この前の東京旅行での飲み食いをメモがてらまとめてアップしておきます。
出かけたのは8月13日の日曜日でした。
前日までに色々と宴会料理を仕込んで、それを持参して昼飲みをすることになってました。
*東京に持参した料理の数々
煮込み物は何日か前から一品ずつ作っては冷凍してありました。
そいつらを保冷剤代わりにして、凍らせたくない冷蔵品を当日の朝に詰めました。
以前ロードスターに摘んでた小ぶりなアイスボックスがこの料理と缶ビール2本でピッチピチに。
9時過ぎにうちを出て、新大阪を目指しました。
昼過ぎから飲むんで朝メシをどうするかだいぶ迷ったんですが、せっかく電車で行くんやから飲まな損と駅弁を買うて車内で食べることに。
*電車やったら飲まんとね
1時頃品川駅に着いて、京急に乗り換えて平和島駅まで。
平和島駅前にあるスーパーをチェックしたらシャンツァイ(香菜)を発見したんで即ゲット。
前日大阪で3軒回っても端境期やったのかどこも置いてなかったんですよねぇ。
無事香菜が買えたんで、気分良く以前に泊まった「ホテル・ビジネスヴィラ大森」へ移動。
まだチェックインには少し早かったんで大きな荷物だけ預けて、知り合いのSさんの家へ移動することに。
持って行ったもんをカットしたり盛り付けたりするのはSさんに任せて、私は座ったままで2時頃には飲み会がスタート。
この時の様子は翌朝にホテルで暇つぶしをしてる時にけっこう詳しめにアップしました。
*昨日は持ち込み宴会でした
繰り返しになりますが軽く補足を。
*東京まで持って行った料理
この時のずいきの煮物と冬瓜はちゃんと昆布とかつお節でダシを引いて作りました。
同じダシやけど出来るだけ違いが出るように意識して作りました。
当初は冬瓜だけ煮物に仕上げて、芋茎(ずいき)は下茹でだけした状態で持って行くつもりでした。
ただ、両方とも2人で食べるには多すぎるんで、一部は実家に押しつけることに。
そうなると下茹でしただけのずいきでは嫌がられるかと思ったんで、料理仕上げることにしたっていう次第です。
冬瓜の方には干しエビを戻してその汁ごと加えたんですが、ごく弱くしかえびの風味は効いてませんでしたわ。
たまひもは、蒸し鶏を作るために阿倍野にあるお気に入りの「かしわ屋」までええ鶏を買いに行ったら、ピッカピカのたまひもが目に止まってツイ買うてしまいました。
おかげで仕事が一品増えてしまいましたが、お裾分けした実家の親父も喜んでたし、持って行って良かったですわ。
タコとセロリのマリネは、タコ好きのSさんに合わせて仕込んだサッパリ系。
ワインビネガーやレモン、月桂樹を使って洋風に仕上げてます。
*リクエストで作った蒸し鶏
知り合いのSさんは、えらく蒸し鶏が好きなんですよねぇ。
「とりあえず毎回定番で出してくれたらええから」
って、かなり真顔で言いはるんですわ。
出来るだけ違うモン食べて貰おうと苦労してるモンにはありがたいんかありがたくないんか悩ましいとこです。
タレはゴマダレにすりゴマ、自家製の中華風醤油ダレ、白ネギのみじん切り、香辣脆などを加えて作ったモノを持参。
仕上げに買うたばかりのシャンツァイを刻んで加えて貰いました。
ええ鶏を使ったせいかいつもより美味しいように感じましたが、おそらく気のせいでしょう。(^_^;)
*トリッパの煮物
ホルモンを買いに行った生野のなじみの店で、珍しくハチノスがあったんで予定外で作ることにした一品です。
ただ、今回初めて黒い皮のついた状態のトリッパを買うたんですが、店のおばちゃんのざっくりした説明だけでいきなり湯がいたら全く黒皮が取れず。
後でネットで皮の取り方を調べたら、低めのお湯で温度を変えて2度温めんとアカンってなこと見つけました。
一度失敗したらリカバリーは効かず、かなり時間を掛けて爪先やらスプーンなどで剥がそうとしたんですが、結局途中で挫けてしまいました。
それでも仕上げてみたら、ハチノス単品で見てた時よりは汚さが誤魔化されてホッとしました。
ビールで始めて、トリッパの当たりからワインを飲もうかと。
「ちゃんと冷やしてるー」
って言うんでスパークリングワインを飲もうと思ったら、ぜんぜん冷えてなかったというハプニングがありましたが、その代わりにSさんのドイツ人の知り合いが作った赤ワインなんかへチェンジ。
日本酒をやったり、珍しい海外のビールなんかも飲みながら11時頃まで延々と飲み食いしてました。
翌日(14日)は7時半頃に目が覚めたんですが、今年の東京は記録的に雨が降り続いててその時期に当たってたんで朝から変な天気でした。
ホテルの部屋でしばらく時間を潰してから、9時過ぎになって腹も減ったんで出かけることに。
