この前の広島への1泊旅行の続きをアップさせて頂きます。
*出だしから昼メシまでの”その1”からご覧頂く方はコチラからどうぞ。
福山の「蓮香」で中華料理を食べた後は、広島の宿が決まってただけでそれ以外にはまったく計画なし。
このあたりお代官さまも私も非常にええ加減なんですよねぇ・・・。(^^;
蓮香のオープンを待ってる時に二人とも高速がそんなに好きじゃないんで、昼メシのあとはのんびり地道で行こうかなんてしゃべってました。
お代官さまがネットで調べてくれたところ、福山から広島は山陽道を使って1時間半、距離にして95kmほどやと判明。
広島県内の距離感がなかったんですが、けっこうな距離があるなぁと。
それでものんびり地道で走れば夕方頃には広島市に着けるかなぁ・・・と。
昼メシを食べてみると量的には軽めやったんで、これならオヤツに広島焼きを食べるんもありじゃないかと。
それならサクッと広島市内に移動して宿に車を置いたら私も一杯やれるって思ったのでご提案。
それならとりあえず高速を使って移動しようかということになり、福山を12時55分に出発。
50分ほど走って山陽道の小谷SAで小休憩を挟み、その後山陽道から広島高速1号線ってヤツに入って市街地へ。
広島には何度か来てるんですが、広島高速ってのは知りませんでしたねぇ。
お代官さまの車にはナビが付いてたんで、一応そいつの力を借りつつ市街地へ。
ゴッツイ繁華街の中へ突っ込んでいって、2時40分にはサクッと宿の前に到着しました。
これでこの日の運転はおしまい。
走行距離は神戸の兵庫区から340kmほどでした。
高速を使っての移動で途中福山に寄って気分がリセット?されてるせいか、ものすごく近く感じましたわ。
まぁ前回私が”あなごめし”の買い出しに来た時は福山まで地道やったんで、その時の”遠さ”と較べりゃ近く感じるのが当たり前なんでしょうねぇ。
*「ホテル28広島」の外観
*ホテル名は「ホテルトエニーエイト ヒロシマ」って読むんか・・・。
高知、京都に続きこの宿も1泊3000円。しかも朝食付き。
高知では風俗街の外れで、今回はどんなとこかと思ったんですが、平和大通りから一本裏に入ったトコで繁華街のど真ん中ですが特に酷くはなかったですわ。
一旦ishさんがフロントに行って駐車場のことを聞いてくれはって、ホテルからすぐそばの提携立体駐車場へ。
チェックイン時刻からチェックアウト時刻までの駐車代は1300円。
数分前やったんで、その追加料金に80円だけ払ってホテルへ。
3時に数分あったけど、チェックインさせてくれたんで、部屋に荷物を置くことに。
*ホテル28広島 1泊3000円の部屋
一部屋ずつとったんですが、縦に二つベッドが並んでたんで、場合によればこの部屋で2人泊まるんですかねぇ・・・。
*ホテルのサイトによるとシングルにはなってます。
ベッド以外のスペースは写真で見えてる青いカーペットの部分だけです。
風呂・シャワー、トイレ全て共同です。
かなり狭いですが、窓の外が開けてて光が差すんでけっこうマシでした。
トイレがちょっと離れてたんで、夜中に必ずトイレに起きてしまうおっさんとしては多少不便でしたけどね。
風呂付きの部屋が最安の日曜日で3500円、平日3800円、土曜日が4400円。
風呂は小さな”大浴場”があるんでシャワーはイランとすると、トイレ付きにこの差額を払うかですねぇ・・・。
寝るだけの部屋におってもしゃあないので、部屋に荷物を置いたらすぐロビーに降りて作戦会議。
オヤツにお好み焼きってのも考えてて、ホテルのすぐそばに有名な「八昌」っていう店があるのを車で通った時に見てまました。
八昌って店が広島には何軒もあってややこしいんですが、見かけたのは流川町の八昌と呼ばれる店のようでした。
そこの営業が4時からで、まだ開いてませんでした。
ほかにも宿からすぐのトコに「薬研堀 八昌」と呼ばれる有名店もありました。
*お世話になった「快食.com」のお好み焼き屋リストで実質トップ。
