2012年06月10日

昼は福山の中華料理店「蓮香」へ 広島旅行その1

この前の7日、8日と1泊で行ってきた広島旅行についてぼちぼちアップしていきます。
今回の旅行に出るきっかけは”お代官さま”こと「foodish:”雑”食記」のishさん。

少し前から広島に行ってみたいと言うてはったんですが、お誘いのメールを頂き即答でご一緒させて頂くことに。

それとは別件で車を買い換えるはるっていうのを聞いてたんで、どちらの車でいくかお伺いを立てました。

いつもなら電車嫌い&運転好きの私が車を出すのは決まってて、二人だけならロードスター、それ以上の人数ならアルファードってのがパターンでした。

新しい車に替えはったばっかりやったら、長距離のドライブもやりたくなってはるんじゃないかと打診した次第です。

結果的に、私が車で神戸まで行ってishさんの車に乗り換えて行くことに。

運転は私もさせてもらえるような雰囲気やったんで、旅行とは別に初めての車に乗るのを楽しみにしてました。



旅行の行き先の方は、初日の昼はishさんが希望してはった中華料理屋に行くことに決めた以外はほとんど白紙でした。

広島といえば、現地で食べる広島焼きと持ち帰りで「うえの」の「あなごめし」は欠かせんなぁというのが共通理解だったでしょうか。





初日は福山のなんていう中華料理店に行くかも知らず、神戸に向かうことに。

福山の中華とだけ知らせてたんで、屋号ぐらい聞いても良かったんですが、なんも知らんと行くのもええかと。





当日は5時に目覚ましを掛けてたんですが、3時過ぎにトイレに起きたら興奮のせいで寝直せず。

布団に入って寝直す努力はしたんですが、3時半過ぎには起きてしまいました。

あんまり早く出てもしゃあないと思ったんで、家で時間を潰して6時に屋根無し号で出発。



早く着いたら神戸でうどんでも食べようかと思ってたんですが、結局うどんはパス。


7時半頃兵庫駅近く、国道2号線沿いのファミマに寄っておにぎりをゲット。




約束の8時よりちょっと早めにishさんのご自宅前に到着。


車を乗り換えて荷物を移したら、ishさんの運転で7時50分に神戸を出発。

柳原入口から阪神高速に入って、山陽道へ。


ishさんとは何回もあっちゃこっちゃへ出かけてますが、助手席に乗るのは初めて。

普段も人の助手席で遠出することが少ないので、なんだか不思議な気分でした。




ドライブが始まると、いつもは携帯をいじったり出来へんのに助手席でのうのうとしてたんでツイッターの方でつぶやくなんていう調子こいたこともやってみました。


約150kmほど走って山陽道の吉備サービスエリアに到着したのが9時37分。


お代官さまから


 「そろそろ運転しとうてしゃないんやろ」


なんて言われたんで


 「もしよければぜひ」


と、運転を代わらせて頂きました。



新しい車はもう何年も前に車オタクのツレが認めてるのを知ってから気になってて、いっぺん運転したいと思ってたんですよねぇ。

日本の環境対応車と違って、コンパクトなエンジンにターボを付けることで燃費とパワーの両立を図ってるタイプ。

初めて乗る車で小排気量やと、いきなりの高速の合流が怖いんちゃうかなんて思いながら運転スタート。

そんな排気量やとは思えん素直な加速でサクッと高速に合流。



そこからはお代官さまの説明を聞きつつ、初めての車の乗り味を色々とチェック。

爆走するためのターボとは方向性が違うみたいで、とにかくスムーズなエンジンでした。
マニュアルモードでギアを落としても、回転数が多少上がっても騒音はごく僅か。

非常に品が良かったんでそれを伝えると


 「上品すぎてちょっとおもろない」


なんてことを言うてはりました。

シートがかなりしっかりしてて、これならなんぼ乗っても疲れへんのちゃうかと思うほどでした。

うちのアルファードなんかはパッと座った瞬間はなんとなく豪勢な感じがしますが、実際には距離を乗るとそれなりに疲れるんですよねぇ。

ゆるい下りなんかでうちのアルファードだとエンジンブレーキが効かずツルツル転がり落ちる印象があってギアを落とします。

でもお代官さまの車は同じオートマでも少しエンジンブレーキが効いて、Dレンジだけでもけっこう走れる印象。

3年オチで走行距離が1万キロほどで、車内の状態も新車みたいやし、中古車としてはめっちゃ当たりのタマを掴みはった印象でした。

 *10年を越えてるロードスターはだいぶ内装の樹脂がヤレて見えるのとは大違い。



それ以外にもトヨタの車とはけっこう違うところがあって、前半は車ネタばかりで盛り上がってました。


お代官さまが買いはったばかりの車なんで、誰かを乗せてる時の丁寧運転以上に、車に優しい運転を心がけてました。


95kmをのんびりと1時間ちょい掛けて走り、11時には福山市街に到着。



車を置いて、とりあえず目的のお店に行ってみると、11時半だと思ってた開店が12時だと判明。

とりあえず、福山駅の方に向かってしばらく街を探検。

福山市はなんかいも通り過ぎてるんですが、市街地を歩くのは初めてでした。

駅前なんかはかなり都会というか、大きな都市で土地勘がないからへぇ〜っと驚きました。
 *福山の方、驚いたりしてごめんなさい。全く初めてだったのでお許しを。






ちょっとサ店で休憩がてら時間を潰したりして、12時頃お店へ。





福山の中華料理店「蓮香」の店構え

*福山市の中華料理店「蓮香」の店構え

ishさんはこのお店のことを「快食.com」っていうサイトを運営する”シャオヘイさん”って方のトコで知ったそうです。

こちらの「快食案内サーチ」は、何年も前にお代官さまと日帰りで広島を攻めた時に参考にさせて貰ったんです。

 *前回の日帰りの広島行きは前のブログのコチラにあります。

シャオヘイさんのサイトは、改行なしで文字がビッチリならぶ独特のスタイルなんですが、その内容が非常に濃ゆいんで、この人が旨いって言うモンは信じられるって思ったものです。



私はどの店か聞いてませんでしたが、シャオヘイさんがネタ元ってことで期待して出かけたんです。




お店に入ってメニューを見せて貰うと、意外やったんですが、お昼はランチコースと麺類のみ。

コースが1500円と2100円の2種類、後は単品の麺類が2種類だけでした。

昼は普段控えめにしてるし、夜にどれくらい飲み食いするか分からんし、飲まれへん時はあんまり色々出たらツライんで私は単品の麺をオーダー。




お代官さまは1500円のコースで。




まずはそちらのお料理から。



前菜の鱧のフライ

*前菜の鱧のフライ

キュウリのソースと上にはサクランボのソースがかかってて夏らしいですねぇ。

お代官さまは事前にある程度店の情報を持ってはりましたが、私はまったくサラの状態やったんでインパクトがありました。

中華っていうより、イタリアンやらフレンチの前菜みたいに見えました。




さらに前菜がもう一品。





せんまいのピリ辛の和え物

*せんまいのピリ辛の和え物

ホルモンの「せんまい」って、中華でよう使うモンなんでしょうかねぇ。

私は初めて見ましたが、こんな料理出されたら飲まんとおれませんわ。

運転手としてはコースを選ばんかったのが正解やと納得。


お代官さまにはいつも「せっかく私が運転手やるんやから好きに飲んでくださいよー」って言うんです。

でも、私に悪いからってまず飲みはれへんのですが、このメニューにはヤラれたようで瓶ビールを1本頼みはりました。


飲んで貰うのも運転手のやりがいなんですけどねぇ・・・。





ishさんの「トマト冷麺」

*コースの「トマト冷麺」

パスタ料理みたいじゃないですか?

味見させて貰うと鶏やと思いますが、旨みたっぷりのスープに控えめの味付けでした。

香味野菜も入ってましたがトマトはフレッシュっぽかったですわ。

中華料理とだけ聞いてたら、全く予想出来んモンが出てきましたわ。





私の単品の麺類はメニューでは「牛肉麺」と書かれてたんじゃなかったんですかねぇ・・・。


ラーメン鉢に濃い色のスープで上に焼いた肉が乗ったようなモンがぼんやり頭に浮かんでオーダー。


ishさんのが上の通りなんで、そんなんが出てくるはずないですわね。


私の麺もまったく予想とは違ったモンでした。






濃厚な牛肉のスープで「牛肉麺」

*濃厚な牛肉のスープで「牛肉麺」

お代官さまのヤツに較べると色が付いてますが、味付け(塩気)はもっと控えめでした。

調味料の味っていうより、牛肉の煮込んだスープの旨みが大部分って味でした。

肉の部位に詳しくないんで分かりませんが、煮込み向きのトコって感じがしました。

ある程度の歯ごたえは残しつつ箸で切れる位まで煮込まれてました。





こんな予想外のモンを食べると、夜のメニューが気になったんでフロア担当の女性にお願いしてメニューを見せて頂きました。






福山の「蓮香」の夜メニュー

*福山の「蓮香」の夜メニュー

クリックして貰うとデカイ画像が出ます。


一部は料理名ですが、ほとんどは食材名だけが並んでました。

おまけに全く値段がはいってないし・・・。


お店の女性に聞くと、お客さんのほとんどがおまかせコースを選ばれると。

予算や食べたいモノ、苦手なモノを聞いて後は大将が流れでお料理を出すようでした。





お店の外に料理の写真があったので、そっちも貼っておきます。





福山の中華「蓮香の料理写真」

*「蓮香」の夜の料理の写真




麺のスープが凄かったから、夜メニューを前に焦らされてるような気分になりましたわ。

少なくとも3人、出来たら4人位で来てちゃと酒を飲みながら色んな皿を味わいたくなってしまいましたよ。

そうなると当然福山泊まりにせんとアカンからこのお店だけを狙った旅行を企画せんとあかんのが難しいトコですねぇ・・・。






コースの食後には、手作りアイスが付いてて何種類もの中からお代官さまはショウガのアイスクリームを選んではりました。

ガツンとショウガの風味が効いて、マニアックなジンジャエールに通じるような風味でした。

私は単品やったんですがサービスでレモンシャーベットを出してくれました。

そちらもレモンの皮が入ってたりですごくしっかりした味でした。


全て含めてお勘定は3000円ジャスト。

ってことは、ビールが600円やったように思うんで私の麺は900円やったんですかねぇ。





あんまり気合いを入れてた訳じゃない昼ご飯でいきなり個性的な店に当たったんで、非常にええスタートでした。

お代官さまのブログへトラックバックをさせて頂きました。

*foodish:”雑”食記:蓮華でランチ(福山市)〜広島県満腹ツアー(1)




<参考情報>
*中国料理「蓮香」

住所:広島県福山市霞町1−5−6
電話:084−973−9552
営業:11:30〜14:00、17:00〜24:00
定休:不定

 *昼の営業時間は12時からかも・・・。




*朝の体重:57.80kg(やや重め)

*6月の休肝日:3日/9日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック