一気に書き上げるつもりやった台湾旅行ネタの3日目の後半をご紹介させて頂きます。
3日目の前半についてはコチラからご覧下さい。
また、最初っから読んでやるって方はコチラからお願いします。
朝ごはんはてけとーに町を歩いて陽春麺を食べましたが、その後朝市をじっくり観光して地下鉄MRT(台北捷運)の「雙連(双連・Shuanglian)駅」にたどり着きました。
あんまり行き先を決めてはなかったんですが、昼メシがてら食べるモンにだけは一応目星をつけてたんです。
事前に調べた中ではけっこう惹かれたんは事実ですが、単独での街歩きとなった以上行き当たりばったりがルール。(^^)
ええ店が目に止まったらそっちを優先って程度の位置づけでした。
結果的には陽春麺を食べて、それなりに散歩したんで、それ以上は体力を温存するために目星を付けたトコの最寄りまでは地下鉄に乗ることに。
地下鉄の雙連站から2つだけ乗って台北車站(台北駅)へ。
駅の南側に出て新光三越台北站前店を過ぎたら南(左)に曲がって「館前路」を南へ。最初の角を右へ(開封街一段?)。
2ブロック進んだところにあったのがこちらのお店。
*福州世祖胡椒餅 重慶店 店構え
今回の旅行に行く前に飲み食い仲間の*あきこ*さんから台湾に行ったらぜひ胡椒餅(フージャオビンorフウチャオビン?)を食べてみてと勧められてたんです。
ishさんも胡椒餅は台湾で狙う食べ物の中でかなり上位に置いてはりました。
ほんまは一緒に来たかったんですが、とりあえず単独で攻めてみました。
この「福州世祖胡椒餅」は、「饒河夜市(ラオハー夜市・饒河街観光夜市)」に本店があるそうなんですが、その支店です。
支店名は開封街一段と重慶南路の交差点にあるからでしょうね。
*福州世祖胡椒餅 重慶店の店頭
ヘタすると並ぶこともあるなんて読んでましたがこの時(11時40分頃?)は行列は無し。
*福州世祖胡椒餅
胡椒餅って、アンを生地で包んで、インド料理のタンドリーみたいに円筒形の窯の壁面に貼り付けて焼くようでした。
なので底?はしっかり目に焼き色が付いてました。
残念ながら焼きたてではなかったですが、こういうのはタイミングやからしょうが無いですわね。
値段をメモするのを忘れましたが、台湾の飲み食いネタでお世話になった「食べ台湾」の記事によると1つ50元(179円)やったようです。
*初めての胡椒餅とビール
朝からでも飲む気でしたがここまで飲んでなかったんで、これがこの日最初のビールになります。
ちなみに、初めて行くエリアなんで、お店を見つけたら胡椒餅は買わずにコンビニを探しました。
お店のすぐ先にコンビニがあったんで、まず缶ビールを調達してから急いでお店に戻って胡椒餅を買いました。
そして、地元の人には申し訳ないですが、すぐ近所のビルの前の花壇で食べさせて貰いました。
*ずっしり重い胡椒餅
ふわふわした豚まんっぽいモンをイメージしてましたが、実物はかなりずっしりとした重さがありました。
*胡椒餅の断面?