ホテルから出たらいきなりポツポツ来ましたが、ひどく降られることはなく平和島の駅に到着。
*平和島駅前のうどん屋「あさひ」
以前になんどかこの駅を使った時は別の屋号で同じ場所に立ち食い系のうどん・そば屋がありました。
その後その店が潰れて、この店が同じ店に出来たそうです。
駅の改札出てすぐ左がこの店で、右手にはもっと濃ゆくて朝から飲める「信濃路」とかいう店もあります。
そっちは前に入ったことがあったんで、代替わりしたコチラを試すことに。
*平和島駅前の「あさひ」で初日はわかめそば
多少飲み過ぎてたんで、あっさりしたもんが良くてわかめそば320円(かけが320円でわかめ80円だったかも)。
注文が入ってから麺を切って、湯がきたてを出してくれたんで立ち食い系(イスはあり)にしては歯応えしっかりで美味かったですわ。
ダシはちょっと塩気がキツくて東京のそばって感じでした。
朝麺をシバいたら、Sさんに連絡して家に行かせて貰いました。
家で用事があるからあんまり早く来るなって言われてたんですが、そばを食べたら天気も悪くてお願いモードで移動させて貰いました。
*2日目は午前中から飲みをスタート
前日持参した料理が余ってたんで、それをあてにして11時頃から朝酒がスタート。
右端のは、スンドゥブのスープで炊いたすじ肉だったかと。
スンドゥブの素をベースにはしましたが、缶詰のあさりを加えたり色々改良したんでレトルトっぽさはなかったかと。
*軟骨ソーキの煮付けと煮玉子
煮玉子はソーキを炊いた煮汁を更に煮詰めて味を濃くしてから半熟玉子を漬け込みました。
ナンコツは多少コリっとした歯応えが残る程度に火通し方を加減しました。
*北海道からあわび
Sさんの親戚が北海道にいてて、そのルートで送られて来たのか、今回会う少し前に北海道に行った時に持って帰ってきたのかは不明です。
なんせプライベートなルートで到来した北海道産でした。鮑の肝を潰した醤油につけていただきました。
*Sさんのお母さん作の鶏とセロリの炒め物
あっさり味で美味かったですなぁ。
*チキンカレー
これはSさんのために作った訳ではないんですが、私が自分用に作ったやつの一部をこの日のために冷凍してありました。
インド料理っぽいスパイスなんかを使って、手羽元や野菜をしっかり煮込む自分好みのやり方で。
夏野菜をいくつか使ってましたが、アテとして頂きました。
前日にスーパーで買うたパクチーが活躍してくれました。
少しのんびりして時間を潰したら、電車に乗って横浜方面へ移動。
京急の新子安駅で電車を降りて、改札出て角を曲がったらすぐにお店がありました。
*新子安駅前の「大衆焼肉 新子安駅前店」
以前からこの店のことを何度も聞いててどんな店か気になってたんで、いくつもあった候補の中から今回はコチラをチョイス。
*かしらとタン
かしらが300円でタンが300円。キュウリのキムチが150円。
飲み物は瓶ビール500円でスタート。
かなり割安だとは効いてましたが、値段の割りにしっかり量もあってビックリでした。
ホルモンとか一部は牛肉ではなく豚なんですかねぇ。肉のことはよう分からんのですが、豚やととしても充分安いなぁとビックリ。
*大衆焼肉の「おしんこ」50円
おしんこって注文するから漬け物が出てくると思ったらキャベツやったのが意外でした。
50円って安さなんでちょっとした箸休めにちょうどよくSさんはお代わりしてはりました。
*大衆焼肉のレバー
これが一人前で200円ってのもスゴイですよねぇ。
*ハラミとホルモン
ハラミが300円でホルモンが250円。
写真を撮り忘れたんですが、この店の看板にも書かれてたようにジンギスカンもありました。
マトンロースだそうなんですが、1人前250円。
これも2人前を塩で食べましたが、変な臭みもなく固すぎるなんてこともなかったですわ。
どの肉でもですが、値段はめちゃ安でしたが素材としてマズイものはなかったですねぇ。
この店に通い慣れてるSさんの指示でカルビ焼き390円だけは避けましたけどね。
ちなみにメニューはこんな感じです。
*横浜(ハマ)の大衆焼肉のメニュー
*大衆焼肉のメニュー
ニンニクが別料金で20円ってのが面白いなぁと。
中瓶のビールを3本飲んで1500円、芋ロックが450円、赤ワインのデキャンタ1200円を加えてお勘定は2人で5600円。
私は大阪であんまり焼肉屋を知らんのですが、とてもじゃないけどこのコストパフォーマンスに勝てるとこにあんない出来そうにないですわ。
安くて美味いとは聞いてましたが、ここまでとは思いませんでしたねぇ。
