2018年11月09日

第60回讃岐うどん巡りは歴史あるお店をテーマに

前回の香川での讃岐うどん巡りについて長らく放置してたんですが、自分のメモとして残しておきたいのでアップすることにします。

行ったのは真夏の7月20日のことで、そこからネタとしてはかなり放置してたんですが、しばらく前にもう書いとかんとあかんと思い立ったんです。

ところがその時の写真を整理しようとフォルダを開けたら写真がさっぱりなくなってたんです。

原因は不明なんですが、その日の前後で他にも写真がなくなってたんですよねぇ。

今回は新規店というか、冒険的に選んだ店が多かっただけにかなりのショックで記事を書く気が失せてしまいました。

そもそも写真がないとうどんの良し悪しを吟味なんか出来ん私にはブログの記事として成立させられへんのですよねぇ。

それでも記録として残しときたいんで、その時のことをメモがてら簡単に書いておこうと思います。





第60回目となる今回のうどん巡りのテーマはその前の回のうどん巡りで一緒だった皆さんからのリクエストでした。

11月15日に松岡が閉店するってなショックなニュースが入ってきてるんですが、年季の入ったお店が閉店するってことがちょくちょくあるんですよねぇ。

私がうどん巡りを始めた頃からだけでも、けっこうな数の有名店が廃業してるんですよねぇ。

一番ショックだった彦江を筆頭に、本家の宮武、いなりや、岩田屋、あたりや、名も無い、上原、兵郷、百こ萬、日乃出などなど。

老舗のお店の廃業について話をしてたら、老舗ばっかりに絞ってうどん巡りをしようってな話になったんです。




というわけで、今回は開業50年以上ってのをだいたいの基準にしてお店選び。

うどんがどんなタイプとかはあんまり考えずに、そういう年季の入ったお店のありのままを味わおうっていうテーマで行くことに。

参加したメンバーは、Wakkyさんご夫妻、ishさん、myblackmamaさんのいつもお馴染みの方々でした。


当日は5時43分に八尾の自宅を出発してまずは西宮名塩へ。

前回ちょっと余裕が無くて早めに出たんですが、6時半に到着。

7時に名塩を出て、7時48分には兵庫駅の駅前に到着。ここで皆さんが揃ったので8時5分には一路香川へ向けて出発。



1軒目のお店は香東川の土手沿いにある「増井米穀店」。昭和45年の創業です。(もうすぐ50年ってことで。)

お店には駐車場が無いので、うどん巡りのごく初期に訪れて以来ご無沙汰でした。

車を止めたのが10時9分でお店まで数分歩いて到着。

記憶にある通りのシンプルでこぢんまりした店内の飲食スペースは今回のテーマに相応しくええ感じに歴史を感じさせてくれました。

全員がかけうどん(200円)をオーダー。

うどんはやや詰まった麺でご近所さんが日常的に食べるうどんってタイプでした。



10時25分に車を出して、次の店に着いたのが11時5分。


次に向かったのは高松市内から国道193号線(塩江街道)を下った高松空港のそばにある「土居食堂」。創業は明治末期。(昭和15年との情報もアリ。)

国道193号線から国道377号線に入る交差点のすぐ手前にあるんで、しょっちゅう前を通ってたんですよねぇ。

もう何年も前から個人的には気になってたんですが、一般店なんで他の人を連れて行くのは気が引けてたんですよねぇ。

今回のテーマにはぴったりやったんで、新規訪問としてコースに入れてみたんです。

店に入ったのは11時過ぎでしたが、先客は無くお店の大女将がテレビを見てはりました。

私らが入ると厨房に声を掛けて大将を呼んでくれました。

このお店では鍋焼きうどんが名物とのことでしたが、猛暑の真夏にさすがに鍋焼きうどんを頼む人はいませんでしたねぇ。


私はかけうどん250円、ishさんがきつねうどん300円、myblackmamaさんはぶっかけうどん380円、Wakkyさんご夫妻はかけうどんとぶっかけうどんをオーダー。

かけうどんの麺は、やや細めでさほどコシはなくダシは旨かったですねぇ。

冷やぶっかけうどんになると少しコシがあったんで、麺自体を楽しむなら冷や系が当たりに感じました。

お店の歴史は古いけど店内は改装をされてるようで意外に新しかったですね。


お店を出たのが11時26分で、30分ほどで道の駅「滝宮」に到着。

ここで20分弱休憩して、再度30分ほど走って12時40分に到着したのが善通寺の文化財と言うてもええ「はなや食堂」。創業明治中頃。

ここは店構えからしてめちゃくちゃ時間の経過を感じさせてくれます。

席は入ってすぐのメインのスペースの横に増築されたような場所でしたが、クーラーも無くてこの日はめちゃくちゃ暑かったですねぇ。


私はかけうどん200円とごぼ天100円を行きました。

ここの天ぷらはカレー粉みたいに真っ黄色なんですが、単なる色づけなですよねぇ。

ishさんはタケノコの天ぷら(100円?)とぶっかけうどんの小(230円)を、Wakkyさんご夫妻はかけとひやしうどんに竹輪の天ぷらをオーダー。myblackmamaさんのオーダーはメモを取り忘れてしまいました。

ここは2回目だったんですが、冷や系を味見させてもうたら熱いうどんとの麺の差にびっくり。

かけはかなりコシが弱いんですが、冷やにするとしっかりしたええコシがありましたわ。

ここでは麺を楽しむなら断然冷や系が当たりに思いましたわ。

ときどきあるんですが、冷やと熱とで全然麺のキャラが替わるタイプでしたねぇ。

ちなみに牛蒡の天ぷらはめちゃくちゃ甘い煮物を揚げてあったんで、私にはちょっと苦手なタイプでした。(^_^;)


はなや食堂を1時10分に出て、車は観音寺方面へ。

そっち方面でいくつか候補があったんですが、全員が未訪問だった「柳川うどん店」へ行くことに。創業昭和2年。

ちょっと分かりにくいところにあったんで、近所まで行ってからもお店を見つけるのにすこしかかってしまいました。

こちらのお店は創業年数の古さの割りにはそれを感じさせない店構えでした。

店の扉を開けて中に入ると飲食スペースは想像と違って非常に小さかったですわ。

ここで私は珍しくざるうどん380円をオーダー。

ishさんがひやかけ(値段不明)、myblackmamaさんがひやしうどん(320円)、Wakkyさんご夫妻が玉子とじうどん(360円)とひやかけ。

このお店は玉子とじうどんが名物らしいんですが、クソ暑いとなかなか頼みにくかったんですが、Wakkyさんが頼んで味見をさせてくれはりました。

玉子とじは、風邪引いたときに食べるうどんって印象があるんですが、ここのうどんはまさにそんな優しい味でしたねぇ。

私のざるうどんは冷たいからそれなりにコシがあって麺は良かったんですが、つけだしがものすごく甘くて自分の好みとはだいぶ違ってましたわ。

なんか今回はうどんのチョイスでハズレを引くことが多かったですねぇ。



一般店ばかりだとどうしても麺が多めだったり具があったりで、今回は4軒で皆さん満足。

観音寺まで来てたので、帰り道は気分を変えて高速を少し西に走ってから、徳島道で吉野川沿いを走って徳島に向かうコースで。

最後の店を出たのが2時半頃で、6時25分に兵庫駅に到着。

myblackmamaさんは中国道の西宮名塩サービスエリアでいいと言うてくれはって、SAで7時頃解散。

SAで解散したので帰り道にロスがなく、8時16分には自宅に到着。

総走行距離はちょっと多めで630kmありました。


写真がないんで、詳しくは同行のお二人のブログをご覧下さい。


*Wakkyの毎日:聖地巡礼1 『増井米穀店』@高松

*Wakkyの毎日:聖地巡礼2 『土居食堂』@高松

*Wakkyの毎日:聖地巡礼3 『はなや食堂』@善通寺

*Wakkyの毎日:聖地巡礼4 『柳川うどん店』@観音寺




*foodish:"雑"食記:ノスタルジックうどんツアー(前)〜讃岐うどん巡礼2018-3

*foodish:"雑"食記:ノスタルジックうどんツアー(後)〜讃岐うどん巡礼2018-3



残ってた画像は「うどん脳キーホルダー」

*画像が残ってた「うどん脳キーホルダー」

これとWakkyさんから頂いたスナック菓子の画像だけが残ってました。(T_T)

はぁー、貴重なうどん写真がなくなったのは残念で仕方ないですわ。






*朝の体重:58.15kg。(目標オーバーしてもうた。)

*今月の休肝日:2日(今日は酒抜かんとな。)

*今月のジム:2日(昨日チャリ漕いだから今日はやめとこかな。)

posted by えて吉 at 13:28| Comment(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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