この日は携帯から小ネタを2本アップしましたが、11時頃からチャリで東大阪までうどんを食べに出かけてました。
長瀬駅の近くでうどんを食べてから、小阪だの布施だのの駅前をチェックして回ったんですが、開いてるのは酒屋の立飲みくらいでした。
ええ天気やったこともあって薄暗い立飲みって気分ではなくけっきょくうどんを食べただけで地元に戻ってきました。
冷蔵庫に何があったか考えてたら買いモンせんでもなんとか一人宴会が出来そうやなぁと思いついたんで急遽料理することに。
ええ天気で昼酒を飲りたい気分やったので、明るいうちに食べ始めるのを目標に1時半頃から気合いを入れて作業開始。
それぞれの料理は出来るだけ少なく作って残り物が出にくいように努力。
バタバタと作業やってジャスト2時間ほどで用意が出来たので十分昼酒気分で飲むのに間に合いました。
*1人宴会に用意した「前菜の盛り合わせ」
・ブロッコリーのアンチョビソース和え
・じゃがいものジェノベーゼソース和え
・自家製ツナと新たまねぎのスライス
・えびのオーロラソース和え
・鶏ハム ジュレソース添え
・空豆の莢ごと丸焼き
・スナップエンドウ アリオリソース
・ラムミンチのトマト煮込み
・とうもろこしとチーズ入りスクランブルエッグ
・ナスペーストのカナッペ
・ブルスケッタ
前菜とは書いたものの、料理はコレが全てです。
たっぷりの前菜で最後まで行くってのは私の好みに合いそうなんで前菜ってことにさせてください。
小ネタが多いですが一応11品もあるんで、個人的には十分でした。
簡単に料理の解説をしていきましょう。
ブロッコリーは、アンチョビソース、オリーブオイル、レモン汁を混ぜたソースに絡めました。
ジャガイモは小さなやつを一つだけ皮を剥いてからラップで包んで電子レンジでチン。
横着して皮を先に向いたんですが、そのせいか、加熱時間が長すぎたのか、表面はやや固い膜のようなモンが出来て、中は柔らか過ぎました。
こいつはジェノベーゼソースと和えただけです。
自家製ツナは前日にキハダマグロのすき身を買うて葱鮪鍋をやった残りで作りました。
まぐろは1人で食べ切れん量やったんですが、生のまま翌日に回すのはイヤやったんで、適当なハーブとチューブのニンニク、塩コショウなんぞを揉み込んでやりました。
そいつをビニール袋に入れて全体に回るぐらいのオリーブオイルを注いだら、保温鍋の熱湯へ。
そのまま3時間ほど置いて火を入れてやったモンです。
この日袋を破って中身をチェックしたんですが、バラバラやったはずの身ぃが全体がグチャッと一体化したような状態になってました。
そいつを無理矢理バラして、新たまねぎと和えて、塩をちょっととレモン汁で味付けてやりました。
海老は冷凍のむきエビを水に放りこんで解凍してから、サッと茹でて、マヨネーズ、ケチャップ、ごく少量のタバスコ、レモン汁で味付け。
鶏ハムはこの週の初め頃、塩をしてハチミツを塗り込んで3日寝かせてからビニール袋に入れて保温鍋で加熱してあったもんです。
前日だったかに作ったんですが、まだ食べてなくてこの日初めて味見。
袋の中に溜まってた煮凝りを味見すると、適度な塩味でええ感じやったんです。
そこでそれをジュレソースのつもりで添えてやりました。
ソラマメは前日に八百屋を覗くと一盛り300円と手頃な値ぇやったんで買うたままになってました。
工程の割りと早いうちに魚焼きグリルに放りこんで、さやごと焼いてやりました。
スナップエンドウにはマヨネーズにチューブのニンニク、少量の牛乳を加えてよく混ぜたアリオリソースを添えました。
市販のドレッシングに頼らずに自分で味付けたんですが、そのへんがこの日のやる気の表れです。(^^;)
スクランブルエッグは、冷蔵庫に玉子が多めやったんで、なんぞ玉子モンが欲しくて追加。
ナスペーストはギリシャじゃ「ババガヌーシュ」とかって呼ばれるみたいですねぇ。
どこの国って意識はなかったんですがなんとなく地中海とか中近東を意識して作ってみました。
前にも作ったことはあったんですが、ちゃんとしたレシピは忘れてました。
バタバタと作業してたんで、レシピの検索も掛けずにテケトーに作ったんですが、ほぼ前回みたいなモンになりました。
ただし作り方は料理の数が多いから手抜きですけどね。
なすび一本の皮を剥いて、ラップでぴっちり包んで電子レンジでチンするっていう手抜きな焼きナスの作り方で。
そいつを開いて皿に置いて冷ましておきました。
冷めてから細かく包丁で刻んでさらにごますり用のちび当たり鉢でも当たってやりました。
