この前の讃岐うどん巡りについて出来るだけサクサクッとアップさせて頂きます。
そんなことを言いながら無駄に長くなることは多いんですが、今回は行ったのが2月の26日(水)で記憶がかなり飛んでしまってて長く書こうにも書けないんです。(^^;)
書こうと思ってたネタでも時間が経ちすぎてボツにすることはしょっちゅうなんですが、うどん巡りネタは自分の備忘録代わりにここにアップしておきたいんですよねぇ。
というわけで、行った店と食べたモンをメモするくらいのつもりで行かせていただきます。
今回のうどん巡りは当初2月の14日にishさんとmyblackmamaさんも参加して3人で行くことになってたんです。
ところが、あいにくこの日は大雪になって香川どころかこっちでお二人を拾うのも難しいと思ったのでキャンセルに。
myblackmamaさんのはお忙しく4月頃まで時間がないとのことでした。
そこで申し訳なかったですが、ishさんと二人だけで行くことに。
まだ真冬の寒さの時期でしたが、2人ってことでishさんからは屋根無し号で行く許可が出ました。(^^;)
当日は6時4分に家を出発して地道で兵庫駅へ。
7時半頃には到着し、ishさんと合流して香川へ。
途中高速のサービスエリアでの休憩を挟みつつ高松中央ICで高速を降りて地道へ。
1軒めの「馬渕手打製麺所」に到着したのが9時56分でした。
*馬渕手打製麺所の店構え
ここには以前一度来たことがあるんですが、その後代替わりされたそうでそれからは初めての訪問でした。
しっぽくがあるとのことで、時期的にギリギリ間に合いそうだったので当初のコースを変更して一軒目に入れました。
*馬渕手打製麺所のメニュー
「ひとりが食べる数」を伝えるっていう表現がユニークですねぇ。
*馬渕の薬味コーナー
スペースが広くて色々揃ってるんで自分好みの食べ方が出来そうですね。
今回はネギ、天かすとショウガをちょっぴり添えました。
*馬渕手打製麺所の「しっぽくうどん」360円
けっこう出汁が甘めに感じましたねぇ。しっぽくうどんの出汁って甘めに感じる店にちょくちょく出会いますねぇ。
麺に伸びがあってしなやかさのある印象でした。(と、メモに書いてありますが、今は忘れてます。)
高松道の下をしばらく走って勅使の交差点の先で右手に別れる道へ。
10時16分に馬淵を出て、次の店には10分ほどで到着しました。
*広い駐車場にポツンと立つ「古奈や」
全部がうどん屋の駐車場って訳ではなく、トラックヤードの一角にうどん屋があるんです。
四国新聞の讃岐うどん遍路の紹介によると、運送会社「シコクセイカ高速」ってとこの社長がうどん打ちの職人さんを自分で探してきて開いたお店だそうです。
*「古奈や」の店構え
入り口は二つありました。
*古奈やのメニュー
一般店ではたまにそばも扱ってるトコがありますが、こちらのは「長野直送 信州そば」だそうです。
まぁ、私らみたいにうどん巡りをやってるモンが香川で長野産を食べる理由はないんですが・・・。
*「古奈や」の「かけうどん」(190円)
もともとかけうどんが好きなんでこれにしてみました。
*ishさんの頼んだ「冷やぶっかけうどん」(230円)
トラックヤードの一角にあるような店での食事って、他の地方じゃあんまり期待しないんじゃないですかねぇ・・・。
安さ命とか、ボリューム、早さに重きを置いてるような印象を持ってしまうんですよねぇ。
で、実はこのお店のこともたまたま何かで知ったけど、あんまり期待してなかったんですよねぇ。
で、食べてみて驚いたんですが、麺も出汁もかなりのレベルやったんです。
ishさんの冷たいヤツも味見させてもうたんですが、そっちはかなりの剛麺って言えるレベルのコシでした。
かけうどんで温められてもけっこうなコシがありましたわ。
かなり太麺やけど固くなくてしなやかって言うんですかねぇ・・・・。
詳細は忘れましたが未訪問ってことだけで選んだお店でしたが「当たり」やって思いましたねぇ。
社長さんがこの人やと思って職人を引っ張って来ただけのことがありますわ。うどん県はどんな店も決して侮れませんねぇ。
ishさんもかなりぶっかけを気に入りはったようでした。
10時50分に古奈やを出て、また10分ほどで次のお店に到着。(11時1分)
*「たちばな屋」の店構え
ここは「しっぽくうどん」がええって情報があって選んだんだったと思います。
*たちばな屋のメニュー
右の方からうどんメニューが並んでて、そこは普通なんですが左の方には珍しいモノが。
肉焼、えび焼、イカ焼、豚焼のお好み焼きたちに加えてうどん焼、そば焼とありました。
香川のうどん屋でごくたまに見かけるんですが、焼きうどんを置いてるトコもあるようなんです。
まだ一度も本場の讃岐うどんで焼きうどんを食べたこと無いんですが、ずっと気にはなってるんですよねぇ・・・。
*たちばな屋の「しっぽくうどん」(270円)
実はこの写真はishさんの頼みはったヤツです。
この記事を書く前に写真を整理してて、数が合わず混乱したんですがなんと私は自分のヤツを写真に撮るのを忘れたようなんです。(>_<)
写真の並びを見るに、店内に入って自分のうどんを受け取って、席に着いてからカウンターの写真を撮ったようです。
で、その後、ishさんが向かえに座りはって、そのしっぽくうどんの写真を撮らせて貰ったんだろうと。
その後、うどんを食べることばっかり考えてて、自分のヤツを撮らずに食べ始めてしまったようです。
いやー長いこと飲み食いしたモンの写真を撮ってるのに、こんなチョンボをやらかすとは情けない限りです。
ちなみに食べたのは「冷たいぶっかけうどん」で230円でした。
温かいダシ系が2つ続いてたんで、流れ的に非常に旨かったんですけどねぇ。
麺にええコシがあって気に入りましたが、写真のない現時点では見直すことも出来ませんわ。
ishさんのしっぽくは味がやや薄めで麺は見た目よりコシがあったそうです。椎茸が入ってるのが珍しいとおっしゃってました。
ishさんとサシで回る時って、事前にプランがあってもなくても、現場で適当に店を選ぶことがあるんですよねぇ・・・。
で、この日は途中でishさんから希望が出て「山神」に行くことに。
ここはishさんが大のお気に入りで、私も美味しさに全く異論なしなんですが、よく希望が出るんで他の参加者が居る時は意識的に避けてるんです。
運転手としてコース作りを任されてる以上、同じ店に行くのは極力避けようと思ってるものでね。
まぁそのせいでishさんの希望も何回かに一回しか叶わないのは申し訳ないんですが・・・。
で、この日はサシやし、私も好きなんで予定を変更して山神へ。
山神じゃいっつも冷たい醤油うどんばっかり食べてるんで、今回こそはべつのメニューを試そうかなんて迷いながら移動。
到着時刻は11時58分だったんで麺の状態に期待が出来るベストなタイミング。
ところが、事前に計画してなかった時にありがちなんですが、店の前まで行って「定休日」と判明。
完全に山神の麺を食べる気ぃになってたんでメッチャがっくり来ましたわ。
そこから次の店に向かって走ってる途中でだと思うんですが、私自身はハズレ覚悟で知らん店に飛び込むのが好きだというような話に。
それじゃ、走って見かけた知らん店に飛び込もうって話になり、その直後に入ったのがコチラのお店。
*何の情報もなく飛び込みで選んだ「たまや」
今、全店制覇攻略本をチェックするとお店の住所は「善通寺市生野本町2−4−14」となってますねぇ。
ちょうど駐車場に1台の空きがあって飛び込んだ感じです。
現地人は見事に頭から車を突っ込んでますが、私はいつものように頑なにバックで止めてます。
*「たまや」のかけうどん(250円)
頼んだのはかけうどんですが、ちくわやカマボコ、揚げと色々乗ってますねぇ・・・。
お店は地元密着型の食堂って感じでええ雰囲気でしたねぇ。
お店の方はけっこう高齢やったんで、非常に食べやすい麺を想像してたんですよねぇ・・・。
ところが食べてみてビックリしたんですが、麺の密度が高くてミッチミチって感じ。
”コシ”って呼ぶモノとは違うタイプの固さがあって今まであんまり出会ってないタイプに思いました。
煮えてないわけでもないの、半生麺をそのまま食べてるような印象を受ける不思議な食感でした。
全店制覇攻略本によると、「玉売り後2〜3日経っても煮込みなどに使える強さ」だそうですわ。
持ち帰り専門で丼持参せんとあかんような製麺所ってそういう時間が経ってから食べるのを前提にしてる印象があります。
それがのんびりした食堂で出てくるとビックリですね。
*ishさんの「ゆだめうどん」(250円)
ishさんもこのお店の麺の重さっていうか、固さには驚いてはりましたわ。
飛び込みでしたが、なかなか面白い店だったんで結果として「当たり」でしたね。
