2012年03月05日

海鮮居酒屋「ひろの一本釣り」@ミナミ法善寺前

昨日、身内でミナミに出かけて外食してきた様子をご紹介します。

最初に謝っておかないとダメなんですが、身内との食事を優先した結果料理の値段とか内容については不明な点が多くお店紹介としてはアウトです。

自分が食べ歩き系ブログを読む時でもそうなんですが、どんな旨そうなもんでも他人が見る時は値段がないと意味がないと思ってます。

常に値段とのバランスで値打ちのあるなしって決まると思ってるモンでねぇ・・・。

その意味で今回の記事は食べ歩きネタとしてはやや失格気味ですが、楽しく飲み食いしてきたので自分のメモがてらアップさせて頂きます。






妹から何日か前に連絡が入って難波にある居酒屋にみんなで行こうとのお誘いを受けました。


当日まではミナミまで自分だけチャリで行って、昼酒も行けるバーに集合前に寄るか、帰り道に寄ろうかなんて考えてました。

ところが当日は朝から雨が降ってました。

飲んだ帰り道に電車乗るのはイヤなんで、チャリで行けない以上バーは諦めることに。

そこでみんなを乗せて車で出ることに。
*帰り道は妹が運転手




5時頃に実家と妹一家の住むマンションに迎えに行ってミナミへ。

四つ橋筋と千日前筋の交差点にある駐車場に車を置いて、法善寺の方へ。

心斎橋筋から曲がった側の法善寺横丁に入る手前ぐらいに居酒屋「ひろの一本釣り」というお店がありました。

雨が降ったり止んだりやったんで、外観写真はパス。

3階建てくらいの建物1棟が丸々居酒屋になってました。


入り口で案内を請うと、釣り堀を楽しむなら1階が便利とのことで1階のボックス席へ。


ここは水産会社のアンテナショップというか、直営でその売りの一つとして店の入り口に生け簀があってそこで釣りが出来るんです。

小一の姪っ子は店に行く前から釣りをやると決めてたようでえらく盛り上がってました。



席について飲み物と料理をある程度オーダーしたら、姪っ子は早速釣り堀へ。


システムとしては釣り竿が1本1000円で、魚が釣れた場合はその調理代が800円。
釣った魚自体に料金は掛からん仕組みでした。






釣り堀で奮闘中の親父

*釣り堀で奮闘中の親父

姪っ子は父ちゃんと一緒に鯛を狙ったんですが、いきなり無理に引き上げようとして糸がブッツリ。

お店のおねぇさんがちゃんと説明してくれたんですが、釣り針を魚に引っかけたら魚について竿を動かして弱らせるのがコツやそうです。

親父は平目の口に針を引っかけたら、アドバイスに従って平目の上半身?を水から出して空気にさらして弱らせてました。

この時、竿を寝かさずに立たせた状態をキープするのもポイントだと。

お店としちゃ釣れん方が儲かるやろうに、親切に釣るためのアドバイスをしてくれるあたりが印象良かったですわ。

時折平目が暴れて、水が飛び散ったんで、事前に大きな前掛けをしてくれたのは飾りではなかったんですねぇ。



メシ前の余興やなんていう甘い気分ではなく、親父はかなり真剣に釣り上げる気でした。

もう弱ったかなぁと思っても、時々暴れよるんでなかなかあげるタイミングが見つからず。






で、結果はというと





引き上げようとして、水槽のヘリに近づいたところでプツン。




あー、惜しかったぁー、あともうちょっとやったのに・・・












って、なるのが普通のパターンやと思ってたんです。










見事つり上げた「ヒラメ」

*見事釣り上げた「ヒラメ」


ところがこういう勝負に強い親父はキッチリ獲物をゲットしよるんですよねぇ・・・。(^^;

みんな大興奮でかなりデカイサイズの平目が上がって、大盛り上がり。

お店のヒト曰く、このサイズは4200円で出してるんだとか。

姪っ子はアウトでしたが、親父は1800円でこいつを手に入れた勘定になります。


釣った魚は2種類の料理法が選べたので、薄造りと塩焼きでお願いしました。




ガキの頃夜店の屋台で大人がうなぎ釣りに熱中してるのをよく眺めてました。

引っかけてから長い時間を掛けて弱らせたヤツを釣り上げるんですが、ここの釣り方はそれにそっくりでしたねぇ。

屋台のウナギ釣りほど糸は弱くないし、ずっと良心的ですけどね。









大モノが釣れたおかげで、みんな興奮したままやっと飲み食いをスタート。





お造りの盛り合わせ

*お造りの盛り合わせ

これの値段は分からんのですが、2人前の舟盛りで1870円となってました。

内容の方もスンマセン・・・何の魚やったかは不明のままです。

面白かったのはサザエの造りの食べ方で、お店のヒトがオススメとして韓国風にごま油と塩でもどうぞと言うてはりました。

言われた通りで食べてみましたが、かなり雰囲気が違って面白かったですわ。





ほたて貝タルタル焼き

*ホタテ貝のタルタル焼き

グルナビのメニューページによると580円のようです。


これは姪っ子のために頼んだんですが割と小ぶりやったんで私は食べず。




「てっさ」

*てっさ 920円(食べかけでごめんなさい)

しっかり量があってなかなかコストパフォーマンスが良く感じました。

フグ関係の品揃えも豊富で、てっちりのコースも割と安かったです。

ふぐの焼きモノや天ぷらにフライ、”ふぐフェ”なんていう韓国風のヤツもあって面白かったです。
 *フグフェは頼もうと思ったのに、忘れてしまいました。





水産会社がやってるだけあって、メニューだけ見るとそこそこの値ぇかと思っても実物を見るとボリュームがあって安く感じるパターンが多かったですねぇ。




ピリ辛の「海鮮生春巻き」

*ピリ辛の「海鮮生春巻き」820円?