が、そちらもオープンは4時。
ずっと前にお代官さまと日帰り広島旅で行った「元祖八昌」という竹屋町のお店が朝の10時からやってたんで、なんとなくいつでも食べられると思ってたんです。
昼メシの後の感覚で、2時台にオヤツで食べるのもアリかもって思ってましたが、4時から食べたら晩ご飯がなかなか食べられんようになるなぁと。
そこでオヤツは無しにして、朝の車中でしゃべってた通り、お好み焼きは腹具合で可能なら締めにするという作戦で行くことに。
では、晩メシをどうするか?とさらに作戦会議を続行。
他の旅ネタでも書いてますが、旅先では適当にうろうろして店に飛び込むのが好みなんです。
ハズレも含めてそれが旅の楽しみみたいに思ってるんです。
ただ、今回は予めシャオヘイさんって方の「快食.com」の「日本料理」と「居酒屋・ビアホールなど」のジャンルをちょこちょこ読んでました。
読んでると上位の店なんかは特に行ってみたいって思ってしまいますよね。
何軒かの情報を紙焼きにして、iPadの地図には店の場所をプロットしてありました。
お代官さまにどうするか相談すると、リストの「むろか」ってお店に行ってみようと。
居酒屋ジャンルのトップで唯一星5つなんで、かなり気になってたお店でした。
意見がぴったり一致したんで、平日やけど念のために予約することにしてお代官さまが電話してくれました。
するとサクッと予約が取れて5時半から行くことに決まりました。
予約まで時間があって、宿の風呂が5時からやったんで、とりあえず広島の街を歩くことに。
風呂の開く時間に戻って、サッパリしてから晩ご飯に行くという計画になりました。
まずは、〆に使うかもしれん広島焼き屋「薬研堀 八昌」がすぐ近所なんで下見に行くことに。
*4時の開店前から行列 「八昌」@薬研堀
曲がり角を曲がったら、開店前やのに数人の行列が出来ててビックリ。
並ぶのが大嫌いなんで、昼の3時過ぎからお好み焼き屋に並ぶってのは信じられんことでした。
そうそう私は歩き出すなり、コンビニに入って缶ビールをゲット。
一人だけ缶ビールを舐めながらぶらついてました。
八昌の場所をチェックしたら、お代官さまが
「百貨店にあなごめしの「うえの」の支店?があるらしいから見に行こう」
と、言いはりました。
地名では「八丁堀」って言うんでしょうか、三越、天満屋、福屋という3つも百貨店が集まったトコへ。
三越の地下に降りてみたら、階段からすぐのトコに「うえの」のブースを発見。
見慣れたサイズの2/3ほどの小さなヤツもありましたわ。
*昔バスで降り立った「広島バスセンター」
原爆ドームの方にあるくと「そごう」の建物に「広島バスセンター」っていう看板を発見。
このバスセンターって、20年位前からここにあるんですかねぇ・・・。
というのも、私が初めて広島に来たのは浪人明けの一人旅の時なんです。
日本海側を回ってて、鳥取まで行ったんやけど宿が無くて、急遽広島におったツレに電話してその日泊めて貰うことにしたんです。
で、鳥取から広島まで長距離バスで移動でしてバスセンターでツレに合流した覚えがあるんです。
広島の町中のことはほとんど覚えてないんですが、バスセンターって看板を見るとなんとなく懐かしい気分になりました。
*福島原発のことを思い出した「原爆ドーム」
原爆ドームに行ったのは、初めて広島に行った時ぶりだと思います。
ちょうど野田首相がなんの理屈も通らんまま原発の再稼働を言い出した時だけに、原爆ドームを目にすると怒りが湧いてしまいましたわ。
楽しい旅の途中でしたが、ishさんともしばらくは合理性のない再稼働のでたらめさについて話をしてました。
原爆ドームを見終わったらやや急ぎめで宿に戻りました。
戻ったら大急ぎで風呂に行って、ちゃちゃっと身体を洗いました。
かなり暑い日やったのにクーラー無しで窓だけ開けて運転したから昼間にかなり汗をかいてたんです。
せっかく良さげな店に行くのに、汗でベタベタなんてねぇ・・・。
