2016年07月21日

PHILIP「ヌードルメーカー HR2369-01」2年待って買うてもうた〜

昨日嬉しがって先触れ的な記事をアップしましたが2日連チャンでうどんを作ってみた様子なんぞをアップさせて頂きましょう。


昨日の記事にもちょろっと書きましたがフィリップスのヌードルメーカーについては発売前からあっちゃこっちゃで話題になってたこともあってかなり気になってました。

同じフィリップスが出してるノンフライヤーについては、こんな記事を読んだ記憶はあるんですが揚げモノはほとんどせんし、デカイ図体の割りに作れる量少ないしで全く興味が湧かず。

特定の料理専用の調理器具って他にも色々ありますが、場所取るばっかりになりそうでレビューなんかに目を通すことはあってもあんまり物欲は刺激されへんのですよねぇ。

でも、自動でしかも短時間でうどんが作れるなんて聞くと無類の麺好き、ほぼ毎朝うどんを食べてる身ぃとしては気になりますわねぇ。

元々料理は好きでも粉物ってのは触ったらあかんジャンルって印象があったんですよねぇ・・・。

そば打ちはおたくっぽい御託好きなマニアが多そうですが、かなり簡単やって聞くうどん打ちも自分には無理かなぁと。

何年も粉モノはやらんと決めてましたが、だいぶ前に少し解禁したことがあったんです。

初めての時は葱花餅(ツォンホアピン)」をやりましたが、しょぼしょぼ。

その次は手作りピザに挑戦したりしたんですが、スペースの問題やらもあってその後急速に下火に。

ここ5年以上粉物って昔のように触ったらあかん分野に戻ってましたわ。



そういう私ですが、麺類はほんまによう食べるんで、”ものの10分で出来る”ってな売り言葉を信じるかは別にして気にはなりました。

GIGAZINEのヌードルメーカーのレビューを読むと、諸手を挙げての大絶賛って感じからはだいぶ遠いなぁ・・・と。

私がこれを使うとしたらメインの目的は当然ながら「うどん」。讃岐うどん並みの出来は無理でも太さが2.5mmじゃなぁ・・・とも。

そもそも販売当初の32000円って価格が私には高すぎて真剣に購入を検討するレベルじゃなかったんですよねぇ。(>_<)

Amazonのウィッシュリストには入れてありましたが、長らく気にしてなかったんでリストのすんごい下の方に埋もれてました。

ところが16日の日経新聞に付いてる週末のオマケ誌?「NIKKEI プラス1」に気になる記事が。

福光恵の「一芸なお品物」ってコーナーでフィリップスのヌードルメーカーが取り上げられてたんです。

発売から2年ほどたった電化製品をネタにすること自体珍しいなぁと思ったんですが、そこで実売価格が1万円前後に下がってると。

Amazonに行って調べてみると

 *フィリップス 【お家で生麺】 ヌードルメーカー HR2365/01 10000円(当時)


 *フィリップス 【お家で生麺】 ヌードルメーカー HR2369-01 12300円(当時)


高い方が通販限定モデル?で違いは安いヤツに付いてる「1.6mm 平麺」の代わりに、餃子の皮・ワンタン・ラザニア用の「0.8mmシート」が付属してるんだと。

えらい安くなったもんやってツイッターに流したりすると、軽く背中を押してくる御仁もありましたがその時はとりあえずスルー。

その翌日だったかに出かけた時にヤマダ電機の前を通ったんで他にも見たいモノがあったんで、売場でこのヌードルメーカーをチェック。

正確な数字は忘れましたが、Amazonで1万円の機種が23000円ほどで1000円だかのポイントがつくと。

ネットの安さに驚くと同時にえらくお得な値段に思えてきたんですよねぇ。

アマゾンのレビューを改めて読むと評価はかなり別れてて、なんとなくピンと来る部分はありました。

それでもつい最近のアマゾンのセールでもなんも欲しいモンがないなぁと思って昨今の物欲の低下にちょっと驚いてことの反動なのかムクムクと買う気わきました。(^_^;)

