2017年09月28日

軽いうどん巡りから松山へ

8月下旬に出張前に大阪に寄ってくれた知り合いとの飲み食いをご紹介します。

初日と2日目は贅沢な食材で家宴会をしたんですが、知り合いのSさんは4日目の夕方には徳島に前乗り込みの予定。

3日目をどうするか決まってなかったんですが、ぎりぎりになってとりあえず香川で軽くうどん巡りをすることに。

うどん巡りの回数的には第56回ってことになりますが、全然コースを組んだりせず行き当たりばったりで出かけることに。






今回は長距離ドライブやうどん巡りの時につけるメモ帳を忘れたので正確な時間は不明ですが、いつものうどん巡りよりはだいぶゆっくり出たかと。

おそらく八尾の家を8時頃に出発したんだと思います。

1軒目に着いたのが11時なんでそこからの逆算ですが・・・。



建て替え後初「上田製麺所」

*建て替え後初訪問の「上田製麺所」

Sさんが未訪問なのを確認して、インターチェンジからの行き方も簡単だし、私が建て替え後に行ってなかったのでチョイス。


上田製麺所のかけうどん

*上田うどんの「かけうどん」 200円

いわゆる”ひやあつ”で行っときました。

店の雰囲気もあんまり変わりすぎてなくて、うどんは相変わらず香川の日常って感じで美味かったです。


上田の次をどうするか考えてて、1軒決まったところで全店制覇でオモロイ店を見つけました。

最初に決めた店と同じ見開きにあっただけなんですけどね。

それが「高松航空公園内」にある「さくらの会」っていうお店。

ボランティアのお母さん方が日曜日にだけ営業してて綾川町の特産である「もち麦」が入ったうどんがウリのようでした。

ルート的に遠回りにもならんので、まずはそこに行ってみることに。


公園内の建物は一部が中古の服を売ったり農産物を並べたりする物販コーナーで、それ以外に軽食が食べられるスペースがありました。

名物のもち麦うどんと普通のうどんがあったので、それぞれをオーダー。


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*もち麦うどんと普通のうどん

右側のもち麦うどんの小が300円で左のかけうどんの小が200円。

まずもち麦うどんを食べたんですが、一口目はかなりのインパクトでした。

シンプルに言えば、あまりのコシの無さにビックリしたんです。

大阪の立ち食いうどん屋のうどんは茹で置きではなからコシなんか求めんのですが、そんなうどんよりはるかにコシがなかったですわ。

伊勢うどんとまではいいませんが、どちらかというとアレを想像するほどのやわやわさ。

で、かけうどんを食べてみると、こちらは讃岐うどんを言われて納得出来る程度のコシはありました。

あまりの極端な違いに不思議な気分になりました。(^_^;)

何十年も続いてて、毎日のように通う常連さんのおる店でネコが打ったんちゃうか?って麺に当たったこがあるんで香川にも色んな麺があるのは理解してるつもりです。

それでもびっくりするほどの麺でしたわ。



もち麦うどんにビックリして、当初予定してた近所の店に向かったところこんな看板を見るハメに。






岡製麺所は玉売りだけでした。

*岡製麺所は玉売りだけでした

この記事を書くのに改めて全店制覇を確認したら「定休日火曜」に続いてカッコ内に”日曜日は玉売りのみ”って書いてありましたわ。

すぐ口直しをしようと思ってただけにヤラれた感が強かったですねぇ。





ここで改めて次の候補を検討して向かったのが綾川町の「はゆか」。

店に着いてみると数人が店外で並んでましたが、これ以上うろうろする気にならんかったので並ぶことに。

店内を覗くと空席はあったんですが、セルフ形式で麺を茹でるのが追いついてないようで、そのための行列のようでした。



「はゆか」の釜揚げうどん

*はゆかの釜揚げうどん290円

これはSさんの注文だったかな。


「はゆか」のぶっかけうどn

*はゆかの冷やぶっかけ290円

こっちが私の注文だったかと。

けっこう久しぶりでしたが、イメージしてたよりかなり太麺でずっしり来ましたわ。

Sさんはこの手の麺を食べてなかったんでたまたまですが新しいタイプの麺を食べて貰えて良かったです。




さて、今回はあっさりと3軒だけでうどん巡りはおしまい。

翌日の夕方に徳島に入ればええんで、どこに泊まるかをこの段階になって検討。

徳島に泊まると翌日に時間を持て余しそうやし、香川もあんまり変わらず。

高知か松山かで迷ったんですが、私が高知には最近も行ってるけど松山はしばらくご無沙汰だったんでそっちに決めさせて貰いました。

香川からは高速で移動することにして、その間にSさんが泊まる宿を押さえてくれました。


向かったのは松山の繁華街のど真ん中にあった「チェックイン松山」という格安ホテル。

一人7000円ほどかと思ったら2人でその値段やったんでありがたく宿に向かいました。

車をホテルの前の駐車場に置いて、ホテルのカウンターに向かったところでトラブルが。

ついさっき予約したはずやのに、ホテルの人はされてないと。

しばらくやりとりして、メールなんかを確認して分かったんですが、Sさんが予約の日を間違うて来月で押さえてたんです。(^_^;)

