2011年01月27日

第20回讃岐うどん巡り その2 中盤に波乱?

この記事は24日の月曜日に出かけた讃岐うどん巡りの続きです。

無意味に長いマクラを含めて最初から読んだるっていう奇特な方は、コチラから「その1」をご覧下さい。

「松岡」でしっぽくを楽しんだ我々は、次に「岡製麺所」を目指しました。

この店は綾川町から国道377号で高松の南へ抜けるルートから少しそれたところにあって、ずっと前から行きたいとは思ってたんです。

今回は先に「松岡」と次の店が決まったんですが、ちょっと離れてるんで時間的にもったいなく間にもう1軒入れたいなぁと。

岡製麺所のことをリンク先の四国新聞のサイトでチェックすると、10月から3月頃まで「しっぽくうどん」もあるってのが分かりました。

お代官さまは、すでにこの店を訪れてはったんでながらく遠慮してたんですが、今回はご所望の「しっぽくうどん」もあるからお許し頂けるかと思い途中で寄ることにしたんです。



車内で喋ってると、ishさんは初めて岡製麺所に行った時に「しっぽく」を食べてはったそうです。

どの店に行きはったかは把握してるんですが、食べはったモンまではさすがに考慮してなかったモンで・・・・。

前に行ってはっても、今回はしっぽくを楽しんで貰えればええかと思ったのは大失敗でした。


それでも松岡でしっぽくをシバきはって、そこからしっぽくを置いてる店ではしっぽくを必ず頼む「しっぽくしばり」を宣言しかかりはったくらいなんで、しっぽくがダブるチョイスでもお許し頂けたとしておきますが・・・・。
 *ここで、もし「しっぽくしばり」なんか宣言してはったらネタ的にはオモロイ事になってたんですが・・・・。
 
 
 

松岡の前の道をだらだらっと東に向かって、適当に曲がって、いつの間にか国道377号に入ってました。

国道377号から岡製麺所へ向かう曲がり角は特に目印がないようやったんで、どこで曲がるかだけはナビに任せてしまいました。


しっかりした道をクネクネっと上がっていくと、やや唐突な感じでお店が現われました。(10時49分)

駐車場があったんで頭から突っ込んだんですが、他の車との兼ね合いで止めにくいことが判明。

もっぺんバックして道に出てから今度はケツからバックで入りなおすことに。


図体のデカイ車で出たり入ったりしてるのをお店の人は中から訝しげな顔で見てはったんで、店に入る前からちょっと格好悪かったですわ。





岡製麺所の店構え

*岡製麺所の店構え

冒頭でリンクを張った四国新聞のサイトに載ってる写真のイメージではえらく小汚い建物なんですが、実際はシンプルやけどスッキリした店構えでした。


岡製麺所のお品書き

*岡製麺所のお品書き

最初の2軒がかけ系の温いやつやったんで、ココでは冷たいヤツを行くことに。

初めての店なんで冷やの方がコシがよう分かりますしね。
 *初めてでもかけ系頼むこと多いですが・・・・。
 
うどん巡りの時に、まったくオプションを取らないことも多いんで、松岡で種もののしっぽくを食べたんで量をセーブするって言う気持ちもありました。




 
 
かなりコシが強かった岡製麺所の「冷やぶっかけうどん」

*岡製麺所の「冷やぶっかけうどん」 270円

この冷たいうどんはかなりのコシでしたわ。

しっかり噛まんとなかなか飲みこめんようなビシッとした麺でした。

天かすとねぎは最初から掛かってました。(冷には自分からは天かすを入れません)




