2013年05月01日

第35回讃岐うどん巡りも色々考えてコース作り

4月26日の金曜日に行ってきた香川での讃岐うどん巡りについてご紹介します。

今回のうどん巡りはishさんからのお誘いで、参加者を募ったところmyblackmamaさんと*あきこ*さんが参加を表明してくれました。

ishさん、myblackmamaさんからは事前に行きたいうどん屋の希望を聞いてたんで、お二人よりうどん巡りの回数が少ない*あきこ*さんのことも考えつつコース作り。

ishさんはかなりの回数うどん巡りをやってはりますし、myblackmamaさんもぼちぼちそれなりの回数になって来てはります。

*あきこ*さんはお二人に較べるとまだそんなに回数をこなしてはれへんので、出来るだけ新規のお店を多めにしたいところ。

myblackmamaさんがうどん巡りを始めはった頃も、当初は出来るだけ同じ店に行かないように毎回全て新規開拓になるようにコースを組んだものです。

お二人の希望は一応聞きつつ、*あきこ*さんのダブりを減らしつつ、自分も新規開拓出来るように。

地図で店の場所を確認しつつ、営業時間と店から店への移動時間を考えてコースを組むってのはなかなか大変なパズルなんですよねぇ。

でも、お代官さまキャラのishさんの記事ではこんな表現になるんですよねぇ・・・。



えて吉さんとうどん巡りにいく場合、「車の運転をする代わりにコース組みはワシがやる!」ってルールがあって、参加者は一応希望は出すことは出来ても決定権はないんです。



こう書かれたのを読むと他の人と行く時は希望通りの店に行けるけど、えて吉と行くと自分勝手に決めよるって言われてる気分になるじゃないですか。

コース作りは参加者の皆さんに出来るだけ楽しんで貰うことを最優先にしてるんで、希望を出した後は”お任せして”もらうしかないんですよねぇ・・・。

運転したるから、コース決めはオレのモンや、なんて気持ちは全くないんですよ。

丸一日のコースを全部作ってくれるんなら喜んでお任せしますし。

実際神戸組さんに混ぜて貰う時はWakkyさんにコース作りは一任して、当日は運転手に徹するってのがパターンですからね。

今回はちょっとがっくり来たんでその気分をishさんにもお伝えしたんで、今後は誤解がないことを願いましょう。(^^;)





