2016年05月23日

朝ごはんに「喜多士早餐店」で鹹豆漿や蛋餅など 台湾旅行その3

台湾旅行の2日目(5/11・水曜)についてアップさせて頂きます。この日は丸々自由やったんで非常に内容の濃ゆい一日になりました。

昨日のグルコバの疲れが残ってるんでまずは朝ごはんだけを上げておきます。

 最初から読んでやるって方は、その1その2がありますのでそちらからどうぞ。

今回のツアーにはホテルでの朝食が付いてたんですが、私は行く前からそれを食べる気は「ゼロ」。

どんなモンが食べられたかは分かりませんが、ロビーの脇にちょろっとあっただけなんで簡単なモンやったと思いますわ。

台湾では朝ごはんを外食する人が多いようなんで、そういう人向きの店があるんやからホテルのオモロないもん食べるぐらいやったら地元の人に交じれる店を探しますわ。

*エンプレスホテルの朝食に興味ある方のために検索してみたら朝食を食べはった方のブログが見つかりました。
 *HAWAIIオアフ島に夢中☆U:台湾旅行記 帝后大飯店(エンプレス ホテル)の朝食♪
去年の6月の記事なんで、そんなに内容的に変わりはないんじゃないでしょうか。




初日の夜はほどほどの時間に寝たんですが、けっこう寝苦しくて夜中に何回か目が覚めて最終的に6時半頃には寝るのを諦めました。

ishさんはまだ寝てはったんで、起きてからも布団の中でコソコソとiPadで朝飯どころを探したりしてました。

ishさんは前回奥さんと台湾に来はった時に有名な豆乳屋で朝ごはんを食べてはります。
 
 *【旧】foodish:”雑”食記:台湾旅行記3〜阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)

甘い豆乳に付き合えって言われたらそっちは断るつもりでしが、塩味のおかず系豆乳は食べたことがないんで私も食べてみたいと思ってました。

ishさんの記事の中で再訪したいってな言葉があったんで、そこをピンポイントで指名しはるかなぁなんて思って地図上に位置をプロットしてありました。

私が行列が嫌なんで、並ぶのだけは勘弁して欲しいなぁと思いながら他にも豆乳を置いてる朝メシ屋系をチェック。

「食べ台湾」の”食べ台湾!台北食べ歩きMAP”の朝飯のカテゴリーが参考になりました。

他にもishさんから送られてた「メイフェの幸せいっぱい〜♪」ってブログの美味(台湾:台北)なんかもチェック。

そうこうして候補に挙がったのが「永和豆漿」民生店、新北市の永和(ヨンハー)ってとこにある「世界豆漿大王(スージエドウジャンダーワン)」、雙連朝市の近くの「世紀豆漿大王(スージードウジャンダーワン)」などでした。

