23日に住之江区にある怪しい中華料理屋「邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)」で開かれた食事会の模様をサクッとご紹介します。
今回の食事会に誘って頂いたYさんっていう女性はインド料理を作って食べる集まり「グルコバ」で何度かお目に掛かったことがある方でした。
以前にミナミのディープな中華料理屋「月縁春」での食事会でも幹事をやって頂いてました。
その後、また同じ店での集まりにも誘っていただいたことがあったんですが、当日のことですでに晩メシをスタートしてて断念。
今回は予定がなかったので大喜びで参加を表明しました。
最初にメールを頂いた時は「住之江の中華料理屋」としか聞いてなかったんですが、住之江って聞いて頭に浮かんだのがこの店でした。
住之江区内の飲食店でチェック入れてたのはここだけなんですが、何年も前から行きたいと思ってたんです。
当日、南海電車の住吉大社駅に着いたところで、グルコバでビリアニの達人として活躍してる”あれっくすさん”、別名カレー王子とばったり。
王子は一度以前にこの店に行ってことがあるっていうんで、一緒に歩いてお店へ。
店は長居公園通と国道26号線が交わる「浜口」交差点の北西角に近いところにありました。
たしか、私が初めてこの店のことを知った時は、同じ浜口の対角線上の角に近いトコにお店があったと思うんですよねぇ・・・。
その時もちょっぴり怪しげでしたが、今の店舗に初めて行くと普通の人が飛び込むのは無理っぽい店構えになってました。
*邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)の店構え
看板の類いは見当たらず、入り口のドアには目隠しの板を打ってるという怪しさ。
エスニック好きを刺激するような料理の香りがバンバンしてるんでココやと分かりますが、知らんかったらこのドアを開けるヒトはいないんじゃないでしょうか・・・。
*邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)の店内の雰囲気
店内も本場っぽいというか、内装やテーブルにはコストを掛けず実質で勝負って雰囲気が素晴らしい。
我々は総勢13人だったかで、一番奥の丸テーブルと手前の長机が取られてました。
入口側の長机二つは別の一団が予約してて、これで満員。
王子と私が店に着いたら、グルコバに何度か来られてる女性が既に着いてはりました。
で、この時になって分かったんですが、今回の食事会はYさんの結婚祝いを兼ねた集まりだったんです。
この後参加される方は皆さんグルコバ以外でYさんと飲み食いしてはるそうで、皆さんがお祝いに集まってはりました。
私だけ単なる食事会やと思って手ぶらで参加してしまいました・・・。(>_<)
その後集まった参加者はエスニック料理店やインド料理店をやってるプロやインド、エスニック料理に強いメンバーばかりのようでした。
グルコバで顔なじみの*あきこ*さんも参加してはりました。
*邯鄲小吃館の単品メニュー
こういう風にメニューを書いてあたりもこの店のキャラが出てますねぇ。
*邯鄲小吃館のドリンクメニュー
飲み物の値段は普通ですかねぇ。
*邯鄲小吃館のおまかせ料理
6名以上で3000円でコース料理が食べられそうです。
今回は事前に食事代だけで4000円と聞いてました。
*山盛りのラム肉
写真では分かりにくいですが、かなりデカイ塊が何本も積まれてて、今回はこのラム肉を食いまくるっていう趣旨のようでした。
今回は冷菜が多めとのことで、事前にテーブルに料理が並んでたので始まる前に出来るだけ写真を撮りましたが、それを含めてどんどん貼って行きます。
*手羽先の焼き物
艶々っに焼かれて風味が良かったですわ。
こういう部位を食べる時って骨に一欠片も肉を残さないぞって気になるので一本食べるだけでもけっこう集中してしまいました。
*湯葉とセロリの冷菜
生のセロリって苦手なんですが、これは青臭さがほとんどなく美味しく食べられました。
サッと湯がくかなんかして、火を通してるんですかねぇ・・・。
*蒸し鶏
たっぷりの油が掛かってええ風味に仕上がってました。
蒸し鶏好きには嬉しい一品でした。
*キャベツとアンチョビの和え物
ミントが載ってるのが面白いですねぇ。
あっさりはしてるけど、なんとも言えない味付けで*あきこ*さんがアンチョビかなんか使ってるっぽいって。
後で店の大将に聞いたらまさにアンチョビを使ってはりました。
