1軒目のうどん屋さんのことだけ書いて中断したうどん巡りの続きをアップさせて頂きます。
*1軒めの記事についてはコチラをご覧下さい。
𠮷本食品で一食目のうどんを食べて再び車で走り出したのが10時頃でした。
そこからは国道11号線を高松方面にのんびり移動。
20分ほど走ったところで道の駅「津田の松原」があったんでちょいと寄りましたが、道の駅としては特にめぼしいモノもなくサクッと再出発。
ただ、後で香川県に住んでる知り合いからの教えてもうたんですが、ここにあったうどんがなかなかええとのことでした。
松原うどんっていうそのまんまな名前のようですが、チャンスがあったらまた行ってみんとあきませんなぁ。
さらに走って10時25分に2軒目のお店の近くに車を止めました。
そこから歩いて少しのところにあったのがこちらのお店です。
*松乃家(松の家)生麺の店構え
製麺所系、東讃ってこと選んだんですが、お店のことは前から知ってた訳じゃないんですよねぇ。
コース考えてた時にコッチ方面で見つけて製麺所っぽさで選んだったんじゃないでしょうか・・・。
全員が未訪問なとこも入れたいですからね。
お店に入ってみるといかにも職人さんって感じの大将ともう1人の男性でお店を回してはるようでした。
私は気づかなかったんですが、お店に入るなり大将からは「細い方しかないで」ってなことを言われたようでした。
こちらのお店は食べるうどんの玉数に合わせて自分で丼の種類を選ぶスタイルでした。
あんまり多くは無いけど取った丼の種類で自動的に玉数が決まる店って香川ではたまに見かけるんですよねぇ。
当然ですが何軒も回るんで1玉用の丼を取って、うどんを入れて貰いました。
そこからは客が自分で好きなように食べるいかにも製麺所なやり方でした。
*松乃家生麺のかけうどん 220円
貰ったうどんをそのままで、熱い出汁を掛けたいわゆる”ひやあつ”でいただきました。
ishさんは同じく”ひやあつ”、myblackmamaさんは”ひやひや”、Wakkyさんご夫妻は”ひやあつ”と”ひやひや”で行ってはりました。
冷たいかけだしは、冷蔵ケースの中のプラスチックの桶みたいなとこっから柄杓ですくってかけるワイルドさ。
熱い出汁はかつおだしでけっこう塩分がキツメでした。
麺は細くてシュッとした見た目なんですが、食べてみるとミッチリと重く詰まったタイプででした。
*Wakkyの毎日:聖地巡礼2 『松乃家生麺 』@さぬき市
*foodish:"雑"食記:東から西へうどんツアー(前)〜讃岐うどん巡礼2018-2
10時40分にまた車をスタートさせて、国道11号線で高松市内の中心部へ。
3軒目に予定したのはWakkyさんご夫妻とishさんはすでに何回か行ってはる店なんですが、私は初訪問。
私がうどん巡りを始めたごく初期から行きたい店としてリストアップしてたんですが、高松の市街地で車で入っていくのが億劫に感じて延び延びになってたんですよねぇ。
Wakkyさんから希望のお店の1つとして上がってたんで、ありがたく初訪問となったしだいです。
お店の近所の専用の駐車場があるんですが、細かい道に入っていくのが嫌いなんで手前の大きめの道にあったコインパーキングに止めてテクテクと。
車を止めたのが11時27分でした。
*うどん巡り初期からの課題店「松下製麺所」
個人的にはずっと行きたかったけど、他の人と行く時にはようコースに入れんかったんですよねぇ。
10年以上狙っててやっとの初訪問ですわ。
*松下製麺所のかけうどん 200円
今回は”あつあつ”です。
ishさんはこの店の名物でもある中華そば、myblackmamaさんは”あつあつ”、Wakkyさんご夫妻は”あつあつ”と中華そばを行ってはりました。
麺はやや細めやけどしっかりした重さを感じました。出汁はいりことかつお節ですかねぇ。こちらも塩気がしっかり効いてましたわ。
それと天かすにこだわりのあるWakkyさんが褒めてはったんですが、細かくてキレイな天かすでしたねぇ。(^^)
次のお店は割と最近に開いたって聞いたお店でした。
高松市内から国道193号線をひたすら南下して、国道377号線に入ったんですが、その先は「長柄ダム」ってのを目指す標識に従うってのが事前情報としてありました。
ナビには場所をセットしてあるんですが、県道何号線とか、具体的な交差点名がある訳でもなし。
久しぶりに昔のうどん巡りで紙焼きの地図を片手に自分の勘を頼りに走った気分を思い出しました。
で、最初の関門である長柄ダムに向かい道には無事入れたんですが、その先はかなりなルートでした。
必要な箇所ではちゃんとお店の看板があるんですが、それでも走っててこの先に飲食店があるなんて全く思えんような山の中の田舎道。
いわゆる離合の厳しい国道ならぬ(残)酷道、険道ならぬ(危)険道ってな部分もあるような道でしたわ。
秘境系としては山内が有名ですが、大きな道から店までのルートの怪しさでは今回の店の方が上でしたねぇ。
ネタ用には道中の写真が欲しいところですが、運転手の私はけっこう真剣に運転せんとあかんかったんでそんな余裕はゼロでしたわ。(^_^;)
あとで同行のお二人のブログへリンクを張りますんで、そちらをご覧下さい。
*久しぶりの秘境系うどん店「いなもくうどん」
香川って、「なんでここで客商売すんねん?」とか「わざと客から隠れとるんか?」って店がありますがここも呆れるしかない立地ですわ。
母体が材木屋さんってことで、うどん打ち好きな大将が趣味が高じて店を開けたんかなぁなんて思ってました。
ところが、店に入ってまたビックリしたんですが、中では若い男の子と女の子のスタッフが働いてたんです。
入るなり元気な声で「いらっしゃーい」って挨拶までされました。
立地の怪しさと都会の今風うどん屋みたいな雰囲気のギャップにまたヤラれました。
*いなもくうどんの「冷やぶっかけうどん」 300円
ishさんが”ひやあつ”と野菜串天?100円、myblackmamaさんがひやかけ、Wakkyさんご夫妻がぶっかけとかまかけ。
個人の趣味の店を想像してたからこの麺の盛り付けにもびっくり。
麺は表面はツルッとしてるけど、しっかりしたコシがありましたねぇ。かなり量もあって腹に溜まるうどんでしたわ。
ぶっかけだしはかなりいりこが効いてる印象でした。
味見をさせてもうた中から言うと個人的にはここではかけうどん一番自分の好みでした。
秘境でやってる隙?とか単品勝負とかではなく、ごく普通に都会で勝負出来るお店でしたわ。
「若いモン雇うんやったら、もっと都会に店出せぇ〜っ!!」
って言いそうになるのをグッと押さえて店を出ましたねぇ。
正直言うて立地のネタっぽさだけで選んだんですが、やっぱり香川のうどん屋は侮れませんねぇ。
*Wakkyの毎日:聖地巡礼4 『讃岐うどん いなもく』@綾川
4軒目の後は腹ごなしを兼ねて道の駅「滝宮」へ寄りました。
1時頃に着いて20分ほど滞在して、最終のお店に着いて話し合い。
けっこう腹が膨らんでたんですが、あそこなら別腹?で入るやろうってな意見もあったんでもう一軒行っとくことに。
お店に着いたのが1時40分で閉店が2時なんで、うどんの状態としては少々リスクのある時間でした。
*定番の一軒「山神うどん」
ishさんがかなり好きなお店で、希望だけを聞くとしょっちゅう行くことになるので抑えめにしてるほどです。
とはいえ、私にとってもかなり好きなお店なんですけどね。
*山神うどんの前の「麦秋」
お店には何回も来てるけどここまで麦が実ってる?風景は初めてでした。
*いつ行っても美味い山神の「冷や醤油うどん」 230円
こちらのお店では全員がこの醤油うどんで揃いました。
細めでエッジの立ったほぼ正方形の断面のうどんは、この山神だけって気がするほどオリジナリティを感じるんですよねぇ。
ある意味現代的って感じる麺なんですが、ここは70年以上?の歴史があってあの宮武ファミリーの初代がここでうどん打ちを学んだって言うのがびっくりですよね。
*その辺りの話はコチラの宮武うどんの開業ヒストリーに関した記事からどうぞ。
食べる前はかなり腹が膨らんでましたが、やっぱりこのうどんはサクッと腹に収まってしまいました。
*Wakkyの毎日:聖地巡礼5 『山神うどん』@まんのう
*foodish:"雑"食記:東から西へうどんツアー(後)〜讃岐うどん巡礼2018-2
以上の5軒で今回のうどん巡りはおしまい。
このあとWakkyさんご夫妻のリクエストでスーパー「マルナカ」の琴平店へ。
あんまり来たことない支店やったんですが、品揃えにけっこう個性があって面白かったですわ。
2時半頃香川を出て、5時18分には兵庫駅に到着して、ishさん、Wakkyさんご夫妻とはお別れ。
そしてこの日はこの後myblackmamaさんが中国道の西宮名塩SAまででええって言うてくれはりました。
6時に西宮名塩SAを出て、家に着いたのがなんと6時50分。おそらく帰り道としては最早だったでしょねぇ。
いつもは西宮名塩で別れてから一人になってから国道176号なんかでかなり時間食うんですよねぇ。
最後で渋滞を食らうと心身共にドッと疲れるんですが、今回はサックーーと帰れて非常に楽でしたね。
ちなみ総走行距離は562kmでした。
*朝の体重:57.60kg弱。(これくらいやったらまぁええか。)
*今月の休肝日:2日(今日は酒抜かんとあかんのよねぇ。)
2018年07月09日
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