新潟と長野の旅の続きをサクッとアップさせて頂きます。
飛び込みの1軒目がハズレで2軒目の回り寿司が当たりやった飲み食いの続きです。
1軒目と2軒目までの記事に興味ある方はコチラからご覧下さい。
3軒目と言うてええのかは分かりませんが、次に行ったのが新潟駅の駅ビルにある「ぽんしゅ館」というところ。
そもそも回り寿司を見つけたのはこのぽんしゅ館に行こうとして駅ビルをうろついててたまたまやったんです。
ぽんしゅ館って呼ばれてる施設?は上のリンク先を見て貰えば分かるんですが、色んな施設を含んでますが私の中では新潟中の日本酒が利き酒出来るところやっていう認識でした。
日本酒が試飲出来る場所としてのぽんしゅ館のことを知ったのはしばらく前で、その時は越後湯沢にあるって知ったんです。
実際今でも「ぽんしゅ館 越後湯沢店」ってのもあるようですね。
今回の旅で新潟に行くに当たってishさんから新潟駅のぽんしゅ館に行こうってお誘いを受けるまでこっちのことは知りませんでした。
越後湯沢ってスキー場のイメージがあるけど、試飲のためだけにそこに泊まるのも難しく行けると思ってなかったんで今回の新潟駅店には期待してたんです。
*行けると思ってなかった「ぽんしゅ館」
正確にはこの試飲コーナーはぽんしゅ館の中の「利き酒番所」というコーナーになります。
新潟県内の全酒蔵のお酒が並んでて、500円払うと小さなお猪口とコイン5枚が貰えます。
そのコイン1枚でどの銘柄でもおちょこ一杯分味見が出来るというシステム。
元値はそれぞれ違うでしょうが、ケチなことは言わずどれでもコイン1枚で1杯というシンプルさ。
*池田屋酒造「特別純米酒 謙信」
小さな蔵、手作業で醸したってな説明書きに惹かれて行ってみました。
私は全然地酒に詳しくないんでほとんどどの銘柄も知りませんでした。
*玉川酒造「純米吟醸 越乃雪蔵」
ひとくせあるってのに惹かれたんだったかと。
*頸城酒造「普通酒 久比岐」
普通酒の方が地元っぽくてええかなぁと敢えて選んでみました。
*小山酒造店「純米 越後自慢」
聞いたことない酒米やったんで選んだような気が。
*金鵄盃酒造「純米 越後杜氏」
昔ながらの製法、手作りって言葉で選んだんかな。
*石本酒造「純米大吟醸 越乃寒梅 無垢」
有名すぎて避けようかと思ってたんですが、ishさんが先に飲んで良かったって言うてはったんで結局真似したんだと思います。
大吟醸って派手で華やかすぎて苦手なイメージでしたがこれは割と美味しく飲めました。
次の日だったか酒屋で見かけたんですが、越乃寒梅って高いイメージでしたが純米大吟醸でもけっこう安くて驚いた記憶があります。
他の地方だとプレミアムが付いてるだけで、地元では真っ当な値段のお酒なんかもしれませんねぇ。
*北雪酒造「純米大吟醸 北雪 ひやおろし」
大吟醸苦手なくせに、越乃寒梅からの流れで較べようと思ったのかなぁ・・・。
純米酒はいっぱいありましたが、大吟醸は少なかったですわ。
最初のコインが5枚で、ちょっと足らんかったんで2人でもう5枚追加して分けました。
ishさんが8杯、私が7杯飲みました。
この試飲コーナーのすぐ近くには日本酒の販売コーナーがあって、気に入ったヤツをすぐ買えるようになってました。
それ以外にもこのぽんしゅ館の物販は非常に充実してて、商品をチェックしてるだけでもしばらく楽しめましたわ。
新幹線に乗るなら、早めに来て色んなモンを見て(買い込んで)帰れるからええでしょうねぇ。
私は新潟でなにかお酒を買うつもりでしたが、まだ街をうろつく予定やったんでここでは買わず。
この日は貸し切りやったけど飲み食い出来るとこもあったりで、新潟に来たらまたここはのぞいてもええなぁって思いましたわ。
その後、駅を出てまたしばらく街をウロウロ。
1軒目と似たようなタイプではあったんですが、ええ感じのとこがあったんで、今度こそ自分らの鼻が正しいと信じて入ることに。
*店構えに惹かれた「春来(春来軒)」
ある程度飲んで食べてたから、のんびり出来たらええなぁなんて思ってました。
*外人観光客向けの説明書き
年季の入った店構えに今時の外人さんへのアピールがちょっと不思議でした。
でも、お店に入ってみたら理由が分かりました。
元々お店を始めた方(おばあさん)はもう亡くなられたのか引退されたのかで、今は娘さんとお孫さんに当たる方がお店を引き継いではりました。
この日は2代目の女将さんは不在で若い娘さんが1人で店を切り盛りしてはりました。
その方が旅行好きで英語も出来そうで、そこから外のアピールに繋がってたんです。
*突き出しのお総菜
右の赤いのは「柿の素」っていう食用の菊をおひたしにしたものでした。
スーパーで生のヤツを見かけてたんで、こういう地元らしい料理が食べられて嬉しかったですわ。
*春来で勧めて貰った新潟の日本酒「天神囃子」
3代目の若女将は利酒師の資格を持ってはって燗酒でお願いしたらこの天神囃子を勧めてくれました。
愛想がよくて旅話とか話題も豊富でええ感じ若女将で当たりでしたわ。2代目の女将さんにも会いたかったですねぇ。
*この時期が旬の「鱈の子の寒天寄せ」 600円
写真は撮り忘れましたがこれ以外にも里芋の煮付け550円も頼みました。
味付けはおばあさんの路線を守ってるとのことで、じんわりした落ち着いた味で日本酒をゆっくりやるのにはぴったりでした。
お料理は派手さの無いモノが多かったですが、こういう店こそ旅先で行くにはうってつけでした。
値段も何杯かお酒を飲んで2人で4568円とリーズナブルでしたわ。
<参考情報>
*春来(春来軒)
住所:新潟県新潟市中央区弁天1−3−24
電話:025−243−4926
営業:17:00〜22:00
定休:不明
この後宿に戻ってたらishさんがラーメンを食べたいと。
私は1人で一杯食べるのは無理そうだったんで、アテとビールで付き合ってラーメンはシェアさせてもらうことに。
あんまり必死で探す気もなかったんで、駅のそばにあった今風な「無尽蔵」とか言うとこに入りました。
*野菜餃子421円
これと瓶ビール540円をちびちびと。ishさんは焼酎ロック421円。
*塩ラーメン831円に味玉118円
野菜たっぷりであっさりしてた気がします。
お勘定は2人で合計2331円。
これで新潟の夜は終わりました。
いつもならバーで洋酒をちょっとやるとこですが、街をぶらついて探した感じではピンと来るところは見つからず。
最初の店で外してどうなるかと思いましたが、結果的には大満足な夜となりました。
*foodish:"雑"食記:2泊3日で新潟・松本(2)〜ぽんしゅ館(新潟駅店)
*foodish:"雑"食記:2泊3日で新潟・松本(3)〜春来(軒)のあとで〆のラーメン
*朝の体重:58.25kg。(増えたんは納得行かんぞ。)
*今月の休肝日:7日(今日は酒抜きました。)
2017年11月24日
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