うどん巡りネタは2本で書き上げるつもりが、途中で気力が尽きて「その3」まで来てしまいました。
この記事はほんまにサクッと終わる予定ですが、無駄に長いその1やその2から読んだろうという奇特な方はリンク先からどうぞ。
善通寺の「日の出」を出たら車を置いた場所に戻ってしばしお買い物。
私は特に買う物がなかったんですが、何人かの方はちゃんと買い物をしたんで許して貰いましょう。
長兵衛が休みやと思ってた時点ではこのあと金倉寺の門前にある「はなや食堂」に行くことにしてましたが、長兵衛に行けたんでここはパスすることに。
次の目的地をナビにセットして車を出したのは1時を回ってたんじゃないでしょうか・・・。
トヨタの純正ナビってバカ高いくせに、目的地を順に入れられる数が少ないんですよねぇ。
最初の長兵衛を割り込ませようとしたら、これ以上入らんなんてぬかすから長兵衛を単独で目的地に設定したら、事前にうどん巡りの順に設定してあった目的地が消えやがりました。
おかげで毎度、毎度次の目的地を設定せんとあかんはめになりました。
USBの口もないから地図の更新はいちいちCD-Rにデータを焼かんとあかんし・・・・。
iPodの接続も出来んし・・・・。
文句は言いつつも、私がメモってたのははなや食堂経由やったんで、次のお店に向かうのにもある程度ナビの指示に従いました。
次に行く店へは今まで反対の方向からばかり行ってたんで、反対方向の大通りから入る曲がり角に自信が無かったんです。
まぁ自分のメモにはちゃんと”県道33号線を北上して、「麻田総合病院」を越えてすぐに左の脇道へ入る”って書いてはあったんですが、景色としてどんな角かは記憶がないってだけですけどね。
それで店が近づいてくるとつい
「もうすぐですよね、曲がり角どんなとこか覚えてはります?」
って誰にともなく聞いてしまったんです。
すると車内の皆さんから
「ナビをセットしとるやろ。ちゃんと言いよるわい!!」
ってなツッコミがボコボコ入ってしまいました。(^^;)
ナビに頼るっていう回路がないんで、自分がはっきり分かってないとついついミスを防ぐために誰かに確認しとこうって思ってしまいました。
目的地についてみると、店の横で工事してた道が出来上がって33号線まで通ってました。
ナビではその道路が反映されてないんで、ずいぶんと違った表示になってました。
店の前に車を止めたのが1時38分。
*バラックのような「讃岐製麺所」の店構え
運手席から降りて、ほぼその場で撮ったのでろくでもない写真ですがご容赦を。
もうちょっと周りや店内の雰囲気を知りたいって方は、あとで下の方にリンクを張りますんで同行のみなさんのブログでご確認ください。
ここは香川の世界遺産なかでもちょっと長兵衛や日の出とは年季の入り方が違いますねぇ・・・・。
2時までの営業なんでギリギリに滑り込んだんですが、
お店の人が
「もう細麺しかないでー」
って言いはったんで、しゃあないと思いかけたら
「15分ほど待ってくれたら、太麺湯がくけど」
と追加で言われました。
すると隊長のWakkyさんが「ぜひ太麺を食べたいんで、待ちますのでお願いします」とキッパリ。
Wakkyさんの奥さんとK1郎さんはお腹が膨れたんで1軒パスとのことやったんで、4人分を太麺でお願いしました。
するとカウンターの奥で玉を伸ばして、麺にカットしてから茹で始めてくれたんが見えました。
閉店ギリギリやったけど、伸ばしたて、切り立て、湯がきたてで頂けることになり非常にラッキーでした。
Wakkyさんがここを今回の世界遺産ツアーに入れはった理由は建物だけやないんです。
讃岐うどんの本場である香川でもここのような太麺を出す店がどんどん減ってるんで、そういう意味では麺自体が世界遺産って位置づけなんでしょう・・・・。(^^)
人気店になると回転を早よせなアカンからでしょうか、どんどん細めになっていく店が多いように思いますしねぇ。
しばらく待ってると、散歩してたら腹がこなれてきたってK1郎さんが戻って来はったんですが、人数分だけ茹でてるって分かって、すごすごと車に撤退されました。
せっかくの茹でたてが食べられるチャンスだけに残念でしたねぇ。
麺がぼちぼち茹で上がる頃になると、お店のおばちゃんが
「釜上げやけど、どうする?」
ってなことを聞いてくれたんで、釜かけで行くことにして、締めずにそのままいただくことに。
