2011年04月15日

第22回讃岐うどん巡り その2 いよいよS級店へ

12日に行ってきた香川での讃岐うどん巡りネタの続きと参ります。

 最初から読んだろうっていう奇特な方はコチラからどうぞ。
 
1軒目は香川らしいセルフのお店で軽いジャブ、2軒目は香川のうどん屋の怪しさを感じて貰いました。

続いての3軒目はいよいよ「S級」と呼ばれる名店を味わって頂くという直球勝負です。


池内を出発したのが9時30分で、来た道を戻り国道32号線の「陶(すえ)」の交差点を越えて県道17号線を更に進みます。

ほどなく「うどん」の看板を発見してサクッと到着した先は「たむら」です。(9時41分到着)

たむらの開店時刻は9時半なので開店直後のおそらく一番ええタイミングでの来店です。

「S級」とされた10店もそのうち2店が廃業し、かつては確かにずば抜けて旨かったのにその後麺が変わってしまったお店もあります。

そんな中で田村ならこれぞS級ってのを感じて貰えるやろうとチョイスしました。


お店の前ではちょうど道路工事の最中でしたが、いつものように対面の自販機の前に車を止めてお店へ。



田村ではほとんど冷やの麺に醤油だけを掛けて食べてる思うんですが、初めての*あきこ*さんにはそれをオススメしておきました。

私は違う麺を味見してもらうって目的もあって、だしを掛けて「ひやあつ」にしてみました。








田村で初めて?「ひやあつ」

*田村で初めて?「ひやあつ」 150円

出汁はけっこう塩気がキツメに感じましたが麺が旨いからどう食べても旨いって感じ。

とはいえ、個人的には田村では冷たい麺に醤油をシャッと回し掛けて醤油うどんで食べるんが一番の値打ちに感じますね。

*あきこ*さんは一口食べるなり「麺がツルツルしてる」って感想をもらしてはりました。

そして麺自体に味があると驚いた様子で食べてはりました。

ここの麺をmyblackmamaさんは「笑えるうどん」と評して、かなり気に入っておられますが、その旨さが*あきこ*さんにも伝わった気がします。





<参考情報>
*たむら:

住所:香川県綾歌郡綾川町陶1090−3

電話:087−876−0922

営業:9:30〜13:00

定休:日曜日





ここまで3軒をサクサクッとこなしたんですが、高松の到着が予定より早かったため、4軒目の開店時間にはちょっと早すぎるなぁと。

そこで予定の4軒目に行く前にもう1軒挟むことに。

全店制覇の地図を見ると「彦江」が載ってて、廃業してなけりゃ〜なぁと思いましたが、彦江がやってて予定外の一軒に挟むなんて失礼なことはしませんね。

彦江は今まで初めて讃岐うどん巡りをする方をお連れする1軒目に選ぶことが多かったですからねぇ・・・・。




しかし、無いモンを嘆いてもしゃあないので、別の候補を捜すことに。


今回は私の未訪店を入れず、*あきこ*さんにうどん屋を楽しんで貰うことにしてたんですが、1軒だけ予備玉として自分の未訪店を用意してました。

そこの営業時間をチェックすると既に開いてるし、そこなら距離的にも次の店から離れすぎることもなく、ルート的にも分かりやすいと判断。



9時58分に田村の前を出発して、県道17号を更に先へ。

いつもの「前谷」の交差点で左折して県道33号線へ入ったら、少し走って県道18号へ。

府中湖PAのETC出口で出て、県道33号を目指す最後に通る道ですが、逆方向に進むのは初めてだったかも。

県道18号を道なりに走って、しばらくするとひょっとして曲がる角を通り過ぎたかも?って不安に。

ナビはセットしてなかったんで、「勇気ある撤退」を覚悟しつつ路肩に車を止めて地図をチェック。

結果は気のせいで通り過ぎることもなく順調にお店に向かってました。(^^)


「川西町」の交差点を右折して県道46号線を北へ。


お店より先に目印の「山下石材」が見えたのでこれでひと安心。









予定変更して行った「麺豪山下」の入り口


4軒目のお店「麺豪山下」は駐車場が斜めに車を止めるスタイルやった上に場内は一方通行やったんでやむを得ず大嫌いな前方駐車。(10時21分)

