*前半の記事はコチラからご覧下さい。
旅の2日目(4/5)は朝の6時過ぎに目が覚めたんで7時から朝ごはんを食べました。
ご飯の前に荷造りは終えてたんで、ご飯を食べたらサクッと宿をチェックアウト。
7時27分には走り出して国道55号線でとりあえず室戸岬を目指しました。
宿から55km走って8時45分には室戸岬に到着。
駐車場で何分か止まってそこから先の走り方をチェック。
室戸を出て、途中2つの道の駅にトイレ休憩をしたりしながら国道55号線で高知方面へ。
香南市の「横町」交差点で左折したら桂浜という標識に従って県道14号線(黒潮ライン・春野赤岡線?)で桂浜方面へ。
桂浜には興味ないんで前を素通りしてしばらく走って昔からのお気に入りのポイントに到着したのが11時15分でした。
*高知のお気に入りの浜辺
黒潮ライン沿いに駐車スペースと公衆便所(桂浜花海道 西トイレ?)があるだけなんですが、目の前に太平洋が180度広がってるんです。
学生時代から春になるとその駐車スペースで車内泊しになんべんも来てるんですよねぇ。
一時は護岸工事で駐車スペースがなくなっててどうなるのかと思いましたがその復活したんです。
今回の旅に出たのは急な思いつきでしたが、ここの車内で寝てもええかと思って念のため空気で膨らむマットと寝袋を積み込んで来たんです。
昔このスペースの下の浜辺で盛大な焚き火をやったんが楽しくて、今回もこれまた念のためチャッカマンと点火用に新聞も入れて来てたんですよねぇ。
駐車場から浜辺を見ると焚き火が出来そうな流木はあんまり落ちてないようでした。
ここでしばらく休憩してこの日の寝る場所を検討。
まず、着いた時間が早いんでここで車内泊はちょっと時間を持て余すなぁと。
前日のうちに高知市内で安めのビジネスホテルを予約は済ませてました。
チェックインが3時やったんでそれまで浜辺で時間潰そうかとも思いました。
でも、それだとこの日はまだ140kmほどしか走ってないから、ほとんどドライブした気がせんなぁと。
地図を見ながら色々検討してたら須崎市から北西に四国を縦断(横断?)する国道197号線は酷道ではなさそうだと判明。
四国って海側の国道を走る分には問題ないけど山間部を走る三桁国道はかなり難儀なんですよねぇ。
昔知らずに徳島から国道439号線(最初は438号と重複)に突っ込んだら、キョーレツな酷道やったんです。
その他も山間部を通る国道(493号とか195号とか)はヤバそうな気がしてるんですよねぇ・・・。
そんな中で197号は大丈夫そうやったんで、走ったことないやろうし、海ばっかりより山道もええなぁと。
そこで197号線が行き着く大洲市ってとこに向かうことにして、その場で安宿を予約。
11時43分にはお気に入りの浜を出発しました。
県道14号線をどんどん進んでそのまま県道23号線で内海?沿いに須崎市へ。
国道56号線を少し走って、国道197号線に別れる交差点がちょうど道の駅「かわうその里すさき」でした。
道の駅に着いたのが1時前くらいやったと思うんですが、山手の道に入る間に昼ご飯を済ませることに。
ここではベタですが地元名物の鍋焼きラーメンを行っときました。
食堂で隣に座ったグループはいかにもなサイクリング用のウェアを着てはったんですが、中国語をしゃべってました。
レンタルの自転車で近所をうろうろするような感じや無くて、かなり本気のチャリダーに見えたんですがチャリは本国から持って来はったんですかねぇ。
どこの国かは分からんけど、日本でサイクリングを目的に旅行するよう外人さんも出て来てるんやなぁと驚いてました。
1時24分に道の駅を出発して、国道197号線で大洲市に向かうことに。
今回のドライブではあっちゃこっちゃで沿道の桜を見てましたが、こっからのルートでは満開に近く見応えがありましたわ。
しばらく走ってたら看板に源泉掛け流しの温泉が出て来ました。
前日は風呂に浸かっただけやったし、朝はシャワーもしてなかったんで寄ってみることに。
国道197号線から左折して酷道439号線へ。
以前走ったことのある区間より先でしたがほんのちょっと走っただけでも酷道っぽさがあって、ヒヤリとしましたわ。(^_^;)
酷道はあっちゃこっちゃで走ってますが今回の目的はあくまでものんびりドライブですからね。
幸い酷道を走った距離はそんなになく程なく「郷麓温泉」に到着しました。(14時16分。)
看板には日帰り温泉ってちゃんと書いてあったんで、建物の方に行ってみたんですが全く人の気配がありませんでした。
で、入口の貼り紙だったかを見るとこちらの温泉は完全に予約制やったんです。(>_<)
来た道を戻って分岐のとこにあった看板を確認したら「日帰り温泉」の文字意外にちゃんと「予約制」の文字もありました。
前日の時間制通行止めの看板に続いて予約制を見逃してみごとにフラれてしまいました。
上のリンク先を見ると50分800円の貸し切りで予約制とありますねぇ。
珍しいスタイルの温泉ですが、旅行中に時間を決めて温泉に入るってのはなかなか厳しいですねぇ。
なのでこの温泉をリベンジするチャンスはなかなか無さそうですねぇ・・・。
数キロやけど風呂に入れずに戻る酷道は長く感じましたわ。
温泉の前後で道の駅のも寄りながら3時56分に大洲市内の温泉「臥龍の湯」の駐車場に到着しました。
”2度あることは3度ある”って言うんでかなり警戒してましたがここはちゃんと営業してました。(^_^;)
*大洲市の臥龍の湯
今風の日帰り温泉で風呂代は550円でした。
駐車場に入って再度車を動かすまでで30分程でしたが広いお風呂に入れてご機嫌でしたわ。
*大洲市の「ビジネスホテルだいいち」
風呂屋から宿まではすぐでこの日の走行距離は287km。
地道だけでのんびり走ったんで距離的には大したことないけどけっこう満腹感がありましたよ。
この宿は駐車料金が無料で1泊5400円でした。
かなり年季が入ってて、自販機も2階に小さいが1つだけ。(泊まった階のは自販機は故障中。)
でも、すぐ隣がコンビニになってたんでチェックインして部屋に入る前に酒を調達。
*ビジネスホテルだいいちの客室
風呂上がりやったんで部屋に入って即缶ビールをプッシュと。
晩ごはんを食べに行こうとネットで目星を付けた店のことを再チェック。
営業時間が5時頃かと思ってたらどうも6時が正解のようでした。
グーグルの地図によるとホテルから店まで歩いて20分くらいのようやったんで時間を潰して5時40分頃に宿を出発。
あんまり人通りのない国道をしばらく歩いて狙ってたお店に到着。
*大洲市で大人気の居酒屋(割烹?)「葵(あおい)」
金曜日の開店からすぐくらいでしたが、既に店内には何組かのお客さんが入ってました。
お店の人に声を掛けると、だいぶ混んでて料理の出が遅くなるけどいいですか?と。
他に店を探してなかったこともあって、なんとかカウンター席にもぐり込ませてもらいました。
えらい人気でその後続々とお客さんが来るし、電話で月曜日の予約を受けてたんですが個室は一杯でカウンターにも僅かしか余裕がないようでした。
週末の金曜日だけでなく月曜でもえらい繁盛してはるようでした。
*大洲市の居酒屋「葵」のメニュー
メニューをじっくり眺めてたらお店の女性が愛想良く
「メニューの料理は2人前くらいあるけどお一人やったら量を半分に減らしますよ」
ってなことを説明してくれました。
色々食べたい一人モンにはありがたいんで、どれも加減出来るモノは少なめでお願いしました。
*突き出しは大洲産の竹の子の煮物
突き出しに地元産のタケノコが出て来たんは嬉しいですねぇ。
*一人前に減らしてくれたお造りの盛り合わせ
天然あまてガレイ生ウニ包み、ヨコワの炙り、天然ぶり、ホータレいわし、日帰りカツオ、サワラの炙り
メニューにあったお造りモノをほぼ全部盛ってくれたようでした。
最初だけ生ビールをやって、すぐに地元のお酒を燗で貰いました。
*サメ軟骨梅肉和え 450円
店の雰囲気からどの料理を頼んで美味しいやろうと思いましたが、出来るだけ食べたことの無いモノを優先でこれを頼みました。
のんびり飲み食いしてたら隣のおっちゃん2人組さんのお一人が私にしゃべりかけてくれました。
私が店の人とちょっとやりとりしただけ大阪人やと分かったようです。(^_^;)
おっちゃんは大阪に家があって、それが八尾やと。私も同じ八尾からですわって言うたらえらい喜んでくれました。
出身が大洲で公務員として全国を単身赴任であっちこっち異動してたと。
大阪に家を置いてるけど、実家の大洲に戻って今はここで税理士をしてるって言うてはりました。
もう一人のおっちゃんとは同じ67歳で昔からの友達でストレスが貯まって今日は飲みにひっぱりだしたとか。
おっちゃんは一人で飲食店に入るのが苦手で、私が一人で飲み食いしてるのに感心?してはりましたわ。
えらく嬉しそうにして酒を追加でオーダーして私についでくれたり。
*生湯葉の刺し身 600円
私もおっちゃんとしゃべるんが嫌ではなかったんで料理を追加しておつきあい。
お店が立て込んでるから出来るだけ簡単なモンにしときました。
*四万十産あおさのりの天ぷら
これは別のお客さんが頼んでたんでこっちも一緒にとお願い。
