2012年04月05日

帝塚山の中華料理店「菜都」

この前の日曜日(4月1日)に身内で外食した時の様子をお伝えします。

今回の宴会の口実はオカンの誕生日でした。

ほんまの誕生日は3月の中旬なんですが、週末の予定が合わず延び延びになってたんです。

今回行った帝塚山の中華料理屋「菜都」ってお店には、今までに何回か行ってるんですがこのブログでも前のブログでもアップしてなかったと分かってビックリしています。

街場の庶民派中華料理屋とは違って、いかにも帝塚山っぽい高級系なお店なんですが、そのせいか上品な味付けでオカンが気に入ってるんです。

とはいえもう数年行ってなかったんですが、オカン宛に毎年誕生日の頃に店からはがきが届いてたそうです。



なかなかみんなの日程が合わず、当日の昼頃に急遽出かけることになりその場で予約。

店の開店時間も分からんまま、5時半で予約。

家からはアルファードにみんなが乗り込んで現場まで。


めっちゃ高いケーキ屋「ポアール」のある姫松の交差点そばにコインパーキングが出来てたんでそこに車を止めてお店へ。

開店時間が5時半でちょっと早めに着いたんで、しばらく外で待ってましたがこの日はけっこう寒かったですわ。






時間になってお店に入ると奥まったテーブル席に案内されました。






最初は瓶ビールを貰って、思いつくモンをバンバカ注文していきました。




食べ歩き系のよそのブログを見ても料理の値段がないとコストパフォーマンスが分からず楽しさが半減するなぁと思うんです。


だから自分のネタでは出来るかぎり値段を入れるようにしてるんですが、今回は写真を撮るのが精一杯。

正確な料理名や値段は全くメモしてきませんでした。

というわけで、申し訳ありませんが値ぇなしで、写真だけパラパラっと眺めてやって下さい。


単品の値段は結構してて、だいたいが1000円を越えてました。

そんなわけでちょっとお高い系の店やと思って見て頂けると幸いです。









蒸し鶏のネギソース

*蒸し鶏のネギソース

蒸し鶏好きとしては、勉強のため?にもメニューで見た以上頼まんわけにはいきません。

量としては控えめなんで大人5人、もうすぐ小学2年生の姪っ子、赤ん坊1匹だと一人一口程度でした。

同じ蒸し鶏でごまだれも別メニューでありましたわ。

こういう冷菜は前もって作ってあるだけに、頼んだら速攻出てきてちょっとビックリ。

何年も前の前回にも食べてしっとりした柔らかさに感心した記憶がありました。



久しぶりに食べて、ちょっと舐めた感想ですが自分の作る蒸し鶏がだいぶレベルアップしてるのを実感出来ました。

もちろんまだプロのヤツには及ばんけど、昔と違ってけっこう雰囲気は近いトコまで来てたんやと確認。




チビッコのために「カニチャーハン」

*チビッコのために「カニチャーハン」

コースだと炒飯って最後に出てきますよねぇ。

チビッコが腹減ったとうるさいんで、店の人にすぐに持ってきてくれとお願いしました。
これはテーブルの遠いトコに置かれて、すぐ姪っ子が食べ始めたので取り分けた分だけしか写真は撮れずです。