お代官さまは、かけうどん(200円)をチョイスして、色々あった天ぷらからごぼうのかき揚げ天(80円)をチョイスしてはりました。

ゴボウ自体にちゃんと下味が付けてあって丁寧な仕事をしてるとのことでした。


お代官さまのうどんと天ぷらの写真は撮らなかったので、興味ある方は下記リンク先をご覧下さい。

 *foodish:”雑”食記:岡製麺所でかけ〜讃岐うどん巡礼2011-1 その3 

しっぽくに続いて、天ぷらまで行きはるあたり私とは腹の容量がだいぶちゃうなぁと感じてしまいました。

まぁこのあとishさんの胃の容量が問われることになるんですが・・・・・。







myblackmamaさんの頼んだ「しっぽくうどん」

*myblackmamaさんの頼んだ「しっぽくうどん」 420円

一口味見させてもうたんですが、しっぽくの具はしっかり煮込まれてて、甘めのだしに根菜類の風味がようしみ出た深い味わいでした。

これだけ具だくさんで、しっかり時間を掛けて作られたモンが420円やったらすごく安く感じました。



そして冷たいと麺と較べると温めるとグッとマイルドなコシになってました。

ここのうどんは冷やと熱いのとでコシの強さの差が大きめに感じました。

私にはここのうどんなら熱い系のメニューの方がピタッと来そうに感じました。




このしっぽくうどんはmyblackmamaさんのツボにはまったようで、食べてる最中に何度も旨い、旨いって言うてはりました。

さらに、食べ終わって車に乗ってからも旨さに「涙がでそう」とまで言うてはりました。

どこか一軒ででも、こんな風に当たりがでると運転手としても嬉しいかぎりです。





そうそう書くのを忘れるトコでしたが、うどんのレベルの高さも良かったですが、お店の人がどの人も愛想良く、店を出る時気持ちよく挨拶出来ました。

長いこと狙ってたけど、ここならゴツイ腰を楽しんでもらうために、ここに来たことない人をお連れして再訪もええなぁと思いました。





続いて向かったのは全員が未訪の「のぶや」でした。


岡製麺所から国道377号線に戻ったら、そこからはもう走り慣れたルート。

ナビはおろか、地図も見んと行けましたよ。377号線で左折して、高松市街方面へ北上。

宮脇書店のあるお馴染みの交差点「川東下」を左折。

道なりに走って一つ目の信号のある交差点の角に立つのが「のぶや」でした。



のぶやの看板
*県道13号線側から見える「のぶや」の看板


前にのぶやからすぐの「名もないうどん屋」に行った時にはまだ工事中で、場所を確認してあったんです。

その後、なんども香川のブログ屋さんの記事で読んで、ぜひ行こうと思ってたお店です。



「のぶや」の店構え
*のぶやの店構え

のぶやの駐車場に着いたのが11時17分で、まだそんなに混んでなかったんで良かったです。



のぶやの「かけうどん」

*のぶやの「かけうどん」 190円

私はさっきの店が冷たいやつやったんで、基本に戻ってかけうどん。

myblackmamaさんは、冷やの生醤油うどん(250円)。

myblackmamaさんに一口味見させてもうたんですが、このお店のうどんのコシは温めても冷やからの変化が少なかったですねぇ。

温くても冷たくても全体がミッシリと詰まってて食べると腹にドーンと来る剛麺って感じでした。


美味しかったんですが、ここでは別のモンに目を奪われて自分の食べた分は印象がちょっと薄いかも。








このお店には味噌味のしっぽくうどんがあるというのを地元の{^L^}さんの記事で読んでました。

大将が岡山出身やから香川には珍しく味噌仕立てのしっぽくを出してはるそうです。

かなり大盛りやから私には無理やと注文するのはなから諦めてたんですが、果敢にチャレンジしたのはモチロンお代官さま。

私とmyblackmamaさんのうどんはすぐ出て来たんで、先に席すわって待ってました。

その席とカウンターの間にはウォーターサーバー?なんかがあって、ishさんの様子が見えなかったんですが、実物のうどんが登場してびっくり。






















めちゃくちゃ量の多い「のぶやのしっぽくうどん」

*のぶやの「田舎味噌しっぽく」 小450円

この写真でどの程度実物の迫力が伝わるかは分かりませんが・・・・。

事前にかなり具が多いとは分かってハズなのに、目の前にishさんが実物を持って現われたら

 「うわぁ〜、すんごい量ー!!」
 
って、大げさな声を上げてしまいました。(^^;)

岡製麺所のしっぽくでも十分具だくさんに思ってたんですが、のぶやのしっぽくは適量の3倍って感じでした。

ishさんが盛りつけるのを見てると、普通に盛って、まぁ適量やと思った上にさらに2杯ほどお玉で具を盛って、さらにトングで具を掴んで無理矢理乗せてたそうですわ。

小芋を基準に見てもうたら分かるかもしれませんが、どの野菜もかなり大きめでそれが山盛り。

うどんを食べようにも、ある程度具を片づけてから掘り出さんと、山崩れが起こりそうでしたわ。


ある程度、具を食べ進みはってから、私らにも味見をさせてくれはりました。

がっしり麺が味噌のだしをしっかり受け止めて、かなり旨かったですわ。








私らが食べ終わっても、このしっぽくはなかなか減らず。

混んでる時間やったら、先に出て車で待ってるトコでしたが、まだそこまでひどい客の入りやなかったので席でご一緒してました。

そして、もうボツボツ完食の目途が見えてきたなぁってところで、ishさんの口から初めて聞く台詞が飛び出しました。


 「もうアカン、悪いけどえて吉助けてくれ」


いつもかなりの食べっぷりを示してはるishさんが4軒目でギブアップ。

せやけど一緒に居ったから言えるんですが、これはishさんが悪いんやないですねぇ。

いちびった大盛りなんかで有名な店やったらともかく、普通のうどん屋に行って「小」を頼んで、これが出てくるとは想像も出来ませんわ。

小食な人やったら、これ一杯でさえ食べ切らんってことが起こりそうな量でしたからねぇ。

最後ちょろっとはヘルプで私が美味しく頂きましたが、恐るべき量でした。

岡製麺所のしっぽくもコストパフォーマンスは納得でしたが、のぶやの場合は、こんな値段でなんでここまで盛るんやと驚くほどでした。


それにしても今回のヤツが小で450円やとする、中の上、大の630円ってどんな量になるんでしょうなぁ。
 


うどん巡りの標準的な軒数に換算すると、このしっぽくだけで3軒分ってのが妥当なとこに思いましたねぇ。


*foodish:”雑”食記:のぶやで不覚をとる〜讃岐うどん巡礼2011−1その4




この後、あと2軒だけ行ったんですが、文字入力に少々疲れてしまったのでこの辺で一旦終わっておくことにします。


完結編にあたるその3をアップしましたので、リンクを張っておきます。

続きも読んでやろうと思われたらリンク先へどうぞ。


*朝イチの体重:58.0kg(うーん、回り寿司シバいたけど夜はそんなに多くないと思ったのになぁ・・・)
 
 
 
posted by えて吉 at 15:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2011-01-27 23:24