22日の水曜日に行った此花区の居酒屋さんがすごく良かったので簡単に紹介します。
今回はグルコバのこばやしさんが声を掛けてくれて都合のついた3人が参加。
*9/23のグルコバ、参加者を絶賛募集中ですよー。興味あるからはコチラへ。
グルコバでいつもお目に掛かってるだいこんさん、*あきこ*さん、私がこばやしさんに案内して貰うことに。
最寄り駅は阪神電車の「千鳥橋駅」とのことで、ここに6時半に集合。
店のある場所が此花の梅香やと聞いても、電車でどうやっていくかはスグに浮かばず。
調べてみたら、「千鳥橋」って私にとってものすごくありがたいことに鶴橋から直通で行けるトコじゃないですか。
グルコバの会場である阪神尼崎駅に行く時に何回も通過してたことになりますが・・・、頭には入ってませんでした。
*あきこ*さんは当日までお仕事の都合で、参加が確定せず。
当日に確認してこばやしさんにお伝えしたんですが、予約人数の変更が遅かったんでテーブルではなくカウンターになるとのことでした。
平日の水曜日に予約時点でテーブルが一杯でカウンターになるとはと驚きました。
30分弱前に駅に着いたんで近所の商店街などをチラッとチェック。
商店街はあんまり元気が無かったんですが、今はどこもそんな感じですからねぇ。
時間になってこばやしさんはチャリで登場したんでビックリ。
帰りのことを考えるとチャリの方が楽なんだそうです。
だいこんさんはちょっと遅れて直接お店に来られるとのことで、*あきこ*さんが来られたら3人でお店へ。
駅の前の大通り(北港通り)を国道43号線(海側)の方へ歩いてすぐ、その大通り沿いにお店がありました。
*此花区梅香の「酒仙房 金生(きんせい)」の店構え
こばやしさんといえば、コストパフォーマンスに厳しくて、ディープで濃ゆい店専門ってイメージなんで、割と普通の居酒屋が意外な感じでした。
お店に入ってみると平日の6時半過ぎにして店はかなり混雑で驚きましたが、後で大人数の団体さんが宴会してたと判明。
*千鳥橋「酒仙房 金生」の日替わりメニュー
*クリックして貰うと横1200ピクセルのデカイ写真が出ます・
メニューを見ると割と手頃な値段であるかなぁって印象でした。
一部は1000円を越えたりしてるんで、根付けからもごく真っ当な居酒屋の印象。
まずは瓶ビールをお願いして3人で乾杯して、銘々食べたいモノを頼んでシェアすることに。
*肉の旨みがあった「牛肉のたたき」
牛肉レア炙りタタキ風ってのが正式名称で580円。
食べてみると私は肉食いじゃないですが、肉自体がえらく上等で味わい深いのに気づきました。
これはメニューと実際の料理の見た目にあんまり差はなかったんですが、食べてみると予想より上等に感じました。
横に添えてある酢ごぼうもごくごく真面目に仕込んでるのを感じました。
*珍しくて注文した「鱧の白焼き」 430円
この白焼きが430円ってのはビックリですねぇ。
スーパーでしょうもない生の鱧を買うて来てもこんな風には仕上がらんやろうけど、スーパーより量が多く感じましたわ。
骨切り後の骨がほんのちょっぴり歯に当たりましたが、全く文句なく美味しかったですわ。
驚くほど珍しいわけではないですが、どこの店にでも置いてる訳でもないものをこんな安くで食べられて得した気分でした。
*冬瓜のじゃこ入りあんかけ 280円
写真は大きな1〜2切れを食べてから撮ったモンです。
かなり大ぶりのとうがんが何切れも入ってて、その量に驚きました。
普通の立ち飲みだったらこの店の2切れを半分に切って、200円くらいで出しそうに感じました。
こんな値段やのにちゃんとあしらいに生麩みたいなモンを乗せてくれるし・・・。
味付けもあっさりでキンキンに冷えてたから値段はものすごく安く感じました。
*手羽先の唐揚げ 1個230円
そこそこサイズがあってムチャクチャビールに合う味でした。
銀紙で包んであるとこまで剥がして、必死になって細かいトコの身ぃを食べてやりました。
*好みな〆加減だった「きずし(しめ鯖)」 430円
写真は半分以上食べてから撮ってます。
かなり厚めで、安い飲み屋やったら半分の厚さに切ってここの3切れ分で同じ金額取りそうでした。
私は生に近いような浅い酢加減が好きなんで、ここのは非常に良かったですわ。
旨かったし、量もたっぷりなんでこれもコストパフォーマンスで考えるとムチャ安でした。
カウンター席やったんで、途中から写真を撮るのはやめてしまいました。
酒がある程度回って、皆さんと一緒に気分ようしゃべってるとブログのためのネタ集めなんて二の次、三の次になりますわね。
他に食べたモノも、例えば280円の白和えはこれまたスゴイ量でスーパーの惣菜よりずっと安く感じました。