この人、お仕事はかなりデキるタイプのようなんですが、ちょくちょく大ボケをかましてくれるんですよねぇ。

うちの家に来るのに今までに2回も反対方向の電車に乗って予定に遅れたりしてるんですよねぇ。

日曜日やと言うのに宿は混んでて喫煙ルームしかないなんて言われたんですが、しばらく係の人が言いよどんで?から一部屋15000円の部屋やったらあると。

当初の見込みの倍になりましたがその部屋で行っとくことに。


宿を選ぶ時の基準が「ビジネスホテルでも大浴場がある」ってことやったんで荷物を置いたらさっそくお風呂へ。

松山への片道だけならそんなにムチャな距離ではないですが、やっぱり運転の後のお風呂は気持ちええモンです。

風呂上がりにはすぐに缶ビールを開けて、しばらくのんびり。



夕方になってから、晩めしのために街に出かけることに。



最初に向かったのがこれまたSさんが車中で検索して見つけた日本酒の品揃えの良さげな立ち呑み。

Sさんは私と違って、適当に店に飛び込んでハズレを引くのは大嫌いなんですよねぇ。

私やったら街をブラブラして自分の鼻を信じてとか、ハズレ覚悟でとかもありなんですが・・・。


向かったのは松山市内の勝山町にある「蔵元屋」というお店。

ここは愛媛県の酒造組合が運営してるお店で地元のお酒がかなりリーズナブルに飲めるとこでした。

お店は日本酒専門ってことでビールを置いてなかったんで、風呂上がりに部屋で飲んどいて良かったですわ。




松山の「蔵元屋」で飲み比べ

*松山の蔵元屋で飲み比べ

お店の人におまかせで3種類選んで貰いました。

値段を控え忘れたんですが、この3種類セットで500円とかのこなれた値段だったかと。

愛媛の地酒を飲み比べ

*愛媛の地酒を飲み比べ

お店の一角にカウンターがあって、そこでキャッシュオンでお酒を受け取って好きなとこで立ち呑みってスタイルでした。

こうやって銘柄を分かるようにしてもらえると助かりますねぇ。

まぁ、銘柄が分かっても真剣に味と蔵の名前を覚えたりはしませんが・・・。(^_^;)