ishさんが起きはってから地図上のポイント見ながら相談。

まず、前回行った「阜杭豆漿」は別に同じトコ行かんでええってことで、パス。

後は場所的な意味では「世紀豆漿大王」ってとこか今回のとこが近かったんですが、世紀豆漿大王は前日の夜にそばを通ってました。

それなら違うエリアがええやろうってことで、歩いて行ける距離にある「喜多士早餐店」を狙うことに。

ちなみに、このお店ネットで屋号をチェックすると色んな表記があるんですよねぇ。

「食べ台湾」のタイトルでは喜多士豆漿店(シードォスードウジャンデェン)となってましたが、早餐店ってのもありますし、「喜多士蛋餅豆漿」って表現もありました。

まぁ最初の3文字は共通してるんで正式名称はなくてもヨシとしましょ。

場所的には台北の地下鉄(台北捷運)MRTの中山國小駅か行天宮駅が最寄り駅のようです。

ただ、私らの宿からは最寄りの民権西路駅までけっこうあるんで、地下鉄はパスして歩いて行くことに。

前日の夜に久しぶりにつっかけで歩いたらちょっと足の皮が痛くなったんで、もし途中で悪化するようなら帰りはタクをしばくつもりでした。

ホテルを出て前の道(徳恵街)を右の方(東)へテクテクと。

ホテルのすぐそばには朝早くから午前中だけやってるサンドイッチ屋がありましたが、朝から大賑わいでしたわ。

大通りから外れてちょっと細めの道を歩いたりしながら、ホテルから南東を目指しました。


ホテルの場所と「喜多士豆漿店」の位置関係はこんな感じです。




ホテルと喜多士豆漿店(シードォスードウジャンデェン)の位置

*ホテルから少し下の右の方(南東)にあるのが今回の豆乳屋さんです。

店の前まで行くことお持ち帰り(外帯)の人が何人か並んでましたが、店で食べるって仕草をしたら奥に通してくれました。


「喜多士早餐店」の粉モン担当のおっちゃん

*「喜多士早餐店」の粉モン担当のおっちゃん

店頭ではせっせとおっちゃんが粉モンを伸ばしてはりました。


「喜多士早餐店(喜多士豆漿蛋餅)」の焼き物担当

*「喜多士豆漿蛋餅」の焼き物担当のねえさん

このねえさんはこういう食べ物屋さんにしてはこざっぱりした格好をしてはりましたわ。




「喜多士早餐店」の店内のメニュー

*喜多士豆漿店の店内のメニュー表

この値段表の前の狭い通路みたいなとこを通って奥のテーブル席へ。



「喜多士早餐店」のオーダー表

*「喜多士早餐店」のオーダー表

台湾の簡単な飲食店やとテーブルごとに自分で食べたいモンを紙に記入することも多いようです。

こちらのお店ではその紙を使い捨てではなく、ラミネート加工して水性ペンで書くこととで何度も使うシステムのようでした。

ちなみ地元の人向けのヤツは英語はなしで、私らが外人やと分かったんで英語付きをくれたようです。

注文数を「正」の字で書くようですが、とりあえず一つずつで。卓号(テーブルナンバー)は特に書かんでも
問題なかったようです。(お店の中は地元の人ばっかりで外人は私らだけやったんでね。)


ちょっと待ってるとすぐに頼んだお料理が運ばれて来ました。



「喜多士早餐店」の蛋餅(ダンピン・egg cake)

*「喜多士早餐店」の蛋餅(ダンピン・egg cake) 35元(112.5円)

周りの皮がパイ生地みたいにサクサクでした。それを玉子と一緒に焼いて巻いてありました。


「喜多士早餐店」のにんにくだれと辣椒醤

*「喜多士豆漿店」のにんにくだれと辣椒醤

ニンニクダレはけっこうニンニクの匂いは効いてましたが、塩気はそんなにキツくなく割と甘めでした。

ちょっとちゃうんですが、系統的には日本の焼肉のたれみたいな感じかなぁ・・・。

辣椒醤はそんなにムチャな辛さではなく食べやすかったですね。


初めて食べた「鹹豆漿(シエントウジャン・塩味豆乳・savory soy milk)」

*初めて食べた「鹹豆漿(シエントウジャン・savory soy milk) 25元(87.5円)

中国のふりがなは”シェンドウジャン”とも書くようです。どうせカタカナで書いてもほんまの発音とは全然違うんでしょうなぁ・・・。

日本でほとんど豆乳を飲まないんですが、この塩味の豆乳について事前にはどんな食べ物か全く想像出来ませんでした。

食べてみたら最初から塩気やお酢のような酸味もあってええ感じに味付けがされてました。

香港なんかでお粥を食べる時にも油條(ヨーティャオ・ヨウティアオ)を添えますが、別料理として注文せんとあかん記憶があります。

でもここの豆乳には最初から適量の油條が入ってて無駄がなくていいですねぇ。

初めて食べたんですがあっさりした味で朝ごはんとしては非常に優れものに感じました。


蘿蔔糕 (ローポウガオ・大根餅・radish cake)加蛋

*蘿蔔糕 (ローポウガオ・大根餅・radish cake)加蛋 一片 25元(87.5円)

大根もちって飲茶なんかでもあって割とポピュラーですが、実は初めて食べた時の印象が悪くてそれ以後20年以上自分から進んで食べたことなかったんですよねぇ。

大根餅は食べたことあったけど、今までのはそれ単品やったように思います。

せやから玉子と一緒に調理してるのは初めて食べたと思いますねぇ。

大根餅自体を食べたのも久しぶりでしたが、けっこう美味しいもんやなぁと思いながら頂きました。


饅頭加蛋(steamed bun)

*饅頭加蛋(マントウ・steamed bun) 25元(87.5円)