コースは3人のことを念頭に置いて組んだんですが、最終的に*あきこ*さんは不参加。

前日の夜遅くまでお仕事に追われてはったそうなんですが、どうしてもうどん巡り当日も仕事に出ないと行けなくてキャンセルに。

前回のうどん巡りもギリギリでアウトやったんで、お仕事がらとはいえ、残念やったでしょうねぇ。




というわけで、最終的には私を含めてオッサン3人でのうどん巡礼となりました。




当日はいつもより30分遅めの4時半頃に目覚ましで起床。

前日からマンションの駐車場に空き枠が出て、アルファードを止められるようになったんでクルマまでの移動がなくなって楽になりました。

5時37分に走り出して、myblackmamaさんとの待ち合わせ場所には6時24分に到着。

約束は7時やったんですが、30分前の到着ならちょうどええ感じです。

myblackmamaさんがちょっと早めに来られたんで、ishさんと合流の兵庫駅に着いたのは7時25分といつもより早めでしたね。

7時49分にはishさんも揃ったので兵庫駅前を出発。

途中のトイレ休憩を挟んで、順調に走り、香川では府中湖サービスエリアのETC出口から地道へ。


一旦国道32号線に入ってお馴染みの「陶(すえ)」の交差点を右折。

陶駅そばの川の手前をグイッと曲がったらお店の駐車場です。


1軒めのお店にクルマを止めたのは10時5分でした。





久しぶりの「赤坂」の店構え

*久しぶりの「赤坂製麺所」の店構え

表の道に背中を向けて、駐車場側にお店の入り口があります。


私は3回目なんですが、記録を調べると最後に来たのは2005年なんでもの凄く久しぶりです。

店構えを見るとishさんは前に来てたって思いだしはったんですが、ishさんもうどん巡りのごく初期に来たきりやったそうです。

myblackmamaさんは初めてのご案内です。

ここは店のおばあちゃんの濃ゆいキャラやら、ハサミでチョキチョキやってネギを切るんなんかで怪しい系としてはかなりの有名店かと。


最後に行った時は初回と違って中年のおっちゃんがお店をやってたんですが、今回はおばちゃんが登場。

まずはどこから来たか、記帳を求められました。(^^;)
 *かつてはさらにおばあちゃんのカメラで記念撮影も恒例だったとか・・・。

で、人数を伝えてうどんを貰います。


今回は3人とも冷やぶっかけをチョイス。

うどんとダシをぶっかけた丼を受け取ったら、おばあちゃんの指導に従って工作ばさみでネギをちょきちょき。





赤坂の「冷やぶっかけうどん」

*赤坂の「冷やぶっかけ」 200円

古くからの製麺所系やと朝イチに一気にうどんを湯がいてしまうことが多いみたいですが、このうどんも茹で置きでした。

店の営業は8時からなんで麺の状態としてはやや弱かったかもしれませんね。

前に来た時は開店時間に合わせて来たんですが、さすがに前過ぎて比較は出来ませんねぇ。

ぶっかけだしにはちょっとイリコ系?のクセがあって、麺はやや細めでした。
 *もともと赤坂は素麺を作ってはったそうなんで、それで細いんですかねぇ・・・。
 
こういう作り置きの麺やと温めてもうた方が良かったかもしれませんね。



<参考情報>
*赤坂製麺所:讃岐うどん遍路

住所:香川県綾歌郡綾川町陶5781−6

電話:087−876−2104

営業:8:00AM〜15:00(平日)、8:00AM〜17:00(土日祝)