買うたばかりのアロハの2枚目に着替えて、ロビーでお代官さまと合流。
予約時間にギリギリやったんで、ちょっと焦りつつお店へ。
ホテルからすぐやったんで良かったですわ。
*広島の割烹風居酒屋「むろか」の店構え
居酒屋と聞いてましたが、かなり割烹よりでした。
ここから当然飲み食いの内容になるんですが、申し訳ないですが今回は料理写真がありません。
通されたのがカウンターで大将の目の前やったんです。
ヨソモンが初回から写真を撮るのもなぁって雰囲気でした。
おまけにたまたまishさんのデジカメが不調やったんで、どうせなら料理に集中するために写真は無しで行こうってことにしたんです。
というわけで、申し訳ないですがお料理については文字だけでご紹介となります。
私には味の分析や描写が出来ないんで、しょぼい記事になりますがお許しを。
予約の段階でオススメされたコースをお願いしてありました。
邪魔くさいでしょうが、文字をちゃんと読んでやろうって方がいらっしゃったら、ついでなんでコースの値段がいくらか想像してみてください。
カウンターに座って、まずは飲み物から。
車で汗かいて、広島の街を歩いて、風呂を浴びた直後。
やっぱりビールでしょうってことに。
お店は生ビールだけやったんですが、「コクとキレのどちらにしましょう?」と聞かれました。
ビールのブランドじゃなくて、方向性で聞かれたのが印象的でした。
私は喉が渇いてたし、まだお腹になんにも入ってないので「キレ」を、ishさんは「コク」をチョイス。
出てきたビールを見ただけでも、ニンマリ。
ishさんのは足があってぽってり丸いグラス、私のはシンプルなタンブラー型で出てきました。
私の方のグラスはパッと見ぃでその薄さが分かりました。
最初私が気に入ってジントニ使ってる木村硝子の別サイズかと思いました。
後でメニューを見ると木村硝子ではなく「うすはりグラス」やと判明したんですが、初っぱなからほんまご機嫌になるグラスでした。
ちなみに中身の方もメニューに載ってて「キレ」はアサヒのスーパードライで、「コク」はアサヒの熟撰でした。
スーパードライって自分からは飲まんのですが、このお店のはグラスの良さもあってか非常に美味しく感じました。
ishさんの熟撰に使われたグラスはリーデルのグラスとのことで、ちゃんとビールに合わせてグラスを替えるのは凄いなぁと。
ビールだけでこんだけ行数を費やしてしまいましたが、ぼちぼちお料理の方へ行きましょう。
最初に出てきたのは小さな足つき円錐形のグラスに入ったアスパラのムースでした。
ムースの上には出汁でしょうか、透明感のあるジュレがちりばめられて、グラスのエッジにはアスパラの穂が飾られてました。
スプーンで一口ムースをすくって口に含むとアスパラの爽やかな香りが広がりました。
クーラー無し運転でしっかり夏を感じてただけに、このスタートはピタッと夏気分にハマリましたねぇ。
その低いグラスの方が、仕込んでからの保管も楽やろうになぁ・・・なんて思いながら頂きました。
続いて出来たのは、お店では定番のつきだし?前菜?のようですが「ハンバーガー」。
もちろんコースの最初から2つ目のお料理なんでサイズはミニミニ。
小さなバンズの間に鰹のフライが挟まってて、中身がこぼれてもええように紙に挟まれてたので、その紙ごと手に持ってカプリと。
一口でも十分食べられそうでしたが、大事に2口ほどで頂きました。
事前にお店のことを快食.comで読んでても、ほぼキレイに情報が消えた状態でお料理に向かってました。
ただ、お酒についてはお店が選んでくれるようなシステムだってのは覚えてました。
そこでishさんは日本酒の冷やを頼まれました。
出て来たのは「富久長 辛口夏吟醸 プラスX」(今田酒造本店)ってお酒でした。
ishさん好みのスッキリ系やったようです。
私は少し遅れて、ぬる燗をお願いしました。
メモには「カモキンシュウ」って書いてあるように見えるんですが、詳細は不明です。
