2010年09月24日

「ざるカレー」以外にもうどんをちょっぴり

香川のドライブネタが長引いておりますが、今回の記事でラストまで走ってしまいましょう。

 *すでに上げたドライブネタは、リンク先からご覧下さい。 その1その2

「さぬき一番 一宮店(通称さぬ一)」で、ざるカレーをあと飯セットまでシバいたら、うどん巡り換算で3軒終えた程度の腹具合でした。

foodish:”雑”食記」のishさんと相談の結果、フェリー乗り場の近くにあり一旦はパスした「玉藻うどん」に行くことに決定。

来た道を高松市街を目指して北上しました。


高松道を越えたあたりで”全店制覇”(うどん屋のガイド本)を見てたishさんが重大な事実を発見。
向かってた玉藻うどんの営業は2時までやったんですが、その時の時刻はその数分前。

間に合わんと分かったんで、とりあえず適当に右折した路肩に停車。

お代官さまからは

 「ちょっとでも、日陰のあるトコへ止めろ!!」
 
って、言われたんですが、見渡す限り日陰なんか欠片もなし。

昼過ぎの一番暑い時間帯だけに、暑さに強いお方も、かなりキツかったのかも。

申し訳なかったんですが、炎天下で再度の作戦会議。

近所にishさんが行ってはれへん店もあったんで、提案してみたんですが



 「いや、そんなとこはイラン」



 「ワシには行きたいトコがあったんや」



 「えて吉、今から言うトコへ向かえ〜」


と、あっさりと行き先が決定。


さぬ一へ向かったのと同じ道をまた南へ。

さぬ一を捜した時に一つ手前の交差点やと目印にしてた、「鹿角町」の交差点を左折。

向かったの店にishさんは一度行ってはるんですが、私は行ってなくて、狙ってる一軒ではあったので嬉しいチョイスでした。

来月にはノーマルなうどん巡りを予定してるんですが、その行き先の希望の一つとしてお代官さまから上がってた店なんです。

店を選んで、コースを組むのは運転手の専決事項ってことにはさせて貰ってるんです。

ただ次回の予定が決まってすぐ「○○に行きたい!!」って言われると、けっこうなプレッシャー。

1軒決められるだけでルート作りで困ることが多いんですが、お代官さまはそんなこと知ったこっちゃないんですよねぇ・・・・。

今回ご希望をかなえておけば、私のコース作りが楽になるんで「ウッシッシ」と思った訳ではありませんが喜んでご一緒させて頂きました。








駐車場がないんで、近くに車を置いて、テクテクとお店へ。












琴電の踏切のすぐそばに立つお店は、こんな店構えでした。











上田製麺所の店構え

*通り過ぎてしまいそうな「上田製麺所(参考HP)」のシンプルな店構え

香川では店構えの雰囲気でうどんの良し悪しは判断出来んと身にしみてはいますが、ここも車で走ってたらスッと通り過ぎてしまいそうなお店です。

さぬ一の記事でずっと刺激を与えてくれた{^L^}さんもココへつい最近にも行ってはりましたねぇ。






店構えもあっさりしてるんですが、店内に入っても非常にシンプル。









上田製麺所のシンプルな「お品書き」

*上田製麺所の非常にシンプルなお品書き

他のお客さんはいませんでしたが、店内もいたって簡素でええ感じでした。

入ってすぐにカウンターがあって、そこで注文するんですが手書きの紙が貼ってあって、「ぬるかけ]があるとのこと。

わざわざ紙を貼ってあるんやからとishさんも私もその「ぬるかけ(170円)」を頂きました。





素朴で旨かった上田製麺所の「ぬるかけうどん」

*上田製麺所の「ぬるかけうどん」

閉店が3時で店に入ったのが2時20分ぐらいやったんで、麺の状態としてはベストではなかったようです。

前に食べてるishさんは、前回の方が状態がよかったそうです。

それでも私には美味しかったですねぇ。

うどんだけを食べてるとちょうど良かったんですが、だしだけを飲んでみるとちょっと塩辛かったですわ。

甘みのある出汁でうどんだけを食べるならオッケーでしたが、飲むと辛いのは出汁をしっかり飲む身にはちょっと残念でした。