まぐろのカルパッチョ

*まぐろのカルパッチョ

これは壁に貼ってあったその日のオススメメニューだったかと。

ユッケを思い出すような味でなかなか良かったです。






水餃子

*あらかじめタレがぶっかけてあった「水餃子」

これはかろうじて1000円を切ってたかと。

一つだけ食べたんですが、パクッと行って、ムシャムシャっと食べてしまって味の記憶がないのでコメント不能です。

スンマセン。





かなり旨かった「揚げ魚」

*かなり旨かった「揚げ魚」

これも壁のオススメメニューからでした。

白身系の魚やったんですが、種類をすっかり忘れてしまいました。

みんなに好評でしたわ。



スープタップリの「小龍包」

*スープタップリの「小龍包」

これは1つじゃ足らんので2人前オーダー。

レンゲの上に乗っけて端から囓るとたっぷりのスープが出てきましたわ。

他の料理に気を取られて熱々ではなかったんですが、出てきてすぐ食べるのはちょっと勇気が要るくらいにスープタップリでした。



芝エビの「海老の天ぷら」

*芝エビの「海老の天ぷら」

芝エビって、えび界でのランクではどの辺におるヤツなんですかねぇ・・・。

なかなか大ぶりでプリッとして旨かったです。

王将に複数で行くとえび天をつい楽しんでしまう私としてはこういう高級えび天を一口ずつ食べられるのはご機嫌でした。




火の通しかげんが良かった「海鮮炒め」

*火の通しかげんの良かった「海鮮炒め」


こういう海鮮炒めっていかにも上等な中華料理レストランで食べる料理って気がするんですよねぇ・・・。

どのシーフードにしても火の通し加減がドンピシャって気がしました。




鯛の甘辛炒め

*鯛の甘辛炒め

正式な料理名が分からんのですが、酢豚みたいな酸味はなかったと思います。

揚げた鯛を甘辛のタレに絡めてあって、ごく僅かピリ辛さもあったようです。
 *私には「辛さ」と感じるほどではなかったんですが、他のモンがそう言うてました。



凄くインパクトのあった「特製激辛麻婆豆腐」

*凄くインパクトのあった「特製激辛麻婆豆腐」

メニューの前の方にイチ押し料理みたいな感じで出てたと思います。

お店はビルの3階にあって、エレベーターで上がるんですが、その中にも貼ってあって試しでオーダー。

ラー油っぽいモンが表面にたっぷり浮いてて辛いモンが苦手な人には見た目だけでツライかもしれませんね。

ちなみに辛さに弱いオカンと妹は味見だけして、旨いけど食べられへんと。

辛いモンに強い親父と妹の旦那A君もかなり辛いと言うてました。

ということは、世の中の大多数からするとやっぱり”激辛”になるんかもしれませんね。

私には辛さとしては全然足らんかったんですが、別にムチャに辛いモンが食べたかった訳ではないので問題なし。


辛さは別にして、このマーボ豆腐はメチャクチャ旨かったんです。

インパクトではこの日食べた料理の中でずば抜けて一番ですわ。

辛いだけではなく、複雑な風味と旨みが濃厚で


「これは旨いなぁ・・・・。」


「こんなんは家では出来んわ」


「辛いだけやないなぁ・・・」


感心してるコメントが勝手に出てきました。


正直言うとマーボ系の料理って家で適当に作っても”家庭のおかず”としては簡単に成立すると思うんです。

それが本格中華とか四川料理の伝統から思い切り外れてるとしてもね。

そのせいで外に出た時にわざわざ麻婆豆腐を頼もうとは思わんのです。

家では自家製麻婆の素まで作るくらいで、ちょくちょくやってますが、マトモな店の麻婆経験値は低いでしょう。

だから、どの程度正当に評価出来てるかは分かりませんが、この麻婆には感心しました。

あまりにも印象深いから、これからは比較のためによそでも麻婆を頼んでみようかと思ったほどです。





これで最初のオーダーが出切ったんで、何品か追加。







けっこう高かった「牛肉の炒め物」

*結構高かった「牛肉の炒め物」

正確には覚えてませんが、一皿で2800円くらいしたんじゃないでしょうか・・・。

そんなに高いんやったら、何かが違うんやろうと親父が注文してた気がします。

肉を味わうと、濃厚な脂の旨さみたいなもんを感じたんできっとかなりお高い肉やったんでしょう。




三角形でサモサみたいな「春巻き」

*三角形でサモサみたいな「春巻き」

こんな形の春巻きって珍しいですねぇ。

中身は複雑な味でちゃんと料理したモンに感じました。



けっこう量が多かった「鶏の唐揚げ」

*けっこう量が多かった「鶏の唐揚げ」

だれかがこの店の鶏唐が気になるってオーダーしてたようです。

後半に揚げモンが続くのはちと厳しいんですけどね。

スゴイ違いを感じた訳ではないですが、真っ当に美味しいからあげでした。




海鮮焼きそば

*〆の海鮮焼きそば

魚介類がたっぷりやから値段はそこそこしてたはずです。


料理が来てから分かったんですが、親父はこの手の固焼きそば?は好きじゃないと。

揚げそば固い訳ではなく、麺だけをフライパンで焼き付けたようなヤツやと思います。

親父は大の焼きそば好きなんですが、その分普通の炒めた焼きそばに思い入れが強いのかこの手のタイプはアカンって言うてましたわ。


私はこの手のヤツもけっこう好きなんでええ〆になりました。



うちの身内で飲むのは親父、A君、私の3人。

飲み物は瓶ビールでスタートして、途中からは燗の紹興酒をボトルで。

紹興酒を頼んでからもビール好きのA君用に平行して瓶ビールも何本か。

紹興酒が最後にちょっと足らず、1合を追加。

3人がそれなりに飲んだ分を入れて、お会計は26000円ぐらいだったとか。



同じメンツで王将に行くこともあるんで、それと較べると破格の高さですが、内容を考えると全く文句はなかったですね。

オカンも久しぶりに美味しい中華が食べられたと満足そうでしたわ。




口開けで入った時は、うちらだけでしたが、その後続々とお客さんが来店。

いかにも帝塚山な上品な家族連れなんかでかなり席が埋まってました。

うちと同じような三世代でテーブルを囲んでるトコもありましたわ。

姫松周辺のお店は昔と較べたらグッと数が減って寂しくなってますが、このお店はしっかり根付いて今も人気があるんやなぁと思いました。








<参考情報>

*帝塚山 菜都:食べログ

住所:大阪府大阪市住吉区帝塚山中1−10−5 ルーツ帝塚山2・3F

電話:06−6675−6120

営業:11:30〜14:00 17:30〜21:30

定休:月曜日



*朝イチの体重:57.10kg(鍋で麺もちょこっとシバいたけど楽勝)

*4月の休肝日:1日/4日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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