家宴会ネタがちょっと溜まり気味なんで出来るだけサクサクッと1本上げてみます。
今回のお客は東京に住む知り合いのSさんで、週明けの月曜日から徳島に出張っていうタイミングで前の週末からうちに遊びに来てくれました。
初日は8月25日の金曜日で休暇を取って午前中の飛行機で大阪入り。
昼頃に伊丹空港に着いてそこからバスで天王寺、天王寺からJRでうちの最寄り駅に着いたのが1時前でした。
部屋に着いたらいきなり昼宴会をスタート。
では、さっそく出した料理の写真を貼って行きましょう。
すぐ出せるように用意してたもんを並べて即かんぱーい。
*まずは「前菜料理」を並べて乾杯
・ナムルの盛り合わせ
・ミニトマトのマリネ
・スーチカー(沖縄風塩豚)
・マグロのすき身のオイル煮
・島らっきょの塩もみ
ナムルは右から茹でピーマンの中華風醤油和え、ぜんまいは普通に甘辛炒め、豆もやしは蒸し煮にして塩とごま油に隠し味程度の砂糖、三つ葉とわかめの塩ごま油和え
野菜ネタでこうやって一皿に盛ってしまうと1品扱いになりますが、4種類それぞれ作ってるからけっこう手間掛かってるんですよねぇ。
トマトのマリネは1つずつ十字に包丁を入れてから湯むき。この工程が少々邪魔くさいんです。
浸け地の味付けはめんつゆをベースに酢を加えたりして調整。
スーチカーは3日間ほど塩で真っ白にしてキッチンペーパーに包み、毎日ペーパーを取り替えました。
それを炊飯器の保温モードで茹でてやりました。
マグロのオイル煮は、要するに自家製のツナですが、前々日?だったかの自分の晩ご飯に買うたマグロのすき身が余って作ったものです。
島らっきょはメインの魚を買いに行った活け魚屋「大昌」の野菜コーナーに並んでたんで贅沢ついでに買うたりました。
これだけのアテをすぐ並べたんで私もしばらくはテーブルについてSさんとしゃべれました。
*活魚屋での無駄遣い第2弾は「トリガイの刺し身」
Sさんは貝好きなんで、大昌で目に入ったらついついカゴに入れてしまいました。
これが一舟全部なんですが、これで800円なんでけっこう贅沢ですよね。
ただ値段だけの値打ちは十分あって身に厚みがあって噛みしめると甘みを感じるジョートーなやつでしたわ。
*関西の夏の定番「はもちり」
活魚屋の「大昌」にこのハモを買いに出かけたんです。
やや小ぶりの鱧で1匹1600円と1200円のヤツがセットになってお得価格の1600円やったんでちょっと多すぎかもと思ったけどバーンと贅沢に行ったりました。
それを前日のうちに家で湯がいて落としにしました。
つけだれはSさんも私も酢味噌があんまり好きじゃないんで、梅肉で。
チューブの練り梅に、酢を少々と日本酒と味醂の煮切りを加えててけとーに作りました。
*北海道の小樽産「塩水ウニ」
このうにはSさんが小樽の親戚ルートで送って貰い、今回の宴会に差し入れてくれたもの。
最近ミョウバンを使ったと思われる普通のウニでも平気で1枚3000円とかするんで長らくご無沙汰でした。
直前に持って行ったるって連絡が入った時は思わず小躍りしそうな浮かれ具合でした。
何年も前にまだ身内と一緒に生協の宅配をやってた時に1度だけ塩水ウニが出てて買うたことはあるんですが、量はすんごいちょっとでかなりのお値段でしたわ。
それがこのパックはほとんど塩水が入ってないほどピッチピチに詰まってました。
親戚の仲のええ友達が漁師で、そのルートで来てるからちょっと普通の商品と違うかもなんてことをしゃべってました。
*高級品の「塩水うに」はシンプルに
わさびと醤油は用意しましたが、まずは何もつけずに一切れ。
うーん、久しぶりのウニでしかも無ミョウバンの塩水うに。そら美味いですわ。
産地の製造現場から直送で届いたヤツを翌日に持って来てくれてるから新鮮は抜群。
当たり前ですが臭みなんか全くなし、そしてミョウバンが入ってないから、嫌なエグミもゼロ。
めっちゃ甘くてひじょーに美味かったですわ。
*油かすと小松菜の煮物
冷凍で常備してある油かす使って、ぬくぬくの煮物にしました。
油かすのコクや旨味を楽しむにはこういう菜っ葉の煮物が最適に感じました。
*リクエストがあった生センマイ
宴会の2日前だかにSさんから「センマイの刺し身が食べたい」とリクエストが入りました。
生センマイって家では食べた記憶がなく、どこで買うかもだいぶ迷いました。
前日に一軒置いてそうなとこを思い出したんで子守してた姪っ子も車に乗せて買い出しへ。
長居公園通りを平野の方から進んで長居公園の角が現れる交差点を左折。
少し進んだ先の対面にある「北大谷」ってホルモン肉屋へ行きました。
色んなホルモンの部位が並んでたんですが、センマイは見当たらず諦め掛けたところで無事発見。
グラム250円で、小さな袋に入ったヤツを頼んだら627円でした。
生での食べ方をお店の人に聞いたら、70度だかのお湯で少し茹でるか、レモンの輪切りを入れた氷水に何回かさらしたらええと。