ハンバーガーに続いて出たのは、「トマトのサラダ仕立て」。
お料理を出す時にトマトの産地を言うてはったように思うんですが、地名に馴染みがないせいもあって聞き取れず。
かなり小さめのトマトで軸?の葉っぱが付いた部分で横にカットされて蓋のようになってました。
本体は切り目が入ってて、真ん中にポテト?のような何かが詰められてました。
トマト自体もモノがええようで良かったですわ。
ちゃんと蓋の方もヘタ以外キレイに食べさせて貰いましたよ。
次に出てきたのは丸焼きの新たまねぎ。
外側の茶色皮まで付いてたから、どうやって食べるんやろうって思ったら、上を摘んで引っ張ってくださいと。
皮には下半分くらいに縦に何本か切り目が入っててズルッと抜けました。
玉ねぎにも切り目が入っててその間のチーズがトロ〜リ。
常連さんらしき人と大将の話では、チーズも2種類のを混ぜてるそうでした。
玉ねぎ自体の火の通り方は割と浅めで、歯ごたえが少し残ってましたが、こういう加減は新たまを使うからこそでしょうね。
ここからはお刺身が出てきました。
二節(ふたふし)分くらいの青竹を縦半分に割って、そこに細かめの氷をビッチリ固めるように詰めてありました。
カウンターの前が一段高くなって斜面?になってるんですが、そこにその竹の容器を置きはりました。
竹の下を見るとちゃんと足?が付いてて氷の面は水平になるようになってました。
お刺身が出てくるのが分かったんで、醤油と小皿が出るのを待ってました。
小皿が来る前に目の前の大将がお造りを氷の上へ。
置かれたのは「ホタテ貝柱の昆布締め」で、これは「わさびだけでどうぞ」と。
一切れずつ食べると、続いて「鰹のたたき」が出て、これはもう”うめおろし”が掛かってました。
次は鯛で軽く炙ってあってわさびのみで頂きました。
お酒のお代わりは「群馬泉?(島岡酒造)」だったでしょうか、銘柄はあやふやですが・・・。
お代わりをお願いすると、大将が他のスタッフに出すべき地酒の銘柄を指示してはりました。
お造りと同じ氷の上に続いて乗せられたのは、厚焼き玉子で中には穴子が巻き込まれてました。
続いて隠し包丁の入ったピカピカのイカにカラスミの粉が掛かって登場。
カンパチはおろしポン酢をちゃんと乗せた状態で置かれました。
次に出てきたモノが意表を突いてました。
食材としてはミニトマトなんですが、それを細工して赤ヘル(広島カープ)にしてありました。
小さなトマトの正面にはマヨネーズで小さく「C」の文字まで入る凝りようでした。
さっき、ネット上でお店の情報を探してたら、大将のブログに写真が出てました。
*気になる方はコチラをご覧下さい。
*ちなみにイカはコチラにありました。カウンター限定の料理だそうです。
一品一品大将が出してくれるお刺身?コースは続きます。
鱧の落としはお約束の梅肉で。
ミニミニ鮑(あわび)が生きたまま登場。これはそのまま踊りで。
お刺身コースの最後にはにぎり寿司の上に細い絞り出しでマヨネーズで和えた玉子をモンブランみたいに盛りつけたモノが出ました。
このあたりでお酒をお代わりすると「こわっぱ 瑞冠(甲奴町の山岡酒造)」が出てきました。
コースのお料理に戻って出てきたのは「もずく酢の茶碗蒸し キューリのすり流し」。
温い茶碗蒸しに酸味のあるモズクが乗ってて面白かったですわ。
「太刀魚の巻き焼き 沢ガニ添え」太刀魚が竹の棒に巻かれて登場。
大将のブログによると人気のお料理のようですわ。
お代わりで出てきたお酒は「睡龍(すいりゅう)(奈良県宇陀郡 久保本家酒造)」だったかと。
書いてるお酒の銘柄がishさんのか私のかはよう覚えてないんですが、これは私のでした。
かなり濃ゆいお酒でしたわ。
次のお料理は鶏手羽元のスパイシー煮込み。
丸皿で真ん中が半球型にへこんだ器に、カレーのルーのようなモノが入ってて、その上に焼いてから煮込んだ鶏の手羽元が一本乗って登場。
