細かいとこまで覚えてるうちに早いこと昨日までの熊本旅行ネタを書きたいんですが、台湾旅行の写真をブログサイトにアップしてあるんで先にそっちを済ませるとします。
今回は写真が多いんで説明はごく簡単に行くんでかなりサラッと終わるはず。(^_^;)
今回のネタは2日目の昼以降の話になります。
昼めしには台湾近郊?の新橋でイカスープを食べたたんですが、その模様は「台湾旅行その4」の記事をご覧下さい。
昼ご飯を食べて、新橋市の庁舎のてっぺんから景色を眺めたらMRT(台北の地下鉄:台北捷運)の新橋駅から電車に乗って移動。
たしか板南線から「台北車站」で乗り換えてホテルの最寄り駅を通る淡水信義線で「北投(Beitou)駅」へ。
で、もう一度そこで乗り換えて一駅しかない別の線で「新北投(シンベイトウ)駅」へ。
*地下鉄の「新北投站(Xinbeitou)
この辺一体が「北投(ベイトウ)温泉」と言われる温泉地なんで、風呂をシバきに移動したって次第です。
新北投駅を出て前の信号を渡って山手に向かってすぐのところに目的地がありました。
*台湾人の若い知り合い2人と山楽温泉(Shan Yue Hotspring)の前で
右がザック(Zach)で左エイデン(Aiden)です。
2人とも今時のカッコええ若い衆でしょ。ザックの出身はかなり田舎やというてましたが。
ちなみにエイデンは心理学の勉強とは別にモデルもやってるそうですわ。
建物に入るとカウンターがあってカップルの先客が1組居てて個室の写真をスタッフから見せて貰いながら値段を聞いてるようでした。
なんとなくラブホっぽい場所なのか?と戸惑ってたら私らの番になってザックとエイデンが交渉をやってくれました。
するとスタッフの人が我々を連れて建物の中を移動。もっと広くていかにもホテルのフロントのようなトコに案内してくれました。
ファミリーとカップルで出入り口が違うとすると、やっぱり最初に入ったのはラブホ的な用途の人向けってな気がしますなぁ。(^_^;)
家族風呂みたいなんとか水着着用で男女混じる温泉も多いようですが、私らは一般人が共同で使う大浴場のような方に入ることに。
料金は2人で880元(2940円)やったんで、ここまでに払ってきた食べ物類と較べるとええ値段がしました。
温泉の中は日本のフィットネスみたいな脱衣場があって、その後風呂スペースへ。
浴室内はけっこう天井が低くて窓がなくてちょっと圧迫感がありました。その後、露天風呂ってほど空は見えませんが外気が入る浴槽へ。
最初の室内の浴槽はかなりお湯の温度が低めで私らにはかなりぬるかったですが、台湾の人にはそれぐらいが適温のようでした。
ぬるいからなんぼでも入ってられるんですが、途中から私の頭の中にはビールを飲むことしかなかったですわ。
かなり長い時間が入ってから温泉を出て、新北投駅へ。駅前のコンビニでビールが飲みたかったんですが台湾の2人は全くそんなそぶりも見せずすたすたと駅へ。
台湾の地下鉄は飲食厳禁なんで缶ビールを持って入る訳にも行かず。
昼飯の前から飲みたかったのに飲めないまま、温泉に入って、その風呂上がりにまだ飲めないってのはかなりの苦行でしたわ。(^_^;)
一駅乗って乗り換えたら来たのと同じ路線をさらに先へ。
終点の「淡水駅(タンシュエイ)」へ。
ここは台北の中心部から40分ほどで来れる港町なんで我々のような外人の観光客だけでなく地元の台湾人にも人気なんだと。
人気がありすぎて土日なんかの週末はシャレにならん混み方で水辺の風情を楽しむなんてことは出来んとか。
エイデンとは一旦ここで別れてザックと3人で少し街歩きをして宴会までの時間を調整することに。
で、時間調整と聞いてまず最初にしたのは、駅を出る前にそこにあった売店で缶ビールを買うこと。
ちょっと待ってって言うてビールを開けたんですが、ほんまにあっちゅう間になくなってしまいましたわ。
あんまり酒飲みのおらん台湾で、今時のシュッとした若者であるザックからしたら私なんかアル中のオヤジに見えたことでしょうな。
淡水観光のメインは「淡水老街」ってとこで駅から淡水河を北の海側に向かったトコにあるようでした。
*淡水の地図と「大脚印複合餐庁」の場所
駅の東から北に延びる「学府路」を北へしばらく歩いて着いたのがこちらのレストラン。