で、機械だけ買うても粉がないと打てんわなぁなんて思いながら他にも要りそうなモンをチェック。

そして怒濤のクリックの末、とりあえず使いそうなモンを一気に大人買い。

クリックしたうち大阪発送のブツ(主に粉類)はなんとその当日には到着。

そして翌日の昨日の朝には本体も到着したという次第です。





ツイッターやったら「気になってたモンが安くなったんでポチってしまいましたー」と書くような内容をだらだらとスンマセン。









まぁこれがうちのブログのノリなんでお許しを・・・・。







遅ればせながら購入「フィリップス ヌードルメーカー(HR2369/01)」

*遅ればせながら購入した「フィリップス ヌードルメーカー(HR2369/01)」等

本体以外には、

フィリップス 【ヌードルメーカー専用アタッチメント】パスタキット【1.3mm細麺+ペンネ】 HR2425/01 1375円

ヌードルメーカーでもっとおいしい! 生麺レシピ フィリップスヌードルメーカー公式レシピ 1642円

[Amazon発送]日清製粉 小麦粉 中力粉 売れ筋 3銘柄 うどん粉 おためしセット(白椿 特雀 金魚 各1kg)入門用 レシピ付き 1480円

パイオニア企画 デュラムセモリナ粉 800g 712円

桝田屋 そば粉 700g 883円

横濱金澤麺商店 ラーメン用粉末かんすい 1296円

かん水は今日到着したんで写ってませんが、”物欲無かったってどの口が言うねん”ってくらいの大人買い。

ラーメンにはかなり興味ありますが、かん水とやらにこんな値段出すなんてもう勢いでしかないですわ。






開梱の儀とか言うて何枚も写真を撮ったり悠長にやってられんぐらい興奮してたんで、箱から出してとりあえず台所へ。






炊飯器のあった場所に「PHILIPS ヌードルメーカー」を設置

*炊飯器のあった場所にヌードルメーカーを設置

元々は炊飯器の定位置でその向こうの台は鍋やフライパンを洗った後の仮置きや作った料理を冷ますのに使ってました。

炊飯器は10日に1回くらいしか使わないんで、今後ジャマになったら炊飯器をなおして製麺機を出しっぱなしでもええかななんて。


日清製粉坂出工場製造の「讃岐うどん専用粉 赤丸 金魚(中力粉)」

*日清製粉坂出工場製造の「讃岐うどん専用粉 赤丸 金魚(中力粉)」

岡坂商店っていう、まんのう町炭所西の業者さんが販売してる粉です。

3キロ1500円って値段の善し悪しは分からんのですがなんとなく専用のうどん粉が3種類も入ってるのが面白くてチョイス。

そのうちからなんとなくで「金魚」ブランドをチョイス。

作り方はフィリップスの製品に付属してたレシピブックに従ってみました。

粉250g、冷水90ccに塩2g、標準のこね時間は5分ですが、なんとなくここだけ変更して6分で。

水は機械が動き出してから何回かに分けて上のすき間から流し込んでやりました。



初めてのヌードルメーカーでうどん作り

*初めてのヌードルメーカーはうどん作りから

穴からむにゅむにゅ〜っと麺が押し出されてくるんですが、麺の表面がえらく荒れてるのが第一印象でした。

どう打ち粉をしたらええか分からんかったんですが、とりあえずちょっとずつ片栗粉をまぶしてみました。

途中で一度カットして、全部製麺が終わったところであらかじめ沸かしおいたお湯へ投入してそく湯がきました。

2.5mmのうどんの場合茹で時間は冷やで9分、熱で8分でした。







では、さっそく初めてヌードルメーカーで作ったうどんをご覧下さい。









ものすごく不細工な「ざるうどん」

*ものすごくブサイクな「ざるうどん」

製麺中から良からぬ雰囲気やったんですが、全部終わる頃には一部のメンがくっついてました。

茹でてる途中で短く切れるし、茹でたヤツを水道で締めても表面はざらざらで捻れアリ。

食べてみると「コシが強い」んではなく、「麺が固い」って印象ばかり。

コシとはなんぞや?ってのは上手くよう説明せんのですが、讃岐うどんのええコシってのは固さとは別なんですよねぇ。

で、出来た麺はコシがあるっていうより、ただ固いだけ。

火の通って餅のような固さを連想しましたが、そんな表現では通じないですかねぇ・・・。



かけうどんもかなりヘボイ見た目

*かけうどんもかなりヘボい出来

一部だけ8分でお湯から上げて先に水で締めて、もう一度温め直しました。

やっぱり粉がミチミチ詰まった重くて固い麺って印象は変わらず。

わずかに固さがマシになったかなぁ・・・という程度。冷やよりは旨いけど、うどんとして食べるより中華系の肉ダレでも掛けた方がええ印象でした。

一部はどうしても最後に機械の残るんですが、元の小麦で250gのうどんを一気食い。


出来た麺のタチはイマイチにも至らず、イマサン、イマヨンってなレベルでしたが、あんまり後悔はなかったです。





とりあえず、次はやり方を少し変えてみようと思って昨日は一旦終了。