定休:水曜日



*foodish:”雑”食記:スペシャル求めてツアー(1)〜讃岐うどん巡礼2013-2

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜一軒目〜





赤坂を出たら、同じ道を戻り「陶」を越えてこれまた馴染みの県道17号線を走ること数分。





10時22分にはお店の前にクルマを止めてました。



赤坂にクルマを止めてから17分で2軒目に到着したことになります。

腹ぺこで香川に着いてるんで1軒食べたくらいじゃ全く腹はおきませんわ。

すぐに2杯目を食べたくなるんで近い店を押さえるのがいつものパターンです。





ishさんの要望で来た「田村」

*ishさんの希望でチョイスした「たむら」

事前にishさんからは2軒の希望を聞いたんですが、ここはmyblackmamaさんもかなり気に入ってはるんで優先してチョイス。

いつものうどん巡りだとだいたい10時頃に香川に着くんで、9時開店の田村は最初の方に入れやすいってのもありました。

ここはいまだにバリバリのS級店やと思いますが、この日は全く混んでなかったんでお店のすぐ前にクルマを止められました。

以前はたむらでは醤油うどんにすることが多かったんですが、一軒目を冷たいぶっかけにしたんで、ここはかけで行くことに。




田村の「ひやあつ」

*たむらの「ひやあつ」 150円

ishさんも私と同じひやあつ、myblackmamaさんは冷や醤油うどんを頼んではりました。

今回もやっぱり素晴らしいうどんでしたねぇ。

彦江なき今、初めてうどん巡りをする人なんかをお連れする時にはたむらが外せなくなってますが、ここはいつ来てもハズレがない気がしますわ。




<参考情報>
*たむら:讃岐うどん遍路

住所:香川県綾歌郡綾川町陶1090−3

電話:087−876−0922

営業:9:00〜13:00

定休:日・祝日




*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜ニ軒目〜






たむらを出たら前の県道をさらに進んで、突き当たりを左折して県道33号線へ。



この辺りのルートは寝てても走れそうなほど馴染みの道ですねぇ。



次のお店へは、今までなら坂出駅の前にあるサティにクルマを止めて歩いて行ってました。

今回はナビに案内をさせてたら手前のY字路で33号線を離れて駅前に向かう道を指示されました。

自分が行くならもっと33号線を走って駅の真ぁ北あたりで左折するんですけどね。

ナビの選ぶルートやとひょっとしたら店の駐車場をの前を通るんちゃうかと思ってたら、予想通り駐車場を発見。

駐車場があるとは読んでたんですが、今回初めてそこに止めました。


クルマを止めたのが10時45分で、お店の開店は11時やったんでちょいと早すぎました。



3軒目の「上原製麺所」は、myblackmamaさんのご希望でした。

ただ、この希望を聞いた時はちょっと痛かったんですよねぇ。

というのもここは今でもあくまでも製麺業がメインで、うどんを食べさせて貰えるのは11時から13時の2時間だけなんです。

コースを組む時には出来るだけ縛りが少ない方がええんで、こういう営業時間の短い店ってのは厳しいんですよねぇ。

しかも同じ営業時間が2時間でも朝の10時や9時からなら、うどん巡りの頭に持ってくりゃええんで比較的マシなんです。

11時ってな時間からスタートやと必然的に何軒か回ってからになるんで時間が読みにくいんですよねぇ。

ちょっと早めに着きすぎたんですが、とりあえずお店の前まで行って待つことに。

すると時間前やったけど、あっさりお店に入れて貰えました。




上原製麺所の薬味コーナー

*上原製麺所の薬味コーナー

このお店は*あきこ*さんも以前にご案内してましたが、その時はすでに工場の作業が止まってて、ベストな麺ではなかったんです。

袋詰め前の出来たて、締めたての麺を食べた時はかなりインパクトがあったんで、それを味わって貰えるならダブってもええかと思ってコースに入れました。

私自身もここのうどんには非常にええ印象を持ってるんで、ちょっと無理してもmyblackmamaさんの希望に合わせました。






上原製麺所の袋麺

*上原製麺所の袋詰めされたうどん

今回はベストな麺を狙ってたんで開店時間に当てに行ったんですが、既に工場の操業は終わってました。

こういう卸売りがメインの純粋な製麺所ではこういうことがあるんですよねぇ・・・。

ここで食べるお客さんに合わせてやってるんじゃないんで、その日の必要な量を作り終えたら作業をおえちゃうんでしょうねぇ。

お店の人に注文するとこの袋詰めのヤツを破って丼に入れて渡してくれました。





これぞまさしく製麺所で食べるうどん

*これぞまさしく製麺所で食べるうどん

いかにも下町の工場って感じの店の一角に長机を置いてあってそこで食べるんですが、これぞ製麺所って感じが好みです。

3人全員が麺を湯がいて貰っていわゆる「あつあつ」で頂きました。

袋詰め直前のベストなヤツではないですが、熱くしてもしっかりしたコシがあってヒジョーに旨かったですわ。



上原製麺所の値段表

*上原製麺所の値段表

小で120円なんですが、すんごく旨い麺がこの値段やからホンマに安いですよねぇ。

工場内の風情も含めて「すんません、隅っこでええんでちょいとコチラのうどんを食べさせてください。」って気になりましたわ。

うどんを食べ終わってから袋麺を分けて貰おうと思ったんですが、お店のおっちゃん曰く賞味期限は今日中とのこと。

さすがに家に帰った当日はもううどんを食べないので、食べるとしたら翌日になるから断念。

時間を置いたらどの程度変化するか食べてみたかったんですけどね。





<参考情報>
*上原製麺所:讃岐うどん遍路

住所:香川県坂出市室町2丁目1−31

電話:0877−46−2658

営業:11:00AM〜13:00

定休:日祝、年末年始