メニューでは650円ですが、これは1人用に量を減らしてくれてたと思います。
1人やったら1時間ちょっとで出たと思うんですが、結局おっちゃんらに付き合って3時間近くお店におりましたわ。
料理はちょっとしか食べてないけど、かなり当たりのお店に感じましたねぇ。
旅先っぽいモノって縛りをつけずにこの店なら色々食べてみたいと思いました。
またこっち方面に来るんならこのお店を狙って大洲に泊まるって選択肢はアリやなぁと。
ちなみにおっちゃらんに付きおうてたんでお酒は日本酒やらチューハイやら何杯かお代わり。
これでお会計は6160円でした。
<参考情報>
*居酒屋「葵」:お店のブログ
住所:愛媛県大洲市若宮663−1
電話:0893−23−0123
営業:18:00(17:00?)〜24:00 *開店時間については不確実です。
定休:木曜日
お店を出たら来る途中で見かけてたスーパーへ。
*大洲市のスーパー「バリュー」
葵に入る前は腹が減ってたんで素通り。
たしか夜の10時まで営業で帰りでも余裕やと思ってたんですが寄ったのは9時を過ぎてました。
*練り物コーナーにはじゃこ天が色々
四国のこの辺りってじゃこ天が有名な印象ですが、かなりの種類があって流石やなぁと。
*金ちゃんのカップうどん
*金ちゃんのカップラーメン
四国はやっぱり金ちゃんブランドが浸透してるんですかねぇ。
ニラ玉ラーメンってのは知らんかったので買うておきました。
*大洲のBar「Louis」
宿で時間つぶししながら大洲のバーを探してたらこの「ルイス」ってお店が宿のすぐそばにあるのを発見。
大洲で30年以上?商売してはるようやったんで行ってみることに。
調べた時は営業が8時からで下手したら晩めしが営業前に終わるかもって思ってたんですが、おっちゃんらとゆっくり喋ったんでしっかり開いてました。
*大洲のバー「ルイス」のバックバー
店内はかなりアメリカンな雰囲気というかカジュアルなバーでした。

*まずは定番のジン&トニック
他の人も色々カクテルをオーダーしてましたが、ロング系はボストンシェーカーで作ってましたねぇ。
金属のカップ側にガラスのカップをはめて振るんですが、そのガラスのカップにグラスを使ってはって、金属カップを外したらそのまま反対側をグラスとして提供してました。
ボストンシェーカー自体が珍しいけどこの提供スタイルは初めて見た気がしました。
*2杯目はメーカーズマークのハイボール
バーボンの中ではこのメーカーズマークとワイルドターキーが好きなんです。(バーボンの味の違いは分かってないけど。)
お店がメーカーズマークのハイボールに力を入れてるようやったんで行ってみました。
座ってた目の前に飾りのボトルがありましたしね。
賑やかな店内でドリンクのオーダーもバンバン通ってたんでお店の人と話したりはなし。
一軒目でけっこう飲んでたこともあって2杯で切り上げましたがお勘定は1200円と割安でした。
翌日は5時過ぎに目が覚めて、そこからの寝直しに失敗。
シャワーを浴びたりしてから、宿をチェックアウト。
7時43分に走り出しました。
大洲からは国道56号線で松山市を目指してのんびりと。
松山の市街地に入る手前で国道196号線に入って海側のルートで今治に向かいました。
どうせならあんまり走る機会のないしまなみ海道で帰ろうと思ったんです。
初日から朝めしにカレーを食べたかったんでこの日もファミレスを探してたんですがなかなか出会えず。
10時過ぎに今治市にはいってからやっと「ジョイフル」とかいうしょぼいファミレスを発見。
すでに腹が減りまくってましたが、やっとビーフカレーにありつきました。
カレーで腹ごしらえをして10時半に走りを再開。
今治からしまなみ海道で尾道に渡って、そのまま山陽道へ。
ここまで二日間のんびりモードやったんで帰りに高速に乗ってからはガシガシ走りました。
カフェイン系の目覚ましドリンクを入れて、途中で何回かトイレ休憩だけして家まで。
結局2時16分には近所のフィットネス前に到着。フィットネスで風呂に入ってから家に帰りました。
この日は高速道路多めで427kmの走行距離。
3日間での総走行距離は1006km。
高知の浜に着いた時はまだあと2〜3日走らんと全然走り足らん気分でしたが結果的にはまずまずですかね。
とはいえ、満腹すぎてもう当分ドライブは要らんって気分にはなりませんでしたけどね。
桜をたっぷり眺めながら、のんびりしたほどよいドライブ旅でしたわ。
*朝の体重:57.40kg。
*今月の休肝日:4日(今日はもう1日飲もうかな。)
*今月のジム:3日