかのきっかけで飲み食い仲間を募って行ってみようってことに。

行ったのは去年の11月15日なんですが、14年経ってようやく念願が叶いました。


行ったのは、常連であるishさんご夫妻に、LAKSAさん、myblackmamaさんご夫妻、ツレのしげる、私の7人。

7時にお店を予約してて、私は6時前には三宮に着いたんで、その辺をウロウロしててけとーに見つけたバーに飛び込んで助走をつけました。

Bar「リキュール(REQR)」ってとこで、なかなか良かったんですがあくまでも次がメインなんで飲み過ぎんようにサクッと切り上げました。


お店に着いたのは7時5分くらい前でしたが、皆さんおそろいでした。




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*三宮のイタリア料理店「ペルドマーニ」の店構え


お店に入ると他のメンバーは食前酒を飲ってはったので、助走は付けてたけど私もカンパリだったかのカクテルを一杯行っときました。

ishさんがあらかじめ前菜の盛り合わせだけは4人前オーダーしてくれてたので、スパークリングワインとでスタート。



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*ペルドマーニの力入りまくりな「前菜の盛り合わせ」

1人前1500円で8種盛りとのことですが、シェフの凝り性な職人気質ってのが出だしから全開でした。

この日は女将さんにishさんから料理名のメモをお願いしてもうたんで珍しく全部分かりますよ。

いなか風オムレツ、ハリイカの墨煮、かぼちゃとリコッタチーズ、蒸し鶏とごぼう、鮭白子の燻製サラダ、きびなごのエスカベッシュ、鯖と焼きナスのマリネ、海老とジャガイモのジェノベーゼってな内容です。

7人で4人前だけなんですが、これだけで泡モノがサクッと空いて、同じモノをお代わり。

ちょろいイタリアンなんかに行くと前菜の盛り合わせって言うても、ちゃんと手を掛けた料理はいつくかだけで、切ったハムを乗せただけとか、野菜をちょろっと焼いただけみたいな品数稼ぎもあると思うんですよねぇ。

でも、ここはそういう感じが一切無くて、どれもしっかり手間を掛けてる印象。

そういう料理やからこの前菜だけでももし人数分あれば、そうとう飲めてしまうやろうし、これだけでかなり他の料理を食べるスペースを圧迫されるトコですわ。



出だしから非常にええ感じで飲み食い出来てこの先に期待が盛り上がりました。

このお店の特徴の1つがお店に生け簀があって生きた魚を好みの料理法で出して貰えるところがあります。

黒板に仕入れが書かれてて、この日は「オコゼ、ウマヅラハギ、ヒラメ、ガシラ、メバル」が並んでました。

その中からまずはウマヅラハギをチョイスして、これはシェフと相談の上カルパッチョで行くことに。


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*カワハギのカルパッチョ紅芯大根のサラダ(料理名はメモのまま)

単に薄造りにして味を付けたようなんじゃなく、こういう盛り付けで登場したんで彩りの良さを含めて声が上がりました。

前菜の盛り合わせは食べましたが、これは高級な前菜ですねぇ。


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*シェフがワインの説明をしてくれました

ワインをお願いすると何種類かの候補を並べて値段とともにシェフが味を詳しく説明してくれました。

カワハギもあっさり系なんで泡モノに続いては白ワインで。

一番ワインに詳しそうなmyblackmamaさんご夫妻にチョイスをお願いしました。



生け簀の魚料理からはもう一品。


私の好物のオコゼをお願いしました。

おこぜのお造りとか唐揚げって妙に惹かれるんで、和食屋で懐に余裕があると頼んでしまうことがあります。

なのでおこぜは好きな魚ですが、イタリアンで出会ったのは初めてかと。



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*オコゼのフリット フルーツトマトとバジリコのソース

オコゼがイタリアンやったらこんな料理になるんやって驚きがあって嬉しかったですねぇ。

料理名をフリットとは聞いてても出てくるまでどんな風に仕上がってるか分からんので、テーブルに料理が登場すると「ほぉ〜」とか「うわぁ〜」って声が自然にあがりましたわ。



