2012年07月12日

今年も淡路島の沼島の「木村屋」で鱧づくし

この前に実家の親二人と鱧づくしを食べに出かけた旅ネタを出来るだけコンパクトにご紹介します。

親父らとはここに去年も来てるんですが、行程を含めて非常に似てるんで去年の記事をコピー&ペーストして一部を修正しても行けそうな感じです。(^^;

もちろん、手抜きはなしで、ちゃんとイチから書きますけどね。




梅雨に入る前だったでしょうか、実家のオカンから「今年も鱧食べに行こう」と積極的な言葉が。

ハモ大好き野郎にとっちゃ嬉しいかぎりなので忙しい親父とオカンの日程が決まったところで即座に予約。

かなり人気のある宿なんで土日はけっこう早く埋まるみたいですが、9日の月曜日に一泊で押さえられました。





当日は9時前にアルファードで二人を迎えに行って、出発。

朝メシは走り出してすぐコンビニでおにぎり1個を調達して、車内でもぐもぐ。

阪神高速の神戸線から明石大橋を渡るルートでサクッと淡路島へ。

淡路島サービスエリアでは全く似合わんジジババ&オッサンの3人連れでスターバックスでお茶してみたりとのんびり。

お茶の後はサービスエリアからそのまま高速を降りて地道へ。

1日にも妹一家と淡路島に日帰りドライブに来てたんですが、同じように国道28号線で南方向へ。

妹らとはホテルニュー淡路でお昼と風呂を楽しんだんですが、洲本も素通りしてどんどん南へ。


鳴門大橋のギリギリまで地道で行くつもりやったんですが、私の腹の減り具合が激しくて少し手前で高速へ。

徳島に渡って名麺堂でお昼ご飯

そこからは来た道を戻って沼島へ渡る港「土生(はぶ)港」へ。

今回は去年乗った1時50分のフェリーには間に合わず。



次の3時の便まで1時間ほどあったんですが、親父は港の芝生でゴルフのアプローチの練習に励んどりましたわ。

私はこれ以上車の運転がないので早速1本目のビールを開けてクピクピ。





3時の船に乗って10分ほどでサクッと沼島に到着。


港から宿まで歩いて向かったら後ろから宿の車がやってきました。

アイスボックスが重かったから、荷物だけ運んで貰うことに。

その後歩いてたら車が又戻ってきてくれて、歩いても2分ほどのトコから車で宿へ。


去年と違って今年はチェックイン出来る時間やったから、そのまま部屋に入って私はすぐに風呂へ。

親父は今度はバンカーの練習するとボールとクラブを持って海水浴場へ。

途中で電話が入って泳げるぞーって言うてたんですがもう風呂に入ってたので私はパス。
親父は結局一人でちょこっと海に入ったそうですわ。





風呂上がりにはまたビールを舐めながら道中で買うた車雑誌をパラパラ。

新型ロードスターの記事が載ってそうで買うたんですが、記事は見開き1ページにざっくりした類推のみ。

その他のページをパラパラやっても、見事なまでにクズな記事ばかり。

3流ゴシップ紙ちゅうかタブロイド紙みたいなノリで大ハズレでしたわ。



相撲を見ながらあとはのんびり。

結びの一番を見終わって、みんながもう食堂に行こうって言うてたら、ちょうど部屋の電話がなりました。


6時からの食事でお願いしてたので、1階の食堂に移動。







沼島「木村屋」の鱧づくし

*沼島「木村屋」の鱧づくし

食事処は大広間を襖で仕切って、それぞれのグループが小部屋で食べられるようになってました。






では、それぞれにお料理の写真をサクサクッとごらん頂きましょう。






鱧の焼き霜や淡路産のウニ、鯵のお造り

*お造りの盛り合わせ

鱧の焼き霜造りに淡路島産のウニ、これまた淡路島産の鯵のお造り。

ウニにはエグミや臭みもなく苦手なオカンが旨いって言いながら食べてました。




木村屋の名物か?珍しい「鱧の薄造り」

*木村屋の名物?「鱧の薄造り」


ハモの薄造りって割と珍しいと思うんですが、ここの名物みたいです。

完全に生やと思うんですが、皮のトコに少し骨があると分かるんですが、身に旨みがありました。




最初は瓶ビールを貰ったんですが、日本酒好きとしては当然のようにお酒を燗で。





これは欠かせない「鱧の落とし(はもちり)」

*欠かせない「鱧の落とし(はもちり)」

やっぱり落としもココのヤツは身に旨みがあるように感じました。

はもちりの食べ方って酢みそと梅肉が一般的やと思うんですが、私は断然酢みそより梅肉派。

ここは梅肉だけしか出ないんで、梅肉派で良かったですわ。

今回3回目でしたが、今までハモチリはもう2切れほど欲しいと思ったんですが、この日はこれで納得出来ました。




「鱧鍋」用の鱧は多すぎるほどたっぷり

*鱧鍋用の生鱧は多すぎるほどたっぷり