2日目は10時半頃にはホテルに引き上げましたが、部屋に戻ったら脱ぎ散らかしてた自分の寝間着代わりの服まできっちり畳まれてて申し訳なく思いましたわ。
15日は朝の4時頃にトイレに起きたら寝直しに失敗。
そこからはベッドに寝転がって本を読んでましたが7時半過ぎには諦めて起きてしまいました。
しばらく時間を潰して9時前頃にまた平和島駅前の「あさひ」へ。
*平和島駅前で朝うどん
前日はそばにしたら、打ち立て茹でたてで驚いたんで、気になってうどんもチェック。
かけうどん320円に80円でわかめをプラス。
麺は冷凍うどんを湯がいてましたが。あんまり食べたことのないタイプの冷凍うどんでした。
だしをうどんとそばで作り分けてるトコは立派やなぁと。
とはいえ、この店ではうどんよりそばの方が値打ちがあるように感じました。
うどんを食べたらホテルに戻ってしばらく時間つぶし。
10時前になったんでチェックアウトしてSさんの家へ移動。
この日も朝から雨が降ったり止んだりしてましたが、Sさんの家に着いてほどなく本降りに。
最終日でどこかに行こうかって話もしてたんですが、どこも雨だと楽しくないなぁと。
ほんまは以前行った「大森ふるさとの浜辺公園」ってとこにある砂浜でビールでも飲みたかったんですが、曇りならまだしも雨じゃどうしようもなく断念。
しばらくSさんの家で時間を潰して、11時になってから近所の「旭庵」ってそば屋さんに朝酒を入れに行くことに。
お盆の時期でも営業しててくれてありがたかったですわ。
*大森の蕎麦屋「旭庵」で午前中から煮込み
11時過ぎでしたがいきなり瓶ビールと煮込み。
値段は忘れましたが、下町の老舗そば屋って感じのお店で割とどれもこなれた値段でした。
枝豆を頼んだら、なかなか出てこないんで忘れてはるんかと思ったら、茹でたての熱々がたっぷりと登場。
*ほうれん草のバター炒め
ものすごく久しぶりに食べたんですが、バターの香りが良くて美味かったですわ。
中瓶を朝っぱらから3本開けたと思いますわ。
そとは時折雨脚が強くなったりもしましたが、しずかなそば屋でのんびりビールを舐めるのも悪くはなかったです。
*旭庵のカレーそば
なにを〆のそばにするかだいぶ迷ったんですが、カレーそばを2人でシェア。
ちょっとダシの香りが弱くて、想像してたそば屋のカレーものとは違いましたがこれでほどほどにお腹が落ち着きました。
そば屋から戻ったらやることがないんで、またビールをチビッと舐めたりしながら時間つぶし。
夕方になって来て、電車でまずは品川駅に移動してコインロッカーに大きな荷物をしまいました。
そこから一駅移動して田町駅へ。着いたのは5時前でした。
改札を出て1階に降りたらすぐある立ち飲みの「やまとや」へ。
*田町駅の立ち飲み「やまとや」で軽く一杯
ビールに口が飽きてたんで、プレーンなチューハイを。
カレー味のマカロニサラダとガツ酢をアテに。
チューハイを一杯だけお代わりして2人で1500円くらいだったかな。
次に行く店が決まってたのでここはサクッと切り上げ。
田町の駅から大通りを越えて、一本裏側の道に入ってすこし歩いたところにある「がんぎ」って店へ。
*田町の立ち食いそば屋「がんぎ」で飲み
新潟で有名な「へぎそば」のお店で昼間は普通の立ち食い蕎麦屋なんですが、夕方からはこうやってアテも出るそうです。
*にしんなす煮 460円
どのアテもけっこう手軽な値段でした。
酒の方は地酒を何種類か置いてはってそっちもこなれた値段でした。
*穴子の白焼き 530円
穴子好きには嬉しいメニューでした。
*ねぎとろ 430円
予想以上にたっぷりした量で出て来ました。
*あら大根煮 410円
これも美味しかったんですが、甘みのしっかり効いた味付けやったんで最初のにしんと味が被ってしまいました。
予定ではしめにへぎそばを食べようと思ってたんですが、ここまでのアテでけっこうお腹がいっぱいになってしまい断念。
この後Sさんと品川駅に移動して、こぎれーなカフェみたいなトコでもう一杯だけ私の予約してた電車までの時間つぶしに付き合って貰いました。
8時半頃の電車に乗って、大阪へ戻りました。
家に着いたのは12時頃でしたが、新大阪から八尾のうちまでえらく遠く感じましたわ。
以上が今回の東京旅行での飲み食いになります。
3日間に渡って早い時間から色々とようさん飲み食いしましたねぇ。
忙しいSさんには貴重なお盆休みを一緒に過ごして貰えて大感謝ですわ。
2017年08月29日
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