2011年04月13日

第22回讃岐うどん巡りは初めての方向け−その1

昨日の行ってきた讃岐うどん巡りについてご紹介させて頂きます。

おそらく一気に最後までは行かんと思いますが、とりあえずいつものダラダラした調子で始めさせて頂きます。

うどん屋の話だけを読もうって方は、シャッシャと?写真が出るまでスクロールしてやってください。




今回のうどん巡りの主賓はインド料理を作って食べる集まり「グルコバ」の常連の*あきこ*さんでした。

何回か前の讃岐うどんツアーから参加を希望してもうてたんですが、なかなか日程が合わず初回が延び延びになってました。

そこで前回のグルコバで、*あきこ*さんの都合に合わせて日程を調整。

その場にmyblackmamaさんも居てたので、その希望を入れて一旦は日が決定しました。


その後、myblackmamaさんがお仕事の都合でその日がアウトに。

そうなってから再度*あきこ*さんの一番都合のええ日を確認して4月12日が最終の候補に。

たまたまmyblackmamaさんがその日でも行けることになったんですが、それも最終的にはアウトに。

途中で地元で親父が入ってるグループが被災地に援助物資を運ぶ運転手として代理で私が参加する可能性も出たんですが、結局そっちはお流れに。

神戸組さんに合流したらどうや?ってなお誘いもありましたが、なんだかんだで最終的には*あきこ*さんと私の二人で元の日程のまま決行することになりました。





初めての方に本場の香川でうどんツアーをやることの「色んな意味の面白さを感じてもらう」っていういつものスタンスでお店選び。

事前に行く店の名前はお伝えしましたが、初回だけは予習ナシがオススメとも伝えておきました。

やっぱり初回ぐらいは大阪人には想像もつかん香川のうどん屋の実態にカルチャーショックを受けて欲しいですからね。




*あきこ*さんは大阪市内にお住まいだったんで、お迎えにあがる運転手としては今回だいぶ気が楽でした。

兵庫の西宮や神戸だと念のために「早めに」出る、早め度がだいぶアップするんでえらい早起きになるんですよね。


6時に緑橋のあたりで待ち合わせだったんですが、家を出たのが5時20分。

待ち合わせ場所には10分ちょいで着いたんですが、こんな無駄なく行けると楽ですねぇ。


中国自動車道の西宮名塩SAだったら7時、兵庫駅なら7時半過ぎの待ち合わせにしてるんで*あきこ*さんには早起きをしてもらわんとアカンのでそれだけが申し訳なかったですわ。


6時に車を出して中央大通りを西へ走って森ノ宮入り口から阪神高速へ。

そのまま阪高の3号神戸線で神戸方面へ。

最近大阪から高速に乗ってダイレクトに香川を目指すことがなかったんでちょっと新鮮な気分でした。

6時台でも平日の阪神高速にはけっこうな台数の車が走ってましたが、混むこともなく順調に神戸を抜けられました。

これがあと1時間遅いともっと時間が掛かったことでしょう。



そんなに飛ばしはしなかったんですが、明石大橋から淡路島に入って以後は、ごく快調に走れました。


香川県に入って津田の松原SAに着いたのが8時1分で、これが最初の休憩でした。

大阪市内からここまで2時間なら上出来ですね。

8時10分にはまた走り出して、高松中央ICで高松道を降りて地道へ。




降りるときに*あきこ*さんには

「ナビにルートは登録してるんですが、迷子になったら使います」

と説明しておきました。

世の中の人は、迷子にならないためにカーナビを使うんでしょうが、あいかわらず機械に走り方を指図されるのは苦手なモンで・・・。


県道43号線を南へ向かって国道11号を越えた最初の信号を右折。

そのまま道なりに進んで県道147号に入ったら、1軒目はもう射程圏内。




1軒目に向かったのは鹿角町の「なかにしうどん」です。(8時43分到着)

前からある駐車場の奥にえらく広い駐車場が出来てるし、道を挟んで反対側にも駐車場がありました。

営業時間が早朝の5時半からと早く、選んだ丼で自動的に玉数が決まるのが特徴のお店ですね。

久しぶりに行ったんですが、これが3回目だと思ッてたのにさっき調べたら正しくはなんとまたしてもの「2回目」でした。

さか枝の時同じなんですがどこで勝手に2回目を行ったと思いこんだんでしょうねぇ・・・・。

もしかしたら記録漏れがあったんですかねぇ。(^^;)