せっかくの屋号を書いた看板にパート募集の張り紙をしちゃうのはいかがなもんかと思いましたが、それだけ人手不足なんでしょうかね。






四国新聞のページでは「かけうどん」一本槍みたいに書いてたんですが、実際には色んなメニューがありました。







「麺豪山下」のメニュー

*麺豪山下のメニュー



私はその前の田村でかけうどんを食べたのであんまり考えずに冷たいのにしようかと冷やぶっかけ(300円)をチョイス。

*あきこ*さんはかけうどんの小(250円)を選んではりました。






冷やはかなりの剛麺だった麺豪山下の「ぶっかけうどん」

*麺豪山下の「冷やぶっかけうどん」 300円

この麺は強烈でしたねぇ。

かなりの剛麺度合いで、麺を噛むと反発があって、一度歯が入っても真ん中でもう一度抵抗があるって感じでした。

一口分のうどんをしっかり何度も噛まんと腹の中に入っても麺がいつまでも主張してそうでしたわ。


*あきこ*さんの掛けうどんを一口食べさせて貰って、びっくりしたんですが温かくすると極端に腰が弱くなってました。

もちろん元がすんごいコシなんで、かなり弱くなってもある程度コシはあるんですがその差がビックリするくらい大きかったですわ。




実は山下に向かう車中で香川のうどんがそれぞれ店によって違うってのを実感しはじめてはる*あきこ*さんに「麺によったら冷やと熱つでガラッと変わるんもあるんです」なんて説明をしたばかり。

まさに冷やと熱で全くコシの具合が変わる麺やったんで、私の説明の証明をやってるかのようでした。





山下から次の店(当初の予定で4軒目)に向かったルートはどう走ったんでしたかねぇ・・・。

出発時刻もメモし忘れてるし・・・。

目的地近くのスーパー「サティ」をナビにセットしたからですかね・・・・。




日の出製麺所の前を通って高架沿いに坂出駅前に進み、駐車場に入れた記憶はあるんですけどね。





この日も駐車場代が無料だった「サティ」に車を置いたのが10時58分。

向かう先は歩いて数分で、営業時刻は11時から。

田村の後に山下に回ったおかげで、素晴らしくええタイミングでの到着になりました。





サティから東にテクテク歩いて、大きな交差点を渡ったら、坂出市役所の手前の道を奥へ。

飲食店がありそうにない道から路地を入ってすぐが向かった先「上原製麺所」でした。


立地のわかりにくさに加えて、これぞ製麺所っていう感じで工場の片隅で食べるってのを体験してもらうのも目的でした。

でもそれ以上に純粋に麺が旨くてすごく好印象を持った店なんで、自分でも再訪したくてチョイス。



工場のドアを開けて中に入ると、前回の工場っぽい騒然とした雰囲気とはうってかわって静まりかえってました。

前のお客さんが注文すると工場の人が、パックされたうどんのビニールを破ってうどんを丼に入れてました。

少し迷ったんですが、麺を温めて貰ってかけで食べることに。

いわゆる「あつあつ」にしてみました。





上原では「あつあつ」

*上原製麺所で食べた「あつあつ」 120円

茹でられて時間が経った麺だったら、一旦湯がいた方がええかと思ってのチョイスです。

前回はひやかけを食べて大興奮してたんですが、それにはちょっと負けてましたねぇ。

それでも私は美味しく頂きましたが、*あきこ*さんにベストで食べて貰えずちょっと残念でした。
*あきこ*さんはここの出汁が気になってはるようでした。





上原の営業時間は11時から13時の2時間だけ。


本来は純粋な製麺所で、お店で食べるのは常連さんの要望で始まったあくまでも「ついで」なんでしょう。

業務用の麺の製造がこの日は早めに終わったんで食べに来る人のためにパックの麺をいくつか残しといてくれたってとこなんでしょう。




*あきこ*さんがこんな純粋な工場で出汁まで用意して貰ってたった120円でうどんを食べさせてもらうと申し訳ない気分になるってなことを言うてはりました。

これがまさに私が香川に行くたびに「食べさせて貰ってる」というスタンスでいる理由ですね。

よその土地、よその常連さんの場所で私らも食べさせてもらえるのはほんまにありがたいことです。



うどん巡りはまだ続きますが、今回はここまでとさせて頂きます。



*朝イチの体重:57.6kg(あと一歩で理想値。惜しい。)
 
 
posted by えて吉 at 13:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ、初めまして、
うどん巡り かなりまわられているようですね♪

ようつべさんで、こんなんありますよ(^^ゞ

http://www.youtube.com/watch?v=zCXrtwuEWlI

参考にでも。。。。
Posted by うどん巡り at 2011年05月01日 01:03
うどん巡りさんへ

おはようございます、初めまして。

うどん巡りは好きでぼちぼち行ってます。

ユーチューブ拝見しました。

ありがとうございます。
Posted by えて吉 at 2011年05月01日 07:58
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