*foodish:”雑”食記: スペシャル求めてツアー(2)〜讃岐うどん巡礼2013-2

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜三軒目〜





11時ごろ上原の駐車場を出発して、県道33号線に復帰。



西に進んで、11時24分にはいつものスーパーに到着。



日の出製麺所の生讃岐うどんを買い込んだりして小休憩。



ちょうど30分ほど滞在して11時54分に次のお店に向けて出発。




ここから2軒予定してたうどん屋は、お二人を案内したい私の既訪店と私にとって新規訪問になるお店でした。


ところが、今回のうどん巡りではスタートの時点でishさんのお代官さまキャラが出ておりまして・・・。

 「田村も嬉しいけど、もう1軒の方が行きたかった」

ってな発言があったんです。

その店をお代官さまが気に入ってるのは重々承知してたんですが、予定した2軒と近すぎるし、*あきこ*さんにはダブりやったんで落としたんです。

田村1軒勘弁して貰おうと思ったんですが、道中で何回も行きたかったって。

こうなるとお代官キャラには勝てませんわねぇ・・・。

私の新規開拓に狙ってた店を落としてお代官さまの希望するお店に行くことに変更しました。




で、まずは予定してたお店でお二人を案内しておきたかったトコに向かうことに。




何年か前に行ったその店のうどんにはええ印象を持ったし、剛麺好きのmyblackmamaさん向きなんで案内はせんとと思ってたんです。

ただ、初回に行っときはハイエースに乗ってたんですがお店への道が細くて難儀したんです。

ハイエースは大きさの割にはようハンドルが切れるんですが、香川の方言で言うところの「いでにぼてこむ」ってことになりそうに思ったんです。

アルファードはハイエースと較べると小回りが全然効かんので、進入路のことをイメージすると腰が引けてのびのびになってたんです。(^^;)




スーパーを出てナビに任せて走ってたら、私が新規開拓に狙ってたビニールハウスで有名な「岸井うどん」に着いてしまいました。

そこは横目に華麗にスルーしてさらに南下。

お店の北側から近づいて行くと高校野球で有名な「尽誠学園グラウンド」が見えてきました。

これが目印なんで、うどん屋の近くまで行くのは割と簡単なんです。

実際尽誠学園の看板が見えて少し行くと、目指す「白川うどん」の看板がありましたが、北側からは入りにくいので一旦素通り。

表通りからも見覚えのある白川の建物が見えてました。

しばらく行った曲がり角を左折して畑の中のあぜ道みたいなトコを回り込んで南側からお店に向かいました。





今回は走りやすかった白川への進入路

*今回は走りやすかった白川への進入路

車同士で対向は出来ませんが、”水路に落ちる”心配もなくサクッと到着。





白川の店構え

*白川うどんの店構え




表の道から看板は見えるけど、店の前では畑で麦が実ってて、大阪人的な常識では飲食業をやれるような立地じゃないんですよねぇ・・・。

香川のうどん屋さんは辺鄙なトコにあることが多いですが、ほんまに理解に苦しみますわ。



お店に着いたのが12時16分やったんでランチタイムのど真ん中でした。


けっこうクルマは止まってましたが店内に列はなかったですね。




善通寺の「白川」のメニュー

*白川のメニュー

かなり剛麺な印象があったんで何を頼むかちょっと悩んでました。




白川のカウンターに並ぶオプション

*白川のカウンターに並ぶオプション




出汁と麺を温めるコーナー

*出汁と麺を温めるコーナー

セルフスタイルのお店は多いけど、麺を温めるのまでセルフってのは、実はそんなに多くない印象ですねぇ。





今回はオプションもこのコーナーも縁がありませんでした。








表面がなめらかな「白川の釜玉うどん」

*白川の釜玉うどん 250円

お店の方に注文するとちょうどうどんが釜に入ってたので「4分待ちです」って伝えられました。

行列もなくお店に面倒を掛けることもなさそうだったんで3人揃って釜玉をオーダー。

少し待って手渡された丼を見ると、玉子に透明感があってキラッキラしてました。

釜揚げうどんって、麺を洗って締めてない分、表面がややフワッとしてるイメージなんですがここのは釜揚げでも表面がツルッとしてました。

釜揚げでもごっついコシがある剛麺で、これの冷やは自分のストライクゾーンを外れるかもって思うほどでした。

剛麺好きのmyblackmamaさんはここの冷やに興味を持ちはったようなんで要再訪ですな。




<参考情報>
*白川うどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県善通寺市櫛梨町500−1

電話:0877−64−0687

営業:9:30〜15:00

定休:火曜日 (祝日は営業。その場合水曜日に振り替え)



*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜四軒目〜





次に向かったのがお代官さまが是非にと希望されたんで当日に組み替えたお店。



ナビに案内させると最短距離で行ったからでしょうが、えらく細い道を通って今まで行ったことない方向からお店へ。




まんのう町「山神うどん」の店構え

*山神うどんの店構え

こちらは一般店になるんですが、立地はまんのう町のかなり辺鄙なとこです。





山神うどんの前に広がる麦畑

*山神うどんの前に広がる麦畑



ishさんは何回も来てはりますが、頼むのは毎回決まったメニューだと。

以前初めてishさんに紹介してもうた時に私もそれにしたんですが、今回は違うのにしようかと思ってました。






お店に入ってメニューを確認して、頼んだのはコチラのうどんです。







非常に端正な「醤油うどん 冷や」

*山神うどんの「醤油うどん 冷や」 220円

3人揃って結局ishさんの好きな醤油うどんに。

私がこのお店に来るのは3回目やと思うんですが、結局毎回コレですわ。(^^;)