このお店はディープやけど本場の料理ガチガチって感じでは無く、大将が美味いと思えば自由な工夫もしてはるように思いました。
*マスタード風味のえのき
味付けは分からないんですが、とにかくマスタードの風味は効いてました。
*ほうれん草の春巻き
ほうれん草をこんな風に春巻きの具に使うのは初めてでしたが、緑と黄色がきれいで春っぽさを感じました。
*豚耳の和え物
甘みのあるスパイスの風味が効いたミミガーは初めてかな。
*麻辣なお造り
魚に疎いんですが、イサギ?だったでしょうか・・・。スタッフのヒトがちゃんと説明してくれたのに忘れました。
*豚軟骨と大根の煮物
しっかり煮込まれてて、軟骨までちゃんと食べられました。
ここで今回のメインの羊が登場。
*焼いたラムの骨付き肉
ビールジョッキと較べて貰うと大きさが分かると思うんですが、テーブルに現れた時はみんなから歓声がが上がるほどの迫力でした。
ギャートルズの骨付き肉(マンガ肉?)みたいで笑ってしまいました。
カブリ付くのもええのかもしれませんが、さすがに食べにくいのでキッチンばさみでチョキチョキやることに。
この肉のバラし作業は私が担当させて頂きました。
骨から肉を外して、皿に置いて行ったんですが、まず最初に手が伸びたのは骨の方でした。
骨にこびりついてる肉を剥がすようにして食べるのが美味いっていう方が多くて、店もディープやけど参加者もたいがいディープでしたわ。
女性の比率も高いんですが、大人しそうな女性陣が両手で骨を握りしめて肉を剥ぎ取ってる姿はかなりの見物でした。
*どんどん出てくるラム肉の骨付き
ちょっとマシなスーパーなんかでたまにラムチョップを買いますが、骨以外の肉ってほぼ一口サイズ。
それがここでは、ドドーンと迫力サイズで出てくるんでスゴかったですねぇ。
最初は少しでもキレイに肉をカットしようと思ってましたが、皆さんが骨を囓るのを順番待ちしてたので途中から少しくらい肉が残ってもええやろうと割り切ってカット。
焼き方も最初はお店の人が少し遠慮してたのかもしれませんが、皆の食べっぷりを見てスパイスもワイルドに掛かるようになってました。
このラムを焼いてるせいで、店内はスパイスの刺激臭と煙でえらいことなってましたねぇ。
骨付き肉の写真は2枚だけですが、実際には次から次へと運ばれて来て、最終的にはカットしたヤツをお土産に持ち帰ってました。
*ラムのあいまにあっさりした玉ねぎサラダ
ラムをガツガツ食いまくってる間の口直しにはバッチリでしたねぇ。
しっかり甘みを効かせた酢の物が、脂肉の濃さを薄めるのに良かったです。
*締めの水餃子は皮から手作り
水餃子が出る直前に皮から手作りしてはりました。
*デザートにグレープフルーツ
これでお料理はおしまい。
前半の冷菜中心から、ラム肉が出て一気にギアがトップに入るってな雰囲気の流れでしたわ。
今回主催のYさんは旦那さんと一緒に来られてたんですが、この集まりの数日後にはお二人で東京に引っ越されるとのことでした。
Yさんの指導?で旦那さんもエスニック料理などに強くなりはったそうで、東京でも面白いお店に行かれるんでしょうねぇ。
グルコバでお会いしにくくなるのは残念でしたが、幸せそうなお二人を祝う集まりに参加出来て私まで幸せな気分になりました。
一人だけ何も知らずに参加してしまいましたが、美味しいモノを食べて幸せムードをお裾分け頂き非常に嬉しかったですわ。
今回はラムに合わせて他の料理は冷菜に振ってたらしいんですが、普通のお任せにも興味がありますねぇ。
6人以上となるとなかなかハードルは高いですが、ぜひいつか再訪したいものです。
<参考情報>
*邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン):公式Facebook
住所:大阪府大阪市住之江区浜口西2−11−18
電話:06−6678−3078
営業:13:00〜23:00
定休:木曜・金曜
*朝の体重:58.00kg。(大して食べてないのに昨日より増えてもうた。)
*今月の休肝日:10日(昨日はなんとか酒を抜いて、目標クリア)
2015年03月31日
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最近は前を通りかかっても営業してる気配がなかったんで(^^;
3年ほどご無沙汰してますが、近々行ってみます。
このお店以前からご存じやったんですねぇ。
> 最近は前を通りかかっても営業してる気配がなかったんで(^^;
やってても外から分からんかもしれませんね。