ヌードルメーカーで初めてそばを作ってみた時の様子をご紹介します。
一番太いアタッチメントでも2.5mmなんで、ヌードルメーカーで本場の讃岐うどんのような麺を打つのは最初から期待しませんでした。
それでもうどんについては共用範囲がかなり広いんで細めの麺でもええかと考えました。
それにたいして蕎麦は、太さ的にヌードルメーカーで作るのに適してるんじゃないかと思ってたんです。
麺の好みでは圧倒的にそばよりうどん派なんですが、それなりのそばが家で食えたらなぁとは期待してました。
うどんやラーメンを何度か作って、多少慣れた気がしてきたんでやっと初めて蕎麦を作ることに。
そこまでそば作りを引き延ばしてたのは、まともなそばを作るのがちょっと難しそうに感じてたからなんです。
というのも、ヌードルメーカーに付いてるメーカーの作ってるレシピブックに乗ってるそばはイマイチに思えたんです。
粉の配合が強力粉175gにそば粉75gなんで、3割そばにしかならんのですよねぇ。
せっかく作るのに立ち食いうどん屋のそばみたいな配合はなぁ・・・と。
でもネットで調べるとヌードルメーカーで十割そばまで作ってる人がいるんです。
ただ、そば粉は粉ごとにタチがだいぶ違うとか読むとちょっと躊躇したんでとりあえずしばらくは他の麺を作るのに慣れようと思ったんです。
そんなわけで初めてのそば作りはヌードルメーカーがうちに来てから2ヶ月近く経った9月13日になりました。
ヌードルメーカーでの麺作りは2人前で粉250gか4人前で粉500gが基本になってます。
どの麺でも500gの方が失敗が少ないってなことも読みましたが、初そば打ちは一度で食べ切るために控えめで行くことに。
*桝田屋食品のそば粉とつなぎの強力粉
十割蕎麦はかなり繊細そうやったんで、もうちょっと難易度が低そうな二八蕎麦で行くことに。
普通は250gで作るんですが、全体で200gで行くことに。
二八なんで、そば粉を160gに強力粉40gの配合。
水は粉250gに大して90mlで行ってるんで、その8割の72mlで。
メーカーのレシピブックではうどんと同量の塩を加えてましたが水のみ。
1.3mmのアタッチメント使ってこね時間は標準5分ですが、長めの7分で。
うどんを作る時と同じように3分ほどかけて水を注いだんですが、粉は全くまとまらずサラサラに見えました。
*ラーメンのこね終わりの様子
うどんやラーメンはほぼ同じ水の割合ですが、こね終わりはこんな感じです。
全体がポロポロッとしたフレーク状っていうんでしょうか・・・。
それに対して初回のそば作りは全く違う状態でした。
水の分量を量り間違うたか、計算を間違うたんかと思ってしまい、適当に少し水を加えてみました。
量にしたら2〜30mlやと思うんですが、そのままこねさせてるとそれまでサラサラに見えたヤツがいきなり団子状態に。
小さな団子がいくつも出来た状態で、明らかに失敗ムード。
一旦電源を落として、適当に粉を振り入れて、こね時間5分で再始動。
粉を足しても団子状態は全く変わらず。団子に粉をまぶしたような状態でしたわ。
初回は完全に失敗したと、それ以上あがくのは諦めてそのまま製麺へ。
製麺を始めると一応麺の形にはなったんですが、水分が多すぎたせいか麺同士がくっつき気味。
製麺し終えたとこで、全量をお湯に入れてちょっと強引に麺をほぐしながら2分前後茹でました。
茹で上がりをまずは水道水で締めてからさらに冷水で締めてやりました。
出来あがったんがこちらです。
*初めてのそばを「ざるそば」で
途中の悲惨の状況から考えるとずっとマシな出来上がりでした。
*初めて作ったそばのアップ
一部麺同士がくっついてますが、団子状態になるかと思ってたのよりはだいぶマシでした。
食べてみると立ち食いうどん屋なんかの茹でおきの蕎麦よりははるかに上等。
その辺で買える乾麺よりも旨い気がしましたわ。
ちゃんとしたそば屋のヤツほどピシッとしたコシはなかったですが、けっこうええ出来でした。
ラーメンやうどんと較べて、本格的なヤツに近い出来に感じました。
一回目は一度は大失敗かと思いましたが、最終的にはギリギリセーフって感じ。
これを踏まえて10月13日に2回目のそば作りにチャレンジ。
作り方は基本的には同じパターンで行くことにして、アタッチメントは1.3mm丸麺。
強力粉40g、信州枡田屋そば粉160g、冷水は少しだけ多めの75ml。ただし、この分量より絶対増やさんと決意。
こね時間7分で途中でうどんみたいに寝かしたりはせずそのまま製麺まで。
*そばを作る時のこね終わりの様子
やっぱりものすごく粉っぽくて不安になる見た目でした。
でも指で触ってみると見た目よりは水分があるように感じたので、水の量は厳守でこのまま製麺へ。
*製麺の出だしからええ感じ
製麺が始まってすぐは麺肌がジャキジャキ荒れることもあるんですが、今回のそばは出だしからええ感じでした。
これやったらきっと行けると思いました。
すぐ茹でるつもりやったので打ち粉はなしで、最後まで製麺してすぐ全量を鍋へ。
*問題なく出来上がった「ざるそば」
茹で上がりを水道水だけで締めました。
前日に信楽の後で有名だと分かったそば屋「黒田園」で温かいかけそばを食べてました。
そいつは熱い出汁の中でもかなりそばに歯応えがありましたが、それに較べるとだいぶ落ちました。
それでもやっぱり乾麺よりだいぶ美味くて満足出来る仕上がりでしたわ。
ある程度食べたところでかけそばにしたらどうなるか気になり急遽ダシを用意。
残ってた4割ほどをお湯の中でさっと茹で直してかけそばにしてみました。
そちらは見事にコシがなくなったんで、少しでもコシを楽しむにはやっぱり冷たいそばがええでしょうね。
和そばは今回の作り方で行けそうやと納得しましたわ。ポイントは水加減を増やし過ぎんことでしょうね。
家で好きな時にそれなりに楽しめるそばが食べられるんは嬉しいことですわ。
*朝の体重:57.95kg。(余裕ないなぁ・・・。)
*今月の休肝日:8日(今日は休肝日。)
2016年10月24日
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