断面が正方形っぽい印象のあるエッジの立った麺で、艶やか、端正、上品って言葉が似合ううどんでした。

テーブルに置いてある醤油差しは某ブランドでしたが、お店の人に聞いてみると中身は「マルオ醤油」とのことでした。

このうどんを食べてmyblackmamaさんから出たセリフが

 「山神うどんのうどんは別腹」
 
というもんでした。
 
文字にすると”ナンじゃソレ?”って感じですが、その場で聞くと言い得て妙と素直に納得してしまいました。



 
お代官さまに無理強い?されて予定外に行ったお店ですが、1日全体の麺のバリエーションとしては他と違っててヒジョーに良かったですわ。


<参考情報>
*山神うどん:讃岐うどん遍路

住所:香川県仲多度郡まんのう町公文839

電話:0877−73−2438

営業:11:00〜14:00

定休:水・日曜日


*foodish:”雑”食記:スペシャル求めてツアー(3)〜讃岐うどん巡礼2013-2

*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜五軒目〜







山神を出たら、しばらく走って国道32号線へ。

高松方面に向かう途中で道の駅「滝宮」へ寄ってちょいと買い物。

1時15分に着いて15分ほどで出発したんで割とサクッとした寄り道でした。



ここまで5軒回ったんですが、今回はあんまり腹がキツくなってなかったですねぇ。

食べ方にもよるけどもう2軒は行けそうってことで皆さんと意見が一致しました。




向かった先は高松市内でもほとんど行ったことのないエリアでした。

場所としては高松市中央卸売市場に近く、すぐ手前で「はりや」看板が見えました。

はりやには何年も前に一度だけ行ったことがあるんですがそこから更に進んで海に近いとこにある住宅街の中へ。




お店の前に着いたのは2時1分でした。お店のすぐ先にはちらっと海が見えてました。






海のそばの住宅街にあるうどん屋「いちみ」の店構え

*海のそばの住宅街にあるうどん屋「いちみ」の店構え

お店の建物はこの通り派手ですが、やっぱり立地は飲食向きじゃなかったですねぇ。

近所の人以外、お店のことを知らん人がフラッと入るなんてありえない場所にあるんですよ。

看板が効かんってのはものすごく不利やと思うんですけどねぇ。




「いちみ」の店内のお品書き

*「いちみ」のお品書き

カウンターだけの店内で、こちらのウリは茹でたてのうどんと通し揚げの天ぷらでした。

その日出来る天ぷらが貼ってありました。

「いちみ」の写真メニュー

*カウンターに貼られた写真メニュー


カウンターにあったメニューその1

*カウンターに置かれてたメニュー その1



「いちみ」のメニュー その2

*いちみのメニュー その2

フルサービスの一般店としては安い部類に入りますねぇ。

天ぷらは1つ120円なんですが、3個頼むと300円になります。

さらにセットモンもあって、”いちみセット”ってのは、うどんと天ぷら3個がセットで450円になるからビックリ。

ぶっかけ250円に天ぷら120×3なら610円になりますが、それが450円ですからなんぼ何でも割引しすぎちゃいますかねぇ。

しかもうどんも天ぷらもお客さんの注文が入ってから作り出すんですよ。

そうなったら当然回転率も落ちるわけで・・・。

あまりにムチャしてるなぁと感じたんでお店をやってるご夫婦に話しかけてしまいました。

すると大将は尼崎出身で、香川の当たり前価格には苦労すると。

それでも特色を出さんと大手には勝てんから出来るだけのことをやってると。



最初に出てきたスープ

最初に出来てきたスープ

うどん屋さんで最初にスープってのは珍しいですねぇ。これも独自色を出すための工夫の一つなんでしょうねぇ。

出来たてを食べて貰おうとすると待ち時間が長くなるからそのためのサービスでしょうか。



myblackmamaさんの頼んだ「冷やぶっかけうどん」

*myblackmamaさんが頼んだ冷やぶっかけうどん 




myblackmamaさんの「天ぷら3種盛り」

*myblackmamaさんの天ぷら三種盛り

