2016年09月05日

まずは名物料理の「太平燕」でスタート 熊本旅行その1

もう9月に入りましたが梅雨の真っ只中だった6月末に熊本に旅行したときのことを何本かに分けてアップさせて頂きます。

4月14日に発生した熊本地震についてはその発生が分かった次の瞬間に2度行った「Bar Colon」のことが頭に浮かびました。
 *去年の6月にバーコロンへ2度目の訪問をしたときの様子はコチラをご覧下さい。

バーっていう仕事柄、お店の中はボトルだらけ。そこに強い揺れが襲ったらえらい被害が出るのは当然のこと。

かなり高級なボトルも含めて相当な数のボトルを集めてはった印象があったんで損害はえらいことになるやろうと。

もちろんマスターの鶴田さん自身の身が大丈夫かってのが一番大事なことではあるんですが、最初に浮かんだのはボトルが割れるってことやったんですよねぇ。

その後、マスターの無事はネットを通じてご自身が発信をされたんで割とすぐに分かりました。

東日本大震災の時は色んなトコにあったポイントなんかをお金に換える形で被災地に寄付をさせてもうたりしました。

今回の熊本の震災では実際に顔を見たヒトがいるんで、赤十字などではなく直接お見舞いを送ったりしました。

その後、そのお礼で伊藤家のスイカを送っていただき逆に申し訳ない気になったほどでした。



天災の被害を受けてないトコに住む人間が被災地に出来ることって、まずは義援金や支援物資を送ることがあるかと思います。

さらに踏み込んで現地へボランティアとして出向いて実際の復興のお手伝いをするのも一つ。

ただ、私は体力に全く自信がないんで自分の体を使っての復興支援ってのはようせんと思ってます。

東北や熊本みたいな物理的に離れたところだけはなく、近場の豊岡方面での水害やとか熊野の方の水害でもそうでした。

ドライブで何度も走ったエリアでの被害に心を痛めはしましたが、ボランティアにはよう参加せずです。




そんな中、バーコロンのマスター鶴田さんは今までにないほど多い余震に恐怖を感じながらも営業を再開してはることをネットを通して知りました。

熊本の繁華街がどの程度観光客に依存してるかは分かりませんが、飲食店にとって観光客が減って間違いなくダメージは出てるだろうと。

震災復興には役に立てんでも、イチ観光客として現地に行って飲み食いするだけでもええんじゃないかと。

震災って聞くと自粛ムードになる人もいるんでしょうが、被災当事者以外のモノが自粛してもその人らが救われる訳でないのも事実。

不謹慎って言われたとしてもそれは人それぞれの考え方やと割り切ってバーコロンを訪ねることにしたんです。

営業再開され、落ち着いたのが確認出来たらすぐにでも行きたかったんですが、ホテルの確保などが難しくしばらく様子を見てました。

私が泊まったことのある「ホテル法華クラブ熊本」など中心部の何軒かのホテルはしばらく休業されてたんです。
 *今サイトに行ったら通常営業に戻っててホッとしました。大浴場があるホテルってありがたいんでねぇ・・・。




飲み食い仲間のishさんにも声を掛けたところ、熊本行きにおつきあい頂けることになりました。

大阪から車で行くことも考えたんですが、ishさんからの提案で飛行機を使ってパックツアーを利用することに。



日程は6月27日(月)から29日(水)の2泊3日。

初日は伊丹空港を午前10時30分に出発して11時30分に熊本空港に着くフライトでした。

空港は平常業務に戻ってるかのように見えましたが震災から2ヶ月経っても飲食店エリアは閉鎖されてました。

空港ビルのあちこちにひび割れなどの不具合も残ったままでその当時はまだまだ緊急工事が優先で補修には手が回ってないようでした。

空港のあるあたりが一番被害の酷かった益城町っていうエリアでしたが、市内へのルートで見る限り倒壊したような建物はあまり目にしませんでした。

ただ、通ってる道から見える範囲で時折ブルーシートを掛けた建物が目に入ってきました。

後でバーコロンのマスターに聞くと、益城町は面積が広くてほんとに被害が大きかったのはバスのルートから離れてるようでした。

大阪に居てテレビで見る限り伝わってくるのは被害のひどいトコばっかりで、現地の全体のイメージが全く分からなかったんですが、私の想像してたのよりは街は平穏でした。

熊本の繁華街の熊本交通センター近くにバスが着いたら、まずは泊まるホテル「ネストホテル熊本」に荷物を預けて昼ご飯を食べるために繁華街へ。

ishさんは熊本が初めてだったんで、昼ご飯はせっかくなんで熊本名物の「太平燕(タイピーエン)」にすることに。

私は今まで2回熊本に来たときに毎回食べてるんですが、どうせなら私の行ったことない店にさせてもらうことに。

他の地方では太平燕ってあんまり知られてないんですが熊本県内(市内?)ではかなりポピュラーやっていうんで、すぐ見つかるかと思ったんです。

でも中心部のアーケードのあるエリアをかなり歩き回って、アーケードの脇道もしっかりチェックしたんですが太平燕がないどころが「中華料理店」自体が見当たらず。

私が以前に行った高級系の中華料理店「紅蘭亭」2店と餃子の王将1店以外、結局ローカルな個人系の中華料理店は見つからず。

昼酒を飲める店が見つからんのならともかく、中華料理屋が見当たらんっていう事実はかなりインパクトがありましたわ。

結局だいぶ歩いた先にあった紅蘭亭の一軒は昼過ぎやのに満席で、私が以前入った方の紅蘭亭の下通本店へ戻りました。

160627korantei.jpg

*紅蘭亭下通本店の店構え

以前は2階で食べたんですが、この当時2階は震災の影響で閉鎖中。
 *2階は現時点でも閉鎖中のようです。

1階のみ営業されてたんで、そちらで食べることに。




160627taipeeen.jpg

*熊本名物の「太平燕」780円

1年ほど前に食べたばっかりやったんで、「そうそう、こんなん、こんなん」と呟きつつ頂きました。

あっさり味のスープにラーメンの麺の代わりに春雨が入ってるのが特徴です。

お店はかなり高級そうな雰囲気なんですが、タイピーエンはこなれた値段に感じました。

大阪の今風のラーメン屋なんか平気で1000円オーバーのメニューがありますからねぇ・・・。



160627shumai.jpg

*焼売? 740円

正確なメニュー名はメモしてませんでした。

太平燕は春雨でそんなに腹が膨らまないんでちょっとだけツマミにオーダー。

太平燕を含めて他の料理が何品もつく「円卓料理」ってのが1620円でかなりお得に感じたんですが晩ご飯を早めに食べるつもりやったんで昼は控えたんです。

<参考情報>
*「紅蘭亭」 下通本店

住所: 熊本県熊本市中央区安政町5−26

電話:096-352-7177

営業:11:30〜21:30

定休:なし


*foodish:"雑"食記:熊本ウマい旅(1)〜まずは名物・太平燕



旅は熊本に着いたばっかりですが、一旦は記事はここで切っておきます。

続きは出来るだけ早めにアップ予定です。









*朝の体重:57.25kg。(久しぶりに理想値クリア)

*今月の休肝日:1日(今日は酒抜き)


<後日 リンク追加>

続編については下記リンクよりご覧下さい。

居酒屋「駅前花屋」・バー「コロン」・熊本ラーメン「赤のれん」熊本旅行その2





posted by えて吉 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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