店を入ってすぐのトコにあった「1玉」用の丼を持ってカウンターを進むとカウンターの中の男の人がうどんを入れてくれました。


玉を受け取ったら後ろにあるだしのタンクへ。

すっかり忘れてたんですが中西うどんは、今じゃ香川でも珍しくなった自分でテボにうどんを入れてうどんを温めるスタイルでした。

大阪のセルフうどんにも行ったことないっていう*あきこ*さんにはちょっと珍しい体験をしてもらえました。

私は受け取ったうどんは温めずそのままだしを掛けていわゆる「ひやあつ」で行くことに。




1軒目の中西は「ひやあつ」

*1軒目の中にはかけうどん(200円)を「ひやあつ」で。

たまたま茹でてから時間が経ってたのかもしれませんが、やや麺が弱ってる印象がありました。

とはいえ、けっこう寒い朝やったんで1杯目のかけうどんは嬉しかったですねぇ。

あきこさんは出汁が美味しいっていうてはりましたわ。


いつものことですが、1杯目はあっちゅう間に腹に納まってしまい、あれ?ドコ行ったん?って感じでした。


1軒目はジャブとして昔ながらの香川のセルフを見てもらいましたが、今時のセルフには行ったことがないって言うてはったんであんまり意味なかったですかね。



<参考情報>
*「なかにしうどん」

住所:香川県高松市鹿角町899−3

電話:087−885−1568

営業:5:30AM-16:00(祝日-14:00)

定休:日曜








中西を出たら前の県道をさらに進んで国道32号線で左折して綾川方面へ。

うどん巡りの初期には起点になると思ってる「陶(すえ)」の交差点を目指しました。



走りながら*あきこ*さんに確認すると「山越」っていう店の名前も聞いたことがないそうで、讃岐うどんに対して完全に白紙の様子。

あんまり鬱陶しくならん程度にブームを作った「恐るべきさぬきうどん」やら「S級店」なんぞについて説明。


陶の交差点を左折して県道17号から国道377号へ。

でも「山越」へ行ったんやないですよ。

前回山越に行ったらガラッと麺の雰囲気が変わってたんで当分山越には行かんとこうと思ってますんで。

国道に入ってから「もう目的のうどん屋は視界に入ってますよ」とご説明。

うどん屋を探そうとしてはりましたが、なんぼ捜しても見つかりませんわね。

看板はあるけど家の前に立てかけてるだけやから、前まで行かな見えませんもん。


というわけで向かったのは「池内」でした。(9時21分到着)

お店の向かいの路側帯に車を止めて、正面からお店を見て頂きました。

 *お店の写真を撮ってないんで、興味ある方は前のブログのコチラをどうぞ。

そしてどこから入るのが正しいか考えて頂きました。

でも、例の正しい入り口に暖簾が掛かってたんで、だいぶ分かりやすくなってましたけどね。




実は池内は月曜日が定休でmyblackmamaさんのお休みが以前は月曜日やったんで気になってても行けなかったんです。

前回行ったのが2005年の夏なんでほぼ6年ぶりです。


ちなみにここは記憶に間違いはなく、3回目の訪問でした。




入り口を入って奥に行くと、お客さんは居ませんでした。

ガラス戸を開けて食べさせて貰える確認して、冷やで1玉ずつ貰いました。(200円)

2005年は100円やったんで、倍にアップしてますがその間の小麦粉の値上がりが大きいから当然ですね。

200円になっても全く高い気ぃはしませんしね。






久しぶりの「池内」は思ったよりしっかりしたうどん

*久しぶりの「いけうち」は思ってたよりしっかりした麺

なんぼネタ系のお店にお連れするにしても、うどんがマズイトコならパスします。

ただ、池内の印象は麺よりネタとしてインパクトが大きいイメージでしたが、予想以上にしっかりした腰のある麺でした。

記憶に残るイメージよりかなり剛な麺でしたわ。


私らが食べ始めるとどんどんお客さんが入ってきたんですが、不思議なことにこのお店はトラック運転手や建築関係のガテン系のおっちゃんが多いですねぇ。

一組だけスーツ姿の人がいましたが、あと3人はみな作業服でした。

ひとりのおっちゃんは立ったままそばを啜りながら、座ってる私らに

 「こうやって立って食べる方がよう腹に入るんやど」
 
ってことを話しかけてくれました。

そんな無理に詰め込まんでもとは思いましたが、体を使う仕事やと朝にしっかり食べとこうって思うんかもしれませんね。


池内の裏は池になってて「投げられるうどんを食うて太った」と言われる鯉がおるなんてことをご説明してお店を出ました。



<参考情報>

*池内

住所:香川県綾歌郡綾川町牛川487−1

電話:087−878−0139

営業:7:00〜14:30

定休:月曜日




2軒食べて、お腹はいよいよエンジンが掛かってきたって感じでしたが、今回は一旦ここまでで切っておきます。

まだ何本かうどん巡りの記事が続きますが、おつきあいください。
 
<後日 追記>

続きの記事をアップしましたのでリンクを張っておきます。

もしよろしければ続きの記事もご覧下さい。

第22回讃岐うどん巡り その2 いよいよS級店へ
 
 
 
posted by えて吉 at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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