たまやを出たのが12時18分。
で、最後のお店に着いたのが12時30分。
*10年以上前から気になってた「渡辺」の店構え
このお店は三豊市高瀬町にあるんですが、10年以上前から狙う店のリストに入ってたんです。
国道11号線に面して立つ一般店ってことで、怪しさはゼロ。
なかなか他の人と一緒だと驚きがないって意味で案内しにくくてのびのびになってました。
ただ、最近はちょくちょくコチラで修行した人がヨソで開いたってお店のことを聞くんですよねぇ・・・。
かつての宮武ファミリーほどメジャーじゃないかもしれませんが、渡辺一門って感じですねぇ。
宮武ファミリーの麺ってけっこう店ごとに違いがあるんですが、こちらの弟子筋って写真を見たら一発で分かることがあるんです。
今は手元になくなりましたが、香川でのうどん巡りを始めた当初は実際に食べるのに平行して「うどん本」もせっせと集めてました。
TJKagawaが出してる「恐るべきさぬきうどん」シリーズは当然ですが、その後派生本として出た「さぬきうどんメニュー大全珠玉の90品―恐るべきさぬきうどんスペシャルエディション 」なんて本も買いました。
で、おそらくこの中だと思うんですが、渡辺の木の葉型の天ぷらが名物メニューとして大きな写真で紹介されてた記憶があります。
*まぁ、実際の本は手元にないんで渡辺が載ってたかは、不確かなんですけどね。
同じような木の葉型の天ぷらを出してたら一発で渡辺で修行した人のお店やと分かるって訳です。
で、そんなお弟子さんのお店のことをちらほら聞くようになったんで、そろそろ総元締めを攻めることにしたんです。
お店に着いた時は救急車着いたばかりで、しばらく駐車場で様子を伺ってました。
特に問題は無かったので、程なく店内へ。
カウンター席に座るとすぐ例の名物が目に入りました。
*カウンターにあった名物の天ぷら
独特な揚げ方をせんとあかんやろうから、事前に揚げて用意してあるんですねぇ・・・。
*渡辺の名物メニュー「天ぷらうどん」(450円)
ishさんと調整して、ishさんにはかけを頼んでもらい、私の天ぷらを半分ほど助けてもらいました。
ちなみに一般店ですが、かけうどんは250円という安さです。
ここの天ぷらを出汁の中で溶かしながら食べると旨いってな表現を何度も見かけた記憶がありました。
で、勝手に頭の中で麺は柔らかい食べやすい系やろうって想像してました。
天ぷらの写真はあっちゃこっちゃで見かけて印象に残ってるけど、麺のことは全く頭に残ってませんでした。
で、食べてみてびっくりしたんですが、柔らかいうどんとは正反対で驚くほどヘビーな麺やったんです。
この日は剛麺系が多かったんですが、ぶっちぎりで剛な麺でしたわ。
単にコシがある、コシが強いなんて言葉じゃ表現出来ず、食べてて胃に刺さるというか・・・。
しっかり噛んでも消化不良になりそう、胃の中で麺の切れっ端が主張するってな印象でしたわ。
まぁ、5軒目でそろそろ腹も膨らんで来てたから余計にそう感じたかもしれませんけどね。
この麺に完全にノックアウトされて、今回のうどん巡りはこれにて終了。
まだまだうどん巡りのゴールデンタイムでしたが、お腹に余地がなくなりました。
この後、1時半頃丸亀の某スーパーで山ほどうどんを買い込み、2時過ぎに坂出駅前のサティでも買い物。
2時半頃には関西に向かって走り出したと思います。
兵庫駅前に5時25分に到着してishさんとはお別れし、帰り道にスーパーで惣菜を買ったりして大阪へ。
いつもより早めの7時33分に車庫に入りました。(総走行距離492km)
というわけで、やっと宿題に感じてたうどん巡りネタが終わりました。
ちなみに今日は水曜日で、来週の土曜日にはまたうどん巡りに行くんですよねぇ・・・・。(^^;)
ishさんのブログですでに記事がアップされてるのでリンクを張っておきます。
*foodish:”雑”食記
個性派麺ツアー(1)〜讃岐うどん巡礼2014-1
個性派麺ツアー(2)〜讃岐うどん巡礼2014-1
2014年03月26日
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来週またうどん巡りに行くんだから、それまでに宿題片付けられて良かったですね!
私もメモ以外はほとんど忘れてしまってました。(^^;)
うどん巡りネタを2本も貯めたらごちゃごちゃになるんで必死でアップしました−。