2015年12月14日

料理でのもてなしは出来ず カウチサーフィン6回目

11日の金曜日から2泊していったお客とのやりとりをご紹介します。

夏場に最後の客人を受け入れてからは新しい車の納車が決まったらすぐ出かけようと思ってたんで、しばらく「カウチサーフィン」での客人の受け入れをストップしてました。

車の方の慣らし運転も終わったんでしばらく前から受け入れを再開して、再開後初めてのゲストとなったのがアルゼンチン生まれでスペイン在住の男性「Juan Ma」でした。

4年ほど前までは体育の先生をやってて、それを一旦やめて今は写真家として働いてるという37才の旅人でした。

ちなみに、Juanの仕事用のサイトはコチラで、プロとして撮った写真がたくさん並んでます。

こちらのFlickrの方はプライベートな旅の写真って位置づけなんでしょうかねぇ・・・。

Juanの写真に興味がある方は上のどちらかのリンク先を見てみてください。

事前にCouchsurfingのサイト内でメッセージをやりとりしてから、到着を待ってました。

最初の日は待つ側として楽なんでうちの最寄り駅まで来てもらうことにしてるんですが、1〜2日前にだいたいの到着時間を知らせてくれって伝えてありました。

当日は11時頃にうちの駅まで来るって言うんで、晩めしまで時間があるからどこかに出かけることになるやろなぁ・・・と。

どこに行きたいかはメッセージでやりとりすると邪魔くさいんで、本人に会うてから直接意向を聞くことにしてました。

初日は出来たら家でゆっくりメシが食べたかったんですが、もし出かけるなら外で食べることになるかもしれないんで、料理は仕込まないことに。

冬やったら鍋料理を食べて貰うのも日本文化の一つとしてええやろうと思ってたんで、仕込みはなくてもええと思ったんですけどね。

当日になって11時の到着を待ってたんですが、少し前にメッセージが来て寝過ごしたから1〜2時間遅れると。

で、結局駅から電話が入ったのは2時頃。

これやったら外に出ぇへんて予定でしっかり料理しても良かったんですけどね。

一旦荷物を置きがてらうちの部屋に上がって、車の運転があるかもと思ったんでお茶を飲みながら少し喋りました。

お茶はJuanが持って来てたハーブティーのようなモンを勧めてくれたんでそれを試しました。

なんか塩気のない梅干しのような酸っぱい味の不思議なお茶でしたわ。

少ししゃべって、その日は無理に出かけなくてもええと確認し、家で簡単なモンを食べるんでかまわんとのことやったんで二人で買い物へ。

車でいつものスーパーに行ってちょろちょろっと買い物。

アジがあったらなめろうを食べて貰いたかったんですが、無かったので断念。

おかげで料理らしいモンはなんにもなくなりました。(>_<)


151214Juan.jpg

*スペインからのゲスト「Juan」

メキシコに一年ほど住んでた時は犬の散歩をやる仕事をしてて、動物に好かれやすいって言うてましたが、恐がりのヒメが2〜30分で近くまで寄ってたんでホンマでしたわ。

チビミーは彼の首から下がってるアクセサリーに興味津々でしたわ。


鍋のアテ

*鍋のあて

もずく、なまこ、白和え、ひじきの煮物。

惣菜2品とパックから出して器に入れただけの2品なんで、なんも料理せず。


鶏の骨付きと鶏団子で「鶏の水炊き」

*鶏の骨付きと鶏団子で「鶏の水炊き」

お客さんなんでちょいと贅沢して骨付きの鶏にしました。

鶏団子もすぐ食べられるように市販品で済ませてしまいました。

鶏は念のために骨付きをもう1パック買うたんですが、それは食べず。

二人やとこれでも少し鶏が余り気味やったんで、腹は膨らんだと思いますわ。

酒は最初ビールで始めて、日本酒は飲んだことがあるけど冷酒が好きやっていうんでお客さんように冷やしてあった純米酒を飲んで貰いました。

私は冷やしてない方の日本酒を燗酒でやってましたけどね。

晩ご飯の前後で翌日どうするかを話し合って、行き先を決定。

食後も飲みながら12時頃まで喋って客人が眠くなったところでお開きに。

客人はカウチサーフィンのプロフィールに”I love the Permaculture and Eco-life.”と書いてたんですが、将来は自給自足的な生活がしたくて自分が20才まで育ったアルゼンチンにすでに土地は確保してるなんて言うてましたわ。

どうやってそういうライフスタイルを実現しようと思ってるかなんてことを熱く語ってるのを聞くのはなかなかオモロかったです。

私はぜんぜんエコな野郎じゃないんで、色々とスンマセンって思うこともありましたけどね。

翌日私は8時頃に起きて、客人は9時過ぎに起きて来ました。

普段朝ごはんを食べないって言うんで私はコーヒー、客人は自分のハーブティー?を飲んで家を出発。

昔の難波球場が客席を残したままハウスメーカーの展示場になってるって話を自分で見つけてて写真を撮りたいと。

ミナミのモデルハウスが建ってる場所は分かったけど、球場の跡が残ってるかは記憶がなかったんでとりあえず行ってみることに。

行ってみたら球場の施設はなんもなかったのでそこはサクッとパス。

湊町から阪神高速に入って池田線で「池田木部第一」まで走って国道423号線へ。

地道に降りたところにあったコンビニで私はおにぎり、彼はパンを買うてました。

国道423号線を亀岡まで走ったら右折して国道9号線で京都市内方面へ。

桂川を越えたトコで左折して国道162号線(周山街道)に入って北へ。

途中の道の駅を軽く案内して、美山の道の駅はパスしてすぐそばの交差点で右折して県道38号線へ。




美山の「茅葺きの里」

*美山の茅葺きの里

写真が好きで田舎が好きって言うてたんでここを提案してみました。

この辺って冬場はけっこう雪が多いって聞いてて、雪がある季節やとよう来んので今年は気温が高めで良かったですわ。

駐車場に車を置いて、のんびりと茅葺き屋根の民家の写真を撮りながら散歩。

写真家にはけっこう被写体として当たりやったようにさかんに写真を撮ってましたわ。

プロが撮るとどんな風な写真になるのか、いつか彼のサイトに載ったらええのになぁなんて思ってます。

私が腹ペコやったんで駐車場そばの軽食コーナーで昼ご飯。

お互いうどんを一杯ずつ食べたんですが、ここはお礼やっておごってくれましたわ。

帰りは同じ道を走るのが嫌で、日本海側の小浜まで抜けて舞鶴若狭道に乗ろうかと思って北へ。

走り出してすぐ京都縦貫道はコッチっていう標識が出て来たんで、結局そっちへ。

京都縦貫道から京滋バイパス、第二京阪道で大阪へ。

スムーズに流れて、家に着いてそのまま晩めしを食べに行くには早く着きすぎると思ったんで寝屋川あたりで高速を降りてそこからは家までずっと地道で。

家に車を置いたら歩いて地元のお好み焼き屋「どかどか」に向かったんですが、歩き出してから念のために席を押さえるために電話。

そしたら店の営業が5時からかと思ってたら6時からと判明。

あっちゃーって思ってたら、奥さんのカメさんが店で待って貰えるんならいいですよーと。

常連でもないのにお店に無理を言うのは嫌いやったんですが、一旦部屋に上がると出るのが邪魔くさくなるので甘えることに。



蒸し豚のにんにく味噌添え

*蒸し豚のにんにく味噌添え

鉄板が温まるまで時間がかかることもあったんで、まずはアテで飲むことに。

しっかり味の付いた蒸し豚でした。


151214nagaimo.jpg

*長芋のネギ味噌乗せ

長芋は前日の家飲みで出そうと思ってたんですが、すっかり忘れてたんで「どかどか」で食べて貰うことにしました。

これ意外に鉄板の上で作る様子がおもろいやろうと思ったんでだし巻き玉子をオーダー。

それにシーフードと豚の入った野菜炒めも追加。



メインのお好み焼きはミックスで半分ずつ

*メインのお好み焼きはミックスで半分ずつ

焼きそばも食べてさせてあげたかったんですが、ゴツイ体の割に前日そんなに食べてなかったので最優先のお好みをまずオーダー。

お好み焼きが終わる頃に聞いたらもうけっこう腹が大きいって言うんで焼きそばはやめておきました。

店の大将であるタコヤキさんと奥さんの亀さんも楽しげにJuanとコミュニケーションを取ろうとしてくれたんで本人はかなり喜んでましたわ。

日めくりとか大相撲のパンフレットまでお土産にくれて、ええ店が近所にあって感謝でしたわ。

昼におごってくれてたこともあって、ここのお店は客人に千円だけ負担してもうて私が残りを支払い。

帰ってからも1時頃まで喋って寝たんですが、翌日はけっこう早めに起床。

朝イチから身内の墓の入魂式(除幕式?)と納骨式に出んとアカンかったので、9時前には私と一緒に家を出てもうて駅前でお別れ。

ちゃんとした料理を食べて貰えんかったのはちぃと申し訳ないけど、ローカルな人間に会うて喋るってトコがメインやろうから一応は満足してくれたんじゃないかと。

今回は気のいい兄ちゃんでホスト側としても気楽で楽しい時間が過ごせたんで良かったですわ。








*朝の体重:57.50kg。(まずまずかな。)

*今月の休肝日:4日(今日は酒を抜きました。)
 

posted by えて吉 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Couchsurfing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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