丸大食品の「スンドゥブ(純豆腐)の素」っていうレトルトパックをだいぶ前からスーパーで目にするようになってました。
鍋コーナーじゃなくて豆腐売り場に並んでるんでスーパー側は「ついで買い」を狙ってるんでしょうかね。
何度も目にするんですが、ちゃんとした「スンドゥフ」を食べたことがないんで、
「あんなもん、適当なだしにコチュジャンでも溶いたらええやん」
なんて思ってました。
最近はなんでもかんでも個別の料理ごとに「素」だの「タレ」とかが売られてますが、あんまり好きじゃないんでこの「スンドウフの素」にもやや冷ややかな目を向けてたんです。
今回、精肉コーナーを見てたらまたこの素が並んでて、
「アレ?お前、豆腐売り場が住処とちゃうんかい?」
って思ったんです。
そしてなんとなくブツを手にとってパッケージの売り言葉を眺めてみました。
*丸大食品の「スンドゥブの素」のパッケージ
スンマセン。長いことブログ屋やってるのに、パッケージの写真撮り忘れてしまいました。
いっぺんゴミ入れにしてるスーパー袋に突っ込んだんを引っ張り出して撮った写真でお許しを。
このパッケージの「お肉とあさりのエキスの濃厚スープ仕上げ」って文句になんとなく惹かれたんです。
アサリって、それ自体の旨さもありますが、そこからでるスープが旨いってイメージがあります。
ただ、どうしても砂が入っててジャリつく印象があって自分では使う気にならない食材なんです。
自分が「使わない食材」を使ってるんやったら、素に頼る意味もあるかと思い買うてみた次第です。
パッケージの裏の栄養成分表示の写真も撮り忘れたんでその手データは丸大食品のサイトからコピーさせて貰いました。
栄養成分 1袋(300g)当たり
エネルギー 252kcal
たんぱく質 7.8g
脂質 24.0g
炭水化物 1.2g
ナトリウム 2200mg
*食塩換算:約5.5g
今、商品のページを見てて気づいたんですが原材料として
食用油脂、ポークエキス、アサリエキス、調製豆乳、赤唐辛子、ガラスープパウダー、にんにく、チキンエキス、食塩、こしょう、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタン)、香辛料抽出物、(原材料の一部に小麦、牛肉を含む)
と書いてありました。
私は(あさりと)「お肉」のエキスに惹かれたのに、ポークエキスってことは豚でしたか・・・・。
丸大食品めは本社が大阪の高槻市やのに「お肉」が「豚」って・・・・騙された気分。
この記事を書き始めた時は「(牛)肉とあさりのスープが旨かった」って書こうと思ッてたのに・・・・。(T_T)
私の舌のヘボさを証明するハメになって、ちと動揺してますが、とりあえず記事を続けましょう。
この日は晩メシとは別にストック用のすじ肉を炊くつもりで近所に肉屋「イサミ」へ行ってました。
すじ肉を3パック約1kgほど買うたんですが、「国産和牛上コマ」も割引やったんでカレーうどん用に300gほど買うて来ました。
牛こまは小分けにしてラップに包んで冷凍したんですが、その一部をスンドゥフに入れてやることに。
だって、肉(牛肉)のスープやと思ってたんやから・・・・・。
小さな土鍋にスンドゥブの素を空けて、そこにちびっこい豆腐のパック2つ分を大きめにすくい取って投入。
細かく切った牛肉も加えて、コトコトと。
他の料理を用意して食べる直前に小鍋に玉子をそっと加えてやりました。
・ふぐの一夜干し
・茹でたこ
・ナムルの盛り合わせ(惣菜の残り)
・スンドゥブチゲ
・ほうれん草と海苔の和え物
・オクラ
・山菜の煮物
メインはフグの干物にしたんで、スンドウフは鍋料理っていうより、たっぷり目の汁モンって位置づけです。
で、肝心のスープなんですが、コチュジャンを溶いたような甘みはほとんど無し。
アサリの旨みと牛だと信じてたもんのコクがあって、その辺のケミカルを混ぜた出汁じゃ出せんような味でした。
チゲの素とかはほとんど買おうと思わんのですが、こいつは金を払う値打ちがあるように感じました。