myblackmamaさんとishさんはもの凄くお得ないちみセットを頼んではりました。

店に入る前はもう1軒行こうと思ってたんですがお代官さまが「ここで打ち止めにして天ぷらを堪能する」と宣言。

最初は軽めに行くつもりだったmyblackmamaさんもオーダーを変更してこの天盛りの登場となりました。

ちなみにチョイスはタケノコ、ハマチの白子、手長ダコの3種類。

予想以上に豪華な盛り合わせでビックリですわ。

これがついて450円って・・・やっぱりどっか間違うてる気ぃしました。


カウンターには天つゆがスタンバイ

*カウンターには天つゆがスタンバイ

ちゃんと天ぷら自体を楽しめるように天つゆまであるんですよ!!

タケノコはええ香りがしてたって言うてはったから水煮なんかじゃないんでしょうねぇ。

手長だこの頭んトコはミソが詰まってて絶品やったそうですわ。

ほんで白子もふんわりとろりとしてめっちゃ良かったみたいです。



ちなみにお代官さまは「ひやあつ」のうどんにタケノコ、トマト、穴子を頼んではりました。






私は天ぷらを盛り合わせにしたら多すぎるかと思ったんで、単品で一つだけ。

お店の人はわざわざセットの方がお得ですよって教えてくれたんですけどね。




私の頼んだ「穴子天」

*単品の穴子天 120円

二切れついて来て、うどんに入れるつもりやったんで、天つゆを使うのはもったいないから我慢しときました。


天ぷらを入れる前提で頼んだ「かけうどん」

*いちみのかけうどん 200円

天ぷらを入れて楽しもうとかけうどんをチョイス。”あつあつ”で行っておきました。

出汁が関西風というかイリコ出汁じゃないように感じたんですが、これは大将が尼崎出身なのと関係してるんですかねぇ・・・。

最後にタイプの違う出汁で讃岐うどんが食べられて、その意味でも当たりでした。







このお店のことは地元民の{^L^}さんのトコで知って以来ずっときになってたんですよねぇ。
  *今、リンク先の記事を復習してたらいちみセットは2玉までオッケーだと。(さらに間違うてるやろ感が・・・)

何回か行こうとしたんですが、タイミングが合わず流れたままだいぶ経ちましたが、実際に行ってみて思ってた以上の満足感がありましたわ。



<参考情報>
*いちみ

住所:香川県高松市新北町24-9  
電話:080−3922−5293
定休:木曜日
営業:11:00AM〜15:00




*a spoonful of blues:えて吉さん、ishさんと行く!第十三回讃岐うどん巡り〜六軒目〜





お店を出たのが2時40分やったんで今回はえらく早めに終わりました。

この後、素直に高松中央ICから高速へ。

ishさんは夕方に大阪へ出る用事があるとのことで、一度ご自宅前までお送りして荷物を置いてもうてからまたクルマへ。

myblackmamaさんをお送りして一緒に大阪へ移動されることになったんです。

兵庫駅に着いたのが5時24分で非常に早い帰還やと思ったんですが、この後ハプニングが。

西宮名塩に向かうため阪神高速の北神戸線に乗ったんですが、その先で事故渋滞が発生。

降りる予定の「西宮山口東IC」の一つ手前「西宮山口南IC」で降りたんですが、そこまでもガッツリ渋滞に捕まってしまいました。

さらに降りてから少しして入った国道176号線も大渋滞。

いつもなら40分ほどで着くはずがmyblackmamaさんのご自宅付近までジャスト2時間も掛かりました。

えらく遅くなったんですが、176号線はまだ混んでそうやったんでishさんは西宮名塩駅から電車で大阪へ向かわれました。

えらく遠回りさせることになってしまい、なんだか申し訳なかったですわ。

私はその後も宝塚あたりまで渋滞に悩まされ、車庫にクルマを止めたのは9時9分というありさま。

総走行距離は約550kmでしたが、最終盤に3時間も渋滞に巻き込まれたんでえらく疲れてしまいました。


posted by えて吉 at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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