外の皮はかなりしっかりしてて、固めに焼かれてました
「コショウ」餅って名前やからどんだけコショウが利いてるのかと思いましたが、ほどよい利きでした。
上でリンクを張った「食べ台湾」の記事では焼きたてを食べてはってかなり旨そうやったんですが、私のは焼き置き?やったんでほんのり温かい程度でした。
事前に読んだ記事で熱々を期待してしまってたんで、ちょっと残念ではありましたがビールによう合うスナックでしたわ。
これが熱々やったらまたちゃうんやろうなぁって思いながらも、もう腹が減ってたせいかペロッと片付けてしまいました。
さて、初めての胡椒餅は極上ぉ〜っとまでは行きませんでしたがまずまず美味しかったです。
でも、地下鉄に乗ってまで移動したのはこれを食べるためではなかったんです。
狙ってるお店が台北駅の南にあって、地図を見たら予めマークしてた胡椒餅屋がすぐ近所にあったんでついでに摘んだってのが真相です。
思ったより胡椒餅にボリュームがありましたが、これは前菜と思って、メインディッシュのお店に向かいます。
福州世祖胡椒餅の前の道「重慶南路一段」を南へワンブロック下ったら右(西)に曲がって「漢口街一段」へ。
お店にたどり着くルートがややこしいってな記事も見てたんで、行き方をけっこう細かくチェックしてました。
*お店への目印
写真に「←ここから」って目印を入れたんですが、分かりにくくてすんません
写真中央のやや下にある黄色いタクシーのあたりです。
クリックして貰えば横800ピクセルの大きめの写真が出ます。
真ん中の黒い建物を越えたトコに「永和豆漿大王」てお店があって、横は更地になって囲いがあります。
豆漿店と仮設の壁の間の路地が「漢口街一段68巷」って名前やそうで、更地になる前の建物の脇にはその銘板があったようです。
*「老牌牛肉拉麺大王」へのルート
食べ台湾のこのお店への行き方を説明する記事の時の方がルートに風情がありますねぇ。
今回のお店のことを最初に知ったのは、おそらくこちらの記事だったんじゃないかと。
*メイフェの幸せいっぱい〜♪: (台北:ジャージャー麺)初めて行ったときの感動変わらず、城中市場「老牌牛肉拉麵大王」のジャージャー麺
炸醤麺は私にとっては特別な思い出のある食べ物なんですが、それは日本でもかなりマイナーなタイプ。
台湾のそれとは名前が一緒でもまったくの別物。
ただ、リンク先の記事を読んで書いてはるブログ屋さんが気に入ってはるし、その人にこの店を紹介した人は30年食べ続けてると。
調べていくと「食べ台湾」でも上に張ったリンクのように”中毒性の高い炸醤麺 ”ってなタイトルで出てくるんですよねぇ。
私の知ってる炸醤麺と切り離して、まったく別の台湾のジャンクな?麺類として気になったんです。
ishさんと一緒やったら一応説明して、もし乗って来はったら一緒に行ったらええし、そうでもなかったらパスしようとは思ってました。
でも、一人になったんでどうせなら一番気になったここに行ってみることにしたという訳です。
さて、路地を進んで行くとドン突きが市場みたいになってて、右手をみるとすぐそばに目的のお店「老牌牛肉拉麺大王」がありました。
店構えの写真はロクなのがないんで省略しますが、まぁアジアちっくで雑然としたお店ですわ。
アカンって人もいるかも知れませんが小汚いくらいが好みなんで第一印象はクリア。
*「老牌牛肉拉麺大王」のメニュー
蛍光灯が反射して上手く撮れてないし、文字が細かくて見にくくてスンマセン。
屋号の牛肉麺(ニウロウミェン)だけはなく色んな麺類がありました。
私は炸醤麺狙いやったんで迷わず店頭でそれをオーダー。
ishさんが一緒やったら違うヤツも言うてシェアしてたでしょうね。
*老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺 50元(179円)
横の八角が付いた茶色いスープもセットで出て来ました。
麺の上に乗った肉の具はトロミのようなモノは無し。
塩気は台湾の料理のお約束で、見た目よりは控えめ。
ただし、ニンニクがガツンと効いて風味はかなり(ええ意味で)ジャンクで濃ゆい味でしたわ。
*老牌牛肉拉麺大王のテーブルの様子
高菜の漬け物と辣油や豆鼓入りのオイル?は自由に使ってええようなんで、適当にプラスしてみました。
辛いモノ好きとしてはやっぱり辣油が入るとさらに上手くなりますねぇ。
そうそう麺の方はミッチリと粉が詰まってて”コシがある”っていうんじゃない、”重い固さ”?と言いたくなるようなタイプの讃岐うどんに似てましたわ。
やや細めで縮れがありましたが、一番近いのはやっぱりうどんやなぁ・・・と。
ここ最近ヌードルメーカーでの麺作りにはまってますが、それで最初に出来たうどんっぽいかも。