気に入ったんで、この日の何日か後にストック用にもう一袋買うてしまいました。
メインのフグがちょっとあっさり目やったんですが、スンドゥフのおかげでボリュームも出てええ感じになりました。
個人的には今回の素はけっこう気に入ったんですが、本物を知らないので出来がどうなのかは分からないんですよねぇ・・・・。
もし美味しいホンモンのスンドゥブを食べたことがあって、この素も食べたことがある方がおったらぜひ評価を教えてやって下さい。
この日は働く意欲?があったのか晩メシの後かたづけをやってら、すじ肉の下茹でをやりました。
まずはたっぷりの湯を沸かしたトコへぶち込んで、グラグラと下・下茹で。
茹でこぼして、給湯器のお湯で一欠片ずつキレイに洗って、保温鍋の内鍋へ。
肉が充分かぶるまで水を張って、今度はマトモな下茹で。
沸騰してから1時間弱コトコトと加熱してから、保温鍋の外鍋へセット。
あとは一晩保温鍋に任せたんで、今回の下茹ではラクチンでした。
翌朝チェックするとやや柔らかめでしたが、まだちゃんと歯応えが残る程度に茹で上がったました。
大きい身は適当にカットして、軽い一掴み分ずつをビニールに小分けして冷凍してやりました。
*下茹でした「すじ肉」を小分けして冷凍
こんだけあるといつでも短時間ですじ肉の旨みを生かした煮物が出来るから気持ちに余裕が生まれますなぁ。
*朝イチの体重:57.8kg(警戒圏に入ってしまった。今日は抑えめで行こう。)
<読書メモ> 2010年 累計147冊
*垣根涼介「ギャングスター・レッスン
100均棚で見つけて、タイトルと目次だけ見てダメモトで買うた1冊。
裏稼業に入っていく「レッスン」の過程はまずまずオモロかったけど、「実戦」部分の内容がメチャクチャショボかった。
前半はそこそこ当たりやと思わせてくれたのに肝心の内容がないじゃなぁ・・・とガックリ。
知らん作家やと思ってたけど、ブログ内を検索したら前に1作読んでた。そっちはかなり高評価やったのになぁ・・・。
過去のいくつもの作品のあらすじがダラダラ続くばかりで、
それらの全てを読んでいる私にはすごくガッカリな内容でした。
でも、このシリーズの1作目「ヒートアイランド」は結構面白かったですよ。
当たりはずれが大きい作家さんだなーと思います。
> 私は昨日「ギャングスターレッスン」の続編に当たる「ボーダー」を読み終えたところです。
それは奇遇ですね。(^^)
> それらの全てを読んでいる私にはすごくガッカリな内容でした。
全て読んではったとはこの作家がお好きなんですね。
でもハズレだと残念ですねぇ。
> でも、このシリーズの1作目「ヒートアイランド」は結構面白かったですよ。
そうなんですか。チャンスがあったら読んでみます。
さて、
丸大食品のスンドゥブ辛口は以下のように少し手を加えると、なかなかのものになりますよ。
@鍋にゴマ油を垂らし、刻んだにんにく(2片分)と豚バラ肉50gを炒める。
Aスンドゥブスープを加え中火で煮る(スープは湯煎しておくと中身が全部出やすい)
B玉ねぎ20gとシメジ20g,アサリ(もしあるなら)6個を加える。
C韓国唐辛子(あまり辛くない)を3〜4gと一味唐辛子(辛い)を1g加える。
D絹ごし豆腐300gをレンゲなどですくい入れ、中火で約5分煮込む。
E火を止める直前に卵を割り入れたら、できあがり。
卵はかきまぜず、
黄身だけを白いご飯に乗せてから潰し、そこにスンドゥブをかけて食べるのがオススメです。
スンドゥブの美味しい店の情報をありがとうございます。
> 丸大食品のスンドゥブ辛口は以下のように少し手を加えると、なかなかのものになりますよ
詳しい手順と分量まで完全なレシピの形で教えていただきありがとうございます。
計量をしないええかげんな人間ですが、使う食材などは参考にさせて頂きますね。
突然おじゃまいたします。
「丸大食品 スンドゥブ」で検索したら、ここへたどり着きました。
私は韓国大好き、仕事でほぼ毎年韓国に行っています。今更ですが、この「丸大食品のスンドゥブ」は、韓国の味にカナリ近いんですよ!!!