蔵元屋のおつまみ盛り合わせ

*蔵元屋のおつまみ盛り合わせ

これも値段は忘れましたが2〜300円だったんじゃないかなぁ・・・。

あくまでも日本酒が主役でいわゆる”料理”と呼べる物は出してなくて、あくまでも酒のおつまみをちょっと出すって感じでした。


夏の燗酒向き「夏美燗 石鎚」

*夏の燗酒向き「夏美燗 石鎚」

夏美燗と書いて「なつみかん」と読ませますが、夏みかんのリキュールってことではなく、夏に飲む燗酒向けってことだそうです。

私は夏場も燗酒を飲む方なんで、燗向きでお願いしたらこれが出て来ました。

他に乾き物のあてを2つほど摘まんで2人で2000円は行かなかったと思います。

安いし色んなお酒があって面白かったんですが、まだ晩ごはんを食べてなかったので酔いすぎたらあかんと思って軽めで切り上げました。


前日までの宴会でたらふく魚介を食べてたんで、晩ごはんはなんか違う物をと思ってました。

Sさんが調べて、松山市内にはどうも焼き鳥屋が多いようだと判明。

それならってことで、焼き鳥屋に行くことにしたんですが、いくつかの候補のうち1軒めの場所から近いトコに向かったんですが日曜日は定休のようでした。

検索してたら「つくね」がウリのお店が上位(トップ?)に上がってたらしいんですが、Sさんが焼き鳥のつくねに興味ないっていうんで、最初は避けてました。

ところがいくつか店に振られて、近所に候補がなくなったんで、結局そのつくねの店に行くことに。




松山の焼き鳥屋「つくねや べん慶」

*松山の焼き鳥屋「つくねや べん慶」

かなり人気のあるお店のようで、私はなんとか予約なしで入れましたが、予約客も多くて大繁盛でした。


まずは愛媛名物の「じゃこ天」

*愛媛名物のじゃこ天

一軒目でじゃこ天を食べようとしてなかったんで、焼き鳥屋ですがとりあえずこれをオーダー。


鶏の刺し身の盛り合わせ

*鶏の刺し身の盛り合わせ

なかなかどれも良かったですわ。

最初はビールで乾杯してすぐ日本酒、そして後半は焼酎のロックもやったような気が。

べん慶のつくね串

*べん慶のつくね串

私は焼き鳥屋のつくねって当たり外れがありますが、アタリを引くとけっこう嬉しくなるんでチャレンジする方です。

ここのはさすがにつくねがウリなだけあってアタリでしたわ。

ナンコツを刻んだものをが混じっててええ食感でした。


べん慶のピーマンの肉詰め

*べん慶のピーマンの肉詰め

メニューには「つくね」ジャンルでかなり色んな種類の料理がありました。

ただ、1人つくねは2品までだったかの制限あり。

これはピーマン好きのSさんの希望でオーダー。当たりやったようで喜んでましたわ。

かなりの人気店なんですが、焼き鳥の焼き場を担当してるのは大将1人のようでした。

そのせいか料理が出てくるのはかなり遅かったですねぇ。

まぁこっちは急いでないからしゃべりながらのんびり待ちましたけどね。

ほかにも何品か焼き鳥を食べましたが、終盤はもう1〜2本食べたかったけど、注文してからの時間を考えて断念。

旅先ってこともあって、お店のあり方に素直に合わせておきましたが、時間が急いてる時はちょっと使いにくいお店でしょうね。


その後、焼き鳥屋から近いトコで年季の入ったバーに軽く寄りました。

そちらは酒の技術やクオリティっていうより、店の雰囲気を楽しむ系でしたわ。

この日はこれで大人しく宿に引き上げました。




翌日は宿をチェックアウトしてから地道で徳島方面に移動することに。

腹が減っても国道沿いにめぼしい店がなかったんですが、しばらく走ってからこれまたSさんが検索して見つけたお店があったのでそこへ寄りました。


伊予小松のうどん屋「優月」

*伊予小松のうどん屋「優月」

国道から曲がってすぐなんですが、自分一人で走ってたら絶対気づかんかったと思いますわ。


優月のかけうどんとかき揚げ

*優月のかけうどんとかき揚げ

ここのお店では圧力鍋を使ってうどんを茹でるんだとか。

それでも10分くらいかかるんですが、それだけのことがある極太麺でした。

表面は柔らかいけどなかには粘りがあって、香川でも色んなタイプのうどんを食べてますがここのはどこにも似てませんでしたねぇ。

なかなか美味かったので、しばらく我慢してここまで走った価値がありました。


その後香川まで走って県境を越えてほどなく現れる某うどん屋へ。

ダシが美味かった覚えがあってそこにしたんですが、私らが入って数人で玉切れ閉店。

入れてラッキーやったんですが、ちょっとした誤解で店の人から感じの悪いことを言われたり、中でスタッフへの言葉がキツ過ぎたりであまり楽しめず。

何度か行ってる店やけど、ここはもう来るのをやめようと思って店を後にしました。



香川に入ってうどんを食べたんでそこからは高速で徳島を目指すことに。

ナビの指示に従って少し南に下って徳島道からのルートに入りました。

途中にえらく長いトンネルがあったんですが、その中で車が渋滞していきなり停車。

停車した時は後ろからの追突事故に巻き込まれないかかなり不安でした。

その後、車はビタッと止まったまま2〜30分全く動かず。

Sさんはこの日の夕方に部下と落ち合うだけで、本番の仕事は翌日やったんでそれまでには間に合うやろうけど、情報がなにもなくけっこうストレスでした。

しばらくして動き出したらトンネルの先の方で故障車があったようで、それを手押ししたのかトンネル外の路肩に寄せたら流れが戻りました。

事故や故障から車の火災でトンネルの中が大惨事なんてことが今まであっただけに運転手としては気が気ではなかったですが何事もなくホッとしました。

その後、徳島駅そばでSさんと別れて私はのんびりと自宅へ。


家宴会に、落語会、うどん巡りに松山の飲み食いとなかなか盛りだくさんな週末でしたわ。









*朝の体重:57.60kg。(夜少なかったからもうちょっと軽くてもええのに。)

*今月の休肝日:9日(昨日抜いてなんとかリーチ。)
 
  
posted by えて吉 at 15:12| Comment(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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