そこに練りごま、塩コショウ、レモン汁、オリーブオイルを加えてよく混ぜてやりました。
最後に味見をして、迷った末に今回はにんにく無しで行きました。
トマトは1/4個だけを粗く刻んで、塩コショウ、ハーブ、チューブのニンニク、オリーブオイルで和えてやりました。
小鉢に入ってるのがラム肉のミンチをトマトで炒め煮にしたもんです。
これだけはけっこうな量が出来ました。
春に宴会をしようと思って買うたラム肉の薄切りを冷凍庫に入れたまま長らく放置してました。
端っこが霜焼けでガビガビになりだして気になってたんで今回全部使い切ることに。
しばらく外に出して置いて、半解凍出来たところで包丁を使って刻みました。
新たまねぎ半個分をみじん切り、これだけはチューブのニンニクで手抜きをせずに生のニンニクも刻みました。
ニンニクをじっくり炒めて香りを出したら、ラムのミンチを投入。
全体が炒まったら、クミンパウダーをぶち込んで、冷凍のトマトソースを2個分、生のトマトのザク切りを1と1/4個分加えて、炒め煮に。
途中でカイエンヌペッパーを加えて、ちょっとだけピリッとする程度に辛味を付けてやりました。
風味付けに冷凍してあったパセリとシャンツァイ(香菜)も加えました。
この日は一つチョンボがありました。
冷凍してあったパンを解凍してスライスしてからトースターでカリッと焼こうと思ったんです。
バタバタやってたら「あとちょっと」と思ったままチェックが疎かになって、焦がしてしまいました。
写真ではコゲを削り取って使ってみたんですが、口にいるとコゲのニオイが回ってしまってたんで全部サヨナラしました。
新しいヤツは焦がさん用に丸のまま軽く温めただけで頂きました。
*贅沢な気分で飲んだ「フレシネ・コルドン・ネグロ(Freixenet Cordon Negro)」
サントリーのスパークリングワインですが、これも中止になった宴会のために買うてあったモノ。
普段は1000円しないスパークリングワインを買うことが多いんですが、宴会やったんでちょっとだけマシなモンをと思ってコレにしたんです。
たしか1500円以上はしたと思うんですが、アマゾンじゃ千円ほど
値段のことはおいといて、明るいうちにこういう泡モンを開けると贅沢な気分になりますわ。
久しぶりの家宴会でしたが、大変満足感のある昼酒となりました。
酒屋の立飲みなんかで妥協せんかったのは正解でしたね。
*朝イチの体重:57.8kg弱(ちょっと重めになってしまった。)
<読書メモ> 2011年 累計56冊
*永嶋恵美「転落
全然知らん作家で100均棚をあさってチャレンジ用に買うた。
作品の良し悪しではなく、話の内容自体がどうも自分に不快やった。
最後まで読んだけ好みじゃない内容でどうにもスッキリしなかった。
*沢村凛「脇役スタンド・バイ・ミー
これも100均棚からのチャレンジモノ。
帯の言葉にちょっとだけ惹かれて読んだけど、想像してたような話とは違ってた。
ミステリーってことやけど、最後の方でタイトルの意味とかが分かるけど、あんまり大したオチでもなかった。
「再読必至」って書いてあるけど、再読しようとは思わんかった。
*花村萬月「狼の領分
しばらくの間寝かしてた。いちおう「端から潰す作家」なんで買うてあった。
読むまで分かってなかったけどなで「肩の狐」シリーズの一冊やった。
後半、本気で人里離れた山の中で暮らそうとするあたりがどうにもしっくり来ず。
全体としてはまぁまぁやったかなぁ・・・・。
*垣根涼介「君たちに明日はない
見覚えのある作者って感じ。
しばらく積んであったのを手に取ったけど、数ページ読んで前にも読んでるのを思い出した。
すぐ思い出したから、さすがにもっぺん読む気にはならずパスした。
一人暮らしになってみて少量の料理をつくるのがいかに大変なことかを実感しているので、
えて吉さんを尊敬します。
私はまだまだドカッと作って保存する派なので、夏場に向けてこれから頑張らねば…。
> ゴーカなお一人様宴会ですねぇ。すばらしい!
ありがとうございます。
食材はどれも安いモンですが、ちょこちょこと色々あったんで満足出来ました。
> 一人暮らしになってみて少量の料理をつくるのがいかに大変なことかを実感しているので、
この記事のようなヤツはちょっとだけ作るコツが多少分かってきましたが、
やっぱり1人用の料理ってのは大変ですね。
> 私はまだまだドカッと作って保存する派なので、
保存出来るモノならやっぱりたっぷりで作った方がずっと美味しいでしょうね。