それでも店のあっさりした雰囲気がええ感じなんでまた行きたいお店ですわ。

ざるカレーが目的のドライブなんで、未訪のうどん屋に1軒行けたんは嬉しかったですね。




上田製麺所を出たら、徳島に向かうことに。

行く前からざるカレー以外の目的地として、徳島では行き先を決めてあったんです。

だらだらと国道11号線を流そうかと思ったんですが、地図を見てたお代官さまがわざわざ私のために別のルートを見つけてくれはりました。

そこからはishさんがナビをしてくれはったんで、詳しくどの道を通ったか覚えてないんですが、ざっくりとしたイメージでは、南に下って吉野川の北側を東へ向かうってルートでした。

途中標識に出て来た八十八番札所の「大窪寺」に絡んで、前から狙ってる店があるってな話をしてると、とりあえず前まで行ってみようと。

この流れで分かるのは、どこからか県道3号線に入って南へ向かい、途中で国道377号線に入って大窪寺に寄ったようです。

その後、たしか県道2号線で南に向かい吉野川の北側で県道12号に入って徳島市を目指したような気がします。



ちなみに私が狙ってるうどん屋ってのは大窪寺の門前にある「八十八庵(参考HP)」。

今回は徳島の店に行くと決めてたんで、前まで行って帰りましたが、思い切り門前の茶店(土産物屋)風でした。

場所的にうどん巡りに組み込みにくいし、店構え的にも他の人に行こうと言いにくいんで、ここを攻めるとしたら単独の時ですかねぇ・・・・。


それにしてもこのお店に向かってて思ったんですが、お店まではかなり距離があり最後に結構な山道やからお遍路さんが行き着いた時はより感激が大きいんでしょうねぇ。

香川の札所って、市街地に多いから周りやすいんかと勝手に思ってましたが、最後にけっこう厳しいお寺が入ってるんやなぁと認識を新たにしましたわ。





ishさんの選んでくれたルートは何度か走ってる国道11号なんかより、ずっとわたし好みで走ってて楽しかったですねぇ。

悪代官キャラに仕立ててますが、わざわざ好みのコースをナビしてくれるなんてありがたいことです。

*この1行で、悪モン扱いは全てチャラってことでお願いします。







徳島市街に入って、国道11号線当たったところで右折して徳島大学を目指しました。









そのあたりに目指す店があるってことでしたが、まだ探索モードに入る前に看板を発見。










国道沿いで目立つ「うどん工房 名麺堂」の看板

*国道沿いで目立つ「うどん工房 名麺堂」の看板

まあ全然店を捜してなかったんですが、この看板を見て慌ててお店の駐車場へ。

お店に着いたのがちょうど5時頃でした。







お店の店構えはこんな感じ。






徳島の「うどん工房 名麺堂」の店構え

*徳島の「うどん工房 名麺堂」の店構え


なんとなくですが、香川県外で頑張ってる讃岐うどんのお店にありそうな店構えやなぁと感じました。


お店はこの時間でも先客があり、私らの後からもパラパラとお客さんが続いてました。

お店はセルフ形式で、ここでは天ぷらを食べようと思ったんですが、残念ながら私の好きなかき揚げは見あたらず。

ちょっと面白くないかと思ったんですが、えび天(120円)を1匹だけ行っときました。





徳島の名麺堂で食べた「ひやあつうどん」えび天乗せ

*名麺堂の「ひやあつうどん(290円)」 えび天乗せ


カウンターに唐辛子の佃煮があったんでちょっと乗せてみました。

この唐辛子はけっこう辛さが効いてて旨かったんですわ。

うどんの方も、かなりレベルが高くてこれなら香川県内でもけっこう上の方にランクイン出来るんちゃうかと思いましたわ。

ishさんは、ここでは「ひやひや(290円)」とゴッツイさいずの鶏天(110円)を行ってはりました。

出汁が関西風でかなり好み、そこにしっかりした讃岐うどんが入ってるんで大阪人的には非常に満足感のあるうどんでした。
 *香川のいりこだしが嫌いやっていうんやないですよ。






