飲み食いずきなんでお邪魔するブログもほとんどが食にまつわるところです。
昨日の午前中にサイト巡りをした時に見付けてツボにはまったのが今回の「みぞれ鍋」。
いつもきれいな写真に見とれるばかりのブログ「今夜もeat it」のmoonisupさんがこの記事でやってはるのを見てすごく食べたくなりました。
*上の記事にトラックバックさせて貰いました。
よそ様の料理を見ても、すぐ作ろうとまで思うのって、自分の中のリズムっちゅうか気分とビタッと合うた時だけなんですよね。
昨日は正にソレで、ヨッシャと着替えてすぐに買い出しに出かけました。
大相撲が始まったので、3時過ぎからテレビの前に。
昼酒はいちおう控えるようにしてるんですが、なんとなく口寂しくハイボールをちびちびと。
一杯飲み終えてもまだ4時過ぎ。
そのままだと飲み過ぎるし、小腹も減ったなぁと。
そこで自分でも訳の分からん時間やと思いながら、さっそくみぞれ鍋をやることに。
みぞれ鍋の作り方は、きっかけを作ってくれたmoonisupさんの流儀に従うことに。
まず、土鍋いっぱいに大根おろしをすりおろします。
私のは小鍋なんで太めの大根1/2本強を使いました。普通の家庭サイズの土鍋なら少なくとも大根1本は欲しいでしょう。
moonisupさん家では、料理の出来るナイスガイが大活躍してましたね。
大根おろしさえ済めば、あとの用意は簡単でした。
鍋の具材は白ネギと豚肉オンリーなので、あっというまに用意完了。
白ネギは火が通りやすいようにいつもの半分か1/3くらいの厚さの斜め切りにしました。
オリジナルは、大根おろしを沸騰させてから白ネギを加えてはります。
私はなんとなくよく煮込みたくて大根おろしが冷たいトコに白ネギも乗せてやりました。
ちなみに大根おろし以外のもの(ダシや水、酒)は一切加えてません。
コイツを火に掛けるだけなんですが、大根おろしだと対流しにくいせいか、ブツッブツッて感じで小さく爆発してました。
鍋料理では、フタを開けたり閉めたりするのがどうも嫌いで雑炊を作るときしか使いません。
でもコイツは具材を入れたら、とりあえず蓋して蒸し煮にした方がええと思います。
大根おろしが沸いてきたら豚肉を投入しました。
手抜きでしゃぶしゃぶ用のブタ肉を切りもせず使ってます。
肉を入れたらまたしも蓋してしばらく加熱。
私は1人でやったので豚は2〜3枚ずつ入れましたが、一気に入れてもええと思います。
そうせんと肉を食べて新しいの追加するたびに、蓋して→蒸し煮、蓋して→蒸し煮を繰り替えさなアカンのでちょいとせわしなくなるかもしれません。
味付けは好きなもんでやったらええとのことだったので、初めてのモノに何が合うかと色々用意。
まずは、オーソドックスっちゅうか安牌なポン酢、青ネギ、七味のパターンで。
ホカホカの大根おろしや白ネギが甘くてええですねぇ。
さらに色んな味を試すことに。
シンプルに塩のみで。
こんな時のために実家からお裾分けでもらった高級な塩をとってありました。
宮古島の雪塩って書かれたヤツで細かい粉状の塩です。
”塩だけで”って、な〜んかカッコ付けてるみたいですが、確かに野菜の甘さがよう分かりました。
塩に加えてタラリっとゴマ油を垂らしてみました。
熱いトコにかけたゴマ油からええニオイが立って、こいつもかなりええ感じでした。
油を使うんでそんなにぎょうさんは食べようと思いませんでしたが、一番印象に残る食べ方でした。
コイツはゴマだれを試しました。
写真に撮ったのは、この4つの食べ方だけですが、他にも色々と。
ポン酢、醤油、塩、胡麻だれに、薬味を一味、七味、ゴマ油、柚子胡椒、青ネギと色々変えて楽しみました。
大根おろしのおかげでさっぱりしていつもよりたくさん豚肉が食べられました。
まだ外が明るい時間からこんな風にあっさりした鍋をつつきながら、ぬる燗のお酒をチビチビ。
正月は終わったつもりやのに、逆戻りしそうなゆったりした時間でした。

宮古島「雪塩」:630円。
たった120gで630円とは私のような貧乏性には
恐れ多いお塩さまですなぁ・・・。