*私以外に通じない表現ですんません。
・老牌牛肉拉麺大王
住所:台北市中正區重慶南路一段46巷7號
営業:10:00〜20:00
今回の店があったのは「城中市場」ってトコの一角やったようなんで、食後はこの周辺をうろつくことに
*城中市場のおかず屋さん(弁当屋さん)
ちょうど昼時やったんで食べ物屋さんは混雑してました。
この店は色んな惣菜がならんで、お客さんは自分の欲しいモンを入れてもらってるようでした。
手に持ってる箱にはご飯が入ってたんでしょうかねぇ・・・。
こんなトコで、ご飯は少なめか無しにして、色んなおかずを買うて外でビールでも飲みながら食べたらご機嫌でしょうなぁ・・・。
*城中市場は服屋さん中心
こういうちょっと野暮ったい女物の服屋さんが中心の市場でした。
服屋街はさらっと抜けて、その先でタクシーを捕まえて宿へ戻り一人街歩きは終了。
ホテルではシャワーを浴びて休憩がてらビールを飲みながらしばらくダラダラしてました。
ishさんは徐々に体調が戻ってきてたので、夕方はどこかの夜市に出かけることに。
いくつかの夜市の場所を地図で見ながら相談した結果、ishさんが台北で一番有名な士林夜市に行こうと。
一度行ってはると聞いてたし、観光客も多いベタなナイトマーケットやったんでちょっと意外な選択でしたが私も10年以上前に行ったキリやったんで了承。
夕方になってから出かけました。
ホテルから地下鉄に乗る時は南側の民権西路駅ばっかり使ってましたが、士林へは圓山駅から行ってみることに。
地下鉄には士林駅ってのもありましたが、地図を見ると一つ手前の駅で降りた方が士林夜市を巡りやすそうに思ったんで「剣潭站(Jiantan)」で降りることに。
剣潭駅を降りたら北に向かい土産物屋なんかが並ぶ「大東路」を進みました。
しばらく進んだ四つ角を左に曲がって「大南路」へ。
曲がってすぐのとこに昼に食べた福州世祖胡椒餅の士林店がありましたが、同じトコは寂しいんでishさんにお願いしてそこはパス。
道なりに大南路を進んで大通りの「基河路」に当たったら角を左に回ったとこにあるお店へ。
*南港老張胡椒餅
事前に調べてた胡椒餅屋のうちの一軒でしたが、福州〜の方をパスしてこちらにしてもらいました。
*南港老張胡椒餅の店頭
ここも店構えのちゃんとした写真が撮れてませんでした。
福州〜の方は胡椒餅オンリーでしたが、こちらは他にも何種類かの餅モノ?を置いてました。
*胡椒餅を焼く釜
焼き担当のおっちゃんは、食べ物屋さんっていうより、工場のおっちゃんのような風情でした。
実際高温の釜に手をつっこんで焼くんで火を使う工場で働いてるのと同じですわね。
今から釜の作業をやるんでウデにカバーを付けてました。
*胡椒餅を焼いてるトコ
昼の店では焼いてるトコを見れませんでしたが、ここではばっちり釜の内側に餅を貼り付けてるトコが見られました。
*南港老張胡椒餅の胡椒餅 40元(140円)
こちらは出来たての熱々を買うことが出来ました。
*胡椒餅の断面
昼に食べたヤツと較べるとコショウのスパイスがもっときっちり効いてました。
そして熱々やから風味がずっと豊かで「これはウマイッ!!」って素直に思いましたねぇ。
私が先に食べたヤツの方が旨かったらishさんに申し訳ないとこですが、こっちの方が旨かったんで安心しましたわ。
胡椒餅を食べたら大通りを駅の方へ。
*士林市場(Shilin Market)
この写真はネット上で拾ってきたものです・・・。(^_^;)
私が以前台湾行った時にはこの施設はなかったようです。
この市場の地下に何軒も屋台?が集まって大きなフードコートみたいになってるってのは以前から聞いてました。
私が行った時はなかったし、ishさん前回一時は地下にはおりてなかったそうで、二人ととも初訪問。
普通だったら士林みたいなベタなんよりもっとロカールなんにチャレンジするとこですが、私はここの地下が見てみたかったんですよねぇ。
*1階にあったエビ釣り?
*えび釣りの看板
日本語も書かれてて、釣ったエビはその場で焼いて食べられるようでした。
えび釣りのそばに地下への降り口があったんで、釣りはせずに下へ。
ちょっと
*士林市場の地階
階段を降りて屋台街?に入ってすぐの写真です。
*士林市場の屋台
貝やら鶏の爪とか。
*士林市場の屋台
こっちは揚げ物セクションかな?
*定番の牡蠣オムレツ(蚵仔煎)
*大餅包小餅
「大きな餅を小さな餅で包んでる」んでしょうか?
*大餅包小餅
離れたトコからみたらメンチカツかと思いました。
胡椒餅と同じで日本語の餅とは違ってパン生地みたいな粉モンでしょうねぇ。
それを揚げてるんでしょうか。
看板には甘いモン系とおかず系で色んな具が書かれてますね。
*煮込みタイプの臭豆腐?
臭豆腐には揚げるタイプと煮込みタイプがあるようで、煮込みの方がクセがあるってなことを読みました。
これが臭豆腐の煮込みタイプですかねぇ。
*士林市場のフルーツの屋台
こんなあっさり系も並んでました。
地階は仕切りのなにもない広いワンフロアに色んな屋台が集合してるんですが、地下で空気の抜けが悪く香りや匂いや、臭いが充満してました。
単品では平気な匂いでもごちゃまぜになって大量やとかなりインパクトがありました。
私は生鮮食料品を扱う市場の生ぐさい匂いでもそれなりには我慢出来る方ですがここはけっこう大変でしたわ。
病み上がりのishさんには匂いだけでもかなり負担やったみたいで、何か食べるなんて発想が湧くまもなくそうそうに撤退しました。
地上に上がってから1階も一通り目を通しました。
*縁日っぽいコーナー
いかにも夜店にありそうなダーツ屋さん。
*麻雀パイを使ったビンゴ?
ルールはよう分かりませんでしたが、ジャン牌をビンゴみたいに並べてるようでした。
1階はこういう射的系とお土産というか安物の雑貨を並べてるトコが多かったですわ。
この後、士林の路面の食べ物屋台をもう一度一巡り。
色んな屋台があったうちで、私の印象に残ったのがこちら。
*士林潤餅捲
英語では「Spring roll」と書かれてますが、普通それって春巻きのことですよね。
日本語でも「はるまき」と書かれてますが・・・。
*色んな具材が並ぶ士林潤餅捲
けっこう年配のご夫婦(だと思う)がやってはるんですが、まずおっちゃんがペロペロの生地を多い手そこに細かい具材を配置。
*奥さんがさらに野菜をプラスする士林潤餅捲
女将さんが前の鍋から野菜を取ってかなり山盛りに盛って巻いて仕上げてました。
どんな味かかなり気になったんですが、私は昼に食べ過ぎててあんまり腹が空いてないし、ishさんはまだ本調子や無いんで控えてはりました。
結局見るだけやったんですが、美味しそうでしたわ。
それ以上にこの屋台が記憶残ったのは、私らが通りか掛かった時に、屋台への取り締まりが入ったのか他の屋台はさぁ〜っと引けて行ったんです。
ところがこの屋台だけは道路の真ん中で我関せずって感じで営業続けてるのが面白かったんです。
このご夫婦の屋台はちゃんと許可証みたいなもんを持ってるけど、他が持ってなかったなんてことがあるんですかねぇ・・・。
結局なにも食べずに地下鉄で宿まで戻りました。
*宿のそばの「勝立生活百貨(SHENG LI SHOPPING MALL)」
ここには3回くらい寄りましたかねぇ・・・。
食料品やら雑貨やら雑多なもんを並べてて、日本のディスカウントストアみたいなもんですかね。
土産物屋で買うのは嫌なんで、ここで缶詰やらお菓子を買うてお土産にしました。
自分用に羊肉の煮込みを買うたんですが、それはなんと空港のセキュリティチェックで
「サイズが大きすぎる」
って言われて持ち込みを認められず。あえなく没収(廃棄)となりました。
このお店については詳しいサイトがありましたのでリンク先へどうぞ。
*台北ナビ:勝立生活百貨[SHENG LI SHOPPING MALL] | 台湾ショッピング・買物−
毎回出先からの帰り道に前を通ったんで飲み物を買うたり、食料品をみたりしただけでした。
雑貨もおもしろそうなんで昼間にじっくり観光すれば良かったですわ。
宿に帰ってだいぶ夜が遅くなってから小腹が空きました。
そこで食欲の出て来たishさんともっぺん近所のコンビニへ。
ビールと台湾名物?の茶葉蛋を買うてホテルでちょいと飲み食い。
これで3日目も終了。
翌日の最終日は朝イチでホテルまで迎えが来るんで、日本に帰るだけ。
そう思って、寝床に入ったんですが、最後にもうちょっと飲み食いするんですよねぇ・・・。
なので、あと1本だけ短めのヤツをアップ予定です。
*foodish:"雑"食記:台湾旅行記(6)〜珍しく体調不良・その後士林夜市・胡椒餅
<後日 リンクを追加>
最終日の朝ごはんネタはコチラからどうぞ。
*朝の体重:約57.80kg。(正確な計測無し。58kgは一応クリア。)
*今月の休肝日:4日(昨日は酒を抜きました。この週末は3日間飲んだろ。)
2016年08月12日
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