中華系の料理でこういうパンっぽいヤツって腹が膨らみそうで自分ではあんまり食べてないです。

今回の注文はishさんにお任せしたんで、試すチャンスが出来ました。

えらくゴツイ生地でしたが食べてみるとふわふやでこれも朝めし向きに感じました。

二人で色々食べて110元やから日本円で約385円。うーん、かなりお安くくて満足度が高いですねぇ。

お店の雰囲気も非常に下町っぽくて、周りが地元の人中心みたいでええ感じでしたわ。

塩豆漿はお店によってけっこう味が違うみたいなんで、色んな店で食べ較べてみたくなりました。





<参考情報>
*喜多士豆漿店:食べ台湾

住所:台北市中山區民權東路二段71巷15號
電話:02-2598-1210
営業:6:00〜11:00
定休:月曜日(第5月曜は営業)



豆乳屋を出たら行きとは帰るルートを変えようと確か北側の新生園区の方に向かったかと。

でも民族東路に出ると全然オモロそうやなかったんで、少し下がっててけとーに裏道を歩きました。


台北の野良猫

*台北の野良猫

首輪を付けたワンコがその辺を自由にうろうろしてるのはよく見かけましたが、野良猫はあんまり見かけませんでしたねぇ。

こいつはけっこう根性が据わってそうな顔してました。

店の前に居った台北のワンコ

*店の前におった台北のワンコ

歩いたあたりに車屋やバイク屋が多かったんですが、ちょくちょく犬を見かけましたわ。

台湾人は猫より犬の方が好きな人が多いんですかねぇ。

この子はけっこう好みでしたが、怪しい日本人がカメラを構えたせいか緊張してましたわ。


あっちゃこっちゃで食料品店の軒先なんぞをチェックしながら結局歩いてホテルのそばまで。

前日は足の裏が痛くなりましたが、それでワンシーズンぶりのつっかけに慣れたのかこの朝は大丈夫でした。




ホテル近くまで戻った所でishさんがコーヒーを飲もうと。

その辺に適当な喫茶店がなかったんで、ちょいと我々の二人のチョイスとしては安牌でしたが今風のお店へ。



台北のオサレー系喫茶店「The Baristas cama」

*台北のオサレー系喫茶店「The Baristas cama」

店先ではお店の人が生のコーヒー豆を手でイチイチ選別してました。

それをそこにある炒り機?で行ってからコーヒーを提供してるようでしたわ。

私は飲み物を紅茶かコーヒーかって聞かれたら断然コーヒー派なんですが、味には全くこだわりなし。

そんなもんには贅沢過ぎる店やったかもしれませんわ。


今風な台湾のサ店「cama」のメニュー

*今風な台湾のサ店「cama」のメニュー

二人ともシンプルにホットが飲みたかったんで、メニューの一番上にある「黒咖啡」ってメニューの英語名Americanoってヤツをオーダー。


台北の「cama」の黒咖啡(アメリカンコーヒー?)

*台北の「cama」の黒咖啡 40元(140円)

伝統的な台湾の朝ごはんが110元で、単なるコーヒー1杯が40元ってのはだいぶ高く感じますな。

まぁ日本と較べりゃこれでも缶コーヒーレベルやけど・・・。

英語名のAmericanoってやっぱり日本のアメリカンと一緒なんでしょうかねぇ。かなり薄めでしたわ。


コーヒーを飲んだらホテルに戻って昼からの予定に備えて1時間ほど休憩しました。

この続きはまた近いうちにアップしようと思っております。






*朝の体重:56.95kg。(飲み過ぎなしでこの数字は珍しい。)

*今月の休肝日:7日(今日は休肝日。)
  




<後日 リンク追加>
その4の記事をアップしましたので、興味ある方はリンク先へどうぞ。

台湾人の知り合いと新橋の黄石市場「生炒魷魚」へ 台湾旅行その4
 
 

posted by えて吉 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 以前妻と台湾に来たときに「阜杭豆漿」で食べた鹹豆漿ほかの台湾式朝ご飯がおいしかったもので、今回も必ずと出発前から思っていました。でも阜杭豆漿はすごく混んでるし同じ店に行くのも面白くないし、ってことで今..
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Tracked: 2016-06-01 12:22