(と、私は思います!)
私も大好きなんですが…最近引越しをして…家の近くに売ってなくて……。記事を見てたら余計に食べたくなってきました(^^)
ネットで注文しちゃおうかと思っています!
こんにちは、初めまして。
検索からおいででコメントを残して頂けたのは嬉しいです。
> この「丸大食品のスンドゥブ」は、韓国の味にカナリ近いんですよ!!!
初めて食べた時から美味しいと思いましたが、本場の味に詳しい方も認める味なんですねぇ。(^^)
> ネットで注文しちゃおうかと思っています!
ご自宅の近くで買えなくなると不便ですね。
レトルトである程度おけるからまとめて買うのもいいかもしれませんね。
今日スーパーでたまたま買ってみたスンドゥブの素があまりにおいしくて検索して、こちらへたどりつきました。
スンドゥブは韓国料理ですが、LAのコリアタウンが発祥の地らしく、元々はアメリカの韓国人が食べていたそうです。
以前LAに住んでおり、現地のコリアタウンでスンドゥブを何度も食べ、帰国してからもその味が忘れられず色んな韓国料理に行きました。
なんか違うなあ…、どこかにあの味はないかなあと思っていたところ、たいして期待せずこの商品を購入しました。
でも食べてびっくり!これはかなり現地の味に近いです。あの濃厚なスープは日本の韓国レストランだと難しいですね。
これはリピ決定です!たまにスンドゥブ食べたくなるときがあるので、買い置きしておきます!
長文失礼いたしました。
他の記事も拝見しましたが、男性で色々とお料理されていてすごいですね♪
こんにちは。
検索からおいででコメントを残していただけて嬉しいです。
> スンドゥブは韓国料理ですが、LAのコリアタウンが発祥の地らしく、元々はアメリカの韓国人が食べていたそうです。
そうなんですか!!
てっきり韓国の伝統的なお料理かと思ってました。
> でも食べてびっくり!これはかなり現地の味に近いです。
現地で食べてはった方が、そうおっっしゃるとは驚きですが、それだけよく出来てたんですね。
> たまにスンドゥブ食べたくなるときがあるので、買い置きしておきます!
私も初めて食べて以来いつも家にストックをキープしています。
> 他の記事も拝見しましたが、男性で色々とお料理されていてすごいですね♪
お褒め頂き、ありがとうございます。
ただただ食い意地が強すぎるだけなんですけどね。(^^;
手軽にスンドゥブが食べられるのとお豆腐コーナーに大体置いてあるので私もよく買って食べています。
量が丁度良く、辛さも選べるので中辛を買うことが多いです。
これだけだとスープが若干足りないので、最近始めて使い道に困っているべジブロスで水を足し、味が薄くなるのでコチュジャン(辛いの好きな方は豆板醤も)と生姜、にんにくのチューブを各3p-4pずつ入れ、これまた使い道に困っているSKIPPY(甘さが凄く少ないピーナツバターです)を大匙1くらい。
まぁ、家にあって入れても問題無さそうなものを入れてみただけなんですけど、よりマイルドになって美味しかったです。
おススメ野菜は水菜。
人参もスライサーでスライスして入れるといいですよ〜。
古い記事へのコメントも大歓迎ですよー。
ななさんも工夫してスープを増量されてるんですねぇ。
ピーナツバターを加えるのは意外でした、参考にさせていただきます。
コメント、ありがとうございます。