それでいて料理としては具だくさんでちゃんと手を掛けてある1品で感心。
さわらの味噌漬けも甘みの強い下品なヤツではなく、ちゃんとした和食屋で食べるような上品さ。
ひろうす(雁擬)の煮物も1個がそこそこのサイズやのに大ぶりの小鉢(?)に何個も入っててスゴイ量。
牛肉のすき焼き風(480円)ってのも普通なら野菜や豆腐で嵩増しして肉は薬味?ってこともありがち。
でも、ここのは肉がっつりに糸こんが混じる程度で値打ちあり。
値段がするヤツは食べてませんが、この店やったら1000円オーバーのモンも当然その値段以上の価値がありそうで、興味が湧きましたわ。
最後に〆として食べたモンだけ写真を撮ってあったんで、貼っておきます。
**あきこ*さん絶賛の「焼きおにぎり」
外がパリっ、カリっと焼かれてて、中はふんわり。
半分ずつ分けて食べましたが、*あきこ*さんが自分が食べた中でベストやってな大絶賛をするのも分かりました。
料理が良かった時点でもちろん満足度が高いんですが、この店の大将がまたええ意味で”職人さん”やったんですよねぇ。
営業時間が平日で9時(9時半?)まで、日曜は8時半?までだったかとえらく短いんです。
団体さんが一段落した時にしゃべってたら、一時無理をして、長時間の営業が無理になって短くしたんだとか。
そうまでしても、ものすごくリーズナブルな値段で料理を食べて貰おうとするあたりが凄いなぁと。
ウニ丼といくら丼が〆でよう出るらしんですが、たしかこの日ウニ丼はやってないと。
相場が上がりすぎてどうしても手が出せんのやそうですが、
「店で出してる金額のちょっと上までやったら仕入れるんやけど・・・」
って、申し訳なさそうに言いはるんです。
ちょっとやったら赤字でも出す気ってあたりもねぇ・・・。
こばやしさんは2回目やったけど、他の3人は一見。
混んでる時にカウンターになるぐらい当たり前ですが、大将はえらく気ぃ使こてくれて1品サービスしてくれた上に
「カウンターしか席が取れんで、すんませんねぇ。」
ってこともしきりにいうてはりましたわ。
この日は団体さんやったんで最終盤までしゃべれませんでしたが、ちょっとしゃべっただけでもまた来ようと思ってしまうええ大将でしたわ。
こばやしさんがこの店へ誘ってくれたのは、店のレベルがええからはもちろんのことなんですが、もう一つは初回が悔しかったからやそうです。
たまたまこっちの方面で用事があって、その後一人でこの店を訪れたそうです。
で、一人飲みだと2〜3品食べただけで、他のモノも食べたいのに腹一杯になって悔しかったと。
たしかに、私やったらモノにもよるけど、下手すると2品でお腹一杯、ごちそうさまってなりそうですもんねぇ。
今回4人で行きましたが、これぐらいが適正人数に感じましたわ。
居酒屋とかは誰かと二人くらいで行った方が落ち着くかもしれませんが、この店であれこれ食べようと思ったら足りませんねぇ。
私が少量を色々食べたいから余計にそう感じるんでしょうが、最低でも3人は欲しいと思いました。
良すぎる店が遠いと残念なんですが、この店は家の近所にあっても一人じゃ行けないって意味で残念ではないかも。
近所にあったら目の前に旨いモンをぶら下げられてるのに、食べられへん状態でツライかもしれませんしね。
電車嫌いやけど、鶴橋までチャリで行って、電車1本で行けるなら最近はかなりハードルが低く感じます。
日曜日は営業の終わりが早いからグルコバの反省会にも使えんのが残念。
店のことは非常に気に入ったんで、なんとか4人くらい揃えて再訪したいものです。
写真を撮ってない料理を色々に瓶ビールをガンガン、日本酒も2合徳利でなんぼんも。
お勘定は、4人がしっかり飲んで、食べて、一人3000円ほどだったかと。
<参考情報>
*酒仙房「金生(きんせい)」
住所:大阪市此花区梅香3−26−11
電話:06−6461−0164
営業:17:00〜21:00
*ネット上の情報によってますが、閉店時間は要確認。
日曜日は8時半だったかと思うんでご注意下さい。
定休:月曜・第3火曜日
*朝の体重:57.45kg(これくらいの数字やったら、まぁええか)
*7月の休肝日:9日/25日中(前日までの休肝日日数をカウント)
よっしゃ、なんとか目標の10日へリーチ掛かったぞ。
2012年08月26日
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機会があれば行きたいお店です。
バスに乗って行こうかな!
ええ店だけに知ってる人は秘密にしときたいんでしょうね。
チャンスがあれば、行ってみてください。おすすめですので。