*讃岐製麺所の太麺で「釜かけ」 150円
ここのうどんは太くてミッシリ詰まったような麺でした。いい意味で香川に土着のうどん、昔ながらの麺って感じがしました。
釜上げやけど、表面がふにゃつくこともなく、けっこう滑りのええ口触り。
須崎に続いて、ベストな状態で頂けて、非常に幸運でした。
*Wakkyの毎日:聖地巡礼4 【讃岐製麺所】@丸亀
*うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【4】丸亀「讃岐製麺所」
*foodish:”雑”食記:店も、うどんも「讃岐製麺所」〜讃岐うどん巡礼2011-2その4
<参考情報>
*「讃岐製麺所」:参考サイト
住所:香川県丸亀市丸亀市中府町2−2−26
電話:0877−24−1380
営業:11:00〜14:00
定休:日曜日
2時5分にお店を出て、某所のスーパーへ買い出しへ。
いつものその店舗にだけ格安の日の出製麺所の生うどんが山ほどあるんですが、残念ながら今回はやや品薄。
トイレに行ったり、他のトコを見てから行ったらすでに同行の皆さんが買われて品切れでした。
分けたるって言うてくれる方もあったんですが、買うなら身内の分も含めて20個近く買うつもりやったんで遠慮しておきました。
一袋だけぜひって言うて貰うた分だけ分けてもらい、後は実家と妹一家に約束してたんでちょっとだけ高いヤツを4つと日の出よりレベル落ちる安モンを自分用に4〜5袋だけ買うてヨシとしてしときました。
香川にちょくちょく来るんやから、その時のツキで買えるもよし、買えんもヨシですわね。
5軒目は特に決めてなかったんで、その場で相談の結果、Wakkyさんが情報を掴んだ「激辛カレーうどん」を食べに行くことに。
ここからは「世界遺産しばり」はなしで、K1朗さんとWakkyさんの奥さまが辛い物好きってことでのチョイスです。
一般店で高松にある支店は「全店制覇」に載ってるのに、本店は出てないという不思議な状況。
オイラのGalaxyが活躍して、いつもお世話になってる四国新聞のサイトで検索したらやっとさぬき市の志度にある「源内」の本店が出て来ました。
*四国新聞のサイトに高松支店は出てないですなぁ・・・
この記事を書くのにちょこちょこと検索してると、よく読ませて貰ってるブログ「{^L^} が食べたもん」に高松の店の記事がありました。
源内がカレー讃岐うどんの元祖で、「はりや」の大将の修業先として有名なお店やったんですねぇ。
そんな有名な店やとは知らず、私は今までノーチェックでした。
「東讃は(旨い)うどん不毛の地」ってイメージがあってコッチ方面の情報ってあんまりあつめてなかったんですよねぇ・・・。失礼しました。(^^;)
われわれはどうせだからと本店に行ったんですが、お店は国道11号線に面した非常に分かりやすい場所にありました。
*ちなみに手元の道路地図を確認するとそこにもちゃんと出てました。
*志度の「源内」の店構え
道路際に立派な看板が立ってて、大きな駐車場があるバリバリの一般店。
知らんかったら怪しい系ばかり狙ってる部分があるんで素通りしてしまうでしょうねぇ。
お店の戸を開けるとすぐカウンターがあって、カウンターの中で作業してるお店の人の姿が見えました。
キリッとした雰囲気で職人として気合いが入ってるのが伝わってきたんで、第一印象がまず良かったですわ。
*志度の「源内」のメニュー
メニューには普通に「カレーうどん」と出てますが、「激辛」とは書いてありません。
でも、壁(窓)を見上げるとちゃんとありました。
*障子に貼られた「激辛カレーうどん」のお品書き
うどん巡りをやってると一般店でも「かけうどん」とかのシンプルなメニューばかりですが、この日はまだ腹具合に余裕があったんで私も激辛を行ってみることに。
お店の人にお値段を聞くとノーマルと同じ800円とのこと。
激辛になるとアップってな店が多いだけでに同じ値段は嬉しいですね。
おがちゃんさん、K1郎さん、Wakkyさんの奥さま、私が激辛カレーうどん。
辛いのはそんなに得意じゃないというishさんはノーマルのカレーうどん。
Wakkyさんはざるうどん(550円)をチョイスしてはりました。
*源内の「激辛カレーうどん」
個人的に元々福神漬けが好きじゃないんですが、カレーライスはともかくカレーうどんに福神漬けは珍しくないですか?