このお店もishさんはちょっと前に来てはったんで


 「お代官さまは、行きはったばっかりですが、よろしいんでしょうか?」


ってなお伺いメールを送ってたんですが

 
 「構わん、お前もこの機会に一度食べておけ」


ってな主旨のことを言うて頂き、ざるカレーなみに行きにくい徳島の讃岐うどんをご紹介頂きました。

たしかに食べといて良かったと思える、美味しいうどんでしたわ。

四国に上陸しても、行きはひたすら本場香川を目指すし、帰り道は満腹で食べる余地なしってのがいつものパターンだけにこのお店に連れてくれたishさんに感謝です。

*悪モン扱いは、ネタですからね。ishさんには色んなトコで感謝してるので誤解なきように。




お店を出たのが5時18分やったんで、さすがにこっから淡路島も地道で帰ったんでは何時になるか分からず。

というわけで、ここからは高速を使ってサクッと神戸を目指すことにしました。

ちょっと油の量に不安があったんですが、わざわざ行った1軒が私の使いたいブランドから変わってたようでガックリ。

神戸で高速を降りるまでは間違いなく保つやろうと思ったんで、結局そのまま給油無しで行くことに。




ishさんが高速でのオープンカーの具合はどうやろうってなことを言うてはりましたが、私もまだオープンでちゃんと走ってなかったのでちょうど良かったですわ。

風の巻き込みのことなんかを喋ってて、モノは試しと席の後ろにある巻き込み防止のパーツを立ててみました。

ほんの数センチの高さで後ろの壁?が高くなるだけなんで、なんの効果もないかと思ってたんで、やってみてビックリ。

高速を走ってると運転席と助手席の間を太い風の流れが出来てたんですが、それがほとんどなくなりました。

両方の窓を上げて、その部品を立てるだけで、座席への風の巻き込みがほとんどなくなったんでビックリでした。

前に乗ってたヤツにも間違いなくその部品は付いてたんですが、窓を上げることも、その部品を立てることもなかったんでエライ発見でしたわ。



そんな「えて吉号」のあたらしい発見をしながら、ノンビリと神戸へ。

ishさんの最寄り駅の兵庫駅についたのが、7時15分でした。

さらに私はそこから大阪まで地道で戻り、家に着いたのが8時38分。

総走行距離466kmでした。



私は乗りたくてたまらんかったオープンカーに乗った以上は雨の日以外、屋根無しが原則。

夏場はほとんど意地で乗ってますが、さすがに今回はishさんが乗ってくれるんで昼間のキツイ時間帯は幌を掛けようかと思ってました。

ishさん曰く、キャップタイプの帽子が効いたってことでしたが、結局一度も幌は降ろさず。

暑さに強いとは分かってましたが、そこまでおつきあい頂きありがたかったです。

ishさんは、真冬のオープンにも興味ありって仰ってましたが、冬になったらまたご一緒したいものです。(^^)



地道を使ったダラダラドライブやったんで、今回はネタの方も意識的に詳しく書いてみました。

打つ方も疲れましたが、もし全編とおして文字部分まで目を通してくれるような方が居たら大感謝です。


ishさんとこでは既にこの後半の記事が上がってますのでよければそちらもご覧下さい。

*foodish:”雑”食記 うどんネタ色々




*朝イチの体重:57.6kg弱(昨日は好物を満腹まで食べた割りにまずまず)
 
 




posted by えて吉 at 15:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先&遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
(創)作文、お疲れ様でした。
今にして思えば、無理やりにでも八十八庵いっとけば良かったですかねえ。でも、なんぼなんでも名物の「打ち込みうどん」は無理やったでしょうし。
Posted by ish at 2010年09月25日 13:53
ishさんへ

アホさ加減を詳しく書いたらえらい時間が掛かってしまいました。

八十八庵、打ち込みうどんはたしかにキツかったでしょうね。

まぁ「いつか」の楽しみに取っておきます。(^^)
Posted by えて吉 at 2010年09月25日 16:29
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