*淡水の大脚印餐厅(Large Footprint Restaurant・台湾の中国語表記?では”大腳印複合式餐廳”)
看板に「泰緬菜・家常菜・客家菜」とあって、タイ料理と台湾の家庭料理、客家料理が食べられるお店のようでした。
この日の午後はこちらでの宴会に全て合わせたものでした。
淡水で夕方にザックの知り合いが集まって一緒に食事をすることになり、その後ランチの場所が決まって夕方までの時間つぶしに北投温泉に寄ったって感じです。
ザックは今は台中の方にある大学院で勉強してますが学部時代は淡水の大学で勉強してたそうです。
レストランの前の道が「学府路」でその先に「淡江大学」って大学があるんでそこに通ってたんじゃないでしょうかね。
大学時代は文学部?で英語の勉強をしてたんでしょうが、大学の授業以外に淡水にある語学学校「地球村(Global Villege)」ってとこに通ってたと。
*地球村ってのは台湾中に教室を持つ大手の語学チェーンで英語以外にも日本語なんかも教えてるようです。
語学学校なんで大学と違ってさまざまな年齢や職業の人が通ってきててその同窓生と再会がてら私らも入れた宴会を開いてくれたんです。
クラスのメンバー全員ってことでもないんでしょうが、ザックにとってみんな大事な友達やって聞いてました。
せっかくなんで、最後に撮った皆さんの写真を先に貼っておきましょう。
*ザックの英語学校の仲間たち
年代的には自分らのおばあさん世代まで居るって言う説明でした。
ボカシの入ったおっさん2人の右側がザックとエイデンでその隣のお嬢さんは飛行機のスチュワーデスさんで日本の大学に1年ほど留学してたそうで私らのそばに座らせられてました。
若い子同士しゃべりたいやろうに日本語が出来るせいでおっさんらに近づけられて申し訳なかったです。(^_^;)
その隣の人生の先輩にあたる女性お二人も私らの席に近くて英語をどんな風に勉強したかなんて話でけっこう盛り上がりました。
*大脚印の店内
分かりにくい写真ですみません。
よく分からん造りなんですが、内側にバーカウンターがあって、何席もテーブルが広がってました。
私らはそのメインの客室?の外側にガラス戸を一枚隔てて並ぶ細長いスペースにある席へ。
夏場はガラス戸の内側はクーラーを効かせて、私らの座った席は外側の窓を開けてテラス席っぽくするんでしょうかね。
内装としては洋風でしたが、どのテーブルも地元民とおぼしき宴会客で一杯でした。
かなり大声で盛り上がってるグループもあってローカルで人気のお店のように感じました。
大人数で来たら色んなタイプの料理があるからそれぞれの好き嫌いにも合わせられて使い勝手のええ店なんでしょうな。
宴会での料理は全て地元の皆さんにお任せしたんで、値段も料理名も不明ですが雰囲気を見て貰うためにバンバン貼って行くとします。
みんなが食べてるのをジャマしないようにして、隙を見て撮ってたんで不細工な写真が多いですがお許しを。
*煮込みモノ
中華ではないように思ったんで、タイ風の料理なんですかねぇ・・・・。
*菜っ葉の炒め物とミンチっぽい肉の炒め物
奥のは鶏だったのかなぁ・・・。詳細は不明です。
*イカと卵料理
手前のはイカを茹でるか炒めるかして甘辛いタレに付けたんでタイ料理かな。
奥の平べったいヤツは台湾でポピュラーな料理で切り干し大根入りのオムレツ”蘿蔔乾煎蛋”だったんじゃないかと。
*これは台湾式タイ料理の「月亮蝦餅」でしょう
これは宴会の場でもしゃべってネタにしたんですが、貰い物の台湾の料理本にタイ料理として出てて昔一度自分で作ったことがあるんです。
今その記事を探して読み返すと、料理本は実家のオカンからの台湾土産やったようですわ。
席が近かったおばちゃん二人と喋ってたんですが、若い方の人はもしかしたらあんまり料理が得意でなかったんですかねぇ。
私が作る料理の話をしたら妙に感心してはりましたわ。
*炒め物
これを誰かが説明してくれた時は「ネギ」と豚かなんか肉の炒め物やって言われたんですが、食べた食感では緑のヤツはにんにくの芽にしか思えませんでした。
*魚のあんかけ姿揚げ
包丁が入ってるのは魚の胴体の左右?にざっくりとだけでした。
けっこう小骨が多くてちょっと食べにくかったですが、豪勢で宴会料理っぽかったですわ。
*豆腐となんかの煮込み?