辛いモンに強いK1郎さんは店に向かう車内で、激辛を謳ってる食べ物でも食べてみたらほとんど激辛やと思ったことないって言うてはりました。
私は激辛オタクではないけど、平均から見たら辛いモン好きなんで、似たような感覚は持ってました。
で、食べてみると辛さはしっかり十分でしたねぇ。
自分で作るカレーうどんと較べると、激辛めに作ったら源内を超えることもあるけど、やや辛でとどめたら源内より辛くないかもって感じ。
ということはおそらく世間一般的にはホンマの「激辛」と言えるんやないでしょうか。
*麺は割りと普通の太さ
麺はさほど腰が強いとか特徴が濃ゆい訳ではなかったですが、カレーうどんと食べるには文句なく美味しかったですね。
出汁の味はほんのちょっとだけ自分の好みよりほんの僅か甘めでしたが、かなり旨かったですわ。
食べ進めると美味しいんですが、辛さが効いてる分当然の反応が。
鼻がジュルジュルになるし、頭皮から汗が出てくるしでえらいことに。
辛さに強いK1郎さんでもけっこう汗でしたし、おがちゃんさんも同様のありさま。
しかし、Wakkyさんの奥さまはごくごく涼しいお顔をされてました。
私は今回初めてご一緒したんですが奥さんが一番辛さに強かったんですかねぇ・・・。(^^;)
どのお店でも思うんですがカレーうどんには、冷たい水を付けてくれるより、ティッシュの箱を付けてくれる方が助かりますわ。
うどん業界の人にはぜひ、「カレーうどんにはティッシュを添える」ってのを様式として統一して欲しいモンです。
ちなみに今朝は一袋だけ分けて貰うた日の出製麺所の生うどんでカレーうどんを食べました。
なんの加減か激辛バージョンになってしまい、源内を超える辛さで汗が頭や首筋からダラダラ流れて、鼻もグシュグシュでエラいことになってました。
源内のカレーうどんはK1郎さん曰く”現時点での「THE BEST カレーうどん in 讃岐」”やそうなんで、〆のチョイスとしては素晴らしかったですねぇ。
*Wakkyの毎日:聖地巡礼5 【手打うどん 源内】@志度
*おがちゃん便り:第21回讃岐うどんツアー(3)
*うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!:讃岐の世界遺産を巡る旅【番外編】志度「源内」
*foodish:”雑”食記 最後は何故か「源内」〜讃岐うどん巡礼2011-2その5
<参考情報>
*「源内」:公式サイト
住所:香川県さぬき市志度1597−10
電話:087−894−0180
営業:10:00〜20:00
定休:月曜日
さて、今回のうどん巡りでは皆さんから「切符切られろー」ってな期待を背負っておりました。
道の駅から次に向かう時に一瞬集中力が切れたのか、自分の気持ちええペースで走った区間もありました。
でも、ハッと気づいて自重モードに。
信号なんかでも急ブレーキならん程度に黄色で止るように努力。
でも、たまにやや赤にかかりながら通過する、みなさんから
「”ファオーン”って鳴らされるぞ(鳴らされろー?)」
ってなツッコミがバンバン飛んできました。
神戸に帰る高速でも自重に自重をかさてねてなんとか無事みなさまを各ポイントへお送りしました。
7時10分に神戸駅でK1郎さんとWakkyさんご夫妻をお別れしたら、1人で大阪へ。
1人になったらまず窓を全開して、音楽を大きめに掛けて、のんびりと行くことに。
スピードはちゃんと気ぃつけてたんですが、やや気が大きくなってたんでしょうか。
かなり大阪に近いトコでトラックの後ろを走ってたら、信号が見えずに赤に変わってから通過した箇所がありました。
その途端に目に入ったのが回転する赤いランプ。
「ドッキーン」とした瞬間に
「そこの車、左に寄りなさい!!」
という、マイクを通した非情な指示。
まさか皆さんを降ろしてから、期待に応えるなんて・・・・・。
がっくりと肩をカカトまで落として、
路肩に車を止める
って、ことはなく安全に家までたどり着けました。(^^)
実は一箇所だけ信号のタイミングが怪しい時にパトカーを見かけてドキッとはしたんですが、パクらるることは無事スルーしました。
8時25分に車を駐車場に止めて、総走行距離510kmのうどん巡りは無事終わりました。
皆さんのご期待には応えんで済みましたが、その翌日にやや間抜けなオチが。
ちょっと気になって車に積んでる燃費や整備をメモってるノートを確認したんです。
そこにはポリの青切符も貼り付けてあって、そのページの頭に日付が書いてあってそれは「3/5」になってたんですが、切符の日付をちゃんと見ると「4/5」。
残念ながらキレイな身になるにはあと1ヶ月ありました。
香川で用心深く走ったのは結果的に正解でしたが、まだもうちょっと自重の日々が続きます。
もちろん、1年経っても違反で捕まるのはゴメンですけどね。
*朝イチの体重:57.2kg(ヨッシャ!! 夜の外食予定に気兼ねなし)
2011年03月08日
この記事へのトラックバック
そんな、期待してたわけじゃ・・・(ちょっとだけしか)ww
皆を楽しませる物語、ありがとうございました♪
> ごめんなさい・・・
> そんな、期待してたわけじゃ・・・(ちょっとだけしか)ww
いえいえ。期待するのが自然やと思ってますので。(^^)
> 皆を楽しませる物語、ありがとうございました♪
無駄に長い記事に目を通して頂き、こちらこそありがとうございます。