最初に仲居さんが食べ方を教えてくれました。

鍋にはまず甘みが出るというたまねぎを投入。

そこに鱧のアラや頭を入れて出汁を出してやります。


身は皮目から入れて、裏返したらサッと炊いてしゃぶしゃぶ状態で食べると。

最初の出汁がえらく少なかったんで最初にたっぷりめに追加。

このおかげで煮詰まり度合いがゆっくりになったのか、去年はちょっと甘濃ゆく感じた出汁が今年はええ感じでした。

煮すぎはもったいないので、食べる分ずつ声を掛けてから鍋に入れるようにして頂きました。



今年もやっぱり鱧の身は多すぎたんで、後半には下げて貰って翌朝のおかずに回して貰いました。



揚げたてを出してくれた「鱧の天ぷら」
*揚げたてを出してくれた「鱧の天ぷら」


鍋を食べ始めてしばらくして熱々を持ってきてくれました。

天ぷらもこんな風に大ぶりのヤツを一切れだけあと油のコクを楽しめてありがたいですわ。

これに海老だの野菜だのを追加して天ぷらの盛り合わせに仕立てなかったところが小食なうちのメンバーには嬉しかったです。


「鱧の押し寿司」

*鱧の押し寿司

だいぶ終盤に出てきたんで、〆を睨みつつ1個で我慢。




〆には生鱧の大皿に乗ってた「子(玉子)」を、具をすくい取った出汁へ。

これをサッと炊いて(鶏の)玉子を回し掛けて玉子とじに。

これを白ご飯の上に掛けて食べるんですが、宿の人が「別腹ですよー」って言うてた通り非常に旨かったんでご飯を控えたのが残念なほどでした。




いやー、ほんまに堪能しましたねぇ。

レベルの高いハモを食べ切らんほどたっぷりってのは贅沢すぎるように感じましたが大変ご機嫌でした。




寝る間に風呂に入って、缶チューハイをチビチビ。




暑がりのオカンが了解したんで、クーラー無しで寝たんですが、クーラー無しやと蒸し暑い微妙な気温で何度も目が覚めました。


5時半過ぎやったでしょうか、二人が起きたので私も起きてお風呂へ。

先に風呂に入った親父は部屋に戻るなり朝っぱらからビールを飲んでましたが、運転手の私は我慢。


7時半という早い時間に朝ご飯を頼んでましたが、時間の前に既に腹ぺこやったんでそれで正解でした。





沼島木村屋の「朝ご飯」

*沼島の木村屋の「朝ご飯」

前日の晩ご飯と同じ部屋へ移動して朝ご飯。


左から、サザエの壺焼き、オニオンスライス、漬け物、もずく、じゃこおろし、味付き海苔、 温泉玉子、海老サラダ?。

そんなに派手やないけど、これだけでも朝メシになるくらいの量でした。






温かい「鯵の干物」

*温かい「鯵の干物」

焼きたての熱々ってほどではないですが、ちゃんと温かいヤツでした。

あんまり乾きすぎて無くて身がふんわりして旨い干物に感じましたわ。




前日余った鱧で「鱧の照り焼き」

*前日の余ったハモで「鱧の照り焼き」


前日残したヤツでこれが3人それぞれに出ました。


こいつもほの温かくて、色の割に濃ゆ過ぎることもなく、美味しかったですわ。


瓶ビールを頼んで最初の一杯だけ飲んで、後はご飯を食べましたが、これくらいのおかずがあれば、キッチリ飲んでからご飯を食べるのにも十分でした。

小さなお茶碗でしたが朝に食欲が湧きにくい私が3杯も食べて腹が満(まん)ちきちんになりました。




晩ご飯ではビールの後、私は燗酒、親父は焼酎の水割りをたっぷり。

これで込み込みで56000円ほどやったそうですわ。

これで3回目ですが、今回も大満足な鱧づくしコースでした。







<参考情報>

*料理旅館「木村屋」:公式サイト

住所:兵庫県南あわじ市沼島899

電話:0799-57-0010


 灘土生港と沼島を結ぶ渡船の時刻表は、木村屋さんのサイト内「当館へのアクセス・ご案内」にあります。


去年より1本早い8時40分の船で淡路島へ。

そこからは県道76号線で洲本方面へ。

前半は海沿いののんびりしたルートで、後半はちょっと狭い林間コースと違いがあって良かったですわ。

洲本では地元唯一のゴルフコースへ。

親父がゴルフ仲間と鱧を食べに来られへんかとチェックに行きました。


それが済んだらサクッと高速に乗って大阪へ。

阪神高速がえらく渋滞してたので、結局柳原で降りてあとは地道で大阪へ。


1時過ぎには帰り着きました。






*朝イチの体重:57.05kg(中途半端な食べ方やったからこんなもんか。)

*7月の休肝日:4日/11日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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