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*活けワタリガニと生ウニの冷製カペッリーニ 青のりのジュレ添え

これまた前菜っぽいもんですが、パクッと一口で行くとえらい贅沢してる気になりましたわ。

11月の中旬でしたが、こういう冷製のパスタもメニューにあるんやなぁと。



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*赤ワインを説明

この当たりから後半戦は赤ワインに行くことになったので、またシェフが説明してくれました。



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*ヴァルポリツェッラ・アマローネ?

ワインの写真は撮らんかったんですが、これはmyblackmamaさんが絶賛してはったやつかと。



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*リングイネ活ワタリガニのトマトソース

カニの旨味が効いててめっちゃ飲めるパスタでしたねぇ。



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*栗とゴルゴンゾーラのリゾット

これは今回の宴会の少し前にishさんがペルドマーニに行った記事でアップしてはったのを見ただれから希望したんだったかと。

肉っ気の具はないけど、非常に旨味が強くてよう酒にあいましたわ。


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*ポルチーニ茸とモッツァレラチーズの仔牛のロースト

こういう手の掛かったメイン料理はお店で食べる料理って感じがしてええですねぇ。

これが料理のラストでしたが、割とあっさりして重すぎることはなかったですね。


ここからは皆さんはデザートタイムに。

私は一人分は頼まず少しずつ味見をさせてもらいました。

その間、食後酒を入れたんでしったけねぇ・・・。ちょっと忘れてしまいましたが、なんぞ飲んだじゃないかって気がします。

スイーツもしっかり手抜き無くって感じやったんで写真を貼っておきます。


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*ペルドマーニのティラミス



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*スイーツの盛り合わせ その1


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*スイーツ盛り合わせ その2

この日あったのは、巨峰のスークリングワインゼリー、紅はるかとモカのシブースト、柿のパンナコッタ、ココアのビスキュイとガナッシュケーキ、洋なしのタルト、ティラミスというラインナップやったようです。

食前酒に、ワインを7人で6本空けて、お会計は58950円。

1人あたり8500円くらいでしょうか。ちゃんとしたワインを何本も開けたし、この金額は当然ですわね。

まぁ1回の食事の費用としてはけっこうな額ですが、食べたないようや気分の盛り上がりから考えたら非常に満足度は高かったですわ。

念願のお店に初めて行った訳ですが、めちゃくちゃ楽しい時間が過ごせましたねぇ。

7人もおったおかげで色々食べられましたしほんまに良かったですわ。

今回はメイン料理が少なめでしたが、私の食べ方から行くとこのパターンが一番ええんかもしれませんねぇ。

イベントを仕切ってくれたishさんには大感謝です。



*foodish:"雑"食記:外さない店「ペルドマーニ」でイタリアン堪能宴会/前編(神戸・北野)


*foodish:"雑"食記:外さない店「ペルドマーニ」でイタリアン堪能宴会/後編(神戸・北野)


<参考情報>
*ペルドマーニ:公式サイト

住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1−24−4

電話:078−231−0454

営業:11:30〜13:30(LO)、17:30〜21:30(LO)

定休:不定休



posted by えて吉 at 16:42| Comment(2) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これだけ人数揃うと色々飲み食いできるので、食べ応えありましたねえ。僕にとっては相変わらずなんだけど、シェフの料理好きさにはほんまに参ってしまいます。ワインもそれぞれおいしかったし、皆さんにも楽しんでいただけて良かったです。ぜひまたペルドマで宴会やりましょう!
Posted by ish at 2020年01月27日 13:41
ishさんへ


人数が揃うと色んな種類が食べられて初回から大満足でした。

前から話には聞いてましたが、ほんとに凝り性なシェフですねぇ。

ぜひまたこのお店で宴会やりましょう。
Posted by えて吉 at 2020年01月27日 14:29
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