鶏の煮込み加減は、箸でほぐそうとすると簡単にほぐれるけど、ぐずぐずにはなってない程度でええ感じでした。
そして最後に小さな小さなへぎの折り箱に入ってお寿司が登場。
ちゃんと夏向きの包み紙が掛かってて蓋を取ると上に海老がぴっちり敷きつめられてました。
これと一緒にトマトのすり流しが出てきました。
わざわざへぎの折り箱を使うなんてコストでも手間でもスゴイなぁと思ってしまいました。
包み紙が掛かってるから開ける楽しみがあるのも良かったですねぇ。
お酒の方は、それぞれ少なくとも3杯は飲んだと思うんでメモが抜けてると思います。
お料理ももしかしたら、書き漏らしがあるかもしれません。
ちなみに冷で通したishさんのお酒はずっとスッキリ系、ぬる燗で行った私はどんどん濃ゆくしっかりした系統に変わっていきました。
濃ゆい系はあんまり飲み慣れてないんで、面白かったです。
もし可能なら次はスッキリ系を燗でやってみたく思いました。
さて、全部読んでくれた方は、このコースの値段と総額のお勘定がいくらだったと思いますか?
お造りの盛り合わせを頼んで、このお店みたいに銘々で、しかもどれも仕事をしたモンが出てきたらかなり高額を予想しますねぇ。
というか、お造りだけでも相当な金額とられてもしゃあないわなぁと感じてました。
ちなみにお店には奥に座敷かテーブル席があったみたいですが、そちらには長〜い竹の器を使って一度に盛りつけて運んではりました。
カウンターの一つずつ提供ってスタイルの方がずっと贅沢ですが、そっちも長さと色んなもんがちょっとずつ乗ってて見栄えがしましたよ。
この記事もかなりの行数になってきたんで、あんまり引っ張らんときますか。
お勘定は二人で飲み食いした全てを含めて、12810円でした。
コースだけならなんと破格の3000円!!
どの料理も色々と手を入れてあって食べてて楽しいモノばかり。
厨房には5〜6人の職人さんが入ってて、大将の指示の元キリッとした動作。
そんな状況で3000円という安さで成り立つんかと驚きましたわ。
私らは夕方前に電話して予約したんですが、お店に入ってしばらくすると続々とお客さんが。
平日の木曜日やというのに、ほどなくカウンターは満席に。
奥の席にも何人ものお客さんがおって大繁盛。
安さだけやなくて、丁寧な仕事をしてはるから広島ではかなり人気のお店なんでしょうねぇ。
翌日になっても、「昨日は良かったなぁ〜」ってしみじみ反芻してしまうくらいでした。
広島となるとそんなにしょっちゅうは行かれへんけど、高速さえ使えば1泊で往復するのは楽勝。
常連になるのは無理でも裏を返す程度や無く、なんとか大将に顔ぐらい覚えて貰う程度に通いたい気分ですわ。
今回の宿を使えば、泊まり代は3000円で済むんでねぇ・・・。
こんなええ店を知ってしまうと、次から広島に行く時にこの店を素通り出来んぞって気になるのがツライほどですわ。
上の方で書いた通り、飛び込みで失敗するのも楽しみのうちやと思ってますが、このお店には無理してでも行きたくなりますわ。
お店の料理写真がないので、写真を載せてはるブログをいくつか見つけました。
私のヘボイ文章にいらついた方は、リンク先をご覧になってみてください。
*デザウマ:安くて美味しい広島の居酒屋むろか
*ヨシリンの広島悠々日記:居酒屋むろかのおまかせコース
*さとなおのおいしい店リスト:むろか
写真無し。この人の本や文章が好きなので載せておきます。
*COAKI - 広島発Over30女性コミュニティー :噂の「むろか」に行ってきました。
自分でリンク先に見に行って、さらに再訪したくなってしまいました。(^^;
広島のことを全然知らん私が言うのもオカシイですが、激しくオススメとしておきます。
<参考情報>
*「むろか」
住所:広島県広島市中区三川町6−3
電話:082−545−8822
営業:17:00〜23:00
定休:日曜祝日
お店を出て、どこをどう歩いたかさっぱり覚えてないんですが、一応気合いの入った真っ当なバーを探してました。