考えてるといくつか変えるポイントが浮かんで、すぐにでも作ってみたくなり危険でしたわ。





今朝の体重はまだあんまり余裕なかったんですが、一応目標の58kgはクリアしてたんで再度作ってみることに。






せっかく3種類もうどん粉を買うたんやからと、粉を変えることを最初に思いつきました。

でも、粉のタチが問題やったら「金魚」はもう使えんじゃないかと。

それやと痛いんで、作り方の方を変えることに。

本当なら思いついたことを一つずつ試さんと変更のなにがどう影響するか分からんのですが、イラチなもんでいっぺんに色々やることに。


まず250gの粉の全量の内25gを片栗粉に置き換えることに。この方が「もちもち感」がアップすると。

その粉を一緒にしてからふるい器で一度振るってみました。

加える水の量は5mlだけ増やして95mlに。加える塩も2gから3gへアップ。

それをよく冷水の中で混ぜて、再度冷蔵庫に入れてよく冷やしておきました。

さらに水を加える直前に氷を一欠片加えて、分けて水を入れてる間も冷たさをキープ。

こね時間は標準の5分に戻してやりました。








水を3回ほどに分けて全て加えてから数分待っていよいよ麺が押し出されてきました。








ヌードルメーカー2回目 製麺中からいい予感

*製麺中からよさげな予感


初回と違って麺の肌がえらくスムーズでした。これやったら旨いんちゃうかっていう予感がしました。

この写真を撮ってたら、残りの粉が少なくなったんで途中でカットはせず。

全ての製麺が終わってから適当なトコでカット。

二つに分けた麺の一束だけを昨日の鍋ではなく、テフロンのフライパンに沸かしたお湯へ投入。

フライパンだと鍋より吹きこぼれにくいんで強めの火力で茹で続けました。

まずは9分茹でて、水道水で締めてやりました。






ヌードルメーカー2回目はツルピカで美しい「ぶっかけうどん」

*ヌードルメーカーで出来たツルピカのキレイな「ぶっかけうどん」

初回は麺が短く切れてこんな風に揃えることも出来ませんでした。

今回はツヤツヤでちゃんと長いまま茹であがったんでこうやって盛り付けてみました。

今回のも張りがあるコシとはちょっと違うんですが、それでも固いだけじゃない食べて美味しい歯応えがあるように感じました。

水道水でもかなりの歯応えやったんで、これを冷水で締めてたらえらい固さにはなったでしょうねぇ。



冷やぶっかけうどんを食べ終わってから、同じ茹で湯を沸かして、減った分の水を足しました。

続いて8分湯がきましたが、こっちは吹きこぼれそうに思ったんで初回よりはやや弱めの強火で。


160721kakeudon2.jpg

*2回目の麺で「かけうどん」

湯がき直した「あつあつ」ですが、麺の固さはあんまり減らず。

ええ感じの固めの歯応えがあったんで、細いけどかけうどんとして楽しめそうでした。



あれこれやり方を変えたんで、何が一番のコツかは分かりませんが同じ粉でも全くの別もんになりましたねぇ。

これなら冷やでも熱いのでも美味しく食べ続けられそうですわ。

うどんだけでも粉の違いやらまだまだ試すことはありますが、その他の麺や生地を考えたら当分楽しめそうですわ。

とにかく1万円ちょっとやと思えばええ買い物やったと思います。

まぁ、毎回250gもの粉を一気食いしてたらデブまっしぐらなんで、次は半量を翌日に食べた場合を試さんとあきませんなぁ。



最後に、うどんって消化ええような印象なんですが、ヌードルメーカーで作ったヤツは250gの量以上に腹持ちがええ気がしますなぁ。

昨日も昼ご飯抜きで早めの晩ご飯になったんですが、今日も昼ご飯は抜きになりそうです。



*朝の体重:57.70kg。(余裕無いのにうどんたっぷり食べてしまいました。)

*今月の休肝日:7日(今日はもう一日飲みまっせ〜)




posted by えて吉 at 15:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ヌードルメーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
抜群に楽しそうですね。麺が出てくるときの写真で見るだけでも、1回目と2回目では全然違いますね。食べてみたいなあ。
うどんだけでもこれから色々試行錯誤ができそうなのに、その後そばやスパゲティなんかもいけるわけですから、数年楽しめそうですね。
Posted by ish at 2016年07月22日 11:00
ishさんへ

> 麺が出てくるときの写真で見るだけでも、1回目と2回目では全然違いますね。

ちょこちょことやり方を変えただけで同じ材料でもここまで変わるんかと驚きました。

うどんもまだ粉の違いは試してないですし、他の麺類もあるんでほんま色々と楽しめそうです。
Posted by えて吉 at 2016年07月22日 16:31
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