これはどんなモンやったか忘れました。
*春雨とエビの炒め煮
これは日本のエスニック料理屋で大昔に似たようなんを食べました。なのでおそらくタイ料理やったんやろうと思います。
*優しい味の鶏スープ
このスープは塩味がごく弱くて非常にあっさりした味でした。
台湾料理の特徴の一つは日本と較べて塩を使う量がだいぶ少ないトコやと思いますねぇ。
この宴会でも何品かはishさんや私の感覚では塩が足らず”眠い”味になってました。
塩気の話になったんで日本に留学してたっていうスッチーのお嬢さんに話を振ってみました。
するとやっぱり日本での外食は何を食べても非常に塩辛く感じたとのことでした。
塩に対する感覚って慣れがけっこう大きいと思うし、日本人は塩の摂取量が多いなんてことも聞くんで台湾では塩気が少ないのが正しい味付けなんでしょうね。
*蒸し鶏
私が鶏好きだと言うたんでだれかが追加でオーダーしてくれたんだったかと。
昔初めて台湾に来た時に食べた蒸し鶏がおそらく人生で一番美味しかったと思うんですよねぇ。これは人生でベストとまでは行ってませんがかなり美味しかったですねぇ。
*日本の中華料理屋に近い「やきそば」
日本の街場の中華料理店で食べる中華に近いように感じました。
麺なんかもなんとなく日本と近くてすっと入ってくる食感でしたわ。
*揚げ皮蛋の唐辛子炒め?
櫛形に切ったピータンを一旦揚げてから料理してありました。揚げ物のピータンって初めて食べました。
唐辛子が大量に入ってますが、風味付けがメインなのか全く辛くなかったです。
*睡蓮の芽?
睡蓮って言うてたと思います。サッと火を通して真ん中に黄身が乗ってました。
生玉子って日本以外じゃ食べるとこが少ないって聞くんでこうやって生の黄身が真ん中に乗ってるのは意外でした。
スイレンのこういう緑の部分って食べたのは初めてやったと思います。
この宴会までに屋台や安い飲食店を見た範囲ですが、ほんま台湾の人って飲まない印象があるんですよねぇ。
この時の宴席にも10人以上の人が居ましたが、ほとんどの人が飲みませんでしたねぇ。
2〜3人が最初はビールに口を付けたんですが、ほんのちょっとでやめてましたわ。
私とishさんだけがほどほどのペースで飲んでたんですが、なくなるはしから足下に予めオーダーしてくれてたビールをどんどん抜いては勧めてくれました。
ビール以外に焼酎でもあれば良かったんですが、他の人がほとんど飲まんとそうも言えずビールばっかり飲んでました。
ザックの同窓会に私ら日本人が紛れ込んだような格好になりましたが、結局食事代はみんなで私らを奢ってくれて無料になってしまいました。
ほとんどの人にとっちゃ私ら見ず知らずのオッサンやし次に会うこともないやろうからだいぶんと申し訳なかったですわ。
皆さん英語教室の元生徒やから英語で喋ってくれたのもありがたかったし、感じのええ人ばっかりで楽しい飲み会でしたわ。
食事の後、地元の皆さんはその場で別れ一部は電車へ。
ザックとエイデンはそこから特急?(新幹線?)で今住んでるとこまで帰ると。
終電までかなりギリギリやったんで心配しましたが、翌日になってなんとか間にあったって連絡が入ってホッとしましたわ。
旅先で素の地元の人らと飲み食い、しかも色んなタイプの料理を楽しめて、英語で会話も出来て非常に楽しい夜でしたわ。
これで前日の夕方に台湾の到着して、やっと二日目の飲み食いが終わりました。
ishさんはあいにくの体調不良で2日目は夜くらいしか活動しはれへんかったんですが、私の方は朝から一日中飲み食い。
そっちも自分の記念がてらアップしたいとは思ってるんですがいつになることやら。
*foodish:"雑"食記:台湾旅行記(5)〜黄石市場で生炒魷魚ほかテンコ盛りの半日
<後日 リンクを追加>
*3日目の旅の様子についてはコチラからご覧下さい。
*朝の体重:58.10kg。(かなり好き勝手食うたからこれでもラッキーかな。)
*今月の休肝日:9日(6月ラストの今日酒を抜いてなんとかクリア予定。)
2016年06月30日
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