妹がオーダー、妹にはちょっとピリ辛やったようです。

私には全く辛くなかったけど、中に歯ごたえのある刺身が入ってて旨かったです。





盛りだくさんだった「天ぷらの盛り合わせ」

*盛りだくさんだった「天ぷらの盛り合わせ」 980円?

2つ頼んだんですが、表に見えてるエビなんかの大モノの陰にもいくつも天ぷらが隠れてました。

私は2つ、3つ食べましたが、野菜以外にも魚の切り身も入ってましたねぇ。




釣り上げた平目の薄造り

*釣り上げたヒラメの薄造り

半身をお刺身にしてくれたんですが、大皿にかなり厚めの切り身がビッシリで大迫力でした。

親父が釣り上げたと思うと、余計に値打ちがあるように感じてみんなでワイワイ言いながら頂きました。



親父はミナミで他にも釣り堀から魚を釣って食べられる店に行った話をしてました。

そこは釣り自体は絶対に釣れるようになってて、竿代は安いけど、釣り上げた魚は単価が決まってて買い取りやと言うてました。

それに較べて「ひろの一本釣り」は、いきなり切れるほどではないけど、真面目に釣らんと切れる程度の竿で客に勝負させてる感じでした。

釣れるヒトの割合は8割ほどやって言うてたんで、かなり良心的にやってる気がしましたね。




タルタルソース山盛りの「カキフライ」

*タルタルソース山盛りの「カキフライ」 (値段不明)

2人前頼んだんですが、1人前で売り切れてしまいました。

タルタルの量は、少々無茶しすぎですが、いかにも手作りって感じでよかったですわ。

値段は忘れましたが、ムチャな値段ではなく、量もたっぷりでした。

牡蛎自体もなかなか旨かったですねぇ。





黒そいの塩焼き

*黒そい?の塩焼き

これも値段は不明ですが、手書きの今日のオススメメニューに載ってました。

千円を超えてたと思うんですが、出てきた時はちょっと驚いたくらいデカかったんで実物を見たら高くは感じませんでしたねぇ。

2〜3口食べましたが、白身やけど旨みがあって酒の進む魚でした。





平目の塩焼き

*釣った半身で「平目の塩焼き」

平目を塩焼きで食べたことはほとんど記憶にないんですが、めっちゃサイズがデカかったですわ。

あっさりした身で新鮮なヤツを焼いてるせいか皆に好評でした。


黒そいとはどっちが好きかで好みが分かれてましたね。






お寿司の盛り合わせ

*お寿司盛り合わせ(値段不明)

お寿司は他にも何種類かネタがあったかと。これは盛り合わせ2人前分だったかと。



料理の方は他に焼きおにぎり、鰻のにぎり寿司等を頼んでたと思います。

お店からサービスで出た魚の荒が入った味噌汁?はすんごく魚の出汁が出てて旨かったですわ。







ここの男性店長さんは中国の人でした。

ほかにフロア係にも何人か中国人の女の子が働いてましたがどの子も愛想良く一生懸命な感じで気分が良かったですわ。

フロアを仕切ってる日本人の女性が居たんですが、その人の対応が非常に良かったんです。

色々と気遣いが効いて、席に着くなり姪っ子2号に毛布を持ってきてくれたり、姪っ子1号がジュースをこぼした時も丁寧な対応でした。


お店は漁師料理を売りにしてるから、貝や魚の網焼き?セットみたいなヤツもありました。

それを最初に2人前頼んであったんですが、平目を釣った直後にその女性スタッフから網焼きは後半に回しましょうかと提案がありました。

まずは他の料理を食べ進めてもらって、後半になっても食べられそうならそのままお出ししますし、多すぎるようならキャンセルしてもらったらいいとのことでした。

平目がデカかったこともあり、後半になると食べきられないと思ったので結局はキャンセルさせてもらいました。

オーダーを把握して、平目の量と人数を見てパッとそういう対応が出来るあたりは感心しましたねぇ。

お店は漁師っぽさを前に出してるから(やかましすぎない程度に)威勢のええオーダー復唱をしてましたが、ノリだけでない心配りはポイントが高かったです。

大バコ系の居酒屋だとスタッフの教育なんてことをハナから考えてなかったりするんで、気分悪いことが多いんです。

特に私は料理の味より店の雰囲気やスタッフの動きが気になるんで、それが悪いとで楽しい気分が台無しになりがち。

そういう意味で最近は大箱は敬遠しがちなんですが、非常に気分良く食事が出来ましたねぇ。





和食が好きなんで、魚を食べることは多いんですが、どちらかというと割烹みたいな上品系が主流。

最近はこういう威勢のいい料理を食べてなかったこともあり、楽しい外食になりました。

このお店は一人や二人ぐらいでは量が多すぎると思いますが、今回みたいに5〜6人で行くと楽しいですねぇ。

身内での外食以外でそんな人数で行くことは少ないですが、宴会がある時は使えそうですわ。





最後にお勘定を書かんと意味がないと思うんですが、今回は妹一家のおごりだったのでそれも不明です。

お店のネタとしてはオチがないのと同じですが、どうかご勘弁下さい。






<参考情報>

*大阪難波海鮮居酒屋(水産会社直営) 「ひろの一本釣り」:ぐるなび

住所:大阪府大阪市中央区難波1−5−22

電話:06−6121−2190

営業:17:00〜23:30(平日)・11:30〜23:30(土日祝)

定休:無休




*朝イチの体重:57.60kg(外食したけどまずまずな数字)

*3月の休肝日:1日/4日中(前日までの休肝日日数をカウント)
 
 
posted by えて吉 at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック