2015年07月12日

香港からのゲストと家飲み カウチサーフィン4回目

10日の金曜日にカウチサーフィンを通して知り合った香港からの客人を招いてやった家宴会をご紹介します。

香港出身のElise(←英語名・本名Sin Hang)から6月に泊まらせて欲しいとのリクエストを貰ったんです。

その時は九州を旅行中で帰った直後の日程だったのでバタバタするので厳しいなぁと。

一旦断ったんですが、その後のメッセージで京都に1ヶ月滞在することになったから7月にでも会えないか?と。

大阪まで来てくれるならええかと思って返信したんですが、その時点では日程を約束せず。

先週の水曜日になって木、金、土くらいなら会う時間があると思ったんですが、「ギリギリで悪いけど、もし時間があるならどう?」ってメール。

Eliseは金曜日に日本語のレッスンがあって、土曜日は大阪で約束があるとのこと。

そこで金曜日に晩めしを食べに来てもらってその日はうちに泊まって翌日の大阪でのイベントに参加して貰うことに。

約束した8日の夜に急遽ちび猫を引き取ることを決めて、翌日の木曜日からバタバタすることになるんですけどね。

ちび猫の世話で家宴会をキャンセルすることも考えましたが、なんとか料理を用意し泊まる時の寝場所を居間にしてもらって乗り切ることに。

木曜日はちび猫を引き取りに行く前にいくつかの食材を買い込んで前日から何品か仕込むことに。

当日は朝から急ぎのモノを少し仕込んだら活魚屋「大昌」へ出かけて魚だけを調達。






当日は待ち合わせの最寄り駅に行ったんですが、予定の時間に表れずまたしても焦ることに。

1本後の電車では来たんでホッとしましたが、今回で4回目のゲストですがまだ予定通りに会えたことがないんですよねぇ・・・。(^_^;)

駅で会ってすぐ急にネコが一匹増えて、客間が使えなかったり食事の途中で世話をせんとアカンかもしらんってことを説明。

こちらとしては非常に申し訳なったけど問題ないって言うてくれたんで良かったですわ。




うちに着いて飲み物は何がええ?って聞くとジントニが飲みたいと。

いつもの木村ガラスのグラスで二つ作ってそれで乾杯。


香港からのゲスト「Elise」

*香港からのゲストElise

お腹の具合を聞くとかなり減ってるとのことやったんで、さっそく料理をだすことに。




和風の前菜の盛り合わせ その1

*和風の前菜盛り合わせ

今回は海外からのゲストなんで、出来るだけ色んなタイプの和食を出すことに。

夏で冷たいモノが美味しいし、客人としっかり喋りたかったのでほとんど事前に仕上げて盛り付けるだけにしてありました。

ピーマンとじゃこの炒め煮、長芋のなめ茸和え、小松菜と薄揚げの煮物

ピーマンのヤツは濃い口と味醂で甘辛く味付けて一味を振りかけました。

こいつはジャコを食べてみて貰うのが目的でした。そして、あんまりスパイシーな料理がないのでスパイシーなモノが好きってプロフィールに書いてたのでそれに合わせてピリ辛に。

長芋の和え物は、ずばり長芋を体験して貰うため。

小松菜のヤツは薄揚げのこんな煮物での食べ方を試して貰おうと思ったんで、数時前に自分のおかずに作ったんですが残してありました。

ただし、これは自分用だったので出汁は手抜きで白だしを使ってますけどね。

今回は、Eliseの了解を取って料理は1セットだけ盛り付けて取り分けて食べることに。

こうすれば苦手なモノがあっても無理して貰わんで済みますからね。

まぁ、エリースは納豆以外たいてい食べられるって言うてましたけどね。


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*和風の前菜の盛り合わせ

焼きなすのごまだれがけ、ミニトマトに和風マリネ、蒸し鶏の豆苗のワサビマヨネーズ和え

焼きなすは焦げた香りとごまだれを試して貰うため。これは前日に作ってキンキンに冷やしておきました。

和風のマリネはめんつゆをベースに酢を加えて、みじん切りのショウガとミョウガを加えた浸け地です。

こちらも仕込んだのは前日です。

蒸し鶏はむね肉で作ってほぐして冷凍してあったのを利用。わさびは知ってるやろうけど、ワサビマヨネーズは珍しいんちゃうかと。

狙い通りでワサビマヨネーズは面白がってくれてました。




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*鮭の南蛮漬け

個人的には濃い口を使って甘みも効かした濃ゆいヤツを鶏でやるのが好きなんです。

でも、メイン?に鶏を使うことにしたのでそっちはやめてシャケのあっさり系にしました。

あんまり漬かり過ぎたらアカンので当日の午前中に仕込んできっちり冷やしました。

Eliseはかなり飲み食いが好きで、料理にも慣れてるようでした。

それぞれの料理に対して「どうやって作るか?」って質問が出てましたわ。

日本食っていうより、家庭料理みたいなもんばっかりですが作り方まで興味を持ってくれると作った方としては甲斐がありますね。


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*ずいきの煮物

これはちゃんとした昆布とかつお節の合わせ出汁を引いて作りました。

だしを味わって貰うのと、芋茎自体が珍しいやろうと思ったので。

まぁ、ずいきの料理は自分でも季節に1回くらい作りたいモンですし。


全体に野菜多めであっさりした料理が多かったんですが、食の好みとしてこういうタイプが好きやって言うてくれたんで良かったですわ。


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*大昌で買うた生鱧と鱧の荒

関西の夏なんやからハモには挑戦して貰わんとあかんやろうと。

数日前に1人ではもの落としを食べてたんで、最初は小鍋だけにしようかと思ってましたが大昌に行ったら安かったのではもちりと小鍋の両方をやることに。

鱧ちりは、日本酒少々と塩を入れた湯で茹でて、すぐ氷水に落として締め、キッチンペーパーできっちり水気を拭き取りました。

うめだれと酢味噌の両方で食べて貰いました

小鍋の方はまずはもの荒をずいきにも使った合わせ出汁でしばらくコトコト煮込みました。

荒はどこでしょ?ハモのさばき方って複雑な印象なんですが、縁側みたいなとこですかねぇ・・・。

ほとんど身で細長くて、中に細か〜い骨がいっぱいありました。

かなりたっぷり入ってたので今回は半分だけ使って残りは冷凍しておきました。

ハモの旨みが出たところで、荒を引き上げてタマネギを繊維に直角にカットしたヤツを加えてコトコト。

事前にそこまで用意してすぐ出せるようにしておきました。

溶き卵を入れるかどうする?って聞くと、最初は無しで食べて、その後玉子を入れたのを食べたいと。

こういう辺りってまさに食べるのが好きな人のパターンやから分かる分かるって感じでした。

落としも小鍋も気に入ってくれたようで、良かったですわ。



これ以外には当初ネギトロの韓国風と、冷や奴を前半に出そうかと思ってました。

ネギトロはピリ辛にしたらビールに合うかと思ったんですが、全体の量が多すぎるかと思ったので一旦保留。

そして最後にはメインとして鶏のガーリック焼きをおろしポン酢で食べて貰おうと思ってました。

でも、鱧の小鍋まで行ったところで、鶏は多いとのことやったのでやめておきました。


Eliseは香港で新聞記者をしてて、その後翻訳家になったと。まだ24才ですがアメリカに半年、タイではボランティアで2ヶ月、日本に来る前には台湾に1ヶ月おったと。

それ以外にも30カ国以上に行ってて旅経験、カウチサーフィン経験も豊富でした。

英語になまりがなく私みたいなモンにでも聞きやすくてありがたかったですねぇ。

話題も飲み食いから香港の政治事情まで多岐にわたって非常に賢い子でしたわ。

おかげでネタに困ったら私が香港で行った店の話をしようと思ってたんですが、まったくそこまで行き着かず。

1時頃までしゃべってましたがあっちゅう間でしたね。

カウチサーフィンのゲストにきっちり料理を出したのは初めてでしたがええ時間を過ごせました。

夜は居間に布団をひいて寝て貰い、翌日はちび猫の世話にバタ付いてお茶の一杯も出せず。

楽しくしゃべれた客人だけにちぃと申し訳なかったです。







*朝の体重:56.95kg弱(暑くて汗を多くかきだしてるからかなぁ・・・。)

*今月の休肝日:4日(今日はもう一日飲もうかなぁ・・・。)
 

 
 
posted by えて吉 at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Couchsurfing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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