そんな途中で気になるドアを見つけたのでお代官さまにお願いしておつき合いいただくことに。
お店は「酔族館」という名前で、中は全く見えずかなり年季の入ったドアでした。
ドアを開けてダメっぽかったら「間違えました」って逃げましょうと言うて私がオープン。
中は予想とはちょっと違って振りモンのショートカクテルなんかをバンバン出すような感じではなかったです。
ジョニ黒のキープボトルがずらっと並んで、バックバーのボトルは割と限られてました。
それでも年配の女性ともう一人の女性がやって居られて、ええ雰囲気やったで座ることに。
後でお聞きするとスッキリきれいなオーナーの女性が50年以上やってるというお店でした。
私らより先に長らく通ってはるような常連さんが座ってましたが、やりとりから土地の空気を感じられるお店でした。
私には旅先で入る店としては当たりのお店やったんですが、ishさんも気に入りはったようなんで、それぞれお代わりをしてゆっっくり楽しませて貰いました。
お勘定は二人で3〜4杯ずつ飲んでジャスト10000円。
<参考情報>
*スタンド「酔族館」
住所:広島県広島市中区堀川町1−34
電話:082−243−0501
営業:不明
定休:不明
酔族館を出て、どう歩いたかは覚えてませんが、宿の方に戻って昼にチェックした八昌へ。
*薬研堀の広島焼き屋「八昌」のメニュー
閉店時間に近かったので、お店の人に入らせて貰っていいか確認の上、入店。
これまたお店の人の顔色をうかがいつつ、二人で1枚でもいいかと尋ねると快諾してもらえました。
生ビールを一杯ずつ飲んだから、最低限の客単価をクリアしたことにさせて貰いました。
注文はメニューに大きくオススメされてた「そば肉玉 840円」に広島のお好み焼きといえばの「いか天 157円」をプラス。
携帯からアップしましたが、デジカメで撮った写真をもっぺん貼っておきます。
*薬研堀「八昌」で締めに広島焼き 半枚
広島のお好み焼きはものすごく久しぶりに食べましたが、夜中に食べる禁断の味っていうプラス作用もあって非常に旨かったですわ。
<参考情報>
*お好み焼き「八昌」
住所:広島県広島市中区薬研掘10−6
電話:082−248−1776
営業:火〜土 16:00〜22:30 日祝16:00〜21:00
定休:月曜、第1、3火曜
いやー、1日のこととは思えんくらい充実してましたわ。
2012年06月13日
この記事へのトラックバック
マストな店になってしまった「むろか」(本編)〜広島県満喫ツアー(4)
Excerpt: 【注:今回のエントリも写真がほとんどなく字数が多いので、嫌気がさしたら読み飛ばして下さい】ということで、前エントリ「むろか」(前説)の続きです。デジカメの調子が悪かった+αの事情によりほとんど写真はな..
Weblog: foodish:”雑”食記
Tracked: 2012-06-18 14:05
ご一緒させていただきたかったくらいです。ww
むろかのこと、写真なしでここまで書けるのはほんとうにスゴイです。まあそれだけあの店のことが気に入ったという証に違いないでしょうけど。
一日のこととは思えんぐらい充実してました。(^^)
いつか皆で一緒に遠出もいかがですか?
> ようこれだけ細かく時間の流れに沿って書けますなあ。
旅ネタは、後で自分が読んで頭の中で旅を再現するために書いてる部分があるもので・・・。
> まあそれだけあの店のことが気に入ったという証に違いないでしょうけど。
職人さんが一生懸命仕事をしてくれてると感じたので非常にわたし好みでした。
機会があればご一緒させてくださいな♪
なんとか実現させたいですねぇ。(^^)
あざとい。そして、ブロガーが単純に3,000円でこんなに素敵と宣伝する。店の思う壺。小賢し商売だ。
私はおおざっぱなんで税金や突き出し代については気にしていませんよ。
素晴らしいと思った感想にまったく変わりはありません。