両方のやり方でたべることに。
どっちがどっちか忘れましたが、左はゴマ、ネギ、ごま油と塩で中華料理屋の冷菜っぽく味付け。
右はコチュジャンに酢と少量の醤油、ねぎなどを加えた韓国風の味付けです。
ここまでの写真は3時台でこの後は写真を撮り忘れてました。
今回の宴会の一応のメインである鱧鍋をここで登場させました。
かつお節と昆布の合わせ出汁を引いてから、そこにハモの骨をたっぷりと加えてコトコト煮込んで鍋の出汁に。
薄口、酒、味醂などで気持ち甘みの効いたダシを用意して、そこにたっぷりのタマネギを刻んで加えました。
鱧の身は各自が一切れずつしゃぶしゃぶの要領で煮すぎないようにしていただきました。
メイン料理の写真を撮り忘れるというチョンボがありましたが、ダシがしっかりしてたんでご機嫌でしたわ。
ハモ鍋からは少し時間をおいて、8時頃から追加の料理を食べ出しました。
*ムール貝のガーリック炒め
これもSさんからの差し入れの品です。
すでに茹でてあるヤツだったんで、にんにくとサッと炒めて魚醤をサッと掛けて刻んだ冷凍のシャンツァイを散らしたら出来上がり。
*久しぶりに作った「和風梅しそ鶏餃子」
前はちょくちょく作ってたんですが、ここんとこ作ってなかったのを思い出しました。
事前に作って冷凍しておけば当日は忙しくないし、あっさりさっぱりしてるから後半の締めとか口直しにいいかと思い前もって用意。
中身は鶏のムネ肉を包丁でそぎ切りにしてから、細切りにして、さらに刻んだ鶏ミンチに白ネギのみじん切りとえのきのみじん切り、大葉のみじん切りを加えました。
塩コショウとほんだし少々、ショウガの絞り汁を加えてよく練ってやりました。
皮に包む時にまずチューブの梅肉をちょっぴり皮に付けて、タネを置いて包むようにしました。
こうすると梅肉の風味がきっちり伝わるからええかと。
*クラゲと蛇腹キュウリの酢の物
クラゲは塩蔵ではなく水(塩水?)の入ったビニール袋入りのヤツです。
この後は、酒を飲みながらのんびりしゃべってたかと。
続いて翌日の26日の飲み食いもさらっと書いておきます。
*朝ごはんに鱧だしうどん
ハモ鍋で残ったダシはきっちり置いといて翌日のうどんに流用。
鱧の身はもうなかったんで、タマネギだけ新たに追加してやりました。
これは普段のうどんとはダシが全然違うからオモロイし、鱧のダシが効きまくって美味いんで朝から大満足でした。
うどんの後、少し間を置いて1時半頃から前日の残り物をあてにして昼飲みをスタート。
*残り物を並べて昼飲み
・三つ葉のサラダ
・豆もやしのナムル
・せんまい
・くらげとキューリの酢の物
・蒸し鶏とオクラの和え物
蒸し鶏なんかは冷凍してあった物を使ってます。
まぁアテは残り物をちょっと並べただけなんですが、この日はまだ大モノが残ってました。
*うにとご飯の手巻き
Sさんが北海道で親戚らとやるウニの食べ方を教えてくれました。
熱いご飯を海苔にちょっぴり載せて、大葉を敷いた上にうに、山葵をちょっぴり。
これを手巻きにしてほんのちょっと醤油を付けてパクリ。
いやー、こんな食べ方家でやるのは初めてでしたが、美味いモンですねぇ。
温いご飯より酢飯がええかと思ったんですが、やってみると熱いご飯に納得。
熱のおかげで、うにの香りが立ち上がってウニ好きにはたまらん風味でしたわ。
私もたいがい贅沢に鱧やらトリガイやら用意したつもりでしたが、塩水ウニを前にしたらみんな存在感が弱くなってしまいましたわ。
それぐらい美味かったんでSさんには大感謝です。
うにのように上等のアテはありましたが、昼酒はあんまり飲み過ぎないように気を付けてました。
というのも、この週末にうちに来てもらうことになったメインイベントが夕方から控えてたからなんです。
*林家染二の落語を聞きに天満天神繁昌亭へ
しばらく前に別のイベント事で林家の落語を聞きに言ったんですが、その時の流れでSさんが上方落語を聞いてみたいと。
林家染二って人にはごくごく薄くて細い関わりがあるんで、どうせならこの人のを聞こうってことでこの週末の予定が決まったんです。
相手の桂雀三郎って人のことはなんも知らんかったんですが、前売りの発売当日だったかにチケット押さえて臨んだ次第です。
落語の方は、ちょっとしつこいネタもありましたが、ライブでこっちの噺家を見て貰えたんで良かったですわ。
落語会の後は、天神橋筋にあった最近出来たっぽい店でごく軽く飲み食いして引き上げてきました。
翌日早く起きる予定やったんで、この日は割と早めに寝たような気がします。
まだ家宴会のオマケがあるんですが、それについてはまた後日気が向けばアップさせて頂きます。
*朝の体重:57.95kg。(昨日はある程度控えたのに余裕ナシ。)
*今月の休肝日:7日(昨日は酒を抜きました。)
2017年09月21日
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